JP2000242736A - 非接触型icカード処理装置 - Google Patents

非接触型icカード処理装置

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JP2000242736A
JP2000242736A JP11045333A JP4533399A JP2000242736A JP 2000242736 A JP2000242736 A JP 2000242736A JP 11045333 A JP11045333 A JP 11045333A JP 4533399 A JP4533399 A JP 4533399A JP 2000242736 A JP2000242736 A JP 2000242736A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ処理後のカードの抜き取りを容易に
し、サービスを向上させる。 【解決手段】 互いに対向する固定部材5とカバー6と
によってカード挿入口兼返却口20とカード収納部23
とが形成されている。カード収納部23の下端には、昇
降手段40によって上下に移動させられる係合部51が
設けられている。この係合部51が上昇した位置に対応
して、カード収納部23のカード収納面11には凹部1
2が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードリーダによ
って非接触型ICカード(以下、単にカードという)の
データを処理するために、カードを収納するカード収納
部が設けられた非接触型ICカード処理装置(以下、単
に処理装置という)に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の処理装置としては、特開平8−
153170号公報に開示されたものがある。ここに開
示されたものは、ロアーケースとアッパーケースとによ
ってカード収納部が形成され、このカード収納部にカー
ドが収納され、カードリーダによってデータ処理が行わ
れ、終了したら手によって、カード収納部から抜き取る
ように構成されている。しかしながら、この構造のもの
は、データ処理中に無意識または誤ってカード処理部か
ら抜き取ってしまうおそれがあり、この場合には強制終
了されたカードが次から使用できなくなり、サービスの
低下につながるという問題があった。これを解決するも
のとして、カード収納部にカードが露呈しないように収
納し、データ処理が終了した時点で、カードを上方に持
ち上げて、カードの上部をカード収納部から露呈させ、
ここを手によって摘めるようにして返却するようにした
ものが提案されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の非接触型ICカード処理装置は、カードリーダ
のアンテナ部とカードとの間のデータの授受を無線によ
って行っているために、アンテナ部とカードとの間の距
離を十分に設けることができない。したがって、カード
収納部から露呈したカードの上部とカードリーダが設け
られた装置筺体との間に指を差し入れるだけの十分な間
隔をとることができなかった。このため、利用者がカー
ドを摘みずらく、カードを摘み損なったりしてサービス
が低下するという問題があった。
【0004】本発明は上記した従来の問題に鑑みなされ
たものであり、その目的とするところは、データ処理後
のカードの取り出しを容易にし、サービスを向上させた
非接触型ICカード処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る非接触型ICカード処理装置は、カー
ド挿入口兼返却口と、このカード挿入口兼返却口に連通
し挿入されたカードの厚み方向に対向する一対の対向部
材によって形成されたカード収納部と、このカード収納
部内のカードの処理を行うカードリーダとを備え、前記
カード収納部を上下方向に延在するように設けた非接触
型ICカード処理装置において、前記カード収納部の下
端にカードを係止しカードを持ち上げる昇降自在な昇降
手段を設け、持ち上げられたカードの下端部に対応して
前記一対の対向部材の一方に、カードを装置正面側に倒
れ込ませる凹部を設けたものである。したがって、デー
タ処理後、昇降手段によって持ち上げられカードのカー
ド収納部から露呈した上部と、カードリーダが設けられ
た装置筺体との間に指を差し入れるだけの十分な間隔が
形成される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図に基
づいて説明する。図1は本発明に係る非接触型ICカー
ド処理装置を示し、(a)は一部を破断して示す平面
図、(b)は正面図、図2は同じくカバーを開いた状態
を示す本体の斜視図、図3は装置が付設される筺体の裏
面側から視た分解斜視図で、カードリーダを取り付ける
状態を示す。図4は図1(b)におけるIV-IV 線断面
図、図5は同じくカード収納部を開放した状態を示す側
