JP2000245405A - 海苔の焼加工方法及び装置 - Google Patents

海苔の焼加工方法及び装置

Info

Publication number
JP2000245405A
JP2000245405A JP11059299A JP5929999A JP2000245405A JP 2000245405 A JP2000245405 A JP 2000245405A JP 11059299 A JP11059299 A JP 11059299A JP 5929999 A JP5929999 A JP 5929999A JP 2000245405 A JP2000245405 A JP 2000245405A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
laver
drum
hot air
stirring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11059299A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Watabe
浩次 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WATAEE KK
Original Assignee
WATAEE KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WATAEE KK filed Critical WATAEE KK
Priority to JP11059299A priority Critical patent/JP2000245405A/ja
Publication of JP2000245405A publication Critical patent/JP2000245405A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Edible Seaweed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱室内に供給される海苔を、焼きむらや焦
げ等の発生を防止しながら能率よく簡単に焼加工するこ
とができる海苔の焼加工方法を提供すると共に、その装
置を提供する。 【解決手段】 海苔の焼加工方法を、中空立方体の加熱
箱5に、中空円筒状の加熱室3aを形成する加熱ドラム
35を回転可能に貫通させ、該加熱ドラム35の外周の
一側から熱風を他側に向けて横断排出可能に送給すると
共に、上記加熱室3aの上手側から海苔を供給し下手側
に排出させる間に熱風で焼加工するに、加熱ドラム35
内に設けられ且つ波型断面で連続した横向きの攪拌風路
70を複数有する攪拌ドラム7で海苔を回転攪拌させな
がら、攪拌される海苔に対し熱風を吹きつけて焼加工す
るようにしている。また上記のような海苔の焼加工方法
ができる装置にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、岩海苔等の海苔を
焼加工する方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、採取された岩海苔は、海苔干し
台上に載置して広げられた状態で天日乾燥による、所謂
バラ干し状にした生乾きの岩海苔が多く出荷されてい
る。また上記バラ干し状の岩海苔は外観が黒色や褐色で
あること、及び食感が硬く噛み難いこと等から、これを
加熱装置で焼成することより、外観を嗜好性のよい緑色
で噛み砕き易い食感に再加工して出荷することも行われ
ている。そして従来、上記バラ干し状の岩海苔を加熱焼
成する加熱装置は、上部を開放した平ドラム状の容器を
縦軸中心に回転させながら、その底部をガスコンロで熱
することにより容器内に収容した岩海苔を加熱すると共
に、攪拌棒等を用いて岩海苔を人為的に攪拌して均一な
焼加工を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し、上記従来のよう
にバラ干し状の岩海苔を加熱焼成する加熱装置は、容器
の底部をガスコンロで直火加熱しいると共に攪拌を人為
的に行うものであるから、容器底部の加熱コントロール
