JP2000237626A - 粉砕分級装置 - Google Patents

粉砕分級装置

Info

Publication number
JP2000237626A
JP2000237626A JP11091995A JP9199599A JP2000237626A JP 2000237626 A JP2000237626 A JP 2000237626A JP 11091995 A JP11091995 A JP 11091995A JP 9199599 A JP9199599 A JP 9199599A JP 2000237626 A JP2000237626 A JP 2000237626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flakes
crushing
pulverizing
powder
fine powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11091995A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Furukawa
猛 古川
Shinichi Shimamura
信一 島村
Fumio Kono
文雄 河野
Masaru Ogata
勝 緒方
Kantaro Kaneko
貫太郎 金子
Yuuki Bando
有規 坂東
Mutsuyasu Kawashima
睦泰 河島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kurimoto Ltd
Onoda Engineering Co Ltd
Original Assignee
Kurimoto Ltd
Onoda Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kurimoto Ltd, Onoda Engineering Co Ltd filed Critical Kurimoto Ltd
Priority to JP11091995A priority Critical patent/JP2000237626A/ja
Publication of JP2000237626A publication Critical patent/JP2000237626A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 竪型ミルで25000ブレーン値以上の超微
粉を得る。 【解決手段】 粉砕粉砕テーブル3と粉砕ローラ4の間
で被砕物aを噛み込んで粉砕し、その粉砕物bを分級す
る粉砕分級装置である。その粉砕の際、フレークfを積
極的に生じさせ、そのフレークfの量を、新しく送り込
まれる被砕物aの3重量%以上、又は粉砕粉砕テーブル
3から落下する全体に対する20重量%以上として、そ
のフレークfを粉砕粉砕テーブル3上に返送する。フレ
ークfは、粗粉c・細粉d及び微粉eのフレークであ
り、粉砕テーブル3と粉砕ローラ4の間で十分に粉砕作
用を受ける。このため、このフレークfが粉砕されれ
ば、粗粉cとともに、細粉dと微粉eも粉砕されて、超
微粉gとなり得る。これにより、25000ブレーン値
以上の超微粉gを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、竪型ミルによ
る、石灰石(炭酸カルシウム)、セメント原料、セメン
トクリンカ、鉱石、珪石等の粉砕分級装置に関し、特
に、炭酸カルシウム(炭カル)、タルク、チッ化ケイ素
や消石灰などの無機物の超微粉を得るための粉砕分級装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】竪型ミルによる粉砕分級装置は、この発
明の一実施例を示す図1を参照して説明すると、回転す
る粉砕テーブル3上面に粉砕ローラ4を回転自在に押し
付け、この粉砕テーブル3と粉砕ローラ4の間に被砕物
aを噛み込ませて粉砕し、前記粉砕テーブル3下方から
送り込んだ上昇気流(一次空気)pにより、前記粉砕し
