JP2000243294A - 陰極線管の偏向ヨーク調整装置および調整方法 - Google Patents
陰極線管の偏向ヨーク調整装置および調整方法Info
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- JP2000243294A JP2000243294A JP11356083A JP35608399A JP2000243294A JP 2000243294 A JP2000243294 A JP 2000243294A JP 11356083 A JP11356083 A JP 11356083A JP 35608399 A JP35608399 A JP 35608399A JP 2000243294 A JP2000243294 A JP 2000243294A
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- cathode ray
- deflection yoke
- ray tube
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- tube
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- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、陰極線管のネック部に装着した偏
向ヨークを高精度且つ高速に適切な位置および角度に自
動調整できる調整装置を提供することを課題とする。 【解決手段】調整の対象となる偏向ヨーク17をネック
部15aに装着した陰極線管15は、その管軸が水平方
向に延びるようにパレット13によって支持固定され
る。調整装置は、この陰極線管15のネック部15aに
装着された偏向ヨーク17を保持機構によって保持し、
陰極線管15の蛍光面を介して表示したテスト画像を複
数台のカメラ101で撮影し、保持機構によって保持し
た偏向ヨーク17を、撮影した画像データに基づいて移
動し、偏向ヨーク17のネック部15aに対する位置お
よび角度を自動的に調整する。
向ヨークを高精度且つ高速に適切な位置および角度に自
動調整できる調整装置を提供することを課題とする。 【解決手段】調整の対象となる偏向ヨーク17をネック
部15aに装着した陰極線管15は、その管軸が水平方
向に延びるようにパレット13によって支持固定され
る。調整装置は、この陰極線管15のネック部15aに
装着された偏向ヨーク17を保持機構によって保持し、
陰極線管15の蛍光面を介して表示したテスト画像を複
数台のカメラ101で撮影し、保持機構によって保持し
た偏向ヨーク17を、撮影した画像データに基づいて移
動し、偏向ヨーク17のネック部15aに対する位置お
よび角度を自動的に調整する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、陰極線管のネッ
ク部に装着した偏向ヨークの位置や角度を自動調整する
陰極線管の偏向ヨーク調整装置、および調整方法に関す
る。
ク部に装着した偏向ヨークの位置や角度を自動調整する
陰極線管の偏向ヨーク調整装置、および調整方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】陰極線管のネック部には、電子ビームを
偏向させるための偏向ヨークと、永久磁石からなる複数
のピューリティーコンバージェンスマグネット(以下、
PCマグネットと称する)と、が取付けられる。陰極線
管の蛍光面を介して正常な画像を表示するためには、ネ
ック部に対してPCマグネットを適切な位置に装着する
とともに、ネック部に対して偏向ヨークを適切な位置お
よび角度に位置決めする必要がある。
偏向させるための偏向ヨークと、永久磁石からなる複数
のピューリティーコンバージェンスマグネット(以下、
PCマグネットと称する)と、が取付けられる。陰極線
管の蛍光面を介して正常な画像を表示するためには、ネ
ック部に対してPCマグネットを適切な位置に装着する
とともに、ネック部に対して偏向ヨークを適切な位置お
よび角度に位置決めする必要がある。
【0003】例えば、偏向ヨークを陰極線管のネック部
に対して位置決めする場合、陰極線管の蛍光面を介して
テスト用の画像を表示し、オペレータが、コンバージェ
ンスやピューリティーを評価し、且つ画像の蛍光面に対
する回転、垂直位置、水平位置、歪みなどを判断し、正
常な画像が表示されるように偏向ヨークの位置や角度を
手作業で調整していた。
に対して位置決めする場合、陰極線管の蛍光面を介して
テスト用の画像を表示し、オペレータが、コンバージェ
ンスやピューリティーを評価し、且つ画像の蛍光面に対
する回転、垂直位置、水平位置、歪みなどを判断し、正
常な画像が表示されるように偏向ヨークの位置や角度を
手作業で調整していた。
【0004】偏向ヨークを調整する場合、陰極線管の管
軸に沿った前後方向、管軸を中心とした回転方向、管軸
と直交する水平軸を中心に上下に傾斜させるチルト方
向、または管軸と直交する垂直軸を中心に左右に傾斜さ
せるヨーイング方向に偏向ヨークを移動させる。例え
ば、ピューリティーを調整する場合には、偏向ヨークを
陰極線管の管軸に沿った前後方向へ移動させる。
軸に沿った前後方向、管軸を中心とした回転方向、管軸
と直交する水平軸を中心に上下に傾斜させるチルト方
向、または管軸と直交する垂直軸を中心に左右に傾斜さ
せるヨーイング方向に偏向ヨークを移動させる。例え
ば、ピューリティーを調整する場合には、偏向ヨークを
陰極線管の管軸に沿った前後方向へ移動させる。
【0005】偏向ヨークを調整する方法として、偏向ヨ
ークをネック部に装着した陰極線管を専用の調整機にロ
ーディングして調整する方法や、パレットに搭載した陰
極線管をコンベアを介して所定の調整位置へ搬送して調
整する方法などが知られている。
ークをネック部に装着した陰極線管を専用の調整機にロ
ーディングして調整する方法や、パレットに搭載した陰
極線管をコンベアを介して所定の調整位置へ搬送して調
整する方法などが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、いずれの方法
においても、蛍光面を介して表示した画像を見てオペレ
ータが手作業で偏向ヨークの位置や角度を調整するた
め、調整の精度が低く信頼性に欠け、満足のいく調整結
果が得られなかった。特に、偏向ヨークを手作業で調整
する従来の方法では、近年ますます高精細化している画
像に対応するには限界がある。また、手作業による調整
では、調整にかかる作業時間が長くなるとともにオペレ
ータの作業負担が大きくなり、偏向ヨークを短時間で確
実に調整することはできなかった。
においても、蛍光面を介して表示した画像を見てオペレ
ータが手作業で偏向ヨークの位置や角度を調整するた
め、調整の精度が低く信頼性に欠け、満足のいく調整結
果が得られなかった。特に、偏向ヨークを手作業で調整
する従来の方法では、近年ますます高精細化している画
像に対応するには限界がある。また、手作業による調整
では、調整にかかる作業時間が長くなるとともにオペレ
ータの作業負担が大きくなり、偏向ヨークを短時間で確
実に調整することはできなかった。
【0007】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、陰極線管のネック部に装着した偏向ヨ
ークを高精度且つ高速に適切な位置および角度に自動調
整できる陰極線管の偏向ヨーク調整装置、および調整方
法を提供することにある。
で、その目的は、陰極線管のネック部に装着した偏向ヨ
ークを高精度且つ高速に適切な位置および角度に自動調
整できる陰極線管の偏向ヨーク調整装置、および調整方
法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の陰極線管の偏向ヨーク調整装置は、陰極線
管に映し出された画像を検出する検出手段と、上記陰極
線管のネック部に装着された偏向ヨークを保持する保持
手段と、この保持手段によって保持した偏向ヨークを、
上記検出手段による検出結果に基づいて移動し、該偏向
ヨークの上記ネック部に対する位置および角度を自動的
に調整する調整手段と、を備えている。
め、本発明の陰極線管の偏向ヨーク調整装置は、陰極線
管に映し出された画像を検出する検出手段と、上記陰極
線管のネック部に装着された偏向ヨークを保持する保持
手段と、この保持手段によって保持した偏向ヨークを、
上記検出手段による検出結果に基づいて移動し、該偏向
ヨークの上記ネック部に対する位置および角度を自動的
に調整する調整手段と、を備えている。
【0009】この発明によると、陰極線管に映し出され
た画像を検出し、この検出結果に基づいて、偏向ヨーク
をネック部に対して移動させ、偏向ヨークのネック部に
対する位置および角度を自動的に調整する。このため、
オペレータによる手作業によらず偏向ヨークの位置およ
び角度を自動的に調整でき、高精度且つ高速な調整作業
が可能となる。
た画像を検出し、この検出結果に基づいて、偏向ヨーク
