JP2000239518A - 熱可塑性エラストマー組成物 - Google Patents
熱可塑性エラストマー組成物Info
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Abstract
もなく、更に耐摩耗性にも優れた成形品を、剥離や変形
及びフローマークを生じることなく、極めて良好に成形
せしめ得るところの熱可塑性エラストマー組成物を提供
する。 【解決手段】 (a)ビニル芳香族化合物から作られる
重合体ブロックと、共役ジエン化合物から作られる重合
体ブロックとから成るブロック共重合体、及び/又は、
これを水素添加して得られるブロック共重合体100重
量部、(b)非芳香族系のゴム用軟化剤80〜190重
量部、(c)ポリプロピレン15〜40重量部、(d)
液状ポリブタジエン5〜20重量部、(e)不飽和グリ
シジル化合物3〜8重量部、(f)不飽和カルボン酸3
〜8重量部、(g)ポリウレタン重合体又は共重合体1
80〜1100重量部、及び(j)有機パーオキシド
1.0〜3.8重量部を含む熱可塑性エラストマー組成
物。
Description
マー組成物に関し、更に詳しくは自動車部品に用いる熱
可塑性エラストマー組成物に関する。
を必要とせず、熱可塑性樹脂と同様な成形加工性を有す
る熱可塑性エラストマーが、自動車部品、家電部品、電
線被覆、履物、雑貨等の分野で注目されている。このよ
うな熱可塑性エラストマーとして、現在、ポリオレフィ
ン系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリスチレン
系、ポリ塩化ビニル系等の種々の形式のポリマーが開発
され、市販されている。これらのうちで、スチレン・ブ
タジエン‐ブロックポリマー(SBS)、スチレン・イ
ソプレン‐ブロックポリマー(SIB)等のポリスチレ
ン系熱可塑性エラストマー及びこれらの水素添加物は、
柔軟性に富み、常温で良好なゴム弾性を有し、かつ、こ
れらより得られる熱可塑性エラストマー組成物は加工性
に優れている。
は高温時、特に100℃における圧縮永久歪みが不十分
であるばかりか、とりわけ80℃以上における引張特性
が著しく悪化しており、また、耐摩耗性も悪く、従来の
加硫ゴムの用途で要求されている性能レベルに到達して
いないのが現状である。
マー組成物の持つ種々の欠点を解決すべく、特開平10
-310617号公報において、(a)ビニル芳香族化
合物から主として作られる少なくとも2つの重合体ブロ
ックAと、共役ジエン化合物から主として作られる少な
くとも1つの重合体ブロックBとから成るブロック共重
合体、及び/又は、これを水素添加して得られるブロッ
ク共重合体100重量部、(b)非芳香族系のゴム用軟
化剤20〜240重量部、(c)パーオキシド架橋型オ
レフィン系樹脂、及び/又はそれを含む共重合体ゴム0
〜100重量部、(d)パーオキシド分解型オレフィン
系樹脂、及び/又はそれを含む共重合体ゴム5〜100
重量部、(e)液状ポリブタジエン1〜30重量部、
(f)不飽和グリシジル化合物又はその誘導体0.01
〜15重量部、(g)不飽和カルボン酸又はその誘導体
0.01〜15重量部、及び(j)有機パーオキシド
(a)〜(e)の合計100重量部に対して0.01〜
3.5重量部を含む熱可塑性エラストマー組成物を提案
した。該組成物は、柔軟性に富み、耐熱変形性、成形加
工性に優れ、特に耐油性、耐摩耗性、高温での機械的特
性に優れるものであり、電線・電気部品、工業機械部
品、医療機器・食品関連部品、自動車部品、建材等に使
用され得る。
なくかつゴム的感触に優れ、異臭もなく、更に耐摩耗性
にも優れた成形品を、剥離や変形及びフローマークを生
じることなく、極めて良好に成形せしめ得るところの熱
可塑性エラストマー組成物を提供する。
を解決すべく上記本出願人の特開平10-310617
号公報記載の熱可塑性エラストマー組成物について種々
の検討を行った。その結果、下記の成分(a)〜(g)
の配合量の全てを、上記公報記載の組成物における配合
量の範囲の極く限られた下記所定の範囲に限定すると、
驚くべきことに上記課題の全てを解決し得ることを見出
し、本発明を完成するに至った。上記特性を有する熱可
塑性エラストマー組成物は、自動車部品、とりわけ自動
車のシフトノブ用として極めて有用である。本発明の熱
可塑性エラストマー組成物から成形された自動車のシフ
トノブは、その成形加工性が優れていることから滑らか
な表面外観を呈し、かつ耐摩耗性に優れているため使用
の継続によりシフトノブ表面が荒れて外観及び触感の低
下を招くことがない。更に、ベトツキによる不快感がな
く、ドライバーの手にぴったりとフィットし、確実かつ
軽快なシフトチェンジを可能にすると共に、操作後、ド
