JP2000247275A - 二輪車両の施錠システム - Google Patents

二輪車両の施錠システム

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JP2000247275A
JP2000247275A JP11053682A JP5368299A JP2000247275A JP 2000247275 A JP2000247275 A JP 2000247275A JP 11053682 A JP11053682 A JP 11053682A JP 5368299 A JP5368299 A JP 5368299A JP 2000247275 A JP2000247275 A JP 2000247275A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 盗難の危険がない自転車、原動機付自転車、
自動二輪車等の二輪車両の施錠システムを提供する。 【構成】 二輪車両の駐車装置と、この駐車装置に設け
た二輪車両の車体の一部を捕捉して施錠する施錠手段
と、この施錠手段から離れた位置に設けたこの施錠手段
の制御手段とを具えて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車、原動機付
自転車、自動二輪車等の二輪車両の施錠システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】自転車の駐車収納設備としては、コンク
リートで整地した駐車スペースに支柱で支持されたルー
フを設けた自転車自立式の駐車ポートや、先端部が開放
された軌条部材の後端部両側に前輪支持枠を立設した駐
車スペースや、上下2段式の構造物を利用して駐車スペ
ースを確保するタイプのもの等が提案されている。上下
2段式の駐車設備としては、入出庫する側が開放された
軌条部材の他端部を載置台上に固定すると共に両側に前
輪支持枠を立設し、軌条部材内に複数個のコロを回動自
在に取り付けて成る下部駐車スペースを有し、上段の上
部駐車テーブルが支柱に一端部が取り付けられた上部駐
車収納部材と当該部材に対して回動及び摺動自在に枢支
された可動軌条部材とから構成されている2段式駐車装
置がある。上段の上部駐車テーブルでは、上部駐車収納
部材より可動軌条部材を入出庫する側へ引き出し傾斜保
持させ、スロープ状の可動軌条部材上に自転車を押し上
げ、自転車の前後輪を可動軌条部材上に載置しつつ可動
軌条部材の端部の取手を持ってこれを水平状態に起こし
上部駐車収納部材内に挿入することにより、上部駐車テ
ーブル上に自転車を駐車させることが出来る。
【0003】上記2段式駐車装置の可動軌条部材に関し
ては、その入出庫する側に後退防止機構が設けられてい
る。即ち、可動軌条部材の入出庫する側に、自転車の後
輪を落し込むための底孔が開孔されており、該底孔にキ
ャッチバーの一端部が下方より突出しており、他端部の
先端にはリム当接部材が取り付けられて可動軌条部材の
外側上方より軌条溝に臨設されており、キャッチバーの
中央部分は可動軌条部材の両側面部に揺動自在に取り付
けられて成る後退防止機構である。そして前記底孔に自
転車の後輪が落し込まれることによって、前記キャッチ
バーの一端部に後輪が載りキャッチバーが下降し、これ
に伴って他端部のリム当接部材が内側に向かって回動
し、該リム当接部材により後輪が両側から挟持されると
云うものである。また当該後退防止機構を解除するに
は、後輪を多少持ち上げるように操作することに成る。
【0004】一方、自転車の場合には比較的軽量である
ため、このような装置で駐車できるが、原動機付自転車
や自動二輪車の場合にはこのような構成の駐車装置での
駐車は不可能である。即ち車体重量が50〜600kgと
大きく、原動機付自転車や自動二輪車では転倒したら車
体が損傷したり燃料が漏れてしまうというような問題が
ある。
【0005】そこで従来、立設した支柱の頂上部に、バ
イクハンドルの先端のハンドルグリップを係止捕捉して