をネック部に対して移動させ、偏向ヨークのネック部に
対する位置および角度を自動的に調整する。このため、
オペレータによる手作業によらず偏向ヨークの位置およ
び角度を自動的に調整でき、高精度且つ高速な調整作業
が可能となる。
【0010】また、上述した発明によると、上記調整手
段は、上記偏向ヨークを上記陰極線管の管軸に沿って移
動させるスライド機構を有する。
段は、上記偏向ヨークを上記陰極線管の管軸に沿って移
動させるスライド機構を有する。
【0011】また、上述した発明によると、上記調整手
段は、上記偏向ヨークを上記陰極線管の管軸を中心に回
動させるローテーション機構を有する。
段は、上記偏向ヨークを上記陰極線管の管軸を中心に回
動させるローテーション機構を有する。
【0012】また、上述した発明によると、上記陰極線
管をその管軸が水平方向に延びるように支持する支持手
段をさらに有し、上記調整手段は、上記偏向ヨークを上
記陰極線管の管軸と直交する水平軸を中心に回動させる
チルト機構を有する。
管をその管軸が水平方向に延びるように支持する支持手
段をさらに有し、上記調整手段は、上記偏向ヨークを上
記陰極線管の管軸と直交する水平軸を中心に回動させる
チルト機構を有する。
【0013】また、上述した発明によると、上記陰極線
管をその管軸が水平方向に延びるように支持する支持手
段をさらに有し、上記調整手段は、上記偏向ヨークを上
記陰極線管の管軸と直交する垂直軸を中心に回動させる
ヨーイング機構を有する。
管をその管軸が水平方向に延びるように支持する支持手
段をさらに有し、上記調整手段は、上記偏向ヨークを上
記陰極線管の管軸と直交する垂直軸を中心に回動させる
ヨーイング機構を有する。
【0014】また、本発明の陰極線管の偏向ヨーク調整
装置は、陰極線管をその管軸が水平方向に延びるように
支持する支持手段と、この支持手段によって支持された
陰極線管に映し出された画像を検出する検出手段と、上
記支持手段によって支持された陰極線管のネック部に装
着された偏向ヨークを保持する保持手段と、この保持手
段によって保持した偏向ヨークを、上記検出手段による
検出結果に基づいて、上記管軸に沿って移動させるスラ
イド機構と、上記保持手段によって保持した偏向ヨーク
を、上記検出手段による検出結果に基づいて、上記管軸
を中心に回動させるローテーション機構と、上記保持手
段によって保持した偏向ヨークを、上記検出手段による
検出結果に基づいて、上記管軸と直交する水平軸を中心
に回動させるチルト機構と、上記保持手段によって保持
した偏向ヨークを、上記検出手段による検出結果に基づ
いて、上記管軸と直交する垂直軸を中心に回動させるヨ
ーイング機構と、を備えている。
装置は、陰極線管をその管軸が水平方向に延びるように
支持する支持手段と、この支持手段によって支持された
陰極線管に映し出された画像を検出する検出手段と、上
記支持手段によって支持された陰極線管のネック部に装
着された偏向ヨークを保持する保持手段と、この保持手
段によって保持した偏向ヨークを、上記検出手段による
検出結果に基づいて、上記管軸に沿って移動させるスラ
イド機構と、上記保持手段によって保持した偏向ヨーク
を、上記検出手段による検出結果に基づいて、上記管軸
を中心に回動させるローテーション機構と、上記保持手
段によって保持した偏向ヨークを、上記検出手段による
検出結果に基づいて、上記管軸と直交する水平軸を中心
に回動させるチルト機構と、上記保持手段によって保持
した偏向ヨークを、上記検出手段による検出結果に基づ
いて、上記管軸と直交する垂直軸を中心に回動させるヨ
ーイング機構と、を備えている。
【0015】この発明によると、陰極線管のネック部に
対する偏向ヨークの位置や角度を、陰極線管の管軸に沿
ったスライド方向、管軸を中心としたローテーション方
向、管軸と直交する水平軸を中心としたチルト方向、お
よび管軸と直交する垂直軸を中心としたヨーイング方向
に自動調整できる。
対する偏向ヨークの位置や角度を、陰極線管の管軸に沿
ったスライド方向、管軸を中心としたローテーション方
向、管軸と直交する水平軸を中心としたチルト方向、お
よび管軸と直交する垂直軸を中心としたヨーイング方向
に自動調整できる。
【0016】また、上述した発明によると、上記ローテ
ーション機構、チルト機構、およびヨーイング機構は、
上記管軸と水平軸と垂直軸とが交差する点を中心に、上
記偏向ヨークを移動させることを特徴とする。
ーション機構、チルト機構、およびヨーイング機構は、
上記管軸と水平軸と垂直軸とが交差する点を中心に、上
記偏向ヨークを移動させることを特徴とする。
【0017】また、本発明の陰極線管の偏向ヨーク調整
方法によると、所定の調整位置に配置された陰極線管の
ネック部に装着された偏向ヨークを保持する保持工程
と、上記陰極線管を介して映し出された画像を検出する
検出工程と、この検出工程による検出結果に基づいて、
上記保持工程にて保持した偏向ヨークを移動させ、上記
偏向ヨークの上記ネック部に対する位置および角度を自
動的に調整する調整工程と、を備えている。
方法によると、所定の調整位置に配置された陰極線管の
ネック部に装着された偏向ヨークを保持する保持工程
と、上記陰極線管を介して映し出された画像を検出する
検出工程と、この検出工程による検出結果に基づいて、
上記保持工程にて保持した偏向ヨークを移動させ、上記
偏向ヨークの上記ネック部に対する位置および角度を自
動的に調整する調整工程と、を備えている。
【0018】また、上述した発明によると、上記調整工
程は、上記偏向ヨークを上記陰極線管の管軸に沿って移
動させる工程を含むことを特徴とする。
程は、上記偏向ヨークを上記陰極線管の管軸に沿って移
動させる工程を含むことを特徴とする。
【0019】また、上述した発明によると、上記調整工
程は、上記偏向ヨークを上記陰極線管の管軸を中心に回
動させる工程を含むことを特徴とする。
程は、上記偏向ヨークを上記陰極線管の管軸を中心に回
動させる工程を含むことを特徴とする。
【0020】また、上述した発明によると、上記陰極線
管をその管軸が水平方向に延びるように上記調整位置に
支持する支持工程をさらに有し、上記調整工程は、上記
偏向ヨークを上記陰極線管の管軸と直交する水平軸を中
心に回動させる工程を含むことを特徴とする。
管をその管軸が水平方向に延びるように上記調整位置に
支持する支持工程をさらに有し、上記調整工程は、上記
偏向ヨークを上記陰極線管の管軸と直交する水平軸を中
心に回動させる工程を含むことを特徴とする。
【0021】また、上述した発明によると、上記陰極線
管をその管軸が水平方向に延びるように上記調整位置に
支持する支持工程をさらに有し、上記調整工程は、上記
偏向ヨークを上記陰極線管の管軸と直交する垂直軸を中
心に回動させる工程を含むことを特徴とする。
管をその管軸が水平方向に延びるように上記調整位置に
支持する支持工程をさらに有し、上記調整工程は、上記
偏向ヨークを上記陰極線管の管軸と直交する垂直軸を中
心に回動させる工程を含むことを特徴とする。
【0022】また、本発明の陰極線管の偏向ヨーク調整
方法によると、陰極線管をその管軸が水平方向に延びる
ように所定の調整位置に支持する支持工程と、この支持
工程にて所定の調整位置に支持された陰極線管のネック
部に装着された偏向ヨークを保持する保持工程と、上記
陰極線管を介して映し出された画像を検出する検出工程
と、この検出工程による検出結果に基づいて、上記保持
工程にて保持した偏向ヨークを上記管軸に沿って移動さ
せるスライド工程と、上記検出工程による検出結果に基
づいて、上記保持工程にて保持した偏向ヨークを上記管
軸を中心に回動させるローテーション工程と、上記検出
工程による検出結果に基づいて、上記保持工程にて保持
した偏向ヨークを上記管軸と直交する水平軸を中心に回
動させるチルト工程と、上記検出工程による検出結果に
基づいて、上記保持工程にて保持した偏向ヨークを上記
管軸と直交する垂直軸を中心に回動させるヨーイング工
程と、を備えている。
方法によると、陰極線管をその管軸が水平方向に延びる
ように所定の調整位置に支持する支持工程と、この支持
工程にて所定の調整位置に支持された陰極線管のネック
部に装着された偏向ヨークを保持する保持工程と、上記
陰極線管を介して映し出された画像を検出する検出工程
と、この検出工程による検出結果に基づいて、上記保持
工程にて保持した偏向ヨークを上記管軸に沿って移動さ
せるスライド工程と、上記検出工程による検出結果に基
づいて、上記保持工程にて保持した偏向ヨークを上記管
軸を中心に回動させるローテーション工程と、上記検出
工程による検出結果に基づいて、上記保持工程にて保持
した偏向ヨークを上記管軸と直交する水平軸を中心に回
動させるチルト工程と、上記検出工程による検出結果に
基づいて、上記保持工程にて保持した偏向ヨークを上記
管軸と直交する垂直軸を中心に回動させるヨーイング工
程と、を備えている。
【0023】更に、上述した発明によると、上記ローテ
ーション工程、チルト工程、およびヨーイング工程で
は、上記管軸と水平軸と垂直軸とが交差する点を中心
に、上記偏向ヨークを回転させることを特徴とする。
