JP2000243537A - 加熱装置、加熱定着装置および画像形成装置 - Google Patents
加熱装置、加熱定着装置および画像形成装置Info
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- JP2000243537A JP2000243537A JP4445599A JP4445599A JP2000243537A JP 2000243537 A JP2000243537 A JP 2000243537A JP 4445599 A JP4445599 A JP 4445599A JP 4445599 A JP4445599 A JP 4445599A JP 2000243537 A JP2000243537 A JP 2000243537A
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- heat
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 オンデマンド定着装置に適用する加熱装置
は、プレヒートを行うことによって、フリッカ現象を生
じるという課題があった。 【解決手段】 ヒータは抵抗値の異なる発熱抵抗体を二
本設け、それぞれを異なる電源入力系統に接続し、装置
の待機中、一方の発熱抵抗体を常に通電させてプレヒー
トを行うようにしたものである。
は、プレヒートを行うことによって、フリッカ現象を生
じるという課題があった。 【解決手段】 ヒータは抵抗値の異なる発熱抵抗体を二
本設け、それぞれを異なる電源入力系統に接続し、装置
の待機中、一方の発熱抵抗体を常に通電させてプレヒー
トを行うようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐熱性フイルムを
介して被加熱材に熱エネルギを付与するフイルム加熱方
式の加熱装置に関するものである。
介して被加熱材に熱エネルギを付与するフイルム加熱方
式の加熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この加熱装置は、例えば電子写真複写
機、プリンタ、ファクシミリ、記録装置等の画像形成装
置における画像加熱装置、すなわち、電子写真・静電記
録・磁気記録等の画像形成プロセス手段により加熱溶融
性の樹脂等より成るトナーを用いて被加熱材としての記
録材(エレクトロファックスシート、静電記録シート、
転写材シート・印刷シート等)の面に直接もしくは間接
(転写)方式で形成した、目的の画像情報に対応した未
定着画像としてのトナー画像を該画像を担持している記
録材面に永久固着像として加熱定着処理する加熱装置と
して活用する。
機、プリンタ、ファクシミリ、記録装置等の画像形成装
置における画像加熱装置、すなわち、電子写真・静電記
録・磁気記録等の画像形成プロセス手段により加熱溶融
性の樹脂等より成るトナーを用いて被加熱材としての記
録材(エレクトロファックスシート、静電記録シート、
転写材シート・印刷シート等)の面に直接もしくは間接
(転写)方式で形成した、目的の画像情報に対応した未
定着画像としてのトナー画像を該画像を担持している記
録材面に永久固着像として加熱定着処理する加熱装置と
して活用する。
【0003】また、この加熱装置は画像加熱定着装置に
限定されず、例えば画像を担持した記録材を加熱して表
面性を改質する等、広く被加熱材としての像担持体を加
熱処理する手段・装置として使用できる。
限定されず、例えば画像を担持した記録材を加熱して表
面性を改質する等、広く被加熱材としての像担持体を加
熱処理する手段・装置として使用できる。
【0004】従来、上記の加熱装置を適用して、記録材
上の未定着画像を定着する方式としては、熱効率、安全
性が良好な接触加熱型の定着装置が広く知られている。
特に近年では省エネルギー推進の観点から、熱伝達効率
が高く、温度の立ち上がりも早い方式として、熱容量の
小さな定着フィルムを介して加熱するフィルム加熱装置
の定着方式が注目されており、特開昭63−31318
2号公報、特開平2−157878号公報、特開平4−
44075号公報〜特開平4−44083号公報、特開
平4−204980号公報〜特開平4−204984号
公報などに提案されている。
上の未定着画像を定着する方式としては、熱効率、安全
性が良好な接触加熱型の定着装置が広く知られている。
特に近年では省エネルギー推進の観点から、熱伝達効率
が高く、温度の立ち上がりも早い方式として、熱容量の
小さな定着フィルムを介して加熱するフィルム加熱装置
の定着方式が注目されており、特開昭63−31318
2号公報、特開平2−157878号公報、特開平4−
44075号公報〜特開平4−44083号公報、特開
平4−204980号公報〜特開平4−204984号
公報などに提案されている。
【0005】フィルム加熱方式の定着装置の構成として
は、専用の搬送用ローラと従動ローラを用いてテンショ
ンを加えながら加圧ローラとの間で定着フィルムを搬送
する方法と、円筒形定着フィルムを加圧ローラの搬送力
で駆動させる方法があり、前者は定着フィルムの搬送性
を高くできる利点を有し、後者は構成を簡略化して低コ
ストの定着器を実現できる利点がある。
は、専用の搬送用ローラと従動ローラを用いてテンショ
ンを加えながら加圧ローラとの間で定着フィルムを搬送
する方法と、円筒形定着フィルムを加圧ローラの搬送力
で駆動させる方法があり、前者は定着フィルムの搬送性
を高くできる利点を有し、後者は構成を簡略化して低コ
ストの定着器を実現できる利点がある。
【0006】図14はヒータ基板を上方から見た図を示
すもので、図15はその拡大横断面図である。加熱体と
してのセラミック基板25の表面には2本の発熱体22
が平行に設けてあり、その一端側は発熱体接点23から
本体コンピュータ(図示せず)と接続され、他端側は接続
導体28を介して互いに接続され、2本の発熱体22が
実質は一つの発熱抵抗体として構成されている。また、
発熱抵抗体22は安全上の耐圧を保持するために、発熱
抵抗体22が印刷されているセラミック基板25上に、
熱伝導のよいガラス層26を複数層設けられている。
すもので、図15はその拡大横断面図である。加熱体と
してのセラミック基板25の表面には2本の発熱体22
が平行に設けてあり、その一端側は発熱体接点23から
