JP2000246310A - 継目無管の製造方法 - Google Patents
継目無管の製造方法Info
- Publication number
- JP2000246310A JP2000246310A JP11052795A JP5279599A JP2000246310A JP 2000246310 A JP2000246310 A JP 2000246310A JP 11052795 A JP11052795 A JP 11052795A JP 5279599 A JP5279599 A JP 5279599A JP 2000246310 A JP2000246310 A JP 2000246310A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow shell
- rolling
- temperature
- longitudinal direction
- mandrel mill
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
Landscapes
- Control Of Heat Treatment Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】マンドレルミルを用いた圧延ラインにて、被圧
延材の長手方向の温度分布をもつことを防止することに
より、長手方向の肉厚精度が高くしかも材質が均一な、
高負荷材の継目無鋼管の圧延方法を提供する。 【解決手段】中空素管を誘導加熱した後、マンドレルミ
ル9で圧延して継目無管を製造する方法において、誘導
加熱前の中空素管の長手方向の温度を順次測定する工程
と、これら温度測定値に対応して、誘導加熱条件を変化
させて、中空素管の長手方向温度分布が均一になるよう
に中空素管を加熱する工程と、加熱された中空素管にマ
ンドレルバーを挿入してマンドレルミル圧延する工程と
を具備した。
延材の長手方向の温度分布をもつことを防止することに
より、長手方向の肉厚精度が高くしかも材質が均一な、
高負荷材の継目無鋼管の圧延方法を提供する。 【解決手段】中空素管を誘導加熱した後、マンドレルミ
ル9で圧延して継目無管を製造する方法において、誘導
加熱前の中空素管の長手方向の温度を順次測定する工程
と、これら温度測定値に対応して、誘導加熱条件を変化
させて、中空素管の長手方向温度分布が均一になるよう
に中空素管を加熱する工程と、加熱された中空素管にマ
ンドレルバーを挿入してマンドレルミル圧延する工程と
を具備した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、継目無管、主とし
て高負荷材である(圧延荷重・動力の高い)高合金鋼の
継目無管の圧延方法に関する。
て高負荷材である(圧延荷重・動力の高い)高合金鋼の
継目無管の圧延方法に関する。
【0002】
【従来の技術】継目無鋼管の製造方法の1つにマンドレ
ルミル圧延によるものがある。マンドレルミル圧延にお
いては、回転炉床式加熱炉で加熱された丸鋼片は、穿孔
機で穿孔されて中空素管となる。その後この中空素管に
はマンドレルバーが装入され、タンデム配置されたマン
ドレルミルに送られ圧延される。マンドレルミルにて圧
延が終了した管(マンドレルバーが中に入っている状態
である)はマンドレルミルストリッパーテーブルに送ら
れ、マンドレルバーが管から引き抜かれる。
ルミル圧延によるものがある。マンドレルミル圧延にお
いては、回転炉床式加熱炉で加熱された丸鋼片は、穿孔
機で穿孔されて中空素管となる。その後この中空素管に
はマンドレルバーが装入され、タンデム配置されたマン
ドレルミルに送られ圧延される。マンドレルミルにて圧
延が終了した管(マンドレルバーが中に入っている状態
である)はマンドレルミルストリッパーテーブルに送ら
れ、マンドレルバーが管から引き抜かれる。
【0003】継目無鋼管の圧延ラインは上述のように複
雑な工程をとるため、被圧延材の長手方向で温度分布が
生じやすい。その理由は、たとえ加熱炉抽出時の丸鋼片
