JP2000235687A - 緊急通報装置及び緊急通報方法 - Google Patents

緊急通報装置及び緊急通報方法

Info

Publication number
JP2000235687A
JP2000235687A JP11038189A JP3818999A JP2000235687A JP 2000235687 A JP2000235687 A JP 2000235687A JP 11038189 A JP11038189 A JP 11038189A JP 3818999 A JP3818999 A JP 3818999A JP 2000235687 A JP2000235687 A JP 2000235687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
emergency
satellite
vehicle
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11038189A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Nojima
昭彦 野島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP11038189A priority Critical patent/JP2000235687A/ja
Publication of JP2000235687A publication Critical patent/JP2000235687A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体内において処理負荷を増大させること
なく容易に緊急通報することができる。 【解決手段】 緊急状態でないときは(100、102
で否定)、通常処理としてGPS42から出力される緯
度経度を読み取り緯度経度の履歴として記憶する(10
4、106)。エアバッグ装置の作動またはワンタッチ
発信ボタン押圧のときは緊急状態として(100、また
は102で肯定)、緊急通報モード(108)としてG
PSに衛星生データを要求し(110)、他機器の通信
動作を禁止する(112)。GPSからのデータ受信が
完了すると(114で肯定)、緯度経度履歴を読み取り
(116)、衛星生データ及び緯度経度履歴を用いて緊
急情報を生成し(118)、センター50へ送信する
(120)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緊急通報装置及び
緊急通報方法にかかり、特に、移動体が緊急状態に至る
ときに外部へ通報する緊急通報装置及び緊急通報方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両等の移動体では、病気や事故等の緊
急状態に至った場合、外部との連絡、例えば緊急通報が
必要となる。移動体から緊急通報を行う場合、その移動
体の正確な現在位置を確実に通報する必要がある。最近
では、衛星データを受信することにより現在位置を把握
するGPS及び地域地図を搭載して移動体の経路案内や
周辺地域の情報を提示するナビゲーションシステムが搭
載された移動体が増加している。
【0003】そこで、緊急時に、GPSを利用して、現
在位置を通報する緊急通報装置が提案されている(特開
平9−163028号公報参照)。この技術では、移動
体が緊急状態に至ったこと及び事故発生を検出し、検出
した事故位置及び緊急事態発生発生対象に関する識別用
データ(例えば車種)を送信し、事故が発生した位置及
び状態を、外部で確認できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、周知の
ように、衛星からのデータは誤差を含んでいるため、緊
急状態に至った移動体の位置を正確に特定するために
は、どの衛星をいくつ用いて位置を特定したか等、衛星
に関する詳細なデータを収集する必要がある。このた
め、GPSに接続した従来の緊急通報装置では、大量の
データを流通させなければならず、緊急状態に至ったと
きにデータ送信するために常時大量のデータを流通させ
る必要があった。
【0005】本発明は、上記事実を考慮して、移動体内
において処理負荷を増大させることなく容易に緊急通報
することができる緊急通報装置及び緊急通報方法の提供
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の緊急通報装置は、衛星からの情報を受信し、
移動体の位置に関係する通常情報及び衛星に関係する詳
細情報の少なくとも一方を出力する衛星情報処理手段
と、前記移動体に関係する緊急状態を検出する検出手段
と、前記緊急状態を検出したときに前記受信手段に対し
て詳細情報の出力を要求する要求手段と、前記衛星情報
処理手段から出力された詳細情報に基づいて緊急情報を
生成する生成手段と、前記緊急情報を外部へ送信する送
信手段と、を備えている。
