JP2000240096A - 土質改良機械の土質改良材供給装置 - Google Patents

土質改良機械の土質改良材供給装置

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JP2000240096A
JP2000240096A JP11041614A JP4161499A JP2000240096A JP 2000240096 A JP2000240096 A JP 2000240096A JP 11041614 A JP11041614 A JP 11041614A JP 4161499 A JP4161499 A JP 4161499A JP 2000240096 A JP2000240096 A JP 2000240096A
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Japan
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soil
improving material
soil improvement
soil improving
mixing
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JP11041614A
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English (en)
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Toshikazu Murai
俊和 村井
Hisanori Hashimoto
久儀 橋本
Takami Kusaki
貴巳 草木
Satoshi Sekino
聡 関野
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 土質改良材貯留容器を下部走行体側に設置す
ることによって、上部旋回体の旋回の如何に拘らず、確
実に土質改良材を混合容器に供給でき、土砂の掘削作業
と土質改良作業とを同時に並行して行えるようにする。 【解決手段】 混合容器21における土砂ホッパ31を
設けた位置より僅かに下流側の位置に土質改良材供給部
20が形成され、この土質改良材供給部20で土質改良
材を供給するために、混合容器21の左右両側に2組の
土質改良材貯留容器32とフィーダ33とが設けられ、
土質改良材貯留容器32は、センタフレーム15にブラ
ケット38で固定され、履帯14と上部旋回体2のフレ
ーム2aとの間のスペースに配置され、内部にスクリュ
ーコンベア34が装着され、土質改良材を供給口32c
側に移送する。この供給口32cの下部には、土質改良
材を混合容器21に向けて送り込むフィーダ33が連結
して設けられ、このフィーダ33には混合容器21の上
部位置に供給口33aが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木現場や建設現
場において、土砂を掘削した後に、この掘削土を土質改
良した上で埋め戻すことにより地盤強化等の工事を行う
ために使用される土質改良機械に関するものであり、特
にこの土質改良機械の下部走行体に設けられ、土砂と土
質改良材とを攪拌・混合するための混合容器に土質改良
材を供給するための土質改良材供給装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】軟弱な地盤を改良して強固な地盤にする
ための工法として、地盤を構成する土に例えば石灰やセ
メント等の固化材や、その他の土質改良材を混合して固
化処理するようにしたものは従来から知られている。こ
の工法は、地盤を構成する土砂を所定の深さまで掘り起
こして、この土砂を固化させるための土質改良材と均一
に混合した上で、埋め戻し及び整地を行い、最後に締め
固めを行うようにするのが一般的である。この土質改良
工法では、土砂を掘削する手段と、土質改良材を供給す
る手段と、掘削した土砂と土質改良材とを均一に混合す
る手段と、整地及び締め固めを行う手段とが必要にな
る。
【0003】ここで、土質改良工法においては、土砂の
掘削手段を必要とするが、この掘削手段としては、一般
