JP2000245719A - デジタルx線撮影システム - Google Patents

デジタルx線撮影システム

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JP2000245719A
JP2000245719A JP11053945A JP5394599A JP2000245719A JP 2000245719 A JP2000245719 A JP 2000245719A JP 11053945 A JP11053945 A JP 11053945A JP 5394599 A JP5394599 A JP 5394599A JP 2000245719 A JP2000245719 A JP 2000245719A
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Hiroyuki Matsuno
裕之 松野
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/44Constructional features of apparatus for radiation diagnosis
    • A61B6/4494Means for identifying the diagnostic device

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続されるX線センサユニットの構成によっ
て、自動的に最適な撮影条件を切り替えて設定するデジ
タルX線撮影システムを提供する。 【解決手段】 少なくとも1つのX線に感度がある固体
撮像装置3を備えたX線撮影装置20を用いる。固体撮
像装置3の電源を制御し得る制御手段7と、固体撮像装
置3とこの固体撮像装置3を制御する制御手段7とが通
信するための通信手段と、少なくとも1つのX線撮影装
置20の構成の切替えを制御する制御手段8と、を備え
る。X線撮影装置20の切替え制御と同時に電源を制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像装置を用
いたデジタルX線撮影システムに係り、複数の画像取得
用センササブシステムを制御するデジタルX線撮影シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】医療診断を目的とするX線撮影は、増感
紙とX線写真フィルムを組み合わせたフィルムスクリー
ンシステムが使用されている。この方法によれば被写体
を透過したX線は、被写体の内部情報を含み、それが増
感紙によってX線の強度に比例した可視光に変換され
る。そしてX線写真フィルムを感光させ、X線画像をフ
ィルム上に形成するというものである。
【0003】最近、X線を蛍光体によってX線の強度に
比例した可視光に変換し、それを光電変換素子を用いて
電気信号に変換し、それをA/D変換するX線デジタル
撮影装置が使用されはじめている。この光電変換素子と
しては、アモルファスシリコンを用いたものがあり、従
来から使用されているイメージインテンシファイアを用
いたX線デジタル撮影装置に比較して、センサユニット
を大画面かつ薄型化し、軽量に形成することが可能であ
る。しかも従来のフィルムスクリーンシステムで用いら
れている撮影法が可能になる。
【0004】また、従来使用されているX線撮影室に
は、フィルムスクリーンを入れるカセッテを装着するブ
ッキーユニットがある。患者が立位で撮影するスタンド
タイプと、患者が臥位で撮影するテーブルタイプがあ
り、1つの撮影室に対して複数のブッキーユニットを設
置している場合が多い。撮影室に複数のX線管球が設置
されている場合もあるが、通常は撮影する患者は1人で
あるから、同時に撮影に用いられるのは、複数のセンサ
ユニットのうち1つである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】デジタルX線撮影シス
テムにおいて、コントロールユニットおよび操作部は共
用とし、複数のセンサユニットを切り替えながら撮影す
ることが要求される。またカセッテタイプのX線センサ
ユニットの場合は、人の手によって持ち運ぶことが可能
であり、異なる制御部分に対しても接続が可能である。
1つのX線センサユニットを異なる撮影室で持ち回りで
使用することも可能である。
【0006】ところが、デジタルX線撮影に際して、各
X線センサユニットには固有の情報がある。たとえばX
線センサユニット内の固体撮像装置は、2700x27
00画素を有し、画素欠陥が存在し得る。どの画素が正
常に機能しないかという画素欠陥情報は重要である。つ
まりこの画素欠陥情報をもとにして、診断に用い得るよ
