JP2000236785A - 魚釣用スピニングリ−ル - Google Patents

魚釣用スピニングリ−ル

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JP2000236785A
JP2000236785A JP11043911A JP4391199A JP2000236785A JP 2000236785 A JP2000236785 A JP 2000236785A JP 11043911 A JP11043911 A JP 11043911A JP 4391199 A JP4391199 A JP 4391199A JP 2000236785 A JP2000236785 A JP 2000236785A
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spool
shaft
knob
elastic member
fishing
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Manabu Matsuhashi
学 松橋
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Globeride Inc
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Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプ−ル前方側からの衝撃力を緩和する
緩和機構を、リ−ル本体が大型化することなく、性能良
く効率的に装備できること。 【解決手段】 移動部材Aをスプ−ル1とし、保持部材
Bをスプ−ル軸2とすると、スプ−ル1はスプ−ル軸2
の先端小径部2aの外周に嵌合されたスプ−ルメタル4
に回り止め嵌合され、スプ−ル1がスプ−ル軸2に取り
付けられる時は、スプ−ル軸2の小径部2a外周にワッ
シャ−12が、その前側にOリングからなる弾性部材1
3が嵌合される。Oリングからなる弾性部材13の前側
の小径部2a外周にスプ−ルメタル4が嵌合されてピン
11で抜け止めされると共に、小径部2aに対してスプ
−ルメタル4は前後に移動自在に構成されてスプ−ル軸
2のネジ部2cにはツマミ3の裏面凹部3a内に埋設さ
れたナット14が螺合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドルの回転運
動を往復動に変換して前後動するスプ−ル軸の前部に釣
糸を巻回するスプ−ルを装着してなる魚釣用スピニング
リ−ルの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、魚釣用スピニングリ−ルはリ−ル
本体の前側にロ−タやスプ−ルが突出して設けられてい
るから、釣場の移動時や携帯時或は、実際の魚釣り操作
時又は魚とのファィティングにおける咄嗟の対応時等に
おいて、前方に大きく突出しているスプ−ルが他物に当
たったり、又は、誤って落下してしまった場合等々、ス
プ−ルは前方から外力を受け易い構造をしている。然る
に、スプ−ルは釣糸が平行に巻回されるようにスプ−ル
軸と共にリ−ル本体内に設けた釣糸平行巻き装置で前後
動され、かつ釣糸平行巻き装置には衝撃に弱いトラバ−
スカム軸に係合するピン状の係合部が組み込まれてい
る。従ってスプ−ルが衝撃を受けると、ピン状の係合部
が破損又は変形してしまい、釣糸平行巻き装置が正常に
作動しなくなる。
【0003】そこで、このようなスプ−ルの前方に加わ
る衝撃力を緩和するため、釣糸平行巻き装置のスプ−ル
軸に結合する伝動部材(摺動子)を上下の2部材で形成
して該両部材の嵌合部にゴム等の緩衝材を介装したもの
が例えば、実用新案登録第2504866号公報で知ら
れている。しかしながら、リ−ル本体内に設けられる摺