に油圧ショベルを用いることができる。そして、油圧シ
ョベルの走行手段としては、履帯を用いたクローラ式の
ものと、車輪を有するホイール式のものとがあるが、一
般的に作業現場の地面は軟弱であり、かつ凹凸のある不
整地でもあり、走行条件が劣悪であることや、掘削抵抗
等による車体の安定性を確保する必要性その他の点か
ら、走行手段としては履帯を用いたクローラ式のものを
用いるのが好ましい。
【0004】土質改良材を供給して土砂と均一に混合す
ることにより改良土を生成するが、この改良土を生成す
る方式としては、土質改良材を地面に散布した上で、土
砂を掘り返すようにして攪拌することによって、土砂と
土質改良材とを混合する方式があるが、近年において
は、ミキシング装置を用いて攪拌・混合する方式が広く
用いられるようになってきている。
【0005】ミキシング装置は、最低限、攪拌手段を装
着した混合容器と土質改良材の供給手段とを備えたもの
である。そして、混合容器に土砂を投入するが、土砂の
掘削は油圧ショベルで行うことから、この油圧ショベル
からミキシング装置に直接土砂を投入することができ
る。ただし、油圧ショベルの掘削位置とミキシング装置
の配設位置との位置関係が常に変化することから、油圧
ショベルにより掘削した土砂を所定の部位に堆積させて
おき、この堆積土砂を取り込むようにするのが一般的で
ある。
【0006】この種のミキシング装置としては、例えば
特公平1−49538号公報に示されたものが知られて
いる。このミキシング装置は、堆積土砂を供給するため
のバケットを備えた土砂供給機構と、混合容器及び土質
改良材の供給部とを備え、ホイール式の走行手段を備え
た自走式ミキシング装置として構成され、また土砂供給
機構は車体にある制限された角度だけ水平方向に回動可
能としている。さらに、この混合容器では定量の土砂と
定量の土質改良材とを投入した後に、攪拌手段で攪拌・
混合することにより改良土を生成して、所定の位置に排
出するようになっており、従って処理はバッチ式で行わ
れる。
【0007】しかしながら、この従来技術によるミキシ
ング装置は、その走行手段としてはホイール式のもので
あることから、未整地等では土質改良処理を行うことが
できず、また土砂供給機構は備えているが、土砂の掘削
ができないので、別途土砂の掘削機械、例えば油圧ショ
ベル等が必要とする点で、さらに処理は混合容器による
バッチ式のものであるから、処理効率等の点で不満が残
る。
【0008】以上の点から、左右一対の履帯を有する下
部走行体に上部旋回体を旋回可能に設置した走行車両
に、バケットを備えた土砂の掘削機構と、この掘削機構
で掘削した土砂が投入されて、土質改良材と均一に混合
・攪拌することにより改良土を連続的に生成するための
処置ユニットとを備えた掘削機構付きの土質改良機械が
特開平10−317426号公報に示されている。
【0009】この土質改良機械にあっては、処理ユニッ
トとして、混合容器と、この混合容器内に設けられ、土
砂と土質改良材とを混合・攪拌するための手段としての
スクリューコンベアとを含むものであり、混合容器は下
部走行体側に設置される。土砂の掘削手段は上部旋回体
側に設けられており、これによって掘削手段により土砂
を掘削して、直接混合容器内に投入できる構成としてい
る。また、上部旋回体側に土質改良材貯留タンクを設置
して、この土質改良材貯留タンクから混合容器内に土質
改良材が供給される。従って、掘削手段から供給される
掘削土と、土質改良材貯留タンクから供給される土質改
良材とが混合容器内でスクリューコンベアにより攪拌さ
れながら移送されて、これら土砂と土質改良材とが均一
に攪拌・混合されて、改良土が生成される。そして、こ
の改良土は混合容器の後端部に接続した排出手段により
排出される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
る土質改良機械では、土砂を掘削して土質改良材と均一
に混合した高品質の改良土を連続的に製造でき、この土
質改良機械は自走式であり、かつ履帯を用いた走行手段
を備えているので、走行条件の悪い作業現場でも自在に
走行させながら円滑かつ容易に土質改良処理を行える等
といった利点があるものの、なおこの土質改良機械にも
問題点がない訳ではない。
【0011】而して、土質改良機械に設けた混合容器は
