JP2000235434A - 電子機器および電源制御方法 - Google Patents

電子機器および電源制御方法

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JP2000235434A
JP2000235434A JP11038569A JP3856999A JP2000235434A JP 2000235434 A JP2000235434 A JP 2000235434A JP 11038569 A JP11038569 A JP 11038569A JP 3856999 A JP3856999 A JP 3856999A JP 2000235434 A JP2000235434 A JP 2000235434A
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power
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data transmission
bus
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Hiroyasu Miura
裕康 三浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機器本体の電源オフが指示された際、自機器を
仲介する他の電子機器同士のデータ伝送に影響を及ぼす
ことのない電源制御を実行する電子機器。 【解決手段】電源オフが指示された際、1394バス電
源管理部20は、リンク層制御回路7が備えるレジスタ
の値を読み取ることによって自機器のネットワーク構成
上の役割を判別し、自機器がデータ伝送の仲介役となっ
ているかどうかを判断する。そして、データの仲介役と
なっていない場合、リンク層制御回路7および物理層制
御回路8に向けた電力供給の遮断を含む電源オフを電源
マイコン4に対して指示する。一方、データの仲介役と
なっていると判定した場合には、リンク層制御回路7お
よび物理層制御回路8に向けた電力供給を継続した状態
での電源オフを電源マイコン4に対して指示するととも
に、リンク層制御回路7に向けた電力供給の遮断のみを
電源制御回路6に対して指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、IEEE139
4バスを用いたデータ伝送機能を有する、たとえばパー
ソナルコンピュータやデジタル音声映像機器(AV機
器)などの電子機器および同機器の電源制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】IEEE1394バス(IEEE St
d 1394−1995,Standard for
a High Performance Serial
Bus)は、たとえば複数のデジタル機器間でデジタ
ルデータを交換したり、あるいは、複数のデジタル機器
が相互に制御し合うためのネットワークを形成する際に
利用されるシリアルバスである。
【0003】シリアルバスには、このIEEE1394
バスの他にも、USBバス(Universal Se
rial Bus)が存在するが、IEEE1394バ
スのデータ転送レートが最大400Mbpsであるのに
対して、USBバスのデータ転送レートは最大12Mb
psと低いので、情報量の大きい映像データなどの伝送
媒体には向いていない。したがって、現在では、AV機
器のネットワーク形成にはIEEE1394バスを用い
るのが一般的となってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このIEE
E1394バスで形成されるネットワークは、その構造
が分岐型となるため、あるデジタル機器が他の2つのデ
ジタル機器同士のデータ伝送を仲介するといったことが
発生する。したがって、そのデジタル機器を使い終えた
からといって、そのデジタル機器のもつ機能をすべて停
止させて良いとは限らない。
【0005】しかしながら、たとえばこのような状態に
あるデジタル機器の電源が誤ってオフされた場合、現状
では、このIEEE1394バスを用いたデータ伝送を
制御するために構成されるプロトコル層に対する電力供
給をすべて遮断していた。すなわち、このデジタル機器
を介在させた他の2つのデジタル機器同士のデータ伝送
は中断され、あるいは、それ以降行なえなくなってい
た。
【0006】この発明はこのような実情を考慮してなさ
れたものであり、他の電子機器同士のデータ伝送をユー
ザの不注意により中断させてしまうことなどを防止する
電子機器および同機器の電源制御方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、この発明は、IEEE1394バスを用いたデ
