JP2000236918A - バックル - Google Patents

バックル

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JP2000236918A
JP2000236918A JP11325723A JP32572399A JP2000236918A JP 2000236918 A JP2000236918 A JP 2000236918A JP 11325723 A JP11325723 A JP 11325723A JP 32572399 A JP32572399 A JP 32572399A JP 2000236918 A JP2000236918 A JP 2000236918A
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JP11325723A
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Tomohisa Ishida
智久 石田
Kazuo Kunii
和男 国井
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YKK Corp
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YKK Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B11/00Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts
    • A44B11/25Buckles; Similar fasteners for interconnecting straps or the like, e.g. for safety belts with two or more separable parts
    • A44B11/2503Safety buckles
    • A44B11/2526Safety buckles with an operating lever
    • A44B11/253Safety buckles with an operating lever acting in the same plane or in a plane parallel to the main plane of the buckle

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  • Buckles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 雄部材と雌部材の係合強度が高く、引っ張り
に対して不意に係合が外れることがないバックルを提供
する。 【解決の手段】 雄部材10と雌部材22とからなり、
雄部材10には雌部材22へ挿入される挿入片16と、
挿入片16の内側に設けられた挿通孔18とを備える。
雌部材22には、挿入片16が嵌合される凹部28と、
挿通孔18に連通する収容部30を有し、収容部30内
には挿通孔18への挿通方向に揺動可能に設けられた係
合片36を備える。係合片36には、挿通孔18に挿通
される係合部43を有し、雄部材10の挿通孔18に
は、係合部43が当接する係止面20を備える。収容部
30には、係止面20を挟んで両側に位置した係合部4
3の当接部43a,43bを支持する受け部38が、凹
部28の両側に位置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ベルトや鞄バン
ドその他の部材の連結部分に用いる掛け止め用具である
バックルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばベルトの両端に設けられる
バックルは、特開平8−52009号公報に開示されて
いるように、雄部材と雌部材とからなり、雄部材の基部
に板状の挿入片が突設され、挿入片の一方の面の先端に
は係合用の係止部が突設されていた。そして、雌部材に
は挿入片の収容部とこの収容部内に形成され雄部材の係
止部に係合される被係止部が設けられ、被係止部に対向
する位置に板状の弾性押圧片が設けられていた。
【0003】このバックルの動作作用は、雄部材の挿入
片が雌部材の収容部に嵌合され、係止部が被係止部に係
合される。このとき、挿入片の係止部が被係合部から外
れないように、挿入片の裏側に弾性押圧片が当接し挿入