面図、図6はデータ処理中のカードの収納状態を示した
要部の正面図、図7はカードを返却する状態を示した要
部の正面図である。
【0007】図1において、全体を符号1で示す非接触
型ICカード処理装置には、この装置が付設される筺体
2の前面板を挟んで表面側に設けられた本体3と、裏面
側に設けられたカードリーダ4とが備えられている。図
2において、本体3は、共に合成樹脂によって形成され
た対向部材としての固定部材5とカバー6とによって構
成され、カバー6は固定部材5の両側部の下部に突設さ
れたダボ7を揺動中心として、固定部材5に対して開閉
自在に支持されている。
【0008】固定部材5は、略浅皿状に形成され、正面
板の表面の上部には一対の対向するガイド板10,10
が立設され、これらガイド板10,10に挟まれた部位
がカード収納面11を形成している。このカード収納面
11の下部側には、断面が略円弧状の凹部12が形成さ
れ、この凹部12の一端側の下方には、矩形状の窓13
が穿設され、カード収納面11の上端には、凸条体14
が左右方向に延在するように突設されている。また、固
定部材5の両側部の上下には、二対の固定片15が裏面
側に立設され、これら固定片15には嵌合孔16が穿設
されている。
【0009】カバー6は断面コ字状に形成され、両側部
の上部には、一対の対向する係合片18,18が立設さ
れ、これら係合片18,18には、係合凹部19,19
が設けられている。このカバー6は上下端が共に開口
し、上方の開口20は正面視略円弧状に形成され、カー
ド挿入口兼返却口を形成し、図4に示す下方の開口21
が水抜き口を形成している。また、カバー6の裏面側に
は、カード挿入口兼返却口20から下方に延在する三条
のガイドリブ22が立設され、これらガイドリブ22は
上述した固定部材5のカード収納面11に対応するよう
に位置付けられ、上部22aが傾斜するようにして形成
されている。図4に示すように、このカバー6を固定部
材5に対して閉じた状態とすると、カード収納面11と
ガイドリブ22が間隔lだけ隔てて対向し、一対のガイ
ド板10,10とともに、カード収納部23を形成する
ように構成されている。このカード収納部23の間隔l
は、カードPの略3枚宛の厚さに形成されている。
【0010】図3において、筺体2は金属によって形成
され、矩形状の開口25が穿設され、この開口25の両
側端の下部には、一対の対向する支承片26,26が裏
面側に折曲形成され、これら支持片26,26には、上
方が開口した支持溝27,27が設けられている。この
開口25の両側端の上下には、二対の固定片28,28
が裏面側に折曲形成され、これら固定片28には嵌合孔
29が穿設されている。この開口25の上端の中央に
は、側面視逆L字状の固定片30が裏面側に折曲形成さ
れ、この固定片30の垂直部30aにはねじ孔31が設
けられている。
【0011】32はホルダであって、合成樹脂によって
略浅皿状に形成され、正面板の裏面にはカードリーダ4
が固定され、両側面板の下部側の外面には、一対のダボ
33,33が突設されている。ホルダ32の両側面板の
上部側には、正面板から立設された一対の対向する弾性
係合片34,34が設けられ、これら弾性係合片34,
34の外面には、係合突起35,35がそれぞれ突設さ
れている。ホルダ32の上面板の中央には、側面視L字
状の固定片36が裏面側に突設され、この固定片36に
は挿通孔37が穿設されている。
【0012】このホルダ32のダボ33が筺体2の支持
片26の支持溝27に支持され、固定片36の挿通孔3
7に挿通されたねじ38が、筺体2の固定片30のねじ
孔31に螺合されることにより、このホルダ32は、カ
ードリーダ4が開口25に対応するようにして筺体2の
裏面側に固定される。上述した本体2の固定部材5の固
定片15は、筺体2の開口25の両側端から裏面側に係
入され、筺体2の固定片28に対接され、これら両固定
片15,28の嵌合孔16,29に合成樹脂製のリベッ
ト39が嵌合されることにより、固定部材5は筺体2の
表面側に固定される。
【0013】ダボ7を回転中心としてカバー6を図5中
時計方向に回動させ、カバー6の係合片18を筺体2の
開口25の両側端から裏面側に係入させ、ホルダ32の
弾性係合片34を弾性変形させながら係合突起35に係
合させることにより、カバー6が筺体2の表面側に固定
される。このとき、図4に示すように、カバー6によっ
て固定部材5のカード収納面11が覆われ、上述したよ
うに、固定部材5のガイド板10,10と共にカード収
納部23が形成される。
【0014】次に、図4および図6に基づいてカード昇
降手段40について説明する。図4に示すように、カー
ド昇降手段40は、固定部材5の底面板に固定されたブ
ラケット41を介して、固定部材5の裏面側の下部に取
り付けられている。図6に示すように、カード昇降手段
40は、駆動手段としての電磁ソレノイド42と、この
電磁ソレノイド42によって直接揺動させられる第1の