連続的に土質改良処理を行うものであるから、混合容器
に素材を供給し続ける限りは連続的に処理が行える。こ
こで、混合容器に投入される素材としては、土砂と土質
改良材とであって、土砂は掘削による発生土であり、ま
た土質改良材としては、例えば石灰やセメント等が用い
られる。土質改良機械には土砂の掘削手段が装着されて
いるから、掘削手段を作動させている限りは、混合容器
に対する土砂の供給が途絶えることはない。一方、土質
改良材は、土質改良材貯留タンクから供給されるので、
この土質改良材貯留タンクが空になると、その補給が必
要となる。従って、この土質改良機械による連続運転時
間は、土質改良材貯留タンクの容積により定まる。この
ために、土質改良機械の連続運転をできるだけ長くする
ためには、土質改良材貯留タンクを大型化することか
ら、この土質改良材貯留タンクは上部旋回体側に設けら
れている。
【0012】混合容器に絶え間なく土砂を供給するため
に、掘削手段による土砂の掘削及び投入が継続して行わ
れるが、この作業時には上部旋回体を旋回させる必要が
ある。ここで、混合容器は下部走行体側に設けられ、ま
た土質改良材貯留タンクは上部旋回体に設置されている
ことから、上部旋回体が旋回した時には、土質改良材を
混合容器に供給できなくなってしまう。混合容器を作動
させている間は、ほぼ連続的に土質改良材を供給する必
要がある。従って、土質改良材を確実に供給するには、
上部旋回体の旋回角を制限しなければならないとすれ
ば、掘削手段による土砂の掘削に支障を来すことになる
という問題点が生じる。
【0013】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、土質改良材貯留容器
を下部走行体側に設置することによって、上部旋回体の
旋回の如何に拘らず、常時、確実に土質改良材を混合容
器に供給できるようにすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、土砂の掘削手段を設けた上部旋回体
が旋回可能に連結され、履帯式の走行手段を有する下部
走行体に、前記掘削手段により土砂が投入される土砂投
入部と、土質改良材供給部と、改良土排出部とを備えた
混合容器内に、土砂及び土質改良材を混合・攪拌しなが
ら前記改良土排出部に向けて移送する攪拌機構付きコン
ベアを装着した土質改良処理手段を設置した土質改良機
械であって、前記混合容器に土質改良材を供給するため
に、前記下部走行体に固定的に設置した土質改良材貯留
容器と、この土質改良材貯留容器に接続され、前記混合
容器に向けて土質改良材を供給するフィーダとを備える
構成としたことをその特徴とするものである。
【0015】ここで、土質改良材貯留容器内の土質改良
材をフィーダに送り込むが、このために土質改良材貯留
容器にフィーダに向けて土質改良材を移送するためのス
クリューコンベアを装着する構成とすれば良い。また、
土質改良材貯留容器の設置位置としては、土質改良材貯
留容器を長尺の容器で構成し、それを履帯の上部に沿っ
て前後方向に延在させるようになし、下部走行体のセン
タフレームの左右の両側部に固定するようにできる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について説明する。ここで、本発明の土質改良
機械が備える掘削手段としては、油圧ショベルにおける
掘削手段と同じ構成であり、従ってこの土質改良機械の
基本構成を従来から周知の油圧ショベルと同じものとな
し、しかもこの油圧ショベルとしての機能を損なうこと
なく、また油圧ショベルとしての構成に格別の改変を加
えることなく、土質改良機構を装着する構成とする。
【0017】而して、図1乃至図3に本発明の土質改良
機械の全体構成を示す。これらの図から明らかなよう
に、下部走行体1と上部旋回体2とから走行車両が構成
され、この走行車両には掘削手段として、掘削作業機3
が上部旋回体2に設けられている。また、下部走行体1
側には処理ユニット4が設けられ、上部旋回体2側には
実質的に油圧ショベルとしての機能を発揮させるため
に、運転室5及び機械室6が設置され、機械室6にはエ
ンジン,油圧ポンプ等、機械を駆動するための機器等が
収容されており、運転室5はオペレータが搭乗して機械
全体の操作が行われる。そして、上部旋回体2は下部走
