JP2000242271A - 鍵盤楽器 - Google Patents
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- JP2000242271A JP2000242271A JP11045019A JP4501999A JP2000242271A JP 2000242271 A JP2000242271 A JP 2000242271A JP 11045019 A JP11045019 A JP 11045019A JP 4501999 A JP4501999 A JP 4501999A JP 2000242271 A JP2000242271 A JP 2000242271A
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- keyboard
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 鍵盤蓋の開閉を円滑にするとともに、構造の
簡素化を図ること。 【解決手段】 腕木3には案内板17および案内溝19
が設けられている。鍵盤蓋14の両側端には案内溝19
に倣うロール18が設けられている。鍵盤蓋14の開閉
時に、鍵盤蓋14は案内板17に下面を案内されるとと
もに、ローラ18を介してその側端が腕木に案内され
る。したがって、開閉にあたり、鍵盤蓋14が腕木等の
構造部品に直接接触することが防止され、鍵盤蓋14は
円滑に移動される。
簡素化を図ること。 【解決手段】 腕木3には案内板17および案内溝19
が設けられている。鍵盤蓋14の両側端には案内溝19
に倣うロール18が設けられている。鍵盤蓋14の開閉
時に、鍵盤蓋14は案内板17に下面を案内されるとと
もに、ローラ18を介してその側端が腕木に案内され
る。したがって、開閉にあたり、鍵盤蓋14が腕木等の
構造部品に直接接触することが防止され、鍵盤蓋14は
円滑に移動される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍵盤楽器に関し、
特に、円滑に開閉することができる鍵盤蓋を有する鍵盤
楽器に関する。
特に、円滑に開閉することができる鍵盤蓋を有する鍵盤
楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】電子ピアノや電子オルガン等のような鍵
盤楽器の鍵盤蓋は次のような開閉形式を採用している。
図8は、従来の鍵盤蓋の構造の一例を示す電子楽器の断
面図,図9は要部断面図である。両図において、電子楽
器の腕木100には、鍵盤蓋101の前端部つまり演奏
者に近い側の端部を案内する案内レール102と、鍵盤
蓋101の後端部つまり演奏者から遠い側を案内するラ
ック103が固定されている。なお、ラック103から
腕木100寄りに偏倚した位置にはラック103と協働
して鍵盤蓋101を案内する案内レール104が併設さ
れている。
盤楽器の鍵盤蓋は次のような開閉形式を採用している。
図8は、従来の鍵盤蓋の構造の一例を示す電子楽器の断
面図,図9は要部断面図である。両図において、電子楽
器の腕木100には、鍵盤蓋101の前端部つまり演奏
者に近い側の端部を案内する案内レール102と、鍵盤
蓋101の後端部つまり演奏者から遠い側を案内するラ
ック103が固定されている。なお、ラック103から
腕木100寄りに偏倚した位置にはラック103と協働
して鍵盤蓋101を案内する案内レール104が併設さ
れている。
【0003】鍵盤蓋101の前端部にはアルミニウム等
の金属材料で形成された取手105が設けられ、この取
手105の垂直部下端近傍には腕木100方向に向かっ
て水平に張出したピン106が設けられている。このピ
ン106は前記案内レール102に係合して鍵盤蓋10
1の前端部を案内する。
の金属材料で形成された取手105が設けられ、この取
手105の垂直部下端近傍には腕木100方向に向かっ
て水平に張出したピン106が設けられている。このピ
ン106は前記案内レール102に係合して鍵盤蓋10
1の前端部を案内する。