動子が2部材で形成されている構成上、有効で充分な衝
撃緩和機能を得るためには、どうしても摺動子自体が大
きくなり、リ−ル本体全体が大型化してしまう。又、衝
撃が加わった時にスプ−ル軸とトラバ−スカム軸との間
にモ−メントが生じてしまい、2部材で一体構成される
摺動子が破損、変形し易く、強度的に充分でない。更に
又、2部材で摺動子を一体構成する構成上、部品点数が
多くなると共に組み込み性も劣り、製造コストがアップ
する等の課題が残されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、スプ−ルが他物に当たったり、又は、誤って落下
してしまった場合等々で、スプ−ルが衝撃を受けると、
ピン状の係合部が破損又は変形してしまい、釣糸平行巻
き装置が正常に作動しなくなることである。
【0005】本発明の目的は前記欠点に鑑み、スプ−ル
前方側からの衝撃力を緩和する緩和機構を、リ−ル本体
が大型化することなく、性能良く効率的に装備できる魚
釣用スピニングリ−ルを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係わる本発明は、ハンドルの回転運動を
往復動に変換して前後動するスプ−ル軸の前部に釣糸を
巻回するスプ−ルを装着してなる魚釣用スピニングリ−
ルにおいて、前記スプ−ルの前方側からの衝撃力を緩和
する弾性部材を、衝撃を受けて軸方向に移動する移動部
材と該移動部材を保持する保持部材との間に装着し、ス
プ−ル前方側からの押圧力で前記弾性部材の軸方向に作
用する弾性力に抗して前記移動部材を変位可能としたこ
とを要旨とするものである。請求項2に係わる本発明
は、前記衝撃を受けて軸方向に移動する移動部材を弾性
部材としてなることを要旨とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1の本発明により、スプ−
ル1の前方からの衝撃力を緩和する弾性部材5、5′、
13、38、42、46、47を、衝撃を受けて軸方向
に移動する移動部材Aと、移動部材Aを保持する保持部
材Bとの間またはツマミ3、3′の前側に装着し、スプ
−ル1前方側からの押圧力で弾性部材の軸方向に作用す
る弾性力に抗して移動部材Aを変位可能としたので、簡
単な構造でかつスプ−ル前部より発生する衝撃力を無理
なく効率良い方向で緩和できるから、釣糸平行巻き装置
Dの機能に支障をきたすことなく、スプ−ル前部からの
外力発生に対しても確実に衝撃力を吸収緩和して常時良
好な釣糸の巻取り操作が行える。
【0008】請求項2の本発明により、弾性部材5を移
動部材Aに兼用すると部品点数が減少して構造が簡略化
される。
【0009】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
ると、図1から図3は第1実施例で、図1は魚釣用スピ
ニングリ−ルの断面側面図、図2はスプ−ルの拡大断面
側面図、図3はスプ−ルとツマミに外力が加えられた拡
大断面側面図、図4はリ−ル本体の拡大要部断面側面図
である。
【0010】第1実施例はドラグなしの魚釣用スピニン
グリ−ルで、衝撃力を緩和する弾性部材をスプ−ル1
とスプ−ル軸2の間及びスプ−ル1をスプ−ル軸2の
先端に取り付けるツマミ3の前側に設けた実施例であ
る。では移動部材Aをスプ−ル1とし、保持部材Bを
スプ−ル軸2とすると、スプ−ル1はスプ−ル軸2の先
端小径部2aの外周に嵌合されたスプ−ルメタル4に回
り止め嵌合されている。
【0011】スプ−ル1は、前部に浅い凹部1aと、中
心に貫通孔1bと、外周に釣糸10が巻回される釣糸巻
回胴部1cと、前側の鍔部1dと、後側の大径の筒部1
eと、内側の後側に軸筒部1fと軸筒部1fの外側周囲
の凹部で形成されている。スプ−ル1の中心貫通孔1b
にスプ−ルメタル4を介して挿入されるスプ−ル軸2は
