JP2000241073A - 機器の制御装置 - Google Patents

機器の制御装置

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JP2000241073A
JP2000241073A JP11044963A JP4496399A JP2000241073A JP 2000241073 A JP2000241073 A JP 2000241073A JP 11044963 A JP11044963 A JP 11044963A JP 4496399 A JP4496399 A JP 4496399A JP 2000241073 A JP2000241073 A JP 2000241073A
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temperature sensor
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JP11044963A
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Yutaka Ishii
裕 石井
Moichi Kawai
茂一 川合
Katsumi Maekawa
勝美 前川
Kazuya Imamura
和哉 今村
Tsutomu Ishikura
勉 石倉
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 D/A変換を必要とする機器の制御上の共通
化を図ることを提供する。 【解決手段】 D/A変換素子30は、D/A変換器8
4と、自らのIDコードを保有したメモリ82と、信号
線を介してコントローラとデータの授受を行うI/Oイ
ンターフェース83と、このI/Oインターフェース8
3からのデータに基づき、D/A変換器84によりアナ
ログ電圧を生成するCPU81とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば業務用・家
庭用冷蔵庫、低温ショーケース、プレハブ冷蔵庫、食器
洗浄機、冷菓製造装置、自動販売機、空気調和機などの
機器の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば業務用の冷蔵庫や低温シ
ョーケース、或いは、プレハブ冷蔵庫などにおいては、
冷却装置を構成するコンプレッサ、凝縮器、冷却器など
を内蔵し、或いは、コンプレッサ、凝縮器は冷凍機とし
て別置きとし、このコンプレッサから吐出された冷媒を
凝縮器にて凝縮し、減圧装置にて減圧した後、冷却器に
供給して冷却効果を発揮させ、この冷却器にて冷却され
た冷気を冷却ファンにて庫内に循環することにより、所
定の低温度に維持している。
【0003】また、コンプレッサや凝縮器周辺には凝縮
器用ファンが設置され、この凝縮器用ファンにて凝縮器
やコンプレッサを空冷する構成とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような冷蔵庫では
近年、庫内温度のより精密な制御、或いは、省エネ化を
企図して各種ファンなどを駆動するモータのDC化が進
められている。これらDCモータなどの運転をマイクロ
コンピュータにて制御する場合、制御系の途中でD/A
変換を行う必要があるが、これらファンなどの数は冷蔵
庫の機種によって異なって来るため、電気系の配線やそ
れらを制御する制御装置の構成なども機種毎に異なって
くる。そのため、特に多機種少量生産される業務用の機
器などにおいては、生産性が著しく低下しており、改善
が望まれていた。
【0005】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、D/A変換を必要とする
機器の制御上の共通化を図ることを提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の制御装置は、主
制御手段と、この主制御手段に信号線を介して接続さ
れ、その出力電圧により機器の運転を制御するD/A変
換素子とを備えており、このD/A変換素子は、D/A
変換手段と、自らのIDコードを保有した記憶手段と、
信号線を介して主制御手段とデータの授受を行う送受信
手段と、この送受信手段からのデータに基づき、D/A
変換手段によりアナログ電圧を生成する素子側制御手段
とを備えていることを特徴とする。
【0007】本発明によれば、D/A変換素子の素子側
制御手段は、信号線を介して送受信手段により受信した
主制御手段からのデータに基づき、D/A変換手段によ
りアナログ電圧を生成するので、主制御手段からの制御
データをD/A変換素子にてアナログ電圧に変換し、D
Cモータなどの機器の運転制御を支障無く実行すること
ができる。
