JP2000243917A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JP2000243917A JP2000243917A JP11038622A JP3862299A JP2000243917A JP 2000243917 A JP2000243917 A JP 2000243917A JP 11038622 A JP11038622 A JP 11038622A JP 3862299 A JP3862299 A JP 3862299A JP 2000243917 A JP2000243917 A JP 2000243917A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造コストを増加させることなく、エンハン
スメント型トランジスタの閾値電圧Vthとデプレッシ
ョン型トランジスタの閾値電圧Vthを再現性良く同一
基板上に作製することの可能な半導体装置およびその製
造方法を提供する。 【解決手段】 エンハンスメント型トランジスタの電子
供給層4の厚さdaがデプレッション型トランジスタの
電子供給層4の厚さdbよりも薄くなっており、この場
合、エンハンスメント型トランジスタの電子供給層4の
厚さdaがデプレッション型トランジスタの電子供給層
4の厚さdbの75%から90%の厚さである。
スメント型トランジスタの閾値電圧Vthとデプレッシ
ョン型トランジスタの閾値電圧Vthを再現性良く同一
基板上に作製することの可能な半導体装置およびその製
造方法を提供する。 【解決手段】 エンハンスメント型トランジスタの電子
供給層4の厚さdaがデプレッション型トランジスタの
電子供給層4の厚さdbよりも薄くなっており、この場
合、エンハンスメント型トランジスタの電子供給層4の
厚さdaがデプレッション型トランジスタの電子供給層
4の厚さdbの75%から90%の厚さである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンハンスメント
型トランジスタとデプレッション型トランジスタの2種
類のトランジスタが同一基板上に形成されている半導体
装置およびその製造方法に関する。
型トランジスタとデプレッション型トランジスタの2種
類のトランジスタが同一基板上に形成されている半導体
装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータシステムの高速化の
要求に伴い、集積回路装置の高速化,低消費電力化が要
求されている。特に、GaAsは、Siと比較して、大
きな電子移動度を有するため、小型コンピュータへの適
用が大いに期待されている。
要求に伴い、集積回路装置の高速化,低消費電力化が要
求されている。特に、GaAsは、Siと比較して、大
きな電子移動度を有するため、小型コンピュータへの適
用が大いに期待されている。
【0003】化合物半導体の集積回路装置を構成する場
合、基本であるインバータ回路としてDCFL(Direct
Coupled FET Logic)回路が多用されており、その場合、
エンハンスメント型FET(以下、E型FETとする)が
駆動素子,デプレッション型FET(以下、D型FET
とする)が負荷素子として用いられる。このE型とD型
のFETの閾値電圧Vthは、キャリア供給層あるいは
閾値電圧制御層の膜厚によって決定される。
合、基本であるインバータ回路としてDCFL(Direct
Coupled FET Logic)回路が多用されており、その場合、
エンハンスメント型FET(以下、E型FETとする)が
駆動素子,デプレッション型FET(以下、D型FET
とする)が負荷素子として用いられる。このE型とD型
のFETの閾値電圧Vthは、キャリア供給層あるいは
閾値電圧制御層の膜厚によって決定される。
【0004】特開平2−148740号には、E型とD
型のFETを同一基板上に製造する方法が開示されてい
る。すなわち、特開平2−148740号に開示されて
いる半導体装置は、図9に示すように、半絶縁性GaA
s基板201上に、チャネル層である厚さ500nmの
アンドープGaAs層203,電子供給層である厚さ3
0nmのn型AlGaAs層204,D型FETにおけ
る閾値電圧制御層となる厚さ10nmの第4のn型Ga
As層205a,第3のエッチングストッパ層である厚
さ5nmのn型AlGaAs層206a,コンタクト層
である厚さ15nmの第3のn型GaAs層205b,
第2のエッチングストッパ層である厚さ5nmのn型A
lGaAs層206b,コンタクト層である厚さ60n
mの第2のn型GaAs層207,第1のエッチングス
トッパ層である厚さ5nmのn型AlGaAs層20
8,コンタクト層である厚さ40nmの第1のn型Ga
As層209が順次形成されており、E型FETのショ
ットキーゲート電極は電子供給層であるn型AlGaA
s層204に接触し、D型FETのショットキーゲート
電極は第3のエッチングストッパ層であるn型AlGa
As層206aに接触している。
型のFETを同一基板上に製造する方法が開示されてい
る。すなわち、特開平2−148740号に開示されて
いる半導体装置は、図9に示すように、半絶縁性GaA
s基板201上に、チャネル層である厚さ500nmの
アンドープGaAs層203,電子供給層である厚さ3
0nmのn型AlGaAs層204,D型FETにおけ
る閾値電圧制御層となる厚さ10nmの第4のn型Ga
As層205a,第3のエッチングストッパ層である厚
さ5nmのn型AlGaAs層206a,コンタクト層
である厚さ15nmの第3のn型GaAs層205b,
第2のエッチングストッパ層である厚さ5nmのn型A
lGaAs層206b,コンタクト層である厚さ60n
mの第2のn型GaAs層207,第1のエッチングス
トッパ層である厚さ5nmのn型AlGaAs層20
8,コンタクト層である厚さ40nmの第1のn型Ga
As層209が順次形成されており、E型FETのショ
ットキーゲート電極は電子供給層であるn型AlGaA
s層204に接触し、D型FETのショットキーゲート
