JP2000244925A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法

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JP2000244925A
JP2000244925A JP4604299A JP4604299A JP2000244925A JP 2000244925 A JP2000244925 A JP 2000244925A JP 4604299 A JP4604299 A JP 4604299A JP 4604299 A JP4604299 A JP 4604299A JP 2000244925 A JP2000244925 A JP 2000244925A
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image
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code data
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Taro Yokose
太郎 横瀬
Shunichi Kimura
俊一 木村
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の異なる符号化方式を併用する画像符号
化装置において、高速かつ符号化効率の高い符号化処理
を実行する画像符号化装置を提供する。 【解決手段】 入力画像の分割小領域を複数の異なる符
号化方式を実行する複数の符号化処理手段によって符号
化して符号化データを選択出力する構成において、複数
の符号化処理手段中、少なくとも1つの符号化処理手段
は複数の符号化部による異なるパラメータを用いた符号
化処理、すなわち各種の符号化方式を直前小領域に適用
したと仮定して設定されるパラメータを用いて後続の小
領域の符号化を実行して複数の符号化データを生成して
選択出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置に関す
るものであり、特に画像符号化および復号化技術に関す
る。詳細には、入力画像を所定単位の小領域に分割して
各小領域単位に異なる画像符号化方式を用いて符号化処
理を行い、各種の符号化によって得られる複数の符号デ
ータ中から最適な符号データを選択して出力することに
より、符号量削減を図る構成を持つ画像符号化装置およ
び画像復号化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像符号化技術は画像データの蓄積や伝
送などの際にデータ量を小さくすることでシステムおよ
び各構成要素の規模を削減することを主な目的とする。
従って符号化処理の結果として得られる符号量の大きさ
が技術の性能として重要な指標となる。
【0003】符号量を小さくする、すなわち符号化効率
を向上するためには、入力となる画像に対して何らかの
モデリングをする必要がある。例えば画像符号化の国際
標準であるJPEG(Joint Photograp
hic Experts Group)のDCT(Di
screte Cosine Transform)方
式では、画像信号をコサイン関数に従った基底でモデリ
ングするDCT(Discrete Cosine T
ransform)によって画像を変換する。また同じ
くJPEGのSpatial方式では、画像信号の連続
性と局所性を利用した予測モデルを使って、実際の入力
画像との予測誤差を符号化する。JPEG−DCT方式
は非可逆符号化方式、すなわち符号化データの復号によ
って同一の画像が得られない符号化方式であり、JPE
G−Spatial方式は符号化データの復号によって
同一の画像が得られる可逆符号化方式である。以上の方
式については、例えば『カラー静止画像の国際標準符号
化方式−JPEGアルゴリズム−』(遠藤、インターフ
ェース、1991.12)に記述があるので、ここでは
両方式の詳細な説明は省略する。
【0004】このようなモデリングは画像に何らかの仮
定を置くことと等価である。従って特定の画像に対象を
限定した方が、符号量を少なくしやすい。例えば上述の
JPEGの2方式は写真などのいわゆる自然画像を対象
に設計されている。これに対して例えば文書のような2
値画像やページ記述言語によって記述されたグラフィッ
クスなどの人工的な画像を対象とした場合には、もっと
適したモデルが存在し得る。
【0005】現実の画像符号化復号化装置では入力画像
を限定することが難しいので、符号量を犠牲にしてより
一般的なモデリング、すなわちあらゆる入力画像に対し
て一つの符号化処理を適用する構成とするか、または複
数の異なる符号化方式を切替えて使うのが一般的であ
る。後者の例として例えば特開平9−261640があ
る。以下、特開平9−261640に記載された構成を
従来例として、図13〜図15を用いて説明する。
【0006】図13は特開平9−261640に記載さ
れた異なる符号化方式を切替えて符号化処理を行なう画
像符号化装置を示す構成図である。ただし該発明の主旨
を損ねず、かつ本発明の説明に沿うよう各用語を変更
し、また説明に不要な部分は省略した。図13中、10
は画像入力部、20は第1符号化部、30は第2符号化
部、60は符号量比較部、70は符号出力部、81、8
2は周波数変換部、83、84はスキャン部、85、8
6は量子化部、87、88は符号化部、110は入力画
像データ、120、130は符号データ、170は出力
符号データ、181、182、183、184は周波数
データ、185、186は量子化周波数データである。
【0007】図13の各部について説明する。画像入力
部10は外部から入力画像データ110を入力する。入
力画像データ110は、2つの符号化部である第1符号
化部20と第2符号化部30に並列に入力され、それぞ
れの符号化部において予め定められた符号化処理方式に
よる符号化が実行される。周波数変換部81、82はそ
れぞれ、それぞれの符号化処理方式に対応して定められ
た方法で入力画像データ110に周波数変換を行う。特
開平9−261640に記載の具体例においては、上段
の周波数変換部81はDCT変換部であり、下段の周波
数変換部はウエーブレット変換部として構成されてい
る。これらそれぞれ異なる変換方式で変換されたデータ
は周波数データ181、182としてスキャン部82、
83へ送出される。
【0008】スキャン部82、83は周波数データ18
1、182に対して、それぞれ所定の方法でデータ順の
並び替えを行い、周波数データ183、184として量
子化部85、86へ送出する。量子化部85、86は周
波数データ183、184に対して量子化を行い、量子
化周波数データ185、186として符号化部87、8
8へ送出する。符号化部87、88は量子化周波数デー
タ185、186に所定の符号化を行い、符号データ1
20、130として符号量比較部60へ送出する。符号
量比較部60は第1符号化部20の符号化処理によって
得られた符号データ120と、第2符号化部30の符号
化処理によって得られた符号データ130符号量を比較
し、より少ない方を出力符号データ170として符号出
力部70へ送出する。符号出力部70は出力符号データ
170を外部に出力する。
【0009】以上の構成を有する従来の画像符号化処理
装置における処理手順について説明する。図14、図1
5は従来の画像符号化処理装置の動作を説明するフロー
チャートである。説明に入る前に用語の定義を行う。こ
の符号化装置においては画像を複数の部分画像に分割し
て符号化を行う。この部分画像を小領域と呼ぶ。特開平
9−261640では処理対象となる画像のサイズを明
確に規定していないが、ここでは仮に小領域毎に符号化
手法を切替えるものと考える。
【0010】以下、図14、図15を用いて図13に示
す画像符号化処理装置の動作について説明する。図14
に示すステップS10では画像入力部10において入力
画像データ110の未処理小領域に相当する部分を第1
の符号化部20、および第2の符号化部30に入力す