た粉砕物bを上昇させて分級し、その捕捉物dを前記粉
砕テーブル3上に返送するとともに、捕捉されなかった
微粉eをバグフィルタなどで捕集して製品とする。
【0003】この種の粉砕分級装置において、如何に効
率よく、所要粒度の製品eを得るかが問題となり、その
技術が特開昭62−45354号公報、特開平6−29
6886号公報、特開平9−117685号公報等に開
示されている。これらの技術は、粉砕テーブル3から落
下した未粉砕の被砕物aを再び粉砕テーブル3に返送す
るとともに、その返送量(循環量)と新たに粉砕テーブ
ル3上に送り込まれる被砕物aの和を所定量とする、等
として、粉砕テーブル3上の粉体層を一定厚さに形成
し、安定した運転を行うとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】今日、炭カルなどにお
いて、樹脂の充填材などとして用いる場合、より細か
い、例えば20000ブレーン値(cm2 /g:比表面
積)以上のものを要求されている。しかし、竪型ミル
は、その粉砕作用の構造上から、上記各公報技術のごと
く、約15000ブレーン値以下の粉砕を主にしてい
る。このため、粗粉砕が主であり、20000ブレーン
値以上の超微粉を得るには、その粗粉砕後の細粉をさら
にボールミルや媒体撹拌ミルを用いた摩砕粉砕などによ
り超微粉にしている。しかし、粉砕分級装置以外に摩砕
粉砕装置を設けることは、設備費の増大を招くととも
に、生産性も悪くなる。
【0005】ここで、粉砕テーブル3と粉砕ローラ4に
よる粉砕分級において、一般に、その粉砕物のブレーン
値を大きくするために、被砕物の供給量や分級風量を少
なくしたり、粉砕ローラ4の押圧力、分級機の回転数を
増加させて、より細かくするとともに、より細かい微粉
のみを捕集(選別)することが考えられる。
【0006】しかし、粉体層中に細かな粉砕物の割合が
多くなると、その細かい粉砕物は浮遊し易いため、粉砕
テーブル3上の粉体層そのものが流動し易くなる。この
ため、粉砕ローラ4が踏み潰そうとすると、粉砕テーブ
ル3上の粉体層が流動し(逃げ出し)、粉砕ローラ4と
テーブル3の間に十分な粉体層が形成されず、円滑な粉
砕作用が行われない。また、細かい粉砕物が浮遊するこ
とは、粉体層には粗粉のみが残って、細かい粉砕物は粉
砕されず、それ以上細かくならないことであり、超微粉
化はなされない。これらの理由から、竪型ミルは超微粉
を生産できず、約20000ブレーン値以下の粉砕に採
用されている。一方、竪型ミルは、摩砕粉砕などに比べ
れば、設備も大型化せず、ランニングコストも低い。
【0007】この発明は、竪型ミルによる粉砕分級だけ
により、超微粉を得るようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、粗粉、細粉及び微粉の凝集を許容し、
粉砕テーブルから落下したその凝集物(フレーク)を粉
砕テーブルに返送するようにしたのである。
【0009】一般に、粉砕直後の粉砕物は、その新生面
(粉砕により新しく生じた粉砕面)の活性力(凝集力)
が高く、すぐ近くの粉砕物と凝集し易くなる。この傾向
は、粉砕物が細かくなるにつれて顕著となり、上昇気流
で上昇する際に、あるいは粉砕テーブル上で凝集して粗
粉化する。粗粉化すれば、分級装置を通過しにくくなる
とともに、この粗粉は凝集力が弱く、細かな粉砕物とし
ての浮遊性を有しているため、円滑な粉砕作用が行われ
ない。このため、従来では、その凝集作用が生じない条
件下で粉砕作用が行われ、得られる製品のブレーン値は
実質的に15000〜20000が限界であった。
【0010】しかし、この凝集力の弱い粗粉をたくさん
作れば、粉砕テーブルと粉砕ローラとの間に噛み込まれ
る割合が高くなり、粉砕(圧縮)作用を受けて、凝集力
の大きいフレークが生じる。このフレークは、細粉や微
粉などの凝集物であるが、凝集力(比重)が大きいので
浮遊性がなくなっている。このため、このフレークの混
じった粉体層を粉砕すれば、フレーク中の細粉及び微粉
もさらに粉砕されて超微粉となり得る。これにより、竪
