JP2000246843A - 畜肉包装用多層フィルム - Google Patents
畜肉包装用多層フィルムInfo
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- JP2000246843A JP2000246843A JP11056552A JP5655299A JP2000246843A JP 2000246843 A JP2000246843 A JP 2000246843A JP 11056552 A JP11056552 A JP 11056552A JP 5655299 A JP5655299 A JP 5655299A JP 2000246843 A JP2000246843 A JP 2000246843A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バリア性、機械強度、柔軟性、延伸性、収縮
性、畜肉の充填作業効率、外観に優れた、畜肉包装用多
層フィルムを提供すること。 【解決手段】 特定のエチレン−ビニルアルコール共重
合体(A)、ポリアミド樹脂(B)、エチレン−不飽和
カルボン酸共重合体又はその金属塩(C)及び必要に応
じて、前記樹脂以外の熱可塑性樹脂(D)を特定の比率
で含む樹脂組成物の層を、少なくとも1層含む多層フィ
ルムを構成する。
性、畜肉の充填作業効率、外観に優れた、畜肉包装用多
層フィルムを提供すること。 【解決手段】 特定のエチレン−ビニルアルコール共重
合体(A)、ポリアミド樹脂(B)、エチレン−不飽和
カルボン酸共重合体又はその金属塩(C)及び必要に応
じて、前記樹脂以外の熱可塑性樹脂(D)を特定の比率
で含む樹脂組成物の層を、少なくとも1層含む多層フィ
ルムを構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バリア性、機械強
度、柔軟性、延伸性、収縮性、外観、畜肉の充填作業効
率に優れた、エチレン−ビニルアルコール共重合体
(A)、ポリアミド樹脂(B)およびエチレン−不飽和
カルボン酸共重合体またはその金属塩(C)からなる樹
脂組成物層、または、エチレン−ビニルアルコール共重
合体(A)、ポリアミド樹脂(B)、エチレン−不飽和
カルボン酸共重合体またはその金属塩(C)および11
以下の溶解性パラメーター(Fedorsの式から算
出)を有する前記樹脂以外の熱可塑性樹脂(D)からな
る樹脂組成物層を、少なくとも1層含む畜肉包装用多層
フィルムに関する。
度、柔軟性、延伸性、収縮性、外観、畜肉の充填作業効
率に優れた、エチレン−ビニルアルコール共重合体
(A)、ポリアミド樹脂(B)およびエチレン−不飽和
カルボン酸共重合体またはその金属塩(C)からなる樹
脂組成物層、または、エチレン−ビニルアルコール共重
合体(A)、ポリアミド樹脂(B)、エチレン−不飽和
カルボン酸共重合体またはその金属塩(C)および11
以下の溶解性パラメーター(Fedorsの式から算
出)を有する前記樹脂以外の熱可塑性樹脂(D)からな
る樹脂組成物層を、少なくとも1層含む畜肉包装用多層
フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】ポリオレフィンやポリスチレンのような
疎水性熱可塑性樹脂は、その優れた溶融成形性、二次加
工性、機械特性、経済性から、食品包装分野においては
フィルム、ボトル、カップ等の容器等に、非食品分野に
おいては、生活用品、家電部品、自動車部品等に巾広く
使用されている。また、これらの樹脂とエチレン−ビニ
ルアルコール共重合体(以下、EVOHと略す)との多
層構造体は、酸素、フレーバー等に対するバリア性が必
要とされる食品分野等において広く使用されている。
疎水性熱可塑性樹脂は、その優れた溶融成形性、二次加
工性、機械特性、経済性から、食品包装分野においては
フィルム、ボトル、カップ等の容器等に、非食品分野に
おいては、生活用品、家電部品、自動車部品等に巾広く
使用されている。また、これらの樹脂とエチレン−ビニ
ルアルコール共重合体(以下、EVOHと略す)との多
層構造体は、酸素、フレーバー等に対するバリア性が必
要とされる食品分野等において広く使用されている。
【0003】上記性能を生かし、EVOH系フィルムを
畜肉包装用多層フィルムとして用いることが試みられて
いるが、EVOH系フィルムがポリ塩化ビニリデン(以
下、PVDCと略す)系フィルムに比べ柔軟性に欠ける
ため、EVOH系フィルムは特に畜肉を保存するような
低温での落下強度が弱く、破損しやすいという欠点を有
している。
畜肉包装用多層フィルムとして用いることが試みられて
いるが、EVOH系フィルムがポリ塩化ビニリデン(以
下、PVDCと略す)系フィルムに比べ柔軟性に欠ける
ため、EVOH系フィルムは特に畜肉を保存するような
低温での落下強度が弱く、破損しやすいという欠点を有
している。
【0004】また、骨付き肉を包装する場合、特に熱収
縮包装する場合には、EVOH系フィルムの突刺し強度
が弱いため、骨の先端が畜肉包装用フィルムに突き刺さ
り破損を生じることがある。そこで、現在では布等で骨
の部分を被覆した後、包装を行っているが十分ではな
く、真空包装時もしくは熱収縮包装時に破損を生じるこ
とがある。さらに、EVOH系フィルムは一般的に硬
く、他のフィルムに比べ、肉の充填作業効率が悪いとい
う問題点が残されている。
縮包装する場合には、EVOH系フィルムの突刺し強度
が弱いため、骨の先端が畜肉包装用フィルムに突き刺さ
り破損を生じることがある。そこで、現在では布等で骨
の部分を被覆した後、包装を行っているが十分ではな
く、真空包装時もしくは熱収縮包装時に破損を生じるこ
とがある。さらに、EVOH系フィルムは一般的に硬
く、他のフィルムに比べ、肉の充填作業効率が悪いとい
う問題点が残されている。
【0005】また、EVOH系フィルムを熱収縮畜肉包
装用フィルムとして用いた場合では、熱収縮工程でメル
トホールが生じやすいという欠点を有している。なお、
本発明で言うメルトホールとは、熱収縮畜肉包装用フィ
ルムを用いて畜肉を包装する際に、フィルムを熱収縮さ
せるために熱風または熱水を吹き付ける工程において、
フィルムと畜肉表面が密着していない部分に熱風または
熱水が吹き付けられるためにフィルムに生じる穴のこと
を言う。
装用フィルムとして用いた場合では、熱収縮工程でメル
トホールが生じやすいという欠点を有している。なお、
本発明で言うメルトホールとは、熱収縮畜肉包装用フィ
ルムを用いて畜肉を包装する際に、フィルムを熱収縮さ
せるために熱風または熱水を吹き付ける工程において、
フィルムと畜肉表面が密着していない部分に熱風または
熱水が吹き付けられるためにフィルムに生じる穴のこと
を言う。
【0006】また、熱収縮畜肉包装用フィルムは、通
常、延伸されたものが用いられるが、EVOH系フィル
ムは一般に延伸性に乏しいため、 EVOH系フィルム
を用いた熱収縮畜肉包装用フィルムでは、延伸ムラや収
縮ムラによる厚み分布不良によるガスバリア性の低下、
更には外観不良が問題になる。
常、延伸されたものが用いられるが、EVOH系フィル
ムは一般に延伸性に乏しいため、 EVOH系フィルム
を用いた熱収縮畜肉包装用フィルムでは、延伸ムラや収
縮ムラによる厚み分布不良によるガスバリア性の低下、
更には外観不良が問題になる。
【0007】そこで、EVOH系フィルムを他の熱可塑
性樹脂と積層し、かかる問題を解決することも考えられ
るが、必ずしも十分ではない。
性樹脂と積層し、かかる問題を解決することも考えられ
るが、必ずしも十分ではない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、本発
明は、バリア性、機械強度、柔軟性、延伸性、収縮性、
畜肉の充填作業効率、外観に優れた、畜肉包装用多層フ
ィルムを得ることである。
明は、バリア性、機械強度、柔軟性、延伸性、収縮性、
畜肉の充填作業効率、外観に優れた、畜肉包装用多層フ
ィルムを得ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、エチレン含
有量20〜60モル%、ビニルエステル成分のケン化度
が85%以上のエチレン−ビニルアルコール共重合体
(A)50〜95重量%、ポリアミド樹脂(B)0.2
〜25重量%およびエチレン−不飽和カルボン酸共重合
体またはその金属塩(C)0.5〜40重量%からなる
樹脂組成物層、または、エチレン含有量20〜60モル
%、ビニルエステル成分のケン化度が85%以上のエチ
レン−ビニルアルコール共重合体(A)50〜85重量
%、ポリアミド樹脂(B)0.2〜25重量%、エチレ
ン−不飽和カルボン酸共重合体またはその金属塩(C)
0.5〜40重量%および11以下の溶解性パラメータ
ー(Fedorsの式から算出)を有する前記樹脂以外
の熱可塑性樹脂(D)0.5〜40重量%からなる樹脂
組成物層を、少なくとも1層含む畜肉包装用多層フィル
ムを用いることにより達成される。
有量20〜60モル%、ビニルエステル成分のケン化度
が85%以上のエチレン−ビニルアルコール共重合体
(A)50〜95重量%、ポリアミド樹脂(B)0.2
〜25重量%およびエチレン−不飽和カルボン酸共重合
体またはその金属塩(C)0.5〜40重量%からなる
樹脂組成物層、または、エチレン含有量20〜60モル
%、ビニルエステル成分のケン化度が85%以上のエチ
レン−ビニルアルコール共重合体(A)50〜85重量
%、ポリアミド樹脂(B)0.2〜25重量%、エチレ
ン−不飽和カルボン酸共重合体またはその金属塩(C)
0.5〜40重量%および11以下の溶解性パラメータ
ー(Fedorsの式から算出)を有する前記樹脂以外
の熱可塑性樹脂(D)0.5〜40重量%からなる樹脂
組成物層を、少なくとも1層含む畜肉包装用多層フィル
ムを用いることにより達成される。
【0010】本発明においては、用いられる熱可塑性樹
脂(D)の20℃における弾性モジュラスが500kg
/cm2以下であることが好ましい。
脂(D)の20℃における弾性モジュラスが500kg
/cm2以下であることが好ましい。
【0011】本発明においては、前記樹脂組成物層の両
側に、接着剤層を介することなくポリアミド樹脂からな
る層を積層することが好ましい。
側に、接着剤層を介することなくポリアミド樹脂からな
る層を積層することが好ましい。
【0012】本発明においては、前記樹脂組成物中のア
ルカリ金属イオン含有量が1〜35,000ppmであ
ることが好ましい。
ルカリ金属イオン含有量が1〜35,000ppmであ
ることが好ましい。
【0013】本発明においては、前記樹脂組成物中の亜
鉛、マグネシウム、カルシウムから選択される、少なく
とも1種の金属のイオン含有量が400〜50,000
ppmであることが好ましい。
鉛、マグネシウム、カルシウムから選択される、少なく
とも1種の金属のイオン含有量が400〜50,000
ppmであることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明で用いられるエチレン−ビ
ニルアルコール共重合体(A)(以下、EVOHと記
す。)は、エチレンとビニルエステルからなる共重合体
をアルカリ触媒等を用いてケン化して得られる。ビニル
エステルとしては酢酸ビニルが代表的なものとして挙げ
られるが、その他の脂肪酸ビニルエステル(プロピオン
酸ビニル、ピバリン酸ビニルなど)も使用できる。ま
た、EVOHは共重合成分としてビニルシラン化合物
0.0002〜0.2モル%を含有することができる。
ここで、ビニルシラン系化合物としては、たとえば、ビ
ニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、
ビニルトリ(β−メトキシ−エトキシ)シラン、γ−メ
タクリルオキシプロピルメトキシシランが挙げられる。
なかでも、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエト
キシシランが好適に用いられる。さらに、本発明の目的
が阻害されない範囲で、他の共単量体、例えば、プロピ