る。S110では第1の符号化部20、および第2の符
号化部30において、それぞれ第1、第2の符号化を行
う。
【0011】S110の詳細については図15を用いて
説明する。S111では周波数変換部81、82におい
て、入力画像データ110に対してそれぞれ所定の方法
で周波数変換を行う。ここでは上述のように一方でDC
T変換が実行され、他方でウエーブレット変換が実行さ
れる。S112ではスキャン部83、84において、周
波数データ181、182に対してそれぞれ予め定めら
れた所定の方法でデータ順の並び替えを行う。S113
では量子化部85、86において、周波数データ18
3、184に量子化を行う。S114では符号化部8
7、88において、量子化周波数データ185、186
に対して符号化を行う。
【0012】図14に戻って説明を続ける。S65では
符号量比較部60において、符号データ120と符号デ
ータ130のそれぞれの符号量の大小比較を行う。S7
5では符号データ120が符号データ130より小さい
場合にはS80へ、そうでなければS95へ進む。S8
0では符号量比較部60において、符号データ120を
出力符号データ170として符号出力部70を通じて外
部へ出力する。S95では符号量比較部60において、
符号データ130を出力符号データ170として符号出
力部70を通じて外部へ出力する。S100では全ての
小領域の処理が完了していれば符号化処理全体を終了
し、そうでなければS10へ進む。
【0013】以下、この画像符号化処理装置の問題点に
ついて説明する。前述のように画像符号化は所定のモデ
リングを行なって画像変換を行なうのが一般的である。
例えばJPEGのDCT方式では、画像信号をコサイン
関数に従った基底でモデリングするDCTによって画像
を変換する。またJPEGのSpatial方式では、
画像信号の連続性と局所性を利用した予測モデルを使っ
て実際の入力画像との予測誤差を符号化する。
【0014】画像圧縮においては各種のモデリングが選
択可能であるが、選択したモデリング手法にかかわらず
画像の連続性を利用して圧縮効果を高めることが可能で
ある。すなわち、一定の大きさを持つブロック単位で画
像圧縮符号化を行なう構成において、符号化対象となる
ブロックの画像データと前ブロックまたは周囲ブロック
に含まれる画像データは近似したデータによって構成さ
れる可能性が高い。従って隣接ブロック間のデータの連
続性を利用することで符号量を削減したり符号化処理が
効率的になる。例えばブロック間の差分を求めてその差
分値を符号化する、あるいは周囲ブロックに基づく予測
値を求めて符号化処理を行なうことによって符号削減、
処理が効率化される。具体的にはJPEGのDCT方式
ではブロックに含まれる画像データの直流成分(DC係
数)について前ブロックとの差分値を符号化処理するこ
とでブロック間の連続性を利用している。またJPEG
−Spatial方式では周辺画素から予測を行う構
成、例えば符号化しようとする画素の周囲3画素から符
号化画素の予測値を求めてこの予測値と符号化画素値と
の差分値をエントロピー符号化する構成を持ち、モデリ
ング自体が画素間の連続性を利用したものとなってい
る。
【0015】上述のように、画像を分割した小領域を単
位として符号化処理によるデータ圧縮を行なう場合、隣
接小領域の連続性を利用することで圧縮の効率化が可能
となる。小領域を連続して符号化する場合、先行して符
号化されたデータ、または符号化前の量子化データをフ
ィードバックしてそのデータを復号、あるいは逆量子化
処理を行なうことにより前段の小領域の復号データを獲
得して、後続の小領域の符号化処理を行なうことで隣接
小領域の連続性を利用した圧縮の効率化が可能となる。
【0016】しかし、符号化処理方式が異なれば、それ
ぞれに異なる符号化手順を実行するので、異なる符号化
方式で得られた符号データを復号処理して得られる復号
画像は異なる画像になる。従って、特開平9−2616
40に記載された画像符号化処理装置のように、異なる
符号化方式を並列に実行していずれか符号量の小さいも
のを選択する方式においては、上述の連続性を利用した
効率的な符号化を実行するには、後続の小領域の符号化
処理開始前に、先行して符号化処理がなされた先行小領
域の符号化において、どちらの符号化データが選択され
たかを知っておく必要がある。
【0017】ところが特開平9−261640に記載さ
れた画像符号化処理装置は図13に示すように、2つの
符号化処理方式を並列に実行して2つの符号化データを
生成した後、生成符号量を比較して、その後段で符号選
択を行う構成である。従って、この構成において上述の
連続性を利用した効率的な符号化を実行するには、前段
の小領域の符号化データについて、符号量比較器60に
よって第1符号化部によって符号化されたデータと第2
符号化部によって符号化されたデータとの比較を実行
し、選択された出力符号データを確認した後でなければ
後続の小領域の符号化が開始できないことになる。従っ
て、連続する小領域を次々と2つの符号化部20,30
に入力してパイプライン処理として符号化処理を実行す
ることは不可能となる。すなわち、ハードウェアによる
パイプライン処理がしづらくなり、処理速度の低下を招
く。符号化処理は一般に処理負荷が重く、パイプライン
構成によって高速化することが多いので、この問題が処
理速度に与える影響は大きい。
【0018】図13に示す従来の画像符号化処理装置に
おいて、処理の高速化を維持するためパイプライン処理
を行なおうとすれば、入力小領域の符号化処理は、前段
の小領域について、第1符号化部20、または第2符号
化部30の2つの符号化データのいずれが選択されるか
不明のまま開始しなければならない。従って符号化時に
はどちらが選択されてもよいように、小領域毎に独立し
た画像として符号化処理を行なうことになる。この場
合、上述のような小領域間の画像データの連続性を利用
することができなくなるので、符号量の増加を招くこと
となる。
【0019】また復号側で考えると小領域毎に連続性を
持たない全く独立した別の画像として復号処理を行わな
ければならないので、個々の小領域単位で初期化を行う
必要がある。特に学習型の符号化復号化手法では一般的
に初期化の手間が大きいので、初期化を繰り返し実行し
なければならない構成は処理時間の甚大化させることと
なる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来型の
異なる符号化方式を並列実行する画像符号化処理装置に
おいてパイプライン処理による画像符号化を行なうため
には、小領域を独立に符号化しなければならないので、
「符号量の増加」、「復号時間の増大」という問題が発
生する。これを解決するために、前段の小領域の符号
化、選択処理を待ってフィードバックをかける構成とす
れば、「符号化時間の増大」という問題が発生する。
【0021】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
で、複数の画像符号化方式を併用した上で高速かつ符号
化効率の高い画像符号化装置を提供することを目的とす
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明の画像符号化装置は、入力画像を小領域に
分割し、分割小領域を複数の異なる符号化方式を実行す
る複数の符号化処理手段によって符号化し、該複数の符
号化処理手段から出力される複数の符号データの中から
1つの符号データを出力符号データとして選択して出力
する画像符号化装置であって、複数の符号化処理手段の
各々は対応する符号化方式に従って符号化を実行する1
以上の符号化部を有し、複数の符号化処理手段中、少な
くとも1つの符号化処理手段は複数の符号化部を有し、
少なくとも1つの符号化処理手段に含まれる複数の符号
化部の各々は、異なるパラメータによる符号化処理を実
行する構成であることを特徴とする。
【0023】さらに、本発明の画像符号化装置におい
て、1つの符号化処理手段に含まれる複数の符号化部の
各々が実行する符号化処理において用いられる異なるパ