型ミルによっても、超微粉の生産が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態としては、回
転する粉砕テーブル上面に粉砕ローラを回転自在に押し
付け、この粉砕テーブルと粉砕ローラの間に被砕物を噛
み込ませて粉砕し、前記粉砕テーブル下方から送り込ん
だ上昇気流により、前記粉砕した粉砕物を上昇させて分
級し、その捕捉物を前記粉砕テーブル上に返送するとと
もに、捕捉されなかった微粉を捕集して製品とする粉砕
分級装置において、前記粉砕テーブルから落下するフレ
ークを、その粉砕テーブル上に、粉砕テーブルに送り込
まれる新たな被砕物の量に対し、3重量%以上返送(循
環)する構成を採用し得る。
【0012】また、上記粉砕テーブルから落下して返送
するフレークのその落下物全体に対する重量比を20%
以上とする構成も採用しうる。
【0013】このように、フレークの返送量(循環率)
を設定することにより、25000ブレーン値以上の超
微粉(製品)を得ることができる(後述の実験例、図
2、図3参照)。なお、上記3重量%以上と20%以上
の条件は併用することができる。
【0014】これらの構成において、上記フレークを所
要の大きさに解砕した後、上記粉砕テーブル上に返送す
るようにすれば、各種の破砕物に対して、適宜なほぼ均
一の大きさ(嵩比重)になったフレークを返送すること
が可能となり、粉砕効率も均一化し、連続安定運転が容
易となる。
【0015】また、上記粉砕テーブルの上方に、粒度分
布調整用二次空気を導入するようにすれば、その空気量
(流速)を調整することにより、一次空気と二次空気の
流量比を変え、分級範囲を変化させて、製品の粒度分布
を調整することができる。その導入は上昇気流の旋回流
の接線方向にすると、旋回流を乱すことなく、調整も円
滑となる。
【0016】
【実施例】一実施例を図1に示し、図において、1は竪
型ミルで、ケーシング2内に粉砕テーブル3と複数個の
粉砕ローラ4が設けられており、その粉砕ローラ4は回
動自在であるとともに、加圧シリンダ4aにより粉砕テ
ーブル3の方向に押し付けられるようになっている。5
はケーシング2を貫通して設けられたスクリューフィー
ダ等の被砕物aの供給手段、6はテーブル3の下方でケ
ーシング2の内面に固着された受け皿、7はテーブル3
の下面に固着されたスクレーパ、8はテーブル3より落
下した被砕物aの排出口である。
【0017】9はケーシング2内の上方に設けられた気
流式分級機、10は気流式分級機の周囲を取り囲むよう
に並列して設けられたガイドベーンであり、各ガイドベ
ーン10はケーシング2の天井部を貫通する回転自在の
ピン10aと連結してそのピン10aを介し全てのガイ
ドベーン10が分級機9の径方向に対し同じ傾斜角度に
できるようになっている。11はガイドベーン10の下
方に設けられたコーン、12はコーン11の下部に設け
られたスクリューフィーダから成る水平排出手段、13
は水平排出手段12より排出された被砕物a(細粉d)
の量を計測するためのロードセル式流量計などの計量手
段、14は計量手段13と排出口8より排出された被砕
物aを供給手段5に返送するための、例えば、ピポッテ
ッドバケットコンベヤなどの循環手段である。
【0018】15はケーシング2の一次空気pの導入口
であり、この空気pはノズル18を通過してケーシング
2内で旋回流となって上昇する。16は二次空気qの導
入口であり、ケーシング2の周囲接線方向に向いてい
る。この二次空気qの導入は製品粒度を考慮して適宜に
適否を決定する。17はケーシング2の上部に設けられ
た製品(微粉砕された被砕物)と空気の排出口、19は
排出口8より排出される被砕物aの量をサンプリングす
るための切換えダンパである。なお、計量手段13、切
換えダンパ19は、実験において循環量を確認するため
に設けたものである。
【0019】この実施例は、以上の構成であり、つぎ
に、その運転方法を説明すると、供給手段5から粉砕テ
ーブル3の上に供給された被砕物aは、粉砕テーブル3
の回転により、放射線状の軌跡を描きながら粉砕テーブ
