JP2000247306A - 鶏卵吸着装置 - Google Patents

鶏卵吸着装置

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JP2000247306A
JP2000247306A JP11049768A JP4976899A JP2000247306A JP 2000247306 A JP2000247306 A JP 2000247306A JP 11049768 A JP11049768 A JP 11049768A JP 4976899 A JP4976899 A JP 4976899A JP 2000247306 A JP2000247306 A JP 2000247306A
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Japan
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egg
suction
sucking
eggs
units
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JP11049768A
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Takeshi Yamashita
剛 山下
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Kyowa Machinery Co Ltd
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Kyowa Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真空発生機からの配管を合理的に分岐させて
鶏卵の吸着動作等に支障が生じないような鶏卵吸着装置
を提供すること。 【解決手段】 所定の場所に多数配列されている鶏卵1
を吸盤30bにて真空吸着するための吸着ユニット30
1〜305が複数設けられ、この吸着ユニット301〜
305どうしの間隔を変更可能に構成した鶏卵吸着装置
であって、真空ポンプ50と接続される主配管51の先
端部に設けられる第1中継部53と、この第1中継部5
3において、吸着ユニット301〜305の数に対応し
て分岐される複数の第1分岐管55と、この第1分岐管
55の先端部に設けられる第2中継部56と、この第2
中継部56において、吸盤30bの数に対応して分岐さ
れる複数の第2分岐管57とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の場所に多数
配列されている鶏卵を吸盤にて真空吸着するための吸着
ユニットが複数設けられ、この吸着ユニットどうしの間
隔を変更可能に構成した鶏卵吸着装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】かかる鶏卵吸着装置が用いられている鶏
卵自動選別装置について簡単に説明する。鶏卵自動選別
装置においては、鶏卵を6列で搬送させながら洗卵・乾
燥・方向整列・検卵工程を順に行う。そして、6列搬送
経路の最下流側にて計量を行い、計量結果に基づいてコ
ンピュータによる自動選別を行う。計量部を通過する
と、鶏卵は単列コンベアにて1列搬送状態にさせられ、
上記選別結果に基づいて、単列コンベアと直交する複数
のチャージコンベアのいずれかに放出される。チャージ
コンベアでは多数のチャージャが循環搬送するように構
成されており、チャージャには例えば横1列に6個の鶏
卵が搭載可能である。つまり、単列コンベアから放出さ
れる鶏卵はチャージャに搭載されるように放出される。
【0003】そして、チャージコンベアにチャージャが
所定数チャージされる (鶏卵が多数配列された状態)
と、鶏卵吸着装置を作動させて吸盤により鶏卵を真空吸
着する。チャージャから取り出された鶏卵は別の場所に
待機している包装容器 (トレイやパック) に移し替えら
れる。この鶏卵吸着装置は、真空吸着するための吸着ユ
ニットが複数設けられ、この吸着ユニットどうしの間隔
を変更可能にしている。吸着ユニットどうしの間隔を変
更可能にしているのは、チャージャに搭載された状態の
