JP2000236149A - インダクタ付き配線基板およびその製造方法 - Google Patents

インダクタ付き配線基板およびその製造方法

Info

Publication number
JP2000236149A
JP2000236149A JP11037211A JP3721199A JP2000236149A JP 2000236149 A JP2000236149 A JP 2000236149A JP 11037211 A JP11037211 A JP 11037211A JP 3721199 A JP3721199 A JP 3721199A JP 2000236149 A JP2000236149 A JP 2000236149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
inductor
insulating layer
wiring
wiring board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11037211A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikuo Oura
紀久男 大浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Original Assignee
Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd, Kansai Nippon Electric Co Ltd filed Critical Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Priority to JP11037211A priority Critical patent/JP2000236149A/ja
Publication of JP2000236149A publication Critical patent/JP2000236149A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Parts Printed On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁層の表面側に配線層を形成した配線基板
において、絶縁層にインダクタを形成したインダクタ付
き配線基板を提供する。 【解決手段】 絶縁層1の表面側に埋め込み形成された
端子部2と、この端子部2と接続されて埋め込み形成さ
れた配線層3と、配線層3に接続されて絶縁層1の裏面
側に導出された導通用導電層4と、絶縁層1の裏面側に
埋め込み形成された配線層5と、この配線層5に接続固
着されたボール端子6と、絶縁層1の表面側の端子部2
に囲まれる部分に形成されたインダクタ7と、このイン
ダクタ7のコイル8の一端を絶縁層1の裏面側に導出す
る導通用導電層9と、前記コイル8に囲まれる部分に形
成された磁性膜10と、前記導通用導電層9に接続され
て埋め込み形成された配線層11と、この配線層11に
接続固着されたボール端子12とを有するインダクタ付
き配線基板Aおよびその製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器等に用い
られるインダクタ付き配線基板およびその製造方法に関
し、より詳細には、片面配線基板、両面配線基板、ビル
ドアップ配線基板等のフィルムを多層に積層して形成し
たインダクタ付き配線基板とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】各種電子機器の組み立てに用いられる配
線基板として、従来はガラスエポキシ等の硬質基材に、
銅箔等の導電層を接着した後、導電層を所望の回路配線
パターン形状に加工したものが使用されてきたが、最近
では樹脂フィルムを用いた配線基板が賞用されている。
この種の配線基板としては、例えば特開平10−209
224号公報に開示されている。そのような配線基板に
ついて、以下説明する。図7は従来の配線基板を示し、
同図(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は下面図
である。図7において、31はポリイミド樹脂等からな
る絶縁層で、その表面上に銅等の端子部32および配線
