JP2000236677A - 半導体スタック - Google Patents
半導体スタックInfo
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- JP2000236677A JP2000236677A JP11038600A JP3860099A JP2000236677A JP 2000236677 A JP2000236677 A JP 2000236677A JP 11038600 A JP11038600 A JP 11038600A JP 3860099 A JP3860099 A JP 3860099A JP 2000236677 A JP2000236677 A JP 2000236677A
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Abstract
タックの配線構造の簡素化,絶縁性能及び組立性の改
善。 【解決手段】 第1及び第2スイッチング素子1,2の
各主電極面S1,S2上に搭載された側壁3aやリブ3
bを有する底部絶縁体3上に、その一端部が垂直方向に
折り曲げられて交流端子Lを形成する交流導体4と、内
部絶縁体5と、断面形状がL字型の第1及び第2フレク
シブル絶縁体6,7と、垂直方向に折り曲げられた上で
更に水平方向に折り曲げられてコの字型の断面形状を有
するP側及びN側導体8,9とを順次に積層して組み立
てる。
Description
イッチング素子で構成される半導体スタックの低インダ
クタンス配線構造の改良に関するものであり、特に信頼
度が高く保守性の良好な低インダクタンス配線構造を有
する半導体スタックを提供するものである。
成されるインバータスタックにおいては、スイッチング
素子にかかる過電圧を抑制するために、DC電源回路の
電解コンデンサやスナバ回路とスイッチング素子とから
なる閉回路のインダクタンスを極力小さくすることが配
線上極めて重要な課題となっている。これによって、素
子の過電圧抑制のため接続されるスナバ回路の省略やス
ナバ容量の低減が可能となり、インバータ装置の小型化
やコストが可能となる大きな利点があるからである。
び24を接続して構成された一般的な単相インバータ回
路の電気的構成を表わしている(尚、図6は本発明の実
施の形態1においても援用される)。ここでは、スイッ
チング素子1,2,23,24がIGBTより成る例が
示されており、各スイッチング素子1,2,23,24
はそれぞれ記号G1,G2,G3,G4で表わされる。
尚、記号Cはコレクタ、Eはエミッタである。又、P,
Nはそれぞれ直流入力のプラス端子(P端子),マイナ
ス端子(N端子)であり、L1及びL2は出力端子(交
流端子)である。また、25はスナバコンデンサCs、
26は電解コンデンサCeである。
バータスタックにおいては、例えばCs→G1→G2→
Cs,Cs→G3→G4→Csに至る閉回路や、Ce→
G1→G2→Ce及びCe→G3→G4→Ceに至る閉
回路の、インダクタンス低減が重要となる。
−19245号公報に示されるように、スタック内各部
の配線導体として平板導体を使用し、これらを絶縁層を
介して至近距離で対抗させて往復線路を形成するのが一
般的である。
路の中で、IGBT(第1スイッチング素子に該当)G
1,IGBT(第2スイッチング素子に該当)G2を含
む一点鎖線内(以降、ハーフブリッジと称す)を構成す
る従来の低インダクタンス配線構造スタックの実施の形
態を示す図であり、その内、(a)は上面図であり、
(B)は上面図(a)に示されたA−A部断面図であ
る。
T素子G1及びG2であり、両素子G1,G2は共にヒ
ートシンク20上に取付け固定されている。又、31,
33,35及び37は絶縁板、32は交流導体、34は
P側導体、36はN側導体、32a,32bは交流導体
32に接続された円筒状導体、34a,36aもそれぞ
れP側導体34,N側導体36に接続された円筒状導体
である。12は、円筒状導体32a,36a,34a,
32bをスイッチング素子G1,G2のエミッタ端子E
及びコレクタ端子Cへ接続するための締め付けネジであ
