JP2000235205A - 振れ状態報知装置、光学機器及びカメラ - Google Patents

振れ状態報知装置、光学機器及びカメラ

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JP2000235205A
JP2000235205A JP3675899A JP3675899A JP2000235205A JP 2000235205 A JP2000235205 A JP 2000235205A JP 3675899 A JP3675899 A JP 3675899A JP 3675899 A JP3675899 A JP 3675899A JP 2000235205 A JP2000235205 A JP 2000235205A
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shake
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sounding body
camera
frequency
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Kazunari Kitani
一成 木谷
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振れ量に応じて音程の変化する音声を発する
ことにより、使用者に現在の振れ量の大きさを知らせ
る。 【解決手段】 振れの状態を検出する振れ検出手段と、
振れの状態を音声により発する発音手段と、前記振れ検
出手段の出力に応じて、前記発音手段の音声周波数を変
化させるように制御する制御手段(#405〜409)
とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振れの状態を検出
する振れ検出手段を有する振れ状態報知装置、光学機器
及びカメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラにより手持ちで写真撮影す
る場合、例えば焦点距離の長いレンズを使用したり、シ
ャッタスピードを遅くすると、手振れの影響で写真の像
振れが生じ、その画質が劣化することがある。
【0003】そこで最近のカメラでは、その光学系(レ
ンズ群)の一部あるいは全部を光軸と直交する方向に、
手振れをキャンセルするように移動し、手振れを補正す
るようなものが提案されている。
【0004】さらに、このようなカメラにおいては手振
れ量が大きく、上述したように手振れをキャンセルする
ように光学系を移動しても、手振れを補正することがで
きない場合、手振れにより写真の画質が劣化することが
警告されるようになっている。このような警告手段とし
ては種々の方法が提案されており、例えば撮影者が被写
体を注視しているときの警告方法としては、音を用いる
方法が非常に有効であり、数々の提案がなされている。
【0005】例えば、このような警告手段としては特開
平6−82870号に開示されるように、許容手振れ量
算出手段と手振れ検出手段の各出力を比較し、この比較
結果に応じて手振れの警告を発するものが提案されてい
る。また、特開平6−160952号に開示しているよ
うに、時定数を有する回路を持つカメラにおいて、前記
回路が安定したことを知らせる告知手段を有する状態出
力装置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のような提案装置
では、撮影者は警告が出ているか出ていないかの2種類
の状態しか感知できず、まったく振れ量が大きすぎて警
告されているのか、もう少ししっかりカメラを保持する
ことで警告しない範囲内に入るのかといったアナログ的
な判断をするための情報を得ることができなかった。そ
のため、撮影者側ももう少ししっかりカメラを保持して
みようという判断をすることがなかった。
【0007】また、振れ補正機能がどれくらい効果があ
るものなのかを実感することが非常に難しいものであっ
た。
【0008】(発明の目的)本発明の第1の目的は、振
れ量に応じて音程の変化する音声を発することにより、
使用者に現在の振れ量の大きさを知らせることのできる
振れ状態報知装置、光学機器及びカメラを提供しようと
するものである。
【0009】本発明の第2の目的は、振れ量に応じて駆
動状態が異なる音声を発することにより、使用者に現在
の振れ量の大きさ知らせることのできる振れ状態報知装
置、光学機器及びカメラを提供しようとするものであ
る。また、本発明の第3の目的は、振れ量に応じて間欠
駆動の周期が変化する音声を発することにより、使用者
に現在の振れ量の大きさを知らせることのできる振れ状
態報知装置、光学機器及びカメラを提供しようとするも
のである。
【0010】本発明の第4の目的は、振れ補正機能を用
いるか否かや、現在の保持状態で補正機能が有効に働い
ているか否かを使用者に知らせることのできる光学機器
及びカメラを提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1,6又は8に記載の本発明は、振れ
の状態を検出する振れ検出手段と、振れの状態を音声に
より発する発音手段と、前記振れ検出手段の出力に応じ
て、前記発音手段の音声周波数を変化させるように制御
する制御手段とを有する振れ状態報知装置、光学機器又
はカメラとするものである。
【0012】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項2,6又は8に記載の本発明は、振れの状態を検
出する振れ検出手段と、振れの状態を音声により発する
発音手段と、前記振れ検出手段の出力に応じて、前記発
音手段を連続駆動と間欠駆動に切り換えるように制御す
る制御手段とを有する振れ状態報知装置、光学機器又は
カメラとするものである。
