JP2000237226A - 脚加温用具 - Google Patents
脚加温用具Info
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Landscapes
- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 歩行時においても膝膕又はこの近傍を持続的
に加温することができる脚加温用具を提供する。 【解決手段】 使い捨てカイロなどの発熱用具を保持す
るための保持板1と、締付部材としての2本の帯ゴム2
a、2bと、臑又は膝と当接する当接板3と、保護部材
としての保護板4と、第2締付部材としての帯ゴム5と
で脚加温用具を構成し、図中B方向から脚を挿入して膝
膕及びこの近傍の脚周りに装着するようにした。
に加温することができる脚加温用具を提供する。 【解決手段】 使い捨てカイロなどの発熱用具を保持す
るための保持板1と、締付部材としての2本の帯ゴム2
a、2bと、臑又は膝と当接する当接板3と、保護部材
としての保護板4と、第2締付部材としての帯ゴム5と
で脚加温用具を構成し、図中B方向から脚を挿入して膝
膕及びこの近傍の脚周りに装着するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、肩こりや疲労を癒
すための治療器具に係り、詳しくは、膝の裏側にある窪
み付近、即ち、膝膕(しっかく)やこの近傍、を発熱用
具により加温する脚加温用具に関するものである。
すための治療器具に係り、詳しくは、膝の裏側にある窪
み付近、即ち、膝膕(しっかく)やこの近傍、を発熱用
具により加温する脚加温用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、患部やツボを加温する加温療法と
して、携帯型カイロを用いるものが知られている。この
種の加温療法においては、温湿布や灸などの入手し難い
加温材を用いる加温療法とは異なり、手軽に入手し得る
使い捨てカイロを用いることができるので、一般の人で
も気軽且つ容易に利用することができる。
して、携帯型カイロを用いるものが知られている。この
種の加温療法においては、温湿布や灸などの入手し難い
加温材を用いる加温療法とは異なり、手軽に入手し得る
使い捨てカイロを用いることができるので、一般の人で
も気軽且つ容易に利用することができる。
【0003】特に、本発明者は、携帯型カイロで土踏ま
ずを一定時間持続的に加温すると、肩こりや疲労の治療
に極めて効果的であることを見出した。しかしながら、
歩行時において、土踏まずと携帯型カイロとの直接ある
いは間接的な接触状態を維持することが難しく、該土踏
まずを持続的に加温することが困難であった。
ずを一定時間持続的に加温すると、肩こりや疲労の治療
に極めて効果的であることを見出した。しかしながら、
歩行時において、土踏まずと携帯型カイロとの直接ある
いは間接的な接触状態を維持することが難しく、該土踏
まずを持続的に加温することが困難であった。
【0004】そこで、本発明者は、先に、携帯型カイロ
を保持する保持板と、該保持板とともに足の甲から裏に
かけての足周りを締め付ける締付部材とを有する土踏ま
ず加温用具(特開平9−56739号)を提案した。こ
の土踏まず加温用具によれば、締付部材により携帯型カ
イロを保持する保持板を付勢して、該携帯型カイロを土
踏まずに持続的に装着することができる。
を保持する保持板と、該保持板とともに足の甲から裏に
かけての足周りを締め付ける締付部材とを有する土踏ま
ず加温用具(特開平9−56739号)を提案した。こ
の土踏まず加温用具によれば、締付部材により携帯型カ
イロを保持する保持板を付勢して、該携帯型カイロを土
踏まずに持続的に装着することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本発明者は
鋭意研究により、携帯型カイロで膝膕近傍の脹ら脛(ふ
くらはぎ)を一定時間持続的に加温しても、肩こりや疲
労の治療に極めて有効であることを見出した。ところ
が、このような加温療法においても、歩行時において膝
膕近傍の脹ら脛と携帯型カイロとの直接あるいは間接的
な接触状態を維持することが困難であるので、該脹ら脛
を持続的に加温することが困難であるという問題があ
る。
鋭意研究により、携帯型カイロで膝膕近傍の脹ら脛(ふ
くらはぎ)を一定時間持続的に加温しても、肩こりや疲
労の治療に極めて有効であることを見出した。ところ
が、このような加温療法においても、歩行時において膝
膕近傍の脹ら脛と携帯型カイロとの直接あるいは間接的
な接触状態を維持することが困難であるので、該脹ら脛
を持続的に加温することが困難であるという問題があ
る。
【0006】そこで、本発明は、このような問題に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、歩行時
においても膝膕又はこの近傍を持続的に加温することが
できる脚加温用具を提供することである。
なされたものであり、その目的とするところは、歩行時
においても膝膕又はこの近傍を持続的に加温することが
できる脚加温用具を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、脚加温用具であって、発熱用具
を保持する保持板と、脚周りを締め付けながら該保持板
を膝膕又はこの近傍に向けて付勢する締付部材とを有す
ることを特徴とするものである。
に、請求項1の発明は、脚加温用具であって、発熱用具
を保持する保持板と、脚周りを締め付けながら該保持板
を膝膕又はこの近傍に向けて付勢する締付部材とを有す
ることを特徴とするものである。
【0008】この脚加温用具では、脚周りを締め付ける
締付部材により、発熱用具を保持する保持板を膝膕又は
この近傍(以下、膝膕等という)に向けて付勢すること
で、歩行時においても、膝膕等と該保持板に保持される
発熱用具との直接あるいは間接的な接触状態を維持する
ことができる。
締付部材により、発熱用具を保持する保持板を膝膕又は
この近傍(以下、膝膕等という)に向けて付勢すること
で、歩行時においても、膝膕等と該保持板に保持される
発熱用具との直接あるいは間接的な接触状態を維持する
ことができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の脚加温用具
において、膝膕又はこの近傍と発熱用具との間に挿入し
て膝膕又はこの近傍を保護するための保護部材を設けた
ことを特徴とするものである。