二輪車輌を支持するグリップ捕捉部を設けたものが考え
られた。更に詳しくは傾斜角度を調節し得るように立設
された支柱を、該支柱の頂上部に、バイクのハンドルグ
リップと都合よく係合し得るように曲げられた略輪状等
の形状のキャッチ環と操作グリップとを、支柱に対し回
動自在に設けて成るものである(図13の原形に当た
る)。またグリップ捕捉部には、略環状の形状の捕捉具
以外にも、ハンドルグリップを挟持し得る形状を呈する
ものなどがある。
【0006】基本的にはグリップ捕捉部にある操作グリ
ップを左手で持ち、右手でバイクを支えつつ、左側バイ
クハンドルの先端部のハンドルグリップをキャッチ環に
係止させ、バイクを支柱に持たせ掛けて駐車させるもの
である。より詳しくは、キャッチ環とハンドルグリップ
との位置合わせを行なうべく、操作グリップを操って支
柱の傾斜角度を調節したり、キャッチ環の回動調節を行
なったりする。これにより不自然でない状態でハンドル
グリップを捕捉して、バイクのスタンドを立てることな
く保持することが出来るのである。尚、一般的にバイク
では、そのハンドルを左側に曲げた時に前輪部分でキー
ロックが可能と成る。逆にこの駐車状態より二輪車輌を
取り出す場合には、駐車時とは逆の操作を行なうことに
成る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した駐車
ポートや駐車スペースでは、自転車の盗難防止には自転
車の前輪部分等に取り付けた錠に頼るしかない。同様
に、前述2段式駐車装置では、自転車の後輪が後退防止
機構にキャッチされる訳であるが、これは自転車の後輪
を多少持ち上げるだけで容易に解除することが可能であ
って、後退防止機構には実質的に錠としての機能が具わ
ってはいない。このためやはり自転車の盗難防止には、
自転車の前輪部分等に取り付けた錠に頼るしかないのが
現状である。しかしこの自転車備え付けの錠が案外簡単
に壊され得るものであることは周知の通りである。この
駐車設備の場合、上段の上部駐車テーブルでは、上部駐
車収納部材より可動軌条部材を引き出して傾斜保持さ
せ、自転車をスロープ状の可動軌条部材上を引き下ろす
ことが自由に行い得るため、自転車の盗難防止と云う観
点からは、この下部駐車スペースや前述した駐車ポート
や駐車スペースと同様全く無防備の状態であると考えて
よい。
【0008】また原動機付自転車や自動二輪車の場合で
は、バイクが支柱によって前輪部分だけで支えられて転
倒することがなく、その駐車操作は単にハンドルグリッ
プをキャッチ環に引っ掛けるだけでよく、殆ど力が要ら
ず、多数のバイクを限られた空間に秩序よく駐車させら
れ、設置コストが安いなどの特長がある。しかしながら
駐車及び出庫操作がハンドルグリップをキャッチ環に捕
捉させたり取り出したりするだけであることにより、こ
れを自転車の持ち主以外の者でも行ない得る、即ち盗難
の危険があるのである。
【0009】本発明はこのような問題を解決し、自転
車、原動機付自転車、自動二輪車等の二輪車両の施錠シ
ステムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題は、二
輪車両の駐車装置と、この駐車装置に設けた二輪車両の
車体の一部を捕捉して施錠する施錠手段と、この施錠手
段から離れた位置に設けたこの施錠手段の制御手段とを
具えて成る、二輪車両の施錠システムとすることにより
達成される。
【0011】駐車装置に駐車された二輪車輌は施錠手段
によって施錠が為される。この施錠手段から離れた位置
に設けたこの施錠手段の制御手段を操作することによっ
て、二輪車両のロック・アンロックを行なうことが出来
る。このロック・アンロックは、二輪車両そのものに対
して為される場合と、二輪車両を駐車させている駐車装
置に対して為される場合とがあり、後者では駐車装置が
ロックされることによに実質的に二輪車輌を出庫させな
いようにしている。また、二輪車両そのものに対するロ
ックと装置に対するロックとを同時に行なう構成とする
ことが出来る。施錠手段の制御手段は、二輪車輌と人の