片を被係止部側へ押圧する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、係合部は挿入片の片面に設けられているため、係合
は片持ち状態であり、雄部材と雌部材が離れる方向へ強
い引張り力が発生した場合は、挿入片が係合部の反対側
へ弾性変形し、不用意に外れるおそれがあった。
【0005】この発明は上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、雄部材と雌部材の係合強度が高く、不
意に係合が外れることがないバックルを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のバックルは、
互いに連結される部材の一方に取り付けられる雄部材と
他方に取り付けられる雌部材とからなり、上記雄部材に
は、上記雌部材へ挿入される一対の板状等の挿入片と、
上記挿入片の内側に設けられた挿通孔とが設けられてい
る。上記雌部材には上記挿入片が嵌合される凹部と、上
記挿通孔に連通する収容部が設けられ、この収容部内に
は、上記挿通孔の挿通方向に揺動可能に設けられた係合
片を備え、この係合片には上記挿通孔に挿通される係合
部が設けられている。そして、上記挿通孔の、上記雄部
材の基部側に対向する内側面には、上記挿入片をつない
で一体に形成され上記係合部が当接する係止面が形成さ
れている。この係止面は、上記雄部材と上記雌部材を離
す方向に対して略直角に位置し、上記雄部材と上記雌部
材を引き離す方向の中心仮想線が上記被係止部の中心に
位置している。上記雌部材の上記収容部には、上記係合
部が上記係止面に係合した状態で、その係止面を挟んで
両側に位置し上記係合部の当接部を支持する受け部が、
上記凹部の両側に位置して設けられているバックルであ
る。
【0007】また、上記係合片と上記雌部材の間には、
上記係合片の係合部が上記挿通孔に挿通される方向に付
勢するバネ等の弾性体が設けられている。この弾性体
は、上記係合片と上記雌部材の少なくとも一方に形成さ
れた弾性突起等でもよい。
【0008】そして、上記収容部内には、上記雄部材と
上記雌部材が係合状態のとき、上記係合片を上記挿通孔
の挿通方向に係止可能に設けられている。
【0009】また、上記係合片には、その一側面より突
出し上記係合片を収容した収容部から露出した操作部が
形成されている。
【0010】この発明のバックルは、上記雄部材と上記
雌部材が連結する際、上記雌部材の凹部に上記雄部材の
挿入片を差し込む。ここで、上記挿入片に設けられた挿
通孔が上記雌部材の収容部に連通し、上記収容部内に設
けられている係合片を揺動しこの係合片の係合部を上記
挿通部に挿通する。これにより、上記雄部材の係止面に
上記係合片の被係止面が当接し、上記係合部の両側の一
対の当接部が受け部に各々支持されて装着される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面に基づいて説明する。図1〜図6は、この発明の
第一実施形態を示すもので、この実施形態のバックルは
図示しないベルトの一端に取り付けられる樹脂製の雄部
材10と、そのベルトの他端や図示しない部材の取付片
に取り付けられて雄部材10が挿入され係合する樹脂製
の雌部材22とからなる。
【0012】雄部材10には、基部12の一側面に棒状
のベルト取付部14が設けられている。そして基部12
のベルト取付部14と反対側の側面に、一対の板状に形
成された挿入片16が突出して形成され、挿入片16に
はベルト取付部14と平行な挿通孔18が形成され、挿
通孔18内の、基部12と反対側の面は係止面20とな
る。係止面20は、一対の板状の挿入片16の先端部間
に一体に連続して円柱状に形成されている。
【0013】雌部材22には、基部24の一側面に棒状
のベルト取付部26が設けられている。そして、基部2
4のベルト取付部26と反対側の側面に、挿入片16が
嵌合される凹部28が形成されている。基部24の内側
にはベルト取付部26に対して平行に貫通する収容部3
0が設けられ、収容部30は凹部28に連通している。
収容部30内のベルト取付部26に近い内壁面の湾曲し
たくぼみ付近にであって、基部24の上面24aと下面
24bに、後述する軸部材32が挿通される透孔34が
各々形成されている。また、凹部28の両側に位置する
雌部材22の収容部30の内壁の一方には、後述する係
合片36が係止される一対の受け部38が設けられてい
る。この受け部38の少なくとも一方には、保持部38
aが形成され、係合片36の当接箇所が係止可能に形成
されている。
【0014】雌部材22の透孔34には円柱状の軸部材
32が挿通され、軸部材32には係合片36が軸32を