【0008】この場合、D/A変換素子は記憶手段に自
らのIDコードを保有しているので、信号線にD/A変
換素子を接続することにより主制御手段はD/A変換素
子を識別できるようになり、D/A変換素子の配線は完
了する。
【0009】これにより、本発明によれば所謂プラグイ
ンによってD/A変換素子を配線することが可能とな
り、著しい配線の簡素化を図ることが可能となる。ま
た、D/A変換素子の数などに係わらず主制御手段には
共通のソフトウエアを使用できるので、総じて部品の共
通化によるコストの著しい削減を図ることが可能となる
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明を適用する機器の実施例
としての業務用の冷蔵庫1の概略断面図、図2は冷蔵庫
1の電気系の配線図を示している。図1において、冷蔵
庫1は前面に開口する断熱箱体2により本体5を構成さ
れており、この断熱箱体2内に貯蔵室3が構成されてい
る。この貯蔵室3の前面開口は扉4により開閉自在に閉
塞されている。
【0011】また、貯蔵室3内には冷却装置の冷凍サイ
クルを構成する冷却器6とDCモータ7Mにて駆動され
る冷却ファン7が設置されている。また、断熱箱体2の
開口縁には結露防止用の防露ヒータ8が配設されると共
に、扉4の前面には主制御手段を構成するコントロール
ボックス9の操作パネル11が取り付けられている。
【0012】一方、断熱箱体2の下側には機械室12が
形成されており、この機械室12内には前記冷却器6と
共に冷却装置の冷凍サイクルを構成するコンプレッサ1
3、凝縮器14、凝縮器用ファン16などが設置されて
いる。
【0013】前記コンプレッサ13が運転されると、コ
ンプレッサ13から吐出された高温高圧の冷媒は凝縮器
14にて放熱して凝縮し、図示しない減圧装置にて減圧
された後、冷却器6に供給される。冷却器6ではこの冷
媒が蒸発することにより冷却作用を発揮し、その後低温
のガス冷媒はコンプレッサ13に再び帰還する。
【0014】前記冷却ファン7が運転されると、冷却器
6で冷却された冷気は貯蔵室3内に循環され、これによ
って、貯蔵室3内は冷却される。また、凝縮器用ファン
16が運転されると、外気を凝縮器14、コンプレッサ
13に通風するので、これらは空冷される。更に、防露
ヒータ8に通電されると断熱箱体2の開口縁が加熱さ
れ、結露が防止されるものである。
【0015】次に、図2において21は冷蔵庫1の本体
5内に配線されたAC電源線であり、22はデータの授受
を行うために本体5内に配線された信号線である。AC電
源線21と信号線22には前記コントロールボックス9
が接続されると共に、コンプレッサ13の駆動基板2
3、前記冷却ファン7及び凝縮器用ファン16の電源基
板24及び前記防露ヒータ8の電源基板26はAC電源線
21に接続される。尚、この場合コントロールボックス
9と信号線22間には切換器39が介設されている。
【0016】また、信号線22には貯蔵室3の温度を検
出するセンサとしてのチップ状の温度センサ27と、前
記駆動基板23、電源基板24、26にそれぞれ取り付
けられたチップ状のスイッチング素子28・・と、電源
基板24に取り付けられたチップ状のD/A変換素子3
0がそれぞれコネクタを介して接続される。
【0017】尚、実施例ではこれら駆動基板23、電源
基板24、26がコンプレッサ13、各ファン7、16
及び防露ヒータ8と別体で構成されたものを示している
が、これら駆動基板23、電源基板24、26を、それ
ぞれのスイッチング素子28と共にコンプレッサ13、
凝縮器用ファン16及び防露ヒータ8に、或いは、D/
A変換素子30と共に冷却ファン7にそれぞれ内蔵させ
た構成としても良い。
【0018】係る構成によれば、コンプレッサ13やフ
ァン7、16或いは、防露ヒータ8に内蔵された各スイ
ッチング素子28やD/A変換素子30を信号線22の
コネクタに接続するだけで配線が完了するかたちとなる
ため、組立・配線作業性が一段と向上する。
【0019】次に、前記コントロールボックス9の構成
を図3に示す。コントロールボックス9には主制御手段
としてのコントローラ(基板)36が設けられている。
このコントローラ36は、CPU(マイクロコンピュー
タ)31、フラッシュメモリなどから構成される記憶手
段としてのメモリ32、I/Oインターフェース33及
び送受信手段としてのバスI/Oインターフェース34
などから構成されている。また、コントロールボックス
9にはLEDなどから構成された表示器37と、入力手
段としてのスイッチ38などが設けられており、前記表
示器37とスイッチ38はI/Oインターフェース33
に接続されて前記操作パネル11に配設されている。
【0020】また、前記バスI/Oインターフェース3
4はコントローラ36のポート36Aを介して前記切換