ータ伝送を制御するために構成されるプロトコル層に対
する電力供給を物理層とその他の層とで独立させて制御
するようにし、機器本体の電源オフが指示されたとき
に、IEEE1394バスによって形成されるネットワ
ーク上での自機器の接続構成を判別し、この判別結果か
ら自機器が他の機器同士のデータ伝送の仲介役となって
いるか否かを判断するようにしたものである。そして、
データ伝送の仲介役となっていると判断したときに、物
理層を除いたプロトコル層に対する電力供給の遮断を実
行し、一方、データ伝送の仲介役となっていないと判断
したときに、物理層を含めたプロトコル層に対する電力
供給の遮断を実行するようにしたものである。
【0008】機器本体の電源が誤ってオフされた場合で
あっても、物理層に対する電源供給を継続させることが
できれば、他の機器同士のデータ伝送を仲介することが
可能である。そこで、この発明では、他の電子機器同士
のデータ伝送を妨げる心配が無い場合に、物理層を含め
たプロトコル層に対する電力供給の遮断を実行し、他の
電子機器同士のデータ伝送を妨げる心配が有る場合に
は、物理層を除いたプロトコル層に対する電力供給の遮
断を実行する。すなわち、この発明によれば、他の機器
同士のデータ伝送に影響を及ぼすことのない、より適切
な電源制御が実現されることになる。
【0009】また、この発明は、IEEE1394バス
を用いたデータ伝送を制御するために構成されるプロト
コル層に対する電力供給を物理層とその他の層とで独立
させて制御するようにし、機器本体の電源オフが指示さ
れたときに、プロトコル層内の物理層に対する電力供給
の遮断有無を問い合わせ、この問い合わせに応じて物理
層に対する電力供給の遮断が指示されたときに、物理層
を含めたプロトコル層に対する電力供給の遮断を実行
し、一方、物理層に対する電力供給の継続が指示された
ときに、物理層を除いたプロトコル層に関する電力供給
の遮断を実行するようにしたものである。
【0010】この発明においては、機器本体の電源がオ
フされた場合に、他の機器同士のデータ伝送を仲介する
ことを可能とする物理層に対する電力供給の遮断/継続
を問い合わせるため、他の機器同士のデータ伝送をユー
ザの不注意により中断させてしまうことを防止する。
【0011】また、この発明は、機器本体が電源オフ状
態にある間、IEEE1394バスを用いたデータ伝送
を制御するために構成されるプロトコル層内の物理層に
対して電力を供給するバックアップバッテリを設けるよ
うにしたものである。
【0012】この発明によれば、その電子機器が他の機
器同士のデータ伝送の仲介役となっているかどうかを何
ら意識することなく、ユーザはその電子機器の電源をオ
フすることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態を説明する。
【0014】図1に、IEEE1394バスによって形
成されるネットワークの例を示す。図1中、aはパーソ
ナルコンピュータ(PC)、bはセットトップボックス
(STB)、cはデジタルビデオテープレコーダ(DV
TR)、dはDVD−RAM装置、eはプリンタ(Pr
inter)であり、これらはすべてIEEE1394
バスを用いたデータ伝送機能を有する電子機器である。
【0015】また、これらをノード名で称すると、c、
d、eはツリーの最も端にあたるのでリーフ(葉)と称
され、また、bはブランチ(幹)、aはルート(根)と
称される。このような構成は一般的に分岐型と称され、
cからb、aからcなど相互に制御指示やデータを伝送
することができる(a−b−cの機器接続の関係はディ
ジーチェーン接続となっている)。
【0016】この例の場合、bのセットトップボックス
は、aのパーソナルコンピュータとcのデジタルビデオ
テープレコーダおよびdのDVD−RAM装置との間の
データ伝送の仲介役を担うことになり、したがって、こ
のbのセットトップボックスの電源をオフする際には、
aのパーソナルコンピュータとcのデジタルビデオテー
プレコーダおよびdのDVD−RAM装置との間のデー
タ伝送を考慮する必要がある。そして、この発明は、こ
の点に着目したものであり、自機器がデータ伝送の仲介
役となっている場合であっても、他の機器同士のデータ
伝送に影響を及ぼすことのない、より適切な電源制御を
実現する点を特徴とするものである。以下、この点につ
いて詳述する。
【0017】(第1実施形態)まず、この発明の第1実施
形態を説明する。図2は、この第1実施形態に係る電子
機器の機器構成を示す図である。図2に示すように、こ
の第1実施形態の電子機器は、CPU1、システムメモ
リ2、表示コントローラ3、電源マイコン4、電源5、
電源制御回路6、リンク層制御回路7、物理層制御回路
8および電源ボタン検知部9を備えている。
【0018】CPU1は、この電子機器全体の制御を司
るものであり、システムメモリ2に格納された各種制御
