JP2000240469A - 多系列のガス化複合発電設備 - Google Patents
多系列のガス化複合発電設備Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガスタービン設備からガス化設備への給水の
流出、またはガス化設備からガスタービン設備への給水
または蒸気の流入を適正に行うことが可能な多系列のガ
ス化複合発電設備を提供することである。また、上記水
の流入量及び流出量をあらゆる運転状態においても適正
に保つための制御装置を提供することである。 【解決手段】 2台以上のガスタービン設備8から1台
以上のガス化設備1に供給する水は、各ガスタービン設
備8の出口で合流してガス化設備1のガスクーラ6に供
給される。これにより、2台以上のガスタービン設備8
からガス化設備1への水の流出は適正に行われる。
流出、またはガス化設備からガスタービン設備への給水
または蒸気の流入を適正に行うことが可能な多系列のガ
ス化複合発電設備を提供することである。また、上記水
の流入量及び流出量をあらゆる運転状態においても適正
に保つための制御装置を提供することである。 【解決手段】 2台以上のガスタービン設備8から1台
以上のガス化設備1に供給する水は、各ガスタービン設
備8の出口で合流してガス化設備1のガスクーラ6に供
給される。これにより、2台以上のガスタービン設備8
からガス化設備1への水の流出は適正に行われる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスタービンと蒸
気タービンとを組み合わせ、ガス化設備の台数とガスタ
ービン設備の台数と蒸気タービン設備の台数が異なる構
成の多系列のガス化複合発電設備に関する。
気タービンとを組み合わせ、ガス化設備の台数とガスタ
ービン設備の台数と蒸気タービン設備の台数が異なる構
成の多系列のガス化複合発電設備に関する。
【0002】
【従来の技術】エネルギー資源の有効利用・多様化を背
景に、特に資源供給の安定性、経済性の観点から石炭ま
たは残渣油などの炭素質燃料をガス化し燃料とする火力
発電に大きな期待が寄せられている。中でも近年、複合
発電プラントと組み合わせたガス化複合発電設備がその
高い発電効率や環境適合性の面から注目され、近い将来
の実用化を目指して開発中である。
景に、特に資源供給の安定性、経済性の観点から石炭ま
たは残渣油などの炭素質燃料をガス化し燃料とする火力
発電に大きな期待が寄せられている。中でも近年、複合
発電プラントと組み合わせたガス化複合発電設備がその
高い発電効率や環境適合性の面から注目され、近い将来
の実用化を目指して開発中である。
【0003】ガス化複合発電設備の特徴は、その環境適
合性と広範囲の炭種適合性さらには経済性であるが、最
近のガスタービンの高温化による発電効率の向上によ
り、更に現実性を帯びてきており、将来の石炭または残
渣油などの炭素質燃料利用発電の最も有望な発電形態と
して期待されている。
合性と広範囲の炭種適合性さらには経済性であるが、最
近のガスタービンの高温化による発電効率の向上によ
り、更に現実性を帯びてきており、将来の石炭または残
渣油などの炭素質燃料利用発電の最も有望な発電形態と
して期待されている。
【0004】ガス化複合発電設備は、ガス化設備と複合
発電設備とから構成され、複合発電設備は排熱回収ボイ
ラを含むガスタービン設備と蒸気タービンとから構成さ
れる。このようなガス化複合発電設備は大規模かつ複雑
なシステムであるが、ミドル火力運用としての高速かつ
確実な負荷応答性が要求される。
発電設備とから構成され、複合発電設備は排熱回収ボイ
ラを含むガスタービン設備と蒸気タービンとから構成さ
れる。このようなガス化複合発電設備は大規模かつ複雑
なシステムであるが、ミドル火力運用としての高速かつ
確実な負荷応答性が要求される。
【0005】現在運用または計画されているガス化複合
発電設備は、使用されるガス化炉の方式、脱塵装置と脱
硫装置から成るガス精製システムの方式により、様々な
システムがある。ここでは、その一例として、石炭スラ
リまたは残渣油等の液体のガス化燃料供給を取り上げ、
ガス化剤としては酸素を使用した中カロリーガス化を行
うガス化炉のものについて、ガス化設備が1台、複合発
電システムが1台の場合の全体構成の一例を図20に示
す。
発電設備は、使用されるガス化炉の方式、脱塵装置と脱
硫装置から成るガス精製システムの方式により、様々な
システムがある。ここでは、その一例として、石炭スラ
リまたは残渣油等の液体のガス化燃料供給を取り上げ、
ガス化剤としては酸素を使用した中カロリーガス化を行
うガス化炉のものについて、ガス化設備が1台、複合発
電システムが1台の場合の全体構成の一例を図20に示
す。
【0006】ガス化設備1内のガス化炉2は、ガス化ガ
スを発生する設備である。このガス化ガスは精製ガスに
対して粗ガスと呼ばれる。このガス化炉2へは、ガス化
燃料調節弁3(可変速の燃料チャージポンプの場合もあ
るが説明の簡略化のために調節弁として以下を記載して
いる)を経てガス化燃料が供給され、またガス化剤流量
調節弁4を経てガス化剤である酸素ガスが投入される。
スを発生する設備である。このガス化ガスは精製ガスに
対して粗ガスと呼ばれる。このガス化炉2へは、ガス化
燃料調節弁3(可変速の燃料チャージポンプの場合もあ
るが説明の簡略化のために調節弁として以下を記載して
いる)を経てガス化燃料が供給され、またガス化剤流量
調節弁4を経てガス化剤である酸素ガスが投入される。
【0007】そして、ガス化炉2内での水性ガス化反応
により可燃性ガスであるCO、H2を含む高温の粗ガス
(約1000℃)が生成される。ガス化炉2で作り出さ
れた粗ガスは、スクラバー等で構成される脱塵装置5に
入り、ここでガス中に含まれる灰等の微粒子が取り除か
れ、ガスクーラ6で後段の脱硫装置7の入口許容温度
(大気温度)まで冷却され脱硫装置7に送り込まれる。
ガス化燃料には、多いもので約数%の硫黄が含まれるた
め、この粗ガス中の硫黄分は脱硫装置7で脱硫される。
この脱硫後のガス化ガスは、きれいな精製されたガス
(精製ガス)として、ガスタービン設備8に送られる。
により可燃性ガスであるCO、H2を含む高温の粗ガス
(約1000℃)が生成される。ガス化炉2で作り出さ
れた粗ガスは、スクラバー等で構成される脱塵装置5に
入り、ここでガス中に含まれる灰等の微粒子が取り除か
れ、ガスクーラ6で後段の脱硫装置7の入口許容温度
(大気温度)まで冷却され脱硫装置7に送り込まれる。
ガス化燃料には、多いもので約数%の硫黄が含まれるた
め、この粗ガス中の硫黄分は脱硫装置7で脱硫される。
この脱硫後のガス化ガスは、きれいな精製されたガス
(精製ガス)として、ガスタービン設備8に送られる。
【0008】ガスタービン設備8では、燃料流量調節弁
9を経てガスタービンの燃焼器10に送られる。ここで
ガスタービンの圧縮機11で大気から昇圧された空気に
より燃焼し、この燃焼ガスはガスタービン12に送り込
まれ、ガスタービン12を駆動する。ガスタービン12
の駆動により同一軸上に接続されたガスタービン発電機
13を駆動し発電を行い所定の出力を得る。
9を経てガスタービンの燃焼器10に送られる。ここで
ガスタービンの圧縮機11で大気から昇圧された空気に
より燃焼し、この燃焼ガスはガスタービン12に送り込
まれ、ガスタービン12を駆動する。ガスタービン12
の駆動により同一軸上に接続されたガスタービン発電機
13を駆動し発電を行い所定の出力を得る。
【0009】ガスタービン12を駆動した後の燃焼ガス
は高温(約600℃)であるため、排熱回収ボイラ14
送り出され、ここで熱回収され煙突15から低温の排ガ
ス(約100℃)として大気に放出される。排熱回収ボ
イラ14には、排ガスの流れに従って、過熱器16、蒸
発器17、節炭器18と呼ばれる水または蒸気の熱交換
器が順次配置され、ガスタービン12の排ガスエネルギ
ーの熱回収がなされる。
は高温(約600℃)であるため、排熱回収ボイラ14
送り出され、ここで熱回収され煙突15から低温の排ガ
ス(約100℃)として大気に放出される。排熱回収ボ
イラ14には、排ガスの流れに従って、過熱器16、蒸
発器17、節炭器18と呼ばれる水または蒸気の熱交換
器が順次配置され、ガスタービン12の排ガスエネルギ
ーの熱回収がなされる。
【0010】蒸発器17での熱回収により発生した蒸気
は蒸気ドラム19から過熱器16を介して、過熱蒸気
(乾き蒸気の状態で)となって、蒸気タービン設備20
に供給される。給水調節弁26は給水ポンプ25からの
給水流量を調節するもので、ドラムレベル検出器27の
信号により蒸気ドラム19のレベルを一定に保つ様に蒸
気ドラム19への給水流量が制御される。
は蒸気ドラム19から過熱器16を介して、過熱蒸気
(乾き蒸気の状態で)となって、蒸気タービン設備20
に供給される。給水調節弁26は給水ポンプ25からの
給水流量を調節するもので、ドラムレベル検出器27の
信号により蒸気ドラム19のレベルを一定に保つ様に蒸
気ドラム19への給水流量が制御される。
【0011】蒸気タービン設備20において、過熱蒸気
は蒸気加減弁21を介して蒸気タービン22に入り、蒸
気タービン22を駆動する。この蒸気タービン22の駆
動により同一軸上に接続されている蒸気タービン発電機
23を駆動して発電を行い所定の出力を得る。一方、蒸
気タービン22で仕事をした低圧の湿り蒸気は、復水器
24で水となり、給水ポンプ25で所定の圧力まで昇圧
され、上述の節炭器18に送られ、給水調節弁26を介
して蒸気ドラム19に供給され、再度蒸気となるサイク
ルを繰り返す。
は蒸気加減弁21を介して蒸気タービン22に入り、蒸
気タービン22を駆動する。この蒸気タービン22の駆
動により同一軸上に接続されている蒸気タービン発電機
23を駆動して発電を行い所定の出力を得る。一方、蒸
気タービン22で仕事をした低圧の湿り蒸気は、復水器
24で水となり、給水ポンプ25で所定の圧力まで昇圧
され、上述の節炭器18に送られ、給水調節弁26を介
して蒸気ドラム19に供給され、再度蒸気となるサイク
ルを繰り返す。
【0012】また、前述の如くガス化設備1には、ガス
クーラ6が設置されており、このガスクーラ6に使用さ
れる給水は、ガスタービン設備8より供給(流出)を行
い、ガスクーラ6では祖ガスの冷却のために給水とガス
の熱交換が行われる。加熱された給水または発生した蒸
気は、再びガスタービン設備8に戻される。
クーラ6が設置されており、このガスクーラ6に使用さ
れる給水は、ガスタービン設備8より供給(流出)を行
い、ガスクーラ6では祖ガスの冷却のために給水とガス
の熱交換が行われる。加熱された給水または発生した蒸
気は、再びガスタービン設備8に戻される。
【0013】図20では、ガスタービン設備8の給水ポ
ンプ25の吐出側よりガス化設備1のガスクーラ6に供
給を行い、ガスクーラ6からは蒸気ドラム19に再び戻
す系統となっているが、ガスタービン設備8(蒸気ター
ビン設備20も関連する)の機器構成及びプラント全体
の熱効率等により、ガスタービン設備8(場合によって
は蒸気タービン設備20)側の給水の流出点及び流入点
は、様々な場合がある。更にガスクーラ6からガスター
ビン設備8に供給(流入)される流体(給水または蒸
気)は、プラント全体の熱バランスにより決まる。
ンプ25の吐出側よりガス化設備1のガスクーラ6に供
給を行い、ガスクーラ6からは蒸気ドラム19に再び戻
す系統となっているが、ガスタービン設備8(蒸気ター
ビン設備20も関連する)の機器構成及びプラント全体
の熱効率等により、ガスタービン設備8(場合によって
は蒸気タービン設備20)側の給水の流出点及び流入点
は、様々な場合がある。更にガスクーラ6からガスター
ビン設備8に供給(流入)される流体(給水または蒸
気)は、プラント全体の熱バランスにより決まる。
【0014】以上の様なガス化複合発電設備において、
発電はガスタービン発電機13と蒸気タービン発電機2
3によってなされ、この出力調整はガスタービンの燃料
流量調節弁9、蒸気タービンの蒸気加減弁21でなされ
る。更に、ガス化設備1のガス化燃料調節弁2の調節に
よってガス発生量を調節して、ガス圧力を上昇させ、2
次的にガスタービンへの燃料流量を増加させてもガスタ
ービン12の出力を加減することが出来る。
発電はガスタービン発電機13と蒸気タービン発電機2
3によってなされ、この出力調整はガスタービンの燃料
流量調節弁9、蒸気タービンの蒸気加減弁21でなされ
る。更に、ガス化設備1のガス化燃料調節弁2の調節に
よってガス発生量を調節して、ガス圧力を上昇させ、2
次的にガスタービンへの燃料流量を増加させてもガスタ
ービン12の出力を加減することが出来る。
【0015】また、図20ではガスタービン発電機13
と蒸気タービン発電機23を個別に設置した系統として
いるが、ガスタービンの圧縮機11とガスタービン12
と蒸気タービン22を同一軸上で結合し、ガスタービン
発電機13と蒸気タービン発電機23を1台とする系統
も考えられる。
と蒸気タービン発電機23を個別に設置した系統として
いるが、ガスタービンの圧縮機11とガスタービン12
と蒸気タービン22を同一軸上で結合し、ガスタービン
発電機13と蒸気タービン発電機23を1台とする系統
も考えられる。
【0016】以上述べたガス化複合発電設備は、ガス化
設備1とガスタービン設備8と蒸気タービン設備20の
それぞれが1台で構成されたガス化複合発電設備である
が、近年、1プラントの出力の増大要求及び多様な負荷
運転要求に応じるために、複数台のガス化設備1とガス
タービン設備4と蒸気タービン設備16で1つのプラン
トを構成することが一般化してきている。
設備1とガスタービン設備8と蒸気タービン設備20の
それぞれが1台で構成されたガス化複合発電設備である
が、近年、1プラントの出力の増大要求及び多様な負荷
運転要求に応じるために、複数台のガス化設備1とガス
タービン設備4と蒸気タービン設備16で1つのプラン
トを構成することが一般化してきている。
【0017】ガス化設備1とガスタービン設備8が3
台、蒸気タービン設備20が1台で構成されるガス化複
合発電設備の一例を図21に示す。ガス化設備1とガス
タービン設備8と蒸気タービン設備20の添え字a,
b,cは各設備を示し、同じ機器構成である。蒸気ター
ビン設備20の復水器24からは各々のガスタービン設
備8a、8b、8cに給水が供給される。また、各々の
ガスタービン設備8a、8b、8cから各々のガス化設
備1a、1b、1cに給水が供給され、各々のガス化設
備1a、1b、1cのガスクーラ6で熱交換された給水
が各々のガスタービン設備8a、8b、8cに戻される
ようになっている。
台、蒸気タービン設備20が1台で構成されるガス化複
合発電設備の一例を図21に示す。ガス化設備1とガス
タービン設備8と蒸気タービン設備20の添え字a,
b,cは各設備を示し、同じ機器構成である。蒸気ター
ビン設備20の復水器24からは各々のガスタービン設
備8a、8b、8cに給水が供給される。また、各々の
ガスタービン設備8a、8b、8cから各々のガス化設
備1a、1b、1cに給水が供給され、各々のガス化設
備1a、1b、1cのガスクーラ6で熱交換された給水
が各々のガスタービン設備8a、8b、8cに戻される
ようになっている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ここで、1プラントの
出力を増大させる場合、1台のガス化設備1に対して1
台のガスタービン設備8とすることが、プラント全体の
熱効率や経済性の面から必ずしも有利であるとは言えな
い。これは、ガス化炉2には単機容量の問題、脱硫装置
7は1台で比較的大量のガス精製が可能であることによ
る。このため、ガス化設備1の台数とガスタービン設備
8の台数と蒸気タービン設備20の台数が1台以上で異
なる場合(多系列のガス化複合発電設備)があり、ガス
タービン設備8からガス化設備1への水の流出と、ガス
化設備1からガスタービン設備8への水または蒸気の流
入が適正に行えなくなることがある。
出力を増大させる場合、1台のガス化設備1に対して1
台のガスタービン設備8とすることが、プラント全体の
熱効率や経済性の面から必ずしも有利であるとは言えな
い。これは、ガス化炉2には単機容量の問題、脱硫装置
7は1台で比較的大量のガス精製が可能であることによ
る。このため、ガス化設備1の台数とガスタービン設備