先端小径部2aと、太径部2bと、小径部2aの先端の
ネジ部2cとで形成されて小径部2aに軸方向の長孔2
dが形成されている。スプ−ルメタル4は、外周が回り
止め形成された筒部4aと、小径部2aが嵌合される透
孔4bと、筒部4aの後端の2段の鍔部4cで形成さ
れ、筒部4aに軸方向と直交する貫通孔4dが形成され
てピン11が挿入されている。
【0012】スプ−ル1がスプ−ル軸2に取り付けられ
る時は、スプ−ル軸2の小径部2a外周にワッシャ−1
2が、その前側にOリングからなる弾性部材13が嵌合
される。弾性部材13の前側の小径部2a外周にスプ−
ルメタル4が嵌合されてピン11で抜け止めされると共
に、小径部2aに対してスプ−ルメタル4は前後に移動
自在に構成されている。スプ−ル軸2のネジ部2cには
ツマミ3の裏面凹部3a内に埋設されたナット14が螺
合されている。
【0013】では半球状の弾性部材5が移動部材Aと
なり、ツマミ3を保持部材Bとすると、ツマミ3の前側
にゴム等からなる半球状の弾性部材5が取り付けられて
いる。ツマミ3の外周には凹部3bで凹凸が形成され、
前側に突出した円柱状の突起部3cの根元外周に周溝3
dが形成されている。半球状の弾性部材5の裏面には凹
部5aとリング部5bが形成されると共にリング部5b
の内側に内向きの鍔部5cが形成されている。鍔部5c
は周溝3dに嵌合され、円柱状の突起部3cの軸方向前
側に空間Cが設けられている。
【0014】リ−ル本体15の前部には軸受16が保持
されて回転軸筒6が軸承されている。回転軸筒6の後端
にはピニオン6aが形成され、軸受16とピニオン6a
の間の外周に連動歯車17が回り止め嵌合されている。
軸受16より前側に突出された回転軸筒6の外周に逆転
防止歯車18とロ−タ19の軸部が回り止め嵌合されて
ナット20が螺合されている。回転軸筒6の中心貫通孔
6bとリ−ル本体15の軸受部15aにはスプ−ル軸2
の太径部2bが前後に摺動自在に嵌合され、スプ−ル軸
2の太径部2b後端に摺動子7が回り止めされて係止板
21で取り付けられている。
【0015】リ−ル本体15内にはスプ−ル軸2と平行
に釣糸平行巻き装置Dのトラバ−スカム軸8が軸受部1
5aの透孔と、後端小径部8aがリ−ル本体15の後側
にビス22で取り付けられた支持板23の軸受24に挿
入されて支承されている。支持板23の後側にはネジ筒
23aが形成されてキャップ25が螺合されている。軸
受24は止め板26で抜け止めされている。
【0016】トラバ−スカム軸8の先端には小歯車27
が回り止め嵌合されて小歯車27は前記連動歯車17に
噛合されている。トラバ−スカム軸8には摺動子7が嵌
合されて摺動子7に設けた係合子9の爪9aがトラバ−
スカム溝8bに係合されている。リ−ル本体15内の両
側壁の図示しない軸受で駆動歯車28の回転軸28aが
軸支され、回転軸28aの中心多角形孔にハンドル29
が固定されたハンドル軸30が左右交換自在に挿入嵌合
されている。駆動歯車28はピニオン6aに噛合されて
いる。魚釣用スピニングリ−ルはハンドル29が回転さ
れると、駆動歯車28とピニオン6aで回転軸筒6とト
ラバ−スカム軸8が回転されてスプ−ル軸2とスプ−ル
1が前後に往復動される。
【0017】魚釣用スピニングリ−ルの使用中にスプ−
ル1やツマミ3に他物が当たったり、誤って落下してし
まうと図3の矢印Fのように衝撃を受ける。でスプ−
ル1が衝撃を受けて押圧力Fが掛かると、移動部材Aの
スプ−ル1と保持部材Bのスプ−ル軸2の間に設けられ
たOリングからなる弾性部材13の弾性力に抗して移動
部材Aのスプ−ル1が軸方向に押圧されることでスプ−
ル1が変位されて保持部材Bのスプ−ル軸2に掛かる押
圧力が緩和される。保持部材Bのスプ−ル軸2に掛かる
押圧力が緩和されると、摺動子7内に設けられた係合子
9の爪9aに掛かる押圧力が緩和されて破損又は変形す