る。絶縁板31,33,35,37及び導体32,3
4,36は積層されて接着等により固着一体化されるの
で、積層導体と呼ばれる。
4,36及び32が図7の(a)の上下方向に突出して
いるが、これは、図7の(a)の左右方向には制御端子
G1及びG2がつくため、この上のスペースが使用でき
ないからである。
閉回路は、P側導体34→円筒状導体34a→スイッチ
ング素子1(G1)のコレクタ端子C→スイッチング素
子G1の内部→スイッチング素子G1のエミッタ端子E
→円筒導体32a→交流導体32→円筒状導体32b→
スイッチング素子2(G2)のコレクタ端子C→スイッ
チング素子G2の内部→スイッチング素子G2のエミッ
タ端子E→円筒状導体36a→N側導体36の経路で形
成される。
層することにより、配線の低インダクタンス化が達成さ
れている。
ように構成された従来の積層導体による配線構造におい
ては、次のような問題点があった。
層、絶縁部4層となっているので、各積層部材の加工が
複雑となり、部材コストが上昇する。
レクタ間(すなわち、積層導体の円筒状導体32a−3
2b間)に存在する絶縁体の外部沿面距離が近年の高耐
圧素子に対しては短く、絶縁性能上問題がある。
出力端子(P,N側端子及び交流端子)の取り出し位置
が積層導体の端面からでるため、ハーフブリッジスタッ
クを2台あるいは3台接続して、単相ブリッジあるいは
3相ブリッジ回路を構成しようとする場合、P側及びN
側導体の外部接続が容易でない。そのため、単相ブリッ
ジは単相ブリッジ用の、3相ブリッジでは3相ブリッジ
用の、すなわち回路毎に一括して積層導体を製作する必
要があった。
ためになされたものであり、その目的は、積層数が少な
く、絶縁性に優れ、組立が容易で、且つ外部での接続が
容易な半導体スタックを提供することにある。
第1及び第2スイッチング素子をヒートシンク上に取り
付けた上で前記第1及び第2スイッチング素子を互いに
直列接続してハーフブリッジを構成する半導体スタック
であって、前記第1スイッチング素子の第1電極端子面
及び第2電極端子面上と、前記第1スイッチング素子の
前記第1電極端子面に隣り合った前記第2スイッチング
素子の第1電極端子面上とに、底部絶縁体、交流導体及
び内部絶縁体が順次に積層され、前記内部絶縁体の表面
中で前記第1スイッチング素子側の部分上に第1フレク
シブル絶縁体及びP側導体が順次に積層され、前記内部
絶縁体の前記表面中で前記第2スイッチング素子側の部
分上に第2フレクシブル絶縁体及びN側導体が順次に積
層されており、前記第1フレクシブル絶縁体と、その下
の前記内部絶縁体、前記交流導体及び前記底部絶縁体と
を貫通して前記第1スイッチング素子の前記第1電極端
子面と接触し、且つ前記交流導体とは絶縁された導体ス
ペーサを介して、前記P側導体の一方の端部は前記第1
スイッチング素子の第1電極端子に接続され、前記交流
導体の一方の端部側の部分に設けられた第1凸部はその
下の前記底部絶縁体を貫通して前記第1スイッチング素
子の前記第2電極端子面と接触しており、前記交流導体
の他方の端部に設けられた第2凸部はその下の前記底部
絶縁体を貫通して前記第2スイッチング素子の前記第1
電極端子面と接触しており、前記N側導体の一方の端部
は前記内部絶縁体の端面を越えて前記第2スイッチング
素子の第2電極端子面へ向けて延びており、前記第2ス
イッチング素子の前記第2電極端子面に接触したN側導
体用導電スペーサを介して、前記N側導体の前記一方の
端部は前記第2スイッチング素子の第2電極端子に接続
されていると共に、前記P側導体と前記N側導体との間
は、前記第1スイッチング素子の前記第1及び第2電極
端子面に対して垂直方向に延びた前記第1フレクシブル
絶縁体の一方の端部と、前記第2スイッチング素子の前
記第1及び第2電極端子面に対して垂直方向に且つ前記
第1フレクシブル絶縁体の前記一方の端部と平行に延び
た前記第2フレクシブル絶縁体の一方の端部とによっ
て、絶縁されていることを特徴とする。
導体スタックであって、前記底部絶縁体の周辺端部は、
その断面がL字型である側壁として構成されており、前
記側壁で囲まれた前記底部絶縁体の表面上に前記交流導