8の台数と蒸気タービン設備20の台数が1台以上で異
なる場合(多系列のガス化複合発電設備)があり、ガス
タービン設備8からガス化設備1への水の流出と、ガス
化設備1からガスタービン設備8への水または蒸気の流
入が適正に行えなくなることがある。
【0019】例えば、ガスタービン設備8からガス化設
備1に流出する給水が計画値通りに供給されないと、脱
硫装置7の脱硫効率が変化し精製ガス中の硫黄分が増加
する。最終的に煙突15より放出される排ガス中の硫黄
酸化物が増加してしまうことがある。一般に、大気に放
出される硫黄酸化物は規制の対象となっており、対環境
上好ましくないので、ガスタービン設備8の出力を低下
させるか、または運転を停止せざる得なくなる。また、
最悪の場合は脱硫装置7の破損につながる。
備1に流出する給水が計画値通りに供給されないと、脱
硫装置7の脱硫効率が変化し精製ガス中の硫黄分が増加
する。最終的に煙突15より放出される排ガス中の硫黄
酸化物が増加してしまうことがある。一般に、大気に放
出される硫黄酸化物は規制の対象となっており、対環境
上好ましくないので、ガスタービン設備8の出力を低下
させるか、または運転を停止せざる得なくなる。また、
最悪の場合は脱硫装置7の破損につながる。
【0020】一方、ガス化設備1からガスタービン設備
8に流入する給水または蒸気が計画値通りに流入されな
いと、排熱回収ボイラ14の運転点が代わり、ガスター
ビン設備8の効率が低下する。また、急激な変化であれ
ば排熱回収ボイラ14がトリップし、ガスタービン設備
8の運転ができなくなる。
8に流入する給水または蒸気が計画値通りに流入されな
いと、排熱回収ボイラ14の運転点が代わり、ガスター
ビン設備8の効率が低下する。また、急激な変化であれ
ば排熱回収ボイラ14がトリップし、ガスタービン設備
8の運転ができなくなる。
【0021】以上の様にガスタービン設備8からガス化
設備1への給水の流出、ガス化設備1からガスタービン
設備8への給水または蒸気の流入が適正に行われないと
プラント運転上様々な問題が生じる。
設備1への給水の流出、ガス化設備1からガスタービン
設備8への給水または蒸気の流入が適正に行われないと
プラント運転上様々な問題が生じる。
【0022】また、多様な負荷運転要求に応じるため
に、熱効率と経済性の観点から各ガスタービン設備8の
出力を同一のものとしない運用がなされる、例えばプラ
ントの要求負荷が低い場合、第1のガスタービン設備8
aは効率の良い定格点で運転を行い、第2のガスタービ
ン設備8b及び第3のガスタービン設備8cを部分負荷
で運転する、または、第3のガスタービン設備8cを停
止する等の各ガスタービン設備8で負荷が同一でないア
ンバランスが生じた状態で運転を行う。この様な場合に
上、記の水または蒸気のやりとりが適正に行えなくな
り、上記と同様にプラント運転上様々な問題が生じる。
に、熱効率と経済性の観点から各ガスタービン設備8の
出力を同一のものとしない運用がなされる、例えばプラ
ントの要求負荷が低い場合、第1のガスタービン設備8
aは効率の良い定格点で運転を行い、第2のガスタービ
ン設備8b及び第3のガスタービン設備8cを部分負荷
で運転する、または、第3のガスタービン設備8cを停
止する等の各ガスタービン設備8で負荷が同一でないア
ンバランスが生じた状態で運転を行う。この様な場合に
上、記の水または蒸気のやりとりが適正に行えなくな
り、上記と同様にプラント運転上様々な問題が生じる。
【0023】更に、ガス化設備1の運転状態も同様の理
由により各設備で異なる場合があり、上記の給水または
蒸気のやりとりが適正に行えなくなり、上記と同様にプ
ラント運転上様々な問題が生じる。
由により各設備で異なる場合があり、上記の給水または
蒸気のやりとりが適正に行えなくなり、上記と同様にプ
ラント運転上様々な問題が生じる。
【0024】本発明の目的は、ガスタービン設備からガ
ス化設備への給水の流出、またはガス化設備からガスタ
ービン設備への給水または蒸気の流入を適正に行うこと
が可能な多系列のガス化複合発電設備を提供することで
ある。また、上記水の流入量及び流出量をあらゆる運転
状態においても適正に保つための制御装置を提供するこ
とである。
ス化設備への給水の流出、またはガス化設備からガスタ
ービン設備への給水または蒸気の流入を適正に行うこと
が可能な多系列のガス化複合発電設備を提供することで
ある。また、上記水の流入量及び流出量をあらゆる運転
状態においても適正に保つための制御装置を提供するこ
とである。
【0025】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
多系列のガス化複合発電設備は、1台以上のガス化設備
と、2台以上のガスタービン設備と、1台以上の蒸気タ
ービン設備とで構成され、前記ガスタービン設備から前
記ガス化設備に水を供給し、前記ガス化設備から前記ガ
スタービン設備に水または蒸気を供給するようにした多
系列のガス化複合発電設備において、前記ガスタービン
設備から前記ガス化設備に供給する水を各ガスタービン
設備の出口で合流させ、前記ガス化設備に供給すること
を特徴とする。
多系列のガス化複合発電設備は、1台以上のガス化設備
と、2台以上のガスタービン設備と、1台以上の蒸気タ
ービン設備とで構成され、前記ガスタービン設備から前
記ガス化設備に水を供給し、前記ガス化設備から前記ガ
スタービン設備に水または蒸気を供給するようにした多
系列のガス化複合発電設備において、前記ガスタービン
設備から前記ガス化設備に供給する水を各ガスタービン
設備の出口で合流させ、前記ガス化設備に供給すること
を特徴とする。
【0026】請求項1の発明に係わる多系列のガス化複
合発電設備によると、2台以上のガスタービン設備から
1台以上のガス化設備に供給する水は、各ガスタービン
設備の出口で合流してガス化設備のガスクーラに供給さ
れる。これにより、2台以上のガスタービン設備からガ
ス化設備への水の流出は適正に行われる。
合発電設備によると、2台以上のガスタービン設備から
1台以上のガス化設備に供給する水は、各ガスタービン
設備の出口で合流してガス化設備のガスクーラに供給さ
れる。これにより、2台以上のガスタービン設備からガ
ス化設備への水の流出は適正に行われる。
【0027】請求項2の発明に係わる多系列のガス化複
合発電設備は、2台以上のガス化設備と、1台以上のガ
スタービン設備と、1台以上の蒸気タービン設備とで構
成され、前記ガスタービン設備から前記ガス化設備に水
を供給し、前記ガス化設備から前記ガスタービン設備に
水または蒸気を供給するようにした多系列のガス化複合
発電設備において、前記ガス化設備から前記ガスタービ
ン設備に供給する水または蒸気を前記ガス化設備の出口
で合流させ、前記ガスタービン設備に供給することを特
徴とする。
合発電設備は、2台以上のガス化設備と、1台以上のガ
スタービン設備と、1台以上の蒸気タービン設備とで構
成され、前記ガスタービン設備から前記ガス化設備に水
を供給し、前記ガス化設備から前記ガスタービン設備に
水または蒸気を供給するようにした多系列のガス化複合
発電設備において、前記ガス化設備から前記ガスタービ
ン設備に供給する水または蒸気を前記ガス化設備の出口
で合流させ、前記ガスタービン設備に供給することを特
徴とする。
【0028】請求項2の発明に係わる多系列のガス化複
合発電設備によると、2台以上のガス化設備のガスクー
ラから1台以上のガスタービン設備に供給する水または
蒸気は、ガス化設備の出口で合流し、ガスタービン設備
に供給される。これにより、2台以上のガス化設備から
ガスタービン設備への水または蒸気の流入は適正に行わ
れる。
合発電設備によると、2台以上のガス化設備のガスクー
ラから1台以上のガスタービン設備に供給する水または
蒸気は、ガス化設備の出口で合流し、ガスタービン設備
に供給される。これにより、2台以上のガス化設備から
ガスタービン設備への水または蒸気の流入は適正に行わ
れる。
【0029】請求項3の発明に係わる多系列のガス化複
合発電設備は、2台以上のガス化設備と、2台以上のガ
スタービン設備と、1台以上の蒸気タービン設と備で構
成され、前記ガスタービン設備から前記ガス化設備に水
を供給し、前記ガス化設備から前記ガスタービン設備に
水または蒸気を供給するようにした多系列のガス化複合
発電設備において、前記ガスタービン設備から前記ガス
化設備に供給する水を前記ガスタービン設備の出口で合
流させ前記ガス化設備に供給し、前記ガス化設備から前
記ガスタービン設備に供給する水または蒸気を前記ガス
化設備の出口で合流させ前記ガスタービン設備に供給す
ることを特徴とする。
合発電設備は、2台以上のガス化設備と、2台以上のガ
スタービン設備と、1台以上の蒸気タービン設と備で構
成され、前記ガスタービン設備から前記ガス化設備に水
を供給し、前記ガス化設備から前記ガスタービン設備に
水または蒸気を供給するようにした多系列のガス化複合
発電設備において、前記ガスタービン設備から前記ガス
化設備に供給する水を前記ガスタービン設備の出口で合
流させ前記ガス化設備に供給し、前記ガス化設備から前
記ガスタービン設備に供給する水または蒸気を前記ガス
化設備の出口で合流させ前記ガスタービン設備に供給す
ることを特徴とする。
【0030】請求項3の発明に係わる多系列のガス化複
合発電設備によると、2台以上のガスタービン設備から
2台以上のガス化設備に供給する水は、各ガスタービン
設備の出口で合流しガス化設備に供給され、2台以上の
ガス化設備から2台以上のガスタービン設備に供給する
水または蒸気は、ガス化設備の出口で合流しガスタービ
ン設備に供給される。これにより、ガスタービン設備か
らガス化設備への水の流出、またはガス化設備からガス
タービン設備への水または蒸気の流入は適正に行われ
る。
合発電設備によると、2台以上のガスタービン設備から
2台以上のガス化設備に供給する水は、各ガスタービン
設備の出口で合流しガス化設備に供給され、2台以上の
ガス化設備から2台以上のガスタービン設備に供給する
水または蒸気は、ガス化設備の出口で合流しガスタービ
ン設備に供給される。これにより、ガスタービン設備か
らガス化設備への水の流出、またはガス化設備からガス
タービン設備への水または蒸気の流入は適正に行われ
る。
【0031】請求項4の発明に係わる多系列のガス化複
合発電設備は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項の
発明において、前記ガスタービン設備から前記ガス化設
備に水を供給する系統の各々のガスタービン設備の出口
に流出調節弁を設置し、ガスタービンの出力または出力
指令値に応じた流量で前記流出調節弁を制御する流出制
御装置を設けたことを特徴とする。
合発電設備は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項の
発明において、前記ガスタービン設備から前記ガス化設
備に水を供給する系統の各々のガスタービン設備の出口
に流出調節弁を設置し、ガスタービンの出力または出力
指令値に応じた流量で前記流出調節弁を制御する流出制
御装置を設けたことを特徴とする。
【0032】請求項4の発明に係わる多系列のガス化複
合発電設備によると、請求項1乃至請求項3のいずれか
1項の発明の作用に加え、ガスタービン設備からガス化
設備に供給される水は、流出制御装置で流出調整弁を制
御することにより、ガスタービンの出力または出力指令
値に応じた流量に制御される。
合発電設備によると、請求項1乃至請求項3のいずれか
1項の発明の作用に加え、ガスタービン設備からガス化
設備に供給される水は、流出制御装置で流出調整弁を制
御することにより、ガスタービンの出力または出力指令
値に応じた流量に制御される。
【0033】請求項5の発明に係わる多系列のガス化複
合発電設備は、請求項4の発明において、前記流出制御
装置は、大気温度、大気湿度、大気圧力の少なくとも1
つ以上を使用して、ガスタービンの出力または出力指令
値に応じた流量を補正することを特徴とする。
合発電設備は、請求項4の発明において、前記流出制御
装置は、大気温度、大気湿度、大気圧力の少なくとも1
つ以上を使用して、ガスタービンの出力または出力指令
値に応じた流量を補正することを特徴とする。
【0034】請求項5の発明に係わる多系列のガス化複
合発電設備によると、請求項4の発明の作用に加え、流
出制御装置では、大気温度、大気湿度、大気圧力の少な
くとも1つ以上を使用して、流出制御弁の開度を補正す
る。
合発電設備によると、請求項4の発明の作用に加え、流
出制御装置では、大気温度、大気湿度、大気圧力の少な
くとも1つ以上を使用して、流出制御弁の開度を補正す
る。
【0035】請求項6の発明に係わる多系列のガス化複
合発電設備は、請求項4の発明において、前記流出制御
装置は、ガスタービンの出力または出力指令値に代え
て、ガスタービンの排ガス流量、排ガス温度、排熱回収
ボイラのドラム圧力の少なくとも1つ以上を使用して、
前記流量を算出することを特徴とする。
合発電設備は、請求項4の発明において、前記流出制御
装置は、ガスタービンの出力または出力指令値に代え
て、ガスタービンの排ガス流量、排ガス温度、排熱回収
ボイラのドラム圧力の少なくとも1つ以上を使用して、
前記流量を算出することを特徴とする。
【0036】請求項6の発明に係わる多系列のガス化複
合発電設備によると、請求項4の発明の作用に加え、流
出制御装置では、ガスタービンの出力または出力指令値
に代えて、ガスタービンの排ガス流量、排ガス温度、排
熱回収ボイラのドラム圧力の少なくとも1つ以上を使用
して、流出調節弁の開度を補正する。
合発電設備によると、請求項4の発明の作用に加え、流
出制御装置では、ガスタービンの出力または出力指令値
に代えて、ガスタービンの排ガス流量、排ガス温度、排
熱回収ボイラのドラム圧力の少なくとも1つ以上を使用
して、流出調節弁の開度を補正する。
【0037】請求項7の発明に係わる多系列のガス化複
合発電設備は、請求項4の発明において、前記流出制御
装置は、前記ガス化設備の負荷指令値、ガス化燃料流
量、精製ガス流量、ガス化燃料調節弁の開度、ガス化燃
料調節弁の指令値の少なくとも1つ以上を使用して、ガ
スタービンの出力または出力指令値に応じた流量を補正
することを特徴とする。
合発電設備は、請求項4の発明において、前記流出制御
装置は、前記ガス化設備の負荷指令値、ガス化燃料流
量、精製ガス流量、ガス化燃料調節弁の開度、ガス化燃
料調節弁の指令値の少なくとも1つ以上を使用して、ガ
スタービンの出力または出力指令値に応じた流量を補正
することを特徴とする。
【0038】請求項7の発明に係わる多系列のガス化複
合発電設備によると、請求項4の発明の作用に加え、流
出制御装置では、ガス化設備の負荷指令値、ガス化燃料
流量、精製ガス流量、ガス化燃料調節弁の開度、ガス化
燃料調節弁の指令値の少なくとも1つ以上を使用して、
流出調節弁の開度を補正する。
合発電設備によると、請求項4の発明の作用に加え、流
出制御装置では、ガス化設備の負荷指令値、ガス化燃料
流量、精製ガス流量、ガス化燃料調節弁の開度、ガス化
燃料調節弁の指令値の少なくとも1つ以上を使用して、
流出調節弁の開度を補正する。
【0039】請求項8の発明に係わる多系列のガス化複
合発電設備は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項の
発明において、前記ガス化設備から前記ガスタービン設
備に水または蒸気を供給する系統の各々のガスタービン
設備の入口に流入調節弁を設置し、ガスタービンの出力
または出力指令値に応じた流量または圧力で前記流入調
節弁を制御する流入制御装置を設けたことを特徴とす
る。
合発電設備は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項の
発明において、前記ガス化設備から前記ガスタービン設
備に水または蒸気を供給する系統の各々のガスタービン
設備の入口に流入調節弁を設置し、ガスタービンの出力
または出力指令値に応じた流量または圧力で前記流入調
節弁を制御する流入制御装置を設けたことを特徴とす
る。
【0040】請求項8の発明に係わる多系列のガス化複
合発電設備によると、請求項1乃至請求項3のいずれか
1項の発明の作用に加え、ガス化設備から前記ガスター
ビン設備に水または蒸気は、流入制御装置で流入調整弁
を制御することにより、ガスタービンの出力または出力
