JP2000244125A - 多層ビルドアップ配線板及びその製造方法 - Google Patents

多層ビルドアップ配線板及びその製造方法

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JP2000244125A
JP2000244125A JP11043515A JP4351599A JP2000244125A JP 2000244125 A JP2000244125 A JP 2000244125A JP 11043515 A JP11043515 A JP 11043515A JP 4351599 A JP4351599 A JP 4351599A JP 2000244125 A JP2000244125 A JP 2000244125A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソルダーレジストに高性能な材料を選択でき
る多層ビルドアップ配線板及びその製造方法を提供す
る。 【解決手段】 半田バンプ76U、76Dは、ソルダー
レジスト70に穿設した開口71U、71D下の導体回
路158及びバイアホール160に、ニッケルめっき層
72及び金めっき層74を介して配設される。ソルダー
レジスト70にレーザで開口を穿設するため、感光性樹
脂に限定されることなく、ソルダーレジストとして電気
特性に優れた種々の材料を用いることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、層間樹脂絶縁層
と導体層とを交互に積層してなり、表面にソルダーレジ
スト層を被覆した多層ビルドアップ配線板に関し、特
に、ソルダーレジスト層の貫通孔をレーザにより穿設す
る多層ビルドアップ配線板及び該多層ビルドアップ配線
板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多層ビルドアップ配線板は、コア基板の
両面に層間樹脂絶縁層と導体層とを交互に積層すること
により形成される。該多層ビルドアップ配線板では、表
面にソルダーレジスト層を配設し、該ソルダーレジスト
層に設けた開口に外部接続用の半田バンプを設けてい
る。ここで、ソルダーレジスト層の開口は、ソルダーレ
ジストとして感光性樹脂を用い、開口に相当する位置に
黒円の描かれたマスクを介してソルダーレジストを感光
させ、黒円位置に相当する未感光部分を溶解することに
より形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記フ
ォトリソグラフィーによる方法では、感光性の材料しか
用いることができず、多層ビルドアップ配線板に要求さ
れる性能を満たし得ないことがある。
【0004】また、従来技術の多層ビルドアップ配線板
では、半田バンプの接続信頼性が低かった。この原因を
研究したところ、貫通孔と金属膜との密着性に問題があ
ることが分かった。即ち、開口下の導体回路にニッケル
めっき膜を析出させた上に半田を充填して半田バンプと
するが、該導体回路とニッケルめっき膜との密着性が低
く、導体回路からニッケルめっき膜が剥離することで半
田バンプの断線が生じていることが判明した。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、ソルダーレジストに
高性能な材料を選択できる多層ビルドアップ配線板及び
その製造方法を提供することにある。
【0006】また、本発明の目的は、高い信頼性の半田
バンプを形成し得る多層ビルドアップ配線板及びその製
造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1は、少なくとも以下の(a)、(b)の工
程を含むことを特徴とする多層ビルドアップ配線板の製
造方法にある: (a)導体回路の形成された基板の表面にソルダーレジ
スト層を形成する工程、(b)前記ソルダーレジスト層
にレーザを照射し、前記導体回路に至る貫通孔を穿設す
る工程。
【0008】また、請求項2は、請求項1におて、前記
導体回路表面は、金属粗化層を有することを技術的特徴
とする。
【0009】請求項3は、請求項1において、前記工程
(b)の後に、(c)前記貫通孔に低融点金属からなる
バンプを設ける工程を行うことを技術的特徴とする。
【0010】また、請求項4は、請求項1にて、前記貫
通孔を形成する工程において、シングルモードのレーザ
を照射することで、直径300μm〜650μmの貫通
孔を形成することを技術的特徴とする。
【0011】請求項5は、請求項1にて、前記貫通孔を
形成する工程において、マルチモードのレーザを照射す
ることで、直径50μm〜300μmの貫通孔を形成す
ることを技術的特徴とする。
【0012】請求項6は、請求項1〜5にて、前記貫通
孔を形成する工程において、炭酸ガスレーザをソルダー
レジスト層下の前記導体回路に垂直に照射し、該導体回
路からの反射波と入射波との干渉を生ぜしめることで、
当該貫通孔の側壁に縞状に凹凸を形成することを技術的
特徴とする。
【0013】請求項7は、請求項6において、前記バン
プを形成する工程では、側壁に縞状に凹凸を形成した貫
通孔に金属膜を設けた後、低融点金属を充填することを
技術的特徴とする。
【0014】請求項8は、導体回路の配設された基板の
表面にソルダーレジスト層を形成してなる多層ビルドア
ップ配線板であって、前記ソルダーレジスト層に穿設し
た貫通孔の側壁に、縞状に凹凸が形成されてなることを
技術的特徴とする。
【0015】請求項9は、請求項8において、前記貫通
孔内に金属膜を介して、低融点金属からなるバンプが形
成されていることを技術的特徴とする。
【0016】請求項10は、請求項8又は9において、
前記ソルダーレジスト層として、熱硬化性樹脂又は熱硬
化性樹脂と熱可塑性樹脂との複合体からなることを技術
的特徴とする。
【0017】請求項11は、請求項8〜10において、
前記導体回路表面に粗化層が形成されてなることを技術
的特徴とする。
【0018】本発明では、ソルダーレジスト層にレーザ
で貫通孔を穿設するため、感光性樹脂に限定されること
なく、ソルダーレジスト層として種々の材料を用いるこ
とが可能となる。また、ソルダーレジストの樹脂残りに
よる導通不良を低減させることができる。導体回路表面
は電解めっき膜が最適である。電解めっき膜は無電解め
っき膜に批べて結晶粒子が大きく、光沢性に優れ、レー
ザ光を反射させやすく、後述するようなレーザ光の入射
光と反射光を干渉させる場合には最適である。
【0019】請求項2の発明では、導体回路表面は、金
属粗化層を有することが特徴である。導体回路表面に金
属粗化層を設けるため、金属粗化層表面でレーザ光が反
射し、後述するように、レーザ光の入射波と反射波を干
渉させることができ、ソルダーレジスト層の貫通孔の壁
面に、孔方向にそって縞状に凹凸を設けることが可能で
ある。
【0020】さらに粗化層により、レーザ光の反射を一
定限度に抑制できるため、導体回路表面の樹脂のこりの
発生を防止できるのである。また、粗化層によりソルダ
ーレジスト層との密着を確保できるため、レーザ光の熱
衝撃による劣化でソルダーレジスト層が剥離することを
防止できる。
【0021】粗化層のRmaxは、0.05μm〜20
μmが望ましい。0.05μm未満では裏面が黒色とな
りレーザ光を吸収してしまい、20μmを越えるとレー
ザ光が散乱していずれにせよ、入射波と反射波を干渉さ
せることができないからである。
【0022】このような粗化層としては、研磨処理など
の物理的粗化、酸化(黒化)−還元処理、硫酸−過酸化
水素水溶液処理、第二銅錯体と有機酸からなるエッチン
グ液による酸素共存下での粗化処理などの非酸化性の化
学的粗化、Cu−Ni−P、Cu−Co−Pなどの合金
めっきを施すめっき処理などで得られる粗化層が望まし
い。これらはいずれも金属粗化層であり、レーザ光を反
射しうるからである。前記Cu−Ni−Pのめっきとし
ては例えば硫酸鋼(0.1×10-2〜25×10-2mo
l/l)、硫酸ニッケル(0.1×10-3〜40×10
-3mol/l)、クエン酸(1×10-2〜20×10-2
mol/l)、次亜リン酸ナトリウム(1×10-1〜1
0×10-1mol/l)、ホウ酸(1×10-1〜10.
