JP2000244766A - 同期検出回路 - Google Patents

同期検出回路

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JP2000244766A
JP2000244766A JP11039971A JP3997199A JP2000244766A JP 2000244766 A JP2000244766 A JP 2000244766A JP 11039971 A JP11039971 A JP 11039971A JP 3997199 A JP3997199 A JP 3997199A JP 2000244766 A JP2000244766 A JP 2000244766A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号のコンポジット信号が乱れている場
合でも安定して水平同期信号を検出する。 【解決手段】 LPF2は、コンポジット信号からクロ
マ信号とノイズ成分を除去して最小値検出回路6と第1
の信号検出回路3と第2の信号検出回路4と第3の信号
検出回路5に送る。第1の信号検出回路1と第2の信号
検出回路4と第3の信号検出回路5は、最小値検出回路
6から水平同期信号の最小値を通知され、検出の基準と
なる同期信号検出レベルを設定し、それぞれ異なる検出
特性で水平同期信号を検出して検出信号として選択回路
7に送る。選択回路7は、検出精度のよい信号検出回路
の優先度が高くなるように各信号検出回路に優先順位を
付け、複数の信号検出回路から検出信号を受けたときに
は、最も優先度が高い信号検出回路から受けた検出信号
を選択して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、映像信号のコン
ポジット信号から水平同期信号を検出する同期検出回路
に係り、特に、水平同期信号の安定した検出を可能とす
るための同期検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号のコンポジット信号から水平同
期信号を検出するための回路として、図7に示すような
同期検出回路が用いられている。この同期検出回路は、
入力端子101と、LPF(Low Pass Filter)102
と、最小値検出回路103と、信号検出回路104と、
出力端子105とを備えている。
【0003】このような構成において、LPF102
は、入力端子101から入力されたコンポジット信号か
らクロマ信号やノイズ成分を除去して最小値検出回路1
03と信号検出回路104とに送る。最小値検出回路1
03は、コンポジット信号の最小値(ボトム)を検出し
て信号検出回路104に通知する。信号検出回路104
は、最小値検出回路103から受けたコンポジット信号
の最小値を基準として同期信号検出レベルを決定する。
これにより、信号検出回路104は、LPF102から
受けたコンポジット信号を同期信号検出レベルと比較し
て同期信号を検出し、一定の幅より大きな検出幅を有す
る信号を水平同期信号と特定して出力することができ
る。
【0004】また、特開平8−275024号公報に
は、水平同期信号の幅を検出する回路と、フィールド毎
の水平ライン数をカウントする垂直カウンターとを設
け、判別回路でビデオ信号の有無を判別することにより
ビデオ信号の検出精度を向上させる技術が開示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の同期信号検
出レベルと検出幅とにより水平同期信号を特定して出力
する同期検出回路では、水平同期信号が減衰した場合
に、同期検出レベルが映像信号内となり、正しい検出が
できない。また、ゴーストがのった映像信号が入力され
た場合には、検出幅が短くなり、ノイズと水平同期信号
とを区別できず、正しい検出ができない。さらに、弱電
界等によりノイズ成分が大きいコンポジット信号が入力
された場合にも、ノイズと水平同期信号とを区別でき
ず、正しい検出ができない。
【0006】また、特開平8−275024号公報に開