指令値に応じた流量に制御される。
合発電設備によると、請求項1乃至請求項3のいずれか
1項の発明の作用に加え、ガス化設備から前記ガスター
ビン設備に水または蒸気は、流入制御装置で流入調整弁
を制御することにより、ガスタービンの出力または出力
指令値に応じた流量に制御される。
【0041】請求項9の発明に係わる多系列のガス化複
合発電設備は、請求項8の発明において、前記流入制御
装置は、大気温度、大気湿度、大気圧力の少なくとも1
つ以上を使用して、ガスタービンの出力または出力指令
値に応じた流量または圧力を補正することを特徴とす
る。
合発電設備は、請求項8の発明において、前記流入制御
装置は、大気温度、大気湿度、大気圧力の少なくとも1
つ以上を使用して、ガスタービンの出力または出力指令
値に応じた流量または圧力を補正することを特徴とす
る。
【0042】請求項9の発明に係わる多系列のガス化複
合発電設備によると、請求項8の発明の作用に加え、流
入制御装置では、大気温度、大気湿度、大気圧力の少な
くとも1つ以上を使用して、流入調節弁の開度を補正す
る。
合発電設備によると、請求項8の発明の作用に加え、流
入制御装置では、大気温度、大気湿度、大気圧力の少な
くとも1つ以上を使用して、流入調節弁の開度を補正す
る。
【0043】請求項10の発明に係わる多系列のガス化
複合発電設備は、請求項8の発明において、前記流入制
御装置は、ガスタービンの出力または出力指令値に代え
て、ガスタービンの排ガス流量、排ガス温度、排熱回収
ボイラのドラム圧力の少なくとも1つ以上を使用して、
前記流量または圧力を算出することを特徴とする。
複合発電設備は、請求項8の発明において、前記流入制
御装置は、ガスタービンの出力または出力指令値に代え
て、ガスタービンの排ガス流量、排ガス温度、排熱回収
ボイラのドラム圧力の少なくとも1つ以上を使用して、
前記流量または圧力を算出することを特徴とする。
【0044】請求項10の発明に係わる多系列のガス化
複合発電設備によると、請求項8の発明の作用に加え、
流入制御装置では、ガスタービンの出力または出力指令
値に代えて、ガスタービンの排ガス流量、排ガス温度、
排熱回収ボイラのドラム圧力の少なくとも1つ以上を使
用して、流量または圧力を計算する。
複合発電設備によると、請求項8の発明の作用に加え、
流入制御装置では、ガスタービンの出力または出力指令
値に代えて、ガスタービンの排ガス流量、排ガス温度、
排熱回収ボイラのドラム圧力の少なくとも1つ以上を使
用して、流量または圧力を計算する。
【0045】請求項11の発明に係わる多系列のガス化
複合発電設備は、請求項8の発明において、前記流入制
御装置は、前記ガス化設備の負荷指令値、ガス化燃料流
量、精製ガス流量、ガス化燃料調節弁の開度、ガス化燃
料調節弁の指令値の少なくとも1つ以上を使用して、ガ
スタービンの出力または出力指令値に応じた流量を補正
することを特徴とする。
複合発電設備は、請求項8の発明において、前記流入制
御装置は、前記ガス化設備の負荷指令値、ガス化燃料流
量、精製ガス流量、ガス化燃料調節弁の開度、ガス化燃
料調節弁の指令値の少なくとも1つ以上を使用して、ガ
スタービンの出力または出力指令値に応じた流量を補正
することを特徴とする。
【0046】請求項11の発明に係わる多系列のガス化
複合発電設備によると、請求項8の発明の作用に加え、
流入制御装置では、ガス化設備の負荷指令値、ガス化燃
料流量、精製ガス流量、ガス化燃料調節弁の開度、ガス
化燃料調節弁の指令値の少なくとも1つ以上を使用し
て、流入調節弁の開度を補正する。
複合発電設備によると、請求項8の発明の作用に加え、
流入制御装置では、ガス化設備の負荷指令値、ガス化燃
料流量、精製ガス流量、ガス化燃料調節弁の開度、ガス
化燃料調節弁の指令値の少なくとも1つ以上を使用し
て、流入調節弁の開度を補正する。
【0047】請求項12の発明に係わる多系列のガス化
複合発電設備は、請求項8の発明において、前記流入制
御装置は、前記排熱回収ボイラの前記蒸気ドラムからの
発生蒸気流量を使用して、ガスタービンの出力または出
力指令値に応じた流量または圧力を制限することを特徴
とする。
複合発電設備は、請求項8の発明において、前記流入制
御装置は、前記排熱回収ボイラの前記蒸気ドラムからの
発生蒸気流量を使用して、ガスタービンの出力または出
力指令値に応じた流量または圧力を制限することを特徴
とする。
【0048】請求項12の発明に係わる多系列のガス化
複合発電設備によると、請求項8の発明の作用に加え、
流入制御装置では、排熱回収ボイラの蒸気ドラムからの
発生蒸気流量を使用して、ガスタービンの出力または出
力指令値に応じた流量または圧力を制限する。
複合発電設備によると、請求項8の発明の作用に加え、
流入制御装置では、排熱回収ボイラの蒸気ドラムからの
発生蒸気流量を使用して、ガスタービンの出力または出
力指令値に応じた流量または圧力を制限する。
【0049】請求項13の発明に係わる多系列のガス化
複合発電設備は、請求項8の発明において、前記流入制
御装置は、前記ガス化設備からの給水の動特性を模擬し
たモデルを内部に持つことを特徴とする。
複合発電設備は、請求項8の発明において、前記流入制
御装置は、前記ガス化設備からの給水の動特性を模擬し
たモデルを内部に持つことを特徴とする。
【0050】請求項13の発明に係わる多系列のガス化
複合発電設備によると、請求項8の発明の作用に加え、
流入制御装置では、ガス化設備からの給水の動特性を模
擬したモデルを使用して、ガス化設備の遅れを考慮した
流入流量設定値を計算する。
複合発電設備によると、請求項8の発明の作用に加え、
流入制御装置では、ガス化設備からの給水の動特性を模
擬したモデルを使用して、ガス化設備の遅れを考慮した
流入流量設定値を計算する。
【0051】請求項14の発明に係わる多系列のガス化
複合発電設備は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項
の発明において、前記ガスタービン設備から前記ガス化
設備に水を供給する系統の各々のガスタービン設備の出
口に流出調節弁を設置し、前記ガス化設備から前記ガス
タービン設備に水または蒸気を供給する系統の各々のガ
スタービン設備の入口に流入調節弁を設置し、ガスター
ビンの出力に応じた流量または圧力で前記流出調節弁ま
たは前記流入調節弁を制御する流出流入制御装置を設け
たことを特徴とする。
複合発電設備は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項
の発明において、前記ガスタービン設備から前記ガス化
設備に水を供給する系統の各々のガスタービン設備の出
口に流出調節弁を設置し、前記ガス化設備から前記ガス
タービン設備に水または蒸気を供給する系統の各々のガ
スタービン設備の入口に流入調節弁を設置し、ガスター
ビンの出力に応じた流量または圧力で前記流出調節弁ま
たは前記流入調節弁を制御する流出流入制御装置を設け
たことを特徴とする。
【0052】請求項14の発明に係わる多系列のガス化
複合発電設備によると、請求項1乃至請求項3のいずれ
か1項の発明の作用に加え、ガスタービン設備から前記
ガス化設備に水を供給する系統の各々のガスタービン設
備の出口に流出調節弁を設置し、前記ガス化設備から前
記ガスタービン設備に水または蒸気を供給する系統の各
々のガスタービン設備の入口に流入調節弁を設置し、流
出流入制御装置により、ガスタービンの出力に応じた流
量または圧力で流出調節弁を制御し、ガスタービン設備
からガス化設備に供給する水の流量を制御する。また、
流入調節弁を制御しガス化設備からガスタービン設備に
供給する水または蒸気を制御する。
複合発電設備によると、請求項1乃至請求項3のいずれ
か1項の発明の作用に加え、ガスタービン設備から前記
ガス化設備に水を供給する系統の各々のガスタービン設
備の出口に流出調節弁を設置し、前記ガス化設備から前
記ガスタービン設備に水または蒸気を供給する系統の各
々のガスタービン設備の入口に流入調節弁を設置し、流
出流入制御装置により、ガスタービンの出力に応じた流
量または圧力で流出調節弁を制御し、ガスタービン設備
からガス化設備に供給する水の流量を制御する。また、
流入調節弁を制御しガス化設備からガスタービン設備に
供給する水または蒸気を制御する。
【0053】請求項15の発明に係わる多系列のガス化
複合発電設備は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項
の発明において、ガスタービン設備からガス化設備に水
を供給する系統の合流した後に流出ヘッダ調節弁を設置
し、前記流出ヘッダ調節弁の2次側の圧力により前記流
出ヘッダ調節弁を制御する流出ヘッダ制御装置を設けた
ことを特徴とする。
複合発電設備は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項
の発明において、ガスタービン設備からガス化設備に水
を供給する系統の合流した後に流出ヘッダ調節弁を設置
し、前記流出ヘッダ調節弁の2次側の圧力により前記流
出ヘッダ調節弁を制御する流出ヘッダ制御装置を設けた
ことを特徴とする。
【0054】請求項15の発明に係わる多系列のガス化
複合発電設備によると、請求項1乃至請求項3のいずれ
か1項の発明の作用に加え、流出ヘッダ制御装置は、流
出ヘッダ調節弁の2次側の圧力により流出ヘッダ調節弁
を制御し、ガスタービン設備からガス化設備に供給する
水を調節する。
複合発電設備によると、請求項1乃至請求項3のいずれ
か1項の発明の作用に加え、流出ヘッダ制御装置は、流
出ヘッダ調節弁の2次側の圧力により流出ヘッダ調節弁
を制御し、ガスタービン設備からガス化設備に供給する
水を調節する。
【0055】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる多系
列のガス化複合発電設備の構成図である。図1に示すよ
うに、1台のガス化設備1に対して、3台のガスタービ
ン設備8が設けられている。また、蒸気タービン設備2
0は1台で構成されている。
する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる多系
列のガス化複合発電設備の構成図である。図1に示すよ
うに、1台のガス化設備1に対して、3台のガスタービ
ン設備8が設けられている。また、蒸気タービン設備2
0は1台で構成されている。
【0056】図1において、ガス化設備1、各々のガス
タービン設備8a、8b、8c、蒸気タービン設備20
は、図20に示した従来例と同様に構成されている。そ
して、各々のガスタービン設備8a、8b、8cからガ
ス化設備1に供給する水は、各々のガスタービン設備8
a、8b、8cの出口で合流するように構成され、流出
ヘッダ28を通してガス化設備1のガスクーラ6に供給
されるようになっている。また、ガス化炉設備1のガス
クーラ6からそれぞれのガスタービン設備8a、8b、
8cに熱交換後の給水または蒸気が供給される。
タービン設備8a、8b、8c、蒸気タービン設備20
は、図20に示した従来例と同様に構成されている。そ
して、各々のガスタービン設備8a、8b、8cからガ
ス化設備1に供給する水は、各々のガスタービン設備8
a、8b、8cの出口で合流するように構成され、流出
ヘッダ28を通してガス化設備1のガスクーラ6に供給
されるようになっている。また、ガス化炉設備1のガス
クーラ6からそれぞれのガスタービン設備8a、8b、
8cに熱交換後の給水または蒸気が供給される。
【0057】すなわち、ガスタービン設備8からガス化
設備1への給水の流出は、第1のガスタービン設備8
a、第2のガスタービン設備8b、第3のガスタービン
設備8cの出口側で合流させ、流出ヘッダ28を介して
ガス化設備1に供給される。
設備1への給水の流出は、第1のガスタービン設備8
a、第2のガスタービン設備8b、第3のガスタービン
設備8cの出口側で合流させ、流出ヘッダ28を介して
ガス化設備1に供給される。
【0058】以上に説明した様に、第1の実施の形態に
よれば、共通の流出ヘッダ28を設置することにより、
ガス化設備1とガスタービン設備8との台数が異なって
も、ガスタービン設備8からガス化設備1へ給水するこ
とが可能となる。
よれば、共通の流出ヘッダ28を設置することにより、
ガス化設備1とガスタービン設備8との台数が異なって
も、ガスタービン設備8からガス化設備1へ給水するこ
とが可能となる。
【0059】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図2は、本発明の第2の実施の形態に係わる多系列
のガス化複合発電設備の構成図である。図2に示すよう
に、2台のガス化設備1に対して、1台のガスタービン
設備8が設けられている。また、蒸気タービン設備20
は1台で構成されている。
る。図2は、本発明の第2の実施の形態に係わる多系列
のガス化複合発電設備の構成図である。図2に示すよう
に、2台のガス化設備1に対して、1台のガスタービン
設備8が設けられている。また、蒸気タービン設備20
は1台で構成されている。
【0060】図2において、各々のガス化設備1a、1
b、ガスタービン設備8、蒸気タービン設備20は、図
20に示した従来例と同様に構成されている。そして、
各々のガス化設備1a、1bのガスクーラ6からガスタ
ービン設備8に供給する水または蒸気は、各々のガス化
設備1a、1bの出口で合流するように構成され、流入
ヘッダ29を通してガスタービン設備8に供給されるよ
うになっている。また、ガスタービン設備8からそれぞ
れのガス化設備1a、1bに給水が供給される。
b、ガスタービン設備8、蒸気タービン設備20は、図
20に示した従来例と同様に構成されている。そして、
各々のガス化設備1a、1bのガスクーラ6からガスタ
ービン設備8に供給する水または蒸気は、各々のガス化
設備1a、1bの出口で合流するように構成され、流入
ヘッダ29を通してガスタービン設備8に供給されるよ
うになっている。また、ガスタービン設備8からそれぞ
れのガス化設備1a、1bに給水が供給される。
【0061】すなわち、各々のガス化設備1a、1bか
らガスタービン設備8への給水または蒸気の流入は、第
1のガス化設備1a、第2のガス化設備1bの出口側で
合流させ、流入ヘッダ29を介して、ガスタービン設備
8に供給される。
らガスタービン設備8への給水または蒸気の流入は、第
1のガス化設備1a、第2のガス化設備1bの出口側で
合流させ、流入ヘッダ29を介して、ガスタービン設備
8に供給される。
【0062】以上に説明した様に、第2の実施の形態に
よれば、流入ヘッダ29を設置することにより、ガス化
設備1とガスタービン設備8の台数が異なっても、ガス
化設備1からガスタービン設備8へ給水または蒸気を流
入することが可能となる。
よれば、流入ヘッダ29を設置することにより、ガス化
設備1とガスタービン設備8の台数が異なっても、ガス
化設備1からガスタービン設備8へ給水または蒸気を流
入することが可能となる。
【0063】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図3は、本発明の第3の実施の形態に係わる多系列
のガス化複合発電設備の構成図である。図3に示すよう
に、2台のガス化設備1に対して、3台のガスタービン
設備8が設けられている。また、蒸気タービン設備20
は1台で構成されている。
る。図3は、本発明の第3の実施の形態に係わる多系列
のガス化複合発電設備の構成図である。図3に示すよう
に、2台のガス化設備1に対して、3台のガスタービン
設備8が設けられている。また、蒸気タービン設備20
は1台で構成されている。
【0064】図3において、各々のガス化設備1a、1
b、ガスタービン設備8a、8b、8c、蒸気タービン
設備20は、図20に示した従来例と同様に構成されて
いる。
b、ガスタービン設備8a、8b、8c、蒸気タービン
設備20は、図20に示した従来例と同様に構成されて
いる。
【0065】そして、ガスタービン設備8a、8b、8
cからガス化設備1a、1bへの給水の流出は、第1の
ガスタービン設備8a、第2のガスタービン設備8b、
第3のガスタービン設備8cの出口側で合流させ、流出
ヘッダ28を介してガス化設備1a、1bに供給する構
成とし、ガス化設備1a、1bからガスタービン設備8
a、8b、8cへの給水の流入は、第1のガス化設備1