ライバーの手に異臭が残ることもない。
族化合物から主として作られる少なくとも2つの重合体
ブロックAと、共役ジエン化合物から主として作られる
少なくとも1つの重合体ブロックBとから成るブロック
共重合体、及び/又は、これを水素添加して得られるブ
ロック共重合体 100重量部、(b)非芳香族系のゴ
ム用軟化剤 80〜190重量部、(c)パーオキシド
分解型オレフィン系樹脂、及び/又はそれを含む共重合
体ゴム 15〜40重量部、(d)液状ポリブタジエン
5〜20重量部、(e)不飽和グリシジル化合物又は
その誘導体 3〜8重量部、(f)不飽和カルボン酸又
はその誘導体 3〜8重量部、(g)ポリウレタン重合
体又は共重合体 180〜1100重量部、及び(j)
有機パーオキシド 1.0〜3.8重量部を含む熱可塑
性エラストマー組成物である。好ましい態様として、
(2)更に、(h)ポリエステル重合体又は共重合体
0〜550重量部を含む上記(1)記載の熱可塑性エラ
ストマー組成物、(3)(b)非芳香族系のゴム用軟化
剤が90〜120重量部である上記(1)又は(2)記
載の熱可塑性エラストマー組成物、(4)(c)パーオ
キシド分解型オレフィン系樹脂、及び/又はそれを含む
共重合体ゴムが20〜30重量部である上記(1)〜
(3)のいずれか一つに記載の熱可塑性エラストマー組
成物、(5)(d)液状ポリブタジエンが10〜15重
量部である上記(1)〜(4)のいずれか一つに記載の
熱可塑性エラストマー組成物、(6)(e)不飽和グリ
シジル化合物又はその誘導体が4〜6重量部である上記
(1)〜(5)のいずれか一つに記載の熱可塑性エラス
トマー組成物、(7)(f)不飽和カルボン酸又はその
誘導体が5〜6重量部である上記(1)〜(6)のいず
れか一つに記載の熱可塑性エラストマー組成物、(8)
(g)ポリウレタン重合体又は共重合体が300〜10
00重量部である上記(1)〜(7)のいずれか一つに
記載の熱可塑性エラストマー組成物、(9)(h)ポリ
エステル重合体又は共重合体が0〜400重量部である
上記(1)〜(8)のいずれか一つに記載の熱可塑性エ
ラストマー組成物、(10)(i)無機充填剤 0〜1
00重量部を更に含む上記(1)〜(9)のいずれか一
つに記載の熱可塑性エラストマー組成物、(11)
(k)架橋助剤 1.5〜7.0重量部を更に含む上記
(1)〜(10)のいずれか一つに記載の熱可塑性エラ
ストマー組成物、(12)自動車のシフトノブに用いる
上記(1)〜(11)のいずれか一つに記載の熱可塑性
エラストマー組成物、(13)(a)ビニル芳香族化合
物から主として作られる少なくとも2つの重合体ブロッ
クAと、共役ジエン化合物から主として作られる少なく
とも1つの重合体ブロックBとから成るブロック共重合
体、及び/又は、これを水素添加して得られるブロック
共重合体 100重量部、(b)非芳香族系のゴム用軟
化剤 80〜190重量部、(c)パーオキシド分解型
オレフィン系樹脂、及び/又はそれを含む共重合体ゴム
15〜40重量部、(d)液状ポリブタジエン 5〜
20重量部、(e)不飽和グリシジル化合物又はその誘
導体 3〜8重量部、(f)不飽和カルボン酸又はその
誘導体 3〜8重量部、(g)ポリウレタン重合体又は
共重合体 180〜1100重量部、(h)ポリエステ
ル重合体又は共重合体 0〜550重量部、及び(j)
有機パーオキシド 1.0〜3.8重量部を溶融混練し
て熱可塑性エラストマー組成物を製造する方法であっ
て、(I)成分(a)〜(f)の全量を予め溶融混練
し、その後又は同時に(j)の全量と溶融混練し、次い
で、(II)得られた溶融混練後の生成物と(g)の全量
及び任意的に(h)の全量とを溶融混練する方法を挙げ
ることができる。
作られる少なくとも2つの重合体ブロックAと、共役ジ
エン化合物から主として作られる少なくとも1つの重合
体ブロックBとから成るブロック共重合体、及び/又は
これを水素添加して得られるものである。例えば、A‐
B‐A、B‐A‐B‐A、A‐B‐A‐B‐Aなどの構
造を有するビニル芳香族化合物‐共役ジエン化合物ブロ
ック共重合体あるいは、これを水素添加して得られるも
のである。このブロック共重合体は全体として、ビニル
芳香族化合物を好ましくは5〜60重量%、特に好まし
くは20〜50重量%含む。ビニル芳香族化合物を主体
とする重合体ブロックAは、好ましくは50重量%以
上、特に好ましくは70重量%以上のビニル芳香族化合
物、及び任意的成分たとえば共役ジエン化合物から作ら
れたホモ重合体又は共重合体ブロックである。共役ジエ
ン化合物を主体とする重合体ブロックBは、好ましくは
50重量%以上、特に好ましくは70重量%以上の共役
ジエン化合物、および任意的成分例えばビニル芳香族化
合物から作られたホモ重合体又は共重合体ブロックであ