を一定に行い難いものであり、また攪拌に熟練を要しそ
の仕方がまずいと焼き過ぎや焼き不足を伴い易く、作業
が煩雑で非能率になると共に加工時間及び燃料費がコス
ト高になる等の欠点がある。またバラ干し状の岩海苔は
絡み合って固まった大きな団塊のものを多く有している
ので、これらはほぐしがうまく行われない場合に、その
表面が焼き焦げながら内部は生焼けになると共に、これ
の防止のために攪拌をし過ぎると、岩海苔が小さく砕か
れて粉状の発生が多くなり目減りを生ずる等品質が安定
しない等の問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解消
するために本発明による海苔の焼加工方法は、第1に、
中空立方体の加熱箱5に、中空円筒状の加熱室3aを形
成する加熱ドラム35を回転可能に貫通させ、該加熱ド
ラム35の外周の一側から熱風を他側に向けて横断排出
可能に送給すると共に、上記加熱室3aの上手側から海
苔を供給し下手側に排出させる間に熱風で焼加工する
に、加熱ドラム35内に設けられ且つ波型断面で連続し
た横向きの攪拌風路70を複数有する攪拌ドラム7で海
苔を回転攪拌させながら、攪拌される海苔に対し熱風を
吹きつけて焼加工することを特徴としている。
【0005】第2に、加熱ドラム35の長手方向の外周
中央部に熱風を送給することにより、加熱室3aに前側
から乾燥工程部と、焼工程部と、仕上げ工程部を形成し
て海苔を焼加工することを特徴としている。
【0006】また本発明による海苔の焼加工装置は、第
1に、中空立方体の加熱箱5に、中空円筒状の加熱室3
aを形成する加熱ドラム35を回転可能に貫通させ、該
加熱ドラム35の外周の一側から熱風を他側に向けて横
断排出可能に送給すると共に、上記加熱室3aの上手側
から供給する海苔を下手側に排出させる間に熱風で焼加
工する焼加工装置において、前記加熱ドラム35内に波
型断面で連続した横向きの攪拌風路70を複数有する攪
拌ドラム7を設けて加熱室3aを形成すると共に、上記
攪拌風路70の頂部72の所定範囲に熱風の吹き出しを
防止する遮体73を設けてなることを特徴としている。
【0007】第2に、加熱ドラム35の前壁36の中心
部に、回転駆動される螺旋22を内装する供給筒20を
突設して加熱室3a内に海苔を供給することを特徴とし
ている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。1は本発明による海苔の焼加工方法を行
うことを可能にした焼加工装置(加熱装置)であり、こ
の実施形態において加熱装置1は採取した海苔のうちバ
ラ干し状の岩海苔Wを焼加工するものを示しており、前
側から岩海苔Wの供給部2と、供給された岩海苔Wを本
発明の焼加工方法によって、加熱加工することにより煎
り焼き状に焼くことができる加熱部3と、加熱加工済の
岩海苔Wを排出して回収する排出部4を、可動枠10上
に一体的に設けて加工部を構成している。
【0009】そして、上記加工部は加熱部3に向けて熱
風を送給するバーナ(熱発生装置)6aと熱風送ファン
6b等からなる熱風供給部6と、バラ干し状の岩海苔W
を床面からベルトコンベア等の移送装置8aを介して上
記供給部2内に送給する移送部8等を備えて構成してお
り、これら各機器は機台11側に設けたコントロールボ
ックス12によって、岩海苔Wの性状並びにバラ干し生
乾き等の乾燥の状態によって自動及び手動操作運転を適
宜選択可能にしている。尚、上記可動枠11は、その前
側を機台11に支軸15で枢止すると共に後側を昇降シ
リンダ等の昇降機構16で支持することにより、後述す
る加熱ドラム35を岩海苔Wの排出方向を下方にした下
り傾斜(移送傾斜)調節可能に支持し、加熱ドラム35
内での滞留処理時間を自由に設定することを可能にして
いる。
【0010】以下各部の詳細な構成について説明する。
先ず、図3〜図6に示すように加熱部3は、可動枠10
に固定されて熱風供給部6の熱風送ファン6bと、後述
する構成を以て連結している横長の中空長方立方体の加
熱箱5と、該加熱箱5の前後壁に気密構造で回転可能に
貫通させた中空円筒状の加熱ドラム35とからなり、該
加熱ドラム35はその前後の外周を複数の支持ローラ
(メタル部)31によって回転可能に支持すると共に、
外周に一体的に設けたリングギヤ32を図示しない駆動