中心に揺動可能に設けられている。係合片36は、略U
字形の本体40を有し、本体40の一端部には軸部材3
2が挿通される透孔42が貫通されて設けられている。
そして本体40の他端部は雄部材10を係止する係合部
43で、本体40のU字形の内側面は、雄部材10の係
止面20に組み合わされる円筒形の被係止面44が形成
されている。そして本体40の湾曲した部分の外側面に
は、側方へ突出する操作部46が形成されている。本体
40の外側面で透孔42の近傍には凹部48が形成さ
れ、凹部48には圧縮されたバネ50の一端が取り付け
られ、バネ50の他端部は凹部48に対向する収容部3
0の内側面に取り付けられている。そして、バネ50は
係合片36を、軸32中心に図面上で右回りに付勢して
いる。
【0015】係合片36は、雌部材22の収容部30の
中に入れられ、係合部43の外側面の湾曲した部分の先
端部と基端部が各々当接部43a、43bとして形成さ
れている。また、係合片36の操作部46は、雌部材2
2の収容部30の開口部から外側へ突出している。ま
た、雄部材10のベルト取付部14と、雌部材22のベ
ルト取付部26には、各々幅広のベルト52が取り付け
られている。
【0016】次にこの実施形態のバックルの動作作用に
ついて図5〜図7に基づいて説明する。まず、雌部材2
2は、雄部材10が装着されていないときは図5に示す
ように圧縮バネ50により係合片36は図面上右側に位
置し、係合片36の湾曲した部分の外側面が雌部材22
の収容部30内壁面に当接して止まっている。このと
き、係合片36の操作部46も図面上の右側に位置し、
係合片36の係合部43は雌部材22の凹部28の内側
に位置している。そして、雄部材10を雌部材22に装
着するには、図6に示すように係合片36の操作部46
を手動で雌部材22のベルト取付部26側に移動させ
る。これにより係合片36は軸32を中心に反時計回り
に揺動し、バネ50は圧縮され、雌部材22の凹部28
は開口される。次に、雌部材22の凹部28に雄部材1
0の挿入片16を嵌合させ、操作部46を離すと、図7
に示すように圧縮バネ50により係合片36は軸32を
中心に右回りに揺動し、必要に応じてさらに手動で操作
部46を右側に移動させる。これにより、雄部材10の
挿通孔18に係合片36の係合部43が差し込まれ、雄
部材10の係止面20と係合片36の被係止面44が当
接し、雄部材10と雌部材22が連結される。このとき
係合片36の本体40の湾曲した部分から係合部43に
かけての外側面の当接部43a,43bが、雌部材22
の受け部38に安定に係止される。さらに、受け部38
の保持部38aに本体40の湾曲した部分から係合部4
3の曲面が当接し、係合片36の反時計周りの回動を止
めている。
【0017】また、雌部材22と雄部材10の係合を解
除するときは、係合片36の操作部46をバネ50の付
勢力に抗して図6のように雌部材22のベルト取付部2
6側に移動させ、係合片36を揺動させて係合を解除す
る。
【0018】なお、雄部材10の先端部を係合片36の
係合部43に当接させ、強く押すと係合部43は図5に
示すように雄部材10の挿入方向に対して斜めに位置し
ているので、係合片36には、図面上反時計方向の力が
働く。これにより図6に示すように、係合片36の係合
部43が回動し、雄部材10は雌部材22の凹部28に
挿入可能となるようにしてもよい。
【0019】この実施形態のバックルの使用方法は、ベ
ルト52の一端部に雄部材10を取り付け、ベルト52
の他端部に雌部材22を取り付け、保持するものの胴体
等に巻き回して雄部材10と雌部材22を装着し環状に
して着用する。その他に、図3に示すように衣服の開口
部を止めたり、図4に示すように鞄のふたを本体に止め
る等、自由に使用することができる。また、タイヤのチ
ェーンの両端を止めるのに使用しても良い。
【0020】この実施形態のバックルによれば、係合片
36の被係止面44と雄部材10の係止面20が広い面
積で互いに当接し、この被係止面44と係止面20は雄
部材10と雌部材22が互いに離れる方向の力の中心に
位置する。さらに、雄部材10の係止面20と係合片3
6の被係止面44に掛かる力は、係止部43の当接部4
3a、43bにより、雌部材22の受け部38に各々均
等に掛かり、安定に確実に保持される。従って、雄部材
10と雌部材22が離れる方向に力が働いた場合でも、
容易に係合が外れることがなく確実な装着状態を得るこ
とができる。
【0021】この実施形態のバックルは、引張り力に対
して強いことから、強い力が掛かる部分に使用すること
ができ、タイヤのチェーンを確実に装着することが可能
である。
