JP2000242683A - 物体の形状データの作成方法、その装置および記憶媒体 - Google Patents
物体の形状データの作成方法、その装置および記憶媒体Info
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- JP2000242683A JP2000242683A JP11044878A JP4487899A JP2000242683A JP 2000242683 A JP2000242683 A JP 2000242683A JP 11044878 A JP11044878 A JP 11044878A JP 4487899 A JP4487899 A JP 4487899A JP 2000242683 A JP2000242683 A JP 2000242683A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 物体の形状データの一部を変形したときの物
体の3次元形状データを簡単かつ短時間に作成する方法
および装置を提供すること。 【解決手段】 物体の3次元形状を表す物体3次元形状
データと、その変形方向を規定する直線データと、変形
の開始位置と終了位置に関するデータと、変形量データ
とを入力する。そうして、物体3次元形状データのうち
開始位置と終了位置の間にある各点の位置を、変形量デ
ータおよび直線の方向に基づいて移動することにより物
体3次元形状データを変形し、物体の変形後の形状デー
タを作成する。
体の3次元形状データを簡単かつ短時間に作成する方法
および装置を提供すること。 【解決手段】 物体の3次元形状を表す物体3次元形状
データと、その変形方向を規定する直線データと、変形
の開始位置と終了位置に関するデータと、変形量データ
とを入力する。そうして、物体3次元形状データのうち
開始位置と終了位置の間にある各点の位置を、変形量デ
ータおよび直線の方向に基づいて移動することにより物
体3次元形状データを変形し、物体の変形後の形状デー
タを作成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを使
って物体の形状を変更したときの物体の形状データを作
成する方法、その装置および記憶媒体に関する。さらに
好適には、衣料・服飾品のイージーオーダー販売等にお
いてコンピュータを使って衣服の出来上がりイメージを
表示する際に、顧客の希望に応じて丈やポケット位置な
どを変更した衣料・服飾品の3次元形状データを作成す
る方法、その装置および記憶媒体に関する。
って物体の形状を変更したときの物体の形状データを作
成する方法、その装置および記憶媒体に関する。さらに
好適には、衣料・服飾品のイージーオーダー販売等にお
いてコンピュータを使って衣服の出来上がりイメージを
表示する際に、顧客の希望に応じて丈やポケット位置な
どを変更した衣料・服飾品の3次元形状データを作成す
る方法、その装置および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、衣服のイージーオーダー販売等に
おいて、衣服のデザインや適用する素材などを決定する
際、最終出来上がり状態を予測することは難しく、出来
上がった後に、顧客のイメージしていた品物と違ってし
まう場合があった。また、顧客のイメージしていた品物
と異なる品物が出来上がることを恐れて、新しい素材
や、顧客の持っている衣服と全く異なるタイプの衣服の
製造および購入が躊躇される場合や、イージーオーダー
そのものを利用できない場合があった。
おいて、衣服のデザインや適用する素材などを決定する
際、最終出来上がり状態を予測することは難しく、出来
上がった後に、顧客のイメージしていた品物と違ってし
まう場合があった。また、顧客のイメージしていた品物
と異なる品物が出来上がることを恐れて、新しい素材
や、顧客の持っている衣服と全く異なるタイプの衣服の
製造および購入が躊躇される場合や、イージーオーダー
そのものを利用できない場合があった。
【0003】このような問題に対して、コンピュータを
用いて衣料の出来上がり状態を表示し、確認する方法が
提案されている。例えば従来より写真やイラストなどの
2次元画像を使ってコンピュータを用いて種々の素材の
画像を合成して表示することにより、衣服の出来上がり
状態を確認する方法がある。このような方法として、特
開昭55−93808号公報には、素材の画像データと
所望の衣料の形状を規定するデータとに基づき、素材の
画像を前記衣料の形状にあてはめた画像を作成し、ディ
スプレーに表示する方法が開示されている。
用いて衣料の出来上がり状態を表示し、確認する方法が
提案されている。例えば従来より写真やイラストなどの
2次元画像を使ってコンピュータを用いて種々の素材の
画像を合成して表示することにより、衣服の出来上がり
状態を確認する方法がある。このような方法として、特
開昭55−93808号公報には、素材の画像データと
所望の衣料の形状を規定するデータとに基づき、素材の
画像を前記衣料の形状にあてはめた画像を作成し、ディ
スプレーに表示する方法が開示されている。
【0004】前述した2次元画像中の衣服の素材の色柄
を他の素材の色柄に設定する方法は、色や柄のコーディ
ネートの良否を判断することはできるが、素材の変更に
よるドレープやシルエットの違いまでは確認することが
できない。特に婦人服の場合はドレープ性の高い衣服が
多く、問題となる。
を他の素材の色柄に設定する方法は、色や柄のコーディ
ネートの良否を判断することはできるが、素材の変更に
よるドレープやシルエットの違いまでは確認することが
できない。特に婦人服の場合はドレープ性の高い衣服が
多く、問題となる。
【0005】この問題に対しては、コンピュータ上に衣
服の3次元モデルを定義し、素材の物性を加味した力学
計算によって、衣服の着衣状態を予測計算する方法(以
下、素材の物性を加味した力学計算によって衣服の形状
を求めることを、着装計算と呼ぶ)が提案されている。
例えば、特許第1984093号の方法、特開平10−
124538号公報の方法、特開平10−134095
号公報の方法、特開平5−31979号公報の方法、P.
Volino, M.Courchesne, N.Thalmann; Versatile and Ef
ficient Techniques for Simulating Cloth and Other
Deformable Objects, Computer Graphics, Vol.29, pp.
137-144, 1995の方法などがある。
服の3次元モデルを定義し、素材の物性を加味した力学
計算によって、衣服の着衣状態を予測計算する方法(以
下、素材の物性を加味した力学計算によって衣服の形状
を求めることを、着装計算と呼ぶ)が提案されている。
例えば、特許第1984093号の方法、特開平10−
124538号公報の方法、特開平10−134095
号公報の方法、特開平5−31979号公報の方法、P.
Volino, M.Courchesne, N.Thalmann; Versatile and Ef
ficient Techniques for Simulating Cloth and Other
Deformable Objects, Computer Graphics, Vol.29, pp.
137-144, 1995の方法などがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、衣服のイー
ジーオーダーでは、顧客の好みに応じて、スカートやパ
ンツの丈や、ジャケットの袖丈、ポケットの位置や大き
さ等の変更注文を受ける場合が多い。コンピュータ上で
衣服の出来上がり状態を確認するためには、素材の色
柄、素材の物性の違いによる衣服のシルエットやドレー
プの他に、これらの衣服のデザインの一部変形も反映し
たものが好ましいことは言うまでもない。衣服のデザイ
ンによっては、一部変形であっても出来上がりイメージ
が大きく変わる場合があり、変形後の衣服の出来上がり
状態を表示することは重要である。
ジーオーダーでは、顧客の好みに応じて、スカートやパ
ンツの丈や、ジャケットの袖丈、ポケットの位置や大き
さ等の変更注文を受ける場合が多い。コンピュータ上で
衣服の出来上がり状態を確認するためには、素材の色
柄、素材の物性の違いによる衣服のシルエットやドレー
プの他に、これらの衣服のデザインの一部変形も反映し
たものが好ましいことは言うまでもない。衣服のデザイ
ンによっては、一部変形であっても出来上がりイメージ
が大きく変わる場合があり、変形後の衣服の出来上がり
状態を表示することは重要である。
【0007】前述した着装計算によっても、計算に使用
する衣服の2次元形状データ(通常、型紙データを元に
作成される)を、型紙作成の知識や型紙の一部変形機能
をもった型紙CADを使って変形し、変形後の型紙デー
タをもとに着装計算しなおせば、衣服の一部変形を反映
した衣服の出来上がり状態を確認することができる。し
かし、衣服の着衣状態を着装計算によって求めるために
は膨大な計算量が必要で、1つの衣服の着衣状態を計算
するのに数十分から数時間かかる場合が少なくない。こ
のため、店頭にて衣服の型紙を変形し、着装計算しなお
すことは、手間的にも時間的にも非常に困難である。
する衣服の2次元形状データ(通常、型紙データを元に
作成される)を、型紙作成の知識や型紙の一部変形機能
をもった型紙CADを使って変形し、変形後の型紙デー
タをもとに着装計算しなおせば、衣服の一部変形を反映
した衣服の出来上がり状態を確認することができる。し
かし、衣服の着衣状態を着装計算によって求めるために
は膨大な計算量が必要で、1つの衣服の着衣状態を計算
するのに数十分から数時間かかる場合が少なくない。こ
のため、店頭にて衣服の型紙を変形し、着装計算しなお
すことは、手間的にも時間的にも非常に困難である。
【0008】このため、コンピュータ上で衣服のデザイ
ンの一部変形が簡単におこなえる方法が求められてい
た。
ンの一部変形が簡単におこなえる方法が求められてい
た。
【0009】本発明は、上述した問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的は、物体の形状データの一部を変形
したときの物体の3次元形状データを簡単かつ短時間に
作成する方法、その装置および記憶媒体を提供すること
にある。
たもので、その目的は、物体の形状データの一部を変形
したときの物体の3次元形状データを簡単かつ短時間に
作成する方法、その装置および記憶媒体を提供すること
にある。
【0010】また、本発明の別の目的は、物体に密着す
る密着物体の形状データを簡単かつ短時間に作成する方
法、その装置および記憶媒体を提供することにある。
る密着物体の形状データを簡単かつ短時間に作成する方
法、その装置および記憶媒体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明によれば、物体の空間における3次元形状
を表す物体3次元形状データと、該物体の変形方向を規
定する少なくとも1つの曲線または直線データと、前記
物体の変形の開始位置と終了位置に関するデータと、変
形量データとを入力し、前記物体3次元形状データのう
ち前記開始位置と終了位置の間にある各点の位置を、前
記変形量データおよび前記曲線または直線の方向に基づ
いて移動することにより前記物体3次元形状データを変
形し、物体の変形後の形状データを作成することを特徴
とする、物体の形状データの作成方法が提供される。
めに、本発明によれば、物体の空間における3次元形状
を表す物体3次元形状データと、該物体の変形方向を規
定する少なくとも1つの曲線または直線データと、前記
物体の変形の開始位置と終了位置に関するデータと、変
形量データとを入力し、前記物体3次元形状データのう
ち前記開始位置と終了位置の間にある各点の位置を、前
記変形量データおよび前記曲線または直線の方向に基づ
いて移動することにより前記物体3次元形状データを変
形し、物体の変形後の形状データを作成することを特徴
とする、物体の形状データの作成方法が提供される。
【0012】また、本発明の好ましい態様によれば、前
記変形に際し、前記物体3次元形状データの各点の移動
の方向は、前記直線もしくは曲線に沿う方向または前記
直線もしくは曲線からの遠心方向に沿う方向である、物
体の形状データの作成方法が提供される。
記変形に際し、前記物体3次元形状データの各点の移動
の方向は、前記直線もしくは曲線に沿う方向または前記
直線もしくは曲線からの遠心方向に沿う方向である、物
体の形状データの作成方法が提供される。
【0013】また、本発明の別の態様によれば、物体の
表面形状を表す物体3次元形状データと、該物体表面の
2次元形状を表す物体表面2次元形状データと、前記物
体に密着する密着物体の前記物体への密着面の2次元形
状を表す密着物体面2次元形状データと、前記物体表面
と前記密着物体の前記物体への密着面との2次元空間上
での位置関係を規定する2次元位置規定データとを入力
し、前記物体2次元形状データと前記密着物体2次元形
状データと前記2次元位置規定データとから前記密着物
体の各部位が応答する前記2次元形状データ上の2次元
応答位置を計算し、前記物体3次元形状データと前記物
体表面2次元形状データの対応関係から前記2次元応答
位置に対応する物体3次元形状データ上の3次元応答位
置を計算し、前記3次元応答位置から前記物体3次元形
状表面から離れる方向に0または所定の微小距離移動し
た浮かせ位置を計算し、前記密着物体の各部位の位置を
前記浮かせ位置に設定することにより前記密着物体の位
置データを作成することを特徴とする、物体の形状デー
タの作成方法が提供される。
表面形状を表す物体3次元形状データと、該物体表面の
2次元形状を表す物体表面2次元形状データと、前記物
体に密着する密着物体の前記物体への密着面の2次元形
状を表す密着物体面2次元形状データと、前記物体表面
と前記密着物体の前記物体への密着面との2次元空間上