ーション工程、チルト工程、およびヨーイング工程で
は、上記管軸と水平軸と垂直軸とが交差する点を中心
に、上記偏向ヨークを回転させることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0025】図1には、この発明の実施の形態に係る偏
向ヨーク調整装置(以下、単に調整装置と称する)1の
概略構成を示してある。
向ヨーク調整装置(以下、単に調整装置と称する)1の
概略構成を示してある。
【0026】調整装置1は、略矩形枠状の架台11の上
部に取付けられている。調整の対象となる偏向ヨーク1
7をネック部に装着した陰極線管は、ここでは図示しな
いパレットに搭載されてコンベア12を介して架台11
を通して搬送される。
部に取付けられている。調整の対象となる偏向ヨーク1
7をネック部に装着した陰極線管は、ここでは図示しな
いパレットに搭載されてコンベア12を介して架台11
を通して搬送される。
【0027】図2には、陰極線管15を搭載したパレッ
ト13を示してある。陰極線管15は、パレット13の
略鉛直方向に延びた支持部16によって、その管軸Z0
が水平方向に延びるように保持固定される。
ト13を示してある。陰極線管15は、パレット13の
略鉛直方向に延びた支持部16によって、その管軸Z0
が水平方向に延びるように保持固定される。
【0028】パレット13に搭載された陰極線管15の
ネック部15aには、偏向ヨーク17および複数のPC
マグネット18が、陰極線管15のフェース面15b側
から順に装着されている。また、陰極線管15のファン
ネルには、アノード20が設けられている。パレット1
3側には、このアノード20に対向してアノードコンタ
クト21が設けられている。アノードコンタクト21
は、支持部16の上端に取付けられている。さらに、陰
極線管15のネック部15aには、ソケット22が接続
される。
ネック部15aには、偏向ヨーク17および複数のPC
マグネット18が、陰極線管15のフェース面15b側
から順に装着されている。また、陰極線管15のファン
ネルには、アノード20が設けられている。パレット1
3側には、このアノード20に対向してアノードコンタ
クト21が設けられている。アノードコンタクト21
は、支持部16の上端に取付けられている。さらに、陰
極線管15のネック部15aには、ソケット22が接続
される。
【0029】アノードコンタクト21およびソケット2
2は、陰極線管15をパレット13に装着した後、それ
ぞれ陰極線管15の対応する部分(アノード20、ネッ
ク部15a)に電気的に接続される。また、パレット1
3の下部には、調整装置1側の後述するTV電源や偏向
電源とパレット13とを電気的に接続するための後述す
るコンタクト110(図9参照)が設けられている。こ
のコンタクト110には、アノードコンタクト21、ソ
ケット22、および偏向ヨーク17が電気的に接続され
ている。
2は、陰極線管15をパレット13に装着した後、それ
ぞれ陰極線管15の対応する部分(アノード20、ネッ
ク部15a)に電気的に接続される。また、パレット1
3の下部には、調整装置1側の後述するTV電源や偏向
電源とパレット13とを電気的に接続するための後述す
るコンタクト110(図9参照)が設けられている。こ
のコンタクト110には、アノードコンタクト21、ソ
ケット22、および偏向ヨーク17が電気的に接続され
ている。
【0030】図1に示すように、コンベア12の下方の
所定位置には、パレット保持装置24が配設されてい
る。パレット保持装置24は、その上面部に複数の保持
ピン25を有し、保持ピン25を上昇させる図示しない
エアシリンダを有する。陰極線管15を搭載したパレッ
ト13がコンベア12を介して架台11内の所定の調整
位置に搬送されたとき、コンベア12を停止し、エアシ
リンダを駆動して保持ピン25を上昇させる。これによ
り、調整位置に搬送されたパレット13の底板部26に
設けられた複数の孔27にパレット保持装置24の複数
の保持ピン25がそれぞれ嵌合し、パレット13がコン
ベア12から独立した状態で所定の調整位置に固定され
る。
所定位置には、パレット保持装置24が配設されてい
る。パレット保持装置24は、その上面部に複数の保持
ピン25を有し、保持ピン25を上昇させる図示しない
エアシリンダを有する。陰極線管15を搭載したパレッ
ト13がコンベア12を介して架台11内の所定の調整
位置に搬送されたとき、コンベア12を停止し、エアシ
リンダを駆動して保持ピン25を上昇させる。これによ
り、調整位置に搬送されたパレット13の底板部26に
設けられた複数の孔27にパレット保持装置24の複数
の保持ピン25がそれぞれ嵌合し、パレット13がコン
ベア12から独立した状態で所定の調整位置に固定され
る。
【0031】図1では、コンベア12によるパレット1
3の搬送方向を矢印aで示してある。また、図1では、
パレット13自体を図示していないが、パレット13に
搭載された陰極線管15のネック部15aが紙面に垂直
な方向に沿って手前側に向くような配置となるよう図示
しないパレット13が調整装置1に装着される状態を示
してある。
3の搬送方向を矢印aで示してある。また、図1では、
パレット13自体を図示していないが、パレット13に
搭載された陰極線管15のネック部15aが紙面に垂直
な方向に沿って手前側に向くような配置となるよう図示
しないパレット13が調整装置1に装着される状態を示
してある。
【0032】以下の説明では、図1で紙面に垂直な方
向、即ち調整位置にセットされた陰極線管15の管軸Z
0に沿った前後方向をZ方向とし、図1でパレット13
の搬送方向a、即ち陰極線管15の管軸Z0と直交する
水平方向X−XをX方向とし、陰極線管15の管軸Z0
と直交する鉛直方向Y−YをY方向とする。
向、即ち調整位置にセットされた陰極線管15の管軸Z
0に沿った前後方向をZ方向とし、図1でパレット13
の搬送方向a、即ち陰極線管15の管軸Z0と直交する
水平方向X−XをX方向とし、陰極線管15の管軸Z0
と直交する鉛直方向Y−YをY方向とする。
【0033】架台11に取付けられた調整装置1は、上
述したように所定の調整位置にセットされた陰極線管1
5のネック部15aに装着された偏向ヨーク17の位置
や角度を調整する。以下、この調整装置1について詳細
に説明する。
述したように所定の調整位置にセットされた陰極線管1
5のネック部15aに装着された偏向ヨーク17の位置
や角度を調整する。以下、この調整装置1について詳細
に説明する。
【0034】図3および図4に示すように、調整装置1
は、架台11の上部に取付けられたスライドレール31
に対し、Y方向に昇降移動可能に取付けられた昇降ベー
ス30を有する。昇降ベース30は、互いに直交する関
係でL字状に接続された垂直部30aおよび水平部30
bを有する。垂直部30aは、スライドレール31に対
してスライド自在に保持されている。水平部30bに
は、架台11の上部に取付けられたエアシリンダ32の
作動ロッド32aが接続されている。しかして、昇降ベ
ース30は、エアシリンダ32を作動することにより、
スライドレール31に沿って昇降移動される。
は、架台11の上部に取付けられたスライドレール31
に対し、Y方向に昇降移動可能に取付けられた昇降ベー
ス30を有する。昇降ベース30は、互いに直交する関
係でL字状に接続された垂直部30aおよび水平部30
bを有する。垂直部30aは、スライドレール31に対
してスライド自在に保持されている。水平部30bに
は、架台11の上部に取付けられたエアシリンダ32の
作動ロッド32aが接続されている。しかして、昇降ベ
ース30は、エアシリンダ32を作動することにより、
スライドレール31に沿って昇降移動される。
【0035】図5および図11には、偏向ヨーク17を
管軸Z0に沿って前後方向に移動させるためのスライド
機構41の構成を詳細に示してある。
管軸Z0に沿って前後方向に移動させるためのスライド
機構41の構成を詳細に示してある。
【0036】図3、図4、および図5に示すように、昇
降ベース30の水平部30bには、ブラケット34aを
介してスライド機構41のモータ34が取付けられてい
る。モータ34の回転軸には、X方向に延びたシャフト
35が接続されている。シャフト35の先端には、互い
に直交する関係で設けられた一対のベベルギア36a、
36bを介して、ネジ37が接続されている。つまり、
ネジ37は、Z方向に延びている。
降ベース30の水平部30bには、ブラケット34aを
介してスライド機構41のモータ34が取付けられてい
る。モータ34の回転軸には、X方向に延びたシャフト
35が接続されている。シャフト35の先端には、互い
に直交する関係で設けられた一対のベベルギア36a、
36bを介して、ネジ37が接続されている。つまり、
ネジ37は、Z方向に延びている。
【0037】一方、水平部30bの下端には、水平方向
に延びた板状のスライドベース39が、水平部30bに
対してZ方向にスライド自在に取付けられている。スラ
イドベース39のZ方向に沿った一端には、上述したネ