レバー43と、この第1のレバー43によって揺動させ
られる第2のレバー44とによって概ね構成されてい
る。
【0015】電磁ソレノイド42は、ブラケット41の
底面部に固定され、進退自在なプランジャー45が備え
られている。第1のレバー43は、ブラケット41の側
面部に植設された軸46を揺動中心として揺動自在に支
持され、基端部に第1のレバー43と直交する方向に係
合部47が突設され、この係合部47がプランジャー4
5に係合している。第1のレバー43の先端部および中
央部の上側には、係合突起48,49がそれぞれ設けら
れている。
【0016】第2のレバー44は、電磁ソレノイド42
を挟んで反対側において、ブラケット41の側面部に植
設された軸50を揺動中心として揺動自在に支持され、
第1のレバー43と相対向するように、第1のレバー4
3の係合突起48,49に載置されている。この第2の
レバー44の先端には、係合部51が設けられ、中央部
の下側には、この第2のレバー44よりも摩擦係数の高
いゴムによって形成された制動部材52が設けられお
り、この制動部材52は係合部51側の端部の下側に突
部52aが形成されている。
【0017】第2のレバー44の係合部51は、図2に
示すように、上述した固定部材5の窓13から固定部材
5の表面側に突出するようにして位置付けられている。
また、後述するように電磁ソレノイド42が作動し、こ
の係合部51が上昇すると、この係合部51は、カード
収納部23の凹部12の直下に位置付けられる。さら
に、電磁ソレノイド42が作動せずに、係合部51が下
降した状態においては、図1(a)に示すように、この
係合部51とカード挿入口兼返却口20までの間隔H
が、カードPの全長hよりもやや大きく形成されるよう
に位置付けられている。
【0018】図1(b)において、カード収納部23の
上部側の一方の側部には、センサ55が設けられ、この
センサ55はカード収納部23からカードPが抜き取ら
れたことを検出するセンサである。カード収納部23の
下端部の一方の側部には、センサ56が設けられ、この
センサ56はカード収納部23にカードPが収納された
ことを検出するセンサである。カード昇降手段40の軸
50の近傍には、センサ57が設けられ、このセンサ5
7は第2のレバー44の基端部に一体に突設された被検
出部44aを検出するものであって、第2のレバー44
の係合部51が上昇しカードPを返却可能な状態とした
ことを検出する。
【0019】次に、このような構成の処理装置のカード
の処理動作を説明する。図1(b)において、カード挿
入口兼返却口20からカードPを挿入すると、挿入され
たカードPは、一対のガイド板10,10に案内され自
重により落下し、図中実線で示す第2のレバー44の係
合部51によって下端が支承され、落下が停止するとと
もに、カード収納部23に収納される。収納されたカー
ドPは、センサ56によって検出されるので、カードリ
ーダ4によってデータの処理が行われる。この状態にお
いて、カードPの上端は、カード収納口兼返却口20か
ら露呈していないので、データ処理中にカードPが抜き
取られるようなことはなく、このため、強制終了による
カードの使用ができなくなるようなことがなく、サービ
スの低下を防止できる。
【0020】データの処理が終了すると、電磁ソレノイ
ド42が作動し、図7に示すように、プランジャー45
が後退すると、係合部47を介して第1のレバー43が
軸46を回動中心として図中反時計方向に回動する。し
たがって、係合突起48を介して第2のレバー44が軸
50を回動中心として図中時計方向に回動するので、係
合部51が上昇し、カードPを上昇させるので、カード
Pの上端部がカード挿入口兼返却口20から露呈する。
このとき、第1のレバー43の係合突起48が第2のレ
バー44の制動部材52に対接しているので、第1のレ
バー43の回動力は、この制動部材52を介することに
より、緩衝させられながら伝達される。
【0021】このため、第2のレバー44の回動速度は
減速させられ、かつ突部52aに係合突起48が係合す
ることにより、第1のレバー43の揺動が確実に停止さ
れるので、係合部51によって上昇させられるカードP
も減速しながら上昇して停止する。したがって、上昇し
たカードPがカード収納部23内で傾いたり、カード挿
入口兼カード返却口20から飛び出し、処理装置1から
落下するようなことがない。また、第1のレバー43の
回動角度を第2のレバー44によって増幅させる構造と
したことにより、カードPを所定量上昇させるのに、電
磁ソレノイド42のプランジャー45の進退量を小さく
させることができる。したがって、電磁ソレノイド42
を小型にすることができ、このため処理装置1を小型化
することができる。
【0022】図4に示すように、係合部51によって上
昇させられ、カード挿入口兼返却口20から上部が露呈
したカードPの下端は、凹部12に位置することによ
り、自重によりカードPの上端側が図中反時計方向、す
