JP2000239611A - 視覚障害者用香り付き絵具 - Google Patents

視覚障害者用香り付き絵具

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JP2000239611A
JP2000239611A JP11080239A JP8023999A JP2000239611A JP 2000239611 A JP2000239611 A JP 2000239611A JP 11080239 A JP11080239 A JP 11080239A JP 8023999 A JP8023999 A JP 8023999A JP 2000239611 A JP2000239611 A JP 2000239611A
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color
bottle
colors
painting
paint
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JP11080239A
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Tomoaki Iwamoto
倫明 岩本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚障害者が付き添い人の補助を受けなくて
も絵画等を描くなどの美術的創作活動に打ち込めるよう
に、残された五感により絵具の色を識別することがで
き、且つ新たな色も創造することができる方法を得る。 【解決手段】 絵具1を液状とし、該液状の絵具1の各
色に色を特定させるための香料を添加する。また、該液
状の絵具1を収容する容器として、蓋2および瓶3の一
方若しくは両方に点字4で色の名称を表現した密閉型の
瓶3とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視覚障害者が絵画
等を描く際に色の識別を容易に行うことができる絵具に
関するものである。なお、ここで言う絵具とは水彩絵
具,ポスターカラー,ペンキ等の液状塗料を総称するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、視覚障害者が絵画等を描くな
どの美術的創作活動を行う場合、視覚障害者自身が絵具
の色の識別を行ったり、色を混ぜ合わせて新たな色を創
るというようなことはできなかった。このため、付き添
い人である健常者に色の識別を行ってもらい、該付き添
い人の補助を受けながらの創作活動を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本来、絵画等の美術的
創作は本人の創作意欲に基づき一人で行うのが自然であ
る。このため、例え創作者が視覚障害者であっても一人
で創作活動に打ち込みたいという気持ちには変わりはな
い。しかしながら、従来のように付き添い人の補助を受
けながらの創作活動では、創作者が付き添い人に気を使
うなどして創作活動に没頭できなかったり、自由な発想
が表現し難くなる等の問題点があった。
【0004】本発明は、上記のような問題点を解決する
ために成されたものであり、視覚障害者が付き添い人の
補助を受けなくても絵画等を描くなどの美術的創作活動
に打ち込めるように、残された五感により絵具の色を識
別することができ、且つ新たな色も創造することができ
る方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の視覚障害者用香り付き絵具においては、絵
具1を液状とし、該液状の絵具1の各色に色を特定させ
るための香料を添加する。また、該液状の絵具1を収容
する容器として、蓋2および瓶3の一方若しくは両方に
点字4で色の名称を表現した密閉型の瓶3とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
まず、本発明の視覚障害者用香り付き絵具の絵具の状態
として液状の絵具1とする。該液状の粘度の度合いは、
例えばポスターカラーやペンキ程度の粘度が好ましい。
これは、従来の水彩絵具のようにチューブ入りの半練り
状であると、混ぜ合わせる際に各色の分量が分かり難く
希望する色を創ることができないためである。
【0007】また、上記液状の絵具1の各色に色を特定
させるための香料を添加する。該香料の成分等は特に限
定するものではないが、誰にとっても心地よく、しかも
容易に色を連想して識別できるような香りにするのが好
ましい。例えばフルーツやハーブの香りで統一するのが
好ましい。
【0008】次に、上記液状の絵具1を収納する容器と
して、蓋2および瓶3の一方若しくは両方に点字4で色
の名称を表現した密閉型の瓶3とする。該瓶3はガラス
瓶が最適であるがプラスチック等であっても良く、香り
を逃がさないような密閉構造の瓶3であれば特に限定す
るものではない。また、該瓶3に色の名称を点字4で表
現するためには、瓶3に直接点字4を形成したり、点字
4を打ち込んだラベル5を貼っても良い。該ラベル5の
大きさや形状は任意であって構わない。
【0009】また、蓋2は点字4を容易に打ち込むこと