【0007】本発明では、衛星情報処理手段により、衛
星からの情報を受信し、移動体の位置に関係する通常情
報及び衛星に関係する詳細情報の少なくとも一方を出力
する。衛星情報処理手段にはGPSやDGPS等があ
る。移動体に関係する緊急状態が発生した場合には、こ
れを検出手段が検出し、緊急状態を検出したときには要
求手段が受信手段に対して詳細情報の出力を要求する。
そして、生成手段は、衛星情報処理手段から出力された
詳細情報に基づいて緊急情報を生成する。この生成され
た緊急情報を、送信手段は、外部へ送信する。これによ
り、本発明の緊急通報装置では、緊急状態を検出したと
きにのみ詳細情報が出力されるので、移動体内で情報入
出力の負荷が増大することがない。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の緊急通報装置において、前記通常情報は、前記移動体
の現在位置のみを表すデータであり、前記衛星情報処理
手段は、所定時間毎に通常情報を出力することを特徴と
する。
【0009】GPSやDGPS等の衛星情報処理手段
は、ナビゲーションシステムで知られるように、常時現
在位置を要求される。このときに必要とされる情報は、
移動体の現在位置に関する情報が主なものである。そこ
で、衛星情報処理手段が、通常情報として移動体の現在
位置のみを表すデータを、所定時間毎に出力するように
すれば、必要な情報のみを入出力させることができ、移
動体内で情報入出力の負荷が増大することはない。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の緊急通報装置において、前記生成手段は、前
記通常情報の履歴を記憶するための記憶手段を備え、前
記通常情報の履歴及び詳細情報に基づいて緊急情報を生
成することを特徴とする。
【0011】移動体の現在位置を、より詳細に特定する
ためには、現在位置までに至る経路を解析することが好
ましい。そこで、生成手段が、通常情報の履歴を記憶す
るための記憶手段を備えれば、移動体が現在位置までに
至る経路における過去の位置の履歴を記憶することがで
きる。そして、記憶した通常情報の履歴及び出力された
詳細情報に基づいて緊急情報を生成すれば、外部では、
移動体の現在位置を精度よく特定することができる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載の緊急通報装置において、移
動体内に搭載された電子機器の情報入出力を禁止する禁
止手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0013】移動体には、各種電子機器が搭載されるこ
とが多いが、緊急状態下にあっては、これら電子機器の
情報授受が障害となることがある。このため、禁止手段
により移動体内に搭載された電子機器の情報入出力を禁
止するようにすれば、衛星情報処理手段との詳細情報の
入出力が優先される。これによって、他の電子機器によ
る通信トラフィックや負荷増大等の影響が抑制され、円
滑に緊急通報することが容易となる。
【0014】なお、移動体の緊急状態時に衛星からの情
報を含む緊急情報を通報するには、請求項5にも記載し
たように、衛星からの情報を受信し、移動体の位置に関
係する通常情報及び衛星に関係する詳細情報の少なくと
も一方を出力し、前記移動体に関係する緊急状態を検出
し、前記緊急状態を検出したときに前記受信手段に対し
て詳細情報の出力を要求し、前記衛星情報処理手段から
出力された詳細情報に基づいて緊急情報を生成し、前記
緊急情報を外部へ送信することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。本実施の形態はドラ
イバに対して映像や音声で経路補助情報を提供するナビ
ゲーションシステムに本発明を適用したものである。
【0016】図2に示すように、本実施の形態のナビゲ
ーションシステム10は、装置本体12、CPU14、
RAM16、ROM18、緯度経度データ等を一時的に
記憶するためのメモリ20及び入出力ポート(I/Oポ
ート)22からなるマイクロコンピュータで構成され、
各々バス24によってコマンドやデータ授受が可能なよ
うに接続されている。RAM16は、バックアップラム
とされ、電源遮断時であっても記憶されている情報の内
容をバックアップ(記憶)している。また、入出力ポー
ト22には、メモリカード30が接続可能な構成とされ
ている。なお、メモリカード30は、カードリードライ
ト装置を介して接続するようにしてもよく、また、後述
する車内LANを介して接続するようにしてもよい。
【0017】なお、ROM18には、後述する処理ルー
チンが記憶されている。また、処理ルーチンは、メモリ
カード30に読み書きが可能な形式で記録可能であり、
後述する処理ルーチンは、ROMに記憶することなく、
予めメモリカード30に記録された処理プログラムを実
行してもよい。また、装置本体12にハードディスク装
置等の大容量記憶装置(図示省略)を接続し、メモリカ
ード30に記録された処理プログラムを大容量記憶装置