ラメータの各々は、複数の異なる符号化方式の各々を先
行する直前小領域に適用したと仮定して設定される異な
る符号化方式に対応する複数のパラメータであることを
特徴とする。
【0024】さらに、本発明の画像符号化装置におい
て、パラメータは直前小領域に含まれる参照画像に基づ
いて設定されるパラメータであることを特徴とする。
【0025】さらに、本発明の画像符号化装置におい
て、パラメータは予め定められた画素値によって構成さ
れた画像データを参照画像として設定されるパラメータ
であることを特徴とする。
【0026】さらに、本発明の画像符号化装置におい
て、画像符号化装置は、符号化処理手段中の少なくとも
1つの符号化部における符号化処理の逆処理を実行する
復号手段を有し、該復号手段による処理によって得られ
る復号画像を、他の符号化手段で参照画像として用いて
符号化処理を実行する構成であることを特徴とする。
【0027】さらに、本発明の画像符号化装置におい
て、複数の異なる符号化方式は可逆符号か方式と、非可
逆符号化方式の2種類の符号化方式によって構成される
ことを特徴とする。
【0028】さらに、本発明の画像符号化装置は、複数
の符号化処理手段から出力される複数の符号データの中
から1つの符号データを出力符号データとして選択して
出力する選択手段を有し、該選択手段は複数の符号デー
タの中から最もデータ量の少ない符号データを出力符号
データとして選択して出力する構成であることを特徴と
する。
【0029】さらに、本発明の画像復号化装置におい
て、入力画像の分割小領域を単位として、複数の異なる
符号化方式の適用によって生成された小領域毎の符号デ
ータを入力する符号入力手段と、小領域単位の符号デー
タの符号化種別を判別する判別手段と、判別手段によっ
て符号化種別が判別された符号データを受領し、個々が
複数の異なる符号化方式のいずれかに対応する復号処理
を実行する複数の復号手段と、複数の復号手段の少なく
とも1つの復号手段に対応して設けられ、該復号手段に
おいて実行される復号処理に必要なパラメータを保持す
る状態保持手段と、複数の復号手段のいずれかが復号し
た復号画像を選択復号画像として出力手段に出力する選
択手段とを有することを特徴とする。
【0030】さらに、本発明の画像復号化装置におい
て、入力画像の分割小領域を単位として、複数の異なる
符号化方式の適用によって生成された小領域毎の符号デ
ータを入力する符号入力手段と、小領域単位の符号デー
タの符号化種別を判別する判別手段と、判別手段によっ
て符号化種別が判別された符号データを受領し、個々が
複数の異なる符号化方式のいずれかに対応する復号処理
を実行する複数の復号手段とを有し、複数の復号手段の
いずれかは、他の復号手段によって復号された復号画像
を参照画像として入力して復号処理を行なう構成を有す
ることを特徴とする。
【0031】さらに、本発明の画像符号化方法におい
て、入力画像を小領域に分割し、分割小領域を複数の異
なる符号化方式を実行する複数の符号化処理手段によっ
て並列に符号化処理を実行し、符号化処理手によって出
力される複数の符号データの中から1つの符号データを
出力符号データとして選択して出力する画像符号化方法
において、少なくとも1つの符号化処理手段は複数の符
号化部を有し、該複数の符号化部の各々が異なるパラメ
ータによって符号化処理を実行することを特徴とする。
【0032】さらに、本発明の画像符号化方法におい
て、異なるパラメータの各々は、複数の異なる符号化方
式の各々を先行する直前小領域に適用したと仮定して設
定される異なる符号化方式に対応した複数のパラメータ
であることを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の具体的な説明の前に、本
発明の画像処理装置の構成の概略について説明する。上
述した従来の画像符号化処理装置における問題点は1つ
の符号化方式に対して1つの符号化部しか設けなかった
点にある。1つの符号化方式のみを使用した画像符号化
装置であれば前段において符号化された先行データは同
じ符号化処理を行なっていることが明らかであり、後続
の符号化において先行画像領域に関する復号データを参
照したい場合は、フィードバック復号処理構成を容易に
設定でき1つの符号化部さえあれば充分である。しかし
上述の従来例のように複数の符号化方式を備え、複数の
符号化データから1つの符号化データを選択出力する構
成においては、直前の小領域に関して選択される符号化
データがどの方式によるものなのかが所定の時間経過の
後でなければ判別不可能であり、直前領域の符号化方式
の違いによって後続する小領域についての符号化部での
処理が異なるため、パイプライン的な高速処理が困難と
なる。
【0034】そこで本発明の画像処理装置では、複数の
符号化方式を備えた装置において、先行して符号化処理
のなされる小領域に対していずれの符号化方式が選択さ
れてもよいように、1つの符号化方式に対して先行領域
の符号化パターンに応じた複数の符号化部により複数の
符号化処理を実行する構成とし、先行して実行される小
領域の符号化の選択結果を得る以前に後続の小領域の符
号化を開始するパイプライン処理を可能とした。この構
成において、先行する小領域の符号化方式の選択結果に
応じて、後続の小領域について生成済みの複数の符号化
データの中から選択出力を行なう。本発明の画像処理装
置構成によれば符号化処理において隣接ブロック間のデ
ータの連続性を利用することが可能となり、符号量の削
減、符号化処理の効率化が達成され、またパイプライン
処理が可能となり高速な処理が実現される。
【0035】本発明の画像処理装置について、以下、複
数の実施例を図面に基づいて説明する。まず、各実施例
の概要について簡単に説明する。
【0036】第1実施例は、2つの符号化方式による符
号化処理を実行するものであり、第1の符号化方式に対
しては第1、第2の符号化部を、第2の符号化方式に対
しては第3、第4の符号化部を設けた構成である。ここ
で、第1の符号化方式における第1符号化部、および第
2の符号化方式における第3符号化部では先行する小領
域の選択符号データが第1符号化方式で符号化されたデ
ータと仮定して後続の小領域の符号化を実行する。また
第1の符号化方式における第2符号化部、および第2の
符号化方式における第4符号化部では先行する小領域の
選択符号データが第2符号化方式で符号化されたデータ
と仮定して後続の小領域の符号化を実行する。
【0037】例えば、第1の符号化方式がJPEG−D
CT方式による符号化処理、第2の符号化方式がJPE
G−Spatial方式とすると、第1の符号化方式に
おける第1符号化部においては、先行小領域においてJ
PEG−DCT方式が選択されたと仮定して後続の小領
域についてJPEG−DCT方式で符号化処理を実行
し、第1の符号化方式における第2符号化部において
は、先行小領域においてJPEG−Spatial方式
が選択されたと仮定して後続の小領域についてJPEG
−DCT方式で符号化処理を実行する。さらに、第2の
符号化方式における第3符号化部においては、先行小領
域においてJPEG−DCT方式が選択されたと仮定し
て後続の小領域についてJPEG−Spatial方式
で符号化処理を実行し、第2の符号化方式における第4
符号化部においては、先行小領域においてJPEG−S
patial方式が選択されたと仮定して後続の小領域
についてJPEG−Spatial方式で符号化処理を
実行する。
【0038】第2実施例は、2つの符号化処理方式の一
方の符号化処理方式を単一の符号化部によって構成した
例を示す。例えば第1の符号化方式を、JPEGのDC
T方式において直流成分(DC係数)の量子化を行わな
い符号化方式として設定する。また第2の符号化方式を
例えばJPEGのSpatial方式とする。Spat
ial方式は可逆符号化方式である。この場合、どちら
の符号化方式が選択されても直流成分は量子化されずに
保存される。さらに第1の符号化方式では画像の連続性
を利用しているのは直流成分だけであるので、先行する
小領域についてどちらの符号化方式による符号化データ