体が搭載されていることを特徴とする。
載の半導体スタックであって、前記第1スイッチング素
子の前記第1及び第2電極端子面間の溝部に嵌合するリ
ブが前記底部絶縁体に形成されていることを特徴とす
る。
何れかに記載の半導体スタックであって、前記第1スイ
ッチング素子の前記第1及び第2電極端子面間の溝部上
方に位置する前記内部絶縁体の表面上に、前記内部絶縁
体と一体的に、上方に突出したリブが形成されており、
前記第1フレクシブル絶縁体及び前記P側導体は、前記
内部絶縁体の前記リブの内側の前記内部絶縁体の前記表
面上に順次に積層されていることを特徴とする。
何れかに記載の半導体スタックであって、前記第2スイ
ッチング素子の前記第2電極端子面側の前記第2フレク
シブル絶縁体の他方の端部は、前記内部絶縁体の前記端
面を越えて前記N側導体の前記一方の端部と分離しつ
つ、前記第2スイッチング素子の前記第1及び第2電極
端子面間の溝部に嵌め込まれていることを特徴とする。
何れかに記載の半導体スタックであって、少なくとも前
記底部絶縁体、前記交流導体及び前記内部絶縁体は一体
的に形成されていることを特徴とする。
何れかに記載の半導体スタックであって、前記交流導体
の前記一方の端部は、前記第1スイッチング素子の前記
第1及び第2電極端子面に対して垂直方向に折り曲げら
れて交流端子を形成しており、前記P側導体及び前記N
側導体はそれぞれ、前記第1スイッチング素子の前記第
1電極端子面と前記第2スイッチング素子の前記第1電
極端子面間の略中央部より、前記第1フレクシブル絶縁
体の前記一方の端部と前記第2フレクシブル絶縁体の前
記一方の端部とを介して互いに平行となる様に垂直方向
に折り曲げられ、更に前記第1フレクシブル絶縁体の前
記一方の端部及び前記第2フレクシブル絶縁体の前記一
方の端部から離れて断面形状がコの字型となる様に水平
方向に向けて折り曲げられて、前記P側導体の他方の端
部及び前記N側導体の他方の端部はそれぞれP及びN端
子を形成していることを特徴とする。
の実施の形態1を図1〜図4に従って説明する。図1の
(a)及び(b)は、図6の回路図に一点鎖線で示され
たハーフブリッジスタックの実施の形態であり、図1の
(a)は上面図であり、図1の(b)は(a)のA−A
線に関する縦断面図である。
1より成る第1スイッチング素子、2は例えば第2IG
BTG2より成る第2スイッチング素子であり、両素子
1,2はヒートシンク20上に取り付けられた上で互い
に直列接続されてハーフブリッジを成す。又、S1及び
S2はそれぞれ第1,第2スイッチング素子1,2の第
1及び第2主電極面であり、両面S1,S2は同一寸法
(同一高さ)・同一形状を有する。即ち、第1主電極面
S1は、第1スイッチング素子1のエミッタ端子(第2
電極端子)Eに接続された凸状のエミッタ端子面(第2
電極端子面)S1Eと、コレクタ端子(第1電極端子)
Cに接続された、同一高さの凸状のコレクタ端子面(第
1電極端子面)S1Cとを有する。同時に、第2主電極
面S2は、上記面S1Cに隣り合って対面した、第2ス
イッチング素子2のコレクタ端子(第1電極端子)Cに
接続されたコレクタ端子面(第1電極端子面)S2C
と、エミッタ端子(第2電極端子)Eに接続されたエミ
ッタ端子面(第2電極端子面)S2Eとを有する。
C上に搭載された底部絶縁体であり、4は底部絶縁体3
の周辺端部を垂直方向に折り曲げて形成された側壁3a
によって囲まれた同部3の表面上に積層された交流導体
であり、交流導体4の一方の端部は垂直方向に折り曲げ
られて外部に突出した交流端子Lを成しており、当該一
方の端部側の近傍部分には、その下の底部絶縁体3を貫
通してエミッタ端子面S1Eに接触した第1凸部4aが
形成されている。これに対して、交流導体4の他方の端
部には、同じくその下の底部絶縁体3を貫通してコレク
タ端子面S2Cに接触した第2凸部4bが形成されてい
る。又、5は、側壁3aで囲まれた交流導体4の表面上
に積層された、且つ、その一方の端部(エミッタ端子面
S1Eとコレクタ端子面S1C間の溝部上方に該当)に
は凸状のリブ5aが設けられた、内部絶縁体である。