(図示省略)へ格納(インストール)して実行するよう
にしてもよい。また、記録媒体としては、フレキシブル
ディスクやハードディスク、CD−ROM、MD、M
O、DVD、DVD−RAM等のディスクやDAT等の
テープがあり、これらを用いるときには、上記メモリカ
ード30に代えてまたはさらにディスクリードライト装
置、CD−ROM装置、MD装置、MO装置、DVD装
置、DVD−RAM装置等を用いればよい。
【0018】また、本実施の形態のナビゲーションシス
テム10は、入出力ポート22を介して車両内に搭載さ
れた他の電子機器との間で情報授受のための車両用ロー
カルエリアネットワーク(以下、車内LANという)2
6に接続可能な構成とされている。すなわち、I/Oポ
ート22は、車内LAN26に接続するための機能を有
している。
【0019】入出力ポート22には、車内LAN26を
介して、ドライバに対して映像等で経路補助情報を提供
するためのモニタ44、ドライバに対して音声で経路補
助情報を提供するためのスピーカを備えた音声合成装置
からなるスピーカ装置46、及び経路補助情報を記録し
たCD−ROMやDVD、ハードディスクを装填可能な
装置(図示省略)及び衛星情報処理手段としてのGPS
42が接続可能とされている。このGPS42は経路入
力装置をかねており、目的地や経路を入力できる構成と
なっている。モニタ44は、GPS42による現在位置
や地図を表示可能であると共に、後述する緊急状態や緊
急情報をセンタ側へ通報したときにその情報を表示する
こともできる。スピーカ装置46は、装置本体12から
出力されたデジタル信号及びアナログ信号の何れかの音
声信号を音声駆動信号に変換して出力するためのもので
ある。
【0020】また、入出力ポート22には、車両内部に
設置された緊急状態を車室内に報知するための図示を省
略したインジケータが接続可能である。また、入出力ポ
ート22には、車内LAN26を介して、検出手段とし
てのワンタッチ発信ボタン38及びエアバック装置4
0、が接続されている。なお、ワンタッチ発信ボタン3
8は、車内LAN26を介することなく、直接I/Oポ
ートに接続してもよい。
【0021】ワンタッチ発信ボタン38は、乗員により
緊急通報するための指示スイッチである。エアバック装
置40は、急制動時等にドライバや助手席乗員と車両と
の急激な接近状態を回避するため、袋体を膨張させるも
のであり、本実施の形態では、エアバック装置40が作
動したときに膨張信号を出力する。
【0022】なお、ワンタッチ発信ボタン38に代え
て、緊急状態を検出するものとしては、水没判定装置、
車室内監視センサ、アウタハンドルスイッチ、着座セン
サ等がある。水没判定装置は、感湿センサ等の検出器の
検出値により車両自体が水没しているか否かを判定する
装置であり、車両が水没したと判定した場合に水没信号
を出力するものである。
【0023】上記車室内監視センサは、車室内の居住空
間内を監視するセンサであり、イメージセンサやTVカ
メラ等の撮像装置、1または複数の接点スイッチで構成
することができる。この車室内監視センサとして撮像装
置を用いた場合には、その撮像装置で乗員を撮影するこ
とで乗員の状態、例えば、ドライバの運転中のいねむり
状態や、乗員が車両外へ出たときの第三者の進入を撮影
することができる。この第三者の進入は、ドアの開閉に
伴いオンオフするスイッチやウインドガラス等のガラス
が破損したときにオンするスイッチを設置することで
も、検出が可能である。
【0024】上記アウタハンドルスイッチは、車両のス
テアリングが許容最大角度を超えて回転されたときにオ
ンするスイッチである。着座センサは、運転席または助
手席等に乗員が着座したときにオンするスイッチであ
り、例えば運転席に設置した場合には、乗員、すなわち
ドライバが着座したときにオンする着座信号を出力す
る。
【0025】ここで、本実施の形態では、入出力ポート
22には、車内LAN26を介して、メーデーメディア
端末装置34が接続可能な構成とされている。このメー
デーメディア端末装置34は、車両に関する緊急状態を
電波通信により通報するための装置であり、センタ50
や他車両との間で電波通信するためのアンテナ36(送
信手段)を備えると共に、乗員の音声入力を可能とする
マイクロフォン32を備えている。
【0026】なお、本実施の形態では、センタ50等の
間で電波通信する例を説明するが、本発明はこれに限定
されるものではなく、電話回線等の有線接続や携帯電話
やワイヤレス装置によって、緊急状態を授受してもよ
い。
【0027】さらに、入出力ポート22には、上記説明
した以外の装置、すなわち車両に搭載されたその他の電
子機器48が、車内LAN26を介して、接続可能な構
成とされている。
【0028】上記のメーデーメディア端末装置34は、
センタ50で受信される。このセンタ50は、CPUを
有するマイクロコンピュータ(図示省略)で構成され、
メーデーメディア端末装置34からの緊急通報により、
この通報を受理して車両の位置を特定し、緊急状態に対
