JP2000246781A - 複合押出成形用の口金構造 - Google Patents

複合押出成形用の口金構造

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JP2000246781A
JP2000246781A JP11049485A JP4948599A JP2000246781A JP 2000246781 A JP2000246781 A JP 2000246781A JP 11049485 A JP11049485 A JP 11049485A JP 4948599 A JP4948599 A JP 4948599A JP 2000246781 A JP2000246781 A JP 2000246781A
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resin
rubber
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die
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JP11049485A
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Hajime Kuga
始 久我
Michiaki Aramaki
道明 荒巻
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱材を介在させることなくゴム用口金,樹
脂用口金相互間での熱的影響をなくす。 【解決手段】 相互に密着することになるゴム押出用の
口金5と樹脂押出用の口金9のうち、ゴム用口金5の前
面に小径突起部13を形成し、必要最小限の小径突起部
13の面積のみをもって樹脂用口金9に密着させる。小
径突起部13には温調通路14を形成して冷却媒体を通
流させることで、ゴム用口金5を強制冷却させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複合押出成形用の口
金構造に関し、特に自動車用のウエザーストリップもし
くはグラスランに代表されるような均一断面形状の長尺
なゴム成形品を押出成形しつつ、同時にそのゴム成形品
の一部を樹脂材で被覆するようにしたいわゆる異種材料
による複合同時押出成形用の口金構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の異種材料による複合同時押出成
形用の口金構造としては、例えば特開平5−31785
号公報および特開平5−138712号公報のほか、特
開平7−214636号公報に記載されたものが知られ
ている。
【0003】これらの従来の技術では、周知のようにゴ
ム用口金と樹脂用口金とが互いに近接して配置される一
方で、ゴム用口金での成形適正温度と樹脂用口金での成
形適正温度が相互に異なることから、口金相互間での熱
的影響を遮断するために双方の口金の間に断熱材を介装
した構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の技
術では、押出成形が連続成形法であるために、特にゴム
用口金側での温度と該ゴム用口金よりも高温の樹脂用口
金側での温度との差が100℃以上になると、断熱材の
厚さを大きくしないかぎり十分な断熱効果を得ることが
できず、例えば表面焼け等の成形不良を招く結果となっ
て好ましくない。その一方、断熱材の厚みが大きくなる
とそれだけ材料通路が長くならざるを得ないことから、
押出圧力や押出速度の調整等に多大な工数を要すること
となる。また、断熱材として非金属製のものを使用した
場合には、それ自体の剛性が口金の剛性と比べて劣るこ
とから、口金と断熱材との合わせ目から材料漏れを招き
やすいという欠点がある。
【0005】さらに、先に述べた特開平5−13871
2号公報では、断熱材の使用と併せて、ゴム用口金と樹
脂用口金との合わせ面に冷却空気や冷却液等の冷却媒体
が導入される断熱空間部を設けて断熱効果の向上を図っ
ているが、その断熱空間部が材料通路と連通しているこ
とを前提としているため、ゴム材料のばらつきにより断
熱空間部側へのゴム材料の漏れが生じやすく、それによ
ってその断熱空間部が閉塞されてしまい、結果としてそ
の断熱空間部の機能を長期にわたって安定的に維持する
ことが困難となる。
【0006】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、とりわけ断熱材を使用せずとも必要十分な
断熱効果を得ることができるようにした口金構造を提供
しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載に記載のように、未加硫ゴム材料を押し出す押出機の
先端に、該ゴム材料をもって所定の断面形状の成形品を
押出成形するための材料通路を有するゴム用口金を装着
するとともに、このゴム用口金の前面側には、所定の樹
脂通路を有しつつ前記ゴム用口金から押し出された成形
品の表面に溶融樹脂材料を押し出してその成形品の少な
くとも一部を被覆する樹脂用口金を重ね合わせるように
