JP2000236184A - 離間するボタンを有するヒートシンク及びそれを製造する方法 - Google Patents

離間するボタンを有するヒートシンク及びそれを製造する方法

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JP2000236184A
JP2000236184A JP2000026926A JP2000026926A JP2000236184A JP 2000236184 A JP2000236184 A JP 2000236184A JP 2000026926 A JP2000026926 A JP 2000026926A JP 2000026926 A JP2000026926 A JP 2000026926A JP 2000236184 A JP2000236184 A JP 2000236184A
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button
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レイモンド アルブレッチト ルイス
James J Hansen
ジェイ ハンセン ジェイムズ
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オウブレイ シュウメイク スティーヴン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、離間するボタンを有するヒートシ
ンク及びそれを製造する方法に関する。 【解決手段】 本発明は、所定の厚みを有すると共に開
口部が形成されている、回路基板に用いるためのヒート
シンクを製造する方法を提供する。ある特定の実施例で
は、この方法は、ヒートシンク本体を形成し、所定の第
1の高さにヒートシンク本体の一部を突き出すことによ
って、ヒートシンク本体にサポート・ショルダーを形成
し、所定の第2の高さにサポート・ショルダーの一部を
突き出すことによって、ヒートシンク本体にボタン・シ
ョルダーを形成する工程を備えている。好都合に、ヒー
トシンク本体はアルミニウム又はアルミニウム合金を含
んでいる。しかし、もちろん、他の突出自在の又は可鍛
自在の材料を、アルミニウム又はその合金の代わりに使
用できることも認められる。更に、複数のこのようなサ
ポート・ショルダーとボタン・ショルダーとを形成し
て、複数の結合点を回路基板に呈することが可能なの
で、対応する数の開口部も具備できることが認められ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全体的にヒートシンク
を意図し、特に離間するボタンを有するヒートシンク及
びそれを製造する方法に関する。
【0002】
【従来技術】回路設計技術者の関心の1つは、電子回路
の動作中に生じる回路又は構成要素の熱を制御すること
にある。このような制御は、発生する熱に起因する構成
要素又は回路の故障を防止するために必要になる。回路
と構成要素の熱を制御するために一般的に好まれる方法
は、破壊レベルに達する前に大気に熱を分散させること
である。そのために、設計技術者は、構成要素又は回路
から生じた熱を吸収して、大気に放熱させるヒートシン
クを構成要素又は回路に通常は組み込んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ヒートシンクは、熱伝
導又は熱伝達特性に優れている材料から一般的に製造さ
れている。すなわち、この材料は、熱を吸収して周囲に
効果的に放熱できなければならない。銅やアルミニウム
や鉄、それらの合金を含めて、幾つかの金属材料が優れ
た熱伝達特性を備えている。これらの材料の任意のもの
がヒートシンクとして使用できるが、アルミニウムが一
般的に好ましい材料である。なぜならば、銅は高価であ
り、鉄はそれほど可鍛性に優れていないためである。
【0004】ヒートシンクは多種多様な形状と大きさで
製造されており、ヒートシンクと回路又は構成要素を組
合せた方法も幾つかある。時々、ヒートシンクを熱発生
要素に直接取り付けたり、或いは回路全体を1つのヒー
トシンクに組み込んだりしている。小さなプリント基板
又は配線板に取り付けた回路の場合、全体的な回路基板
又は配線板そのものが、そこに組み込まれたヒートシン
クの役割を担うことが多い。殆どの場合、小型のプリン
ト基板は、付随する回路に相応する形状で、アルミニウ
ムのように、単一の金属材料から成る単一のヒートシン
クを必要としている。従来技術では、ヒートシンクは、
金属製のヒートシンクがプリント基板上で回路と短絡す