が選択されても第1の符号化方式による符号化処理は同
じになる。従って、この場合の第1の符号化方式につい
ては複数の符号化部を用意する必要がない。
【0039】第3実施例は、第2符号化方式における1
つの符号化部において第1の符号化方式による復号画像
を参照する構成とした例である、第1の符号化方式がJ
PEG−DCT方式のように非可逆変換の場合は復号処
理を行わないと参照画像としての復号画像が得られな
い。これを解決するために符号化装置に対応して復号部
を設け、復号データを利用して他の符号化方式による符
号化処理を可能としたものである。
【0040】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の画像処理装置
について、複数の実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。
【0041】[実施例1]実施例1は第1の符号化方式
に対しては第1、第2の符号化部を、第2の符号化方式
に対しては第3、第4の符号化部を構成したものであ
る。符号化装置について説明する。図1は本発明の第1
実施例における符号化装置を示すブロック図である。図
1中、前述の従来例で説明した図13と同様の構成部分
には同一の符号を付し説明を省略する。なお、第1〜4
符号化部20、25,27,28は、それぞれ1つのブ
ロックとして示してあるが、各プロックには、それぞれ
の符号化方式に必要な構成要素、例えば図13の第1符
号化部20で示した周波数変換部81、スキャン部8
3、量子化部85、符号化部87と同様の構成を内部構
成要素として有している。
【0042】図1において、第1の符号化方式を実行す
る符号化部は第1符号化部20と第2符号化部25であ
る。第2符号化方式を実行する符号化部は第3符号化部
27と第4符号化部28である。55は第1選択部、5
6は第2選択部、125、140は符号データ、15
0、155は選択符号データ、160、165は選択指
示データである。
【0043】図1の各部について説明する。画像入力部
10は小領域画像データを順次4つの符号化部である第
1〜4符号化部20,25,27,28に出力する。第
1符号化部20、第2符号化部25は入力画像データ1
10に対して第1の符号化方式で符号化を行い、符号デ
ータ120、125として第1選択部50へ送出する。
第1符号化部20では先行する小領域の選択符号データ
が第1符号化方式で符号化されたデータと仮定して後続
の小領域の符号化を実行する。また第2符号化部25で
は先行する小領域の選択符号データが第2符号化方式で
符号化されたデータと仮定して後続の小領域の符号化を
実行する。
【0044】第3符号化部27、第4符号化部28は入
力画像データ110に対して第2の符号化方式で符号化
を行い、符号データ130、140として第2選択部5
5へ送出する。第3符号化部27では先行する小領域の
選択符号データが第1符号化方式で符号化されたデータ
と仮定して後続の小領域の符号化を実行する。また第4
符号化部28では先行する小領域の選択符号データが第
2符号化方式で符号化されたデータと仮定して後続の小
領域の符号化を実行する。
【0045】第1選択部55は符号量比較部60から出
力される選択指示データ160に従って符号データ12
0、125のいずれかを選択符号データ150として符
号量比較部60へ送出する。符号量比較部60から出力
される選択指示データ160は先行する小領域の出力符
号データとして選択された符号データを示すデータであ
る。例えば先行する小領域について第1の符号化方式に
よる符号化データが出力データとして選択されていれ
ば、第1選択部で選択されるデータは先行する小領域を
第1符号化方式で符号化されたデータと仮定して後続の
小領域の符号化を実行して得られた符号データ120が
選択され、選択符号データ150として符号量比較部6
0へ送出される。
【0046】第2選択部56は選択指示データ160の
示す先行小領域の出力符号化方式に従って、後続の小領
域の第2符号化方式で符号化された符号データ130、
140のいずれかを選択符号データ155として符号量
比較部60へ送出する。
【0047】第1選択部55で選択された第1符号化方
式によって符号化された選択符号データ150と第2選
択部56で選択された第2符号化方式によって符号化さ
れた選択符号データ155は符号量比較部60に入力さ
れる。符号量比較部60は選択符号データ150、15
5の符号量を比較し、符号量の少ない方を出力符号デー
タ170として符号出力部70へ送出すると同時に、こ
の比較結果を選択指示データ160として選択部55、
56へ送出する。
【0048】図1に示す構成において、例えば、第1の
符号化方式をJPEG−DCT方式、第2の符号化方式
をJPEG−Spatial方式とすると、第1符号化
部20は先行小領域においてJPEG−DCT方式が選
択されたと仮定して後続小領域についてJPEG−DC
T方式で符号化処理を実行し、第2符号化部25は、先
行小領域においてJPEG−Spatial方式が選択
されたと仮定して後続小領域についてJPEG−DCT
方式で符号化処理を実行する。また、第3符号化部27
は、先行小領域においてJPEG−DCT方式が選択さ
れたと仮定して後続小領域についてJPEG−Spat
ial方式で符号化処理を実行し、第4符号化部におい
ては、先行小領域においてJPEG−Spatial方
式が選択されたと仮定して後続小領域についてJPEG
−Spatial方式で符号化処理を実行する。
【0049】なお、図1に示す構成において、第1符号
化部20と第2符号化部25、または第3符号化部27
と第4符号化部28はそれぞれ独立した構成として示さ
れているが、各符号化部において共通処理が実行するこ
とが可能な構成部位については共通の処理ユニットを使
用することが可能である。
【0050】例えば、第1符号化方式が直流成分を量子
化する通常のDCT方式である場合、直流成分が必要に
なるのは最後段の符号化部である。これは図13中の第
1符号化部20で示す符号化部87にあたる。これ以前
の周波数変換部〜量子化部は直前の直流成分によらず、
同一の処理で良い。従って、第1符号化方式を実行する
第1符号化部20と第2符号化部25は符号化部以前の
周波数変換部〜量子化部装置については共有化が図れ、
独立に2系統持つ必要はない。
【0051】次に復号装置について説明する。図2は本
発明の第1実施例における復号装置を示すブロック図で
ある。図中、図13、図1と同様の部分には同一の符号
を付して説明を省略する。11は画像出力部、21は第
1復号部、31は第2復号部、22、32は状態保持
部、51は選択部、61は振り分け部、71は符号入力
部、111、112は復号データ、113は出力復号デ
ータ、161、166は復号パラメータである。
【0052】図2の各部について説明する。符号入力部
71は外部から符号を入力し、出力符号データ170と
して振り分け部61へ送出する。振り分け部61は出力
符号データの符号化方式を判別して、その結果に応じて
符号データ120、150として第1復号部21、第2
復号部31のいずれかへ送出し、同時に判別結果を選択
指示データ160として状態保持部22、32、選択部
51へ送出する。第1復号部21、第2復号部31は出
力符号データ170に対してそれぞれ第1の符号化方
式、第2の符号化式に相当する方法で復号を行い、復号
データ111、112として選択部51へ送出する。状
態保持部22、32は選択指示データ160に応じてそ
れぞれ復号パラメータ161、166を第1復号部2
1、第2復号部31へ送出する。選択部51は選択指示
データ160に従い、復号データ111、112のいず
れかを出力復号データ113として画像出力部11へ送
出する。画像出力部11は出力復号データ113を外部
へ出力する。
【0053】以上、説明した本発明の画像処理装置の第
1実施例について、その処理フローを以下、説明する。
まず符号化処理について説明する。図3は第1実施例の
符号化処理の動作を示すフローチャートである。図3に
示すステップS10では画像入力部10において入力画