において、膝膕又はこの近傍と発熱用具との間に挿入し
て膝膕又はこの近傍を保護するための保護部材を設けた
ことを特徴とするものである。
【0010】この脚加温用具においては、膝膕等と発熱
用具との間に保護部材を介在させて、膝膕等と発熱用具
との直接的な接触状態を回避する。
用具との間に保護部材を介在させて、膝膕等と発熱用具
との直接的な接触状態を回避する。
【0011】請求項3の発明は、請求項1又は2の脚加
温用具であって、請求項1又は2の脚加温用具であっ
て、上記脚周りを複数の上記締付部材で締め付け、これ
ら締付部材の膝膕側が上記保持板によって、臑側が臑又
は膝に当てられて使用される当接板によって、それぞれ
連結され、且つ、複数の締付部材のうち少なくとも2つ
の締付部材の長さが異なることを特徴とするものであ
る。
温用具であって、請求項1又は2の脚加温用具であっ
て、上記脚周りを複数の上記締付部材で締め付け、これ
ら締付部材の膝膕側が上記保持板によって、臑側が臑又
は膝に当てられて使用される当接板によって、それぞれ
連結され、且つ、複数の締付部材のうち少なくとも2つ
の締付部材の長さが異なることを特徴とするものであ
る。
【0012】この脚加温用具においては、保持板を締付
部材で確実に付勢することができる。例えば、締付部材
としては、幅広の帯状に構成され、保持板の上側から脚
周りを包み込んで締め付けるものが考えられる。しかし
ながら、このような幅広の帯状締付部材は、装着者の歩
行時に縒れて保持板から外れ、発熱用具を膝膕に向けて
付勢することができなくなってしまうおそれがある。そ
こで、この脚加温用具においては、締付部材を保持板と
連結することで、該保持板を締付部材で確実に付勢する
ように構成している。また、この脚加温用具において
は、少なくとも長さの異なる2つの締付部材のうち、短
い方の締付部材で例えば膝膕周りなど細い脚周り部分を
締め付け、長い方の締付部材で例えば脹ら脛周りなど太
い脚周り部分を締め付けるように装着することができ
る。このようにして装着することで、保持板を膝膕等に
フィットさせて該保持板の脚長さ方向におけるずれを軽
減することができる。
部材で確実に付勢することができる。例えば、締付部材
としては、幅広の帯状に構成され、保持板の上側から脚
周りを包み込んで締め付けるものが考えられる。しかし
ながら、このような幅広の帯状締付部材は、装着者の歩
行時に縒れて保持板から外れ、発熱用具を膝膕に向けて
付勢することができなくなってしまうおそれがある。そ
こで、この脚加温用具においては、締付部材を保持板と
連結することで、該保持板を締付部材で確実に付勢する
ように構成している。また、この脚加温用具において
は、少なくとも長さの異なる2つの締付部材のうち、短
い方の締付部材で例えば膝膕周りなど細い脚周り部分を
締め付け、長い方の締付部材で例えば脹ら脛周りなど太
い脚周り部分を締め付けるように装着することができ
る。このようにして装着することで、保持板を膝膕等に
フィットさせて該保持板の脚長さ方向におけるずれを軽
減することができる。
【0013】請求項4の発明は、請求項3の脚加温用具
において、上記保持板又は当接板のうち少なくとも一方
を、上記締付部材上で遊動させるように該締付部材に連
結したことを特徴とするものである。
において、上記保持板又は当接板のうち少なくとも一方
を、上記締付部材上で遊動させるように該締付部材に連
結したことを特徴とするものである。
【0014】この脚加温用具においては、締付部材と保
持板との連結部や、締付部材と当接板との連結部の消耗
を低減することができる。例えば、締付部材は装着者の
歩行運動に伴って締め付けを強くしたり弱くしたりする
力を反復的に発揮する。このため、締付部材を保持板や
当接板に固定してしまうと、このような反復的な力を保
持板や当接板に直接伝えてしまい、保持板や当接板を消
耗して寿命を短縮するおそれがある。そこで、この脚加
温用具においては、保持板又は当接板のうち少なくとも
一方を、締付部材上で遊動させるように該締付部材に連
結する。そして、締付部材を遊動させることにより、締
付部材の締付力の変化を保持板又は当接板に直接伝えず
に脚周り方向に逃がして、保持板又は当接板の消耗を低
減させるように構成している。
持板との連結部や、締付部材と当接板との連結部の消耗
を低減することができる。例えば、締付部材は装着者の
歩行運動に伴って締め付けを強くしたり弱くしたりする
力を反復的に発揮する。このため、締付部材を保持板や
当接板に固定してしまうと、このような反復的な力を保
持板や当接板に直接伝えてしまい、保持板や当接板を消
耗して寿命を短縮するおそれがある。そこで、この脚加
温用具においては、保持板又は当接板のうち少なくとも
一方を、締付部材上で遊動させるように該締付部材に連
結する。そして、締付部材を遊動させることにより、締
付部材の締付力の変化を保持板又は当接板に直接伝えず
に脚周り方向に逃がして、保持板又は当接板の消耗を低
減させるように構成している。
【0015】請求項5の発明は、請求項3又は4の脚加
温用具において、上記脚周りを上記保持板及び上記当接
板の上側から締め付ける第2締付部材を設け、該保持板
における膝膕側とは反対側の面に貼付した発熱用具を該
第2締付部材で締め付けて固定するように構成したこと
を特徴とするものである。
温用具において、上記脚周りを上記保持板及び上記当接
板の上側から締め付ける第2締付部材を設け、該保持板
における膝膕側とは反対側の面に貼付した発熱用具を該
第2締付部材で締め付けて固定するように構成したこと
を特徴とするものである。
【0016】この脚加温用具においては、衣類などに貼
り付けるタイプの使い捨てカイロ(以下、貼付型カイロ
という)を発熱用具として使用する場合には、保持板と
膝膕等との間に保護部材を介在させる手間を省くことが
できる。具体的には、保持板における膝膕側とは反対側
の面に貼付型カイロを貼付し、これを第2締付部材で締
め付けて該保持板に固定して使用することができる。こ
のようして使用することで、保持板に保護部材としての
機能を兼用させ、保護部材を保持板と膝膕等との間に介
在させる手間を省くことができる。
り付けるタイプの使い捨てカイロ(以下、貼付型カイロ
という)を発熱用具として使用する場合には、保持板と
膝膕等との間に保護部材を介在させる手間を省くことが
できる。具体的には、保持板における膝膕側とは反対側
の面に貼付型カイロを貼付し、これを第2締付部材で締
め付けて該保持板に固定して使用することができる。こ
のようして使用することで、保持板に保護部材としての
