JP2000237616A - 繊維含有材料の縦型粗粉砕装置及びその刃物構造 - Google Patents
繊維含有材料の縦型粗粉砕装置及びその刃物構造Info
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- JP2000237616A JP2000237616A JP11047544A JP4754499A JP2000237616A JP 2000237616 A JP2000237616 A JP 2000237616A JP 11047544 A JP11047544 A JP 11047544A JP 4754499 A JP4754499 A JP 4754499A JP 2000237616 A JP2000237616 A JP 2000237616A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】繊維含有材料から解繊物を得るために、主に乾
式解繊処理の前処理を担当する縦型粗粉砕装置の刃物構
造を改善し、高効率の連続運転を維持可能とし、紙片投
入量(結果として処理量)の増大(能力アップ)を図
る。 【解決手段】縦型粗粉砕装置Xが、回転により有底円筒
ケーシング1内で上向きの気流を生じるような羽根構造
を有し、かつ、回転面外周に複数の回転刃4取付け部を
等配した回転刃物台6を軸方向にそれぞれ離間して多段
設置するとともに、有底円筒ケーシング1の下部側壁の
一又は複数カ所に気体吸引部5を形設している。そし
て、稼働中に有底円筒ケーシング1内で生じる上向きの
気流及び被粉砕物の流動に抗して、下方により大きな吸
引気流を生じさせ、被粉砕物を一又は多方向から随時排
出・回収する。
式解繊処理の前処理を担当する縦型粗粉砕装置の刃物構
造を改善し、高効率の連続運転を維持可能とし、紙片投
入量(結果として処理量)の増大(能力アップ)を図
る。 【解決手段】縦型粗粉砕装置Xが、回転により有底円筒
ケーシング1内で上向きの気流を生じるような羽根構造
を有し、かつ、回転面外周に複数の回転刃4取付け部を
等配した回転刃物台6を軸方向にそれぞれ離間して多段
設置するとともに、有底円筒ケーシング1の下部側壁の
一又は複数カ所に気体吸引部5を形設している。そし
て、稼働中に有底円筒ケーシング1内で生じる上向きの
気流及び被粉砕物の流動に抗して、下方により大きな吸
引気流を生じさせ、被粉砕物を一又は多方向から随時排
出・回収する。
Description
【0001】
【本発明の属する技術分野】本発明は、再生原料(使用
済物品)又は中間製品として供される故紙、古布、木
片、バージンパルプシートその他の繊維含有材料から解
繊物を得ようとする際に、主に乾式解繊処理の前処理と
して繊維含有材料を物理的に切り刻むために用いられる
繊維含有材料の縦型粗粉砕装置及びその刃物構造に関す
る。
済物品)又は中間製品として供される故紙、古布、木
片、バージンパルプシートその他の繊維含有材料から解
繊物を得ようとする際に、主に乾式解繊処理の前処理と
して繊維含有材料を物理的に切り刻むために用いられる
繊維含有材料の縦型粗粉砕装置及びその刃物構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】先に、本発明者らは、乾式処理方式の紙
片解繊装置〔特開平8−215595号;以下先願装
置。〕を提案しており、その構成要素〔乾式解繊処理の
前処理を担当するもの〕として繊維含有材料を物理的に
切り刻むための縦型粗粉砕手段〔公報記載では荒解繊部
(1)及び第1解繊部(2)〕を開示している。ここ
で、先願装置の説明に係る符号は公報記載の図中の符号
に合わせた。なお、本発明に係る図中の符号とは無関係
である。
片解繊装置〔特開平8−215595号;以下先願装
置。〕を提案しており、その構成要素〔乾式解繊処理の
前処理を担当するもの〕として繊維含有材料を物理的に