電極は第3のエッチングストッパ層であるn型AlGa
As層206aに接触している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の半導体装置では、エピタキシャル成長がかなり
複雑なために欠陥が生じやすく、また、製造コストの増
加につながるという問題がある。また、E型FETのn
型GaAs層207とD型FETのn型GaAs層20
9を同時に等適方的選択エッチングする場合、それぞれ
のエッチングされるn型GaAs層の厚さが大きく異な
るため、層厚の薄いD型FETはオーバーエッチング量
がより多くなり、サイドエッチング量がより多くなって
しまうという問題がある。
た従来の半導体装置では、エピタキシャル成長がかなり
複雑なために欠陥が生じやすく、また、製造コストの増
加につながるという問題がある。また、E型FETのn
型GaAs層207とD型FETのn型GaAs層20
9を同時に等適方的選択エッチングする場合、それぞれ
のエッチングされるn型GaAs層の厚さが大きく異な
るため、層厚の薄いD型FETはオーバーエッチング量
がより多くなり、サイドエッチング量がより多くなって
しまうという問題がある。
【0006】本発明は、製造コストを増加させることな
く、エンハンスメント型トランジスタの閾値電圧Vth
とデプレッション型トランジスタの閾値電圧Vthを再
現性良く同一基板上に作製することの可能な半導体装置
およびその製造方法を提供することを目的としている。
く、エンハンスメント型トランジスタの閾値電圧Vth
とデプレッション型トランジスタの閾値電圧Vthを再
現性良く同一基板上に作製することの可能な半導体装置
およびその製造方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、半導体基板上には、チャネ
ル層,電子供給層,コンタクト層が順次に積層され、エ
ンハンスメント型トランジスタとデプレッション型トラ
ンジスタの2種類のトランジスタが同一基板上に形成さ
れている半導体装置であって、エンハンスメント型トラ
ンジスタの電子供給層の厚さがデプレッション型トラン
ジスタの電子供給層の厚さよりも薄くなっており、エン
ハンスメント型トランジスタの電子供給層の厚さがデプ
レッション型トランジスタの電子供給層の厚さの75%
乃至90%の厚さであることを特徴としている。
に、請求項1記載の発明は、半導体基板上には、チャネ
ル層,電子供給層,コンタクト層が順次に積層され、エ
ンハンスメント型トランジスタとデプレッション型トラ
ンジスタの2種類のトランジスタが同一基板上に形成さ
れている半導体装置であって、エンハンスメント型トラ
ンジスタの電子供給層の厚さがデプレッション型トラン
ジスタの電子供給層の厚さよりも薄くなっており、エン
ハンスメント型トランジスタの電子供給層の厚さがデプ
レッション型トランジスタの電子供給層の厚さの75%
乃至90%の厚さであることを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の半導体装置において、前記半導体基板上にチャネル
層,電子供給層,コンタクト層を順次に積層する第1の
工程と、エンハンスメント型トランジスタのゲート形成
領域に開口を有するエッチングマスクを形成し、エッチ
ングマスクを通してエンハンスメント型トランジスタの
ゲート形成領域のコンタクト層を電子供給層に対し選択
的にエッチングする第2の工程と、前記電子供給層表面
に酸化層を形成する第3の工程と、デプレッション型ト
ランジスタのゲート形成領域に開口を有するエッチング
マスクを通してデプレッション型トランジスタのゲート
形成領域のコンタクト層を電子供給層に対して選択的に
エッチングする第4の工程と、前記第3の工程で形成し
た酸化層をエッチングする第5の工程とを有し、第4の
工程と第5の工程とを同時に行なうことを特徴としてい
る。
載の半導体装置において、前記半導体基板上にチャネル
層,電子供給層,コンタクト層を順次に積層する第1の
工程と、エンハンスメント型トランジスタのゲート形成
領域に開口を有するエッチングマスクを形成し、エッチ
ングマスクを通してエンハンスメント型トランジスタの
ゲート形成領域のコンタクト層を電子供給層に対し選択
的にエッチングする第2の工程と、前記電子供給層表面
に酸化層を形成する第3の工程と、デプレッション型ト
ランジスタのゲート形成領域に開口を有するエッチング
マスクを通してデプレッション型トランジスタのゲート
形成領域のコンタクト層を電子供給層に対して選択的に
エッチングする第4の工程と、前記第3の工程で形成し
た酸化層をエッチングする第5の工程とを有し、第4の
工程と第5の工程とを同時に行なうことを特徴としてい
る。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の半導体装置の製造方法において、前記エッチングマ
スクとして電子線レジストを用いることを特徴としてい
る。
載の半導体装置の製造方法において、前記エッチングマ
スクとして電子線レジストを用いることを特徴としてい
る。
【0010】また、請求項4記載の発明は、請求項2記
載の半導体装置の製造方法において、前記エッチングマ
スクとして絶縁膜を用いることを特徴としている。
載の半導体装置の製造方法において、前記エッチングマ
スクとして絶縁膜を用いることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明に係る半導体装置の構
成例を示す図である。図1を参照すると、この半導体装
置は、半導体基板1上に、バッファ層2,チャネル層
3,電子供給層4,コンタクト層5が順次に積層されて
いる。そして、エンハンスメント型トランジスタ(E型
FET領域)とデプレッション型トランジスタ(D型FE
T領域)とを分離するための素子分離領域6が形成され
ている。エンハンスメント型トランジスタでは、コンタ
クト層5上に、ソース電極7と、ドレイン電極8とが形
成され、また、コンタクト層5および電子供給層4に所
定の深さまで、リセス溝9が形成されて、リセス溝9に