【0013】また、上記第3の目的を達成するために、
請求項5,6又は8に記載の本発明は、振れの状態を検
出する振れ検出手段と、振れの状態を音声により発する
発音手段と、前記振れ検出手段の出力に応じて、前記発
音手段の間欠駆動時の周期を変化させるように制御する
制御手段とを有する振れ状態報知装置、光学機器又はカ
メラとするものである。
【0014】また、上記第4の目的を達成するために、
請求項7又は9に記載の本発明は、振れ検出手段の出力
に基づいて像振れを補正する像振れ補正手段を有する光
学機器又はカメラとするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0016】図1は本発明を手振れ補正機能を有するレ
ンズシャッタカメラに適用した場合の実施の第1の形態
における構成を示すブロック図である。
【0017】同図において、4はA/D変換器を内蔵す
るCPUであり、以下の各構成要素の制御を統括的に行
うものである。1p,1yはピッチ方向、ヨー方向それ
ぞれの角速度センサ、2p,2yは同じくピッチ方向、
ヨー方向それぞれのフィルタ回路、5はフィルムの給送
を行うフィルム給送装置、6は撮影レンズの焦点距離を
可変するための焦点距離変更装置、7は撮影レンズのピ
ントを合わせるための焦点位置変更装置、8は撮影レン
ズの手振れによる光軸の変化の影響を打ち消すために補
正レンズHを光軸と直交するピッチ方向,ヨー方向に可
変させる補正レンズ駆動回路、9は被写体の明るさを測
定する測光回路、10は被写体までの距離を測定する測
距回路、11はフィルムに適切な露光を行うための露光
装置、12は種々の情報を表示するための表示器、13
は操作スイッチ検出部、14は発音体である。
【0018】まず、この回路構成を有するカメラにおけ
る撮影動作について説明する。
【0019】図1に示すカメラにおいて、操作スイッチ
検出部13によりレリーズボタンが第1ストロークまで
押された(スイッチSW1がオンした)ことを検出する
と、まずCPU4は角速度センサ1p,1y、フィルタ
回路2p,2yの動作を開始させる。手振れ信号の周波
数帯域は1〜10Hz程度であるので、フィルタ回路2
p,2yのカットオフ周波数は1Hz以下のかなり低い
周波数となる。このようなフィルタ回路では通電開始後
回路の安定までかなりの時間を要する。さらにCPU4
は、前記フィルタ回路2p,2yの出力をもとに角速度
信号から角変位を算出するために公知のデジタル積分演
算を行う必要がある。この積分演算についても同様で、
積分結果の安定までにかなりの時間を要する。そこで、
まずCPU4は最初にこの回路ブロックの電源を投入す
る。もちろんこの回路ブロックの電源制御についても種
々の方式が考えられるがここでは簡単のため、レリーズ
ボタンの第1ストロークで電源を投入することとしてい
る。
【0020】振れ量の補正可能な範囲は、例えば特許公
報第2685249号に記載のように、角速度センサあ
るいは積分演算出力と、撮影レンズの焦点距離と被写体
距離で定まる撮影倍率、さらに被写体輝度と撮影レンズ
開放F値、さらにフィルムの感度情報、ストロボの使用
状態によって定まるシャッタ速度の情報によって定ま
る。すなわち、撮影レンズが同一の角速度で変化しても
撮影倍率が大きい場合には撮影画面の振れとして大きく
影響するが、撮影倍率が小さい場合には、さほど影響し
ない場合もある。
【0021】同様に、シャッタ速度が十分速い場合に
は、角速度が大きくても振れることなく撮影が可能であ
る。例えば角速度センサの基準電圧からの変化量をΔV
とすると ΔV=d×K×((a−f)/(a×f))/t …………(1) という関係がある。ここで d:像の振れ量 K:手振れ検出系のトータルの増幅率 a:レンズから被写体までの距離 f:撮影レンズの焦点距離 t:シャッタ速度 である。
【0022】したがって、上記(1)式を2次元に拡張
すると、ピッチ方向,ヨー方向の異なる角速度センサの
出力ΔVpとΔVyの値に対し ΔV=√(ΔVp2 +ΔVy2 ) …………(2) が角速度れセンサ1p,1yの出力の絶対値となる。
K,a,f,tが同じであればフィルム面上の像振れ量
dはΔVに比例することがわかる。
【0023】本実施の第1の形態では、この振れ量を撮
影者に明確に知らせるために、このΔVに関する情報を
音声にて知らせる手段を提案する。
【0024】そこで本実施の第1の形態では、レリーズ
ボタンの第1ストロークで角速度センサ1p,1yおよ
びフィルタ回路2p,2yの電源を投入した後、発音体
14をf0という周波数でその駆動を開始する。角速度
センサ1p,1yの出力の絶対値が基準電圧からΔVだ
け変化したとすると、ΔVに応じて発音体14の駆動周
波数fを「f0+Δf」という周波数で駆動する。ここ
で、ΔfはΔVに応じて変化するものとする。
【0025】すなわち、発音体14はその駆動周波数を
角速度センサ1p,1yの出力の絶対値に応じて変化さ
せることになり、振れが発生している間は周波数の変化
した音を出力し、手振れが生じていることを撮影者に知
らせ、手振れが小さくなるに連れて周波数の変化が小さ
くなり、手振れがなくなれば発音体14は周波数f0の
音を発することになる。撮影者は手振れ量を発音体14
の発する音の音程の変化で感じることができるので、ど
の程度振れているかが視覚によらず、感覚的に容易にわ
かるため、自身の手振れ量のチェックも可能である。
【0026】K,a,f,tが変化するとΔVが同じで
あってもフィルム面上の像振れ量dはが変化するので、
ΔfのΔVに応じて変化する割合を変えることにより、
よりわかり易く知らせることが可能になる。
【0027】例えば、レンズから被写体までの距離aが
短く、撮影レンズの焦点距離fが長く、シャッタ速度t
が長いときには、定数を大きく、つまりΔVに対するΔ
fを大きく設定することで、画像の劣化を引き起こすわ
ずかな手振れ量の変化を発音体14の周波数の大きな変