ることがなく、釣糸平行巻き装置Dが正常に作動する。
【0018】でツマミ3の前側に取り付けられた半球
状の弾性部材5に衝撃を受けて押圧力Fが掛かると、空
間Cが凹むことで移動部材Aの弾性部材5が軸方向に変
位して保持部材Bのツマミ3に掛かる押圧力が緩和され
る。保持部材Bのツマミ3に掛かる押圧力が緩和される
と、摺動子7内に設けられた係合子9のピン9aに掛か
る押圧力が緩和されて破損又は変形することがなく、釣
糸平行巻き装置Dが正常に作動する。
【0019】前記のスプ−ル1を移動部材Aとする実
施例との半球状の弾性部材5を移動部材Aとする実施
例の何れか一方を実施してもよい。
【0020】魚釣用スピニングリ−ルが前記のように構
成されると、スプ−ル1の前方からの衝撃力を緩和する
弾性部材5、13を、衝撃を受けて軸方向に移動する移
動部材Aのスプ−ル1または弾性部材5と、移動部材A
を保持する保持部材Bのスプ−ル軸2との間またはツマ
ミ3の前側に装着し、スプ−ル1前方側からの押圧力で
弾性部材5、13の軸方向に作用する弾性力に抗して移
動部材Aを変位可能としたので、簡単な構造でかつスプ
−ル前部より発生する衝撃力を無理なく効率良い方向で
緩和できるから、釣糸平行巻き装置Dの機能に支障をき
たすことなく、スプ−ル前部からの外力発生に対しても
確実に衝撃力を吸収緩和して常時良好な釣糸の巻取り操
作が行える。
【0021】図5から図8は第2実施例で、図5は魚釣
用スピニングリ−ルの断面側面図、図6はスプ−ルの要
部拡大断面側面図、図7はドラグツマミの他の側面を示
すスプ−ルの要部拡大断面側面図、図8はリ−ル本体の
拡大要部断面側面図である。
【0022】第2実施例はフロントドラグの魚釣用スピ
ニングリ−ルで、衝撃力を緩和する弾性部材をドラグ
ツマミ3′とスプ−ル1(押圧キャップ31)の間、
ドラグツマミ3′の前側及びスプ−ル軸2の後端と摺
動子7′の間に設けた実施例である。では移動部材A
をドラグツマミ3′とし、保持部材Bをスプ−ル1(押
圧キャップ31)とすると、スプ−ル1はスプ−ル軸2
の先端小径部2aの外周に嵌合されている。スプ−ル1
は、前部に浅い凹部1aと、中心に貫通孔1bと、外周
に釣糸10が巻回される釣糸巻回胴部1cと、前側の鍔
部1dと、後側の大径の筒部1eと、内側の後側に軸筒
部1fと軸筒部1fの外側周囲の凹部で形成されると共
に、前部に凹部1gが形成されている。
【0023】凹部1g内には軸方向に2条の溝部1h
と、凹部1g内の前側内周の周方向に凹部からなる係止
周溝1iとが形成されている。凹部1g内にはドラグ制
動機構Eの摩擦板32と制動板33、34が収容されて
係止周溝1iに係合された止め輪35で抜け止めされて
いる。制動板33の外周に形成された凸部が2条の溝部
1hに係合されて回り止めされている。
【0024】スプ−ル1の中心貫通孔1bに挿入される
スプ−ル軸2は先端小径部2aと、太径部2bと、小径
部2aの先端のネジ部2cと、小径部2a外周の回り止
め部2eと、太径部2b後端に周溝2fと、回り止め部
2gと軸方向の長孔2hが形成されている。凹部1g内
のスプ−ル軸2の先端小径部2a外周にはドラグ制動機
構Eの摩擦板32と制動板33、34が嵌合され、回り
止め部2eに制動板34が回り止めされている。小径部
2aの先端のネジ部2cにはドラグツマミ3′内に回り
止めされて軸方向に摺動自在のナット36が螺合されて
いる。ドラグ制動機構Eは摩擦板32と制動板33、3
4と前側の制動板33の前側の押圧キャップ31と押圧
キャップ31内のコイル状の発条37で構成されてい
る。
【0025】ドラグツマミ3′は裏面中心凹部3eと、
凹部3e内の軸方向に2条の溝部3fと、凹部3e外側
の筒部3gと、筒部3g外側の凹部3hと、筒部3gの
先端に複数の外向きの鈎部3iと、前面にツマミ部3j
と、ツマミ部3jの根元外周に周溝3kとが形成されて