0×10 -1mol/l)、界面活性剤(日信化学工業社
製、サーフィノール465)(0.1〜10g/l)の
水溶液からなるpH=9の無電解めっき浴を使用でき
る。
【0023】また、本願発明に用いる第二銅錯体は、ア
ゾール類の第二銅錯体がよい。このアゾール類の第二銅
錯体は、金属銅等を酸化する酸化剤として作用する。ア
ゾール類としてはジアゾール、トリアゾール、テトラゾ
ールがよい。中でも、イミダゾール、2−メチルイミダ
ゾール、2−エチルイミダゾール、2−エチル−4−メ
チルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−ウ
ンデシルイミダゾール等がよい。アゾール類の第二銅錯
体の添加量は、1〜15重量%がよい。溶解性及び安定
性に優れ、また、触媒核を構成するPdなどの貴金属を
も溶解させることができるからである。
【0024】また、酸化銅を溶解させるために、有機酸
をアゾール類の第二銅錯体に配合する。具体例として
は、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロ
ン酸、アクリル酸、クロトン酸、シュウ酸、マロン酸、
コハク酸、グルタル酸、マレイン酸、安息香酸、グリコ
ール酸、乳酸、リンゴ酸、スルファミン酸からなる群よ
り選ばれる少なくとも1種がよい。有機酸の含有量は、
0.1〜30重畳%がよい。酸化された銅の溶解性を維
持し、かっ溶解安定性を確保するためである。発生した
第一銅錯体は、酸の作用で溶解し、酸素と結合して第二
銅錯体となって、再び銅の酸化に寄与する。
【0025】また、銅の溶解やアゾール類の酸化作用を
補助するために、ハロゲンイオン、例えばフッ素イオ
ン、塩素イオン、臭素イオン等をエッチング液に加えて
もよい。本発明では、塩酸、塩化ナトリウム等を添加し
て、ハロゲンイオンを供給することができる。ハロゲン
イオン量は、0.01〜20重量%がよい。形成された
粗化面と層間樹脂絶縁層との密着性に優れるからであ
る。アゾール類の第二銅錯体と有機酸(必要に応じてハ
ロゲンイオン)を、水に溶解してエッチング液を調整す
る。
【0026】酸化−還元処理としては、NaOH1〜1
00g/l、NaClO21〜100g/l、Na3PO
41〜50g/lの酸化浴とNaOH1〜100g/
l、NaBH41〜50g/lの還元浴を使用できる。
【0027】請求項3の発明では、ソルダーレジスト層
貫通孔に低融点金属からなるバンプを形成する。このよ
うなバンプにICチップの電極を接続させたり、あるい
は、このようなバンプを利用してプリント基板を他のプ
リント基板へ実装することができる。
【0028】請求項4の発明では、ビーム径を大きくす
ることができるシングルモードのレーザを照射するた
め、直径300μm〜650μmの貫通孔、即ち、他の
プリント配線板(例えば、マザーボード)への接続用の
バンプを形成するための貫通孔をソルダーレジスト層に
形成することが可能になる。
【0029】請求項5の発明では、ビーム径を小さくで
きるマルチモードのレーザを照射するため、直径50μ
m〜300μmの貫通孔、即ち、ICチップへの接続用
のバンプを形成するための貫通孔をソルダーレジスト層
に形成することが可能になる。
【0030】請求項6の発明では、貫通孔を形成する工
程において、炭酸ガスレーザの反射波と入射波との干渉
を生ぜしめることで、当該貫通孔の側壁に縞状の凹凸を
形成するため、該貫通孔に金属膜を形成する際に、当該
貫通孔に密着させることができる。
【0031】請求項7の発明では、側壁を形成した貫通
孔に金属膜を形成した後、低融点金属を充填することで
バンプを形成するため、該金属膜を縞状の凹凸が形成さ
れた貫通孔に密着させることで、バンプを強固に導体回
路に接続させることができる。
【0032】請求項8の発明では、ソルダーレジスト層
に穿設した貫通孔の側壁に縞状の凹凸を形成してあるた
め、該貫通孔に金属膜を形成する際に、当該貫通孔に密
着させることができる。
【0033】また、ヒートサイクルにより、金属膜とソ
ルダーレジスト層の熱膨張率の相違により、ソルダーレ
ジスト層にクラックが発生する場合があるが、本発明で
は、金属膜とソルダーレジスト層の貫通孔壁面が密着す
るため、クラックが発生しにくい。また、貫通孔壁面に
孔方向にそって縞伏に凹凸を設けたことにより、壁面と
低融点金属との接触が面接触ではなく線接触になるた
め、高温多湿条件下で低融点金属がイオン化して拡散す
る現象(マイグレーション)を抑制できる。使用される
低融点金属、金属膜は前述ものと同じである。前記導体
回路表面は電解めっき膜が最適である。電解めっき膜
は、無電解めっき膜に比べて結晶粒子が小さく、光沢性
に優れ、また、めっき焼けと呼ばれる変色が少ないため
レーザ光を反射させやすく、壁面に孔方向にそって縞状
に凹凸を設けることができるからである。
【0034】縞状の凹凸は、凸と凸(あるいは凹と凹)
との間隔が1〜20μmが望ましい。小さすぎても、大
きすぎても金属膜との密着効果が低下し、また面接触と
殆どかわらなくなるため前述の効果が得られないからで
ある。この間隔はレーザ光の波長の1/2に概ね一致す
る。
【0035】低融点金属としてはSn/Pb、Ag/S
n、Ag/Sn/Cuなどの半田を使用することができ
る。また、このようなバンプは、Ni/Au、Ni/P
d/Au、Cu/Ni/Au、Cu/Ni/Pd/Au
などの金属膜を介して形成することができる。Cu、N
i層は0.1〜10μm、Pd、Au層は0.01〜1
0μmに調整される。
【0036】請求項9の発明では、貫通孔に金属膜を介
して、低融点金属を充填することでバンプを形成するた
め、該金属膜を縞状の凹凸が形成された貫通孔に密着さ
せることで、バンプを強固に導体回路に接続させること
ができる。
【0037】請求項10の発明では、ソルダーレジスト
層が、熱硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂と
の複合体からなるため、レーザにより貫通孔側面に縞状
の凹凸を形成し易いのである。なお、熱可塑性樹脂のみ
の場合は、樹脂が溶融してしまし、明確な凹凸形状の形
成が困難である。
【0038】請求項11の発明では、導体回路表面は、
金属粗化層を有することが特徴である。導体回路表面に
金属粗化層を設けるため、金属粗化層表面でレーザ光が
反射し、後述するように、レーザ光の入射波と反射洩を
干渉させることができ、ソルダーレジスト層の貫通孔の
壁面に、孔方向にそって縞状に凹凸を設けることが可能
である。
【0039】さらに、粗化層により、レーザ光の反射を
一定限度以下に抑制できるため、導体回路表面の樹脂の
こりの発生を防止できるのである。また、粗化層により
ソルダーレジスト層との密着を確保できるため、レーザ
光の熱衝撃による劣化でソルダーレジスト層が剥離する
ことを防止できる。粗化層のRmaxは、前述のように
0.05μm〜20μmが望ましい。