プログラムを実行制御する。
【0019】システムメモリ2は、CPU1によって実
行制御される各種制御プログラムとこれらの実行に用い
られる各種データとを格納する。そして、このシステム
メモリ2に格納されCPU1によって実行制御される制
御プログラムとして、1394バス電源管理部20、ア
プリケーション層制御部21、ミドルウェア層制御部2
2およびトランザクション層制御部23が存在する。
【0020】1394バス電源管理部20は、IEEE
1394バスを用いたデータ伝送を制御するために構成
されるプロトコル層に対する電力供給を管理するための
プログラムである。このプロトコル層は、概略的には、
下層から物理層、リンク層、トランザクション層、ミド
ルウェア層およびアプリケーション層の5層で構成され
るものであり、この電子機器では、このうちのアプリケ
ーション層、ミドルウェア層およびトランザクション層
の3層をアプリケーション層制御部21、ミドルウェア
層制御部22およびトランザクション層制御部23によ
ってソフトウェア的に制御する。また、その他の物理層
およびリンク層の2層は、後述するリンク層制御回路7
および物理層制御回路8によってハードウェア的に制御
する。
【0021】表示コントローラ3は、この電子機器にお
けるユーザインタフェースのアウトプットを司るデバイ
スであり、たとえばLCDやCRTなどのディスプレイ
31を表示制御する。
【0022】電源マイコン4は、この電子機器が動作す
るための電力の供給を電源5を駆動制御することにより
管理するデバイスであり、電源5は、この電源マイコン
4の制御下で電子機器全体に対する電力供給を実行する
デバイスである。そして、電源制御回路6は、この電源
5からリンク層制御回路7および物理層制御回路8に対
する電力の供給/遮断を切り替えるデバイスである。
【0023】リンク層制御回路7は、IEEE1394
バスを用いたデータ伝送を制御するために構成されるプ
ロトコル層内のリンク層を制御するための回路であり、
物理層制御回路8は、このプロトコル層内の物理層を制
御するための回路である。
【0024】そして、電源ボタン検知部9は、この電子
機器におけるユーザインタフェースのインプットを司る
デバイスであり、電源ボタン91の押下を検知し、その
旨をCPU1に通知する。
【0025】図3および図4は、IEEE1394のプ
ロトコル層における伝送データの流れを示す図である。
このうち、図3は、自機器がデータ伝送を実行している
ときのデータの流れを示す図であり、図4は、自機器が
他の機器同士のデータ伝送を仲介しているときのデータ
の流れを示す図である。
【0026】図3および図4に示すように、このIEE
E1394のプロトコル層は、アプリケーション層10
1、ミドルウェア層102、トランザクション層10
3、リンク層104および物理層105の5層で構成さ
れるが、この中で最も下層の物理層105は、IEEE
1394バスとの物理的・電気的なインタフェースを司
る層であり、ノード接続の自動認識やバス上のノード間
のバス使用権の調停などを行なう。そして、図4から、
この物理層105さえ有効に機能していれば、他の機器
同士のデータ伝送を仲介できることが分かる。
【0027】ちなみに、リンク層104は、アドレッシ
ング、データチェック、バケットの送受信(仲介ではな
く、自機器が授受するもの)およびアイソクロナス(同
期)転送のためのサイクル制御を司る層であり、トラン
ザクション層103は、アシンクロナス(非同期)デー
タに関する処理を司る層である。
【0028】そして、1394バス電源管理部20は、
他の電子機器同士のデータ伝送をユーザの不注意により
中断させてしまうことなどを防止するために、電源ボタ
ン91の押下により機器本体の電源オフが指示されたと
きに、この物理層105を含むプロトコル層に対する電
力供給を以下に示すように制御する。
【0029】図5は、この電子機器のIEEE1394
プロトコル層に対する電力供給の制御に関する動作手順
を示すフローチャートである。
【0030】電源ボタン91の押下により機器本体の電
源オフが指示されると、その旨が電源ボタン検知部9か
らCPU1に通知され、1394バス電源管理部20に
伝達されるが、この電源オフの指示を受けた1394バ
ス電源管理部20は、まず、自機器のネットワーク構成
上の役割、すなわち、接続構成を判別する(ステップA
1)。より具体的には、自機器がネットワーク上でルー
ト、ブランチおよびルーフのいずれであるのかを判別す
る。なお、この自機器の接続構成は、IEEE1394
バスを管理する1394バス管理部(図示せず)が認識
しているものであり、1394バス電源管理部20は、
この1394バス管理部から自機器の役割を取得する。
【0031】次に、1394バス電源管理部20は、こ
の自機器のネットワーク構成上の役割の判別結果から、