での位置関係を規定する2次元位置規定データとを入力
し、前記物体2次元形状データと前記密着物体2次元形
状データと前記2次元位置規定データとから前記密着物
体の各部位が応答する前記2次元形状データ上の2次元
応答位置を計算し、前記物体3次元形状データと前記物
体表面2次元形状データの対応関係から前記2次元応答
位置に対応する物体3次元形状データ上の3次元応答位
置を計算し、前記3次元応答位置から前記物体3次元形
状表面から離れる方向に0または所定の微小距離移動し
た浮かせ位置を計算し、前記密着物体の各部位の位置を
前記浮かせ位置に設定することにより前記密着物体の位
置データを作成することを特徴とする、物体の形状デー
タの作成方法が提供される。
【0014】また、本発明の好ましい態様によれば、前
記密着物体の2次元形状データを変形した場合の形状を
表す変形密着物体面2次元形状データを前記密着物体面
2次元形状データの代わりに利用することを特徴とす
る、物体の形状データの作成方法が提供される。
記密着物体の2次元形状データを変形した場合の形状を
表す変形密着物体面2次元形状データを前記密着物体面
2次元形状データの代わりに利用することを特徴とす
る、物体の形状データの作成方法が提供される。
【0015】また、本発明の好ましい態様によれば、前
記物体と前記密着物体の2次元空間上での位置関係を変
更した場合の位置関係を規定する変更2次元位置規定デ
ータを前記2次元位置規定データの代わりに利用するこ
とを特徴とする、物体の形状データの作成方法が提供さ
れる。
記物体と前記密着物体の2次元空間上での位置関係を変
更した場合の位置関係を規定する変更2次元位置規定デ
ータを前記2次元位置規定データの代わりに利用するこ
とを特徴とする、物体の形状データの作成方法が提供さ
れる。
【0016】また、本発明の好ましい態様によれば、前
記曲線または直線は、人体の体軸であることを特徴とす
る、物体の形状データの作成方法が提供される。
記曲線または直線は、人体の体軸であることを特徴とす
る、物体の形状データの作成方法が提供される。
【0017】また、本発明の好ましい態様によれば、前
記物体は衣服であることを特徴とする、物体の形状デー
タの作成方法が提供される。
記物体は衣服であることを特徴とする、物体の形状デー
タの作成方法が提供される。
【0018】また、本発明の別の態様によれば、物体の
空間における3次元形状を表す物体3次元形状データの
入力手段と、該物体の変形方向を規定する少なくとも1
つの曲線または直線データの入力手段と、前記物体の変
形の開始位置と終了位置に関するデータの入力手段と、
変形量データの入力手段と、前記物体3次元形状データ
のうち前記開始位置と終了位置の間にある各点の位置
を、前記変形量データおよび前記曲線または直線の方向
に基づいて移動することにより前記物体3次元形状デー
タを変形する変形手段とを有することを特徴とする、物
体の形状データの作成装置が提供される。
空間における3次元形状を表す物体3次元形状データの
入力手段と、該物体の変形方向を規定する少なくとも1
つの曲線または直線データの入力手段と、前記物体の変
形の開始位置と終了位置に関するデータの入力手段と、
変形量データの入力手段と、前記物体3次元形状データ
のうち前記開始位置と終了位置の間にある各点の位置
を、前記変形量データおよび前記曲線または直線の方向
に基づいて移動することにより前記物体3次元形状デー
タを変形する変形手段とを有することを特徴とする、物
体の形状データの作成装置が提供される。
【0019】また、本発明の別の態様によれば、物体の
表面形状を表す物体3次元形状データに入力手段と、該
物体表面の2次元形状を表す物体表面2次元形状データ
の入力手段と、前記物体に密着する密着物体の前記物体
への密着面の2次元形状を表す密着物体面2次元形状デ
ータの入力手段と、前記物体表面と前記密着物体の前記
物体への密着面との2次元空間上での位置関係を規定す
る2次元位置規定データの入力手段と、前記物体2次元
形状データと前記密着物体2次元形状データと前記2次
元位置規定データとから前記密着物体の各部位が応答す
る前記2次元形状データ上の2次元応答位置を計算する
計算手段と、前記物体3次元形状データと前記物体表面
2次元形状データの対応関係から前記2次元応答位置に
対応する物体3次元形状データ上の3次元応答位置を計
算する計算手段と、前記3次元応答位置から前記物体3
次元形状表面から離れる方向に0または所定の微小距離
移動した浮かせ位置を計算する計算手段と、前記密着物
体の各部位の位置を前記浮かせ位置に設定することによ
り前記密着物体の位置データを作成するデータ作成手段
を有することを特徴とする、物体の形状データの作成装
置が提供される。
表面形状を表す物体3次元形状データに入力手段と、該
物体表面の2次元形状を表す物体表面2次元形状データ
の入力手段と、前記物体に密着する密着物体の前記物体
への密着面の2次元形状を表す密着物体面2次元形状デ
ータの入力手段と、前記物体表面と前記密着物体の前記
物体への密着面との2次元空間上での位置関係を規定す
る2次元位置規定データの入力手段と、前記物体2次元
形状データと前記密着物体2次元形状データと前記2次
元位置規定データとから前記密着物体の各部位が応答す
る前記2次元形状データ上の2次元応答位置を計算する
計算手段と、前記物体3次元形状データと前記物体表面
2次元形状データの対応関係から前記2次元応答位置に
対応する物体3次元形状データ上の3次元応答位置を計
算する計算手段と、前記3次元応答位置から前記物体3
次元形状表面から離れる方向に0または所定の微小距離
移動した浮かせ位置を計算する計算手段と、前記密着物
体の各部位の位置を前記浮かせ位置に設定することによ
り前記密着物体の位置データを作成するデータ作成手段
を有することを特徴とする、物体の形状データの作成装
置が提供される。
【0020】また、本発明の別の態様によれば、上記の
物品の形状データの作成方法の各手順をコンピュータを
用いて実施できるようにコンピュータを動作させるソフ
トウエアを記憶した記憶媒体が提供される。
物品の形状データの作成方法の各手順をコンピュータを
用いて実施できるようにコンピュータを動作させるソフ
トウエアを記憶した記憶媒体が提供される。
【0021】
【作用】本発明であれば、物体の空間における3次元形
状を表す物体3次元形状データと、該物体の変形方向を
規定する少なくとも1つの曲線または直線データと、前
記物体の変形の開始位置と終了位置に関するデータと、
変形量データとを入力し、前記物体3次元形状データの
うち前記開始位置と終了位置の間にある各点の位置を、
前記変形量データおよび前記曲線または直線の方向に基
づいて移動することにより前記物体3次元形状データを
変形し、物体の変形後の形状データを作成するのである
から、物体の形状データの一部を変形したときの物体の
形状データを簡単かつ短時間に作成することができる。
状を表す物体3次元形状データと、該物体の変形方向を
規定する少なくとも1つの曲線または直線データと、前
記物体の変形の開始位置と終了位置に関するデータと、
変形量データとを入力し、前記物体3次元形状データの
うち前記開始位置と終了位置の間にある各点の位置を、
前記変形量データおよび前記曲線または直線の方向に基
づいて移動することにより前記物体3次元形状データを
変形し、物体の変形後の形状データを作成するのである
から、物体の形状データの一部を変形したときの物体の
形状データを簡単かつ短時間に作成することができる。
【0022】また、本発明の好ましい態様であれば、前
記変形に際し、前記物体3次元形状データの各点の移動
の方向は、前記直線もしくは曲線に沿う方向または前記
直線もしくは曲線からの遠心方向に沿う方向であるか
ら、移動方向を制限することに伴って、物体の形状デー
タの一部を変形したときの物体の形状データを作成する
ための処理をより簡単にすることができるとともに、所
要時間をより短縮することができる。
記変形に際し、前記物体3次元形状データの各点の移動
の方向は、前記直線もしくは曲線に沿う方向または前記
直線もしくは曲線からの遠心方向に沿う方向であるか
ら、移動方向を制限することに伴って、物体の形状デー
タの一部を変形したときの物体の形状データを作成する
ための処理をより簡単にすることができるとともに、所
要時間をより短縮することができる。
【0023】また、本発明の別の態様であれば、物体の
表面形状を表す物体3次元形状データと、該物体表面の
2次元形状を表す物体表面2次元形状データと、前記物
体に密着する密着物体の前記物体への密着面の2次元形
状を表す密着物体面2次元形状データと、前記物体表面
と前記密着物体の前記物体への密着面との2次元空間上
での位置関係を規定する2次元位置規定データとを入力
し、前記物体2次元形状データと前記密着物体2次元形
状データと前記2次元位置規定データとから前記密着物
体の各部位が応答する前記2次元形状データ上の2次元
応答位置を計算し、前記物体3次元形状データと前記物
体表面2次元形状データの対応関係から前記2次元応答
位置に対応する物体3次元形状データ上の3次元応答位
置を計算し、前記3次元応答位置から前記物体3次元形
状表面から離れる方向に0または所定の微小距離移動し
た浮かせ位置を計算し、前記密着物体の各部位の位置を
前記浮かせ位置に設定することにより前記密着物体の位
置データを作成するのであるから、物体に密着または密
接する密着物体の形状データを簡単かつ短時間に作成す
ることができる。
表面形状を表す物体3次元形状データと、該物体表面の
2次元形状を表す物体表面2次元形状データと、前記物
体に密着する密着物体の前記物体への密着面の2次元形
状を表す密着物体面2次元形状データと、前記物体表面
と前記密着物体の前記物体への密着面との2次元空間上
での位置関係を規定する2次元位置規定データとを入力
し、前記物体2次元形状データと前記密着物体2次元形
状データと前記2次元位置規定データとから前記密着物
体の各部位が応答する前記2次元形状データ上の2次元
応答位置を計算し、前記物体3次元形状データと前記物
体表面2次元形状データの対応関係から前記2次元応答
位置に対応する物体3次元形状データ上の3次元応答位
置を計算し、前記3次元応答位置から前記物体3次元形
状表面から離れる方向に0または所定の微小距離移動し
た浮かせ位置を計算し、前記密着物体の各部位の位置を
前記浮かせ位置に設定することにより前記密着物体の位
置データを作成するのであるから、物体に密着または密
接する密着物体の形状データを簡単かつ短時間に作成す
ることができる。
【0024】また、本発明の好ましい態様であれば、前
記密着物体の2次元形状データを変形した場合の形状を
表す変形密着物体面2次元形状データを前記密着物体面
2次元形状データの代わりに利用するのであるから、密
着物体の形状を簡単に変更することができる。
記密着物体の2次元形状データを変形した場合の形状を
表す変形密着物体面2次元形状データを前記密着物体面
2次元形状データの代わりに利用するのであるから、密
着物体の形状を簡単に変更することができる。
【0025】また、本発明の好ましい態様であれば、前
記物体と前記密着物体の2次元空間上での位置関係を変
更した場合の位置関係を規定する変更2次元位置規定デ
ータを前記2次元位置規定データの代わりに利用するの
であるから、密着物体の位置を簡単に変更することがで
きる。
記物体と前記密着物体の2次元空間上での位置関係を変
更した場合の位置関係を規定する変更2次元位置規定デ
ータを前記2次元位置規定データの代わりに利用するの
であるから、密着物体の位置を簡単に変更することがで
きる。
【0026】また、本発明の好ましい態様であれば、前
記曲線または直線は、人体の体軸であるから、移動方向
を人体の体軸に関連する方向に制限することに伴って、
物体の形状データの一部を変形したときの物体の形状デ
ータを作成するための処理をより簡単にすることができ
るとともに、所要時間をより短縮することができる。
記曲線または直線は、人体の体軸であるから、移動方向
を人体の体軸に関連する方向に制限することに伴って、
物体の形状データの一部を変形したときの物体の形状デ
ータを作成するための処理をより簡単にすることができ
るとともに、所要時間をより短縮することができる。
【0027】また、本発明の好ましい態様であれば、前
記物体は衣服であるから、衣服のデザインの一部変形に
簡単に対処できる。
記物体は衣服であるから、衣服のデザインの一部変形に
簡単に対処できる。
【0028】また、本発明の別の態様であれば、入力手
段によって物体の空間における3次元形状を表す物体3
次元形状データの入力を行い、入力手段によって該物体
の変形方向を規定する少なくとも1つの曲線または直線
データの入力を行い、入力手段によって前記物体の変形
の開始位置と終了位置に関するデータの入力を行い、変
形手段によって、変形量データ、前記物体3次元形状デ
ータのうち前記開始位置と終了位置の間にある各点の位
置を、前記変形量データおよび前記曲線または直線の方
向に基づいて移動することにより前記物体3次元形状デ
ータを変形することができる。
段によって物体の空間における3次元形状を表す物体3
次元形状データの入力を行い、入力手段によって該物体
の変形方向を規定する少なくとも1つの曲線または直線
データの入力を行い、入力手段によって前記物体の変形
の開始位置と終了位置に関するデータの入力を行い、変
形手段によって、変形量データ、前記物体3次元形状デ
ータのうち前記開始位置と終了位置の間にある各点の位
置を、前記変形量データおよび前記曲線または直線の方
向に基づいて移動することにより前記物体3次元形状デ
ータを変形することができる。
【0029】したがって、物体の形状データの一部を変
形したときの物体の形状データを簡単かつ短時間に作成
することができる。
形したときの物体の形状データを簡単かつ短時間に作成
することができる。
【0030】また、本発明の別の態様であれば、入力手