の温度が均一でも、被圧延材の長手方向での穿孔タイミ
ングの差、穿孔バーならびにマンドレルバーの滞留時間
の差、マンドレルミルでの圧延タイミングの差、等があ
るためである。被圧延材に長手方向温度差があると変形
抵抗に差が生じるため、ロールギャップが変化すること
から、長手方向の肉厚分布が変化する。特に近年需要が
大きい高耐食、高強度の高合金鋼管は普通鋼に比べ変形
抵抗が高いので、ミル剛性の小さい圧延ラインではこの
影響を大きく受ける。
雑な工程をとるため、被圧延材の長手方向で温度分布が
生じやすい。その理由は、たとえ加熱炉抽出時の丸鋼片
の温度が均一でも、被圧延材の長手方向での穿孔タイミ
ングの差、穿孔バーならびにマンドレルバーの滞留時間
の差、マンドレルミルでの圧延タイミングの差、等があ
るためである。被圧延材に長手方向温度差があると変形
抵抗に差が生じるため、ロールギャップが変化すること
から、長手方向の肉厚分布が変化する。特に近年需要が
大きい高耐食、高強度の高合金鋼管は普通鋼に比べ変形
抵抗が高いので、ミル剛性の小さい圧延ラインではこの
影響を大きく受ける。
【0004】通常マンドレルミル下流には再加熱炉と製
品寸法を決定するストレッチレデューサとが配置され
る。上述のようなマンドレルミル出側での被圧延材の長
手方向肉厚変動は、当然のことながらストレッチレデュ
ーサ出側寸法(製品寸法)にも影響を及ぼす。
品寸法を決定するストレッチレデューサとが配置され
る。上述のようなマンドレルミル出側での被圧延材の長
手方向肉厚変動は、当然のことながらストレッチレデュ
ーサ出側寸法(製品寸法)にも影響を及ぼす。
【0005】この被圧延材の長手方向温度差を解消する
方法として、特開昭61−154704号公報にはマン
ドレルミル前にてマンドレルバー装入後の被圧延材を加
熱し圧延する方法が提案されている。
方法として、特開昭61−154704号公報にはマン
ドレルミル前にてマンドレルバー装入後の被圧延材を加
熱し圧延する方法が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図1は穿孔終了直後か
らマンドレルミル圧延開始までの被圧延材の内表面温
度、外表面温度、断面平均温度変化を差分法により解析
した結果である。なお、この図は被圧延材の長手方向中
央の位置での温度変化を表し、時刻Aは被圧延材から穿
孔バーを抜き出すタイミングを、時刻Bは被圧延材ヘマ
ンドレルバーを装入するタイミングをそれぞれ示す。
らマンドレルミル圧延開始までの被圧延材の内表面温
度、外表面温度、断面平均温度変化を差分法により解析
した結果である。なお、この図は被圧延材の長手方向中
央の位置での温度変化を表し、時刻Aは被圧延材から穿
孔バーを抜き出すタイミングを、時刻Bは被圧延材ヘマ
ンドレルバーを装入するタイミングをそれぞれ示す。
【0007】穿孔直後は復熱により被圧延材の温度は上
昇するが、穿孔機〜マンドレルミルへの搬送時の放冷に
より各温度は低下する。マンドレルバーを装入すると被
圧延材の内面からマンドレルバーヘの放射伝熱が生じる
ため、被圧延材の温度、すなわち断面の温度分布は急激
に変化する。
昇するが、穿孔機〜マンドレルミルへの搬送時の放冷に
より各温度は低下する。マンドレルバーを装入すると被
圧延材の内面からマンドレルバーヘの放射伝熱が生じる
ため、被圧延材の温度、すなわち断面の温度分布は急激
に変化する。
【0008】したがって特開昭61−154704号公
報のようにマンドレルバー装入後の断面温度分布が非定
常的に変化している時に、誘導加熱装置の出力を変更す
ることは温度制御的に得策でなく、加熱制御の不良によ
りかえって圧延が困難となる。
報のようにマンドレルバー装入後の断面温度分布が非定
常的に変化している時に、誘導加熱装置の出力を変更す
ることは温度制御的に得策でなく、加熱制御の不良によ
りかえって圧延が困難となる。
【0009】また、マンドレルバーヘの誘導加熱を回避
するため、言い換えると被圧延材のみを加熱するために
は、誘導加熱装置の周波数を穿孔後の中空素管の肉厚に
対応して変化させる必要があり、複雑な制御ロジックと
高価な設備投資が必要となる。