通路に沿って設ければ、わざわざ駐車中の駐車装置の間
に入るなどしなくてよいから、操作性が良好なものと成
る。このため施錠手段の制御手段は、この施錠手段から
離れた位置に設けられているのである。尚、前記施錠手
段に付いては、従来の各種手段を任意に採用することが
出来る。
【0012】請求項2の発明によれば請求項1に関し
て、前記施錠手段が、実質的に二輪車両の車輪に対して
施錠を行なうものであるものとした。従って車輪を自由
に移動させることが出来ない。
【0013】請求項3の発明によれば請求項1に関し
て、前記施錠手段が、実質的に二輪車両のハンドルに対
して施錠を行なうものであるものとした。従って、ハン
ドルに施錠されている以上、二輪車輌を自由に移動させ
ることが出来ない。
【0014】請求項4の発明によれば請求項1に関し
て、前記施錠手段が、ソレノイドに通電することにより
動作させるものであるものとした。ソレノイドはコイル
と作動杆とから成り、このコイルに通電したり電力供給
を停止することによりロック・アンロックを行なうこと
が出来る。従って、二輪車両の施錠を遠隔操作で行なう
ことが出来る。ソレノイド以外に遠隔操作を行ない得る
ものとして、水圧機構、油圧機構、モータを利用した施
錠機構などがある。
【0015】請求項5の発明によれば請求項1に関し
て、前記制御手段が、前記駐車装置に設けられているも
のとした。従って駐車装置1台1台に付いてその場でロ
ック・アンロックを行なうことが出来る。
【0016】請求項6の発明によれば請求項1に関し
て、前記制御手段が、前記駐車装置を複数台設置した島
に付いて設けられているものとした。従って、前記制御
手段の設置台数を削減することが出来る。
【0017】請求項7の発明によれば請求項1に関し
て、前記二輪車両の駐車装置が、管理室を具えた駐車場
内に設置されており、前記制御手段がこの管理室に設け
られているものとした。従って、管理室から全ての駐車
装置の集中管理を行なうことが出来る。
【0018】請求項8の発明によれば請求項7に関し
て、前記制御手段が、駐車場の出入口の管理をも行なう
ものであるものとした。従って駐車場の出入口と前記駐
車装置との2ヵ所で、二輪車両の正当な持ち主であるか
否かのチェックを行なうことが出来、より高いセキュリ
ティを提供し得る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明するが、本発明はこれ等の実施形態にのみ
限定されるものではない。
【0020】(第1の実施の形態)図1乃至図3は、本
発明の第1の実施の形態を表わす。複数台の上部駐車収
納部材11が支柱1上に横設された梁部材10上に並設
されて1つの島3を構成しており、この島3を制御装置
5が管理する。前記上部駐車収納部材11には可動軌条
部材2が摺動且つ回動自在に設けられており、この可動
軌条部材2を上部駐車収納部材11に対してロック・ア
ンロックを行なう。可動軌条部材2は前輪支持枠20を
有し、コロ21により上部駐車収納部材11上を摺動
し、上部駐車収納部材11の前記支柱1に相対する端部
で、可動軌条部材2は斜めに傾斜する方向に回動して、
自転車の入出庫のためのスロープと成る。この可動軌条
部材2を支柱1方向の至端まで押し込んで上部駐車収納
部材11に収納した状態を図2で表わしているが、梁部
材10内に設けたソレノイド4の作動杆であるスライド
杆40が上方へ突出して、この位置で一致する上部駐車
収納部材11の底側の孔部12と可動軌条部材2の底側
の孔部22とを貫通し得るように設けられている。ソレ
ノイド4のリード線44は束ねられて、配線53により
I/O(入出力インタフェース)50を介して制御装置
5へ接続されている。この制御装置5は操作装置51と
表示装置52とを具えており、駐車場の管理室に設置さ
れている。
【0021】表示装置52には島3に於ける自転車の駐
車状況が表示されている。この表示装置52を見ながら
操作装置51を操作して、島3に於ける各々の上部駐車
収納部材11と可動軌条部材2とのロック・アンロック