る。また、これらのビニル芳香族化合物を主体とする重
合体ブロックA、共役ジエン化合物を主体とする重合体
ブロックBにおいて、分子鎖中の共役ジエン化合物又は
ビニル芳香族化合物由来の単位の分布がランダム、テー
パード(分子鎖に沿ってモノマー成分が増加又は減少す
るもの)、一部ブロック状又はこれらの任意の組合せで
なっていてもよい。ビニル芳香族化合物を主体とする重
合体ブロックA又は共役ジエン化合物を主体とする重合
体ブロックBがそれぞれ2個以上ある場合には、各重合
体ブロックはそれぞれが同一構造であっても異なる構造
であってもよい。
化合物としては、例えばスチレン、α‐メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、p‐第3ブチルスチレンなどのう
ちから1種又は2種以上を選択でき、なかでもスチレン
が好ましい。また共役ジエン化合物としては、例えば、
ブタジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエン、2,
3−ジメチル−1,3−ブタジエンなどのうちから1種
又は2種以上が選ばれ、なかでもブタジエン、イソプレ
ン及びこれらの組合せが好ましい。
ックBにおいて、そのミクロ構造を任意に選ぶことがで
き、例えばポリブタジエンブロックにおいては、1,2
−ミクロ構造が好ましくは20〜50重量%、特に好ま
しくは25〜45重量%である。ポリイソプレンブロッ
クにおいてはイソプレンの好ましくは70〜100重量
%が1,4‐ミクロ構造を有し、かつイソプレンに由来
する脂肪族二重結合の好ましくは少なくとも90%が水
素添加されたものが好ましい。
しくは5,000〜1,500,000、より好ましく
は、10,000〜550,000、更に好ましくは1
00,000〜400,000の範囲であり、分子量分
布は10以下である。ブロック共重合体の分子構造は、
直鎖状、分岐状、放射状あるいはこれらの任意の組合せ
のいずれであってもよい。
ては数多くの方法が提案されているが、代表的な方法と
しては、例えば特公昭40−23798号公報に記載さ
れた方法により、リチウム触媒又はチーグラー型触媒を
用い、不活性媒体中でブロック重合させて得ることがで
きる。水素添加する方法も公知である。
油又は液状若しくは低分子量の合成軟化剤が挙げられ
る。一般にゴム用鉱物油軟化剤は、芳香族環、ナフテン
環及びパラフィン鎖が組合った混合物であって、一般
に、パラフィン鎖炭素数が全炭素数の50%以上を占め
るものをパラフィン系、ナフテン環炭素数が30〜40
%を占めるものをナフテン系、芳香族炭素数が30%以
上を占めるものを芳香族系と呼び区別されている。本発
明の成分(b)として用いられるゴム用鉱物油軟化剤
は、上記のパラフィン系及びナフテン系が好ましい。芳
香族系の軟化剤は、成分(a)との関係で分散性が悪く
好ましくない。成分(b)として、パラフィン系の鉱物
油軟化剤が特に好ましく、パラフィン系のなかでも芳香
族環成分の少ないものが特に適している。
℃における動的粘度が好ましくは20〜500cst、
流動点が好ましくは−10〜−15℃、引火点(CO
C)が好ましくは170〜300℃を示す。
重量部に対して、上限が190重量部、好ましくは14
0重量部、更に好ましくは120重量部であり、下限が
80重量部、好ましくは85重量部、更に好ましくは9
0重量部である。上記上限を超えると、軟化剤のブリー
ドアウトを生じ易く成形品にベトツキが生じ、かつ成形
性が悪くなり、剥離や変形及びフローマークが成形品に
生じ易くなる。上記下限未満では、上記と同様に得られ
たエラストマー組成物の成形性が悪くなると共に、エラ
ストマー組成物の硬度が高くなり過ぎ柔軟性が失われて
ゴム的感触の製品が得られず、従って、例えば、自動車
のシフトノブに成形した際に触感が悪い。
を含む共重合体ゴムは、得られる組成物のゴム分散を良
好にし、かつ成形品の外観を良好にすると共に、硬度及
び収縮率の調整に効果を有するものである。該成分は、
パーオキシドの存在下に加熱処理することによって熱分
解して分子量を減じ、溶融時の流動性が増大するオレフ
ィン系の重合体又は共重合体であり、例えば、アイソタ
クチックポリプロピレンやプロピレンと他のα‐オレフ
ィン例えばエチレン、1‐ブテン、1‐ヘキセン、4‐
メチル‐1‐ペンテン、1‐オクテンなどとの共重合体
を挙げることができる。
ましくはTmが150℃〜167℃、△Hmが25mJ
/mg〜83mJ/mgの範囲のものである。結晶化度
はDSC測定のTm、△Hmから推定することができ
る。上記の範囲外では、得られるエラストマー組成物の
100℃以上におけるゴム弾性が改良されない。
38、L条件、230℃)は、好ましくは0.1〜50