ジ37に螺合する雌ネジ40がブラケット40aを介し
て取付けられている。
に延びた板状のスライドベース39が、水平部30bに
対してZ方向にスライド自在に取付けられている。スラ
イドベース39のZ方向に沿った一端には、上述したネ
ジ37に螺合する雌ネジ40がブラケット40aを介し
て取付けられている。
【0038】しかして、スライド機構41のモータ34
を回転すると、シャフト35および一対のベベルギア3
6a、36bを介して駆動力が伝達され、ネジ37が回
転される。ネジ37が回転すると、ネジ37に螺合した
雌ネジ40がZ方向に移動し、スライドベース39が昇
降ベース30に対してZ方向に移動する。
を回転すると、シャフト35および一対のベベルギア3
6a、36bを介して駆動力が伝達され、ネジ37が回
転される。ネジ37が回転すると、ネジ37に螺合した
雌ネジ40がZ方向に移動し、スライドベース39が昇
降ベース30に対してZ方向に移動する。
【0039】次に、偏向ヨーク17を管軸Z0と直交す
る垂直軸Y0を中心に回転させるヨーイング機構52に
ついて説明する。
る垂直軸Y0を中心に回転させるヨーイング機構52に
ついて説明する。
【0040】図3および図4に示すように、スライド機
構41のスライドベース39には、Y方向に延設された
ヨーイング機構52の回転シャフト42を回転可能に支
持した支持筒43が一体的に立設されている。昇降ベー
ス30の水平部30bには、この支持筒43のZ方向へ
の移動を許容するZ方向に延びた長孔44が形成されて
いる。回転シャフト42は、スライドベース39の移動
とともにZ方向に移動する回転軸Y0を有する。
構41のスライドベース39には、Y方向に延設された
ヨーイング機構52の回転シャフト42を回転可能に支
持した支持筒43が一体的に立設されている。昇降ベー
ス30の水平部30bには、この支持筒43のZ方向へ
の移動を許容するZ方向に延びた長孔44が形成されて
いる。回転シャフト42は、スライドベース39の移動
とともにZ方向に移動する回転軸Y0を有する。
【0041】回転シャフト42の下端には、水平面に沿
って回転する回転ベース45が一体的に取付けられてい
る。一方、スライドベース39には、回転ベース45を
回転させるためのモータ46が、比較的長いブラケット
46aを介してスライドベース39から離間して取付け
られている。モータ46の回転軸には、略X方向に延び
た細長いジョイント47を介して、X方向に延設された
ネジ48が連結されている。そして、回転ベース45の
回転中心から偏心した上面には、ネジ48に螺合する雌
ネジ49が固設されている。
って回転する回転ベース45が一体的に取付けられてい
る。一方、スライドベース39には、回転ベース45を
回転させるためのモータ46が、比較的長いブラケット
46aを介してスライドベース39から離間して取付け
られている。モータ46の回転軸には、略X方向に延び
た細長いジョイント47を介して、X方向に延設された
ネジ48が連結されている。そして、回転ベース45の
回転中心から偏心した上面には、ネジ48に螺合する雌
ネジ49が固設されている。
【0042】しかして、モータ46を回転すると、ジョ
イント47を介して駆動力が伝達され、ネジ48が回転
する。ネジ48が回転すると、ネジ48に螺合した雌ネ
ジ49がX方向に移動し、回転ベース45がスライドベ
ース39に対して回転軸Y0を中心に所定の方向へ回転
される。尚、回転シャフト42の回転軸Y0は、陰極線
管15の管軸Z0と交差する位置に設定されている。ま
た、管軸Z0と回転軸(垂直軸)Y0とが交差する点は、
偏向ヨーク17の調整基準点W0(図7参照)となる。
イント47を介して駆動力が伝達され、ネジ48が回転
する。ネジ48が回転すると、ネジ48に螺合した雌ネ
ジ49がX方向に移動し、回転ベース45がスライドベ
ース39に対して回転軸Y0を中心に所定の方向へ回転
される。尚、回転シャフト42の回転軸Y0は、陰極線
管15の管軸Z0と交差する位置に設定されている。ま
た、管軸Z0と回転軸(垂直軸)Y0とが交差する点は、
偏向ヨーク17の調整基準点W0(図7参照)となる。
【0043】次に、調整位置にセットされた陰極線管1
5のネック部15aに装着された偏向ヨーク17を保持
する保持機構51について説明する。
5のネック部15aに装着された偏向ヨーク17を保持
する保持機構51について説明する。
【0044】図6に示すように、保持機構51は、上述
したヨーイング機構52の回転ベース45の下方に設け
られ、陰極線管15の管軸Z0と直交する面に沿って延
びた板状のベース53を有する。図6には、保持機構5
1を陰極線管15のフェース面15b側から見た図を示
してある。
したヨーイング機構52の回転ベース45の下方に設け
られ、陰極線管15の管軸Z0と直交する面に沿って延
びた板状のベース53を有する。図6には、保持機構5
1を陰極線管15のフェース面15b側から見た図を示
してある。
【0045】ベース53の下端には、一対のチャック5
4、55が、それぞれピン56を介して回動自在に取付
けられている。各チャック54、55の回動の中心から
偏心した部位には、一対のチャック54、55を連結し
たリンクアーム56aが取付けられている。このリンク
アーム56aは、一方のチャック54の回動に連動させ
て、他方のチャック55を相反する方向に回動させるよ
うに機能する。
4、55が、それぞれピン56を介して回動自在に取付
けられている。各チャック54、55の回動の中心から
偏心した部位には、一対のチャック54、55を連結し
たリンクアーム56aが取付けられている。このリンク
アーム56aは、一方のチャック54の回動に連動させ
て、他方のチャック55を相反する方向に回動させるよ
うに機能する。
【0046】ベース53には、チャック54、55を開
閉させるためのエアシリンダ57が取付けられている。
エアシリンダ57の作動ロッド57aの先端には、連結
部材57bを介して一方のチャック54のピン56から
離間した後端54aが回動可能に連結されている。
閉させるためのエアシリンダ57が取付けられている。
エアシリンダ57の作動ロッド57aの先端には、連結
部材57bを介して一方のチャック54のピン56から
離間した後端54aが回動可能に連結されている。
【0047】しかして、保持機構51のエアシリンダ5
7を作動させると、作動ロッド57a、および連結部材
57bを介して駆動力が伝達され、チャック54の後端
54aがピン56を中心に回動される。一方のチャック
54が回動すると、リンクアーム56aを介して他方の
チャック55に駆動力が伝達され、一対のチャック5
4、55が開閉される。一対のチャック54、55が図
6に実線で示す保持位置に回動された状態で、偏向ヨー
ク17が各チャック54、55の先端によって左右から
挟持される。
7を作動させると、作動ロッド57a、および連結部材
57bを介して駆動力が伝達され、チャック54の後端
54aがピン56を中心に回動される。一方のチャック
54が回動すると、リンクアーム56aを介して他方の
チャック55に駆動力が伝達され、一対のチャック5
4、55が開閉される。一対のチャック54、55が図
6に実線で示す保持位置に回動された状態で、偏向ヨー
ク17が各チャック54、55の先端によって左右から
挟持される。
【0048】次に、保持機構51によって保持された偏
向ヨーク17を、上述した調整基準点W0を通り管軸Z0
と直交する水平軸X0を中心にして回動させるチルト機
構68について説明する。
向ヨーク17を、上述した調整基準点W0を通り管軸Z0
と直交する水平軸X0を中心にして回動させるチルト機
構68について説明する。
【0049】図7に示すように、チルト機構68は、上
述したヨーイング機構52の回転ベース45の下面側に
固設された板カム65を有する。板カム65は、上述し
た調整基準点W0を中心とする円弧状に形成され、略Z
方向に延びている。この板カム65には、複数のカムフ
ォロワ66aを備えた連結部材66が揺動自在に取付け
られている。また、連結部材66には、上述した保持機
構51のベース53が後述するカム機構を介して固定的
に取付けられている。よって、保持機構51のベース5
3は、板カム65に沿って調整基準点W0を中心に揺動
可能となっている。
述したヨーイング機構52の回転ベース45の下面側に
固設された板カム65を有する。板カム65は、上述し
た調整基準点W0を中心とする円弧状に形成され、略Z
方向に延びている。この板カム65には、複数のカムフ
ォロワ66aを備えた連結部材66が揺動自在に取付け
られている。また、連結部材66には、上述した保持機
構51のベース53が後述するカム機構を介して固定的
に取付けられている。よって、保持機構51のベース5
3は、板カム65に沿って調整基準点W0を中心に揺動
可能となっている。
【0050】図8に示すように、チルト機構68は、連
結部材66を揺動させるためのモータ61を備えてい
る。モータ61は、比較的長くされたブラケット61a
を介して回転ベース45に取付けられている。モータ6
1の回転軸には、略X方向に延びたジョイント62、お