a、第2のガス化設備1bの出口側で合流させ、流入ヘ
ッダ29を介してガスタービン設備8に供給する構成と
する。
cからガス化設備1a、1bへの給水の流出は、第1の
ガスタービン設備8a、第2のガスタービン設備8b、
第3のガスタービン設備8cの出口側で合流させ、流出
ヘッダ28を介してガス化設備1a、1bに供給する構
成とし、ガス化設備1a、1bからガスタービン設備8
a、8b、8cへの給水の流入は、第1のガス化設備1
a、第2のガス化設備1bの出口側で合流させ、流入ヘ
ッダ29を介してガスタービン設備8に供給する構成と
する。
【0066】すなわち、ガスタービン設備8a、8b、
8cからガス化設備1a、1bに供給する水は、ガスタ
ービン設備8a、8b、8cの出口で合流し流出ヘッダ
28を通して各々のガス化設備1a、1bに供給され
る。一方、ガス化設備1a、1bから各々のガスタービ
ン設備8a、8b、8cに供給する水または蒸気は、各
々のガス化設備1a、1bの出口で合流し流入ヘッダ2
9を通して各々のガスタービン設備8a、8b、8cに
供給される。
8cからガス化設備1a、1bに供給する水は、ガスタ
ービン設備8a、8b、8cの出口で合流し流出ヘッダ
28を通して各々のガス化設備1a、1bに供給され
る。一方、ガス化設備1a、1bから各々のガスタービ
ン設備8a、8b、8cに供給する水または蒸気は、各
々のガス化設備1a、1bの出口で合流し流入ヘッダ2
9を通して各々のガスタービン設備8a、8b、8cに
供給される。
【0067】以上に説明した様に、第3の実施の形態に
よれば、流出ヘッダ28及び流入ヘッダ29を設置する
ことにより、ガス化設備1とガスタービン設備8の台数
が異なっても、ガスタービン設備8からガス化設備1へ
給水を流出することが可能となり、ガス化設備1からガ
スタービン設備8へ給水または蒸気を流出することが可
能となる。
よれば、流出ヘッダ28及び流入ヘッダ29を設置する
ことにより、ガス化設備1とガスタービン設備8の台数
が異なっても、ガスタービン設備8からガス化設備1へ
給水を流出することが可能となり、ガス化設備1からガ
スタービン設備8へ給水または蒸気を流出することが可
能となる。
【0068】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。図4は、本発明の第4の実施の形態に係わる多系列
のガス化複合発電設備の構成図である。この第4の実施
の形態は、図3に示した第3の実施の形態に対し、流出
調節弁30、流出制御装置32、流出流量検出器33、
流出圧力検出器34を追加して設けたものである。そし
て、各々のガスタービン設備8からガス化設備1a、1
bに供給する給水の流量を調整するようにしたものであ
る。
る。図4は、本発明の第4の実施の形態に係わる多系列
のガス化複合発電設備の構成図である。この第4の実施
の形態は、図3に示した第3の実施の形態に対し、流出
調節弁30、流出制御装置32、流出流量検出器33、
流出圧力検出器34を追加して設けたものである。そし
て、各々のガスタービン設備8からガス化設備1a、1
bに供給する給水の流量を調整するようにしたものであ
る。
【0069】図4において、ガスタービン設備8からガ
ス化設備1へ給水を流出する系統に、ガス化設備1に流
出する給水流量を調節するための流出調節弁30と、こ
の流出調節弁30を制御するための流出制御装置32と
を新たに設置する。また、給水の流出流量は流出流量検
出器33で検出され、給水の流出圧力は流出圧力検出器
34で検出されて流出制御装置32での制御に使用され
る。
ス化設備1へ給水を流出する系統に、ガス化設備1に流
出する給水流量を調節するための流出調節弁30と、こ
の流出調節弁30を制御するための流出制御装置32と
を新たに設置する。また、給水の流出流量は流出流量検
出器33で検出され、給水の流出圧力は流出圧力検出器
34で検出されて流出制御装置32での制御に使用され
る。
【0070】図5は、本発明の第4の実施の形態におけ
る流出制御装置のブロック構成図である。図5(a)に
おいて、この流出制御装置32はガスタービンの出力ま
たは出力指令値Sに応じた流量で流出調節弁30を制御
する。すなわち、ガスタービンの出力または出力指令値
Sは流出制御装置32の関数発生器51に入力され、こ
の関数発生器51からガスタービンの出力または出力指
令値Sに応じた流出流量設定値Q0が出力される。
る流出制御装置のブロック構成図である。図5(a)に
おいて、この流出制御装置32はガスタービンの出力ま
たは出力指令値Sに応じた流量で流出調節弁30を制御
する。すなわち、ガスタービンの出力または出力指令値
Sは流出制御装置32の関数発生器51に入力され、こ
の関数発生器51からガスタービンの出力または出力指
令値Sに応じた流出流量設定値Q0が出力される。
【0071】すなわち、関数発生器51には予めヒート
バランス等により決められたガスタービンの出力と最も
プラントとして効率の良いガス化設備1への流出流量と
の関係が設定されており、ガスタービンの出力または出
力指令値Sの入力に応じた流量を、流出流量設定値Q0
として出力する。また、関数発生器53には、予め流出
調節弁30の流量に対する開度が設定されており、流出
流量設定値Q0を入力し、この流量に対応した流出調節
弁30の開度を出力し、流出調節弁30へ操作信号とし
て出力を行う。
バランス等により決められたガスタービンの出力と最も
プラントとして効率の良いガス化設備1への流出流量と
の関係が設定されており、ガスタービンの出力または出
力指令値Sの入力に応じた流量を、流出流量設定値Q0
として出力する。また、関数発生器53には、予め流出
調節弁30の流量に対する開度が設定されており、流出
流量設定値Q0を入力し、この流量に対応した流出調節
弁30の開度を出力し、流出調節弁30へ操作信号とし
て出力を行う。
【0072】また、図5(b)の流出制御装置32にお
いては、流出流量検出器33からの信号を減算器54に
入力し、図5(a)の流出制御装置32と同様にして算
出された流出流量設定値Q0との偏差を算出し、PI演
算器55ではその偏差が無くなる様に、流出調節弁30
に対して操作信号を出力する。
いては、流出流量検出器33からの信号を減算器54に
入力し、図5(a)の流出制御装置32と同様にして算
出された流出流量設定値Q0との偏差を算出し、PI演
算器55ではその偏差が無くなる様に、流出調節弁30
に対して操作信号を出力する。
【0073】また図5(c)の流出制御装置32におい
ては、関数発生器56には、予めヒートバランス等によ
り決められたガスタービンの出力と最もプラントとして
効率の良いガス化設備1への流出圧力の関係が設定され
ており、ガスタービンの出力または出力指令値Sによ
り、ガスタービン出力に応じた流出圧力設定値P0を出
力する。流出圧力検出器34からの信号と流出圧力設定
値P0の偏差が減算器54で求められ、PI演算器55
はその偏差が無くなる様に流出調節弁30に対して、操
作信号を出力する。
ては、関数発生器56には、予めヒートバランス等によ
り決められたガスタービンの出力と最もプラントとして
効率の良いガス化設備1への流出圧力の関係が設定され
ており、ガスタービンの出力または出力指令値Sによ
り、ガスタービン出力に応じた流出圧力設定値P0を出
力する。流出圧力検出器34からの信号と流出圧力設定
値P0の偏差が減算器54で求められ、PI演算器55
はその偏差が無くなる様に流出調節弁30に対して、操
作信号を出力する。
【0074】以上に説明した様に、第4の実施の形態に
よれば、ガス化設備1に給水を流出する系統に設置され
た流出調節弁30により、ガス化設備1に対する流出流
量または圧力をガスタービン出力に対応した最適な量で
制御することが可能となるために、各軸でガスタービン
12の出力アンバランスが生じても、予め定められた最
も効率の良い運転点で、プラントを運転することが可能
となる。
よれば、ガス化設備1に給水を流出する系統に設置され
た流出調節弁30により、ガス化設備1に対する流出流
量または圧力をガスタービン出力に対応した最適な量で
制御することが可能となるために、各軸でガスタービン
12の出力アンバランスが生じても、予め定められた最
も効率の良い運転点で、プラントを運転することが可能
となる。
【0075】次に、本発明の第5の実施の形態を説明す
る。図6は、本発明の第5の実施の形態に係わる流出制
御装置32のブロック構成図である。この第5の実施の
形態は、図5に示した第4の実施の形態における流出制
御装置32に対し、大気温度、大気湿度、大気圧力(大
気条件T)の少なくとも1つ以上を使用して、ガスター
ビンの出力または出力指令値に応じた流量を補正するよ
うにしたものである。
る。図6は、本発明の第5の実施の形態に係わる流出制
御装置32のブロック構成図である。この第5の実施の
形態は、図5に示した第4の実施の形態における流出制
御装置32に対し、大気温度、大気湿度、大気圧力(大
気条件T)の少なくとも1つ以上を使用して、ガスター
ビンの出力または出力指令値に応じた流量を補正するよ
うにしたものである。
【0076】ガス化設備1に供給すべき給水流量または
圧力は、ガスタービン12の出力とヒートバランス等に
より計画値ベースで決まるが、大気条件が計画値と異な
る場合、同じガスタービン12の出力でも流出流量が異
なる場合がある。
圧力は、ガスタービン12の出力とヒートバランス等に
より計画値ベースで決まるが、大気条件が計画値と異な
る場合、同じガスタービン12の出力でも流出流量が異
なる場合がある。
【0077】そこで、第5の実施の形態における流出制
御装置32では、流出制御の精度を向上させるために、
第4の実施の形態の流出制御装置32と同様に、算出さ
れた流出流量設定値Q0または流出圧力設定値P0に対
して、大気温度、大気湿度、大気圧力等による大気条件
を代表する信号Tにより補正を行う。
御装置32では、流出制御の精度を向上させるために、
第4の実施の形態の流出制御装置32と同様に、算出さ
れた流出流量設定値Q0または流出圧力設定値P0に対
して、大気温度、大気湿度、大気圧力等による大気条件
を代表する信号Tにより補正を行う。
【0078】図6(a)において、この流出制御装置3
2では、第4の実施の形態の図5(a)の流出制御装置
32と同様に、関数発生器51で流出流量設定値Q0を
算出する。そして、演算器58では流出流量設定値Q0
に対して大気条件を代表する信号Tにより補正演算を行
い、大気条件により補正された流出流量設定値59を出
力する。補正演算のやり方は、ヒートバランス等の計画
値より、関数または多項式近似により求めることができ
る。以下は図5(a)の場合と同様に、関数発生器53
により流出流量設定値59に対応した流出調節弁30の
開度を出力し、流出調節弁30へ操作信号として出力を
行う。
2では、第4の実施の形態の図5(a)の流出制御装置
32と同様に、関数発生器51で流出流量設定値Q0を
算出する。そして、演算器58では流出流量設定値Q0
に対して大気条件を代表する信号Tにより補正演算を行
い、大気条件により補正された流出流量設定値59を出
力する。補正演算のやり方は、ヒートバランス等の計画
値より、関数または多項式近似により求めることができ
る。以下は図5(a)の場合と同様に、関数発生器53
により流出流量設定値59に対応した流出調節弁30の
開度を出力し、流出調節弁30へ操作信号として出力を
行う。
【0079】また、図6(b)の流出制御装置32にお
いては、図6(a)の場合と同様に、大気条件により補
正された流出流量設定値59を演算し、図5(b)の場
合と同様に、流出流量検出器33からの信号と大気条件
により補正された流出流量設定値59により流出調節弁
30の制御を行う。
いては、図6(a)の場合と同様に、大気条件により補
正された流出流量設定値59を演算し、図5(b)の場
合と同様に、流出流量検出器33からの信号と大気条件
により補正された流出流量設定値59により流出調節弁
30の制御を行う。
【0080】また、図6(c)の流出制御装置32にお
いては、演算器60では流出圧力設定値P0に対して、
大気条件を代表する信号Tにより補正演算を行い、大気
条件により補正された流出圧力設定値61を出力する。
以下は図5(c)と同様に作用し、流出調節弁30によ
り制御を行う。
いては、演算器60では流出圧力設定値P0に対して、
大気条件を代表する信号Tにより補正演算を行い、大気
条件により補正された流出圧力設定値61を出力する。
以下は図5(c)と同様に作用し、流出調節弁30によ
り制御を行う。
【0081】以上に説明した様に、第5の実施の形態に
よれば、大気条件が計画点とずれた場合でも、ガス化設
備1に供給すべき流出流量または流出圧力を精度良く計
算することができ、これにより制御を行うため、大気条
件のずれに係わらず最適な運転点でプラントを運転する
ことが可能となる。
よれば、大気条件が計画点とずれた場合でも、ガス化設
備1に供給すべき流出流量または流出圧力を精度良く計
算することができ、これにより制御を行うため、大気条
件のずれに係わらず最適な運転点でプラントを運転する
ことが可能となる。
【0082】次に、本発明の第6の実施の形態を説明す
る。図7は、本発明の第6の実施の形態に係わる流出制
御装置32のブロック構成図である。この第6の実施の
形態は、図5に示した第4の実施の形態における流出制
御装置32に対し、ガスタービンの出力または出力指令
値に代えて、ガスタービンの排ガス流量、排ガス温度、
排熱回収ボイラのドラム圧力の少なくとも1つ以上を使
用して、流量または圧力を算出するようにしたものであ
る。
る。図7は、本発明の第6の実施の形態に係わる流出制
御装置32のブロック構成図である。この第6の実施の
形態は、図5に示した第4の実施の形態における流出制
御装置32に対し、ガスタービンの出力または出力指令
値に代えて、ガスタービンの排ガス流量、排ガス温度、
排熱回収ボイラのドラム圧力の少なくとも1つ以上を使
用して、流量または圧力を算出するようにしたものであ
る。
【0083】すなわち、流出制御装置32は、ガスター
ビンの出力または出力指令値Sの代わりに、ガスタービ
ン設備8の運転上必要不可欠なガスタービン12の排ガ
ス流量、排ガス温度、または排熱回収ボイラ14の蒸気
ドラム19の圧力等のガスタービン設備のプラント状態
を代表する信号Fを入力しこれを使用する。
ビンの出力または出力指令値Sの代わりに、ガスタービ
ン設備8の運転上必要不可欠なガスタービン12の排ガ
ス流量、排ガス温度、または排熱回収ボイラ14の蒸気
ドラム19の圧力等のガスタービン設備のプラント状態
を代表する信号Fを入力しこれを使用する。
【0084】図7(a)の流出制御装置32において、
関数発生器62には、予めガスタービン設備8のプラン
ト状態を代表する信号36に対応した、ガス化設備1へ
の必要流出流量が設定されており、ガスタービン設備8
のプラント状態を代表する信号36により流出流量設定
値Q0を出力し、以下は第4の実施の形態における図5
(a)の流出制御装置32と同様に作用し、流出調節弁
30の制御を行う。
関数発生器62には、予めガスタービン設備8のプラン
ト状態を代表する信号36に対応した、ガス化設備1へ
の必要流出流量が設定されており、ガスタービン設備8
のプラント状態を代表する信号36により流出流量設定
値Q0を出力し、以下は第4の実施の形態における図5
(a)の流出制御装置32と同様に作用し、流出調節弁
30の制御を行う。
【0085】図7(b)の流出制御装置32において、
図7(a)の流出制御装置32と同様にガスタービン設
備8のプラント状態を代表する信号36から関数発生器
62を介して、流出流量設定値Q0を算出する。以下は
図5(b)の流出制御装置32と同様に流出調節弁30
の制御を行う。
図7(a)の流出制御装置32と同様にガスタービン設
備8のプラント状態を代表する信号36から関数発生器
62を介して、流出流量設定値Q0を算出する。以下は
図5(b)の流出制御装置32と同様に流出調節弁30
の制御を行う。
【0086】図7(c)の流出制御装置32において、
関数発生器63には予めガスタービン設備8のプラント
状態を代表する信号36に対応した、ガス化設備1への
必要流出圧力が設定されており、ガスタービン設備8の
プラント状態を代表する信号36により流出圧力設定値
P0を出力し、以下は図5(c)の流出制御装置32と