層33が所定パターンに形成されている。ここで、各端
子部32と配線層33は接続されている。34は前記各
配線層33に接続されて、絶縁層1の表面から裏面に導
出されている導通用導電層である。35は絶縁層31の
裏面に導出された前記導通用導電層34に接続されて、
絶縁層31の裏面上に形成されている配線層、36は配
線層35に接続されているボール端子である。
【0003】図8は、上記配線基板のインターポーザと
しての使用例を示す正面図で、絶縁層31の表面側に形
成した各端子部32に半導体装置37の電極を接続固着
し、絶縁層31の裏面側に形成したボール端子36を利
用してマザーボード38に固着した使用例を示してい
る。ところが、上記の構成の配線基板および/または半
導体装置37においては、半導体素子等の能動素子や抵
抗、コンデンサ等の受動素子は、一体に形成できるが、
インダクタは大型化するため、一体に形成することがで
きず、別個のインダクタを組み付けて使用しているた
め、全体の薄型化および/または小型・軽量化に限度が
あるという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、全
体の薄型化や小型・軽量化ができるインダクタ付きの配
線基板を提供することを目的とする。本発明は、また、
上記のインダクタ付き配線基板を製造する製造方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の配線基板は、絶
縁層と、絶縁層に形成された配線層と、少なくとも一部
の配線層から絶縁層の裏面に達するように形成された貫
通孔と、この貫通孔内に形成された導通用導電層と、前
記絶縁層に形成されたインダクタとを有することを特徴
とするインダクタ付き配線基板である。本発明の配線基
板の製造方法は、絶縁層の表面にフォトレジスト層を形
成する工程と、フォトレジスト層から露出する絶縁層を
エッチングして配線層用凹部およびインダクタ用凹部を
形成する工程と、これら凹部に配線層およびインダクタ
を埋め込み形成する工程とを含むことを特徴とする配線
基板の製造方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
絶縁層と、絶縁層に形成された配線層と、少なくとも一
部の配線層から絶縁層の裏面に達するように形成された
貫通孔と、この貫通孔内に形成された導通用導電層と、
前記絶縁層に形成されたインダクタとを有することを特
徴とするインダクタ付き配線基板である。
【0007】本発明の請求項2記載の発明は、前記配線
層,導通用導電層およびインダクタが、めっきで形成さ
れていることを特徴とする請求項1記載のインダクタ付
き配線基板である。
【0008】本発明の請求項3記載の発明は、前記配線
層,導通用導電層およびインダクタが、無電解めっき
法、または無電解めっき層の上に電解めっき法で形成さ
れていることを特徴とする請求項1ないし2記載のイン
ダクタ付き配線基板である。
【0009】本発明の請求項4記載の発明は、前記配線
層およびインダクタが、絶縁層の上面と略面一に埋め込
み形成されていることを特徴とする請求項1ないし3記
載のインダクタ付き配線基板である。
【0010】本発明の請求項5記載の発明は、前記配線
層,導通用導電層およびインダクタが、銅により形成さ
れていることを特徴とする請求項1ないし4記載のイン
ダクタ付き配線基板である。
【0011】本発明の請求項6記載の発明は、前記絶縁
層が、全芳香族ポリエステル液晶ポリマ樹脂であること
を特徴とする請求項1ないし5記載の配線基板である。
【0012】本発明の請求項7記載の発明は、前記絶縁
層が、可撓性を有する樹脂であることを特徴とする請求
項1ないし6記載のインダクタ付き配線基板。
【0013】本発明の請求項8記載の発明は、前記絶縁
層の少なくとも配線層およびインダクタと接する面が、
粗面に形成されていることを特徴とする請求項1ないし
7記載のインダクタ付き配線基板である。
【0014】本発明の請求項9記載の発明は、前記導通
用導電層が、無電解めっき法、または無電解めっき層の
上に電解めっき法、または導電性ペーストの塗布のいず
れかの方法で形成されていることを特徴とする請求項1
ないし8記載のインダクタ付き配線基板である。
【0015】本発明の請求項10記載の発明は、前記イ
ンダクタが、磁性膜を有することを特徴とする請求項1
ないし9記載のインダクタ付き配線基板である。
【0016】本発明の請求項11記載の発明は、絶縁層