を行なう。可動軌条部材2を支柱1方向の至端まで押し
込んで、上部駐車収納部材11に収納した状態では、ソ
レノイド4に通電することによってスライド杆40を上
方へ突出させることが出来、これによってスライド杆4
0は上部駐車収納部材11の底側の孔部12と可動軌条
部材2の底側の孔部22とを貫通し、上部駐車収納部材
11から可動軌条部材2を引き出すことを禁止する。可
動軌条部材2が引き出されてスロープを形成することが
出来ない以上、自転車を出庫することが不可能と成り、
これにより自転車の盗難防止としている。
【0022】尚、ソレノイド4を上部駐車収納部材11
の側面に設ける構成も可能である。また可動軌条部材2
を支柱1方向の至端まで押し込んで、上部駐車収納部材
11に収納した状態を感知するセンサーを設けても良い
し、暴力で上部駐車収納部材11から可動軌条部材2を
引き出すことに対する防犯用の警報装置や監視カメラな
どを設けても良い。
【0023】(第2の実施の形態)図4は、本発明の第
2の実施の形態を表わす。この実施形態に於ける制御装
置5は複数の島3を管理するものである。複数の島3か
らは配線53がI/O50に接続されている。これによ
り、全ての島3を駐車場の管理室から遠隔操作すること
が出来る。
【0024】(第3の実施の形態)図5は、本発明の第
3の実施の形態を表わす。制御装置5は各駐車装置の利
用状況を時間でも管理するものとしている。自転車が駐
車されてから所定の時間が経過したならば(step
1)、表示装置52上にアラームを発生させるように成
っている(step2)。これにより、一定の時間をオ
ーバーして駐車されているものに付いては、この状況を
料金計算装置に反映させることが出来る。
【0025】(第4の実施の形態)図6は、本発明の第
4の実施の形態を表わす。上部駐車収納部材11の側面
部で、通路側の端部(梁部材10とは相対する側の端
部)に、施錠装置54を設けて成る。前記施錠装置54
には、パスワードを入力するためのテンキー55と、駐
車カードの挿入口56と、スイッチ57とが設けられて
いる。前記挿入口56の内部には図示されていないカー
ドリーダが設けられており、挿入口56に挿入された駐
車カードを読み取り、駐車カードの適否確認を行ない、
テンキー55により入力しスイッチ57で確定されたパ
スワードを、入庫時にテンキー55から入力されたパス
ワードと照合し、本人確認を行なった後、ソレノイド4
を操作して出庫可能にする。尚、駐車カードの情報や入
力されたパスワードは、駐車場の管理装置(前記制御装
置5の場合もある)へ伝達される。また入庫時には挿入
口56への駐車カードの挿入操作を省略させる設定とす
ることも可能である。
【0026】(第5の実施の形態)図7は、本発明の第
5の実施の形態を表わす。この実施形態に於ける施錠装
置54は、1つの島で共用されるタイプのものであり、
上部駐車収納部材11のみならず下段の駐車装置(図示
せず)に対しても適用される。入庫時に、使用した駐車
装置の台番号を台番号指定スイッチ58により指定し、
併せてテンキー55からパスワードを入力する。これ等
の情報を管理して、台番号指定スイッチ58により指定
された台番号、パスワード、駐車カード情報を管理す
る。尚指紋照合装置を組み込む構成も可能である。尚、
施錠装置54は支柱15により立設されている。
【0027】(第6の実施の形態)図8は、本発明の第
6の実施の形態を表わす。複数の島3を収納する駐車場
には管理室30を設け、この駐車場に出入りするための
ゲート59を設けて成る。ゲート59には、図示してい
ないカードリーダが設けられており、そもそもこの駐車
場に出入りする利用者の適否を管理する。これにより、
ゲート59を併せた2ヵ所での盗難防止対策と成ってい
る。
【0028】(第7の実施の形態)図9は、本発明の第
7の実施の形態を表わす。上述した第1の実施形態で
は、可動軌条部材2を上部駐車収納部材11上で固定す
ることにより盗難防止を実現しているが、この実施形態
では下部駐車部材13に自転車の前輪Tを固定すること