【0040】前記金属粗化層はさらに、Ti、Al、C
r、Zn、Fe、In、Tl、Co、Ni、Sn、P
b、Bi、貴金属から選ばれる少なくとも1種以上の金
属で被覆されていてもよい。光沢度確保とソルダーレジ
ストとの密着性を改善するためである。これらの金属
は、その厚さが0.01〜10μmであることが望まし
い。
【0041】本発明では、上記層間樹脂絶縁層として無
電解めっき用接着剤を用いることが望ましい。この無電
解めっき用接着剤は、硬化処理された酸あるいは酸化剤
に可溶性の耐熱性樹脂粒子が、酸あるいは酸化剤に難溶
性の未硬化の耐熱性樹脂中に分散されてなるものが最適
である。酸、酸化剤で処理することにより、耐熱性樹脂
粒子が溶解除去されて、表面に蛸つぼ状のアンカーから
なる粗化面を形成できる。
【0042】上記無電解めっき用接着剤において、特に
硬化処理された前記耐熱性樹脂粒子としては、平均粒
径が10μm以下の耐熱性樹脂粉末、平均粒径が2μm
以下の耐熱性樹脂粉末を凝集させた凝集粒子、平均粒
径が2〜10μmの耐熱性粉末樹脂粉末と平均粒径が2μ
m以下の耐熱性樹脂粉末との混合物、平均粒径が2〜
10μmの耐熱性樹脂粉末の表面に平均粒径が2μm以下
の耐熱性樹脂粉末または無機粉末のいずれか少なくとも
1種を付着させてなる疑似粒子、平均粒径が0.1〜
0.8μmの耐熱性粉末樹脂粉末と平均粒径が0.8μ
mを越え、2μm未満の耐熱性樹脂粉末との混合物、
平均粒径が0.1〜1.0μmの耐熱性粉末樹脂粉末を
用いることが望ましい。これらは、より複雑なアンカー
を形成できるからである。
【0043】粗化面の深さは、Rmax=0.01〜2
0μmがよい。密着性を確保するためである。特にセミ
アディティブ法では、0.1〜5μmがよい。密着性を
確保しつつ、無電解めっき膜を除去できるからである。
【0044】前記酸あるいは酸化剤に難溶牲の耐熱性樹
脂としては、「熱硬化性樹脂および熱可塑性樹脂からな
る樹脂複合体」又は「感光性樹脂および熱可塑性樹脂か
らなる樹脂複合体」からなることが望ましい。前者につ
いては耐熱性が高い。
【0045】前記熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹
脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂などを使用でき
る。特にエポキシ樹脂のアクリレートが最適である。エ
ポキシ樹脂としては、フェノールノボラック型、クレゾ
ールノボラック型、などのノボラック型エポキシ樹脂、
ジシクロペンタジエン変成した脂環式エポキシ樹脂など
を使用することができる。
【0046】熱可塑性樹脂としては、ポリエーテルスル
フォン(PES)、ポリスルフォン(PSF)、ポリフ
ェニレンスルフォン(PPS)、ポリフェニレンサルフ
ァイド(PPES)、ポリフェニルエーテル(PP
E)、ポリエーテルイミド(PI)などを使用できる。
熱硬化性樹脂(感光性樹脂)と熱可塑性樹脂の混合割合
は、熱硬化性樹脂(感光性樹脂)/熱可塑性樹脂=95
/5〜50/50がよい。耐熱性を損なうことなく、高
い靭性値を確保できるからである。
【0047】前記耐熱性樹脂粒子の混合重量比は、耐熱
性樹脂マトリックスの固形分に対して5〜50重量%、
望ましくは10〜40重量%がよい。耐熱性樹脂粒子
は、アミノ樹脂(メラミン樹脂、尿素樹脂、グアナミン
樹脂)、エポキシ樹脂などがよい。更に、アクリルモノ
マ粒子を含ませることができる。なお、接着剤は、組成
の異なる2層により構成してもよい。
【0048】なお、多層ビルドアップ配線板の表面に付
加するソルダーレジスト層としては、熱硬化性樹脂又は
熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂との複合体を使用でき、例
えば、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノー
ルA型エポキシ樹脂のアクリレート、ノボラック型エポ
キシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂のアクリレートを
アミン系硬化剤やイミダゾール硬化剤などで硬化させた
樹脂を使用できる。
【0049】一方、このようなソルダーレジスト層は、
剛直骨格を持つ樹脂で構成されるので剥離が生じること
がある。このため、補強層を設けることでソルダーレジ
スト層の剥離を防止することもできる。
【0050】ここで、上記ノボラック型エポキシ樹脂の
アクリレートとしては、フェノールノボラックやクレゾ
ールノボラックのグリシジルエーテルを、アクリル酸や
メタクリル酸などと反応させたエポキシ樹脂などを用い
ることができる。
【0051】上記イミダゾール硬化剤は、25℃で液状で
あることが望ましい。液状であれば均一混合できるから
である。このような液状イミダゾール硬化剤としては、
1-ベンジル−2-メチルイミダゾール(品名:1B2MZ )、
1-シアノエチル−2-エチル−4-メチルイミダゾール(品
名:2E4MZ-CN)、4-メチル−2-エチルイミダゾール(品
名:2E4MZ )を用いることができる。
【0052】このイミダゾール硬化剤の添加量は、上記
ソルダーレジスト組成物の総固形分に対して1〜10重量
%とすることが望ましい。この理由は、添加量がこの範
囲内にあれば均一混合がしやすいからである。
【0053】上記ソルダーレジストの硬化前組成物は、
溶媒としてグリコールエーテル系の溶剤を使用すること
が望ましい。このような組成物を用いたソルダーレジス
ト層は、遊離酸が発生せず、銅パッド表面を酸化させな
い。また、人体に対する有害性も少ない。
【0054】このようなグリコールエーテル系溶媒とし
ては、下記構造式のもの、特に望ましくは、ジエチレン
グリコールジメチルエーテル(DMDG)およびトリエ
チレングリコールジメチルエーテル(DMTG)から選
ばれるいずれか少なくとも1種を用いる。これらの溶剤
は、30〜50℃程度の加温により反応開始剤であるベンゾ
フェノンやミヒラーケトンを完全に溶解させることがで
きるからである。 CH O - (CH CH O) −CH(n=1〜
5) このグリコールエーテル系の溶媒は、ソルダーレジスト
組成物の全重量に対して10〜70wt%がよい。
【0055】以上説明したようなソルダーレジスト組成
物には、その他に、各種消泡剤やレベリング剤、耐熱性
や耐塩基性の改善と可撓性付与のために熱硬化性樹脂、
解像度改善のために感光性モノマーなどを添加すること
ができる。例えば、レベリング剤としてはアクリル酸エ
ステルの重合体からなるものがよい。また、開始剤とし
ては、チバガイギー製のイルガキュアI907、光増感
剤としては日本化薬製のDETX−Sがよい。さらに、
ソルダーレジスト組成物には、色素や顔料を添加しても
よい。配線パターンを隠蔽できるからである。この色素
としてはフタロシアニングリーンを用いることが望まし
い。