化で示すことになる。
【0028】一方、例えばレンズから被写体までの距離
aが長く、撮影レンズの焦点距離fが短く、シャッタ速
度tが短いときには、定数を小さく、つまりΔVに対す
るΔfを小さく設定することで、手振れ量が大きく変化
しても画像の劣化を引き起こす程度のものにならなけれ
ば手振れ量の変化も発音体14の周波数も大きく変化さ
せないようになる。
【0029】また、ΔVに対してΔfを完全にリニアに
設定することはなく、ΔVに対して、まず撮影結果のO
KレベルとNGレベルの基準となるように2次元に拡張
した振れ量d(=√(dp2 +dy2 ))(但し、d
p,dyは像の振れ量dのピッチ方向,ヨー方向の成
分)が許容錯乱円形δより小さいときのΔVの条件とし
て ΔV<(a−f)×K×δ/(a×f×t) …………(3) を補正可能な範囲と判定し、このΔVがこれ以下であれ
ば得られる画像の劣化はないものと判定し、発音体14
の駆動周波数をf0に固定し、△Vがこれ以上になった
ときに発音体14の駆動周波数を変化させることで、撮
影者にとってより分かりやすいシステムとなる。
【0030】続いて、測光回路9,測距回路10を動作
させ、被写体の輝度,距離を測定する。焦点距離変更装
置6を通じて現在の撮影レンズの焦点距離を読み取り、
この情報に応じて焦点位置変更装置7にて適切なピント
位置となるように撮影レンズのピント位置制御する。ま
た、測光回路9の結果によっては不図示のストロボ回路
の動作を行うべく、該ストロボ回路の充電等の指示を行
う。
【0031】この状態で撮影者によりレリーズボタンが
第2ストロークまで押し込まれると(スイッチSW2が
オンすると)、CPU4は、まず発音体14の駆動を停
止し、次に積分演算の出力に応じて手振れを補正するよ
うに補正レンズHの駆動を補正レンズ駆動回路8を通じ
て行う。この後、得られた測光結果、焦点距離変更装置
6より得られた撮影レンズの焦点距離および開放F値、
あるいはフィルム給送装置5にて得られたフィルム固有
の感度情報等をもとに露光装置11を駆動し、適切な露
光を得る。
【0032】露光中には撮影者の手振れを撮影光学系に
て補正するために、以下の手続きを実行している。
【0033】すなわち、角速度センサ1p,1yの出力
する角速度信号はフィルタ回路2p,2yに伝えられ
る。該フィルタ回路2p,2yはハイパスフィルタおよ
びローパスフィルタを含んでおり、ハイパスフィルタに
て手振れ周波数以下の成分(センサのドリフト成分等)
を除去し、ローパスフィルタで高周波ノイズ成分を除去
する。
【0034】こうして得られた信号をCPU4は内蔵す
るA/D変換器で取り込み、積分演算を行い、手振れ信
号の角速度信号を積分することにより、手振れの角度を
知ることが可能になる。この積分演算の出力である角度
信号をもとに、この手振れを打ち消すように撮影レンズ
内の補正レンズHを駆動するためにCPU4は補正レン
ズ駆動回路を駆動する。
【0035】このような手続きにより、撮影者の手振れ
により露光される画像の手振れによる劣化を防止するこ
とが可能となる。
【0036】以上の説明を、図2に示すフローチャート
に沿って説明する。
【0037】まずステップ101において、レリーズボ
タンの第1ストロークがなされているかどうか判定す
る。該第1ストロークがなされていると判定するとステ
ップ102へ進み、ここでは角速度センサ1p,1yお
よびフィルタ回路2p,2yに通電を開始する。先に説
明したようにセンサ出力、フィルタ回路の安定までにあ
る程度の時間を必要とするため、早めに電源を投入して
おく必要があるからであり、本実施の形態では簡略化の
ために、ここで電源を投入するものとしている。
【0038】次のステップ103においては、フィルタ
回路2p,2yの出力のA/D変換を開始する。ここで
はピッチ方向,ヨー方向の入力があるので、それぞれの
チャネル出力を交互に順次A/D変換を行う。このA/
D変換は、一度停止すると次に立ち上げた場合に再度以
降の積分演算の安定までに時間を要するため、CPU4
により、所定時間撮影者が操作していないことを検出し
た後に限り停止を指示する。A/D変換の停止を指示さ
れるまで所定時間毎にフィルタ回路2p,2yの出力の
A/D変換を行い、時系列データを順次得る。このよう
にして得られた時系列のデータをもとに、次のステップ
104において、積分演算を行う。これにより、ピッチ
方向、ヨー方向それぞれの角速度センサ1p,1yにて
得られたカメラの角速度信号が、時系列の各変位信号に
変換される。撮影レンズの角変位が得られることによ
り、これにより生じる撮影画像のフィルム面上での像の
振れを、撮影レンズ内にある補正レンズHをピッチ方
向,ヨー方向それぞれに、この振れを打ち消す方向に補
正駆動させることにより手振れ補正が可能となる。
【0039】但し本実施の形態では、ファインダで撮影
レンズを通過した像を見ることができないレンズシャッ
タカメラを想定しているので、ここでは未だ補正駆動は
行わない。
【0040】以降、A/D変換と同様に停止の指示をさ
れるまでA/D変換の実行毎に積分演算を行い、角変位
を演算し続ける。
【0041】続いてステップ105において、手振れ量
を報知するための発音体14の駆動を開始する。ここ
で、発音体14の駆動方法としては、角速度信号を用
い、これを周波数変調する。補正レンズHの補正駆動は
積分演算後の角変位信号を用いるが、警告としては角速
度信号を用いるものとする。すなわち、手振れにより角
速度センサ1p,1yの出力の絶対値が+側に変化した
場合、発音体14は静止時の駆動周波数f0に対し、角
速度の+側への変化量△Vに対応するだけ周波数を高く
設定する。
【0042】すなわち、角速度の変化がない場合には発
音体14は周波数f0の音声出力を発したままになる。
ここで手振れが生じ、角速度センサ1p,1yに出力の
変化が生じると、ピッチ方向,ヨー方向の変化の合成出