により盗難防止を実現する。下部駐車部材13の両脇に
ガイド6を設けるが、ガイド6の奥方にはU字部60を
取り付けて車輪Tの移動至端とする。ガイド6の他方は
外側に湾曲された開放端61を具える。また車輪Tが接
触する押圧台車62の両側には車輪66が取り付けられ
ており、この車輪66は前記ガイド6にはめ込まれて、
押圧台車62を前後に移動可能としている。この押圧台
車62の車輪Tの受け入れ側には、両側に鈎部材63が
回動軸64を以て回動自在に取り付けられており、この
鈎部材63の車輪Tの受け入れ側は内方へ湾曲して車輪
Tの捕捉部65を形成している。更に前記ガイド6の一
側にはソレノイド4が設けられており、ソレノイド4の
スライド杆40がガイド6の内部に突出し得るように成
っている。
【0029】今、自転車の車輪Tが図の右方より下部駐
車部材13上を進入して来て、車輪Tが押圧台車62に
接触して更に押圧すると、押圧台車62はガイド6に沿
って奥方へ移動する。この過程で鈎部材63が開放端6
1より先に進んでガイド6間に至ると、鈎部材63は自
動的に内方へ回動し、捕捉部65が車輪Tを捕捉するよ
うに成る。そして車輪66がソレノイド4が設置されて
いる箇所を通過した後にソレノイド4に通電すると、ス
ライド杆40がガイド6の内部に突出し、押圧台車62
の後退を阻止する。これにより車輪Tを下部駐車部材1
3に捕捉させることが出来、自転車は施錠されたことに
成る。このソレノイド4を駐車場の管理室等で管理し得
るように設定する。
【0030】(第8の実施の形態)図10乃至図12
は、本発明の第8の実施の形態を表わす。上述第7の実
施の形態同様、施錠手段のみを説明する。図の右端部が
開放された下部駐車部材13の左端部両側に前輪支持枠
14を立設した平置き式の駐車スペースに取り付ける前
輪キャッチャーであり、前輪支持枠14の幅で対向させ
た両側の基台7の各々前後2ヵ所に中空のガイド71を
設け、略U字形のスライド杆72の両側の相対する部位
に回動軸75を設け、該回動軸75に略三角形の鈎部材
74を回動自在に取り付け、前記中空のガイド71の中
にスライド杆72の両側の直線部分を通すようにして前
後方向へ移動可能に、且つ車輪当接部と成る略U字形部
分である押圧部73が左方に向くようにしてガイド71
にスライド杆72を取り付け、押圧部73をタイヤTが
押すことによってスライド杆72が左方へ移動した時
に、略三角形の鈎部材74の一部分が、突当板70に当
たって鈎部材74が内方に回動するように、突当板70
をスライド杆72の両外側にスライド杆72に沿わせる
ようにして設ける。一方、鈎部材74が左方へ移動した
時に、スライド杆72の外側部に設けられた突起76に
略三角形状のストッパ41の先端部が突き当るように、
ストッパ41をガイド71に突設した軸受け77の回動
軸42に回動自在に、且つ該回動軸42に取り付けたバ
ネ78によってスライド杆72方向に付勢して設けると
共に、軸受け77の右方に取り付けたソレノイド4に通
電した時に、ストッパ41がスライド杆72の突起76
から遠ざかる方向に作用するように、ストッパ41にソ
レノイド4のスライド杆を回動軸43にて取り付けた。
【0031】(第9の実施の形態)図13は、本発明の
第9の実施の形態を表わす。上述第7の実施の形態同
様、施錠手段のみを説明するが、この実施形態はバイク
の駐車装置に係わる。床面上に支柱8を揺動自在に設
け、支柱8の頂部に軸受80を設ける。この軸受80に
対しては回動軸81が回動自在に取り付けられ、この回
動軸81の一端部にキャッチ環82と操作グリップ83
とが取り付けられている。キャッチ環82は略方形の枠
状を為し、これがバイクハンドルの円柱形状のハンドル
グリップと都合よく係合し得る如く曲げられている。ま
た回動軸81の他端部にはラチェットギヤ84が設けら
れている。一方、先端部に爪部を具えた爪部材46がそ
の他端部に設けられた回動軸85にて、図示されていな
いがケーシングの軸受けに挿入されている。爪部材46
は前記ラチェットギヤ84の歯部に対向している。また