本体コンピュータ(図示せず)と接続され、他端側は接続
導体28を介して互いに接続され、2本の発熱体22が
実質は一つの発熱抵抗体として構成されている。また、
発熱抵抗体22は安全上の耐圧を保持するために、発熱
抵抗体22が印刷されているセラミック基板25上に、
熱伝導のよいガラス層26を複数層設けられている。
【0007】この発熱抵抗体22の通電による発熱量を
見て、プリンタは発熱量の制御を行っている。その発熱
量を見る方法としてサーミスタ24が主に用いられてい
る。大抵の場合、オンデマンド加熱定着装置には基板裏
面に直に温度検知手段としてのサーミスタ24及びサー
ミスタ電極パターン27が設けられている。そして、サ
ーミスタ24で得た情報はサーミスタ電極パターン接点
27により本体側のコンピュータに送られる構成であ
る。
見て、プリンタは発熱量の制御を行っている。その発熱
量を見る方法としてサーミスタ24が主に用いられてい
る。大抵の場合、オンデマンド加熱定着装置には基板裏
面に直に温度検知手段としてのサーミスタ24及びサー
ミスタ電極パターン27が設けられている。そして、サ
ーミスタ24で得た情報はサーミスタ電極パターン接点
27により本体側のコンピュータに送られる構成であ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
加熱装置を適用した加熱定着装置は以下に示すような課
題があった。
加熱装置を適用した加熱定着装置は以下に示すような課
題があった。
【0009】近年のコンピュータ産業の発展に伴い周辺
機器でもあるレーザビームプリンタも世界各国で使用さ
れるようになってきたが、各国で使われている紙種は予
想以上に多く、様々な厚さの紙や表面性の異なる紙を印
刷する機会が増してきた。また、紙種の多様化と同時
に、画像形成装置自体の高速化が相まって、1枚目プリ
ント時間の短縮や1枚目プリント定着性確保などの面か
ら、ヒータから記録材へ与える瞬間的熱量を少しずつ増
加させて、満足のゆく定着性を得ている。
機器でもあるレーザビームプリンタも世界各国で使用さ
れるようになってきたが、各国で使われている紙種は予
想以上に多く、様々な厚さの紙や表面性の異なる紙を印
刷する機会が増してきた。また、紙種の多様化と同時
に、画像形成装置自体の高速化が相まって、1枚目プリ
ント時間の短縮や1枚目プリント定着性確保などの面か
ら、ヒータから記録材へ与える瞬間的熱量を少しずつ増
加させて、満足のゆく定着性を得ている。
【0010】しかし、上記のような各国で使われている
様々な紙種、または、高速化に対する需要において、瞬
間的熱量を単に増加するだけでは、装置の起動直後の定
着性を確保することは難しく、装置の起動直後に定着不
良気味の画像が出てしまうことがある。
様々な紙種、または、高速化に対する需要において、瞬
間的熱量を単に増加するだけでは、装置の起動直後の定
着性を確保することは難しく、装置の起動直後に定着不
良気味の画像が出てしまうことがある。
【0011】また、オンデマンド定着の高速化を行うに
あたり、記録材の通紙速度を早めてゆくと、満足する定
着性を得るには発熱体自体の抵抗を小さくして投入電力
を上げ、供給する熱量を増加させなくてはならない。ま
たは、通紙非通紙に関わらず、発熱抵抗体に通電し一定
の温度にあらかじめ暖めておくプレヒートを行い、目標
温度到達時間を短縮し、十分に暖まってから通紙させな
くてはならない。図15はプレヒートを行わせた場合の
定着性評価結果である。
あたり、記録材の通紙速度を早めてゆくと、満足する定
着性を得るには発熱体自体の抵抗を小さくして投入電力
を上げ、供給する熱量を増加させなくてはならない。ま
たは、通紙非通紙に関わらず、発熱抵抗体に通電し一定
の温度にあらかじめ暖めておくプレヒートを行い、目標
温度到達時間を短縮し、十分に暖まってから通紙させな
くてはならない。図15はプレヒートを行わせた場合の
定着性評価結果である。
【0012】なお、投入電圧は100V、搬送速度は2
0ppmとし、定着時制御温度は200度としたもの
で、図15より明らかなように、プレヒートを行うと定
着性がその設定温度に従って改善されてゆくのがわか
る。
0ppmとし、定着時制御温度は200度としたもの
で、図15より明らかなように、プレヒートを行うと定
着性がその設定温度に従って改善されてゆくのがわか
る。
【0013】しかし、定着動作時の目標温度を150度
を超す高温域に設定されている発熱抵抗体を、100度
以下という低温で温度制御すると、通電のON/OFF
タイミングは非常に早く、そのタイミングに従って同じ
電源系統に接続された白熱灯や蛍光灯等の電灯がちらつ
くフリッカ現象が生じるので、同一の発熱抵抗体を用い
て定着とプレヒートを両立させるのは難しい。また、6
0度以上だとフリッカ現象は生じず、定着性も良いが、
耐熱性グリースが定着フィルム端部から浸み出してしま
う弊害が生じるという課題があった。
を超す高温域に設定されている発熱抵抗体を、100度
以下という低温で温度制御すると、通電のON/OFF
タイミングは非常に早く、そのタイミングに従って同じ
電源系統に接続された白熱灯や蛍光灯等の電灯がちらつ
くフリッカ現象が生じるので、同一の発熱抵抗体を用い
て定着とプレヒートを両立させるのは難しい。また、6
0度以上だとフリッカ現象は生じず、定着性も良いが、
耐熱性グリースが定着フィルム端部から浸み出してしま
う弊害が生じるという課題があった。
【0014】本発明は上記のような課題を解消するため
になされたもので、プレヒートを行ってもフリッカ現象
が生じることなく、加熱性を確保することのできる加熱
装置を得ることを目的とする。
になされたもので、プレヒートを行ってもフリッカ現象
が生じることなく、加熱性を確保することのできる加熱
装置を得ることを目的とする。
【0015】また、この加熱装置を適用することによ
り、記録材サイズに左右されることなく、確実に定着を
行うことができる加熱定着装置を得ることを目的とす
る。
り、記録材サイズに左右されることなく、確実に定着を
行うことができる加熱定着装置を得ることを目的とす
る。
【0016】また、この加熱定着装置を適用して、円滑
な定着動作により高品質な画像形成動作を行う画像形成
装置を得ることを目的とする。
な定着動作により高品質な画像形成動作を行う画像形成
装置を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は以下の構成を有