【0004】鍵盤蓋101の後端部には補助金具107
が設けられ、この補助金具107には、腕木100方向
に向かって水平に張出したシャフト108が回転自在に
設けられ、このシャフト108にピニオン109および
コロ110(図9)が設けられている。ピニオン109
は前記ラック103と噛合い、コロ110は前記案内レ
ール104に係合して、それぞれ鍵盤蓋101の後端部
を案内する。
が設けられ、この補助金具107には、腕木100方向
に向かって水平に張出したシャフト108が回転自在に
設けられ、このシャフト108にピニオン109および
コロ110(図9)が設けられている。ピニオン109
は前記ラック103と噛合い、コロ110は前記案内レ
ール104に係合して、それぞれ鍵盤蓋101の後端部
を案内する。
【0005】この構成によれば、鍵盤蓋101の斜行は
ピニオン109とラック103との噛合わせによって規
制されるので、鍵盤蓋101の取手105をもって鍵盤
楽器の前後方向に力を加えれば、鍵盤蓋101は円滑に
開閉される。
ピニオン109とラック103との噛合わせによって規
制されるので、鍵盤蓋101の取手105をもって鍵盤
楽器の前後方向に力を加えれば、鍵盤蓋101は円滑に
開閉される。
【0006】図10は、従来の鍵盤蓋の構造のもう一つ
の例を示す電子楽器の断面図である。同図において、電
子楽器の腕木100には、鍵盤蓋101の前端部を案内
する前端案内板111、および鍵盤蓋101の後端部を
案内する後端案内板112が固定されている。
の例を示す電子楽器の断面図である。同図において、電
子楽器の腕木100には、鍵盤蓋101の前端部を案内
する前端案内板111、および鍵盤蓋101の後端部を
案内する後端案内板112が固定されている。
【0007】鍵盤蓋101の前端部に設けられた取手1
05の両端には樹脂カバー113が被せられ、鍵盤蓋1
01の開閉時にはこの樹脂カバー113が前記前端案内
板111上端面を滑る。一方、鍵盤蓋101の後端部は
後端案内板112上の端面を滑る。鍵盤蓋101の後端
には、鍵盤楽器の前方に鍵盤蓋101が所定量以上はみ
ださないよう、ストッパ115が設けられていて、腕木
100から水平に張出したストッパピン114に当接し
て鍵盤蓋101の開閉ストロークの前端位置を規制して
いる。
05の両端には樹脂カバー113が被せられ、鍵盤蓋1
01の開閉時にはこの樹脂カバー113が前記前端案内
板111上端面を滑る。一方、鍵盤蓋101の後端部は
後端案内板112上の端面を滑る。鍵盤蓋101の後端
には、鍵盤楽器の前方に鍵盤蓋101が所定量以上はみ
ださないよう、ストッパ115が設けられていて、腕木
100から水平に張出したストッパピン114に当接し
て鍵盤蓋101の開閉ストロークの前端位置を規制して
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図8,図9に示した鍵
盤蓋はラックとピニオンとの噛合いによって斜行が防止
されるので、取手のどの部分に力を加えても円滑に開閉
できる。ところで、ラック103および案内レール10
4を別個に製作すると部品数が多くなるため、これらを
一体で成型するのが望ましい。しかし、ラック103と
案内レール104を一体成型すると、サイズ(長さ)が
固定されるので特定機種の専用部品となり、他に流用す
ることができない。このため、高級機種にしか採用でき
ないという問題点があった。
盤蓋はラックとピニオンとの噛合いによって斜行が防止
されるので、取手のどの部分に力を加えても円滑に開閉
できる。ところで、ラック103および案内レール10
4を別個に製作すると部品数が多くなるため、これらを
一体で成型するのが望ましい。しかし、ラック103と
案内レール104を一体成型すると、サイズ(長さ)が
固定されるので特定機種の専用部品となり、他に流用す
ることができない。このため、高級機種にしか採用でき
ないという問題点があった。
【0009】一方、図10に示した鍵盤蓋は、部品数も
少なく、構造が簡単であるという利点があるが、例え
ば、鍵盤蓋の左右端の一方のみをもって開閉しようとす