示されている技術でも、水平同期信号が減衰している場
合やゴーストの発生等により大きく歪んだ映像信号が入
力される場合に、正しく水平同期信号を検出することが
できないという問題がある。
【0007】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
のであり、コンポジット信号が乱れている場合でも、安
定して水平同期信号を検出することができる同期検出回
路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するべ
く、この発明の第1の観点に係る同期検出回路は、映像
信号のコンポジット信号から水平同期信号を検出するた
めのものであって、前記コンポジット信号を入力し、ク
ロマ信号とノイズ成分を除去するフィルタと、前記フィ
ルタの出力信号から、それぞれが異なる検出特性で水平
同期信号を検出する複数の信号検出回路と、前記複数の
信号検出回路が検出した水平同期信号のうちの1つを選
択して出力する選択回路とを備えることを特徴とする。
【0009】このような構成において、同期検出回路
は、検出特性が異なる複数の信号検出回路を備えること
により、入力されるコンポジット信号が乱れている場合
でも乱れに応じた検出を行い、選択回路で選択して出力
することが可能であり、安定して水平同期信号を検出す
ることができる。
【0010】前記選択回路は、前記複数の信号検出回路
に優先順位を付け、前記複数の信号検出回路のうち少な
くとも2つの信号検出回路が水平同期信号を検出する
と、前記優先順位に従って、該水平同期信号を検出した
信号検出回路のうちの1つが検出した水平同期信号を選
択して出力することが望ましい。
【0011】前記複数の信号検出回路は、標準のコンポ
ジット信号から水平同期信号を検出することができる第
1の信号検出回路と、水平同期信号が減衰しているコン
ポジット信号から水平同期信号を検出することができる
第2の信号検出回路と、標準よりも幅が狭くなっている
水平同期信号を検出することができる第3の信号検出回
路を備えることが望ましい。これにより、コンポジット
信号の乱れ方に応じた様々な検出が可能となる。
【0012】前記選択回路は、前記第1乃至第3の信号
検出回路について、前記第1の信号検出回路、前記第2
の信号検出回路、前記第3の信号検出回路の順で優先度
が低くなるように優先順位を付け、前記第1乃至第3の
信号検出回路のうちの1つの信号検出回路が水平同期信
号を検出すると、当該信号検出回路が検出した水平同期
信号を出力し、前記第1乃至第3の信号検出回路のうち
の2つの信号検出回路又は全ての信号検出回路が水平同
期信号を検出すると、該水平同期信号を検出した信号検
出回路のうち最も優先度が高い信号検出回路が検出した
水平同期信号を選択して出力することが望ましい。
【0013】これにより、検出精度のよい信号検出回路
が検出した水平同期信号を優先して出力することがで
き、コンポジット信号が乱れていても、安定した水平同
期信号の検出が可能となる。
【0014】また、この発明の第2の観点に係る同期検
出回路は、映像信号のコンポジット信号から水平同期信
号を検出するためのものであって、前記コンポジット信
号を入力し、ある帯域を通過させてクロマ信号とノイズ
成分を除去する第1のフィルタと、前記コンポジット信
号を入力し、前記第1のフィルタとは異なる帯域を通過
させてクロマ信号とノイズ成分を除去する第2のフィル
タと、前記第1のフィルタの出力信号から、それぞれが
異なる検出特性で水平同期信号を検出する第1群の複数
の信号検出回路と、前記第2のフィルタの出力信号か
ら、それぞれが異なる検出特性で水平同期信号を検出す
る第2群の複数の信号検出回路と、前記第1群の複数の
信号検出回路及び前記第2群の複数の信号検出回路が検
出した水平同期信号のうちの一つを選択して出力する選
択回路とを備えることを特徴とする。
【0015】このような構成において、同期検出回路
は、異なる帯域を通過させる2つのフィルタの出力信号
から水平同期信号を検出することにより、標準のコンポ