することを特徴とする加熱装置、加熱定着装置および画
像形成装置である。
することを特徴とする加熱装置、加熱定着装置および画
像形成装置である。
【0018】(1)耐熱性フイルムの一面側にヒータ
を、他面側に被加熱材を密着させ、上記耐熱性フイルム
を介して上記ヒータの熱エネルギを上記被加熱材に付与
する加熱装置において、上記ヒータは基板上に抵抗値の
異なる発熱抵抗体を二本設け、それぞれを異なる電源入
力系統に接続し、装置の待機中、一方の発熱抵抗体に常
に通電してプレヒートを行うことを特徴とする加熱装
置。
を、他面側に被加熱材を密着させ、上記耐熱性フイルム
を介して上記ヒータの熱エネルギを上記被加熱材に付与
する加熱装置において、上記ヒータは基板上に抵抗値の
異なる発熱抵抗体を二本設け、それぞれを異なる電源入
力系統に接続し、装置の待機中、一方の発熱抵抗体に常
に通電してプレヒートを行うことを特徴とする加熱装
置。
【0019】(2)二つの発熱抵抗体のうち、抵抗値が
大きい発熱抵抗体を、プレヒート用の発熱抵抗体とした
ことを特徴とする(1)記載の加熱装置。
大きい発熱抵抗体を、プレヒート用の発熱抵抗体とした
ことを特徴とする(1)記載の加熱装置。
【0020】(3)二つの発熱抵抗体のうち、抵抗値が
大きい発熱抵抗体を、他方の発熱抵抗体よりも通紙方向
に対し、上流側に位置させたことを特徴とする(1)記
載の加熱装置。
大きい発熱抵抗体を、他方の発熱抵抗体よりも通紙方向
に対し、上流側に位置させたことを特徴とする(1)記
載の加熱装置。
【0021】(4)二つの発熱抵抗体のそれぞれを異な
る形状とし、長手方向に対し高発熱箇所と低発熱箇所を
持つことを特徴とする(1)記載の加熱装置。
る形状とし、長手方向に対し高発熱箇所と低発熱箇所を
持つことを特徴とする(1)記載の加熱装置。
【0022】(5)二つの発熱抵抗体のうち、一方は小
サイズ被加熱材を主に加熱するような発熱体の長さを持
ち、他方はそれを補完するように両端部に発熱箇所を設
置したことを特徴とする(1)記載の加熱装置。
サイズ被加熱材を主に加熱するような発熱体の長さを持
ち、他方はそれを補完するように両端部に発熱箇所を設
置したことを特徴とする(1)記載の加熱装置。
【0023】(6)(1)から(5)のうちのいずれか
1項記載の加熱装置と、未定着画像を有する被加熱材を
上記耐熱性フイルムを介して上記ヒータに押圧させ、こ
の耐熱性フイルムとともに移動させ該耐熱性フイルムを
介して付与される上記ヒータの熱エネルギによって、上
記被加熱材上の未定着画像を該被加熱材に永久画像とし
て定着させる加圧部材とを備えたことを特徴とする加熱
定着装置。 (7)被加熱材に未定着画像を形成担持させる作像手段
と、上記記録材に形成担持させた未定着画像を該記録材
に加熱定着させる加熱定着手段とを有する画像形成装置
において、上記加熱定着手段として(6)記載の加熱装
置を用いたことを特徴とする(1)記載の画像形成装
置。
1項記載の加熱装置と、未定着画像を有する被加熱材を
上記耐熱性フイルムを介して上記ヒータに押圧させ、こ
の耐熱性フイルムとともに移動させ該耐熱性フイルムを
介して付与される上記ヒータの熱エネルギによって、上
記被加熱材上の未定着画像を該被加熱材に永久画像とし
て定着させる加圧部材とを備えたことを特徴とする加熱
定着装置。 (7)被加熱材に未定着画像を形成担持させる作像手段
と、上記記録材に形成担持させた未定着画像を該記録材
に加熱定着させる加熱定着手段とを有する画像形成装置
において、上記加熱定着手段として(6)記載の加熱装
置を用いたことを特徴とする(1)記載の画像形成装
置。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面について説明する。
面について説明する。
【0025】実施の形態1.図1は本発明の実施の形態
1による加熱装置のヒータを示す平面図であり、基板2
5に独立した2本の発熱抵抗体32,33を設け、それ
ぞれ異なる電源入力系統に接続し、一方をプレヒート用
に高抵抗発熱体32として、また、他方を加熱用の発熱
抵抗体33とした構成である。また、安全上の耐圧を保
持するために、発熱抵抗体32,33が設けられた基板
25上に、熱伝導のよいガラス層を設ける。図2はこの
ヒータを用いた加熱装置を加熱定着装置に適用した場合
の定着結果を示す図であり、プレヒート用の発熱抵抗体
32は40Ωの抵抗値とする。ここで示すように、ほと
んど定着性については差がないが、フリッカ現象につい
てみてみると、図3のようになる。
1による加熱装置のヒータを示す平面図であり、基板2
5に独立した2本の発熱抵抗体32,33を設け、それ
ぞれ異なる電源入力系統に接続し、一方をプレヒート用
に高抵抗発熱体32として、また、他方を加熱用の発熱
抵抗体33とした構成である。また、安全上の耐圧を保
持するために、発熱抵抗体32,33が設けられた基板
25上に、熱伝導のよいガラス層を設ける。図2はこの
ヒータを用いた加熱装置を加熱定着装置に適用した場合
の定着結果を示す図であり、プレヒート用の発熱抵抗体
32は40Ωの抵抗値とする。ここで示すように、ほと
んど定着性については差がないが、フリッカ現象につい
てみてみると、図3のようになる。
【0026】なお、フリッカ現象はPst(短期問フリ
ッカ値)=1.0以下という規格がある。しかし、この
規格は230V、16A以下という欧州規格である。そ
こで、この実施の形態1では日本の一般的な電圧である
100V、50Hz入力として、評価する定着装置が入
ったレーザービームプリンターと同じ電源に、白熱灯を
接続して目視確認で行った。この結果を見ると、目視確
認ではあるが、単一発熱体に定着とプレヒートの二役を
担わせるよりも分割させ、プレヒートをさせる発熱抵抗
体を高抵抗発熱体とすることによって、フリッカ現象を
防ぐことが可能となった。
ッカ値)=1.0以下という規格がある。しかし、この
規格は230V、16A以下という欧州規格である。そ
こで、この実施の形態1では日本の一般的な電圧である
100V、50Hz入力として、評価する定着装置が入
ったレーザービームプリンターと同じ電源に、白熱灯を
接続して目視確認で行った。この結果を見ると、目視確
認ではあるが、単一発熱体に定着とプレヒートの二役を
担わせるよりも分割させ、プレヒートをさせる発熱抵抗
体を高抵抗発熱体とすることによって、フリッカ現象を