段によって物体の表面形状を表す物体3次元形状データ
の入力を行い、入力手段によって該物体表面の2次元形
状を表す物体表面2次元形状データの入力を行い、入力
手段によって前記物体に密着する密着物体の前記物体へ
の密着面の2次元形状を表す密着物体面2次元形状デー
タの入力を行い、入力手段によって前記物体表面と前記
密着物体の前記物体への密着面との2次元空間上での位
置関係を規定する2次元位置規定データの入力を行い、
計算手段によって前記物体2次元形状データと前記密着
物体2次元形状データと前記2次元位置規定データとか
ら前記密着物体の各部位が応答する前記2次元形状デー
タ上の2次元応答位置を計算し、計算手段によって前記
物体3次元形状データと前記物体表面2次元形状データ
の対応関係から前記2次元応答位置に対応する物体3次
元形状データ上の3次元応答位置を計算し、計算手段に
よって前記3次元応答位置から前記物体3次元形状表面
から離れる方向に0または所定の微小距離移動した浮か
せ位置を計算し、データ作成手段によって前記密着物体
の各部位の位置を前記浮かせ位置に設定することにより
前記密着物体の位置データを作成することができる。
段によって物体の表面形状を表す物体3次元形状データ
の入力を行い、入力手段によって該物体表面の2次元形
状を表す物体表面2次元形状データの入力を行い、入力
手段によって前記物体に密着する密着物体の前記物体へ
の密着面の2次元形状を表す密着物体面2次元形状デー
タの入力を行い、入力手段によって前記物体表面と前記
密着物体の前記物体への密着面との2次元空間上での位
置関係を規定する2次元位置規定データの入力を行い、
計算手段によって前記物体2次元形状データと前記密着
物体2次元形状データと前記2次元位置規定データとか
ら前記密着物体の各部位が応答する前記2次元形状デー
タ上の2次元応答位置を計算し、計算手段によって前記
物体3次元形状データと前記物体表面2次元形状データ
の対応関係から前記2次元応答位置に対応する物体3次
元形状データ上の3次元応答位置を計算し、計算手段に
よって前記3次元応答位置から前記物体3次元形状表面
から離れる方向に0または所定の微小距離移動した浮か
せ位置を計算し、データ作成手段によって前記密着物体
の各部位の位置を前記浮かせ位置に設定することにより
前記密着物体の位置データを作成することができる。
【0031】したがって、物体に密着または密接する密
着物体の形状データを簡単かつ短時間に作成することが
できる。
着物体の形状データを簡単かつ短時間に作成することが
できる。
【0032】また、本発明の別の態様であれば、上記の
物品の形状データの作成方法の各手順をコンピュータを
用いて実施できるようにコンピュータを動作させるソフ
トウエアを記憶した記憶媒体であるから、この記憶媒体
に記憶したソフトウエアによって、物体の形状データの
一部を変形したときの物体の形状データを簡単かつ短時
間に作成することができ、または物体に密着または密接
する密着物体の形状データを簡単かつ短時間に作成する
ことができる。
物品の形状データの作成方法の各手順をコンピュータを
用いて実施できるようにコンピュータを動作させるソフ
トウエアを記憶した記憶媒体であるから、この記憶媒体
に記憶したソフトウエアによって、物体の形状データの
一部を変形したときの物体の形状データを簡単かつ短時
間に作成することができ、または物体に密着または密接
する密着物体の形状データを簡単かつ短時間に作成する
ことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、本発明における
物体として衣服を、本発明における密着物体としてポケ
ットを用いる婦人服のイージーオーダーに適用した例に
ついて、3例説明する。
物体として衣服を、本発明における密着物体としてポケ
ットを用いる婦人服のイージーオーダーに適用した例に
ついて、3例説明する。
【0034】図1は、本発明の形状データの作成装置の
第1から第3の実施態様例の装置構成を説明するブロッ
ク図である。本実施態様例において、(101)はパー
ソナルコンピュータ、(102)はキーボード、(10
3)はマウス、(104)はディスプレー、(105)
はプリンター、(106)はハードディスク装置であ
る。(103)は、マウスの他にタッチペンやタッチパ
ネルなどのポインティングデバイスを利用することも可
能である。
第1から第3の実施態様例の装置構成を説明するブロッ
ク図である。本実施態様例において、(101)はパー
ソナルコンピュータ、(102)はキーボード、(10
3)はマウス、(104)はディスプレー、(105)
はプリンター、(106)はハードディスク装置であ
る。(103)は、マウスの他にタッチペンやタッチパ
ネルなどのポインティングデバイスを利用することも可
能である。
【0035】ハードディスク装置(106)には、物品
モデル情報記憶手段(107)、物品画像情報記憶手段
(108)、物品属性情報記憶手段(109)、素材情
報記憶手段(110)、人体モデル情報記憶手段(11
1)、着衣順序に関する知識記憶手段(112)が含ま
れる。本実施態様例では、これらの記憶手段は汎用リレ
ーショナルデータベースを用いて実現している。
モデル情報記憶手段(107)、物品画像情報記憶手段
(108)、物品属性情報記憶手段(109)、素材情
報記憶手段(110)、人体モデル情報記憶手段(11
1)、着衣順序に関する知識記憶手段(112)が含ま
れる。本実施態様例では、これらの記憶手段は汎用リレ
ーショナルデータベースを用いて実現している。
【0036】物品モデル情報記憶手段(107)には、
衣服のデザインと該衣服に適用可能な素材のごとにあら
かじめ力学計算によって着衣状態を計算した衣服の形状
モデルと、該衣服の個別仕様部品の形状モデルと、該形
状モデルに対応した衣服のデザインコードおよび素材コ
ードが記憶されている。衣服の形状モデルは、標準体型
用に作成されたマスター型紙のCADデータを使って、
コンピュータ上で3次元形状に組み上げたものを初期形
状とし、素材の物性と標準体型の形状データを使用して
力学計算したものを使用した。型紙のCADデータをコ
ンピュータ上で3次元形状に組み上げる方法は、特許第
1984093号の方法や、本出願人による特開平10
−134095号公報の方法や、特開平10−1245
38号公報の方法が使用可能である。衣服の形状モデル
の例を図2に示す。図2の(a)、(b)はそれぞれ同
じ衣服のデザインであるが、図2(a)は堅い素材を適
用したときの形状モデルで、図2(b)は柔らかい素材
を適用したときの形状モデルである。柔らかい素材を用
いると、ドレープが細かく発生することが分かる。衣服
の個別仕様部品とは、衣服のデザイン中で変更可能な部
品のことで、例えば襟の形をノッチド・ラペル、ピーク
ド・ラペル、クローバーリーフ・ラペルの中から選択可
能なデザインの場合、これらの各襟が個別仕様部品であ
る。個別仕様部品の形状データは、衣服の形状モデルに
合成あるいは衣服の形状モデル中の個別仕様部品と変更
可能なように、いくつかの形状バリエーションが用意さ
れている。各形状バリエーションは、標準体型で着装計
算された衣服の形状モデルに合成可能なように、着装計
算によって作成してある。
衣服のデザインと該衣服に適用可能な素材のごとにあら
かじめ力学計算によって着衣状態を計算した衣服の形状
モデルと、該衣服の個別仕様部品の形状モデルと、該形
状モデルに対応した衣服のデザインコードおよび素材コ
ードが記憶されている。衣服の形状モデルは、標準体型
用に作成されたマスター型紙のCADデータを使って、
コンピュータ上で3次元形状に組み上げたものを初期形
状とし、素材の物性と標準体型の形状データを使用して
力学計算したものを使用した。型紙のCADデータをコ
ンピュータ上で3次元形状に組み上げる方法は、特許第
1984093号の方法や、本出願人による特開平10
−134095号公報の方法や、特開平10−1245
38号公報の方法が使用可能である。衣服の形状モデル
の例を図2に示す。図2の(a)、(b)はそれぞれ同
じ衣服のデザインであるが、図2(a)は堅い素材を適
用したときの形状モデルで、図2(b)は柔らかい素材
を適用したときの形状モデルである。柔らかい素材を用
いると、ドレープが細かく発生することが分かる。衣服
の個別仕様部品とは、衣服のデザイン中で変更可能な部
品のことで、例えば襟の形をノッチド・ラペル、ピーク
ド・ラペル、クローバーリーフ・ラペルの中から選択可
能なデザインの場合、これらの各襟が個別仕様部品であ
る。個別仕様部品の形状データは、衣服の形状モデルに
合成あるいは衣服の形状モデル中の個別仕様部品と変更
可能なように、いくつかの形状バリエーションが用意さ
れている。各形状バリエーションは、標準体型で着装計
算された衣服の形状モデルに合成可能なように、着装計
算によって作成してある。
【0037】物品画像情報記憶手段(108)には、物
品の画像と、画像中の衣服のデザインコードと、画像中
の衣服の素材コードが記憶されている。物品の画像とし
ては、本実施態様例では、ファッションモデルが衣服を
着用した状態を写真撮影した画像を利用したが、着装計
算によって作成した衣服の形状モデルにCG(コンピュ
ータグラフィックス)によって素材の画像を合成したも
のを利用してもよい。前記物品の画像中の物品は、それ
ぞれ対応する物品の形状モデルが物品モデル情報記憶手
段(107)に記憶されており、それらは衣服のデザイ
ンコードで関連づけられている。
品の画像と、画像中の衣服のデザインコードと、画像中
の衣服の素材コードが記憶されている。物品の画像とし
ては、本実施態様例では、ファッションモデルが衣服を
着用した状態を写真撮影した画像を利用したが、着装計
算によって作成した衣服の形状モデルにCG(コンピュ
ータグラフィックス)によって素材の画像を合成したも
のを利用してもよい。前記物品の画像中の物品は、それ
ぞれ対応する物品の形状モデルが物品モデル情報記憶手
段(107)に記憶されており、それらは衣服のデザイ
ンコードで関連づけられている。
【0038】物品属性情報記憶手段(109)には、衣
服のデザインごとに衣服の属性情報が記憶されている。
衣服の属性情報としては、本実施態様例では衣服のデザ
インコード、衣服の種類(ジャケット、ドレス、スカー
ト、パンツなど)、年度、シーズンが記憶されている。
服のデザインごとに衣服の属性情報が記憶されている。
衣服の属性情報としては、本実施態様例では衣服のデザ
インコード、衣服の種類(ジャケット、ドレス、スカー
ト、パンツなど)、年度、シーズンが記憶されている。
【0039】素材情報記憶手段(110)には、衣服に
用いられる素材の画像、素材の属性情報、衣服の3次元
モデルに素材の画像を合成する時のCG合成用情報が記
憶されている。素材の画像としては、本実施態様例では
イメージスキャナやデジタルカメラで撮像したカラー画
像を、テクスチャマッピングした際に色柄が連続してつ
ながるように必要に応じて加工した画像を用いた。テク
スチャマッピングした際に色柄が連続してつながるため
の加工方法としては、特開平10−183418号公報
の方法が利用できる。素材の属性情報としては、本実施
態様例では素材コード、年度、シーズン、色、柄、品質
(ウール100%や、綿70%麻30%など)および素材の説明文
が記憶されている。CG合成用情報としては、本実施態
様例では反射率と拡散係数が記憶されている。
用いられる素材の画像、素材の属性情報、衣服の3次元
モデルに素材の画像を合成する時のCG合成用情報が記
憶されている。素材の画像としては、本実施態様例では
イメージスキャナやデジタルカメラで撮像したカラー画
像を、テクスチャマッピングした際に色柄が連続してつ
ながるように必要に応じて加工した画像を用いた。テク
スチャマッピングした際に色柄が連続してつながるため
の加工方法としては、特開平10−183418号公報
の方法が利用できる。素材の属性情報としては、本実施
態様例では素材コード、年度、シーズン、色、柄、品質
(ウール100%や、綿70%麻30%など)および素材の説明文
が記憶されている。CG合成用情報としては、本実施態
様例では反射率と拡散係数が記憶されている。
【0040】人体モデル情報記憶手段(111)には、
標準体型の人体モデルと、人体モデルの体軸情報が含ま
れる。図3に標準体型の人体モデルの例を示す。本実施
態様例では、体軸は図4のように複数の直線で表現し
た。脚部の体軸は、パンツの変形に使用する左右の脚ご
との体軸(401)と、ドレスやスカートの変形に使用
する左右の脚の中心付近に設定した体軸(402)を設
定する。
標準体型の人体モデルと、人体モデルの体軸情報が含ま
れる。図3に標準体型の人体モデルの例を示す。本実施
態様例では、体軸は図4のように複数の直線で表現し
た。脚部の体軸は、パンツの変形に使用する左右の脚ご
との体軸(401)と、ドレスやスカートの変形に使用
する左右の脚の中心付近に設定した体軸(402)を設
定する。
【0041】着衣順序に関する知識記憶手段(112)
には、衣服の組み合わせ順序に関する知識が記憶されて
いる。図5に着衣順序に関する知識記憶手段(112)
の例の一部を示す。この例では、着衣順序の数値が小さ
いほど内側にあることを示している。例えば、ジャケッ
トとスカートを組み合わせた場合、スカートはジャケッ
トの内側にならなければならないので、スカートの着衣
順序の数値はジャケットの着衣順序の数値より小さいも
のにする。着衣順序に関する知識記憶手段(112)に
ついては、特開平10−183418号公報に詳しく記
載されている。
には、衣服の組み合わせ順序に関する知識が記憶されて
いる。図5に着衣順序に関する知識記憶手段(112)
の例の一部を示す。この例では、着衣順序の数値が小さ
いほど内側にあることを示している。例えば、ジャケッ
トとスカートを組み合わせた場合、スカートはジャケッ
トの内側にならなければならないので、スカートの着衣
順序の数値はジャケットの着衣順序の数値より小さいも