の表面にフォトレジスト層を形成する工程と、フォトレ
ジスト層から露出する絶縁層をエッチングして配線層用
凹部およびインダクタ用凹部を形成する工程と、これら
凹部に配線層およびインダクタを埋め込み形成する工程
とを含むことを特徴とするインダクタ付き配線基板の製
造方法である。
【0017】本発明の請求項12記載の発明は、前記絶
縁層に形成した配線層用凹部およびインダクタ用凹部の
内面をウェットブラスト法または液体ホーニング法で粗
面化する工程と、この粗面化された表面に無電解めっき
法、または無電解めっき層の上に電解めっき法で配線層
およびインダクタを形成する工程とを含むことを特徴と
する請求項11記載のインダクタ付き配線基板の製造方
法である。。
【0018】
【実施例】本発明の実施例について、以下、図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施例のインダクタ付
き配線基板Aを示し、同図(a)は平面図、(b)は正
面図、(c)は下面図である。図2は図1のインダクタ
付き配線基板Aの長手方向の中心線に沿う縦断面図であ
る。図3は図2に示すインダクタ付き配線基板Aの要部
拡大縦断面図である。図1ないし図3において、1は絶
縁層で、たとえば熱膨張係数が5〜20×10-6/℃、
水蒸気透過率が1g・20μ/m2・day以下、吸水
率が0.1%以下、融点が260℃以上である厚さが2
5〜50μm程度の樹脂フィルム、例えば全芳香族ポリ
エステル液晶ポリマフィルムが用いられる。全芳香族ポ
リエステル液晶ポリマフィルムは、例えば、K社製のN
P/CTで、熱膨張係数が15〜20×10-6/℃、水
蒸気透過率が0.13g・20μ/m2・day(40
℃,90%RH)、吸水率が0.04%(23℃,24
H )、融点が280℃(NPタイプ)および325℃
(CTタイプ)の諸特性を有する。なお、本発明では、
後述するように、絶縁層1として、上記の全芳香族ポリ
エステル液晶ポリマフィルムを用いることが、優れた各
種の特長が得られて望ましいものではあるが、ポリイミ
ド、エポキシ、ポリエステル等の可撓性を有する樹脂フ
ィルムを用いることができる。2は半導体装置の電極が
接続される銅等よりなる端子部、3は前記端子部2と接
続されている銅等よりなる配線層で、これらの端子部2
および配線層3は、図2および図3に示すように、絶縁
層1の表面側に埋め込み形成されて、その上面が絶縁層
1の上面と面一に形成されている。4は前記配線層3に
接続されて絶縁層1の表面側から裏面側に導出された銅
等よりなる導通用導電層である。5は絶縁層1の裏面側
に導出された導通用導電層4に接続されて絶縁層1に埋
め込み形成されて、その下面が絶縁層1の下面と面一に
形成されている銅等よりなる配線層である。6は前記配
線層5に接続固着されているボール端子である。以上の
構成は、端子部2,配線層3,5が絶縁層1の表裏面に
埋め込み形成されている点を除いては、図7と特に変わ
る点はない。7は絶縁層1の表面側の端子部2に囲まれ
た中央部に形成された本発明の特徴とするインダクタ
で、一端が前記端子部2に接続されて絶縁層1に埋め込
み形成され、その上面が絶縁層1の上面と面一に形成さ
れた銅等よりなる螺旋状のコイル8と、コイル8の他端
が接続されて絶縁層1の表面側から裏面側に導出されて
いる銅等よりなる導通用導電層9と、前記コイル8に囲
まれて形成されている、例えばFe−NiやFeTaN
等の磁性材料よりなる磁性膜10とで構成されている。
そして、前記導通用導電層9は、前記配線層5と同様に
絶縁層1の裏面側に埋め込み形成されて絶縁層1の下面
と面一に形成された配線層11を介してボール端子12
に接続されている。以上が本発明のインダクタ付き配線
基板Aの実施例である。
【0019】上記本発明のインダクタ付き配線基板Aに
よれば、配線基板の空きスペースを利用して、絶縁層1
と一体にインダクタ7を形成しているので、別個のイン
ダクタを組み付ける必要がなくなり、配線基板を用いる
電子機器等の製造作業が容易になるばかりでなく、電子
機器全体を薄型化および小型・軽量化できる。また、イ
ンダクタ7を半導体チップ等の搭載電子部品と近接して
配置できるので、伝送ロスが少なくなる。さらに、端子
部2、配線層3,5,11、コイル8等がすべて絶縁層
1の表面側および裏面側に埋め込み形成されて、絶縁層
1の上面および下面と面一に形成されているので、従来