防ぐことが可能となった。
【0027】さらに、二分化した発熱抵抗体のプレヒー
ト用の高抵抗発熱体32を、記録材搬送方向の上流側に
設置し、逆に加熱用の低抵抗発熱体をより下流側の定着
ニップ内に必ず収まる位置に設置する。これは、図4の
ように加熱用発熱体34が定着ニップの記録材突入箇所
の間近にあると、記録材35に吸収した水蒸気36がそ
の熱で逃げ道を定着ニップ外に探し、通紙方向に対し反
対側に飛び出してしまう。そして、その飛び出たところ
に、未定着トナー37が存在すると、それを吹き飛ばし
てしまい、尾引きとなって画像に出てしまう。
ト用の高抵抗発熱体32を、記録材搬送方向の上流側に
設置し、逆に加熱用の低抵抗発熱体をより下流側の定着
ニップ内に必ず収まる位置に設置する。これは、図4の
ように加熱用発熱体34が定着ニップの記録材突入箇所
の間近にあると、記録材35に吸収した水蒸気36がそ
の熱で逃げ道を定着ニップ外に探し、通紙方向に対し反
対側に飛び出してしまう。そして、その飛び出たところ
に、未定着トナー37が存在すると、それを吹き飛ばし
てしまい、尾引きとなって画像に出てしまう。
【0028】反対に、記録材がヒータに押し付けられる
定着ニップの奥に加熱用の発熱抵抗体33が位置してい
ると、完全に定着ニップに挟まれた後に加熱されること
から、水蒸気は逃げ場を失い、たとえ、上記同様の記録
材突入方向に逃げ出たとしても、定着ニップによって強
く狭持さられた未定着トナーは吹き飛ばされることはな
い。そこで、加熱用の発熱抵抗体33を定着ニップの記
録材突入付近に設置したものと、定着ニップの奥に設置
したものについて尾引きの効果確認を行った。図5はそ
の結果を示すもので、加熱用の発熱抵抗体33はプレヒ
ート用の発熱抵抗体32よりも下流域に設置する方が、
尾引きに対して有利である。
定着ニップの奥に加熱用の発熱抵抗体33が位置してい
ると、完全に定着ニップに挟まれた後に加熱されること
から、水蒸気は逃げ場を失い、たとえ、上記同様の記録
材突入方向に逃げ出たとしても、定着ニップによって強
く狭持さられた未定着トナーは吹き飛ばされることはな
い。そこで、加熱用の発熱抵抗体33を定着ニップの記
録材突入付近に設置したものと、定着ニップの奥に設置
したものについて尾引きの効果確認を行った。図5はそ
の結果を示すもので、加熱用の発熱抵抗体33はプレヒ
ート用の発熱抵抗体32よりも下流域に設置する方が、
尾引きに対して有利である。
【0029】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、発熱抵抗体32,33を別系統の電源系統に接続し
たことにより、フリッカ現象の生じないプレヒートを行
うことが可能となり、また、上記プレヒートによって通
紙速度の高速化に対し、満足する定着性を得ることが可
能となり、加圧ローラや定着フィルムに未定着トナーが
付着し汚してしまうこともなくなる。また、上記二系統
の発熱抵抗体のうちより高抵抗のプレヒート用の発熱抵
抗体を上流域に、より低抵抗の加熱用の発熱抵抗体を下
流域に設置することで、尾引きを生じさせにくくでき、
オンデマンド加熱定着装置の安定した高速化を実現し、
高品質の定着を行うことが可能となる。
ば、発熱抵抗体32,33を別系統の電源系統に接続し
たことにより、フリッカ現象の生じないプレヒートを行
うことが可能となり、また、上記プレヒートによって通
紙速度の高速化に対し、満足する定着性を得ることが可
能となり、加圧ローラや定着フィルムに未定着トナーが
付着し汚してしまうこともなくなる。また、上記二系統
の発熱抵抗体のうちより高抵抗のプレヒート用の発熱抵
抗体を上流域に、より低抵抗の加熱用の発熱抵抗体を下
流域に設置することで、尾引きを生じさせにくくでき、
オンデマンド加熱定着装置の安定した高速化を実現し、
高品質の定着を行うことが可能となる。
【0030】実施の形態2.前記実施の形態1では、電
源接続を異にする発熱抵抗体を二つ設け、プレヒートを
行うことによって定着性やフリッカー、尾引きに対して
効果が認められた。しかし、プレヒート時間があまりに
長かったり、また、プレヒート温度を50度より高く設
定してしまうと、定着フィルム両端部から耐熱性のグリ
ースが浸み出す恐れがある。
源接続を異にする発熱抵抗体を二つ設け、プレヒートを
行うことによって定着性やフリッカー、尾引きに対して
効果が認められた。しかし、プレヒート時間があまりに
長かったり、また、プレヒート温度を50度より高く設
定してしまうと、定着フィルム両端部から耐熱性のグリ
ースが浸み出す恐れがある。
【0031】そこで、この実施の形態2では図6に示す
ように、加熱用セラミックヒータの二つある発熱抵抗体
のそれぞれの発熱パターンを異なる形状とし、中央部を
主にプレヒートする発熱抵抗体38と、全ての記録材幅
をカバーする発熱抵抗体39とを設け、定着フィルム端
部からの耐熱性グリースの浸み出しを防ぐようにした構
成である。
ように、加熱用セラミックヒータの二つある発熱抵抗体
のそれぞれの発熱パターンを異なる形状とし、中央部を
主にプレヒートする発熱抵抗体38と、全ての記録材幅
をカバーする発熱抵抗体39とを設け、定着フィルム端
部からの耐熱性グリースの浸み出しを防ぐようにした構
成である。
【0032】ここで、プレヒートの効果を確認するため
に、発熱抵抗体を具備したヒータ基板上に熱電対を設置
し、プレヒート用発熱抵抗体38を60度に温度制御し
たときの端部までのプレヒート温度を測定した。図7は
その結果を示すもので、発熱抵抗体38がある箇所はだ
いたい60度に加熱されており、端部に向かうほど温度
は下がる。しかし、最端部温度も30度以上(室温20
度)あることから、中央部集中型プレヒートは可能であ
る。また、この評価を1時間ほど連続で行ったが、耐熱
性グリースがしみ出すことは確認されなかった。
に、発熱抵抗体を具備したヒータ基板上に熱電対を設置
し、プレヒート用発熱抵抗体38を60度に温度制御し
たときの端部までのプレヒート温度を測定した。図7は
その結果を示すもので、発熱抵抗体38がある箇所はだ
いたい60度に加熱されており、端部に向かうほど温度
は下がる。しかし、最端部温度も30度以上(室温20
度)あることから、中央部集中型プレヒートは可能であ
る。また、この評価を1時間ほど連続で行ったが、耐熱
性グリースがしみ出すことは確認されなかった。
【0033】そこで、この構成で定着性を評価してみた