ジット信号が入力される際には、精度よく水平同期信号
を検出することができ、乱れのあるコンポジット信号が
入力される際には、水平同期信号の有無を安定して検出
することができる。
【0016】前記選択回路は、前記第1群の複数の信号
検出回路と前記第2群の複数の信号検出回路に優先順位
を付け、前記第1群の複数の信号検出回路と前記第2群
の複数の検出回路のうち少なくとも2つの信号検出回路
が水平同期信号を検出すると、前記優先順位に従って、
該水平同期信号を検出した信号検出回路のうちの1つが
検出した水平同期信号を選択して出力することが望まし
い。
【0017】前記第1群の複数の信号検出回路は、標準
のコンポジット信号から水平同期信号を検出することが
できる第1の信号検出回路と、水平同期信号が減衰して
いるコンポジット信号から水平同期信号を検出すること
ができる第2の信号検出回路と、標準よりも幅が狭くな
っている水平同期信号を検出することができる第3の信
号検出回路とを備え、前記第2群の複数の信号検出回路
は、標準のコンポジット信号から水平同期信号を検出す
ることができる第1の信号検出回路と、水平同期信号が
減衰しているコンポジット信号から水平同期信号を検出
することができる第5の信号検出回路を備えることが望
ましい。これにより、コンポジット信号の様々な乱れ方
に応じた検出が可能となる。
【0018】前記選択回路は、前記第1乃至第5の信号
検出回路について、前記第1の信号検出回路、前記第2
の信号検出回路、前記第4の信号検出回路、前記第5の
信号検出回路、前記第3の信号検出回路の順で優先度が
低くなるように優先順位を付け、前記第1乃至第5の信
号検出回路のうちの1つの信号検出回路が水平同期信号
を検出すると、当該信号検出回路が検出した水平同期信
号を出力し、前記第1乃至第5の信号検出回路のうちの
少なくとも2つの信号検出回路が水平同期信号を検出す
ると、該水平同期信号を検出した信号検出回路のうち最
も優先度が高い信号検出回路が検出した水平同期信号を
選択して出力することが望ましい。
【0019】これにより、検出精度のよい信号検出回路
が検出した水平同期信号を優先して選択して出力するこ
とができ、コンポジット信号が乱れていても、安定した
水平同期信号の検出が可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の実施の形態に係る同期検出回路について詳細に説明
する。
【0021】図1は、この発明の実施の形態に係る同期
検出回路の構成を示す図である。図示するように、この
同期検出回路は、入力端子1と、LPF(Low Pass Fil
ter)2と、第1の信号検出回路3と、第2の信号検出
回路4と、第3の信号検出回路5と、最小値検出回路6
と、選択回路7と、出力端子8とから構成される。
【0022】LPF2は、一定の帯域を通過させること
により、入力端子1から入力された映像信号のコンポジ
ット信号からクロマ信号とノイズ成分を除去するための
フィルタである。LPF2は、例えば、約400KHz
を遮断周波数とし、遮断周波数以下の帯域を通過させる
低域通過回路である。LPF2は、クロマ信号とノイズ
成分を除去したコンポジット信号を、第1の信号検出回
路3と、第2の信号検出回路4と、第3の信号検出回路
5と、最小値検出回路6に送る。
【0023】第1の信号検出回路3と第2の信号検出回
路4と第3の信号検出回路5は、それぞれが異なる検出
特性で、LPF2から受けたコンポジット信号から水平
同期信号を検出するためのものである。
【0024】第1の信号検出回路3は、図2に例示する
ような、標準のコンポジット信号から水平同期信号を検
出するための回路である。第1の信号検出回路3は、水
平同期信号の振幅値が標準で40IREであるのに対
し、最小値検出回路6から受けた水平同期信号のボトム
(最小値)から40IREの約25%を同期信号検出レ
ベルとして設定し、LPF2から受けたコンポジット信
号と比較して水平同期信号を検出する。第1の信号検出
回路3は、検出した水平同期信号の幅が標準の幅(4.