ができる金属蓋が最適であるがプラスチック等であって
も良く、特に限定するものではない。また、該蓋2に色
の名称を点字4で表現するためには、蓋2に直接点字4
を形成したり、点字4を打ち込んだラベル5を貼っても
良い。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例を図および具体例を用
いて説明する。図1は本発明の視覚障害者用香り付き絵
具を瓶に収容した状態の外観図であり、図2は本発明の
視覚障害者用香り付き絵具を瓶に収容し蓋を外した状態
の外観図である。
【0011】図1のように、本発明の視覚障害者用香り
付き絵具は普段は密閉型の瓶3に収容し、香りが逃げな
いように蓋2をしっかりと閉め、密閉した状態で保管し
ておく。そして、図2のように使用時になって初めて蓋
2を開けるようにする。
【0012】色の種類は基本的には三原色ですべての色
を表現できるため、香りの種類を少なくしたい場合には
該三原色でも良い。しかし、色を創る手間が掛かるた
め、赤,橙,黄色,黄緑,緑,水色,青,紫,桃色,茶
色,黒,白等の12色程度を基本とするのが好ましい。
また、各色には誰もが心地よく感じられる香りとして、
例えばフルーツやハーブの香りとし、白はシナモン,赤
はイチゴ,黄色はレモン,緑はメロン等のような香りを
付けると、容易に色を連想して識別できることになる。
また、同じ緑でもマスカットの香りを薄緑,お茶の香り
を深緑とするなど、バリエーションを持たせることによ
り色の種類を増やしても構わない。
【0013】上記液状の絵具1を瓶3の中から取り出す
場合には、スプーン等を使用する。該スプーン等の大き
さは、大・中・小のように大きさを変えて数種類用意し
たり、一種類だけであっても良い。
【0014】ここで、例えば灰色を作る場合は、大・中
・小いずれかのスプーン等を使用して白を1,黒を1の
割合で混ぜ合わせれば良い。また、明るい灰色を作る場
合は、大・中・小いずれかのスプーン等を使用して白を
2,黒を1の割合で混ぜ合わせたり、または大のスプー
ン等で白を1,中のスプーン等で黒を1の割合で混ぜ合
わせても良い。
【0015】色を混ぜ合わせることにより新たな香りが
発生するが、これは微妙な色の変化を香りの変化に関連
付けることができ、該香りを記憶に留めておくことによ
りいつでも同じ色を再現することが可能となる。したが
って、点字4による色の表現と、香りによる色の表現は
互いに補完しつつも目的が異なるものである。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の視覚障害者
用香り付き絵具を使用して、視覚障害者が絵画等を描く
などの美術的創作活動を行うようにすれば、下記のよう
な効果を奏することができる。 付き添い人がいなくても香りを嗅ぐことにより絵具の
色の識別や色を混ぜ合わせて新たな色を創造することが
できる。このため、付き添い人の補助が必要なくなる。 付き添い人に気を使うことがないため創作活動に没頭
でき、自由な発想の表現ができるようになる。 上記の結果、視覚障害者の創作活動が盛んになり、一
般の人々即ち健常者の目に触れる機会が増える。また、
その時の良い評価がさらに視覚障害者の創作意欲を掻き
立て、創作活動を生き甲斐として生き生きとした生活を
送るようになれば、視覚障害者の心も豊かになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の視覚障害者用香り付き絵具を瓶に収容
した状態の外観図である。
【図2】本発明の視覚障害者用香り付き絵具を瓶に収容
し蓋を外した状態の外観図である。
【符号の説明】
1 絵具 2 蓋 3 瓶 4 点字 5 シール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状の絵具(1)の各色に色を特定させ
    るための香料を添加すると共に、該液状の絵具(1)を
    収容する容器として、蓋(2)および瓶(3)の一方若
    しくは両方に点字(4)で色の名称を表現した密閉型の
    瓶(3)としたことを特徴とする、視覚障害者用香り付
    き絵具。
JP11080239A 1999-02-17 1999-02-17 視覚障害者用香り付き絵具 Pending JP2000239611A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012172643A1 (ja) * 2011-06-14 2012-12-20 日本たばこ産業株式会社 自動販売機
JPWO2012172643A1 (ja) * 2011-06-14 2015-02-23 日本たばこ産業株式会社 自動販売機
KR102543669B1 (ko) * 2022-10-26 2023-06-15 주식회사 어나더데이 시각장애인용 향물감 특수 용기
WO2024090843A1 (ko) * 2022-10-26 2024-05-02 주식회사 어나더데이 시각장애인용 향물감 특수 용기 및 물감 혼합용 용기

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