器39に接続されており、切換器39は信号線22に接
続され、このポート36A、切換器39及び信号線22
を介して前記温度センサ27やスイッチング素子28・
・・、D/A変換素子30とデータの授受を行う。ま
た、この切換器39は通信線42を介してラップトップ
パソコンP(外部制御装置)に接続可能とされている。
【0021】この切換器39は、パソコンPが接続され
ていない状態では、コントローラ36(のバスI/Oイ
ンターフェース34)と信号線22の間の回線を接続し
ているが、パソコンPが接続され、パソコンPからデー
タ(接続指示)が送られると、このコントローラ36と
信号線22間の回線を断ち、パソコンPとコントローラ
36間の回線を優先的に接続する。そして、パソコンP
が外されると(或いは、パソコンPとコントローラ36
との間の通信が終了すると)、再びコントローラ36と
信号線22間の回線を接続するものである。
【0022】ここで、コントローラ36のメモリ32に
は前記温度センサ27やスイッチング素子28、D/A
変換素子30、パソコンPなどとデータ通信を行うため
の所定の通信プロトコルや温度センサ27やスイッチン
グ素子28、D/A変換素子30を識別するためのソフ
トウエア及び運転制御を行う上での制御プログラムが設
定されている。
【0023】また、パソコンPにも前記温度センサ27
やスイッチング素子28、D/A変換素子30、コント
ローラ36などとデータ通信を行うための後述する通信
プロトコルや温度センサ27やスイッチング素子28、
D/A変換素子30を識別するためのソフトウエアが設
定されているものとする。
【0024】次ぎに、前記温度センサ27の構成を図4
に示す。温度センサ27は、CPU43と、メモリ44
と、I/Oインターフェース46と、A/D変換器47
と、このA/D変換器47に接続されたセンサ部48
と、コンデンサ49と、ダイオード51などから構成さ
れている。
【0025】この場合、コンデンサ49はダイオード5
1の出力側に接続され、このダイオード51とコンデン
サ49との接続点に各素子が接続されている。信号線2
2には例えば+5Vの電位(高電位)が印加されてお
り、データはこの高電位から例えば0Vの低電位に下が
るパルスにて構成される。
【0026】そして、温度センサ27が信号線22に接
続されると、データを構成する高電位と低電位のパルス
信号が高電位となっている間はそのまま各素子に給電が
成され、コンデンサ49にも充電される。そして、低電
位となっている間はコンデンサ49から放電され、各素
子の電源が賄われる構成とされている。
【0027】尚、温度センサ27にはVcc(DC+5
V)電源端子45も設けられ、ダイオード51とコンデ
ンサ49との接続点に接続されており、温度センサ27
は、このVcc電源端子45を電源線に接続すれば、各
素子は電源線からの給電によっても動作することができ
るように構成されている。即ち、その場合にはコンデン
サ49に充填すること無く、各素子は動作するようにな
るので、検査時などの温度センサ27を迅速に動作させ
たい場合に利便性が向上する。
【0028】また、CPU43はセンサ部48が検出す
る温度データをA/D変換器47を介して取り込み、一
旦メモり44に書き込む。そして、I/Oインターフェ
ース46により、信号線22及び切換器39(切換器3
9がコントローラ36と信号線22の間の回線を接続し
ている状態)を介してコントローラ36からポーリング
されると、メモリ44に書き込まれた温度データをI/
Oインターフェース46により信号線22及び切換器3
9を介してコントローラ36に送信する。
【0029】ここで、メモリ44には温度センサ27自
体のIDコードやセンサである旨の識別データ、警報温
度などの設定値データ及びコントローラ36との間のデ
ータ通信を行うための通信プロトコルなどが記憶されて
いる。また、温度センサ27において故障が生じている
場合には当該故障データもメモリ44に書き込まれ、コ
ントローラ36に送信される。また、温度センサ27は
コントローラ36との間の通信が断たれた場合には、現
在の状態を保持する自己保持機能を有している。
【0030】一方、前記スイッチング素子28の構成を
図5に示す。スイッチング素子28は、CPU58と、
メモリ59と、I/Oインターフェース61と、I/O
インターフェース62と、このI/Oインターフェース
62に接続されたトランジスタ63と、コンデンサ64
と、ダイオード66などから構成されている。
【0031】この場合、コンデンサ64はダイオード6
6の出力側に接続され、このダイオード66とコンデン
サ64との接続点に各素子が接続されている。スイッチ
ング素子28が信号線22に接続されると、前述の如く
データを構成する高電位と低電位のパルス信号が高電位
となっている間はそのまま各素子に給電が成され、コン