7μs(マイクロ秒))に近いか否かを判別し、標準の
幅に近いと判別すると、検出した水平同期信号を検出信
号として選択回路7に送る。
【0025】第2の信号検出回路4は、図3に例示する
ような、水平同期信号が減衰しているコンポジット信号
から水平同期信号を検出するための回路である。第2の
信号検出回路4は、水平同期信号の振幅値が標準で40
IREであるのに対し、最小値検出回路6から受けた水
平同期信号のボトム(最小値)から40IREの数%を
同期検出レベルとして設定し、LPF2から受けたコン
ポジット信号と比較して水平同期信号を検出する。第2
の信号検出回路4は、検出した水平同期信号の幅が標準
の幅(4.7μs)に近いか否かを判別し、標準の幅に
近いと判別すると、検出した水平同期信号を検出信号と
して選択回路7に送る。
【0026】第3の信号検出回路5は、図4に例示する
ような、ゴーストがのったコンポジット信号や、図5に
例示するような、弱電界等のためにノイズ成分が大きな
コンポジット信号から、標準よりも幅が狭くなっている
水平同期信号を検出するための回路である。第3の信号
検出回路5は、水平同期信号の振幅値が標準で40IR
Eであるのに対し、最小値検出回路6から受けた水平同
期信号のボトム(最小値)から40IREの約25%を
同期信号検出レベルとして設定し、コンポジット信号と
比較して水平同期信号を検出する。第3の信号検出回路
5は、検出した水平同期信号の幅が標準の幅(4.7μ
s)に比べ非常に狭い場合(1μs程度)であっても水
平同期信号と判別し、検出信号として選択回路7に送
る。
【0027】最小値検出回路6は、コンポジット信号に
おいて水平同期信号の最小値(ボトム)を検出するため
の回路であり、LPF2から受けたコンポジット信号の
水平同期周期に相当する間における最小値を測定し、第
1の信号検出回路3と第2の信号検出回路4と第3の信
号検出回路5に最小値を通知する。
【0028】選択回路7は、マルチプレクサ等から構成
され、第1の信号検出回路3と第2の信号検出回路4と
第3の信号検出回路5から受けた検出信号を選択し、水
平同期信号として出力するためのものである。選択回路
7は、第1の信号検出回路3、第2の信号検出回路4、
第3の信号検出回路5の順で優先度が低くなるように優
先順位を付け、優先度の高い信号検出回路から受けた検
出信号を優先して選択し、水平同期信号として出力端子
8に出力する。
【0029】以下に、この発明の実施の形態に係る同期
検出回路の動作を説明する。この同期検出回路は、検出
特性の異なる複数の信号検出回路が検出した水平同期信
号を選択して出力することにより、コンポジット信号の
乱れの具合に応じて適切な水平同期信号を検出すること
ができる回路である。
【0030】入力端子1にコンポジット信号が入力され
ると、LPF2は、コンポジット信号からクロマ信号や
ノイズ成分を除去し、第1の信号検出回路3と第2の信
号検出回路4と第3の信号検出回路5と最小値検出回路
6とに送る。
【0031】最小値検出回路6は、LPF2から受けた
コンポジット信号における水平同期信号の最小値(ボト
ム)を検出して第1の信号検出回路3と第2の信号検出
回路4と第3の信号検出回路5に通知する。
【0032】第1の信号検出回路3は、最小値検出回路
6から水平同期信号の最小値(ボトム)を受け、ボトム
から40IREの約25%の値に設定された同期信号検
出レベルとLPF2から受けたコンポジット信号とを比
較して水平同期信号を検出する。第1の信号検出回路3
は、検出した水平同期信号の幅が4.7μsに近いか否
かを判別し、近いと判別すると、検出した水平同期信号
を検出信号として選択回路7に送る。
【0033】これにより、第1の信号検出回路3は、標
準のコンポジット信号から水平同期信号を検出すること
ができる。また、第1の信号検出回路3は、第2の信号
検出回路4と第3の信号検出回路5に比べて精度よく水
平同期信号を検出することができる。しかし、第1の信
号検出回路3は、図3に例示するような水平同期信号が
減衰しているコンポジット信号や、図4に例示するよう
なゴーストがのったコンポジット信号等、乱れのあるコ
ンポジット信号からは水平同期信号を検出できないこと