の絶縁層31の表面上および裏面上にこれらを突出して
形成したものに比較して、全体が薄型化できるのみなら
ず、これらと絶縁層1との固着強度を増大させることが
できるし、これらを埋め込み形成した容量分だけ絶縁層
1が軽量化でき、配線基板全体を軽量化できる。
【0020】図3は、前述したように、本発明のインダ
クタ付き配線基板Aの要部拡大縦断面図である。すなわ
ち、絶縁層1の表面側に埋め込み形成された端子部2お
よび配線層3を埋め込み形成するための凹部23の内壁
面23aや、コイル8を埋め込み形成するための凹部2
4の内壁面24aや、裏面側に形成された配線層5を埋
め込み形成するための凹部25の内壁面25aや、導通
用導電層4,9を埋め込み形成するための貫通孔27,
28の内壁面27a,28aは、表面粗度が0.1〜
1.0μm程度、望ましくは0.5〜5.0μm程度の
粗面に形成されている。そして、絶縁層1の表面側の各
凹部の粗面化された内壁面23a、24aには、無電解
めっき法による銅等よりなる金属薄層238が形成され
ている。また、絶縁層1の裏面側の各凹部の粗面化され
た内壁面25a、26aには無電解めっき法による銅等
よりなる金属薄層511が形成されている。さらに、導
通用導電層4,9を形成するための貫通孔27,28の
粗面化された内壁面27a,28aには、無電解めっき
法による銅等よりなる金属薄層49が形成されている。
このような粗面に端子部2,配線層3,5,11、コイ
ル8、導通用導電層4,9を形成すると、絶縁層1と端
子部2、配線層3,5,11、コイル8、導通用導電層
4,9とは粗面を介して固着されているので、その固着
強度は、従来の底面のみで固着されている端子部32、
配線層33,35、導通用導電層34に比較して、著し
く大きくなる。したがって前記絶縁層1と端子部2、配
線層3,5,11、コイル8、導通用導電層4,9との
それぞれの界面での剥離は生じない。
【0021】また、図1ないし図3に示すように、端子
部2、配線層3、コイル8の上面を絶縁層1の上面と面
一に形成しているので、これらの端子部2、配線層3、
コイル8の上にフォトレジスト層またはソルダーレジス
ト層(図示省略)を形成した場合、フォトレジスト層ま
たはソルダーレジスト層に段差が生じないので、従来の
配線基板で問題となった段差に起因する気泡が生じない
ばかりでなく、これらの端子部2、配線層3、コイル8
の上面肩部でフォトレジスト層またはソルダーレジスト
層が薄くなったり、端子部2、配線層3、コイル8の上
面肩部が露出するといったことが皆無になり、これらに
起因する不都合は一切生じなくなるという特長がある。
さらには、シート状のフォトレジスト層またはソルダー
レジスト層を使用することが可能になり、これらの形成
工程が著しく容易になるばかりでなく、形成環境の汚れ
もなくなる。
【0022】次に、本発明の上記インダクタ付き配線基
板Aの製造方法について説明する。図4(a)〜(i)
は本発明のインダクタ付き配線基板Aの製造方法の工程
ブロック図で、図5(a)〜(g)および図6(h)〜
(i)は前記各工程における絶縁層等の状態を示す縦断
面図である。以下、上記図4(a)〜(i)、図5
(a)〜(g)および図6(h)〜(i)を用いて、本
発明のインダクタ付き配線基板Aの製造方法について説
明する。まず、熱膨張係数が5〜20×10-6/℃、水
蒸気透過率が1g・20μ/m2・day以下、吸水率
が0.1%以下、融点が260℃以上である厚さが25
〜50μm程度の全芳香族ポリエステル液晶ポリマフィ
ルムからなる絶縁層1を用意する[図4(a)、図5
(a)]。この絶縁層1の表面は平滑であるため、この
表面に直接無電解めっき法で端子部2、配線層3、コイ
ル8を形成することはできない。次に、前記絶縁層1の
表面および裏面に所定パターンのフォトレジスト層2
1,22を形成し[図4(b)、図5(b)]、フォト
レジスト層21,22で覆われていない絶縁層1をドラ
イまたはウェットエッチング法でエッチングして、表面
側に端子部2および配線層3形成用の凹部23,コイル
8形成用の凹部24を形成するとともに、裏面側に配線
層5形成用の凹部25および貫通孔28形成用の凹部2
6を形成する[図4(c)、図5(c)]。次に、前記
表面側の凹部23,24の内壁面23a,24aおよび
裏面側の凹部25,26の内壁面25a,26aをウェ
ットブラスト処理または液体ホーニング処理して、表面
粗度が0.1〜10μm程度、好ましくは0.5〜5.