応する対処を行うものである。緊急通報に対する処理の
一例としては、病気や事故等の救急医療が必要な場合に
救急車両や、第三者の進入等の場合に緊急車両の呼び出
し等がある。
【0029】より詳細には、センタ50は、アンテナ5
4を備えた地上波用通信装置52、衛星アンテナ58を
有するGPS用通信装置56、DGPS補正処理装置6
0、車両位置表示装置62、及び報知装置64を備えて
いる。GPS用通信装置56は、GPS用衛星からのG
PS信号によって自己、すなわち基準となるセンタ50
の位置を特定するためのものである。また、地上波用通
信装置52は、車両と交信または情報授受するためのも
のであり、無線通信装置が採用される。
【0030】地上波用通信装置52及びGPS用通信装
置56は、DGPS補正処理装置60に接続されてい
る。このDGPS補正処理装置60は、緊急通報時に受
信した地上波用通信装置52からの衛星生データと、G
PS用通信装置56から入力された補正係数等の補正デ
ータとを用いて、緊急通報した車両の位置を正確に求め
るための装置である。
【0031】車両位置表示装置62は、高精度の車両位
置データが入力されるようにDGPS補正処理装置60
に接続されており、入力された高精度の車両位置データ
により、図示を省略したディスプレイ装置に車両の位置
を表示するためのものである。また、報知装置64は、
車両位置表示装置62に接続されており、車両の緊急状
態に対処すべき対処機関66へ情報を車両位置と共に報
知するためのものである。この対処機関の一例は、消防
署や警察署、車両の整備やサービス機関等の機関があ
る。
【0032】次に、本実施の形態の作用を説明する。イ
グニッションキーにより車両への電源が投入(アクセア
リスイッチがオン)されると、ナビゲーションシステム
10において図1の処理ルーチンが実行される。ステッ
プ100では、エアバッグ装置48の信号出力を検知
し、エアバッグ装置48が作動したか否かを判断する。
なお、ステップ100では、水没判定装置による車両の
水没検出等の緊急状態信号出力装置の信号出力を検知し
て判断することを含めてもよい。
【0033】エアバッグ装置48の信号出力がエアバッ
グ装置48の非作動を表すときは、ステップ100で否
定され、次のステップ102で、ワンタッチ発信ボタン
38が押圧されたか否かを判断する。ワンタッチ発信ボ
タン38が押圧されると乗員によるメーデー発信がなさ
れた場合であるため、ステップ102で肯定され、ステ
ップ108へ進む。
【0034】エアバッグ装置48が非作動でかつワンタ
ッチ発信ボタン38が非押圧のときは(ステップ10
0、102で否定)、緊急状態ではないため、通常処理
として、次のステップ104において、GPS42から
出力される緯度経度を読み取り、次のステップ106に
おいて、現在の緯度経度を前回の緯度経度に連続させる
ことで緯度経度の履歴として記憶して、本ルーチンを終
了する。
【0035】一方、エアバッグ装置48が作動のときや
ワンタッチ発信ボタン38が非押圧のときは(ステップ
100またはステップ102で肯定)、救援等を必要と
する緊急状態であり、ステップ108へ進む。ステップ
108では、メーデーメディア端末装置34を緊急通報
モードに設定し、次のステップ110へ進む。ステップ
110では、GPS42に対して、緊急通報時に必要で
ある衛星生データを要求する。このステップ110は本
発明の要求手段として機能する。
【0036】この衛星生データには、衛星基本データと
して、次のものがある。GPS衛星絶対時間情報、
取得GPS衛星数、利用衛星ID、衛星擬似距離、
擬似距離の平滑化処理の平均間隔の少なくとも1つが
ある。GPS衛星絶対時間情報は、GPS用の衛星につ
いての絶対時間を表す情報である。取得GPS衛星数
は、現在位置を取得するるために用いたGPS用衛星の
総数を表すものであり、利用衛星IDは、そのGPS用
衛星を特定するためのID情報である。
【0037】衛星擬似距離は、測位時に特定されるもの
である。詳細には、GPS用衛星(測位衛星ともいう)
から各GPS用衛星の軌道を示す情報や時刻を示すクロ
ックデータ等が送信されている。この送信されたデータ
を受信して復調すると共に、GPS用衛星から受信した
クロックデータやGPS用衛星からの信号に同期させる
ための同期情報(キャリアや擬似雑音コードへの同期情
報)を用いて、GPS用衛星から車両までの距離を求め
ることができる。この距離には、GPS用衛星のクロッ
クとGPS42のクロックの間のオフセット等の誤差が
含まれておりこれを衛星擬似距離という。この衛星擬似
距離は、下位16Bit(単位2cm、0〜1310.70m)を
用いることが好ましい。また、擬似距離の平滑化処理の
平均間隔は、距離を求める演算間隔であり、例えば、0
〜15分で設定することができる。
【0038】次のステップ112では、他機器の通信動
作を禁止する。これは、車両には、各種電子機器が搭載
されることが多いが、緊急状態下にあっては、これら電