機能を兼用させ、保護部材を保持板と膝膕等との間に介
在させる手間を省くことができる。
【0017】請求項6の発明は、請求項5の脚加温用具
において、上記脚周りの方向に延在する突起を、上記当
接板の臑側とは反対側の面に設けたことを特徴とするも
のである。
において、上記脚周りの方向に延在する突起を、上記当
接板の臑側とは反対側の面に設けたことを特徴とするも
のである。
【0018】この脚加温用具においては、上記脚周りの
方向に延在する突起を、当接板における臑側とは反対側
の面に設けおり、この突起との引っ掛かりによって第2
締付部材の脚長さ方向へのずれを軽減することができ
る。
方向に延在する突起を、当接板における臑側とは反対側
の面に設けおり、この突起との引っ掛かりによって第2
締付部材の脚長さ方向へのずれを軽減することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した脚加温用
具の実施形態について説明する。図1はこの脚加温用具
の斜視図である。図示のように、この脚加温用具は、使
い捨てカイロなどの発熱用具を保持するための保持板1
と、締付部材としての2本の帯ゴム2a、2bと、臑又
は膝と当接する当接板3と、保護部材としての保護板4
と、第2締付部材としての帯ゴム5とを備えており、図
中B方向から装着者の脚が挿入されて該脚に装着される
ようになっている。これら帯ゴム2a、2bは、それぞ
れ略並行な位置関係を維持するように、保持板1及び当
接板3に固定されている。具体的には、図中下側を保持
板1に、図中上側を当接板3にそれぞれ内包されるよう
に固定されている。なお、帯ゴム2aは帯ゴム2bより
も若干長く形成されており、図1では、面1a上に非貼
付型使い捨てカイロ7を保持する例が示されている。
具の実施形態について説明する。図1はこの脚加温用具
の斜視図である。図示のように、この脚加温用具は、使
い捨てカイロなどの発熱用具を保持するための保持板1
と、締付部材としての2本の帯ゴム2a、2bと、臑又
は膝と当接する当接板3と、保護部材としての保護板4
と、第2締付部材としての帯ゴム5とを備えており、図
中B方向から装着者の脚が挿入されて該脚に装着される
ようになっている。これら帯ゴム2a、2bは、それぞ
れ略並行な位置関係を維持するように、保持板1及び当
接板3に固定されている。具体的には、図中下側を保持
板1に、図中上側を当接板3にそれぞれ内包されるよう
に固定されている。なお、帯ゴム2aは帯ゴム2bより
も若干長く形成されており、図1では、面1a上に非貼
付型使い捨てカイロ7を保持する例が示されている。
【0020】保持板1は、図中上側の面1aや下側の面
1b上に使い捨てカイロ7を保持する。図中下側の面を
臑や膝と当接させる当接板3は、図示しない内部の空洞
に帯ゴム2a、2bを内包するように構成されており、
これら帯ゴム2a、2b上で図中矢印A方向に遊動する
ことができる。この当接板3の図中上側の面、即ち、臑
や膝との当接面とは反対側の面、における中央付近に
は、帯ゴム2a、2bの周面方向(装着者の脚周り方
向)に延在する突起部材6が設けられている。
1b上に使い捨てカイロ7を保持する。図中下側の面を
臑や膝と当接させる当接板3は、図示しない内部の空洞
に帯ゴム2a、2bを内包するように構成されており、
これら帯ゴム2a、2b上で図中矢印A方向に遊動する
ことができる。この当接板3の図中上側の面、即ち、臑
や膝との当接面とは反対側の面、における中央付近に
は、帯ゴム2a、2bの周面方向(装着者の脚周り方
向)に延在する突起部材6が設けられている。
【0021】保護板4は、保持板1の面1a上に保持さ
れた使い捨てカイロ7と、装着者の膝膕との間に挟まれ
て使用される。帯ゴム5は、保持板1の面1bに貼り付
けられた貼付タイプの使い捨てカイロを、保持板1、当
接板3及び脚とともに締め付けるためのものであり、図
示のように使い捨てカイロ7が保持板1の面1bに保持
されて使用される場合には不要である。
れた使い捨てカイロ7と、装着者の膝膕との間に挟まれ
て使用される。帯ゴム5は、保持板1の面1bに貼り付
けられた貼付タイプの使い捨てカイロを、保持板1、当
接板3及び脚とともに締め付けるためのものであり、図
示のように使い捨てカイロ7が保持板1の面1bに保持
されて使用される場合には不要である。
【0022】図2(a)から(f)は、それぞれ保持板
1の製造方法の一例を示す斜視図である。この保持板1
を製造するには、まず、矩形の上質紙8bを3枚貼り合
わせ、これをより大きな矩形の上質紙8a上面の中央付
近に貼り合わせる。この貼り合わせには、硬化後の加温
により軟化や硬化を起こさないような接着剤を用いるこ
とが望ましく、アラビア糊などポリ酢酸ビニル(PV
A)系接着剤が好適である。上質紙8aの下面には、綿
100[%]の布地9を貼り合わせる(a)。この貼り
合わせには、合成ゴム系接着剤を用いることが望まし
く、特に、速乾ボンドGクリア(商品名、コニシ株式会
社製)が好適である。上質紙8aの四隅部分8a−1
((b)参照)は切り落として、2つの接着しろ8a−
2と、2つの接着しろ8a−3とを形成する(c)。そ
して、帯ゴム2a、2bをそれぞれ接着しろ8a−2付
近の上質紙8b部分に通し、ホッチキスやセロハンテー
プで仮止めした後(d)、上質紙8b、接着しろ8a−
2、8a−3に合成ゴム系接着剤を塗布してから、これ
ら接着しろを折り返して(e)貼り合わせる(f)。
1の製造方法の一例を示す斜視図である。この保持板1
を製造するには、まず、矩形の上質紙8bを3枚貼り合
わせ、これをより大きな矩形の上質紙8a上面の中央付
近に貼り合わせる。この貼り合わせには、硬化後の加温
により軟化や硬化を起こさないような接着剤を用いるこ
とが望ましく、アラビア糊などポリ酢酸ビニル(PV
A)系接着剤が好適である。上質紙8aの下面には、綿
100[%]の布地9を貼り合わせる(a)。この貼り
合わせには、合成ゴム系接着剤を用いることが望まし
く、特に、速乾ボンドGクリア(商品名、コニシ株式会
社製)が好適である。上質紙8aの四隅部分8a−1
((b)参照)は切り落として、2つの接着しろ8a−
2と、2つの接着しろ8a−3とを形成する(c)。そ
して、帯ゴム2a、2bをそれぞれ接着しろ8a−2付
近の上質紙8b部分に通し、ホッチキスやセロハンテー
プで仮止めした後(d)、上質紙8b、接着しろ8a−
2、8a−3に合成ゴム系接着剤を塗布してから、これ
ら接着しろを折り返して(e)貼り合わせる(f)。
【0023】このようにして製造された保持板1は、帯