レン、ブチレン、あるいは(メタ)アクリル酸、(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチルなど
の不飽和カルボン酸又はそのエステル、およびN−ビニ
ルピロリドンなどのビニルピロリドンを共重合すること
も出来る。
ニルアルコール共重合体(A)(以下、EVOHと記
す。)は、エチレンとビニルエステルからなる共重合体
をアルカリ触媒等を用いてケン化して得られる。ビニル
エステルとしては酢酸ビニルが代表的なものとして挙げ
られるが、その他の脂肪酸ビニルエステル(プロピオン
酸ビニル、ピバリン酸ビニルなど)も使用できる。ま
た、EVOHは共重合成分としてビニルシラン化合物
0.0002〜0.2モル%を含有することができる。
ここで、ビニルシラン系化合物としては、たとえば、ビ
ニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、
ビニルトリ(β−メトキシ−エトキシ)シラン、γ−メ
タクリルオキシプロピルメトキシシランが挙げられる。
なかでも、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエト
キシシランが好適に用いられる。さらに、本発明の目的
が阻害されない範囲で、他の共単量体、例えば、プロピ
レン、ブチレン、あるいは(メタ)アクリル酸、(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチルなど
の不飽和カルボン酸又はそのエステル、およびN−ビニ
ルピロリドンなどのビニルピロリドンを共重合すること
も出来る。
【0015】本発明に用いられるEVOH(A)のエチ
レン含量は20〜60モル%であり、好適には25〜5
5モル%、より好適には25〜50モル%である。エチ
レン含量が20モル%未満では、高湿度下でのガスバリ
ア性が低下し溶融成形性も悪化する。また60モル%を
超えると十分なガスバリア性が得られない。
レン含量は20〜60モル%であり、好適には25〜5
5モル%、より好適には25〜50モル%である。エチ
レン含量が20モル%未満では、高湿度下でのガスバリ
ア性が低下し溶融成形性も悪化する。また60モル%を
超えると十分なガスバリア性が得られない。
【0016】また、本発明に用いられるEVOH(A)
のビニルエステル成分のケン化度は85%以上であり、
好適には95%以上、より好適には98%以上である。
ケン化度が85%未満では、高湿度時のガスバリア性が
低下するだけでなく、EVOHの熱安定性が悪化し、成
形物にゲルが発生しやすくなる。
のビニルエステル成分のケン化度は85%以上であり、
好適には95%以上、より好適には98%以上である。
ケン化度が85%未満では、高湿度時のガスバリア性が
低下するだけでなく、EVOHの熱安定性が悪化し、成
形物にゲルが発生しやすくなる。
【0017】本発明に用いられるEVOH(A)の好適
なメルトフローレート(MFR)(190℃、2160
g荷重下)は0.1〜50g/10min.、最適には
0.5〜30g/10min.である。但し、融点が1
90℃付近あるいは190℃を超えるものは2160g
荷重下、融点以上の複数の温度で測定し、片対数グラフ
で絶対温度の逆数を横軸、MFRの対数を縦軸にプロッ
トし、190℃に外挿した値で表す。これらのEVOH
樹脂は、それぞれ単独で用いることもできるし、2種以
上を混合して用いることもできる。
なメルトフローレート(MFR)(190℃、2160
g荷重下)は0.1〜50g/10min.、最適には
0.5〜30g/10min.である。但し、融点が1
90℃付近あるいは190℃を超えるものは2160g
荷重下、融点以上の複数の温度で測定し、片対数グラフ
で絶対温度の逆数を横軸、MFRの対数を縦軸にプロッ
トし、190℃に外挿した値で表す。これらのEVOH
樹脂は、それぞれ単独で用いることもできるし、2種以
上を混合して用いることもできる。
【0018】本発明で用いられるポリアミド樹脂(B)
は、アミド結合を有する重合体であって、例えば、ポリ
カプロアミド(ナイロン−6)、ポリウンデカンアミド
(ナイロン−11)、ポリラウリルラクタム(ナイロン
−12)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン−
6,6)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン−
6,12)の如き単独重合体、カプロラクタム/ラウリ
ルラクタム共重合体(ナイロン−6/12)、カプロラ
クタム/アミノウンデカン酸重合体(ナイロン−6/1
1)、カプロラクタム/ω−アミノノナン酸重合体(ナ
イロン−6,9)、カプロラクタム/ヘキサメチレンジ
アンモニウムアジペート共重合体(ナイロン−6/6,
6)、カプロラクタム/ヘキサメチレンジアンモニウム
アジペート/ヘキサメチレンジアンモニウムセバケート
共重合体(ナイロン−6/6,6/6,12)、アジピ
ン酸とメタキシリレンジアミンとの重合体、あるいはヘ
キサメチレンジアミンとm,p−フタル酸との重合体で
ある芳香族系ナイロンなどが挙げられる。これらのポリ
アミド樹脂は、それぞれ単独で用いることもできるし、
2種以上を混合して用いることもできる。
は、アミド結合を有する重合体であって、例えば、ポリ
カプロアミド(ナイロン−6)、ポリウンデカンアミド
(ナイロン−11)、ポリラウリルラクタム(ナイロン
−12)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン−
6,6)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン−
6,12)の如き単独重合体、カプロラクタム/ラウリ
ルラクタム共重合体(ナイロン−6/12)、カプロラ
クタム/アミノウンデカン酸重合体(ナイロン−6/1
1)、カプロラクタム/ω−アミノノナン酸重合体(ナ
イロン−6,9)、カプロラクタム/ヘキサメチレンジ
アンモニウムアジペート共重合体(ナイロン−6/6,
6)、カプロラクタム/ヘキサメチレンジアンモニウム
アジペート/ヘキサメチレンジアンモニウムセバケート
共重合体(ナイロン−6/6,6/6,12)、アジピ
ン酸とメタキシリレンジアミンとの重合体、あるいはヘ
キサメチレンジアミンとm,p−フタル酸との重合体で
ある芳香族系ナイロンなどが挙げられる。これらのポリ
アミド樹脂は、それぞれ単独で用いることもできるし、
2種以上を混合して用いることもできる。
【0019】また、ポリアミド樹脂(B)の融点は、好
ましくは、175〜240℃、より好ましくは178〜
235℃、最も好ましくは180〜230℃である。ポ
リアミド樹脂(B)の融点が240℃を超えると、延伸
性、および収縮性が低下する。 また、EVOHとポリ
アミド樹脂は高温での溶融過程で反応してゲル化するた
め、ブレンド組成物の熱劣化を抑制する点から、ポリア
ミド樹脂(B)の融点は240℃以下が好ましく、23
0℃以下であることがより好ましい。
ましくは、175〜240℃、より好ましくは178〜
235℃、最も好ましくは180〜230℃である。ポ
リアミド樹脂(B)の融点が240℃を超えると、延伸
性、および収縮性が低下する。 また、EVOHとポリ
アミド樹脂は高温での溶融過程で反応してゲル化するた
め、ブレンド組成物の熱劣化を抑制する点から、ポリア
ミド樹脂(B)の融点は240℃以下が好ましく、23
0℃以下であることがより好ましい。
【0020】本発明に用いられるポリアミド樹脂(B)
の好適なメルトフローレート(MFR)(210℃、2
160g荷重下)は0.1〜50g/10min.、最
適には0.5〜30g/10min.である。但し、融
点が210℃付近あるいは210℃を超えるものは21
60g荷重下、融点以上の複数の温度で測定し、片対数
グラフで絶対温度の逆数を横軸、MFRの対数を縦軸に
プロットし、210℃に外挿した値で表す。
の好適なメルトフローレート(MFR)(210℃、2
160g荷重下)は0.1〜50g/10min.、最
適には0.5〜30g/10min.である。但し、融
点が210℃付近あるいは210℃を超えるものは21
60g荷重下、融点以上の複数の温度で測定し、片対数
グラフで絶対温度の逆数を横軸、MFRの対数を縦軸に
プロットし、210℃に外挿した値で表す。
【0021】本発明で用いられるエチレン−不飽和カル
ボン酸共重合体またはその金属塩(C)とは、エチレン
と不飽和カルボン酸を共重合して得られる重合体、ある
いはそのカルボン酸成分を中和して得られる金属塩のこ
とをいう。ここで、エチレンと不飽和カルボン酸がラン
ダムに共重合していることが特に好ましく、ポリエチレ
ンに不飽和カルボン酸をグラフトさせた共重合体を用い
た場合と比較して、本発明の効果を大幅に向上させるこ
とができる。ランダム共重合体またはその金属塩がグラ
フト共重合体に比べて優れている理由は、グラフト共重
合体では相容性を発揮するのに必要な高い酸含量を得る
ことが難しいためである。更に、不飽和カルボン酸、例
えば無水マレイン酸のグラフト共重合体の場合は、EV
OH中の水酸基とグラフト共重合体中のカルボキシル基
が反応するためか、ゲル・フィッシュアイが発生の原因
となるため、好ましくない場合がある。特に、長時間に
渡る溶融成形を行う場合にゲル・フィッシュアイの発生
が増加することがある。
ボン酸共重合体またはその金属塩(C)とは、エチレン
と不飽和カルボン酸を共重合して得られる重合体、ある
いはそのカルボン酸成分を中和して得られる金属塩のこ
とをいう。ここで、エチレンと不飽和カルボン酸がラン
ダムに共重合していることが特に好ましく、ポリエチレ
ンに不飽和カルボン酸をグラフトさせた共重合体を用い
た場合と比較して、本発明の効果を大幅に向上させるこ
とができる。ランダム共重合体またはその金属塩がグラ
フト共重合体に比べて優れている理由は、グラフト共重
合体では相容性を発揮するのに必要な高い酸含量を得る
ことが難しいためである。更に、不飽和カルボン酸、例
えば無水マレイン酸のグラフト共重合体の場合は、EV
OH中の水酸基とグラフト共重合体中のカルボキシル基
が反応するためか、ゲル・フィッシュアイが発生の原因
となるため、好ましくない場合がある。特に、長時間に
渡る溶融成形を行う場合にゲル・フィッシュアイの発生
が増加することがある。
【0022】不飽和カルボン酸の含有量は、好ましくは
2〜15モル%、さらに好ましくは3〜12モル%であ
る。不飽和カルボン酸としては、例えば、アクリル酸、
メタアクリル酸、エタアクリル酸、マレイン酸、マレイ
ン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル、無水マレイン
酸などが例示され、特にアクリル酸あるいはメタアクリ
ル酸が好ましい。また、共重合体に含有されても良い他
の単量体としては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルの
ようなビニルエステル、アクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸イソブチ
ル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキ
シル、メタアクリル酸メチル、メタアクリル酸イソブチ
ル、マレイン酸ジエチルのような不飽和カルボン酸エス
テル、一酸化炭素などが例示される。
2〜15モル%、さらに好ましくは3〜12モル%であ
る。不飽和カルボン酸としては、例えば、アクリル酸、
メタアクリル酸、エタアクリル酸、マレイン酸、マレイ
ン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル、無水マレイン
酸などが例示され、特にアクリル酸あるいはメタアクリ
ル酸が好ましい。また、共重合体に含有されても良い他
の単量体としては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルの
ようなビニルエステル、アクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸イソブチ
ル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸2−エチルヘキ
シル、メタアクリル酸メチル、メタアクリル酸イソブチ
ル、マレイン酸ジエチルのような不飽和カルボン酸エス
テル、一酸化炭素などが例示される。
【0023】本発明においては、上述のようにエチレン
−不飽和カルボン酸共重合体(C)として、エチレンと
不飽和カルボン酸のランダム共重合体を用いることが特
に好適であるが、その金属塩であるアイオノマーがより
好ましく用いられる。アイオノマーの方が優れている理
由は、アイオノマーの方が極性が高くなるために、ポリ
アミド樹脂(B)に対する相容性が増すためと考えられ
る。
−不飽和カルボン酸共重合体(C)として、エチレンと
不飽和カルボン酸のランダム共重合体を用いることが特
に好適であるが、その金属塩であるアイオノマーがより
好ましく用いられる。アイオノマーの方が優れている理
由は、アイオノマーの方が極性が高くなるために、ポリ
アミド樹脂(B)に対する相容性が増すためと考えられ
る。
【0024】エチレン−不飽和カルボン酸共重合体の金
属塩における金属イオンとしては、リチウム、ナトリウ
ム、カリウムなどのアルカリ金属、マグネシウム、カル
シウムなどのアルカリ土類金属、亜鉛などの遷移金属が
例示され、特に亜鉛を用いた場合がポリアミド樹脂に対
する相容性の点で好ましい。オレフィン−不飽和カルボ
ン酸共重合体の金属塩における中和度は、100%以
下、特に90%以下、さらに70%以下の範囲が望まし
い。中和度の下限値については、通常5%以上、特に1
0%以上、さらには30%以上が望ましい。
属塩における金属イオンとしては、リチウム、ナトリウ
ム、カリウムなどのアルカリ金属、マグネシウム、カル
シウムなどのアルカリ土類金属、亜鉛などの遷移金属が
例示され、特に亜鉛を用いた場合がポリアミド樹脂に対
する相容性の点で好ましい。オレフィン−不飽和カルボ
ン酸共重合体の金属塩における中和度は、100%以
下、特に90%以下、さらに70%以下の範囲が望まし
い。中和度の下限値については、通常5%以上、特に1
0%以上、さらには30%以上が望ましい。
【0025】本発明に用いられるエチレン−不飽和カル
ボン酸共重合体またはその金属塩(C)の好適なメルト
フローレート(MFR)(190℃、2160g荷重
下)は、0.05〜50g/10分、さらに好ましくは
0.5〜30g/10分である。これらのエチレン−不
飽和カルボン酸共重合体またはその金属塩は、それぞれ
単独で用いることもできるし、2種以上を混合して用い
ることもできる。
ボン酸共重合体またはその金属塩(C)の好適なメルト
フローレート(MFR)(190℃、2160g荷重
下)は、0.05〜50g/10分、さらに好ましくは
0.5〜30g/10分である。これらのエチレン−不
飽和カルボン酸共重合体またはその金属塩は、それぞれ
単独で用いることもできるし、2種以上を混合して用い
ることもできる。
【0026】本発明で用いられる熱可塑性樹脂(D)
は、成分(A)、(B)、(C)とは異なる熱可塑性樹
脂であり、溶解性パラメーターが11以下である事が重
要である。熱可塑性樹脂(D)の溶解性パラメーターが
11を超える場合、4成分(A)、(B)、(C)、
(D)間の相容性が低下し、畜肉包装用多層フィルムの
機械強度、柔軟性、延伸性、収縮性、外観、畜肉の充填
作業効率等が著しく低下する。
は、成分(A)、(B)、(C)とは異なる熱可塑性樹
脂であり、溶解性パラメーターが11以下である事が重
要である。熱可塑性樹脂(D)の溶解性パラメーターが
11を超える場合、4成分(A)、(B)、(C)、
(D)間の相容性が低下し、畜肉包装用多層フィルムの
機械強度、柔軟性、延伸性、収縮性、外観、畜肉の充填
作業効率等が著しく低下する。
【0027】溶解性パラメーターが11以下の熱可塑性
樹脂(D)として、ポリオレフィン系樹脂、スチレン系
樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂などが挙げられる。その中
でも、ポリオレフィン系樹脂が最も好ましく、高密度も
しくは低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテ
ン−1などのα−オレフィンの単独重合体、エチレン、
プロピレン、ブテン−1、ヘキセン−1などから選ばれ
たα−オレフィン同士の共重合体などが例示される。ま
た、α−オレフィンに以下の成分:ジオレフィン、塩化
ビニル、酢酸ビニルなどのビニル化合物、アクリル酸エ
ステル、メタクリル酸エステルなどの不飽和カルボン酸
エステルなど;を共重合したものも含まれる。また、ス
チレン系樹脂としては、ポリスチレン、アクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂(ABS)、アク
リロニトリル−スチレン共重合樹脂(AS)、ビニル芳
香族化合物と共役ジエン化合物の共重合体等が挙げられ
る。これらの熱可塑性樹脂は、それぞれ単独で用いるこ
ともできるし、2種以上を混合して用いることもでき
る。
樹脂(D)として、ポリオレフィン系樹脂、スチレン系
樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂などが挙げられる。その中
でも、ポリオレフィン系樹脂が最も好ましく、高密度も
しくは低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテ
ン−1などのα−オレフィンの単独重合体、エチレン、
プロピレン、ブテン−1、ヘキセン−1などから選ばれ
たα−オレフィン同士の共重合体などが例示される。ま
た、α−オレフィンに以下の成分:ジオレフィン、塩化
ビニル、酢酸ビニルなどのビニル化合物、アクリル酸エ
ステル、メタクリル酸エステルなどの不飽和カルボン酸
エステルなど;を共重合したものも含まれる。また、ス
チレン系樹脂としては、ポリスチレン、アクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂(ABS)、アク
リロニトリル−スチレン共重合樹脂(AS)、ビニル芳
香族化合物と共役ジエン化合物の共重合体等が挙げられ
る。これらの熱可塑性樹脂は、それぞれ単独で用いるこ
ともできるし、2種以上を混合して用いることもでき
る。
【0028】本発明においては、用いられる熱可塑性樹
脂(D)の20℃における弾性モジュラス(ASTM
D882)が500kg/cm2以下であることが好ま
しい。より好適には400kg/cm2以下であり、さ
らに好適には300kg/cm2以下である。
脂(D)の20℃における弾性モジュラス(ASTM
D882)が500kg/cm2以下であることが好ま
しい。より好適には400kg/cm2以下であり、さ
らに好適には300kg/cm2以下である。
【0029】本発明でいう畜肉とは、生肉の他にその加
工品、例えばハム、ソーセージ、焼豚等を含むが、この
ような不定形のものを包装する畜肉包装用多層フィルム
においては、高い柔軟性と、屈曲に対する高い耐性を有
することが好ましい。また、本発明の好適な実施態様の
一つとして、熱収縮畜肉包装用多層フィルムが挙げられ
る。このような用途においては、望ましい収縮性を得る
ために、一般的に該フィルムは延伸してから用いられ
る。しかし、延伸工程のあるプロセスでは、延伸ムラに
よる熱成形物の厚み分布不良によるガスバリア性の悪
化、更には外観不良が問題となる。そこで、良好な耐屈
曲性、延伸性を発現させるために、より小さい力で延伸
可能な低ヤング率の畜肉包装用多層フィルムが望まれて
いる。かかる要望に対し、EVOH(A)に対し熱可塑
性樹脂(D)を配合することが有効であり、熱可塑性樹
脂(D)の20℃における弾性モジュラスを500kg
/cm 2以下とすることが特に有効である。
工品、例えばハム、ソーセージ、焼豚等を含むが、この
ような不定形のものを包装する畜肉包装用多層フィルム
においては、高い柔軟性と、屈曲に対する高い耐性を有
することが好ましい。また、本発明の好適な実施態様の
一つとして、熱収縮畜肉包装用多層フィルムが挙げられ
る。このような用途においては、望ましい収縮性を得る
ために、一般的に該フィルムは延伸してから用いられ
る。しかし、延伸工程のあるプロセスでは、延伸ムラに
よる熱成形物の厚み分布不良によるガスバリア性の悪
化、更には外観不良が問題となる。そこで、良好な耐屈
曲性、延伸性を発現させるために、より小さい力で延伸
可能な低ヤング率の畜肉包装用多層フィルムが望まれて
いる。かかる要望に対し、EVOH(A)に対し熱可塑
性樹脂(D)を配合することが有効であり、熱可塑性樹
脂(D)の20℃における弾性モジュラスを500kg
/cm 2以下とすることが特に有効である。
【0030】弾性モジュラスが500kg/cm2以下
である熱可塑性樹脂(D)の例としては、超低密度ポリ
エチレン(VLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合
体(EVA)、エチレン−メチルメタクリレート共重合
体(EMMA)、エチレン−エチルアクリレート共重合
体(EEA)、エチレン−プロピレン共重合体(EP
R)、スチレン系エラストマー(SEBS樹脂等)など
が挙げられる。
である熱可塑性樹脂(D)の例としては、超低密度ポリ
エチレン(VLDPE)、エチレン−酢酸ビニル共重合
体(EVA)、エチレン−メチルメタクリレート共重合
体(EMMA)、エチレン−エチルアクリレート共重合
体(EEA)、エチレン−プロピレン共重合体(EP
R)、スチレン系エラストマー(SEBS樹脂等)など
が挙げられる。
【0031】本発明に用いられる熱可塑性樹脂(D)の
メルトフローレート(MFR)(190℃、2160g
荷重下)は、好ましくは0.05〜100g/10分、
さらに好ましくは0.05〜50g/10分、最適には
0.5〜30g/10分である。但し、融点が190℃
付近あるいは190℃を超えるものは2160g荷重
下、融点以上の複数の温度で測定し、片対数グラフで絶
対温度の逆数を横軸、MFRの対数を縦軸にプロット
し、190℃に外挿した値で表す。これらの熱可塑性樹
脂(D)は、それぞれ単独で用いることもできるし、2
種以上を混合して用いることもできる。
メルトフローレート(MFR)(190℃、2160g
荷重下)は、好ましくは0.05〜100g/10分、
さらに好ましくは0.05〜50g/10分、最適には
0.5〜30g/10分である。但し、融点が190℃
付近あるいは190℃を超えるものは2160g荷重
下、融点以上の複数の温度で測定し、片対数グラフで絶
対温度の逆数を横軸、MFRの対数を縦軸にプロット
し、190℃に外挿した値で表す。これらの熱可塑性樹
脂(D)は、それぞれ単独で用いることもできるし、2
種以上を混合して用いることもできる。
【0032】本発明の目的は、エチレン含有量20〜6
0モル%、ケン化度85%以上のエチレン−ビニルアル
コール共重合体(A)50〜95重量%、ポリアミド樹
脂(B)0.2〜25重量%およびエチレン−不飽和カ
ルボン酸共重合体またはその金属塩(C)0.5〜40
重量%からなる樹脂組成物層を少なくとも一層含む畜肉
包装用多層フィルムを用いることにより達成され、バリ
ア性、機械強度、柔軟性、延伸性、収縮性、外観、畜肉
の充填作業効率に優れた畜肉包装用多層フィルムを得る
ことができる。中でも、かかる構成を採用する畜肉包装
用多層フィルムは高い透明性を有するため、外観におけ
る改善効果が極めて大きい。
0モル%、ケン化度85%以上のエチレン−ビニルアル
コール共重合体(A)50〜95重量%、ポリアミド樹
脂(B)0.2〜25重量%およびエチレン−不飽和カ
ルボン酸共重合体またはその金属塩(C)0.5〜40
重量%からなる樹脂組成物層を少なくとも一層含む畜肉
包装用多層フィルムを用いることにより達成され、バリ