ところ、図8に示すように、長手全域にプレヒート用発
熱低抗体が設置されているものに比べると、定着性は多
少劣る。特に制御温度に対して低くなってしまう端部に
その傾向が現れる。しかし、その反面、多少プレヒート
温度を高めに設定したとしても、端部から耐熱性グリー
スがしみ出しにくい構成であるので、定着性については
カバーできる。また、中央部の加熱発熱体自身も、プレ
ヒート温度を高めに設定することが可能であるので、フ
リッカ現象を気にすることなく定着性に寄与できる。
ところ、図8に示すように、長手全域にプレヒート用発
熱低抗体が設置されているものに比べると、定着性は多
少劣る。特に制御温度に対して低くなってしまう端部に
その傾向が現れる。しかし、その反面、多少プレヒート
温度を高めに設定したとしても、端部から耐熱性グリー
スがしみ出しにくい構成であるので、定着性については
カバーできる。また、中央部の加熱発熱体自身も、プレ
ヒート温度を高めに設定することが可能であるので、フ
リッカ現象を気にすることなく定着性に寄与できる。
【0034】さらに、この中央部の発熱抵抗体38を用
いて、小サイズ記録材を通紙したときの非通紙部昇温を
改善できるか検討を行った。まず、発熱抵抗体38は小
サイズ記録材である封筒程度の幅をカバーできる長さと
する。そこで、実際封筒を通紙してその効果を確認して
みると、図9のように通常の発熱体で行った場合の昇温
曲線40に比べ、中央部の加熱発熱抵抗体38で行った
場合の昇温曲線41は、明らかに改善されていることが
わかる。
いて、小サイズ記録材を通紙したときの非通紙部昇温を
改善できるか検討を行った。まず、発熱抵抗体38は小
サイズ記録材である封筒程度の幅をカバーできる長さと
する。そこで、実際封筒を通紙してその効果を確認して
みると、図9のように通常の発熱体で行った場合の昇温
曲線40に比べ、中央部の加熱発熱抵抗体38で行った
場合の昇温曲線41は、明らかに改善されていることが
わかる。
【0035】なお、温度制御は200℃として行った。
しかし、実際図6のように同じ様な幅を持つ発熱抵抗体
38、39が二つ並んでセラミック基板に設置されてい
ると、セラミック基板自体の幅が大きくなり、定着装置
全体が大きくなる。
しかし、実際図6のように同じ様な幅を持つ発熱抵抗体
38、39が二つ並んでセラミック基板に設置されてい
ると、セラミック基板自体の幅が大きくなり、定着装置
全体が大きくなる。
【0036】そこで、中央部の発熱抵抗体はそのままと
し、長手全域にカバーする他方の発熱抵抗体を前記中央
部の発熱抵抗体を補完するような図10のような形状と
する。つまり、中央部の発熱抵抗体42のパターンに対
し発熱抵抗体43の補完パターンを両端部に設置するこ
とにより全ての記録材幅をカバーすることが可能となる
構成である。ここで、定着性、および、非通紙部昇温に
ついて確認したところ、定着性はほぼ図8の中央部集中
プレヒートタイプと同様な値を示し、非通紙部昇温につ
いても図9とやはり同じであった。
し、長手全域にカバーする他方の発熱抵抗体を前記中央
部の発熱抵抗体を補完するような図10のような形状と
する。つまり、中央部の発熱抵抗体42のパターンに対
し発熱抵抗体43の補完パターンを両端部に設置するこ
とにより全ての記録材幅をカバーすることが可能となる
構成である。ここで、定着性、および、非通紙部昇温に
ついて確認したところ、定着性はほぼ図8の中央部集中
プレヒートタイプと同様な値を示し、非通紙部昇温につ
いても図9とやはり同じであった。
【0037】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、異なる電源入力系統にて接続された発熱抵抗体とし
て、中央部の加熱パターンの発熱抵抗体42と全ての記
録材幅をカバーする補完加熱パターンの発熱抵抗体43
を用いることにより、発熱抵抗体42の設定温度を高め
にプレヒートすることで定着性を満足し、フリッカ現象
のない加熱定着装置を実現でき、また、封筒などの小サ
イズ記録材を通紙した場合の非通紙部昇温を解消でき
る。そして、中央部の発熱抵抗体42の両端部に全ての
記録材幅をカバーする発熱抵抗体43を用いることで、
発熱抵抗体を具備したセラミック基板自体の幅を小さく
でき、従来とほとんど同じ大きさで、より高速化を実現
できる加熱定着装置を提供できる。
ば、異なる電源入力系統にて接続された発熱抵抗体とし
て、中央部の加熱パターンの発熱抵抗体42と全ての記
録材幅をカバーする補完加熱パターンの発熱抵抗体43
を用いることにより、発熱抵抗体42の設定温度を高め
にプレヒートすることで定着性を満足し、フリッカ現象
のない加熱定着装置を実現でき、また、封筒などの小サ
イズ記録材を通紙した場合の非通紙部昇温を解消でき
る。そして、中央部の発熱抵抗体42の両端部に全ての
記録材幅をカバーする発熱抵抗体43を用いることで、
発熱抵抗体を具備したセラミック基板自体の幅を小さく
でき、従来とほとんど同じ大きさで、より高速化を実現
できる加熱定着装置を提供できる。
【0038】実施の形態3.図11は本発明の加熱装置
を適用した加熱定着装置7の構成を示すもので、図11
において、10は芯金21の外側にシリコンゴムやフッ
素ゴム等の耐熱ゴムあるいはシリコンゴムを発泡して形
成された弾性層20からなる加圧ローラがあり、この弾
性層20の上にPFA,PTFE,FEP等の離型性層
19を形成したものである。
を適用した加熱定着装置7の構成を示すもので、図11
において、10は芯金21の外側にシリコンゴムやフッ
素ゴム等の耐熱ゴムあるいはシリコンゴムを発泡して形
成された弾性層20からなる加圧ローラがあり、この弾
性層20の上にPFA,PTFE,FEP等の離型性層
19を形成したものである。
【0039】14は熱容量の小さな定着フィルムであ
り、耐熱性、熱可塑性を有するポリイミド、ポリアミド
イト、PEEK,PES,PPS,PFA,PTFE,
FEP等の定着フィルムである。さらにオフセット防止
や記録材の分離性を確保するために、表層にはPFA,
PTFE,FEP等の離型性の良好な耐熱樹脂を混合な
いし単独で被覆したものである。また、サーミスタ1
6、ヒータ基板17、発熱体18で構成されたヒータ
は、定着フィルム14の内部に具備され、記録材上のト
ナー像を溶融、定着させるニップの加熱を行う。
り、耐熱性、熱可塑性を有するポリイミド、ポリアミド