ると、鍵盤蓋が斜行することがある。そうすると、鍵盤
蓋の角が腕木に引っ掛かり、円滑な動きができない。
少なく、構造が簡単であるという利点があるが、例え
ば、鍵盤蓋の左右端の一方のみをもって開閉しようとす
ると、鍵盤蓋が斜行することがある。そうすると、鍵盤
蓋の角が腕木に引っ掛かり、円滑な動きができない。
【0010】本発明は、上記問題点を解消し、鍵盤蓋の
構造の簡素化と開閉動作の円滑性の両方を満足すること
ができる鍵盤楽器を提供することを目的とする。
構造の簡素化と開閉動作の円滑性の両方を満足すること
ができる鍵盤楽器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、楽器本体の前後方向に移
動して開閉される鍵盤蓋を有する鍵盤楽器において、前
記鍵盤蓋の両側面を案内する第1案内部材と、前記鍵盤
蓋の両側面の下面を支持する第2案内部材と、前記鍵盤
蓋に設けられ、前記第1案内部材に沿って転動する転動
体とを具備した点に第1の特徴がある。また、本発明は
前記鍵盤蓋および前記第2案内部材間に設けられた低摩
擦部材をさらに具備した点に第2の特徴がある。
的を達成するための本発明は、楽器本体の前後方向に移
動して開閉される鍵盤蓋を有する鍵盤楽器において、前
記鍵盤蓋の両側面を案内する第1案内部材と、前記鍵盤
蓋の両側面の下面を支持する第2案内部材と、前記鍵盤
蓋に設けられ、前記第1案内部材に沿って転動する転動
体とを具備した点に第1の特徴がある。また、本発明は
前記鍵盤蓋および前記第2案内部材間に設けられた低摩
擦部材をさらに具備した点に第2の特徴がある。
【0012】また、本発明は、前記第1案内部材および
前記第2案内部材の交差部に指向して転動する転動体を
鍵盤蓋に設けた点に第3の特徴がある。また、本発明
は、前記第1案内部材に沿って転動する第1転動体と、
前記第2案内部材に沿って転動する第2転動体とを別個
に鍵盤蓋に設けた点に第4の特徴がある。さらに、本発
明は、前記第1案内部材および第2案内部材を、それぞ
れ腕木に形成された案内溝の側壁および下壁で実現した
点に第5の特徴がある。
前記第2案内部材の交差部に指向して転動する転動体を
鍵盤蓋に設けた点に第3の特徴がある。また、本発明
は、前記第1案内部材に沿って転動する第1転動体と、
前記第2案内部材に沿って転動する第2転動体とを別個
に鍵盤蓋に設けた点に第4の特徴がある。さらに、本発
明は、前記第1案内部材および第2案内部材を、それぞ
れ腕木に形成された案内溝の側壁および下壁で実現した
点に第5の特徴がある。
【0013】上記特徴によれば、鍵盤蓋の開閉時に、鍵
盤蓋の下面は第2案内部材で案内されるとともに、鍵盤
蓋の両側端面は前記転動体を介して第1案内部材に接触
しつつ案内される。したがって、鍵盤蓋の開閉時に偏っ
た力が加えられたときにも、鍵盤蓋は摩擦抵抗の小さい
転動体の作用により、該鍵盤蓋の角等が腕木等に引っ掛
かることなく円滑に移動することができる。
盤蓋の下面は第2案内部材で案内されるとともに、鍵盤
蓋の両側端面は前記転動体を介して第1案内部材に接触
しつつ案内される。したがって、鍵盤蓋の開閉時に偏っ
た力が加えられたときにも、鍵盤蓋は摩擦抵抗の小さい
転動体の作用により、該鍵盤蓋の角等が腕木等に引っ掛
かることなく円滑に移動することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態
に係る電子ピアノの断面図である。同図において、電子
ピアノ本体1は、底板2と、底板2に垂直に組付けられ
た腕木3、背面板4、および口棒5と、腕木3および背
面板4の上に載置された上面板6とからなる箱体であ
る。また、本体1を支えるための側板7が底板2に固定
されている。側板7と腕木3は左右一対設けられる。
参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態
に係る電子ピアノの断面図である。同図において、電子
ピアノ本体1は、底板2と、底板2に垂直に組付けられ
た腕木3、背面板4、および口棒5と、腕木3および背
面板4の上に載置された上面板6とからなる箱体であ