鶏卵の配列状態と、移し替えられる包装容器の配列状態
が異なるためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記鶏卵吸着装置にお
ける課題は次の通りである。鶏卵を真空吸着するために
は、真空発生機に接続されている主配管から分岐管を分
岐させて各吸盤とを接続する必要があるが、吸盤は多数
設けられており、主配管から一度に吸盤の数だけ分岐さ
せると、分岐部において必要なスペースが大きくなると
共に、多数の分岐管が変形などにより絡まって吸着動作
をさせるときに支障が生じる可能性があった。つまり、
鶏卵の吸着・放出の動作をさせるときには吸盤が上下動
する必要があり、また、吸着ユニットどうしの間隔を広
げたり縮めたりする必要があるため、このような動作に
対して支障を与えないような配管構成が要求される。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、真空発生機からの配管を合理的に分
岐させて鶏卵の吸着動作等に支障が生じないような鶏卵
吸着装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る鶏卵吸着装置は、所定の場所に多数配列
されている鶏卵を吸盤にて真空吸着するための吸着ユニ
ットが複数設けられ、この吸着ユニットどうしの間隔を
変更可能に構成した鶏卵吸着装置であって、真空発生機
と接続される主配管の先端部に設けられる第1中継部
と、この第1中継部において、前記吸着ユニットの数に
対応して分岐される複数の第1分岐管と、この第1分岐
管の先端部に設けられる第2中継部と、この第2中継部
において、前記吸盤の数に対応して分岐される複数の第
2分岐管とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】この構成によると、主配管の先端部に第1
中継部が設けられ、ここから分岐する第1分岐管は吸着
ユニットの数に対応した数が設けられる。つまり、いき
なり吸盤の数だけ分岐する構造に比べると分岐させる数
をかなり減らすことができる。そして、第1分岐管の先
端部において、さらに吸盤の数に対応して第2分岐管を
分岐させるのである。すなわち、主配管から段階的に分
岐させていく構成を採用している。そして、吸着動作す
るときは、鶏卵吸着装置 (又は、その一部) を上下動さ
せる必要があるが、その際に一度にたくさんの分岐管を
変形させなくてすむ構造を採用することができるから、
真空発生機からの配管を合理的に分岐させて鶏卵の吸着
動作に支障が生じないような鶏卵吸着装置を提供するこ
とができた。
【0008】本発明の好適な実施形態として、前記吸着
ユニットにおいて前記吸盤は複数設けられており、前記
吸盤どうしの間隔を変更可能に構成しているものがあげ
られる。
【0009】真空吸着された鶏卵を移し替える包装容器
には多種あり、包装容器における鶏卵の収容ピッチもさ
まざまである。したがって、上記構成のように吸盤どう
しの間隔を変更可能にすることにより、多様な種類の包
装容器に対応することができる。
【0010】本発明の別の好適な実施形態として、前記
第1分岐管及び第2分岐管は、柔軟性を有するものがあ
げられる。吸着ユニットは吸着された鶏卵の放出動作の
ためにお互いの間隔を広げる必要があり、また鶏卵の吸
着・放出動作のために上下動する必要があり、分岐管が
柔軟性を有することにより、上記動作をスムーズに行う
ことができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る鶏卵吸着装
置が利用されている鶏卵自動選別装置の構成を示す図で
ある。この装置は、図lに示すように、矢印A方向に鶏
卵lを6列で搬送する給卵搬送部2と、給卵搬送部2が
ら鶏卵lを受け取って矢印Bの方向に鶏卵を1列で搬送
する単列搬送部3と、単列搬送部3がら放出された鶏卵
lを鶏卵包装部5に搬送する卵搬送装置4 (チャージコ
ンベアに相当する。) と、各部の制御を行なう制御装置
6を備えている。制御装置6は、主にCPU、記憶装置
などのハードウエアの部分と、鶏卵自動包装装置の作動
プロダラムなどのソフトウエアの部分で構成されてい
る。
【0012】給卵搬送部2は、不良卵の検査を行う卵の
検卵部l0と、搬送経路の最下流に設けられた計量部l