同様に流出調節弁30の制御を行う。
関数発生器63には予めガスタービン設備8のプラント
状態を代表する信号36に対応した、ガス化設備1への
必要流出圧力が設定されており、ガスタービン設備8の
プラント状態を代表する信号36により流出圧力設定値
P0を出力し、以下は図5(c)の流出制御装置32と
同様に流出調節弁30の制御を行う。
【0087】以上に説明した様に、第6の実施の形態に
よれば、ガスタービンの出力または出力指令値Sをわざ
わざ使用しなくても、ガスタービン設備8の運転上必ず
存在するガスタービン設備のプラント状態を代表する信
号Fを使用することにより、第4の実施の形態の流出制
御装置32と同様な機能を有し、かつ安価な流出制御装
置とすることができる。
よれば、ガスタービンの出力または出力指令値Sをわざ
わざ使用しなくても、ガスタービン設備8の運転上必ず
存在するガスタービン設備のプラント状態を代表する信
号Fを使用することにより、第4の実施の形態の流出制
御装置32と同様な機能を有し、かつ安価な流出制御装
置とすることができる。
【0088】次に、本発明の第7の実施の形態を説明す
る。図8は、本発明の第7の実施の形態に係わる流出制
御装置32のブロック構成図である。この第7の実施の
形態は、図5に示した第4の実施の形態における流出制
御装置32に対し、ガス化設備の負荷指令値、ガス化燃
料流量、精製ガス流量、ガス化燃料調節弁の開度、また
はガス化燃料調節弁の指令値を使用して、ガスタービン
の出力または出力指令値に応じた流量を補正するように
したものである。
る。図8は、本発明の第7の実施の形態に係わる流出制
御装置32のブロック構成図である。この第7の実施の
形態は、図5に示した第4の実施の形態における流出制
御装置32に対し、ガス化設備の負荷指令値、ガス化燃
料流量、精製ガス流量、ガス化燃料調節弁の開度、また
はガス化燃料調節弁の指令値を使用して、ガスタービン
の出力または出力指令値に応じた流量を補正するように
したものである。
【0089】ガス化設備1に供給すべき流出流量または
圧力は、ガス化設備1の運転状態により計画値よりずれ
を生じるため、第7の実施の形態における流出制御装置
32においては、流出制御装置32において、ガス化設
備1の負荷指令値、ガス化燃料流量、精製ガス流量、ガ
ス化燃料調節弁3の開度、ガス化燃料調節弁3の指令値
等のガス化設備のプラント状態を代表する信号Gを使用
して、流出流量設定値Q0または流出圧力設定値P0を
補正する。
圧力は、ガス化設備1の運転状態により計画値よりずれ
を生じるため、第7の実施の形態における流出制御装置
32においては、流出制御装置32において、ガス化設
備1の負荷指令値、ガス化燃料流量、精製ガス流量、ガ
ス化燃料調節弁3の開度、ガス化燃料調節弁3の指令値
等のガス化設備のプラント状態を代表する信号Gを使用
して、流出流量設定値Q0または流出圧力設定値P0を
補正する。
【0090】図8(a)の流出制御装置32において、
第4の実施の形態の図5(a)の流出制御装置32と同
様に、関数発生器51により流出流量設定値Q0を算出
する。演算器64では、ガス化設備1のプラント状態を
代表する信号37により、流出流量設定値Q0に対して
補正演算を行い、ガス化設備1の状態により補正された
流出流量設定値65を出力する。そして、関数発生器5
3で補正された流出流量設定値65に対応する弁開度で
流出調節弁30の制御を行う。
第4の実施の形態の図5(a)の流出制御装置32と同
様に、関数発生器51により流出流量設定値Q0を算出
する。演算器64では、ガス化設備1のプラント状態を
代表する信号37により、流出流量設定値Q0に対して
補正演算を行い、ガス化設備1の状態により補正された
流出流量設定値65を出力する。そして、関数発生器5
3で補正された流出流量設定値65に対応する弁開度で
流出調節弁30の制御を行う。
【0091】図8(b)の流出制御装置32において、
図8(a)の流出制御装置32と同様に、ガス化設備1
の状態により補正された流出流量設定値65を算出し、
以下は図5(b)の流出制御装置32と同様に作用し、
流出調節弁30を制御する。
図8(a)の流出制御装置32と同様に、ガス化設備1
の状態により補正された流出流量設定値65を算出し、
以下は図5(b)の流出制御装置32と同様に作用し、
流出調節弁30を制御する。
【0092】図8(c)の流出制御装置32において、
図5(c)の流出制御装置32と同様に流出圧力設定値
P0を算出し、演算器66ではガス化設備1のプラント
状態を代表する信号37により、流出圧力設定値P0に
対して補正演算を行い、ガス化設備1の状態により補正
された流出圧力設定値67を出力する。以下は図5
(c)の流出制御装置32と同様に作用し、流出調節弁
30を制御する。
図5(c)の流出制御装置32と同様に流出圧力設定値
P0を算出し、演算器66ではガス化設備1のプラント
状態を代表する信号37により、流出圧力設定値P0に
対して補正演算を行い、ガス化設備1の状態により補正
された流出圧力設定値67を出力する。以下は図5
(c)の流出制御装置32と同様に作用し、流出調節弁
30を制御する。
【0093】以上に説明した様に、第7の実施の形態に
よれば、ガスタービン設備8の運転状態だけでは無く、
ガス化設備1の運転状態を考慮した給水流量または圧力
をガス化設備1に対して供給することができ、更に効率
の良い運転点でプラントを運転できる。
よれば、ガスタービン設備8の運転状態だけでは無く、
ガス化設備1の運転状態を考慮した給水流量または圧力
をガス化設備1に対して供給することができ、更に効率
の良い運転点でプラントを運転できる。
【0094】次に、本発明の第8の実施の形態を説明す
る。図9は、本発明の第8の実施の形態に係わる多系列
のガス化複合発電設備の構成図である。この第8の実施
の形態は、図3に示した第3の実施の形態に対し、流入
調節弁38、流入制御装置39、流入流量検出器40、
流入圧力検出器41、蒸気流量検出器42を追加して設
けたものである。そして、各々のガス化設備1a、1b
からガスタービン設備8に供給する水または蒸気の流量
を調整するようにしたものである。
る。図9は、本発明の第8の実施の形態に係わる多系列
のガス化複合発電設備の構成図である。この第8の実施
の形態は、図3に示した第3の実施の形態に対し、流入
調節弁38、流入制御装置39、流入流量検出器40、
流入圧力検出器41、蒸気流量検出器42を追加して設
けたものである。そして、各々のガス化設備1a、1b
からガスタービン設備8に供給する水または蒸気の流量
を調整するようにしたものである。
【0095】図9において、ガス化設備1からガスター
ビン設備8へに給水または蒸気を流入する系統に、ガス
タービン設備8に流入する給水または蒸気流量を調節す
るための流入調節弁38と、この流入調節弁38を制御
するための流入制御装置39を新に設置する。また、水
または蒸気の流入流量は流入流量検出器40で検出さ
れ、水または蒸気の流入圧力は流入圧力検出器41で検
出され、蒸気ドラム19からの蒸気流量は蒸気流量検出
器42で検出されて流入制御装置39での制御に使用さ
れる。
ビン設備8へに給水または蒸気を流入する系統に、ガス
タービン設備8に流入する給水または蒸気流量を調節す
るための流入調節弁38と、この流入調節弁38を制御
するための流入制御装置39を新に設置する。また、水
または蒸気の流入流量は流入流量検出器40で検出さ
れ、水または蒸気の流入圧力は流入圧力検出器41で検
出され、蒸気ドラム19からの蒸気流量は蒸気流量検出
器42で検出されて流入制御装置39での制御に使用さ
れる。
【0096】図10は本発明の第8の実施の形態におけ
る流入制御装置39のブロック構成図である。図10
(a)において、この流入制御装置39は、ガスタービ
ンの出力または出力指令値Sに応じた流量または圧力に
なる様に流入調節弁38を制御する。
る流入制御装置39のブロック構成図である。図10
(a)において、この流入制御装置39は、ガスタービ
ンの出力または出力指令値Sに応じた流量または圧力に
なる様に流入調節弁38を制御する。
【0097】すなわち、ガスタービンの出力または出力
指令値Sは流入制御装置39の関数発生器68に入力さ
れる。関数発生器68には予めヒートバランス等により
決められたガスタービンの出力と最もプラントとして効
率の良いガスタービン設備8への流入流量の関係が設定
されており、ガスタービンの出力または出力指令値Sの
入力に応じた流量を、流入流量設定値R0として出力を
行う。関数発生器70には、予め流入調節弁38の流量
に対する開度が設定されており、流入流量設定値R0を
入力し、この流量に応じた流入調節弁38の開度を出力
し、流入調節弁38への操作信号として出力を行う。
指令値Sは流入制御装置39の関数発生器68に入力さ
れる。関数発生器68には予めヒートバランス等により
決められたガスタービンの出力と最もプラントとして効
率の良いガスタービン設備8への流入流量の関係が設定
されており、ガスタービンの出力または出力指令値Sの
入力に応じた流量を、流入流量設定値R0として出力を
行う。関数発生器70には、予め流入調節弁38の流量
に対する開度が設定されており、流入流量設定値R0を
入力し、この流量に応じた流入調節弁38の開度を出力
し、流入調節弁38への操作信号として出力を行う。
【0098】また、図10(b)の流入制御装置39に
おいては、流入流量検出器40からの信号を減算器54
に入力し、図10(a)の流入制御装置39と同様にし
て算出された流入流量設定値R0との偏差を算出し、P
I演算器55ではその偏差が無くなる様に、流入調節弁
38に対して操作信号を出力する。
おいては、流入流量検出器40からの信号を減算器54
に入力し、図10(a)の流入制御装置39と同様にし
て算出された流入流量設定値R0との偏差を算出し、P
I演算器55ではその偏差が無くなる様に、流入調節弁
38に対して操作信号を出力する。
【0099】また図10(c)の流入制御装置39にお
いて、関数発生器71には、予めヒートバランス等によ
り決められたガスタービンの出力と最もプラントとして
効率の良いガス化設備1への流入圧力の関係が設定され
ており、ガスタービンの出力または出力指令値Sによ
り、ガスタービン出力に応じた流入圧力設定値J0を出
力する。流入圧力検出器41からの信号と流入圧力設定
値J0との偏差が減算器54で求められ、PI演算器5
5はその偏差が無くなる様に流入調節弁38に対して操
作信号を出力する。
いて、関数発生器71には、予めヒートバランス等によ
り決められたガスタービンの出力と最もプラントとして
効率の良いガス化設備1への流入圧力の関係が設定され
ており、ガスタービンの出力または出力指令値Sによ
り、ガスタービン出力に応じた流入圧力設定値J0を出
力する。流入圧力検出器41からの信号と流入圧力設定
値J0との偏差が減算器54で求められ、PI演算器5
5はその偏差が無くなる様に流入調節弁38に対して操
作信号を出力する。
【0100】以上に説明した様に、第8の実施の形態に
よれば、ガスタービン設備8に給水または蒸気を流入す
る系統に設置された流入調節弁38により、ガスタービ
ン設備8に対する流入流量または圧力をガスタービン出
力に対応した最適な量で制御することが可能となるため
に、各軸でガスタービン12の出力アンバランスが生じ
ても、予め定められた最も効率の良い運転点で、プラン
トを運転することが可能となる。
よれば、ガスタービン設備8に給水または蒸気を流入す
る系統に設置された流入調節弁38により、ガスタービ
ン設備8に対する流入流量または圧力をガスタービン出
力に対応した最適な量で制御することが可能となるため
に、各軸でガスタービン12の出力アンバランスが生じ
ても、予め定められた最も効率の良い運転点で、プラン
トを運転することが可能となる。
【0101】次に、本発明の第9の実施の形態を説明す
る。図11は、本発明の第9の実施の形態に係わる流入
制御装置39のブロック構成図である。この第9の実施
の形態は、図10に示した第9の実施の形態における流
入制御装置39に対し、大気温度、大気湿度、大気圧力
(大気条件T)の少なくとも1つ以上を使用して、ガス
タービンの出力または出力指令値に応じた流量または圧
力を補正するようにしたものである。
る。図11は、本発明の第9の実施の形態に係わる流入
制御装置39のブロック構成図である。この第9の実施
の形態は、図10に示した第9の実施の形態における流
入制御装置39に対し、大気温度、大気湿度、大気圧力
(大気条件T)の少なくとも1つ以上を使用して、ガス
タービンの出力または出力指令値に応じた流量または圧
力を補正するようにしたものである。
【0102】ガスタービン設備8に供給すべき給水また
は蒸気の流量または圧力は、ガスタービン12の出力と
ヒートバランス等により計画値ベースで決まるが、大気
条件が計画値と異なる場合、同じガスタービン12の出
力でも流出流量が異なる場合がある。
は蒸気の流量または圧力は、ガスタービン12の出力と
ヒートバランス等により計画値ベースで決まるが、大気
条件が計画値と異なる場合、同じガスタービン12の出
力でも流出流量が異なる場合がある。
【0103】そこで、第9の実施の形態における流入制
御装置39では、流入制御の精度を向上させるために、
図10(a)の流入制御装置39と同様に算出された流
入流量設定値R0または流入圧力設定値J0に対して、
大気温度、大気湿度、大気圧力等による大気条件を代表
する信号Tにより補正を行う。
御装置39では、流入制御の精度を向上させるために、
図10(a)の流入制御装置39と同様に算出された流
入流量設定値R0または流入圧力設定値J0に対して、
大気温度、大気湿度、大気圧力等による大気条件を代表
する信号Tにより補正を行う。
【0104】図11(a)において、図10(a)の流
入制御装置39と同様に、流入流量設定値R0を算出す
る。演算器73では、流入流量設定値R0に対して大気
条件を代表する信号Tにより補正演算を行い、大気条件
Tにより補正された流入流量設定値R1を出力する。補
正演算のやり方は、ヒートバランス等の計画値より、関
数または多項式近似により求めることができる。以下は
図10(a)の流入制御装置39と同様に作用し、関数
発生器70により流入調節弁38の開度を出力し、流入
調節弁38への操作信号として出力を行う。
入制御装置39と同様に、流入流量設定値R0を算出す
る。演算器73では、流入流量設定値R0に対して大気
条件を代表する信号Tにより補正演算を行い、大気条件
Tにより補正された流入流量設定値R1を出力する。補
正演算のやり方は、ヒートバランス等の計画値より、関
数または多項式近似により求めることができる。以下は
図10(a)の流入制御装置39と同様に作用し、関数
発生器70により流入調節弁38の開度を出力し、流入
調節弁38への操作信号として出力を行う。
【0105】図11(b)において、図11(a)の流
入制御装置39と同様に、大気条件Tにより補正された
流入流量設定値R1を演算し、以下図10(b)と同様
に流入流量検出器40と大気条件により補正された流入
流量設定値R1により流入調節弁38の制御を行う。
入制御装置39と同様に、大気条件Tにより補正された
流入流量設定値R1を演算し、以下図10(b)と同様
に流入流量検出器40と大気条件により補正された流入
流量設定値R1により流入調節弁38の制御を行う。
【0106】図11(c)において、演算器75では図
11(a)の流入制御装置39における演算器73と同
様に、流入圧力設定値J0に対して、大気条件を代表す
る信号Tにより補正演算を行い、大気条件により補正さ
れた流入圧力設定値J1を出力する。以下は図10
(c)と同様に大気条件により補正された流入圧力設定
値J1と流入圧力検出器41からの圧力信号により流入
調節弁38を制御する。
11(a)の流入制御装置39における演算器73と同
様に、流入圧力設定値J0に対して、大気条件を代表す
る信号Tにより補正演算を行い、大気条件により補正さ
れた流入圧力設定値J1を出力する。以下は図10
(c)と同様に大気条件により補正された流入圧力設定
値J1と流入圧力検出器41からの圧力信号により流入
調節弁38を制御する。
【0107】以上に説明した様に、この第9の実施の形
態によれば、大気条件が計画点とずれた場合でも、ガス
タービン設備8に供給すべき流入流量または流入圧力を