デンサ64にも充電される。そして、低電位となってい
る間はコンデンサ64から放電され、各素子の電源が賄
われる構成とされている。
【0032】尚、スイッチング素子28にも図5に破線
で示す如く、ダイオード66とコンデンサ64との接続
点に接続されたVcc(DC+5V)電源端子55を設
け、このVcc電源端子55を電源線に接続すれば、ス
イッチング素子28の各素子は電源線からの給電によっ
ても動作することができるようになる。即ち、その場合
にはコンデンサ64に充填すること無く、各素子は動作
するようになるので、検査時などのスイッチング素子2
8を迅速に動作させたい場合に利便性が向上する。
【0033】また、CPU58はI/Oインターフェー
ス61により、信号線22及び切換器39(切換器39
がコントローラ36と信号線22の間の回線を接続して
いる状態)を介してコントローラ36からON/OFF
データが送信されると、このON/OFFデータに基づ
き、I/Oインターフェース62によりトランジスタ6
3をON/OFFする。
【0034】ここで、メモリ59にはスイッチング素子
28自体のIDコードやスイッチング素子である旨の識
別データ及びコントローラ36との間のデータ通信を行
うための通信プロトコルなどが記憶されている。また、
スイッチング素子28において故障が生じている場合に
は当該データもメモリ59に書き込まれ、コントローラ
36に送信される。また、スイッチング素子28もコン
トローラ36との間の通信が断たれた場合には、現在の
状態を保持する自己保持機能を有している。
【0035】係るスイッチング素子28は各駆動基板2
3、電源基板24、26上において図6の如く配線され
てスイッチングユニット68を構成する。即ち、69は
フォトダイオード69Aとフォトトライアック69Bか
ら成るフォトカプラであり、71は抵抗、72は整流素
子としてのダイオード、73は蓄電素子としてのコンデ
ンサ74である。
【0036】この場合、コンデンサ74はダイオード7
2の出力側に接続され、このダイオード72とコンデン
サ74との接続点とスイッチング素子28のトランジス
タ63のコレクタ端子(図5にS2で示す)間に抵抗7
1とフォトダイオード69Aが直列に接続される。ま
た、スイッチング素子28の端子S1(図5)はダイオ
ード72の手前に接続される。そして、フォトトライア
ック69BはAC電源線21とコンプレッサ13、凝縮器
用ファン15、防露ヒータ8間にそれぞれ介設される。
【0037】ダイオード72が信号線22に接続される
と、データを構成する高電位と低電位のパルス信号が高
電位となっている間はそのまま抵抗71を介してフォト
ダイオード69Aに給電が成され、コンデンサ74にも
充電される。そして、低電位となっている間はコンデン
サ74から放電されて、フォトダイオード69Aの電源
を賄う構成とされている。
【0038】尚、同様にダイオード72とコンデンサ7
4の接続点にVcc電源端子60を接続し、このVcc
電源端子60を電源線に接続すれば、フォトダイオード
69Aは電源線からの給電によっても動作することがで
きるようになる。即ち、その場合にはコンデンサ74に
充填すること無く、各素子は動作するようになるので、
検査時などに迅速に動作させたい場合に利便性が向上す
る。
【0039】他方、前記D/A変換グ素子30の構成を
図7に示す。D/A変換素子30は、素子側制御手段と
してのCPU81と、記憶手段としてのメモリ82と、
送受信手段としてのI/Oインターフェース83と、D
/A変換手段としてのD/A変換器84と、蓄電素子と
してのコンデンサ86と、整流素子としてのダイオード
87などから構成されている。
【0040】この場合、コンデンサ86はダイオード8
7の出力側に接続され、このダイオード87とコンデン
サ86との接続点に各素子が接続されている。D/A変
換素子30が信号線22に接続されると、前述の如くデ
ータを構成する高電位と低電位のパルス信号が高電位と
なっている間はそのまま各素子に給電が成され、コンデ
ンサ86にも充電される。そして、低電位となっている
間はコンデンサ86から放電され、各素子の電源が賄わ
れる構成とされている。
【0041】尚、D/A変換素子30にも図7に破線で
示す如く、ダイオード87とコンデンサ86との接続点
に接続されたVcc(DC+5V)電源端子89を設
け、このVcc電源端子89を電源線に接続すれば、D
/A変換素子30の各素子は電源線からの給電によって
も動作することができるようになる。即ち、その場合に
はコンデンサ86に充填すること無く、各素子は動作す
るようになるので、検査時などのD/A変換素子30を
迅速に動作させたい場合に利便性が向上する。
【0042】また、CPU81はI/Oインターフェー
ス83により、信号線22及び切換器39(切換器39
