JP2000246771A - スクリュー形状を有する樹脂成形品の成形方法 - Google Patents
スクリュー形状を有する樹脂成形品の成形方法Info
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- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スクリュー形状を有する樹脂成形品の取り出
しを短時間で容易に行うことのできる成形方法を提供す
る。 【構成】 スクリュー形状を有する樹脂成形品を成形す
る金型において、成形品のスクリュー形状と同様のねじ
れ角を有する突き出し案内溝(8)を設けたブッシュと
突き出し棒に直角に接合された突き出し案内ボス(7)
を有し、突き出し案内溝に沿って突き出し案内ボスが回
転することにより突き出し棒(6)を回転させることに
より、突き出し棒(6)と凹凸形状等で接続された成形
品(4),またはインサート金具(5)を回転させて成
形品を抜き出すことを特徴とするスクリュー形状を有す
る樹脂成形品の成形方法、である。
しを短時間で容易に行うことのできる成形方法を提供す
る。 【構成】 スクリュー形状を有する樹脂成形品を成形す
る金型において、成形品のスクリュー形状と同様のねじ
れ角を有する突き出し案内溝(8)を設けたブッシュと
突き出し棒に直角に接合された突き出し案内ボス(7)
を有し、突き出し案内溝に沿って突き出し案内ボスが回
転することにより突き出し棒(6)を回転させることに
より、突き出し棒(6)と凹凸形状等で接続された成形
品(4),またはインサート金具(5)を回転させて成
形品を抜き出すことを特徴とするスクリュー形状を有す
る樹脂成形品の成形方法、である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンプレッ
サー用のスクリューロータや過給機用のスクリューロー
タ等のスクリュー形状を有する樹脂成形品を得るのに好
適な成形方法に関するもので、特に金型からの成形品の
取り出しを容易にする成形方法に関するものである。
サー用のスクリューロータや過給機用のスクリューロー
タ等のスクリュー形状を有する樹脂成形品を得るのに好
適な成形方法に関するもので、特に金型からの成形品の
取り出しを容易にする成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ネジ、スクリュー形状の成形品を
得る場合は、キャビティを分割した金型構造とし、成形
品取り出し時はキャビティを傾斜ピンや外部油圧シリン
ダー等で予め開いた後に取り出していた。この場合には
成形品表面に分割線が出ることになり、表面の滑らかさ
を損なう欠点があった。
得る場合は、キャビティを分割した金型構造とし、成形
品取り出し時はキャビティを傾斜ピンや外部油圧シリン
ダー等で予め開いた後に取り出していた。この場合には
成形品表面に分割線が出ることになり、表面の滑らかさ
を損なう欠点があった。
【0003】こうした分割線を避ける場合や、スクリュ
ー形状によって分割することが出来ない場合には、成形
品を軸方向に突き出して(或いは抜いて)取り出す方法
が採られている。この場合、成形品は回転しながら抜け
てくるわけであるが、金型表面と樹脂成形品との密着に
よる離型抵抗が大きく、回転力を加えるか,離型抵抗を
小さくする等の方策を採らなければ取り出し出来ない場
合が少なくない。
ー形状によって分割することが出来ない場合には、成形
品を軸方向に突き出して(或いは抜いて)取り出す方法
が採られている。この場合、成形品は回転しながら抜け
てくるわけであるが、金型表面と樹脂成形品との密着に
よる離型抵抗が大きく、回転力を加えるか,離型抵抗を
小さくする等の方策を採らなければ取り出し出来ない場
合が少なくない。
【0004】離型抵抗を小さくする方法としては、金型