子機器の情報授受が障害となることを防止するためであ
る。すなわち、車両内に搭載された電子機器の情報入出
力を禁止するようにすれば、メーデーメディア端末装置
34に対しては、GPS42からの衛星生データ(詳細
情報)の入出力が優先される。これによって、他の電子
機器による通信トラフィックや負荷増大等の影響が抑制
される。
【0039】次のステップ114では、GPS42から
のデータ受信が完了するまで判断を繰り返し、データ受
信が完了するとステップ114で肯定され、次のステッ
プ116において緯度経度履歴(軌跡)を読み取り、次
のステップ118において、衛星生データ及び緯度経度
履歴を用いて緊急情報を生成する。
【0040】ステップ118では、エアバッグ装置48
が作動したこと等の車両現在状態を状態情報として、緯
度経度履歴、衛星生データを詳細情報であるデータとし
てメーデーメディア端末装置34によりセンタ50へ通
報するためのデータ(緊急情報)を生成する。なお、こ
のステップ118は、本発明の生成手段として機能す
る。次のステップ120では、上記ステップ118で生
成された緊急情報をセンター50へ送信する。
【0041】なお、ステップ120では、現在状態が救
援を必要とする緊急状態であるため、センター50への
送信に限定されるものではなく、緊急車両等に対して早
期に報知するようにしてもよい。また、このセンタ50
への自動的な通報は、乗員によりその動作を容易にキャ
ンセル可能とする図示しないキャンセルボタンの押圧に
よって、自動通報を非実行とすることもできる。
【0042】また、車室内を撮影することが可能である
ときには、この画像(車室内画像データ)を含めた現在
状態を状態情報として送信してもよい。なお、通報時に
は、通報時の位置や個体の識別を容易とするため、本ナ
ビゲーションシステム10に関する乗員の個別識別子
(所謂、ユーザーID)を含めて通報することが好まし
い。
【0043】次に、センタ50側における処理を説明す
る。センタ50側では、図3の処理ルーチンが実行さ
れ、ステップ200において、車両から送信された信号
を受信したか否かを判断し、メーデー受信を判定する。
非受信の場合には、ステップ200の判断を繰り返し、
車両から送信された信号を受信すると、ステップ200
で肯定され、次のステップ202でメーデー内容を把握
する。すなわち、車両から送信された緊急情報を把握す
る。このステップ202は地上波用通信装置52の処理
に相当し、車両との間で通信処理すると共に、車両から
送信された信号、すなわち緊急情報に含まれる、車両の
現在状態を含むデータを抽出する。なお、このときに
は、衛星生データが得られている。
【0044】ステップ202で車両の緊急情報の把握が
終了すると、次のステップ204において、GPSの補
正係数を算出する。このステップ204はGPS用通信
装置56の処理に相当し、予め基準となるセンタ50の
位置を特定し、これにより補正データを求めている。
【0045】次のステップ206では、緊急情報を送信
した車両の正確な位置を算出する。このステップ206
は、DGPS補正処理装置60の処理に相当し、DGP
S補正処理装置60は、緊急通報されたときの衛星生デ
ータと、GPSの補正係数等の補正データとを用いて、
緊急通報した車両の位置を正確に求める。
【0046】次のステップ208では、図示を省略した
表示装置に、緊急情報を送信した車両の位置を表示し、
次のステップ210において、緊急情報に対処すべき対
処機関66へ報知(通報)する。すなわち、車両側のメ
ーデーに対してセンター側の対処があるときにその対処
を行う。この対処としては、例えば、救急車や警察車両
等の緊急車両の呼び出し、警備会社への通報、車両整備
会社への通報等がある。この通報時には、センター50
側では既に正確な車両の位置が特定されているので、こ
の位置を位置情報として報知する。これによって、対処
機関66では迅速に緊急情報を送信した車両へ到達する
ことができる。
【0047】従って、車両側において、衛星生データを
センターへ送信することによって、センター50では、
予め誤差係数等の補正データを用いて、車両から受信し
た衛星生データ(擬似距離)に付加することで、緯度経
度の算出誤差を標準的な100m程度のものから10m
程度の誤差となるよう、精度を向上させることができ
る。
【0048】このため、センター50側では、正確な緯
度経度や高度を求めることができる。このように正確な
緯度経度や高度を得ることができることにより、消防庁
や警察庁等の対処機関66へ出動要請を行うときに、よ
り正確な位置を指定することができる。例えば、車両が
高速道路と並走する一般道を走行しているとき、何れの
道路を走行しているかを特定するためには正確な位置判
定が必要である。この場合にあっても、本実施の形態に
よれば正確な道路識別が可能となる。
【0049】以上説明したように、本実施の形態では、
乗員が送信した緊急情報を、センタ側が受信して車両の
正確な位置を特定することができ、対処機関への報知に
あたって、より正確な情報を伝達することができる。こ