行体1に対して旋回装置7により旋回可能となってい
る。
【0018】下部走行体1は左右に設けたクローラ式の
走行体10を有し、これら両走行体10はトラックフレ
ーム11の両端に設けたスプロケット12及びアイドラ
13と、これらスプロケット12とアイドラ13との間
に巻回して設けた履帯14とから構成される。そして、
スプロケット12は図示しない油圧モータで駆動される
ようになっている。また、左右のトラックフレーム11
はセンタフレーム15により連結されており、旋回装置
7はこのセンタフレーム15に取り付けられている。こ
こで、センタフレーム15は旋回装置7が設置されてい
る水平部の両端を下方に曲成して、その両端部にトラッ
クフレーム11が連結されている。従って、センターフ
レーム15の下部には広いスペースが形成される。
【0019】掘削作業機3は掘削手段を構成するもので
あり、上部旋回体2のフレーム2aに俯仰動作可能に設
けたブーム16と、このブーム16の先端に上下方向に
回動可能に連結したアーム17と、このアーム17の先
端に回動可能に設けたバケット18とから構成される。
そして、ブーム16,アーム17及びバケット18はそ
れぞれ油圧シリンダ16a,17a,18aにより駆動
されて、土砂の掘削等の作業が行われる。
【0020】処理ユニット4は、図4乃至図6に示した
構成となっている。まず、図4及び図5から明らかなよ
うに、処理ユニット4は、前方位置に土砂投入部19
と、土質改良材供給部20と(図4にそれぞれ矢印で示
した部位)を形成した混合容器21を有し、この混合容
器21の後端部には排出手段22が接続されている。混
合容器21は幅方向の寸法より長さ方向の方が長手とな
った比較的底の浅い容器からなり、上面部と後端部とは
開口している。そして、この混合容器21は下部走行体
1におけるセンタフレーム15の下部位置であって、左
右の履帯14,14間に略水平状態に配置されており、
その内部には、図5から明らかなように、攪拌機構付き
コンベアとして、スクリューコンベア23が4本平行に
設けられている。これらスクリューコンベア23は回転
軸23aの外周面に、その軸線に対して所定の角度を持
たせた状態で間欠的に羽根を植設したパドル23bを設
けることにより構成される。これら4本のスクリューコ
ンベア23は、混合容器21のほぼ全長に及ぶ長さを有
し、相隣接するスクリューコンベア23,23のパドル
23b,23bは反対方向に向けて傾斜しており、しか
も各パドル23bは、それと隣接するスクリューコンベ
ア23の回転軸23aに近接する位置にまで延在されて
いる。
【0021】各スクリューコンベア23は混合容器21
の前方に設けられ、ギア等の伝達手段を内蔵した駆動部
24に装着した油圧モータ25で駆動されることにな
る。また、混合容器21の後端部は、図6に示したよう
に、所定の長さ範囲にわたってカバー部材26で覆われ
ており、このカバー部材26にはサポートハンガ27が
固着して設けられ、このサポートハンガ27には回転軸
23aの後端部を回転自在に支持する軸受28が取り付
けられている。
【0022】以上の構成を有する混合容器21は、下部
走行体1のセンタフレーム15に固定的に保持される。
そして、この混合容器21には、土砂と土質改良材とが
供給される。このために一端側の位置に土砂投入部19
が、またこの土砂投入部19の下流側で、この土砂投入
部19に近接した位置に土質改良材供給部20が形成さ
れていれる。土砂投入部での土砂の供給は、掘削作業機
3を作動させることによって、そのバケット18で掘削
して直接、または一度仮置きした後に、再度掘削作業機
3を作動させて行うことができる。このために、混合容
器21におけるスクリューコンベア23の最上流側の位
置に簀の子等の篩い分けを行う手段(図示せず)を装着
した所定の容量を有する土砂ホッパ31が設置されてい
る。従って、土砂ホッパ31に掘削土が投入されて、混
合容器21内に取り込まれる。
【0023】この土砂ホッパ31を設けた位置より僅か
に下流側の位置に土質改良材供給部20が形成され、こ
の土質改良材供給部20において、混合容器21に土質
改良材を供給するために、図7乃至図9に示したよう
に、土質改良材貯留容器32とフィーダ33とが設けら
