JP2000245269A - 水稲苗の栽培装置 - Google Patents

水稲苗の栽培装置

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JP2000245269A
JP2000245269A JP11056743A JP5674399A JP2000245269A JP 2000245269 A JP2000245269 A JP 2000245269A JP 11056743 A JP11056743 A JP 11056743A JP 5674399 A JP5674399 A JP 5674399A JP 2000245269 A JP2000245269 A JP 2000245269A
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JP
Japan
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soil
nursery
heat generating
greenhouse
heat
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JP11056743A
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English (en)
Inventor
Senya Yamanaka
仙也 山中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 苗育成時に霜害による不都合をなくす
るようにする。 【解決手段】 温室1内の苗代田2に凹入部3を設け
て、この凹入部に発熱材料5を充填して発熱床6を形成
し、この発熱床の上を覆土し、次いで根切りネット8を
敷いて、その上に育苗箱4を置く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、苗作りの栽培装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の苗代作りは、田畑の土壌を細かく
砕土すると共に、給水しながら平均化して苗床を作る。
【0003】次に、この苗床に通常田植機に使用される
苗箱(成苗育苗箱及びマット育苗箱)を押し沈めて栽培
する。
【0004】また、早期の出荷手段(早場米)として、
電熱蒸気出芽器で出芽させ、これを温室(ビニールハウ
ス)又はビニールトンネルで育苗する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】苗代作りにともなう大
敵は、早期苗作りの時期に霜がおりることにあって、こ
の霜がおりたとき、霜対策を怠ると、育成途中の苗に霜
害(枯れる)を受ける。
【0006】このため、霜注意報が出ると加温手段とし
て、石油ストーブや太いろうそくを用いて、温室内を加
温して霜害を食い止める。
【0007】しかしながら、大きな面積の温室を霜害防
止の温度迄加温するのに多くの台数のストーブや数多く
のろうそくを必要とするので、多大な燃料費やろうそく
代金が必要になって苗代作りのコストが大幅にアップす
る。
【0008】なお、温室の加温を怠った場合、或いは加
温が霜害防止温度に達しないと苗が枯れるので、再度苗
代作りをしなければならない。
【0009】すると、早期出荷手段としての目的を達成
することができない。
【0010】そこで、この発明の課題は、極めて簡単な
手段により霜害を防止すると共に、苗代作りの苗育成に
貢献するようにしたことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、温室やビニールトンネル内の苗代田
に設けた所定の幅と長さの凹入部と、この凹入部に発熱
材料を充填して形成した発熱床と、この発熱床を覆う覆
土と、この覆土上に敷いた根切りネットと、このネット
上に載置した育苗箱とからなる構成を採用する。
【0012】また、上記の発熱材料が、適宜の廃棄材料
と散水により発熱する肥料とを混合したものからなる。
【0013】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を添付図面
に基づいて説明する。
【0014】この発明の第1の実施形態では、図1及び
図2に示すように、温室1(ビニールハウス)やビニー
ルトンネル(図示省略)内の苗代田2には、所定の幅と
長さの凹入部3が設けてある。
【0015】上記の凹入部3は、図示の場合苗代田2を
掘削して設けたが、掘削以外に、例えば苗代田に二条の
丸太や角材(木製や鋼材などを用いる)を載置して、そ
の間を凹入部とすることもある。
【0016】また上記の凹入部3の幅は、図示の場合二
列に並べる育苗箱4の並列幅より若干大きくなるように
設け、長さは直列状に並べる育苗箱4の長さによって決
定する。