がコントローラ36と信号線22の間の回線を接続して
いる状態)を介してコントローラ36から回転数データ
が送信されると、この回転数データに基づき、D/A変
換器84によりアナログ電圧を生成する。
【0043】ここで、回転数データは8ビット256ス
テップのデジタル数値としてCPU81からD/A変換
器84に出力され、D/A変換器84は係る回転数デー
タを0V〜5Vのアナログ電圧に変換して出力する。係
るD/A変換器84が出力するアナログ電圧は電源基板
24上で設けられたDCモータ電源回路91の電源コン
トロールIC(TL431CLD)の入力となり、それ
に基づいてDCモータ電源回路91からはDC10V〜
24Vの電源電圧が出力される。
【0044】このDCモータ電源回路91の出力には基
板24上に設けられたドライブ回路93が接続され、D
Cモータ電源回路91が出力するDC電力により、ドラ
イブが冷却ファン7のDCモータ7Mを運転する。図1
0は係るDCモータ電源回路91の出力電圧と冷却ファ
ン7の回転数の関係を示している。即ち、DCモータ電
源回路91の出力がDC10Vでは冷却ファン7の回転
数は1000rpmとなり、24Vでは2000rpm
となる。
【0045】ここで、メモリ82にはD/A変換素子3
0自体のIDコードやD/A変換素子である旨の識別デ
ータ及びコントローラ36との間のデータ通信を行うた
めの通信プロトコルなどが記憶されている。また、D/
A変換素子30において故障が生じている場合には当該
データもメモリ82に書き込まれ、コントローラ36に
送信される。また、D/A変換素子30もコントローラ
36との間の通信が断たれた場合には、現在の状態を保
持する自己保持機能を有しているものとする。
【0046】以上の構成で、動作を説明する。今、切換
器39はコントローラ36のバスI/Oインターフェー
ス34と信号線22の間の回線を接続している。冷蔵庫
1が組み立てられて各温度センサ27やスイッチング素
子28・・、D/A変換素子30が信号線22に接続さ
れたものとすると、コントローラ36のCPU31は先
ず信号線22への各素子(温度センサ27、スイッチン
グ素子28、D/A変換30)の接続状況をスキャンす
る。
【0047】このスキャン動作は図8に示す手順で温度
センサ27や各スイッチング素子28、D/A変換素子
30のIDコードを読み出すことによって行われる。先
ず、温度センサ27とスイッチング素子28・・(ここ
では2個示す)とD/A変換素子30のIDコードが以
下に示す如き64ビットのものであったとする。
【0048】 ビット 012345678・・・・・・63 温度センサ27 001100000・・・・・・0 スイッチング素子28 101100000・・・・・・0 スイッチング素子28 110000000・・・・・・0 D/A変換素子30 001000000・・・・・・0
【0049】コントローラ36(CPU31)は最初に
通信コマンドを各温度センサ27やスイッチング素子2
8・、D/A変換素子30に送信し、各温度センサ27
やスイッチング素子28・、D/A変換素子30はOK
コマンドを返信する。次に、コントローラ36がID検
索コマンドを送信すると、温度センサ27やスイッチン
グ素子28・、D/A変換素子30のCPU43、5
8、81はメモリ44、59、82に記憶されている自
らのIDコードから、応答1として0ビット目を返信
し、その補数を応答2として以下の如く返信する。尚、
実際には、0ビット目が0の場合は信号線22の接続端
子を「L」とし、1の場合には端子を「H」とする。
【0050】 ビット0 応答1 応答2 温度センサ27 0 1 スイッチング素子28 1 0 スイッチング素子28 1 0 D/A変換素子30 0 1 論理積 0 0
【0051】コントローラ36はその論理積から判定を
行い、各温度センサ27及びスイッチング素子28・、
D/A変換素子30の0ビット目に0と1が存在するこ
とを判定する。尚、実際には信号線22に接続された各
温度センサ27、スイッチング素子28・、D/A変換
素子30の接続端子の中に「L」が一つでもあれば信号
線22は「L」となり、全て「H」なら「H」となる。
コントローラ36はこの信号線22の電位を判断するの
で、結果として論理積の情報をコントローラ36が検出
することになる。
【0052】そこで、コントローラ36は1ビット目の
検索コマンド0、1を送信する。このとき、0を送信し
た場合には、0ビット目が0の温度センサ27或いはス
イッチング素子28・、D/A変換素子30のみ1ビッ
ト目を返信し、1を送信したときには、0ビット目が1
のもののみ1ビット目を返信するように構成されてい
る。
【0053】従って、1ビット目の検索時における0に
対する応答は以下の如く、温度センサ27とD/A変換
素子30から為される。
