JP2000243295A - プラズマディスプレイパネルの処理設備 - Google Patents
プラズマディスプレイパネルの処理設備Info
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- JP2000243295A JP2000243295A JP11038703A JP3870399A JP2000243295A JP 2000243295 A JP2000243295 A JP 2000243295A JP 11038703 A JP11038703 A JP 11038703A JP 3870399 A JP3870399 A JP 3870399A JP 2000243295 A JP2000243295 A JP 2000243295A
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- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バッチ処理と、各バッチ式加熱炉を順次操業
して連続式処理炉と同様機能を行なわせ、1つの加熱炉
が使用不能となっても操業に大きな支障を与えず、かつ
少量多品種生産にも対応できるプラズマディスプレイパ
ネル(PDP)の処理設備を提供する。 【解決手段】 搬送台車1の走行路R1に沿って、炉床
に開口部を有するとともに加熱手段と冷却手段とを備え
たバッチ式加熱炉Tを走行路と直交するように並列に複
数基配設する。搬送台車上に排気カート15を搭載し、
この排気カートが複数のチップ管付PDP組立体Pを保
持する保持部材と、断熱部材と、真空排気系と放電ガス
供給系とに切換可能に接続されてチップ管に接続される
接管金具とから構成され、チップ管付PDP組立体の加
熱処理時に排気カートの断熱部材が開口部を塞ぐように
したPDPの処理設備。
して連続式処理炉と同様機能を行なわせ、1つの加熱炉
が使用不能となっても操業に大きな支障を与えず、かつ
少量多品種生産にも対応できるプラズマディスプレイパ
ネル(PDP)の処理設備を提供する。 【解決手段】 搬送台車1の走行路R1に沿って、炉床
に開口部を有するとともに加熱手段と冷却手段とを備え
たバッチ式加熱炉Tを走行路と直交するように並列に複
数基配設する。搬送台車上に排気カート15を搭載し、
この排気カートが複数のチップ管付PDP組立体Pを保
持する保持部材と、断熱部材と、真空排気系と放電ガス
供給系とに切換可能に接続されてチップ管に接続される
接管金具とから構成され、チップ管付PDP組立体の加
熱処理時に排気カートの断熱部材が開口部を塞ぐように
したPDPの処理設備。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネル(以下、PDPという)の処理設備に関する
ものである。
レイパネル(以下、PDPという)の処理設備に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】PDPの
製造工程には、表面ガラス基板とチップ管付背面ガラス
基板とを封着処理により一体化する工程、この封着処理
により一体化したPDP組立体内部を真空排気して内部
のガスを除去する工程、真空排気処理後のPDP組立体
内部に放電ガスを導入する工程、および真空排気処理時
と放電ガスの導入時に使用したチップ管を封じ切る工程
がある。
製造工程には、表面ガラス基板とチップ管付背面ガラス
基板とを封着処理により一体化する工程、この封着処理
により一体化したPDP組立体内部を真空排気して内部
のガスを除去する工程、真空排気処理後のPDP組立体
内部に放電ガスを導入する工程、および真空排気処理時
と放電ガスの導入時に使用したチップ管を封じ切る工程
がある。
【0003】これらの処理をバッチ処理する炉として、
表面ガラス基板とチップ管付背面ガラス基板とを封着処
理するためのバッチ式封着処理炉、封着処理により一体
化したPDP組立体内部を真空排気するためのバッチ式
排気処理炉、および封着剤を介在させてクリップ等の治