ることを防止するために、ヒートシンクと回路基板との
間に絶縁用の空間が存在する方法又はメカニズムを用い
て回路に固定されている。
【0005】多くの従来のデバイスでは、小形で平らな
プリント基板をヒートシンクに組み込むことが要求され
る場合、回路基板とほぼ同じ大きさの平らなアルミニウ
ム片が、ヒートシンクとして用いるために必要であっ
た。回路基板又は配線板とヒートシンクとは、互いに直
接面するように通常は組み込まれている。この構成によ
ると、ヒートシンクは、ボードに組み込まれた回路部と
構成要素とが放出する熱を吸収できる。ヒートシンク
は、クリップやネジやピンやボルトのように、任意の幾
つかの十分に認められている固定手段を用いて、規定位
置に通常は保たれている。更に、ヒートシンクが回路基
板又は配線板と直接接触しないように、スペーサを用い
て、回路基板とヒートシンクとを分離している。
【0006】これらの従来のアセンブリには細心の注意
をはらって組み立てなければならない小型部品が幾つか
必要なので、製造工程の速度が遅くなりコストも高くな
ることを一般的に意味している。更に、組立工程の残り
の過程で生じる振動と取扱とのために、部品が外れた
り、不注意のために省かれたりするので、種々の小型部
品を用いる時に、多くの組立部品は品質管理の理由から
通常は拒絶されている。
【0007】そこで、従来技術で必要とされることは、
取付方法が単純で、従来技術の方式より実質的に少数の
部品を用いると共に、熱管理を要求する回路部に取り付
けることができるヒートシンクである。
【0008】
【課題を解決するための手段】従来技術の前述の欠点を
解決するために、本発明は、所定の厚みを有すると共に
開口部が形成されている、回路基板に用いるためのヒー
トシンクを製造する方法を提供する。ある特定の優れた
実施例では、この方法は、ヒートシンク本体を形成し、
所定の第1の高さにヒートシンク本体の一部を突き出す
ことによって、ヒートシンク本体にサポート・ショルダ
ーを形成し、所定の第2の高さにサポート・ショルダー
の一部を突き出すことによって、ヒートシンク本体にボ
タン・ショルダーを形成する工程を備えている。好都合
に、ヒートシンク本体はアルミニウム又はアルミニウム
合金を含んでいる。しかし、もちろん、他の突出自在の
又は可鍛自在の材料を、アルミニウム又はその合金の代
わりに使用できることも認められる。更に、複数のこの
ようなサポート・ショルダーとボタン・ショルダーとを
形成して、複数の結合点を回路基板に呈することが可能
なので、対応する数の開口部も具備できることが認めら
れる。
【0009】従って、広い範囲で、本発明は、新規のヒ
ートシンク取付システムとその取付システムを製造する
方法とを提供する。例えば、サポート・ショルダーとボ
タン・ショルダーとが、順送りダイ・プレス上のダイの
ように、ダイを用いて金属製のヒートシンク本体を二重
に引いて容易に製造することができる。代わりに、もち
ろん、ヒートシンク本体を突き出して、サポート・ショ
ルダーとボタン・ショルダーとを形成することもでき
る。必要な組立部品が無いので、製造時間とコストとが
実質的に低減する。更に、サポート・ショルダーとボタ
ン・ショルダーの製造が容易なので、ヒートシンクの大
量生産も容易に達成できる。
【0010】本発明の方法は、開口部の内径より細い外
径のボタン・ショルダーを形成する工程を更に具備でき
る。この見解により、開口部にボタン・ショルダーを容
易に挿入することが可能になる。別の見解では、サポー
ト・ショルダーを形成する工程は、回路基板とヒートシ
ンクとの間に最大設計距離の離間構造を呈する突出高を
もつスペーサ・ショルダーを形成する工程を備えてい
る。一般的に、電子要素は、ヒートシンクが取り付けら
れる回路基板の同じ側面に組み込まれる。このような事
例では、スペーサ・ショルダーの高さは、電子要素が回
路基板に組み込まれる時にヒートシンクと熱的に結合さ
れるように定められている。ある事例では、電子要素
は、ダイアモンド充填シリコンのように、熱伝導性シリ
コン・ゲルからヒートシンクに熱的に結合される。従っ
て、サポート・ショルダーは、ヒートシンクと回路基板
との間に必要な距離の離間構造を呈するためのスペーサ
としても機能する。
【0011】別の実施例では、所定の第2の高さにボタ
ン・ショルダーを形成する工程は、回路基板の厚みを実
質的に越えない高さにボタン・ショルダーを形成する工
程を備えている。回路基板の厚みを実質的に越えないと
いうことは、ボタン・ショルダーの突出部が回路基板上
で大幅に突き出さないので、広がり力がボタン・ショル