するため、言い換えると被圧延材のみを加熱するために
は、誘導加熱装置の周波数を穿孔後の中空素管の肉厚に
対応して変化させる必要があり、複雑な制御ロジックと
高価な設備投資が必要となる。
【0010】本発明は、このような課題を解決するため
になされたもので、マンドレルミルを用いた圧延ライン
にて、被圧延材の長手方向の温度分布をもつことを防止
することにより、長手方向の肉厚精度が高くしかも材質
が均一な、高負荷材の継目無鋼管の圧延方法を提供する
ことを目的とする。
になされたもので、マンドレルミルを用いた圧延ライン
にて、被圧延材の長手方向の温度分布をもつことを防止
することにより、長手方向の肉厚精度が高くしかも材質
が均一な、高負荷材の継目無鋼管の圧延方法を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、本発明は以下に示す手段を用いてい
る。
達成するために、本発明は以下に示す手段を用いてい
る。
【0012】(1)本発明の製造方法は、中空素管を誘
導加熱した後、マンドレルミルで圧延して継目無管を製
造する方法において、誘導加熱前の中空素管の長手方向
の温度を順次測定する工程と、これら温度測定値に対応
して、誘導加熱条件を変化させて、中空素管の長手方向
温度分布が均一になるように中空素管を加熱する工程
と、加熱された中空素管にマンドレルバーを挿入してマ
ンドレルミル圧延する工程と、を具備した継目無管の製
造方法である。
導加熱した後、マンドレルミルで圧延して継目無管を製
造する方法において、誘導加熱前の中空素管の長手方向
の温度を順次測定する工程と、これら温度測定値に対応
して、誘導加熱条件を変化させて、中空素管の長手方向
温度分布が均一になるように中空素管を加熱する工程
と、加熱された中空素管にマンドレルバーを挿入してマ
ンドレルミル圧延する工程と、を具備した継目無管の製
造方法である。
【0013】(2)本発明の製造方法は、中空素管を誘
導加熱した後、マンドレルミルで圧延して継目無管を製
造する方法において、誘導加熱前の中空素管の長手方向
の温度を順次測定する工程と、これら温度測定値に対応
して、中空素管の搬送速度を変化させて、中空素管の長
手方向温度分布が均一になるように中空素管を加熱する
工程と、加熱された中空素管にマンドレルバーを挿入し
てマンドレルミル圧延する工程と、を具備した継目無管
の製造方法である。
導加熱した後、マンドレルミルで圧延して継目無管を製
造する方法において、誘導加熱前の中空素管の長手方向
の温度を順次測定する工程と、これら温度測定値に対応
して、中空素管の搬送速度を変化させて、中空素管の長
手方向温度分布が均一になるように中空素管を加熱する
工程と、加熱された中空素管にマンドレルバーを挿入し
てマンドレルミル圧延する工程と、を具備した継目無管
の製造方法である。
【0014】(3)本発明の製造方法は、中空素管を誘
導加熱した後、マンドレルミルで圧延して継目無管を製
造する方法において、誘導加熱前の中空素管の長手方向
の温度を順次測定する工程と、これら温度測定値に対応
して、誘導加熱条件及び中空素管の搬送速度を変化させ
て、中空素管の長手方向温度分布が均一になるように中
空素管を加熱する工程と、加熱された中空素管にマンド
レルバーを挿入してマンドレルミル圧延する工程と、を
具備した継目無管の製造方法である。
導加熱した後、マンドレルミルで圧延して継目無管を製
造する方法において、誘導加熱前の中空素管の長手方向
の温度を順次測定する工程と、これら温度測定値に対応
して、誘導加熱条件及び中空素管の搬送速度を変化させ
て、中空素管の長手方向温度分布が均一になるように中
空素管を加熱する工程と、加熱された中空素管にマンド
レルバーを挿入してマンドレルミル圧延する工程と、を
具備した継目無管の製造方法である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明者らは、上記課題を解決す
べく鋭意研究を重ねた結果、以下の知見を得るに至っ
た。
べく鋭意研究を重ねた結果、以下の知見を得るに至っ
た。