精度良く計算することができ、これにより制御を行うた
め、大気条件のずれに拘わらず最適な運転点でプラント
を運転することが可能となる。
態によれば、大気条件が計画点とずれた場合でも、ガス
タービン設備8に供給すべき流入流量または流入圧力を
精度良く計算することができ、これにより制御を行うた
め、大気条件のずれに拘わらず最適な運転点でプラント
を運転することが可能となる。
【0108】次に、本発明の第10の実施の形態を説明
する。図12は、本発明の第10の実施の形態に係わる
流入制御装置39のブロック構成図である。この第10
の実施の形態は、図10に示した第8の実施の形態にお
ける流入制御装置39に対し、ガスタービンの出力また
は出力指令値に代えて、ガスタービンの排ガス流量、排
ガス温度、排熱回収ボイラのドラム圧力の少なくとも1
つ以上を使用して、流量または圧力を算出するようにし
たものである。
する。図12は、本発明の第10の実施の形態に係わる
流入制御装置39のブロック構成図である。この第10
の実施の形態は、図10に示した第8の実施の形態にお
ける流入制御装置39に対し、ガスタービンの出力また
は出力指令値に代えて、ガスタービンの排ガス流量、排
ガス温度、排熱回収ボイラのドラム圧力の少なくとも1
つ以上を使用して、流量または圧力を算出するようにし
たものである。
【0109】すなわち、流入制御装置39は、ガスター
ビンの出力または出力指令値Sの代わりに、ガスタービ
ン12の運転上必要不可欠なガスタービン12の排ガス
流量、排ガス温度、または排熱回収ボイラ14の蒸気ド
ラム19の圧力等のガスタービン設備のプラント状態を
代表する信号Fを入力しこれを使用する。
ビンの出力または出力指令値Sの代わりに、ガスタービ
ン12の運転上必要不可欠なガスタービン12の排ガス
流量、排ガス温度、または排熱回収ボイラ14の蒸気ド
ラム19の圧力等のガスタービン設備のプラント状態を
代表する信号Fを入力しこれを使用する。
【0110】図12(a)の流入制御装置39におい
て、関数発生器77には、予めガスタービン設備のプラ
ント状態を代表する信号Fに対応したガスタービン設備
8への必要流入流量が設定されており、ガスタービン設
備のプラント状態を代表する信号Fにより流入流量設定
値R0を出力し、以下は図10(a)の流入制御装置3
9と同様に作用し、流入調節弁38の制御を行う。
て、関数発生器77には、予めガスタービン設備のプラ
ント状態を代表する信号Fに対応したガスタービン設備
8への必要流入流量が設定されており、ガスタービン設
備のプラント状態を代表する信号Fにより流入流量設定
値R0を出力し、以下は図10(a)の流入制御装置3
9と同様に作用し、流入調節弁38の制御を行う。
【0111】図12(b)の流入制御装置39におい
て、図12(a)の流入制御装置39と同様にガスター
ビン設備のプラント状態を代表する信号Fから関数発生
器77を介して、流入流量設定値R0を算出する。以下
は図10(b)の流入制御装置39と同様に流入調節弁
38の制御を行う。
て、図12(a)の流入制御装置39と同様にガスター
ビン設備のプラント状態を代表する信号Fから関数発生
器77を介して、流入流量設定値R0を算出する。以下
は図10(b)の流入制御装置39と同様に流入調節弁
38の制御を行う。
【0112】図12(c)の流入制御装置39におい
て、関数発生器78には予めガスタービン設備のプラン
ト状態を代表する信号Fに対応したガスタービン設備8
への必要流入圧力が設定されており、ガスタービン設備
のプラント状態を代表する信号Fにより流入圧力設定値
J0を出力し、以下は図10(c)の流入制御装置39
と同様に流入調節弁38の制御を行う。
て、関数発生器78には予めガスタービン設備のプラン
ト状態を代表する信号Fに対応したガスタービン設備8
への必要流入圧力が設定されており、ガスタービン設備
のプラント状態を代表する信号Fにより流入圧力設定値
J0を出力し、以下は図10(c)の流入制御装置39
と同様に流入調節弁38の制御を行う。
【0113】以上に説明した様に、第10の実施の形態
によれば、ガスタービンの出力または出力指令値Sをわ
ざわざ使用しなくても、ガスタービン設備8の運転上必
ず存在するガスタービン設備のプラント状態を代表する
信号Fを使用することにより、第8の実施の形態と同様
な機能を有し、かつ安価な流入制御装置39とすること
ができる。
によれば、ガスタービンの出力または出力指令値Sをわ
ざわざ使用しなくても、ガスタービン設備8の運転上必
ず存在するガスタービン設備のプラント状態を代表する
信号Fを使用することにより、第8の実施の形態と同様
な機能を有し、かつ安価な流入制御装置39とすること
ができる。
【0114】次に、本発明の第11の実施の形態を説明
する。図13は、本発明の第11の実施の形態に係わる
流入制御装置39のブロック構成図である。この第11
の実施の形態は、図10に示した第8の実施の形態にお
ける流入制御装置39に対し、ガス化設備の負荷指令
値、ガス化燃料流量、精製ガス流量、ガス化燃料調節弁
の開度、ガス化燃料調節弁の指令値の少なくとも1つ以
上を使用して、ガスタービンの出力または出力指令値に
応じた流量を補正するようにしたものである。
する。図13は、本発明の第11の実施の形態に係わる
流入制御装置39のブロック構成図である。この第11
の実施の形態は、図10に示した第8の実施の形態にお
ける流入制御装置39に対し、ガス化設備の負荷指令
値、ガス化燃料流量、精製ガス流量、ガス化燃料調節弁
の開度、ガス化燃料調節弁の指令値の少なくとも1つ以
上を使用して、ガスタービンの出力または出力指令値に
応じた流量を補正するようにしたものである。
【0115】ガスタービン設備8に供給すべき流入流量
または圧力は、ガス化設備1の運転状態により計画値よ
りずれを生じるため、第11の実施の形態においては、
流入制御装置39は、ガス化設備1の負荷指令値、ガス
化燃料流量、精製ガス流量、ガス化燃料調節弁3の開
度、ガス化燃料調節弁3の指令値等のガス化設備のプラ
ント状態を代表する信号Gを使用して、流入流量設定値
R0または流入圧力設定値J0を補正する構成とする。
または圧力は、ガス化設備1の運転状態により計画値よ
りずれを生じるため、第11の実施の形態においては、
流入制御装置39は、ガス化設備1の負荷指令値、ガス
化燃料流量、精製ガス流量、ガス化燃料調節弁3の開
度、ガス化燃料調節弁3の指令値等のガス化設備のプラ
ント状態を代表する信号Gを使用して、流入流量設定値
R0または流入圧力設定値J0を補正する構成とする。
【0116】図13(a)の流入制御装置39におい
て、図10(a)流入制御装置39と同様に関数発生器
68で流入流量設定値R0を算出する。演算器79で
は、ガス化設備のプラント状態を代表する信号Gによ
り、流入流量設定値R0に対して補正演算を行い、ガス
化設備の状態により補正された流入流量設定値R2を出
力する。以下は図10(a)の流入制御装置39と同様
に作用し、流入調節弁38の制御を行う。
て、図10(a)流入制御装置39と同様に関数発生器
68で流入流量設定値R0を算出する。演算器79で
は、ガス化設備のプラント状態を代表する信号Gによ
り、流入流量設定値R0に対して補正演算を行い、ガス
化設備の状態により補正された流入流量設定値R2を出
力する。以下は図10(a)の流入制御装置39と同様
に作用し、流入調節弁38の制御を行う。
【0117】図13(b)の流入制御装置39におい
て、図13(a)の流入制御装置39と同様にガス化設
備の状態により補正された流入流量設定値R2を算出
し、以下は図10(b)の流入制御装置39と同様に作
用し、流入調節弁38を制御する。
て、図13(a)の流入制御装置39と同様にガス化設
備の状態により補正された流入流量設定値R2を算出
し、以下は図10(b)の流入制御装置39と同様に作
用し、流入調節弁38を制御する。
【0118】図13(c)の流入制御装置39におい
て、図10(a)の流入制御装置39と同様に流入圧力
設定値J0を算出し、演算器81ではガス化設備のプラ
ント状態を代表する信号Gにより、流入圧力設定値J0
に対して補正演算を行い、ガス化設備の状態により補正
された流入圧力設定値J2を出力する。以下は図10
(c)と同様に作用し流入調節弁38を制御する。
て、図10(a)の流入制御装置39と同様に流入圧力
設定値J0を算出し、演算器81ではガス化設備のプラ
ント状態を代表する信号Gにより、流入圧力設定値J0
に対して補正演算を行い、ガス化設備の状態により補正
された流入圧力設定値J2を出力する。以下は図10
(c)と同様に作用し流入調節弁38を制御する。
【0119】以上に説明した様に、第11の実施の形態
によれば、ガスタービン設備8の運転状態だけでは無
く、ガス化設備1の運転状態を考慮した給水流量または
圧力をガスタービン設備8に対して流入することがで
き、更に効率の良い運転点で、プラントを運転すること
が可能となる。
によれば、ガスタービン設備8の運転状態だけでは無
く、ガス化設備1の運転状態を考慮した給水流量または
圧力をガスタービン設備8に対して流入することがで
き、更に効率の良い運転点で、プラントを運転すること
が可能となる。
【0120】次に、本発明の第12の実施の形態を説明
する。図14は、本発明の第12の実施の形態に係わる
流入制御装置39のブロック構成図である。この第12
の実施の形態は、図10に示した第8の実施の形態にお
ける流入制御装置39に対し、排熱回収ボイラの蒸気ド
ラムからの発生蒸気流量を使用して、ガスタービンの出
力または出力指令値に応じた流量または圧力を制限する
ようにしたものである。
する。図14は、本発明の第12の実施の形態に係わる
流入制御装置39のブロック構成図である。この第12
の実施の形態は、図10に示した第8の実施の形態にお
ける流入制御装置39に対し、排熱回収ボイラの蒸気ド
ラムからの発生蒸気流量を使用して、ガスタービンの出
力または出力指令値に応じた流量または圧力を制限する
ようにしたものである。
【0121】排熱回収ボイラ14の蒸気ドラム19のレ
ベルは、高すぎても低すぎてもプラント運転上不都合が
生じる。従って、常にレベルを一定に保つ必要があり、
蒸気ドラム19への給水系統には給水調節弁26が設置
され、ドラムレベル検出器27からのレベル信号により
制御されている。レベルを一定に保つためには、蒸気ド
ラム19より発生した蒸気量相当の給水を蒸気ドラム1
9に供給すれば良く、発生蒸気量は排熱回収ボイラ14
の運転状態により決まる。
ベルは、高すぎても低すぎてもプラント運転上不都合が
生じる。従って、常にレベルを一定に保つ必要があり、
蒸気ドラム19への給水系統には給水調節弁26が設置
され、ドラムレベル検出器27からのレベル信号により
制御されている。レベルを一定に保つためには、蒸気ド
ラム19より発生した蒸気量相当の給水を蒸気ドラム1
9に供給すれば良く、発生蒸気量は排熱回収ボイラ14
の運転状態により決まる。
【0122】一方、流入調節弁38を介して蒸気ドラム
19に給水が供給されている。ここで蒸気ドラム19の
発生蒸気量をX、給水調節弁26からの給水量をW1、
流入調節弁38からの給水量をW2とすると、X=W1
+W2が常に成立していれば、蒸気ドラム19のレベル
は常に一定となる。
19に給水が供給されている。ここで蒸気ドラム19の
発生蒸気量をX、給水調節弁26からの給水量をW1、
流入調節弁38からの給水量をW2とすると、X=W1
+W2が常に成立していれば、蒸気ドラム19のレベル
は常に一定となる。
【0123】ところが、流入調節弁38からの通過流量
W2は、基本的には排熱回収ボイラ14の状態に関係な
く、言い換えれば発生蒸気量Xに関係なく決まる量であ
るため、給水調節弁26の制御と流入調節弁38の制御
とが互いに干渉することがある。
W2は、基本的には排熱回収ボイラ14の状態に関係な
く、言い換えれば発生蒸気量Xに関係なく決まる量であ
るため、給水調節弁26の制御と流入調節弁38の制御
とが互いに干渉することがある。
【0124】例えば、W2が増加するとX<W1+W2
となりレベルが増加するため、X1=W1+W2にすべ
く給水調節弁26の閉操作を行いW1を減少させる。給
水調節弁26が全閉するとW1が0となるが、この時X
1<W2であれば、レベルは低下し続けプラント運転が
困難な状態となる。またW2が減少した場合は、逆に、
給水調節弁26は開操作を行いW1を増加させる。給水
調節弁26が全開すると、W1は一定(W12とする)
となるが、X1−W12<X2であればレベルは上昇し
続け、やはりプラント運転が困難な状態となる。よって
プラントの運転を継続させるためには、X1≧X2≧X
1−W12を常に成立させる必要がある。
となりレベルが増加するため、X1=W1+W2にすべ
く給水調節弁26の閉操作を行いW1を減少させる。給
水調節弁26が全閉するとW1が0となるが、この時X
1<W2であれば、レベルは低下し続けプラント運転が
困難な状態となる。またW2が減少した場合は、逆に、
給水調節弁26は開操作を行いW1を増加させる。給水
調節弁26が全開すると、W1は一定(W12とする)
となるが、X1−W12<X2であればレベルは上昇し
続け、やはりプラント運転が困難な状態となる。よって
プラントの運転を継続させるためには、X1≧X2≧X
1−W12を常に成立させる必要がある。
【0125】そこで、第12の実施の形態における流入
制御装置39では、排熱回収ボイラ14の蒸気ドラム1
9より発生する蒸気流量を検出するための蒸気流量検出
器42を新に設置し、この蒸気流量検出器42からの蒸
気流量信号Xを使用して、流入流量設定値R0に制限を
加える構成としている。
制御装置39では、排熱回収ボイラ14の蒸気ドラム1
9より発生する蒸気流量を検出するための蒸気流量検出
器42を新に設置し、この蒸気流量検出器42からの蒸
気流量信号Xを使用して、流入流量設定値R0に制限を
加える構成としている。
【0126】図14(a)の流入制御装置39におい
て、信号発生器83には予め給水調節弁26の全開時の
流量W12が設定されており、減算器84では、蒸気流
量検出器42からの蒸気流量信号Xから給水調節弁26
の全開時の流量を減じる。低値選択器85では、図10
(a)の流入制御装置39と同様に求められた流入流量
設定値R0と蒸気流量信号Xとの低値選択を行い、高値
選択器86では、更に減算器84の出力との高値選択を
行うことにより、X1≧X2≧X1−W12であるX
2、すなわち流入流量設定値R3を得ることができる。
そして、以下は図10(a)の流入制御装置39と同様
に流入調節弁38の制御を行う。
て、信号発生器83には予め給水調節弁26の全開時の
流量W12が設定されており、減算器84では、蒸気流
量検出器42からの蒸気流量信号Xから給水調節弁26
の全開時の流量を減じる。低値選択器85では、図10
(a)の流入制御装置39と同様に求められた流入流量
設定値R0と蒸気流量信号Xとの低値選択を行い、高値
選択器86では、更に減算器84の出力との高値選択を
行うことにより、X1≧X2≧X1−W12であるX
2、すなわち流入流量設定値R3を得ることができる。
そして、以下は図10(a)の流入制御装置39と同様
に流入調節弁38の制御を行う。
【0127】また図14(b)の流入制御装置39にお
いて、図14(a)の流入制御装置39と同様に流入流
量設定値R3を算出し、以下は図10(b)の流入制御
装置39と同様に作用し、流入流量検出器40からの流
量信号により流入調節弁38を制御する。
いて、図14(a)の流入制御装置39と同様に流入流
量設定値R3を算出し、以下は図10(b)の流入制御
装置39と同様に作用し、流入流量検出器40からの流
量信号により流入調節弁38を制御する。
【0128】また、図14(c)の流入制御装置39に
おいて、関数発生器88には、流入流量設定値R3と流
入圧力設定値の関係が設定されており、図14(a)の
流入制御装置39と同様に求められた流入流量設定値R
3を入力し、流入圧力設定値J3を出力する。以下は、
図10(c)の流入制御装置39と同様に作用し、流入
圧力検出器41からの圧力信号により流入調節弁38を
制御する。
おいて、関数発生器88には、流入流量設定値R3と流
入圧力設定値の関係が設定されており、図14(a)の
流入制御装置39と同様に求められた流入流量設定値R