ア性、機械強度、柔軟性、延伸性、収縮性、外観、畜肉
の充填作業効率に優れた畜肉包装用多層フィルムを得る
ことができる。中でも、かかる構成を採用する畜肉包装
用多層フィルムは高い透明性を有するため、外観におけ
る改善効果が極めて大きい。
【0033】前記樹脂組成物中のEVOH(A)の含有
量は50〜95重量%、好適には55〜90重量%、さ
らに好適には60〜85重量%である。樹脂組成物中の
EVOH(A)の含有量 が50重量%未満の場合には
本来EVOHが有しているガスバリア性が不足し、 E
VOH(A)の含有量 が95重量%を超える場合には
畜肉包装用多層フィルムの機械強度、柔軟性および延伸
性の改善効果が不充分である。
量は50〜95重量%、好適には55〜90重量%、さ
らに好適には60〜85重量%である。樹脂組成物中の
EVOH(A)の含有量 が50重量%未満の場合には
本来EVOHが有しているガスバリア性が不足し、 E
VOH(A)の含有量 が95重量%を超える場合には
畜肉包装用多層フィルムの機械強度、柔軟性および延伸
性の改善効果が不充分である。
【0034】前記樹脂組成物中のポリアミド樹脂(B)
の含有量 は0.2〜25重量%、好適には0.5〜1
5重量%、さらに好適には1〜10重量%である。樹脂
組成物中のポリアミド樹脂(B)の重量比が25重量%
を超える場合には、EVOH(A)に対するポリアミド
樹脂(B)の比率が上昇するため、両者の反応によるゲ
ルが生じ易くなり、延伸性、および収縮性の改善効果が
不充分になる。また、樹脂組成物中のポリアミド樹脂
(B)の重量比が0.2重量%未満の場合には、EVO
H(A)とエチレン−不飽和カルボン酸共重合体または
その金属塩(C)の相容性が低下し、畜肉包装用多層フ
ィルムの機械強度、柔軟性、および外観の改善効果が不
充分となる。
の含有量 は0.2〜25重量%、好適には0.5〜1
5重量%、さらに好適には1〜10重量%である。樹脂
組成物中のポリアミド樹脂(B)の重量比が25重量%
を超える場合には、EVOH(A)に対するポリアミド
樹脂(B)の比率が上昇するため、両者の反応によるゲ
ルが生じ易くなり、延伸性、および収縮性の改善効果が
不充分になる。また、樹脂組成物中のポリアミド樹脂
(B)の重量比が0.2重量%未満の場合には、EVO
H(A)とエチレン−不飽和カルボン酸共重合体または
その金属塩(C)の相容性が低下し、畜肉包装用多層フ
ィルムの機械強度、柔軟性、および外観の改善効果が不
充分となる。
【0035】樹脂組成物中のエチレン−不飽和カルボン
酸共重合体またはその金属塩(C)の含有量は0.5〜
40重量%、好適には1〜35重量%、さらに好適には
2〜20重量%である。樹脂組成物中のエチレン−不飽
和カルボン酸共重合体またはその金属塩(C)の含有量
が0.5重量%未満の場合には畜肉包装用多層フィルム
の機械強度および柔軟性の改善効果が不充分となり、エ
チレン−不飽和カルボン酸共重合体またはその金属塩
(C)の含有量が40重量%を超える場合には畜肉包装
用多層フィルムのガスバリア性が不足する。
酸共重合体またはその金属塩(C)の含有量は0.5〜
40重量%、好適には1〜35重量%、さらに好適には
2〜20重量%である。樹脂組成物中のエチレン−不飽
和カルボン酸共重合体またはその金属塩(C)の含有量
が0.5重量%未満の場合には畜肉包装用多層フィルム
の機械強度および柔軟性の改善効果が不充分となり、エ
チレン−不飽和カルボン酸共重合体またはその金属塩
(C)の含有量が40重量%を超える場合には畜肉包装
用多層フィルムのガスバリア性が不足する。
【0036】また、本発明の目的は、エチレン含有量2
0〜60モル%、ケン化度85%以上のエチレン−ビニ
ルアルコール共重合体(A)50〜95重量%、ポリア
ミド樹脂(B)0.2〜25重量%、エチレン−不飽和
カルボン酸共重合体またはその金属塩(C)0.5〜4
0重量%および11以下の溶解性パラメーター(Fed
orsの式から算出)を有する前記樹脂以外の熱可塑性
樹脂(D)0.5〜45重量%からなる樹脂組成物層
を、少なくとも1層含む畜肉包装用多層フィルムを用い
ることによっても達成される。熱可塑性樹脂(D)が樹
脂組成物中に添加されることにより、透明性が若干低下
するため、外観における改善効果はやや減じられるが、
得られる畜肉包装用多層フィルムの外観は充分に実用に
供しうるものであり、また、熱可塑性樹脂(D)を含有
することにより、本発明における機械強度、柔軟性、延
伸性の改善効果をさらに向上させることができる。
0〜60モル%、ケン化度85%以上のエチレン−ビニ
ルアルコール共重合体(A)50〜95重量%、ポリア
ミド樹脂(B)0.2〜25重量%、エチレン−不飽和
カルボン酸共重合体またはその金属塩(C)0.5〜4
0重量%および11以下の溶解性パラメーター(Fed
orsの式から算出)を有する前記樹脂以外の熱可塑性
樹脂(D)0.5〜45重量%からなる樹脂組成物層
を、少なくとも1層含む畜肉包装用多層フィルムを用い
ることによっても達成される。熱可塑性樹脂(D)が樹
脂組成物中に添加されることにより、透明性が若干低下
するため、外観における改善効果はやや減じられるが、
得られる畜肉包装用多層フィルムの外観は充分に実用に
供しうるものであり、また、熱可塑性樹脂(D)を含有
することにより、本発明における機械強度、柔軟性、延
伸性の改善効果をさらに向上させることができる。
【0037】前記樹脂組成物中の熱可塑性樹脂(D)の
含有量は0.5〜45重量%、好適には5〜40重量
%、さらに好適には10〜30重量%である。樹脂組成
物中の熱可塑性樹脂(D)の含有量 が0.5重量%未
満の場合には畜肉包装用多層フィルムの機械強度、柔軟
性および延伸性の改善効果が不充分であり、 熱可塑性
樹脂(D)の含有量 が45重量%を超える場合には畜
肉包装用多層フィルムのガスバリア性が不足する。
含有量は0.5〜45重量%、好適には5〜40重量
%、さらに好適には10〜30重量%である。樹脂組成
物中の熱可塑性樹脂(D)の含有量 が0.5重量%未
満の場合には畜肉包装用多層フィルムの機械強度、柔軟
性および延伸性の改善効果が不充分であり、 熱可塑性
樹脂(D)の含有量 が45重量%を超える場合には畜
肉包装用多層フィルムのガスバリア性が不足する。
【0038】本発明に用いられる樹脂組成物中に含まれ
るアルカリ金属イオンの添加方法としては、特に限定さ
れるものではないが、塩化リチウム、塩化カリウム、酢
酸カリウム、塩化ナトリウム等を、あらかじめEVOH
や他の樹脂とドライブレンドした後溶融する方法などが
挙げられる。中でも、EVOH生産時のケン化工程で副
生成する酢酸ナトリウムを用いることが、生産性および
コスト的に好ましい。
るアルカリ金属イオンの添加方法としては、特に限定さ
れるものではないが、塩化リチウム、塩化カリウム、酢
酸カリウム、塩化ナトリウム等を、あらかじめEVOH
や他の樹脂とドライブレンドした後溶融する方法などが
挙げられる。中でも、EVOH生産時のケン化工程で副
生成する酢酸ナトリウムを用いることが、生産性および
コスト的に好ましい。
【0039】本発明に用いられる樹脂組成物中に含まれ
る好適なアルカリ金属イオンの含有量は1〜35,00
0ppmであり、さらに好ましくは2〜20,000p
pm、最も好ましくは3〜10,000ppmである。
アルカリ金属イオンを添加することにより、本発明の畜
肉包装フィルムの延伸性および収縮性が更に向上する
が、樹脂組成物中のアルカリ金属イオン含有量が35,
000ppmを超えた場合、着色し易くなり外観に悪影
響を及ぼす。
る好適なアルカリ金属イオンの含有量は1〜35,00
0ppmであり、さらに好ましくは2〜20,000p
pm、最も好ましくは3〜10,000ppmである。
アルカリ金属イオンを添加することにより、本発明の畜
肉包装フィルムの延伸性および収縮性が更に向上する
が、樹脂組成物中のアルカリ金属イオン含有量が35,
000ppmを超えた場合、着色し易くなり外観に悪影
響を及ぼす。
【0040】一方、樹脂組成物中に含まれる、亜鉛、マ
グネシウム、カルシウムから選択される、少なくとも1
種の金属のイオンの含有量は、400〜50,000p
pmであることが好ましく、450〜30,000pp
m、さらに好ましくは500〜10,000ppmであ
り、最も好ましくは1,000〜7,000ppmであ
る。亜鉛、マグネシウム、カルシウムから選択される、
少なくとも1種の金属のイオンを含有することにより、
本発明の畜肉包装フィルムの機械的強度、柔軟性および
外観の改善効果がさらに向上する。しかし、亜鉛、マグ
ネシウム、カルシウムから選択される、少なくとも1種
の金属のイオンの含有量が50,000ppmを超えた
場合、機械強度が悪化し、しかも延伸性も悪化する。亜
鉛、マグネシウム、カルシウムから選択される、少なく
とも1種の金属のイオンの添加方法としては、組成物中
に酢酸カルシウム、ステアリン酸カルシウム、塩化カル
シウム、酢酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウ
ム、塩化マグネシウム、酢酸亜鉛、ステアリ酸亜鉛、塩
化亜鉛等の金属塩を直接添加する方法もあるが、エチレ
ン−不飽和カルボン酸共重合体の亜鉛、マグネシウム、
カルシウムの金属塩を予め用意し、これを組成物の成分
として用いることもできる。
グネシウム、カルシウムから選択される、少なくとも1
種の金属のイオンの含有量は、400〜50,000p
pmであることが好ましく、450〜30,000pp
m、さらに好ましくは500〜10,000ppmであ
り、最も好ましくは1,000〜7,000ppmであ
る。亜鉛、マグネシウム、カルシウムから選択される、
少なくとも1種の金属のイオンを含有することにより、
本発明の畜肉包装フィルムの機械的強度、柔軟性および
外観の改善効果がさらに向上する。しかし、亜鉛、マグ
ネシウム、カルシウムから選択される、少なくとも1種
の金属のイオンの含有量が50,000ppmを超えた
場合、機械強度が悪化し、しかも延伸性も悪化する。亜
鉛、マグネシウム、カルシウムから選択される、少なく
とも1種の金属のイオンの添加方法としては、組成物中
に酢酸カルシウム、ステアリン酸カルシウム、塩化カル
シウム、酢酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウ
ム、塩化マグネシウム、酢酸亜鉛、ステアリ酸亜鉛、塩
化亜鉛等の金属塩を直接添加する方法もあるが、エチレ
ン−不飽和カルボン酸共重合体の亜鉛、マグネシウム、
カルシウムの金属塩を予め用意し、これを組成物の成分
として用いることもできる。
【0041】各樹脂組成物は、通常の溶融混練装置によ
り各成分を溶融混練することにより容易に得ることがで
きる。ブレンドする方法に関しては、特に限定されるも
のではないが、EVOH(A)、ポリアミド樹脂
(B)、エチレン−不飽和カルボン酸共重合体またはそ
の金属塩(C)、必要に応じて熱可塑性樹脂(D)を同
時に単軸または二軸スクリュー押出機などでペレット化
し乾燥する方法、あるいはまず最初にポリアミド樹脂
(B)とエチレン−不飽和カルボン酸共重合体またはそ
の金属塩(C)を溶融混合−冷却−ペレット化した後、
EVOH(A)、必要に応じて熱可塑性樹脂(D)にド
ライブレンドし、単軸または二軸スクリュー押出機など
でペレット化し乾燥する方法等があげられる。
り各成分を溶融混練することにより容易に得ることがで
きる。ブレンドする方法に関しては、特に限定されるも
のではないが、EVOH(A)、ポリアミド樹脂
(B)、エチレン−不飽和カルボン酸共重合体またはそ
の金属塩(C)、必要に応じて熱可塑性樹脂(D)を同
時に単軸または二軸スクリュー押出機などでペレット化
し乾燥する方法、あるいはまず最初にポリアミド樹脂
(B)とエチレン−不飽和カルボン酸共重合体またはそ
の金属塩(C)を溶融混合−冷却−ペレット化した後、
EVOH(A)、必要に応じて熱可塑性樹脂(D)にド
ライブレンドし、単軸または二軸スクリュー押出機など