のにする。着衣順序に関する知識記憶手段(112)に
ついては、特開平10−183418号公報に詳しく記
載されている。
【0042】以上の各記憶手段に記憶されたデータは、
装置の使用時に記憶手段からパーソナルコンピュータ
(101)のメモリにロードすることにより入力され
る。なお、キーボード、形状測定器等により入力されて
もよい。このように本発明においては、データを計算機
における処理が可能となるように計算機にロードするこ
とを「データの入力」という。
装置の使用時に記憶手段からパーソナルコンピュータ
(101)のメモリにロードすることにより入力され
る。なお、キーボード、形状測定器等により入力されて
もよい。このように本発明においては、データを計算機
における処理が可能となるように計算機にロードするこ
とを「データの入力」という。
【0043】次にパーソナルコンピュータ(101)、
具体的には中央演算装置および汎用揮発メモリにより提
供される各種機能について説明する。
具体的には中央演算装置および汎用揮発メモリにより提
供される各種機能について説明する。
【0044】パーソナルコンピュータ(101)には、
物品モデル選択支援手段(113)、物体形状変形手段
(114)、物品個別仕様部品選択支援手段(11
5)、素材選択支援手段(116)、素材色柄設定手段
(117)、色柄設定画像表示手段(118)、色柄設
定画像印刷手段(119)とが含まれる。
物品モデル選択支援手段(113)、物体形状変形手段
(114)、物品個別仕様部品選択支援手段(11
5)、素材選択支援手段(116)、素材色柄設定手段
(117)、色柄設定画像表示手段(118)、色柄設
定画像印刷手段(119)とが含まれる。
【0045】物品モデル選択支援手段(113)には、
キーワード検索による物品の画像の検索機能と、検索さ
れた物品の画像を画面に複数個一覧表示して、顧客が好
みの衣服のデザインを選択することを支援する機能があ
る。図6に物品モデル選択支援手段の画面(以下物品モ
デル選択画面と呼ぶ。)の一例を示す。図6において、
キーボード(102)やマウス(103)を用いて検索
条件入力エリア(601)に検索条件を入力し、検索実
行ボタン(402)を押すと、物品属性情報記憶手段
(109)から該当する衣服のデザインコードを検索
し、次に検索されたデザインコードをもとに物品画像情
報記憶手段(108)から物品画像を検索し、画面に一
覧表示する。顧客は一覧表示された画像から好みの衣服
のデザインをマウス(103)を使って指定する。一覧
表示される画像は、ファッションモデルが衣服を着用し
た状態を写真撮影したものなので、1つの画像には通常
複数の衣服のデザイン(たとえばジャケットとスカー
ト)が含まれる。図7において、たとえば顧客が2番目
の画像(701)中のジャケットが気に入った場合、マ
ウス(103)を用いて2番目の画像(701)を選択
する。そして、画像に含まれる衣服のデザイン情報表示
エリア(702)において、マウス(103)を使って
ジャケットの箇所のチェックボックス(703)にチェ
ックマークをつけ、OKボタン(704)を押せばよ
い。あるいは、画像中のジャケットの部分をクリックす
ることで選択してもよい。衣服のデザインが指定される
と、すでに他の衣服が選ばれていた場合、すでに選ばれ
ている衣服の形状モデル(人体モデルも含まれている)
に新たに選ばれた衣服の形状モデルを追加する。はじめ
て衣服を選んだ場合は、人体モデルに選んだ衣服の形状
モデルを追加する。衣服の形状モデルを追加するとき、
着衣順序に関する知識記憶手段(112)に記憶された
着衣順序を使って、本来内側にあるはずの形状モデルが
外側に出ている場合、内側になるよう形状データを修正
する。上記のモデルの追加方法については、特開平10
−183417号公報に詳しく記載されている。
キーワード検索による物品の画像の検索機能と、検索さ
れた物品の画像を画面に複数個一覧表示して、顧客が好
みの衣服のデザインを選択することを支援する機能があ
る。図6に物品モデル選択支援手段の画面(以下物品モ
デル選択画面と呼ぶ。)の一例を示す。図6において、
キーボード(102)やマウス(103)を用いて検索
条件入力エリア(601)に検索条件を入力し、検索実
行ボタン(402)を押すと、物品属性情報記憶手段
(109)から該当する衣服のデザインコードを検索
し、次に検索されたデザインコードをもとに物品画像情
報記憶手段(108)から物品画像を検索し、画面に一
覧表示する。顧客は一覧表示された画像から好みの衣服
のデザインをマウス(103)を使って指定する。一覧
表示される画像は、ファッションモデルが衣服を着用し
た状態を写真撮影したものなので、1つの画像には通常
複数の衣服のデザイン(たとえばジャケットとスカー
ト)が含まれる。図7において、たとえば顧客が2番目
の画像(701)中のジャケットが気に入った場合、マ
ウス(103)を用いて2番目の画像(701)を選択
する。そして、画像に含まれる衣服のデザイン情報表示
エリア(702)において、マウス(103)を使って
ジャケットの箇所のチェックボックス(703)にチェ
ックマークをつけ、OKボタン(704)を押せばよ
い。あるいは、画像中のジャケットの部分をクリックす
ることで選択してもよい。衣服のデザインが指定される
と、すでに他の衣服が選ばれていた場合、すでに選ばれ
ている衣服の形状モデル(人体モデルも含まれている)
に新たに選ばれた衣服の形状モデルを追加する。はじめ
て衣服を選んだ場合は、人体モデルに選んだ衣服の形状
モデルを追加する。衣服の形状モデルを追加するとき、
着衣順序に関する知識記憶手段(112)に記憶された
着衣順序を使って、本来内側にあるはずの形状モデルが
外側に出ている場合、内側になるよう形状データを修正
する。上記のモデルの追加方法については、特開平10
−183417号公報に詳しく記載されている。
【0046】物体形状変形手段(114)には、顧客の
好みに応じて、衣服のデザインの一部を変形した衣服の
形状データを作成する機能がある。この機能について
は、後で詳しく説明する。
好みに応じて、衣服のデザインの一部を変形した衣服の
形状データを作成する機能がある。この機能について
は、後で詳しく説明する。
【0047】物品個別仕様部品選択支援手段(115)
には、顧客が物品に適用可能な個別仕様部品を選択する
ことを支援する機能がある。例えば顧客が襟の変更を指
定したとすると、物品モデル情報記憶手段(107)か
ら該当する個別仕様部品の形状モデルを検索し、レンダ
リング処理によって個別仕様部品の2次元画像を作成
し、画面に一覧表示する。顧客は一覧表示された個別仕
様部品から好みの個別仕様部品をマウス(103)を使
って選択することができる。個別仕様部品が選択される
と、物品モデル選択支援手段(113)によって選択さ
れた衣服の形状モデルの該当する個別仕様部品を、あら
たに選ばれた個別仕様部品に変更した形状モデルを作成
する。
には、顧客が物品に適用可能な個別仕様部品を選択する
ことを支援する機能がある。例えば顧客が襟の変更を指
定したとすると、物品モデル情報記憶手段(107)か
ら該当する個別仕様部品の形状モデルを検索し、レンダ
リング処理によって個別仕様部品の2次元画像を作成
し、画面に一覧表示する。顧客は一覧表示された個別仕
様部品から好みの個別仕様部品をマウス(103)を使
って選択することができる。個別仕様部品が選択される
と、物品モデル選択支援手段(113)によって選択さ
れた衣服の形状モデルの該当する個別仕様部品を、あら
たに選ばれた個別仕様部品に変更した形状モデルを作成
する。
【0048】素材選択支援手段(116)には、物品に
適用可能な素材の画像を素材情報記憶手段(110)か
ら検索し、画面に複数個一覧表示して、顧客が素材を選
択することを支援する機能がある。画面に一覧表示され
た素材の画像から、好みの素材の画像をマウス(10
3)を使って指定すると、先に選ばれていた衣服のデザ
インコードと、新たに選ばれた素材の素材コードをもと
に、物品モデル情報記憶手段(107)から顧客が選択
した素材を使って計算した衣服の形状モデルを検索し、
先に選ばれていた衣服の形状モデルと置き換える。これ
によって、素材を変更したとき、衣服のドレープ性やシ
ルエットも反映可能となる。なお、本実施態様例ではあ
らかじめ各素材の物性を使って着装計算した衣服の形状
モデルを物品モデル情報記憶手段(107)に記憶して
おいたが、例えば素材が選ばれる度に選択された素材の
物性を使って着装計算してもよい。しかし、着装計算に
は時間がかかる場合が多いので、本実施態様例のように
あらかじめ着装計算を済ませた形状モデルを用いるのが
望ましい。
適用可能な素材の画像を素材情報記憶手段(110)か
ら検索し、画面に複数個一覧表示して、顧客が素材を選
択することを支援する機能がある。画面に一覧表示され
た素材の画像から、好みの素材の画像をマウス(10
3)を使って指定すると、先に選ばれていた衣服のデザ
インコードと、新たに選ばれた素材の素材コードをもと
に、物品モデル情報記憶手段(107)から顧客が選択
した素材を使って計算した衣服の形状モデルを検索し、
先に選ばれていた衣服の形状モデルと置き換える。これ
によって、素材を変更したとき、衣服のドレープ性やシ
ルエットも反映可能となる。なお、本実施態様例ではあ
らかじめ各素材の物性を使って着装計算した衣服の形状
モデルを物品モデル情報記憶手段(107)に記憶して
おいたが、例えば素材が選ばれる度に選択された素材の
物性を使って着装計算してもよい。しかし、着装計算に
は時間がかかる場合が多いので、本実施態様例のように
あらかじめ着装計算を済ませた形状モデルを用いるのが
望ましい。
【0049】素材色柄設定手段(117)には、衣服の
形状モデルと素材の画像を使って、衣服の形状モデルに
素材の画像を合成しかつ陰影をつけた2次元画像(以下
色柄設定画像と呼ぶ)を作成する機能がある。このと
き、衣服の形状モデルだけでなく、人体モデルにも皮膚
の画像を合成して2次元画像を作成する。形状モデルに
素材の画像(皮膚の画像も含む)を合成しかつ陰影をつ
ける技術には、一般的なCG技術であるテクスチャマッ
ピング技術とレンダリング技術を利用している。
形状モデルと素材の画像を使って、衣服の形状モデルに
素材の画像を合成しかつ陰影をつけた2次元画像(以下
色柄設定画像と呼ぶ)を作成する機能がある。このと
き、衣服の形状モデルだけでなく、人体モデルにも皮膚
の画像を合成して2次元画像を作成する。形状モデルに
素材の画像(皮膚の画像も含む)を合成しかつ陰影をつ
ける技術には、一般的なCG技術であるテクスチャマッ
ピング技術とレンダリング技術を利用している。
【0050】色柄設定画像表示手段(118)には、素
材色柄設定手段(117)で作成された色柄設定画像を
ディスプレー(104)に表示する機能がある。マウス
(103)で、画像の回転を指定すると、形状モデルが
微小回転したときの色柄設定画像を素材色柄設定手段
(117)で逐次作成しディスプレー(104)に逐次
表示することによって、衣服の形状モデルを回転させ、
見る方向を自由に設定可能である。
材色柄設定手段(117)で作成された色柄設定画像を
ディスプレー(104)に表示する機能がある。マウス
(103)で、画像の回転を指定すると、形状モデルが
微小回転したときの色柄設定画像を素材色柄設定手段
(117)で逐次作成しディスプレー(104)に逐次
表示することによって、衣服の形状モデルを回転させ、
見る方向を自由に設定可能である。
【0051】色柄設定画像印刷手段(119)には、デ
ィスプレー(104)に表示中の色柄設定画像をプリン
ター(105)に出力する機能がある。
ィスプレー(104)に表示中の色柄設定画像をプリン
ター(105)に出力する機能がある。
【0052】次に、本実施態様例の動作の概要を図8の
フローチャートを用いて説明する。
フローチャートを用いて説明する。
【0053】ステップ801において、オペレーター
(販売店の店員または顧客)はキーボード(102)や
マウス(103)を操作して、物品モデル選択支援手段
(113)を使って好みの衣服のデザインを選択する。
さらに複数の衣服を組み合わせる場合(例えば、ジャケ
ットとスカートなど)、物品モデル選択支援手段(11
3)を繰り返し使って、組み合わせる衣服のデザインを
追加すればよい。複数の衣服を自由に組み合わせること
ができるので、ジャケットとスカートの組み合わせとい
った上下のデザインのコーディネートの良否を顧客が確
認可能となる。
(販売店の店員または顧客)はキーボード(102)や
マウス(103)を操作して、物品モデル選択支援手段
(113)を使って好みの衣服のデザインを選択する。
さらに複数の衣服を組み合わせる場合(例えば、ジャケ
ットとスカートなど)、物品モデル選択支援手段(11
3)を繰り返し使って、組み合わせる衣服のデザインを
追加すればよい。複数の衣服を自由に組み合わせること
ができるので、ジャケットとスカートの組み合わせとい
った上下のデザインのコーディネートの良否を顧客が確
認可能となる。
【0054】ステップ802において、物品個別仕様部
品選択支援手段(115)を使って、ステップ801で
選ばれた衣服の個別仕様部品のうち、変更可能な個別仕
様部品を顧客の好みによって選択し、個別仕様部品を変
更した形状モデルを作成する。
品選択支援手段(115)を使って、ステップ801で
選ばれた衣服の個別仕様部品のうち、変更可能な個別仕
様部品を顧客の好みによって選択し、個別仕様部品を変
更した形状モデルを作成する。
【0055】ステップ803において、素材選択支援手
段(116)を使って、ステップ801で選ばれた各衣
服に適用する素材を選択する。オペレータがマウス(1
03)等を使って素材を選択すると、素材選択支援手段
(116)はオペレータが選択した素材を使ったときの
衣服の形状モデルを物品モデル情報記憶手段(113)
から検索し、素材を選択する前の衣服の形状モデルと置
き換えるので、素材を変えたときの色柄だけでなく、衣