よって開口された電子供給層4上にゲート電極10が形
成されている。また、デプレッション型トランジスタで
は、コンタクト層5上に、ソース電極11と、ドレイン
電極12とが形成され、また、コンタクト層5にリセス
溝13が形成されて、リセス溝13によって開口された
電子供給層4上にゲート電極14が形成されている。
基づいて説明する。図1は本発明に係る半導体装置の構
成例を示す図である。図1を参照すると、この半導体装
置は、半導体基板1上に、バッファ層2,チャネル層
3,電子供給層4,コンタクト層5が順次に積層されて
いる。そして、エンハンスメント型トランジスタ(E型
FET領域)とデプレッション型トランジスタ(D型FE
T領域)とを分離するための素子分離領域6が形成され
ている。エンハンスメント型トランジスタでは、コンタ
クト層5上に、ソース電極7と、ドレイン電極8とが形
成され、また、コンタクト層5および電子供給層4に所
定の深さまで、リセス溝9が形成されて、リセス溝9に
よって開口された電子供給層4上にゲート電極10が形
成されている。また、デプレッション型トランジスタで
は、コンタクト層5上に、ソース電極11と、ドレイン
電極12とが形成され、また、コンタクト層5にリセス
溝13が形成されて、リセス溝13によって開口された
電子供給層4上にゲート電極14が形成されている。
【0012】本発明では、エンハンスメント型トランジ
スタの電子供給層4の厚さdaがデプレッション型トラ
ンジスタの電子供給層4の厚さdbよりも薄くなってお
り、この場合、エンハンスメント型トランジスタの電子
供給層4の厚さdaがデプレッション型トランジスタの
電子供給層4の厚さdbの75%から90%の厚さであ
ることを特徴としている。
スタの電子供給層4の厚さdaがデプレッション型トラ
ンジスタの電子供給層4の厚さdbよりも薄くなってお
り、この場合、エンハンスメント型トランジスタの電子
供給層4の厚さdaがデプレッション型トランジスタの
電子供給層4の厚さdbの75%から90%の厚さであ
ることを特徴としている。
【0013】より詳細に、一般に、HEMT(高移動度
電界効果トランジスタ)の閾値電圧Vthは次式で与え
られる。
電界効果トランジスタ)の閾値電圧Vthは次式で与え
られる。
【0014】
【数1】Vth=ΦΒ−ΔΦc−Φf−Vdep
【0015】ここで、ΦΒはゲート金属(ゲート電極)と
電子供給層のショットキーバリアポテンシャルである。
例えば、ゲート電極がTi/Pt/Auであり、電子供
給層がnーAlGaAsである場合に、これらのショッ
トキーバリアポテンシャルΦΒは、約0.9Vである。
また、ΔΦcは電子供給層とチャネル層のコンダクショ
ンバンドのポテンシャル差である。例えば、電子供給層
がn−AlxGa(1-x)As(x=0.3)であり、チャネ
ル層がGaAsである場合、これらのコンダクションバ
ンドのポテンシャル差は0.3Vである。また、Φfは
チャネル層のコンダクションバンドに依存するフェルミ
ポテンシャルであり、2次元電子ガス濃度に依存し、Φ
f=Φf0+γNs2/3で表わされる。ここで、Φf0は
57meVであり、γは1.39E−6であり、Nsは
2次元電子ガスのシートキャリア濃度であって、Ns=
ε/{q(d+di)}Vthで表わされる。また、V
dep=qNdd2/2εである。これらの式から、閾値電
圧Vthと電子供給層の厚さの関係を求めることができ
る。図2には、電子供給層のキャリア濃度が2E18
[cm-3]の場合と1E18[cm-3]の場合の閾値電
圧Vthと電子供給層の厚さとの関係が示されている。
電子供給層のショットキーバリアポテンシャルである。
例えば、ゲート電極がTi/Pt/Auであり、電子供
給層がnーAlGaAsである場合に、これらのショッ
トキーバリアポテンシャルΦΒは、約0.9Vである。
また、ΔΦcは電子供給層とチャネル層のコンダクショ
ンバンドのポテンシャル差である。例えば、電子供給層
がn−AlxGa(1-x)As(x=0.3)であり、チャネ
ル層がGaAsである場合、これらのコンダクションバ
ンドのポテンシャル差は0.3Vである。また、Φfは
チャネル層のコンダクションバンドに依存するフェルミ
ポテンシャルであり、2次元電子ガス濃度に依存し、Φ
f=Φf0+γNs2/3で表わされる。ここで、Φf0は
57meVであり、γは1.39E−6であり、Nsは
2次元電子ガスのシートキャリア濃度であって、Ns=
ε/{q(d+di)}Vthで表わされる。また、V
dep=qNdd2/2εである。これらの式から、閾値電
圧Vthと電子供給層の厚さの関係を求めることができ
る。図2には、電子供給層のキャリア濃度が2E18
[cm-3]の場合と1E18[cm-3]の場合の閾値電
圧Vthと電子供給層の厚さとの関係が示されている。
【0016】図2から、エンハンスメント型トランジス
タおよびデプレッション型トランジスタを使ってDCF
L回路を構成する場合、動作電圧にもよるが、エンハン
スメント型トランジスタの電子供給層4の厚さdaはデ
プレッション型トランジスタの電子供給層4の厚さdb
の75%〜90%であるのが良い。すなわち、エンハン
スメント型トランジスタの電子供給層4の厚さdaをデ
プレッション型トランジスタ4の電子供給層の厚さdb
の75%〜90%にすることで、後述のように、製造コ
ストを増加させることなく、エンハンスメント型トラン
ジスタの閾値電圧Vthとデプレッション型トランジス
タの閾値電圧Vthを再現性良く同一基板上に作製する
ことができる。
タおよびデプレッション型トランジスタを使ってDCF
L回路を構成する場合、動作電圧にもよるが、エンハン
スメント型トランジスタの電子供給層4の厚さdaはデ
プレッション型トランジスタの電子供給層4の厚さdb
の75%〜90%であるのが良い。すなわち、エンハン
スメント型トランジスタの電子供給層4の厚さdaをデ
プレッション型トランジスタ4の電子供給層の厚さdb
の75%〜90%にすることで、後述のように、製造コ
ストを増加させることなく、エンハンスメント型トラン
ジスタの閾値電圧Vthとデプレッション型トランジス