1とを備えている。計量部11で各鶏卵1の重量が測定
されると、農林規格(Sサイズ、Mサイズ、Lサイズな
ど)に基づいた選別・包装が鶏卵包装部5にて行なわれ
る。計量部l1で計量された鶏卵lの重量データは、制
御装置6に送られる。
【0013】単列搬送部3は、鶏卵lをl列で搬送する
単列コンベアl3と、単列コンベアl3を駆動する駆動
モータl4と、単列コンベアl3に連動するエンコーダ
l5と、鶏卵lを給卵搬送部2の計量部llがら単列搬
送部3の鶏卵を収納するカップに移しかえる移し替え装
置l6と、カップから鶏卵lを落下放出させるキック装
置l7とを備えている。制御装置6は、エンコーダl5
からの出力パルスに基づいて駆動モータl4の制御を行
なうと共に、計量部llからの計量データに基づいて、
鶏卵lをどのキック装置l7で放出させるかという制御
も行なう。なお、単列搬送部3における鶏卵lの搬送制
御およびキック装置l7については、本出願人の特開平
8―82546号公報に関示された技術を利用すること
ができる。
【0014】鶏卵包装部5は、パックコンベア5aとト
レイコンベア5bとを備えており、これらのコンベア5
a,5bは単列コンベアl3と直交して配置される。パ
ックコンベア5aでは、鶏卵lをl2個(2×6)収納
できるパックl8aが図lの矢印C方向に搬送される。
また、トレイコンベア5bでは、鶏卵lを30個(5×
6)収納できるトレイl8bが同様に搬送される。な
お、コンベア5a,5bの数を更に増加設定すること
や、どのコンベア5a,5bでどのような仕様の容器を
搬送させるがは任意に設定できるものである。パック1
8aは、鶏卵収容部18Aと蓋部18Bとが開いた状態
で搬送される。
【0015】図lにおいて卵搬送装置4は4つ(例え
ば、M,S,L,LL用)設けられているが、もちろん
それに限定されるものではない。卵搬送装置4と鶏卵包
装部5を横切るようにガイドレール3lが設けられ、こ
れに沿って鶏卵吸着装置30が移動する。鶏卵吸着装置
30は搬送ユニット21から鶏卵lを吸着して、鶏卵包
装部5へと搬送する。
【0016】<卵搬送装置の構成>まず、卵搬送装置4
の実施形態について説明する。図2は模式的に示された
卵搬送装置であり、(a)は平面図(b)は側面図であ
る。
【0017】循環経路を構成するための一対の無端チェ
ーン20,20が搬送経路の幅方向両端に設けられてい
る。この無端チェーン20,20に搭載された状態で多
数個の搬送ユニット2l,21・・・が循環搬送され
る。循環経路は無端チェーン20の上側に相当する往路
と、下側に相当する復路とを含んでおり、さらに、往路
の終端から復路の始端へと搬送ユニット2lを案内する
第lガイド機構22と復路の終端から往路の始端へと搬
送ユニット2lを案内する第2ガイド機構23とを含ん
でいる。
【0018】受け取り位置Plでは、単列コンベアl3
から放出される鶏卵lを搬送ユニット2l内に受け取
る。図2(a)にも示されるが、搬送ユニット2lは鶏
卵1を横l列に6個受け取ることができる。もちろん受
け入れる個数は6個に限定されるものではない。受け取
り位置Plの先頭には、第lストッパー24が配置され
油圧シリンダ24aにより循環経路内に進入した状態と
退避した状態とを切り換えることができる。搬送ユニッ
ト2l内に鶏卵lを受け入れるときは、第lストッパー
24を進入させ搬送ユニット2lの搬送を阻止して、停
止させ、確実に鶏卵lを受け取ることができるようにす
る。搬送ユニット2lを停止させた状態でも無端チェー
ン20は常時駆動されている。受け取り位置Plにはい
くつかの搬送ユニット2lが待機した状態(チャージさ
れた状態)であり、一番先頭の搬送ユニット2lに6個
分の鶏卵lが受け取られると第lストッパー24を解除
し、搬送ユニット2lを次の取り出し位置P2へと向か
わせる。第lストッパー24の近傍には第lセンサー2
7が設けられており、先頭の搬送ユニット2lがl個通
過したことを検知すると、再び第lストッパー24を進
入させて、次の搬送ユニット21に対する鶏卵lの受け
入れを可能にする。
【0019】受け取り位置P1で鶏卵1を受け取った搬
送ユニット2lは、取り出し位置P2へと搬送される。
取り出し位置P2には真空吸着装置30がガイドレール
31に沿って移動するように構成される。真空吸着装置