よびX方向に延びたシャフト63が順に連結されてい
る。シャフト63のモータ61から離れた先端には、一
対のギア63a、63bを介してZ方向に延びたネジ6
4(図6、7)が連結されている。そして、ネジ64に
は、連結部材66に固設された雌ネジ67が螺合されて
いる。
結部材66を揺動させるためのモータ61を備えてい
る。モータ61は、比較的長くされたブラケット61a
を介して回転ベース45に取付けられている。モータ6
1の回転軸には、略X方向に延びたジョイント62、お
よびX方向に延びたシャフト63が順に連結されてい
る。シャフト63のモータ61から離れた先端には、一
対のギア63a、63bを介してZ方向に延びたネジ6
4(図6、7)が連結されている。そして、ネジ64に
は、連結部材66に固設された雌ネジ67が螺合されて
いる。
【0051】しかして、チルト機構68のモータ61を
回転させると、ジョイント62、シャフト63、および
一対のベベルギア63a、63bを介して駆動力が伝達
され、ネジ64が回転される。ネジ64が回転すると、
連結部材66に固設された雌ネジ67がZ方向にスライ
ドし、連結部材66が板カム65に沿って移動する。こ
れにより、偏向ヨーク17を保持した保持機構51のベ
ース53が移動し、偏向ヨーク17が調整基準点W0を
中心にチルト方向に回動する。
回転させると、ジョイント62、シャフト63、および
一対のベベルギア63a、63bを介して駆動力が伝達
され、ネジ64が回転される。ネジ64が回転すると、
連結部材66に固設された雌ネジ67がZ方向にスライ
ドし、連結部材66が板カム65に沿って移動する。こ
れにより、偏向ヨーク17を保持した保持機構51のベ
ース53が移動し、偏向ヨーク17が調整基準点W0を
中心にチルト方向に回動する。
【0052】次に、保持機構51によって保持された偏
向ヨーク17を管軸Z0を中心に回転させるローテーシ
ョン機構76について説明する。
向ヨーク17を管軸Z0を中心に回転させるローテーシ
ョン機構76について説明する。
【0053】図7および図8に示すように、ローテーシ
ョン機構76は、上述したチルト機構68の連結部材6
6の下端に固設されたカム板60を有する。カム板60
は、上述した調整基準点W0を中心とした円弧をなす上
端辺60aおよび下端辺60bを有する略扇形に形成さ
れ、管軸Z0と直交する面に沿って設けられている。カ
ム板60の上端辺60aおよび下端辺60bには、上述
した保持機構51のベース53から突設された4つのカ
ムフォロワ59が嵌合され、ベース53がカム板60に
対して調整基準点W0を中心に回動可能に保持されてい
る。
ョン機構76は、上述したチルト機構68の連結部材6
6の下端に固設されたカム板60を有する。カム板60
は、上述した調整基準点W0を中心とした円弧をなす上
端辺60aおよび下端辺60bを有する略扇形に形成さ
れ、管軸Z0と直交する面に沿って設けられている。カ
ム板60の上端辺60aおよび下端辺60bには、上述
した保持機構51のベース53から突設された4つのカ
ムフォロワ59が嵌合され、ベース53がカム板60に
対して調整基準点W0を中心に回動可能に保持されてい
る。
【0054】また、ローテーション機構76は、ベース
53を管軸Z0を中心に回動させるためのモータ70を
有する。モータ70は、上述したヨーイング機構52の
回転ベース45に対し、比較的長くされたブラケット7
0aを介して取付けられている。モータ70の回転軸に
は、略X方向に延びたシャフト71を介してX方向に延
びたネジ69が連結されている。ネジ69の両端は、連
結部材66に回動自在に取付けられている。ネジ69に
は、X方向に延びた一対のピン73を有する雌ネジ74
が螺合している。そして、これら一対のピン73には、
ベース53の上端から突設された作動部材75のU溝
が、ピン73に対して下方から嵌合している。
53を管軸Z0を中心に回動させるためのモータ70を
有する。モータ70は、上述したヨーイング機構52の
回転ベース45に対し、比較的長くされたブラケット7
0aを介して取付けられている。モータ70の回転軸に
は、略X方向に延びたシャフト71を介してX方向に延
びたネジ69が連結されている。ネジ69の両端は、連
結部材66に回動自在に取付けられている。ネジ69に
は、X方向に延びた一対のピン73を有する雌ネジ74
が螺合している。そして、これら一対のピン73には、
ベース53の上端から突設された作動部材75のU溝
が、ピン73に対して下方から嵌合している。
【0055】しかして、ローテーション機構76のモー
タ70を回転させると、シャフト71を介して駆動力が
伝達され、ネジ69が回転する。ネジ69が回転する
と、ネジ69に螺合した雌ネジ74がネジ69に沿って
X方向に移動し、保持機構51のベース53が上述した
カム板60に対して調整基準点W0を中心に揺動され
る。
タ70を回転させると、シャフト71を介して駆動力が
伝達され、ネジ69が回転する。ネジ69が回転する
と、ネジ69に螺合した雌ネジ74がネジ69に沿って
X方向に移動し、保持機構51のベース53が上述した
カム板60に対して調整基準点W0を中心に揺動され
る。
【0056】上記のように構成された調整装置1による
と、保持機構51によって保持された偏向ヨーク17
は、調整位置にセットされた陰極線管15のネック部1
5aに対し、次の4つの方向に調整される。偏向ヨーク
17は、第1に、ローテーション機構76のモータ70
を回転することにより管軸Z0(調整基準点W0)を中心
に回動し、第2に、チルト機構68のモータ61を回転
することにより水平軸X0(調整基準点W0)を中心に回
動し、第3に、ヨーイング機構52のモータ46を回転
することにより垂直軸Y0(調整基準点W0)を中心に回
動する。つまり、これら第1から第3の回動は、調整基
準点W0を中心になされる。また、偏向ヨーク17は、
第4に、スライド機構41のモータ34を回転し、スラ
イドベース39をZ方向にスライドし、調整基準点W0
を管軸Z0に沿って移動することにより、管軸Z0に沿っ
てスライドする。
と、保持機構51によって保持された偏向ヨーク17
は、調整位置にセットされた陰極線管15のネック部1
5aに対し、次の4つの方向に調整される。偏向ヨーク
17は、第1に、ローテーション機構76のモータ70
を回転することにより管軸Z0(調整基準点W0)を中心
に回動し、第2に、チルト機構68のモータ61を回転
することにより水平軸X0(調整基準点W0)を中心に回
動し、第3に、ヨーイング機構52のモータ46を回転
することにより垂直軸Y0(調整基準点W0)を中心に回
動する。つまり、これら第1から第3の回動は、調整基
準点W0を中心になされる。また、偏向ヨーク17は、
第4に、スライド機構41のモータ34を回転し、スラ
イドベース39をZ方向にスライドし、調整基準点W0
を管軸Z0に沿って移動することにより、管軸Z0に沿っ
てスライドする。
【0057】尚、本実施の形態では、各機構を駆動する
モータ34、46、61、70としてサーボモータ例え
ばパルスモータを使用し、各モータによる磁界の影響を
無くすため、各モータを調整対象となる偏向ヨーク17
から遠ざけた位置に配置している。本実施の形態では、
各モータ34、46、61、70を管軸Z0から少なく
とも300mm以上離してある。
モータ34、46、61、70としてサーボモータ例え
ばパルスモータを使用し、各モータによる磁界の影響を
無くすため、各モータを調整対象となる偏向ヨーク17
から遠ざけた位置に配置している。本実施の形態では、
各モータ34、46、61、70を管軸Z0から少なく
とも300mm以上離してある。
【0058】ところで、上述した調整基準点W0からず
れた点を中心に各機構41、52、68、76を動作さ
せると、陰極線管の蛍光面を介してテスト画像を表示し
たとき電子ビームが別の偏心成分を持って移動してしま
うため、偏向ヨーク17を正確な位置および角度に調整
できなくなってしまう。場合によっては、試行錯誤を繰
り返すことにより偏向ヨーク17の位置決めが完了する
こともあるが、多くの時間がかかり生産性が悪くなって
しまう。このため、本発明では、上述した調整基準点W
0を中心に各機構を動作させるようにした。
れた点を中心に各機構41、52、68、76を動作さ
せると、陰極線管の蛍光面を介してテスト画像を表示し
たとき電子ビームが別の偏心成分を持って移動してしま
うため、偏向ヨーク17を正確な位置および角度に調整
できなくなってしまう。場合によっては、試行錯誤を繰
り返すことにより偏向ヨーク17の位置決めが完了する
こともあるが、多くの時間がかかり生産性が悪くなって
しまう。このため、本発明では、上述した調整基準点W
0を中心に各機構を動作させるようにした。
【0059】次に、上述した調整装置1の動作を制御す
る制御系について、図9のブロック図を参照して説明す
る。
る制御系について、図9のブロック図を参照して説明す
る。
【0060】調整装置1の制御系は、各種演算処理をす
るとともに各機構の動作を制御する演算制御装置100
を有する。