ダーに加えられる時に、回路基板に向けて曲がることを
意味している。
【0012】別の見解では、本発明は回路基板を製造す
る方法を提供する。この特定の実施例では、この方法
は、開口部と所定の厚みとを有する回路基板を形成し、
ヒートシンク本体を形成し、開口部にボタン・ショルダ
ーの突出部を挿入し、ある力を突出部に加えて、その直
径を増加し、開口部の内径に対するボタン・ショルダー
の摩擦保持力を得る工程を備えている。この実施例で
は、ヒートシンクを形成する工程が、所定の第1の高さ
にヒートシンク本体の一部を突き出すことによって、ヒ
ートシンク本体にサポート・ショルダーを形成し、所定
の第2の高さにサポート・ショルダーの一部を突き出す
ことによって、ヒートシンク本体にボタン・ショルダー
を形成する工程を備えている。
【0013】更に別の見解では、本発明は、所定の厚み
を有すると共に開口部が形成されている回路基板に用い
るためのヒートシンクを提供する。ヒートシンクは、ヒ
ートシンク本体と、所定の第1の高さを有するヒートシ
ンク本体の表面に形成したサポート・ショルダーとを備
えている。ヒートシンクは、所定の第2の高さを有する
サポート・ショルダーに形成したボタン・ショルダーを
更に備えている。
【0014】本発明の別の見解は、開口部と所定の厚み
を有する回路基板と、所定の第1の高さを有するヒート
シンク本体に形成したサポート・ショルダーを備えたヒ
ートシンク本体と、ヒートシンク本体に形成されると共
に所定の第2の高さを有するボタン・ショルダーを更に
具備する、回路基板を意図している。
【0015】前述のように、本発明の幅広い好ましい別
の特徴について述べてきたが、当業者は、次に示す本発
明の詳細な説明を理解できるものと思われる。本発明の
更なる特徴が次に記され、本発明の請求項を構成するこ
とになる。当業者は、本発明の同じ目的を実施するため
に他の構造を設計又は変更する基準に準じて開示した概
念と特定の実施例を容易に使用できることを認めるもの
と思われる。当業者は、このような等価構造は、その幅
広い形態で本発明の趣旨と範囲を逸脱しないことも認め
るものと思われる。
【0016】
【実施例】本発明の更に十分に理解するために、添付す
る図面を参照しながら説明する。まず、図1は、熱の制
御を必要として組み込まれた回路部をもつプリント回路
基板又は配線板150に付随するヒートシンク110か
ら成る従来技術のアセンブリ100を示す。ヒートシン
ク110は、ボルト115を受けるためにヒートシンク
110と回路基板150とに開けた穴部に挿入した小さ
なボルト115(ピン、クリップ、ネジ又は他の取付部
材を使用できる)を用いて回路基板に取り付けられてい
る。ヒートシンク110と回路基板150との間で必要
な空間を維持するために、ボルト115をヒートシンク
110又は回路基板150に挿入した後に、必要におう
じて、それをスペーサ116が回路基板150とヒート
シンク110の間に挟まれるように他方に挿入する前
に、スペーサ116が各々ボルト115上に配置され
る。スペーサ116は、プリント基板又は回路基板15
0に取り付けた構成要素と回路部とに金属製ヒートシン
ク110が接触しないように、十分な厚みを有していな
ければならない。アセンブリ100を互いに維持するた
めに、小さな機械的なナット117をボルト115にネ
ジで止めなければならない。前述のように、これらの取
付方法は、一般的に効果的であるが、部品数と製造時間
との増加に起因するコストアップの欠点に悩まされてい
る。
【0017】図2Aと2Bは、回路基板に用いるため
に、本発明の原理に基づいて構成したヒートシンク20
0の実施例を示す。図のヒートシンク200を製作する
ために用いた材料はアルミニウム又はアルミニウム合金
である。この材料は、熱伝導性と可鍛性とが優れている
ので特に用いられている。しかし、当業者には周知の他
の可鍛性で熱伝導性の材料も使用できる。ヒートシンク
200の最終的な大きさと形状とは、それが組み込まれ
る回路基板又は配線板から決まる。優れた実施例では、
ヒートシンク200は、第1の側面251と第2の側面
252とを有する本体250を備えている。所定の第1
の高さをもつサポート・ショルダー210が、本体25
0の外側の第2の側面252の表面に形成されている。
所定の第1の高さは、第2の側面252の表面からサポ
ート・ショルダー210の最上部にかけての距離を意味
する。実施例では、ヒートシンク200は、各々の角部
に1つづつ、4つのサポート・ショルダー210を備え
ている。また、本体250の外側で、各々サポート・シ
ョルダー210のほぼ中心に、所定の第2の高さをもつ
ボタン・ショルダー215が形成されている。所定の第