30には鶏卵lを吸着するための吸着部30aが多数個
備えられており、本実施形態では全部でl0×6=60
個備えられている。もちろん吸盤30aの数は任意に選
択することができる。また、鶏卵吸着装置30は図2の
矢印Y方向に昇降 (昇降機構は不図示) できるように構
成される。
【0020】取り出し位置P2の先頭には、油圧シリン
ダ25aにより駆動される第2ストッパー25が設けら
れており、取り出し操作を行なう前に搬送ユニット21
の複数個が停止させられた状態である。第2ストッパ−
25の後ろに鶏卵lを収納された搬送ユニット2lがl
0個チャージされると、真空吸着装置30の吸着部30
aを作動させて鶏卵lを吸着して搬送ユニット2lがら
取り出すようにする。鶏卵lを吸着した真空吸着装置3
0はガイドレール3lに沿って移動し、いずれかのコン
ベア5a,5bにて鶏卵lを放出する。
【0021】鶏卵lが吸着されて空になると、第2スト
ッパー25を退避させて、空になった搬送ユニット21
は復路に向けて無端チェーン20により搬送させられ
る。第2センサー28は通過した搬送ユニット2lの数
を検出する。本実施形態ではl0個の搬送ユニット2l
の通過を検出すると、再び第2ストッパー25を進入さ
せて鶏卵1が収納されている搬送ユニット2lをチャー
ジさせていく。
【0022】空になった搬送ユニット2lは第lガイド
機構22を介して復路へと向かう。復路においては搬送
ユニット2lは逆さまの姿勢で搬送される。復路の終端
位置P3には油圧シリンダ26aにより駆動される第3
ストッパー26が設けられている。この部分でも複数個
の搬送ユニット21がチャージされるようになってい
る。受け取り位置Plにおいて搬送ユニット2lがlつ
送り出されると、第3ストッパー26を解除して、空の
搬送ユニット2lをlつだけ往路に向けて送り出す。こ
れにより、循環経路における搬送ユニット2lの流れを
スムーズなものにしている。第3ストッパー26の近傍
には第3センサー29が設けられ、空の搬送ユニット2
lがlつだけ送り出されたことを検出すると、第3スト
ッパー26を再び経路内に進入させる。送り出された搬
送ユニット2lは、第2ガイド機構23を介して復路か
ら往路へと向かうようになっている。
【0023】図2(a)は循環経路を上から見た図であ
るが、往路と復路における一対の無端チェーン20の幅
寸法Hlよりも、第l、第2ガイド機構22,23の部
分における幅寸法H2のほうが広くなっている。これは
搬送ユニット2lを第l、第2ガイド機構で搬送させる
ときは一旦搬送ユニット2lを無端チェーン20,20
から難脱させるためである。
【0024】<鶏卵吸着装置の構成>次に鶏卵吸着装置
30の詳細構成を説明する。
【0025】図3は上から見た平面図で、ユニット間隔
変更機構の部分にスポットを当てた図であり、(a)は
ユニット間隔が開いた状態、(b)はユニット間隔が縮
まった状態を示す。鶏卵吸着装置30は大きく第l、第
2、第3、第4、第5吸着ユニット301,302,3
03,304,305に分けられて、中央の吸着ユニッ
ト301は左右一対の母体フレーム310,310に固
定されており、その他の吸着ユニット302〜305は
図3の矢印方向に第l吸着ユニット301に対して近づ
いたり遠ざかったりして移動する。各ユニット301〜
305の間隔を変更させるのは、鶏卵包装部5における
パック18aやトレイ18bの搬送される間隔に対応で
きるようにするためである。
【0026】中央の第l吸着ユニット301の構成に付
いて説明する。第1吸着ユニット301の上部には駆動
モータ3llが設けられている。駆動モータ3llのモ
ータ軸には上から順に第lピニオン315と第2ピニオ
ン316とが取付けられている。第lピニオン315は
モータ軸に設けられたキー溝に挿入されたキーにより結
合されている。第l、第2ピニオンギヤ315,316
どうしはボルト (不図示) により一体的に連結されてい
る。内部には吸着部30aとして機能する吸盤30bや
それを駆動するメカニズムが組み込まれている。
【0027】第1ピニオン315の両側には一対の第l
ラック320,320が、第2ピニオン316の両側に
は一対の第2ラック321、321が設けられている。
第1ピニオン315の歯数をTとすると、第2ピニオン
316の歯数はT/2即ち半分に設定されている。ま