になるように形成された第1及び第2フレクシブル絶縁
体であり、それぞれは、両コレクタ端子面S1C,S2
C間の略中央部から第1及び第2スイッチング素子1,
2側に該当する、内部絶縁体5の表面内のそれぞれの部
分上に積層されており、しかも、両絶縁体6,7の一方
の端部は共に、上記中央部から上記端子面S1E,S1
C,S2C,S2Eに対して垂直な方向に折り曲げられ
て重ね合わされている。しかも、第2フレクシブル絶縁
体7の他方の端部7bは、内部絶縁体5の端面ないしは
側壁3aを超えて両端子面S2C,S2E間の溝部に嵌
め込まれている。更に、8は第1フレクシブル絶縁体6
の表面上に積層されたP側導体であり、その一方の端部
はリブ5aに近接しており、その他方の端部側は上記中
央部付近で上記垂直方向に折り曲げられ、更に水平方向
に折り曲げられて、その断面形状がコの字型になってお
り、その他方の端部はP端子を成す。又、9は第2フレ
クシブル絶縁体7の表面上に積層されたN側導体であ
り、その一方の端部は内部絶縁体5の端面を超えて、導
電スペーサ9aを介してエミッタ端子面S2Eに接触
し、その他方の端部側は、上記中央部付近で上記垂直方
向に折り曲げられ、更に水平方向に折り曲げられて、そ
の断面形状がコの字型になっており、その他方の端部は
N端子を成す。
体スペーサであり、12は締め付けネジであり、20は
ヒートシンクである。
3の上面図を、図2の(b)は(a)のA−A線に関す
る断面図を示している。図2中、3aはこの発明の特徴
となる、上述した側壁の部分を示しており、3bは両端
子面S1E,S1C間の溝部に嵌合しうるように凸状に
形成されたリブを示し、3C1〜3C3は、それぞれ第
1凸部4a、導電スペーサ11及び第2凸部4bと同一
径の貫通穴を示している。
中、底部絶縁体3上に順次に積層組み立てられる各部材
4〜12の分解断面図である。図3において、交流導体
4の一方の端部側近傍部4a及び他方の端部4bには、
第1,第2スイッチング素子1,2のエミッタ及びコレ
クタ端子E,Cに接続される接触面を有する第1,第2
凸部が形成されている。また、交流導体4は、第1凸部
4aに隣接する一方の端部において、上記垂直方向に折
り曲げられて交流端子Lを形成している。加えて、図3
においては内部絶縁体5の右側端にあたる一方の端部に
も、上記のリブ5aが形成されていると共に、各スペー
サ10,11と略同一径の貫通穴5C1,5C2も形成
されている。又、第1,第2フレクシブル絶縁体6及び
7は例えば柔軟性に富む絶縁シートであり、平板導体
(3,4,5)に沿って折り曲げ可能なものを両絶縁体
6,7用に使用することができる。更に、P側導体8及
びN側導体9は、図3に示すように、縦断面形状がコの
字形状になるように加工されており、上面にあたる他方
の端部にP及びN端子を形成している。そして、N側導
体9の一方の端部に形成された部分9aは、第2スイッ
チング素子2のエミッタ端子Eに接続されるN側導体用
の導電スペーサである。
11を順次積層して組立ることができるが、底部絶縁体
3、交流導体4、内部絶縁体5、絶縁スペーサ10、及
び導電スペーサ11の5部材(少なくとも底部絶縁体
3、交流導体4、内部絶縁体5の3部材)を予め固着に
より、あるいはモールド成形により、一体化しておくこ
とが望ましい。図4は、これらの部材3,4,5,1
0,11を固着により一体化した例を示している。ここ
で、13は絶縁性の優れた接着剤であり、例えば樹脂や
ゴム系材料が用いられる。この接着剤13は、上記各
部材の固着とともに、交流導体4と直流導体(P側導
体8)に接続される導電スペーサ11との間隙をも充填
して絶縁性の強化を図るという、重要な役割を果たす。
まず第1に、図4に示された上記の一体化された組立体
を第1及び第2スイッチング素子1(G1)及び2(G
2)の端子面S1E,S1C,S2Cの位置にあわせて
両素子1,2の主端子面S1,S2上に搭載し、第1ス
イッチング素子1のエミッタ端子Eと第2スイッチング
素子2のコレクタ端子Cとを共にネジ12で締め付け固
定する。
ペーサ11に嵌め込んで置き、その上にP側導体8を載