【0056】添加成分としての上記熱硬化性樹脂として
は、ビスフェノール型エポキシ樹脂を用いることができ
る。このビスフェノール型エポキシ樹脂には、ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂とビスフェノールF型エポキシ
樹脂があり、耐塩基性を重視する場合には前者が、低粘
度化が要求される場合(塗布性を重視する場合)には後
者がよい。
【0057】添加成分としての上記感光性モノマーとし
ては、多価アクリル系モノマーを用いることができる。
多価アクリル系モノマーは、解像度を向上させることが
できるからである。例えば、多価アクリル系モノマーと
して、日本化薬製のDPE−6A、共栄社化学製のR−
604を用いることができる。また、これらのソルダー
レジスト組成物は、25℃で0.5〜10Pa・s、よ
り望ましくは1〜10Pa・sがよい。ロールコータで
塗布しやすい粘度だからである。
【0058】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る多
層ビルドアップ配線板及びその製造方法について図を参
照して説明する。先ず、本発明の第1実施形態に係る多
層ビルドアップ配線板10の構成について、図6、図7
を参照して説明する。図6は、ICチップ搭載前の多層
ビルドアップ配線板10の断面図を示し、図7は、図6
に示す多層ビルドアップ配線板10にICチップ90を
載置し、ドータボード94へ取り付けた状態を示してい
る。
【0059】図6に示すように多層ビルドアップ配線板
10では、コア基板30内にスルーホール36が形成さ
れ、該コア基板30の両面には導体回路34が形成され
ている。また、該コア基板30の上には、バイアホール
60及び導体回路58の形成された下層側層間樹脂絶縁
層50が配設されている。該下層層間樹脂絶縁層50の
上には、バイアホール160及び導体回路158が形成
された上層層間樹脂絶縁層150が配置されている。
【0060】図7に示すように多層ビルドアップ配線板
の上面側には、ソルダーレジスト層70の開口部71U
に、ICチップ90のランド92へ接続するための半田
バンプ76Uが配設されている。下面側の開口部71D
には、ドーターボード94のランド96へ接続するため
の半田バンプ76Dが配設されている。該半田バンプ7
6Uは、層間樹脂絶縁層150に形成されたバイアホー
ル160及び層間樹脂絶縁層50に形成されたバイアホ
ール60を介してスルーホール36へ接続されている。
一方、該半田バンプ76Dは、層間樹脂絶縁層150に
形成されたバイアホール160及び層間樹脂絶縁層50
に形成されたバイアホール60を介してスルーホール3
6へ接続されている。
【0061】バイアホール60は、層間樹脂絶縁層50
に貫通孔48を穿設し、該貫通孔48に無電解めっき膜
52及び電解めっき膜56を析出させることにより形成
してある。本実施形態では、該貫通孔48を炭酸レーザ
にて穿設するため、微細径(60μm)に形成すること
ができる。更に、レーザにて穿設する際に、後述するよ
うに貫通孔48の側壁にレーザ光の干渉による縞状の凹
凸を形成するため、無電解めっき膜52を密着させるこ
とができ、バイアホールの信頼性を高めている。
【0062】一方、半田バンプ76U、76Dは、ソル
ダーレジスト層70に穿設した開口71U、71D下の
導体回路158及びバイアホール160に、ニッケルめ
っき層72及び金めっき層74を介して配設される。ソ
ルダーレジスト層70の開口71U、71Dは、レーザ
により穿設されている。即ち、本実施形態では、ソルダ
ーレジスト層70にレーザで開口を穿設するため、感光
性樹脂に限定されることなく、ソルダーレジスト層とし
て電気特性に優れた種々の材料を用いることが可能とな
る。また、レーザにて穿設する際に、後述するように貫
通孔(開口)71U、71Dの側壁にレーザ光干渉によ
る縞状の凹凸を形成するため、ニッケルめっき層72を
密着させることができ、半田バンプ76U、76Dの接
続信頼性を高めている。
【0063】以下、本発明の第1実施形態に係る多層ビ
ルドアップ配線板の製造方法について図を参照して説明
する。ここでは、先ず、層間樹脂絶縁層及びソルダーレ
ジスト層に貫通孔を穿設する炭酸ガスレーザ装置の概略
構成について、図13を参照して説明する。図13は、
本発明の実施態様に係る多層ビルドアップ配線板に貫通
孔を穿設するためのレーザ装置の概略構成を示してい
る。このレーザ装置としては、三菱電機製のML505
GTを用いる。また、CO2レーザ発信器80として
は、層間樹脂絶縁層の貫通孔(60μm)48を形成す
る際、及び、ソルダーレジスト層の上側にICチップ接
続用の貫通孔(133μm)71Uを形成する際には、
三菱電機製のML5003Dを、ソルダーレジスト層の
下側にマザーボード接続用の貫通孔(650μm)71
Dを形成する際には、三菱電機製のML5003D2を
用いる。
【0064】レーザ発振器80から出た光は、基板上の
焦点を鮮明にするための転写用マスク82を経由してガ
ルバノヘッド70へ入射する。ガルバノヘッド70は、
レーザ光をX方向にスキャンするガルバノミラー74X
とY方向にスキャンするガルバノミラー74Yとの2枚
で1組のガルバノミラーから構成されており、このミラ
ー74X、74Yは制御用のモータ72X、72Yによ
り駆動される。モータ72X、72Yは図示しない制御
装置からの制御指令に応じて、ミラー74X、74Yの
角度を調整すると共に、内蔵しているエンコーダからの
検出信号を該コンピュータ側へ送出するよう構成されて
いる。
【0065】レーザ光は、ガルバノミラー74X、74
Yを経由してそれぞれX−Y方向にスキャンされてf−
θレンズ76を通り、基板30の後述する層間樹脂絶縁
層に当たってビアホール用の開口(貫通孔)48を形成
する。同様に、ソルダーレジスト層70に半田バンプ用
の開口(貫通孔)71U、71Dを形成する。基板30
は、X−Y方向に移動するX−Yテーブル90に載置さ
れている。
【0066】引き続き、多層ビルドアップ配線板の製造
方法について説明を続ける。ここでは、第1実施形態の
多層多層ビルドアップ配線板の製造方法に用いるA.無
電解めっき用接着剤、B.層間樹脂絶縁剤、C.樹脂充
填剤、D.ソルダーレジスト組成物の組成について説明
する。
【0067】A.無電解めっき用接着剤調製用の原料組
成物(上層用接着剤) 〔樹脂組成物〕クレゾールノボラック型エポキシ樹脂
(日本化薬製、分子量2500)の25%アクリル化物を80wt
%の濃度でDMDGに溶解させた樹脂液を35重量部、感
光性モノマ(東亜合成製、アロニックスM315 )3.15重
量部、消泡剤(サンノプコ製、S−65)0.5 重量部、N
MP 3.6重量部を攪拌混合して得た。必要に応じて感光
性モノマーである多価アクリルモノマー(日本化薬製、
R604 )を混合する。
【0068】〔樹脂組成物〕ポリエーテルスルフォン