がある。
【0034】第2の信号検出回路4は、最小値検出回路
6から水平同期信号の最小値(ボトム)を受け、ボトム
から40IREの数%の値に設定された同期信号検出レ
ベルとLPF2から受けたコンポジット信号とを比較し
て水平同期信号を検出する。第2の信号検出回路4は、
検出した水平同期信号の幅が4.7μsに近いか否かを
判別し、近いと判別すると、検出した水平同期信号を検
出信号として選択回路7に送る。
【0035】これにより、第2の信号検出回路4は、図
3に例示するような水平同期信号が減衰しているコンポ
ジット信号が入力され、第1の信号検出回路3が水平同
期信号を検出できないときでも、水平同期信号を検出し
て検出信号として出力することができる。
【0036】第3の信号検出回路5は、最小値検出回路
6から水平同期信号の最小値(ボトム)を受け、ボトム
から40IREの約25%の値に設定された同期信号検
出レベルとLPF2から受けたコンポジット信号とを比
較して水平同期信号を検出する。第3の信号検出回路5
は、検出した水平同期信号の幅が1μs程度であって
も、これを検出信号として選択回路7に送る。
【0037】これにより、第3の信号検出回路5は、図
4に例示するようなゴーストが乗ったコンポジット信号
が入力されたり、図5に例示するようなノイズ成分が大
きいコンポジット信号が入力されたりして、第1の信号
検出回路3及び第2の信号検出回路4が水平同期信号を
正しく検出できないときでも、水平同期信号の有無を検
出することができる。
【0038】選択回路7は、第1の信号検出回路3から
検出信号を受けると、これを水平同期信号として出力端
子8に出力する。
【0039】一方、選択回路7は、第2の信号検出回路
4から検出信号を受けると、第1の信号検出回路3から
検出信号を受けた否かを判別し、第1の信号検出回路3
から検出信号を受けていないと判別すると、第2の信号
検出回路4から受けた検出信号を水平同期信号として出
力端子8に出力する。
【0040】また一方、選択回路7は、第3の信号検出
回路5から検出信号を受けると、第1の信号検出回路3
と第2の信号検出回路4の少なくとも一方から検出信号
を受けた否かを判別する。選択回路7は、第1の信号検
出回路3と第2の信号検出回路4のいずれからも検出信
号を受けていないと判別すると、第3の信号検出回路5
から受けた検出信号を水平同期信号として出力端子8に
出力する。
【0041】これにより、選択回路7は、3つの信号検
出回路のうちの1つが検出信号を出力すると、この検出
信号を水平同期信号として出力することができる。ま
た、選択回路7は、3つの信号検出回路のうちの2つ又
は全ての信号検出回路が検出信号を出力すると、もっと
も優先度が高い信号検出回路が出力する検出信号を選択
し、水平同期信号として出力することができる。
【0042】従って、選択回路7は、検出精度のよい第
1の信号検出回路3が出力する検出信号を優先して選択
し、第1の信号検出回路3では水平同期信号を検出でき
ないときには、第2の信号検出回路4や第3の信号検出
回路5がコンポジット信号の乱れに応じて検出した水平
同期信号を選択して出力することができる。
【0043】以上説明したように、この同期検出回路
は、それぞれ検出特性が異なる第1の信号検出回路3と
第2の信号検出回路4と第3の信号検出回路5が検出し
た水平同期信号のうち、コンポジット信号の乱れに応じ
て検出したものを選択回路7が選択して出力することが
できる。これにより、コンポジット信号が乱れている場
合でも、コンポジット信号の乱れに対応して適切な検出
信号を選択し、安定した水平同期信号の検出が可能とな
る。
【0044】この発明は、上記実施の形態に限定され
ず、様々な変形及び応用が可能である。例えば、上記実
施の形態では、コンポジット信号からクロマ信号とノイ
ズ信号を除去するための回路がLPF2だけであるとし
て説明したが、これに限定されない。即ち、図6に示す
ように、第1のLPF12と、第1のLPF12とは遮
断周波数が異なる第2のLPF9を設け、2つのLPF
が出力するコンポジット信号から水平同期信号を検出し
て選択回路7が選択するようにしてもよい。