せて、両部材6,8を第2スイッチング素子2のコレク
タ端子Cにネジ12により固定する。
ペーサ10に嵌め込んで置き、他方の端部7bを第2ス
イッチング素子2のコレクタ端子面S2Cとエミッタ端
子面S2E間の溝部に嵌め込む。この部分7bは、後述
するように、絶縁対策上重要な部分となる。次に、N側
端子9を絶縁スペーサ10に嵌め込んで第2フレクシブ
ル絶縁体7の表面上に載せ、両部分7,9を第2スイッ
チング素子2のエミッタ端子Eにネジ12により固定す
る。これにより、P側及びN側導体8,9の他方の端部
側部分は、その途中に形成される垂直部によって第1,
第2フレクシブル絶縁体6及び7を挟んで対向し、ま
た、第1,第2フレクシブル絶縁体6,7の上部6a及
び7aは、絶縁を確保するために、P側及びN側端子面
(P側及びN側導体8,9の他方の端部に該当)よりも
上に突出した形状となる。
いては、ハーフブリッジを構成する閉回路は、P側導体
8→導電スペーサ11→第1スイッチング素子1(G
1)のコレクタ端子C→同素子1(G1)の内部→同素
子1(G1)のエミッタ端子E→第1凸部4a→交流導
体4の本体→第2凸部4b→第2スイッチング素子2
(G2)のコレクタ端子C→同素子2(G2)の内部→
同素子2(G2)のエミッタ端子E→導電スペーサ9b
→N側導体9という経路で構成される。
図7のそれとを比較すれば、本スタックでは平板導体と
絶縁体の積層総数は4層で済み、積層構造が従来例より
も著しく簡易化されており、従って、積層構造の部材コ
ストを格段に低減できることは明らかである。特に、両
スイッチング素子1,2のエミッタ端子面S1E,S2
Eの上方部分が従来に比べて格段に簡素化されているこ
とがわかる。
るために、図4に示す様に、底部絶縁体3、交流導体
4、内部絶縁体5、絶縁スペーサ10及び導体スペーサ
11の5部材を予め固着又はモールド成形により一体化
することを、提案している。これによって、スタックの
組立は極めて容易になるのである。
に、本スタックでは、底部絶縁体3に側壁3aとリブ3
bとを形成している。ここで、側壁3aは、図4に示
す5部材3〜5,10,11の組立を一体化するために
極めて重要であり、接着剤13の流れ止めとして作用す
るほか、積層導体の端面ないしは交流導体4の端面の
絶縁性を確実に確保せしめる作用を奏する。又、リブ3
bは、第1スイッチング素子1のコレクタ端子面S1C
とエミッタ端子面S1E間の溝部に嵌合し、この間の沿
面距離を広げる役割がある。高耐圧のスイッチング素子
では耐圧が3kV〜4kVのものも出現しているので、
このような高耐圧のスイッチング素子のコレクタ・エミ
ッタ間に従来の図7のような平坦面が存在するときに
は、スイッチング素子の端子間溝部の沿面距離が損なわ
れ、絶縁性が著しく劣化する場合も生じるが、本スタッ
クによれば上記部材3a,3bの存在によって、このよ
うな問題点の発生を未然に防ぐことが可能である。以上
の通り、内部絶縁体5に形成されたリブ5aも同様に沿
面距離を広げるという効果を奏する。
状と端子配置とを設けた点にもある。即ち、交流導体4
は第1スイッチング素子1のエミッタ端子面S1Eの近
傍より垂直に折れ曲がって交流端子Lを形成しており、
P側導体8及びN側導体9は、両スイッチング素子1,
2のほぼ中央部から、第1,第2フレクシブル絶縁体
6,7の一方の端部(垂直部分)を介して互いに対向す
るように垂直方向に折り曲げられ、更に水平方向に曲げ
られて断面形状がコの字型となって、それぞれの他方の
端部がP及びN端子を形成しているのである。以上のよ
うに構成されているので、半導体スタックを2台あるい
は3台組み合わせて容易に単相ブリッジ(単相インバー
タ)や3相ブリッジ(3相インバータ)の接続(複合化
という応用面)を実現することが可能である。図5は3
相ブリッジの例であり、図1に示したハーフブリッジユ
ニット3台を並べて、L字状断面を有する外部直流導体
27,28により、3台のユニットの各P側端子8を互
いに接続すると共に各N側端子9を互いに接続してい
る。尚、両導体27,28間には、絶縁体29が挿入さ
れている。
並べてそれぞれのP側,N側,交流端子をブスバで接続