ゴム2a、2bのリング形状に追従して弓状に撓んだ形
状となる。また、装着時には、装着者の膝膕の形状に追
従して自在に変形し、該膝膕と良好な密着性を発揮する
ようになる。
ゴム2a、2bのリング形状に追従して弓状に撓んだ形
状となる。また、装着時には、装着者の膝膕の形状に追
従して自在に変形し、該膝膕と良好な密着性を発揮する
ようになる。
【0024】図3(a)から(e)は、それぞれ保持板
3の製造方法の一例を示す斜視図である。この当接板3
を製造するには、まず、短冊状の1枚の厚紙10と、3
枚の矩形の上質紙8dと、これより大きな矩形の上質紙
8c上面とをPVA系接着剤で貼り合わせ、この上質紙
8cの下面に綿100[%]の布地9を合成ゴム系接着
剤で貼り合わせる(a)。そして、上質紙8cの四隅部
分((b)参照)を切り落として、2つの接着しろ8c
−2と、2つの接着しろ8c−3とを形成する(c)。
次に、保持板1に固定された帯ゴム2a、2bをそれぞ
れ接着しろ8c−2付近の上質紙8d部分に通し
(d)、厚紙10、8c−3に合成ゴム系接着剤を塗布
してから、これら接着しろを折り返して貼り合わせる
(e)。
3の製造方法の一例を示す斜視図である。この当接板3
を製造するには、まず、短冊状の1枚の厚紙10と、3
枚の矩形の上質紙8dと、これより大きな矩形の上質紙
8c上面とをPVA系接着剤で貼り合わせ、この上質紙
8cの下面に綿100[%]の布地9を合成ゴム系接着
剤で貼り合わせる(a)。そして、上質紙8cの四隅部
分((b)参照)を切り落として、2つの接着しろ8c
−2と、2つの接着しろ8c−3とを形成する(c)。
次に、保持板1に固定された帯ゴム2a、2bをそれぞ
れ接着しろ8c−2付近の上質紙8d部分に通し
(d)、厚紙10、8c−3に合成ゴム系接着剤を塗布
してから、これら接着しろを折り返して貼り合わせる
(e)。
【0025】このようにして製造された当接板3は、上
述の保持板1とは異なり、内部で帯ゴム周面方向に延在
する2つの空洞に帯ゴム2a、2bを通した構造とな
り、図1に示したように、帯ゴム2a、2b上で遊動す
ることが可能となる。また、保持板1と同様に、帯ゴム
2a、2bのリング形状に追従して弓状に撓んだ形状と
なり、装着時には、装着者の臑や膝の形状に追従して自
在に変形し、これらと良好な密着性を発揮するようにな
る。
述の保持板1とは異なり、内部で帯ゴム周面方向に延在
する2つの空洞に帯ゴム2a、2bを通した構造とな
り、図1に示したように、帯ゴム2a、2b上で遊動す
ることが可能となる。また、保持板1と同様に、帯ゴム
2a、2bのリング形状に追従して弓状に撓んだ形状と
なり、装着時には、装着者の臑や膝の形状に追従して自
在に変形し、これらと良好な密着性を発揮するようにな
る。
【0026】なお、帯ゴム2a、2bを保持板1に固定
してから当接板3に固定する方法について説明したが、
帯ゴム2a、2bを当接板3に固定してから保持板1に
固定してもよい。
してから当接板3に固定する方法について説明したが、
帯ゴム2a、2bを当接板3に固定してから保持板1に
固定してもよい。
【0027】図4(a)に示すように、ゴム2a、2b
のリング構造を裏返すように、保持板1及び当接板3を
裏返すと(b)、これらにある各接着しろ部分をリング
構造の内側に隠すことができる(c)。この当接板3の
外側面には突起部材6を接着する。突起部材6の材質に
特に制限はない。但し、ある程度の可撓性を有し、且
つ、耐摩耗性に優れたものが望ましく、本実施形態では
合成皮が用いられている。
のリング構造を裏返すように、保持板1及び当接板3を
裏返すと(b)、これらにある各接着しろ部分をリング
構造の内側に隠すことができる(c)。この当接板3の
外側面には突起部材6を接着する。突起部材6の材質に
特に制限はない。但し、ある程度の可撓性を有し、且
つ、耐摩耗性に優れたものが望ましく、本実施形態では
合成皮が用いられている。
【0028】図5(a)から(d)は、それぞれ保護板
4の製造方法の一例を示す斜視図である。この保護板4
を製造するには、まず、3枚の矩形の上質紙8fと、こ
れをより大きな矩形の上質紙8eとをPVA系接着剤で
貼り合わせてから、上質紙8fの長辺縁部付近に突起部
材11aを、上質紙8fの短辺縁部の上質紙8e部分に
突起部材11bを、それぞれ合成ゴム系接着剤で接着す
る。そして、上質紙8eの下面に布地9を合成ゴム系接
着剤で貼り合わせた後、上質紙8eの四隅部分((b)
参照)を切り落として、2つの接着しろ8e−2と、2
つの接着しろ8e−3とを形成する(c)。次に、接着
しろ8e−2、8e−3、突起部材11a、11bに合
成ゴム系接着剤を塗布した後、これら接着しろを折り返
して貼り合わせて保護板4を形成する(d)。そして、
図6(a)に示すように、合成ゴム系接着剤を硬化させ
る前に、保護板4の周縁部を突起部材11とは反対側に
湾曲させる。この湾曲により、保護板4の膝膕当接面4
aを窪ませて、膝膕当接面4aと膝膕等との密着性を向
上させることができるようになる。また、図示のよう
に、保護板4のカイロ当接面4bにおいて、使い捨てカ
イロ7を各突起部材11に引っ掛けて、そのずれを軽減
することができる。
4の製造方法の一例を示す斜視図である。この保護板4
を製造するには、まず、3枚の矩形の上質紙8fと、こ
れをより大きな矩形の上質紙8eとをPVA系接着剤で
貼り合わせてから、上質紙8fの長辺縁部付近に突起部
材11aを、上質紙8fの短辺縁部の上質紙8e部分に
突起部材11bを、それぞれ合成ゴム系接着剤で接着す
る。そして、上質紙8eの下面に布地9を合成ゴム系接
着剤で貼り合わせた後、上質紙8eの四隅部分((b)
参照)を切り落として、2つの接着しろ8e−2と、2
つの接着しろ8e−3とを形成する(c)。次に、接着
しろ8e−2、8e−3、突起部材11a、11bに合
成ゴム系接着剤を塗布した後、これら接着しろを折り返
して貼り合わせて保護板4を形成する(d)。そして、
図6(a)に示すように、合成ゴム系接着剤を硬化させ
る前に、保護板4の周縁部を突起部材11とは反対側に
湾曲させる。この湾曲により、保護板4の膝膕当接面4
aを窪ませて、膝膕当接面4aと膝膕等との密着性を向
上させることができるようになる。また、図示のよう
に、保護板4のカイロ当接面4bにおいて、使い捨てカ
イロ7を各突起部材11に引っ掛けて、そのずれを軽減
することができる。
【0029】図7(a)は、この脚加温用具と投入タイ
プの使い捨てカイロ7aとを脚に装着した状態を示す側
面図である。図示のように、投入タイプの使い捨てカイ