力を求めた上で、これに対応するだけ発音体14の駆動
周波数を高くする。こうすることで手振れがない場合に
は周波数f0で発音しており、手振れが生じるとそれに
対応して発音体14の駆動周波数が高くなるというシス
テムとなる。
【0043】フィルタ回路2p,2yの出力を周期的に
A/D変換しているが、この値に応じて駆動周波数を変
更する。但し、A/Dの変換周期が数KHz程度にな
り、一方で発音体14の駆動周波数を数百Hz〜数KH
z程度に設定していると、このA/D変換の周期毎に駆
動周波数を変更する必要はなく、手振れ周波数が1〜十
数Hzであることを考えれば、 0.5s〜数十mS程度の
タイミングで駆動周波数の変更を行えば十分であること
がわかる。
【0044】以降この音声出力も、音声出力停止の指示
が出されるまでは継続して実行するものとする。
【0045】次にステップ106において、測光回路9
を動作させ、被写体の輝度情報を得る。そして、次のス
テップ107において、測距回路10を動作させ被写体
距離を測定し、続くステップ108において、焦点距離
変更装置6を通じて現在の撮影レンズの焦点距離を読み
取り、この情報に応じてステップ109において、焦点
位置変更装置7にて適切なピント位置となるように撮影
レンズのピント位置制御する。また、測光回路9の結果
によっては不図示のストロボ回路の動作を行うべく、ス
トロボ回路の充電等の指示を行う。
【0046】この状態で撮影者がレリーズボタンを第2
ストロークまで押し込んだかどうか(スイッチSW2が
オンしたか否か)をステップ110にて検出し、撮影者
が第2ストロークまで押し込んだと判定すると、CPU
4はステップ111へ進み、発音体14の駆動を停止
し、次のステップ112において、積分演算の出力に応
じて手振れを補正するように補正レンズHの駆動を補正
レンズ駆動回路8を通じて行う。この後ステップ113
へ進み、ここでは得られた測光結果、焦点距離変更装置
6より得られた撮影レンズの焦点距離および開放F値、
あるいはフィルム給送装置5にて得られたフィルム固有
の感度情報等をもとに露光装置11を駆動し、適切な露
光を得る。
【0047】この露光期間中に補正レンズHを駆動して
おくことで、撮影者の手振れを補正することが可能とな
る。そして、露光動作が終了したところでステップ11
4へ進み、前記補正レンズHの駆動を停止する。
【0048】但し、角速度センサ出力のA/D変換およ
び積分演算は次にレリーズされることを考慮してこの時
点では未だ停止しないでおく。
【0049】この後ステップ115へ進み、ピント位置
に制御した撮影レンズの位置を基準位置に戻す。そして
ステップ116において、フィルム給送装置5により所
定のフィルムの巻き上げ動作を行い、次に操作スイッチ
が操作されるのを待つ。この後、次にレリーズボタンを
操作されたときに直ちに対応できるように、A/D変換
および積分演算の停止指示がCPU4から出されるま
で、A/D変換と積分演算のみは実行しておく。
【0050】また、上記ステップ110にて撮影者がレ
リーズボタンを第2ストロークまで押し込んでいない場
合はステップ117へ進み、ここではレリーズボタンの
第1ストロークがなされていないかも判定する。ここで
第1ストロークもなされていればステップ118へ進
み、上記ステップ111と同じように発音体14の駆動
を停止し、続くステップ119において、上記ステップ
115と同様にピント位置に制御した撮影レンズの位置
を基準位置に戻し、再度操作スイッチが操作されるのを
待つ。
【0051】以上説明した方法は、レリーズボタンの第
1ストロークで発音体14が発音し始め、リーズボタン
の第2ストロークで発音体14がなされるまで音が出た
ままとなる。
【0052】ここで、角速度の変化量と周波数の変化は
適当なゾーンに区切ることで、例えば3段階として、△
Vの絶対値がある値V1以下であれば周波数はf0、△
VがV1とそれより大きいV2の範囲内であれば周波数
はf0より高い周波数のf1、△VがV2以上であれば
周波数はf0,f1より高い周波数のf2で駆動すると
いうように、より簡単な処理が可能となる。この時の駆
動信号の様子を図3に示す。
【0053】図3(a)において、201は△Vの絶対
値の時間変化を示すグラフである。このような出力に対
し、基準レベルとして、V1(202)とV2(20
3)の2点を設け、△Vの絶対値との比較により発音体
14の駆動周波数を決定する。この例では図3(b)に
示す様に、t=0〜t1は周波数f1、t=t1〜t2
は周波数f2、t=t2〜t3は周波数f1、t=t3
以降は周波数f0で駆動することになる。
【0054】このような音声出力のフローチャートを図
4に示し、以下これにしたがって説明する。
【0055】まずステップ#401において、カウンタ
を一度リセットし、スタートさせる。これはA/D変換
の何回毎に周波数の変更を行うかを設定するものであ
る。ここで適切な値を設定し、カウンタをスタートさせ
る。次のステップ#402においては、このカウンタが
カウントアップしたかどうかの判定を行う。ここでカウ
ンタがカウントアップしていれば、その時点で発音体1
4の駆動周波数の変更を行うタイミングであることがわ
かる。カウントアップしていなければカウントアップす
るのを待ち、この間に次のステップ#403へ進み、音
声出力の停止命令が出されていないかを判定する。そし
て、音声出力の停止命令が出されていなければ再度ステ
ップ#402へ戻り、カウンタがカウントアップするの
を待つ。もしステップ#403にて音声出力の停止命令
が出されていることを検出するとステップ#404へ進
み、発音体14の駆動を停止し、直ちにこのフローを終
了する。
【0056】上記ステップ#402にて発音体14の駆
動周波数の変更を行うと判定するとステップ#405へ
進み、△Vの値と第1の基準レベルV1との比較を行