服の形状(シルエットやドレープ性)も、顧客が確認可
能となる。なお、ステップ802より先にステップ80
3を実施してもよい。
段(116)を使って、ステップ801で選ばれた各衣
服に適用する素材を選択する。オペレータがマウス(1
03)等を使って素材を選択すると、素材選択支援手段
(116)はオペレータが選択した素材を使ったときの
衣服の形状モデルを物品モデル情報記憶手段(113)
から検索し、素材を選択する前の衣服の形状モデルと置
き換えるので、素材を変えたときの色柄だけでなく、衣
服の形状(シルエットやドレープ性)も、顧客が確認可
能となる。なお、ステップ802より先にステップ80
3を実施してもよい。
【0056】ステップ804において、物体形状変形手
段(114)を使って、顧客の好みに応じて衣服のデザ
インの一部を変形した衣服の形状データを作成する。な
お、ステップ802やステップ803より先にステップ
804を実施してもよい。
段(114)を使って、顧客の好みに応じて衣服のデザ
インの一部を変形した衣服の形状データを作成する。な
お、ステップ802やステップ803より先にステップ
804を実施してもよい。
【0057】ステップ805において、素材色柄設定手
段(117)を使って、ステップ804で選ばれた素材
の画像をテクスチャマッピング技術により衣服の形状モ
デルに合成して、さらにレンダリング技術により陰影を
付け、色柄設定画像を作成する。
段(117)を使って、ステップ804で選ばれた素材
の画像をテクスチャマッピング技術により衣服の形状モ
デルに合成して、さらにレンダリング技術により陰影を
付け、色柄設定画像を作成する。
【0058】ステップ806において、色柄設定画像表
示手段(118)を使って、ステップ805で作成され
た色柄設定画像をディスプレー(104)に表示する。
顧客は、ディスプレーに表示された画像を見て、色や柄
に関するコーディネートの良否、衣服の組み合わせによ
るコーディネートの良否、衣服のシルエットやドレープ
性を確認することができる。さらに、人体モデルや衣服
の形状モデルは、顧客の体型を反映したものとなってい
るので、体型による似合う・似合わないの確認ができ
る。また素材の色柄や衣服のシルエット等によって、よ
りやせて見えるとか、よりふっくらして見えるとかを確
認することができる。顧客はディスプレーに表示された
色柄設定画像によって衣服の出来上がり状態を確認し、
気に入れば衣服の仕様を決定し、オーダーするためにス
テップ808に進む。気に入らなければ、ステップ80
1に戻って衣服のデザインから選びなおしたり、ステッ
プ802に戻って衣服の個別仕様部品を選びなおした
り、ステップ803に戻って素材を選びなおしたりする
ことができる。
示手段(118)を使って、ステップ805で作成され
た色柄設定画像をディスプレー(104)に表示する。
顧客は、ディスプレーに表示された画像を見て、色や柄
に関するコーディネートの良否、衣服の組み合わせによ
るコーディネートの良否、衣服のシルエットやドレープ
性を確認することができる。さらに、人体モデルや衣服
の形状モデルは、顧客の体型を反映したものとなってい
るので、体型による似合う・似合わないの確認ができ
る。また素材の色柄や衣服のシルエット等によって、よ
りやせて見えるとか、よりふっくらして見えるとかを確
認することができる。顧客はディスプレーに表示された
色柄設定画像によって衣服の出来上がり状態を確認し、
気に入れば衣服の仕様を決定し、オーダーするためにス
テップ808に進む。気に入らなければ、ステップ80
1に戻って衣服のデザインから選びなおしたり、ステッ
プ802に戻って衣服の個別仕様部品を選びなおした
り、ステップ803に戻って素材を選びなおしたりする
ことができる。
【0059】ステップ807において、色柄設定画像印
刷手段(119)を使って、ステップ806で表示され
た色柄設定画像を、プリンター(105)から紙、プラ
スチックシート、布帛等の有形担体に印刷出力する。印
刷出力された色柄設定画像は、顧客が衣服をオーダーす
る際の確認やサービスとして顧客に配布してもよいし、
衣服を縫製工場にオーダーする際の確認のためにオーダ
ーシートに添付してもよい。
刷手段(119)を使って、ステップ806で表示され
た色柄設定画像を、プリンター(105)から紙、プラ
スチックシート、布帛等の有形担体に印刷出力する。印
刷出力された色柄設定画像は、顧客が衣服をオーダーす
る際の確認やサービスとして顧客に配布してもよいし、
衣服を縫製工場にオーダーする際の確認のためにオーダ
ーシートに添付してもよい。
【0060】ステップ808において、衣服の製造のた
めに顧客の詳細な個人体型を採寸し、ステップ805で
決定した衣服の仕様と採寸情報をもとに衣服を製造す
る。縫製工場が販売店と別の場所にある場合は、ネット
ワーク等を使ってオーダーシートを縫製工場に送信して
もよいし、ファクシミリを使ってオーダーシートを縫製
工場に送信してもよい。
めに顧客の詳細な個人体型を採寸し、ステップ805で
決定した衣服の仕様と採寸情報をもとに衣服を製造す
る。縫製工場が販売店と別の場所にある場合は、ネット
ワーク等を使ってオーダーシートを縫製工場に送信して
もよいし、ファクシミリを使ってオーダーシートを縫製
工場に送信してもよい。
【0061】なお、本実施態様例では、衣服のデザイン
を選んでから、衣服の素材を選んだが、逆に素材を選ん
でから、次に衣服のデザインを選んでもよい。
を選んでから、衣服の素材を選んだが、逆に素材を選ん
でから、次に衣服のデザインを選んでもよい。
【0062】上記のとおり、顧客が衣服の仕様を定めて
その場合の仮想的な試着状況を上記形状データの作成装
置により作成して画面に表示し、その表示に基づいて顧
客がさらに好みの仕様を示して同様の仮想試着を繰り返
すことによって最適な衣服の仕様を最終決定することが
できる。このようにして最終決定された仕様に基づいて
衣服を製造すると、顧客のイメージした通りの衣服を迅
速かつ確実に製造することができる。
その場合の仮想的な試着状況を上記形状データの作成装
置により作成して画面に表示し、その表示に基づいて顧
客がさらに好みの仕様を示して同様の仮想試着を繰り返
すことによって最適な衣服の仕様を最終決定することが
できる。このようにして最終決定された仕様に基づいて
衣服を製造すると、顧客のイメージした通りの衣服を迅
速かつ確実に製造することができる。
【0063】次に、物体形状変形手段(114)につい
て、3例の実施態様例にて詳しく説明する。 [実施態様例1]本発明の物体形状変形手段によって、衣
服の形状を体軸方向に変形した物体の形状データを作成
する方法について説明する。この変形方法は、例えばス
カートやパンツの丈の変形や、ジャケット等の袖丈や見
頃の丈の変形に好適である。ここでは、スカートの丈の
変形(丈の上下)を例に、図9のフローチャートを用い
て説明する。
て、3例の実施態様例にて詳しく説明する。 [実施態様例1]本発明の物体形状変形手段によって、衣
服の形状を体軸方向に変形した物体の形状データを作成
する方法について説明する。この変形方法は、例えばス
カートやパンツの丈の変形や、ジャケット等の袖丈や見
頃の丈の変形に好適である。ここでは、スカートの丈の
変形(丈の上下)を例に、図9のフローチャートを用い
て説明する。
【0064】ステップ901において、変形量データを
入力する。変形量データとは、スカート丈を何cm上下
するかというデータで、客の好みに応じて、例えば10
cm丈を伸ばしたい場合は、+10cmを入力する。
入力する。変形量データとは、スカート丈を何cm上下
するかというデータで、客の好みに応じて、例えば10
cm丈を伸ばしたい場合は、+10cmを入力する。
【0065】ステップ902において、変形計算に使用
するデータをパーソナルコンピュータ(101)のメモ
リにロードする。変形計算に使用するデータとしては、
変形対象となる衣服の3次元形状データ、変形に使用す
る直線データ、変形の開始位置および終了位置に関する
データがある。本実施態様例では、変形に使用する直線
データとしては体軸を利用するが、スカート丈変形の場
合は、左右の脚の中心付近を通る直線(402)を使用
する。また、スカート丈変形の場合、本実施態様例では
変形の開始位置および終了位置に関するデータは、それ
ぞれヒップライン、スカートの裾とする。変形に使用す
る直線データや、変形の開始位置、終了位置に関するデ
ータは、変形箇所(袖丈か、見頃の丈か、スカート丈
か、など)によって異なるので、例えば変形箇所ごとに
それらの情報をハードディスク装置(106)の記憶手
段に記憶しておいてもよい。また、本実施態様例では、
変形の方向を規定するデータとして直線データを使用し
たが、直線の代わりに曲線データを利用してもよい。曲
線データを利用する場合、曲線データは複数の点をなめ
らかに結ぶ線として定義することができる。このとき曲
線の方向は、曲線の各点近傍の微小線分の方向と定義す
ることができる。また、多数の点を繋ぐ直線群を利用す
ることも考えられる。
するデータをパーソナルコンピュータ(101)のメモ
リにロードする。変形計算に使用するデータとしては、
変形対象となる衣服の3次元形状データ、変形に使用す
る直線データ、変形の開始位置および終了位置に関する
データがある。本実施態様例では、変形に使用する直線
データとしては体軸を利用するが、スカート丈変形の場
合は、左右の脚の中心付近を通る直線(402)を使用
する。また、スカート丈変形の場合、本実施態様例では
変形の開始位置および終了位置に関するデータは、それ
ぞれヒップライン、スカートの裾とする。変形に使用す
る直線データや、変形の開始位置、終了位置に関するデ
ータは、変形箇所(袖丈か、見頃の丈か、スカート丈
か、など)によって異なるので、例えば変形箇所ごとに
それらの情報をハードディスク装置(106)の記憶手
段に記憶しておいてもよい。また、本実施態様例では、
変形の方向を規定するデータとして直線データを使用し
たが、直線の代わりに曲線データを利用してもよい。曲
線データを利用する場合、曲線データは複数の点をなめ
らかに結ぶ線として定義することができる。このとき曲
線の方向は、曲線の各点近傍の微小線分の方向と定義す
ることができる。また、多数の点を繋ぐ直線群を利用す
ることも考えられる。
【0066】ステップ903において、変形計算の対象
となる衣服表面の形状の部位をメモリにロードする。本
実施態様例では、衣服の形状データは図2のように3次
元空間中の座標点(節点)から構成される平面多角形の
微小要素の集合体で表している。衣服の厚みを含めた3
次元形状や3角錐要素などを用いた立体モデルを使用し
てもよい。微小要素は、複数の節点から構成されている
が、本実施態様例では節点を変形対象とする。変形対象
となる衣服の形状の節点がなくなるまでステップ903
からステップ907を繰り返し、変形対象となる節点が
なくなると変形計算は完了である。
となる衣服表面の形状の部位をメモリにロードする。本
実施態様例では、衣服の形状データは図2のように3次
元空間中の座標点(節点)から構成される平面多角形の
微小要素の集合体で表している。衣服の厚みを含めた3
次元形状や3角錐要素などを用いた立体モデルを使用し
てもよい。微小要素は、複数の節点から構成されている
が、本実施態様例では節点を変形対象とする。変形対象
となる衣服の形状の節点がなくなるまでステップ903
からステップ907を繰り返し、変形対象となる節点が
なくなると変形計算は完了である。
【0067】ステップ904において、節点が変形の対
象領域内かどうか、つまり変形の開始位置と終了位置の
間にあるかどうかをチェックする。変形の対象領域内で
あればステップ905に進み、変形の対象外であれば、
ステップ903に戻り次の要素の変形を行う。
象領域内かどうか、つまり変形の開始位置と終了位置の
間にあるかどうかをチェックする。変形の対象領域内で
あればステップ905に進み、変形の対象外であれば、
ステップ903に戻り次の要素の変形を行う。
【0068】ステップ905において、変形計算の対象
となる節点と変形の開始位置の間の距離aを計算する。
計算する距離は、変形に使用する直線または曲線に沿う
方向の距離とする。
となる節点と変形の開始位置の間の距離aを計算する。
計算する距離は、変形に使用する直線または曲線に沿う
方向の距離とする。
【0069】ステップ906において、変形計算の対象
となる節点の変形量dを計算する。変形量は次の計算式
によって計算する。
となる節点の変形量dを計算する。変形量は次の計算式
によって計算する。
【0070】d = k * (a / b) * x ・・・(式1) ここで、bは、変形の開始位置と終了位置の間の、変形
に使用する直線方向の距離である。xはステップ901
で入力された変形量データである。kは係数で、通常1
であるが、kをaの関数として定義してもよい。例えば、
スカートの裾付近の形状はそのままでスカート丈変形を
したい場合、aがある値以上bに近くなったときにkの値
をゼロにしてやれば、裾付近は変形させずに丈を変形す
ることができる。
に使用する直線方向の距離である。xはステップ901
で入力された変形量データである。kは係数で、通常1
であるが、kをaの関数として定義してもよい。例えば、
スカートの裾付近の形状はそのままでスカート丈変形を
したい場合、aがある値以上bに近くなったときにkの値
をゼロにしてやれば、裾付近は変形させずに丈を変形す
ることができる。
【0071】ステップ907において、節点の位置を移
動する。移動後の節点は次の式によって計算する。
動する。移動後の節点は次の式によって計算する。
【0072】P' = P + d * L ・・・(式2) ここで、Pは移動前の節点の位置を表す3次元ベクト
ル、P'は移動後の節点の位置を表す3次元ベクトル、L
は変形に使用する直線の方向ベクトル(大きさ1)であ
る。これで、1節点の変形計算が完了し、次の節点の変
形計算をするため、ステップ903に戻る。
ル、P'は移動後の節点の位置を表す3次元ベクトル、L