いる。押圧キャップ31は断面コ字形に形成されて底面
中心に回り止め透孔31aが、筒部31bに軸方向と直
交する貫通孔31cと開口に凹部31dが形成されてい
る。貫通孔31cには鈎部3iが係止され、凹部3hと
凹部31dの中に発条からなる弾性部材38が挿入され
ている。
【0026】では長方形の弾性部材5′が移動部材A
となり、ドラグツマミ3′を保持部材Bとすると、ツマ
ミ部3jにはゴムからなる長方形の弾性部材5′が嵌合
されている。弾性部材5′の開口には内向きの鍔部5d
が形成されて周溝3kに係合され、ツマミ部3jの軸方
向前側に空間Cが設けられている。
【0027】ではスプ−ル軸2の太径部2bが移動部
材Aとなり、摺動子7′を保持部材Bとすると、スプ−
ル1の軸筒部1fの後側のスプ−ル軸2の小径部2a外
周にはスペ−サ39とカラ−40が嵌合されて軸筒部1
fと太径部2bの間に挟み込まれている。太径部2b後
端の周溝2fにEリング41が嵌められると共にその後
方に発条からなる弾性部材43と摺動子7′が挿入さ
れ、摺動子7′は回り止め部2gで回り止めされると共
に前後に摺動自在にビス43で抜け止めされている。ビ
ス43は軸方向の長孔2hに挿入されている。摺動子
7′内に係合子9が設けられて係合子9の爪9aがトラ
バ−スカム軸8のトラバ−スカム溝8bに係合されてい
る。他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0028】第2実施例で魚釣用スピニングリ−ルの使
用中にスプ−ル1、ドラグツマミ3′やゴムからなる長
方形の弾性部材5′に他物が当たったり、誤って落下し
てしまうと衝撃を受ける。でドラグツマミ3′が直接
衝撃を受けて押圧力が掛かると、移動部材Aのドラグツ
マミ3′と保持部材Bのスプ−ル1(押圧キャップ3
1)間に設けられた発条からなる弾性部材38の弾性力
に抗して移動部材Aのドラグツマミ3′が軸方向に押圧
されることでドラグツマミ3′が変位されて保持部材B
の摺動子7′に掛かる押圧力が緩和される。保持部材B
の摺動子7′に掛かる押圧力が緩和されると、摺動子
7′内に設けられた係合子9の爪9aに掛かる押圧力が
緩和されて破損又は変形することがなく、釣糸平行巻き
装置Dが正常に作動する。
【0029】でドラグツマミ3′のツマミ部3jの前
側に取り付けられたゴムからなる長方形の弾性部材5′
に衝撃を受けて押圧力が掛かると、空間Cが凹むことで
弾性部材5′の移動部材Aが軸方向に変位して保持部材
Bのドラグツマミ3′に掛かる押圧力が緩和される。保
持部材Bのドラグツマミ3′に掛かる押圧力が緩和され
ると、摺動子7′内に設けられた係合子9の爪9aに掛
かる押圧力が緩和されて破損又は変形することがなく、
釣糸平行巻き装置Dが正常に作動する。
【0030】でスプ−ル1が衝撃を受けて押圧力が掛
かると、移動部材Aのスプ−ル軸2と保持部材Bの摺動
子7′間に設けられた発条からなる弾性部材42の弾性
力に抗して移動部材Aのスプ−ル1が軸方向に押圧され
ることでスプ−ル1が変位されて保持部材Bの摺動子
7′に掛かる押圧力が緩和される。保持部材Bの摺動子
7′に掛かる押圧力が緩和されると、摺動子7′内に設
けられた係合子9のピン9aに掛かる押圧力が緩和され
て破損又は変形することがなく、釣糸平行巻き装置Dが
正常に作動する。
【0031】前記のドラグツマミ3′を移動部材Aと
する実施例と、の長方形の弾性部材5′を移動部材A
とする実施例と、のスプ−ル軸2を移動部材Aとする
実施例の何れか一つを実施してもよい。
【0032】図9から図12は第3実施例で、図9は魚
釣用スピニングリ−ルの断面側面図、図10はスプ−ル
の要部拡大断面側面図、図11はドラグツマミの他の側
面を示すスプ−ルの要部拡大断面側面図、図12はリ−
ル本体の拡大要部断面側面図、図13は摺動子の拡大断
面背面図と一部拡大断面背面図である。