像データ110の未処理小領域に相当する部分を第1符
号化部20、第2符号化部25、第3符号化部27、第
4符号化部28に入力する。S20では第1符号化部2
0、第2符号化部25において第1符号化方式による符
号化処理、第3符号化部27、第4符号化部28におい
て第2符号化方式の符号化を行い、符号データ120、
125、130、140として送出する。S30では符
号量比較部60において直前の小領域で符号データ12
0、または符号データ130が出力符号データ170と
して出力されたかどうかを出力指示データ160によっ
て判定する。直前の小領域で符号データ120、または
符号データ130が出力符号データ170として出力さ
れていればS55へ、そうでなければS45へ進む。
【0054】S55では第1選択部55において符号デ
ータ120を選択符号データ150として選択し、第2
選択部56において符号データ130を選択符号データ
155として選択する。S45では第1選択部55にお
いて符号データ125を選択符号データ150として選
択し、第2選択部56において符号データ140を選択
符号データ155として選択する。S65では符号量比
較部60において選択符号データ150と選択符号デー
タ155との比較を開始する。S75では比較の結果、
第1符号化方式(第1、第2符号化部)によって符号化
された選択符号データ150が第2符号化方式(第3、
第4符号化部)によって符号化された選択符号データ1
55より少なければS85へ、そうでなければS95へ
進む。S85では選択符号データ150を出力符号デー
タ170として、符号出力部70と通じて外部へ送出す
る。S95では選択符号データ155を出力符号データ
170として、符号出力部70と通じて外部へ送出す
る。以上の処理を入力画像の小領域毎に入力少量域終了
まで繰り返す(S100)。
【0055】次に復号処理について説明する。図4は第
1実施例の復号処理の動作を示すフローチャートであ
る。以下、図4を用いて復号処理について説明する。S
11では符号入力部71において未処理符号を出力符号
データ170として入力する。S76では振り分け部6
1において出力符号データ170を判別し、その結果が
第1の符号化方式による符号(第1符号化部または第2
符号化部による符号化データ)であればS36へ、そう
でなければS37へ進む。同時に判別結果を選択指示デ
ータ160として状態保持部22、32、選択部51へ
送出する。
【0056】S36では状態保持部22において処理し
ようとしている小領域の直前に処理した小領域が第1ま
たは第3の符号化方式によるものかどうかを判定し、そ
うであればS26へ、そうでなければS27へ進む。S
26、S27では第1の復号部21において符号データ
120を、それぞれ所定の方法で復号する。S37では
状態保持部32において処理しようとしている小領域の
直前に処理した小領域が第1または第3の符号化方式に
よるものかどうかを判定し、そうであればS28へ、そ
うでなければS29へ進む。S28、S29では第2の
復号部31において符号データ120を、それぞれ所定
の方法で復号する。S81では選択部51において復号
データ111、112から出力復号データ113を選択
し、画像出力部11を通じて外部へ出力する。S101
では未処理の出力符号データ170がなくなれば復号処
理全体を終了し、そうでなければS11へ進む。
【0057】以上の動作の中で、第1符号化部20、第
2符号化部25、および第1復号部21は第1の符号化
方式に基づいた処理を行う。第3符号化部27、第4符
号化部28、および第2復号部31は第2の符号化方式
に基づいた処理を行う。詳細には第1符号化部20は第
1の符号化方式に基づき、直前の小領域が第1の符号化
方式で符号化されたと仮定した場合の処理、第2符号化
部25は第1の符号化方式に基づき、直前の小領域が第
2の符号化方式で符号化されたと仮定した場合の処理、
第3符号化部27は第2の符号化方式に基づき、直前の
小領域が第1の符号化方式で符号化されたと仮定した場
合の処理、第4符号化部28は第2の符号化方式に基づ
き、直前の小領域が第2の符号化方式で符号化されたと
仮定した場合の処理を行なう。
【0058】また復号装置においてはこれらに対応し、
第1復号部21では復号パラメータ161に応じて、第
1符号化部20または第2符号化部25で行われる符号
化の逆処理である復号処理を行う。また第2復号部31
では復号パラメータ166に応じて、第3符号化部27
または第4符号化部28で行われる符号化の逆処理であ
る復号処理を行う。
【0059】なお、上述の各符号化方式において、直前
小領域を参照する必要のある符号化処理においては符号
化装置には復号手段を設けず、直前小領域の復号データ
を全面白の画像データとして置き換えて参照する構成を
適用することが可能である。このような構成とすること
で装置全体の簡略化が達成され、処理の高速化が実現さ
れる。
【0060】例えばSpatial方式に従った符号化
処理では周辺画素から予測を行うので、直前の小領域で
DCT方式を選択した場合、符号化処理において直前の
符号データを復号した画像が必要になる。しかしこのた
めには復号装置が必要となるので、装置規模の増加だけ
でなく処理速度の低下を招く。そこで直前の小領域符号
化にDCT方式が選択された場合には当該小領域を例え
ば全面白と考えて、擬似的な予測を行うようにする。復
号側ではDCT方式の直後にSpatial方式が選択
された場合、直前小領域を全面白に置き換えて予測処理
を行えばよい。この場合画像連続性を無視したので符号
量が増加するが、装置規模の過多な増加を防ぐことがで
きる。
【0061】また、符号化処理装置中に必要な復号処理
手段を設け復号処理手段からの復号データを符号化手段
相互間にフィードバックする構成としてもよい。このフ
ィードバック復号構成を採用する場合は、各符号化部2
0,25,27,28からの出力符号化データに対して
ここの符号化手段に対応する復号手段を設けて復号処理
を行ない、復号データ参照要求のある他の符号化手段に
出力する構成とするか、あるいは各符号化手段20,2
5,27,28の出力結果を待たずに、各符号化手段中
の構成要素、例えば図13中の符号化手段中の周波数変
換部81、スキャン部83、量子化部85、符号化部8
7の各出力段からの出力信号に対してフィードバックを
かけ、必要に応じて構成された逆量子化部、逆スキャン
部、逆周波数変換部による処理を実行して、必要な先行
小領域に関するデータを得るようにしてもよい。このフ
ィードバック復号構成の一例を示す具体例は実施例3で
説明する。
【0062】以上の構成の中で、画像入力部から各符号
化部に入力される小領域は入力画像データ110を2つ
以上の部分画像に分割したもので、その大きさは任意で
ある。ただしJPEGのDCT方式のように処理ブロッ
クサイズが決まっている場合には、この倍数にしておく
と都合がよい。また出力符号データ170にはいずれの
符号化方式の符号であるかを示す識別ビットを符号デー
タに付加して出力する。この具体例については実施例2
で説明する。
【0063】以上で説明したように本実施例によれば1
つの符号化方式に対して、直前の小領域で選択される符
号化方式の種類に応じて複数の符号化部を設けるように
したので、小領域間の連続性を利用した符号化が可能と
なり、符号量の削減が図れる。また余計なフィードバッ
クを設ける必要がないので、処理時間の増加もない。
【0064】[実施例2]以下本発明の第2の実施例と
して、第1の符号化方式に1つの符号化部、第2の符号
化方式に2つの符号化部を構成した例を説明する。第1
の符号化方式として、例えば直流成分を量子化しないD
CT方式を想定する。第2の符号化方式として通常の符
号化方式を想定した例について述べる。第1の符号化方
式に対しては第1の符号化部を、第2の符号化方式に対
しては第2、第3の符号化部を用意する。具体的には、
例えば第1の符号化方式としてJPEGのDCT方式に
おいて直流成分(DC係数)の量子化を行わない符号化
方式、第2の符号化方式をJPEGのSpatial方