は変形に使用する直線の方向ベクトル(大きさ1)であ
る。これで、1節点の変形計算が完了し、次の節点の変
形計算をするため、ステップ903に戻る。
【0073】上述した方法でスカート丈を変形すると、
図10のようにスカート丈を上下した形状データを作成
できる。このときの計算時間は、着装計算によって衣服
の形状を求めるのに比較して遙かに短時間である。ま
た、本変形手法は、近似的な変形であり、変形後の形状
は現物の形状や、着装計算によって計算し直した衣服の
形状と比較して誤差があるものの、本発明者らの調査に
よれば、衣服の出来上がり状態をイメージするのには十
分役に立つレベルである。 [実施態様例2]本発明の物体形状変形手段によって、衣
服の形状を体軸の遠心方向に変形した物体の形状データ
を作成する方法について説明する。遠心方向とは、体軸
と直交する平面において、体軸と平面の交点を中心から
外に伸びるあらゆる半直線の向きのことである。この変
形方法は、例えばスカートやドレスのけまわしの変形に
好適である。ここでは、スカートのけまわし(裾部の周
長)変形を例に、図11のフローチャートを用いて説明
する。
図10のようにスカート丈を上下した形状データを作成
できる。このときの計算時間は、着装計算によって衣服
の形状を求めるのに比較して遙かに短時間である。ま
た、本変形手法は、近似的な変形であり、変形後の形状
は現物の形状や、着装計算によって計算し直した衣服の
形状と比較して誤差があるものの、本発明者らの調査に
よれば、衣服の出来上がり状態をイメージするのには十
分役に立つレベルである。 [実施態様例2]本発明の物体形状変形手段によって、衣
服の形状を体軸の遠心方向に変形した物体の形状データ
を作成する方法について説明する。遠心方向とは、体軸
と直交する平面において、体軸と平面の交点を中心から
外に伸びるあらゆる半直線の向きのことである。この変
形方法は、例えばスカートやドレスのけまわしの変形に
好適である。ここでは、スカートのけまわし(裾部の周
長)変形を例に、図11のフローチャートを用いて説明
する。
【0074】ステップ1101において、変形量データ
を入力する。変形量データとは、スカートのけまわしを
何cm拡大縮小するかを指定するものであり、客の好み
に応じて、例えば3cmけまわしを広げたい場合、+3
cmと入力する。
を入力する。変形量データとは、スカートのけまわしを
何cm拡大縮小するかを指定するものであり、客の好み
に応じて、例えば3cmけまわしを広げたい場合、+3
cmと入力する。
【0075】ステップ1102において、変形計算に使
用するデータをパーソナルコンピュータ(101)のメ
モリにロードする。変形計算に使用するデータとして
は、変形対象となる衣服の3次元形状データ、変形に使
用する直線データ、変形の開始位置および終了位置に関
するデータがある。本実施態様例では、変形に使用する
直線データとしては体軸を利用するが、スカート丈変更
の場合は、左右の脚の中心付近を通る直線(302)を
使用する。また、けまわし変形の場合、本実施態様例で
は変形の開始位置および終了位置に関するデータは、そ
れぞれヒップライン、スカートの裾とする。
用するデータをパーソナルコンピュータ(101)のメ
モリにロードする。変形計算に使用するデータとして
は、変形対象となる衣服の3次元形状データ、変形に使
用する直線データ、変形の開始位置および終了位置に関
するデータがある。本実施態様例では、変形に使用する
直線データとしては体軸を利用するが、スカート丈変更
の場合は、左右の脚の中心付近を通る直線(302)を
使用する。また、けまわし変形の場合、本実施態様例で
は変形の開始位置および終了位置に関するデータは、そ
れぞれヒップライン、スカートの裾とする。
【0076】ステップ1103において、変形計算の対
象となる衣服の形状の節点をメモリにロードする。変形
対象となる衣服の形状の節点がなくなるまでステップ1
103からステップ1107を繰り返し、変形対象とな
る節点がなくなると変形計算は完了である。
象となる衣服の形状の節点をメモリにロードする。変形
対象となる衣服の形状の節点がなくなるまでステップ1
103からステップ1107を繰り返し、変形対象とな
る節点がなくなると変形計算は完了である。
【0077】ステップ1104において、節点が変形の
対象領域内かどうか、つまり変形の開始位置と終了位置
の間にあるかどうかをチェックする。変形の対象領域内
であればステップ905に進み、変形の対象外であれ
ば、ステップ1103に戻り次の要素の変形を行う。
対象領域内かどうか、つまり変形の開始位置と終了位置
の間にあるかどうかをチェックする。変形の対象領域内
であればステップ905に進み、変形の対象外であれ
ば、ステップ1103に戻り次の要素の変形を行う。
【0078】ステップ1105において、変形計算の対
象となる節点と変形の開始位置の間の距離aを計算す
る。計算する距離は、変形に使用する直線または曲線の
方向の距離とする。
象となる節点と変形の開始位置の間の距離aを計算す
る。計算する距離は、変形に使用する直線または曲線の
方向の距離とする。
【0079】ステップ1106において、変形計算の対
象となる節点の変形量dを計算する。変形量は次の計算
式によって計算する。
象となる節点の変形量dを計算する。変形量は次の計算
式によって計算する。
【0080】d = k * (a / b) * x ・・・(式3) ここで、bは、変形の開始位置と終了位置の間の、変形
に使用する直線に沿う方向の距離である。xはステップ
901で入力された変形量データである。kは係数で、
通常定数であるが、kをaの関数として定義してもよい。
本実施態様例では、けまわしの変形量は周長の変形量で
あるので、kは1/π(πは円周率)とする。
に使用する直線に沿う方向の距離である。xはステップ
901で入力された変形量データである。kは係数で、
通常定数であるが、kをaの関数として定義してもよい。
本実施態様例では、けまわしの変形量は周長の変形量で
あるので、kは1/π(πは円周率)とする。
【0081】ステップ1107において、節点の位置を
移動する。移動後の節点は次の式によって計算する。
移動する。移動後の節点は次の式によって計算する。
【0082】P' = P + d * N ・・・(式4) ここで、Pは移動前の節点の位置を表す3次元ベクト
ル、P'は移動後の節点の位置を表す3次元ベクトル、N
は変形に使用する直線の遠心方向の方向ベクトル(大き
さ1)である。(式4)を解説するため、スカートを輪
切りにした説明図を図12に示す。これで、1節点の変
形計算が完了し、次の節点の変形計算をするため、ステ
ップ1103に戻る。
ル、P'は移動後の節点の位置を表す3次元ベクトル、N
は変形に使用する直線の遠心方向の方向ベクトル(大き
さ1)である。(式4)を解説するため、スカートを輪
切りにした説明図を図12に示す。これで、1節点の変
形計算が完了し、次の節点の変形計算をするため、ステ
ップ1103に戻る。
【0083】上述した方法でスカートのけまわしを変形
すると、図13のようにスカートのけまわしを拡大縮小
した形状データを作成できる。 [実施態様例3]本発明の物体形状変形手段によって、衣
服に密着する物体の3次元形状を変形する方法を説明す
る。衣服に密着するとは、衣服の表面形状に沿って表面
から離れる方向に0または密着物体の2次元的広がりに
くらべて微小な距離移動した位置に存在することをい
う。この変形方法は、例えばポケットの大きさ、形状や
位置の変更に好適である。ここでは、ジャケットのポケ
ット変形を例に、図14のフローチャートを用いて説明
する。
すると、図13のようにスカートのけまわしを拡大縮小
した形状データを作成できる。 [実施態様例3]本発明の物体形状変形手段によって、衣
服に密着する物体の3次元形状を変形する方法を説明す
る。衣服に密着するとは、衣服の表面形状に沿って表面
から離れる方向に0または密着物体の2次元的広がりに
くらべて微小な距離移動した位置に存在することをい
う。この変形方法は、例えばポケットの大きさ、形状や
位置の変更に好適である。ここでは、ジャケットのポケ
ット変形を例に、図14のフローチャートを用いて説明
する。
【0084】ステップ1401において、変形量データ
を入力する。変形量データとは、ポケットの位置を上下
や周方向に何cm移動するかというデータや、ポケット
の幅や深さを何cm拡大縮小するかというデータであ
る。
を入力する。変形量データとは、ポケットの位置を上下
や周方向に何cm移動するかというデータや、ポケット
の幅や深さを何cm拡大縮小するかというデータであ
る。
【0085】ステップ1402において、変形計算に使
用するデータをパーソナルコンピュータ(101)のメ
モリにロードする。変形計算に使用するデータとして
は、変形対象となる衣服の3次元形状データ、該衣服の
3次元形状データに対応する衣服の2次元形状データ、
ポケットの2次元形状データ、ポケットの2次元形状デ
ータが衣服の2次元形状データにどのように取り付くか
を規定するポケット取り付けデータとがある。ポケット
取り付けデータは、本発明における2次元位置規定デー
タに相当する。本実施態様例ではポケット取り付け情報
は、移動量に関する情報と、回転量に関する情報とす
る。図15に、衣服の2次元形状データ、ポケットの2
次元形状データ、ポケット取り付けデータの例を示す。
図15において、1501はジャケットの見頃部分の表
面の2次元形状データ、1502はポケットの見頃への
密着面の2次元形状データ、1503はポケット取り付
け情報の例である。前記衣服の3次元形状データは、前
記衣服の2次元形状データを着装計算によって求めたも
のであり、2次元形状データを構成する要素や節点は、
3次元形状データを構成する要素や節点と1対1対応と
なっている。
用するデータをパーソナルコンピュータ(101)のメ
モリにロードする。変形計算に使用するデータとして
は、変形対象となる衣服の3次元形状データ、該衣服の
3次元形状データに対応する衣服の2次元形状データ、
ポケットの2次元形状データ、ポケットの2次元形状デ
ータが衣服の2次元形状データにどのように取り付くか
を規定するポケット取り付けデータとがある。ポケット
取り付けデータは、本発明における2次元位置規定デー
タに相当する。本実施態様例ではポケット取り付け情報
は、移動量に関する情報と、回転量に関する情報とす
る。図15に、衣服の2次元形状データ、ポケットの2
次元形状データ、ポケット取り付けデータの例を示す。
図15において、1501はジャケットの見頃部分の表
面の2次元形状データ、1502はポケットの見頃への
密着面の2次元形状データ、1503はポケット取り付
け情報の例である。前記衣服の3次元形状データは、前
記衣服の2次元形状データを着装計算によって求めたも
のであり、2次元形状データを構成する要素や節点は、
3次元形状データを構成する要素や節点と1対1対応と
なっている。
【0086】ステップ1403において、ステップ14
01において入力された変形量データに応じて、ポケッ
ト取り付け情報や(1503)やポケットの密着面の2
次元形状データ(1502)を変更する。例えば、変形
量データがポケット取り付け位置を1cm下げ、かつポ
ケットの幅を1cm縮める場合、ポケットの取り付けデ
ータ(1503)やポケットの密着面の2次元形状デー
タ(1502)は図16のようになる(図で、黒丸点が
白丸点に移動する)。なお、本実施態様例では、ポケッ
トの取り付け位置を頭方向に移動することを上げると呼
び、裾方向に移動することを下げると呼ぶ。また、ポケ
ットの横幅を大きくすることを幅を広げるとよび、ポケ
ットの横幅を小さくすることを幅を縮めると呼ぶ。
01において入力された変形量データに応じて、ポケッ
ト取り付け情報や(1503)やポケットの密着面の2
次元形状データ(1502)を変更する。例えば、変形
量データがポケット取り付け位置を1cm下げ、かつポ
ケットの幅を1cm縮める場合、ポケットの取り付けデ
ータ(1503)やポケットの密着面の2次元形状デー
タ(1502)は図16のようになる(図で、黒丸点が
白丸点に移動する)。なお、本実施態様例では、ポケッ
トの取り付け位置を頭方向に移動することを上げると呼
び、裾方向に移動することを下げると呼ぶ。また、ポケ
ットの横幅を大きくすることを幅を広げるとよび、ポケ
ットの横幅を小さくすることを幅を縮めると呼ぶ。
【0087】ステップ1404において、ステップ14
03において変形後のポケット取り付け情報(160
3)によって、ステップ1403において変形後のポケ
ットの密着面の2次元形状データ(1602)をジャケ
ットの見頃表面の2次元形状データ(1601)のポケ
ット取り付け位置に移動する。図17にポケットの2次
元形状データを移動後の状態を示す。図17において、
1701はジャケットの見頃表面の2次元形状データ、
1702はポケットの密着面の2次元形状データであ
る。
03において変形後のポケット取り付け情報(160
3)によって、ステップ1403において変形後のポケ
ットの密着面の2次元形状データ(1602)をジャケ
ットの見頃表面の2次元形状データ(1601)のポケ
ット取り付け位置に移動する。図17にポケットの2次
元形状データを移動後の状態を示す。図17において、
1701はジャケットの見頃表面の2次元形状データ、
1702はポケットの密着面の2次元形状データであ
る。
【0088】ステップ1405において、変形対象とな
るポケットの2次元形状の節点をメモリにロードする。
変形対象となるポケットの2次元形状の節点がなくなる
までステップ1405からステップ1409を繰り返
し、変形対象となる節点がなくなると変形計算は完了で
ある。
るポケットの2次元形状の節点をメモリにロードする。
変形対象となるポケットの2次元形状の節点がなくなる
までステップ1405からステップ1409を繰り返
し、変形対象となる節点がなくなると変形計算は完了で
ある。
【0089】ステップ1406において、変形対象とな