【0045】この場合には、同期検出回路は、第1の信
号検出回路3と同様に動作する第4の信号検出回路10
と、第2の信号検出回路4と同様に動作する第5の信号
検出回路11とを備える。また、この場合には、例え
ば、第1のLPF12を遮断周波数が1MHz近くであ
る低域通過回路とし、第2のLPF9を遮断周波数が約
100KHz以下である低域通過回路とする等して2つ
のフィルタの特性が異なるようにする。
【0046】第1のLPF12が出力するコンポジット
信号は、上記実施の形態で示した、第1の信号検出回路
3と、第2の信号検出回路4と、第3の信号検出回路5
とに入力される。また、第2のLPF9が出力するコン
ポジット信号は、第4の信号検出回路10と、第5の信
号検出回路11とに入力される。選択回路7は、第1の
信号検出回路3、第2の信号検出回路4、第4の信号検
出回路10、第5の信号検出回路11、第3の信号検出
回路5の順で優先度が低くなるように優先順位を付け、
より多くの検出結果から選択して出力する。
【0047】このようにすることにより、第1のLPF
12が出力するコンポジット信号は、同期信号自体の波
形がつぶれて正確な同期位置が検出しにくくなる反面、
大きなノイズ成分を含んだ映像信号が入力された場合に
おける水平同期信号の有無を検出しやすくなる。また、
第2のLPF9が出力するコンポジット信号は、水平同
期信号の有無を検出しにくい反面、正確な同期位置を検
出しやすくなる。
【0048】従って、標準のコンポジット信号における
水平同期信号の検出精度が向上し、また、より劣化した
コンポジット信号における水平同期信号の有無を安定し
て検出することができる。
【0049】
【発明の効果】以上の説明のように、この発明は、検出
特性の異なる複数の信号検出回路で検出した水平同期信
号のうちから適切なものを選択して出力することができ
る。これにより、コンポジット信号が乱れている場合で
も、安定して水平同期信号を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る同期検出回路の構
成を示す図である。
【図2】標準のコンポジット信号を示す図である。
【図3】水平同期信号が減衰したコンポジット信号を例
示する図である。
【図4】ゴーストがのったコンポジット信号を例示する
図である。
【図5】ノイズ成分が大きいコンポジット信号を例示す
る図である。
【図6】この発明の実施の形態に係る同期検出回路の変
形例を示す図である。
【図7】従来の同期検出回路を示す図である。
【符号の説明】
1,101 入力端子 2,9,12,102 LPF 3,4,5,10,11,104 信号検出回路 6,103 最低値検出回
路 7 選択回路 8,105 出力端子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号のコンポジット信号から水平同期
    信号を検出するための同期検出回路であって、 前記コンポジット信号を入力し、クロマ信号とノイズ成
    分を除去するフィルタと、 前記フィルタの出力信号から、それぞれが異なる検出特
    性で水平同期信号を検出する複数の信号検出回路と、 前記複数の信号検出回路が検出した水平同期信号のうち
    の1つを選択して出力する選択回路とを備える、ことを
    特徴とする同期検出回路。
  2. 【請求項2】前記選択回路は、前記複数の信号検出回路
    に優先順位を付け、前記複数の信号検出回路のうち少な
    くとも2つの信号検出回路が水平同期信号を検出する
    と、前記優先順位に従って、該水平同期信号を検出した
    信号検出回路のうちの1つが検出した水平同期信号を選
    択して出力する、ことを特徴とする請求項1に記載の同
    期検出回路。
  3. 【請求項3】前記複数の信号検出回路は、 標準のコンポジット信号から水平同期信号を検出するこ
    とができる第1の信号検出回路と、 水平同期信号が減衰しているコンポジット信号から水平
    同期信号を検出することができる第2の信号検出回路
    と、 標準よりも幅が狭くなっている水平同期信号を検出する