【0022】なお、この実施形態のバックルは、ベルト
取付部14の形状は、図8に示すように棒状の紐通し5
4と調節環56が、ベルト52の挿通方向に対して直角
に、そして位置ベルト52の面に対して互いに高さが違
う位置に設けられても良い。このようなベルト取付部1
4は、雌部材22にも同様に設けることができる。この
ベルト取付部14は、ベルト52を折り返して2重とな
った部分を互いに縫い合わせる必要がなく、自由に長さ
調節ができる。
【0023】次にこの発明の第二実施形態について図9
に基づいて説明する。ここで、上述の実施の形態と同様
の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実施
形態のバックルは、雄部材10の一側面に棒状のベルト
取付部14が設けられ、基部12のベルト取付部14と
反対側の側面に、挿入片16が突出して一体に形成され
ている。挿入片16の先端は挿入片16の突出方向に対
して斜めに形成されている斜面58が設けられている。
挿入片16はベルト取付部14と平行な挿通孔18が形
成され、挿通孔18内の、基部12と反対側の面は係止
面20となる。係止面20は、挿入片16の先端面と連
続して半円柱状に形成されている。
【0024】雌部材22には、基部24の一側面に棒状
のベルト取付部26が設けられている。そして、基部2
4のベルト取付部26と反対側の側面に、挿入片16が
嵌合される凹部28が形成され、基部24の内側にはベ
ルト取付部26に対して平行に貫通する収容部30が設
けられている。基部24の上面には収容部30に連通す
る透孔34が形成されている。そして、凹部28の両側
に位置する収容部30内壁の一方には、係合片36が係
止される受け部38が設けられている。
【0025】雌部材22の透孔34には円柱状の軸部材
32が挿通され、軸部材32には係合部36が軸32を
中心に揺動可能に設けられている。係合片36は、略U
字形の本体40を有し、本体40の一端部には軸部材3
2が挿通される透孔42が設けられ、そして本体40の
他端部は雄部材10を係止する係合部43で、係合部4
3の外側面には雄部材の斜面58に対向しわずかに先端
側が雌部材22の基部24側に近づく方向に傾斜してい
る押圧面60が形成されている。本体40のU字形の内
側面は、雄部材10の係止面に嵌合される円筒形の被係
止面44が形成されている。そして本体10の湾曲した
部分の外側面には、この外側面に略平行な突起である操
作部46が設けられ、操作部46と透孔42の間には、
側方へ所定角度で突出する弾性突起62が一体に設けら
れている。
【0026】係合片36は、雌部材22の収容部30の
中に入れられ、このとき係合片36の操作部46は、雌
部材22の収容部30の開口部から外側へ突出してい
る。そして係合片36の弾性突起62は、雌部材22の
収容部30内壁面に当接し、係合片36を、軸32中心
に図面上で時計回りに付勢している。
【0027】次にこの実施形態のバックルの動作作用に
ついて説明する。まず、雌部材22は、雄部材10が装
着されていないときは、図9に示すように弾性突起62
により係合片36は図面上で右側に位置し、係合片36
の湾曲した部分の外側面が雌部材22の収容部30内壁
面に当接して止まっている。このとき、係合片36の操
作部46も図面上右側に位置し、係合片36の係合部4
3は雌部材22の凹部28の内側に位置している。そし
て、雄部材10を雌部材22に装着するには、雄部材1
0の挿入片16を雌部材22の凹部28に差し込み、挿
入片16の斜面58を係合片36の押圧面60に当接さ
せ押圧する。雄部材10をさらに差し込むと係合片36
の弾性突起62は弾性変形し軸32を中心に図面上反時
計回りに揺動し、係合片36の係合部43が雄部材10
の斜面58を乗り越えた後、係合片36の弾性突起62
により軸32中心に時計回りに揺動し、操作部46は右
側に移動する。そして、雄部材10の挿通孔18に係合
片36の係合部43が差し込まれ、雄部材10の係止面
20と係合片36の被係止面44が当接し、装着され
る。
【0028】雌部材22と雄部材10の係合を解除する
ときは、係合片36の操作部46を移動させ係合片36
を反時計回りに回転させて係合を解除する。
【0029】この実施形態のバックルの使用方法は、上
記実施形態と同様で、同様の効果を有するものである。
さらに、雌部材22と雄部材10の装着は、雄部材10
の挿入片16で係合片36の押圧面60を押圧するだけ
で自動的に行われ、操作が簡単で便利である。
【0030】次にこの発明の第三実施形態について図1
0〜図12に基づいて説明する。ここで、上述の実施の