g/10分、更に好ましくは0.5〜20g/10分で
ある。上記下限未満では、得られるエラストマー組成物
の成形性が低下し、上記上限を超えては、得られるエラ
ストマー組成物のゴム弾性が悪化する。
重量部に対して、上限が40重量部、好ましくは30重
量部であり、下限が15重量部、好ましくは20重量部
である。上記下限未満では、得られたエラストマー組成
物の成形性が悪化し、剥離や変形及びフローマークが成
形品に生じ易くなる。上記上限を超えた場合は、上記と
同様に得られたエラストマー組成物の成形性が悪くなる
と共に、エラストマー組成物の硬度が高くなり過ぎ柔軟
性が失われてゴム的感触の製品が得られず、従って、例
えば、自動車のシフトノブに成形した際に触感が悪い。
‐結合型、トランス1,4‐結合型、シス1,4‐結合
型からなる、室温において透明な液状の重合体である。
ここで、ビニル1,2‐結合は30重量%以下であるこ
とが好ましく、ビニル1,2‐結合が30重量%を超え
ては、得られる組成物の低温特性が低下するため好まし
くない。
上限が好ましくは5,000、更に好ましくは4,00
0であり、下限が好ましくは1,000、更に好ましく
は3,000である。下限未満では、得られる組成物の
耐熱変形性が低下し、上限を超えては、得られる組成物
の相溶性が低下する。
基、水酸基、イソシアネート基、カルボキシル基から選
ばれる1種又は2種以上の基を有する共重合性化合物で
あることが好ましい。なかでも、水酸基と共重合反応性
不飽和二重結合とを有するものが特に好ましく、市販品
としては、例えば、出光石油化学株式会社製 R‐45
HT(商標)が挙げられる。
重量部に対して、上限が20重量部、好ましくは15重
量部であり、下限が5重量部、好ましくは10重量部で
ある。上記下限未満ではエラストマー組成物の硬度が高
くなり過ぎ柔軟性が失われてゴム的感触の製品が得られ
ないと共に、成形品の耐摩耗性が低下する。従って、例
えば、自動車のシフトノブに成形した際に触感が悪くな
ると共に、ノブ表面が擦れて美観を損ない易い。上記上
限を超えると、軟化剤のブリードアウトを生じ易く成形
品にベトツキが生じ、かつエラストマー組成物が臭気を
有し、例えば、自動車のシフトノブに使用すると、操作
後、ドライバーの手に異臭が残る等ドライバーに不快感
を与えることがある。
使用されるものであり、好ましくは分子中にオレフィン
と共重合し得る不飽和基とグリシジル基とを有するグリ
シジル化合物が用いられ、特に好ましくはグリシジルメ
タクリレート(GMA)が使用される。該変性剤によ
り、好ましくはポリエチレン及びポリプロピレン等が変
性される。つまり成分(a)における水添ブロック共重
合体のソフト成分、成分(c)のパーオキシド分解型オ
レフィン系樹脂、及び/又はそれを含む共重合体ゴムが
変性される。
重量部に対して、上限が8重量部、好ましくは6重量部
であり、下限が3重量部、好ましくは4重量部、特に好
ましくは5重量部である。上限を超えては、得られたエ
ラストマー組成物が臭気を有し、例えば、自動車のシフ
トノブに使用すると、操作後、ドライバーの手に異臭が
残る等ドライバーに不快感を与えることがある。また、
得られたエラストマー組成物の耐熱変形性、機械特性が
悪化するばかりか、成分(g)、(h)を配合した際
に、これら成分の相溶性を改良する効果が認められなく
なる。上記下限未満では、得られたエラストマー組成物
の成形性が悪くなり、剥離や変形及びフローマークが成
形品に生じ易くなると共に、成形品の耐摩耗性が低下す
る。
れるものであり、好ましくはアクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸、ジカルボン酸又はその誘導体例えば酸
ハライド、アミド、イミド、無水物、エステル等が挙げ
られる。特に好ましくは無水マレイン酸(MAH)が用
いられる。該変性剤により、好ましくはポリプロピレン
等が変性される。つまり成分(a)における水添ブロッ
ク共重合体のソフト成分、及び成分(c)のパーオキシ
ド分解型オレフィン系樹脂、及び/又はそれを含む共重
合体ゴムが変性されると考えられる。
重量部に対して、上限が8重量部、好ましくは6重量部
であり、下限が3重量部、好ましくは4重量部、特に好
ましくは5重量部である。上記上限を超えては、得られ
たエラストマー組成物が臭気を有する。また、組成物に
激しい黄変が生じ、更に、耐熱変形性、機械特性が悪化
するばかりでなく、成分(g)、成分(h)を配合した
際に、該成分の相溶性を改良する効果が認められなくな
ることがある。上記下限未満では、エラストマー組成物
の成形性が悪くなり、剥離や変形及びフローマークが成
形品に生じ易くなると共に、成形品の耐摩耗性が低下す
る。
く、好ましくはブロック共重合体又はグラフト共重合体