のため、乗員が遭遇している現在の状態に、迅速なる対
処が可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、緊
急状態を検出したときにのみ衛星に関係する詳細情報を
入手及び外部へ通報することができ、移動体内では情報
入出力の負荷を抑制することができる、という効果があ
る。
【0051】また、衛星情報処理手段において、移動体
の現在位置のみを表すデータを通常情報として所定時間
毎に出力させることができるので、必要な情報のみを入
出力させることができる、という効果がある。
【0052】また、通常情報の履歴を記憶し、その履歴
及び出力された詳細情報に基づいて緊急情報を生成する
ことができるので、緊急状態に至った現在位置までに至
る経路から移動体の現在位置を精度よく特定することが
できる、という効果がある。
【0053】また、緊急状態下では、禁止手段により移
動体内に搭載された電子機器の情報入出力を禁止するこ
とができるので、衛星情報処理手段との詳細情報の入出
力が優先させることができるので、他の電子機器による
通信トラフィックや負荷増大等の影響が抑制され、容易
かつ円滑に緊急通報することができる、という効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるナビゲーションシ
ステムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図2】本発明の実施の形態にかかるナビゲーションシ
ステムの概略構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかるセンター側の処理
の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ナビゲーションシステム 34 メーデーメディア端末装置 38 ワンタッチ発信ボタン
フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA03 AA09 AA19 AA40 AA44 BB03 BB12 BB20 BB74 BB76 DD05 DD14 EE14 FF01 FF04 FF05 FF14 FF17 FF23 FF30 GG07 GG08 GG18 GG21 GG24 GG70 GG83 5H180 AA01 BB05 BB12 BB13 CC04 CC12 EE08 FF05 FF10 FF13 FF22 FF25 FF32 5J062 AA05 AA07 AA08 BB01 CC07 EE04 5K067 AA21 BB03 DD28 EE02 EE07 FF03 GG01 HH11 JJ20 JJ52 JJ56 5K101 KK14 LL12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星からの情報を受信し、移動体の位置
    に関係する通常情報及び衛星に関係する詳細情報の少な
    くとも一方を出力する衛星情報処理手段と、 前記移動体に関係する緊急状態を検出する検出手段と、 前記緊急状態を検出したときに前記受信手段に対して詳
    細情報の出力を要求する要求手段と、 前記衛星情報処理手段から出力された詳細情報に基づい
    て緊急情報を生成する生成手段と、 前記緊急情報を外部へ送信する送信手段と、 を備えた緊急通報装置。
  2. 【請求項2】 前記通常情報は、前記移動体の現在位置
    のみを表すデータであり、前記衛星情報処理手段は、所
    定時間毎に通常情報を出力することを特徴とする請求項
    1に記載の緊急通報装置。
  3. 【請求項3】 前記生成手段は、前記通常情報の履歴を
    記憶するための記憶手段を備え、前記通常情報の履歴及
    び詳細情報に基づいて緊急情報を生成することを特徴と
    する請求項1または2に記載の緊急通報装置。
  4. 【請求項4】 移動体内に搭載された電子機器の情報入
    出力を禁止する禁止手段をさらに備えたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の緊急通報
    装置。
  5. 【請求項5】 移動体の緊急状態時に衛星からの情報を
    含む緊急情報を通報する緊急通報方法であって、 衛星からの情報を受信し、移動体の位置に関係する通常
    情報及び衛星に関係する詳細情報の少なくとも一方を出
    力し、 前記移動体に関係する緊急状態を検出し、 前記緊急状態を検出したときに前記受信手段に対して詳
    細情報の出力を要求し、 前記衛星情報処理手段から出力された詳細情報に基づい
    て緊急情報を生成し、 前記緊急情報を外部へ送信することを特徴とする緊急通
    報方法。