具により一体固定したPDP組立体の封着処理に引き続
き排気処理するバッチ式封着・排気処理炉がある。
表面ガラス基板とチップ管付背面ガラス基板とを封着処
理するためのバッチ式封着処理炉、封着処理により一体
化したPDP組立体内部を真空排気するためのバッチ式
排気処理炉、および封着剤を介在させてクリップ等の治
具により一体固定したPDP組立体の封着処理に引き続
き排気処理するバッチ式封着・排気処理炉がある。
【0004】このうち、バッチ式排気処理炉およびバッ
チ式封着・排気処理炉は、真空排気装置と放電ガス供給
装置を炉床下あるいは炉本体近傍に配置した構成として
いる。そして、排気処理は封着処理により一体化したP
DP組立体を炉内に装入したのち、PDP組立体のチッ
プ管と真空排気装置の排気管とを接管金具を介して接続
し、その後、炉内で所定温度に加熱しながら排気処理す
る。また、放電ガスの封入はPDP組立体を炉内で放電
ガス導入可能な温度(約50℃)まで冷却したのち、放
電ガスをPDP組立体内にチップ管を介して導入してチ
ップ管を封じ切るものである。
チ式封着・排気処理炉は、真空排気装置と放電ガス供給
装置を炉床下あるいは炉本体近傍に配置した構成として
いる。そして、排気処理は封着処理により一体化したP
DP組立体を炉内に装入したのち、PDP組立体のチッ
プ管と真空排気装置の排気管とを接管金具を介して接続
し、その後、炉内で所定温度に加熱しながら排気処理す
る。また、放電ガスの封入はPDP組立体を炉内で放電
ガス導入可能な温度(約50℃)まで冷却したのち、放
電ガスをPDP組立体内にチップ管を介して導入してチ
ップ管を封じ切るものである。
【0005】このように、前記バッチ式排気処理炉およ
びバッチ式封着・排気処理炉においては、チップ管と真
空排気装置や放電ガス供給装置との接続作業、チップ管
封じ切り作業があり、しかもこれらの作業は炉の操業を
停止して行なうため停炉時間が長い。また、放電ガスの
PDP組立体内への供給は、PDP組立体を約50℃に
なるまで炉内で降温させたうえで行なうため、炉の稼動
率が低下し、生産性が悪いという課題を有する。
びバッチ式封着・排気処理炉においては、チップ管と真
空排気装置や放電ガス供給装置との接続作業、チップ管
封じ切り作業があり、しかもこれらの作業は炉の操業を
停止して行なうため停炉時間が長い。また、放電ガスの
PDP組立体内への供給は、PDP組立体を約50℃に
なるまで炉内で降温させたうえで行なうため、炉の稼動
率が低下し、生産性が悪いという課題を有する。
【0006】一方、表面ガラス基板とチップ管付背面ガ
ラス基板のいずれか一方の対向周縁部に封着剤を塗布し
て両ガラス基板をクリップ等の治具により一体固定した
PDP組立体を、排気カート上に前記PDP組立体が炉
内に位置するように保持するとともに、前記チップ管を
真空排気系に接続して前記排気カートを炉内走行させな
がら封着処理し、その後、PDP組立体内に放電ガスを
供給した後、チップ管を封じ切るようにした連続式封着
・排気処理炉が、たとえば特開平10−21832号公
報で提案されている。
ラス基板のいずれか一方の対向周縁部に封着剤を塗布し
て両ガラス基板をクリップ等の治具により一体固定した
PDP組立体を、排気カート上に前記PDP組立体が炉
内に位置するように保持するとともに、前記チップ管を
真空排気系に接続して前記排気カートを炉内走行させな
がら封着処理し、その後、PDP組立体内に放電ガスを
供給した後、チップ管を封じ切るようにした連続式封着
・排気処理炉が、たとえば特開平10−21832号公
報で提案されている。
【0007】この連続式封着・排気処理炉では前記課題
を解決することができるが、炉内トラブルにより排気カ
ートの移動が不可能となった場合、炉の操業を全面的に
停止せざるを得ないという新たな課題を有する。
を解決することができるが、炉内トラブルにより排気カ
ートの移動が不可能となった場合、炉の操業を全面的に
停止せざるを得ないという新たな課題を有する。
【0008】また、少量多品種のPDP組立体を処理す
るには、しばしば操業条件を変更する必要があり、その