タの閾値電圧Vthを再現性良く同一基板上に作製する
ことができる。
【0017】図1に示す半導体装置は、次の製造工程に
よって作製できる。すなわち、半導体基板1上に、バッ
ファ層2,チャネル層3,電子供給層4,コンタクト層
5を順次に積層する第1の工程と、エンハンスメント型
トランジスタのゲート形成領域に開口を有するエッチン
グマスクを形成し、エッチングマスクを通してエンハン
スメント型トランジスタのゲート形成領域のコンタクト
層5を電子供給層4に対して選択的にエッチングする第
2の工程と、電子供給層4の表面に酸化層を形成する第
3の工程と、デプレッション型トランジスタのゲート形
成領域に開口を有するエッチングマスクを通してデプレ
ッション型トランジスタのゲート形成領域のコンタクト
層5を電子供給層4に対して選択的にエッチングする第
4の工程と、前記第3の工程で形成した酸化層をエッチ
ングする第5の工程とを有し、第4の工程と第5の工程
とを同時に行なうことによって、作製できる。
よって作製できる。すなわち、半導体基板1上に、バッ
ファ層2,チャネル層3,電子供給層4,コンタクト層
5を順次に積層する第1の工程と、エンハンスメント型
トランジスタのゲート形成領域に開口を有するエッチン
グマスクを形成し、エッチングマスクを通してエンハン
スメント型トランジスタのゲート形成領域のコンタクト
層5を電子供給層4に対して選択的にエッチングする第
2の工程と、電子供給層4の表面に酸化層を形成する第
3の工程と、デプレッション型トランジスタのゲート形
成領域に開口を有するエッチングマスクを通してデプレ
ッション型トランジスタのゲート形成領域のコンタクト
層5を電子供給層4に対して選択的にエッチングする第
4の工程と、前記第3の工程で形成した酸化層をエッチ
ングする第5の工程とを有し、第4の工程と第5の工程
とを同時に行なうことによって、作製できる。
【0018】上記の製造工程において、エッチングマス
クとして電子線レジストを用いることができる。エッチ
ングマスクに電子線レジストを使用する場合には、微細
なレジストパターンを形成することができ、ゲート長の
短いトランジスタを作製することができる。
クとして電子線レジストを用いることができる。エッチ
ングマスクに電子線レジストを使用する場合には、微細
なレジストパターンを形成することができ、ゲート長の
短いトランジスタを作製することができる。
【0019】また、上記の製造工程において、エッチン
グマスクとして絶縁膜を用いることもできる。エッチン
グマスクに絶縁膜を使用する場合には、基板との密着性
が向上し、ウェットエッチング工程での不良発生を防ぐ
ことができる。
グマスクとして絶縁膜を用いることもできる。エッチン
グマスクに絶縁膜を使用する場合には、基板との密着性
が向上し、ウェットエッチング工程での不良発生を防ぐ
ことができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0021】実施例1 実施例1では、図1の半導体装置を次のようにして作製
した。すなわち、半絶縁性GaAs基板1上に、バッフ
ァ層2を100nmの膜厚のnon−GaAs層として
エピタキシャル成長させ、また、チャネル層3として1
5nmの膜厚のnon−InGaAs層をエピタキシャ
ル成長させ、また、電子供給層4として50nmの膜厚
のn−AlGaAs層(濃度は1×1018cm-3)をエピ
タキシャル成長させ、また、コンタクト層5として50
nmの膜厚のn−GaAs層(濃度は3×1018cm-3)
をエピタキシャル成長させた。
した。すなわち、半絶縁性GaAs基板1上に、バッフ
ァ層2を100nmの膜厚のnon−GaAs層として
エピタキシャル成長させ、また、チャネル層3として1
5nmの膜厚のnon−InGaAs層をエピタキシャ
ル成長させ、また、電子供給層4として50nmの膜厚
のn−AlGaAs層(濃度は1×1018cm-3)をエピ
タキシャル成長させ、また、コンタクト層5として50
nmの膜厚のn−GaAs層(濃度は3×1018cm-3)
をエピタキシャル成長させた。
【0022】そして、エンハンスメント型トランジスタ
(E型FET領域)とデプレッション型トランジスタ(D
型FET領域)とを分離するための素子分離領域6を形
成した。
(E型FET領域)とデプレッション型トランジスタ(D
型FET領域)とを分離するための素子分離領域6を形
成した。
【0023】エンハンスメント型トランジスタでは、コ
ンタクト層5上に、ソース電極7と、ドレイン電極8と
を形成し、また、コンタクト層5および電子供給層4に
所定の深さまで、リセス溝9を形成し、リセス溝9によ
って開口された電子供給層4上にゲート電極10を形成
した。また、デプレッション型トランジスタでは、コン
タクト層5上に、ソース電極11と、ドレイン電極12
とを形成し、また、コンタクト層5にリセス溝13を形
成し、リセス溝13によって開口された電子供給層4上
にゲート電極14を形成した。
ンタクト層5上に、ソース電極7と、ドレイン電極8と
を形成し、また、コンタクト層5および電子供給層4に
所定の深さまで、リセス溝9を形成し、リセス溝9によ
って開口された電子供給層4上にゲート電極10を形成
した。また、デプレッション型トランジスタでは、コン
タクト層5上に、ソース電極11と、ドレイン電極12
とを形成し、また、コンタクト層5にリセス溝13を形
成し、リセス溝13によって開口された電子供給層4上
にゲート電極14を形成した。
【0024】すなわち、エンハンスメント型トランジス
タでは、ゲート電極10はリセス溝9が形成されて高濃
度n−AlGaAs層4上に配置されている。この時の
リセス溝9の深さは、電子供給層であるn−AlGaA
s層4に10nmほど食い込んでいる。
タでは、ゲート電極10はリセス溝9が形成されて高濃
度n−AlGaAs層4上に配置されている。この時の
リセス溝9の深さは、電子供給層であるn−AlGaA
s層4に10nmほど食い込んでいる。
【0025】また、デプレッション型トランジスタで
は、エンハンスメント型トランジスタと同様に、ゲート