JP11038189A 1999-02-17 1999-02-17 緊急通報装置及び緊急通報方法 Pending JP2000235687A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11038189A JP2000235687A (ja) 1999-02-17 1999-02-17 緊急通報装置及び緊急通報方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11038189A JP2000235687A (ja) 1999-02-17 1999-02-17 緊急通報装置及び緊急通報方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000235687A true JP2000235687A (ja) 2000-08-29

Family

ID=12518431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11038189A Pending JP2000235687A (ja) 1999-02-17 1999-02-17 緊急通報装置及び緊急通報方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000235687A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003281652A (ja) * 2002-03-22 2003-10-03 Equos Research Co Ltd 緊急通報装置
JP2004015451A (ja) * 2002-06-07 2004-01-15 Mitsubishi Electric Corp 移動体通信装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003281652A (ja) * 2002-03-22 2003-10-03 Equos Research Co Ltd 緊急通報装置
JP2004015451A (ja) * 2002-06-07 2004-01-15 Mitsubishi Electric Corp 移動体通信装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4403640B2 (ja) 移動体保安システム
US8344913B2 (en) Transmission of an emergency call comprising address data
RU2470375C2 (ru) Способ и система передачи экстренного вызова
JP3243236B2 (ja) 位置データ間引き装置
US7996150B2 (en) Mobile object position detecting method
US20100302029A1 (en) Transmission of an emergency call from a motor cycle
US20070150140A1 (en) Incident alert and information gathering method and system
US8620256B2 (en) Automated voice emergency call
US11778445B2 (en) Vehicle with automatic reporting function
JP6838891B2 (ja) 車載器および運行管理システム
JP2012014255A (ja) 情報配信装置
KR101930200B1 (ko) 빅데이터를 포함하는 외부 서버 연계 차량용 사고 알림 장치 및 차량용 사고 알림 시스템
RU69661U1 (ru) Система удаленного доступа по принятию решений по анализу и оценке дорожно-транспортного происшествия
US11956695B2 (en) Server for automatic emergency reporting system of vehicle
JP2007334574A (ja) 緊急通報装置および緊急通報システムならびに緊急車両案内システム
JP2002279591A (ja) 自動車事故通報・状況分析システム及び自動車事故通報・状況分析方法
JPH0830885A (ja) 車載事故自動通報装置および事故自動通報システム
JP2000235687A (ja) 緊急通報装置及び緊急通報方法
JP3288646B2 (ja) 移動端末動作試験方法
KR20040105438A (ko) 텔레매틱스 기기를 이용한 자동차 보험 고객 관리 시스템및 방법
JP3308018B2 (ja) 車両用緊急通報装置
JP7364438B2 (ja) 速度データ取得装置、サービス提供システム及び速度データ取得方法
JPH106928A (ja) 事故データ記録システム
JP2006199088A (ja) 車輌事故情報伝達装置および車輌事故情報伝達方法
JP2004102674A (ja) 車両事故連絡システム