2の高さは、サポート・ショルダー210の最上部から
ボタン・ショルダー215の最上部にかけての距離を意
味する。
【0018】当業者は、図のヒートシンク200の幾つ
かの変形例も本発明の範囲に属することを認めるものと
思われる。例えば、前述のように、アルミニウム又はア
ルミニウム合金以外の材料も使用できて、ヒートシンク
200は、図の形状と異なる多種多様な形状で製作でき
て、種々のパターンと数で形成したボタン・ショルダー
215とサポート・ショルダー210も具備することが
できる。ボタン・ショルダー215とサポート・ショル
ダー210の正確な数と位置とは、意図する適用事例に
基づいて、ヒートシンク200の設計者が決定すること
になる。ある実施例では、ボタン・ショルダー215
は、それを挿入する回路基板の開口部より細い外径を備
えている。別の実施例では、サポート・ショルダー21
0は、ヒートシンク200を回路基板に取り付ける時
に、回路基板とヒートシンク200との間に設計距離の
離間を呈するように構成した高さをもつスペーサ・ショ
ルダー211としても機能する。類似の形態で、ボタン
・ショルダー215の高さは、回路基板の厚みを越えな
い高さから、回路基板の厚みを越える直前の厚みに変え
ることができる。
【0019】当業者は、図のヒートシンク200が多く
の方式で製造できることを認めるものと思われる。例え
ば、ヒートシンク200は、成形や押出しや鋳造の工程
から形成できる。ある特に優れた実施例では、ヒートシ
ンク200が、順送りダイ・プレスを用いて製造されて
いる。この特定の実施例では、ヒートシンク200はパ
ンチとダイの動作から形成される。このようなダイ・プ
レス動作では、ヒートシンク本体250は、2つのパン
チとダイ動作が行われる金属製の平らな片に好都合にな
る。ヒートシンク200がダイに最初に保持され、加圧
動作を用いて、パンチ圧をヒートシンク本体250の第
1の側面251に十分な力で印加するので、ヒートシン
ク本体250の一部が本体250の第2の側面252か
ら突き出て、所定の高さのサポート・ショルダー210
が形成される。図の実施例では、サポート・ショルダー
210が、ヒートシンク200の各々の角部に形成され
ている。サポート・ショルダー210の数と、それらの
高さと直径とは、ショルダー210を形作って形成する
ために用いるダイ設計に基づいて変更できる。
【0020】ショルダー210の形成後、ヒートシンク
本体200に対して第2のパンチとダイの動作が行われ
る。この動作は、サポート・ショルダー210上にボタ
ン・ショルダー215を形成するために行われる。ヒー
トシンク200が第2のダイに保持され、加圧動作を用
いて、パンチ圧を十分な力で第1の側面251のサポー
ト・ショルダー210に加えるので、ボタン・ショルダ
ー215がサポート・ショルダー210の最上部から突
き出ることになる。ボタン・ショルダー215は、サポ
ート・ショルダー210より直径が細いので、通常は、
第1のダイとパンチの動作で生じた各々サポート・ショ
ルダー210の中心から実質的に押されることになる。
【0021】前述の方式でボタン・ショルダー215を
形成した結果として、ショルダー・ボタン201は、各
々ボタン・ショルダー215の最下部と各々サポート・
ショルダー210の最上部との接合部に形成されたスペ
ーサ・ショルダー211を有することになる。このスペ
ーサ・ショルダー211は、ヒートシンク200と、そ
れが固定されるプリント基板又は配線板との間に、希望
した離間構造を維持するように機能する。
【0022】前述の製造工程は、結果として、プリント
基板又は配線板に取り付けるために必要な特質をもつ材
料の単一片から形成した統合的なヒートシンク200に
なる。ボタン・ショルダー215は、回路基板又は配線
板にヒートシンク200を固定するために用いる取付ピ
ンとして作動し、スペーサ・ショルダー211は、回路
基板又は配線板とヒートシンク200との表面間に適切
な空間部を維持することになる。
【0023】図3Aと3Bは、モジュール・アセンブリ
300として結合したヒートシンク200とプリント基
板又は配線板350とを示す。プリント基板又は配線板
350は、ヒートシンク310が基板350に接合され
る取付点として機能する所定の開口部355を備えて製
造されている。ヒートシンク200は基板350に対抗
して位置しているので、そのボタン・ショルダー215
が、開口部355と対抗して位置すると共にそれと噛み
合っている。部分的な組立部は、開口部355にボタン
・ショルダー215を挿入して行われる。図示するよう
に、ボタン・ショルダー215の外径は開口部355の