い、△VがV1よりも小さいときには手振れ量が小さい
ものと判定し、ステップ#406へ進み、ここでは発音
体14の駆動周波数をf0とする。
【0057】一方、上記ステップ#405にてV1以上
と判定した場合にはステップ#407へ進み、第2の基
準レベルV2との比較を行う。ここで、V1よりは大き
いがV2を超えないと判定した場合にはステップ#40
8へ進み、発音体14の駆動周波数をf1とする。ま
た、ステップ#407にてV2以上と判定した場合には
ステップ#409へ進み、発音体14の駆動周波数をf
2とする。
【0058】上記ステップ#406,408,409に
て発音体14の駆動周波数が設定されると、いずれもス
テップ#401へ戻り、次の発音体14の周波数変更の
タイミングを待つ。
【0059】このように基準レベルを複数有し、このレ
ベルを細かく定めることにより、より詳細に手振れ状態
を判別できるシステムになり、このレベルを粗く設定す
ることで簡易なシステムとして容易に利用できる。
【0060】また、この基準レベルは先に説明したよう
に式(3)を満たすようなレベルを少なくとも1点設け
るようなシステムとし、被写体距離、撮影レンズの焦点
距離、シャッタ速度等に応じて基準レベルを変更させる
システムにすることにより、より詳細な判別が可能とな
るシステムを構築できるし、基準レベルは条件時より変
化しない△Vの絶対値に対する固定レベルに設定すれ
ば、簡易なシステムとして構築できるので、必要なシス
テムに応じてそれぞれ設定可能である。
【0061】これまでの説明では手振れ補正機能の影響
については考慮していないが、手振れ補正機能の効果と
しては一般的にはシャッタ速度に換算して2段分程度と
いわれている。すなわち、撮影者が同じ程度の手振れを
起こしているときに撮影を行ったものとして補正機能を
有するカメラであれば、2段遅いシャッタ速度、つまり
4倍のシャッタの開き時間の間の手振れ量を補正できる
とされている。この効果の限度は補正レンズHの駆動ス
トローク、角速度センサおよびフィルタ回路、積分回路
でのDCオフセットエラー等によって定まる。
【0062】仮に本実施の形態における補正レンズHの
効果が、シャッタ速度にして2段分の効果があるものと
仮定する。すると、式(3)においてtを改めてt/4
と置くことが可能となり、 ΔV<4×(a−f)×K×δ/(a×f×t) ………(5) となって、式(3)の基準値に対して4倍の出力という
関係となる。
【0063】したがって、手振れ補正機能が有効な場合
と無効な場合で、△Vの変化に対する周波数の変化量を
約4倍程度切り換えることで、手振れ補正機能の有効/
無効にかかわらず同程度の像振れ量に対して同じような
発音体14の音声出力を得ることが可能となる。
【0064】逆に同じような撮影条件では、手振れ補正
機能の有効/無効の切換えにより発音体14の音声出力
が大きく切り換わることにより、手振れ補正機能の効果
が撮影者によりわかるという効果がある。
【0065】(実施の第2の形態)以下、本発明の実施
の第2の形態について説明するが、カメラの構成を示す
ブロック図は上記実施の第1の形態と同じ構成であるも
のとする。
【0066】上記実施の第1の形態における場合と同様
に、式(1)において、K,a,f,tが同じであれば
フィルム面上の像振れ量dはΔVに比例するので、基準
からの変化量ΔVの絶対値に応じて発音体14を断続的
に駆動する周期を変化させる。
【0067】周期を変化させる方向については考え方に
よって2種類の方法が考えられる。すなわち、発音体1
4から発せられる断続音を撮影可能な信号と考えるか、
撮影禁止の信号と考えるかである。
【0068】例えば、撮影可能な信号であると考える場
合、振れが大きいときには発音体14の断続的な駆動周
期は長くなり、振れが小さくなると周期は短くなり、振
れがなくなると発音体14は連続的に駆動されるように
する方法が考えられる。すなわち、発音体14が断続的
に例えば1秒間に2回の周期で「ピッ、ピッ、ピッ」と
駆動されているときには手振れが大きい場合であり、こ
れが1秒間に4回の周期で駆動され「ピピピピピ」と駆
動されてるときは少しの振れが生じている場合であり、
これが「ピー」と連続的に駆動されれば振れがなくなっ
たと判断できる。
【0069】この場合撮影者は、被写体を捕らえている
際に、発音体14が連続的に駆動されたことを確認すれ
ば振れが生じていないことなので、ここでレリーズボタ
ンを押し切れば、振れの無い写真を撮影することが可能
となる。この時の駆動信号の様子を図5(a),(b)
に示す。
【0070】図5(a)において、301は△Vの絶対
値の時間変化を示すグラフである。このような出力に対
し、基準レベルとして、V1(302)とV2(30
3)の2点を設け、△Vの絶対値との比較により発音体
14の間欠駆動の周期を決定する。この例では図5
(b)に示す様に、t=0〜t1は周期250mSで周
波数f0で駆動し、t=t1〜t2は周期500mS、
t=t2〜t3は周期250mS、t=t3以降は連続
的に、ぞれぞれ周波数f0で駆動することになる。
【0071】このような音声出力のフローチャートを図
6に示し、以下これに従って説明する。
【0072】まず、ステップ#501において、カウン
タを一度リセットし、スタートさせる。これはA/D変
換の何回毎に周波数の変更を行うかを設定するものであ
る。ここで適切な値を設定し、カウンタをスタートさせ
る。次にステップ#502において、このカウンタがカ
ウントアップしたかどうかの判定を行う。ここでカウン
タがカウントアップしていれば、その時点で発音体14
の間欠駆動の周期の変更を行うタイミングであることが
わかる。カウントアップしていればカウントアップする
のを待つ間にステップ#503へ進み、音声出力の停止
命令が出されていないかを判定する。そして、音声出力
の停止命令が出されていなければ再度ステップ#502
へ戻り、カウンタがカウントアップするのを待つ。もし