モータによって回転コントロールされる駆動ギヤ33に
噛合させて適正回転を以て回転駆動するように構成して
いる。
【0011】上記加熱ドラム35は、円筒の前壁36の
中央部に前記供給部2のパイプ状の供給筒20をその排
出口を内部に向けて突設していると共に、後壁37の外
周に加工済の岩海苔Wを排出部4に向けて排出する取出
口37aを複数開口させ、且つその中央部にも径大な排
気口37bを穿設している。上記加熱ドラム35は、前
記加熱箱5内に位置する円筒部を、通風を防げないやや
径大な通風孔35aを多数穿設している厚肉な目抜鉄板
によって形成していると共に、加熱箱5外の円筒部は目
なし鉄板で形成している。
【0012】また加熱ドラム35は、その内部に図5,
図6で示すように、前後壁36,37間にわたって、連
続した波型断面で形成した通風可能な横向きの攪拌風路
70を複数有する攪拌ドラム7を内接支持することによ
り、該攪拌ドラム7内に岩海苔Wを攪拌しながら、岩海
苔Wに熱風をまんべんなく吹きつけて良好に焼くことが
できる加熱室3aを形成している。
【0013】即ち、図示例の攪拌ドラム7は上記加熱室
3aを形成するに当たり、前記加熱ドラム35の通風孔
35aよりも小さく岩海苔Wを漏出しない通風孔7aを
全面に多数穿設した平坦面状の目抜鉄板を凹凸状に折り
曲げることにより、加熱ドラム35内に波型断面で連続
した横向きの攪拌風路70を複数有するドラム状に形成
し、その谷部71を加熱ドラム35に接当させた状態
で、頂部72との間で横長の攪拌風路70を簡単に構成
するようにしていると共に、該攪拌風路70の頂部72
の所定範囲から熱風の吹き出しを防止する遮体73を、
上記頂部72の内側面に沿って接合する断面形状に形成
した湾曲板状の横長な板を張り合わせている。
【0014】この構成により同図において、攪拌風路7
0の頂部72が閉鎖された攪拌ドラム7は、熱風供給部
6から圧送される150℃〜190℃と比較的高温に加
熱された熱風を、加熱ドラム35の通風孔35aを介し
上記断面三角形状に形成された攪拌風路70に送ると、
該攪拌風路70は熱風を頂部72から集中的に送出する
ことなくこの部の著しい加熱を抑制しながら、その両側
の広巾な斜面部75,75の通風孔7aから、比較的緩
やかな勢いで加熱室3a内に向けて熱風を均等に吹き出
させることができるものである。
【0015】従って、攪拌ドラム7が矢印方向に回転
(左回転)すると、供給された岩海苔Wは攪拌ドラム7
によって持ち回り攪拌(回転攪拌)されるとき、岩海苔
Wはもっぱら攪拌風路70の頂部72に付着又は堆積し
た接触状態になって持ち回しされるが、この頂部72に
おいては熱風の吹き出しがなく比較的低温であるため、
堆積付着状態の岩海苔Wに対しても過加熱がなく焼き過
ぎを防止することができ、また緩やかな加熱を行ないな
がら上方に持ち回して、岩海苔Wはその自重及び斜面部
75の傾斜並びに加熱ドラム35内の風流等によって、
加熱室3a内で上方から下方に落下されるとき攪拌さ
れ、これに熱風が吹きつけられて攪拌を一層促進した滞
留加熱を良好に行うことができる。
【0016】ことのとき、熱風は頂部72から吹き出す
ことなくその両側の広い斜面75から側方に分散送風さ
れるので、頂部72に引っ掛かったり堆積する岩海苔W
も長時間の付着を防止することができると共に、加熱室
3a内での緩やかな風流を生じさせることができ、風流
加熱を効果的に促進して岩海苔Wを均一に焼加工するこ
とができる等の利点を創出する。また波型に形成された
攪拌ドラム7は、攪拌風路70の頂部72内面に遮体7
3を貼着状に設けているので、該攪拌風路70の表面に
岩海苔Wが引っ掛かることなく、また横長な攪拌ドラム
7を簡単な構成を以て剛性も向上させることができる等
の利点がある。
【0017】次に加熱箱5について説明する。図3〜図
5に示すように加熱箱5は、加熱ドラム35の上向き回
転方向側に対向する横側壁の略中央部から両側に、横長
の給風口50を熱風送ファン6bと平面視で集束させた
扇形状の送風ダクト51で連結すると共に、上側壁の中
央部に排気ファン52に通ずる排気ダクト(排気口)5
3を設け、熱風供給部6から熱風送ファン6b及び送風
ダクト51を介し、横長の給風口50から熱風を加熱箱