【0054】 ビット1 応答1 応答2 温度センサ27 0 1 スイッチング素子28 スイッチング素子28 D/A変換素子30 0 1 論理積 0 1
【0055】コントローラ36はその論理積から判定を
行い、この場合の1ビット目に0のみ存在することを判
定する。従って、00のIDコードのものがあることが
確定する。
【0056】また、1ビット目の検索時における1に対
する応答は以下の如く、1番目のスイッチング素子28
と2番目のスイッチング素子28から為される。
【0057】 ビット1 応答1 応答2 温度センサ27 スイッチング素子28 0 1 スイッチング素子28 1 0 D/A変換素子30 論理積 0 0
【0058】コントローラ36はその論理積から判定を
行い、この場合の1ビット目に0と1が存在することを
判定する。そのため、この場合には10と11のIDコ
ードのものが存在することが分かる。
【0059】次に、IDコード00の存在確定を受けて
コントローラ36は2ビット目の検索コマンド0を送信
する。2ビット目の検索時における0に対する応答は以
下の如く、温度センサ27と1番目のスイッチング素子
28とD/A変換素子30から為される。
【0060】 ビット2 応答1 応答2 温度センサ27 1 0 スイッチング素子28 1 0 スイッチング素子28 D/A変換素子30 1 0 論理積 1 0
【0061】コントローラ36はその論理積から判定を
行い、この場合の2ビット目に1のみ存在することを判
定する。従って、001のIDコードのものがあること
が確定する。
【0062】次に、IDコード001の存在確定を受け
てコントローラ36は3ビット目の検索コマンド1を送
信する。3ビット目の検索時における1に対する応答は
温度センサ27と1番目のスイッチング素子28から為
される。
【0063】 ビット3 応答1 応答2 温度センサ27 1 0 スイッチング素子28 1 0 スイッチング素子28 D/A変換素子30 論理積 1 0
【0064】コントローラ36はその論理積から判定を
行い、この場合の3ビット目に1のみ存在することを判
定する。従って、0011のIDコードのものがあるこ
とが確定する。
【0065】次に、IDコード0011の存在確定を受
けてコントローラ36は4ビット目の検索コマンド1を
送信する。4ビット目の検索時における1に対する応答
は温度センサ27と1番目のスイッチング素子28から
為される。
【0066】 ビット4 応答1 応答2 温度センサ27 0 1 スイッチング素子28 0 1 スイッチング素子28 D/A変換素子30 論理積 0 1
【0067】コントローラ36はその論理積から判定を
行い、この場合の4ビット目に0のみ存在することを判
定する。従って、00110のIDコードのものがある
ことが確定する。
【0068】次に、IDコード00110の存在確定を
受けてコントローラ36は5ビット目の検索コマンド0
を送信する。5ビット目の検索時における0に対する応
答は全てから為される。
【0069】 ビット5 応答1 応答2 温度センサ27 0 1 スイッチング素子28 0 1 スイッチング素子28 0 1 D/A変換素子30 0 1 論理積 0 1
【0070】コントローラ36はその論理積から判定を
行い、この場合の5ビット目に0のみ存在することを判
定する。従って、001100のIDコードのものがあ
ることが確定する。以後は検索コマンド0のみを63ビ
ット目まで繰り返せば、001100・・・・0、即
ち、このIDコードの温度センサ27が接続されている
ことが確定する。
【0071】また、前記1ビット目の検索時における1
に対する応答で1ビット目には1と0が存在することか
ら、今度は2ビット目の検索で0と1を送信して同様に
絞り込んで行く。そして、最終的に0と1が存在するビ
ットを無くしていけば全てのスイッチング素子28・、
D/A変換素子30及び温度センサ27のIDコードが
確定することになる。
【0072】コントローラ36のCPU31はこのよう
にして収集したIDコードにより、温度センサ27とス
イッチング素子28・、D/A変換素子30の接続状況
を識別し、メモリ32に保有すると共に、以後はこのI
Dコードを用いて各素子に対してデータを送信すること
になる。
【0073】次ぎに、コントローラ36のCPU31は
温度センサ27にポーリングを行う。このときの手順
(通信プロトコル)を図9を用いて説明する。コントロ
ーラ36は通信コマンドを送信し、温度センサ27から
はOKコマンドが返信される。コントローラ36は温度
センサ27の呼び出しコマンドと温度センサ27の上記
IDコード(001100・・・)を送信する。
【0074】そして、温度計測開始コマンドを送信す
る。温度センサ27のCPU43はこのポーリングに応
えて前述の如く温度データ計測し、メモリ44に格納す