うに画像を補正する必要がある。
【0007】また、画素毎に感度特性が異なるため、同
一の光に対して蓄積する電荷の量が異なる。これを補正
するのが、ゲイン補正である。この場合均一X線を照射
して、出力値を正規化したものを補正テーブルとして記
憶する。ゲイン補正テーブルは、上述のキャリブレーシ
ョン撮影を行うことによって得られる。
【0008】また、X線センサユニットにおいて撮影方
法により、着脱可能なグリッド、蛍光体あるいはフォト
タイマを変更するため、それぞれの場合の補正条件が異
なり、それに応じて制御部での補正処理も異なってく
る。これらの情報は、制御部に接続されるX線センサユ
ニットに合わせて、センサユニットを切り替える度に制
御部に入力する必要があり、ユーザにとって極めて面倒
な作業である。
【0009】本発明はかかる実情に鑑み、接続されるX
線センサユニットの構成によって、自動的に最適な撮影
条件を切り替えて設定するデジタルX線撮影システムを
提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタルX線撮
影システムは、少なくとも1つのX線に感度がある固体
撮像装置を備えたX線撮影装置を用いたX線撮影システ
ムであって、前記固体撮像装置の電源を制御し得る制御
手段と、前記固体撮像装置とこの固体撮像装置を制御す
る制御手段とが通信するための通信手段と、前記少なく
とも1つのX線撮影装置の構成の切替えを制御する制御
手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】また、本発明のデジタルX線撮影システム
において、前記X線撮影装置の切替え制御と同時に電源
を制御することを特徴とする。
【0012】また、本発明のデジタルX線撮影システム
において、前記X線撮影装置の切替え制御手段は補正情
報を記憶する記憶手段を具備し、該X線撮影装置の切替
え指示に従い、電源制御とともに補正情報を切り替える
切替手段を有することを特徴とする。
【0013】また、本発明のデジタルX線撮影システム
において、前記X線撮影装置は、少なくとも1つ以上の
固有のlD情報をさらに具え、該ID情報に基づいて自
動的に補正情報を切替制御する制御手段を有することを
特徴とする。
【0014】また、本発明のデジタルX線撮影システム
において、少なくとも1つ以上の固有のID情報に基づ
き、切り替えるべき補正情報がない場合に、補正情報を
取得する制御手段を有することを特徴とする。
【0015】また、本発明のデジタルX線撮影システム
において、前記ID情報に基づき、切り替えるべき補正
情報をサーバ手段に問い合わせるクライアント手段を有
することを特徴とする。
【0016】また、本発明のデジタルX線撮影システム
において、前記ID情報に基づき、取得した補正情報を
サーバ手段に登録するクライアント手段を有することを
特徴とする。
【0017】また、本発明のデジタルX線撮影システム
において、クライアント手段からの補正情報の取得要求
に対して、データベースから読み出し、補正情報を転送
する制御手段であるX線撮影情報管理サーバ手段を有す
ることを特徴とする。
【0018】また、本発明のデジタルX線撮影システム
において、クライアント手段からの補正情報の更新要求
に対して、受信したID情報および補正情報をデータベ
ースに登録する制御手段であるX線撮影情報管理サーバ
手段を有することを特徴とする。
【0019】また、本発明のデジタルX線撮影方法は、
少なくとも1つのX線に感度がある固体撮像装置を備え
たX線撮影装置を用いたX線撮影方法であって、ユーザ
からのX線撮影装置の選択情報を取得する工程と、該選
択されたX線撮影装置を選択制御する工程と、該選択さ
れたX線撮影装置を識別するID情報を取得する工程
と、該取得された識別データに対応する補正情報を検索
する工程と、補正情報格納メモリと比較し、補正情報を
決定する工程と、を備え、該決定された補正情報に従っ
て、補正情報の切替えを制御し、X線撮影を行うことを
特徴とする。
【0020】また、本発明のデジタルX線撮影方法にお
いて、前記X線撮影装置の選択制御と同時に電源を制御
することを特徴とする。
【0021】また、本発明のデジタルX線撮影方法にお
いて、前記X線撮影装置の電源制御とともに補正情報を
切り替えることを特徴とする。
【0022】また、本発明のデジタルX線撮影方法にお
いて、前記X線撮影装置のID情報に基づいて、補正情
報を切り替えることを特徴とする。
【0023】また、本発明のデジタルX線撮影方法にお
いて、前記X線撮影装置のID情報に基づいて補正情報
を検索し、切り替えるべき補正情報がない場合に、補正
情報を取得する制御工程を備えることを特徴とする。