して並列接続することも容易にできる。これに対して、
図7に例示した様な従来の構造では、このように複数台
を組み合わせ接続することが困難であることは明白であ
る。
ブル絶縁体6及び7も極めて有効に作用する。というの
は、これらの部材6,7は、P側、N側導体8,9に
沿って折り曲げが可能である他、第2スイッチング素
子2のエミッタ・コレクタ間に溝部に第2フレクシブル
絶縁体7の他方の端部7bが嵌め込まれることにより、
第2スイッチング素子2のコレクタ端子CとN側導体9
間の絶縁を強化できるからである。
ジ構成のスタックについて述べたが、単相ブリッジや3
相ブリッジ構成を一括した配線構造にも適用できること
は言うまでもない。
イッチング素子の端子配置に限定されるものでもなく、
各種形状のスイッチング素子に適用できるものである。
としては、IGBTG1,G2の他に、MOSFETや
バイポーラトランジスタ等の他のトランジスタを用いて
も良い。
各絶縁体との積層総数を4層とすることができるので、
従来技術と較べて積層構造を簡素化して積層部分の部材
のコストを格段に低減することができる。特に、第1及
び第2スイッチング素子の各第2電極端子面上の構造を
著しく簡素化することができる。
の側壁によって交流導体の端面の絶縁性を確実に確保す
ることができるので、従来技術と較べて装置全体の絶縁
性能を向上させることができる。
のリブによって第1スイッチング素子の第1電極端子と
第2電極端子間の沿面距離を広げることができるので、
従来技術と較べて装置全体の絶縁性能を向上させること
ができる。
のリブによって第1スイッチング素子の第1電極端子と
第2電極端子間の沿面距離を広げることができるので、
従来技術と較べて装置全体の絶縁性能を向上させること
ができる。
チング素子の第1電極端子と第2電極端子間の絶縁性を
強化することができるので、従来技術と較べて装置全体
の絶縁性能を向上させることができる。
り半導体スタックの組み立てを極めて容易にすることが
できる。
ックの外部に同一構造の別の半導体スタックを組み合わ
せて、単相ブリッジや3相ブリッジ等の複合化(応用性
の向上)を容易に達成することができる。
クの配線構造を示す図である。
図である。
分解断面図である。
ある。
例を示す図である。
主回路を示す図である。
る。
子、3 底部絶縁体、3a 側壁、3b,5a リブ、
4 交流導体、4a 第1凸部、4b 第2凸部、5
内部絶縁体、6 第1フレクシブル絶縁体、7 第2フ
レクシブル絶縁体、7b 他方の端部、8 P側導体、
9 N側導体、L 交流端子、9a,11導電スペー
サ、10 絶縁スペーサ、20 ヒートシンク。
Claims (7)
- 【請求項1】 第1及び第2スイッチング素子をヒート
シンク上に取り付けた上で前記第1及び第2スイッチン
グ素子を互いに直列接続してハーフブリッジを構成する
半導体スタックであって、 前記第1スイッチング素子の第1電極端子面及び第2電
極端子面上と、前記第1スイッチング素子の前記第1電
極端子面に隣り合った前記第2スイッチング素子の第1
電極端子面上とに、底部絶縁体、交流導体及び内部絶縁
体が順次に積層され、 前記内部絶縁体の表面中で前記第1スイッチング素子側
の部分上に第1フレクシブル絶縁体及びP側導体が順次
に積層され、 前記内部絶縁体の前記表面中で前記第2スイッチング素
子側の部分上に第2フレクシブル絶縁体及びN側導体が
順次に積層されており、 前記第1フレクシブル絶縁体と、その下の前記内部絶縁
体、前記交流導体及び前記底部絶縁体とを貫通して前記
第1スイッチング素子の前記第1電極端子面と接触し、
且つ前記交流導体とは絶縁された導体スペーサを介し
て、前記P側導体の一方の端部は前記第1スイッチング
素子の第1電極端子に接続され、 前記交流導体の一方の端部側の部分に設けられた第1凸
部はその下の前記底部絶縁体を貫通して前記第1スイッ
チング素子の前記第2電極端子面と接触しており、 前記交流導体の他方の端部に設けられた第2凸部はその
下の前記底部絶縁体を貫通して前記第2スイッチング素
子の前記第1電極端子面と接触しており、 前記N側導体の一方の端部は前記内部絶縁体の端面を越