る。また、本体1を支えるための側板7が底板2に固定
されている。側板7と腕木3は左右一対設けられる。
【0015】本体1の内部には鍵盤8および鍵盤8を揺
動自在に支持する支点9が設けられ、かつ、支点9を支
持する鍵盤シャーシ10が設けられている。鍵盤シャー
シ10には、支点9のほか、鍵盤8を上方に付勢するば
ね、および鍵盤8の操作を検出するスイッチ等(いずれ
も図示しない)が取付けられる。鍵盤シャーシ10は底
板2に固定されている。さらに、底板2には下向きにス
ピーカ11が取付けられている。本体1の上部つまり上
面板6の上には譜面台12が設けられている。譜面台1
2は背面に折畳み式のスタンド13を有している。な
お、本体1内には、鍵盤8の操作に応答してスピーカ1
1で発音させるためのコンピュータや電気回路が設けら
れるが本発明の要部ではないので図示は省略している。
動自在に支持する支点9が設けられ、かつ、支点9を支
持する鍵盤シャーシ10が設けられている。鍵盤シャー
シ10には、支点9のほか、鍵盤8を上方に付勢するば
ね、および鍵盤8の操作を検出するスイッチ等(いずれ
も図示しない)が取付けられる。鍵盤シャーシ10は底
板2に固定されている。さらに、底板2には下向きにス
ピーカ11が取付けられている。本体1の上部つまり上
面板6の上には譜面台12が設けられている。譜面台1
2は背面に折畳み式のスタンド13を有している。な
お、本体1内には、鍵盤8の操作に応答してスピーカ1
1で発音させるためのコンピュータや電気回路が設けら
れるが本発明の要部ではないので図示は省略している。
【0016】鍵盤8の上方には鍵盤蓋14が設けられ
る。鍵盤蓋14は演奏時に本体1の奥に退避させること
ができるよう、腕木3に対して次のように係合してい
る。まず、鍵盤蓋14の構成を説明する。鍵盤蓋14の
前端部つまり口棒5に近い側の端部には取手15が設け
られている。取手15はアルミニウム等の金属材料で形
成されるのが望ましい。この取手15の垂下部の左右両
縁には樹脂カバー16が設けられている。また、鍵盤蓋
14の後部左右両側には、鍵盤蓋14の後部を腕木3に
沿って案内するためのローラ18が設けられている。
る。鍵盤蓋14は演奏時に本体1の奥に退避させること
ができるよう、腕木3に対して次のように係合してい
る。まず、鍵盤蓋14の構成を説明する。鍵盤蓋14の
前端部つまり口棒5に近い側の端部には取手15が設け
られている。取手15はアルミニウム等の金属材料で形
成されるのが望ましい。この取手15の垂下部の左右両
縁には樹脂カバー16が設けられている。また、鍵盤蓋
14の後部左右両側には、鍵盤蓋14の後部を腕木3に
沿って案内するためのローラ18が設けられている。
【0017】一方、腕木3には、鍵盤蓋14の前端部つ
まり前記樹脂カバー16を案内する案内板17が固定さ
れ、かつ、鍵盤蓋14の後端部のローラ18を介して鍵
盤蓋14の後端を案内するための案内溝19が形成され
ている。鍵盤蓋14の樹脂カバー16が案内板17上に
対して摺動し、鍵盤蓋14の後端部のローラ18が案内
溝19内を転動することによって鍵盤蓋14は開閉され
る。すなわち、運内板17の上端面の形状および案内溝
19の形状によって鍵盤蓋14の開閉軌跡が決定されて
いる。
まり前記樹脂カバー16を案内する案内板17が固定さ
れ、かつ、鍵盤蓋14の後端部のローラ18を介して鍵
盤蓋14の後端を案内するための案内溝19が形成され
ている。鍵盤蓋14の樹脂カバー16が案内板17上に
対して摺動し、鍵盤蓋14の後端部のローラ18が案内
溝19内を転動することによって鍵盤蓋14は開閉され
る。すなわち、運内板17の上端面の形状および案内溝
19の形状によって鍵盤蓋14の開閉軌跡が決定されて
いる。
【0018】鍵盤蓋14の側方を前記案内溝19に沿っ
て案内するたの手段を詳細に説明する。図2は鍵盤蓋1
4の平面図、図3は鍵盤蓋と案内溝19との係合を示す
要部背面図である。これらの図において、鍵盤蓋14の
後部左右端には、それぞれ板状のアタッチメント20が
止めねじ21で取付けられている。アタッチメント20
