JP2000237738A - 気水分配装置及びその気水分配装置を用いた水処理装置 - Google Patents
気水分配装置及びその気水分配装置を用いた水処理装置Info
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Abstract
濁物の除去作業が容易にできる気水分配装置及びその気
水分配装置を用いた水処理装置を提供すること 【解決手段】 多数のオリフィス12を有する略逆V字
状の複数の空気分散材10を、隣接する空気分散材1
0、10の間に所定間隔11を設けて水平方向に配置
し、空気分散材10の長手方向にほぼ等間隔で仕切部材
14が設けられている。空気分散材10の上部には有孔
プレート13を備えている。
Description
場・化学工場・製薬工場などの廃水、埋立地浸出水、上
水、用水ならびに海水等の幅広い分野の水を濾過する濾
過装置あるいは流動床生物濾過装置あるいは固定床活性
炭吸着装置に付設する気水分配装置及びその気水分配装
置を用いた水処理装置に関する。
より、円形または矩形の濾過槽内に、砂利、砂、活性炭
およびプラスチック濾材などの粒状媒体を支持材によっ
て支持して濾層を構成し、濾過槽の上部または下部から
原水を供給して下向流または上向流で通水し、原水中の
汚濁物質を濾層を構成する濾材により濾過することを特
徴とする濾過装置が知られている。
は、図5に示すように、濾過池内の底部を濾水渠21と
なし、濾水渠21内に適当な間隔で支持梁22を立設
し、支持梁22上に複数の空気吐出孔23を紙面直角方
向に形成した空気分散管24を平行に載置し、空気分散
管24の上部にスリット板25を配し、スリット板25
の全面に所定の厚さに分散砂利層26を敷き詰め、分散
砂利層26上にポーラスコンクリート層27を形成し、
ポーラスコンクリート層27上に濾材層28を積層した
濾過装置が開示されている(以下「従来の濾過装置1」
という)。
は、図6に示すように、濾過池内の底部の樋31に濾過
水または逆洗水の排出・通入を行う管32と逆洗時に空
気等のガスを供給するガスマニホールド33を配し、そ
の上部に濾過ブロック34を備え、濾過ブロック34の
上部に砂利層35を有し、さらにその上部に砂層36を
積層した濾過装置が開示されている(以下「従来の濾過
装置2」という)。濾過ブロック34は、傾斜平面壁3
7により一次横導管38と二次横導管39に分割されて
おり、一次横導管38の底部の各部材38aには水また
はガスの流通が可能なように紙面直角方向に部分的に切
り欠きが形成されている。また、傾斜平面壁37には、
ガス調整オリフィス40と液体調整オリフィス41が形
成されており、二次横導管39の上部のプレート42に
は、第二オリフィス43が多数形成されている。
水を濾過池の下部から供給する、いわゆる上向流方式で
通水した場合、原水に含まれる落葉やビニール袋などの
夾雑物や懸濁物が空気分散管24内に入り込んだり、ス
リット板25上の分散砂利層26やポーラスコンクリー
ト層27の多孔部に付着することがある。これらの夾雑
物や懸濁物は濾過性能を低下させる原因となるので、定
期的に取り除いてやる必要がある。しかし、従来の濾過
装置1では、空気分散管24は支持梁22に支持され、
空気分散管24の下部は実質的に塞がれた状態にあるた
め、空気分散管24内部に付着した夾雑物や懸濁物の除
去作業がきわめて煩雑である。また、分散砂利層26や
ポーラスコンクリート層27の多孔部に夾雑物や懸濁物
が付着した場合、上部の濾材層28を取り外した後、ポ
ーラスコンクリート層27と分散砂利層26を清掃しな
ければならないが、ポーラスコンクリート層27の多孔
部に入った夾雑物や懸濁物を取り除くことは不可能に近
く、分散砂利層26内の夾雑物等を取り除くには、ポー
ラスコンクリート層27を破壊しなければそれらの付着
物を除去できないという欠点がある。さらに、従来の濾
過装置1では、空気分散管24に空気を供給するために
空気分散管と連通する空気渠が設けられているが、この
ような空気渠を別途設けると、その分のスペースが必要
となり、濾過装置が大型化するという問題があった。
流方式で濾過した場合、上記夾雑物や懸濁物がガス調整
オリフィス40や液体調整オリフィス41に付着した場
合、隣接する一次横導管38は互いに密接しているた
め、それら付着物を除去するには、一次横導管38の底
部の各部材38aに部分的に形成された切り欠きを通し
て除去しなければならず、その除去作業は極めて煩雑で
ある。また、第二オリフィス43に付着した夾雑物や懸
濁物を除去するには、砂利層35と砂層36を除かねば
ならず、夾雑物等の除去作業は極めて煩雑である。