場合、最終の排気カートが炉から抽出されるまで、次の
処理条件を変更することができず、生産性が極めて悪く
なるという課題を有する。
るには、しばしば操業条件を変更する必要があり、その
場合、最終の排気カートが炉から抽出されるまで、次の
処理条件を変更することができず、生産性が極めて悪く
なるという課題を有する。
【0009】したがって、本発明は、複数のバッチ式加
熱炉を所定の位置に配設し、従来同様のバッチ処理と、
各バッチ式加熱炉を順次操業することにより実質的に連
続式処理炉と同様機能を行なわせ、かつ、1つの加熱炉
が使用不能となっても操業に大きな支障を与えず、しか
も少量多品種生産にも対応することのできるPDPの処
理設備を提供することを目的とする。
熱炉を所定の位置に配設し、従来同様のバッチ処理と、
各バッチ式加熱炉を順次操業することにより実質的に連
続式処理炉と同様機能を行なわせ、かつ、1つの加熱炉
が使用不能となっても操業に大きな支障を与えず、しか
も少量多品種生産にも対応することのできるPDPの処
理設備を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、PDPの処理設備を、搬送台車の走行路に
沿って、炉床の炉長方向に開口部を有するとともに加熱
手段と冷却手段とを備えたバッチ式加熱炉を前記開口部
が前記走行路と直交するように並列に複数基配設すると
ともに、前記搬送台車上に前記走行路と直交して移動す
るように排気カートを搭載し、この排気カートが複数の
一体化したチップ管付プラズマディスプレイパネル組立
体を保持する保持部材と、この保持部材に取り付けた断
熱部材と、真空排気系と放電ガス供給系とに切換可能な
配管に接続されて前記チップ管に接続される接管金具と
から構成され、前記チップ管付プラズマディスプレイパ
ネル組立体の加熱処理時に排気カートが前進し前記断熱
部材が前記開口部に位置して当該開口部を塞ぐようにし
たものである。
するために、PDPの処理設備を、搬送台車の走行路に
沿って、炉床の炉長方向に開口部を有するとともに加熱
手段と冷却手段とを備えたバッチ式加熱炉を前記開口部
が前記走行路と直交するように並列に複数基配設すると
ともに、前記搬送台車上に前記走行路と直交して移動す
るように排気カートを搭載し、この排気カートが複数の
一体化したチップ管付プラズマディスプレイパネル組立
体を保持する保持部材と、この保持部材に取り付けた断
熱部材と、真空排気系と放電ガス供給系とに切換可能な
配管に接続されて前記チップ管に接続される接管金具と
から構成され、前記チップ管付プラズマディスプレイパ
ネル組立体の加熱処理時に排気カートが前進し前記断熱
部材が前記開口部に位置して当該開口部を塞ぐようにし
たものである。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
にしたがって説明する。本発明のPDPの処理設備は、
大略、図1〜図5に示すように、搬送台車1の走行路
(レール)R1に沿って、図においては、走行路R1の両
側に、同一構造の複数のバッチ式加熱炉(以下、加熱炉
という)Tをその昇降扉4が対向するように配設すると
ともに、前記搬送台車1上に複数のPDP組立体Pを保
持する排気カート15を搭載させ、かつ、走行路R1の
所定位置、たとえば一端側にPDP組立体Pの積込・積
卸し兼放電ガス供給・封じ切りステーション(以下、積
込積卸しステーションという)Sを設けたものである。
にしたがって説明する。本発明のPDPの処理設備は、
大略、図1〜図5に示すように、搬送台車1の走行路
(レール)R1に沿って、図においては、走行路R1の両
側に、同一構造の複数のバッチ式加熱炉(以下、加熱炉
という)Tをその昇降扉4が対向するように配設すると
ともに、前記搬送台車1上に複数のPDP組立体Pを保
持する排気カート15を搭載させ、かつ、走行路R1の
所定位置、たとえば一端側にPDP組立体Pの積込・積
卸し兼放電ガス供給・封じ切りステーション(以下、積
込積卸しステーションという)Sを設けたものである。
【0012】前記加熱炉Tは、図2、図3に示すよう