5内に送給し、岩海苔Wを加熱処理した後の熱風を、前
記加熱ドラム35の取出口37aからの排出風力を微風
となるように抑制しながら、主として排気ダクト52か
ら後述する態様を以て速やかに排出することができるよ
うにしている。尚、加熱室3a内の温度設定は、加熱箱
5の適所に設けた温度センサSの検知によって行うこと
ができるようにしている。
【0018】以上のような構成によって図4で示すよう
に加熱ドラム35は、その長手方向の外周に前記扇形状
の送風ダクト51を設けていることにより、その中央部
A巾部分で風力を集中させて焼工程部(焼成部)にして
いると共に、その前後で順次風力を弱くするように供給
した前側部B巾の乾燥工程部と、後側部C巾の仕上げ工
程部とを簡単に形成することができるようにしている。
【0019】これにより供給初期の生乾き状態にある岩
海苔Wは、前側部B巾で緩やかに乾燥されながら攪拌に
よって団塊のほぐしを良好に行うことができ、次いでほ
ぐされながら乾燥された岩海苔Wは中央部A巾で焼加工
に必要な充分な熱量を加えられ、この焼工程に移行され
た岩海苔Wを黒色状態から緑色に発色変化することがで
き、次いで熱量の少ない後側部C巾で緩慢に焼かれて仕
上げられ、岩海苔W全体の発色を焦げ等を伴うことなく
均一に行うことができる。
【0020】また、このとき加熱室3a内の岩海苔W
は、加熱ドラム35全体が岩海苔Wの排出方向側(後
側)に下り傾斜していること、及び熱風の一部は排出部
4から微風によって排出されることによって、前側から
後側の移行は充処な加熱処理の滞留時間を調節設定され
ながら、岩海苔Wの種類や初期の乾燥状況並びに季節毎
の外気温等に適応させた焼加工を良好に行うことができ
るものである。
【0021】次に、供給部2について説明する。この供
給部2は加熱ドラム35の前壁36の中心部に突設させ
る供給筒20と、該供給筒20の内部に挿入されて駆動
モータ等の駆動手段21で回転される螺旋22と、供給
筒20の上方に連結形成されて移送部8から送り込まれ
た岩海苔Wを受け入れるホッパ23とからなり、該ホッ
パ23に送給された岩海苔Wを螺旋22の回転によって
前壁36の中心から加熱室3a内に逐次供給するように
している。
【0022】従って、加熱装置1の運転の際この供給部
2は、岩海苔Wの供給時に絡み合っている岩海苔Wや団
塊状の岩海苔Wを、供給筒20内で螺旋22を回転させ
ることによって生ずる、螺旋回転並びにその押し出しに
よるもみほぐし作用で、加熱加工に先立って予めほぐし
処理を的確に行うことができ、加熱室3a内での焼加工
に著しい焼きむらを生じさせることなく良好な焼加工を
行わせる。
【0023】また加熱室3a内へ送給される熱風に伴う
風圧により、熱風の一部は供給筒20を介して機外に向
けて吹き出し排出をされようとするが、上記のように構
成した供給部2は、供給筒20内から吹き出されようと
する熱風を、供給筒20内に設けた螺旋22の板状面
と、供給筒20と螺旋22との間で形成される隙間に充
填状態になる岩海苔Wの存在によって遮蔽するので、熱
風の供給部2側への吹き出しを良好に防止することがで
きて熱効率を低下させることがない等の利点を有するも
のである。
【0024】次に、排出部4について説明する。この排
出部4は加熱ドラム35の後側外周に気密な摺接部を介
して接合された箱体であり、その下方に漏斗状に収束さ
れた排出口40を下向きに開口している。これにより、
排気熱風と共に、取出口37aと排気口37bとから緩
やかに排出される加工済みの岩海苔Wを、箱体内で更に
減速させながら排出口40から岩海苔Wの舞い上がりを
防止して、機外にまとめて緩やかに排出することにより
回収を行い易くしている。
【0025】次に、熱風供給部6について説明する。図
示例の熱風供給部6は、バーナ6aで発生させた熱を在
来の構成からなる外気取入口を備えた導風路60を介
し、熱風を熱風送ファン6bにより既述の送風ダクト5
1から加熱箱5内に送給すると共に、排気ファン52か
ら機外に向けて排気する排気筒55の中途部とを、バイ
パス筒61内の調節弁62を介して前記導風路60と連
結させることにより循環風路を構成している。これによ
り、使用済みの熱風の一部回収利用を図りながら、熱風
供給部6によって岩海苔Wの焼加工適正温度の150℃