(PES)12重量部、エポキシ樹脂粒子(三洋化成製、
ポリマーポール)の平均粒径 1.0μmのものを 7.2重量
部、平均粒径 0.5μmのものを3.09重量部、を混合した
後、さらにNMP30重量部を添加し、ビーズミルで攪拌
混合して得た。
【0069】〔硬化剤組成物〕イミダゾール硬化剤
(四国化成製、2E4MZ-CN)2重量部、光開始剤(チバガ
イギー製、イルガキュア I−907 )2重量部、光増感
剤(日本化薬製、DETX-S)0.2 重量部、NMP 1.5重量
部を攪拌混合して得た。
【0070】B.層間樹脂絶縁剤調製用の原料組成物
(下層用接着剤) 〔樹脂組成物〕クレゾールノボラック型エポキシ樹脂
(日本化薬製、分子量2500)の25%アクリル化物を80wt
%の濃度でDMDGに溶解させた樹脂液を35重量部、感
光性モノマー(東亜合成製、アロニックスM315 )4重
量部、消泡剤(サンノプコ製、S−65)0.5 重量部、N
MP 3.6重量部を攪拌混合して得た。
【0071】〔樹脂組成物〕ポリエーテルスルフォン
(PES)12重量部、エポキシ樹脂粒子(三洋化成製、
ポリマーポール)の平均粒径 0.5μmのものを 14.49重
量部、を混合した後、さらにNMP30重量部を添加し、
ビーズミルで攪拌混合して得た。
【0072】〔硬化剤組成物〕イミダゾール硬化剤
(四国化成製、2E4MZ-CN)2重量部、光開始剤(チバガ
イギー製、イルガキュア I−907 )2重量部、光増感
剤(日本化薬製、DETX-S)0.2 重量部、NMP1.5 重量
部を攪拌混合して得た。
【0073】C.樹脂充填剤調製用の原料組成物 〔樹脂組成物〕ビスフェノールF型エポキシモノマー
(油化シェル製、分子量310 、YL983U)100重量部、表
面にシランカップリング剤がコーティングされた平均粒
径 1.6μmのSiO球状粒子(アドマテック製、CRS
1101−CE、ここで、最大粒子の大きさは後述する内層銅
パターンの厚み(15μm)以下とする) 170重量部、レ
ベリング剤(サンノプコ製、ペレノールS4)1.5 重量
部を攪拌混合することにより、その混合物の粘度を23±
1℃で45,000〜49,000cps に調整して得た。 〔硬化剤組成物〕イミダゾール硬化剤(四国化成製、
2E4MZ-CN)6.5 重量部。
【0074】D.ソルダーレジスト組成物 DMDGに溶解させた60重量%のクレゾールノボラック
型エポキシ樹脂(日本化薬製)のエポキシ基50%をアク
リル化した感光性付与のオリゴマー(分子量4000)を 4
6.67g、メチルエチルケトンに溶解させた80重量%のビ
スフェノールA型エポキシ樹脂(油化シェル製、エピコ
ート1001)15.0g、イミダゾール硬化剤(四国化成製、
2E4MZ-CN)1.6 g、感光性モノマーである多価アクリル
モノマー(日本化薬製、R604 )3g、同じく多価アク
リルモノマー(共栄社化学製、DPE6A ) 1.5g、分散系
消泡剤(サンノプコ社製、S−65)0.71gを混合し、さ
らにこの混合物に対して光開始剤としてのベンゾフェノ
ン(関東化学製)を2g、光増感剤としてのミヒラーケ
トン(関東化学製)を 0.2g加えて、粘度を25℃で2.0P
a・sに調整したソルダーレジスト組成物を得た。な
お、粘度測定は、B型粘度計(東京計器、 DVL-B型)で
60rpmの場合はローターNo.4、6rpm の場合はローター
No.3によった。
【0075】引き続き、本発明の第1実施形態に係る多
層ビルドアップ配線板の製造工程について図1乃至図6
を参照して説明する。この第1実施形態では、多層ビル
ドアップ配線板をセミアディティブ方により形成する。
【0076】(1)図1(A)に示すように厚さ0.8
mmのガラスエポキシ樹脂またはBT(ビスマレイミドト
リアジン)樹脂からなる基板30の両面に12μmの銅
箔32がラミネートされている銅張積層板30Aを出発
材料とした。まず、この銅張積層板30Aをドリル削孔
し、無電解めっき処理を施し、パターン状にエッチング
することによりスルーホール36及び導体回路34を形
成し、図1(B)に示すコア基板30を形成する。
【0077】(2) プレーン層34およびスルーホール3
6を形成した基板30を水洗いし、乾燥した後、酸化浴
(黒化浴)として、NaOH(10g/l),NaClO (40
g/l),NaPO(6g/l)、還元浴として、
NaOH(10g/l),NaBH(6g/l)を用いた酸化
−還元処理により、導体回路34およびスルーホール3
6の表面に粗化層38を設けた(図1(C)参照)。
【0078】(3) Cの樹脂充填剤調製用の原料組成物を
混合混練して樹脂充填剤を得た。
【0079】(4) 前記(3) で得た樹脂充填剤40を、調
製後24時間以内に基板30の両面にロールコータを用い
て塗布することにより、導体回路34と導体回路34と
の間、及び、スルーホール36内に充填し、70℃,20分
間で乾燥させ、他方の面についても同様にして樹脂充填
剤40を導体回路34間あるいはスルーホール36内に
充填し、70℃,20分間で加熱乾燥させた(図1(D)参
照)。
【0080】(5) 前記(4) の処理を終えた基板30の片
面を、#600 のベルト研磨紙(三共理化学製)を用いた
ベルトサンダー研磨により、導体回路34の表面やスル
ーホール36のランド36a表面に樹脂充填剤40が残
らないように研磨し、次いで、前記ベルトサンダー研磨
による傷を取り除くためのバフ研磨を行った。このよう
な一連の研磨を基板の他方の面についても同様に行った
(図2(E)参照)。次いで、100 ℃で1時間、120 ℃
で3時間、 150℃で1時間、 180℃で7時間の加熱処理
を行って樹脂充填剤40を硬化した。
【0081】このようにして、スルーホール36等に充
填された樹脂充填剤40の表層部および導体回路34上
面の粗化層38を除去して基板30両面を平滑化した上
で、樹脂充填剤40と導体回路34の側面とが粗化層3
8を介して強固に密着し、またスルーホール36の内壁
面と樹脂充填剤40とが粗化層38を介して強固に密着
した配線基板を得た。即ち、この工程により、樹脂充填
剤40の表面と導体回路34の表面が同一平面となる。
【0082】(6) 導体回路34を形成した基板30にア
ルカリ脱脂してソフトエッチングして、次いで、塩化パ
ラジウウムと有機酸からなる触媒溶液で処理して、Pd
触媒を付与し、この触媒を活性化した後、硫酸銅3.2
×10−2mol/l、硫酸ニッケル3.9×10−3
mol/l、錯化剤5.4×10−2mol/l、次亜
りん酸ナトリウム3.3×10−1mol/l、ホウ酸
5.0×10−1mol/l、界面活性剤(日信化学工
業製、サーフィール465)0.1g/l、PH=9か
らなる無電解めっき液に浸積し、浸漬1分後に、4秒当
たり1回に割合で縦、および、横振動させて、導体回路
34、スルーホール36のランド36a及びバイアホー
ルの底部60aの表面にCu−Ni−Pからなる針状合