形態と同様の部材は同一の符号を付して説明を省略す
る。この実施形態のバックルは、雄部材10の一側面に
ベルト取付部14が設けられ、雄部材10のベルト取付
部14と反対側の側面に、挿入片16が突出して一体に
形成されている。挿入片16の先端部には二又状の突出
部66が形成され、挿入片16の基端部側には、挿通孔
18が形成されている。この二又状の突出部66と挿通
孔18の間には、二又状の先端部66の間の底部分に傾
斜面58が形成され、この傾斜面58の反対側の挿通孔
18に面した部分が係止面20として形成されている。
傾斜面58は、挿入片16の先端部66の側方に僅かに
突出して、傾斜面58を広く取っている。
【0031】雌部材22には、基部24の一側面にベル
ト取付部26が設けられている。そして、基部24のベ
ルト取付部26と反対側の側面に、挿入片16が嵌合さ
れる凹部28が形成され、基部24の内側にはベルト取
付部26に対して平行に貫通する収容部30が設けられ
ている。収容部30の一方の開口部には、その両内側面
に溝状の軸ガイド部68が形成され、各軸ガイド部68
の先端部に、係止片36の軸部70を軸支する一対の軸
取り付け部72が形成されている。
【0032】この実施形態の係合片36は、略U字形に
形成され、雄部材の傾斜面58に対向しわずかに先端側
が雌部材22の基部24側に近づく方向に傾斜している
押圧面60が形成されている。
【0033】係合片36と収納部30の一端面との間に
は弾性部材でる板バネ76が設けられ、係合片36を図
面において時計方向に回動するように付勢している。板
バネ76は雌部材22の収納部30に突出したバネ支持
部74に位置決めされ、一端部が、収納部30の凹部3
0aに係合し他端部は係合片 36に弾性的に当接して
いる。
【0034】この実施形態の係合片36を、雌部材22
の収容部30の中に入れるには、収納部30の軸ガイド
部68に沿って係合片36の軸部70を摺動させ、軸部
70が軸取り付け部72に嵌合した状態で係合片36が
保持される。また板バネ76は、バネ支持部74に当接
させて、その一端部が凹部30aに係合し他端部が係合
片36の段部36aに当接させる。
【0035】次にこの実施形態のバックルの動作作用に
ついて説明する。まず、雌部材22は、雄部材10が装
着されていないときは、図10、図11に示すように板
バネ76により係合片36は図面上で右側に位置し、係
合片36の湾曲した部分の当接部43a,43bが、雌
部材22の収容部30の内壁面の受部38に当接して止
まっている。そして、雄部材10を雌部材22に装着す
るには、雄部材10の挿入片16の傾斜面58を係合片
36の押圧面60に当接させ押圧する。雄部材10をさ
らに差し込むと、係合片36の板バネ76が弾性変形し
係合片36は軸部70を中心に図面上で反時計回りに揺
動する。この後、図12に示すように、係合片36の係
合部43が雄部材10の斜面58を乗り越えると、係合
片36は板バネ76の付勢力により、軸部70を中心に
時計回りに揺動し、操作部46は右側に移動する。そし
て、雄部材10の挿通孔18に係合片36の係合部43
が差し込まれ、雄部材10の係止面20と係合片36の
被係止面44が当接し、係合片36の当接部43a,4
3bが雌部材22の各受部38に当接して2点支持さ
れ、確実な係合がなされる。
【0036】雌部材22と雄部材10の係合を解除する
ときは、係合片36の操作部46を移動させ係合片36
を反時計回りに回転させて係合を解除する。
【0037】この実施形態のバックルの使用方法は、上
記実施形態と同様で、同様の効果を有するものである。
特に、当接部43a,43bによる2点支持が確実にな
され、強固な係合を可能にする。
【0038】なお、この発明のバックルは、上記各実施
形態に限定されるものではなく、雄部材の挿入片の形状
と、雌部材の凹部の形状は自由に変更可能で、互いに嵌
合されるものであればよい。挿入片の係止面と係合片の
被係止面及び係合片と雌部材の受け部は、互いに組み合
わされ雄部材と雌部材を互いに離す方向に対して両側で
ほぼ均等に2点支持構造で力を受けるものであればよ
い。
【0039】
【発明の効果】この発明のバックルは、雄部材と雌部材
が係合状態の時に、雄部材の係止面に、雌部材の内側に
設けられた係合片の被係止面が当接して装着され、確実
に係合状態を維持することができる。そして、雄部材の
係止面と係合片は、広い面積で互いに当接し、雄部材と
雌部材が互いに離れる方向の力に対してその両側でほぼ
均等に力を受けるため、係合強度がきわめて高く、引張
り力に対して強力に係合を維持することができる。