0μm程度の粗面を形成する[図4(d)、図5
(d)]。このウェットブラスト処理または液体ホーニ
ング処理は、例えば粒径が10〜300μm程度で硬度
がヌープ硬度で1300〜2500の範囲(またはモー
ス硬度で7〜15の範囲)の多角状の砥粒を用いて、ポ
ンプ圧力1〜5kg/cm2、砥粒と液体との比率は5
〜40vol%程度の条件で実施する。上記の粗面化し
た絶縁層1の凹部23,24の内壁面23,24aおよ
び凹部25,26の内壁面25a,26aは、粗面化に
よって活性化されているために、直接無電解めっきが可
能である。そのため、絶縁層1の凹部23,24および
25,26の内壁面全面に例えば無電解銅めっきを施し
て、銅よりなる金属薄層238および511を形成す
る。このとき、前記粗面化工程で、フォトレジスト層2
1,22の表面も粗面化され活性化されているので、こ
のフォトレジスト層21,22の上にも金属薄層23
8,511が形成される[図4(e)、図5(e)]。
次に、フォトレジスト層21,22を、その上の金属薄
層238,511とともに除去する(リフトオフ)。す
ると、絶縁層1の表面側の凹部23,24の内壁面に金
属薄層238が残り、それぞれ端子部2、配線層3、コ
イル8の一部を構成するとともに、裏面側の凹部25,
26の内壁面に金属薄層511が残り、それぞれ配線層
5、11の一部を構成する。[図4(f)、図5
(f)]。次に、フォトエッチング法等により(フォト
レジスト層は図示省略)、導通用導電層4,9の形成個
所に貫通孔27,28を形成し、前記と同様の方法で内
壁面を粗面化し、さらに無電解めっき法で銅等よりなる
金属薄層49を形成する[図4(g)、図5(g)]。
次に、前記凹部23,24、25,26および貫通孔2
7,28内に、無電解めっき法で、または前記金属薄層
238,511,49を利用して電解めっき法で、端子
部2、配線層3,5,11、コイル8、導通用導電層
4、9を形成する[図4(h)、図6(h)]、次に、
絶縁層1の表面側のコイル8で囲まれる中央部に磁性膜
10を形成するとともに、裏面側の配線層5,11の端
部に半田等よりなるボール端子6,12を形成する[図
4(i)、図6(i)]。以上で、本発明のインダクタ
付き配線基板Aが製作される。
【0023】なお、上記実施例に示した全芳香族ポリエ
ステル液晶ポリマフィルムよりなる絶縁層1を用いる配
線基板Aによれば、絶縁層1の吸水率が0.04%(2
3℃,24H )と、従来のポリイミド樹脂フィルムの
吸水率2.9%(23℃,24H )に比較して約70
分の1であり、これに伴って、絶縁層1の表面側の凹部
23,24、裏面側の凹部25,26および貫通孔2
7,28形成のためのエッチングや、前記各凹部23,
24、25,26および貫通孔27,28の内面の粗面
化のためのウェットブラスト処理または液体ホーニング
処理工程等における絶縁層1の吸湿寸法変化率は4×1
-6/℃(RH)と、従来のポリイミド樹脂フィルムの
吸湿寸法変化率22×10-6/℃(RH)と比較して約
5分の1に低減でき、回路配線パターンの変形等が生じ
ない寸法精度の高いインダクタ付き配線基板Aが提供で
きるという特長がある。
【0024】また、上記実施例においては、凹部23,
24、25,26を形成後に[(図4(c)、図5
(c)]、それぞれの内壁面23a,24a、25a,
26aを粗面化し[(図4(d)、図5(d)]、各凹
部23,24、25,26に金属薄層238,511を
形成後[(図4(e)、図5(e)]、フォトレジスト
層21,22を除去してから[(図4(f)、図5
(f)]、貫通孔27,28を形成する[(図4
(g)、図5(g)]場合について説明したが、前記凹
部23,24、25,26を形成後に[(図4(c)、
図5(c)]、引き続いて貫通孔27,28を形成し、
しかる後に、凹部23,24、25,26および貫通孔
27,28の内壁面を粗面化し、その粗面化した内壁面
に金属薄層238,511,49を形成するようにして
もよい。そのようにすると、粗面化工程および金属薄層
形成工程が各一回で済み、製造コストを低減できるとい
う特長がある。
【0025】さらにまた、上記実施例は、絶縁層1の各
凹部23,24、25,26および貫通孔27,28の
内壁面を粗面化した後、無電解めっき法で金属薄層23
8,511,49を形成する場合について説明したが、
このような方法によれば、粗面化工程に引き続いて、し
かも一度に無電解めっき法で金属薄層238,511,
49が形成できて便利であるが、もし必要ならば、絶縁
層1の各凹部23,24、25,26および貫通孔2
7,28の内壁面を粗面化後、または粗面化することな
く、スパッタ法等により金属薄層238,511,49
を形成するようにしてもよい。
【0026】また、上記実施例では、磁性膜10を絶縁
層1の表面に形成する場合について説明したが、このよ
うにすれば磁性膜10を簡単に形成できる利点がある
が、必要とされるインダクタンス値が小さい場合は、磁
性膜10を省略することができる。さらに、磁性膜10
を端子部2、配線層3、コイル8と同様に、絶縁層1に
埋め込み形成してもよい。このような構成にすれば、イ
ンダクタ7のインダクタンス値を著しく増大することが
できる。あるいは、同一のインダクタンス値をより小面
積のインダクタ7で得られるという特長がある。
【0027】さらにまた、上記実施例では、ボール端子
6とは別に、インダクタ7用のボール端子12を設ける
場合について説明したが、ボール端子6を共用できる場
合は、ボール端子12を省略することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上のように、絶縁層と、絶縁
層に形成された配線層と、少なくとも一部の配線層から
絶縁層の裏面に達するように形成された貫通孔と、この
貫通孔内に形成された導通用導電層と、前記絶縁層に形