自機器がデータ伝送の仲介役となっているかどうかを判
断する(ステップA2)。この判断は、自機器がリーフ
(データ伝送の仲介役となっていない)かリーフ以外
(データ伝送の仲介役となっている)かによって実行す
る。
【0032】データの仲介役となっていないと判断した
場合(ステップA2のNO)、1394バス電源管理部
20は、リンク層制御回路7および物理層制御回路8に
向けた電力供給の遮断を含む電源オフを電源マイコン4
に対して指示し、物理層を含めた電源オフを実行する
(ステップA3)。一方、データの仲介役となっている
と判断した場合(ステップA2のYES)、1394バ
ス電源管理部20は、リンク層制御回路7および物理層
制御回路8に向けた電力供給を継続した状態での電源オ
フを電源マイコン4に対して指示するとともに、リンク
層制御回路7に向けた電力供給の遮断のみを電源制御回
路6に対して指示し、物理層を除いた電源オフを実行す
る(ステップA4)。
【0033】すなわち、この第1実施形態の電子機器に
おいては、自機器がデータ伝送の仲介役となっているか
どうかによって、機器本体の電源オフが指示された際
に、物理層に対する電源供給を遮断するか継続するかを
制御するため、他の機器同士のデータ伝送に影響を及ぼ
すことのない、より適切な電源制御が実現されることに
なる。
【0034】なお、たとえばIEEE1394バスを管
理する1394バス管理部とトランザクション層制御部
23とが同一ファームウェア内に構築される場合には、
前述した電源管理を実行する1394バス電源管理部2
0をこのファームウェア内に構築するようにしても良
い。
【0035】(第2実施形態)次に、この発明の第2実
施形態を説明する。図6は、この第2実施形態に係る電
子機器の機器構成を示す図である。この第2実施形態の
電子機器と前述した第1実施形態の電子機器との機器構
成上の違いは、YES/NOボタン92を新設し、電源
ボタン検知部9が、電源ボタン91に加えてこのYES
/NOボタン92の押下も検知すようにした点にある。
そして、この第2実施形態の1394バス電源管理部2
0は、自機器のネットワーク構成上の役割を判別するこ
とに代えて、ブロトコル層内の物理層に対する電力供給
の継続/遮断をユーザに問い合わせる。
【0036】図7は、この電子機器のIEEE1394
プロトコル層に対する電力供給の制御に関する動作手順
を示すフローチャートである。
【0037】電源ボタン91の押下により機器本体の電
源オフが指示されると、その旨が電源ボタン検知部9か
らCPU1に通知され、1394バス電源管理部20に
伝達されるが、この電源オフの指示を受けた1394バ
ス電源管理部20は、まず、リンク層制御回路7および
物理層制御回路8に向けた電力供給を継続した状態での
電源オフを電源マイコン4に対して指示するとともに、
リンク層制御回路7に向けた電力供給の遮断のみを電源
制御回路6に対して指示し、物理層を除いた電源オフを
実行する(ステップB1)。
【0038】次に、1394バス電源管理部20は、た
とえば「この機器は他の機器同士のデータ伝送を仲介す
ることがありますか?(YES/NO)」などといっ
た、物理層に対する電力供給の継続/遮断を問い合わせ
る警告表示を表示コントローラ3に表示させる(ステッ
プB2)。
【0039】そして、この表示に応答して、YES/N
Oボタン92の押下により物理層に対する電力供給の遮
断が指示された場合に(ステップB3のYES)、13
94バス電源管理部20は、さらに、リンク層制御回路
7および物理層制御回路8に向けた電力供給の遮断を含
む電源オフを電源マイコン4に対して指示し、物理層を
含めた電源オフを実行する(ステップB4)。
【0040】すなわち、この第2実施形態の電子機器に
おいては、機器本体の電源オフが指示されたときに、物
理層に対する電力供給を遮断/継続を問い合わせるた
め、他の機器同士のデータ伝送をユーザの不注意により
中断させてしまうことなどを防止する。
【0041】なお、1394バス電源管理部20が第1
実施形態で説明したごとく自機器がデータ伝送の仲介役
となっているかどうかを判断し、データの仲介役となっ
ていないときは無条件で物理層に対する電力供給を遮断
し、データの仲介役となっているときに、物理層に対す
る電力供給を遮断/継続を問い合わせることも有効であ
る。この場合も、自機器がデータの仲介役となっている
ときであっても、ユーザからの指示によっては、物理層
に対する電力供給を遮断することになる。
【0042】(第3実施形態)次に、この発明の第3実
施形態を説明する。図8は、この第3実施形態に係る電
子機器の機器構成を示す図である。この第3実施形態の
電子機器と前述した第1実施形態の電子機器との機器構
成上の違いは、機器本体が電源オフ状態にある間、物理
層制御回路8に電力を供給するバックアップ電源5bを