れる。これら土質改良材貯留容器32及びフィーダ33
は、混合容器21を挟んだ両側に2組設けられる。土質
改良材貯留容器32は、図7から明らかなように、底の
浅い長尺の容器からなり、内部にはスクリューコンベア
34が装着されており、このスクリューコンベア34は
モータ35によって、同時に同じ方向に回転するように
駆動されて、この土質改良材貯留容器32内で土質改良
材が所定の方向に移送される。本実施の形態では、図8
に示したように、スクリューコンベア34は2本設けら
れており、土質改良材貯留容器32の底面部32aは2
連の樋状となっており、この底面部32aの内面形状と
しては、スクリューコンベア34の回転軌跡より僅かに
大きな円弧を有するものである。これによって、土質改
良材貯留容器32内のほぼ土質改良材はほぼそのすべて
を確実にスクリューコンベア34で所定の方向に移送で
きる。そして、土質改良材貯留容器32は、その上面部
の一部に、土質改良材を補給するために、開閉可能な蓋
部32bが設けられ、またこの蓋部32bの下部位置で
あって、各円弧部分の下端部において、フィーダ33が
接続されている部位に流出口32cが形成され、これら
以外は閉鎖された容器となっている。
【0024】フィーダ33は、土質改良材貯留容器32
の下部に接続した円筒形の容器からなり、その内部には
スクリューコンベア36が設けられ、このスクリューコ
ンベア36はモータ37で駆動される。フィーダ33
は、土質改良材貯留容器32の下端部をほぼ貫通するよ
うにして、この土質改良材貯留容器32の軸線と直交す
る方向に延在されており、その下端部には混合容器21
に向けて開口する供給口33aが形成されている。供給
口33aは1箇所示されているが、均一に土質改良材を
供給するために複数の供給口を形成するようにしても良
い。
【0025】図9に示したように、フィーダ33は土質
改良材貯留容器32の下面に固定して設けられて1つの
ユニットとして左右一対設けられ、下部走行体1を構成
するセンタフレーム15の左右の側面に固定される。こ
のために、各土質改良材貯留容器32の側面には一対か
らなるブラケット38が設けられており、これら各ブラ
ケット38はセンタフレーム15にボルト等で固定され
る。この固定状態では、図1及び図3に示したように、
土質改良材貯留容器32は左右の履帯14の上部で、上
部旋回体2におけるフレーム2aの下部に形成されるス
ペースに配置されており、またフィーダ33は土砂ホッ
パ31の配設位置より僅かに上流側の位置に混合容器2
1の内部方向に向けて延在され、その先端部は相互にほ
ぼ近接する位置となっている。そして、両フィーダ33
の供給口33aは、混合容器21に設置した4本のスク
リューコンベア23のうち、左右の2本のスクリューコ
ンベア23,23間に開口している。
【0026】さらに、混合容器21の後端部には排出手
段22が接続されている。この排出手段22は、図10
から明らかなように、円筒形の本体部40内に改良土の
移送を行うためのスクリュー41を設けたものであり、
スクリュー41は油圧モータ42により回転駆動され
る。本体部40は、車両の走行方向と直交する方向に延
在されており、その周胴部に流入用開口40aが形成さ
れている。そして、混合容器21におけるカバー部材2
6で覆われた後端部がこの流入用開口40aに臨むよう
に接続される。また、スクリュー41は油圧モータ42
により回転駆動される回転軸41aに連続した羽根41
bを固着してなるものであり、混合容器21から排出手
段22の本体部40内に導かれた改良土はこのスクリュ
ー41の回転により車両の走行方向と直交する方向に搬
送されて、排出口40bから排出されて所望の箇所に堆
積される。排出口40bの開口位置は、下部走行体1を
構成する履帯14より外側の位置となっており、これに
よって車両を走行させても、その履帯14で堆積した改
良土を踏みつけることはない。
【0027】以上のように構成される土質改良機械を用
いて所定の地盤における土質改良を行うに当って、掘削
手段としてバケット18を有する掘削作業機3が設けら
れており、かつ走行手段として接地面積の広い履帯14
を備えたものであるから、地盤改良を行うべき場所に直
接搬入して、土砂を掘削する作業と、掘削土の土質改良
作業との2つの作業を並行して行うことができる。ここ