〜190℃程度の熱風を発生維持させて、岩海苔Wの焼
加工を省エネを図りながら良好に行うようにしている。
【0026】以上のように構成してなる加熱装置1は、
次のような加熱方法によってバラ干し生乾き状の岩海苔
Wを、焼きムラやこげ等を生じさせることなく良好に焼
加工することができると共に、生乾き時の黒色状から均
一な緑色に発色させて、嗜好性に優れた品質のよい焼き
岩海苔Wを、省エネを図りながら能率よく簡単に連続的
に焼加工することができるものである。即ち、移送部8
を介して供給部2に投入される岩海苔Wは、螺旋22に
よって供給筒20の供給端から加熱室3a内の加工上手
側(最前部)に、大きな団塊がほぐし作用を付与されな
がら落下供給されるので、団塊を手で砕くことなく能率
良く小さくすることができると共に、小団塊の岩海苔W
も加熱室3a内で簡単にほぐされ易くなって焼きムラを
防止されることになる。
【0027】このようにして加熱室3a内に供給された
岩海苔Wは、先ず前側部Bにおいて図4,図5に示すよ
うに、攪拌ドラム7の攪拌風路70を形成する頂部72
と斜面75によって上方(回転方向上手側)に持ち上げ
られながら、その自重及び熱風によって加熱室3aの空
間部に吹き飛ばされて攪拌することになり、その攪拌過
程において初期の乾燥が緩やかに行われ、ほぐされて乾
燥し比重が軽くなったものは、熱風の流れと攪拌ドラム
7の傾斜によって、速やかに中央部A及び後側部Cに移
行して焼加工及び仕上げ加工がなされたのち、排出部4
の排出口40から機外に回収されるものである。
【0028】また団塊状の岩海苔Wは、攪拌ドラム7の
傾斜に沿って持ち回り移動される際に、頂部72及び斜
面75に多方向から幾度となく接当してほぐし作用と乾
燥を良好に付与されると共に、攪拌ドラム7の中央部A
で焼加工適正温度の150℃〜190℃程度の所定温度
の熱風で直接的に加熱されるから、小団塊の岩海苔Wで
あっても内部まで均一に焼加工されることになり、この
際に団塊表面のものを従来のもののように過加熱になっ
た容器に接触させて焦がしたり焼きむら等を生じさせる
ことなく、速やかに後側部Cに移行させてこの部でなま
し焼きの仕上げ加工がなされて、上記のものと同様に排
出部4の排出口40から機外に回収されるものである。
【0029】この際、加熱ドラム35はその長手方向の
外周略中央部に扇形状の送風ダクト51を設けて、その
中央部A巾部分で風量を集中させて焼工程部にしている
と共に、その前後に上記のものより風量を少なくした前
側部B巾の乾燥工程部と、後側部C巾の仕上げ工程部と
形成していることにより、生乾き状態にある岩海苔Wで
あっても、前側部B巾において急激な昇温を防止しなが
ら緩やかに乾燥し、団塊のほぐしを攪拌によって良好に
行ったのち、乾燥された岩海苔Wを中央部A巾に移送し
設定温度の充分な熱量を加えて焼工程に移行させるの
で、岩海苔Wに焦げや醜い変色等を生じさせることな
く、バラ干しの黒色状態から緑色に発色変化させること
ができ、次いで風量の少ない後側部C巾で緩慢に焼き仕
上げて、岩海苔W全体の発色を均一に能率よく行うこと
ができるものである。
【0030】また上記のような加工作業において、熱風
温度及び送風量或いは滞留時間の設定等は、岩海苔Wの
種類や初期の乾燥状況並びに季節毎の外気温等に対応さ
せ、岩海苔Wの加工仕上がりの具合を随時確認しながら
コントロールボックス12を適宜操作することによっ
て、様々な海苔の連続的な焼加工を自由に能率よく行う
ことができるものである。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上のような海苔の焼加工方法
にしたことにより、次のような効果を奏することができ
るもである。加熱室内に供給される海苔は波型断面で連
続した横向きの攪拌風路を複数有する攪拌ドラムによっ
て的確に持ち回り攪拌させることができ、攪拌によって
ほぐされた海苔に対し略150℃〜190℃に加熱した
熱風を吹きつけるようにしたことにより、生干し状の海
苔を焼きむらや焦げ等の発生を防止しながら能率よく簡
単に焼加工することができる。
【0032】また攪拌ドラム内に供給された海苔は、供
給初期において前側部の乾燥工程部で緩やかに乾燥され
ながら攪拌によって大きな団塊のほぐしを的確に行われ