内径より僅かに細いので、空間部360がボタン・ショ
ルダー215と開口部355との間に形成される。基板
350と基板350との間の空間部の必要量として、ヒ
ートシンク200から十分に離間され、サポート・ショ
ルダー210によって囲われている。サポート・ショル
ダー210は十分な空間を呈するので、ヒートシンク2
00に対抗して基板350の側面に取り付けられる電気
要素は、ヒートシンク200と十分に接触して、熱を電
気要素からヒートシンク200に適切に伝導できる。完
成時に、モジュール・アセンブリ300は、図1に示し
た回路基板120とヒートシンク110と同じ基本構成
をもつことになる。しかし、それは、実質的に少数の部
品と実質的に短い時間で完成するので、コストを低減し
て、生産効率を高めることができる。
【0024】完成したモジュール・アセンブリ300の
部品数が更に少ないので、最終的な組立工程は従来技術
の工程より実質的に単純化される。製造ステップが容易
に自動化できるので、製造工程全体も単純になり効率的
になるので、廉価になる。結論として、品質管理が大き
く改善され、優れた製品を呈することになる。
【0025】図4Aと4Bと4Cは、共に図3に示した
基板350とヒートシンク200との固定に使用できる
押し広げ(flaring)ツール400と410を示
す。ヒートシンク200は、図4Cに示すように、開口
部355の内壁に対して外向きにボタン・ショルダー2
15の素材を押し込むために、1つの押し広げツール4
00を用いて、ボタン・ショルダー215をパンチし
て、基板350に取り付けることができる。ヒートシン
ク200をこのようにして回路基板又は配線板350に
取り付けると、それは摩擦勘合(friction f
it)で規定状態に保たれる。なぜならば、ショルダー
・ボタン315は、基板350上にヒートシンク200
を保つように、押し広げツール400又は410によっ
て僅かだけ過大に形成されているからである。
【0026】押し広げツール400と410の端部40
1と411は、当業者には周知のように、種々の形状で
可能である。ツール400と410の端部401と41
1は、ボタン215を開口部355に挿入した後に、ボ
タン・ショルダー215の先端上に置かれる。図4Bは
ピン215の先端上のツール400の構造を示す。ツー
ル410を用いて、ボタン215の先端に力を加える
と、ボタン215の金属端が広がる。ボタン215の先
端が広がるので、図4Cに図示するように、回路基板3
50にヒートシンク310が固定される。組込みに要求
される耐久性に準じて、広がり量を変えることができ
る。例えば、ヒートシンク200は、例えば、モジュー
ル・アセンブリ300が衝撃又は振動に晒される機械又
は乗用車に用いられるように、有害環境又は極端な環境
でも規定状態に維持されるように固定しなければならな
い場合、ボタン215を更に深々と押し広げて、強い摩
擦保持力を呈することができる。更に有用な適用事例で
は、僅かの押し広げ力を用いて、保守係員が、基板35
0に近づくために、スクリュードライバのように、小さ
な手工具の回転作用でヒートシンク200を除去するこ
とができる。このように、効果的な基板350を用意す
ると、更に安いヒートシンク200を除外して交換する
ことができる。
【0027】別の実施例では、ボタン・ショルダー21
5は、開口部355に挿入される時に強靭な摩擦勘合を
生じるように形成できる。このような事例では、ヒート
シンク200は、十分な力を印加して、ボタン・ショル
ダー215を開口部355に押し込むと取り付けること
ができる。ボタン・ショルダー215と開口部355と
の間の強靭な摩擦勘合は、基板350上にヒートシンク
200を堅固に保持できる十分な強度である。
【0028】本発明について詳細に述べてきたが、当業
者は、その幅広い形態で本発明の趣旨と範囲とから逸脱
せずに種々の変更と置換と代替が可能であることを認め
るものと思われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のヒートシンクとプリント基板又は配
線板のアセンブリを示す。
【図2】Aは、本発明に基づいて構成したヒートシンク
の実施例を示す図である。Bは、図2Aのヒートシンク
の断面図を示し、ヒートシンクの材料から形作った二重
サポート・ショルダーとボタン・ショルダーとを示す図
である。
【図3A】本発明に基づいて構成すると共に基板に取り
付けたヒートシンクを示す図である。
【図3B】基板に形成した開口部に挿入したヒートシン
クの断面図である。
【図4A】基板に固定するために、ヒートシンクにショ