密着配置した口金構造であることを前提としている。
【0008】そして、その上で、前記ゴム用口金を形成
する口金本体のうち樹脂用口金と接する面のほぼ中央部
に、材料通路を延長するべく前記樹脂用口金側に向かっ
て突出する小径突起部を形成し、この小径突起部の先端
面をこれよりも大径の樹脂用口金に密着させるととも
に、前記小径突起部には、材料通路と非連通であって且
つ所定の温度調整用媒体が通流する温調通路を形成した
ことを特徴としている。
【0009】この場合、温度調整用媒体自体の温度およ
び流量等は必要に応じて適宜調整するものとする。
【0010】したがって、本発明では、ゴム用口金のう
ち樹脂用口金側の端部を小径突起部として、実質的にそ
の樹脂用口金との接触面積を必要最小限にとどめること
で、ゴム用口金と樹脂用口金相互間での熱伝達が最小限
に抑制される。その上、小径突起部自体の外周面が直接
外気にさらされるとともに、その小径突起部に形成され
た温調通路を冷却水あるいは冷却油等の温度調整用媒体
が通流することになるので、その温度調整効果のために
ゴム用口金と樹脂用口金相互間での熱的影響が抑制さ
れ、結果として必要十分な断熱効果が得られることにな
る。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、ゴム用口金に形成され
た小径突起部と温度調整用媒体の使用との組み合わせに
より必要十分な断熱効果が得られるので、従来のように
断熱材を使用する必要がなく、材料通路が必要以上に長
くなることもなければ押出圧力等の調整に多大な工数を
要することもなく、いわゆる表面焼け等の成形不良を未
然に防止しつつ作業性も併せて改善できるほか、口金相
互間に異材質の断熱材が介在しない故に材料漏れ等の心
配もなく、これによってもまた成形品質が向上する。
【0012】また、上記温度調整用媒体が通流すること
になる温調通路は材料通路と連通すことなく完全に独立
しているので、従来のように詰まり等の発生のおそれは
全くなく、本来の温調効果もしくは断熱効果を長期にわ
たって維持できる効果がある。
【0013】
【発明の実施の形態】図1,2は本発明の好ましい実施
の形態を示す図で、図3に示すような均一断面形状の長
尺なウエザーストリップ(グラスラン)50を押出成形
するための口金構造の例を示している。なお、ウエザー
ストリップ50は、例えばソリッドゴムからなる本体部
51の両端にウインドガラスと摺接することになるリッ
プ52,53を備えていて、一方のリップ53には、装
飾効果を高める目的でエチレン、ポリプロピレン、TP
O、TPS樹脂等の熱可塑性樹脂からなる樹脂被覆層5
4が形成される。
【0014】図1,2に示すように、ゴム材料押出用の
押出機1のヘッド2にはスクリュー3が内挿されてお
り、このスクリュー3の回転運動によって未加硫のゴム
材料が順次押し出されるようになっている。そして、ヘ
ッド2の前面には、中央部に材料通路4が形成されたゴ
ム用口金5がボルト6にて固定されているとともに、さ
らにゴム用口金5の前面には、バックプレート7とフェ
ースプレート8とからなる樹脂用口金9が互いに重なり
合うようにして同じくボルト10とカラー11にて固定
されている。
【0015】前記ゴム用口金5は口金本体たる口金プレ
ート12を中心として形成されていて、この口金プレー
ト12の前面中央部には樹脂用口金9側に向けて小径突
起部13が一体に突出形成されている。これにより、ゴ
ム用口金5は必要最小限の小径突起部13の前面のみを
もって樹脂用口金9と密着している。そして、これら口
金プレート12と小径突起部13とを相互に貫通するよ
うにしてゴム材料の材料通路4が形成されているととも
に、この材料通路4は樹脂用口金9側に向かって先細り
形状となっていて、最終的にはその小径突起部13の出
口側で、成形すべきウエザーストリップ50の断面形状
と同一の開口部4aをもって収束している。
【0016】また、上記小径突起部13にはその材料通
路4を取り囲むように温調通路14が形成されていて、
この温調通路14の両端には温度調整用媒体を供給する
ためのホース15,16が接続されている。そして、こ
れらのホース15,16を介して温調通路14に温度管
理された冷却水もしくは冷却油等の冷却媒体が供給され
て常時通流,循環するようになっていて、この強制冷却
方式により小径突起部13が適正な温度となるように温
度制御されることになる。
【0017】一方、樹脂用口金9を形成することになる
バックプレート7とフェースプレート8には、成形すべ
きウエザーストリップ50の断面形状と同一形状の流通
孔17,18が形成されていて、これら双方の流通孔1
7,18はプレート7,8同士が圧締されることで互い
に連通している。バックプレート7のうちフェースプレ
ート8と接する面にはその流通孔17,18と連通する
ように樹脂導入溝19が形成されていて、この樹脂導入
溝19はバックプレート7の側面の樹脂導入孔20をも
ってバックプレート7の外部に開口しているとともに、
樹脂導入孔20には樹脂材料押出用の押出機21が接続
されている。また、フェースプレート8にはヒータ22
が設けられていて、このヒータ22をもって、フェース