ロ7aを用いる場合には、保持板1の内側面と保護板4
との間に使い捨てカイロ7aを挟み込み、且つ、保護板
4を膝膕に、当接板3を臑に当接させるような状態で、
脚加温用具を脚に装着する。このように装着することに
より、2本の帯ゴム2a、2bで脚周りを締め付けなが
ら、保持板1とともに使い捨てカイロ7a及び保護板4
を付勢する。
プの使い捨てカイロ7aとを脚に装着した状態を示す側
面図である。図示のように、投入タイプの使い捨てカイ
ロ7aを用いる場合には、保持板1の内側面と保護板4
との間に使い捨てカイロ7aを挟み込み、且つ、保護板
4を膝膕に、当接板3を臑に当接させるような状態で、
脚加温用具を脚に装着する。このように装着することに
より、2本の帯ゴム2a、2bで脚周りを締め付けなが
ら、保持板1とともに使い捨てカイロ7a及び保護板4
を付勢する。
【0030】図7(b)は、この脚加温用具と貼付タイ
プの使い捨てカイロ7bとを脚に装着した状態を示す側
面図である。図示のように、貼付タイプの使い捨てカイ
ロ7bを用いる場合には、保持板1の外側面に使い捨て
カイロ7bを貼り付け、使い捨てカイロ7bと当接板3
との外側から第2締付部材としての帯ゴム5を装着す
る。
プの使い捨てカイロ7bとを脚に装着した状態を示す側
面図である。図示のように、貼付タイプの使い捨てカイ
ロ7bを用いる場合には、保持板1の外側面に使い捨て
カイロ7bを貼り付け、使い捨てカイロ7bと当接板3
との外側から第2締付部材としての帯ゴム5を装着す
る。
【0031】このように保持板1を膝膕に直接接触させ
るように使用しても、良好な可撓性を有する保持板1を
膝膕の形状に追従させて柔軟に変形させて、膝膕と保持
板1との密着性を向上させることができる。
るように使用しても、良好な可撓性を有する保持板1を
膝膕の形状に追従させて柔軟に変形させて、膝膕と保持
板1との密着性を向上させることができる。
【0032】なお、締付部材として、2本の帯ゴムを有
する脚加温用具について説明したが、締付部材は帯ゴム
に限定されるものではなく、その設置個数も2つに限定
されるものではない。また、保持板、当接板及び保護板
のそれぞれについて、紙層と被覆布地とを備えるものを
説明したが、紙や布以外の材料でこれらを構成してもよ
い。また、発熱用具として使い捨てカイロを使用する例
について説明したが、燃料補給タイプのカイロや他の構
成の発熱用具を使用してもよい。
する脚加温用具について説明したが、締付部材は帯ゴム
に限定されるものではなく、その設置個数も2つに限定
されるものではない。また、保持板、当接板及び保護板
のそれぞれについて、紙層と被覆布地とを備えるものを
説明したが、紙や布以外の材料でこれらを構成してもよ
い。また、発熱用具として使い捨てカイロを使用する例
について説明したが、燃料補給タイプのカイロや他の構
成の発熱用具を使用してもよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、歩行時におい
ても、膝膕等と発熱用具との直接あるいは間接的な接触
状態を維持することができるので、歩行時においても膝
膕等を持続的に加温することができるという優れた効果
がある。
ても、膝膕等と発熱用具との直接あるいは間接的な接触
状態を維持することができるので、歩行時においても膝
膕等を持続的に加温することができるという優れた効果
がある。
【0034】請求項2の発明によれば、膝膕等と発熱用
具との直接的な接触状態を回避するので、該発熱用具を
膝膕等に直接接触させることにより生ずる膝膕等の低温
火傷を回避することができるという優れた効果がある。
具との直接的な接触状態を回避するので、該発熱用具を
膝膕等に直接接触させることにより生ずる膝膕等の低温
火傷を回避することができるという優れた効果がある。
【0035】請求項3の発明によれば、保持板を締付部
材で確実に付勢し、且つ脚長さ方向における該保持板の
ずれを軽減することができので、膝膕等の持続的な加温
状態をより確実に維持することができるという優れた効
果がある。
材で確実に付勢し、且つ脚長さ方向における該保持板の
ずれを軽減することができので、膝膕等の持続的な加温
状態をより確実に維持することができるという優れた効
果がある。
【0036】請求項4の発明によれば、保持板又は当接
板の消耗を低減することができるので、脚加温用具の寿
命を延長することができるという優れた効果がある。
板の消耗を低減することができるので、脚加温用具の寿
命を延長することができるという優れた効果がある。
【0037】請求項5の発明によれば、保持板と膝膕等
との間に保護部材を介在させる手間を省くことができる
ので、脚加温用具の装着性を向上させることができると
いう優れた効果がある。
との間に保護部材を介在させる手間を省くことができる
ので、脚加温用具の装着性を向上させることができると
いう優れた効果がある。
【0038】請求項6の発明によれば、第2締付部材の
脚長さ方向へのずれを軽減することができるので、貼付
型型カイロを保持板に確実に固定することができるとい
う優れた効果がある。
脚長さ方向へのずれを軽減することができるので、貼付
型型カイロを保持板に確実に固定することができるとい
う優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の脚加温用具の斜視図。
【図2】(a)から(f)は、それぞれ保持板1の製造
方法の一例を示す斜視図。
方法の一例を示す斜視図。
【図3】(a)から(e)は、それぞれ保持板3の製造
方法の一例を示す斜視図。
方法の一例を示す斜視図。
【図4】(a)及び(c)は、同脚加温用具の側面図、
(b)は同脚加温用具の斜視図。
(b)は同脚加温用具の斜視図。
【図5】(a)から(d)は、それぞれ保護板4の製造
方法の一例を示す斜視図。
方法の一例を示す斜視図。
【図6】(a)及び(b)は、それぞれ保護板4の断面
図。
図。
【図7】(a)は同脚加温用具と非貼付型カイロとを脚
に装着した状態を示す側面図。(b)は同脚加温用具と
貼付型カイロとを脚に装着した状態を示す側面図。
に装着した状態を示す側面図。(b)は同脚加温用具と
貼付型カイロとを脚に装着した状態を示す側面図。
1 保持板 2 帯ゴム(締付部材) 3 当接板 4 保護板 5 帯ゴム(第2締付部材) 6 突起部材 7 使い捨てカイロ 8 上質紙 9 布地 10 厚紙 11 突起部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月27日(1999.12.