切り刻むための縦型粗粉砕手段〔公報記載では荒解繊部
(1)及び第1解繊部(2)〕を開示している。ここ
で、先願装置の説明に係る符号は公報記載の図中の符号
に合わせた。なお、本発明に係る図中の符号とは無関係
である。
【0003】ここで、荒解繊部(1)はシュレッダーで
あり、第1解繊部(2)が構造的に本発明の原型となる
解繊機である。
あり、第1解繊部(2)が構造的に本発明の原型となる
解繊機である。
【0004】先願装置の第1解繊部(2)は、内側に固
定刃(13)を備えた有底円筒ケーシング〔公報記載では
解繊用の固定ドラム(11)〕と、前記有底円筒ケーシン
グ(11)の内壁との間にクリアランスを設けて周設した
多孔スクリーン(16)と、前記有底円筒ケーシング(1
1)の軸中心に軸装され前記固定刃(13)と協働して前
記繊維含有材料を切断又は裂断する回転刃(14;刃先14
aを含む)と、稼働中に前記有底円筒ケーシング(11)
内の気体を吸引するとともに前記多孔スクリーン(16)
を介して被粉砕物を外部に排出・回収するための気体吸
引部(15→18)を有している。
定刃(13)を備えた有底円筒ケーシング〔公報記載では
解繊用の固定ドラム(11)〕と、前記有底円筒ケーシン
グ(11)の内壁との間にクリアランスを設けて周設した
多孔スクリーン(16)と、前記有底円筒ケーシング(1
1)の軸中心に軸装され前記固定刃(13)と協働して前
記繊維含有材料を切断又は裂断する回転刃(14;刃先14
aを含む)と、稼働中に前記有底円筒ケーシング(11)
内の気体を吸引するとともに前記多孔スクリーン(16)
を介して被粉砕物を外部に排出・回収するための気体吸
引部(15→18)を有している。
【0005】ここで、解繊(本発明に関し粉砕)のプロ
セスは、まず荒解繊部(1)に紙片(被処理物)を投入
して短冊状、細片状等に荒解繊(粗粉砕)し、搬入路
(12)を経て第1解繊部(2)の解繊部(17)に導入
し、いっそう細かに解繊(粉砕)するようにしている。
なお、第1解繊部(2)の回転刃(14)は平面が三角形
をした三角柱状である。〔公報の図4を参照〕
セスは、まず荒解繊部(1)に紙片(被処理物)を投入
して短冊状、細片状等に荒解繊(粗粉砕)し、搬入路
(12)を経て第1解繊部(2)の解繊部(17)に導入
し、いっそう細かに解繊(粉砕)するようにしている。
なお、第1解繊部(2)の回転刃(14)は平面が三角形
をした三角柱状である。〔公報の図4を参照〕
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先願装
置での2段階の粉砕処理によると、処理量を増大するこ
とが困難であった。というのも、解繊(粉砕)する際の
上向きの気流発生が必ずしもうまくゆかず、均一な粉砕
が得られないことがあり、装置(ドラム)下部に被粉砕
物の滞留を許す結果、スムーズな排出に障害を来すとい
う問題があった。したがって、高効率の連続運転を維持
すること、及び紙片投入量(結果として処理量)を上げ
てゆくことは困難であった。
置での2段階の粉砕処理によると、処理量を増大するこ
とが困難であった。というのも、解繊(粉砕)する際の
上向きの気流発生が必ずしもうまくゆかず、均一な粉砕
が得られないことがあり、装置(ドラム)下部に被粉砕
物の滞留を許す結果、スムーズな排出に障害を来すとい
う問題があった。したがって、高効率の連続運転を維持
すること、及び紙片投入量(結果として処理量)を上げ
てゆくことは困難であった。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
のであって、上記先願装置における課題を解消し、回転
刃を含む粉砕手段の構成を変更して均一な粉砕とスムー
ズな排出(回収)により、高効率で連続運転可能で、処
理量を増大可能な繊維含有材料の縦型粗粉砕装置及びそ
の刃物構造を提供するものである。なお、被処理物に関