ステップ#503にて音声出力の停止命令が出されてい
ることを検出するとステップ#504へ進み、発音体1
4の駆動を停止し、直ちにこのフローを終了する。
【0073】上記ステップ#502にて発音体14の駆
動周波数の変更を行うと判定するとステップ#505へ
進み、△Vの値と第1の基準レベルV1との比較を行
い、△VがV1よりも小さいときには、手振れ量が小さ
いものと判定し、ステップ#506へ進み、発音体14
を連続駆動とする。
【0074】一方、上記ステップ#505にてV1以上
と判定した場合はステップ#507へ進み、第2の基準
レベルV2との比較を行う。ここで、V1よりは大きい
がV2を超えないと判定した場合はステップ#508へ
進み、発音体14を間欠駆動の周期を250mSに設定
する。また、上記ステップ#507にてV2以上と判定
した場合はステップ#509へ進み、発音体14を間欠
駆動の周期を250mSに設定する。
【0075】ステップ#506,508,509にて発
音体14の間欠駆動の周期が設定されると、いずれもス
テップ#501へ戻り、次の発音体14の駆動周期の変
更のタイミングを待つ。
【0076】このように基準レベルを複数有し、このレ
ベルを細かく定めることにより、より詳細に手振れの状
態を判別できるシステムになり、このレベルを粗く設定
することで簡易なシステムとして容易に利用できる。
【0077】また、この基準レベルは先に説明したよう
に式(3)を満たすようなレベルを少なくとも1点設け
るようなシステムとし、被写体距離、撮影レンズの焦点
距離、シャッタ速度等に応じて基準レベルを変更させる
システムにすることにより、より詳細な判別が可能とな
るシステムを構築できるし、基準レベルは条件時より変
化しない△Vの絶対値に対する固定レベルに設定すれば
簡易なシステムとして構築できるので、必要なシステム
に応じてそれぞれ設定可能である。
【0078】逆に、撮影禁止の信号であると考える場合
には、振れが大きいときに発音体14の断続的な駆動周
期は短くなり、振れが小さくなると周期は長くなり、振
れがなくなると発音体は完全に駆動されないようにする
方法が考えられる。
【0079】すなわち、発音体14が断続的に例えば
「ピッ、ピッ、ピッ」あるいは「ピーッ、ピーッ、ピー
ッ」と駆動されてるときは振れが小さく生じている場合
であり、これが「ピー」と連続的に駆動されれば振れが
非常に大きくなったと判断できる。
【0080】この場合、撮影者は、被写体を捕らえてい
る際に発音体14が音を出さなくなったことを確認すれ
ば振れが生じていないことになるので、ここでレリーズ
ボタンを押し切れば、振れの無い写真を撮影することが
可能となる。但し、この場合は音が完全にしなくなった
ことと、ごく長い周期で断続的に駆動されている場合の
区別が短い時間では判別しにくいことが難点であると考
えられるので、適切な周期の設定が必要である。この時
の駆動信号の様子を図5(a),(c)に示す。
【0081】この例では、△Vの絶対値との比較により
発音体14の間欠駆動の周期を決定する。具体的には、
図5(c)に示す様に、t=0〜t1は周期500mS
で周波数f0で駆動し、t=t1〜t2は連続的に周波
数f0で駆動し、t=t2〜t3は周期500mSで周
波数f0で駆動し、t=t3以降は駆動を停止する。
【0082】このような音声出力のフローチャートを図
7に示し、以下これに従って説明する。
【0083】まず、ステップ#601において、カウン
タを一度リセットし、スタートさせる。これはA/D変
換の何回毎に周波数の変更を行うかを設定するものであ
る。ここで適切な値を設定し、カウンタをスタートさせ
る。次にステップ#602において、このカウンタがカ
ウントアップしたかどうかの判定を行う。ここでカウン
タがカウントアップしていれば、その時点で発音体14
の間欠駆動の周期の変更を行うタイミングであることが
わかる。カウントアップしていればカウントアップする
のを待つ間にステップ#603へ進み、音声出力の停止
命令が出されていないかを判定する。そして、音声出力
の停止命令が出されていなければ再度ステップ#602
へ戻り、カウンタがカウントアップするのを待つ。もし
ステップ#603にて音声出力の停止命令が出されてい
ることを検出するとステップ#604へ進み、発音体1
4の駆動を停止し、直ちにこのフローを終了する。
【0084】上記ステップ#602にて発音体14の駆
動周波数の変更を行うと判定するとステップ#605へ
進み、△Vの値と第1の基準レベルV1との比較を行
い、△VがV1よりも小さいときには、手振れ量が小さ
いものと判定し、ステップ#606へ進み、ここで発音
体14の駆動を停止する。
【0085】一方、上記ステップ#605にてV1以上
と判定した場合はステップ#607へ進み、第2の基準
レベルV2との比較を行う。ここで、V1よりは大きい
がV2を超えないと判定した場合はステップ#608へ
進み、発音体14を間欠駆動の周期を500mSに設定
する。また、上記ステップ#607にてV2以上と判定
した場合はステップ#609へ進み、発音体14を連続
駆動するように設定する。
【0086】ステップ#606,608,609にて発
音体14の間欠駆動の周期が設定されると、いずれもス
テップ#601へ戻り、次の発音体14の駆動周期の変
更のタイミングを待つ。
【0087】このように基準レベルを複数有し、このレ
ベルを細かく定めることにより、より詳細に判別できる
システムになり、このレベルを粗く設定することで簡易
なシステムとして容易に利用できる。
【0088】また、この基準レベルは先に説明したよう
に式(3)を満たすようなレベルを少なくとも1点設け
るようなシステムとし、被写体距離、撮影レンズの焦点
距離、シャッタ速度等に応じて基準レベルを変更させる
システムにすることにより、より詳細な判別が可能とな
るシステムを構築できるし、基準レベルは条件時より変