27)
27)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項2】請求項1の脚加温用具において、上記保持
板及び当接板の少なくとも一方を、上記締付部材上で遊
動させ得るように該締付部材に連結したことを特徴とす
る脚加温用具。
板及び当接板の少なくとも一方を、上記締付部材上で遊
動させ得るように該締付部材に連結したことを特徴とす
る脚加温用具。
【請求項3】請求項1又は2の脚加温用具において、上
記脚周りの方向に延在する突起を、上記当接板の臑側と
は反対側の面に設けたことを特徴とする脚加温用具。
記脚周りの方向に延在する突起を、上記当接板の臑側と
は反対側の面に設けたことを特徴とする脚加温用具。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、脚加温用具であって、発熱用具
を保持する保持板と、臑(すね)又は膝に当てられて使
用される当接板と、脚周りを締め付けながら該保持板を
膝膕(しっかく)又はこの近傍に向けて付勢するため、
膝膕側が上記保持板に、臑側が上記当接板に、それぞれ
連結され、かつ、少なくとも1つのものの長さが他のも
のの長さと異なる複数の締付部材と、上記脚周りを上記
保持板及び上記当接板の上側から締め付ける第2締付部
材とを備え、上記保持板における膝膕側とは反対側の面
に貼付した発熱用具を上記第2締付部材で締め付けて固
定するように構成したことを特徴とするものである。
に、請求項1の発明は、脚加温用具であって、発熱用具
を保持する保持板と、臑(すね)又は膝に当てられて使
用される当接板と、脚周りを締め付けながら該保持板を
膝膕(しっかく)又はこの近傍に向けて付勢するため、
膝膕側が上記保持板に、臑側が上記当接板に、それぞれ
連結され、かつ、少なくとも1つのものの長さが他のも
のの長さと異なる複数の締付部材と、上記脚周りを上記
保持板及び上記当接板の上側から締め付ける第2締付部
材とを備え、上記保持板における膝膕側とは反対側の面
に貼付した発熱用具を上記第2締付部材で締め付けて固
定するように構成したことを特徴とするものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】この脚加温用具では、脚周りを締め付ける
締付部材により、発熱用具を保持する保持板を膝膕又は
この近傍(以下、膝膕等という)に向けて付勢すること
で、歩行時においても、膝膕等と該保持板に保持される
発熱用具との直接あるいは間接的な接触状態を維持する
ことができる。更に、この脚加温用具においては、保持
板を締付部材で確実に付勢することができる。例えば、
締付部材としては、幅広の帯状に構成され、保持板の上
側から脚周りを包み込んで締め付けるものが考えられ
る。しかしながら、このような幅広の帯状締付部材は、
装着者の歩行時に縒れて保持板から外れ、発熱用具を膝
膕に向けて付勢することができなくなってしまうおそれ
がある。そこで、この脚加温用具においては、締付部材
を保持板と連結することで、該保持板を締付部材で確実
に付勢するように構成している。更に、この脚加温用具
においては、少なくとも長さの異なる2つの締付部材の
うち、短い方の締付部材で例えば膝膕周りなど細い脚周
り部分を締め付け、長い方の締付部材で例えば脹ら脛周
りなど太い脚周り部分を締め付けるように装着すること
ができる。このようにして装着することで、保持板を膝
膕等にフィットさせて該保持板の脚長さ方向におけるず
れを軽減することができる。更に、この脚加温用具にお
いては、衣類などに貼り付けるタイプの使い捨てカイロ
(以下、貼付型カイロという)を発熱用具として使用す
る場合には、保持板と膝膕等との間に保護部材を介在さ
せる手間を省くことができる。具体的には、保持板にお
ける膝膕側とは反対側の面に貼付型カイロを貼付し、こ
れを第2締付部材で締め付けて該保持板に固定して使用
することができる。このようして使用することで、保持
板に保護部材としての機能を兼用させ、保護部材を保持
板と膝膕等との間に介在させる手間を省くことができ
る。
締付部材により、発熱用具を保持する保持板を膝膕又は
この近傍(以下、膝膕等という)に向けて付勢すること
で、歩行時においても、膝膕等と該保持板に保持される
発熱用具との直接あるいは間接的な接触状態を維持する
ことができる。更に、この脚加温用具においては、保持
板を締付部材で確実に付勢することができる。例えば、
締付部材としては、幅広の帯状に構成され、保持板の上
側から脚周りを包み込んで締め付けるものが考えられ
る。しかしながら、このような幅広の帯状締付部材は、
装着者の歩行時に縒れて保持板から外れ、発熱用具を膝
膕に向けて付勢することができなくなってしまうおそれ
がある。そこで、この脚加温用具においては、締付部材
を保持板と連結することで、該保持板を締付部材で確実
に付勢するように構成している。更に、この脚加温用具
においては、少なくとも長さの異なる2つの締付部材の
うち、短い方の締付部材で例えば膝膕周りなど細い脚周
り部分を締め付け、長い方の締付部材で例えば脹ら脛周
りなど太い脚周り部分を締め付けるように装着すること
ができる。このようにして装着することで、保持板を膝
膕等にフィットさせて該保持板の脚長さ方向におけるず
れを軽減することができる。更に、この脚加温用具にお
いては、衣類などに貼り付けるタイプの使い捨てカイロ
(以下、貼付型カイロという)を発熱用具として使用す
る場合には、保持板と膝膕等との間に保護部材を介在さ
せる手間を省くことができる。具体的には、保持板にお
ける膝膕側とは反対側の面に貼付型カイロを貼付し、こ
れを第2締付部材で締め付けて該保持板に固定して使用
することができる。このようして使用することで、保持
板に保護部材としての機能を兼用させ、保護部材を保持
板と膝膕等との間に介在させる手間を省くことができ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項2の発明は、請求項1の脚加温用具
において、上記保持板及び当接板の少なくとも一方を、
上記締付部材上で遊動させ得るように該締付部材に連結
したことを特徴とするものである。
において、上記保持板及び当接板の少なくとも一方を、
上記締付部材上で遊動させ得るように該締付部材に連結
したことを特徴とするものである。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】請求項3の発明は、請求項1又は2の脚加
温用具において、上記脚周りの方向に延在する突起を、
上記当接板の臑側とは反対側の面に設けたことを特徴と
するものである。
温用具において、上記脚周りの方向に延在する突起を、