しては、故紙にとどまらず、繊維含有材料で回転刃が損
傷しない程度の比較的軟らかいものであれば片状、粒状
(φ10mm程度) に限らず処理対象とすることができる。
例えば、再生原料(使用済物品)又は中間製品として供
される繊維含有材料としては、古布、木片、バージンパ
ルプシート等が考慮される。
のであって、上記先願装置における課題を解消し、回転
刃を含む粉砕手段の構成を変更して均一な粉砕とスムー
ズな排出(回収)により、高効率で連続運転可能で、処
理量を増大可能な繊維含有材料の縦型粗粉砕装置及びそ
の刃物構造を提供するものである。なお、被処理物に関
しては、故紙にとどまらず、繊維含有材料で回転刃が損
傷しない程度の比較的軟らかいものであれば片状、粒状
(φ10mm程度) に限らず処理対象とすることができる。
例えば、再生原料(使用済物品)又は中間製品として供
される繊維含有材料としては、古布、木片、バージンパ
ルプシート等が考慮される。
【0008】
【課題を解決するための手段】課題を解決するために本
発明は、再生原料(使用済物品)又は中間製品として供
される故紙、古布、木片、バージンパルプシートその他
の繊維含有材料から解繊物を得ようとする際に、主に乾
式解繊処理の前処理として繊維含有材料を物理的に切り
刻むために用いられ、内側に固定刃を備えた有底円筒ケ
ーシングと、前記有底円筒ケーシングの内壁との間にク
リアランスを設けて周設した多孔スクリーンと、前記有
底円筒ケーシングの軸中心に軸装され前記固定刃と協働
して前記繊維含有材料を切断又は裂断する回転刃と、稼
働中に前記有底円筒ケーシング内の気体を吸引するとと
もに前記多孔スクリーンを介して被粉砕物を外部に排出
・回収するための気体吸引部を有した繊維含有材料の縦
型粗粉砕装置の改善であって、回転により有底円筒ケー
シング内で上向きの気流を生じるような羽根構造を有
し、かつ、回転面外周に複数の回転刃取付け部を等配し
た回転刃物台を軸方向にそれぞれ離間して多段設置する
とともに、有底円筒ケーシングの下部側壁の一又は複数
カ所に気体吸引部を形設してなり、稼働中に有底円筒ケ
ーシング内で生じる上向きの気流及び被粉砕物の流動に
抗して、下方により大きな吸引気流を生じさせ、被粉砕
物を一又は多方向から随時排出・回収するようにしたこ
とを特徴とするものである。
発明は、再生原料(使用済物品)又は中間製品として供
される故紙、古布、木片、バージンパルプシートその他
の繊維含有材料から解繊物を得ようとする際に、主に乾
式解繊処理の前処理として繊維含有材料を物理的に切り
刻むために用いられ、内側に固定刃を備えた有底円筒ケ
ーシングと、前記有底円筒ケーシングの内壁との間にク
リアランスを設けて周設した多孔スクリーンと、前記有
底円筒ケーシングの軸中心に軸装され前記固定刃と協働
して前記繊維含有材料を切断又は裂断する回転刃と、稼
働中に前記有底円筒ケーシング内の気体を吸引するとと
もに前記多孔スクリーンを介して被粉砕物を外部に排出
・回収するための気体吸引部を有した繊維含有材料の縦
型粗粉砕装置の改善であって、回転により有底円筒ケー
シング内で上向きの気流を生じるような羽根構造を有
し、かつ、回転面外周に複数の回転刃取付け部を等配し
た回転刃物台を軸方向にそれぞれ離間して多段設置する
とともに、有底円筒ケーシングの下部側壁の一又は複数
カ所に気体吸引部を形設してなり、稼働中に有底円筒ケ
ーシング内で生じる上向きの気流及び被粉砕物の流動に
抗して、下方により大きな吸引気流を生じさせ、被粉砕
物を一又は多方向から随時排出・回収するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0009】また、上記縦型粗粉砕装置に専用される刃
物構造であって、回転面外周に複数の回転刃取付け部を
等配した回転刃物台が、回転により有底円筒ケーシング
内で上向きの気流を生じるような羽根構造を有し、前記