に、炉床2に開口部3を全長にわたって有するととも
に、炉内には循環バッフル5が設けられ、循環通路6に
ラジアントチューブバーナあるいは電熱ヒータ等の加熱
手段7と冷却チューブあるいは冷却用空気供給・排気管
等の冷却手段(図示せず)が配設され、循環バッフル5
内の雰囲気は循環ファン8により吸込口9から吸引さ
れ、前記加熱手段7あるいは冷却手段により加熱(冷
却)され、循環バッフル5の下部に設けた吐出口10か
ら吐出することにより炉内を循環し、下記するPDP組
立体Pを加熱あるいは冷却する。
に、炉床2に開口部3を全長にわたって有するととも
に、炉内には循環バッフル5が設けられ、循環通路6に
ラジアントチューブバーナあるいは電熱ヒータ等の加熱
手段7と冷却チューブあるいは冷却用空気供給・排気管
等の冷却手段(図示せず)が配設され、循環バッフル5
内の雰囲気は循環ファン8により吸込口9から吸引さ
れ、前記加熱手段7あるいは冷却手段により加熱(冷
却)され、循環バッフル5の下部に設けた吐出口10か
ら吐出することにより炉内を循環し、下記するPDP組
立体Pを加熱あるいは冷却する。
【0013】前記排気カート15は前記走行路R1を走
行する搬送台車1のレールR1と直交方向に配置された
レールR2上に搭載され、前記加熱炉Tの炉床下に設け
たレールR3上へ図示しないモータにより移動可能な構
成となっている。そして、排気カート15の上面には、
前記加熱炉Tに設けた開口部3を貫通して炉内に下記す
るPDP組立体Pをほぼ垂直状態で炉巾方向に保持する
保持部材16が複数配設されている。
行する搬送台車1のレールR1と直交方向に配置された
レールR2上に搭載され、前記加熱炉Tの炉床下に設け
たレールR3上へ図示しないモータにより移動可能な構
成となっている。そして、排気カート15の上面には、
前記加熱炉Tに設けた開口部3を貫通して炉内に下記す
るPDP組立体Pをほぼ垂直状態で炉巾方向に保持する
保持部材16が複数配設されている。
【0014】この保持部材16は、両側に排気カート1
5上に取り付けられた支柱部17と上部梁18を備えた
門型部材と上部梁18から側方に突出する複数の横架材
19および横架材19上に所定間隔で立設したパネルサ
ポート21とからなる。また、前記横架材19上にはP
DP組立体Pの下端面を支持する受け台20を所定間隔
で設けている。
5上に取り付けられた支柱部17と上部梁18を備えた
門型部材と上部梁18から側方に突出する複数の横架材
19および横架材19上に所定間隔で立設したパネルサ
ポート21とからなる。また、前記横架材19上にはP
DP組立体Pの下端面を支持する受け台20を所定間隔
で設けている。
【0015】そして、前記支柱部17には前記開口部3
と若干の間隙をもって嵌合する断熱部材22を排気カー
ト15の全長にわたって備えている。
と若干の間隙をもって嵌合する断熱部材22を排気カー
ト15の全長にわたって備えている。
【0016】また、排気カート15には真空排気ポンプ
23を有する真空排気系と放電ガスボンベ24を有する
放電ガス供給系とが搭載されており、両者はそれぞれヘ
ッダ23a,24a、電磁式開閉弁V1,V2を介して接
管金具25に接続されている。さらに、排気カート15
には下記するPDP組立体Pのチップ管Paを溶断する
封止ヒータ27を備えている。
23を有する真空排気系と放電ガスボンベ24を有する
放電ガス供給系とが搭載されており、両者はそれぞれヘ
ッダ23a,24a、電磁式開閉弁V1,V2を介して接
管金具25に接続されている。さらに、排気カート15
には下記するPDP組立体Pのチップ管Paを溶断する
封止ヒータ27を備えている。
【0017】つぎに、前記PDPの処理設備の操業方法
を説明する。まず、あらかじめ表面ガラス基板と背面ガ
ラス基板とを接着処理により一体化したチップ管付PD
P組立体Pを積込・積卸しステーションSで排気カート
15に積込む。
を説明する。まず、あらかじめ表面ガラス基板と背面ガ
ラス基板とを接着処理により一体化したチップ管付PD
P組立体Pを積込・積卸しステーションSで排気カート
15に積込む。