【0033】第3実施例はフロントドラグの魚釣用スピ
ニングリ−ルで、衝撃力を緩和する弾性部材をドラグ
ツマミ3′とスプ−ル1(押圧キャップ31)の間、
ドラグツマミ3′の前側及びトラバ−スカム軸8とリ
−ル本体15の間に設けた実施例である。は前記第2
実施例と略同一で、移動部材Aをドラグツマミ3′と
し、保持部材Bをスプ−ル1(押圧キャップ31)とす
る。
【0034】では硬質で長方形のフロントキャップ4
4が移動部材Aとなり、ドラグツマミ3′を保持部材B
とすると、ドラグツマミ3′のツマミ部3jの前側に硬
質で長方形のフロントキャップ44が軸方向に摺動自在
に嵌合されている。ツマミ部3jの側部には複数の凹部
3mが形成されている。フロントキャップ44の側部に
は複数のピン45が打ち込まれ、ピン45の内側先端は
凹部3m内に軸方向に摺動自在に挿入されている。ツマ
ミ部3jの前側のフロントキャップ44内には発条から
なる弾性部材46が挿入されている。
【0035】ではトラバ−スカム軸8が移動部材Aと
なり、リ−ル本体15を保持部材Bとすると、釣糸平行
巻き装置Dのトラバ−スカム軸8の後端に小径部8bが
形成されてその外周に発条からなる弾性部材47とワッ
シャ48が挿入されている。小径部8bの後端は支持板
23の軸受24に挿入されて支承されている。スプ−ル
軸2の太径部2b後端に回り止め部2gとネジ孔が形成
されて摺動子7′が回り止め嵌合されてビス43で抜け
止めされている。摺動子7′内にゴム等からなる筒状の
弾性部材49が挿入されて弾性部材49の中に係合子9
が保持され、係合子9の爪9aがトラバ−スカム軸8の
トラバ−スカム溝8bに係合されている。摺動子7′の
一側には蓋板50が前記ビス43で止められている。他
の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0036】第3実施例で魚釣用スピニングリ−ルの使
用中にスプ−ル1、ドラグツマミ3′や硬質で長方形の
フロントキャップ44に他物が当たったり、誤って落下
してしまうと衝撃を受ける。でドラグツマミ3′のツ
マミ部3jの前側に取り付けられた硬質で長方形のフロ
ントキャップ44が衝撃を受けて押圧力が掛かると、移
動部材Aの長方形のフロントキャップ44と保持部材B
のドラグツマミ3′間に設けた発条からなる弾性部材4
6の弾性力に抗して移動部材Aのフロントキャップ44
が軸方向に押圧されることでフロントキャップ44が変
位されて保持部材Bのドラグツマミ3′に掛かる押圧力
が緩和される。保持部材Bのドラグツマミ3′に掛かる
押圧力が緩和されると、摺動子7′内に設けられた係合
子9の爪9aに掛かる押圧力が緩和されて破損又は変形
することがなく、釣糸平行巻き装置Dが正常に作動す
る。
【0037】でスプ−ル1が衝撃を受けて押圧力が掛
かると、スプ−ル軸2から摺動子7′と係合子9の爪9
aを介して移動部材Aのトラバ−スカム軸8と保持部材
Bのリ−ル本体15間に設けられた発条からなる弾性部
材47の弾性力に抗して移動部材Aのトラバ−スカム軸
8が軸方向に押圧されることでスプ−ル1とスプ−ル軸
2と摺動子7′が変位されてリ−ル本体15の保持部材
Bに掛かる押圧力が緩和される。リ−ル本体15の保持
部材Bに掛かる押圧力が緩和されると、摺動子7′内に
設けられた係合子9の爪9aに掛かる押圧力が緩和され
て破損又は変形することがなく、釣糸平行巻き装置Dが
正常に作動する。
【0038】前記のドラグツマミ3′を移動部材Aと
する実施例と、のフロントキャップ44を移動部材A
とする実施例と、のトラバ−スカム軸8を移動部材A
とする実施例の何れか一つを実施してもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0040】請求項1により、スプ−ルの前方からの衝
撃力を緩和する弾性部材を、衝撃を受けて軸方向に移動