【0017】上記の温室1は、ビニールハウスや並べた
育苗箱4を覆うトンネル状のものがある。また、凹入部
3には、発熱材料5を充填して発熱床6が形成してあ
る。
【0018】さらに、発熱床6を覆土7により覆うと共
に、この覆土7の表面には、合成樹脂製などの根切りネ
ット8が敷いてある。そして、ネット8の上に育苗箱4
を並べて載置する。
【0019】上記の育苗箱4は、図1及び図2に示すよ
うに、上下面が開閉する方形状の枠体9と、この枠体9
内を区分にするように仕切る縦横の仕切板10とで構成
され、枠体9と仕切板10とで区画劃された区劃空間に
は、土11を入れ、次いで播種12をまいてその後に覆
土13する。
【0020】また、上記以外のマット苗箱(図示省略)
としては、縦横が約60cm×30cmで丈が短かくて
上面が開放し、かつ底面が給排水を容易にして根の一部
を下方に伸ばして養水分を吸収する無数の穴を設けてあ
る苗箱に土又は育苗マットを入れ、次いで播種をまいた
のち覆土することもある。
【0021】なお、土11及び覆土12は、育苗箱4の
移動(切り扱いに際し抜け落ちないように押圧して詰め
込んである。)
【0022】また、凹入部3内に発熱床6を形成するの
で、熱が上向きになり、発熱を有効に利用することがで
きる。
【0023】上記のように構成すると、発熱床6を形成
する発熱材料5の発熱にともない育苗箱4に熱が伝わっ
て苗の育成(短期成長)をうながすと共に、発熱床6の
熱によって温室1(或いはビニールトンネル)内の温度
が上昇する。
【0024】すると、苗に霜害がおよぶのを防止すると
共に、霜注意報の際のストーブやろうそくの使用をなく
することができる。
【0025】この発明の第2の実施形態では、発熱床6
の発熱材料5には、廃棄材として、例えばオカラ、オガ
クズ、米糖、生ゴミなどを用い、散水により発熱する肥
料として、例えば窒素肥料や牛、馬、豚などの堆肥を用
い、両者を適当な比率で混合する。
【0026】その際、発酵菌を混入すると、発酵が促進
されて発熱現象(10〜25℃)が良好になる。
【0027】すると、廃棄材の使用によりコストが著し
く安価になり、材料の入手が容易で、かつ費用が不要に
なる利点がある。
【0028】勿論、温度上昇は、散水により発熱するの
で、散水量を調整すると共に、上記発熱による育苗箱4
への伝達熱は、覆土の厚みによって調整する。
【0029】なお、育苗箱4の取り出しは、育苗箱4と
根切りネット8との間に介在してある特許第28720
70号公報や登録実用新案第3054822号公報の根
切り糸や根切りワイヤ21を引っ張りながら苗の根を切
ってから行なう。
【0030】また、育苗箱の撤去後に野菜などを作る
と、収穫がよい。
【0031】
【発明の効果】この発明の水稲苗の栽培装置は、以上の
ように構成してあるので、霜害問題をなくすることがで
きると共に、ストーブやろうそくなどが不要のためコス
トを著しく低減することができる。
【0032】また、発熱材料に廃棄材料を用いるので、
安価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を示す縦断正面図
【図2】同上の一部切欠平面図
【符号の説明】
1 温室 2 苗代田 3 凹入部 4 育苗箱 5 発熱材料 6 発熱床 7 覆土 8 根切りネット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温室やビニールトンネル内の苗代田に設
    けた所定の幅と長さの凹入部と、この凹入部に発熱材料
    を充填して形成した発熱床と、この発熱床を覆う覆土
    と、この覆土上に敷いた根切りネットと、このネット上
    に載置した育苗箱とからなる水稲苗の栽培装置。
  2. 【請求項2】 上記の発熱材料が、適宜の廃棄材料と散
    水により発熱する肥料とを混合したことを特徴とする請
    求項1に記載の水稲苗の栽培装置。
JP11056743A 1999-03-04 1999-03-04 水稲苗の栽培装置 Pending JP2000245269A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006025747A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Senya Yamanaka 苗の栽培装置
JP2009532023A (ja) * 2006-04-01 2009-09-10 アーミラトックス リミテッド 園芸器具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006025747A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Senya Yamanaka 苗の栽培装置
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