たのち、乾燥状態にある海苔が中央部の焼工程部で充分
な熱量を加えられるので、例え団塊状の海苔であっても
表面の焦げ等を防止しながら内部も均一な焼加工を行う
ことができ、その後仕上げ工程に移行された海苔は熱量
の少ない状態で緩慢に焼き仕上げをが行われるので、海
苔の焼加工を連続的に能率よく行うことができると共
に、海苔の全体の発色を均一に行うことができる等の特
徴がある。
【0033】また本発明は以上のような構成の海苔の焼
加工装置にしたことにより、次のような効果を奏するこ
とができるもである。加熱室内に供給される海苔を、波
型断面で連続した横向きの攪拌風路を複数有する攪拌ド
ラムによって的確に持ち回り攪拌させることができ、攪
拌中の海苔に対し熱風を良好に吹きつけることができ
る。また攪拌風路の頂部に遮体を設けていることによ
り、頂部から熱風を集中的に吹き出させることなく斜面
から分散送風させるので、頂部に堆積して持ち回られる
海苔に対しても過加熱を防止して焼きむらなく均一に焼
加工することができると共に、遮体は攪拌風路の補強部
材を兼ねるから攪拌ドラムを簡単な構成を以て剛性の向
上を図ることができる等の利点がある。
【0034】そして、海苔を加熱ドラムの前壁に設けた
供給筒内の螺旋で加熱室内に供給するようにしたことに
より、絡み合ったり団塊状の海苔を加熱加工に先立って
予めほぐし処理を的確に行うことができるので、加熱室
内での熱風による焼加工を焼きむら等の発生を防止して
能率よく行うことができる。また加熱室で生ずる風圧に
よる熱風の吹き出しを、供給筒内の螺旋と海苔の充填に
よって遮蔽して防止することができると共に、熱効率の
低下を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる海苔の焼加工装置の側面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】加熱装置の要部の構成を一部破断して示す斜視
図。
【図4】加熱ドラムの作用を示す側断面図。
【図5】図4のAーA線断面図。
【図6】攪拌ドラムの構成を示す要部拡大断面図。
【符号の説明】
1 焼加工装置(加熱装置) 2 供給部 3 加熱部 3a 加熱室 5 加熱箱 6 熱風供給部 7 攪拌ドラム 20 供給筒 22 螺旋 35 加熱ドラム 36 前壁 70 攪拌風路 72 頂部 73 遮体 W 岩海苔(海苔)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空立方体の加熱箱(5)に、中空円筒
    状の加熱室(3a)を形成する加熱ドラム(35)を回
    転可能に貫通させ、該加熱ドラム(35)の外周の一側
    から熱風を他側に向けて横断排出可能に送給すると共
    に、上記加熱室(3a)の上手側から海苔を供給し下手
    側に排出させる間に熱風で焼加工するに、加熱ドラム
    (35)内に設けられ且つ波型断面で連続した横向きの
    攪拌風路(70)を複数有する攪拌ドラム(7)で海苔
    を回転攪拌させながら、攪拌される海苔に対し熱風を吹
    きつけて焼加工する海苔の焼加工方法。
  2. 【請求項2】 加熱ドラム(35)の長手方向の外周中
    央部に熱風を送給することにより、加熱室(3a)に前
    側から乾燥工程部と、焼工程部と、仕上げ工程部を形成
    して海苔を焼加工する請求項1の海苔の焼加工方法。
  3. 【請求項3】 中空立方体の加熱箱(5)に、中空円筒
    状の加熱室(3a)を形成する加熱ドラム(35)を回
    転可能に貫通させ、該加熱ドラム(35)の外周の一側
    から熱風を他側に向けて横断排出可能に送給すると共
    に、上記加熱室(3a)の上手側から供給する海苔を下
    手側に排出させる間に熱風で焼加工する焼加工装置にお
    いて、前記加熱ドラム(35)内に波型断面で連続した
    横向きの攪拌風路(70)を複数有する攪拌ドラム
    (7)を設けて加熱室(3a)を形成すると共に、上記
    攪拌風路(70)の頂部(72)の所定範囲に熱風の吹
    き出しを防止する遮体(73)を設けてなる海苔の焼加
    工装置。
  4. 【請求項4】 加熱ドラム(35)の前壁(36)の中
    心部に、回転駆動される螺旋(22)を内装する供給筒