爪部材46の背部で回動軸85より幾分爪部に寄った部
位がソレノイド4のスライド杆40に回動自在に接続さ
れている。ソレノイド4はコイル45を具え、リード線
44が外部に引き出されており、ソレノイド4は前記途
中8に取り付けられたケーシング内に納置されている。
尚、符号86は、爪部材46の先端部の爪部がラチェッ
トギヤ84の歯部に噛合するように、常に爪部材46を
ラチェットギヤ84方向に付勢するためのバネである。
また前記リード線44は、電源及びスイッチに配線され
ている(図示せず)。
【0032】さて、操作グリップ83を持って、キャッ
チ環82の位置及び姿勢を調節しつつバイクの左側にあ
るハンドルグリップを前記キャッチ環82に挿入し、バ
イクを支柱8に持たせ掛けるようにする。これにより、
不自然でない状態でハンドルグリップを捕捉して、バイ
クをそのスタンドを立てることなく保持することが出来
る。この操作に先立ちソレノイド4に通電すると、爪部
材46が後方に引かれて爪部がラチェットギヤ84の歯
部から外れ、この結果回動軸81がアンロックされて回
動自在と成る。このことにより、操作グリップ83を持
ってキャッチ環82の位置及び姿勢を調節することが出
来るのである。ハンドルグリップをキャッチ環82に挿
入し終えたならソレノイド4に対する通電を止めると、
バネ86の力により爪部がラチェットギヤ84の歯部に
噛合し、この後はラチェットギヤ84の回転が1方向に
限定されるように成る。本実施形態ではこの状態をロッ
ク機構の一部である、ラチェットギヤ84のロック状態
であるとする。ラチェットギヤ84の回転が1方向に限
定されているため、ハンドルグリップをキャッチ環82
に挿入した後、ラチェットギヤ84が回転し得る方向に
更にキャッチ環82を捻ると、キャッチ環82とハンド
ルグリップとを互いに締め付け合うようにすることが出
来る。この方向へは爪部材46の作用によってラチェッ
トギヤ84が回転するものの、逆回転は不可能であるた
め、キャッチ環82よりハンドルグリップを取り出そう
と、バイクを起して支柱8に掛かっているバイクの重量
を取り除き、キャッチ環82とハンドルグリップとの軸
がほぼ一致するように持って行こうとしても、この操作
を行なうことが出来ないことに成る。そしてこれを行な
うには、再度ソレノイド4に通電し、ラチェットギヤ8
4から爪部材46を外さなくては成らず、即ちロック機
構をアンロックする以外にはこれを行ない得ないのであ
る。
【0033】(第10の実施の形態)図14は、本発明
の第10の実施の形態を表わす。本実施形態は上述した
第1の実施形態に於いて、ソレノイド4と制御装置5と
を結ぶ配線53間に、錠9を介在させて成るものであ
る。錠9に対しては特定の鍵が合致するものであり、錠
9の操作によって配線53を電気的に切断したり繋げた
りすることが出来るものである。
【0034】制御装置5によりソレノイド4を操作して
施錠した後、錠9を掛けると(この実施形態では鍵を掛
けて抜く)、制御装置5によりソレノイド4を操作する
ことは出来なく成る。この鍵は駐車装置の利用者が持ち
去るようにしたり、駐車場の管理人に預けたりするもの
である。そして出庫時に錠9を開けて、配線53間を通
電可能状態にすることにより、制御装置5からソレノイ
ド4を操作することが出来るように成る。これは即ち二
重の盗難防止装置である。
【0035】この他本発明は、制御装置5をネットワー
ク上に置くことが出来るから、複数の遠方の駐車場を1
個所で管理することも可能であり、そのように構成した
ものも本発明の権利範囲内である。
【0036】
【発明の効果】以上、本発明によれば、盗難の危険がな
い自転車、原動機付自転車、自動二輪車等の二輪車両の
施錠システムを提供することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の模式図である。
【図2】同実施形態の施錠手段の説明図である。
【図3】同実施形態の使用状態説明図である。
【図4】第2実施形態の模式図である。