3を入力し、流入圧力設定値J3を出力する。以下は、
図10(c)の流入制御装置39と同様に作用し、流入
圧力検出器41からの圧力信号により流入調節弁38を
制御する。
【0129】以上に説明した様に、この第12の実施の
形態によれば、給水調節弁26の制御と干渉することが
無く、最適な運転点でプラントの運転継続ができる。
形態によれば、給水調節弁26の制御と干渉することが
無く、最適な運転点でプラントの運転継続ができる。
【0130】次に、本発明の第13の実施の形態を説明
する。図15は、本発明の第13の実施の形態に係わる
流入制御装置39のブロック構成図である。この第13
の実施の形態は、図10に示した第8の実施の形態にお
ける流入制御装置39に対し、ガス化設備からの給水の
動特性を模擬したモデルを内部に持つようにしたもので
ある。
する。図15は、本発明の第13の実施の形態に係わる
流入制御装置39のブロック構成図である。この第13
の実施の形態は、図10に示した第8の実施の形態にお
ける流入制御装置39に対し、ガス化設備からの給水の
動特性を模擬したモデルを内部に持つようにしたもので
ある。
【0131】ガスタービン12速い出力変化に対して、
ガス化設備1からの流入流量には遅れが生じるため、ガ
スタービン12の出力変化時には、制御性が劣化してし
まう。そこで、第13の実施の形態における流入制御装
置39では、ガス化設備1の給水の動特性(遅れ)を模
擬したガス化設備流量モデル90を新に設置した構成と
する。
ガス化設備1からの流入流量には遅れが生じるため、ガ
スタービン12の出力変化時には、制御性が劣化してし
まう。そこで、第13の実施の形態における流入制御装
置39では、ガス化設備1の給水の動特性(遅れ)を模
擬したガス化設備流量モデル90を新に設置した構成と
する。
【0132】図15(a)の流入制御装置39におい
て、ガス化設備流量モデル90には、予めガス化設備1
の給水の遅れを模擬したモデルが設定されている。この
モデルは、ガスタービン12の出力変化に対するガス化
設備1からの流入量の遅れをモデル化したもので、例え
ば、むだ時間と1次遅れ等により表現される。
て、ガス化設備流量モデル90には、予めガス化設備1
の給水の遅れを模擬したモデルが設定されている。この
モデルは、ガスタービン12の出力変化に対するガス化
設備1からの流入量の遅れをモデル化したもので、例え
ば、むだ時間と1次遅れ等により表現される。
【0133】図10(a)の流入制御装置39と同様に
関数発生器68により流入流量設定値R0を得る。この
流入流量設定値R0をガス化設備流量モデル90に入力
し、ガスタービン12の出力変化に対するガス化設備の
遅れを考慮した流入流量設定値R4を得ることができ
る。以下は図10(a)と同様に、この流入流量設定値
R0に一致する様に、流入調節弁38の制御を行う。
関数発生器68により流入流量設定値R0を得る。この
流入流量設定値R0をガス化設備流量モデル90に入力
し、ガスタービン12の出力変化に対するガス化設備の
遅れを考慮した流入流量設定値R4を得ることができ
る。以下は図10(a)と同様に、この流入流量設定値
R0に一致する様に、流入調節弁38の制御を行う。
【0134】また図10(b)の流入制御装置39にお
いて、図15(a)の流入制御装置39と同様にして、
ガス化設備の遅れを考慮した流入流量設定値R4を求
め、更に図10(b)と同様に流入流量検出器40から
の信号により、流入調節弁38を制御する。
いて、図15(a)の流入制御装置39と同様にして、
ガス化設備の遅れを考慮した流入流量設定値R4を求
め、更に図10(b)と同様に流入流量検出器40から
の信号により、流入調節弁38を制御する。
【0135】また図15(c)の流入制御装置39にお
いて、ガス化設備圧力モデル92には、予めガス化設備
1の給水の遅れを模擬したモデルが設定されている。こ
のモデルは、ガスタービン12の出力変化に対する、ガ
ス化設備1からの流入圧力の遅れをモデル化したもの
で、例えば、むだ時間と1次遅れ等により表現される。
図10(c)の流入制御装置39と同様に流入圧力設定
値J0を求め、これをガス化設備圧力モデル92に入力
し、ガス化設備の遅れを考慮した流入圧力設定値J4を
主力する。以下は図10(c)の流入制御装置39と同
様に作用し、流入圧力検出器41からの圧力信号によ
り、流入調節弁38を制御する。
いて、ガス化設備圧力モデル92には、予めガス化設備
1の給水の遅れを模擬したモデルが設定されている。こ
のモデルは、ガスタービン12の出力変化に対する、ガ
ス化設備1からの流入圧力の遅れをモデル化したもの
で、例えば、むだ時間と1次遅れ等により表現される。
図10(c)の流入制御装置39と同様に流入圧力設定
値J0を求め、これをガス化設備圧力モデル92に入力
し、ガス化設備の遅れを考慮した流入圧力設定値J4を
主力する。以下は図10(c)の流入制御装置39と同
様に作用し、流入圧力検出器41からの圧力信号によ
り、流入調節弁38を制御する。
【0136】以上に説明した様に、第13の実施の形態
によれば、ガスタービン12の速い出力変化時において
も最適な流入流量または圧力で制御されるため、制御性
が向上し、より良い運転点でプラントを運転することが
可能となる。
によれば、ガスタービン12の速い出力変化時において
も最適な流入流量または圧力で制御されるため、制御性
が向上し、より良い運転点でプラントを運転することが
可能となる。
【0137】なお、以上の説明では、流入流量設定値R
0または流入圧力設定値J0に対してガス化設備1の遅
れを考慮したが、各々流入調節弁38に対する操作信号
に対してガス化設備1の遅れを考慮しても同様の効果を
得ることができる。
0または流入圧力設定値J0に対してガス化設備1の遅
れを考慮したが、各々流入調節弁38に対する操作信号
に対してガス化設備1の遅れを考慮しても同様の効果を
得ることができる。
【0138】次に、本発明の第14の実施の形態を説明
する。図16は、本発明の第14の実施の形態に係わる
多系列のガス化複合発電設備の構成図である。この第1
4の実施の形態は、図3に示した第3の実施の形態に対
し、流出調節弁30、流出流量検出器33、流出圧力検
出器34、流入調節弁38、流入流量検出器40、流入
圧力検出器41、流出流入制御装置43を追加して設け
たものである。そして、流出流入制御装置43は、ガス
タービンの出力に応じた流量または圧力で流出調節弁3
0や流入調節弁38を制御する。
する。図16は、本発明の第14の実施の形態に係わる
多系列のガス化複合発電設備の構成図である。この第1
4の実施の形態は、図3に示した第3の実施の形態に対
し、流出調節弁30、流出流量検出器33、流出圧力検
出器34、流入調節弁38、流入流量検出器40、流入
圧力検出器41、流出流入制御装置43を追加して設け
たものである。そして、流出流入制御装置43は、ガス
タービンの出力に応じた流量または圧力で流出調節弁3
0や流入調節弁38を制御する。
【0139】図16において、ガスタービン設備8から
ガス化設備1へ給水を流出する系統に、ガス化設備1に
流出する給水流量を調節するための流出調節弁30を設
け、ガス化設備1からガスタービン設備8へに給水また
は蒸気を流入する系統に、ガスタービン設備8に流入す
る給水または蒸気流量を調節するための流入調節弁38
を設け、この流出調節弁30または流入調節弁38を制
御するための流出流入制御装置43とを新たに設置す
る。
ガス化設備1へ給水を流出する系統に、ガス化設備1に
流出する給水流量を調節するための流出調節弁30を設
け、ガス化設備1からガスタービン設備8へに給水また
は蒸気を流入する系統に、ガスタービン設備8に流入す
る給水または蒸気流量を調節するための流入調節弁38
を設け、この流出調節弁30または流入調節弁38を制
御するための流出流入制御装置43とを新たに設置す
る。
【0140】また、給水の流出流量は流出流量検出器3
3で検出され、給水の流出圧力は流出圧力検出器34で
検出されて流出流出制御装置43での流出調節弁30の
制御に使用される。同様に、水または蒸気の流入流量は
流入流量検出器40で検出され、水または蒸気の流入圧
力は流入圧力検出器41で検出されて流出流出制御装置
43での流入調節弁38の制御に使用される。
3で検出され、給水の流出圧力は流出圧力検出器34で
検出されて流出流出制御装置43での流出調節弁30の
制御に使用される。同様に、水または蒸気の流入流量は
流入流量検出器40で検出され、水または蒸気の流入圧
力は流入圧力検出器41で検出されて流出流出制御装置
43での流入調節弁38の制御に使用される。
【0141】図17は、本発明の第14の実施の形態に
おける流出流入制御装置43のブロック構成図である。
図17(a)の流出流入制御装置43において、密接に
関連する流入制御と流出制御の協調を図るために、関数
発生器94には予めガスタービン12の出力と流入流量
の関係が設定されており、ガスタービンの出力または出
力指令値Sを入力として、流出流量設定値Qrを出力す
る。関数発生器53には予め流量と流出調節弁30の開
度の関係が設定されており、流出流量設定値Qrを入力
し、流出流量設定値Qrに対応した開度を出力し、操作
信号として流出調節弁30に対して出力を行う。これに
より、流出調節弁30はガスタービン12に応じた開度
となり、流入流量をガスタービン12出力に応じた流量
とすることが可能となる。
おける流出流入制御装置43のブロック構成図である。
図17(a)の流出流入制御装置43において、密接に
関連する流入制御と流出制御の協調を図るために、関数
発生器94には予めガスタービン12の出力と流入流量
の関係が設定されており、ガスタービンの出力または出
力指令値Sを入力として、流出流量設定値Qrを出力す
る。関数発生器53には予め流量と流出調節弁30の開
度の関係が設定されており、流出流量設定値Qrを入力
し、流出流量設定値Qrに対応した開度を出力し、操作
信号として流出調節弁30に対して出力を行う。これに
より、流出調節弁30はガスタービン12に応じた開度
となり、流入流量をガスタービン12出力に応じた流量
とすることが可能となる。
【0142】また、ガス化設備流量モデル96には、ガ
スタービン12の出力変化に対する流入調節弁38の制
御系とガス化設備1からの流入流量の遅れを模擬したモ
デルが設定されており、この遅れはむだ時間、1次遅れ
等により表現することができる。流出流量設定値Qrを
ガス化設備流量モデル96に入力し、流出制御とガス化
設備の遅れを考慮した流入流量設定値Rrを出力する。
関数発生器70には予め流量と流入調節弁38の開度の
関係が設定されており、流出制御とガス化設備の遅れを
考慮した流入流量設定値Rrを入力し、これに対応した
流入調節弁38の開度を流入調節弁38に対して制御出
力を行う。
スタービン12の出力変化に対する流入調節弁38の制
御系とガス化設備1からの流入流量の遅れを模擬したモ
デルが設定されており、この遅れはむだ時間、1次遅れ
等により表現することができる。流出流量設定値Qrを
ガス化設備流量モデル96に入力し、流出制御とガス化
設備の遅れを考慮した流入流量設定値Rrを出力する。
関数発生器70には予め流量と流入調節弁38の開度の
関係が設定されており、流出制御とガス化設備の遅れを
考慮した流入流量設定値Rrを入力し、これに対応した
流入調節弁38の開度を流入調節弁38に対して制御出
力を行う。
【0143】これにより、流入調節弁38を流出制御と
ガス化設備の遅れを考慮した流入流量設定値Rrに対応
した開度とし、流入流量をガスタービン12の出力に応
じた流出制御とガス化設備1の遅れを考慮した流量とす
ることが可能となる。
ガス化設備の遅れを考慮した流入流量設定値Rrに対応
した開度とし、流入流量をガスタービン12の出力に応
じた流出制御とガス化設備1の遅れを考慮した流量とす
ることが可能となる。
【0144】図17(b)の流出流入制御装置43にお
いて、流出流量検出器33からの流出流量信号と流出流
量設定値Qrを減算器54に入力して偏差を求め、PI
演算器55ではこの偏差が無くなる様に流出調節弁30
に対して操作信号を出力する。また、流入流量検出器4
0からの流入流量信号と流出制御とガス化設備の遅れを
考慮した流入流量設定値Rrを減算器98に入力して偏
差を求め、PI演算器99ではこの偏差を無くす様に流
入調節弁38に対して操作信号を出力する。
いて、流出流量検出器33からの流出流量信号と流出流
量設定値Qrを減算器54に入力して偏差を求め、PI
演算器55ではこの偏差が無くなる様に流出調節弁30
に対して操作信号を出力する。また、流入流量検出器4
0からの流入流量信号と流出制御とガス化設備の遅れを
考慮した流入流量設定値Rrを減算器98に入力して偏
差を求め、PI演算器99ではこの偏差を無くす様に流
入調節弁38に対して操作信号を出力する。
【0145】以上により、流出調節弁30をガスタービ
ン出力に応じた流量で制御することができ、また流入調
節弁38は、ガスタービン出力に応じた流量で、かつ流
出制御とガス化設備1の遅れを考慮した流量で制御する
ことが可能となる。
ン出力に応じた流量で制御することができ、また流入調
節弁38は、ガスタービン出力に応じた流量で、かつ流
出制御とガス化設備1の遅れを考慮した流量で制御する
ことが可能となる。
【0146】図17(c)の流出流入制御装置43にお
いて、関数発生器100にはガスタービン12の出力と
流出圧力の関係が予め設定されており、ガスタービンの
出力または出力指令値Sを入力し、ガスタービン12の
出力に応じた流出圧力設定値Prを出力する。減算器5
4では、流出圧力検出器34からの流出圧力信号と流出
圧力設定値Prが入力され、その偏差を求める。PI演
算器55ではその偏差が無くなる様に流出調節弁30に
対して操作信号を出力する。
いて、関数発生器100にはガスタービン12の出力と
流出圧力の関係が予め設定されており、ガスタービンの
出力または出力指令値Sを入力し、ガスタービン12の
出力に応じた流出圧力設定値Prを出力する。減算器5
4では、流出圧力検出器34からの流出圧力信号と流出
圧力設定値Prが入力され、その偏差を求める。PI演
算器55ではその偏差が無くなる様に流出調節弁30に
対して操作信号を出力する。
【0147】また、ガス化設備圧力モデル102には、
ガスタービン12の出力変化に対する流出圧力制御とガ
ス化設備1の遅れを模擬したモデルが設定されており、
このモデルは、むだ時間、1次遅れ等により表現され
る。ガス化設備圧力モデル102に流出圧力設定値Pr
を入力し、流出制御とガス化設備の遅れを考慮した流入
圧力設定値Jrを出力する。減算器98では、流入圧力
検出器41からの流出圧力信号と流出制御とガス化設備
の遅れを考慮した流入圧力設定値Jrの偏差を求め、P
I演算器99においてその偏差が無くなる様に流入調節
弁38に対し、操作信号を出力する。
ガスタービン12の出力変化に対する流出圧力制御とガ
ス化設備1の遅れを模擬したモデルが設定されており、
このモデルは、むだ時間、1次遅れ等により表現され
る。ガス化設備圧力モデル102に流出圧力設定値Pr
を入力し、流出制御とガス化設備の遅れを考慮した流入
圧力設定値Jrを出力する。減算器98では、流入圧力
検出器41からの流出圧力信号と流出制御とガス化設備
の遅れを考慮した流入圧力設定値Jrの偏差を求め、P
I演算器99においてその偏差が無くなる様に流入調節
弁38に対し、操作信号を出力する。
【0148】以上により、ガスタービン12の出力に応
じた流出圧力で、流出調節弁30の制御を行い、同じく
ガスタービン12の出力応じ、かつ流出制御とガス化設
備1を考慮した流入圧力で流入調節弁38を制御するこ
とが可能となる。
じた流出圧力で、流出調節弁30の制御を行い、同じく
ガスタービン12の出力応じ、かつ流出制御とガス化設
備1を考慮した流入圧力で流入調節弁38を制御するこ
とが可能となる。
【0149】以上に説明した様に、第14の実施の形態
によれば、ガスタービン12の出力に応じた互いに協調
の取れた流入制御と流出制御を同時に行うことができ、
より理想的な運転点でプラントを運転することが可能と
なる。
によれば、ガスタービン12の出力に応じた互いに協調
の取れた流入制御と流出制御を同時に行うことができ、
より理想的な運転点でプラントを運転することが可能と
なる。
【0150】次に、本発明の第15の実施の形態を説明