るとともに各機構の動作を制御する演算制御装置100
を有する。
【0061】演算制御装置100には、複数台のカメラ
101をカメラコントローラ102を介して接続した画
像処理装置103が接続されている。複数台のカメラ1
01は、パレット13に搭載されて所定の調整位置にセ
ットされた陰極線管15のフェース面15bに対向する
位置に配設されている。また、演算制御装置100に
は、複数台のカメラ101を介して取得したビデオ信号
に基づく計測結果を表示するためのモニタ104が接続
されている。
101をカメラコントローラ102を介して接続した画
像処理装置103が接続されている。複数台のカメラ1
01は、パレット13に搭載されて所定の調整位置にセ
ットされた陰極線管15のフェース面15bに対向する
位置に配設されている。また、演算制御装置100に
は、複数台のカメラ101を介して取得したビデオ信号
に基づく計測結果を表示するためのモニタ104が接続
されている。
【0062】また、演算制御装置100には、モータ制
御装置105を介して、上述した各機構41、52、6
8、76のモータ34、46、61、70が接続されて
いる。
御装置105を介して、上述した各機構41、52、6
8、76のモータ34、46、61、70が接続されて
いる。
【0063】また、演算制御装置100には、上述した
パレット保持装置24の複数の保持ピン25をパレット
13に向けて上昇させる図示しないエアシリンダ、調整
装置1の昇降ベース30をパレット13に対して昇降さ
せるエアシリンダ32、保持機構51の一対のチャック
54、55を開閉させるエアシリンダ57、およびパレ
ット13に取付けられたコンタクト110に向けてコン
タクト106を上昇させる図示しないエアシリンダを動
作させるための複数の電磁弁107が接続されている。
パレット保持装置24の複数の保持ピン25をパレット
13に向けて上昇させる図示しないエアシリンダ、調整
装置1の昇降ベース30をパレット13に対して昇降さ
せるエアシリンダ32、保持機構51の一対のチャック
54、55を開閉させるエアシリンダ57、およびパレ
ット13に取付けられたコンタクト110に向けてコン
タクト106を上昇させる図示しないエアシリンダを動
作させるための複数の電磁弁107が接続されている。
【0064】さらに、演算制御装置100には、TV電
源108、および偏向電源109が接続されている。各
電源108、109は、コンタクト106を介して、パ
レット13のコンタクト110に電気的に接続される。
源108、および偏向電源109が接続されている。各
電源108、109は、コンタクト106を介して、パ
レット13のコンタクト110に電気的に接続される。
【0065】しかして、各電源108、109は、ソケ
ット22、コネクタ111、およびアノードコンタクト
21を介して、陰極線管15のネック部15a、偏向ヨ
ーク17、およびアノード20に所定の電気信号を印加
し、陰極線管15の蛍光面を介して所定のテスト画像を
表示させる。
ット22、コネクタ111、およびアノードコンタクト
21を介して、陰極線管15のネック部15a、偏向ヨ
ーク17、およびアノード20に所定の電気信号を印加
し、陰極線管15の蛍光面を介して所定のテスト画像を
表示させる。
【0066】次に、上記のように構成された調整装置1
による偏向ヨーク17の調整動作について説明する。
による偏向ヨーク17の調整動作について説明する。
【0067】まず、調整動作に先立ち、コンベア12に
沿った図示しないローディング部において、ネック部1
5aに調整の対象となる偏向ヨーク17とPCマグネッ
ト18とを装着した陰極線管15をオペレータがパレッ
ト13にローディングする。そして、オペレータが陰極
線管15のネック部15aにソケット22を挿入し、偏
向ヨーク17のコネクタ111を接続し、アノード20
にアノードコンタクト21を挿入する。さらに、陰極線
管15をローディングしたパレット13をコンベア12
を介して搬送し、パレット13が所定の調整位置に来た
時点でコンベア12を停止する。
沿った図示しないローディング部において、ネック部1
5aに調整の対象となる偏向ヨーク17とPCマグネッ
ト18とを装着した陰極線管15をオペレータがパレッ
ト13にローディングする。そして、オペレータが陰極
線管15のネック部15aにソケット22を挿入し、偏
向ヨーク17のコネクタ111を接続し、アノード20
にアノードコンタクト21を挿入する。さらに、陰極線
管15をローディングしたパレット13をコンベア12
を介して搬送し、パレット13が所定の調整位置に来た
時点でコンベア12を停止する。
【0068】この後、調整装置1の演算制御装置100
がパレット保持装置24の図示しないシリンダを作動
し、複数の保持ピン25を上昇させてパレット13の孔
27に挿通し、パレット13を調整位置に固定する。
がパレット保持装置24の図示しないシリンダを作動
し、複数の保持ピン25を上昇させてパレット13の孔
27に挿通し、パレット13を調整位置に固定する。
【0069】この状態で、演算制御装置100が調整装
置1のエアシリンダ32を作動し、調整装置1を所定位
置まで下降させる。そして、保持機構51のエアシリン
ダ57を作動し、陰極線管15のネック部15aに装着
された偏向ヨーク17を一対のチャック54、55によ
り保持する。同時に、コンタクト106を上昇させるた
めの図示しないエアシリンダを作動し、コンタクト10
6をパレット13のコンタクト110に接続する。そし
て、TV電源108および偏向電源109を介して、陰
極線管15に対して各種電気信号を印加し、蛍光面を介
して所定のテスト画像を表示する。
置1のエアシリンダ32を作動し、調整装置1を所定位
置まで下降させる。そして、保持機構51のエアシリン
ダ57を作動し、陰極線管15のネック部15aに装着
された偏向ヨーク17を一対のチャック54、55によ
り保持する。同時に、コンタクト106を上昇させるた
めの図示しないエアシリンダを作動し、コンタクト10
6をパレット13のコンタクト110に接続する。そし
て、TV電源108および偏向電源109を介して、陰
極線管15に対して各種電気信号を印加し、蛍光面を介
して所定のテスト画像を表示する。
【0070】さらに、蛍光面を介して表示したテスト画
像を複数台のカメラ101を介して撮影し、撮影した画
像データをカメラコントローラ102を介して画像処理
装置103へ入力する。演算制御装置100は、画像処
理装置103で処理した画像データに基づいて、ラスタ
ーローテーションのずれ量、ピューリティーのずれ量、
およびコンバーゼンスのずれ量を演算する。
像を複数台のカメラ101を介して撮影し、撮影した画
像データをカメラコントローラ102を介して画像処理
装置103へ入力する。演算制御装置100は、画像処
理装置103で処理した画像データに基づいて、ラスタ
ーローテーションのずれ量、ピューリティーのずれ量、
およびコンバーゼンスのずれ量を演算する。
【0071】演算制御装置100は、演算した各種ずれ
量に基づいて調整装置1の各機構を作動させ、陰極線管
15のネック部15aに対する偏向ヨーク17の位置お
よび角度を調整する。
量に基づいて調整装置1の各機構を作動させ、陰極線管
15のネック部15aに対する偏向ヨーク17の位置お
よび角度を調整する。
【0072】演算制御装置100は、まず、陰極線管1
5のカットオフを調整した後、算出したラスターローテ
ーションのずれ量に基づいてモータ制御装置105を制
御し、ローテーション機構76のモータ70を駆動す
る。これにより、偏向ヨーク17が管軸Z0を中心に回
動し、ラスターローテーションが自動的に調整される。
5のカットオフを調整した後、算出したラスターローテ
ーションのずれ量に基づいてモータ制御装置105を制
御し、ローテーション機構76のモータ70を駆動す
る。これにより、偏向ヨーク17が管軸Z0を中心に回
動し、ラスターローテーションが自動的に調整される。
【0073】また、演算制御装置100は、算出したピ
ューリティーのずれ量に基づいてモータ制御装置105
を制御し、スライド機構41のモータ34を駆動する。
これにより、偏向ヨーク17が管軸Z0方向にスライド
し、ピューリティーが自動的に調整される。尚、ピュー
リティーを調整する際、ピューリティーの測定値をモニ
タ104を介して表示し、オペレータにより2極PCマ
グネット18が調整される。
ューリティーのずれ量に基づいてモータ制御装置105
を制御し、スライド機構41のモータ34を駆動する。
これにより、偏向ヨーク17が管軸Z0方向にスライド
し、ピューリティーが自動的に調整される。尚、ピュー
リティーを調整する際、ピューリティーの測定値をモニ
タ104を介して表示し、オペレータにより2極PCマ
グネット18が調整される。
【0074】さらに、演算制御装置100は、算出した
コンバージェンスのずれ量に基づいてモータ制御装置1
05を制御し、チルト機構68のモータ61、およびヨ
ーイング機構52のモータ46を駆動する。チルト機構
68のモータ61を駆動することにより偏向ヨーク17