【0018】この場合、各PDP組立体Pは前記横架材
19上にパネルサポート21の当て部材21aで支持さ
れた状態でほぼ垂直状態でカート巾方向に載置され、各
チップ管Paを前記接管金具25に接続するとともに封
止ヒータ27を各チップ管Paに取り付ける。
19上にパネルサポート21の当て部材21aで支持さ
れた状態でほぼ垂直状態でカート巾方向に載置され、各
チップ管Paを前記接管金具25に接続するとともに封
止ヒータ27を各チップ管Paに取り付ける。
【0019】前述のように、複数のPDP組立体Pが排
気カート15に載積されると、前記開閉弁V1を開とし
て各PDP組立体P内を真空排気ポンプ23に連通して
真空排気処理を開始する。排気カート15は適宜手段で
レールR4を通って前記搬送台車1上に搭載され、その
後、搬送台車1はレールR1上を移動し、所定加熱炉T
前で停止する。そして、当該加熱炉Tの昇降扉4を開
き、前記排気カート15を炉床下のレールR3により当
該加熱炉T内へ装入し昇降扉4を閉じる。したがって、
前記開口部3は殆ど排気カート15の断熱部材22で閉
鎖され、外気の炉内侵入は防止される。
気カート15に載積されると、前記開閉弁V1を開とし
て各PDP組立体P内を真空排気ポンプ23に連通して
真空排気処理を開始する。排気カート15は適宜手段で
レールR4を通って前記搬送台車1上に搭載され、その
後、搬送台車1はレールR1上を移動し、所定加熱炉T
前で停止する。そして、当該加熱炉Tの昇降扉4を開
き、前記排気カート15を炉床下のレールR3により当
該加熱炉T内へ装入し昇降扉4を閉じる。したがって、
前記開口部3は殆ど排気カート15の断熱部材22で閉
鎖され、外気の炉内侵入は防止される。
【0020】前述のようにして排気カート15が炉内に
装入されると、前記加熱手段7、冷却手段を駆動して図
6に示すヒートカーブにしたがって昇温・均熱・徐冷
し、両ガラス基板から発生するガスとともにPDP組立
体P内を10-4〜10-7Torrまで排気しつつ100
〜150℃に冷却して排気処理が完了する。
装入されると、前記加熱手段7、冷却手段を駆動して図
6に示すヒートカーブにしたがって昇温・均熱・徐冷
し、両ガラス基板から発生するガスとともにPDP組立
体P内を10-4〜10-7Torrまで排気しつつ100
〜150℃に冷却して排気処理が完了する。
【0021】排気処理が終了すると、加熱炉Tの昇降扉
4を開とし、前記搬送台車1上に排気カート15を移載
させ、その後、搬送台車1は移動して積込・積卸しステ
ーションSに至り、ここで排気カート15は搬送台車1
から引出される。
4を開とし、前記搬送台車1上に排気カート15を移載
させ、その後、搬送台車1は移動して積込・積卸しステ
ーションSに至り、ここで排気カート15は搬送台車1
から引出される。
【0022】そして、前記PDP組立体Pが約50℃に
冷却されると、真空排気ポンプ23の駆動を停止すると
ともに前記開閉弁V1を閉、開閉弁V2を開にして放電ガ
スボンベ24から、たとえば、ネオン、キセノンあるい
はアルゴン等の放電ガスをPDP組立体P内に規定圧力
(400〜760Torr)まで封入する。前記放電ガ
スの封入が完了すると、封止ヒータ27に通電してチッ
プ管Paを封じ切り、所定のPDPとして所定場所に搬
送することになる。
冷却されると、真空排気ポンプ23の駆動を停止すると
ともに前記開閉弁V1を閉、開閉弁V2を開にして放電ガ
スボンベ24から、たとえば、ネオン、キセノンあるい
はアルゴン等の放電ガスをPDP組立体P内に規定圧力
(400〜760Torr)まで封入する。前記放電ガ
スの封入が完了すると、封止ヒータ27に通電してチッ
プ管Paを封じ切り、所定のPDPとして所定場所に搬
送することになる。
【0023】なお、排気カート15から処理済のPDP
を積卸すと、新たなPDP組立体Pを積込んで前述の工
程を繰り返すが、加熱炉Tは並列に複数基配設されてい
るため、順次、異なる加熱炉Tへ装入し、また加熱炉T
から抽出を行なうことにより、連続炉で処理するのと同
様効率よく作業を進めることができる。また、積込・積
卸しステーションSを走行路R1の両端に設けてより効