でペレット化し乾燥する方法等があげられる。
【0042】なかでも、後述する実施例で示されている
ように、まず最初に、ポリアミド樹脂(B)とオレフィ
ン−不飽和カルボン酸共重合体(C)とを溶融混合し、
造粒・乾燥してから、 EVOH(A)単独、あるいは
EVOHと熱可塑性樹脂(D)にドライブレンドし、単
軸または二軸スクリュー押出機などで造粒し、乾燥する
方法が好ましい。この理由として、各成分を同時に溶融
混練する場合は、相容性の良い成分同士(例えば、EV
OH(A)とポリアミド樹脂(B))の混合が優先して
進む場合があるために、3成分あるいは4成分からなる
樹脂組成物のモルフォロジーを安定に制御することが難
しいことがある。しかしながら、ポリアミド樹脂(B)
とオレフィン−不飽和カルボン酸共重合体(C)とのブ
レンド物を予め作製しておくことにより、溶融混合時の
条件にあまり影響を受けずに、モルフォロジーの安定し
た3成分または4成分からなる樹脂組成物を得ることが
できる。特に、この効果は熱可塑性樹脂(D)をブレン
ドする4成分からなる樹脂組成物において顕著であり、
安定したEVOH(A)と熱可塑性樹脂(D)との相容
化効果を得ることが可能である。
ように、まず最初に、ポリアミド樹脂(B)とオレフィ
ン−不飽和カルボン酸共重合体(C)とを溶融混合し、
造粒・乾燥してから、 EVOH(A)単独、あるいは
EVOHと熱可塑性樹脂(D)にドライブレンドし、単
軸または二軸スクリュー押出機などで造粒し、乾燥する
方法が好ましい。この理由として、各成分を同時に溶融
混練する場合は、相容性の良い成分同士(例えば、EV
OH(A)とポリアミド樹脂(B))の混合が優先して
進む場合があるために、3成分あるいは4成分からなる
樹脂組成物のモルフォロジーを安定に制御することが難
しいことがある。しかしながら、ポリアミド樹脂(B)
とオレフィン−不飽和カルボン酸共重合体(C)とのブ
レンド物を予め作製しておくことにより、溶融混合時の
条件にあまり影響を受けずに、モルフォロジーの安定し
た3成分または4成分からなる樹脂組成物を得ることが
できる。特に、この効果は熱可塑性樹脂(D)をブレン
ドする4成分からなる樹脂組成物において顕著であり、
安定したEVOH(A)と熱可塑性樹脂(D)との相容
化効果を得ることが可能である。
【0043】なお、溶融配合操作においては、ブレンド
が不均一になったり、ゲル、ブツが発生、混入したりす
る可能性があるので、ブレンドペレット化はなるべく混
練度の高い押出機を使用し、ホッパー口を窒素ガスでシ
ールし、低温で押出しすることが望ましい。
が不均一になったり、ゲル、ブツが発生、混入したりす
る可能性があるので、ブレンドペレット化はなるべく混
練度の高い押出機を使用し、ホッパー口を窒素ガスでシ
ールし、低温で押出しすることが望ましい。
【0044】EVOH(A)とポリアミド樹脂(B)が
反応することによるEVOHの熱劣化を防ぐ観点から、
本発明に用いる樹脂組成物には、高級脂肪族カルボン酸
の金属塩およびハイドロタルサイト化合物の少なくとも
1種を含有させることが好ましい。
反応することによるEVOHの熱劣化を防ぐ観点から、
本発明に用いる樹脂組成物には、高級脂肪族カルボン酸
の金属塩およびハイドロタルサイト化合物の少なくとも
1種を含有させることが好ましい。
【0045】ここで、ハイドロタルサイト化合物として
は特にMxAly(OH)2x+3 y−2z(A)z・
aH2O(MはMg、CaまたはZn、AはCO3また
はHPO4、x、y、z、aは正数)で示される複塩で
あるハイドロタルサイト化合物を挙げることができ、こ
のようなもので、特に好適なものとして次のようなもの
が例示される。
は特にMxAly(OH)2x+3 y−2z(A)z・
aH2O(MはMg、CaまたはZn、AはCO3また
はHPO4、x、y、z、aは正数)で示される複塩で
あるハイドロタルサイト化合物を挙げることができ、こ
のようなもので、特に好適なものとして次のようなもの
が例示される。
【0046】 Mg6Al2(OH)16CO3・4H2O Mg8Al2(OH)20CO3・5H2O Mg5Al2(OH)14CO3・4H2O Mg10Al2(OH)22(CO3)2・4H2O Mg6Al2(OH)16HPO4・4H2O Ca6Al2(OH)16CO3・4H2O Zn6Al6(OH)16CO3・4H2O Mg4.5Al2(OH)13CO3・3.5H2O
【0047】また、ハイドロタルサイト化合物として、
特開平1−308439号(USP4954557)に
記載されているハイドロタルサイト系固溶体である、
[Mg 0.75Zn0.25]0.67Al
0.33(OH)2(CO3)0.167・0.45H
2Oのようなものも用いることができる。
特開平1−308439号(USP4954557)に
記載されているハイドロタルサイト系固溶体である、
[Mg 0.75Zn0.25]0.67Al
0.33(OH)2(CO3)0.167・0.45H
2Oのようなものも用いることができる。
【0048】高級脂肪族カルボン酸の金属塩とは炭素数
8〜22の高級脂肪酸の金属塩であり、炭素数8〜22
の高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ステアリン酸、ミ
リスチン酸などがあげられ、また金属としては、ナトリ
ウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、バ
リウム、アルミニウムなどがあげられる。このうちマグ
ネシウム、カルシウム、バリウム等のアルカリ土類金属
が好適である。
8〜22の高級脂肪酸の金属塩であり、炭素数8〜22
の高級脂肪酸としては、ラウリン酸、ステアリン酸、ミ
リスチン酸などがあげられ、また金属としては、ナトリ
ウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛、バ
リウム、アルミニウムなどがあげられる。このうちマグ
ネシウム、カルシウム、バリウム等のアルカリ土類金属
が好適である。
【0049】これらの高級脂肪族カルボン酸の金属塩お
よびハイドロタルサイト化合物の含有量は、樹脂組成物
の合計重量に対して0.01〜3重量部が好ましく、よ
り好適には0.05〜2.5重量部である。
よびハイドロタルサイト化合物の含有量は、樹脂組成物
の合計重量に対して0.01〜3重量部が好ましく、よ
り好適には0.05〜2.5重量部である。
【0050】また、本発明に用いられる樹脂組成物に
は、上記の樹脂成分の他に適切な添加剤(例えば、熱安
定剤、可塑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色剤、フ
ィラー、他の樹脂など)を本発明の目的が阻害されない
範囲で使用することは自由である。
は、上記の樹脂成分の他に適切な添加剤(例えば、熱安
定剤、可塑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色剤、フ
ィラー、他の樹脂など)を本発明の目的が阻害されない
範囲で使用することは自由である。
【0051】本発明の多層フィルムを得る方法として
は、特に限定されるものではない。一般のポリオレフィ
ン等の分野で実施されている成形方法、例えば、Tダイ
成形、インフレーション成形、ドライラミネート成形、
押出コーティング、共押出成形などの方法が採用でき
る。中でも、各々の樹脂を押出機で溶融させ、丸ダイま
たはTダイより多層で吐出・冷却する共押出成形による
方法が工程を簡略化でき、製造コストを抑えられる面か
らも好ましい。成形温度は170〜270℃の範囲で選
ぶことが多い。また、これらの成形方法を組み合わせ
て、共押出成形にて特定の構成のフィルムを作製後、さ
らにドライラミネート成形を行って、多層フィルムを得
る方法も採用できる。
は、特に限定されるものではない。一般のポリオレフィ
ン等の分野で実施されている成形方法、例えば、Tダイ
成形、インフレーション成形、ドライラミネート成形、
押出コーティング、共押出成形などの方法が採用でき
る。中でも、各々の樹脂を押出機で溶融させ、丸ダイま
たはTダイより多層で吐出・冷却する共押出成形による
方法が工程を簡略化でき、製造コストを抑えられる面か
らも好ましい。成形温度は170〜270℃の範囲で選
ぶことが多い。また、これらの成形方法を組み合わせ
て、共押出成形にて特定の構成のフィルムを作製後、さ
らにドライラミネート成形を行って、多層フィルムを得
る方法も採用できる。
【0052】本発明の畜肉包装用多層フィルムは他の各
種基材と2種以上の多層構成のフィルムとして使用され
るが、その厚み、構成に関しても特に限定されるもので
はない。この本発明の樹脂組成物層に隣接する熱可塑性
樹脂層としては、高密度、中密度、あるいは低密度のポ
リエチレン、酢酸ビニル、アクリル酸エステル、あるい
はブテン、ヘキセンなどのα−オレフィン類を共重合し
たポリエチレン(直鎖状低密度ポリエチレン(LLDP
E)、超低密度ポリエチレン(VLDPE)を含む)、
アイオノマー樹脂、ポリプロピレンホモポリマー、ある
いは、エチレン、ブテン、ヘキセンなどのα−オレフィ
ン類を共重合したポリプロピレン、ゴム系ポリマーをブ
レンドした変性ポリプロピレンなどのポリオレフィン
類、あるいはこれらの樹脂に無水マレイン酸を付加、あ
るいはグラフトした熱可塑性樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリエステル系樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニ
ル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂などが挙げら
れる。この中でも、ポリアミド樹脂を用いることが特に
好ましい。
種基材と2種以上の多層構成のフィルムとして使用され
るが、その厚み、構成に関しても特に限定されるもので
はない。この本発明の樹脂組成物層に隣接する熱可塑性
樹脂層としては、高密度、中密度、あるいは低密度のポ
リエチレン、酢酸ビニル、アクリル酸エステル、あるい
はブテン、ヘキセンなどのα−オレフィン類を共重合し
たポリエチレン(直鎖状低密度ポリエチレン(LLDP
E)、超低密度ポリエチレン(VLDPE)を含む)、
アイオノマー樹脂、ポリプロピレンホモポリマー、ある
いは、エチレン、ブテン、ヘキセンなどのα−オレフィ
ン類を共重合したポリプロピレン、ゴム系ポリマーをブ
レンドした変性ポリプロピレンなどのポリオレフィン
類、あるいはこれらの樹脂に無水マレイン酸を付加、あ
るいはグラフトした熱可塑性樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリエステル系樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニ
ル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂などが挙げら
れる。この中でも、ポリアミド樹脂を用いることが特に
好ましい。
【0053】本発明の畜肉包装用多層フィルムの具体的
構成例は、EVOH(EVOHを含む樹脂組成物)、P
A(ポリアミド樹脂)、AD(接着剤)、TR(熱可塑
性樹脂)として表記すると、TR/AD/EVOH/A
D/TR、TR/AD/EVOH/PA/AD/TR、
TR/AD/PA/EVOH/PA、TR/AD/P
A/EVOH/PA/AD/TRなどが好適なものとし
て例示される。ただし、本発明の熱成形用多層フィルム
の層構成は上記の層構成例に限定されるものではない。
両外層に熱可塑性樹脂層を設ける場合は、異なる樹脂を
用いてもよいし、同じものを用いてもよい。また、押出
成形、ブロー成形、熱成形等を行う際に発生するスクラ
ップを、熱可塑性樹脂層にブレンドしたり、別途回収層
として設けてもよい。接着性樹脂は特に限定されるもの
ではないが、不飽和カルボン酸またはその無水物(無水
マレイン酸など)をオレフィン系重合体または共重合体