【0016】マンドレルミル圧延時の上記課題は穿孔
機、誘導加熱装置、マンドレルミルから構成される継目
無管製造ラインにおいて、誘導加熱装置の入側に温度計
を設置し、被圧延材の長手方向温度を計測してその温度
を基に、(1)誘導加熱装置通過時の搬送速度は変化さ
せず誘導加熱装置の出力のみを変化させる、(2)誘導
加熱装置の出力は変化させず誘導加熱装置通過時の搬送
速度を変化させる、(3)誘導加熱装置通過時の搬送速
度と誘導加熱装置の出力の両方を変化させる、ことによ
り解決できる。被圧延材の長手方向で、誘導加熱装置の
出力や誘導加熱装置内での搬送速度を変化させること
は、被圧延材への入熱量を制御することを意味し、温度
分布の調整が可能となる。
機、誘導加熱装置、マンドレルミルから構成される継目
無管製造ラインにおいて、誘導加熱装置の入側に温度計
を設置し、被圧延材の長手方向温度を計測してその温度
を基に、(1)誘導加熱装置通過時の搬送速度は変化さ
せず誘導加熱装置の出力のみを変化させる、(2)誘導
加熱装置の出力は変化させず誘導加熱装置通過時の搬送
速度を変化させる、(3)誘導加熱装置通過時の搬送速
度と誘導加熱装置の出力の両方を変化させる、ことによ
り解決できる。被圧延材の長手方向で、誘導加熱装置の
出力や誘導加熱装置内での搬送速度を変化させること
は、被圧延材への入熱量を制御することを意味し、温度
分布の調整が可能となる。
【0017】制御システムの一例を図2、図3に示す。
図中、1は被圧延材、2は温度計、3は誘導加熱制御装
置、4は誘導加熱装置、5は搬送ロール、6は搬送ロー
ル速度制御装置である。製造ラインにより加熱炉抽出温
度、抽出ピッチ等のタイムスケジュール、パススケジュ
ール等は異なるため、最適な温度制御を行うためには、
誘導加熱装置の設備能力、加熱炉抽出からマンドレルミ
ルまでの被圧延材の温度履歴、被圧延材先後端面からの
放射冷却等を事前に考慮して(1)〜(3)の方法を使
い分ける必要がある(※誘導加熱装置の設備能力が小さ
い場合(1)は無理で(2),(3)の方式をとる必要
がある)。なお、一般に継目無管のマンドレルミルは熱
延と異なり一定速度の圧延であるため、マンドレルミル
の第1スタンド入側の圧延温度を長手方向で均一となる
ように制御すればマンドレルミル出側の圧延温度はほぼ
一定となり、被圧延材の長手方向の肉厚精度、材質は確
保できる。
図中、1は被圧延材、2は温度計、3は誘導加熱制御装
置、4は誘導加熱装置、5は搬送ロール、6は搬送ロー
ル速度制御装置である。製造ラインにより加熱炉抽出温
度、抽出ピッチ等のタイムスケジュール、パススケジュ
ール等は異なるため、最適な温度制御を行うためには、
誘導加熱装置の設備能力、加熱炉抽出からマンドレルミ
ルまでの被圧延材の温度履歴、被圧延材先後端面からの
放射冷却等を事前に考慮して(1)〜(3)の方法を使
い分ける必要がある(※誘導加熱装置の設備能力が小さ
い場合(1)は無理で(2),(3)の方式をとる必要
がある)。なお、一般に継目無管のマンドレルミルは熱
延と異なり一定速度の圧延であるため、マンドレルミル
の第1スタンド入側の圧延温度を長手方向で均一となる
ように制御すればマンドレルミル出側の圧延温度はほぼ
一定となり、被圧延材の長手方向の肉厚精度、材質は確
保できる。
【0018】温度制御を精度よく行うためには被圧延材
の温度測定精度の向上が必須である。そのためには被圧
延材の温度が急峻に変化するような位置での温度制御は
極力避けなければならない。
の温度測定精度の向上が必須である。そのためには被圧
延材の温度が急峻に変化するような位置での温度制御は
極力避けなければならない。
【0019】したがって上述の温度測定〜制御はマンド
レルバーが被圧延材に装入されていない状態で行う必要
がある。また温度測定誤差を軽減するためには被圧延材
の表面の状態に注意する必要があり、スケールが被圧延
材に付着しているようなラインでは穿孔機〜温度計間で
デスケすることが望ましい。温度計は被圧延材の断面に
対しX方向、Y方向の2ケ所図ることが望ましいが、1
方向のみの測定でも可能である。