るポケットの節点に最も近いジャケットの見頃の要素を
探し、さらにポケットの節点の前記見頃の要素中の最近
点(ポケットの節点に応答する点)を求める。図18に
おいて、変形対象となるポケット(1702)の要素P
に最も近いジャケットの見頃(1701)の要素は要素
Eであり、要素E中のPの最近点はQである。言い換える
と、見頃表面の2次元形状データが表す2次元空間と、
ポケットの密着面の2次元形状データの表す2次元空間
とを一致させると、QはPと同一の位置にある点となる。
したがって、図18において、PとQは一致するものであ
るが、説明のために位置をずらしてある。
るポケットの節点に最も近いジャケットの見頃の要素を
探し、さらにポケットの節点の前記見頃の要素中の最近
点(ポケットの節点に応答する点)を求める。図18に
おいて、変形対象となるポケット(1702)の要素P
に最も近いジャケットの見頃(1701)の要素は要素
Eであり、要素E中のPの最近点はQである。言い換える
と、見頃表面の2次元形状データが表す2次元空間と、
ポケットの密着面の2次元形状データの表す2次元空間
とを一致させると、QはPと同一の位置にある点となる。
したがって、図18において、PとQは一致するものであ
るが、説明のために位置をずらしてある。
【0090】ステップ1407において、要素E中のQの
位置を特定する値を求める。本実施態様例では要素は3
角形要素を用いているので、図19のように、要素Eの
2辺を表すベクトルをA, Bとした時に、 Q = t1 * A + t2 * B ・・・(式5) となる係数t1, t2をQの位置を特定する値とする。
位置を特定する値を求める。本実施態様例では要素は3
角形要素を用いているので、図19のように、要素Eの
2辺を表すベクトルをA, Bとした時に、 Q = t1 * A + t2 * B ・・・(式5) となる係数t1, t2をQの位置を特定する値とする。
【0091】ステップ1408において、Qに対応する
衣服の3次元形状上の位置Q'を求める。Q'は次の式で計
算できる。
衣服の3次元形状上の位置Q'を求める。Q'は次の式で計
算できる。
【0092】Q' = t1 * A' + t2 * B' ・・・(式6) ここで、t1, t2はステップ1407で求めた値である。
また、要素Eに対応する衣服の3次元形状上の要素E'と
したときに、A', B'はそれぞれ要素EのA, Bに対応する
要素E'を構成する2辺のベクトルである。Q, Q'の関係
を図20に示す。2002は3次元空間上における、ジ
ャケットの見頃の形状を表しており、2001は2次元
空間上におけるジャケットの見頃の形状を表している。
このように、3次元空間上の位置Q'は、EとE'との位置
対応関係と2次元空間上で求めたt1,t2によって一義に
求めることができる。
また、要素Eに対応する衣服の3次元形状上の要素E'と
したときに、A', B'はそれぞれ要素EのA, Bに対応する
要素E'を構成する2辺のベクトルである。Q, Q'の関係
を図20に示す。2002は3次元空間上における、ジ
ャケットの見頃の形状を表しており、2001は2次元
空間上におけるジャケットの見頃の形状を表している。
このように、3次元空間上の位置Q'は、EとE'との位置
対応関係と2次元空間上で求めたt1,t2によって一義に
求めることができる。
【0093】ステップ1409において、ポケットの2
次元形状の節点Pに対応する3次元形状の節点P'を求め
る。P'は次の式で計算できる。
次元形状の節点Pに対応する3次元形状の節点P'を求め
る。P'は次の式で計算できる。
【0094】P' = Q' + D ・・・(式7) ここで、Dはポケットの浮かせ量を規定するベクトル値
で、0以上の値をとる。本実施態様例では、Dは変形前の
ポケットの3次元形状の節点に最も近い衣服(ここでは
ジャケットの見頃)との距離を使用した。この他に、例
えばDの大きさを一定値として、D方向はQ'の法線方向と
する方法も考えられる。この場合、ポケットは見頃から
一定の距離だけ浮いた位置に貼り付く。これで、1節点
の変形計算が完了し、次の節点の変形計算をするため、
ステップ1405に戻る。
で、0以上の値をとる。本実施態様例では、Dは変形前の
ポケットの3次元形状の節点に最も近い衣服(ここでは
ジャケットの見頃)との距離を使用した。この他に、例
えばDの大きさを一定値として、D方向はQ'の法線方向と
する方法も考えられる。この場合、ポケットは見頃から
一定の距離だけ浮いた位置に貼り付く。これで、1節点
の変形計算が完了し、次の節点の変形計算をするため、
ステップ1405に戻る。
【0095】上述した方法でポケットを変形すると、図
21のようにポケットを変形した衣服の形状データを作
成できる。図21において、2101はポケット変形前
の衣服の形状、2102はポケット変形後の衣服の形状
を表している。このとき、ポケットが貼り付く衣服(見
頃)の形状が曲面になっていても、ポケットは曲面に沿
って浮かせ量Dだけ浮いて密着する。本実施態様例で
は、ポケットが立体的に見頃よりも若干浮いて見えるよ
うに浮かせ量Dは正の値としたが、密着物体によっては
0でもかまわない。
21のようにポケットを変形した衣服の形状データを作
成できる。図21において、2101はポケット変形前
の衣服の形状、2102はポケット変形後の衣服の形状
を表している。このとき、ポケットが貼り付く衣服(見
頃)の形状が曲面になっていても、ポケットは曲面に沿
って浮かせ量Dだけ浮いて密着する。本実施態様例で
は、ポケットが立体的に見頃よりも若干浮いて見えるよ
うに浮かせ量Dは正の値としたが、密着物体によっては
0でもかまわない。
【0096】なお、前述したように、衣服の着装計算に
は膨大な時間がかかるので、衣服の着装計算時にはポケ
ットを除いた衣服の形状を計算しておき、本ポケットの
取り付け方法を使って着装計算をせずにポケットを取り
付けることも考えられる。この場合、ポケットの形状の
バリエーションが多数あるような衣服の3次元形状を準
備する際に、着装計算は1回のみで、ポケットのバリエ
ーション分の衣服の3次元形状データを作成できる。着
装計算の時間に比較して上述したポケット取り付けの計
算時間は遙かに短時間なので、計算時間を短縮すること
ができる。
は膨大な時間がかかるので、衣服の着装計算時にはポケ
ットを除いた衣服の形状を計算しておき、本ポケットの
取り付け方法を使って着装計算をせずにポケットを取り
付けることも考えられる。この場合、ポケットの形状の
バリエーションが多数あるような衣服の3次元形状を準
備する際に、着装計算は1回のみで、ポケットのバリエ
ーション分の衣服の3次元形状データを作成できる。着
装計算の時間に比較して上述したポケット取り付けの計
算時間は遙かに短時間なので、計算時間を短縮すること
ができる。
【0097】本実施態様例では、物体データを物体の表
面形状で定義したシェルデータを利用したが、これに限
ることなく、物体データが厚みを持ったソリッドデータ
でも良い。この場合、ポケット取り付けを例にとると、
見頃の形状データについては見頃形状の表面データを上
記見頃の形状データの代わりに、ポケットの形状データ
についてはポケットの密着面の表面データを上記ポケッ
トの形状データの代わりに利用すれば、上記の方法でポ
ケットを取り付けることができる。
面形状で定義したシェルデータを利用したが、これに限
ることなく、物体データが厚みを持ったソリッドデータ
でも良い。この場合、ポケット取り付けを例にとると、
見頃の形状データについては見頃形状の表面データを上
記見頃の形状データの代わりに、ポケットの形状データ
についてはポケットの密着面の表面データを上記ポケッ
トの形状データの代わりに利用すれば、上記の方法でポ
ケットを取り付けることができる。
【0098】本実施態様例では、ポケットの3次元形状
データの作成方法を例に説明したが、これに限ることな
く、たとえばベルトの3次元形状データの作成や、パン
ツのカブラ部分の3次元形状データの作成、あるいはボ
タンを衣服の3次元形状に取り付けたり位置を変更する
方法にも適用できる。
データの作成方法を例に説明したが、これに限ることな
く、たとえばベルトの3次元形状データの作成や、パン
ツのカブラ部分の3次元形状データの作成、あるいはボ
タンを衣服の3次元形状に取り付けたり位置を変更する
方法にも適用できる。
【0099】以上、本発明を衣服のイージーオーダーに
適用した例について説明したが、これに限ることなく、
例えばブーツのオーダーメードに適用すれば、ブーツの
丈を変更したときの形状を簡単に確認することができ
る。
適用した例について説明したが、これに限ることなく、
例えばブーツのオーダーメードに適用すれば、ブーツの
丈を変更したときの形状を簡単に確認することができ
る。
【0100】以上のような物体データの作成方法によっ
て作成した物体データを可視化し、仮想試着あるいは仮
想試作した物品のイメージを表示することにより物品の
最終仕様を決定し、決定した仕様に基づいて物品を製造
するようにすれば、実際に試着したり試作したりする手
間なくイメージどおりの物品を製造することができる。
て作成した物体データを可視化し、仮想試着あるいは仮
想試作した物品のイメージを表示することにより物品の
最終仕様を決定し、決定した仕様に基づいて物品を製造
するようにすれば、実際に試着したり試作したりする手
間なくイメージどおりの物品を製造することができる。
【0101】上述のごとく、上記実施態様例の形状デー
タの作成方法は、コンピュータとこれを動作させるプロ
グラム等によって実現されている。上記のごときプログ
ラムおよび各種記憶手段のデータは、フロッピーディス
ク、CD−ROM等の有形記憶媒体あるいは有線もしく
は無線のネットワーク等の伝送手段によって流通され
る。
タの作成方法は、コンピュータとこれを動作させるプロ
グラム等によって実現されている。上記のごときプログ
ラムおよび各種記憶手段のデータは、フロッピーディス
ク、CD−ROM等の有形記憶媒体あるいは有線もしく
は無線のネットワーク等の伝送手段によって流通され
る。
【0102】
【発明の効果】このように本発明によれば、物体の形状
データの一部を変形したときの物体の形状データを簡単
かつ短時間に作成する方法、その装置および記憶媒体を
提供することができる。
データの一部を変形したときの物体の形状データを簡単
かつ短時間に作成する方法、その装置および記憶媒体を
提供することができる。
【0103】また、本発明によれば、物体に密着または
密接する密着物体の形状データを簡単かつ短時間に作成
する方法、その装置および記憶媒体を提供することがで
きる。
密接する密着物体の形状データを簡単かつ短時間に作成
する方法、その装置および記憶媒体を提供することがで
きる。
【図1】 本発明の一実施態様例の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図2】 本発明の一実施態様例の衣服の形状モデルの
例である。
例である。
【図3】 本発明の一実施態様例の標準体型の人体モデ
ルの例である。
ルの例である。
【図4】 本発明の一実施態様例の体軸の例である。
【図5】 本発明の一実施態様例の衣服の着衣順序に関
する知識記憶手段に記憶された情報の例である。
する知識記憶手段に記憶された情報の例である。
【図6】 本発明の一実施態様例の物品モデル選択画面
である。
である。
【図7】 本発明の一実施態様例の物品モデル選択画面
の一表示例である。
の一表示例である。
【図8】 本発明の一実施態様例の動作の概要を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図9】 本発明の第1の実施態様例の動作の概要を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図10】 本発明の第1の実施態様例のスカート丈変
更の例である。
更の例である。
【図11】 本発明の第2の実施態様例の動作の概要を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図12】 本発明の第2の実施態様例の節点の移動量
の計算方法を説明するための図である。
の計算方法を説明するための図である。
【図13】 本発明の第2の実施態様例スカートのけま
わし変更の例である。
わし変更の例である。
【図14】 本発明の第3の実施態様例の動作の概要を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図15】 本発明の第3の実施態様例の見頃部分の表
面の2次元形状データ、ポケットの見頃への接着面の2
次元形状データ、ポケット取り付け情報の例である。
面の2次元形状データ、ポケットの見頃への接着面の2
次元形状データ、ポケット取り付け情報の例である。
【図16】 本発明の第3の実施態様例のポケットの見
頃への接着面の2次元形状データおよびポケット取り付
け情報を変更した時の例である。
頃への接着面の2次元形状データおよびポケット取り付
け情報を変更した時の例である。
【図17】 本発明の第3の実施態様例のポケットの見
頃への接着面の2次元形状データを移動後の例である。
頃への接着面の2次元形状データを移動後の例である。
【図18】 本発明の第3の実施態様例の節点の移動量
の計算方法を説明するための図である。
の計算方法を説明するための図である。
【図19】 本発明の第3の実施態様例の節点の移動量
の計算方法を説明するための図である。
の計算方法を説明するための図である。
【図20】 本発明の第3の実施態様例の節点の移動量
の計算方法を説明するための図である。
の計算方法を説明するための図である。
【図21】 本発明の一実施態様例のポケットの幅、取
り付け位置変更の例である。
り付け位置変更の例である。