には鍵盤蓋14の上面と垂直に軸22が設けられ、この
軸22に対してローラ18が回転自在に支持されてい
る。ローラ18は鍵盤蓋14を腕木3に設けられた案内
溝19の側壁19aに当接している。一方、鍵盤蓋14
の下縁は案内溝19の下壁19bに当接している。な
お、前記ローラ18は、鍵盤蓋14の後部左右に1対設
けるのに限定されず、例えば図2に2点鎖線で示すよう
に、鍵盤蓋14の前方寄りつまり取手15が設けられて
いる側にさらに1対のローラを設けるようにしてもよ
い。
て案内するたの手段を詳細に説明する。図2は鍵盤蓋1
4の平面図、図3は鍵盤蓋と案内溝19との係合を示す
要部背面図である。これらの図において、鍵盤蓋14の
後部左右端には、それぞれ板状のアタッチメント20が
止めねじ21で取付けられている。アタッチメント20
には鍵盤蓋14の上面と垂直に軸22が設けられ、この
軸22に対してローラ18が回転自在に支持されてい
る。ローラ18は鍵盤蓋14を腕木3に設けられた案内
溝19の側壁19aに当接している。一方、鍵盤蓋14
の下縁は案内溝19の下壁19bに当接している。な
お、前記ローラ18は、鍵盤蓋14の後部左右に1対設
けるのに限定されず、例えば図2に2点鎖線で示すよう
に、鍵盤蓋14の前方寄りつまり取手15が設けられて
いる側にさらに1対のローラを設けるようにしてもよ
い。
【0019】また、図4に示すように、鍵盤蓋14と案
内溝19の下壁19bとの摺動性を高めるため、鍵盤蓋
14と下壁19bとの間に低摩擦部23を設けるとよ
い。この低摩擦部23は、例えば、鍵盤蓋14の下面ま
たは下壁19bにフェルトをはりつけることによって形
成できる。また、フッ素樹脂等の低摩擦材料をシート状
にして貼付けたりコーティングしたりすることによって
も実現することができる。
内溝19の下壁19bとの摺動性を高めるため、鍵盤蓋
14と下壁19bとの間に低摩擦部23を設けるとよ
い。この低摩擦部23は、例えば、鍵盤蓋14の下面ま
たは下壁19bにフェルトをはりつけることによって形
成できる。また、フッ素樹脂等の低摩擦材料をシート状
にして貼付けたりコーティングしたりすることによって
も実現することができる。
【0020】図5は前記低摩擦部に代えてローラを用い
た例を示す要部背面図であり、図4と同符号は同一また
は同等部分を示す。図5において、鍵盤蓋14には、前
記ローラ18とは別に、ローラ18の回転軸(軸22)
と直交する軸24によって回転自在に支持された下面倣
いローラ25が設けられている。ローラ25の軸24は
アングル形状のアタッチメント26に立設されており、
かつアタッチメント26は止めねじ27によってアタッ
チメント20と共に鍵盤蓋14に固定されている。ロー
ラ25は案内溝19の下壁19b上を転動して鍵盤蓋1
4の下面を案内溝19に沿って案内する。
た例を示す要部背面図であり、図4と同符号は同一また
は同等部分を示す。図5において、鍵盤蓋14には、前
記ローラ18とは別に、ローラ18の回転軸(軸22)
と直交する軸24によって回転自在に支持された下面倣
いローラ25が設けられている。ローラ25の軸24は
アングル形状のアタッチメント26に立設されており、
かつアタッチメント26は止めねじ27によってアタッ
チメント20と共に鍵盤蓋14に固定されている。ロー
ラ25は案内溝19の下壁19b上を転動して鍵盤蓋1
4の下面を案内溝19に沿って案内する。
【0021】図6は、図5のローラ18,25の機能を
単一のローラで実現するようにした例を示す要部背面図
である。同図において、鍵盤蓋14の端部下面には止め
ねじ28によってアタッチメント29が取付けられてい
る。このアタッチメント29は水平部およびこの水平部
から斜め下方に張出した延長部を有している。延長部に
は軸30が立設されていて、この軸30に対して回転自
在にローラ31が取付けられている。
単一のローラで実現するようにした例を示す要部背面図
である。同図において、鍵盤蓋14の端部下面には止め
ねじ28によってアタッチメント29が取付けられてい
る。このアタッチメント29は水平部およびこの水平部
から斜め下方に張出した延長部を有している。延長部に