で、地盤改良を行う現場は未整地であり、ホイール式の
走行手段では走行は極めて困難であるか、または実質的
に走行不能なことが多い。本発明による土質改良機械は
履帯14を用いた走行体10としているから、このよう
な走行条件の悪い場所でも走行車両を円滑に走行させる
ことができる。
【0028】掘削作業機3を作動させることによって、
土砂を掘削し、掘削した土砂を土砂投入部19に投入す
る。ここで、掘削土を直接混合容器21に投入すると、
岩石やコンクリート片その他の固形物等が混入する可能
性があるので、予め固形物等を除去するために、一度仮
置きするのが望ましい。また、土砂投入部19に設置し
た土砂ホッパ31に簀の子等の篩い分け手段を装着する
ことにより、掘削土を直接投入しても、土砂を選択的に
混合容器21内に取り込むことができる。この混合容器
21内は4本のスクリューコンベア23が設けられてい
るから、このスクリューコンベア23の回転により投入
された土砂は細かく砕かれると共に攪拌されながら上流
側に向けて移送される。
【0029】また、混合容器21内には土質改良材供給
部20に設置した土質改良材供給容器32からフィーダ
33を経て土質改良材が供給されることから、スクリュ
ーコンベア23のパドル23bにより攪拌されながら移
送される土砂に添加されて、これらの素材が攪拌されて
均一に混合される。このようにして混合容器21に供給
された土砂と土質改良材とがスクリューコンベア23の
回転により均一に混合されながら、上流側に向けて移送
され、その最上流側に接続した排出手段22に向けて押
し出され、さらにこの排出手段22を構成する本体部4
0内に設けたスクリュー41の回転により排出されて所
定の位置に堆積される。
【0030】ここで、土質改良材供給部20は、混合容
器21と共に下部走行体1側に設けられているので、掘
削作業機3により土砂を掘削する際に、上部旋回体2を
旋回させても、フィーダ33による混合容器21への土
質改良材の供給位置ががずれることがない。従って、土
砂の掘削と土質改良処理との複合動作を同時に並行して
円滑に行えることになり、土質改良材が混合容器21の
外部に逸散する等の不都合は生じない。そして、下部走
行体1において、左右の履帯14,14間で、センタフ
レーム15の下部におけるスペースが混合容器21の設
置スペースとして利用されるが、下部走行体1におい
て、履帯14と上部旋回体2との間に存在する長さ方向
に広いスペースを、土質改良材貯留容器32の設置スペ
ースとして利用しているので、この土質改良材貯留容器
32の容積を大きく取ることができる。ただし、土質改
良材貯留容器32は横長のものであり、土質改良材を自
重により供給することができないが、スクリューコンベ
ア34を設置して強制搬送するように構成しているの
で、土質改良材が土質改良材貯留容器32内に残留する
ことなく、全量を混合容器21に供給できる。
【0031】ここで、土質改良材の混合容器21への供
給量は第一義的にはフィーダ33のスクリューコンベア
36の回転数により、また土質改良材貯留容器32のス
クリューコンベア34も供給量に影響を与える。これら
両スクリューコンベア36,34はそれぞれモータ3
7,35で駆動されるから、これらのモータ37,35
の回転数を制御すれば、混合容器21への土質改良材の
供給量を制御できる。従って、モータ37,35は油圧
モータで構成しても良いが、土質改良材の供給量を微細
に制御する場合には電動モータで構成する。これによっ
て、土砂投入部19への投入土砂の量に応じて土質改良
材の供給量を微細に調整できるようになり、製造された
改良土は土砂と土質改良材との混合比が一定のものにな
り、さらに品質の向上が図られる。
【0032】而して、土質改良材貯留容器32は、その
容積は大きいが、供給量は有限である。従って、土質改
良処理を継続する間に、やがては土質改良材が消費され
尽くすことになる。土質改良材貯留容器32が空になる
と、それへの土質改良材の補給を行う。この作業は、土
質改良材貯留容器32の上面に設けた蓋部32bを取り
外して開口させて、新たな土質改良材を導入する。な
お、土質改良材は一般にフレキシブルコンテナから供給
されるものであるので、この土質改良材の補給時には、
この開口の上に、図7及び図8に仮想線で示したよう