金の被覆層と粗化層42を設けた(図2(F)参照)。
【0083】さらに、ホウフっ化スズ0.1mol/
l、チオ尿素1.0mol/l、温度35℃、PH=
1.2の条件でCu−Sn置換反応させ、粗化層の表面
に厚さ0.3μmSn層(図示せず)を設けた。
【0084】(7) Bの層間樹脂絶縁剤調製用の原料組成
物を攪拌混合し、粘度1.5 Pa・sに調整して層間樹脂絶
縁剤(下層用)を得た。次いで、Aの無電解めっき用接
着剤調製用の原料組成物を攪拌混合し、粘度7Pa・sに
調整して無電解めっき用接着剤溶液(上層用)を得た。
【0085】(8) 前記(6) の基板の両面に、前記(7) で
得られた粘度 1.5Pa・sの層間樹脂絶縁剤(下層用)4
4を調製後24時間以内にロールコータで塗布し、水平状
態で20分間放置してから、60℃で30分の乾燥(プリベー
ク)を行い、次いで、前記(7)で得られた粘度7Pa・s
の感光性の接着剤溶液(上層用)46を調製後24時間以
内に塗布し、水平状態で20分間放置してから、60℃で30
分の乾燥(指触乾燥)を行い、厚さ35μmの接着剤層5
0αを形成した(図2(G)参照)。
【0086】(9) 前記(8) で接着剤層を形成した基板3
0の両面に、PETフィルム51を密着させ(図3
(H))、超高圧水銀灯により 500mJ/cmで露光し
た。さらに、当該基板30を超高圧水銀灯により3000mJ
/cmで露光し、100 ℃で1時間、120 ℃で1時間、
その後 150℃で3時間の加熱処理(ポストベーク)をす
ることにより、厚さ35μmの層間樹脂絶縁層(2層構
造)50を形成した。その後、PETフィルム51を剥
離した。
【0087】(10)引き続き、層間樹脂絶縁層50を形成
した基板30に図13を参照して上述したレーザ装置の
X−Yテーブル90に載置し、炭酸ガスレーザを照射す
ることにより貫通孔48を形成した(図3(I))。な
お、バイアホールとなる貫通孔48には、スズめっき層
(図示せず)を部分的に露出させた。ここでは、直径6
0μmの貫通孔を形成するため、レーザ装置のレーザ発
振器としてML5003Dを用い、1パルスエネルギー
0.3mJ、パルス幅50μsec、マスク径0.5mm、パ
ルスモードとしてバーストで、マルチモードで、波長1
0.6μmの炭酸ガスレーザを3ショット照射した。
【0088】ここで、図3(I)中のC部を拡大して図
8に示す。本実施形態の多層ビルドアップ配線板におい
ては、炭酸ガスレーザを層間樹脂絶縁層50下の導体回
路34に対して垂直に照射し、該導体回路からの反射波
と入射波とを干渉させることで、貫通孔48に無電解め
っき48の側壁48aに貫通孔の孔方向に沿って、縞状
の凹凸49を形成してある。即ち、炭酸ガスレーザの半
波長(5μm)毎に、波腹の重畳する部分ができ、当該
部分においては相対的に高い熱が発生して、リング状に
側壁48aがえぐられる。このえぐられている部分の深
さDは、0.1〜5μm程度である。
【0089】層間樹脂絶縁層50に炭酸ガスレーザで穿
設した貫通孔48の拡大写真のスケッチを図9(A)及
び図9(B)に示す。ここで、図9(A)は、貫通孔を
斜め上から見た状態を、図9(B)は、真上から見た状
態を示している。
【0090】ここで、層間樹脂絶縁層としては、熱硬化
性樹脂又は熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂との複合体ある
ことが望ましい。これは、レーザ干渉による縞状の凹凸
を容易に形成することができるからである。また、該熱
硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂との複合体
には、アクリル系モノマーを含むことが好適である。こ
れは、アクリ系ルモノマーを入れることで、層間樹脂絶
縁層をレーザにて容易にプラズマ化でき、貫通孔内の樹
脂残りを防止することが可能となる。
【0091】(11)引き続き、貫通孔48が形成された基
板30を、クロム酸に19分間浸漬し、層間樹脂絶縁層5
0の表面に存在するエポキシ樹脂粒子を溶解除去するこ
とにより、当該層間樹脂絶縁層50の表面を粗化し(図
3(J)参照)、その後、中和溶液(シプレイ社製)に
浸漬してから水洗いした。
【0092】(12)前記(10)の行程で表面を粗化した基盤
30の表面に、パラジウム触媒(アトテック製)を付与
することにより、層間樹脂絶縁層50の表面に触媒核を
付ける。その後、以下に示す組成の無電解銅めっき水溶
液中に基板30を浸漬して、全体に厚さ0.6μmの無
電解めっき膜52を形成する(図3(K)参照)。 〔無電解めっき水溶液〕 EDTA 150 g/l 硫酸銅 20 g/l HCHO 30 ml/l NaOH 40 g/l α、α’−ビピリジル 80 mg/l PEG 0.1 g/l 〔無電解めっき条件〕70℃の液温度で30分 本実施形態では、層間樹脂絶縁層50の貫通孔48の側
壁48aにレーザ干渉の縞状の凹凸を形成してあるた
め、側壁48aに無電解めっき膜52を密着せさること
ができる。
【0093】(13)前記(11)で形成した無電解銅めっき膜
52上に市販の感光性ドライフィルムを張り付け、マス
クを載置して、100 mJ/cmで露光、0.8 %炭酸ナト
リウムで現像処理し、厚さ15μmのめっきレジスト54
を設けた(図3(L)参照)。
【0094】(14)ついで、レジスト非形成部分に以下の
条件で電解銅めっきを施し、厚さ15μmの電解銅めっき
膜56を形成した(図4(M)参照)。 〔電解めっき水溶液〕 硫酸 180 g/l 硫酸銅 80 g/l 添加剤(アトテックジャパン製、カパラシドGL) 1 ml/l 〔電解めっき条件〕 電流密度 1A/dm 時間 30分 温度 室温
【0095】(15)めっきレジスト54を5%KOHで剥
離除去した後、そのめっきレジスト下の無電解めっき膜
52を硫酸と過酸化水素の混合液でエッチング処理して
溶解除去し、無電解銅めっき膜52と電解銅めっき膜5
6からなる厚さ18μmの導体回路58及びバイアホール
60を形成した(図4(N))。
【0096】(16)(6) と同様の処理を行い、導体回路5
8及びバイアホール60の表面にCu-Ni-P からなる粗化
面62を形成し、さらにその表面にSn置換を行った(図
4(O)参照)。
【0097】(17)(7) 〜(16)の工程を繰り返すことによ
り、さらに上層の層間樹脂絶縁層150及びバイアホー
ル160、導体回路158を形成することで、多層ビル
ドアップ配線板を完成する(図4(P)参照)。なお、
この上層の導体回路を形成する工程においては、Sn置
換は行わなかった。また、Rmaxは、3μmであった。
【0098】(18)そして、上述した多層ビルドアップ配
線板に半田バンプを形成する。前記(16)で得られた基板
30両面に、上記D.にて説明したソルダーレジスト組
成物を45μmの厚さで塗布する。次いで、70℃で20分
間、70℃で30分間の乾燥処理(指触乾燥)を行った後、