た、第lラック320のほうの長さが第2ラック321
よりもほぼ2倍の長さを有している。また、第l、第2
ラックの長手方向はガイドレール3lと直交しており、
コンベア5a,5bと平行な方向に延びている。
【0028】第2、第4吸着ユニット302,304の
両端には回転自在に一対のローラ331,331が設け
られている。第3、第5吸着ユニット303,305の
両端には回転自在に一対のローラ341,341が設け
られている。母体フレーム310の下方にはコの字のガ
イド溝310a,310aが設けられており、ローラ3
31,341を案内する。
【0029】<真空吸着の配管構成>次に、図5により
鶏卵1を吸盤30bにより真空吸着するための配管構成
を説明する。真空発生機として機能する1つの真空ポン
プ50と、主配管51と、主配管の経路途中に設けられ
た真空弁52と、主配管51の先端部に設けられた真空
ボックスである第1中継部53と、送風部54とを備え
ている。真空弁52は、真空ポンプ50により吸盤30
bに鶏卵1を吸着させる場合と、送風部54により送風
して鶏卵1を放出する場合とで、経路を切り換えるため
のものである。
【0030】主配管51は1本であるが、第1中継部5
3において、第1〜第5吸着ユニット301〜305そ
れぞれに1本づつ、合計5本の第1分岐管55を分岐さ
せている。そして、各第1分岐管55の先端部には、第
2中継部56を設けており、さらに、各吸着ユニット3
01〜305に設けられた吸盤30bの数だけ第2分岐
管57を分岐させている。図5では、図示の都合上6本
分しか表わされていないが、実際は12本の第2分岐管
57が分岐している。なお、第2中継部56としては真
空ボックスで構成しても良い。また、第1中継部53を
第2中継部56と同じような形態で構成しても良い。
【0031】第1分岐管55、第2分岐管56は柔軟性
のある素材 (ゴム製など) 、あるいは柔軟性のある形状
・構造を有している。各吸着ユニット301〜305は
前述したように間隔変更機構によりそのお互いの間隔が
近づいたり遠ざかったりするが、第1分岐管55が柔軟
性を有することにより、間隔変更動作を支障なく行うこ
とができる。また、後述するように、各吸着部30aは
お互いの間隔を変更できるが、第2分岐管57が柔軟性
を有することによって各吸着部30aの上記動作を支障
なく行うことができる。
【0032】<吸盤駆動部の構成>次に、吸盤駆動部の
構成を説明する。吸盤駆動部は吸盤30bどうしの間隔
を変更するためのものである。前述したパック18aや
トレイ18bに鶏卵1を収納する場合に、収納ピッチは
容器の種類に応じてさまざまである。したがって、吸盤
30bの間隔を変更可能にすることにより、パック18
aやトレイ18bへの収納 (包装) 作動を支障なく行う
ことができる。
【0033】図4に示すように、べースプレート40の
中央上部に設けられたピニオン460と、このピニオン
460と噛み合う上部ラック部材461と、下部ラック
部材462とを備えている。上部ラック部材461は、
ピニオン460と噛み合うラックギヤ461aと、固定
シャフト45に固定される基端部461bと、下部ラッ
ク部材462に形成された長円形の案内溝462dと係
合する係合ピン461cと、下部ラック部材462に設
けられた係合ピン462cがガイドされる長円形の案内
溝461dとを備えている。下部ラック部材462も同
様に、ラックギヤ462aと、基端部462bを備えて
いる。また、ピニオン460の真ん中には角型パイプ4
63が貫通している。角型パイプ463は全部の吸着ユ
ニット301〜305を貫通するように設けられてお
り、その端部にはピニオン駆動モータが設けられている
(不図示)。
【0034】図4において、ピニオンギヤ460を反時
計周りに回転すると、上部ラック部材461は図4の右
から左へ、下部ラック部付462は左から右へと対称的
に平行移動させられる。これにより、パンタグラフ44
(図6参照) は縮む方向に駆動させられる。係合ピンと
案内溝の構成により、上下のラック部付461,462
はスムーズに駆動される。パンタグラフ44が縮むこと
で、両端の移動プレート42は内側に寄せられるように
動かされ、それに連動して内側の移動プレート43も同
様に内側に動かされる。