する移動部材と、移動部材を保持する保持部材との間ま
たはツマミの前側に装着し、スプ−ル前方側からの押圧
力で弾性部材の軸方向に作用する弾性力に抗して移動部
材を変位可能としたので、簡単な構造でかつスプ−ル前
部より発生する衝撃力を無理なく効率良い方向で緩和で
きるから、釣糸平行巻き装置の機能に支障をきたすこと
なく、スプ−ル前部からの外力発生に対しても確実に衝
撃力を吸収緩和して常時良好な釣糸の巻取り操作が行え
る。
【0041】請求項2により、弾性部材を移動部材に兼
用すると部品点数が減少して構造が簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの断面
側面図である。
【図2】同スプ−ルの拡大断面側面図である。
【図3】同スプ−ルとツマミに外力が加えられた拡大断
面側面図である。
【図4】同リ−ル本体の拡大要部断面側面図である。
【図5】第2実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの断面
側面図である。
【図6】同スプ−ルの要部拡大断面側面図である。
【図7】同ドラグツマミの他の側面を示すスプ−ルの要
部拡大断面側面図である。
【図8】同リ−ル本体の拡大要部断面側面図である。
【図9】第3実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの断面
側面図である。
【図10】同スプ−ルの要部拡大断面側面図である。
【図11】同ドラグツマミの他の側面を示すスプ−ルの
要部拡大断面側面図である。
【図12】同リ−ル本体の拡大要部断面側面図である。
【図13】同摺動子の拡大断面背面図と一部拡大断面背
面図である。
【符号の説明】
1 スプ−ル 2 スプ−ル軸 5、5′、13、38、42、46、47 弾性部材 10 釣糸 29 ハンドル A(1、2、3′、5、5′、8、44) 移動部材
(スプ−ル、スプ−ル軸、ドラグツマミ、弾性部材、ト
ラバ−スカム軸、フロントキャップ) B(1、2、3、3′、7′、15) 保持部材(スプ
−ル、スプ−ル軸、ツマミ、ドラグツマミ、摺動子、リ
−ル本体)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドルの回転運動を往復動に変換して前
    後動するスプ−ル軸の前部に釣糸を巻回するスプ−ルを
    装着してなる魚釣用スピニングリ−ルにおいて、前記ス
    プ−ルの前方側からの衝撃力を緩和する弾性部材を、衝
    撃を受けて軸方向に移動する移動部材と該移動部材を保
    持する保持部材との間に装着し、スプ−ル前方側からの
    押圧力で前記弾性部材の軸方向に作用する弾性力に抗し
    て前記移動部材を変位可能としたことを特徴とする魚釣
    用スピニングリ−ル。
  2. 【請求項2】前記衝撃を受けて軸方向に移動する移動部
    材を弾性部材としてなる請求項1記載の魚釣用スピニン
    グリ−ル。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003274819A (ja) * 2002-03-26 2003-09-30 Daiwa Seiko Inc 魚釣用スピニングリ−ル
JP2006296439A (ja) * 2006-08-09 2006-11-02 Daiwa Seiko Inc 魚釣用スピニングリール
KR100949047B1 (ko) 2002-04-19 2010-03-25 가부시키가이샤 시마노 스피닝 릴의 나축 부착 구조
JP2018075007A (ja) * 2016-11-11 2018-05-17 株式会社ドヨエンジニアリング 分離型プレートを備えた釣りリール用スプール

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