新設した点にある。そして、この第3実施形態の139
4バス電源管理部20は、機器本体の電源オフの指示を
受けると、電源5からリンク層制御回路7および物理層
制御回路8に向けての電力供給の遮断とバックアップ電
源bから物理層制御回路8に向けての電力供給の開始を
電源マイコン4に対して指示する。
【0043】すなわち、この第3実施形態の電子機器に
おいては、その電子機器が他の機器同士のデータ伝送の
仲介役となっているかどうかを何ら意識することなく、
ユーザに電子機器の電源オフ操作を行なわせることが可
能となる。
【0044】なお、第1実施形態と同様に、たとえばI
EEE1394バスを管理する1394バス管理部とト
ランザクション層制御部23とが同一ファームウェア内
に構築される場合には、前述した電源管理を実行する1
394バス電源管理部20をこのファームウェア内に構
築するようにしても良い。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、(a)自機器が他の機器同士のデータ伝送の仲介役
となっているかどうかによって、機器本体の電源オフが
指示された際に、物理層に対する電源供給を遮断するか
継続するかを制御し、(b)機器本体の電源オフが指示
された際に、物理層に対する電力供給を遮断/継続を問
い合わせ、あるいは、(c)機器本体が電源オフ状態に
ある間、物理層に電力を供給するバックアップ電源を新
設することにより、(a)他の機器同士のデータ伝送に
影響を及ぼすことのない、より適切な電源制御が実現さ
れ、(b)他の機器同士のデータ伝送を不注意により中
断させてしまうことを防止し、あるいは、(c)その電
子機器が他の機器同士のデータ伝送の仲介役となってい
るかどうかを何ら意識することなく、ユーザに電子機器
の電源オフ操作を行なわせることを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】IEEE1394バスによって形成されるネッ
トワークの例を示す図。
【図2】この発明の第1実施形態に係る電子機器の機器
構成を示す図。
【図3】自機器がデータ伝送を実行しているときのIE
EE1394のプロトコル層におけるデータの流れを示
す図。
【図4】自機器が他の機器同士のデータ伝送を仲介して
いるときのIEEE1394のプロトコル層におけるデ
ータの流れを示す図。
【図5】同第1実施形態の電子機器のIEEE1394
プロトコル層に対する電力供給の制御に関する動作手順
を示すフローチャート。
【図6】同第2実施形態の電子機器の機器構成を示す
図。
【図7】同第2実施形態の電子機器のIEEE1394
プロトコル層に対する電力供給の制御に関する動作手順
を示すフローチャート。
【図8】同第3実施形態の電子機器の機器構成を示す
図。
【符号の説明】
1…CPU 2…システムメモリ 3…表示コントローラ 4…電源マイコン 5…電源 6…電源制御装置回路 7…リンク層制御回路 8…物理層制御回路 9…電源ボタン検知部 20…1394バス電源管理部 21…アプリケーション層制御部 22…ミドルウェア層制御部 23…トランザクション層制御部 31…ディスプレイ 91…電源ボタン 101…アプリケーション層 102…ミドルウェア層 103…トランザクション層 104…リンク層 105…物理層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IEEE1394バスを用いたデータ伝
    送機能を有する電子機器において、 前記IEEE1394バスを用いたデータ伝送を制御す
    るために構成されるプロトコル層に対する電力供給を物
    理層とその他の層とで独立させて制御する電源制御手段
    と、 前記IEEE1394バスによって形成されるネットワ
    ーク上での自機器の接続構成を判別する判別手段と、 機器本体の電源オフが指示されたときに、前記判別手段
    の判別結果から自機器が他の機器同士のデータ伝送の仲
    介役となっているか否かを判断し、データ伝送の仲介役
    となっていると判断したときに、前記物理層を除いた前
    記プロトコル層に対する電力供給の遮断を前記電源制御
    手段に実行させ、データ伝送の仲介役となっていないと
    判断したときに、前記物理層を含めた前記プロトコル層
    に対する電力供給の遮断を前記電源制御手段に実行させ
    る電源管理手段とを具備することを特徴とする電子機
    器。
  2. 【請求項2】 前記電源管理手段を前記判別手段が備え
    られる前記IEEE1394バスを管理するIEEE1
    394バス管理手段とともにファームウェア化したこと
    を特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 IEEE1394バスを用いたデータ伝