上記当接板の臑側とは反対側の面に設けたことを特徴と
するものである。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した脚加温用
具の実施形態について説明する。図1はこの脚加温用具
の斜視図である。図示のように、この脚加温用具は、使
い捨てカイロなどの発熱用具を保持するための保持板1
と、締付部材としての2本の帯ゴム2a、2bと、臑又
は膝と当接する当接板3と、第2締付部材としての帯ゴ
ム5とを備えており、図中B方向から装着者の脚が挿入
されて該脚に装着されるようになっている。これら帯ゴ
ム2a、2bは、それぞれ略並行な位置関係を維持する
ように、保持板1及び当接板3に固定されている。具体
的には、図中下側を保持板1に、図中上側を当接板3に
それぞれ内包されるように固定されている。帯ゴム2a
は帯ゴム2bよりも若干長く形成されている。なお、図
1及び図7(a)では、保護部材としての保護板4を用
い、面1a上に非貼付型使い捨てカイロ7を保持する使
用例が示されているが、本実施形態では、図7(b)に
示すように、保持板1の外側面に貼付タイプの使い捨て
カイロ7bを貼り付け、使い捨てカイロ7bと当接板3
との外側から第2締付部材としての帯ゴム5を装着して
使用する。
具の実施形態について説明する。図1はこの脚加温用具
の斜視図である。図示のように、この脚加温用具は、使
い捨てカイロなどの発熱用具を保持するための保持板1
と、締付部材としての2本の帯ゴム2a、2bと、臑又
は膝と当接する当接板3と、第2締付部材としての帯ゴ
ム5とを備えており、図中B方向から装着者の脚が挿入
されて該脚に装着されるようになっている。これら帯ゴ
ム2a、2bは、それぞれ略並行な位置関係を維持する
ように、保持板1及び当接板3に固定されている。具体
的には、図中下側を保持板1に、図中上側を当接板3に
それぞれ内包されるように固定されている。帯ゴム2a
は帯ゴム2bよりも若干長く形成されている。なお、図
1及び図7(a)では、保護部材としての保護板4を用
い、面1a上に非貼付型使い捨てカイロ7を保持する使
用例が示されているが、本実施形態では、図7(b)に
示すように、保持板1の外側面に貼付タイプの使い捨て
カイロ7bを貼り付け、使い捨てカイロ7bと当接板3
との外側から第2締付部材としての帯ゴム5を装着して
使用する。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】帯ゴム5は、保持板1の面1bに貼り付け
られた貼付タイプの使い捨てカイロを、保持板1、当接
板3及び脚とともに締め付けるためのものである。
られた貼付タイプの使い捨てカイロを、保持板1、当接
板3及び脚とともに締め付けるためのものである。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】なお、図5(a)から(d)は、それぞれ
保護板4の製造方法の一例を示す斜視図である。この保
護板4を製造するには、まず、3枚の矩形の上質紙8f
と、これをより大きな矩形の上質紙8eとをPVA系接
着剤で貼り合わせてから、上質紙8fの長辺縁部付近に
突起部材11aを、上質紙8fの短辺縁部の上質紙8e
部分に突起部材11bを、それぞれ合成ゴム系接着剤で
接着する。そして、上質紙8eの下面に布地9を合成ゴ
ム系接着剤で貼り合わせた後、上質紙8eの四隅部分
((b)参照)を切り落として、2つの接着しろ8e−
2と、2つの接着しろ8e−3とを形成する(c)。次
に、接着しろ8e−2、8e−3、突起部材11a、1
1bに合成ゴム系接着剤を塗布した後、これら接着しろ
を折り返して貼り合わせて保護板4を形成する(d)。
そして、図6(a)に示すように、合成ゴム系接着剤を
硬化させる前に、保護板4の周縁部を突起部材11とは
反対側に湾曲させる。この湾曲により、保護板4の膝膕
当接面4aを窪ませて、膝膕当接面4aと膝膕等との密
着性を向上させることができるようになる。また、図示
のように、保護板4のカイロ当接面4bにおいて、使い
捨てカイロ7を各突起部材11に引っ掛けて、そのずれ
を軽減することができる。
保護板4の製造方法の一例を示す斜視図である。この保
護板4を製造するには、まず、3枚の矩形の上質紙8f
と、これをより大きな矩形の上質紙8eとをPVA系接
着剤で貼り合わせてから、上質紙8fの長辺縁部付近に
突起部材11aを、上質紙8fの短辺縁部の上質紙8e
部分に突起部材11bを、それぞれ合成ゴム系接着剤で
接着する。そして、上質紙8eの下面に布地9を合成ゴ
ム系接着剤で貼り合わせた後、上質紙8eの四隅部分
((b)参照)を切り落として、2つの接着しろ8e−
2と、2つの接着しろ8e−3とを形成する(c)。次
に、接着しろ8e−2、8e−3、突起部材11a、1
1bに合成ゴム系接着剤を塗布した後、これら接着しろ
を折り返して貼り合わせて保護板4を形成する(d)。
そして、図6(a)に示すように、合成ゴム系接着剤を
硬化させる前に、保護板4の周縁部を突起部材11とは
反対側に湾曲させる。この湾曲により、保護板4の膝膕
当接面4aを窪ませて、膝膕当接面4aと膝膕等との密
着性を向上させることができるようになる。また、図示
のように、保護板4のカイロ当接面4bにおいて、使い
捨てカイロ7を各突起部材11に引っ掛けて、そのずれ
を軽減することができる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】削除
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】図7(b)は、本実施形態の脚加温用具と
貼付タイプの使い捨てカイロ7bとを脚に装着した状態
を示す側面図である。図示のように、貼付タイプの使い
捨てカイロ7bを用い、保持板1の外側面に使い捨てカ
イロ7bを貼り付け、使い捨てカイロ7bと当接板3と
の外側から第2締付部材としての帯ゴム5を装着する。
貼付タイプの使い捨てカイロ7bとを脚に装着した状態
を示す側面図である。図示のように、貼付タイプの使い
捨てカイロ7bを用い、保持板1の外側面に使い捨てカ
イロ7bを貼り付け、使い捨てカイロ7bと当接板3と
の外側から第2締付部材としての帯ゴム5を装着する。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】なお、締付部材として、2本の帯ゴムを有
する脚加温用具について説明したが、締付部材は帯ゴム
に限定されるものではなく、その設置個数も2つに限定
されるものではない。また、保持板及び当接板のそれぞ
れについて、紙層と被覆布地とを備えるものを説明した