【0024】また、本発明のデジタルX線撮影方法にお
いて、前記X線撮影装置のID情報に基づいて補正情報
を検索し、切り替えるべき補正情報がない場合に、補正
情報をサーバに問い合わせ、取得する制御工程を備える
ことを特徴とする。
【0025】また、本発明の記憶媒体は、コンピュータ
によってX線撮影制御を行うための制御プログラムを記
録した記憶媒体であって、上記撮影方法を構成するステ
ップがコンピュータから読出し可能に格納されている。
【0026】本発明によれば、X線センサユニットは、
X線センサユニット内にID情報を記憶する記憶手段を
持ち、X線センサユニット固有のID情報を記憶装置内
に保存する。センサユニットの電源制御手段を持つ制御
装置にセンサユニットを接続したとき、制御装置のプロ
グラムによりセンサユニットのID情報を読み出す。ホ
ストCPUは、ID情報に対応するX線センサユニット
固有の情報を、制御装置に接続されたデータベース記憶
装置から読み出すことにより、センサの切替え制御とと
もにセンサの固有情報を画像処理により補正する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。ここでまず図2は、本発
明の第1の実施形態における平面センサユニットを備え
た医療用X線撮影システム20のシステムブロック図で
ある。このX線撮影システム20は、大画面光電変換装
置3を含む立位センサユニット1および臥位センサユニ
ット6と、センサユニット1,6およびX線発生装置2
4間の曝射の同期、画像取得および撮影画像の画像処理
を行うコントロールユニット7と操作者とのユーザI/
F(インタフェース)であるタッチパネル装置8のサブ
システムとから構成される。
【0028】立位センサユニット1と撮影した画像デー
タを蓄えるキャプチャボード10とは、電源、画像転送
および制御信号用のデータ線9を介して接続される。ま
た臥位センサユニット6とキャプチャボード10とは、
データ線19を介して接続されている。
【0029】ホストCPUボード11で動作するプログ
ラムによって生成した画面はPCIバスおよびビデオI
/F15を介して、ユーザI/Fであるタッチパネル装
置8に表示される。
【0030】図3は、撮影画面の基本画面例を示してい
る。本撮影装置のユーザである医師あるいは技師は、画
面上に表示した画像で表されるボタンを押し、撮影装置
を操作する。ホストCPUボード11上で動作するプロ
グラムによって、ボタンに対応する座標はシリアルI/
F14を通して、ホストCPUボード11へ転送され
る。この情報に基づいてホストCPUボード11は、押
下ボタンに対応するプログラム処理を行い、画面構成を
変化させたり(後述するものとする)、コントロールユ
ニット7の状態を変化させ、ユーザの入力に反応して撮
影動作を行う。
【0031】図1は、X線撮影装置20において本発明
に係る制御プログラムを実行するホストCPUボード、
キャプチャボードおよびセンサユニットの構成例を示
す。コントロールユニット7はホストCPUボード11
において、本発明に係る図2のセンサ切替制御を行うホ
ストCPU30を有している。本実施形態においては、
CPUはPentium(登録商標)を使用する。32
は本発明に係る制御プログラムが記憶されるRAMであ
り、WindowsNT(登録商標)上で動作してい
る。制御プログラム32Aは、ハードディスク12から
読み込み、制御プログラムRAM32上で動作する。
【0032】また、キャプチャボード10上にもサブC
PU101がある。X線撮影において、X線発生装置2
4とX線I/F25で数msecの同期を行う必要があ
るため、ホストCPU30が動作するWindowsN
T上では時間保証ができないため、サブCPU101が
タイミング制御を行う。
【0033】なお、制御プログラム32Aは制御プログ
ラムRAM32の他に、ROM(図示せず)に記憶した
り、また別体としてフロッピー(登録商標)ディスク、
CD−ROM等の記憶媒体に記憶してもよい。
【0034】図3は、X線撮影装置においてユーザI/
Fであるタッチパネル装置8の画面構成例を示してい
る。図において、41は磁気カードリーダ17またはタ
ッチパネル装置8から入力された患者情報を表示する領
域、42は撮影されたX線画像を表示する領域、43は
入力された撮影条件を表示する領域、44は撮影する部
位情報を定義した撮影パラメータセットを指示するボタ
ンを配置する領域、45は撮影された画像をリスト表示
する領域、46は撮影完了を入力するボタンを配置する
領域である。
【0035】また、50は立位センサユニット1を選択
指示するためのボタン、51は臥位センサユニット6を
選択指示するためのボタンである。