率的に操業することもできる。
を積卸すと、新たなPDP組立体Pを積込んで前述の工
程を繰り返すが、加熱炉Tは並列に複数基配設されてい
るため、順次、異なる加熱炉Tへ装入し、また加熱炉T
から抽出を行なうことにより、連続炉で処理するのと同
様効率よく作業を進めることができる。また、積込・積
卸しステーションSを走行路R1の両端に設けてより効
率的に操業することもできる。
【0024】前記の操業方法は、既に両ガラス基板を封
着処理により一体化したチップ管Pa付PDP組立体P
の排気処理であるが、ガラス基板の封着処理に引き続い
て排気処理をする場合について説明する。
着処理により一体化したチップ管Pa付PDP組立体P
の排気処理であるが、ガラス基板の封着処理に引き続い
て排気処理をする場合について説明する。
【0025】まず、PDP組立体Pは、図7に示すよう
に、表面ガラス基板W1とチップ管Pa付背面ガラス基
板W2とのいずれか一方の対向する外縁部に、複合系低
融点ガラス(PbO・B2O3系低融点ガラス粉末と特殊
セラミック粉末とを混合したもの)に、合成樹脂バイン
ダを溶剤に溶解したビークルを加えて混練した封着剤S
を塗布して重ね合わせ、クリップ等の治具Kにより一体
に固定したものである。図に示すものは、チップ管Pa
部分に適用する治具Kで、チップ管Pa側の一片aにチ
ップ管Paの径より少し大径の長孔bを設け、この長孔
b内にチップ管Paを位置させた状態で、貫通孔cを有
する保持部材dを嵌合させることでチップ管Paを支持
するようにしたものである。なお、チップ管Pa支持方
法は前記保持部材dに限らず、他の構成としてもよい。
また、PDP組立体Pを構成するガラス基板W1,W2の
いずれかに、あらかじめリブ等を形成してある。さら
に、チップ管Pa以外の部分を固定するクリップには前
記長孔bは不必要である。
に、表面ガラス基板W1とチップ管Pa付背面ガラス基
板W2とのいずれか一方の対向する外縁部に、複合系低
融点ガラス(PbO・B2O3系低融点ガラス粉末と特殊
セラミック粉末とを混合したもの)に、合成樹脂バイン
ダを溶剤に溶解したビークルを加えて混練した封着剤S
を塗布して重ね合わせ、クリップ等の治具Kにより一体
に固定したものである。図に示すものは、チップ管Pa
部分に適用する治具Kで、チップ管Pa側の一片aにチ
ップ管Paの径より少し大径の長孔bを設け、この長孔
b内にチップ管Paを位置させた状態で、貫通孔cを有
する保持部材dを嵌合させることでチップ管Paを支持
するようにしたものである。なお、チップ管Pa支持方
法は前記保持部材dに限らず、他の構成としてもよい。
また、PDP組立体Pを構成するガラス基板W1,W2の
いずれかに、あらかじめリブ等を形成してある。さら
に、チップ管Pa以外の部分を固定するクリップには前
記長孔bは不必要である。
【0026】前述のように構成したPDP組立体Pを前
述のように排気カート15に積込み、前述と同様にして
加熱炉Tに装入し、図8に示すヒートカーブにしたがっ
て昇温・均熱・徐冷するものである。すなわち、炉内を
封着処理温度である400〜470℃に昇温して封着剤
を溶融して両ガラス基板W1,W2を封着する。その後は
前述の処理と同一工程を行なうものである。
述のように排気カート15に積込み、前述と同様にして
加熱炉Tに装入し、図8に示すヒートカーブにしたがっ
て昇温・均熱・徐冷するものである。すなわち、炉内を
封着処理温度である400〜470℃に昇温して封着剤
を溶融して両ガラス基板W1,W2を封着する。その後は
前述の処理と同一工程を行なうものである。
【0027】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、搬送台車の走行路に沿って、炉床の炉長方向に
開口部を有するとともに加熱手段と冷却手段とを備えた
バッチ式加熱炉を、前記開口部が走行路と直交するよう
に並列に複数基配設させ、前記開口部を塞ぐ断熱部材と
PDP組立体を載置する保持部材および真空排気系、放
電ガス供給系等を備えた排気カートを前記搬送台車で所