する。図18は、本発明の第15の実施の形態に係わる
多系列のガス化複合発電設備の構成図である。この第1
5の実施の形態は、図3に示した第3の実施の形態に対
し、流出ヘッダ調節弁44、流出ヘッダ圧力検出器4
5、流出ヘッダ制御装置46を追加して設けたものであ
る。そして、流出ヘッダ調節弁44の2次側の圧力によ
り流出ヘッダ調節弁44を制御しガスタービン設備8か
らガス化設備に供給する給水の流量を調整するようにし
たものである。
する。図18は、本発明の第15の実施の形態に係わる
多系列のガス化複合発電設備の構成図である。この第1
5の実施の形態は、図3に示した第3の実施の形態に対
し、流出ヘッダ調節弁44、流出ヘッダ圧力検出器4
5、流出ヘッダ制御装置46を追加して設けたものであ
る。そして、流出ヘッダ調節弁44の2次側の圧力によ
り流出ヘッダ調節弁44を制御しガスタービン設備8か
らガス化設備に供給する給水の流量を調整するようにし
たものである。
【0151】図18において、流出ヘッダ28には、ガ
スタービン12からガス化設備1に流出する圧力を制御
するための流出ヘッダ調節弁44と、流出ヘッダ28の
圧力を検出するための流出ヘッダ圧力検出器45と、流
出ヘッダ調節弁44を制御するための流出ヘッダ制御装
置46とが設置されている。
スタービン12からガス化設備1に流出する圧力を制御
するための流出ヘッダ調節弁44と、流出ヘッダ28の
圧力を検出するための流出ヘッダ圧力検出器45と、流
出ヘッダ調節弁44を制御するための流出ヘッダ制御装
置46とが設置されている。
【0152】図19は流出ヘッダ制御装置46のブロッ
ク構成図である。流出ヘッダ制御装置46は、流出ヘッ
ダ圧力検出器45により検出された流出編だ圧力に基づ
いて流出ヘッダ調節弁44を制御する。
ク構成図である。流出ヘッダ制御装置46は、流出ヘッ
ダ圧力検出器45により検出された流出編だ圧力に基づ
いて流出ヘッダ調節弁44を制御する。
【0153】流出ヘッダ制御装置46の信号発生器10
4には、予め流出ヘッダ28の圧力設定値が設定されて
おり、信号発生器104からはその圧力設定値信号Pa
を出力する。減算器54では流出ヘッダ圧力検出器45
からの圧力信号と圧力設定値信号Paとの偏差を求め、
PI演算器55ではその偏差が無くなる様に、流出ヘッ
ダ調節弁44に対して操作出力を行う。
4には、予め流出ヘッダ28の圧力設定値が設定されて
おり、信号発生器104からはその圧力設定値信号Pa
を出力する。減算器54では流出ヘッダ圧力検出器45
からの圧力信号と圧力設定値信号Paとの偏差を求め、
PI演算器55ではその偏差が無くなる様に、流出ヘッ
ダ調節弁44に対して操作出力を行う。
【0154】以上により、流出ヘッダ調節弁44により
流出ヘッダ28の圧力を制御設定値と等しくなる様に制
御を行うことが可能となる。各ガスタービン12の出力
にアンバランスが生じても流出ヘッダ28の圧力が適正
に制御されていれば、各ガスタービン設備8からの流量
は適正に確保され、ガスタービン設備8からガス化設備
1に流出される流量は、計画値通りに確保される。
流出ヘッダ28の圧力を制御設定値と等しくなる様に制
御を行うことが可能となる。各ガスタービン12の出力
にアンバランスが生じても流出ヘッダ28の圧力が適正
に制御されていれば、各ガスタービン設備8からの流量
は適正に確保され、ガスタービン設備8からガス化設備
1に流出される流量は、計画値通りに確保される。
【0155】以上に説明した様に、第15の実施の形態
によれば、各ガスタービン設備8側に調節弁及び制御装
置を設置する必要が無く、より安価な制御システムによ
り、各ガスタービン12の出力アンバランスが生じて
も、予め定められた最も効率の良い運転点で、プラント
を運転することが可能となる。
によれば、各ガスタービン設備8側に調節弁及び制御装
置を設置する必要が無く、より安価な制御システムによ
り、各ガスタービン12の出力アンバランスが生じて
も、予め定められた最も効率の良い運転点で、プラント
を運転することが可能となる。
【0156】
【発明の効果】以上に説明した様に本発明は、あらゆる
運転点で、最適な流出制御及び流入制御を行うことが可
能となり、かつ排熱回収ボイラ14の給水調節弁22制
御に対しても外乱とならない制御実現できるという効果
を有する。
運転点で、最適な流出制御及び流入制御を行うことが可
能となり、かつ排熱回収ボイラ14の給水調節弁22制
御に対しても外乱とならない制御実現できるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる多系列のガ
ス化複合発電設備の構成図。
ス化複合発電設備の構成図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係わる多系列のガ
ス化複合発電設備の構成図。
ス化複合発電設備の構成図。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係わる多系列のガ
ス化複合発電設備の構成図。
ス化複合発電設備の構成図。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係わる多系列のガ
ス化複合発電設備の構成図。
ス化複合発電設備の構成図。
【図5】本発明の第4の実施の形態における流出制御装
置のブロック構成図。
置のブロック構成図。
【図6】本発明の第5の実施の形態における流出制御装
置のブロック構成図。
置のブロック構成図。
【図7】本発明の第6の実施の形態における流出制御装
置のブロック構成図。
置のブロック構成図。
【図8】本発明の第7の実施の形態における流出制御装
置のブロック構成図。
置のブロック構成図。
【図9】本発明の第8の実施の形態に係わる多系列のガ
ス化複合発電設備の構成図。
ス化複合発電設備の構成図。
【図10】本発明の第8の実施の形態における流入制御
装置のブロック構成図。
装置のブロック構成図。
【図11】本発明の第9の実施の形態における流入制御
装置のブロック構成図。
装置のブロック構成図。
【図12】本発明の第10の実施の形態における流入制
御装置のブロック構成図。
御装置のブロック構成図。
【図13】本発明の第11の実施の形態における流入制
御装置のブロック構成図。
御装置のブロック構成図。
【図14】本発明の第12の実施の形態における流入制
御装置のブロック構成図。
御装置のブロック構成図。
【図15】本発明の第13の実施の形態における流入制
御装置のブロック構成図。
御装置のブロック構成図。
【図16】本発明の第14の実施の形態に係わる多系列
のガス化複合発電設備の構成図。
のガス化複合発電設備の構成図。
【図17】本発明の第14の実施の形態における流入制
御装置のブロック構成図。
御装置のブロック構成図。
【図18】本発明の第15の実施の形態に係わる多系列
のガス化複合発電設備の構成図。
のガス化複合発電設備の構成図。
【図19】本発明の第14の実施の形態における流入制
御装置のブロック構成図。
御装置のブロック構成図。
【図20】ガス化設備が1台で複合発電システムが1台
である場合の従来のガス化複合発電設備の一例を示す構
成図。
である場合の従来のガス化複合発電設備の一例を示す構
成図。
【図21】ガス化設備が3台でガスタービン設備が3台
である場合の従来のガス化複合発電設備の一例を示す構
成図。
である場合の従来のガス化複合発電設備の一例を示す構
成図。
1 ガス化設備 2 ガス化炉 6 ガスクーラ 7 脱硫装置 8 ガスタービン設備 9 燃料流量調節弁 13 ガスタービン発電機 14 排熱回収ボイラ 19 蒸気ドラム 20 蒸気タービン設備 23 蒸気タービン発電機 25 給水ポンプ 26 給水調節弁 27 ドラムレベル検出器 28 流出ヘッダ 29 流入ヘッダ 30 流出調節弁 32 流出制御装置 33 流出流量検出器 34 流出圧力検出器 38 流入調節弁 39 流入制御装置 40 流入流量検出器 41 流入圧力検出器 42 蒸気流量検出器 43 流出流入制御装置 44 流出ヘッダ調節弁 45 流出ヘッダ圧力検出器 46 流出ヘッダ制御装置
Claims (15)
- 【請求項1】 1台以上のガス化設備と、2台以上のガ
スタービン設備と、1台以上の蒸気タービン設備とで構
成され、前記ガスタービン設備から前記ガス化設備に水
を供給し、前記ガス化設備から前記ガスタービン設備に
水または蒸気を供給するようにした多系列のガス化複合
発電設備において、前記ガスタービン設備から前記ガス
化設備に供給する水を各ガスタービン設備の出口で合流
させ、前記ガス化設備に供給することを特徴とする多系
列のガス化複合発電設備。 - 【請求項2】 2台以上のガス化設備と、1台以上のガ
スタービン設備と、1台以上の蒸気タービン設備とで構
成され、前記ガスタービン設備から前記ガス化設備に水
を供給し、前記ガス化設備から前記ガスタービン設備に
水または蒸気を供給するようにした多系列のガス化複合
発電設備において、前記ガス化設備から前記ガスタービ
ン設備に供給する水または蒸気を前記ガス化設備の出口
で合流させ、前記ガスタービン設備に供給することを特
徴とする多系列のガス化複合発電設備。 - 【請求項3】 2台以上のガス化設備と、2台以上のガ
スタービン設備と、1台以上の蒸気タービン設と備で構
成され、前記ガスタービン設備から前記ガス化設備に水
を供給し、前記ガス化設備から前記ガスタービン設備に
水または蒸気を供給するようにした多系列のガス化複合
発電設備において、前記ガスタービン設備から前記ガス
化設備に供給する水を前記ガスタービン設備の出口で合
流させ前記ガス化設備に供給し、前記ガス化設備から前
記ガスタービン設備に供給する水または蒸気を前記ガス
化設備の出口で合流させ前記ガスタービン設備に供給す
ることを特徴とする多系列のガス化複合発電設備。 - 【請求項4】 前記ガスタービン設備から前記ガス化設
備に水を供給する系統の各々のガスタービン設備の出口
に流出調節弁を設置し、ガスタービンの出力または出力
指令値に応じた流量で前記流出調節弁を制御する流出制
御装置を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3
のいずれか1項に記載の多系列のガス化複合発電設備。 - 【請求項5】 前記流出制御装置は、大気温度、大気湿
度、大気圧力の少なくとも1つ以上を使用して、ガスタ
ービンの出力または出力指令値に応じた流量を補正する
ことを特徴とする請求項4に記載の多系列のガス化複合
発電設備。 - 【請求項6】 前記流出制御装置は、ガスタービンの出
力または出力指令値に代えて、ガスタービンの排ガス流
量、排ガス温度、排熱回収ボイラのドラム圧力の少なく
とも1つ以上を使用して、前記流量を算出することを特
徴とする請求項4に記載の多系列のガス化複合発電設
備。 - 【請求項7】 前記流出制御装置は、前記ガス化設備の
負荷指令値、ガス化燃料流量、精製ガス流量、ガス化燃
料調節弁の開度、ガス化燃料調節弁の指令値の少なくと
も1つ以上を使用して、ガスタービンの出力または出力
指令値に応じた流量を補正することを特徴とする請求項
4に記載の多系列のガス化複合発電設備。 - 【請求項8】 前記ガス化設備から前記ガスタービン設
備に水または蒸気を供給する系統の各々のガスタービン
設備の入口に流入調節弁を設置し、ガスタービンの出力
または出力指令値に応じた流量または圧力で前記流入調
節弁を制御する流入制御装置を設けたことを特徴とする
請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の多系列の
ガス化複合発電設備。 - 【請求項9】 前記流入制御装置は、大気温度、大気湿
度、大気圧力の少なくとも1つ以上を使用して、ガスタ
ービンの出力または出力指令値に応じた流量または圧力
を補正することを特徴とする請求項8に記載の多系列の
ガス化複合発電設備。 - 【請求項10】 前記流入制御装置は、ガスタービンの
出力または出力指令値に代えて、ガスタービンの排ガス
流量、排ガス温度、排熱回収ボイラのドラム圧力の少な
くとも1つ以上を使用して、前記流量または圧力を算出
することを特徴とする請求項8に記載の多系列のガス化
複合発電設備。 - 【請求項11】 前記流入制御装置は、前記ガス化設備
の負荷指令値、ガス化燃料流量、精製ガス流量、ガス化
燃料調節弁の開度、ガス化燃料調節弁の指令値の少なく
とも1つ以上を使用して、ガスタービンの出力または出
力指令値に応じた流量を補正することを特徴とする請求
項8に記載の多系列のガス化複合発電設備。 - 【請求項12】 前記流入制御装置は、前記排熱回収ボ
イラの前記蒸気ドラムからの発生蒸気流量を使用して、
ガスタービンの出力または出力指令値に応じた流量また
は圧力を制限することを特徴とする請求項8に記載の多
系列のガス化複合発電設備。 - 【請求項13】 前記流入制御装置は、前記ガス化設備
からの給水の動特性を模擬したモデルを内部に持つこと
を特徴とする請求項8に記載の多系列のガス化複合発電
設備。 - 【請求項14】 前記ガスタービン設備から前記ガス化
設備に水を供給する系統の各々のガスタービン設備の出
口に流出調節弁を設置し、前記ガス化設備から前記ガス
タービン設備に水または蒸気を供給する系統の各々のガ
スタービン設備の入口に流入調節弁を設置し、ガスター
ビンの出力に応じた流量または圧力で前記流出調節弁ま
たは前記流入調節弁を制御する流出流入制御装置を設け
たことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1
項に記載の多系列のガス化複合発電設備。 - 【請求項15】 ガスタービン設備からガス化設備に水
を供給する系統の合流した後に流出ヘッダ調節弁を設置
し、前記流出ヘッダ調節弁の2次側の圧力により前記流
出ヘッダ調節弁を制御する流出ヘッダ制御装置を設けた
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項
に記載の多系列のガス化複合発電設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4565999A JP2000240469A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 多系列のガス化複合発電設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4565999A JP2000240469A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 多系列のガス化複合発電設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000240469A true JP2000240469A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12725516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4565999A Pending JP2000240469A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | 多系列のガス化複合発電設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000240469A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013204584A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-07 | Hitachi Ltd | 石炭ガス化複合発電プラントとその運転制御方法 |
-
1999
- 1999-02-24 JP JP4565999A patent/JP2000240469A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013204584A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-07 | Hitachi Ltd | 石炭ガス化複合発電プラントとその運転制御方法 |
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