【0040】また、係合片は弾性体により係合方向に付
勢されていることにより、さらに安定に係合状態を維持
させることができ、係合ミスも少なくなる。また、弾性
体を係合片と一体に設けた場合、製造も容易に可能であ
り、コストの削減にも寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施形態のバックルの分解斜視
図である。
【図2】この実施形態のバックルの正面図である。
【図3】この実施形態のバックルの使用状態を示す正面
図である。
【図4】この実施形態のバックルの他の使用状態を示す
正面図である。
【図5】この実施形態のバックルの雄部材と雌部材が係
合する前の状態を示す縦断面図である。
【図6】この実施形態のバックルの雄部材と雌部材が係
合する工程を示す縦断面図である。
【図7】この実施形態のバックルの雄部材と雌部材が係
合した状態を示す縦断面図である。
【図8】この実施形態のバックルの雄部材の変形例を示
す斜視図である。
【図9】この発明の第二実施形態のバックルの縦断面図
である。
【図10】この発明の第三実施形態のバックルの正面図
である。
【図11】この発明の第三実施形態のバックルの係合前
の縦断面図である。
【図12】この発明の第三実施形態のバックルの係合状
態の縦断面図である。
【符号の説明】
10 雄部材 12,24 基部 14,26 ベルト取付部 16 挿入片 18 挿通孔 20 係止面 22 雌部材 30 収容部 32 軸部材 34,42 透孔 36 係合片 40 本体 43 係合部 43a,43b 当接部 44 被係止面 46 操作部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに連結される部材の一方に取り付け
    られる雄部材(10)と他方に取り付けられる雌部材
    (22)とからなり、 上記雄部材(10)には、上記雌部材(22)へ挿入さ
    れる挿入片(16)と、上記挿入片(16)の内側に設
    けられた挿通孔(18)とが設けられ、 上記雌部材(22)には、上記挿入片(16)が嵌合さ
    れる凹部(28)と、上記挿通孔(18)に連通する収
    容部(30)が設けられ、 この収容部(30)内には上記挿通孔(18)への挿通
    方向に揺動可能に設けられた係合片(36)を備え、こ
    の係合片(36)には、上記挿通孔(18)に挿通され
    る係合部(43)が設けられ、 上記雄部材(10)の上記挿通孔(18)には、この係
    合部(43)が当接する係止面(20)が形成され、 上記雌部材(22)の上記収容部(30)には、上記係
    合部(43)が上記係止面(20)に係合した状態で、
    その係止面(20)を挟んで両側に位置し上記係合部
    (43)の当接部(43a,43b)を支持する受け部
    (38)が、上記凹部(28)の両側に位置して設けら
    れていることを特徴とするバックル。
  2. 【請求項2】 上記係合部(43)が上記係止面(2
    0)に係合した状態で、その係止面(20)を挟んで両
    側に位置した上記係合部(43)の一対の当接部(43
    a,43b)は、これを支持する一対の受け部(38)
    に当接して設けられていることを特徴とする請求項1記
    載のバックル。
  3. 【請求項3】 上記係止面(20)は、上記雄部材(1
    0)と上記雌部材(22)を離す方向に対して略直角に
    位置し、上記雄部材(10)と上記雌部材(22)を離
    す方向の中心仮想線が上記係止面(20)の中心に位置
    することを特徴とする請求項1または2記載のバック
    ル。
  4. 【請求項4】 上記係合片(36)と上記雌部材(2
    2)の間には、上記係合片(36)の係合部(43)が
    上記挿通孔(18)に挿通される方向に付勢する弾性体
    (50,62)が設けられていることを特徴とする請求
    項1または2記載のバックル。
  5. 【請求項5】 上記収容部(30)内の受け部(38)
    の少なくとも一方には、上記係合片(36)を所定位置
    で係止可能に設けられていることを特徴とする請求項
    1,2,3または4記載のバックル。
  6. 【請求項6】 上記係合片(36)には、その一側面よ
    り突出し上記収容部(30)から露出した操作部(4
    6)が形成されていることを特徴とする請求項1,2,
    3,4または5記載のバックル。
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