が使用され、エラストマー性を有することが好ましい。
該成分として、市販品を使用し得る。
も組み合わせて用いてもよい。ポリウレタン重合体又は
共重合体としては、例えば、ラクトン系、エステル系、
又はエーテル系(共)重合体を挙げることができる。
重量部に対して、上限が1100重量部、好ましくは1
000重量部であり、下限が180重量部、好ましくは
300重量部である。上記下限未満では、成形品の耐摩
耗性が低下する。従って、例えば、自動車のシフトノブ
に使用するとノブ表面が擦れて美観を損ない易い。上記
上限を超えては、得られたエラストマー組成物の柔軟性
が低下し、ポリウレタン重合体又は共重合体単体と大差
がなくなる。従って、例えば、自動車のシフトノブに成
形した際に触感が悪くなる。成分(g)を配合すること
により、得られるエラストマー組成物の耐油性、耐磨耗
性、高温物性例えば高温での引張特性等を飛躍的に向上
することができる。
く、好ましくはブロック共重合体又はグラフト共重合体
が使用され、エラストマー性を有することが好ましい。
該成分として、市販品を使用し得る。
も組み合わせて用いてもよい。ポリエステル重合体又は
共重合体としては、例えば、ハード成分が芳香族ポリエ
ステルでソフト成分が脂肪族ポリエーテル、ハード成分
が芳香族ポリエステルでソフト成分が脂肪族ポリエステ
ル、ハード成分がポリブチレンナフタレートでソフト成
分が脂肪族ポリエーテルから成る(共)重合体を挙げる
ことができる。
重量部に対して、上限が好ましくは550重量部、特に
好ましくは400重量部である。上記上限を超えては、
得られたエラストマー組成物の成形性が悪くなり、剥離
や変形及びフローマークが成形品に生じ易くなると共
に、エラストマー組成物の柔軟性が低下し、ポリエステ
ル重合体又は共重合体単体と大差がなくなる。従って、
例えば、自動車のシフトノブに成形した際に触感が悪く
なる。成分(h)を配合することにより、得られるエラ
ストマー組成物の耐油性、耐磨耗性、高温物性例えば高
温での引張特性等を飛躍的に向上することができる。
機充填剤は成形品の圧縮永久歪みなど一部の物性を改良
する効果のほかに、増量による経済上の利点を有する。
用いられる無機充填剤としては、炭酸カルシウム、タル
ク、水酸化マグネシウム、マイカ、クレー、硫酸バリウ
ム、天然けい酸、合成けい酸(ホワイトカーボン)、酸
化チタン、カーボンブラックなどがある。これらのう
ち、炭酸カルシウム、タルクが特に好ましい。成分
(i)の配合量は成分(a)100重量部に対して、好
ましくは100重量部以下、特に好ましくは60重量部
以下である。100重量部を越えると、得られるエラス
トマー組成物の機械的強度の低下が著しく、かつ、硬度
が高くなって柔軟性が失われ、ゴム的な感触の製品が得
られなくなる。従って、例えば、自動車のシフトノブに
成形した際に触感が悪くなる。
の組成物の流動性を増大させてゴム成分の分散を良好に
せしめる。また同時に、ラジカルを発生せしめ、そのラ
ジカルを連鎖的に反応させて、成分(a)を架橋せしめ
る働きも有するのである。該成分としては、例えば、ジ
クミルパーオキシド、ジ‐tert‐ブチルパーオキシ
ド、2,5‐ジメチル‐2,5‐ジ‐(tert‐ブチ
ルパーオキシ)ヘキサン、2,5‐ジメチル‐2,5‐
ジ‐(tert‐ブチルパーオキシ)ヘキシン‐3、
1,3‐ビス(tert‐ブチルパーオキシイソプロピ
ル)ベンゼン、1,1‐ビス(tert‐ブチルパーオ
キシ)‐3、3,5‐トリメチルシクロヘキサン、n‐
ブチル‐4,4‐ビス(tert‐ブチルパーオキシ)
バレレート、ベンゾイルパーオキシド、p‐クロロベン
ゾイルパーオキシド、2,4‐ジクロロベンゾイルパー
オキシド、tert‐ブチルパーオキシベンゾエート、
tert‐ブチルパーオキシイソプロピルカーボネー
ト、ジアセチルパーオキシド、ラウロイルパーオキシ
ド、tert‐ブチルクミルパーオキシド等を挙げるこ
とができる。これらのうちで、臭気性、着色性、スコー
チ安全性の観点から、2,5‐ジメチル‐2,5‐ジ‐
(tert‐ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5‐ジ
メチル‐2,5‐ジ‐(tert‐ブチルパーオキシ)
ヘキシン‐3が特に好ましい。成分(j)の配合量は、
上限が好ましくは3.8重量部、特に好ましくは3.5
重量部であり、下限が好ましくは1.0重量部である。
上記上限を超えては、成形性が悪くなり、上記下限未満
では、架橋を十分達成できず、得られるエラストマーの
耐熱性、機械的強度が低い。
製造法において、上記の(j)有機パーオキシドによる
架橋処理に際して配合することができ、これにより均一
かつ効率的な架橋反応を行うことができる。(k)架橋