式とする。Spatial方式は可逆符号化方式であ
り、この場合、第1、第2いずれの符号化方式が選択さ
れても直流成分は量子化されずに保存される。さらに第
1の符号化方式では画像の連続性を利用しているのは直
流成分だけであるので、先行する小領域についてどちら
の符号化方式による符号化データが選択されても第1の
符号化方式による符号化処理は同じになる。従って、こ
の場合の第1の符号化方式については複数の符号化部を
用意する必要がない。
【0065】第2実施例の符号化装置について説明す
る。図5は本発明の第2実施例における符号化装置を示
すブロック図である。図5中、前述の従来例で説明した
図13と同様の構成部分には同一の符号を付し説明を省
略する。なお、第1〜3符号化部20、30,40は、
それぞれ1つのブロックとして示してあるが、各プロッ
クには、それぞれの符号化方式に必要な構成要素、例え
ば図13の第1符号化部20で示した周波数変換部8
1、スキャン部83、量子化部85、符号化部87と同
様の構成を内部構成要素として有している。
【0066】図5において、第1の符号化方式を実行す
る符号化部は第1符号化部20である。第2符号化方式
を実行する符号化部は第2符号化部30と第3符号化部
40である。50は選択部、140は符号データ、15
0は選択符号データ、160は選択指示データである。
【0067】画像入力部10は小領域画像データを3つ
の符号化部である第1〜3符号化部20,30,40に
出力する。第1符号化部20は入力画像データ110に
対して第1の符号化方式で符号化を行い、符号データ1
20として第1選択部50へ送出する。第1の符号化方
式は、例えばJPEGのDCT方式において直流成分
(DC係数)の量子化を行わない符号化方式である。
【0068】第2符号化部30、第3符号化部40は入
力画像データ110に対して第2の符号化方式で符号化
を行い、符号データ130、140として選択部50へ
送出する。第2符号化部30では先行する小領域の選択
符号データが第2符号化方式で符号化されたデータと仮
定して後続の小領域の符号化を実行する。また第3符号
化部40では先行する小領域の選択符号データが第1符
号化方式で符号化されたデータと仮定して後続の小領域
の符号化を実行する。
【0069】選択部50は符号量比較部60から出力さ
れる選択指示データ160に従って符号データ130、
140のいずれかを選択し、選択符号データ150とし
て符号量比較部60へ送出する。符号量比較部60から
出力される選択指示データ160は先行する小領域の出
力符号データとして選択された符号データを示すデータ
である。例えば先行する小領域について第1の符号化方
式による符号化データが出力データとして選択されてい
れば、選択部50で選択されるデータは、先行する小領
域を第1符号化方式で符号化されたデータと仮定して後
続の小領域の符号化を実行して得られた符号データ14
0である。符号量比較部60は符号データ120と選択
符号データ150の符号量を比較し、符号量の少ない方
を出力符号データ170として符号出力部70へ送出す
ると同時に、この比較結果を選択指示データ160とし
て選択部50へ送出する。
【0070】次に復号装置について説明する。図6は本
発明の第2の実施例における復号装置を示すブロック図
である。図中、図13と同様の部分には同一の符号を付
して説明を省略する。11は画像出力部、21は第1復
号部、31は第2復号部、32は状態保持部、51は選
択部、61は振り分け部、71は符号入力部、111、
112は復号データ、113は出力復号データ、161
は復号パラメータである。
【0071】図6の各部について説明する。符号入力部
71は外部から符号を入力し、出力符号データ170と
して振り分け部61へ送出する。振り分け部61は出力
符号データを判別し、その結果に応じて符号データ12
0、150として第1復号部21、第2復号部31のい
ずれかへ送出し、同時に判別結果を選択指示データ16
0として状態保持部32、選択部51へ送出する。第1
復号部21、第2復号部31は出力符号データ170に
対してそれぞれ所定の方法で復号を行い、復号データ1
11、112として選択部51へ送出する。状態保持部
32は選択指示データ160に応じて復号パラメータ1
61を第2復号部31へ送出する。選択部51は選択指
示データ160に従い、復号データ111、112のい
ずれかを出力復号データ113として画像出力部11へ
送出する。画像出力部11は出力復号データ113を外
部へ出力する。
【0072】以上の構成に基づいて第2の実施例の動作
について説明する。まず符号化処理について説明する。
図7は第2の実施例の符号化処理の動作を示すフローチ
ャートである。以下、図7を用いて符号化処理について
説明する。図7に示すステップS10では画像入力部1
0において入力画像データ110の未処理小領域に相当
する部分を第1符号化部20、第2符号化部30、第3
符号化部40に入力する。S20では第1符号化部20
では第1符号化方式による符号化、第2符号化部30、
第3符号化部40においては第2符号化方式による符号
化を行い、符号データ120、130、140として送
出する。S30では符号量比較部60において直前の小
領域で符号データ120が出力符号データ170として
出力されたかどうかを出力指示データ160に反映し、
そうであればS50へ、そうでなければS40へ進む。
S40では選択部50において符号データ130を選択
符号データ150として選択する。S50では選択部5
0において符号データ140を選択符号データ150と
して選択する。S60では符号量比較部60において符
号データ120と選択符号データ150の符号量を比較
する。S70ではS60の結果、符号データ120の符
号量が選択符号データ150より少なければS80へ、
そうでなければS90へ進む。S90では選択符号デー
タ150を出力符号データ170として、符号出力部7
0と通じて外部へ送出する。
【0073】次に復号処理について説明する。図8は第
2の実施例の復号処理の動作を示すフローチャートであ
る。図8のS11では符号入力部71において未処理符
号を出力符号データ170として入力する。S71では
振り分け部61において出力符号データ170を判別
し、その結果が第1の符号化方式による符号であればS
21へ、そうでなければS31へ進む。同時に判別結果
を選択指示データ160として状態保持部32、選択部
51へ送出する。S31では状態保持部32において処
理しようとしている小領域の直前に処理した小領域が第
1の符号化方式によるものかどうかを判定し、そうであ
ればS23へ、そうでなければS22へ進む。S21で
は第1の復号部21において符号データ120を復号す
る。S22、S23では第2の復号部において符号デー
タ150を、それぞれ所定の方法で復号する。S81で
は選択部51において符号データ111、112から出
力復号データ113を選択し、画像出力部11を通じて
外部へ出力する。S101では未処理の出力符号データ
170がなくなれば復号処理全体を終了し、そうでなけ
ればS11へ進む。
【0074】以上の動作の中で、第1符号化部20およ
び第1復号部21は第1の符号化方式に基づいた処理を
行う。本実施例の説明の冒頭で説明したように、この符
号化方式で行う符号化は直前の小領域で選択された符号
化方式に依存しないという特徴を持つ。
【0075】また第2符号化部30は第2の符号化方式
に基づき、直前の小領域が第2の符号化方式で符号化さ
れたと仮定した場合の処理を行う。さらに第3符号化部
40は第2の符号化方式に基づき、直前の小領域が第1
の符号化方式で符号化されたと仮定した場合の処理を行
う。これには実施例1で説明したと同様、参照すべき小
領域を全面白で置き換えたデータとした直前小領域を無
視する処理であってもよい。また復号装置においてはこ
れらに対応し、第2復号部31では復号パラメータ16
1に応じて、第2符号化部30または第3符号化部40
で行われる符号化の逆処理である復号処理を行う。
【0076】また以上の動作の中で、小領域は入力画像