【0036】まず、ユーザは患者2の胸部撮影に際し磁
気カードリーダ17等を使用して、撮影する患者情報、
たとえば患者名、生年月日および性別等をコントロール
ユニット7に入力する。磁気カードを忘れた場合等に
は、前述の入力機構を備えるタッチパネル装置8を用い
て、画面上にキーボードを表示し、患者情報を入力す
る。
【0037】つぎに、選択されているセンサがないの
で、ユーザは立位センサユニット1を選択するボタン5
0を押す。ホストCPU30は、選択信号をサブCPU
101に出し、セレクタ104を用いて立位センサユニ
ット1の電源を入れる。ここで立位センサユニット1
は、グリッド5の着脱が不可能なタイプである。蛍光体
4の交換もユーザにとっては必ずしも容易でないため、
サブCPU126からは、いつも固定の値、たとえばセ
ンサシリアルナンバ(10011)、蛍光体タイプ
(1)、グリッド(1)、フォトタイマ(1)なる情報
がホストCPU30に返ってくる。
【0038】ホストCPU30は、現在のセンサユニッ
トの構成を補正する条件を補正テーブル格納メモリであ
るハードディスク12からサーチする。補正テーブル格
納メモリ12には、たとえば図5(A)のようにID情
報と補正テーブルが格納してあり、テーブル501がサ
ーチにヒットする。そこで、このテーブル501からゲ
イン補正データwhite10011.111と欠陥画
素データdefPix0011.111を読み取り、補
正テーブルメモリ102にロードする。
【0039】続いて、撮影画像の画像処理条件決定のた
めに、ユーザに胸部の撮影オブジェクトを表すボタンを
表示領域44から選択させる。このときプログラムによ
って表示領域44のボタンには撮影方法、画像処理条件
および補正テーブル等が関連付けてあり、X線撮影装置
の撮影条件である管電圧、管電流および曝射時間等の情
報も制御部に取り込まれ、サブCPU101へ伝達す
る。
【0040】以上の準備の後、ユーザは患者に整位さ
せ、X線発生装置24の曝射ボタンを押す。X線発生装
置24とコントロールユニット7とは、X線I/F25
を介してX線曝射を同期し、X線発生装置24から出力
されたX線は、被写体2を通過してX線センサユニット
1に入射する。この際入射したX線には、被写体2の内
部情報が含まれており、グリッド5を通して散乱X線を
遮断した後、蛍光体4でX線の強度に比例した可視光に
変換される。光電変換装置3によってその可視光に比例
した電荷に蓄積される。そして、蓄積した電荷をA/D
変換によってデジタル化し、制御装置7内部のキャプチ
ャボード10に転送する。
【0041】転送された画像データは、画像メモリ10
5に記憶され、補正テーブルメモリ102によって処理
しながら、ホストCPUボード11上の画像メモリ33
に転送される。そして、ホストCPU30でプログラム
による画像処理を行った後、タッチパネル装置8に確認
用画像として表示される。
【0042】つぎに、立位センサユニット1で腹部の撮
影を行う。立位センサユニット1はすでに選択されてい
るので、ユーザは腹部の撮影条件をもつボタンを押す。
腹部撮影のボタンには、胸部撮影に対して曝射時間が長
い設定がなされているので、ホストCPU30は、サブ
CPU126に対してグリッドの移動スピードを遅く設
定する。補正テーブルとしては、胸部撮影と同じものを
使用する。
【0043】さらに、3枚目に臥位センサユニット6を
必要とする撮影、たとえば頭部の撮影を行うものとす
る。タッチパネル装置8上で臥位センサユニット6を指
示するボタン51を選択する。ホストCPU30の切替
え指示がDPRAM107を介して、キャプチャボード
10上のサブCPU101に伝達される。サブCPU1
01により、立位センサユニット1の切断処理を開始
し、センサユニット1での切断が可能になる。そしてサ
ブCPU101はサブCPU126からHalt信号を
受信するので、セレクタ104を用いて電源制御を行
い、立位センサユニット1をOFFにする。つぎに、接
続を指示された臥位センサユニット6の電源をONにす
る。
【0044】センサユニット6上のサブCPU116
は、センサユニット6に装着されているセンサのシリア
ルナンバ、蛍光体の種類、グリッドの種類およびフォト
タイマの有無等の情報を取得し、ホストCPU30から
の情報読出しに備える。たとえばここでは、ホストCP
U30は、センサシリアルナンバ(10012)、蛍光
体タイプ(1)、グリッド(1)およびフォトタイマ
(1)の情報を取得する。
【0045】図5(A)の補正テーブルメモリ102か
らサーチし、テーブル503がヒットするので、ゲイン
補正データwhite10012.111と欠陥画素デ
ータdefPix10012.111を読み取り、補正