イト、PEEK,PES,PPS,PFA,PTFE,
FEP等の定着フィルムである。さらにオフセット防止
や記録材の分離性を確保するために、表層にはPFA,
PTFE,FEP等の離型性の良好な耐熱樹脂を混合な
いし単独で被覆したものである。また、サーミスタ1
6、ヒータ基板17、発熱体18で構成されたヒータ
は、定着フィルム14の内部に具備され、記録材上のト
ナー像を溶融、定着させるニップの加熱を行う。
【0040】15はヒータを保持し、ニップと反対方向
への放熱を防ぐための断熱支持部材であり、液晶ポリマ
ー、フェノール樹脂、PPS,PEEK等により形成さ
れており、定着フィルム14が矢印の方向に余裕を持っ
て回れるような形状と大きさを持っている。また、定着
フィルム14は内部のヒータおよび断熱支持部材15に
摺擦しながら回転するため、ヒータおよび断熱支持部材
15と定着フィルム14の間の摩擦抵抗を小さく抑える
必要がある。このため、ヒータおよび断熱支持部材15
の表面に耐熱性グリースなどの潤滑剤を少量介在させて
ある。これにより定着フィルム14はスムーズに回転す
ることが可能である。
への放熱を防ぐための断熱支持部材であり、液晶ポリマ
ー、フェノール樹脂、PPS,PEEK等により形成さ
れており、定着フィルム14が矢印の方向に余裕を持っ
て回れるような形状と大きさを持っている。また、定着
フィルム14は内部のヒータおよび断熱支持部材15に
摺擦しながら回転するため、ヒータおよび断熱支持部材
15と定着フィルム14の間の摩擦抵抗を小さく抑える
必要がある。このため、ヒータおよび断熱支持部材15
の表面に耐熱性グリースなどの潤滑剤を少量介在させて
ある。これにより定着フィルム14はスムーズに回転す
ることが可能である。
【0041】なお、上記定着フィルム14、断熱支持部
材15、ヒータ(16,17,18で構成)によって、定
着部材9を構成している。
材15、ヒータ(16,17,18で構成)によって、定
着部材9を構成している。
【0042】図12は加熱定着装置7の断熱支持部材1
5を側面から見た図である。断熱支持部材15は加熱体
支持部29とガイド部31とからなり、特にガイド部3
1にあるリブ30は定着フィルムの形状を保持するため
にあり、リブ30とリブ30の間のガイド部31は、加
熱体より定着フィルム14に与えられた熱がリブ30と
の接触により、不均一になるのを抑える。
5を側面から見た図である。断熱支持部材15は加熱体
支持部29とガイド部31とからなり、特にガイド部3
1にあるリブ30は定着フィルムの形状を保持するため
にあり、リブ30とリブ30の間のガイド部31は、加
熱体より定着フィルム14に与えられた熱がリブ30と
の接触により、不均一になるのを抑える。
【0043】次に動作について説明する。
【0044】未定着トナー画像を有する記録材は、加熱
定着装置7の加圧ローラ10と定着フィルム14による
定着ニップ間を通過することにより、通電により発熱し
た発熱抵抗体22の熱と加圧ローラ10からの加圧力に
より、未定着トナー画像が記録材上に溶融されて定着さ
れる。このときの搬送力は加圧ローラ駆動型定着フィル
ム方式の加熱定着装置7の場合、加圧ローラのみに限ら
れ、定着フィルム自体は従動する形をとり、記録材と共
に移動する。
定着装置7の加圧ローラ10と定着フィルム14による
定着ニップ間を通過することにより、通電により発熱し
た発熱抵抗体22の熱と加圧ローラ10からの加圧力に
より、未定着トナー画像が記録材上に溶融されて定着さ
れる。このときの搬送力は加圧ローラ駆動型定着フィル
ム方式の加熱定着装置7の場合、加圧ローラのみに限ら
れ、定着フィルム自体は従動する形をとり、記録材と共
に移動する。
【0045】実施の形態4.図13は前記の実施3の加
熱定着装置を適用した画像形成装置を示す構成図であ
る。図15において、1は感光ドラムであり、OPC、
アモルファスSe、アモルファスSi等の感光材料がア
ルミニウムやニッケルなどのシリンダ状の基板上に形成
されている。感光ドラム1は矢印の方向に回転駆動さ
れ、まず、その表面は帯電装置としての帯電ローラ2に
よって一様帯電される。次に、画像情報に応じてON/
OFF制御されたレーザビーム3による走査露光が施さ
れ、静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置
4で現像、可視化される。現像方法としては、ジャンピ
ング現像法、2成分現像法、FEED現像法などが用い
られ、イメージ露光と反転現像とを組み合わせて用いら
れることが多い。可視化されたトナー像は、転写装置と
しての転写ローラ5により、所定のタイミングで搬送さ
れた記録材8上に感光ドラム1上より転写される。この
とき記録材8は感光ドラム1と転写ローラ5に一定の加
圧力で狭持搬送される。このトナー像が転写された記録
材8は加熱定着装置7へと搬送され、永久画像として定
着される。一方、感光ドラム1上に残存する転写残りの
残留トナーは、クリーニング装置6により感光ドラム1
表面より除去される。
熱定着装置を適用した画像形成装置を示す構成図であ
る。図15において、1は感光ドラムであり、OPC、
アモルファスSe、アモルファスSi等の感光材料がア
ルミニウムやニッケルなどのシリンダ状の基板上に形成
されている。感光ドラム1は矢印の方向に回転駆動さ
れ、まず、その表面は帯電装置としての帯電ローラ2に
よって一様帯電される。次に、画像情報に応じてON/
OFF制御されたレーザビーム3による走査露光が施さ
れ、静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置
4で現像、可視化される。現像方法としては、ジャンピ
ング現像法、2成分現像法、FEED現像法などが用い
られ、イメージ露光と反転現像とを組み合わせて用いら
れることが多い。可視化されたトナー像は、転写装置と
しての転写ローラ5により、所定のタイミングで搬送さ
れた記録材8上に感光ドラム1上より転写される。この
とき記録材8は感光ドラム1と転写ローラ5に一定の加
圧力で狭持搬送される。このトナー像が転写された記録
材8は加熱定着装置7へと搬送され、永久画像として定
着される。一方、感光ドラム1上に残存する転写残りの
残留トナーは、クリーニング装置6により感光ドラム1
表面より除去される。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、抵抗値