が、紙や布以外の材料でこれらを構成してもよい。ま
た、発熱用具として使い捨てカイロを使用する例につい
て説明したが、燃料補給タイプのカイロや他の構成の発
熱用具を使用してもよい。
する脚加温用具について説明したが、締付部材は帯ゴム
に限定されるものではなく、その設置個数も2つに限定
されるものではない。また、保持板及び当接板のそれぞ
れについて、紙層と被覆布地とを備えるものを説明した
が、紙や布以外の材料でこれらを構成してもよい。ま
た、発熱用具として使い捨てカイロを使用する例につい
て説明したが、燃料補給タイプのカイロや他の構成の発
熱用具を使用してもよい。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、歩行時におい
ても、膝膕等と発熱用具との直接あるいは間接的な接触
状態を維持することができるので、歩行時においても膝
膕等を持続的に加温することができるという優れた効果
がある。更に、保持板を締付部材で確実に付勢し、且つ
脚長さ方向における該保持板のずれを軽減することがで
きので、膝膕等の持続的な加温状態をより確実に維持す
ることができるという優れた効果がある。更に、保持板
と膝膕等との間に保護部材を介在させる手間を省くこと
ができるので、脚加温用具の装着性を向上させることが
できるという優れた効果がある。
ても、膝膕等と発熱用具との直接あるいは間接的な接触
状態を維持することができるので、歩行時においても膝
膕等を持続的に加温することができるという優れた効果
がある。更に、保持板を締付部材で確実に付勢し、且つ
脚長さ方向における該保持板のずれを軽減することがで
きので、膝膕等の持続的な加温状態をより確実に維持す
ることができるという優れた効果がある。更に、保持板
と膝膕等との間に保護部材を介在させる手間を省くこと
ができるので、脚加温用具の装着性を向上させることが
できるという優れた効果がある。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】削除
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】削除
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】請求項2の発明によれば、保持板又は当接
板の消耗を低減することができるので、脚加温用具の寿
命を延長することができるという優れた効果がある。
板の消耗を低減することができるので、脚加温用具の寿
命を延長することができるという優れた効果がある。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】削除
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】請求項3の発明によれば、第2締付部材の
脚長さ方向へのずれを軽減することができるので、貼付
型型カイロを保持板に確実に固定することができるとい
う優れた効果がある。
脚長さ方向へのずれを軽減することができるので、貼付
型型カイロを保持板に確実に固定することができるとい
う優れた効果がある。
Claims (6)
- 【請求項1】発熱用具を保持する保持板と、脚周りを締
め付けながら該保持板を膝膕(しっかく)又はこの近傍
に向けて付勢する締付部材とを有することを特徴とする
脚加温用具。 - 【請求項2】請求項1の脚加温用具において、膝膕又は
この近傍と発熱用具との間に挿入して膝膕又はこの近傍
を保護するための保護部材を設けたことを特徴とする脚
加温用具。 - 【請求項3】請求項1又は2の脚加温用具であって、上
記脚周りを複数の上記締付部材で締め付け、これら締付
部材の膝膕側が上記保持板によって、臑(すね)側が臑
又は膝に当てられて使用される当接板によって、それぞ
れ連結され、且つ、複数の締付部材のうち少なくとも2
つの締付部材の長さが異なることを特徴とする脚加温用
具。 - 【請求項4】請求項3の脚加温用具において、上記保持
板又は当接板のうち少なくとも一方を、上記締付部材上
で遊動させるように該締付部材に連結したことを特徴と
する脚加温用具。 - 【請求項5】請求項3又は4の脚加温用具において、上
記脚周りを上記保持板及び上記当接板の上側から締め付
ける第2締付部材を設け、該保持板における膝膕側とは
反対側の面に貼付した発熱用具を該第2締付部材で締め
付けて固定するように構成したことを特徴とする脚加温
用具。 - 【請求項6】請求項5の脚加温用具において、上記脚周
りの方向に延在する突起を、上記当接板の臑側とは反対
側の面に設けたことを特徴とする脚加温用具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11041086A JP3044216B1 (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 脚加温用具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11041086A JP3044216B1 (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 脚加温用具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3044216B1 JP3044216B1 (ja) | 2000-05-22 |
| JP2000237226A true JP2000237226A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12598675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11041086A Expired - Lifetime JP3044216B1 (ja) | 1999-02-19 | 1999-02-19 | 脚加温用具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3044216B1 (ja) |
-
1999
- 1999-02-19 JP JP11041086A patent/JP3044216B1/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3044216B1 (ja) | 2000-05-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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