テーブルメモリ102にロードする。センサのシリアル
ナンバ保持手段には、電源のON/OFFに関わらず内
容を保持し得るフラッシュメモリや、工場出荷時に設定
するDIPスイッチ等が好適である。図4のボタン15
1に示すように、臥位センサユニット6が選択される
と、ホストCPU30上で動作するプログラムによっ
て、表示領域144の撮影方法を臥位用のものに変化さ
せる。この場合ユーザは頭部撮影を行いたいので、「頭
部」ボタンを押した後、同様にX線撮影を行う。
【0046】さらに4枚目に、膝関節の撮影を行うもの
とする。タッチパネル装置8上で臥位センサユニット6
を指示するボタンを選択すると、キャプチャボード10
上のCPU101により、臥位センサユニット6の切断
処理を開始する。センサユニット6での切断が可能にな
ると、Halt信号を受信するので、キャプチャボード
10は電源制御を行い、センサユニット6の電源をOF
Fにする。ユーザがセンサユニット6からグリッドを外
し、再び臥位センサユニット接続を指示するボタンを押
す。キャプチャボード10は臥位センサユニット6の電
源をONにする。
【0047】センサユニット6上の制御CPU116
は、センサユニット6に装着されているセンサのシリア
ルナンバ、蛍光体の種類、グリッドの種類およびフォト
タイマの有無等の情報を取得し、ホストCPU30から
の情報読み出しに備える。たとえばここでは、センサシ
リアルナンバ(10012)、蛍光体タイプ(1)、グ
リッド(0)、フォトタイマ(1)の情報を取得する。
グリッド(0)は、グリッドが装着されていないことを
示す。
【0048】ホストCPU30は、現在のセンサユニッ
トの構成を補正する条件を補正テーブル格納メモリであ
るハードディスク12からサーチする。図5(A)のテ
ーブル502に示すようにグリッドなしの場合の補正テ
ーブルが存在していないため、図6(A)に示すように
タッチパネル装置8の画面上にエラー表示される。
【0049】撮影法に基づくセンサユニットの組み合わ
せ用データは本来、サービスマンにより準備されるた
め、上記のような事態にはならない。仮に補正テーブル
が用意してなかった場合や推奨されていない種類のグリ
ッドをセンサユニットに装着した場合等にも、OKボタ
ン45を押してキャリブレーション撮影を実行すること
により、図5(B)のテーブル504に示すように、補
正テーブル格納メモリ102に登録処理を行い、通常の
撮影が続行可能になる。
【0050】また、グリッドを装着したまま「膝関節」
ボタンを押した場合は、センサユニットから取得したI
D情報と、「膝関節」撮影に必要な補正テーブルの比較
が一致しないため、図6(B)に示すようにユーザに警
告を与え、グリッドの取り外しを促す。
【0051】なお、本実施形態ではX線撮影装置が2つ
の場合について述べたが、1つの撮影装置においても構
成変更を検出し、補正条件を自動的に変更する場合に有
効である。
【0052】また本発明は、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のCPUが記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し、実行することによっても達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能
を実現し、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は、本発明を構成することになる。プログラムコードを
供給するための記憶媒体としては、たとえばフロッピー
ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディス
ク、CD−ROM,CD−R、磁気テープ、不揮発性の
メモリカードおよびROMなどを用いることができる。
【0053】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することによって、前述した実施形態の
機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基
づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によっても前述し
た実施形態の機能が実現され得る。なお、本発明は、前
述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログ
ラムコードを記録した記憶媒体からそのプログラムをパ
ソコン通信等、通信ラインを介して要求者にそのプログ
ラムを配信する場合にも適用できることは言うまでもな
い。