電極14はリセス溝13が形成されている高濃度n−A
lGaAs層4上に配置されているが、デプレッション
型トランジスタでは、リセス溝13の深さは、電子供給
層であるn−AlGaAs層4には食い込んではいな
い。
は、エンハンスメント型トランジスタと同様に、ゲート
電極14はリセス溝13が形成されている高濃度n−A
lGaAs層4上に配置されているが、デプレッション
型トランジスタでは、リセス溝13の深さは、電子供給
層であるn−AlGaAs層4には食い込んではいな
い。
【0026】また、エンハンスメント型トランジスタお
よびデプレッション型トランジスタのソース電極7,1
1,ドレイン電極8,12は、AuGe/Ni/Auの
合金からなるオーム性接触の電極(オーミック電極)で形
成されている。また、エンハンスメント型トランジスタ
およびデプレッション型トランジスタのゲート電極1
0,14は、Ti/Auのショットキー接触の電極で形
成されている。
よびデプレッション型トランジスタのソース電極7,1
1,ドレイン電極8,12は、AuGe/Ni/Auの
合金からなるオーム性接触の電極(オーミック電極)で形
成されている。また、エンハンスメント型トランジスタ
およびデプレッション型トランジスタのゲート電極1
0,14は、Ti/Auのショットキー接触の電極で形
成されている。
【0027】図3乃至図5は、より詳細な製造工程例を
示す図である。図3乃至図5を参照すると、半絶縁性G
aAs基板1上には、MBE法またはMOVPE法で、
バッファ層2,チャネル層3,電子供給層4,コンタク
ト層5を順次に成長させる(図3(a))。次に、リフトオ
フ法で、ソース電極7,11およびドレイン電極8,1
2を形成する(図3(b))。次に、フォトレジストで素子
領域を覆って、りん酸系のエッチング液で150nm程
度の深さのエッチングを行ない、素子分離領域6を形成
する(図3(c))。
示す図である。図3乃至図5を参照すると、半絶縁性G
aAs基板1上には、MBE法またはMOVPE法で、
バッファ層2,チャネル層3,電子供給層4,コンタク
ト層5を順次に成長させる(図3(a))。次に、リフトオ
フ法で、ソース電極7,11およびドレイン電極8,1
2を形成する(図3(b))。次に、フォトレジストで素子
領域を覆って、りん酸系のエッチング液で150nm程
度の深さのエッチングを行ない、素子分離領域6を形成
する(図3(c))。
【0028】次に、電子線レジスト20を全面に塗布し
た後、電子ビーム露光でエンハンスメント型トランジス
タのゲート形成領域に電子線を照射する。その後、現像
を行ない、電子線レジスト20に開口21を形成し、次
に、GaAs/AlGaAsの選択エッチャントである
クエン酸系のエッチング液でゲート形成領域のコンタク
ト層5を除去し、リセス溝9を形成する(図4(d))。こ
の時、電子供給層であるAlGaAs層4が露出する。
次に、電子線レジスト20を除去するために、酸素プラ
ズマでアッシング(灰化処理)を行なう。この時の条件
は、RFパワーが200W,圧力が1Toorで、20
分間行なう。この時、AlGaAs層4の表面には、酸
素プラズマにより酸化層30が形成される(図4(e))。
た後、電子ビーム露光でエンハンスメント型トランジス
タのゲート形成領域に電子線を照射する。その後、現像
を行ない、電子線レジスト20に開口21を形成し、次
に、GaAs/AlGaAsの選択エッチャントである
クエン酸系のエッチング液でゲート形成領域のコンタク
ト層5を除去し、リセス溝9を形成する(図4(d))。こ
の時、電子供給層であるAlGaAs層4が露出する。
次に、電子線レジスト20を除去するために、酸素プラ
ズマでアッシング(灰化処理)を行なう。この時の条件
は、RFパワーが200W,圧力が1Toorで、20
分間行なう。この時、AlGaAs層4の表面には、酸
素プラズマにより酸化層30が形成される(図4(e))。
【0029】次に、再度、電子線レジスト31を全面に
塗布し、電子ビーム露光でデプレッション型トランジス
タのゲート形成領域およびエンハンスメント型トランジ
スタのゲート形成領域に開口32を開ける(図4(f))。
塗布し、電子ビーム露光でデプレッション型トランジス
タのゲート形成領域およびエンハンスメント型トランジ
スタのゲート形成領域に開口32を開ける(図4(f))。
【0030】次に、薄いアルカリ溶液に数秒浸積する。
この工程で、エンハンスメント型トランジスタの酸化さ
れたAlGaAs層30は除去され、5nm程度の深さ
にn−AlGaAs層4がエッチングされる。また、デ
プレッション型トランジスタのコンタクト層5も5nm
程度の深さにエッチングされる(図5(g))。
この工程で、エンハンスメント型トランジスタの酸化さ
れたAlGaAs層30は除去され、5nm程度の深さ
にn−AlGaAs層4がエッチングされる。また、デ
プレッション型トランジスタのコンタクト層5も5nm
程度の深さにエッチングされる(図5(g))。
【0031】次に、GaAs/AlGaAsの選択エッ
チャントであるクエン酸系のエッチング液で、デプレッ
ション型トランジスタのゲート形成領域のコンタクト層
5をエッチングし、n−AlGaAs層4を基板表面に
露出させる(図5(h))。その後、ゲート電極となるTi
/Auを全面に蒸着し、その後リフトオフすることでゲ
ート電極10,14を形成する(図5(i))。
チャントであるクエン酸系のエッチング液で、デプレッ
ション型トランジスタのゲート形成領域のコンタクト層
5をエッチングし、n−AlGaAs層4を基板表面に
露出させる(図5(h))。その後、ゲート電極となるTi
/Auを全面に蒸着し、その後リフトオフすることでゲ
ート電極10,14を形成する(図5(i))。
【0032】このような製造方法で得られたゲート長
0.3μmのFETのVthおよびftは次表のように
なった。
0.3μmのFETのVthおよびftは次表のように
なった。
【0033】
【表1】
【0034】すなわち、エンハンスメント型トランジス
タの閾値電圧Vthを0.02Vにすることができ、デ
プレッション型トランジスタの閾値電圧Vthを−0.