化しない△Vの絶対値に対する固定レベルに設定すれば
簡易なシステムとして構築できるので、必要なシステム
に応じてそれぞれ設定可能である。
【0089】いずれの場合においても、間欠的に駆動す
る周期の変化させる幅として完全に停止の状態、連続的
に駆動している状態と中間の間欠駆動の周期として最低
3段階程度(例えばピッ、ピッとなる周期1s、さらに
500mS、250mSなどを用意していればある程度
の区別は可能である。もちろん更に細かく周期を可変さ
せることもできる。
【0090】これらいずれの場合においてもその動作に
ついては、図2に示す一連のフローチャートの中におい
て、ステップ#105での音声出力の方法を変えるだけ
でそれぞれの場合に対応できることは自明である。
【0091】例えば、発音体14から発せられる断続音
を撮影可能な信号と考えた場合について説明する。
【0092】ステップ#105にて手振れ量を表示する
ための発音体14の駆動を開始する。ここで発音体14
の駆動方法としては、角速度信号を用い、これをもとに
間欠駆動の周期を変化させる。補正レンズHの補正駆動
は積分演算後の角変位信号を用いるが、警告としては角
速度信号を用いるものとする。すなわち、手振れにより
角速度センサ出力の絶対値が増えた場合、この絶対値の
変化△Vがどの程度かを検出し、発音体14は静止時の
駆動周波数f0に対し、角速度の+側への変化量△Vに
対応するだけ間欠駆動を始め、この周期を長くする方向
に設定する。
【0093】すなわち、角速度の変化がない場合には発
音体14は周波数f0の音声出力を連続的に発したまま
になる。ここで手振れが生じ、角速度センサ1p,1f
の出力に出力の変化が生じると、ピッチ方向、ヨー方向
の変化の合成出力を求めた上で、これに対応するだけ発
音体を間欠駆動にし、この間欠駆動の周期を長くする。
【0094】こうすることで手振れがない場合には周波
数f0で発音しており、手振れが生じるとそれに対応し
て発音体14の間欠駆動の周期が長くなるというシステ
ムとなる。
【0095】フィルタ回路2p,2yの出力を周期的に
A/D変換しているが、この値に応じて間欠駆動の周期
を変更する。但し、A/Dの変換の周期が数KHz程度
になり、一方で発音体14の駆動周波数を数百Hz〜数
KHz程度、間欠駆動の周期を数百mS程度に設定して
いると、このA/D変換の周期毎に駆動周波数を変更す
る必要はなく、手振れ周波数が1〜十数Hzであること
を考えれば、1s〜数十mS程度のタイミングで周期の
変更を行えば十分であることがわかる。
【0096】以降この音声出力も、音声出力停止の指示
が出されるまでは継続して実行するものとする。
【0097】また、撮影禁止の信号と考えた場合、発音
体14の駆動方法としては、角速度信号を用い、これを
もとに間欠駆動の周期を変化させる。補正レンズHの補
正駆動は積分演算後の角変位信号を用いるが、警告とし
ては角速度信号を用いるものとする。すなわち、手振れ
により角速度センサ出力の絶対値が増えた場合、発音体
14は、静止時の発音体14を駆動しない状態から角速
度の+側への変化量△Vに対応するだけ間欠駆動を始
め、この周期を短くする方向に設定する。
【0098】すなわち、角速度の変化がない場合には発
音体14は停止しており、ここで手振れが生じ角速度セ
ンサ出力に出力の変化が生じると、ピッチ方向,ヨー方
向の変化の合成出力を求めた上で、これに対応するだけ
発音体14を間欠駆動にし、この間欠駆動の周期を短く
する方向に設定する。最終的にはこの出力が非常に大き
くなった場合には、連続駆動するような設定になるもの
と思われる。
【0099】こうすることで手振れがない場合には発音
体14は発音せず、手振れが生ずるとそれに対応して発
音体の間欠駆動の周期が短くなるというシステムとな
る。
【0100】また、実施の第1の形態の場合と同様に、
手振れ補正機能を有する場合には、手振れ補正機能の有
効/無効の切換えにより発音体14の音声出力が大きく
切り換わることにより、手振れ補正機能の効果が撮影者
によりわかるという効果がある。更に手振れ補正機能を
有効な状態にしている場合でも、音声出力によってカメ
ラをしっかり保持したりすること等の指針となる。
【0101】いずれの場合も、他のステップ#は上記実
施の第1の形態と同様に実行することにより、本発明の
実施の第2の形態が実現可能である。
【0102】(変形例)上記実施の各形態では、フィル
タ回路とCPUにて手振れ検出回路を構成しているが、
フィルタ回路を公知のデジタルフィルタ演算で処理して
も構わないし、積分演算を外部の積分回路で行い、CP
Uに角変位信号として渡すような構成にしても差し支え
ない。
【0103】また、本実施の各形態では、レリーズボタ
ンの第2ストロークで音声出力を停止しているが、シャ
ッタが長秒時開いている場合などもあるので、シャッタ
が開いている間まで音声出力を継続しても問題ない。
【0104】また、各請求項記載の発明または実施の各
形態の構成が、全体として一つの装置を形成する様なも
のであっても、又は、分離もしくは他の装置と結合する
様なものであっても、又は、装置を構成する要素のよう
なものであっても良い。
【0105】また、本発明は、振れ検出センサとして、
角速度センサを用いているが、角加速度センサ、加速度
センサ、速度センサ、角変位センサ、変位センサ、更に
は画像の振れ自体を検出する方法等、振れが検出できる
ものであればどの様なものであっても良い。
【0106】また、本発明は、振れ防止手段として、光
軸と直交する方向に補正レンズを動かすシスト光学系を
例にしているが、可変頂角プリズム等の光束変更手段
や、光軸に垂直な画面内で撮影面を動かすもの、更には
画像処理により振れを補正するもの等、振れが防止でき
るものであればどのようなものであっても良い。
【0107】また、本発明は、レンズシャッタカメラに
適用した例を述べているが、一眼レフカメラや交換レン