101…パーソナルコンピュータ 102…キーボード 103…マウス 104…ディスプレー 105…プリンタ 106…ハードディスク装置 107…物品モデル情報記憶手段 108…物品画像情報記憶手段 109…物品属性情報記憶手段 110…素材情報記憶手段 111…人体モデル情報記憶手段 112…着衣順序に関する知識記憶手段 113…物品モデル選択支援手段 114…物体形状変形手段 115…物品個別仕様部品選択支援手段 116…素材選択支援手段 117…素材色柄設定支援手段 118…色柄設定画像表示手段 119…色柄設定画像印刷手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉谷 博史 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 大竹 聡 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 定行 輝 兵庫県西脇市鹿野町1352 株式会社ブレイ ン内 (72)発明者 滝波 純一 滋賀県大津市園山町1丁目1番1号 東レ 株式会社滋賀事業場内 Fターム(参考) 5B046 AA10 CA04 DA02 FA02 FA04 GA01 GA02 GA04 JA04 5B050 AA03 BA09 BA18 EA12 EA13 EA28 FA02 FA03 FA13
Claims (10)
- 【請求項1】 物体の空間における3次元形状を表す物
体3次元形状データと、該物体の変形方向を規定する少
なくとも1つの曲線または直線データと、前記物体の変
形の開始位置と終了位置に関するデータと、変形量デー
タとを入力し、前記物体3次元形状データのうち前記開
始位置と終了位置の間にある各点の位置を、前記変形量
データおよび前記曲線または直線の方向に基づいて移動
することにより前記物体3次元形状データを変形し、物
体の変形後の形状データを作成することを特徴とする、
物体の形状データの作成方法。 - 【請求項2】 前記変形に際し、前記物体3次元形状デ
ータの各点の移動の方向は、前記直線もしくは曲線に沿
う方向または前記直線もしくは曲線からの遠心方向に沿
う方向である、請求項1に記載の物体の形状データの作
成方法。 - 【請求項3】 物体の表面形状を表す物体3次元形状デ
ータと、該物体表面の2次元形状を表す物体表面2次元
形状データと、前記物体に密着する密着物体の前記物体
への密着面の2次元形状を表す密着物体面2次元形状デ
ータと、前記物体表面と前記密着物体の前記物体への密
着面との2次元空間上での位置関係を規定する2次元位
置規定データとを入力し、前記物体2次元形状データと
前記密着物体2次元形状データと前記2次元位置規定デ
ータとから前記密着物体の各部位が応答する前記2次元
形状データ上の2次元応答位置を計算し、前記物体3次
元形状データと前記物体表面2次元形状データの対応関
係から前記2次元応答位置に対応する物体3次元形状デ
ータ上の3次元応答位置を計算し、前記3次元応答位置
から前記物体3次元形状表面から離れる方向に0または
所定の微小距離移動した浮かせ位置を計算し、前記密着
物体の各部位の位置を前記浮かせ位置に設定することに
より前記密着物体の位置データを作成することを特徴と
する、物体の形状データの作成方法。 - 【請求項4】 前記密着物体の2次元形状データを変形
した場合の形状を表す変形密着物体面2次元形状データ
を前記密着物体面2次元形状データの代わりに利用する
ことを特徴とする、請求項3記載の物体の形状データの
作成方法。 - 【請求項5】 前記物体と前記密着物体の2次元空間上
での位置関係を変更した場合の位置関係を規定する変更
2次元位置規定データを前記2次元位置規定データの代
わりに利用することを特徴とする、請求項3または4記
載の物体の形状データの作成方法。 - 【請求項6】 前記曲線または直線は、人体の体軸であ
ることを特徴とする、請求項1または2記載の物体の形
状データの作成方法。 - 【請求項7】 前記物体は衣服であることを特徴とす
る、請求項1〜6のいずれかに記載の物体の形状データ
の作成方法。 - 【請求項8】 物体の空間における3次元形状を表す物
体3次元形状データの入力手段と、該物体の変形方向を
規定する少なくとも1つの曲線または直線データの入力
手段と、前記物体の変形の開始位置と終了位置に関する
データの入力手段と、変形量データの入力手段と、前記
物体3次元形状データのうち前記開始位置と終了位置の
間にある各点の位置を、前記変形量データおよび前記曲
線または直線の方向に基づいて移動することにより前記
物体3次元形状データを変形する変形手段とを有するこ
とを特徴とする、物体の形状データの作成装置。 - 【請求項9】 物体の表面形状を表す物体3次元形状デ
ータに入力手段と、該物体表面の2次元形状を表す物体
表面2次元形状データの入力手段と、前記物体に密着す
る密着物体の前記物体への密着面の2次元形状を表す密
着物体面2次元形状データの入力手段と、前記物体表面
と前記密着物体の前記物体への密着面との2次元空間上
での位置関係を規定する2次元位置規定データの入力手
段と、前記物体2次元形状データと前記密着物体2次元
形状データと前記2次元位置規定データとから前記密着
物体の各部位が応答する前記2次元形状データ上の2次
元応答位置を計算する計算手段と、前記物体3次元形状
データと前記物体表面2次元形状データの対応関係から
前記2次元応答位置に対応する物体3次元形状データ上
の3次元応答位置を計算する計算手段と、前記3次元応
答位置から前記物体3次元形状表面から離れる方向に0
または所定の微小距離移動した浮かせ位置を計算する計
算手段と、前記密着物体の各部位の位置を前記浮かせ位
置に設定することにより前記密着物体の位置データを作
成するデータ作成手段を有することを特徴とする、物体
の形状データの作成装置。 - 【請求項10】 請求項1〜7の物品の形状データの作
成方法の各手順をコンピュータを用いて実施できるよう
にコンピュータを動作させるソフトウエアを記憶した記
憶媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11044878A JP2000242683A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 物体の形状データの作成方法、その装置および記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11044878A JP2000242683A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 物体の形状データの作成方法、その装置および記憶媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000242683A true JP2000242683A (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=12703760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11044878A Withdrawn JP2000242683A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 物体の形状データの作成方法、その装置および記憶媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000242683A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100403332B1 (ko) * | 2001-07-14 | 2003-11-07 | (주)아트윈텍 | 패션물의 디자인 삼차원입체 매핑 기능을 갖는 디자인 방법 |
| JP2005240213A (ja) * | 2004-02-26 | 2005-09-08 | Shima Seiki Mfg Ltd | 人体モデルへのニットガーメントの着装シミュレーション方法とその装置、並びにそのプログラム |
| WO2008016026A1 (en) * | 2006-08-03 | 2008-02-07 | Shima Seiki Manufacturing, Ltd. | Device and its method for dressing simulation and program |
| JP2009145959A (ja) * | 2007-12-11 | 2009-07-02 | Shima Seiki Mfg Ltd | 着装シミュレーション装置とシミュレーション方法、シミュレーションプログラム |
| WO2009104777A1 (ja) * | 2008-02-18 | 2009-08-27 | 株式会社島精機製作所 | 着装シミュレーション装置とシミュレーションプログラム、及びシミュレーション方法 |
| WO2009119146A1 (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-01 | 東洋紡績株式会社 | 衣服シミュレーション装置、衣服シミュレーションプログラム、及び衣服シミュレーション方法 |
| JP2010108110A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Mitsubishi Electric Information Systems Corp | 人物特定装置、人物特定方法及び人物特定プログラム |
| WO2010116875A1 (ja) * | 2009-04-08 | 2010-10-14 | 株式会社島精機製作所 | 着装シミュレーション装置とシミュレーション方法及びシミュレーションプログラム |
| WO2022097309A1 (ja) * | 2020-11-04 | 2022-05-12 | ソフトバンク株式会社 | データ処理装置、プログラム、及びデータ処理方法 |
-
1999
- 1999-02-23 JP JP11044878A patent/JP2000242683A/ja not_active Withdrawn
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPWO2008016026A1 (ja) * | 2006-08-03 | 2009-12-24 | 株式会社島精機製作所 | 着装シミュレーション装置とその方法及びプログラム |
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| JP5431173B2 (ja) * | 2008-02-18 | 2014-03-05 | 株式会社島精機製作所 | 着装シミュレーション装置とシミュレーションプログラム |
| US8355811B2 (en) | 2008-03-24 | 2013-01-15 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | Clothing simulation apparatus, clothing simulation program, and clothing simulation method |
| WO2009119146A1 (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-01 | 東洋紡績株式会社 | 衣服シミュレーション装置、衣服シミュレーションプログラム、及び衣服シミュレーション方法 |
| JP2010108110A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Mitsubishi Electric Information Systems Corp | 人物特定装置、人物特定方法及び人物特定プログラム |
| WO2010116875A1 (ja) * | 2009-04-08 | 2010-10-14 | 株式会社島精機製作所 | 着装シミュレーション装置とシミュレーション方法及びシミュレーションプログラム |
| CN102388407A (zh) * | 2009-04-08 | 2012-03-21 | 株式会社岛精机制作所 | 着装模拟装置、模拟方法及模拟程序 |
| CN102388407B (zh) * | 2009-04-08 | 2014-05-21 | 株式会社岛精机制作所 | 着装模拟装置、模拟方法及模拟程序 |
| JP5543961B2 (ja) * | 2009-04-08 | 2014-07-09 | 株式会社島精機製作所 | 着装シミュレーション装置及びシミュレーションプログラム |
| WO2022097309A1 (ja) * | 2020-11-04 | 2022-05-12 | ソフトバンク株式会社 | データ処理装置、プログラム、及びデータ処理方法 |
| JP7434134B2 (ja) | 2020-11-04 | 2024-02-20 | ソフトバンク株式会社 | データ処理装置、プログラム、及びデータ処理方法 |
| US11922552B2 (en) | 2020-11-04 | 2024-03-05 | Softbank Corp. | Data processing device, program, and data processing method for generating animation data representing movement of clothing worn by wearer's body |
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| Date | Code | Title | Description |
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| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060509 |