の異なる発熱抵抗体が二本設けられたヒータを用い、そ
れぞれが異なる電源入力系統に接続し、装置の待機中、
一方の発熱抵抗体が常に通電されてプレヒートを行うよ
うに構成したので、設置環境によらない室温よりも多少
高い温度にフリッカ現象を気にすることなく予熱させて
おくことが可能となる。
の異なる発熱抵抗体が二本設けられたヒータを用い、そ
れぞれが異なる電源入力系統に接続し、装置の待機中、
一方の発熱抵抗体が常に通電されてプレヒートを行うよ
うに構成したので、設置環境によらない室温よりも多少
高い温度にフリッカ現象を気にすることなく予熱させて
おくことが可能となる。
【0047】また、二つ設けられた発熱抵抗体の一方を
封筒等の小サイズ紙専用ヒータとすることで、高速化を
図った場合であっても、また、今後さらに記録材の種類
が増加していっても、非通紙部昇温を極力防ぐことがで
き、非通紙部昇温を気にすることなくスループットを設
定でき、様々な幅を持った記録材を用いてもぺ一パーハ
ンドリンクの優れた高速加熱が可能となる等の効果があ
る。
封筒等の小サイズ紙専用ヒータとすることで、高速化を
図った場合であっても、また、今後さらに記録材の種類
が増加していっても、非通紙部昇温を極力防ぐことがで
き、非通紙部昇温を気にすることなくスループットを設
定でき、様々な幅を持った記録材を用いてもぺ一パーハ
ンドリンクの優れた高速加熱が可能となる等の効果があ
る。
【0048】また、この加熱装置を適用することによ
り、最も低い温度からの定着であっても定着性に優れ、
定着フィルムや加圧ローラにトナー付着による汚れを生
じなくできる加熱定着装置を得ることができる効果があ
る。
り、最も低い温度からの定着であっても定着性に優れ、
定着フィルムや加圧ローラにトナー付着による汚れを生
じなくできる加熱定着装置を得ることができる効果があ
る。
【0049】また、この加熱定着装置を適用することに
より、円滑な定着動作によって、高品質の画像形成を行
うことができる画像形成装置を得ることができる効果が
ある。
より、円滑な定着動作によって、高品質の画像形成を行
うことができる画像形成装置を得ることができる効果が
ある。
【図1】 本発明の実施の形態1に係る別電源系統に接
続する分割した高抵抗発熱体と低抵抗発熱体を具備した
ヒータの概略図である。
続する分割した高抵抗発熱体と低抵抗発熱体を具備した
ヒータの概略図である。
【図2】 単一の発熱抵抗体を用いたヒータと分割した
発熱抵抗体を用いたヒータのプレヒートと定着性の関係
を示すグラフである。
発熱抵抗体を用いたヒータのプレヒートと定着性の関係
を示すグラフである。
【図3】 単一の発熱抵抗体と分割した発熱抵抗体を用
いたヒータのプレヒート温度に対するフリッカ現象レベ
ルを表した図である。
いたヒータのプレヒート温度に対するフリッカ現象レベ
ルを表した図である。
【図4】 尾引きの発生機構を表した概略図である。
【図5】 別電源系統に接続する分割した発熱抵抗体の
設置位置における尾引き発生の差を表した説明図であ
る。
設置位置における尾引き発生の差を表した説明図であ
る。
【図6】 本発明の実施の形態2に係る中央部集中プレ
ヒート発熱抵抗体を具備したヒータの概略図である。
ヒート発熱抵抗体を具備したヒータの概略図である。
【図7】 中央部集中プレヒート発熱抵抗体を具備した
ヒータのプレヒート時の長手全体のプレヒート温度を表
したグラフ図である。
ヒータのプレヒート時の長手全体のプレヒート温度を表
したグラフ図である。
【図8】 中央部集中プレヒート発熱抵抗体を具備した
ヒータのプレヒート設定温度と定着性の関係を表したグ
ラフ図である。
ヒータのプレヒート設定温度と定着性の関係を表したグ
ラフ図である。
【図9】 本発明の実施の形態2に係る中央部集中プレ
ヒート発熱抵抗体を具備したヒータの小サイズ記録材通
紙時の非通紙部昇温のグラフ図である。
ヒート発熱抵抗体を具備したヒータの小サイズ記録材通
紙時の非通紙部昇温のグラフ図である。
【図10】 本発明の実施の形態2に係る中央部集中プ
レヒート発熱抵抗体とそれを補完するように配置された
補完発熱抵抗体との関係を表した概略図である。
レヒート発熱抵抗体とそれを補完するように配置された
補完発熱抵抗体との関係を表した概略図である。
【図11】 本発明の実施の形態3に係る加熱定着装置
の構成を示す断面構成図である。
の構成を示す断面構成図である。
【図12】 本発明の実施の形態3に係る断熱支持部材
の側面図である。
の側面図である。
【図13】 本発明の実施の形態4に係る画像形成装置
について示す概略構成図である。
について示す概略構成図である。
【図14】 加熱定着装置のヒータを示すの概略図であ
る。
る。
【図15】 ヒータの拡大横断面図である。
【図16】 図14のヒータを用いてプレヒートした場
合の定着性の評価結果を示す図である。
合の定着性の評価結果を示す図である。
10 加圧ローラ(加圧部材)、11 記録材、14 定
着フィルム、15 断熱支持部材、16 サーミスタ
(定着部材)、17 ヒータ基板(定着部材)、18発熱抵
抗体(定着部材)、22、23、38、39 発熱抵抗
体。
着フィルム、15 断熱支持部材、16 サーミスタ
(定着部材)、17 ヒータ基板(定着部材)、18発熱抵
抗体(定着部材)、22、23、38、39 発熱抵抗
体。
Claims (7)
- 【請求項1】 耐熱性フイルムの一面側にヒータを、他
面側に被加熱材を密着させ、上記耐熱性フイルムを介し
て上記ヒータの熱エネルギを上記被加熱材に付与する加
熱装置において、上記ヒータは基板上に抵抗値の異なる
発熱抵抗体を二本設け、それぞれを異なる電源入力系統
に接続し、装置の待機中、一方の発熱抵抗体に常に通電
してプレヒートを行うことを特徴とする加熱装置。 - 【請求項2】 二つの発熱抵抗体のうち、抵抗値が大き
い発熱抵抗体を、プレヒート用の発熱抵抗体としたこと
を特徴とする請求項1記載の加熱装置。 - 【請求項3】 二つの発熱抵抗体のうち、抵抗値が大き
い発熱抵抗体を、他方の発熱抵抗体よりも通紙方向に対
し、上流側に位置させたことを特徴とする請求項1記載
の加熱装置。 - 【請求項4】 二つの発熱抵抗体のそれぞれを異なる形
状とし、長手方向に対し高発熱箇所と低発熱箇所を持つ
ことを特徴とする請求項1記載の加熱装置。 - 【請求項5】 二つの発熱抵抗体のうち、一方は小サイ