回転刃取付け部に、固定刃に対する接触角度が鈍角とな
るように刃面形成した回転刃を着脱可能に取り付けてな
ることを特徴とするものである。
物構造であって、回転面外周に複数の回転刃取付け部を
等配した回転刃物台が、回転により有底円筒ケーシング
内で上向きの気流を生じるような羽根構造を有し、前記
回転刃取付け部に、固定刃に対する接触角度が鈍角とな
るように刃面形成した回転刃を着脱可能に取り付けてな
ることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態は、上記縦型
粗粉砕装置の回転刃物台の設置構成において、上下段の
位置関係にある回転刃物台間で、上段の回転刃が、下段
の回転刃に対して、回転方向に最大45度の範囲内で遅
れて固定刃に接触するようにそれぞれ軸装されている。
粗粉砕装置の回転刃物台の設置構成において、上下段の
位置関係にある回転刃物台間で、上段の回転刃が、下段
の回転刃に対して、回転方向に最大45度の範囲内で遅
れて固定刃に接触するようにそれぞれ軸装されている。
【0011】また、上記構成の刃物構造において、羽根
構造を翼形として回転方向の前端縁を斜面形成し、その
傾斜角度を2度〜10度範囲としている。
構造を翼形として回転方向の前端縁を斜面形成し、その
傾斜角度を2度〜10度範囲としている。
【0012】また、羽根構造をプロペラ形とし、そのひ
ねり角度を2度〜10度範囲とする場合がある。
ねり角度を2度〜10度範囲とする場合がある。
【0013】上記各構成によると、装置稼働中に被粉砕
物を上向きに流動させ(舞い上げ又は吹き上げ)、有底
円筒ケーシング下部に滞留することなく、多孔スクリー
ンを介して吸引方向(一又は複数カ所に設けた気体吸引
部)に収集し排出・回収することができる。
物を上向きに流動させ(舞い上げ又は吹き上げ)、有底
円筒ケーシング下部に滞留することなく、多孔スクリー
ンを介して吸引方向(一又は複数カ所に設けた気体吸引
部)に収集し排出・回収することができる。
【0014】また、回転刃物台(回転刃を含む)を離間
して多段配置することにより、稼働中に、多孔スクリー
ン内では被粉砕物の落下を遅速化できるので、被粉砕物
と刃物との接触回数(切断回数)が増し、十分に所望の
大きさまで粉砕することができる。したがって、先願装
置にような2段階処理をおこなうように手段構成する必
要がない。
して多段配置することにより、稼働中に、多孔スクリー
ン内では被粉砕物の落下を遅速化できるので、被粉砕物
と刃物との接触回数(切断回数)が増し、十分に所望の
大きさまで粉砕することができる。したがって、先願装
置にような2段階処理をおこなうように手段構成する必
要がない。
【0015】さらに、被粉砕物は常に流動状態にあり、
回転刃と固定刃の間に被粉砕物が詰まることがないの
で、高効率で連続運転可能であり、処理量の増大が図れ
る。同時に、粉砕途中の被粉砕物の膨満(嵩体積の増
加)を回避することができる。
回転刃と固定刃の間に被粉砕物が詰まることがないの
で、高効率で連続運転可能であり、処理量の増大が図れ
る。同時に、粉砕途中の被粉砕物の膨満(嵩体積の増
加)を回避することができる。
【0016】
【実施例】本発明の実施例について添付図面を参照して
以下説明する。なお、図中の符号は、先願装置の説明に
用いた符号とは無関係である。
以下説明する。なお、図中の符号は、先願装置の説明に
用いた符号とは無関係である。
【0017】図1は、装置構成を示す斜視説明図であ
る。
る。
【0018】図2は、同じく断面視概略説明図である。
【0019】図3は、同じく平面視概略説明図である。
【0020】図4は、刃物構造を示す平面図である。
【0021】図5は、図4における(a)I−I矢視拡
大断面図、及び(b)II−II矢視拡大断面図である。
大断面図、及び(b)II−II矢視拡大断面図である。