52Vにすることができた。
タの閾値電圧Vthを0.02Vにすることができ、デ
プレッション型トランジスタの閾値電圧Vthを−0.
52Vにすることができた。
【0035】以上のように、実施例1では、エンハンス
メント型トランジスタとデプレッション型トランジスタ
をエピ構造を複雑にすることなく同一基板上に形成する
ことができた。
メント型トランジスタとデプレッション型トランジスタ
をエピ構造を複雑にすることなく同一基板上に形成する
ことができた。
【0036】実施例2 実施例2では、図6乃至図8の製造工程によって半導体
装置を作製した。図6乃至図8の工程例においても、図
3乃至図5の工程例と同様に、半絶縁性GaAs基板1
上に、エピタキシャル成長で、バッファ層2として10
0nmの厚さのnon−GaAs層、チャネル層3とし
て15nmの厚さのnon−InGaAs層、電子供給
層4として50nmの厚さのn−AlGaAs層(濃度
は1×1018cm-3)、コンタクト層5として50nm
の厚さのn−GaAs層(濃度は3×1018cm-3)を順
次に積層した。次に、リフトオフ法で、ソース電極7,
11およびドレイン電極8,12を形成する。次に、フ
ォトレジストで素子領域を覆ってりん酸系のエッチング
液で150nm程度の深さのエッチングを行ない、素子
分離領域6を形成する。次にPCVD法にSiO2膜4
0を2000Åの厚さに形成する(図3(a))。
装置を作製した。図6乃至図8の工程例においても、図
3乃至図5の工程例と同様に、半絶縁性GaAs基板1
上に、エピタキシャル成長で、バッファ層2として10
0nmの厚さのnon−GaAs層、チャネル層3とし
て15nmの厚さのnon−InGaAs層、電子供給
層4として50nmの厚さのn−AlGaAs層(濃度
は1×1018cm-3)、コンタクト層5として50nm
の厚さのn−GaAs層(濃度は3×1018cm-3)を順
次に積層した。次に、リフトオフ法で、ソース電極7,
11およびドレイン電極8,12を形成する。次に、フ
ォトレジストで素子領域を覆ってりん酸系のエッチング
液で150nm程度の深さのエッチングを行ない、素子
分離領域6を形成する。次にPCVD法にSiO2膜4
0を2000Åの厚さに形成する(図3(a))。
【0037】次に、電子線レジスト41を全面に塗布し
た後、電子ビーム露光でエンハンスメント型トランジス
タのゲート形成領域に電子線を照射し、その後現像を行
ない電子線レジスト41に開口42を形成する。次にR
IE(Reactive Ion Etching)法に
よりSiO2膜40に開口43を形成する(図6(b))。
た後、電子ビーム露光でエンハンスメント型トランジス
タのゲート形成領域に電子線を照射し、その後現像を行
ない電子線レジスト41に開口42を形成する。次にR
IE(Reactive Ion Etching)法に
よりSiO2膜40に開口43を形成する(図6(b))。
【0038】次に、クエン酸系のエッチング液で、エン
ハンスメント型トランジスタのゲート形成領域のコンタ
クト層5を除去し、リセス溝9を形成する。この時、A
lGaAs層4が露出する(図6(c))。次に、電子線レ
ジスト41を除去するために、酸素プラズマでアッシン
グ(灰化処理)を行なう。この時の条件は、RFパワーが
200W,圧力が1Toorで、20分間行なう。この
時、AlGaAs層4の表面には、酸素プラズマにより
酸化層50が形成される(図7(d))。
ハンスメント型トランジスタのゲート形成領域のコンタ
クト層5を除去し、リセス溝9を形成する。この時、A
lGaAs層4が露出する(図6(c))。次に、電子線レ
ジスト41を除去するために、酸素プラズマでアッシン
グ(灰化処理)を行なう。この時の条件は、RFパワーが
200W,圧力が1Toorで、20分間行なう。この
時、AlGaAs層4の表面には、酸素プラズマにより
酸化層50が形成される(図7(d))。
【0039】次に、再度電子線レジスト51を全面に塗
布し、電子ビーム露光でデプレッション型トランジスタ
のゲート形成領域に開口52を開けて、次に再度RIE
(Reactive Ion Etching)法により
SiO2膜40に開口53を形成する(図7(e))。次
に、電子線レジスト51を除去するために、酸素プラズ
マでアッシング(灰化処理)を行なう。この時の条件は、
RFパワーが200W,圧力が1Toorで、20分間
行なう。この時、AlGaAs層4の表面には、酸素プ
ラズマにより酸化層54が形成される(図7(f))。
布し、電子ビーム露光でデプレッション型トランジスタ
のゲート形成領域に開口52を開けて、次に再度RIE
(Reactive Ion Etching)法により
SiO2膜40に開口53を形成する(図7(e))。次
に、電子線レジスト51を除去するために、酸素プラズ
マでアッシング(灰化処理)を行なう。この時の条件は、
RFパワーが200W,圧力が1Toorで、20分間
行なう。この時、AlGaAs層4の表面には、酸素プ
ラズマにより酸化層54が形成される(図7(f))。
【0040】次に、フォトリソグラフィ法により、エン
ハンスメント型トランジスタおよびデプレッション型ト
ランジスタ両方のトランジスタのゲート形成領域に開口
60,61を有するレジストパターン62を形成する。
レジストパターン62を形成する際に、アルカリ現像液
を使用するため、エンハンスメント型トランジスタのゲ
ート形成領域の酸化されたAlGaAs層50は除去さ
れ、5nm程度の深さにn−AlGaAs層4がエッチ
ングされる(図8(g))。次に、クエン酸系のエッチング
液で、デプレッション型トランジスタのゲート形成領域
のコンタクト層5をエッチングし、n−AlGaAs層
4を基板表面に露出させる(図8(h))。その後、ゲート
電極となるTi/Auを全面に蒸着し、その後リフトオ
フすることでゲート電極10,14を形成する(図8
(i))。
ハンスメント型トランジスタおよびデプレッション型ト
ランジスタ両方のトランジスタのゲート形成領域に開口
60,61を有するレジストパターン62を形成する。
レジストパターン62を形成する際に、アルカリ現像液
を使用するため、エンハンスメント型トランジスタのゲ