に、ホッパ部材39を装着して、このホッパ部材39内
にフレキシブルコンテナを収容させるようにして行う。
なお、このホッパ部材39の下部にはフレキシブルコン
テナを切り裂くためのカッタを設けるのが望ましい。
【0033】ホッパ部材39から土質改良材貯留容器3
2内に土質改良材が供給されると、スクリューコンベア
34を逆回転させる。これによって、土質改良材が移送
され、その移送方向は混合容器21への供給時とは反対
方向になるので、横長の容器からなる土質改良材貯留容
器32の全体に円滑かつ確実に土質改良材を行き渡らせ
ることができ、デッドスペース等が生じることはない。
従って、土質改良材の補給作業も容易に行える。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、土
質改良材貯留容器を下部走行体側に設置することによっ
て、上部旋回体の旋回の如何に拘らず、確実に土質改良
材を混合容器に供給でき、土砂の掘削作業と土質改良作
業とを同時に並行して円滑に行える等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す土質改良材供給装
置を設置した土質改良機械の正面図である。
【図2】掘削作業機を省略して示す図1の平面図であ
る。
【図3】掘削作業機を省略して示す図1の右側面図であ
る。
【図4】本発明の実施の一形態における混合容器の構成
説明図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】混合容器の後端部の断面図である。
【図7】本発明の実施の一形態を示す土質改良材供給装
置の縦断面図である。
【図8】図7のX−X断面図である。
【図9】本発明の実施の一形態を示す土質改良材供給装
置の下部走行体への取付態様を示す平面図である。
【図10】本発明の実施の一形態における排出手段の構
成を示す正面図である。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 上部旋回
体 3 フロント作業機構 4 処理ユニ
ット 19 土砂投入部 20 土質改
良材供給部 21 混合容器 22 排出手
段 23 スクリューコンベア 31 土砂ホ
ッパ 32 土質改良材貯留容器 32b 蓋部 33 フィーダ 34,36
スクリューコンベア 35,37 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 草木 貴巳 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 関野 聡 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土砂の掘削手段を設けた上部旋回体が旋
    回可能に連結され、履帯式の走行手段を有する下部走行
    体に、前記掘削手段により土砂が投入される土砂投入部
    と、土質改良材供給部と、改良土排出部とを備えた混合
    容器内に、土砂及び土質改良材を混合・攪拌しながら前
    記改良土排出部に向けて移送する攪拌機構付きコンベア
    を装着した土質改良処理手段を設置した土質改良機械に
    おいて、前記混合容器に土質改良材を供給するために、
    前記下部走行体に固定的に設置した土質改良材貯留容器
    と、この土質改良材貯留容器に接続され、前記混合容器
    に向けて土質改良材を供給するフィーダとを備える構成
    としたことを特徴とする土質改良機械の土質改良材供給
    装置。
  2. 【請求項2】 前記土質改良材貯留容器内には土質改良
    材を前記フィーダに向けて移送するためのスクリューコ
    ンベアを装着する構成としたことを特徴とする請求項1
    記載の土質改良機械の土質改良材供給装置。
  3. 【請求項3】 前記土質改良材貯留容器は前記履帯に沿
    って前後方向に延在させた長尺のものからなり、この土
    質改良材貯留容器は、前記下部走行体のセンタフレーム
    の左右の両側部に固定する構成としたことを特徴とする
    請求項2記載の土質改良機械の土質改良材供給装置。
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