に冷却機構を設け、成形品の取り出し時に金型を冷却す
る方法は知られている(例えば、特開平10−1382
55号公報)が、金型の冷却,及び加熱にかなりの時間
を要するため、生産コストが高くなってしまうという欠
点があった。
に冷却機構を設け、成形品の取り出し時に金型を冷却す
る方法は知られている(例えば、特開平10−1382
55号公報)が、金型の冷却,及び加熱にかなりの時間
を要するため、生産コストが高くなってしまうという欠
点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の成形
方法によるこのような問題点を解決するため種々の検討
の結果なされたもので、その目的とするところは成形品
表面の平滑性を損なうことなく経済的にスクリュー形状
を有する樹脂成形品を得ることにある。
方法によるこのような問題点を解決するため種々の検討
の結果なされたもので、その目的とするところは成形品
表面の平滑性を損なうことなく経済的にスクリュー形状
を有する樹脂成形品を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、スクリュー形
状を有する樹脂成形品を成形する金型において、突き出
し棒を回転させることにより、突き出し棒と凹凸形状等
で接続された成形品またはインサート金具を回転させて
成形品を抜き出すことを特徴とするスクリュー形状を有
する樹脂成形品の成形方法である。
状を有する樹脂成形品を成形する金型において、突き出
し棒を回転させることにより、突き出し棒と凹凸形状等
で接続された成形品またはインサート金具を回転させて
成形品を抜き出すことを特徴とするスクリュー形状を有
する樹脂成形品の成形方法である。
【0007】図1に本発明で得られるスクリュー形状を
有する樹脂成形品の一例として、スクリューロータを示
す。本成形品は、インサート金具(シャフト)21と樹
脂スクリュー部22とからなっている。
有する樹脂成形品の一例として、スクリューロータを示
す。本成形品は、インサート金具(シャフト)21と樹
脂スクリュー部22とからなっている。
【0008】本発明の方法の具体例を示す。図2に本発
明に用いられる金型の一例を、図3に突き出し案内溝を
設けたブッシュの一例、図4に突き出し案内ボスが形成
された突き出し棒の一例を、それぞれ示す。1は上型、
2は下型、3はキャビティを構成する金型、4はスクリ
ュー部(樹脂成形部)、5はシャフト(インサート金
具)、6は突き出し棒、7は突き出し棒に直角に一体的
に設けられた突き出し案内ボス、8はブッシュ、9はブ
ッシュに設けられた突き出し案内溝、10はベアリン
グ、11は突き出し板を、それぞれ示す。
明に用いられる金型の一例を、図3に突き出し案内溝を
設けたブッシュの一例、図4に突き出し案内ボスが形成
された突き出し棒の一例を、それぞれ示す。1は上型、
2は下型、3はキャビティを構成する金型、4はスクリ
ュー部(樹脂成形部)、5はシャフト(インサート金
具)、6は突き出し棒、7は突き出し棒に直角に一体的
に設けられた突き出し案内ボス、8はブッシュ、9はブ
ッシュに設けられた突き出し案内溝、10はベアリン
グ、11は突き出し板を、それぞれ示す。
【0009】かかる金型において、成形品を取り出す機
構として、突き出し板11と、突き出し案内ボス7が直
角に一体的に設けられた突き出し棒6と、成形品のスク
リュー形状と同様のねじれ角を有する突き出し案内溝9
を設けたブッシュ8とを有している。成形後、上型1と
下型2を開き、突き出し板11と突き出し棒6の上昇に
より成形品を上側に抜き出す際に、ブッシュ8内の突き
出し案内溝9に沿って突き出し案内ボス7と突き出し棒
6が回転し、この回転により凹凸形状等で突き出し棒6
の上端部に接続された成形品またはインサート金具5を
回転させて成形品を抜き出すものである。