【0022】図6は、図4におけるA部詳細説明図であ
る。
る。
【0023】図示するように、実施例装置(X)は、繊
維含有材料から解繊物を得ようとする際に、主に乾式解
繊処理の前処理(粗粉砕処理)として繊維含有材料を物
理的に切り刻むために用いられる。上述したとおり、繊
維含有材料の対象は、故紙、古布、木片等の再生原料
(使用済物品)やバージンパルプシート(中間製品)が
好適である。
維含有材料から解繊物を得ようとする際に、主に乾式解
繊処理の前処理(粗粉砕処理)として繊維含有材料を物
理的に切り刻むために用いられる。上述したとおり、繊
維含有材料の対象は、故紙、古布、木片等の再生原料
(使用済物品)やバージンパルプシート(中間製品)が
好適である。
【0024】主な構成要素は先願装置の解繊機(第1解
繊部)とほぼ同じであるが、内側に固定刃(1)を備え
た有底円筒ケーシング(2)と、有底円筒ケーシング
(2)の内壁との間にクリアランスを設けて周設した多
孔スクリーン(2)と、有底円筒ケーシング(2)の軸
中心に軸装され固定刃(1)と協働して繊維含有材料を
切断又は裂断する回転刃(4)と、稼働中に有底円筒ケ
ーシング(2)内の気体を吸引するとともに多孔スクリ
ーン(3)を介して被粉砕物を外部に排出・回収するた
めの気体吸引部(5)を有している。
繊部)とほぼ同じであるが、内側に固定刃(1)を備え
た有底円筒ケーシング(2)と、有底円筒ケーシング
(2)の内壁との間にクリアランスを設けて周設した多
孔スクリーン(2)と、有底円筒ケーシング(2)の軸
中心に軸装され固定刃(1)と協働して繊維含有材料を
切断又は裂断する回転刃(4)と、稼働中に有底円筒ケ
ーシング(2)内の気体を吸引するとともに多孔スクリ
ーン(3)を介して被粉砕物を外部に排出・回収するた
めの気体吸引部(5)を有している。
【0025】ここで、多孔スクリーン(2)の設置構造
を説明しておく。多孔スクリーン(2)は、所謂パンチ
ングメタルであって、有底円筒ケーシング(2)の底面
とは離隔して設置された円形床板(8)の外周縁に立設
され、かつ、固定刃取付け用リブ(21)間に円周を分割
して取付け〔該リブ(21)の周方向側面に固着する〕ら
れている。円形床板(8)は固定刃取付け用リブ(21)
の下端に持設される。固定刃取付け用リブ(21)は、有
底円筒ケーシング(2)の側壁の複数カ所(等配位置)
で肉厚を内側に大きくして上下方向に〔底面に至らず円
形床板(8)の設置位置まで〕断面視凸状にレール形成
されている。したがって、有底円筒ケーシング(2)と
多孔スクリーン(2)とのクリアランスは円形床板
(8)と底面との離隔空間に連通している。なお、この
離隔空間に向いて気体吸引部(5)が開口している。
を説明しておく。多孔スクリーン(2)は、所謂パンチ
ングメタルであって、有底円筒ケーシング(2)の底面
とは離隔して設置された円形床板(8)の外周縁に立設
され、かつ、固定刃取付け用リブ(21)間に円周を分割
して取付け〔該リブ(21)の周方向側面に固着する〕ら
れている。円形床板(8)は固定刃取付け用リブ(21)
の下端に持設される。固定刃取付け用リブ(21)は、有
底円筒ケーシング(2)の側壁の複数カ所(等配位置)
で肉厚を内側に大きくして上下方向に〔底面に至らず円
形床板(8)の設置位置まで〕断面視凸状にレール形成
されている。したがって、有底円筒ケーシング(2)と
多孔スクリーン(2)とのクリアランスは円形床板
(8)と底面との離隔空間に連通している。なお、この
離隔空間に向いて気体吸引部(5)が開口している。
【0026】特徴的構成は、回転刃(4)を取り付ける
ための回転刃物台(6)であって、回転により有底円筒
ケーシング(2)内で上向きの気流を生じるような羽根
構造を有し、かつ、回転面外周に複数の回転刃取付け部
(61)を等配したものとされる。図示では、2基の回転
刃物台(6;6a,6b)をスペーサ(7)を介して軸方向