ル3の外周部へ向かって移動し、その途中で、粉砕テー
ブル3と粉砕ローラ4の間に噛み込まれて粉砕される。
その粉砕作用において、運転を開始した当初は、粉砕テ
ーブル3の上は、新しく供給された被砕物aによる粉体
層ができ、粉砕ローラ4との間で粉砕される。このと
き、被砕物aが大きいので、細かくは粉砕されにくく、
その粗粉cは、気流とともに上昇した後、再び粉砕テー
ブル3の上に落下する。また、細粉dは、気流とともに
上昇し、ガイドベーン10及び分級機9で分級されて、
コーン11に集められ、水平排出手段12、計量手段1
3、循環手段14、供給手段5を介して粉砕テーブル3
の上に戻される。なお、ガイドベーン10、コーン1
1、水平排出手段12、計量手段13を省き、分級機9
による捕捉物d、すなわち、分級機9を通過できなかっ
た捕捉物dを、自由落下により、直接、粉砕テーブル3
の上に戻すこともできる。
【0020】一方、微粉eは、気流式分級機9を通過し
て、排出口17より製品として系外に排出されてバグフ
ィルタなどによって捕集される。但し、この微粉eの平
均ブレーン値はまだ低く、超微粉gにまで粉砕されてい
ない。また、未粉砕あるいは粉砕の進んでいない被砕物
a(排石)は、粉砕テーブル3の外周縁から、受け皿6
に落下した後、循環手段14により、供給手段5を介し
て、粉砕テーブル3の上に戻される。
【0021】なお、超微粉gを得るために気流式分級機
9は高速で回転しており、前記細粉dは、通常の場合よ
りかなり細かい粉体である。このため、この細粉d(単
体粒子の場合)は浮遊しやすく、この細粉dを多く含め
ば、粉砕テーブル3上の粉体層そのものも流動化しやす
くなり、粉砕テーブル3と粉砕ローラ4との間に噛み込
んで粉砕することができない。
【0022】運転時間の経過に伴い、粉砕テーブル3の
上には、新しく供給された被砕物a、気流とともに上昇
した後粉砕テーブル3の上に落下した粗粉c、コーン1
1で集められ循環手段14を介して粉砕テーブル3の上
に戻された細粉dよりなる粉体層が形成される。そし
て、粉体層中の粉体が徐々に細かくなるとともに、粉砕
された直後の新生面は活性力が大きいので、粉体同士が
くっついて初期凝集物が発生する。この初期凝集物は、
凝集力が弱く、細かな粉砕物としての浮有性を有してい
るため、円滑な粉砕作用を行うことができない。
【0023】さらに、運転を継続すると、初期凝集物の
量が増加し、それに伴い粉砕テーブル3と粉砕ローラ4
との間に、この初期凝集物が噛み込まれる量も多くな
り、粉砕(圧縮)作用を受けて、凝集力の大きなフレー
クfとなる。フレークfは、細粉dや微粉e等の集合体
であるが、例えば1〜30mm塊程度の大きさになると
浮遊性をなくしている。また、フレークf同士あるいは
フレークfと粗粉c、細粉d、微粉eが凝集し、より大
きなフレークfとなる。
【0024】このフレークfの量が多くなると、粉体層
が流動しなくなり、粉砕ローラ4と粉砕テーブル3との
間に十分な粉体層を形成でき、超微粉を得るための粉砕
を行うことができるようになる。
【0025】この粉体層が、粉砕ローラ4と粉砕テーブ
ル3とで挟まれ、圧縮・剪断粉砕作用を受けると、新
しく供給された被砕物が粉砕されるとともに、フレーク
f中の粗粉c、細粉d、微粉eがさらに細かく粉砕され
る。圧縮・剪断作用により、フレークfが、小さなフ
レークや単体粒子に解砕される。解砕に伴い、単体粒
子(粗粉c、細粉d、微粉e)が上昇気流に巻き込まれ
て離脱したりする。圧縮粉砕される際にフレークfが
他のフレークfと結合して、さらに大きなフレークfに
なる。
【0026】また、粉砕ローラ4で踏みつぶされたフレ
ークfは、次第に粉砕テーブル3の外縁に移動し、粉砕
テーブル3の外側に設けられたノズル18より吹き上げ
てくる気流pに逆らって、受け皿6の上に落下する。こ
のフレークfは、スクレーパ7により集められ、排出口
8よりケーシング2外へ排出され、循環手段14により
供給手段5に返送される。このフレークfを循環手段1
4によって、何度も循環させていることにより、粉体層