なわち利用者側である処理装置1の正面側に倒れ込む。
このように、カードPの上端が、角度αだけ倒れ込むこ
とにより、カードPの上端と筐体2の表面との間の間隔
Lが大きくなるので、この間に指先を差し入れ易くな
り、このためカードPの抜き取りが容易になり、サービ
スの向上が図られる。
【0023】図1(b)に示すように、電磁ソレノイド
42が作動し、第2のレバー44が図中時計方向に回動
したことは、被検出部44aがセンサ57から外れるこ
とにより検出される。また、カードPがカード挿入口兼
返却口20から抜き取られると、センサ55によって検
出されるので、カード収納部23にカードPがないこと
が確認されるので、電磁ソレノイド42が非作動状態に
なる。したがって、プランジャー45が前進し、第1の
レバー43が軸46を回動中心として図中時計方向に回
動するので、第2のレバー44が軸50を回動中心とし
て図中反時計方向に回動し初期状態に戻る。
【0024】ここで、カード挿入口兼返却口20から異
物がカード収納部22に挿入され滞留した場合には、管
理者が筐体2を開き、筐体2内において、図1(a)に
示すように、ホルダ32の弾性係合片34を図中二点鎖
線で示すように互いに近接する方向に弾性変形させる。
したがって、弾性係合片34とカバー6の係合片18の
係合凹部19との係合が解除されるので、図5に示すよ
うに、カバー6をダボ7を回動中心として図中反時計方
向に回動させることにより、カード収納部23が開放さ
れる。このため、カード収納部23内に滞留している異
物を容易に取り除くことができるので、保守点検が容易
である。
【0025】しかも、カード収納部23を開放するため
に、弾性係合片34とカバー6の係合片18の係合凹部
19との係合が解除する作業を筐体2内において行うよ
うにしたので、第三者によって故意に開放されるような
ことがなく、いたずらを防止することができる。また、
図4に示すように、カード収納部23の下方に開口21
を設けたことにより、カード挿入口兼返却口20から雨
水や塵埃が侵入しても、この開口21から処理装置1の
外部に流出される。したがって、カード収納部23に収
納されたカードPに雨水や塵埃が付着するようなことが
ない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータ処理後、昇降手段によって持ち上げられたカードの
カード収納部から露呈した上部と、カードリーダが設け
られた装置筺体との間に指先を差し入れるだけの十分な
間隔が形成される。したがって、利用者がカードを摘み
損なうようなことがなく、サービスが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る非接触型ICカード処理装置を
示し、(a)は一部を破断して示す平面図、(b)は正
面図である。
【図2】 本発明に係る非接触型ICカード処理装置に
おけるカバーを開いた状態を示す本体の斜視図である。
【図3】 本発明に係る非接触型ICカード処理装置に
おいて、装置が付設される筺体の裏面側から視た分解斜
視図で、カードリーダを取り付ける状態を示す。
【図4】 図1(b)におけるIV-IV 線断面図である。
【図5】 本発明に係る非接触型ICカード処理装置に
おいて、カバーを開いた状態を示す側面図である。
【図6】 本発明に係る非接触型ICカード処理装置に
おいて、データ処理中のカードの収納状態を示した要部
の正面図である。
【図7】 本発明に係る非接触型ICカード処理装置に
おいて、カードを返却する状態を示した要部の正面図で
ある。
【符号の説明】
1…非接触型ICカード処理装置、2…筐体、3…本
体、4…カードリーダ、5…固定部材、6…カバー、1
2…凹部、18…係合片、20…カード収納口兼返却
口、21…開口、23…カード収納部、32…ホルダ、
34…弾性係合片、40…カード上昇手段、42…電磁
ソレノイド、43…第1のレバー、44…第2のレバ
ー、48…係合突起、51…係合部材、P…非接触型I
Cカード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード挿入口兼返却口と、 このカード挿入口兼返却口に連通し挿入されたカードの
    厚み方向に互いに対向する2個の対向部材によって形成
    されたカード収納部と、 このカード収納部内のカードの処理を行うカードリーダ
    とを備え、 前記カード収納部を上下方向に延在するように設けた非
    接触型ICカード処理装置において、 前記カード収納部の下端に、カードを支承し、かつカー
    ドを昇降させる昇降手段を設け、 上昇させたカードの下端部に対応して前記2個の対向部
    材のうち装置が付設された筺体側の一方に、カードを装
    置正面側に倒れ込ませる凹部を設けたことを特徴とする
    非接触型ICカード処理装置。
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