PETフィルムを(図示せず)を密着させ、1000mJ/cm
の紫外線で露光し、そしてさらに、80℃で1時間、
100℃で1時間、 120℃で1時間、 150℃で3時間の条
件で加熱処理してからPETフィルムを剥離して、ソル
ダーレジスト層(厚み20μm)70を形成する(図5
(Q))。
【0099】(19)その後、ソルダーレジスト層70を形
成した基板30に図13を参照して上述したレーザ装置
のX−Yテーブル90に載置し、炭酸ガスレーザを照射
することにより貫通孔(開口)71U、71Dを形成し
た(図5(R))。ここでは、上面側(ICチップへの
接続側)に直径133μmの貫通孔71Uを形成するた
め、レーザ装置(ML505GT)に、レーザ発振器と
してML5003Dを用い、1パルスエネルギー2.0
mJ、パルス幅50μsec、マスク径2.0mm、パルスモ
ードとしてバーストで、マルチモードを設定し、波長1
2μmの炭酸ガスレーザを2ショット照射した。
【0100】ここで、図5(R)中のA部、即ち、IC
チップ接続側の貫通孔71Uを拡大して図10(A)に
示す。本実施形態の多層ビルドアップ配線板において
は、炭酸ガスレーザをソルダーレジスト層70下の導体
回路158に対して垂直に照射し、該導体回路からの反
射波と入射波との干渉を生ぜしめることで、貫通孔71
Uの側壁71aに貫通孔の孔方向に沿って縞状の凹凸を
形成してある。即ち、炭酸ガスレーザの半波長(6μ
m)毎に、波腹の重畳する部分ができ、当該部分におい
ては相対的に高い熱が発生して、リング状に側壁71a
がえぐられる。このえぐられている部分の深さは、0.
1〜5μm程度である。また、凹凸の間隔(凸−凸間距
離)は、写真から判るように約5.5μmである。本実
施形態では、ビーム径を小さくできるマルチモードのレ
ーザを照射するため、ICチップへの接続用のバンプを
形成するための相対的に小径(50〜300μm)の貫
通孔を形成することができる。
【0101】ソルダーレジスト層70に炭酸ガスレーザ
で穿設した貫通孔(上側)71Uの拡大写真のスケッチ
を図11(A)及び図11(B)に示す。ここで、図1
1(A)は、貫通孔を斜め上から見た状態を、図11
(B)は、真上から見た状態を示している。
【0102】ここで、図5(R)中のB部、即ち、下側
(マザーボード接続側)の貫通孔71Dを拡大して図1
0(B)に示す。この下面側に直径650μmの貫通孔
71Dを形成するため、レーザ装置に、(ML505G
T)に、レーザ発振器としてML5003D2を用い、
1パルスエネルギー14mJ、パルス幅16μsec、マス
ク径10.0mm、パルスモードとしてバーストでシング
ルモード、波長10.6μmの炭酸ガスレーザを5ショ
ット照射した。
【0103】本実施形態の多層ビルドアップ配線板にお
いては、炭酸ガスレーザをソルダーレジスト層70下の
導体回路158に対して垂直に照射し、該導体回路から
の反射波と入射波との干渉を生ぜしめることで、貫通孔
71Dの側壁71aに干渉による縞状の凹凸(干渉縞と
称する)を形成してある。該干渉縞のえぐられている部
分の深さは、0.1〜5μm程度である。本実施形態で
は、ビーム径を大きくできるシングルモードのレーザを
照射するため、マザーボードへの接続用のバンプを形成
するための相対的に大径(300〜650μm)の貫通
孔を形成することができる。
【0104】ソルダーレジスト層70に炭酸ガスレーザ
で穿設した貫通孔71D(下側)の拡大写真のスケッチ
を図12(A)、図12(B)及び図12(C)に示
す。ここで、図12(A)は、真上から見た状態を、図
12(B)は、貫通孔の側壁を側方から見た状態を、図
12(C)は、貫通孔を斜め上から見た状態を示してい
る。
【0105】本実施形態では、ソルダーレジスト層にレ
ーザで貫通孔を穿設するため、ソルダーレジスト層とし
て種々の材料を用いることが可能となる。即ち、従来技
術においては、フォトリソグラフィーにより貫通孔を穿
設するため、ソルダーレジストとして感光性樹脂しか使
用できなかったが、本実施形態では、レーザを用いるた
め、電気特性に優れた種々の材質をソルダーレジストに
用いることができる。更に、層間樹脂絶縁層と同じレー
ザ装置を用いて貫通孔を形成できるので、多層ビルドア
ップ配線板を廉価に製造することができる。なお、ソル
ダーレジストとしては、熱硬化性樹脂又は熱硬化性樹脂
と熱可塑性樹脂との複合体を用いることが望ましい。こ
れは、レーザ干渉による縞状の凹凸を容易に形成するこ
とができるからである。
【0106】(20)次に、塩化ニッケル2.31×10−1mo
l/l、次亜リン酸ナトリウム2.8 ×10−1mol/
l、クエン酸ナトリウム1.85×10−1mol/l、から
なるpH=4.5の無電解ニッケルめっき液に該基板3
0を20分間浸漬して、開口部71U、71Dに厚さ5
μmのニッケルめっき層72を形成した。さらに、その
基板を、シアン化金カリウム4.1 ×10−2mol/l、
塩化アンモニウム1.87×10 −1mol/l、クエン酸ナ
トリウム1.16×10−1mol/l、次亜リン酸ナトリウ
ム1.7 ×10−1mol/lからなる無電解金めっき液に
80℃の条件で7分20秒間浸漬して、ニッケルめっき層
上に厚さ0.03μmの金めっき層74を形成することで、
バイアホール160及び導体回路158に半田パッド7
5を形成する(図5(S)参照)。
【0107】(21)そして、ソルダーレジスト層70の開
口部71U、71Dに、低融点金属として半田ペースト
を印刷して 200℃でリフローすることにより、半田バン
プ(半田体)76U、76Dを形成し、多層ビルドアッ
プ配線板10を完成した(図6参照)。本実施形態で
は、ニッケルめっき層72及び金めっき層74を介し
て、半田を充填することで半田バンプ76U、76Dを
形成するため、該ニッケルめっき層72及び金めっき層
74を縞状の凹凸の形成された貫通孔71U、71Dに
密着させることで、半田バンプ76U、76Dを強固に
導体回路158へ接続させることができる。
【0108】完成した多層ビルドアップ配線板10の半
田バンプ76Uに、ICチップ90のパッド92が対応
するように載置し、リフローを行いICチップ90を搭
載する。このICチップ90を搭載した多層ビルドアッ
プ配線板10を、ドータボード94側のバンプ96に対
応するように載置してリフローを行い、ドータボード9
4へ取り付ける(図7参照)。
【0109】得られた多層ビルドアップ配線板につい
て、ICチップを実装し、HAST試験(相対湿度10
0%、印加電圧1.3V、温度121℃で48時間放
置)を実施、クロスカットを蛍光X線分析装置(Rig
aku RIX2100)により、ソルダーレジスト層
に拡散したPbを確認した。また、TS試験(−125
℃で30分、55℃で30分放置する試験)を1000
回線り返し、Ni/Au層の剥離、ソルダーレジスト層
のクラックの有無を調べた。
【0110】さらに、比較のために、実施例のソルダー