は軸30が立設されていて、この軸30に対して回転自
在にローラ31が取付けられている。
【0022】ローラ31は、案内溝19の下壁19b上
に乗っているが、鍵盤蓋14に対する腕木3方向への力
が加わった場合には、側壁19aにも当接する。すなわ
ち、ローラ31は側壁19aと下壁19bとの交差部に
指向して鍵盤蓋14を案内している。
に乗っているが、鍵盤蓋14に対する腕木3方向への力
が加わった場合には、側壁19aにも当接する。すなわ
ち、ローラ31は側壁19aと下壁19bとの交差部に
指向して鍵盤蓋14を案内している。
【0023】なお、図3〜図6に示したローラ18,2
5,31は、いずれも鍵盤蓋14の後部左右端部に一対
設けるだけでもよいし、図2に関して説明したように鍵
盤蓋14の前部寄りの位置にさらに1対を追加的に設け
てもよい。
5,31は、いずれも鍵盤蓋14の後部左右端部に一対
設けるだけでもよいし、図2に関して説明したように鍵
盤蓋14の前部寄りの位置にさらに1対を追加的に設け
てもよい。
【0024】上記構成において、鍵盤蓋14の開閉動作
を説明する。まず、鍵盤蓋14を開く場合、取手15に
手を掛けて上方に力を作用させる。この操作によって、
樹脂カバー16は案内板17に沿って上方向に案内され
る。続いて、取手15を略水平に押すと、樹脂カバー1
6は案内板17の上面に沿って本体1の奥へ案内され
る。これに伴い、鍵盤蓋14後部もその左右端部に設け
られたローラ18,25,31等が案内溝19内を転動
することによって本体1の奥へ案内される。案内板17
および案内溝19には後端寄りに下り傾斜した面が形成
されているので、その傾斜によって鍵盤蓋14は安定し
た開放位置にとどまることができる。
を説明する。まず、鍵盤蓋14を開く場合、取手15に
手を掛けて上方に力を作用させる。この操作によって、
樹脂カバー16は案内板17に沿って上方向に案内され
る。続いて、取手15を略水平に押すと、樹脂カバー1
6は案内板17の上面に沿って本体1の奥へ案内され
る。これに伴い、鍵盤蓋14後部もその左右端部に設け
られたローラ18,25,31等が案内溝19内を転動
することによって本体1の奥へ案内される。案内板17
および案内溝19には後端寄りに下り傾斜した面が形成
されているので、その傾斜によって鍵盤蓋14は安定し
た開放位置にとどまることができる。
【0025】鍵盤蓋14を閉じる場合は、取手15に手
を掛けて引っ張ると、樹脂カバー16および鍵盤蓋14
の後端は、それぞれ案内板17の上面および案内溝19
に沿って開放時とは逆方向に案内され、鍵盤蓋14が鍵
盤8を覆う位置まで移動する。最後に鍵盤蓋14の前端
を案内板17の前端部に沿って落とし込むと、鍵盤8は
鍵盤蓋14によって完全に覆われる。
を掛けて引っ張ると、樹脂カバー16および鍵盤蓋14
の後端は、それぞれ案内板17の上面および案内溝19
に沿って開放時とは逆方向に案内され、鍵盤蓋14が鍵
盤8を覆う位置まで移動する。最後に鍵盤蓋14の前端
を案内板17の前端部に沿って落とし込むと、鍵盤8は
鍵盤蓋14によって完全に覆われる。
【0026】以上の開閉動作中、鍵盤蓋14の側部に設
けられているローラ18,25,31等は案内溝19内
で壁19a,19bに当接して移動する。したがって、
本体1の幅方向中心から偏倚した位置で取手15を持っ
て開閉操作をしたときに斜行が生じたとしても、鍵盤蓋
14は前記ローラ18等を介して円滑に移動し、斜行は
直ちに解消される。
けられているローラ18,25,31等は案内溝19内
で壁19a,19bに当接して移動する。したがって、
本体1の幅方向中心から偏倚した位置で取手15を持っ
て開閉操作をしたときに斜行が生じたとしても、鍵盤蓋
14は前記ローラ18等を介して円滑に移動し、斜行は
直ちに解消される。
【0027】なお、前記案内溝19は腕木3自体に形成
してもよいし、腕木3に案内部材を貼付けて形成しても
よい。図7は案内溝19に代わる鍵盤蓋後部案内手段の
例を示す要部断面図である。同図において、腕木3には
ローラ案内板32が貼付けられていて、このローラ案内