が調整基準点W0を通る水平軸X0を中心に回動し、ヨー
イング機構52のモータ46を駆動することにより偏向
ヨーク17が調整基準点W0を通る垂直軸Y0を中心に回
動し、コンバージェンスが自動的に調整される。尚、コ
ンバージェンスを調整する際、コンバージェンスの測定
値をモニタ104を介して表示し、オペレータにより4
極或いは6極PCマグネット18が調整される。
コンバージェンスのずれ量に基づいてモータ制御装置1
05を制御し、チルト機構68のモータ61、およびヨ
ーイング機構52のモータ46を駆動する。チルト機構
68のモータ61を駆動することにより偏向ヨーク17
が調整基準点W0を通る水平軸X0を中心に回動し、ヨー
イング機構52のモータ46を駆動することにより偏向
ヨーク17が調整基準点W0を通る垂直軸Y0を中心に回
動し、コンバージェンスが自動的に調整される。尚、コ
ンバージェンスを調整する際、コンバージェンスの測定
値をモニタ104を介して表示し、オペレータにより4
極或いは6極PCマグネット18が調整される。
【0075】調整作業が終了すると、演算制御装置10
0は、エアシリンダ57を作動してチャック54、55
を解放し、偏向ヨーク17の拘束を解除する。そして、
エアシリンダ32を作動して調整装置1を上昇させる。
その後、図示しないエアシリンダを作動し、パレット保
持装置24の保持ピン25、およびコンタクト106を
下降させパレット13の拘束を解除する。そして、コン
ベア12を走行させてパレット13を下流側にある処理
工程へ搬送する。
0は、エアシリンダ57を作動してチャック54、55
を解放し、偏向ヨーク17の拘束を解除する。そして、
エアシリンダ32を作動して調整装置1を上昇させる。
その後、図示しないエアシリンダを作動し、パレット保
持装置24の保持ピン25、およびコンタクト106を
下降させパレット13の拘束を解除する。そして、コン
ベア12を走行させてパレット13を下流側にある処理
工程へ搬送する。
【0076】以上のように、本実施の形態の調整装置1
によると、陰極線管15のネック部15aに装着した偏
向ヨーク17を、管軸Z0方向にスライドさせるスライ
ド機構41、管軸Z0を中心に回転させるローテーショ
ン機構76、管軸Z0と直交する水平軸X0を中心に回動
させるチルト機構68、および管軸Z0と直交する垂直
軸Y0を中心に回動させるヨーイング機構52を有す
る。これにより、ネック部15aに対する偏向ヨーク1
7の位置および角度を自動的に調整でき、調整に要する
時間を短縮でき、偏向ヨーク17のネック部15aに対
する正確な位置決めが可能となる。また、本実施の形態
によると、偏向ヨーク17を自動調整できるため、調整
結果の信頼性を高めることができる。
によると、陰極線管15のネック部15aに装着した偏
向ヨーク17を、管軸Z0方向にスライドさせるスライ
ド機構41、管軸Z0を中心に回転させるローテーショ
ン機構76、管軸Z0と直交する水平軸X0を中心に回動
させるチルト機構68、および管軸Z0と直交する垂直
軸Y0を中心に回動させるヨーイング機構52を有す
る。これにより、ネック部15aに対する偏向ヨーク1
7の位置および角度を自動的に調整でき、調整に要する
時間を短縮でき、偏向ヨーク17のネック部15aに対
する正確な位置決めが可能となる。また、本実施の形態
によると、偏向ヨーク17を自動調整できるため、調整
結果の信頼性を高めることができる。
【0077】次に、本発明の他の実施の形態について、
図10を参照して説明する。
図10を参照して説明する。
【0078】図10には、パレット13にローディング
した陰極線管15のネック部15aに装着した偏向ヨー
ク17を、多関節ロボットを用いて保持し、ネック部1
5aに対して位置決めする調整装置80の斜視図を示し
てある。
した陰極線管15のネック部15aに装着した偏向ヨー
ク17を、多関節ロボットを用いて保持し、ネック部1
5aに対して位置決めする調整装置80の斜視図を示し
てある。
【0079】この調整装置80は、鉛直方向に延びた軸
を中心に回動可能に設けられた回転部材81を有する。
この回転部材81は、図示しない機構によって任意の位
置に移動可能に保持されている。
を中心に回動可能に設けられた回転部材81を有する。
この回転部材81は、図示しない機構によって任意の位
置に移動可能に保持されている。
【0080】回転部材81の下面側には、支持部材82
が略鉛直方向に延びて一体に突設されている。支持部材
82の下端には、アーム83を介して作動アーム84の
基端部が回動自在に連結されている。作動アーム84の
矢印a方向に伸縮する作動ロッド85の先端には、偏向
ヨーク17を保持した保持部材86が取付けられてい
る。
が略鉛直方向に延びて一体に突設されている。支持部材
82の下端には、アーム83を介して作動アーム84の
基端部が回動自在に連結されている。作動アーム84の
矢印a方向に伸縮する作動ロッド85の先端には、偏向
ヨーク17を保持した保持部材86が取付けられてい
る。
【0081】このように構成された調整装置80は、管
軸Z0と水平軸X0が交差する調整基準点W0(ここでは
図示せず)を中心に、偏向ヨーク17をあらゆる方向に
調整できる。即ち、本実施の形態の調整装置80は、上
述した調整装置1のスライド機構41、ローテーション
機構76、チルト機構68、およびヨーイング機構52
と同様の機能を果す。
軸Z0と水平軸X0が交差する調整基準点W0(ここでは
図示せず)を中心に、偏向ヨーク17をあらゆる方向に
調整できる。即ち、本実施の形態の調整装置80は、上
述した調整装置1のスライド機構41、ローテーション
機構76、チルト機構68、およびヨーイング機構52
と同様の機能を果す。
【0082】例えば、上述した調整装置80を用いて偏
向ヨーク17を水平軸X0を中心に回動させる場合、ア
ーム83と作動アーム84との間の回動軸X1から調整
基準点W0までの距離rを一定に保ちながら偏向ヨーク
17をチルト回動させる。この場合、作動ロッド85を
矢印a方向に伸縮させて、作動アーム84の円運動と作
動ロッド85の直線運動を組合わせ、偏向ヨーク17を
水平軸X0を中心として回動させる。尚、作動アーム8
4の回動と作動ロッド85の直動を同期させるため、調
整装置80は円弧補間機能を備えている。
向ヨーク17を水平軸X0を中心に回動させる場合、ア
ーム83と作動アーム84との間の回動軸X1から調整
基準点W0までの距離rを一定に保ちながら偏向ヨーク
17をチルト回動させる。この場合、作動ロッド85を
矢印a方向に伸縮させて、作動アーム84の円運動と作
動ロッド85の直線運動を組合わせ、偏向ヨーク17を
水平軸X0を中心として回動させる。尚、作動アーム8
4の回動と作動ロッド85の直動を同期させるため、調
整装置80は円弧補間機能を備えている。
【0083】以上、本実施の形態の調整装置80におい
ても、陰極線管15のネック部15aに対して偏向ヨー
ク17を自動的に調整できる。このため、本実施の形態
においても、上述した実施の形態と同様の効果を奏する
ことができる。
ても、陰極線管15のネック部15aに対して偏向ヨー
ク17を自動的に調整できる。このため、本実施の形態
においても、上述した実施の形態と同様の効果を奏する
ことができる。
【0084】尚、この発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可
能である。
定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可
能である。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の陰極線
管の偏向ヨーク調整装置は、上記のような構成および作
用を有しているので、陰極線管のネック部に装着した偏
向ヨークを高精度且つ高速に適切な位置および角度に自
動調整できる。
管の偏向ヨーク調整装置は、上記のような構成および作
用を有しているので、陰極線管のネック部に装着した偏
向ヨークを高精度且つ高速に適切な位置および角度に自
動調整できる。
【図1】陰極線管のネック部に装着した偏向ヨークの位
置および角度を自動的に調整する本発明の実施の形態に
係る調整装置の全体を示す正面図。
置および角度を自動的に調整する本発明の実施の形態に
係る調整装置の全体を示す正面図。
【図2】調整の対象となる偏向ヨークをネック部に装着
した陰極線管をパレットにローディングした状態を示す
側面図。
した陰極線管をパレットにローディングした状態を示す
側面図。
【図3】図1の調整装置の昇降ベースを昇降させるため
の機構、および偏向ヨークを垂直軸を中心に回動させる
ためのヨーイング機構を主に示す正面図。
の機構、および偏向ヨークを垂直軸を中心に回動させる
ためのヨーイング機構を主に示す正面図。
【図4】図3の機構の側面図。
【図5】偏向ヨークを管軸方向にスライドさせるための
スライド機構を示す平面図。
スライド機構を示す平面図。
【図6】偏向ヨークを保持するための保持機構を主に示
す正面図。
す正面図。
【図7】偏向ヨークを水平軸を中心に回動させるための