中のフレークfの量も増加し、竪型ミルの安定運転を行
うことができる。なお、後述の実験結果にも示されてい
るように、粉砕テーブル3から落下するのは、全てがフ
レークfの場合と、全てが排石(未粉砕あるいは粉砕の
進んでいない被砕物a)の場合のどちらかに偏ってい
る。但し、フレークfと排石が混じって落下する場合も
少しある。このことは、一度、フレークfができれば、
その量が確実に増えると考えられる。
【0027】なお、粉砕テーブル3からの落下物がフレ
ークfか排石であるかは、切換えダンパ19を切り換え
てサンプリングを行い調べる。すなわち、フレークfは
手でこすると解砕されるが、排石は解砕されない。ま
た、一般に、フレークfは小判状で、その長さが20〜
30mm程度、厚さが1〜3mm程度である。場合によ
り、その長さが1mm程度の小さなもの、あるいは数十
mm程度の大きなものがある。
【0028】このように、細かな粉体を積極的にフレー
クfとすることで、その浮遊を防止し、このフレークf
を多量に含む粉体層を粉砕するので、得られる微粉eの
平均ブレーン値は、25000〜46000と高く、超
微粉gにまで粉砕されたものとなる。
【0029】因みに、細粉dは、ケーシング2内を漂う
ことなく、確実に粉砕テーブル3の中央に戻されるの
で、細粉dの粉砕される機会が増える。また、細粉dを
ケーシング2内より強制的に排出するので、ケーシング
2内の粉体密度が低くなり、気流式分級機9の分級性能
もよくなる。
【0030】なお、運転初期に得られた微粉eは、超微
粉gにまで粉砕されていないので、定常運転になった時
に得られる超微粉gとは別にするのがよい。例えば、仮
保管しておき、超微粉gが得られる定常運転になった時
に、竪型ミル1に供給すればよい。
【0031】また、運転初期は、気流式分級機9を通過
する空気を極端に少なくするとともに、粉砕テーブル3
上の粉体層の厚みが所定値に達した後に新しく供給され
る被砕物aの供給を停止し、被砕物a(粉砕物b)を循
環粉砕することにより、フレークfを早期に発生させる
ことも可能である。
【0032】実施例では、循環手段14により循環され
る被砕物は、供給手段5を介して粉砕テーブル3にその
供給量を調整可能に送られているが、供給手段5を介さ
ずに、循環手段14により直接に粉砕テーブル3に送る
ようにしてもよい。また、解砕機20を設けて、均一な
所要の大きさのフレークfにして返送するようにすれ
ば、粉砕効率も安定する。また、フレークfを解砕する
ことで、フレークfの表面積割合を増やし、超微粉gな
どの単体粒子がフレークfから分離しやすくなる。さら
に、ケーシング2の上部に到達した細粉dを、コーン1
1で捕集し、これらを、水平排出手段12により排出す
ることにより、細粉dが出口17より排出されることを
確実に防止し、製品gのブレーン値を高いものにするこ
とができる。
【0033】
【実験例】実験は、原料の供給量、空気の導入量、気流
式分級機の回転数、粉砕ローラの加圧力等の条件を変え
て、所望の落下割合(粉砕テーブルからの落下物に含ま
れるフレークの重量割合)、循環割合(新規供給量(製
品量)に対するフレーク循環量の重量割合)等が得られ
るようにした。そして、運転が定常に達したと判断した
時に、製品のサンプリングを行った。なお、定常の判断
は、製品量、動力、計量手段13による細粉dの量に関
する変化を調べ、これらが安定すれば、定常に達したも
のとした。定常に達するには、運転開始後1時間程度、
場合により2時間を必要とした。また、サンプリング後
は、実験を中止し、二次空気qは導入しなかった。
【0034】その実験結果を図2乃至図9に示し、図2
はブレーン値と落下割合の関係図であり、粉砕テーブル
からの落下物の内、フレークfの量が0.2(20%)
を越えると、25000ブレーン値以上となっており、
また、落下物の全量がフレークfとなるものが多い。こ
れは、少し、フレークfができると、ある時点から、急
激にフレークfの割合が増えていくことを示唆してい
る。図3はブレーン値と循環割合の関係図であり、循環
割合とともにブレーン値も大きくなり、循環割合が0.