助剤としては、例えば、ジビニルベンゼン、トリアリル
シアヌレート、エチレングリコールジメタクリレート、
ジエチレングリコールジメタクリレート、トリエチレン
グリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコール
ジメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタク
リレート、アリルメタクリレートのような多官能性メタ
クリレートモノマー、ビニルブチラート又はビニルステ
アレートのような多官能性ビニルモノマーを配合するこ
とができる。該架橋助剤の配合により、均一かつ効率的
な架橋反応が期待できる。上記の架橋助剤のうち、トリ
エチレングリコールジメタクリレートが特に好ましく、
該化合物は、取扱いが容易であると共に、パーオキシド
可溶化作用を有し、パーオキシドの分散助剤として働く
ため、熱処理による架橋が均一かつ効果的になされ、硬
さとゴム弾性のバランスのとれた熱可塑性エラストマー
が得られ得る。成分(k)の配合量は、上限が好ましく
は7.0重量部、特に好ましくは6.5重量部であり、
下限が好ましくは1.5重量部である。上記上限を超え
ては、自己重合性により架橋の度合が低下して効果が得
られなくなり、上記下限未満では、該物質の効果を十分
達成できない。
に必要に応じて、各種のブロッキング防止剤、シール性
改良剤、熱安定剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、滑剤、
結晶核剤、着色剤等を含有することも可能である。ここ
で、酸化防止剤としては、例えば、2,6‐ジ‐ter
t‐p‐ブチル‐p‐クレゾール、2,6‐ジ‐ter
t‐ブチルフェノール、2,4‐ジメチル‐6‐ter
t‐ブチルフェノール、4,4‐ジヒドロキシジフェニ
ル、トリス(2‐メチル‐4‐ヒドロキシ‐5‐ter
t‐ブチルフェニル)ブタンなどのフェノール系酸化防
止剤、ホスファイト系酸化防止剤、チオエーテル系酸化
防止剤等が挙げられる。このうちフェノール系酸化防止
剤、ホスファイト系酸化防止剤が特に好ましい。酸化防
止剤は、上記の成分(a)〜(j)の合計100重量部
に対して、上限が好ましくは3.0重量部、特に好まし
くは1.0重量部である。
(I)成分(a)〜(f)の全量を予め溶融混練し、そ
の後又は同時に(j)の全量及び任意的に(k)の全量
と溶融混練し、次いで、(II)得られた溶融混練後の生
成物と(g)の全量とを溶融混練する方法である。
する。例えば、まず、成分(a)〜(f)の全量と所望
により、酸化防止剤、光安定剤、顔料、難燃剤等を加え
て溶融混練する。溶融混練の方法に特に制限はなく、通
常公知の方法を使用し得る。例えば、単軸押出機、二軸
押出機、ロール、バンバリーミキサー又は各種のニーダ
ー等を使用し得る。ここで、溶融混練の温度は、好まし
くは160〜220℃である。該溶融混練により得られ
た生成物に、次いで、成分(j)の全量及び好ましくは
成分(k)の全量を加えて溶融混練する。該溶融混練は
例えば、一般に二軸押出機、バンバリーミキサー等によ
り実施される。続いて、該溶融混練により得られた生成
物に、成分(g)の全量を加えて溶融混練を行う。架橋
のための溶融混練の温度は、好ましくは180〜220
℃である。該溶融混練には、例えば、単軸押出機、二軸
押出機、ロール、バンバリーミキサー又は各種のニーダ
ー等を使用し得る。例えば、L/Dが47以上の二軸押
出機、バンバリーミキサーを用いることにより、上記操
作を連続して行うこともできる。
場合には、本発明のエラストマー組成物は下記の方法で
製造される。即ち、工程(I)で得られた溶融混練後の
生成物に、工程(II)において、成分(g)の全量及び
成分(h)の全量を更に加えて溶融混練する方法であ
る。
は、柔軟性に富み、耐磨耗性に優れているため、自動車
用部品に好適である。例えば、シフトノブ、ラックアン
ドオピニオンブーツ、ショックアブソーバーダストブー
ツ、バキュームコネクター、エアーダクト、チューブ、
ランチャンネル、グロメット、ハンドルカバー、エアー
バッグアウターカバーステアリング、マッドガード等が
挙げられる。このうち、とりわけ自動車用シフトノブの
ために極めて有用である。
に説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
次の通りである。 (1)硬度 JIS K 7215に準拠し、試験片は
6.3mm厚プレスシートを用いた。 (2)引張強さ JIS K 6301に準拠し、試験片
は1mm厚プレスシートを、ダンベルで3号型に打抜い
て使用した。引張速度は500mm/分とした。 (3)100%伸び応力 JIS K 6301に準拠
し、試験片は1mm厚プレスシートを、ダンベルで3号