ート形成領域の酸化されたAlGaAs層50は除去さ
れ、5nm程度の深さにn−AlGaAs層4がエッチ
ングされる(図8(g))。次に、クエン酸系のエッチング
液で、デプレッション型トランジスタのゲート形成領域
のコンタクト層5をエッチングし、n−AlGaAs層
4を基板表面に露出させる(図8(h))。その後、ゲート
電極となるTi/Auを全面に蒸着し、その後リフトオ
フすることでゲート電極10,14を形成する(図8
(i))。
【0041】このような製造方法で得られたゲート長
0.3μmのFETのVthおよびftは次の表のよう
になった。
0.3μmのFETのVthおよびftは次の表のよう
になった。
【0042】
【表2】
【0043】すなわち、エンハンスメント型トランジス
タの閾値電圧Vthを0.21Vにすることができ、デ
プレッション型トランジスタの閾値電圧Vthを−0.
35Vにすることができた。
タの閾値電圧Vthを0.21Vにすることができ、デ
プレッション型トランジスタの閾値電圧Vthを−0.
35Vにすることができた。
【0044】以上説明したように、実施例2では、エン
ハンスメント型トランジスタとデプレッション型トラン
ジスタをエピ構造を複雑にすることなく同一基板上に形
成することができ、ゲート構造を具備するFETを形成
できた。
ハンスメント型トランジスタとデプレッション型トラン
ジスタをエピ構造を複雑にすることなく同一基板上に形
成することができ、ゲート構造を具備するFETを形成
できた。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
発明によれば、半導体基板上には、チャネル層,電子供
給層,コンタクト層が順次に積層され、エンハンスメン
ト型トランジスタとデプレッション型トランジスタの2
種類のトランジスタが同一基板上に形成されている半導
体装置であって、エンハンスメント型トランジスタの電
子供給層の厚さがデプレッション型トランジスタの電子
供給層の厚さよりも薄くなっており、エンハンスメント
型トランジスタの電子供給層の厚さがデプレッション型
トランジスタの電子供給層の厚さの75%乃至90%の
厚さであるので、製造コストを増加させることなく、エ
ンハンスメント型トランジスタの閾値電圧Vthとデプ
レッション型トランジスタの閾値電圧Vthを再現性良
く同一基板上に作製することできる。
発明によれば、半導体基板上には、チャネル層,電子供
給層,コンタクト層が順次に積層され、エンハンスメン
ト型トランジスタとデプレッション型トランジスタの2
種類のトランジスタが同一基板上に形成されている半導
体装置であって、エンハンスメント型トランジスタの電
子供給層の厚さがデプレッション型トランジスタの電子
供給層の厚さよりも薄くなっており、エンハンスメント
型トランジスタの電子供給層の厚さがデプレッション型
トランジスタの電子供給層の厚さの75%乃至90%の
厚さであるので、製造コストを増加させることなく、エ
ンハンスメント型トランジスタの閾値電圧Vthとデプ
レッション型トランジスタの閾値電圧Vthを再現性良
く同一基板上に作製することできる。
【0046】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の半導体装置において、前記半導体基板上にチ
ャネル層,電子供給層,コンタクト層を順次に積層する
第1の工程と、エンハンスメント型トランジスタのゲー
ト形成領域に開口を有するエッチングマスクを形成し、
エッチングマスクを通してエンハンスメント型トランジ
スタのゲート形成領域のコンタクト層を電子供給層に対
し選択的にエッチングする第2の工程と、前記電子供給
層表面に酸化層を形成する第3の工程と、デプレッショ
ン型トランジスタのゲート形成領域に開口を有するエッ
チングマスクを通してデプレッション型トランジスタの
ゲート形成領域のコンタクト層を電子供給層に対して選
択的にエッチングする第4の工程と、前記第3の工程で
形成した酸化層をエッチングする第5の工程とを有し、
第4の工程と第5の工程とを同時に行なうようになって
いるので、すなわち、デプレッション型トランジスタの
コンタクト層のエッチングとエンハンスメント型トラン
ジスタの電子供給層表面の酸化層のエッチングとを同時
に行なうことで、プロセスの簡略化ができる。
項1記載の半導体装置において、前記半導体基板上にチ
ャネル層,電子供給層,コンタクト層を順次に積層する
第1の工程と、エンハンスメント型トランジスタのゲー
ト形成領域に開口を有するエッチングマスクを形成し、
エッチングマスクを通してエンハンスメント型トランジ
スタのゲート形成領域のコンタクト層を電子供給層に対
し選択的にエッチングする第2の工程と、前記電子供給
層表面に酸化層を形成する第3の工程と、デプレッショ
ン型トランジスタのゲート形成領域に開口を有するエッ
チングマスクを通してデプレッション型トランジスタの
ゲート形成領域のコンタクト層を電子供給層に対して選
択的にエッチングする第4の工程と、前記第3の工程で
形成した酸化層をエッチングする第5の工程とを有し、
第4の工程と第5の工程とを同時に行なうようになって
いるので、すなわち、デプレッション型トランジスタの
コンタクト層のエッチングとエンハンスメント型トラン
ジスタの電子供給層表面の酸化層のエッチングとを同時
に行なうことで、プロセスの簡略化ができる。
【0047】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項2記載の半導体装置の製造方法において、前記エッチ
ングマスクとして電子線レジストを用いるので、微細加
工が可能になり、高周波特性が良好となる。
項2記載の半導体装置の製造方法において、前記エッチ
ングマスクとして電子線レジストを用いるので、微細加
工が可能になり、高周波特性が良好となる。
【0048】また、請求項4記載の発明によれば、請求
項2記載の半導体装置の製造方法において、前記エッチ
ングマスクとして絶縁膜を用いるので、基板との密着性
も向上させることができてウェットエッチング工程での
不良の発生を防ぐことができる。また、実施例2で示し
たようなT型ゲート構造も容易に作製できる。
項2記載の半導体装置の製造方法において、前記エッチ