る。次に、コントローラ36は再び通信開始コマンドを
送信し、温度センサ27からはOKコマンドが返信され
る。コントローラ36は温度センサ27の呼び出しコマ
ンドと温度センサ27の上記IDコード(001100
・・・)を送信する。
【0075】そして、メモリ呼び出しコマンドを送信す
る。温度センサ27のCPU43はこのポーリングに応
えて前述の如くメモリ44に格納した温度データを返信
する。そして、最後にコントローラ36はリセットコマ
ンドを送信し、温度センサ27からはOKコマンドが返
信される。
【0076】コントローラ36のCPU31はこのよう
にして収集した温度データを一旦メモり32に書き込
み、当該温度データと設定温度とを比較してON/OF
Fデータを、駆動基板23のスイッチング素子28に前
述同様の手順でそのIDコードと共に信号線22に送信
する。
【0077】駆動基板23のスイッチング素子28のC
PU58は自らのIDコードのON/OFFデータを受
信すると、それに基づいて前述の如くトランジスタ63
をON/OFFする。このトランジスタ63のON/O
FFにより、フォトダイオード69AがON(発光)/
OFF(消灯)し、それによって、フォトトライアック
69BがON/OFFされ、これによって、コンプレッ
サ13が起動/停止される。
【0078】尚、凝縮器用ファン15及び防露ヒータ8
は連続通電であるので、その旨のON/OFFデータ
が、各電源基板24、26のスイッチング素子28のI
Dコードに基づいて送信される。そして、各スイッチン
グ素子28は当該ON/OFFデータに基づいて凝縮器
用ファン15若しくは防露ヒータ8を運転若しくは通電
するものである。
【0079】一方、電源基板24のD/A変換素子30
のCPU81は自らのIDコードの回転数データを受信
すると、それに基づいて前述の如くD/A変換器84に
てアナログ電圧(DC0V〜5V)を生成する。このD
/A変換器84の出力電圧により、前述の如くDCモー
タ電源回路91からDC10V〜24Vの電源電圧が出
力され、ドライブ回路93により1000rpm〜20
00rpmの範囲で冷却ファン7の回転数が制御され
る。
【0080】コントローラ36のCPU31は温度セン
サ27から受信した貯蔵室3内の温度が高い場合には冷
却ファン7の回転数を上げて冷気循環量を増やし、設定
温度に近づくにつれて回転数を下げていく。これによっ
て、プルダウン時などの冷却性能が改善され、より精密
な温度制御が可能となると共に、安定時には冷却ファン
7のDCモータ7Mの消費電力の削減が図れる。
【0081】ここで、温度センサ27や各スイッチング
素子28・、D/A変換素子30に故障が発生している
と、当該故障データは各素子のCPUからコントローラ
36に送信される。コントローラ36のCPU31は係
る故障データを受け取ると、表示器37に当該温度セン
サ27或いはスイッチング素子28・、D/A変換素子
30に故障が生じている旨、表示する。
【0082】また、例えば生産時には切換器39にパソ
コンPを通信線42を介して接続する。パソコンPが接
続され、パソコンPからデータ(接続指示)が送られる
と、切換器39は前述の如くコントローラ36と信号線
22間の回線を断ち、パソコンPとコントローラ36間
の回線を優先的に接続する。
【0083】この状態で、パソコンPからプログラムデ
ータをコントローラ36に送信する。コントローラ36
のCPU31は切換器39、ポート36A、バスI/O
インターフェース34を介してプログラムデータを受け
取ると、メモリ32に書き込む。
【0084】また、その後にプログラムにバグが発見さ
れ、或いは、バージョンアップを行う場合にも同様にパ
ソコンPを切換器39に接続して行う。この場合は、C
PU31はメモリ32に既に書き込まれているプログラ
ムを、送信されたプログラムに全て書き換える。
【0085】更に、このとき切換器39が信号線22と
コントローラ36間の回線を切断しても、温度センサ2
7や各スイッチング素子28・、D/A変換素子30は
前述の如く自己保持機能を備えているので、運転中に係
るパソコンPによるプログラムの書き込み作業が行われ
ても運転状態は維持される。
【0086】尚、実施例では温度センサを取り上げた
が、センサ部として湿度或いは圧力などを検出する素子
を用いることにより、湿度センサや圧力センサとしても
本発明は有効である。
【0087】また、実施例では冷却ファン7をDCモー
タ7Mにて駆動し、D/A変換素子30にて制御するよ
うにしたが、それに限らず、コンプレッサ13や凝縮器
用ファン16のモータもDC化してD/A変換素子30
により回転数(能力)制御するようにしても良い。
【0088】更に、実施例では業務用冷蔵庫にて本発明
を説明したが、それに限らず、家庭用冷蔵庫や低温ショ