    ことができる第3の信号検出回路とを備える、ことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の同期検出回路。
  4. 【請求項4】前記選択回路は、前記第1乃至第3の信号
    検出回路について、前記第1の信号検出回路、前記第2
    の信号検出回路、前記第3の信号検出回路の順で優先度
    が低くなるように優先順位を付け、前記第1乃至第3の
    信号検出回路のうちの1つの信号検出回路が水平同期信
    号を検出すると、当該信号検出回路が検出した水平同期
    信号を出力し、前記第1乃至第3の信号検出回路のうち
    の2つの信号検出回路又は全ての信号検出回路が水平同
    期信号を検出すると、該水平同期信号を検出した信号検
    出回路のうち最も優先度が高い信号検出回路が検出した
    水平同期信号を選択して出力する、ことを特徴とする請
    求項3に記載の同期検出回路。
  5. 【請求項5】映像信号のコンポジット信号から水平同期
    信号を検出するための同期検出回路であって、 前記コンポジット信号を入力し、ある帯域を通過させて
    クロマ信号とノイズ成分を除去する第1のフィルタと、 前記コンポジット信号を入力し、前記第1のフィルタと
    は異なる帯域を通過させてクロマ信号とノイズ成分を除
    去する第2のフィルタと、 前記第1のフィルタの出力信号から、それぞれが異なる
    検出特性で水平同期信号を検出する第1群の複数の信号
    検出回路と、 前記第2のフィルタの出力信号から、それぞれが異なる
    検出特性で水平同期信号を検出する第2群の複数の信号
    検出回路と、 前記第1群の複数の信号検出回路及び前記第2群の複数
    の信号検出回路が検出した水平同期信号のうちの一つを
    選択して出力する選択回路とを備える、ことを特徴とす
    る同期検出回路。
  6. 【請求項6】前記選択回路は、前記第1群の複数の信号
    検出回路と前記第2群の複数の信号検出回路に優先順位
    を付け、前記第1群の複数の信号検出回路と前記第2群
    の複数の検出回路のうち少なくとも2つの信号検出回路
    が水平同期信号を検出すると、前記優先順位に従って、
    該水平同期信号を検出した信号検出回路のうちの1つが
    検出した水平同期信号を選択して出力する、ことを特徴
    とする請求項5に記載の同期検出回路。
  7. 【請求項7】前記第1群の複数の信号検出回路は、 標準のコンポジット信号から水平同期信号を検出するこ
    とができる第1の信号検出回路と、 水平同期信号が減衰しているコンポジット信号から水平
    同期信号を検出することができる第2の信号検出回路
    と、 標準よりも幅が狭くなっている水平同期信号を検出する
    ことができる第3の信号検出回路とを備え、 前記第2群の複数の信号検出回路は、 標準のコンポジット信号から水平同期信号を検出するこ
    とができる第4の信号検出回路と、 水平同期信号が減衰しているコンポジット信号から水平
    同期信号を検出することができる第5の信号検出回路と
    を備える、ことを特徴とする請求項5又は6に記載の同
    期検出回路。
  8. 【請求項8】前記選択回路は、前記第1乃至第5の信号
    検出回路について、前記第1の信号検出回路、前記第2
    の信号検出回路、前記第4の信号検出回路、前記第5の
    信号検出回路、前記第3の信号検出回路の順で優先度が
    低くなるように優先順位を付け、前記第1乃至第5の信
    号検出回路のうちの1つの信号検出回路が水平同期信号
    を検出すると、当該信号検出回路が検出した水平同期信
    号を出力し、前記第1乃至第5の信号検出回路のうちの
    少なくとも2つの信号検出回路が水平同期信号を検出す
    ると、該水平同期信号を検出した信号検出回路のうち最
    も優先度が高い信号検出回路が検出した水平同期信号を
    選択して出力する、ことを特徴とする請求項7に記載の
    同期検出回路。
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