ルダー・ボタンを押し広げて取り付けるためのツールを
示す図である。
【図4B】ヒートシンクを基板に固定するために、ショ
ルダー・ボタンを押し広げて取り付けるように配置した
ツールを示す図である。
【図4C】基板に摩擦勘合で固定したヒートシンクの断
面図である。
【符号の説明】
200 ヒートシンク 210 サポート・ショルダー 211 スペーサ・ショルダー 215 ボタン・ショルダー 250 本体 251 第1の側面 252 第2の側面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイムズ ジェイ ハンセン アメリカ合衆国 75087 テキサス,ロッ クウォール,ペリカン コーヴ 124 (72)発明者 スティーヴン オウブレイ シュウメイク アメリカ合衆国 75181 テキサス,メス キート,スティルウォーター ドライヴ 2019

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の厚みを有すると共に開口部が形成
    されている、回路基板に用いるためのヒートシンクを製
    造する方法であって、 ヒートシンク本体を形成する工程と、 所定の第1の高さにヒートシンク本体の一部を突き出す
    ことによって、前記のヒートシンク本体にサポート・シ
    ョルダーを形成する工程と、 所定の第2の高さに前記のサポート・ショルダーの一部
    を突き出すことによって、前記のヒートシンク本体にボ
    タン・ショルダーを形成する工程とを含む方法。
  2. 【請求項2】 前記ボタン・ショルダーを形成する工程
    が、前記の開口部の内径より細い外径を具備するボタン
    ・ショルダーを形成する工程を含んでいる請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 前記サポート・ショルダー及びボタン・
    ショルダーを形成する工程が、ダイ・プレスでボタン・
    ショルダーとサポート・ショルダーとを形成する工程を
    含む請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記ヒートシンク本体を形成する工程
    が、アルミニウムからヒートシンク本体を形成する工程
    を含む請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記サポート・ショルダーを形成する工
    程が、前記の回路基板と前記のヒートシンクとの間に最
    大設計距離の隔離構造を提供する突出高さを有するスペ
    ーサ・ショルダーを形成する工程を含む請求項1に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 複数のサポート・ショルダーと複数のボ
    タン・ショルダーとを形成する工程を更に備えている請
    求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記所定の第2の高さに前記のボタン・
    ショルダーを形成する工程は、前記の回路基板の前記の
    厚みを実質的に越えない高さにボタン・ショルダーを形
    成する工程を含む請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 回路基板を製造する方法であって、 開口部と所定の厚みとを有する回路基板を形成する工程
    と、 ヒートシンク本体を形成する工程であって、所定の第1
    の高さにヒートシンク本体の一部を突き出すことによっ
    て、前記のヒートシンク本体にサポート・ショルダーを
    形成し、所定の第2の高さに前記のサポート・ショルダ
    ーの一部を突き出すことによって、前記のヒートシンク
    本体にボタン・ショルダーを形成ことから成るヒートシ
    ンク本体を形成するする工程と、 前記の開口部に前記のボタン・ショルダーの前記の突出
    部を挿入する工程と、 力を前記の突出部に印加して、その直径を増加させ、前
    記の開口部の内径部に対して前記のボタン・ショルダー
    の摩擦保持力を加える工程とを含む方法。
  9. 【請求項9】 前記サポート・ショルダーとボタン・シ
    ョルダーとを形成する工程が、ダイ・プレスでボタン・
    ショルダーとサポート・ショルダーとを形成する工程を
    含む請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記ヒートシンク本体を形成する工程
    が、アルミニウムからヒートシンク本体を形成する工程