型に打抜いて使用した。引張速度は500mm/分とし
た。 (4)破断伸び JIS K 6301に準拠し、試験片
は1mm厚プレスシートを、ダンベルで3号型に打抜い
て使用した。引張速度は500mm/分とした。 (5)引裂き強さ JIS K 6301に準拠し、試験
片は2mm厚プレスシートを、ダンベルでB型に打抜い
て使用した。引張速度は500mm/分とした。 (7)反発弾性 JIS K6256に準拠し、試験片
は4mm厚プレスシートを使用した。 (8)耐油性 JIS K 6301に準拠し、試験片は
1mm厚プレスシートを、ダンベルで3号型に打抜いて
使用した。IRM#903号油を使用し、120℃×7
2時間の重量変化を測定した。 (9)シフトノブの成形性 型締め圧120トンの射出
成形機で、12.5×13.5×1mmのシートを下記
の条件で成形した。該条件におけるシートの成形性を評
価することにより、シフトノブの成形性を評価すること
ができる。 成形温度 220℃ 金型温度 40℃ 射出速度 55mm/秒 射出圧力 1400kg/cm2 保圧圧力 400kg/cm2 射出時間 6秒 冷却時間 45秒 デラミネーション、表層剥離、変形及び著しく外観を悪
化させるようなフローマークの有無により評価した。 ○:良い Δ:やや悪い ×:悪い (10)成形品ベトツキ性 (a)上記成形品を100℃×22時間の環境下で50
%圧縮した後、該圧縮後の成形品について、低分子量物
のブリード及びブルーミングの有無を目視により観察
し、併せてベトツキの有無を触感により観察して、両者
を総合して評価した。 ○:良い Δ:やや悪い ×:悪い (b)上記成形品を23℃×50RH%の環境下に、2
4時間放置した後、表面に石英粉(日本粉体工業技術協
会製、安全ベルト試験用石英ダスト)を均一に散布し
た。更に、その上部から500gの荷重を30秒間与え
て圧着させた後、表面の石英粉に空気を吹き付けて残査
の明度指数を測定し、石英粉を散布しない場合の明度指
数との差(△L*)を測定した。 (11)成形品の耐摩耗性(テーパー磨耗量) (a)JIS K 7204に準拠し、試験片として2m
m厚プレスシートを用い、磨耗輪H‐22、1000回
転後の磨耗状態を観察した。 ○:若干の擦れがあるが、表面の削れや溶融は認められ
ない △:表面の削れや若干の溶融が認められる ×:明らかに表面の削れや溶融が認められる (b)JIS L 0849に準拠し、試験片として3
mm厚シボグレインCを施した射出プレートを用い、シ
ボの摩滅回数を測定した。 (12)触感(グリップ感) 1mm厚プレスシートの試験片を用いて官能試験を行っ
た。 ○:良い △:やや悪い ×:悪い (13)臭気 1mm厚プレスシートの試験片を用いて官能試験を行っ
た。 ○:臭気なし △:やや臭気あり ×:臭気あり
下記の通りである。 成分(a):水添ブロック共重合体 クラレ株式会社製 セプトン 4077(商標) スチレン含有量:30重量% イソプレン含有量:70重量% 数平均分子量:260,000 重量平均分子量:320,000 分子量分布:1.23 水素添加率:90%以上 成分(b):ゴム用軟化剤 出光興産株式会社製 ダイアナプロセスオイル PW‐
90(商標) 重量平均分子量:539 パラフィン系炭素数:71% ナフテン系炭素数:29% 成分(c):プロピレンホモ重合体 三井石油化学工業株式会社製 PP CJ700(商
標) 結晶化度:Tm 166℃、△Hm 82mJ/mg 成分(d): 液状ポリブタジエン 出光石油化学工業株式会社製 R‐45HT(商標) 官能基として水酸基(アクリル型1級)と共重合反応性
不飽和二重結合(1,4結合:80%)を持つ。 数平均分子量:2800 成分(e):グリシジルメタクリレート 日本油脂株式会社製 ブレンマーG 成分(f): 無水マレイン酸 関東化学株式会社製 成分(g): 熱可塑性ポリウレタン系エラストマー
(TPUE) 日本ポリウレタン株式会社製、ミラクトラン 1180
A(商標) 成分(h): 熱可塑性ポリエステル系エラストマー
(TPEE) 東レ・デュポン株式会社製、ハイトレル4068(商
標) 成分(i):無機充填剤 炭酸カルシウム、三共精粉株式会社製 RS400(商
標) 成分(j):有機パーオキシド 日本油脂株式会社製 パーヘキサ25B(商標) 成分(k):架橋助剤 新中村化学株式会社製 NKエステル3G(商標)
並びに比較例1〜12及び14は、成分(h)を使用し
ない場合の実施例及び比較例である。
た。まず、成分(a)〜(f)及び(i)の全量をL/
Dが47二軸押出機に一括投入して混練温度180℃、
スクリュー回転数350rpmで溶融混練を開始した。
次に、成分(j)及び(k)の全量をサイドフィードし