ーケース、プレハブ冷蔵庫、食器洗浄機、自動販売機、
空気調和機などの各種電気機器、或いは、自動車、家屋
におけるホームオートメーション・警備システムなどに
も本発明は有効である。
【0089】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、D/
A変換素子の素子側制御手段は、信号線を介して送受信
手段により受信した主制御手段からのデータに基づき、
D/A変換手段によりアナログ電圧を生成するので、主
制御手段からの制御データをD/A変換素子にてアナロ
グ電圧に変換し、DCモータなどの機器の運転制御を支
障無く実行することができる。
【0090】この場合、D/A変換素子は記憶手段に自
らのIDコードを保有しているので、信号線にD/A変
換素子を接続することにより主制御手段はD/A変換素
子を識別できるようになり、D/A変換素子の配線は完
了する。
【0091】これにより、本発明によれば所謂プラグイ
ンによってD/A変換素子を配線することが可能とな
り、著しい配線の簡素化を図ることが可能となる。ま
た、D/A変換素子の数などに係わらず主制御手段には
共通のソフトウエアを使用できるので、総じて部品の共
通化によるコストの著しい削減を図ることが可能となる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した機器の実施例の業務用冷蔵庫
の概略断面図である。
【図2】図1の冷蔵庫の電気系の配線図である。
【図3】コントロールボックスの電気回路のブロック図
である。
【図4】温度センサの電気回路のブロック図である。
【図5】スイッチング素子の電気回路のブロック図であ
る。
【図6】スイッチング素子を用いたスイッチングユニッ
トの電気回路図である。
【図7】D/A変換素子の電気回路のブロック図であ
る。
【図8】コントローラによる各温度センサやスイッチン
グ素子、D/A変換素子のIDコード読み出し手順を示
す図である。
【図9】コントローラによる温度センサからの温度デー
タ収集手順を示す図である。
【図10】DCモータ電源回路の出力と冷却ファンのD
Cモータの回転数の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 冷蔵庫 6 冷却器 7 冷却ファン 7M DCモータ 8 防露ヒータ 9 コントロールボックス 13 コンプレッサ 14 凝縮器 16 凝縮器用ファン 22 信号線 27 温度センサ 28 スイッチング素子 30 D/A変換素子 31、43、58、81 CPU 32、44、59、82 メモリ 46、61、83 I/Oインターフェース 48 センサ部 49、64、86 コンデンサ 51、66、87 ダイオード 63 トランジスタ 69 フォトカプラ 69A フォトダイオード 69B フォトトライアック 84 D/A変換器 91 DCモータ電源回路 92 電源コントロールIC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前川 勝美 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 今村 和哉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 石倉 勉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3L045 AA02 BA01 CA02 DA02 EA01 GA07 HA01 LA10 LA16 LA18 MA01 NA19 PA01 PA02 PA04 PA06 3L061 BA05 5H215 AA11 AA20 BB01 BB05 CC02 CC09 CX05 DD02 GG02 HH08 5J022 AA01 AB01 CD02 CE01 9A001 HH34 KK32 KK54

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主制御手段と、この主制御手段に信号線
    を介して接続され、その出力電圧により機器の運転を制
    御するD/A変換素子とを備え、 このD/A変換素子は、D/A変換手段と、自らのID
    コードを保有した記憶手段と、前記信号線を介して前記
    主制御手段とデータの授受を行う送受信手段と、この送
    受信手段からのデータに基づき、前記D/A変換手段に
    よりアナログ電圧を生成する素子側制御手段とを備えて
    いることを特徴とする機器の制御装置。
JP11044963A 1999-02-23 1999-02-23 機器の制御装置 Pending JP2000241073A (ja)

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