成されたインダクタとを有することを特徴とするインダ
クタ付き配線基板であるから、配線基板の空きスペース
を利用して、絶縁層1と一体にインダクタ7を形成して
いるので、別個のインダクタを組み付ける必要がなくな
り、配線基板を用いる電子機器等の製造作業が容易にな
るばかりでなく、電子機器全体を薄型化および小型・軽
量化できる。また、インダクタ7を半導体チップ等の搭
載電子部品と近接して配置できるので、伝送ロスが少な
くなる。さらに、前記配線層、コイルを絶縁層に埋め込
み形成することにより、これらの上面を絶縁層の上面と
面一にすることができ、この配線層およびコイルの上に
フォトレジスト層やソルレジスト層を形成する場合に、
これらの上面肩部のフォトレジスト層やソルレジスト層
が薄くなったり、これらの上面肩部が露出することがな
くなり、これらに起因する不都合を一掃することができ
る。しかも、これらの上面を絶縁層の上面と面一にする
ことができるから、シート状のフォトレジスト層やソル
ダーレジスト層を用いることも可能になるインダクタ付
き配線基板が提供できる。本発明はまた、絶縁層の表面
にフォトレジスト層を形成する工程と、フォトレジスト
層から露出する絶縁層をエッチングして配線層用凹部お
よびインダクタ用凹部を形成する工程と、これら凹部に
配線層およびインダクタを埋め込み形成する工程とを含
むことを特徴とするインダクタ付き配線基板の製造方法
であるから、前記各種の優れた特長を有する配線基板を
容易に製造できる製造方法が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のインダクタ付き配線基板
Aを示し、(a)は平面図、(b)は正面図および
(c)は下面図
【図2】 本発明の一実施例のインダクタ付き配線基板
Aの縦断面図
【図3】 本発明の一実施例のインダクタ付き配線基板
Aの要部拡大縦断面図
【図4】 図1のインダクタ付き配線基板Aの製造方法
について説明する工程ブロック図
【図5】 図1のインダクタ付き配線基板Aの製造方法
について説明する一連の工程の内、前半の各工程におけ
る絶縁層等の状態を示す要部拡大縦断面図
【図6】 図1のインダクタ付き配線基板Aの製造方法
について説明する一連の工程の内、後半の各工程におけ
る絶縁層等の状態を示す要部拡大縦断面図
【図7】 従来の配線基板を示し、(a)は平面図、
(b)は正面図および(c)は下面図
【図8】 配線基板のインターポーザとしての使用例を
示す正面図
【符号の説明】
1 絶縁層 2 端子部 3、5,11 配線層 4、9 導通用導電層 6、12 ボール端子 7 インダクタ 8 コイル 10 磁性膜 23、24,25,26 凹部 23a、24a,25a,26a 凹部の内壁面 27、28 貫通孔 27a、28a 貫通孔の内壁面 49、238、511 金属薄層
フロントページの続き Fターム(参考) 4E351 AA01 AA03 AA04 AA16 BB09 BB11 BB15 BB26 BB33 BB49 CC03 CC06 CC07 DD04 DD48 GG02 GG20 5E317 AA24 BB02 BB03 BB12 CC32 CD05 CD11 CD25 CD27 CD32 GG03 GG11 GG16 5E343 AA12 AA17 AA18 AA33 BB02 BB24 BB62 DD33 EE33 EE43 EE58 ER26 GG02 GG04 GG08 GG20

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁層と、絶縁層に形成された配線層と、
    少なくとも一部の配線層から絶縁層の裏面に達するよう
    に形成された貫通孔と、この貫通孔内に形成された導通
    用導電層と、前記絶縁層に形成されたインダクタとを有
    することを特徴とするインダクタ付き配線基板。
  2. 【請求項2】前記配線層,導通用導電層およびインダク
    タが、めっきで形成されていることを特徴とする請求項
    1記載のインダクタ付き配線基板。
  3. 【請求項3】前記配線層,導通用導電層およびインダク
    タが、無電解めっき法、または無電解めっき層の上に電
    解めっき法で形成されていることを特徴とする請求項1
    ないし2記載のインダクタ付き配線基板。
  4. 【請求項4】前記配線層およびインダクタが、絶縁層の
    上面と略面一に埋め込み形成されていることを特徴とす
    る請求項1ないし3記載のインダクタ付き配線基板。
  5. 【請求項5】前記配線層,導通用導電層およびインダク
    タが、銅により形成されていることを特徴とする請求項
    1ないし4記載のインダクタ付き配線基板。
  6. 【請求項6】前記絶縁層が、全芳香族ポリエステル液晶
    ポリマ樹脂であることを特徴とする請求項1ないし5記
    載のインダクタ付き配線基板。
  7. 【請求項7】前記絶縁層が、可撓性を有する樹脂である
    ことを特徴とする請求項1ないし6記載のインダクタ付
    き配線基板。
  8. 【請求項8】 前記絶縁層の少なくとも配線層およびイ
    ンダクタと接する面が、粗面に形成されていることを特
    徴とする請求項1ないし7記載のインダクタ付き配線基
    板。
  9. 【請求項9】前記導通用導電層が、無電解めっき法、ま
    たは無電解めっき層の上に電解めっき法、または導電性
    ペーストの塗布のいずれかの方法で形成されていること
    を特徴とする請求項1ないし8記載のインダクタ付き配
    線基板。
  10. 【請求項10】前記インダクタが、磁性膜を有すること
    を特徴とする請求項1ないし9記載のインダクタ付き配
    線基板。
  11. 【請求項11】絶縁層の表面にフォトレジスト層を形成