【0054】つぎに、第2実施形態を説明する。この実
施形態において、前述した第1実施形態のように立位セ
ンサユニット1で胸部および腹部、続いて臥位センサユ
ニット6に切り替えて頭部の撮影を行ったとする。4枚
目として臥位センサユニット6で膝関節の撮影を行うに
際して、ユーザは膝関節を表すボタンを表示領域44か
ら選択する。
【0055】ここで、ホストCPU30は、前回の頭部
撮影で使用した補正条件と、今から撮影する膝関節撮影
の補正条件を比較し、グリッド条件が異なるのを検知す
る。そこで第1の実施形態と同様に電源制御を行い、す
なわち臥位センサユニット6の電源を一旦OFFにす
る。自動グリッドチェンジャ装置(図示せず)により、
グリッドを退避し、再び電源をONにし、取得したlD
情報に基づいて取得した補正テーブルを、補正用メモリ
102にロードし、撮影を実行する。
【0056】また、コントロールユニット7の起動時に
撮影方法すべてについて、補正テーブルがメモリ上にそ
ろっているかどうかサーチして、不足している場合に
は、キャリブレーション撮影をユーザに行わせることも
可能である。
【0057】つぎに、第3実施形態を詳細に説明する。
図7は、第3の実施形態を示している。ここで、第1の
実施形態で説明した撮影室100において、センサユニ
ット6を臥位ブッキーテーブルから取り外して、コント
ロールユニット7とは別の撮影室200のコントロール
ユニットに対しても接続することが可能である。この場
合、センサユニット6を接続されたコントロールユニッ
ト207は、センサユニット6固有の情報を読み出し、
補正情報をコントロールユニット207上の補正テーブ
ル格納メモリからサーチする。
【0058】図7に示されるLAN21上のサーバ装置
70で補正テーブル情報を管理する。コントロールユニ
ット7のホストCPU30が、制御プログラム32Aを
用いて行う補正テーブル取得の制御例を、図8に基づい
て説明する。
【0059】まず図8に示すように、ステップS800
において、センサユニットのID情報をコントロールユ
ニット7が取得する。つぎに、ステップS801に進
み、ローカルの補正情報格納メモリから、前記ID情報
に相当する補正テーブルをサーチする。ステップS80
2において検索に成功したら、ステップS803に進
み、ロードした補正テーブルを補正テーブルメモリヘ転
送し、撮影に備えることができる。
【0060】ステップS802においてサーチに失敗し
た場合、ステップS810に進み、クライアント手段に
より、サーバ装置70にID情報を転送し、補正情報を
問い合わせる。サーバ装置70は、補正テーブル格納メ
モリ71から検索し、補正情報が見つかった場合は、ス
テップS811が成功し、サーバ装置70から補正情報
が転送されてきて、ステップS812に進む。ステップ
S812においてクライアント手段は、ローカルの補正
情報格納メモリに補正テーブルを記憶する。
【0061】ステップS811においてサーバ装置内に
も補正テーブルが存在しない場合、ステップS820に
進み、第1の実施形態と同様にキャリブレーション撮影
を行う。ステップS821においてキャリブレーション
データを正規化し、ゲイン補正テーブルを作成する。同
時にキャリブレーションデータからフィルタリング処理
を行い、欠陥画素を特定する(ステップS822)。
【0062】続いて、ステップS823にてクライアン
ト手段を用いて、サーバ装置70に補正テーブルを転送
し、登録処理を行う。以上の手続きを終了したら、ステ
ップS803に進み、コントロールユニット7上で作成
した補正テーブルを補正テーブルメモリにロードする。
【0063】ここでサーバ装置70は、独立した装置が
必要なわけではなく、LAN21上に設置されている、
あるX線撮影システムのコントロールユニットがサーバ
装置として機能するように動作するものであってもよ
い。また、LAN21上にあるものに限らず、たとえば
インターネット62上にあるマスターデータベースサー
バ装置60で実行してもよい。
【0064】図7のインターネット上のデータベースサ
ーバ装置60で欠陥履歴情報を管理する。コントロール
ユニットのホストCPU30が、制御プログラム32A
を用いて行う欠陥画素情報取得の制御例を、図9に基づ
いて説明する。
【0065】センサユニットを病院等に新規に設置する
場合、サーバ装置70のメモリ71内部に初期欠陥画素
情報がないことがある。この場合制御プログラム32A
は、図8におけるステップS820からステップS82
3のキャリブレーション処理を行い、欠陥画素情報を抽
出する。抽出した欠陥情報は、ステップS900におい
て、新しい欠陥情報としてコントロールユニット7およ
びサーバ装置70の補正情報に登録する。