(例えば、LLDPE、VLDPEなど)、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エ
ステル共重合体にグラフトしたものが代表的なものとし
て挙げられる。
構成例は、EVOH(EVOHを含む樹脂組成物)、P
A(ポリアミド樹脂)、AD(接着剤)、TR(熱可塑
性樹脂)として表記すると、TR/AD/EVOH/A
D/TR、TR/AD/EVOH/PA/AD/TR、
TR/AD/PA/EVOH/PA、TR/AD/P
A/EVOH/PA/AD/TRなどが好適なものとし
て例示される。ただし、本発明の熱成形用多層フィルム
の層構成は上記の層構成例に限定されるものではない。
両外層に熱可塑性樹脂層を設ける場合は、異なる樹脂を
用いてもよいし、同じものを用いてもよい。また、押出
成形、ブロー成形、熱成形等を行う際に発生するスクラ
ップを、熱可塑性樹脂層にブレンドしたり、別途回収層
として設けてもよい。接着性樹脂は特に限定されるもの
ではないが、不飽和カルボン酸またはその無水物(無水
マレイン酸など)をオレフィン系重合体または共重合体
(例えば、LLDPE、VLDPEなど)、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エ
ステル共重合体にグラフトしたものが代表的なものとし
て挙げられる。
【0054】本発明の畜肉包装用多層フィルムの構成と
しては、樹脂組成物層の両側に接着剤層を介さずに直接
ポリアミド樹脂を積層すること(PA/EVOH/P
A)が特に好ましい。かかる構成を採用することによ
り、畜肉包装用多層フィルムの、延伸性、収縮性および
耐ピンホール性などに代表される機械強度の点で、大き
な改善効果が得られる。
しては、樹脂組成物層の両側に接着剤層を介さずに直接
ポリアミド樹脂を積層すること(PA/EVOH/P
A)が特に好ましい。かかる構成を採用することによ
り、畜肉包装用多層フィルムの、延伸性、収縮性および
耐ピンホール性などに代表される機械強度の点で、大き
な改善効果が得られる。
【0055】また、その少なくとも一方の側に接着剤層
を介して熱可塑性樹脂層を設けること(TR/AD/P
A/EVOH/PA)が好適であり、両側に接着剤層を
介して熱可塑性樹脂層を設けること(TR/AD/PA
/EVOH/PA/AD/TR)がさらに好適である。
を介して熱可塑性樹脂層を設けること(TR/AD/P
A/EVOH/PA)が好適であり、両側に接着剤層を
介して熱可塑性樹脂層を設けること(TR/AD/PA
/EVOH/PA/AD/TR)がさらに好適である。
【0056】本発明の畜肉包装用多層フィルムは、無延
伸フィルムのままで製袋し真空包装用の畜肉包装用多層
フィルムとして用いることができる。また、本発明の樹
脂組成物層を含む多層シートを延伸し、収縮性を向上さ
せた、熱収縮畜肉包装用多層フィルムとすることができ
る。該多層シートの延伸方法としては特に限定するもの
ではないが、作製した多層シートを、EVOHの融点以
下の温度範囲で再加熱し、パンタグラフ式二軸延伸機等
で、縦方向、横方向共に少なくとも2.0倍以上延伸を
行う方法が好適である。
伸フィルムのままで製袋し真空包装用の畜肉包装用多層
フィルムとして用いることができる。また、本発明の樹
脂組成物層を含む多層シートを延伸し、収縮性を向上さ
せた、熱収縮畜肉包装用多層フィルムとすることができ
る。該多層シートの延伸方法としては特に限定するもの
ではないが、作製した多層シートを、EVOHの融点以
下の温度範囲で再加熱し、パンタグラフ式二軸延伸機等
で、縦方向、横方向共に少なくとも2.0倍以上延伸を
行う方法が好適である。
【0057】真空包装とは、畜肉包装用多層フィルムに
畜肉を充填し、内部を脱気した後に口部をシールする包
装形式である。かかる包装形式においては、畜肉が不定
形であることから、多層フィルムには特に機械強度、柔
軟性が良好であることが要求される。また、内容物を視
認するために、フィルムの透明性が高く、外観に優れる
ことが好ましい。
畜肉を充填し、内部を脱気した後に口部をシールする包
装形式である。かかる包装形式においては、畜肉が不定
形であることから、多層フィルムには特に機械強度、柔
軟性が良好であることが要求される。また、内容物を視
認するために、フィルムの透明性が高く、外観に優れる
ことが好ましい。
【0058】熱収縮包装とは、畜肉包装用多層フィルム
に畜肉を充填し、内部を脱気して口部をシールした後
に、フィルムに熱風または熱水を吹き付けることにより
フィルムを熱収縮させる包装形式である。かかる手法を
用いることにより、フィルムが内容物と密着し、かつフ
ィルムの皺が少ない外観に優れた包装体を得ることがで
きる。熱収縮畜肉包装用フィルムは、真空包装畜肉包装
用フィルムに求められる要求性能に加えて、特に収縮性
が要求されることから、該フィルムは延伸されたものを
用いることが好ましい。
に畜肉を充填し、内部を脱気して口部をシールした後
に、フィルムに熱風または熱水を吹き付けることにより
フィルムを熱収縮させる包装形式である。かかる手法を
用いることにより、フィルムが内容物と密着し、かつフ
ィルムの皺が少ない外観に優れた包装体を得ることがで
きる。熱収縮畜肉包装用フィルムは、真空包装畜肉包装
用フィルムに求められる要求性能に加えて、特に収縮性
が要求されることから、該フィルムは延伸されたものを
用いることが好ましい。
【0059】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明する
が、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
が、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
【0060】以下の実施例については、以下の表1〜4
に示す樹脂を原料として用いた。ここで、表1はEVO
H(A)、表2はポリアミド樹脂(B)、表3はエチレ
ン−不飽和カルボン酸共重合体またはその金属塩
(C)、表4は熱可塑性樹脂(D)を記載した。
に示す樹脂を原料として用いた。ここで、表1はEVO
H(A)、表2はポリアミド樹脂(B)、表3はエチレ
ン−不飽和カルボン酸共重合体またはその金属塩
(C)、表4は熱可塑性樹脂(D)を記載した。
【0061】
【表1】
【0062】
【表2】
【0063】
【表3】
【0064】
【表4】
【0065】(実施例1)表1〜4に示す樹脂を用い、
EVOH (A−1)85重量%、ポリアミド樹脂(B
−1)5重量%、およびエチレン−メタクリル酸共重合
体亜鉛塩(C−2)15重量%からなる畜肉包装用フィ
ルム用樹脂組成物を以下の方法で得た。すなわち、まず
ポリアミド樹脂(B−1)とエチレン−メタクリル酸共
重合体亜鉛塩(C−2)をドライブレンドした後、二軸
スクリュータイプのベント押出機に入れ、220℃で押
出しペレット化を行い、得られたブレンドペレットと、
EVOH(A−1)を再度同様の方法でブレンドし、目
的の樹脂組成物を得た。
EVOH (A−1)85重量%、ポリアミド樹脂(B
−1)5重量%、およびエチレン−メタクリル酸共重合
体亜鉛塩(C−2)15重量%からなる畜肉包装用フィ
ルム用樹脂組成物を以下の方法で得た。すなわち、まず
ポリアミド樹脂(B−1)とエチレン−メタクリル酸共
重合体亜鉛塩(C−2)をドライブレンドした後、二軸
スクリュータイプのベント押出機に入れ、220℃で押
出しペレット化を行い、得られたブレンドペレットと、
EVOH(A−1)を再度同様の方法でブレンドし、目
的の樹脂組成物を得た。
【0066】得られた樹脂組成物のアルカリ金属イオン
含有量および亜鉛含有量の測定は、以下の方法で行っ
た。試料とする乾燥済み樹脂組成物10gを0.01規
定の塩酸水溶液に50mlに投入し、95℃で6時間撹
拌した。撹拌後の水溶液をイオンクロマトグラフィーを
用いて定量分析し、アルカリ金属イオン含有量および亜
鉛含有量を得た。カラムは、(株)横川電機製のCIS
−C25を使用し、溶離液は5.0mMの酒石酸水溶液
と1.0mMの2,6−ピリジンジカルボン酸水溶液の
混合液とした。なお、定量に際しては各種金属の塩酸塩
水溶液(例えば、NaCl)で作製した検量線を用い
た。
含有量および亜鉛含有量の測定は、以下の方法で行っ
た。試料とする乾燥済み樹脂組成物10gを0.01規
定の塩酸水溶液に50mlに投入し、95℃で6時間撹
拌した。撹拌後の水溶液をイオンクロマトグラフィーを
用いて定量分析し、アルカリ金属イオン含有量および亜
鉛含有量を得た。カラムは、(株)横川電機製のCIS
−C25を使用し、溶離液は5.0mMの酒石酸水溶液
と1.0mMの2,6−ピリジンジカルボン酸水溶液の
混合液とした。なお、定量に際しては各種金属の塩酸塩
水溶液(例えば、NaCl)で作製した検量線を用い
た。
【0067】得られた樹脂組成物、直鎖状低密度ポリエ
チレン(LLDPE){三井化学製「ウルトゼックス2
022L」、MFR=2.1g/10分(210℃、2
160g荷重)}、接着性樹脂(カルボン酸変性ポリプ
ロピレン){三井化学製「アドマーNF500」、MF
R=3.5g/10分(210℃、2160g荷
重)}、ポリアミド樹脂{宇部興産製「宇部ナイロン1
030B」}を別々の押出機に入れ、4種7層の共押出
し設備を用いて、LLDPE/接着性樹脂/ポリアミド
樹脂/樹脂組成物/ポリアミド樹脂/接着性樹脂/LL
DPE(30/8/15/15/15/8/30μm)
の構成になるように共押出して無延伸7層フィルム(全
層厚み121μm)を作製した。押出成形は、LLDP
Eを一軸スクリュー(65mmφ)を用いて220℃
で、接着樹脂を一軸スクリュー(40mmφ)を用いて
220℃で、ポリアミド樹脂を一軸スクリュー(40m
mφ)を用いて250℃で、樹脂組成物を一軸スクリュ
ー(40mmφ)を用いて220℃の温度で、それぞれ
押出すことによって行った。
チレン(LLDPE){三井化学製「ウルトゼックス2
022L」、MFR=2.1g/10分(210℃、2
160g荷重)}、接着性樹脂(カルボン酸変性ポリプ
ロピレン){三井化学製「アドマーNF500」、MF
R=3.5g/10分(210℃、2160g荷
重)}、ポリアミド樹脂{宇部興産製「宇部ナイロン1
030B」}を別々の押出機に入れ、4種7層の共押出
し設備を用いて、LLDPE/接着性樹脂/ポリアミド
樹脂/樹脂組成物/ポリアミド樹脂/接着性樹脂/LL
DPE(30/8/15/15/15/8/30μm)
の構成になるように共押出して無延伸7層フィルム(全
層厚み121μm)を作製した。押出成形は、LLDP
Eを一軸スクリュー(65mmφ)を用いて220℃
で、接着樹脂を一軸スクリュー(40mmφ)を用いて
220℃で、ポリアミド樹脂を一軸スクリュー(40m
mφ)を用いて250℃で、樹脂組成物を一軸スクリュ
ー(40mmφ)を用いて220℃の温度で、それぞれ
押出すことによって行った。
【0068】得られたフィルムは、フィルムの流れ方向
およびそれに垂直な方向に垂直な面で切断し、その切断
面のEVOH(A)をヨウ素で染色し、中央付近を光学
電子顕微鏡で観察することにより、 樹脂組成物層で
は、 EVOHが連続相、その他の樹脂が分散相である
ことを確認した。
およびそれに垂直な方向に垂直な面で切断し、その切断
面のEVOH(A)をヨウ素で染色し、中央付近を光学
電子顕微鏡で観察することにより、 樹脂組成物層で
は、 EVOHが連続相、その他の樹脂が分散相である
ことを確認した。
【0069】こうして得られたフィルムを用いて、以下
の方法で低温落下強度、突刺し強度、畜肉の充填作業効
率、メルトホール、外観、バリア性を評価した。
の方法で低温落下強度、突刺し強度、畜肉の充填作業効
率、メルトホール、外観、バリア性を評価した。
【0070】(1)低温落下強度 低温落下強度は、得られたフィルムを用いて作製した3
0cm×50cmの袋に、5kgの骨無し肉を充填し内
部を脱気した後、口部をシールすることで得た畜肉真空
包装体を5℃−65%RHに充分調湿後、10個の包装
体を5℃の室内でコンクリート床上に1mの高さから、