構として、突き出し板11と、突き出し案内ボス7が直
角に一体的に設けられた突き出し棒6と、成形品のスク
リュー形状と同様のねじれ角を有する突き出し案内溝9
を設けたブッシュ8とを有している。成形後、上型1と
下型2を開き、突き出し板11と突き出し棒6の上昇に
より成形品を上側に抜き出す際に、ブッシュ8内の突き
出し案内溝9に沿って突き出し案内ボス7と突き出し棒
6が回転し、この回転により凹凸形状等で突き出し棒6
の上端部に接続された成形品またはインサート金具5を
回転させて成形品を抜き出すものである。
【0010】本発明において、突き出し案内溝9は、成
形品のスクリュー形状と同様のねじれ角を有するもので
ある。ねじれ角が異なる場合には、成形品側に無理な力
が加わり、成形品表面に擦り傷が発生する恐れがある。
形品のスクリュー形状と同様のねじれ角を有するもので
ある。ねじれ角が異なる場合には、成形品側に無理な力
が加わり、成形品表面に擦り傷が発生する恐れがある。
【0011】突き出し案内溝9と突き出し案内ボス7と
は、突き出し案内溝に沿って突き出し案内ボスが回転す
ることが出来る構造・形状であればよく限定されない
が、例えば、それぞれ上記の図3,図4に示すような構
造・形状のものである。
は、突き出し案内溝に沿って突き出し案内ボスが回転す
ることが出来る構造・形状であればよく限定されない
が、例えば、それぞれ上記の図3,図4に示すような構
造・形状のものである。
【0012】本発明において用いられる突き出し棒と成
形品またはインサート金具との接続のための凹凸形状
は、突き出し棒の回転と同時に成形品が回転出来るよう
な嵌合い形状であればその形状は限定されないが、成形
品に局部的な負荷が掛からない形状が望ましい。同様の
理由から、インサート金具がある場合には突き出し棒と
の接続箇所はインサート金具とする方が望ましい。
形品またはインサート金具との接続のための凹凸形状
は、突き出し棒の回転と同時に成形品が回転出来るよう
な嵌合い形状であればその形状は限定されないが、成形
品に局部的な負荷が掛からない形状が望ましい。同様の
理由から、インサート金具がある場合には突き出し棒と
の接続箇所はインサート金具とする方が望ましい。
【0013】また、突き出し棒の回転を円滑にするため
に、突き出し板と突き出し棒の接続部にはベアリング9
等を設置することが望ましい。
に、突き出し板と突き出し棒の接続部にはベアリング9
等を設置することが望ましい。
【0014】
【実施例】図1に示すスクリューロータに上述した本発
明の方法を適用した実施例を、比較例と比較しながら説
明する。図2に示す金型により成形し成形品取り出しを
行った場合について、各工程の所要時間及び成形サイク
ルを、比較例として図5に示す金型構造により行った場
合とともに、表1に示した。図5において、12はキャ
ビティ冷却用配管を示しており、ここに冷却水を通すこ
とによりキャビティの冷却を行う構造としたものであ
る。この表1で明らかなように、実施例による方法では
大幅な成形サイクルの短縮が図れている。また、実施例
により得られた成形品の表面は擦り傷等が無い滑らかな
もので、十点平均粗さ(Rz)においても1.3〜1.
6zであり、比較例と同等の良好な値が得られた。
明の方法を適用した実施例を、比較例と比較しながら説
明する。図2に示す金型により成形し成形品取り出しを
行った場合について、各工程の所要時間及び成形サイク
ルを、比較例として図5に示す金型構造により行った場
合とともに、表1に示した。図5において、12はキャ
ビティ冷却用配管を示しており、ここに冷却水を通すこ
とによりキャビティの冷却を行う構造としたものであ
る。この表1で明らかなように、実施例による方法では
大幅な成形サイクルの短縮が図れている。また、実施例
により得られた成形品の表面は擦り傷等が無い滑らかな
もので、十点平均粗さ(Rz)においても1.3〜1.