プレート8が所定の温度となるように加熱制御されるよ
うになっている。
【0018】したがって、このように構成された複合押
出成形用の口金構造によれば、押出機1から未加硫のゴ
ム材料を押し出すとともに、もう一方の押出機21から
樹脂導入孔20および樹脂導入溝19を介して樹脂材料
を供給すると、ゴム材料がゴム用口金5の材料通路4を
通過することで図3に示した断面形状と同一形状の中間
成形品が連続的に押出成形され、この中間成形品はその
まま樹脂用口金9の流通孔17,18に導入される。
【0019】そして、先に述べた樹脂導入溝19は一方
のリップ53(図3参照)に相当する部分のみに開口し
ているだけであるから、上記のようにゴム材料のみから
なる中間成形品が樹脂用口金9の流通孔17,18を通
過する過程でリップ53に相当する部分のみに樹脂材料
が連続的に押し出され、その部分のみが樹脂材料をもっ
て被覆されて図3に示した樹脂被覆層54が成形され
る。
【0020】このような成形過程において、ゴム材料自
体の熱を受けてゴム用口金5は例えば70〜100℃程
度まで上昇する一方、樹脂用口金9は同様に溶融樹脂材
料の熱を受けて例えば160〜220℃程度まで上昇す
るようになる。したがって、強制冷却を行わない場合に
は、上記小径突起部13とバックプレート7との接触部
をもってその樹脂用口金9側の温度がゴム用口金5側に
伝わり、互いに温度平衡するまでゴム用口金5を昇温さ
せ、ゴム材料が材料通路4を通過した時点で部分的に加
硫が進行してしまったり、あるいは表面焼けを招きやす
くなる。
【0021】ところが本実施の形態では、ゴム用口金5
と樹脂用口金9との接触面積を必要最小限の小径突起部
13の先端面のみとしていることで、樹脂用口金9から
ゴム用口金5側への熱伝達が抑制されるほか、その小径
突起部13の外周面が外気に露出しているので、これを
もって放冷による冷却効率が促進される。のみならず、
小径突起部13の温調通路14を冷却水あるいは冷却油
等の冷却媒体が通流しているので、これをもって小径突
起部13あるいはゴム用口金5全体が強制冷却される。
その結果として、上記各々の冷却作用の相乗効果をもっ
てゴム用口金5の過剰な昇温が抑制され、特にウエザー
ストリップ50の致命的不良とされる表面焼けや早期加
硫等の成形不良の発生を未然に防止できるようになる。
【0022】また、従来のような断熱材は一切不要であ
ることから、特にゴム用通路4が必要以上に長くなるこ
とがないだけでなく、ヘッド2をはじめゴム用口金5お
よび樹脂用口金9等の剛性の高い金属製のプレート同士
を相互に圧締しているので、非金属製の断熱材が介在す
る場合のように各プレートの併せ面からの材料漏れを招
くおそれも全くない。
【0023】ここで、本実施の形態では、一方のリップ
53にのみ樹脂被覆層54を形成する場合の例を示した
が、双方のリップ52,53に同時に樹脂被覆層54を
形成する場合もちろん、他の部位に樹脂被覆層54を形
成する場合にも同様に適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態を示す口金部の分
解斜視図。
【図2】図1の垂直断面説明図。
【図3】自動車用ウエザーストリップの一例を示す断面
図。
【符号の説明】
1…ゴム材料用の押出機 4…材料通路 5…ゴム用口金 7…バックプレート 8…フェースプレート 9…樹脂用口金 12…口金プレート 13…小径突起部 14…温調通路 17,18…流通孔 21…樹脂材料押出用の押出機 50…ウエザーストリップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未加硫ゴム材料を押し出す押出機の先端
    に、該ゴム材料をもって所定の断面形状の成形品を押出
    成形するための材料通路を有するゴム用口金を装着する
    とともに、このゴム用口金の前面側には、所定の樹脂通
    路を有しつつ前記ゴム用口金から押し出された成形品の
    表面に溶融樹脂材料を押し出してその成形品の少なくと
    も一部を被覆する樹脂用口金を重ね合わせるように密着
    配置した構造であって、 前記ゴム用口金を形成する口金本体のうち樹脂用口金と
    接する面のほぼ中央部に、材料通路を延長するべく前記
    樹脂用口金側に向かって突出する小径突起部を形成し、 この小径突起部の先端面をこれよりも大径の樹脂用口金
    に密着させるとともに、 前記小径突起部には、材料通路と非連通であって且つ所
    定の温度調整用媒体が通流する温調通路を形成したこと
    を特徴とする複合押出成形用の口金構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102476441A (zh) * 2010-11-30 2012-05-30 比亚迪股份有限公司 一种汽车车窗密封条的挤出模具
WO2017085961A1 (ja) * 2015-11-20 2017-05-26 株式会社リコー 三次元造形装置及び造形材料排出部材

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