題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、濾過
過程において装置に付着した夾雑物や懸濁物の除去作業
が容易にできる気水分配装置及びその気水分配装置を用
いた水処理装置を提供することにある。
に本発明の気水分配装置は、複数個の空気分散材を、隣
接する空気分散材の間に所定間隔を設けて水平方向に配
置しているので、空気分散材の間に入り込んだ夾雑物や
空気分散材の上部の部材に付着した夾雑物等の除去作業
を容易に行うことができる。
置を配し、該気水分配装置の上部に濾材層を備えてなる
濾過槽を有する水処理装置に使用する気水分配装置とし
て上記構成の気水分配装置を採用することにより、上向
流方式で非処理水を通水した場合に、空気分散材の間に
入り込んだ夾雑物や空気分散材の上部の部材に付着した
夾雑物等の除去作業を容易に行うことができる。
として、濾過槽内に配置する気水分配装置であって、複
数個の空気分散材を、隣接する空気分散材の間に所定間
隔を設けて水平方向に配置し、該空気分散材の上部に有
孔プレートを備えていることを特徴とする気水分配装置
を提供する。第一の発明によれば、隣接する空気分散材
の間に所定間隔が設けられているので、空気分散材の間
に入り込んだ夾雑物や有孔プレートの孔に目詰まりした
夾雑物等の除去作業を容易に行うことができる。
いて、空気分散材が少なくとも1つのオリフィスを有し
下部が開口していることを特徴とする気水分配装置を提
供する。第二の発明によれば、空気分散材の下部が開口
しているので、夾雑物や懸濁物が下方に落下しやすく、
空気分散材内にこれら夾雑物等が付着しにくくなる。ま
た、オリフィスがそれらの夾雑物等で目詰まりしても、
開口部から容易に除去することができる。
の発明において、空気分散材の長手方向に所定間隔で仕
切部材が設けられていることを特徴とする気水分配装置
を提供する。第三の発明によれば、空気分散材の長手方
向に所定間隔で仕切部材が設けられているので、空気分
散材のオリフィスより吐出する空気は仕切部材で仕切ら
れた各仕切り毎にほぼ同量の空気となって排出されるた
め、気水分配装置の上部に設置される濾材等の部材をほ
ぼ一様に洗浄することができる。
は第三の発明において、空気分散材が略逆V字状である
気水分配装置を提供する。第四の発明によれば、空気分
散材が略逆V字状であるので、空気分散材内の清掃作業
が容易である。
高さに気水分配装置を配し、該気水分配装置の上部に濾
材層を備えてなる濾過槽を有する水処理装置に使用する
気水分配装置が、複数個の空気分散材を、隣接する空気
分散材の間に所定間隔を設けて水平方向に配置し、該空
気分散材の上部に有孔プレートを備えていることを特徴
とする水処理装置を提供する。第五の発明によれば、上
向流方式で非処理水を通水した場合に、空気分散材の間
に入り込んだ夾雑物や有孔プレートの孔に目詰まりした
夾雑物等の除去作業を容易に行うことができる。
いて、空気分散材が少なくとも1つのオリフィスを有し
下部が開口していることを特徴とする水処理装置を提供
する。第六の発明によれば、第二の発明と同様に、空気
分散材の下部が開口しているので、空気分散材に付着し
た夾雑物等の除去作業が容易にできる。
の発明において、空気分散材の長手方向に所定間隔で仕
切部材が設けられていることを特徴とする水処理装置を
提供する。第七の発明によれば、空気分散材のオリフィ
スより吐出する空気は仕切部材で仕切られた各仕切り毎
にほぼ同量の空気となって排出されるため、気水分配装
置の上部に設置される濾材をほぼ一様に洗浄することが
できる。
たは第七の発明において、空気分散材が略逆V字状であ
る水処理装置を提供する。第八の発明によれば、第四の
発明と同様に、空気分散材内の清掃作業が容易にでき
る。
第七または第八の発明において、空気分散材の下部空間
に空気分配管を挿入したことを特徴とする水処理装置を
提供する。第九の発明によれば、空気渠を設ける必要が
ないので、水処理装置をコンパクトにすることができ
る。
発明に係る気水分配装置を用いた水処理装置の縦断面図
であり、図2は図1のII−II線断面図である。図1、図
2において、1は原水流入管、2は原水が流入する圧力
渠、3は空気洗浄用の空気分配管であり、空気分配管3
は3a、3bに分かれている。さらに、各空気分配管3
a、3bから複数の分岐管4が分岐し、分岐管4の先端
は上方に位置する気水分配装置5の空気分散材(後記図
4の番号10参照)内の頂部近傍に挿入されている。気
水分配装置5は槽底部から約2mの高さに設置され、そ
の上部には砂利層6が設置され、さらに砂利層6の上部
には活性炭層7が積層されている。8は濾過室、9はト