定バッチ式加熱炉前に移動させ、その後、排気カートを
バッチ式加熱炉に装入・抽出するものである。
よれば、搬送台車の走行路に沿って、炉床の炉長方向に
開口部を有するとともに加熱手段と冷却手段とを備えた
バッチ式加熱炉を、前記開口部が走行路と直交するよう
に並列に複数基配設させ、前記開口部を塞ぐ断熱部材と
PDP組立体を載置する保持部材および真空排気系、放
電ガス供給系等を備えた排気カートを前記搬送台車で所
定バッチ式加熱炉前に移動させ、その後、排気カートを
バッチ式加熱炉に装入・抽出するものである。
【0028】このように、各バッチ式加熱炉には加熱手
段と冷却手段とを備えているので、PDP組立体が未封
着のものであっても封着済のものであっても対処でき、
しかもバッチ式加熱炉は並列に複数基設置されているた
め、バッチ式でありながら連続的にPDP組立体を処理
することができる。
段と冷却手段とを備えているので、PDP組立体が未封
着のものであっても封着済のものであっても対処でき、
しかもバッチ式加熱炉は並列に複数基設置されているた
め、バッチ式でありながら連続的にPDP組立体を処理
することができる。
【0029】しかも、PDP組立体はバッチ式加熱炉内
でセットされるのでなく、炉外のステーションで予め排
気カートにセットし、かつ、最終冷却、放電ガス供給と
チップ管の封じ切り作業は炉外で行なうため、その間に
つぎのPDP組立体の処理を開始できて炉の操業効率が
よく、生産量は従来のバッチ式加熱炉に比べ約20%向
上した。また、炉の冷却も100〜150℃でよく、炉
体の加熱・冷却熱量を12.5〜25%低減できた。
でセットされるのでなく、炉外のステーションで予め排
気カートにセットし、かつ、最終冷却、放電ガス供給と
チップ管の封じ切り作業は炉外で行なうため、その間に
つぎのPDP組立体の処理を開始できて炉の操業効率が
よく、生産量は従来のバッチ式加熱炉に比べ約20%向
上した。また、炉の冷却も100〜150℃でよく、炉
体の加熱・冷却熱量を12.5〜25%低減できた。
【0030】また、連続式加熱炉で少量多品種のPDP
組立体を処理する場合、処理条件の変更は、先行するP
DP組立体の最終品の処理終了後であり、待機時間のロ
スが大きいが、本発明では、複数のバッチ式加熱炉を使
用するため、容易に処理条件の変更が可能である。
組立体を処理する場合、処理条件の変更は、先行するP
DP組立体の最終品の処理終了後であり、待機時間のロ
スが大きいが、本発明では、複数のバッチ式加熱炉を使
用するため、容易に処理条件の変更が可能である。
【0031】さらに、連続式加熱炉において、排気カー
トが炉内で事故を起こすと、炉の操業を停止して修理す
る必要があるが、本発明では、複数のバッチ式加熱炉を
使用するため、該炉のみの操業停止でよく、メンテナン
スが容易で、かつ、炉の操業を全面的に停止する必要は
なく、生産性の低下を最小限にとどめることができると
いう効果を有する。
トが炉内で事故を起こすと、炉の操業を停止して修理す
る必要があるが、本発明では、複数のバッチ式加熱炉を
使用するため、該炉のみの操業停止でよく、メンテナン
スが容易で、かつ、炉の操業を全面的に停止する必要は
なく、生産性の低下を最小限にとどめることができると
いう効果を有する。
【図1】 本発明にかかるプラズマディスプレイパネル
の処理設備の平面図。
の処理設備の平面図。
【図2】 図1のバッチ式加熱炉の断面図。
【図3】 図1のIII−III線拡大断面図。
【図4】 図2の部分詳細拡大断面図。
【図5】 図3の部分詳細拡大断面図。
【図6】 ヒートカーブ。
【図7】 PDP組立体の説明用部分断面図。
【図8】 ヒートカーブ。
1…搬送台車、2…炉床、3…開口部、4…昇降扉、5
…循環バッフル、6…循環路、7…加熱手段、8…循環
ファン、15…排気カート、17…支柱部、22…断熱
部材、23…真空排気ポンプ、24…放電ガスボンベ、
25…接管金具、27…封止ヒータ、P…チップ管付プ
ラズマディスプレイパネル組立体、Pa…チップ管、R
1…走行路(レール)、R2,R3…レール、S…積込・
積卸し兼放電ガス封入・封じ切りステーション、T…バ