【0066】ステップS901においてコントロールユ
ニット7は、センサユニットに対する以前の欠陥画素情
報を補正情報メモリからロードする。ステップS902
において、ステップS901のロード判定を行う。失敗
する場合が、新規にセンサユニットを設置する場合であ
る。この場合は、ステップ911に進み、コントロール
ユニット7,207あるいはサーバ装置70が、データ
ベースサーバ装置60から欠陥情報を取得する。たとえ
ば、データベースサーバ装置60は、サービスセンタに
設置され、インターネット62上に置き、メモリ61に
すべてのセンサの欠陥履歴を管理している。ロードして
きた欠陥画素情報は、旧欠陥情報としてコントロールユ
ニット7およびサーバ装置70に登録する。
【0067】ステップS903において新旧の欠陥画素
情報を比較し、ステップS904において、欠陥ファイ
ルが変更された場合、ステップ912に進む。クライア
ント装置であるX線撮影システムは、欠陥画素の差分情
報とともにセンサの通電時間等のシステム情報をデータ
ベースサーバ装置60にアップロードする。
【0068】以上の構成によりデータベースサーバ装置
60において、欠陥画素情報の履歴管理を行うことが可
能となる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、こ
の種のX線撮影システムにおいて複数のセンサ構成を切
り替えて制御する場合において、ユーザによるセンサ切
替え指示に対応して、センサの切替えを制御したり、補
正情報も同時に切り替えることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態である医療用X線撮影
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用する医療用X線撮影システムの構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る医療用X線撮影システムの画面表
示例を示す図である。
【図4】本発明に係る医療用X線撮影システムの画面表
示例を示す図である。
【図5】本発明に係る医療用X線撮影システムの補正テ
ーブル例を示す図である。
【図6】本発明に係る医療用X線撮影システムの画面表
示例を示す図である。
【図7】本発明の第3の実施形態である医療用X線撮影
システムの構成を示すブロック図である。
【図8】本発明におけるセンサ切替えに伴う制御を示す
フローチャートである。
【図9】本発明におけるセンサ切替えに伴う制御を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 立位センサユニット 2 被検者 3 固体撮像装置 4 蛍光体 5 グリッド 6 臥位センサユニット 7 コントロールユニット 8 タッチパネル装置 9 データ線 10 キャプチャボード 11 ホストCPUボード 14 シリアルI/F 24 X線発生装置 30 ホストCPU 32 RAM 41〜45 表示領域 50,51 ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G001 AA01 BA11 CA01 DA01 DA02 HA14 JA13 KA01 LA01 SA02 4C093 AA16 CA15 CA17 CA50 DA01 DA03 DA04 EA06 EB12 EB18 EB24 FA11 FA13 FA15 FA42 FA43 FB08 FB09 FB10 FD01 FH02 5C024 AA12 BA00 CA09 CA14 DA04 DA07 FA01 FA11 GA01 GA07 HA14 HA24 HA25

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのX線に感度がある固体
    撮像装置を備えたX線撮影装置を用いたX線撮影システ
    ムであって、 前記固体撮像装置の電源を制御し得る制御手段と、 前記固体撮像装置とこの固体撮像装置を制御する制御手
    段とが通信するための通信手段と、 前記少なくとも1つのX線撮影装置の構成の切替えを制
    御する制御手段と、を備えることを特徴とするデジタル
    X線撮影システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデジタルX線撮影シス
    テムにおいて、 前記X線撮影装置の切替え制御と同時に電源を制御する
    ことを特徴とするデジタルX線撮影システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデジタルX線撮影シス