【図5】第3実施形態のフローチャートである。
【図6】第4実施形態の制御手段の説明図である。
【図7】第5実施形態の制御手段の説明図である。
【図8】第6実施形態の模式図である。
【図9】第7実施形態の施錠手段の説明図である。
【図10】第8実施形態の平面図である。
【図11】同実施形態の使用状態の説明図である。
【図12】同実施形態の制御手段の動作状態の説明図で
ある。
【図13】第9実施形態の斜視図である。
【図14】第10実施形態の模式図である。
【符号の説明】 1 支柱 10 梁部材 11 上部駐車収納部材 12 孔部 13 下部駐車部材 14 前輪支持枠 15 支柱 2 可動軌条部材 20 前輪支持枠 21 コロ 22 孔部 3 島 30 管理室 4 ソレノイド 40 スライド杆 41 ストッパ 42 回動軸 43 回動軸 44 リード線 45 コイル 46 爪部材 5 制御装置 50 I/O 51 操作装置 52 表示装置 53 配線 54 施錠装置 55 テンキー 56 挿入口 57 スイッチ 58 台番号指定スイッチ 59 ゲート 6 ガイド 60 U字部 61 開放端 62 押圧台車 63 鈎部材 64 回動軸 65 捕捉部 66 車輪 7 基台 70 突当板 71 ガイド 72 スライド杆 73 押圧部 74 鈎部材 75 回動軸 76 突起 77 軸受 78 バネ 8 支柱 80 軸受 81 回動軸 82 キャッチ環 83 操作グリップ 84 ラチェットギヤ 85 回動軸 86 バネ 9 錠

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二輪車両の駐車装置と、この駐車装置に
    設けた二輪車両の車体の一部を捕捉して施錠する施錠手
    段と、この施錠手段から離れた位置に設けたこの施錠手
    段の制御手段とを具えて成る、二輪車両の施錠システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記施錠手段が、実質的に二輪車両の車
    輪に対して施錠を行なうものである、請求項1の二輪車
    両の施錠システム。
  3. 【請求項3】 前記施錠手段が、実質的に二輪車両のハ
    ンドルに対して施錠を行なうものである、請求項1の二
    輪車両の施錠システム。
  4. 【請求項4】 前記施錠手段が、ソレノイドに通電する
    ことにより動作させるものである、請求項1の二輪車両
    の施錠システム。
  5. 【請求項5】 前記制御手段が、前記駐車装置に設けら
    れている、請求項1の二輪車両の施錠システム。
  6. 【請求項6】 前記制御手段が、前記駐車装置を複数台
    設置した島に付いて設けられている、請求項1の二輪車
    両の施錠システム。
  7. 【請求項7】 前記二輪車両の駐車装置が、管理室を具
    えた駐車場内に設置されており、前記制御手段がこの管
    理室に設けられている、請求項1の二輪車両の施錠シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記制御手段が、駐車場の出入口の管理
    をも行なうものである、請求項7の二輪車両の施錠シス
    テム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005267009A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Yokohama Tokushu Senpaku Co Ltd 駐車台管理装置および駐車台管理システム
KR100955059B1 (ko) 2009-07-28 2010-04-28 최명환 자전거 잠금 거치 장치
CN112776923A (zh) * 2019-11-08 2021-05-11 九号智能(常州)科技有限公司 车辆座桶的开锁方法、装置、存储介质及电子装置

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