て溶融混練を継続した。続いて、成分(g)の全量をサ
イドフィードして200℃で溶融混練して、ペレット化
した。
使用した場合の実施例及び比較例である。
た。ペレット化は、成分(g)の全量と一緒に成分
(h)の全量をサイドフィードして溶融混練した以外
は、上記と同一にして行った。
枠に入れ、220℃、50kg/cm2 の条件でプレ
スして、上記評価方法(1)〜(8)、(11)〜(1
3)用の夫々のシートを作った。評価方法(9)〜(1
0)については、上記のようにして得たペレットを評価
方法(9)に記載した条件で射出成形して夫々の試験に
供した。結果を表1に示す。
成物である。任意成分である(h)の有無にかかわら
ず、いずれのエラストマー組成物も良好な性状を示し
た。
を本発明の範囲外にしたものである。(b)が少ない
と、成形性が悪くなり、剥離や変形及びフローマークが
成形品に生じると共に、組成物の硬度が高くなり過ぎて
柔軟性が失われゴム的感触の製品が得られなかった。
(b)が多いと、成形品にベトツキが生じ、また成形性
も悪くなった。比較例3及び4は、(c)の配合量を本
発明の範囲外にしたものである。(c)が少ないと、組
成物の成形性が悪化し、(c)が多いと、同じく成形性
が悪くなり、かつ成形品の硬度が高くなり過ぎて柔軟性
が失われゴム的感触が得られなかった。比較例5及び6
は、(d)の配合量を本発明の範囲外にしたものであ
る。(d)が少ないと、ゴム的感触が得られず、かつ成
形品の耐摩耗性も低下した。(d)が多いと、成形品に
ベトツキが生じると共に、不快な臭気を有していた。比
較例7及び8は、(e)の配合量を本発明の範囲外にし
たものである。(e)が少ないと、組成物の成形性が悪
化すると共に、成形品の耐摩耗性が低下した。(e)が
多いと、成形品が不快な臭気を発した。比較例9及び1
0は、(f)の配合量を本発明の範囲外にしたものであ
る。(f)が少ないと、組成物の成形性が悪化すると共
に、成形品の耐摩耗性が低下し、(f)が多いと、成形
品が不快な臭気を発した。比較例11及び12は、
(g)の配合量を本発明の範囲外にしたものである。
(g)が少ないと、成形品の耐摩耗性が低下し、(g)
が多いと、成形品の触感が悪くなった。比較例13は、
(h)の配合量が本発明の範囲を超えたものである。成
形性及び耐摩耗性が悪化した。比較例14は、(j)を
配合せずに溶融混練したものである。成形性及び耐摩耗
性が著しく悪く、かつ良好な機械的強度も得られなかっ
た。
触に優れ、悪臭もなく、更に耐摩耗性にも優れた成形品
を、剥離や変形及びフローマークを生じることなく、極
めて良好に成形せしめ得るところの熱可塑性エラストマ
ー組成物を提供する。
Claims (3)
- 【請求項1】(a)ビニル芳香族化合物から主として作
られる少なくとも2つの重合体ブロックAと、共役ジエ
ン化合物から主として作られる少なくとも1つの重合体
ブロックBとから成るブロック共重合体、及び/又は、
これを水素添加して得られるブロック共重合体 100
重量部、(b)非芳香族系のゴム用軟化剤 80〜19
0重量部、(c)パーオキシド分解型オレフィン系樹
脂、及び/又はそれを含む共重合体ゴム 15〜40重
量部、(d)液状ポリブタジエン 5〜20重量部、
(e)不飽和グリシジル化合物又はその誘導体 3〜8
重量部、(f)不飽和カルボン酸又はその誘導体 3〜
8重量部、(g)ポリウレタン重合体又は共重合体 1
80〜1100重量部、及び(j)有機パーオキシド
1.0〜3.8重量部を含む熱可塑性エラストマー組成
物。 - 【請求項2】 更に、(h)ポリエステル重合体又は共
重合体 0〜550重量部を含む請求項1記載の熱可塑
性エラストマー組成物。 - 【請求項3】 自動車のシフトノブに用いる請求項1又
は2記載の熱可塑性エラストマー組成物。
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| JP2007169656A (ja) * | 2007-01-25 | 2007-07-05 | Riken Technos Corp | 複合成形体 |
| JP2008174759A (ja) * | 2002-01-22 | 2008-07-31 | Riken Technos Corp | 熱可塑性エラストマー組成物及びそれを用いた熱可塑性樹脂組成物 |
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-
1999
- 1999-02-24 JP JP04702399A patent/JP3669858B2/ja not_active Expired - Fee Related
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