ラフである。気水分配装置5の槽底部からの設置高さ
は、人手による夾雑物の除去作業の容易性を考慮して、
1.5〜2m程度に設定されるのが好ましい。
すように、略逆V字状の複数個の空気分散材10を、隣
接する空気分散材10、10の間に所定間隔11(約1
0cm)を設けて水平方向に配置したもので、空気分散材
10には多数のオリフィス12が形成されている。空気
分散材10、10の間隔11は、5〜20cmに設定され
るのが好ましい。間隔が5cmを下回ると、手やブラシ等
の清掃部材が挿入しにくく、除去作業が困難となる。一
方、間隔が20cmを上回ると、空気分散材10、10の
間隔が広くなり、空気の分散性が低下する。
3が設けられており、空気分散材10はこの有孔プレー
ト13を支持し、気水分配装置5全体の強度を向上させ
る支持部材としての機能を有する。空気分散材10の長
手方向には、ほぼ等間隔で仕切部材14が設けられてお
り、空気分散材10のオリフィス12より吐出する空気
は仕切部材14で仕切られた各仕切り毎にほぼ同量の空
気となって有孔プレート13を経て排出されるため、気
水分配装置5の上部に設置される砂利層6や活性炭層7
をほぼ一様に洗浄することができる。本実施例では、空
気分散材10の形状を略逆V字状としたが、これに限定
されず、略逆U字状、または略三角形状で底部に開口を
有する形状でもよい。要は空気分散材の下部が開口し、
夾雑物が落下しやすい構造であればよい。
て、濾過処理が行われる場合、原水流入管1から水処理
装置内に流入した原水は、圧力渠2を経て気水分配装置
5内に流入する。気水分配装置5内に流入した原水は、
有孔プレート13に設けた多数の孔15から砂利層6を
経て活性炭層7に達し、さらに濾過室8からトラフ9を
経て次工程の処理装置に導入され、所定の処理が施され
る。
活性炭層7に原水中の汚濁物質が蓄積したり、また、空
気分散材10に設けたオリフィス12や有孔プレート1
3の孔15に夾雑物や懸濁物が詰まり、濾過性能が低下
することがあるので、一定のタイミングで次に説明する
ような逆洗が行われる。
bを経て分岐管4から気水分配装置5の空気分散材10
内に達した所定圧力の空気は、図4に示すように、水面
16を押し下げて各空気分散材10に形成された上位の
オリフィス12から吐出される。このようにして、ほぼ
同じ圧力の空気が各空気分散材10に設けた上位のオリ
フィス12から吐出され、しかも、空気分散材10の長
手方向には、ほぼ等間隔で仕切部材14が設けられてい
るので、オリフィス12から吐出される空気は仕切部材
14で仕切られた各仕切りごとにほぼ同量の空気となっ
て有孔プレート13の多数の孔15を経て排出されて、
その上部の砂利層6および活性炭層7をほぼ一様に洗浄
することができる。
間には所定間隔11が設けられているので、空気分散材
10、10の間に入り込んだ夾雑物や有孔プレート13
の多数の孔15に詰まった夾雑物等の除去作業が容易に
できる。また、空気分散材10が略逆V字状の形状をし
ているので、空気分散材10の清掃作業が容易であり、
オリフィス12に詰まった夾雑物や懸濁物の除去作業が
容易にできる。
5を配したので、人手によるこれら夾雑物等の除去作業
が容易であり、さらに、圧力渠2の高さを十分に確保で
きるので、圧力渠2に流入する原水の入口と末端の圧力
差が減少し、気水分配装置5を通過する原水の均等分配
性の向上を図ることができる。
で、以下の効果を奏する。 (1)請求項1記載の発明によれば、隣接する空気分散
材の間に所定間隔が設けられているので、空気分散材の
間に入り込んだ夾雑物や有孔プレートの孔に目詰まりし
た夾雑物等の除去作業を容易に行うことができる。 (2)請求項2、6記載の発明によれば、空気分散材の
下部が開口しているので、夾雑物や懸濁物が下方に落下
しやすく、空気分散材内にこれら夾雑物等が付着しにく
くなる。また、オリフィスがそれらの夾雑物等で目詰ま
りしても、開口部から容易に除去することができる。 (3)請求項3、7記載の発明によれば、空気分散材の
長手方向に所定間隔で仕切部材が設けられているので、
空気分散材のオリフィスより吐出する空気は仕切部材で
仕切られた各仕切り毎にほぼ同量の空気となって排出さ
れるため、気水分配装置の上部に設置される濾材をほぼ
一様に洗浄することができる。 (4)請求項4、8記載の発明によれば 空気分散材が
略逆V字状であるので、空気分散材内の清掃作業が容易
にできる。 (5)請求項5記載の発明によれば、上向流方式で非処
理水を通水した場合に、隣接する空気分散材の間に所定
間隔が設けられているので、空気分散材の間に入り込ん
だ夾雑物や有孔プレートの孔に目詰まりした夾雑物等の