レルバーが被圧延材に装入されていない状態で行う必要
がある。また温度測定誤差を軽減するためには被圧延材
の表面の状態に注意する必要があり、スケールが被圧延
材に付着しているようなラインでは穿孔機〜温度計間で
デスケすることが望ましい。温度計は被圧延材の断面に
対しX方向、Y方向の2ケ所図ることが望ましいが、1
方向のみの測定でも可能である。
【0020】以上の知見に基づき、本発明者らは、中空
素管を誘導加熱した後、マンドレルミルで圧延して継目
無管を製造する方法において、誘導加熱前の中空素管の
長手方向の温度を順次測定する工程と、これら温度測定
値に対応して、誘導加熱条件かつ/または中空素管の搬
送速度を変化させて、中空素管の長手方向温度分布が均
一になるように中空素管を加熱する工程と、加熱された
中空素管にマンドレルバーを挿入してマンドレルミル圧
延する工程とを具備するようにして、マンドレルミルを
用いた圧延ラインにて、被圧延材の長手方向の温度分布
をもつことを防止することにより、長手方向の肉厚精度
が高くしかも材質が均一な、高負荷材の継目無鋼管の圧
延方法を見出し、本発明を完成させた。
素管を誘導加熱した後、マンドレルミルで圧延して継目
無管を製造する方法において、誘導加熱前の中空素管の
長手方向の温度を順次測定する工程と、これら温度測定
値に対応して、誘導加熱条件かつ/または中空素管の搬
送速度を変化させて、中空素管の長手方向温度分布が均
一になるように中空素管を加熱する工程と、加熱された
中空素管にマンドレルバーを挿入してマンドレルミル圧
延する工程とを具備するようにして、マンドレルミルを
用いた圧延ラインにて、被圧延材の長手方向の温度分布
をもつことを防止することにより、長手方向の肉厚精度
が高くしかも材質が均一な、高負荷材の継目無鋼管の圧
延方法を見出し、本発明を完成させた。
【0021】以下に本発明の実施の形態について説明す
る。
る。
【0022】図4に、本発明の1実施例である継目無管
圧延ラインの配置図を示す。この図では7は加熱炉、8
は穿孔機、9はマンドレルミルである。
圧延ラインの配置図を示す。この図では7は加熱炉、8
は穿孔機、9はマンドレルミルである。
【0023】設定温度1250℃にて加熱炉より抽出さ
れた丸鋼片は、約1分後マンネスマンタイプの穿孔機に
て搬送され、中空素管となる。穿孔バー取り出し後、中
空素管は誘導加熱装置前面に設置された温度計にて連続
的に表面温度が計測されるが、中空素管先端部で109
0℃、長手方向中央部で1130℃、後端部で1170
℃であった。
れた丸鋼片は、約1分後マンネスマンタイプの穿孔機に
て搬送され、中空素管となる。穿孔バー取り出し後、中
空素管は誘導加熱装置前面に設置された温度計にて連続
的に表面温度が計測されるが、中空素管先端部で109
0℃、長手方向中央部で1130℃、後端部で1170
℃であった。
【0024】長手方向の温度偏差、マンドレルミル第1
スタンドの圧延時間差、ならびにマンドレルバー装入の
時間差を基に、誘導加熱装置の出力を連続的に変化させ
中空素管を昇温しマンドレルミルヘ搬送、マンドレルバ
ー装入後、圧延した。なお昇温量は当然のことながら長
手方向で変化するが、中空素管先端部で110℃、中央
部で70℃、後端部で30℃を目標とした。また誘導加
熱装置内での中空素管の搬送速度は0.5m/秒一定で
あった(前述(1)の加熱制御である)。
スタンドの圧延時間差、ならびにマンドレルバー装入の
時間差を基に、誘導加熱装置の出力を連続的に変化させ
中空素管を昇温しマンドレルミルヘ搬送、マンドレルバ
ー装入後、圧延した。なお昇温量は当然のことながら長
手方向で変化するが、中空素管先端部で110℃、中央
部で70℃、後端部で30℃を目標とした。また誘導加
熱装置内での中空素管の搬送速度は0.5m/秒一定で
あった(前述(1)の加熱制御である)。
【0025】図示せぬ温度計にて測定したマンドレルミ
ル最終第7スタンド出側での中空素管の長手方向の温度
偏差(最大温度−最小温度)は昇温量一定のときは20
℃、昇温量を最適化したときは5℃であり、昇温量を最
適化したときのマンドレルミル出側での肉厚偏差は0.