03(3重量%)を越えると、25000ブレーン値以
上となっている。図4はブレーン値と風量の関係図であ
り、風量を少なくすることで、高ブレーン値の製品が得
られる。図5は風量と落下割合の関係図である。図6は
製品の平均粒子径と循環割合の関係図であり、循環割合
を上げることで、細かな粉体が得られる。図7は製品の
平均粒子径と落下割合の関係図であり、落下割合が高く
なると、細かな粉体が得られる。図8はブレーン値と新
規供給量(製品量)の関係図であり、高ブレーン値の製
品gを得るためには、生産量が低下するのはやむを得な
い。図9は風量と循環割合の関係図であり、風量を下げ
ると、粉体が上昇気流に乗りきれず、フレーク循環率割
合が上がる。図10は製品の平均粒子径とブレーン値の
関係図であり、ブレーン値が大きくなるとともに平均粒
子径が小さくなっており、ブレーン値を大きくすること
で従来の竪型ミルによる粉砕分級装置では不可能であっ
た1μm以下の製品が得られている。
【0035】
【発明の効果】この発明は、以上のように、竪型ミルに
よる粉砕分級においても、フレークを積極的に生成さ
せ、それを粉砕テーブルに返送することにより、250
00ブレーン値以上の超微粉を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の概略図
【図2】同実施例によるブレーン値と落下割合の関係図
【図3】同実施例によるブレーン値と循環割合の関係図
【図4】同実施例によるブレーン値と風量の関係図
【図5】同実施例による風量と落下割合の関係図
【図6】同実施例による製品の平均粒子径と循環割合の
関係図
【図7】同実施例による製品の平均粒子径と落下割合の
関係図
【図8】同実施例によるブレーン値と製品量の関係図
【図9】同実施例による風量と循環割合の関係図
【図10】同実施例による製品の平均粒子径とブレーン
値との関係図
【符号の説明】
1 竪型ミル 2 ケーシング 3 粉砕テーブル 4 粉砕ローラ 5 供給手段(スクリューフィーダ) 6 受け皿 7 スクレーパ 8 排出口 9 気流式分級機 10 ガイドベーン 11 コーン 12 水平排出手段 13 計量手段 14 循環手段 15 一次空気導入口 16 二次空気導入口 17 排出口 18 ノズル 19 切換えダンパ a 被砕物 b 粉砕物 c 粗粉 d 細粉 e 微粉 f フレーク(凝集物) g 超微粉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島村 信一 東京都千代田区西神田3丁目8番1号 小 野田エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 河野 文雄 東京都千代田区西神田3丁目8番1号 小 野田エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 緒方 勝 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内 (72)発明者 金子 貫太郎 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内 (72)発明者 坂東 有規 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内 (72)発明者 河島 睦泰 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内 Fターム(参考) 4D063 EE03 EE12 GA05 GA06 GA07 GA10 GC02 GC08 GC12 GC14 GC19 GC32 GC36 GD02 GD15 GD17 GD24 4D067 EE05 EE07 EE23 EE50 GA01 GA05 GA07 GA20 GB02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する粉砕テーブル3上面に粉砕ロー
    ラ4を回転自在に押し付け、この粉砕テーブル3と粉砕
    ローラ4の間に被砕物aを噛み込ませて粉砕し、前記粉
    砕テーブル3下方から送り込んだ上昇気流pにより、前
    記粉砕した粉砕物bを上昇させて分級し、その捕捉物d
    を前記粉砕テーブル3上に返送するとともに、捕捉され
    なかった微粉eを捕集して製品とする粉砕分級装置にお
    いて、 上記粉砕テーブル3から落下するフレークfをその粉砕
    テーブル3上に返送して25000ブレーン値以上の製
    品gを得るようにしたことを特徴とする粉砕分級装置。
  2. 【請求項2】 上記フレークfを解砕した後、上記粉砕
    テーブル3上に返送するようにしたことを特徴とする請
    求項1に記載の粉砕分級装置。
  3. 【請求項3】 上記返送フレークfの量を、上記粉砕テ
    ーブル3に送り込まれる新たな被砕物aの量に対し、3
    重量%以上として、上記25000ブレーン値以上を越
    える製品gを得るようにしたことを特徴とする請求項1
    又は2に記載の粉砕分級装置。
  4. 【請求項4】 上記粉砕テーブル3から落下するフレー
    クfのその落下物全体に対する重量比を20%以上とし
    て上記25000ブレーン値以上を越える製品gを得る
    ようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の粉
    砕分級装置。
  5. 【請求項5】 上記粉砕テーブル3の上方に、粒度分布
    調整用二次空気qを導入するようにしたことを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれか一つに記載の粉砕分級装
    置。
JP11091995A 1998-12-24 1999-03-31 粉砕分級装置 Pending JP2000237626A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11091995A JP2000237626A (ja) 1998-12-24 1999-03-31 粉砕分級装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36740898 1998-12-24