    送機能を有する電子機器において、 前記IEEE1394バスを用いたデータ伝送を制御す
    るために構成されるプロトコル層に対する電力供給を物
    理層とその他の層とで独立させて制御する電源制御手段
    と、 機器本体の電源オフが指示されたときに、前記プロトコ
    ル層内の物理層に対する電力供給の遮断有無を問い合わ
    せるユーザインタフェース手段と、 前記ユーザインタフェース手段の問い合わせに応じて前
    記物理層に対する電力供給の遮断が指示されたときに、
    前記物理層を含めた前記プロトコル層に対する電力供給
    の遮断を前記電源制御手段に実行させ、前記物理層に対
    する電力供給の継続が指示されたときに、前記物理層を
    除いた前記プロトコル層に関する電力供給の遮断を前記
    電源制御手段に実行させる電源管理手段とを具備するこ
    とを特徴とする電子機器。
  4. 【請求項4】 IEEE1394バスを用いたデータ伝
    送機能を有する電子機器において、 前記IEEE1394バスを用いたデータ伝送を制御す
    るために構成されるプロトコル層に対する電力供給を物
    理層とその他の層とで独立させて制御する電源制御手段
    と、 前記IEEE1394バスによって形成されるネットワ
    ーク上での自機器の接続構成を判別する判別手段と、 前記プロトコル層内の物理層に対する電力供給の遮断有
    無を問い合わせるユーザインタフェース手段と、 機器本体の電源オフが指示されたときに、前記判別手段
    の判別結果から自機器が他の機器同士のデータ伝送の仲
    介役となっているか否かを判断し、データ伝送の仲介役
    となっていないと判断したときに、前記物理層を含めた
    前記プロトコル層に対する電力供給の遮断を前記電源制
    御手段に実行させ、データ伝送の仲介役となっていると
    判断したときに、前記プロトコル層内の物理層に対する
    電力供給の遮断有無の問い合わせを前記ユーザインタフ
    ェース手段に実行させる第1の電源管理手段と、 前記ユーザインタフェース手段の問い合わせに応じて前
    記物理層に対する電力供給の遮断が指示されたときに、
    前記物理層を含めた前記プロトコル層に対する電力供給
    の遮断を前記電源制御手段に実行させ、前記物理層に対
    する電力供給の継続が指示されたときに、前記物理層を
    除いた前記プロトコル層に関する電力供給の遮断を前記
    電源制御手段に実行させる第2の電源管理手段とを具備
    することを特徴とする電子機器。
  5. 【請求項5】 IEEE1394バスを用いたデータ伝
    送機能を有する電子機器において、 機器本体が電源オフ状態にある間、前記IEEE139
    4バスを用いたデータ伝送を制御するために構成される
    プロトコル層内の物理層に対して電力を供給するバック
    アップ電源を具備することを特徴とする電子機器。
  6. 【請求項6】 IEEE1394バスを用いたデータ伝
    送機能を有する電子機器の電源制御方法において、 機器本体の電源オフが指示されたときに、前記IEEE
    1394バスによって形成されるネットワーク上での自
    機器の接続構成を判別するステップと、 前記判別した結果から自機器が他の機器同士のデータ伝
    送の仲介役となっているか否かを判断するステップと、 データ伝送の仲介役となっていると判断したときに、前
    記IEEE1394バスを用いたデータ伝送を制御する
    ために構成されるプロトコル層内の物理層を除いた前記
    プロトコル層に対する電力供給の遮断を実行し、データ
    伝送の仲介役となっていないと判断したときに、前記物
    理層を含めた前記プロトコル層に対する電力供給の遮断
    を実行するステップとを有することを特徴とする電源制
    御方法。
  7. 【請求項7】 IEEE1394バスを用いたデータ伝
    送機能を有する電子機器の電源制御方法において、 機器本体の電源オフが指示されたときに、前記IEEE
    1394バスを用いたデータ伝送を制御するために構成
    されるプロトコル層内の物理層に対する電力供給の遮断
    有無を問い合わせるステップと、 この問い合わせに応じて前記物理層に対する電力供給の
    遮断が指示されたときに、前記物理層を含めた前記プロ
    トコル層に対する電力供給の遮断を実行し、前記物理層
    に対する電力供給の継続が指示されたときに、前記物理
    層を除いた前記プロトコル層に関する電力供給の遮断を
    実行するステップとを有することを特徴とする電源制御
    方法。
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