袋面と床面が平行になるように落下させ、破損状況を目
視で観察し、下記の1〜5の基準に従って評価した。 5:破損が無く、商品価値が極めて大。 4:破損がほとんど無く、商品価値大。 3:ごく微小な破損はあるものの、商品価値有り。 2:破損があり、商品価値は小。 1:破損が極めて大きく、商品価値無し。
0cm×50cmの袋に、5kgの骨無し肉を充填し内
部を脱気した後、口部をシールすることで得た畜肉真空
包装体を5℃−65%RHに充分調湿後、10個の包装
体を5℃の室内でコンクリート床上に1mの高さから、
袋面と床面が平行になるように落下させ、破損状況を目
視で観察し、下記の1〜5の基準に従って評価した。 5:破損が無く、商品価値が極めて大。 4:破損がほとんど無く、商品価値大。 3:ごく微小な破損はあるものの、商品価値有り。 2:破損があり、商品価値は小。 1:破損が極めて大きく、商品価値無し。
【0071】(2)突刺し強度 肉の代替品として、直径3cm、長さ35cmの杉の丸棒を
10本束ねたものを、低温落下強度評価と同様に得られ
たフィルムを用いて作製した30cm×50cmの袋に
詰め、内部を脱気した後、口部をシールすることで真空
包装体を得た。5℃−65%RHに充分調湿後、10個
の包装体を5℃の室内でコンクリート床上に1mの高さ
から、袋面と床面が平行になるように落下させ、破損状
況を目視で観察し、下記の1〜5の基準に従って評価し
た。 5:破損が無く、商品価値が極めて大。 4:破損がほとんど無く、商品価値大。 3:ごく微小な破損はあるものの、商品価値有り。 2:破損があり、商品価値は小。 1:破損が極めて大きく、商品価値は無し。
10本束ねたものを、低温落下強度評価と同様に得られ
たフィルムを用いて作製した30cm×50cmの袋に
詰め、内部を脱気した後、口部をシールすることで真空
包装体を得た。5℃−65%RHに充分調湿後、10個
の包装体を5℃の室内でコンクリート床上に1mの高さ
から、袋面と床面が平行になるように落下させ、破損状
況を目視で観察し、下記の1〜5の基準に従って評価し
た。 5:破損が無く、商品価値が極めて大。 4:破損がほとんど無く、商品価値大。 3:ごく微小な破損はあるものの、商品価値有り。 2:破損があり、商品価値は小。 1:破損が極めて大きく、商品価値は無し。
【0072】(3)畜肉の充填作業効率 得られたフィルムを用いて作製した30cm×50cm
の袋への、5kgの骨付き肉を充填しやすさに着目して
評価した。袋が硬すぎる場合、充填の際引っかかりや破
れが生じやすく、柔らかすぎる場合、骨付き肉にまとわ
りつき、充填効率が低下する。 良 5>4>3>2>1 悪
の袋への、5kgの骨付き肉を充填しやすさに着目して
評価した。袋が硬すぎる場合、充填の際引っかかりや破
れが生じやすく、柔らかすぎる場合、骨付き肉にまとわ
りつき、充填効率が低下する。 良 5>4>3>2>1 悪
【0073】(4)外観 外観に関しては、実際に約5kgの骨付き肉を真空包装
した畜肉真空包装体を、スジ、ムラ、しわ等に着目し
て、目視にて判定した。 良 5>4>3>2>1 悪
した畜肉真空包装体を、スジ、ムラ、しわ等に着目し
て、目視にて判定した。 良 5>4>3>2>1 悪
【0074】(5)バリア性 酸素透過性は、得られたフィルムを用いて作製した30
cm×50cmの袋に、5kgの骨無し牛肉を充填し内
部を脱気した後、口部をシールすることで得た10個の
畜肉真空包装体を、5℃−65%RHの恒温高湿槽に放
置し、14日後の肉の変色状態に着目し、目視にて判定
した。 良 5>4>3>2>1 悪
cm×50cmの袋に、5kgの骨無し牛肉を充填し内
部を脱気した後、口部をシールすることで得た10個の
畜肉真空包装体を、5℃−65%RHの恒温高湿槽に放
置し、14日後の肉の変色状態に着目し、目視にて判定
した。 良 5>4>3>2>1 悪
【0075】(実施例2)実施例1で作成した樹脂組成
物と、実施例1で使用した樹脂を用いて、 LLDPE
/接着性樹脂/ポリアミド樹脂/樹脂組成物/ポリアミ
ド樹脂/接着性樹脂/LLDPEの構成を有する多層シ
ート(270/70/140/140/140/70/
270μm)を得た後、パンタグラフ式二軸延伸機を用
いて、60℃で横方向,縦方向共に3.0倍に延伸し、
LLDPE/接着性樹脂/ポリアミド樹脂/樹脂組成物
/ポリアミド樹脂/接着性樹脂/LLDPE(30/8
/15/15/15/8/30μm)の構成の延伸フィ
ルムを作成した。
物と、実施例1で使用した樹脂を用いて、 LLDPE
/接着性樹脂/ポリアミド樹脂/樹脂組成物/ポリアミ
ド樹脂/接着性樹脂/LLDPEの構成を有する多層シ
ート(270/70/140/140/140/70/
270μm)を得た後、パンタグラフ式二軸延伸機を用
いて、60℃で横方向,縦方向共に3.0倍に延伸し、
LLDPE/接着性樹脂/ポリアミド樹脂/樹脂組成物
/ポリアミド樹脂/接着性樹脂/LLDPE(30/8
/15/15/15/8/30μm)の構成の延伸フィ
ルムを作成した。
【0076】得られたフィルムを用いて、実施例1と同
様の評価を行った。結果を表5に示す。ただし、実施例
2においては、低温落下強度、落下突刺強度、外観、酸
素透過性に関して、以下の方法で熱収縮包装した畜肉熱
収縮包装体を用いて評価を行った。畜肉熱収縮包装体は
次の方法で得た。すなわち、得られたフィルムを用い
て、畜肉を充填するのに支障の無い程度の大きさに作ら
れた袋に畜肉を充填し、内部を脱気した後、口部をシー
ルする。そして該包装体に90℃の熱水を5秒間噴霧
し、該包装用フィルムを熱収縮させた後、直ちに冷水を
噴霧して冷却し畜肉熱収縮包装体を得た。
様の評価を行った。結果を表5に示す。ただし、実施例
2においては、低温落下強度、落下突刺強度、外観、酸
素透過性に関して、以下の方法で熱収縮包装した畜肉熱
収縮包装体を用いて評価を行った。畜肉熱収縮包装体は
次の方法で得た。すなわち、得られたフィルムを用い
て、畜肉を充填するのに支障の無い程度の大きさに作ら
れた袋に畜肉を充填し、内部を脱気した後、口部をシー
ルする。そして該包装体に90℃の熱水を5秒間噴霧
し、該包装用フィルムを熱収縮させた後、直ちに冷水を
噴霧して冷却し畜肉熱収縮包装体を得た。
【0077】また、以下の方法で、フィルムの延伸性、
およびメルトホール発生状況を評価した。結果は表5に
示す。
およびメルトホール発生状況を評価した。結果は表5に
示す。
【0078】(6)延伸性 フィルムの延伸性は、延伸フィルムのスジ、ムラ、しわ
等に着目し、目視にて評価した。 良 5>4>3>2>1 悪
等に着目し、目視にて評価した。 良 5>4>3>2>1 悪
【0079】(7)メルトホール発生状況 水平に張った一定面積の円形フィルムの中央に、90℃
の熱風を風速20m/min.で吹き付け、メルトホー
ル発生状況をメルトホール発生までの時間と、メルトホ
ールの拡大速度に着目し、目視にて評価した。 良 5>4>3>2>1 悪
の熱風を風速20m/min.で吹き付け、メルトホー
ル発生状況をメルトホール発生までの時間と、メルトホ
ールの拡大速度に着目し、目視にて評価した。 良 5>4>3>2>1 悪
【0080】(実施例3〜22、 比較例1〜10)実
施例1および2で作製した使用した樹脂組成物の代わり
に、表5〜表7に記載の樹脂組成のペレットが得られる
ように樹脂種類および配合比率を変更した他は、実施例
1および2と同様にして無延伸フィルム、延伸フィルム
を作成し評価した。結果を表5〜表7に示す。なお、ア
ルカリ金属濃度が150ppm未満の樹脂組成物に関し
ては、EVOHとして、EVOH(A−1)を生産時に
洗浄回数を増加させ、ケン化工程で副生成する酢酸ナト
リウム等の金属塩を除去したものをブレンドして作製し
た。また、アルカリ金属含有量が150ppmより大き
い樹脂組成物に関しては、表5または表6に記載のアル
カリ金属含有量となるように、酢酸ナトリウムをあらか
じめEVOH(A−1)にドライブレンドしてからペレ
タイズした。一方、亜鉛含有量が4,600ppmより
大きい樹脂組成物に関しては、表5または表6に記載の
亜鉛含有量となるように、ステアリン酸亜鉛をあらかじ
めエチレン−不飽和カルボン酸共重合体の亜鉛塩(C−
1)にドライブレンドしてからペレタイズした。
施例1および2で作製した使用した樹脂組成物の代わり
に、表5〜表7に記載の樹脂組成のペレットが得られる
ように樹脂種類および配合比率を変更した他は、実施例
1および2と同様にして無延伸フィルム、延伸フィルム
を作成し評価した。結果を表5〜表7に示す。なお、ア
ルカリ金属濃度が150ppm未満の樹脂組成物に関し
ては、EVOHとして、EVOH(A−1)を生産時に
洗浄回数を増加させ、ケン化工程で副生成する酢酸ナト
リウム等の金属塩を除去したものをブレンドして作製し
た。また、アルカリ金属含有量が150ppmより大き
い樹脂組成物に関しては、表5または表6に記載のアル
カリ金属含有量となるように、酢酸ナトリウムをあらか
じめEVOH(A−1)にドライブレンドしてからペレ
タイズした。一方、亜鉛含有量が4,600ppmより
大きい樹脂組成物に関しては、表5または表6に記載の
亜鉛含有量となるように、ステアリン酸亜鉛をあらかじ
めエチレン−不飽和カルボン酸共重合体の亜鉛塩(C−
1)にドライブレンドしてからペレタイズした。
【0081】
【表5】
【0082】
【表6】
【0083】
【表7】
【0084】実施例1〜10の3成分系および実施例1
1〜22の4成分系の多層フィルムは、無延伸、延伸共
に優れた効果を発揮している。3成分系の多層フィルム
は、4成分系の多層フィルムよりやや外観とバリア性に
優れており、4成分系の多層フィルムは、3成分系の多
層フィルムより、やや強度の点で優れている。他方でポ
リアミド樹脂(B)又はエチレン−不飽和カルボン酸共
重合体又はその金属塩(C)を欠く比較例の多層フィル
ムは、いずれも強度も弱く、外観もあまりよくなかっ
た。
1〜22の4成分系の多層フィルムは、無延伸、延伸共
に優れた効果を発揮している。3成分系の多層フィルム
は、4成分系の多層フィルムよりやや外観とバリア性に
優れており、4成分系の多層フィルムは、3成分系の多
層フィルムより、やや強度の点で優れている。他方でポ
リアミド樹脂(B)又はエチレン−不飽和カルボン酸共
重合体又はその金属塩(C)を欠く比較例の多層フィル
ムは、いずれも強度も弱く、外観もあまりよくなかっ
た。
【0085】(実施例23)実施例1で作製した樹脂組
成物、および実施例1で使用したLLDPE、接着性樹
脂を別々の押出機に入れ、3種5層の共押出し設備を用
いて、 LLDPE/接着性樹脂/樹脂組成物/接着性
樹脂/LLDPE(45/8/15/8/45μm)の
構成になるように共押出して得た無延伸5層フィルム
(全層厚み121μm)に関して、実施例1と同様の評
価を行った。結果を表8に示す。
成物、および実施例1で使用したLLDPE、接着性樹
脂を別々の押出機に入れ、3種5層の共押出し設備を用
いて、 LLDPE/接着性樹脂/樹脂組成物/接着性
樹脂/LLDPE(45/8/15/8/45μm)の
構成になるように共押出して得た無延伸5層フィルム
(全層厚み121μm)に関して、実施例1と同様の評
価を行った。結果を表8に示す。
【0086】(実施例24)実施例1で作製した樹脂組
成物、および実施例1で使用した、LLDPE、接着性
樹脂を用いて、 LLDPE/接着性樹脂/樹脂組成物
/接着性樹脂/LLDPE(405/70/135/7
0/405μm)の多層シートを得た後、パンタグラフ
式二軸延伸機を用いて、60℃で横方向,縦方向共に
3.0倍に延伸して得た、 LLDPE/接着性樹脂/
樹脂組成物/接着性樹脂/LLDPE(45/8/15
/8/45μm)の延伸5層フィルムに関して、実施例
2と同様の評価を行った。結果を表8に示す。
成物、および実施例1で使用した、LLDPE、接着性
樹脂を用いて、 LLDPE/接着性樹脂/樹脂組成物
/接着性樹脂/LLDPE(405/70/135/7
0/405μm)の多層シートを得た後、パンタグラフ