    する工程と、フォトレジスト層から露出する絶縁層をエ
    ッチングして配線層用凹部およびインダクタ用凹部を形
    成する工程と、これら凹部に配線層およびインダクタを
    埋め込み形成する工程とを含むことを特徴とするインダ
    クタ付き配線基板の製造方法。
  12. 【請求項12】前記絶縁層に形成した配線層用凹部およ
    びインダクタ用凹部の内壁面をウェットブラスト法また
    は液体ホーニング法で粗面化する工程と、この粗面化さ
    れた表面に無電解めっき法で金属薄層を形成する工程
    と、この金属薄層上に無電解めつき法でまたは無電解め
    っき層の上に電解めっき法で配線層およびインダクタを
    形成する工程とを含むことを特徴とする請求項11記載
    のインダクタ付き配線基板の製造方法。
JP11037211A 1999-02-16 1999-02-16 インダクタ付き配線基板およびその製造方法 Pending JP2000236149A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11037211A JP2000236149A (ja) 1999-02-16 1999-02-16 インダクタ付き配線基板およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11037211A JP2000236149A (ja) 1999-02-16 1999-02-16 インダクタ付き配線基板およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000236149A true JP2000236149A (ja) 2000-08-29

Family

ID=12491268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11037211A Pending JP2000236149A (ja) 1999-02-16 1999-02-16 インダクタ付き配線基板およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000236149A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005500685A (ja) * 2001-08-14 2005-01-06 スカイワークス ソリューションズ,インコーポレイテッド インダクタを埋め込んだリードレスチップキャリアの構造およびその作製のための方法
JP2010080946A (ja) * 2008-08-26 2010-04-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 電気回路の製造方法、及びその方法により得られる電気回路基板
WO2011052211A1 (ja) * 2009-10-30 2011-05-05 パナソニック電工株式会社 回路基板及び回路基板に部品が実装された半導体装置
JP2011119669A (ja) * 2009-10-30 2011-06-16 Panasonic Electric Works Co Ltd 多層回路基板の製造方法及び該製造方法により製造された多層回路基板
US8240036B2 (en) 2008-04-30 2012-08-14 Panasonic Corporation Method of producing a circuit board
US8272126B2 (en) 2008-04-30 2012-09-25 Panasonic Corporation Method of producing circuit board
US8698003B2 (en) 2008-12-02 2014-04-15 Panasonic Corporation Method of producing circuit board, and circuit board obtained using the manufacturing method
US9082438B2 (en) 2008-12-02 2015-07-14 Panasonic Corporation Three-dimensional structure for wiring formation
US9332642B2 (en) 2009-10-30 2016-05-03 Panasonic Corporation Circuit board
JPWO2017022813A1 (ja) * 2015-08-05 2018-05-24 株式会社村田製作所 インダクタ部品およびその製造方法

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100786001B1 (ko) * 2001-08-14 2007-12-14 스카이워크스 솔루션즈 인코포레이티드 인덕터가 내장된 무연 칩 캐리어의 구조 및 제조방법
JP2005500685A (ja) * 2001-08-14 2005-01-06 スカイワークス ソリューションズ,インコーポレイテッド インダクタを埋め込んだリードレスチップキャリアの構造およびその作製のための方法
US9332650B2 (en) 2008-04-30 2016-05-03 Panasonic Corporation Method of producing multilayer circuit board
US8240036B2 (en) 2008-04-30 2012-08-14 Panasonic Corporation Method of producing a circuit board
US8272126B2 (en) 2008-04-30 2012-09-25 Panasonic Corporation Method of producing circuit board