データ110を2つ以上の部分画像に分割したもので、
その大きさは任意である。ただしJPEGのDCT方式
のように処理ブロックサイズが決まっている場合には、
この倍数にしておくと都合がよい。
【0077】また出力符号データ170には第1と第2
のいずれの符号化方式の符号であるかを示すビットが必
要となる。図9は出力符号データ170のフォーマット
例である。先頭のビットが符号化方式の違いを示してい
る。同図では第2符号化部30による符号データと第3
符号化部40による符号データが同一のフォーマットと
なっているが、復号装置では状態保持部32で直前の符
号化方式を保持するので、この両者を見分けることがで
きる。
【0078】本実施例の効果を確かめるために、第1の
符号化方式として直流成分を保存するJPEGのDCT
方式を、また第2の符号化方式として複数の予測器を使
った可逆予測符号化を適用した場合の実験例を示す。図
10はその実験結果で、入力画像はあるグラフィクス画
像とし、また小領域は8×8のサイズとした。図中、理
論値とあるのは全ての画素を参照できた場合の値であ
る。これに比較して、本実施例では第1の符号化方式で
符号化した画素を全面白として扱ったので、若干符号量
が増えているがその差は僅かである。これに対して従来
例では小領域間の予測を行うことができないので、符号
量の増加が激しい。以上から本実施例の効果は明らかで
ある。
【0079】以上で説明したように本実施例によれば2
つの符号化方式を並列動作させる構成において、1つの
符号化方式に対して直前の小領域で選択される符号化方
式の種類に応じて複数の符号化部を設けるように構成す
るとともに、2つの符号化方式の一方の符号化方式につ
いては単一の符号化部とするように構成したので構成が
簡略化され、しかも小領域間の連続性を利用した符号化
が可能となり、符号量の削減が図れる。また余計なフィ
ードバックを設ける必要がないので、処理時間の増加も
ない。
【0080】[実施例3]本発明の第3の実施例とし
て、第2の実施例において第3符号化部40における符
号化が第1の符号化方式による復号画像を参照する例に
ついて述べる。第1の符号化方式が非可逆符号化の場合
には、非可逆変換が行われるので復号処理を行わないと
復号装置側で参照可能な復号画像が得られない。従って
符号化装置に復号部を設ける必要がある。ただしこの復
号部は非可逆変換の部分だけが行えればよいので、後段
の情報源符号化を省くことができる。第3実施例は、直
前の小領域について選択した符号化方式に関わらず画像
を参照できるように構成したものである。
【0081】まず符号化装置について説明する。図11
は本発明の第3の実施例の符号化装置を示すブロック図
である。図中、図13と同様の部分には同一の符号を付
して説明を省略する。第3実施例は第2実施例と同様3
つの符号化部20,30,40を有する。
【0082】図11において、第1の符号化方式を実行
する符号化部は第1符号化部20である。第2符号化方
式を実行する符号化部は第2符号化部30と第3符号化
部40である。50は選択部、91は周波数変換部、9
2はスキャン部、93は量子化部、94は符号化部、9
5は逆量子化部、96は逆スキャン部、97は逆周波数
変換部、191、192、194、195は周波数デー
タ、193は量子化周波数データである。
【0083】次に図11の各部について説明する。画像
入力部10は小領域画像データを3つの符号化部である
第1〜3符号化部20,30,40に出力する。第1符
号化部20中の周波数変換部91は入力画像データ11
0に周波数変換を行い、周波数データ191としてスキ
ャン部92へ送出する。スキャン部92は周波数データ
191のデータ順を並び替え、周波数データ192とし
て量子化部93へ送出する。量子化部93は周波数デー
タ192に量子化を行い、量子化周波数データ193と
して符号化部94および逆量子化部95へ送出する。符
号化部94は量子化周波数データ193に符号化を行
い、符号データ120として符号量比較部60へ送出す
る。逆量子化部95は量子化周波数データ193に逆量
子化を行い、周波数データ194として逆スキャン部9
6へ送出する。逆スキャン部96は周波数データ194
のデータ順を並び替え、周波数データ195として逆周
波数変換部97へ送出する。逆周波数変換部97は周波
数データ195に逆周波数変換を行い、復号データ11
1として第3符号化部40へ送出する。
【0084】次に復号装置について説明する。図12は
本発明の第3の実施例の復号装置を示すブロック図であ
る。図中、図6と同様の部分には同一の符号を付して説
明を省略する。次に図12の各部について説明する。第
2の実施例と異なる部分だけ述べる。第2復号部31は
基本的に第2の実施例と同様に動作するが、外部からの
パラメータで動作を制御する必要はなく、また出力復号
データ113を参照する点が異なる。
【0085】動作については基本的に第2実施例と共通
しているので、異なる部分のみを説明する。図11にお
いて、符号化部94は圧縮率を高めるための符号化を行
っているが、この処理は可逆である。本実施例の符号化
装置における復号処理は非可逆部分を摸擬的に行うこと
が目的なので、この符号化とその逆処理である復号は省
略してよい。
【0086】また符号化装置における第3符号化部40
は直前の小領域として第1の符号化方式による復号画像
を参照できるように構成した。このため復号装置におけ
る第2復号部31は、直前の小領域の符号化方式にかか
わらず、出力復号データ113を参照すれば正しい復号
を行うことができる。従って本実施例においては状態保
持部32は省略可能である。
【0087】本実施例によれば直前の小領域について選
択した符号化方式に関わらず画像を参照できるように構
成したので、第2の実施例よりもさらに符号量を削減す
ることが可能である。第3の実施例よる符号量は図10
で示した理論値に等しく、その効果は明らかである。
【0088】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の画像処理
装置および画像処理方法によれば、複数の異なる符号化
方式を併用する画像符号化装置において、先行する小領
域について複数の符号化パターンを仮定した符号化を実
行する複数の符号化手段を1つの符号化方式に対して設
け、これを並列動作させるように構成したので、高速か
つ符号化効率の高い符号を出力することができる。
【0089】さらに、本発明の画像処理装置および画像
処理方法によれば、複数の異なる符号化方式を併用する
画像符号化装置において、先行する小領域についての出
力符号データが選択される以前に後続の小領域の符号化
が開始できる構成であるので、高速かつ符号化効率の高
い符号を出力することができる。
【0090】さらに、本発明の画像処理装置および画像
処理方法によれば、複数の異なる符号化方式を併用する
画像符号化装置において、先行する小領域について複数
の符号化パターンを仮定した符号化を実行する構成とし
たので小領域間の画像データの連続性を利用した符号化
が可能となり、符号量の削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像符号化装置の第1の実施例を示
す構成図である。
【図2】 本発明の画像復号装置の第1の実施例を示す
構成図である。
【図3】 本発明の画像符号化装置の第1の実施例にお
ける動作の一例を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の画像復号装置の第1の実施例におけ
る動作の一例を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の画像符号化装置の第2の実施例を示
す構成図である。
【図6】 本発明の画像復号装置の第2の実施例を示す
構成図である。
【図7】 本発明の画像符号化装置の第2の実施例にお
ける動作の一例を示すフローチャートである。
【図8】 本発明の画像復号装置の第2の実施例におけ
る動作の一例を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の画像符号化復号装置の第2の実施例