JP10-367408 1998-12-24
JP11091995A JP2000237626A (ja) 1998-12-24 1999-03-31 粉砕分級装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000237626A true JP2000237626A (ja) 2000-09-05

Family

ID=26433425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11091995A Pending JP2000237626A (ja) 1998-12-24 1999-03-31 粉砕分級装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000237626A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002113409A (ja) * 2000-10-10 2002-04-16 Aisin Seiki Co Ltd 粉体供給装置及び粉体塗装システム
WO2011142438A1 (ja) * 2010-05-14 2011-11-17 三菱重工業株式会社 バイオマス粉砕装置及びバイオマス・石炭混焼システム
JP2012024652A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Babcock Hitachi Kk 竪型粉砕装置およびそれを備えた石炭・バイオマス焚きボイラプラント
CN110947469A (zh) * 2019-12-02 2020-04-03 潘磊 一种基于火力发电厂用自动下料型磨煤装置
WO2020220422A1 (zh) * 2019-04-27 2020-11-05 南京凯盛国际工程有限公司 一种侧进风带内置组合高效选粉的新型立式磨机

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002113409A (ja) * 2000-10-10 2002-04-16 Aisin Seiki Co Ltd 粉体供給装置及び粉体塗装システム
WO2011142438A1 (ja) * 2010-05-14 2011-11-17 三菱重工業株式会社 バイオマス粉砕装置及びバイオマス・石炭混焼システム
JP2011242006A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd バイオマス粉砕装置及びバイオマス・石炭混焼システム
CN102892510A (zh) * 2010-05-14 2013-01-23 三菱重工业株式会社 生物质粉碎装置及生物质与煤混烧系统
US8899163B2 (en) 2010-05-14 2014-12-02 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Biomass pulverizing apparatus and biomass/coal mixed-combustion system
JP2012024652A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Babcock Hitachi Kk 竪型粉砕装置およびそれを備えた石炭・バイオマス焚きボイラプラント
WO2020220422A1 (zh) * 2019-04-27 2020-11-05 南京凯盛国际工程有限公司 一种侧进风带内置组合高效选粉的新型立式磨机
CN110947469A (zh) * 2019-12-02 2020-04-03 潘磊 一种基于火力发电厂用自动下料型磨煤装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102822355B (zh) 用于不锈钢熔渣和钢铁制品熔渣的金属回收的制备方法
JPS61227857A (ja) 脆い粉砕物質の破砕および粉砕装置
CN218250708U (zh) 一种粉磨系统
JP4288651B2 (ja) 骨材製造用粉砕システム
CN1320963C (zh) 干式粉碎系统和干式粉碎方法
JP2004188368A (ja) 粉砕方法
JPH089016B2 (ja) 竪型ローラミルによる粉砕装置および粉砕方法
JP2005211777A (ja) 植物原料の微粉砕方法及びその装置
CN100368092C (zh) 粉碎方法
JP4269257B2 (ja) 粉砕方法
KR100206609B1 (ko) 입자이중분리기
JP2000237626A (ja) 粉砕分級装置
JP3570265B2 (ja) 粉砕装置
CN110193404A (zh) 一种高分子材料生产用原料粉碎处理系统
JP4174811B2 (ja) 空気分級装置とこれを用いた微粉製造設備
JP3216677B2 (ja) 粉砕設備
AU7794998A (en) Roller press grinding plant
JPS6320047A (ja) 原料塊の粉砕方法およびその粉砕装置
JP3036669B2 (ja) 粉砕設備
CN214390560U (zh) 一种药用十二烷基硫酸钠细粉的制备装置
JP2755338B2 (ja) 粉砕設備
JP3216678B2 (ja) 粉砕設備
JPH0466141A (ja) 高炉スラグ等の粉砕装置
JPH0910623A (ja) 塊状物質の粉砕装置及びその粉砕方法
JPH10323574A (ja) 竪型粉砕機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040709

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050201