えて前記第2スイッチング素子の第2電極端子面へ向け
て延びており、 前記第2スイッチング素子の前記第2電極端子面に接触
したN側導体用導電スペーサを介して、前記N側導体の
前記一方の端部は前記第2スイッチング素子の第2電極
端子に接続されていると共に、 前記P側導体と前記N側導体との間は、前記第1スイッ
チング素子の前記第1及び第2電極端子面に対して垂直
方向に延びた前記第1フレクシブル絶縁体の一方の端部
と、前記第2スイッチング素子の前記第1及び第2電極
端子面に対して垂直方向に且つ前記第1フレクシブル絶
縁体の前記一方の端部と平行に延びた前記第2フレクシ
ブル絶縁体の一方の端部とによって、絶縁されているこ
とを特徴とする、半導体スタック。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体スタックであっ
て、 前記底部絶縁体の周辺端部は、その断面がL字型である
側壁として構成されており、 前記側壁で囲まれた前記底部絶縁体の表面上に前記交流
導体が搭載されていることを特徴とする、半導体スタッ
ク。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の半導体スタックで
あって、 前記第1スイッチング素子の前記第1及び第2電極端子
面間の溝部に嵌合するリブが前記底部絶縁体に形成され
ていることを特徴とする、半導体スタック。 - 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載の半導体
スタックであって、 前記第1スイッチング素子の前記第1及び第2電極端子
面間の溝部上方に位置する前記内部絶縁体の表面上に、
前記内部絶縁体と一体的に、上方に突出したリブが形成
されており、 前記第1フレクシブル絶縁体及び前記P側導体は、前記
内部絶縁体の前記リブの内側の前記内部絶縁体の前記表
面上に順次に積層されていることを特徴とする、半導体
スタック。 - 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載の半導体
スタックであって、 前記第2スイッチング素子の前記第2電極端子面側の前
記第2フレクシブル絶縁体の他方の端部は、前記内部絶
縁体の前記端面を越えて前記N側導体の前記一方の端部
と分離しつつ、前記第2スイッチング素子の前記第1及
び第2電極端子面間の溝部に嵌め込まれていることを特
徴とする、半導体スタック。 - 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載の半導体
スタックであって、 少なくとも前記底部絶縁体、前記交流導体及び前記内部
絶縁体は一体的に形成されていることを特徴とする、半
導体スタック。 - 【請求項7】 請求項1乃至6の何れかに記載の半導体
スタックであって、前記交流導体の前記一方の端部は、
前記第1スイッチング素子の前記第1及び第2電極端子
面に対して垂直方向に折り曲げられて交流端子を形成し
ており、 前記P側導体及び前記N側導体はそれぞれ、前記第1ス
イッチング素子の前記第1電極端子面と前記第2スイッ
チング素子の前記第1電極端子面間の略中央部より、前
記第1フレクシブル絶縁体の前記一方の端部と前記第2
フレクシブル絶縁体の前記一方の端部とを介して互いに
平行となる様に垂直方向に折り曲げられ、 更に前記第1フレクシブル絶縁体の前記一方の端部及び
前記第2フレクシブル絶縁体の前記一方の端部から離れ
て断面形状がコの字型となる様に水平方向に向けて折り
曲げられて、前記P側導体の他方の端部及び前記N側導
体の他方の端部はそれぞれP及びN端子を形成している
ことを特徴とする、半導体スタック。
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|---|---|---|---|
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1999
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