(上下)に2段設置している。
ための回転刃物台(6)であって、回転により有底円筒
ケーシング(2)内で上向きの気流を生じるような羽根
構造を有し、かつ、回転面外周に複数の回転刃取付け部
(61)を等配したものとされる。図示では、2基の回転
刃物台(6;6a,6b)をスペーサ(7)を介して軸方向
(上下)に2段設置している。
【0027】その設置構成において、上下段の位置関係
にある回転刃物台(6;6a,6b)間で、上段の回転刃
(4a)が、下段の回転刃(4b)に対して、回転方向に最
大45度の範囲内で遅れて固定刃(1)に接触するよう
に軸装されている。
にある回転刃物台(6;6a,6b)間で、上段の回転刃
(4a)が、下段の回転刃(4b)に対して、回転方向に最
大45度の範囲内で遅れて固定刃(1)に接触するよう
に軸装されている。
【0028】また、気体吸引部(5)は有底円筒ケーシ
ング(2)の下部側壁に形設されている。これにより、
稼働中に有底円筒ケーシング(2)内で生じる上向きの
気流及び被粉砕物の流動に抗して、下方により大きな吸
引気流を生じさせ、被粉砕物を一又は多方向から随時排
出・回収するようにしている。
ング(2)の下部側壁に形設されている。これにより、
稼働中に有底円筒ケーシング(2)内で生じる上向きの
気流及び被粉砕物の流動に抗して、下方により大きな吸
引気流を生じさせ、被粉砕物を一又は多方向から随時排
出・回収するようにしている。
【0029】なお、図示の実施例装置(X)では気体吸
引部(5)は一カ所であるが、装置規模(処理容量)を
大きくした場合は、複数カ所に気体吸引部(5)を形設
して、多方向から被粉砕物を外部に排出(回収)し、又
は後段の機器に連絡することになろう。
引部(5)は一カ所であるが、装置規模(処理容量)を
大きくした場合は、複数カ所に気体吸引部(5)を形設
して、多方向から被粉砕物を外部に排出(回収)し、又
は後段の機器に連絡することになろう。
【0030】上記実施例装置(X)における具体的な刃
物構造(Y)は、回転刃物台(6)の羽根構造を翼形と
して回転方向の前端縁(62)を斜面形成し、その傾斜角
度(α)を2度〜10度範囲としている。そして、回転
刃取付け部(61)には、固定刃(1)に対する接触角度
(θ)が鈍角となるように刃面形成した回転刃(4)を
着脱可能に取り付けている。この回転刃(4)は直刃で
よく、そうすることで製造コスト及び維持コストの面で
有利となる。
物構造(Y)は、回転刃物台(6)の羽根構造を翼形と
して回転方向の前端縁(62)を斜面形成し、その傾斜角
度(α)を2度〜10度範囲としている。そして、回転
刃取付け部(61)には、固定刃(1)に対する接触角度
(θ)が鈍角となるように刃面形成した回転刃(4)を
着脱可能に取り付けている。この回転刃(4)は直刃で
よく、そうすることで製造コスト及び維持コストの面で
有利となる。
【0031】また、羽根構造をプロペラ形とし、そのひ
ねり角度を2度〜10度範囲としてもよい。(図示省
略)
ねり角度を2度〜10度範囲としてもよい。(図示省
略)
【0032】
【発明の効果】本発明は以上の構成よりなるものであ
り、これによれば全体として再生原料(使用済物品)又
は中間製品として供される故紙、古布、木片、バージン
パルプシートその他の繊維含有材料から解繊物を得よう
とする際の前処理(粗粉砕処理)において、機械的な均
一粉砕と処理量の増大に関し大幅な改善が図れるととも
に、後流の解繊処理(手段)との間でスムーズな連携が
図れるので、産業上極めて有益である。
り、これによれば全体として再生原料(使用済物品)又
は中間製品として供される故紙、古布、木片、バージン
パルプシートその他の繊維含有材料から解繊物を得よう
とする際の前処理(粗粉砕処理)において、機械的な均
一粉砕と処理量の増大に関し大幅な改善が図れるととも
に、後流の解繊処理(手段)との間でスムーズな連携が