JP2010080946A (ja) * 2008-08-26 2010-04-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 電気回路の製造方法、及びその方法により得られる電気回路基板
US9082438B2 (en) 2008-12-02 2015-07-14 Panasonic Corporation Three-dimensional structure for wiring formation
US8698003B2 (en) 2008-12-02 2014-04-15 Panasonic Corporation Method of producing circuit board, and circuit board obtained using the manufacturing method
WO2011052211A1 (ja) * 2009-10-30 2011-05-05 パナソニック電工株式会社 回路基板及び回路基板に部品が実装された半導体装置
US8929092B2 (en) 2009-10-30 2015-01-06 Panasonic Corporation Circuit board, and semiconductor device having component mounted on circuit board
TWI463930B (zh) * 2009-10-30 2014-12-01 松下電器產業股份有限公司 電路基板及在電路基板安裝有元件之半導體裝置
JP2011119669A (ja) * 2009-10-30 2011-06-16 Panasonic Electric Works Co Ltd 多層回路基板の製造方法及び該製造方法により製造された多層回路基板
US9332642B2 (en) 2009-10-30 2016-05-03 Panasonic Corporation Circuit board
US9351402B2 (en) 2009-10-30 2016-05-24 Panasonic Corporation Circuit board, and semiconductor device having component mounted on circuit board
JPWO2017022813A1 (ja) * 2015-08-05 2018-05-24 株式会社村田製作所 インダクタ部品およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5530288A (en) Passive interposer including at least one passive electronic component
US6914322B2 (en) Semiconductor device package and method of production and semiconductor device of same
JP5882390B2 (ja) チップ/基板アセンブリを形成する方法
US4997517A (en) Multi-metal layer interconnect tape for tape automated bonding
JP2002016183A (ja) 半導体パッケージ用回路基板及びその製造方法
JP2001176904A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US6660942B2 (en) Semiconductor device with an exposed external-connection terminal
JP2000236149A (ja) インダクタ付き配線基板およびその製造方法
JP2002043752A (ja) 配線基板,多層配線基板およびそれらの製造方法
JP2005223223A (ja) 半導体ic内蔵基板及びその製造方法、並びに、半導体ic内蔵モジュール
US6629366B1 (en) Method of producing a multilayer wiring board
JP2004087701A (ja) 多層配線構造の製造方法および半導体装置の搭載方法
US20020137256A1 (en) Method and structure for an organic package with improved BGA life
JPH10125818A (ja) 半導体装置用基板並びに半導体装置及びそれらの製造方法
JP2001036246A (ja) 配線基板およびこれを用いた多層配線基板
US7585419B2 (en) Substrate structure and the fabrication method thereof
US20060017133A1 (en) Electronic part-containing elements, electronic devices and production methods
US20080057627A1 (en) Method of manufacturing a combined multilayer circuit board having embedded chips
JPH0143473B2 (ja)
JP2000261152A (ja) プリント配線組立体
JP2005045187A (ja) 回路基板の製造方法、回路基板および多層回路基板
JPH1079568A (ja) プリント配線板の製造方法
KR100783462B1 (ko) 전자 소자 내장형 인쇄회로기판 및 그 제조방법
JP2787230B2 (ja) 電子部品塔載用基板
JP2571960B2 (ja) 両面可撓性回路基板及びその製造法