板32の上面が前記案内溝19の下壁19bに、腕木3
の側面が前記案内溝19の側壁19aに、それぞれ相当
する。したがって、この場合、ローラ18は腕木3にロ
ーラ25はローラ案内板32にそれぞれ当接するし、ロ
ーラ31は腕木3とローラ25との交差部に指向する。
してもよいし、腕木3に案内部材を貼付けて形成しても
よい。図7は案内溝19に代わる鍵盤蓋後部案内手段の
例を示す要部断面図である。同図において、腕木3には
ローラ案内板32が貼付けられていて、このローラ案内
板32の上面が前記案内溝19の下壁19bに、腕木3
の側面が前記案内溝19の側壁19aに、それぞれ相当
する。したがって、この場合、ローラ18は腕木3にロ
ーラ25はローラ案内板32にそれぞれ当接するし、ロ
ーラ31は腕木3とローラ25との交差部に指向する。
【0028】また、前記各ローラ18,25,31は、
図示のような円弧状断面の外周形状を有するものに限ら
ず、そろばん玉状、円柱状、球状等であってもよい。要
は、腕木3に形成された案内溝19または腕木3および
腕木3に貼付けられた案内板32等の案内手段上を転動
するのに適した形状であればよい。
図示のような円弧状断面の外周形状を有するものに限ら
ず、そろばん玉状、円柱状、球状等であってもよい。要
は、腕木3に形成された案内溝19または腕木3および
腕木3に貼付けられた案内板32等の案内手段上を転動
するのに適した形状であればよい。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1〜5の発明によれば、鍵盤蓋の両側端面は転動体を介
して第1案内部材または腕木に当接され、鍵盤蓋の両側
端部下面は第2案内部材または腕木に設けられた溝の下
壁に低摩擦部材または転動体を介して当接する。したが
って、鍵盤蓋の移動時に該鍵盤蓋が腕木等に引っ掛かる
のを防止でき、円滑な開閉動作を確保できる。
1〜5の発明によれば、鍵盤蓋の両側端面は転動体を介
して第1案内部材または腕木に当接され、鍵盤蓋の両側
端部下面は第2案内部材または腕木に設けられた溝の下
壁に低摩擦部材または転動体を介して当接する。したが
って、鍵盤蓋の移動時に該鍵盤蓋が腕木等に引っ掛かる
のを防止でき、円滑な開閉動作を確保できる。
【図1】 本発明の一実施形態に係る電子ピアノの要部
断面図てある。
断面図てある。
【図2】 本発明の一実施形態に係る鍵盤蓋の平面図で
ある。
ある。
【図3】 鍵盤蓋と腕木との係合部を示す鍵盤蓋の側端
部の要部背面図である。
部の要部背面図である。
【図4】 鍵盤蓋と腕木との係合部の変形例を示す要部
背面図である。
背面図である。
【図5】 鍵盤蓋と腕木との係合部の変形例を示す要部
背面図である。
背面図である。
【図6】 鍵盤蓋と腕木との係合部の変形例を示す要部
背面図である。
背面図である。
【図7】 転動体が係合する案内部材の変形例を示す要
部背面図である。
部背面図である。
【図8】 従来の鍵盤楽器の一例を示す要部断面図であ
る。
る。
【図9】 従来の鍵盤楽器に用いられているラック・ピ
ニオン機構を示す拡大断面図である。
ニオン機構を示す拡大断面図である。
【図10】 従来の鍵盤楽器の他の例を示す要部断面図
である。
である。
1…電子ピアノ本体、 2…底板、 3…腕木、 8…
鍵盤、 14…鍵盤蓋、 15…取手、 16…樹脂カ
バー、 17…案内板、 18,25,31…ローラ、
19…案内溝、 20,29…アタッチメント、 2
1,27,28…止めねじ
鍵盤、 14…鍵盤蓋、 15…取手、 16…樹脂カ
バー、 17…案内板、 18,25,31…ローラ、
19…案内溝、 20,29…アタッチメント、 2
1,27,28…止めねじ
Claims (5)
- 【請求項1】 楽器本体の前後方向に移動して開閉され
る鍵盤蓋を有する鍵盤楽器において、 前記鍵盤蓋の両側面を案内する第1案内部材と、 前記鍵盤蓋の両側面の下面を支持する第2案内部材と、 前記鍵盤蓋に設けられ、前記第1案内部材に沿って転動
する転動体とを具備したことを特徴とする鍵盤楽器。 - 【請求項2】 前記鍵盤蓋および前記第2案内部材間に