ングマスクとして絶縁膜を用いるので、基板との密着性
も向上させることができてウェットエッチング工程での
不良の発生を防ぐことができる。また、実施例2で示し
たようなT型ゲート構造も容易に作製できる。
【図1】本発明に係る半導体装置の構成例を示す図であ
る。
る。
【図2】HEMTのしきい値電圧と電子供給層の厚さと
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
【図3】本発明に係る半導体装置の製造工程例を示す図
である。
である。
【図4】本発明に係る半導体装置の製造工程例を示す図
である。
である。
【図5】本発明に係る半導体装置の製造工程例を示す図
である。
である。
【図6】本発明に係る半導体装置の他の製造工程例を示
す図である。
す図である。
【図7】本発明に係る半導体装置の他の製造工程例を示
す図である。
す図である。
【図8】本発明に係る半導体装置の他の製造工程例を示
す図である。
す図である。
【図9】従来の半導体装置を示す図である。
1 半導体基板 2 バッファ層 3 チャネル層 4 電子供給層 5 コンタクト層 7,11 ソース電極 8,12 ドレイン電極 9,13 リセス溝 10,14 ゲート電極 6 素子分離領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/812
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体基板上には、チャネル層,電子供
給層,コンタクト層が順次に積層され、エンハンスメン
ト型トランジスタとデプレッション型トランジスタの2
種類のトランジスタが同一基板上に形成されている半導
体装置であって、エンハンスメント型トランジスタの電
子供給層の厚さがデプレッション型トランジスタの電子
供給層の厚さよりも薄くなっており、エンハンスメント
型トランジスタの電子供給層の厚さがデプレッション型
トランジスタの電子供給層の厚さの75%乃至90%の
厚さであることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、前
記半導体基板上にチャネル層,電子供給層,コンタクト
層を順次に積層する第1の工程と、エンハンスメント型
トランジスタのゲート形成領域に開口を有するエッチン
グマスクを形成し、エッチングマスクを通してエンハン
スメント型トランジスタのゲート形成領域のコンタクト
層を電子供給層に対し選択的にエッチングする第2の工
程と、 前記電子供給層表面に酸化層を形成する第3の工程と、 デプレッション型トランジスタのゲート形成領域に開口
を有するエッチングマスクを通してデプレッション型ト
ランジスタのゲート形成領域のコンタクト層を電子供給
層に対して選択的にエッチングする第4の工程と、 前記第3の工程で形成した酸化層をエッチングする第5
の工程とを有し、 第4の工程と第5の工程とを同時に行なうことを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の半導体装置の製造方法に
おいて、前記エッチングマスクとして電子線レジストを
用いることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 請求項2記載の半導体装置の製造方法に
おいて、前記エッチングマスクとして絶縁膜を用いるこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11038622A JP2000243917A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11038622A JP2000243917A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000243917A true JP2000243917A (ja) | 2000-09-08 |
Family
ID=12530351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11038622A Pending JP2000243917A (ja) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000243917A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3223904B2 (ja) | 1999-02-18 | 2001-10-29 | 日本電気株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
| JP2004273486A (ja) * | 2003-03-05 | 2004-09-30 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
| JP2008004720A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 窒化物半導体を用いたヘテロ構造電界効果トランジスタ |
-
1999
- 1999-02-17 JP JP11038622A patent/JP2000243917A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3223904B2 (ja) | 1999-02-18 | 2001-10-29 | 日本電気株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
| JP2004273486A (ja) * | 2003-03-05 | 2004-09-30 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
| JP2008004720A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 窒化物半導体を用いたヘテロ構造電界効果トランジスタ |
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