図れるので、産業上極めて有益である。
【図1】装置構成を示す斜視説明図である。
【図2】同じく断面視概略説明図である。
【図3】同じく平面視概略説明図である。
【図4】刃物構造を示す平面図である。
【図5】図4における(a)I−I矢視拡大断面図、及
び(b)II−II矢視拡大断面図である。
び(b)II−II矢視拡大断面図である。
【図6】図4におけるA部詳細説明図である。
1 固定刃 2 有底円筒ケーシング 21 固定刃取付け用リブ 3 多孔スクリーン 4 回転刃 5 気体吸引部 6 回転刃物台 6a 回転刃物台(上段) 6b 回転刃物台(下段) 61 回転刃取付け部 62 前端縁 7 スペーサ 8 円形床板 α 傾斜角度 θ 接触角度 X 縦型粗粉砕装置 Y 刃物構造
Claims (4)
- 【請求項1】 再生原料(使用済物品)又は中間製品と
して供される故紙、古布、木片、バージンパルプシート
その他の繊維含有材料から解繊物を得ようとする際に、
主に乾式解繊処理の前処理として繊維含有材料を物理的
に切り刻むために用いられ、内側に固定刃を備えた有底
円筒ケーシングと、前記有底円筒ケーシングの内壁との
間にクリアランスを設けて周設した多孔スクリーンと、
前記有底円筒ケーシングの軸中心に軸装され前記固定刃
と協働して前記繊維含有材料を切断又は裂断する回転刃
と、稼働中に前記有底円筒ケーシング内の気体を吸引す
るとともに前記多孔スクリーンを介して被粉砕物を外部
に排出・回収するための気体吸引部を有した繊維含有材
料の縦型粗粉砕装置において、回転により有底円筒ケー
シング内で上向きの気流を生じるような羽根構造を有
し、かつ、回転面外周に複数の回転刃取付け部を等配し
た回転刃物台を軸方向にそれぞれ離間して多段設置する
とともに、有底円筒ケーシングの下部側壁の一又は複数
カ所に気体吸引部を形設してなり、稼働中に有底円筒ケ
ーシング内で生じる上向きの気流及び被粉砕物の流動に
抗して、下方により大きな吸引気流を生じさせ、被粉砕
物を一又は多方向から随時排出・回収するようにしたこ
とを特徴とする繊維含有材料の縦型粗粉砕装置。 - 【請求項2】 上記回転刃物台の設置構成において、上
下段の位置関係にある回転刃物台間で、上段の回転刃
が、下段の回転刃に対して回転方向に最大45度の範囲
内で遅れて固定刃に接触するようにそれぞれ軸装される
ものである請求項1記載の繊維含有材料の縦型粗粉砕装
置。 - 【請求項3】 請求項1記載の繊維含有材料の縦型粗粉
砕装置における刃物構造であって、回転面外周に複数の
回転刃取付け部を等配した回転刃物台が、回転により有
底円筒ケーシング内で上向きの気流を生じるような羽根
構造を有し、前記回転刃取付け部に、固定刃に対する接
触角度が鈍角となるように刃面形成した回転刃を着脱可
能に取り付けてなることを特徴とする縦型粗粉砕装置の
刃物構造。 - 【請求項4】 羽根構造が翼形であって、回転方向の前
端縁を斜面形成し、その傾斜角度を2度〜10度範囲と
したものである請求項3記載の縦型粗粉砕装置の刃物構
造。
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|---|---|---|---|
| JP11047544A JP3051981B1 (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 繊維含有材料の縦型粗粉砕装置及びその刃物構造 |
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| JP11047544A JP3051981B1 (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | 繊維含有材料の縦型粗粉砕装置及びその刃物構造 |
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