除去作業を容易に行うことができる。さらに、槽底部か
ら所定高さに気水分配装置を配するので、人手による夾
雑物等の除去作業が容易であり、気水分配装置を通過す
る原水流速の平滑化を図ることができる。 (6)請求項9記載の発明によれば、空気渠を設ける必
要がないので、水処理装置をコンパクトにすることがで
きる。
り、図3(b)は本発明に係る気水分配装置の一部破断
斜視図である。
洗浄を行う方法を説明する図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 濾過槽内に配置する気水分配装置であっ
て、複数個の空気分散材を、隣接する空気分散材の間に
所定間隔を設けて水平方向に配置し、該空気分散材の上
部に有孔プレートを備えていることを特徴とする気水分
配装置。 - 【請求項2】 空気分散材が少なくとも1つのオリフィ
スを有し下部が開口していることを特徴とする請求項1
記載の気水分配装置。 - 【請求項3】 空気分散材の長手方向に所定間隔で仕切
部材が設けられていることを特徴とする請求項1または
2記載の気水分配装置。 - 【請求項4】 空気分散材が略逆V字状である請求項
1、2または3記載の気水分配装置。 - 【請求項5】 槽底部より所定高さに気水分配装置を配
し、該気水分配装置の上部に濾材層を備えてなる濾過槽
を有する水処理装置に使用する気水分配装置が、複数個
の空気分散材を、隣接する空気分散材の間に所定間隔を
設けて水平方向に配置し、該空気分散材の上部に有孔プ
レートを備えていることを特徴とする水処理装置。 - 【請求項6】 空気分散材が少なくとも1つのオリフィ
スを有し下部が開口していることを特徴とする請求項5
記載の水処理装置。 - 【請求項7】 空気分散材の長手方向に所定間隔で仕切
部材が設けられていることを特徴とする請求項5または
6記載の水処理装置。 - 【請求項8】 空気分散材が略逆V字状である請求項
5、6または7記載の水処理装置。 - 【請求項9】 空気分散材の下部空間に空気分配管を挿
入したことを特徴とする請求項5、6、7または8記載
の水処理装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP04606599A JP4299396B2 (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 気水分配装置及びその気水分配装置を用いた水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04606599A JP4299396B2 (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 気水分配装置及びその気水分配装置を用いた水処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000237738A true JP2000237738A (ja) | 2000-09-05 |
| JP4299396B2 JP4299396B2 (ja) | 2009-07-22 |
Family
ID=12736616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|---|
| JP2013198833A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Swing Corp | 水の生物処理装置 |
| JP5957591B1 (ja) * | 2015-11-19 | 2016-07-27 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 水処理設備 |
| CN116272017A (zh) * | 2023-02-03 | 2023-06-23 | 安吉国源水务集团有限公司 | 一种用于污水处理厂提标改造的滤池设施 |
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| JP7182745B1 (ja) | 2022-08-01 | 2022-12-02 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 上向流濾過設備 |
-
1999
- 1999-02-24 JP JP04606599A patent/JP4299396B2/ja not_active Expired - Fee Related
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