    (20)を突設して加熱室(3a)内に海苔を供給する
    請求項3の海苔の焼加工装置。
JP11059299A 1999-03-05 1999-03-05 海苔の焼加工方法及び装置 Pending JP2000245405A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11059299A JP2000245405A (ja) 1999-03-05 1999-03-05 海苔の焼加工方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11059299A JP2000245405A (ja) 1999-03-05 1999-03-05 海苔の焼加工方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000245405A true JP2000245405A (ja) 2000-09-12

Family

ID=13109367

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11059299A Pending JP2000245405A (ja) 1999-03-05 1999-03-05 海苔の焼加工方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000245405A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101409135B1 (ko) 2013-05-06 2014-07-02 도담푸드 주식회사 갈조류 건조장치
CN111134247A (zh) * 2019-10-30 2020-05-12 靖州县金茶油科技开发有限责任公司 一种基于茶籽壳的虾蟹饲料的制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101409135B1 (ko) 2013-05-06 2014-07-02 도담푸드 주식회사 갈조류 건조장치
CN111134247A (zh) * 2019-10-30 2020-05-12 靖州县金茶油科技开发有限责任公司 一种基于茶籽壳的虾蟹饲料的制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5191065B2 (ja) 連続炒り葉装置及び釜炒り茶製造設備
US5443637A (en) Means for continuously coating particulate material
JP2001314745A (ja) 粉体加熱装置
JP2006149382A (ja) 茶葉乾燥火入焙煎装置
KR200196148Y1 (ko) 음식물쓰레기 건조장치
JP3841731B2 (ja) 殺青装置
CN204707897U (zh) 一种多品种茶叶连续化生产成套设备
JP2002112896A (ja) 排熱風導入型の横型回転円筒式連続炒め装置
CN208653121U (zh) 一种滚筒式干燥装置
JP2000245405A (ja) 海苔の焼加工方法及び装置
KR101463228B1 (ko) 왕겨 연소장치와 이를 이용한 곡물 건조기
JP2002291410A (ja) 熱風の加湿装置、及び茶葉蒸機
JP2000342158A (ja) コーヒ豆石焼装置
CN221630243U (zh) 一种具有自动翻料功能的草果烘干装置
JP2000093143A (ja) 茶葉加熱加工装置およびその方法
JP3809109B2 (ja) 茶葉の蒸熱処理装置
JP2003061579A (ja) 生茶葉用蒸機
JP3676159B2 (ja) 連続焙煎装置及び焙煎釜
CN222090746U (zh) 一种干辣椒制品的翻转式烘干设备
CN222317542U (zh) 一种烘烤均匀的燃气烤箱
CN119111811B (zh) 一种精品咖啡干燥设备及工艺
CN220235965U (zh) 炒籽机红外加热装置
CN216924980U (zh) 一种婴儿米粉加工用滚筒干燥机
JPH052077Y2 (ja)
CN223576434U (zh) 一种制酒用晾床加曲装置