チルト機構を主に示す側面図。
チルト機構を主に示す側面図。
【図8】偏向ヨークを管軸を中心に回動させるためのロ
ーテーション機構を主に示す正面図。
ーテーション機構を主に示す正面図。
【図9】調整装置の制御系を示すブロック図。
【図10】本発明の他の実施の形態に係る調整装置を示
す斜視図。
す斜視図。
【図11】図5の下方から見上げた平面図。
1…偏向ヨーク調整装置、 11…架台、 12…コンベア、 13…パレット、 15…陰極線管、 15a…ネック部、 17…偏向ヨーク、 24…パレット保持装置、 30…昇降ベース、 34、46、61、70…モータ、 39…スライドベース、 41…スライド機構、 45…回転ベース、 51…保持機構、 52…ヨーイング機構、 53…ベース、 54、55…チャック、 60…カム板、 65…板カム、 66…連結部材、 68…チルト機構、 76…ローテーション機構、 80…調整装置、 100…演算制御装置、 101…カメラ、 103…画像処理装置、 105…モータ制御装置、 W0…調整基準点、 X0…水平軸、 Y0…垂直軸、 Z0…管軸。
Claims (14)
- 【請求項1】 陰極線管に映し出された画像を検出する
検出手段と、 上記陰極線管のネック部に装着された偏向ヨークを保持
する保持手段と、 この保持手段によって保持した偏向ヨークを、上記検出
手段による検出結果に基づいて移動し、該偏向ヨークの
上記ネック部に対する位置および角度を自動的に調整す
る調整手段と、 を備えていることを特徴とする陰極線管の偏向ヨーク調
整装置。 - 【請求項2】 上記調整手段は、上記偏向ヨークを上記
陰極線管の管軸に沿って移動させるスライド機構を有す
ることを特徴とする請求項1に記載の陰極線管の偏向ヨ
ーク調整装置。 - 【請求項3】 上記調整手段は、上記偏向ヨークを上記
陰極線管の管軸を中心に回動させるローテーション機構
を有することを特徴とする請求項1に記載の陰極線管の
偏向ヨーク調整装置。 - 【請求項4】 上記陰極線管をその管軸が水平方向に延
びるように支持する支持手段をさらに有し、 上記調整手段は、上記偏向ヨークを上記陰極線管の管軸
と直交する水平軸を中心に回動させるチルト機構を有す
ることを特徴とする請求項1に記載の陰極線管の偏向ヨ
ーク調整装置。 - 【請求項5】 上記陰極線管をその管軸が水平方向に延
びるように支持する支持手段をさらに有し、 上記調整手段は、上記偏向ヨークを上記陰極線管の管軸
と直交する垂直軸を中心に回動させるヨーイング機構を
有することを特徴とする請求項1に記載の陰極線管の偏
向ヨーク調整装置。 - 【請求項6】 陰極線管をその管軸が水平方向に延びる
ように支持する支持手段と、 この支持手段によって支持された陰極線管に映し出され
た画像を検出する検出手段と、 上記支持手段によって支持された陰極線管のネック部に
装着された偏向ヨークを保持する保持手段と、 この保持手段によって保持した偏向ヨークを、上記検出
手段による検出結果に基づいて、上記管軸に沿って移動
させるスライド機構と、 上記保持手段によって保持した偏向ヨークを、上記検出
手段による検出結果に基づいて、上記管軸を中心に回動
させるローテーション機構と、 上記保持手段によって保持した偏向ヨークを、上記検出
手段による検出結果に基づいて、上記管軸と直交する水
平軸を中心に回動させるチルト機構と、 上記保持手段によって保持した偏向ヨークを、上記検出
手段による検出結果に基づいて、上記管軸と直交する垂
直軸を中心に回動させるヨーイング機構と、 を備えていることを特徴とする陰極線管の偏向ヨーク調
整装置。 - 【請求項7】 上記ローテーション機構、チルト機構、
およびヨーイング機構は、上記管軸と水平軸と垂直軸と
が交差する点を中心に、上記偏向ヨークを移動させるこ
とを特徴とする請求項6に記載の陰極線管の偏向ヨーク
調整装置。 - 【請求項8】 所定の調整位置に配置された陰極線管の
ネック部に装着された偏向ヨークを保持する保持工程
と、 上記陰極線管を介して映し出された画像を検出する検出
工程と、 この検出工程による検出結果に基づいて、上記保持工程
にて保持した偏向ヨークを移動させ、上記偏向ヨークの
上記ネック部に対する位置および角度を自動的に調整す
る調整工程と、 を備えていることを特徴とする陰極線管の偏向ヨーク調
整方法。 - 【請求項9】 上記調整工程は、上記偏向ヨークを上記
陰極線管の管軸に沿って移動させる工程を含むことを特
徴とする請求項8に記載の陰極線管の偏向ヨーク調整方
法。 - 【請求項10】 上記調整工程は、上記偏向ヨークを上
記陰極線管の管軸を中心に回動させる工程を含むことを
特徴とする請求項8に記載の陰極線管の偏向ヨーク調整
方法。 - 【請求項11】 上記陰極線管をその管軸が水平方向に
延びるように上記調整位置に支持する支持工程をさらに
有し、 上記調整工程は、上記偏向ヨークを上記陰極線管の管軸
と直交する水平軸を中心に回動させる工程を含むことを
特徴とする請求項8に記載の陰極線管の偏向ヨーク調整
方法。 - 【請求項12】 上記陰極線管をその管軸が水平方向に
延びるように上記調整位置に支持する支持工程をさらに
有し、 上記調整工程は、上記偏向ヨークを上記陰極線管の管軸
と直交する垂直軸を中心に回動させる工程を含むことを
特徴とする請求項8に記載の陰極線管の偏向ヨーク調整
方法。 - 【請求項13】 陰極線管をその管軸が水平方向に延び
るように所定の調整位置に支持する支持工程と、 この支持工程にて所定の調整位置に支持された陰極線管
のネック部に装着された偏向ヨークを保持する保持工程
と、 上記陰極線管を介して映し出された画像を検出する検出
工程と、 この検出工程による検出結果に基づいて、上記保持工程
にて保持した偏向ヨークを上記管軸に沿って移動させる
スライド工程と、 上記検出工程による検出結果に基づいて、上記保持工程
にて保持した偏向ヨークを上記管軸を中心に回動させる
ローテーション工程と、 上記検出工程による検出結果に基づいて、上記保持工程
にて保持した偏向ヨークを上記管軸と直交する水平軸を
中心に回動させるチルト工程と、 上記検出工程による検出結果に基づいて、上記保持工程
にて保持した偏向ヨークを上記管軸と直交する垂直軸を
中心に回動させるヨーイング工程と、 を備えていることを特徴とする陰極線管の偏向ヨーク調
整方法。 - 【請求項14】 上記ローテーション工程、チルト工
程、およびヨーイング工程では、上記管軸と水平軸と垂
直軸とが交差する点を中心に、上記偏向ヨークを回転さ
せることを特徴とする請求項13に記載の陰極線管の偏
向ヨーク調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11356083A JP2000243294A (ja) | 1998-12-25 | 1999-12-15 | 陰極線管の偏向ヨーク調整装置および調整方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37012798 | 1998-12-25 | ||
| JP10-370127 | 1998-12-25 | ||
| JP11356083A JP2000243294A (ja) | 1998-12-25 | 1999-12-15 | 陰極線管の偏向ヨーク調整装置および調整方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000243294A true JP2000243294A (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=26580373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11356083A Pending JP2000243294A (ja) | 1998-12-25 | 1999-12-15 | 陰極線管の偏向ヨーク調整装置および調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000243294A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104576265A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-04-29 | 中国科学院西安光学精密机械研究所 | 条纹变像管偏转方向及阴极面的标定系统及标定方法 |
-
1999
- 1999-12-15 JP JP11356083A patent/JP2000243294A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104576265A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-04-29 | 中国科学院西安光学精密机械研究所 | 条纹变像管偏转方向及阴极面的标定系统及标定方法 |
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