における符号フォーマットの一例を示す説明図である。
【図10】 本発明の画像符号化復号装置の第2の実施
例の効果を示す説明図である。
【図11】 本発明の画像符号化装置の第3の実施例を
示す構成図である。
【図12】 本発明の画像復号装置の第3の実施例を示
す構成図である。
【図13】 従来の画像符号化装置の構成を示す図であ
る。
【図14】 従来の画像符号化装置の動作の一例を示す
フローチャートである。
【図15】 従来の画像復号装置の動作の一例を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 画像入力部 11 画像出力部 20 第1符号化部 21 第1復号部 22、32 状態保持部 25 第2符号化部 27 第3符号化部 28 第4符号化部 30 第2符号化部 31 第2復号部 35 第4符号化部 55 第1選択部 56 第2選択部 40 第3符号化部 50、51 選択部 60 符号量比較部 61 振り分け 70 符号出力部 71 符号入力部 81、82 周波数変換部 83、84 スキャン部 85、86 量子化部 87、88 符号化部 91 周波数変換部 92 スキャン部 93 量子化部 94 符号化部 95 逆量子化部 96 逆スキャン部 97 逆周波数変換部 110 入力画像データ 111、112 復号データ 113 出力復号データ 120、125、130,140 符号データ 150、155 選択符号データ 160、165 選択指示データ 161、166 復号パラメータ 170 出力符号データ 181、182,183,184 周波数データ 185、186 量子化周波数データ 191、192 周波数データ 193 量子化周波数データ 194、195 周波数データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK14 MA00 MA23 MA27 MA45 MC11 PP11 PP12 PP20 RC28 TA17 TB08 TC18 TC41 TD11 UA02 UA05 UA33 5C078 BA21 BA57 CA02 CA26 DA00 DA01 DA02 DB01 DB13

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像を小領域に分割し、分割小領域
    を複数の異なる符号化方式を実行する複数の符号化処理
    手段によって符号化し、該複数の符号化処理手段から出
    力される複数の符号データの中から1つの符号データを
    出力符号データとして選択して出力する画像符号化装置
    であって、 前記複数の符号化処理手段の各々は対応する符号化方式
    に従って符号化を実行する1以上の符号化部を有し、前
    記複数の符号化処理手段中、少なくとも1つの符号化処
    理手段は複数の符号化部を有し、 前記少なくとも1つの符号化処理手段に含まれる複数の
    符号化部の各々は、異なるパラメータによる符号化処理
    を実行する構成であることを特徴とする画像符号化装
    置。
  2. 【請求項2】 前記1つの符号化処理手段に含まれる複
    数の符号化部の各々が実行する符号化処理において用い
    られる前記異なるパラメータの各々は、前記複数の異な
    る符号化方式の各々を先行する直前小領域に適用したと
    仮定して設定される異なる符号化方式に対応する複数の
    パラメータであることを特徴とする請求項1に記載の画
    像符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記パラメータは直前小領域に含まれる
    参照画像に基づいて設定されるパラメータであることを
    特徴とする請求項2に記載の画像符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記パラメータは予め定められた画素値
    によって構成された画像データを参照画像として設定さ
    れるパラメータであることを特徴とする請求項2に記載
    の画像符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記画像符号化装置は、符号化処理手段
    中の少なくとも1つの符号化部における符号化処理の逆
    処理を実行する復号手段を有し、該復号手段による処理
    によって得られる復号画像を、他の符号化手段で参照画
    像として用いて符号化処理を実行する構成であることを
    特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の画像符号化
    装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の異なる符号化方式は可逆符号
    か方式と、非可逆符号化方式の2種類の符号化方式によ
    って構成されることを特徴とする請求項1乃至5いずれ
    かに記載の画像符号化装置。
  7. 【請求項7】 前記画像符号化装置は、前記複数の符号
    化処理手段から出力される複数の符号データの中から1
    つの符号データを出力符号データとして選択して出力す
    る選択手段を有し、該選択手段は前記複数の符号データ
    の中から最もデータ量の少ない符号データを出力符号デ
    ータとして選択して出力する構成であることを特徴とす
    る請求項1乃至6いずれかに記載の画像符号化装置。
  8. 【請求項8】 入力画像の分割小領域を単位として、複
    数の異なる符号化方式の適用によって生成された小領域
    毎の符号データを入力する符号入力手段と、 前記小領域単位の符号データの符号化種別を判別する判
    別手段と、 前記判別手段によって符号化種別が判別された符号デー
    タを受領し、個々が前記複数の異なる符号化方式のいず
    れかに対応する復号処理を実行する複数の復号手段と、 前記複数の復号手段の少なくとも1つの復号手段に対応
    して設けられ、該復号手段において実行される復号処理
    に必要なパラメータを保持する状態保持手段と、 前記複数の復号手段のいずれかが復号した復号画像を選
    択復号画像として出力手段に出力する選択手段とを有す
    ることを特徴とする画像復号化装置。
  9. 【請求項9】 入力画像の分割小領域を単位として、複
    数の異なる符号化方式の適用によって生成された小領域
    毎の符号データを入力する符号入力手段と、 前記小領域単位の符号データの符号化種別を判別する判
    別手段と、 前記判別手段によって符号化種別が判別された符号デー
    タを受領し、個々が前記複数の異なる符号化方式のいず
    れかに対応する復号処理を実行する複数の復号手段とを
    有し、 前記複数の復号手段のいずれかは、他の復号手段によっ
    て復号された復号画像を参照画像として入力して復号処
    理を行なう構成を有することを特徴とする画像復号化装
    置。
  10. 【請求項10】 入力画像を小領域に分割し、 分割小領域を複数の異なる符号化方式を実行する複数の
    符号化処理手段によって並列に符号化処理を実行し、 前記符号化処理手によって出力される複数の符号データ
    の中から1つの符号データを出力符号データとして選択
    して出力する画像符号化方法において、 少なくとも1つの符号化処理手段は複数の符号化部を有
    し、該複数の符号化部の各々が異なるパラメータによっ
    て符号化処理を実行することを特徴とする画像符号化方
    法。
  11. 【請求項11】 前記異なるパラメータの各々は、前記
    複数の異なる符号化方式の各々を先行する直前小領域に
    適用したと仮定して設定される異なる符号化方式に対応
    した複数のパラメータであることを特徴とする請求項1
    0に記載の画像符号化方法。
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