ッチ式加熱炉。
…循環バッフル、6…循環路、7…加熱手段、8…循環
ファン、15…排気カート、17…支柱部、22…断熱
部材、23…真空排気ポンプ、24…放電ガスボンベ、
25…接管金具、27…封止ヒータ、P…チップ管付プ
ラズマディスプレイパネル組立体、Pa…チップ管、R
1…走行路(レール)、R2,R3…レール、S…積込・
積卸し兼放電ガス封入・封じ切りステーション、T…バ
ッチ式加熱炉。
Claims (1)
- 【請求項1】 搬送台車の走行路に沿って、炉床の炉長
方向に開口部を有するとともに加熱手段と冷却手段とを
備えたバッチ式加熱炉を前記開口部が前記走行路と直交
するように並列に複数基配設するとともに、前記搬送台
車上に前記走行路と直交して移動するように排気カート
を搭載し、この排気カートが複数の一体化したチップ管
付プラズマディスプレイパネル組立体を保持する保持部
材と、この保持部材に取り付けた断熱部材と、真空排気
系と放電ガス供給系とに切換可能な配管に接続されて前
記チップ管に接続される接管金具とから構成され、前記
チップ管付プラズマディスプレイパネル組立体の加熱処
理時に排気カートが前進し前記断熱部材が前記開口部に
位置して当該開口部を塞ぐようにしたことを特徴とする
プラズマディスプレイパネルの処理設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11038703A JP2000243295A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | プラズマディスプレイパネルの処理設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11038703A JP2000243295A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | プラズマディスプレイパネルの処理設備 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000243295A true JP2000243295A (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=12532686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11038703A Pending JP2000243295A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | プラズマディスプレイパネルの処理設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000243295A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002173331A (ja) * | 2000-12-06 | 2002-06-21 | Chugai Ro Co Ltd | ガラスパネルのカート式処理設備 |
-
1999
- 1999-02-17 JP JP11038703A patent/JP2000243295A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002173331A (ja) * | 2000-12-06 | 2002-06-21 | Chugai Ro Co Ltd | ガラスパネルのカート式処理設備 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050802 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071031 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080715 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081202 |