レジスト層を紫外線露光し、ジエチレングリコールジメ
チルエーテルで現像処理して貫通孔を設けたプリント配
線についても同様の試験を行った。
【0111】その結果、本発明の多層ビルドアップ配線
板では、Pbマイグレーションは殆どなかった。これに
対して比較例の多層ビルドアップ配線板では、ショート
には至らないものの、Pbマイグレーションが確認され
た。また、TS試験では、実施例では剥離、クラックは
確認されなかった。これに対して比較例ではバンプがN
i層ごと剥離したり、ソルダーレジスト層にクラックが
発生していた。
【0112】
【発明の効果】以上説明のように、本発明の多層ビルド
アップ配線板は、Niめっき膜の剥離防止の他、バンプ
からの金属イオン拡散を防止し、また、ソルダーレジス
ト層のクラックを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)、図1(B)、図1(C)、図1
(D)は、本発明の第1実施形態に係る多層ビルドアッ
プ配線板の製造工程図である。
【図2】図2(E)、図2(F)、図2(G)、図2
(H)は、本発明の第1実施形態に係る多層ビルドアッ
プ配線板の製造工程図である。
【図3】図3(I)、図3(J)、図3(K)、図3
(L)は、本発明の第1実施形態に係る多層ビルドアッ
プ配線板の製造工程図である。
【図4】図4(M)、図4(N)、図4(O)、図4
(P)は、本発明の第1実施形態に係る多層ビルドアッ
プ配線板の製造工程図である。
【図5】図5(Q)、図5(R)、図5(S)は、本発
明の第1実施形態に係る多層ビルドアップ配線板の製造
工程図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係る多層ビルドアップ
配線板の断面図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係る多層ビルドアップ
配線板の断面図である。
【図8】図3(I)のC部の拡大図である。
【図9】層間樹脂絶縁層に穿設した貫通孔の拡大写真の
スケッチであって、図9(A)は貫通孔を斜め上から見
た状態を、図9(B)は真上から見た状態を示してい
る。
【図10】図10(A)は、図5(R)のA部の拡大図
であり、図10(B)は、図5(R)のB部の拡大図で
ある。
【図11】ソルダーレジスト層に穿設した貫通孔(上
側)の拡大写真のスケッチであって、図11(A)は貫
通孔を斜め上から見た状態を、図11(B)は真上から
見た状態を示している。
【図12】ソルダーレジスト層に穿設した貫通孔(下
側)の拡大写真のスケッチであって、図12(A)は真
上から見た状態を、図12(B)は貫通孔の側壁を側方
から見た状態を、図12(C)は貫通孔を斜め上から見
た状態を示している。
【図13】貫通孔を形成するレーザ装置の説明図であ
る。
【符号の説明】
30 コア基板 34 導体回路 36 バイアホール 48 貫通孔 48a 側壁 49 縞状の凹凸 50 層間樹脂絶縁層 58 導体回路 60 バイアホール 70 ソルダーレジスト層 71U、71D 貫通孔 72 ニッケルめっき層(金属膜) 76U、76D 半田バンプ 150 層間樹脂絶縁層 160 バイアホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/00 H05K 3/00 N 3/38 3/38 B

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも以下の(a)、(b)の工程
    を含むことを特徴とする多層ビルドアップ配線板の製造
    方法: (a)導体回路の形成された基板の表面にソルダーレジ
    スト層を形成する工程、 (b)前記ソルダーレジスト層にレーザを照射し、前記
    導体回路に至る貫通孔を穿設する工程。
  2. 【請求項2】 前記導体回路表面は、金属粗化層を有す
    る請求項1に記載の多層ビルドアップ配線板の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記工程(b)の後に、(c)前記貫通
    孔に低融点金属からなるバンプを設ける工程を行う請求
    項1に記載の多層ビルドアップ配線板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記貫通孔を形成する工程において、シ
    ングルモードのレーザを照射することで、直径300μ
    m〜650μmの貫通孔を形成することを特徴とする請
    求項1の多層ビルドアップ配線板の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記貫通孔を形成する工程において、マ
    ルチモードのレーザを照射することで、直径50μm〜
    300μmの貫通孔を形成することを特徴とする請求項
    1の多層ビルドアップ配線板の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記貫通孔を形成する工程において、炭
    酸ガスレーザをソルダーレジスト層下の前記導体回路に
    垂直に照射し、該導体回路からの反射波と入射波との干
    渉を生ぜしめることで、当該貫通孔の側壁に縞状に凹凸
    を形成することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1
    に記載の多層ビルドアップ配線板の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記バンプを形成する工程では、側壁に
    縞状に凹凸を形成した貫通孔に金属膜を設けた後、低融
    点金属を充填することを特徴とする請求項6の多層ビル
    ドアップ配線板の製造方法。
  8. 【請求項8】 導体回路の配設された基板の表面にソル
    ダーレジスト層を形成してなる多層ビルドアップ配線板
    であって、 前記ソルダーレジスト層に穿設した貫通孔の側壁に、縞
    状に凹凸が形成されてなることを特徴とする多層ビルド
    アップ配線板。
  9. 【請求項9】 前記貫通孔内に金属膜を介して、低融点
    金属からなるバンプが形成されていることを特徴とする
    請求項8の多層ビルドアップ配線板。
  10. 【請求項10】 前記ソルダーレジスト層として、熱硬
    化性樹脂又は熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂との複合体か
    らなることを特徴とする請求項8又は9の多層ビルドア
    ップ配線板。
  11. 【請求項11】 前記導体回路表面に粗化層が形成され
    てなる請求項8〜10のいずれか1に記載の多層ビルド
    アップ配線板。
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