ズ被加熱材を主に加熱するような発熱体の長さを持ち、
他方はそれを補完するように両端部に発熱箇所が設置さ
れていることを特徴とする請求項1記載の加熱装置。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5のうちのいずれか
1項記載の加熱装置と、未定着画像を有する被加熱材を
上記耐熱性フイルムを介して上記ヒータに押圧させ、こ
の耐熱性フイルムとともに移動させ該耐熱性フイルムを
介して付与される上記ヒータの熱エネルギによって、上
記被加熱材上の未定着画像を該被加熱材に永久画像とし
て定着させる加圧部材とを備えたことを特徴とする加熱
定着装置。 - 【請求項7】 被加熱材に未定着画像を形成担持させる
作像手段と、前記記録材に形成担持させた未定着画像を
該記録材に加熱定着させる加熱定着手段とを有する画像
形成装置において、前記加熱定着手段が請求項6記載の
加熱定着装置であることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4445599A JP2000243537A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 加熱装置、加熱定着装置および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4445599A JP2000243537A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 加熱装置、加熱定着装置および画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000243537A true JP2000243537A (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=12691975
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4445599A Pending JP2000243537A (ja) | 1999-02-23 | 1999-02-23 | 加熱装置、加熱定着装置および画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000243537A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003186321A (ja) * | 2001-10-09 | 2003-07-04 | Canon Inc | 像加熱装置 |
| JP2018146712A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
| EP4123387A1 (en) * | 2021-07-21 | 2023-01-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus for controlling heater of fixing unit powered by two power sources |
| US11914315B2 (en) | 2021-07-21 | 2024-02-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus that fixes toner image to recording medium using first and second heaters supplied with current during overlapping time periods |
| US12019384B2 (en) | 2021-07-21 | 2024-06-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus that fixes toner image to recording medium using heater |
-
1999
- 1999-02-23 JP JP4445599A patent/JP2000243537A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003186321A (ja) * | 2001-10-09 | 2003-07-04 | Canon Inc | 像加熱装置 |
| JP2018146712A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
| EP4123387A1 (en) * | 2021-07-21 | 2023-01-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus for controlling heater of fixing unit powered by two power sources |
| US11914316B2 (en) | 2021-07-21 | 2024-02-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus for controlling heater of fixing unit powered by two power sources |
| US11914315B2 (en) | 2021-07-21 | 2024-02-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus that fixes toner image to recording medium using first and second heaters supplied with current during overlapping time periods |
| US12019384B2 (en) | 2021-07-21 | 2024-06-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus that fixes toner image to recording medium using heater |
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