    テムにおいて、 前記X線撮影装置の切替え制御手段は補正情報を記憶す
    る記憶手段を具備し、該X線撮影装置の切替え指示に従
    い、電源制御とともに補正情報を切り替える切替手段を
    有することを特徴とするデジタルX線撮影システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のデジタルX線撮影シス
    テムにおいて、 前記X線撮影装置は、少なくとも1つ以上の固有のID
    情報をさらに具え、該ID情報に基づいて自動的に補正
    情報を切替制御する制御手段を有することを特徴とする
    デジタルX線撮影システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のデジタルX線撮影シス
    テムにおいて、 少なくとも1つ以上の固有のID情報に基づき、切り替
    えるべき補正情報がない場合に、補正情報を取得する制
    御手段を有することを特徴とするデジタルX線撮影シス
    テム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のデジタルX線撮影シス
    テムにおいて、 前記ID情報に基づき、切り替えるべき補正情報をサー
    バ手段に問い合わせるクライアント手段を有することを
    特徴とするデジタルX線撮影システム。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のデジタルX線撮影シス
    テムにおいて、 前記ID情報に基づき、取得した補正情報をサーバ手段
    に登録するクライアント手段を有することを特徴とする
    デジタルX線撮影システム。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載のデジタルX線撮影シス
    テムにおいて、 クライアント手段からの補正情報の取得要求に対して、
    データベースから読み出し、補正情報を転送する制御手
    段であるX線撮影情報管理サーバ手段を有することを特
    徴とするデジタルX線撮影システム。
  9. 【請求項9】 請求項4に記載のデジタルX線撮影シス
    テムにおいて、 クライアント手段からの補正情報の更新要求に対して、
    受信したID情報および補正情報をデータベースに登録
    する制御手段であるX線撮影情報管理サーバ手段を有す
    ることを特徴とするデジタルX線撮影システム。
  10. 【請求項10】 少なくとも1つのX線に感度がある固
    体撮像装置を備えたX線撮影装置を用いたX線撮影方法
    であって、 ユーザからのX線撮影装置の選択情報を取得する工程
    と、 該選択されたX線撮影装置を選択制御する工程と、 該選択されたX線撮影装置を識別するID情報を取得す
    る工程と、 該取得された識別データに対応する補正情報を検索する
    工程と、 補正情報格納メモリと比較し、補正情報を決定する工程
    と、を備え、該決定された補正情報に従って、補正情報
    の切替えを制御し、X線撮影を行うことを特徴とするデ
    ジタルX線撮影方法。
  11. 【請求項11】 前記X線撮影装置の選択制御と同時に
    電源を制御することを特徴とする請求項10に記載のデ
    ジタルX線撮影方法。
  12. 【請求項12】 前記X線撮影装置の電源制御とともに
    補正情報を切り替えることを特徴とする請求項10に記
    載のデジタルX線撮影方法。
  13. 【請求項13】 前記X線撮影装置のID情報に基づい
    て、補正情報を切り替えることを特徴とする請求項10
    に記載のデジタルX線撮影方法。
  14. 【請求項14】 前記X線撮影装置のID情報に基づい
    て補正情報を検索し、切り替えるべき補正情報がない場
    合に、補正情報を取得する制御工程を備えることを特徴
    とする請求項10に記載のデジタルX線撮影方法。
  15. 【請求項15】 前記X線撮影装置のID情報に基づい
    て補正情報を検索し、切り替えるべき補正情報がない場
    合に、補正情報をサーバに問い合わせ、取得する制御工
    程を備えることを特徴とする請求項10に記載のデジタ
    ルX線撮影方法。
  16. 【請求項16】 コンピュータによってX線撮影制御を
    行うための制御プログラムを記録した記憶媒体であっ
    て、 請求項10に記載の撮影方法を構成するステップがコン
    ピュータから読出し可能に格納されている記憶媒体。
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