ズ、ビデオカメラや電子スチルカメラ等の種々の形態の
カメラ、さらにはカメラ以外の光学機器やその他の装
置、更にはそれらカメラや光学機器やその他の装置に適
用される装置、又はこれらを構成する要素に対しても適
用できるものである。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1,6又は
8に記載の本発明によれば、振れ量に応じて音程の変化
する音声を発することにより、使用者に現在の振れ量の
大きさを知らせることができる振れ状態報知装置、光学
機器又はカメラを提供できるものである。
【0109】また、請求項2,6又は8に記載の本発明
によれば、振れ量に応じて駆動状態が異なる音声を発す
ることにより、使用者に現在の振れ量の大きさ知らせる
ことができる振れ状態報知装置、光学機器又はカメラを
提供できるものである。
【0110】また、請求項5,6又は8に記載の本発明
によれば、振れ量に応じて間欠駆動の周期が変化する音
声を発することにより、使用者に現在の振れ量の大きさ
を知らせることができる振れ状態報知装置、光学機器又
はカメラを提供できるものである。
【0111】また、請求項7又は9に記載の本発明によ
れば、振れ補正機能を用いるか否かや、現在の保持状態
で補正機能が有効に働いているか否かを使用者に知らせ
ることができる光学機器又はカメラを提供できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の各形態に係るカメラの回路構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の各形態に係るカメラの一連の動
作を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の第1の形態において手振れ状態
において音声出力を変更する場合を説明する為のタイミ
ングチャートである。
【図4】図3の音声出力を実現する為のフローチャート
である。
【図5】本発明の実施の第2の形態において手振れ状態
において音声出力を変更する場合の一例を説明する為の
タイミングチャートである。
【図6】図5(a),(b)の音声出力を実現する為の
フローチャートである。
【図7】図5(a),(c)の音声出力を実現する為の
フローチャートである。
【符号の説明】 1p,1y 角速度センサ 2p,2y フィルタ回路 4 A/D変換器を内蔵するCPU 8 補正レンズ駆動回路 13 操作スイッチ検出部 14 発音体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振れの状態を検出する振れ検出手段と、
    振れの状態を音声により発する発音手段と、前記振れ検
    出手段の出力に応じて、前記発音手段の音声周波数を変
    化させるように制御する制御手段とを有することを特徴
    とする振れ状態報知装置。
  2. 【請求項2】 振れの状態を検出する振れ検出手段と、
    振れの状態を音声により発する発音手段と、前記振れ検
    出手段の出力に応じて、前記発音手段を連続駆動と間欠
    駆動に切り換えるように制御する制御手段とを有するこ
    とを特徴とする振れ状態報知装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記振れ検出手段によ
    り検出される振れ出力が所定値以上もしくは所定値以下
    であれば、前記発音手段を連続駆動とし、振れ出力が所
    定値未満もしくは所定値を超えれば、前記発音手段を間
    欠駆動とすることを特徴とする請求項2記載の振れ状態
    報知装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記振れ検出手段の出
    力に応じて、前記発音手段の間欠駆動時の周期を変化さ
    せることを特徴とする請求項3記載の振れ状態報知装
    置。
  5. 【請求項5】 振れの状態を検出する振れ検出手段と、
    振れの状態を音声により発する発音手段と、前記振れ検
    出手段の出力に応じて、前記発音手段の間欠駆動時の周
    期を変化させるように制御する制御手段とを有する振れ
    状態報知装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載の振れ状態
    報知装置を有することを特徴とする光学機器。
  7. 【請求項7】 前記振れ検出手段の出力に基づいて像振
    れを補正する像振れ補正手段を有することを特徴とする
    請求項6記載の光学機器。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5の何れかに記載の振れ状態
    報知装置を有することを特徴とするカメラ。
  9. 【請求項9】 前記振れ検出手段の出力に基づいて像振
    れを補正する像振れ補正手段を有することを特徴とする
    請求項8記載のカメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006323263A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Pentax Corp 手ぶれ検出装置および撮影装置
KR100718124B1 (ko) 2005-02-04 2007-05-15 삼성전자주식회사 카메라의 움직임을 표현하는 방법 및 장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100718124B1 (ko) 2005-02-04 2007-05-15 삼성전자주식회사 카메라의 움직임을 표현하는 방법 및 장치
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