【0035】図6はべースプレート40と移動プレート
42,43とパンタグラフ44とを重ねた状態を示して
いる。ベースプレート40は、図6では一点鎖線で示さ
れ、傾斜したガイド穴40a,40b,40cが形成さ
れ、吸盤30bと接続されている第2分岐管57が嵌合
されており、これらガイド穴40a,40b,40cに
沿って吸盤30bを移動させることが可能である。ま
た、移動プレート42,43にもガイド穴42a,43
aが形成されている。
【0036】図6(a)は、吸盤30bの間隔が最も広
がった状態である。図6(b)は、吸盤30bの間隔が
最も狭まった状態である。もちろん、図6(a)と図6
(b)の中間的な位置を取ることもできる。そのやり方
としては、例えばピニオン駆動モータと連動して回転す
るエンコーダ(不図示)を設け、このエンコーダに形成
されたスリット穴の位置を光センサーにより検出するこ
とにより、ピニオン460の回転量を制御することがで
きる。このように、吸盤30bどうしの間隔を変更した
としても、第2分岐管57は柔軟性を有するので作動に
支障が生じることはない。
【0037】<鶏卵吸着装置の作動>次に鶏卵吸着装置
30の作動について簡単に説明する。まず、図2(b)
のように、取り出し位置P2に搬送ユニット21が10
個チャージ (鶏卵1が60個分) されると、鶏卵吸着装
置30を下方に移動させる。ついで、真空ポンプ50を
駆動して、全部の鶏卵1を真空吸着する。吸着動作完了
後、鶏卵吸着装置30は上昇し、ガイドレール31に沿
って移動し、パックコンベア5a(又はトレイコンベア
5b)まで移動する。次に、パックコンベア5aにおけ
るパック18aの搬送される間隔にしたがって、各吸着
ユニット301〜305の間隔を広げる。さらに、パッ
ク18aにおける鶏卵1の収納ピッチに合わせて、各吸
盤30bの間隔を変更する。これにより放出動作準備が
完了する。
【0038】次に、鶏卵吸着装置30を下降させ、真空
弁52を切り換えて、送風し鶏卵1の吸着状態を解除す
る。これにより鶏卵1はパック18aに放出される。
【0039】<その他の実施形態>本実施形態では鶏卵
吸着装置を鶏卵自動選別装置に用いた例を説明している
がこれに限定されるものではない。真空発生機としては
真空ポンプではなく、エジェクターでも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】鶏卵自動選別装置の全体構成を示す模式図
【図2】卵搬送装置の構成を示す図
【図3】鶏卵吸着装置の各吸着ユニットの間隔変更機構
を示す図
【図4】鶏卵吸着装置の吸着ユニットの内部構造を示す
【図5】鶏卵吸着装置の真空吸着用の配管構成を示す図
【図6】各吸盤の間隔変更機構を示す図
【符号の説明】
1 鶏卵 30 鶏卵吸着装置 30b 吸盤 50 真空ポンプ (真空発生機) 51 主配管 53 第1中継部 55 第1分岐管 56 第2中継部 57 第2分岐管 301,302,303,304,305 吸着ユニ
ット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の場所に多数配列されている鶏卵を
    吸盤にて真空吸着するための吸着ユニットが複数設けら
    れ、この吸着ユニットどうしの間隔を変更可能に構成し
    た鶏卵吸着装置であって、 真空発生機と接続される主配管の先端部に設けられる第
    1中継部と、 この第1中継部において、前記吸着ユニットの数に対応
    して分岐される複数の第1分岐管と、 この第1分岐管の先端部に設けられる第2中継部と、 この第2中継部において、前記吸盤の数に対応して分岐
    される複数の第2分岐管とを備えたことを特徴とする鶏
    卵吸着装置。
  2. 【請求項2】 前記吸着ユニットにおいて前記吸盤は複
    数設けられており、前記吸盤どうしの間隔を変更可能に
    構成していることを特徴とする請求項1に記載の鶏卵吸
    着装置。
  3. 【請求項3】 前記第1分岐管及び第2分岐管は、柔軟
    性を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の鶏
    卵吸着装置。
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