設けられた低摩擦部材をさらに具備したことを特徴とす
る請求項1記載の鍵盤楽器。 - 【請求項3】 楽器本体の前後方向に移動して開閉され
る鍵盤蓋を有する鍵盤楽器において、 前記鍵盤蓋の両側面を案内する第1案内部材と、 前記鍵盤蓋の両側面の下面を支持する第2案内部材と、 前記鍵盤蓋に設けられ、前記第1案内部材および前記第
2案内部材の交差部に指向して転動する転動体とを具備
したことを特徴とする鍵盤楽器。 - 【請求項4】 楽器本体の前後方向に移動して開閉され
る鍵盤蓋を有する鍵盤楽器において、 前記鍵盤蓋の両側面を案内する第1案内部材と、 前記鍵盤蓋の両側面に隣接する下面で該鍵盤蓋を支持す
る第2案内部材と、 前記鍵盤蓋に設けられ、前記第1案内部材に沿って転動
する第1転動体と、 前記鍵盤蓋に設けられ、前記第2案内部材に沿って転動
する第2転動体とを具備したことを特徴とする鍵盤楽
器。 - 【請求項5】 前記鍵盤蓋の両側に配設された腕木をさ
らに具備し、 前記第1案内部材および第2案内部材が、それぞれ前記
腕木に形成された案内溝の側壁および下壁であることを
特徴とする請求項1,2,3または4に記載の鍵盤楽
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11045019A JP2000242271A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 鍵盤楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11045019A JP2000242271A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 鍵盤楽器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000242271A true JP2000242271A (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=12707642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11045019A Pending JP2000242271A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 鍵盤楽器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000242271A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008015389A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-24 | Casio Comput Co Ltd | 蓋開閉装置 |
| JPWO2016158262A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2018-02-01 | パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社 | 培養装置 |
-
1999
- 1999-02-23 JP JP11045019A patent/JP2000242271A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008015389A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-24 | Casio Comput Co Ltd | 蓋開閉装置 |
| JPWO2016158262A1 (ja) * | 2015-03-31 | 2018-02-01 | パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社 | 培養装置 |
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