6zであり、比較例と同等の良好な値が得られた。
【0015】
【表1】
【0016】
【発明の効果】本発明の方法に従うと、成形品表面の平
滑性を損なうことなくスクリュー形状を有する樹脂成形
品を得ることができるうえに、従来の欠点であった成形
サイクルが長くなることによる生産コスト上昇という問
題が除かれるので、工業的なスクリュー形状を有する樹
脂成形品の成形方法として好適である。
滑性を損なうことなくスクリュー形状を有する樹脂成形
品を得ることができるうえに、従来の欠点であった成形
サイクルが長くなることによる生産コスト上昇という問
題が除かれるので、工業的なスクリュー形状を有する樹
脂成形品の成形方法として好適である。
【図1】 本発明で得られるスクリューロータの一例で
あり、(a)は正面図、(b)は平面図である。
あり、(a)は正面図、(b)は平面図である。
【図2】 本発明に用いられる金型の一例の側断面図で
ある。
ある。
【図3】 本発明に用いられる突き出し案内溝を設けた
ブッシュの一例であり、(a)は側断面図、(b)は平
面図である。
ブッシュの一例であり、(a)は側断面図、(b)は平
面図である。
【図4】 本発明に用いられる突き出し案内ボスが接合
された突き出し棒の一例の側断面図である。
された突き出し棒の一例の側断面図である。
【図5】 比較例で用いられる金型の側断面図である。
1 上型 2 下型 3 キャビティを構成する金型 4 スクリュー部(樹脂成形部) 5 シャフト(インサート金具) 6 突き出し棒 7 突き出し案内ボス 8 ブッシュ 9 突き出し案内溝 10 ベアリング 11 突き出し板 12 キャビティ冷却用配管 21 インサート金具(シャフト) 22 樹脂スクリュー部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 31:08
Claims (2)
- 【請求項1】 スクリュー形状を有する樹脂成形品を成
形する金型において、突き出し棒を回転させることによ
り、突き出し棒と凹凸形状等で係合された成形品または
インサート金具を回転させて成形品を抜き出すことを特
徴とするスクリュー形状を有する樹脂成形品の成形方
法。 - 【請求項2】 成形品のスクリュー形状と同様のねじれ
角を有する突き出し案内溝を設けたブッシュと、直角に
形成された突き出し案内ボスが直角に形成された突き出
し棒とを有し、突き出し案内溝に沿って突き出し案内ボ
スが回転することにより突き出し棒を回転させることを
特徴とする請求項1記載のスクリュー形状を有する樹脂
成形品の成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5384199A JP2000246771A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | スクリュー形状を有する樹脂成形品の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5384199A JP2000246771A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | スクリュー形状を有する樹脂成形品の成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000246771A true JP2000246771A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=12954017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5384199A Pending JP2000246771A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | スクリュー形状を有する樹脂成形品の成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000246771A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2829210A1 (fr) * | 2001-09-06 | 2003-03-07 | Michelin Soc Tech | Articulation elastique a manchon cylindrique |
| JP2010094819A (ja) * | 2008-10-14 | 2010-04-30 | Yamasei Seisakusho:Kk | 成形装置 |
| CN107470597A (zh) * | 2017-08-11 | 2017-12-15 | 保定东峰铸造有限公司 | 一种搅龙脱模的专用设备及铸造方法 |
| CN112024824A (zh) * | 2020-08-18 | 2020-12-04 | 陕西理工大学 | 用于压缩机螺杆转子的成型模具 |
| WO2022035263A1 (en) * | 2020-08-14 | 2022-02-17 | Lg Electronics Inc. | Mold apparatus |
-
1999
- 1999-03-02 JP JP5384199A patent/JP2000246771A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2829210A1 (fr) * | 2001-09-06 | 2003-03-07 | Michelin Soc Tech | Articulation elastique a manchon cylindrique |
| WO2003020492A1 (fr) * | 2001-09-06 | 2003-03-13 | Societe De Technologie Michelin | Articulation elastique a manchon cylindrique |
| JP2010094819A (ja) * | 2008-10-14 | 2010-04-30 | Yamasei Seisakusho:Kk | 成形装置 |
| CN107470597A (zh) * | 2017-08-11 | 2017-12-15 | 保定东峰铸造有限公司 | 一种搅龙脱模的专用设备及铸造方法 |
| WO2022035263A1 (en) * | 2020-08-14 | 2022-02-17 | Lg Electronics Inc. | Mold apparatus |
| KR20220021706A (ko) * | 2020-08-14 | 2022-02-22 | 엘지전자 주식회사 | 금형장치 |
| US12049035B2 (en) | 2020-08-14 | 2024-07-30 | Lg Electronics Inc. | Mold apparatus |
| KR102811271B1 (ko) * | 2020-08-14 | 2025-05-22 | 엘지전자 주식회사 | 금형장치 |
| CN112024824A (zh) * | 2020-08-18 | 2020-12-04 | 陕西理工大学 | 用于压缩机螺杆转子的成型模具 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
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|
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