    を含む請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記サポート・ショルダーを形成する
    工程が、前記の回路基板と前記のヒートシンクとの間に
    最大設計距離の隔離構造を提供する、突出高さを有する
    スペーサ・ショルダーを形成する工程を含む請求項8に
    記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記回路基板を形成する工程が、プリ
    ント基板を形成すると共に電気要素をそこに取り付ける
    工程を含み、前記の電気要素が前記の最大設計距離に前
    記のプリント基板のヒートシンク取付面から延長しお
    り、これにより前記の電気要素が、前記のヒートシンク
    が前記のヒートシンク取付面に取り付けられる時に、前
    記のヒートシンクに熱的に結合されるようになっている
    請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 複数のサポート・ショルダーと複数の
    ボタン・ショルダーと複数の開口部とを前記の回路基板
    に形成する工程を更に含む請求項8に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記所定の第2の高さに前記のボタン
    ・ショルダーを形成する工程は、前記の回路基板の前記
    の厚みを実質的に越えない高さにボタン・ショルダーを
    形成する工程を含む請求項8に記載の方法。
  15. 【請求項15】 所定の厚みを有すると共に開口部が形
    成されている回路基板に用いるためのヒートシンクであ
    って、 ヒートシンク本体と、 前記のヒートシンク本体の表面に形成されると共に、所
    定の第1の高さを有するサポート・ショルダーと、 前記のサポート・ショルダーに形成されると共に、所定
    の第2の高さを有するボタン・ショルダーとを含むヒー
    トシンク。
  16. 【請求項16】 前記のボタン・ショルダーが前記の開
    口部の内径より細い外径を備えている請求項15に記載
    のヒートシンク。
  17. 【請求項17】 前記のヒートシンク本体がアルミニウ
    ムから構成している、特許請求の範囲第15項に記載の
    ヒートシンク。
  18. 【請求項18】 前記のサポート・ショルダーは、前記
    の回路基板と前記のヒートシンクとの間に最大設計距離
    の隔離構造を提供するように構成された高さを備えてい
    る請求項15に記載のヒートシンク。
  19. 【請求項19】 複数のサポート・ショルダーと複数の
    ボタン・ショルダーとを更に備えている請求項15に記
    載のヒートシンク。
  20. 【請求項20】 前記のボタン・ショルダーは、前記の
    回路基板の前記の厚みを実質的に越えない高さを備えて
    いる請求項1に記載のヒートシンク。
  21. 【請求項21】 回路基板であって、 開口部と所定の厚みとを有する回路基板と、 ヒートシンク本体であって、前記のヒートシンク本体に
    形成され、所定の第1の高さを有するサポート・ショル
    ダー及び前記のヒートシンク本体に形成され、所定の第
    2の高さを有するボタン・ショルダーを具備するヒート
    シンク本体とを備える回路基板。
  22. 【請求項22】 前記のヒートシンク本体がアルミニウ
    ムを含む請求項21に記載のヒートシンク。
  23. 【請求項23】 前記のサポート・ショルダーが、前記
    の回路基板と前記のヒートシンクとの間に最大設計距離
    の離間構造を提供するように構成した高さをもつスペー
    サ・ショルダーである請求項21に記載のヒートシン
    ク。
  24. 【請求項24】 前記の回路基板において、そこに電気
    要素が取り付けられていて、前記の電気要素が前記の最
    大設計距離に前記の回路基板のヒートシンク取付面から
    延長しており、前記の電気要素が、前記のヒートシンク
    が前記のヒートシンク取付面に取り付けられる時に、前
    記のヒートシンクに熱的に結合されるようになっている
    請求項23に記載のヒートシンク。
  25. 【請求項25】 前記の所定の第2の高さが、前記の回
    路基板の前記の厚みを実質的に越えないようになってい
    る請求項21に記載のヒートシンク。
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