式二軸延伸機を用いて、60℃で横方向,縦方向共に
3.0倍に延伸して得た、 LLDPE/接着性樹脂/
樹脂組成物/接着性樹脂/LLDPE(45/8/15
/8/45μm)の延伸5層フィルムに関して、実施例
2と同様の評価を行った。結果を表8に示す。
【0087】(実施例25)樹脂組成物として、実施例
11で作製したものを用いた以外は、実施例23と同様
にして無延伸5層フィルムを得て、実施例1と同様の評
価を行った。結果を表8に示す。
11で作製したものを用いた以外は、実施例23と同様
にして無延伸5層フィルムを得て、実施例1と同様の評
価を行った。結果を表8に示す。
【0088】(実施例26)樹脂組成物として、実施例
11で作製したものを用いた以外は、実施例24と同様
にして延伸5層フィルムを得て、実施例1と同様の評価
を行った。結果を表8に示す。
11で作製したものを用いた以外は、実施例24と同様
にして延伸5層フィルムを得て、実施例1と同様の評価
を行った。結果を表8に示す。
【0089】
【表8】
【0090】本発明で用いる樹脂組成物を有する多層フ
ィルムは、層構成を変えても優れた外観とバリア性を有
しており、落下強度、突刺し強度等もかなりよいもので
あった。
ィルムは、層構成を変えても優れた外観とバリア性を有
しており、落下強度、突刺し強度等もかなりよいもので
あった。
【0091】
【発明の効果】エチレン含有量20〜60モル%、ビニ
ルエステル成分のケン化度が85%以上のエチレン−ビ
ニルアルコール共重合体(A)50〜95重量%、ポリ
アミド樹脂(B)0.2〜25重量%およびエチレン−
不飽和カルボン酸共重合体またはその金属塩(C)0.
5〜40重量%からなる樹脂組成物層、または、エチレ
ン含有量20〜60モル%、ビニルエステル成分のケン
化度が85%以上のエチレン−ビニルアルコール共重合
体(A)50〜85重量%、ポリアミド樹脂(B)0.
2〜25重量%、エチレン−不飽和カルボン酸共重合体
またはその金属塩(C)0.5〜40重量%および11
以下の溶解性パラメーター(Fedorsの式から算
出)を有する前記樹脂以外の熱可塑性樹脂(D)0.5
〜40重量%からなる樹脂組成物層を、少なくとも1層
含む多層フィルムは、バリア性、機械強度、柔軟性、延
伸性、収縮性、畜肉の充填作業効率、外観に優れた、畜
肉包装用多層フィルムとして有用である。
ルエステル成分のケン化度が85%以上のエチレン−ビ
ニルアルコール共重合体(A)50〜95重量%、ポリ
アミド樹脂(B)0.2〜25重量%およびエチレン−
不飽和カルボン酸共重合体またはその金属塩(C)0.
5〜40重量%からなる樹脂組成物層、または、エチレ
ン含有量20〜60モル%、ビニルエステル成分のケン
化度が85%以上のエチレン−ビニルアルコール共重合
体(A)50〜85重量%、ポリアミド樹脂(B)0.
2〜25重量%、エチレン−不飽和カルボン酸共重合体
またはその金属塩(C)0.5〜40重量%および11
以下の溶解性パラメーター(Fedorsの式から算
出)を有する前記樹脂以外の熱可塑性樹脂(D)0.5
〜40重量%からなる樹脂組成物層を、少なくとも1層
含む多層フィルムは、バリア性、機械強度、柔軟性、延
伸性、収縮性、畜肉の充填作業効率、外観に優れた、畜
肉包装用多層フィルムとして有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 77:00 23:08 101:12) Fターム(参考) 3E086 AD01 AD16 AD19 BA04 BA15 BB01 BB66 BB67 BB85 BB90 CA04 CA22 4F100 AK01A AK01K AK07 AK46 AK46A AK46B AK46C AK63 AK69A AK69K AK70A AL05A AL05K AL07 AT00B AT00C BA03 BA06 BA44 CB03 EH20 GB23 JB16A JB16K JD01 JK07A JK08 JL01 YY00A 4J002 BB004 BB034 BB054 BB064 BB074 BB082 BB092 BB104 BB124 BB144 BB154 BB164 BB174 BB184 BB221 BB232 BC024 BC034 BC054 BC064 BD034 BE031 BH022 BN154 CL003 CL013 CL033 CL053 DD066 DD076 EG036 EG046 FD070 GF00 GG02
Claims (7)
- 【請求項1】 エチレン含有量20〜60モル%、ビニ
ルエステル成分のケン化度が85%以上のエチレン−ビ
ニルアルコール共重合体(A)50〜95重量%、ポリ
アミド樹脂(B)0.2〜25重量%およびエチレン−
不飽和カルボン酸共重合体またはその金属塩(C)0.
5〜40重量%からなる樹脂組成物層を、少なくとも1
層含む畜肉包装用多層フィルム。 - 【請求項2】 エチレン含有量20〜60モル%、ビニ
ルエステル成分のケン化度が85%以上のエチレン−ビ
ニルアルコール共重合体(A)50〜85重量%、ポリ
アミド樹脂(B)0.2〜25重量%、エチレン−不飽
和カルボン酸共重合体またはその金属塩(C)0.5〜
40重量%および11以下の溶解性パラメーター(Fe
dorsの式から算出)を有する前記樹脂以外の熱可塑
性樹脂(D)0.5〜45重量%からなる樹脂組成物層
を、少なくとも1層含む畜肉包装用多層フィルム。 - 【請求項3】 前記熱可塑性樹脂(D)の20℃におけ
る弾性モジュラスが500kg/cm2以下である請求
項2記載の畜肉包装用多層フィルム。 - 【請求項4】 前記樹脂組成物層の両側に、接着剤層を
介することなく直接ポリアミド樹脂からなる層を積層す
ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
の畜肉包装用多層フィルム。 - 【請求項5】 前記樹脂組成物中のアルカリ金属イオン
含有量が1〜35,000ppmである請求項1ないし
4のいずれかに記載の畜肉包装用多層フィルム。 - 【請求項6】 前記樹脂組成物中の亜鉛、マグネシウ
ム、カルシウムから選択される、少なくとも1種の金属
のイオン含有量が400〜50,000ppmである請
求項1ないし5のいずれかに記載の畜肉包装用多層フィ
ルム。 - 【請求項7】 前記樹脂組成物がエチレン−ビニルアル
コール共重合体(A)を連続相成分とする請求項1ない
し6のいずれかに記載の畜肉包装用多層フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11056552A JP2000246843A (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | 畜肉包装用多層フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11056552A JP2000246843A (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | 畜肉包装用多層フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000246843A true JP2000246843A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=13030280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11056552A Pending JP2000246843A (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | 畜肉包装用多層フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000246843A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005146267A (ja) * | 2003-10-21 | 2005-06-09 | Unitika Ltd | ガスバリア性組成物および積層材料 |
| WO2005121194A1 (ja) | 2004-06-10 | 2005-12-22 | The Nippon Synthetic Chemical Industry Co., Ltd. | エチレン−ビニルアルコール共重合体およびその成形物 |
| JP2007092052A (ja) * | 2005-08-31 | 2007-04-12 | Tohcello Co Ltd | ガスバリア性膜、ガスバリア性積層体及びその製造方法 |
| JP2015516312A (ja) * | 2012-03-06 | 2015-06-11 | デュポン・テイジン・フィルムズ・ユー・エス・リミテッド・パートナーシップ | ヒートシール可能なナイロンフィルム及びその製造方法 |
| WO2015141610A1 (ja) * | 2014-03-17 | 2015-09-24 | 株式会社クラレ | 樹脂組成物、多層構造体、及びバッグインボックス用内容器 |
| WO2019230648A1 (ja) * | 2018-05-29 | 2019-12-05 | 東洋アルミニウム株式会社 | 食肉保存用フィルム |
| JP2020093417A (ja) * | 2018-12-10 | 2020-06-18 | 三菱ケミカル株式会社 | 熱成形用食品包装フィルム、熱成形用食品包装多層フィルム、深絞り包装用フィルム、および、スキンパック用フィルム |
-
1999
- 1999-03-04 JP JP11056552A patent/JP2000246843A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005146267A (ja) * | 2003-10-21 | 2005-06-09 | Unitika Ltd | ガスバリア性組成物および積層材料 |
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| JP5814492B1 (ja) * | 2014-03-17 | 2015-11-17 | 株式会社クラレ | 樹脂組成物、多層構造体、及びバッグインボックス用内容器 |
| WO2015141610A1 (ja) * | 2014-03-17 | 2015-09-24 | 株式会社クラレ | 樹脂組成物、多層構造体、及びバッグインボックス用内容器 |
| WO2019230648A1 (ja) * | 2018-05-29 | 2019-12-05 | 東洋アルミニウム株式会社 | 食肉保存用フィルム |
| JPWO2019230648A1 (ja) * | 2018-05-29 | 2021-06-24 | 東洋アルミニウム株式会社 | 食肉保存用フィルム |
| JP7187553B2 (ja) | 2018-05-29 | 2022-12-12 | 東洋アルミニウム株式会社 | 食肉保存用フィルム |
| US12022841B2 (en) | 2018-05-29 | 2024-07-02 | Toyo Aluminium Kabushiki Kaisha | Film for preserving edible meat |
| JP2020093417A (ja) * | 2018-12-10 | 2020-06-18 | 三菱ケミカル株式会社 | 熱成形用食品包装フィルム、熱成形用食品包装多層フィルム、深絞り包装用フィルム、および、スキンパック用フィルム |
| JP7172535B2 (ja) | 2018-12-10 | 2022-11-16 | 三菱ケミカル株式会社 | 熱成形用食品包装フィルム、熱成形用食品包装多層フィルム、深絞り包装用フィルム、および、スキンパック用フィルム |
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