1mmであった。
ル最終第7スタンド出側での中空素管の長手方向の温度
偏差(最大温度−最小温度)は昇温量一定のときは20
℃、昇温量を最適化したときは5℃であり、昇温量を最
適化したときのマンドレルミル出側での肉厚偏差は0.
1mmであった。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
製造条件を特定することにより、長手方向で肉厚偏差が
少なく、しかも材質が均一な、高強度・高耐食性継目無
管を圧延する方法を提供できる。
製造条件を特定することにより、長手方向で肉厚偏差が
少なく、しかも材質が均一な、高強度・高耐食性継目無
管を圧延する方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】穿孔終了からマンドレルミル圧延開始直前まで
の被圧延材の温度履歴を表す図(長手方向中央部の内外
表面温度、断面平均温度)。
の被圧延材の温度履歴を表す図(長手方向中央部の内外
表面温度、断面平均温度)。
【図2】誘導加熱制御装置を用いた加熱制御システムを
表す図。
表す図。
【図3】搬送ロール速度制御装置を用いた加熱制御シス
テムを表す図。
テムを表す図。
【図4】本発明の1実施例である継目無管圧延ラインの
配置図。
配置図。
1…被圧延材 2…温度計 3…誘導加熱制御装置 4…誘導加熱装置 5…搬送ロール 6…搬送ロール速度制御装置 7…加熱炉 8…穿孔機 9…マンドレルミル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 勝村 龍郎 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 小田 龍晴 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 岡本 芳秀 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 杉山 努 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 Fターム(参考) 4K038 AA04 BA01 CA01 DA01 EA01 FA02
Claims (3)
- 【請求項1】 中空素管を誘導加熱した後、マンドレル
ミルで圧延して継目無管を製造する方法において、 誘導加熱前の中空素管の長手方向の温度を順次測定する
工程と、 これら温度測定値に対応して、誘導加熱条件を変化させ
て、中空素管の長手方向温度分布が均一になるように中
空素管を加熱する工程と、 加熱された中空素管にマンドレルバーを挿入してマンド
レルミル圧延する工程と、 を具備した継目無管の製造方法。 - 【請求項2】 中空素管を誘導加熱した後、マンドレル
ミルで圧延して継目無管を製造する方法において、 誘導加熱前の中空素管の長手方向の温度を順次測定する
工程と、 これら温度測定値に対応して、中空素管の搬送速度を変
化させて、中空素管の長手方向温度分布が均一になるよ
うに中空素管を加熱する工程と、 加熱された中空素管にマンドレルバーを挿入してマンド
レルミル圧延する工程と、 を具備した継目無管の製造方法。 - 【請求項3】 中空素管を誘導加熱した後、マンドレル
ミルで圧延して継目無管を製造する方法において、 誘導加熱前の中空素管の長手方向の温度を順次測定する
工程と、 これら温度測定値に対応して、誘導加熱条件及び中空素
管の搬送速度を変化させて、中空素管の長手方向温度分
布が均一になるように中空素管を加熱する工程と、 加熱された中空素管にマンドレルバーを挿入してマンド
レルミル圧延する工程と、 を具備した継目無管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11052795A JP2000246310A (ja) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | 継目無管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11052795A JP2000246310A (ja) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | 継目無管の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000246310A true JP2000246310A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=12924784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11052795A Pending JP2000246310A (ja) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | 継目無管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000246310A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011098354A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Jfe Steel Corp | 継目無鋼管の製造方法 |
| JP2013099780A (ja) * | 2011-10-12 | 2013-05-23 | Jfe Steel Corp | 高Cr継目無鋼管の製造方法 |
| JP2013099781A (ja) * | 2011-10-12 | 2013-05-23 | Jfe Steel Corp | 高Cr継目無鋼管の製造方法 |
| CN114293005A (zh) * | 2021-12-27 | 2022-04-08 | 鑫鹏源智能装备集团有限公司 | 一种不间断连续输送式无缝钢管的退火加工设备 |
-
1999
- 1999-03-01 JP JP11052795A patent/JP2000246310A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011098354A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Jfe Steel Corp | 継目無鋼管の製造方法 |
| JP2013099780A (ja) * | 2011-10-12 | 2013-05-23 | Jfe Steel Corp | 高Cr継目無鋼管の製造方法 |
| JP2013099781A (ja) * | 2011-10-12 | 2013-05-23 | Jfe Steel Corp | 高Cr継目無鋼管の製造方法 |
| CN114293005A (zh) * | 2021-12-27 | 2022-04-08 | 鑫鹏源智能装备集团有限公司 | 一种不间断连续输送式无缝钢管的退火加工设备 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN102489639B (zh) | 一种高合金钢大型环件细晶轧制成形方法 | |
| JP3855300B2 (ja) | 継目無鋼管の製造方法および製造設備 | |
| CN100595027C (zh) | 两机架斜向热轧小直径无缝钢管的轧制工艺及其设备 | |
| JP5262949B2 (ja) | 継目無鋼管の製造方法およびその製造設備 | |
| JP4871209B2 (ja) | 金属素材の鍛造方法及び鍛造装置 | |
| JP2000246310A (ja) | 継目無管の製造方法 | |
| CN100518989C (zh) | 无缝热轧钢管的制造方法和实施该方法的装置 | |
| EP0430909A2 (en) | Improved hot-rolling process for sealess tubes with preliminary diameter reduction of the semifinished products | |
| JPH0871616A (ja) | 継目無管の圧延装置および圧延制御方法 | |
| CN105057478B (zh) | 生产变厚度变直径钢管的方法 | |
| US10100384B2 (en) | Method for producing a tempered seamlessly hot-fabricated steel pipe | |
| JP3458485B2 (ja) | 継目無鋼管の製造方法およびその方法を実施するための製造設備列 | |
| ITMI20091545A1 (it) | Impianto per la laminazione di tubi. | |
| JP2003225701A (ja) | 継目無鋼管の連続圧延装置 | |
| JPS6035206B2 (ja) | 継目無鋼管製造法 | |
| CN115213230B (zh) | 一种热轧无缝铜管生产工艺 | |
| CN204912275U (zh) | 一种无缝钢管斜轧设备 | |
| JP4964061B2 (ja) | 条鋼線材の冷却制御方法 | |
| CN105080970B (zh) | 一种无缝钢管斜轧设备及工艺 | |
| RU2285568C2 (ru) | Прокатный стан для производства проката различных марко-профилеразмеров | |
| JP2844924B6 (ja) | 継目無鋼管の製造方法およびその製造設備 | |
| JP2748852B2 (ja) | 継目無管の伸し長さ制御方法 | |
| JPS59104207A (ja) | マンドレルミルにおける鋼管の伸ばし長さ制御方法 | |
| JPH0510410B2 (ja) | ||
| JPS62227509A (ja) | 継目無鋼管の圧延方法 |