JP2000247664A - ガラス母材の延伸方法および延伸装置 - Google Patents
ガラス母材の延伸方法および延伸装置Info
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- JP2000247664A JP2000247664A JP11046141A JP4614199A JP2000247664A JP 2000247664 A JP2000247664 A JP 2000247664A JP 11046141 A JP11046141 A JP 11046141A JP 4614199 A JP4614199 A JP 4614199A JP 2000247664 A JP2000247664 A JP 2000247664A
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- glass base
- center position
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/50—Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
- Y02P40/57—Improving the yield, e-g- reduction of reject rates
Landscapes
- Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガラス母材を延伸して曲がりの少ないガラス
ロッドとするガラス母材の延伸方法および延伸装置を提
供する。 【解決手段】 本発明のガラス母材の延伸方法は、延伸
装置の上部にガラス母材1を吊り下げて加熱軟化し、延
伸したガラス母材1を、延伸装置の下方に設置した少な
くとも一対のローラー4で挟持して引き取るに際し、ガ
ラス母材1の加熱軟化部の中心位置と延伸装置の延伸軸
線との偏差量にもとづき、該ローラー4の左右の回転数
を個別に制御することを特徴とし、これに用いる延伸装
置は、上部にガラス母材1を吊り下げ所定の速度で加熱
炉へ送るための供給機構と、加熱炉内にガラス母材1を
加熱軟化させる加熱部と、下部に少なくとも一対のロー
ラー4で挟持してこれを引き取る引き取り機構とを有す
る延伸装置において、ガラス母材1の加熱軟化部の中心
位置を測定する中心位置測定器5と、測定された中心位
置と延伸装置の延伸軸線6との偏差量にもとづき該ロー
ラー4の左右の回転数を個別に制御する制御装置とを備
えている。
ロッドとするガラス母材の延伸方法および延伸装置を提
供する。 【解決手段】 本発明のガラス母材の延伸方法は、延伸
装置の上部にガラス母材1を吊り下げて加熱軟化し、延
伸したガラス母材1を、延伸装置の下方に設置した少な
くとも一対のローラー4で挟持して引き取るに際し、ガ
ラス母材1の加熱軟化部の中心位置と延伸装置の延伸軸
線との偏差量にもとづき、該ローラー4の左右の回転数
を個別に制御することを特徴とし、これに用いる延伸装
置は、上部にガラス母材1を吊り下げ所定の速度で加熱
炉へ送るための供給機構と、加熱炉内にガラス母材1を
加熱軟化させる加熱部と、下部に少なくとも一対のロー
ラー4で挟持してこれを引き取る引き取り機構とを有す
る延伸装置において、ガラス母材1の加熱軟化部の中心
位置を測定する中心位置測定器5と、測定された中心位
置と延伸装置の延伸軸線6との偏差量にもとづき該ロー
ラー4の左右の回転数を個別に制御する制御装置とを備
えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス化された光
ファイバ母材インゴット(以下、ガラス母材という)を
延伸してより細径の光ファイバガラスロッド(以下、ガ
ラスロッドという)を製造する際、ガラスロッドの曲が
りを抑制するガラス母材の延伸方法および延伸装置に関
する。
ファイバ母材インゴット(以下、ガラス母材という)を
延伸してより細径の光ファイバガラスロッド(以下、ガ
ラスロッドという)を製造する際、ガラスロッドの曲が
りを抑制するガラス母材の延伸方法および延伸装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、多孔質体である母材インゴットを
透明ガラス化してガラス母材とし、これを延伸して線引
きに適したより細径のガラスロッドが製造されている。
このガラス母材を、所定の径を有するガラスロッドに延
伸するには、ガラス母材を延伸装置にセットしてバーナ
ーによる酸水素火炎もしくは電気炉で加熱・軟化させ、
ガラス母材の加熱軟化部の外径を外径測定器などを用い
て測定し、この測定値にもとづいて引き取り速度を制御
し延伸していた。
透明ガラス化してガラス母材とし、これを延伸して線引
きに適したより細径のガラスロッドが製造されている。
このガラス母材を、所定の径を有するガラスロッドに延
伸するには、ガラス母材を延伸装置にセットしてバーナ
ーによる酸水素火炎もしくは電気炉で加熱・軟化させ、
ガラス母材の加熱軟化部の外径を外径測定器などを用い
て測定し、この測定値にもとづいて引き取り速度を制御
し延伸していた。
【0003】母材インゴットを透明ガラス化する際、母
材インゴットの加熱条件や多孔質体の密度分布の偏り等
により、母材インゴットの円周方向によって収縮の度合
いにばらつきが生じると、透明ガラス化されたガラス母
材に曲がりを生じることがあった。
材インゴットの加熱条件や多孔質体の密度分布の偏り等
により、母材インゴットの円周方向によって収縮の度合
いにばらつきが生じると、透明ガラス化されたガラス母
材に曲がりを生じることがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】延伸装置にガラス母材
をセットするための把持用ダミー棒が、軸線からずれて
溶着されていたり、あるいは曲がったガラス母材を使用
して延伸すると、把持用ダミー棒の軸ずれの影響を受け
てガラスロッドに曲がりを生じる。また、延伸されたガ
ラスロッドは、炉の下方でピンチローラーにより挟持さ
れ、引き取られる。ピンチローラーは、ガラス表面に傷
を付けないように、耐熱性と柔軟性を有するノンアスベ
ストやアスベスト等で形成されているが、これは粉体を
成形したものであるため、ガラスロッドとの接触面は、
ガラスロッドの高温とピンチ(挟持)力や摩擦力により
次第に変形する。このため、左右のローラーでガラスロ
ッドとの接触面積に差を生じ、周速が異なることとな
り、回転数が一定であっても、左右のローラーでガラス
ロッドの引き取り速度に差を生じ、ガラス母材の加熱軟
化部の位置が変動する結果、ガラスロッドに曲がりを生
じる。
をセットするための把持用ダミー棒が、軸線からずれて
溶着されていたり、あるいは曲がったガラス母材を使用
して延伸すると、把持用ダミー棒の軸ずれの影響を受け
てガラスロッドに曲がりを生じる。また、延伸されたガ
ラスロッドは、炉の下方でピンチローラーにより挟持さ
れ、引き取られる。ピンチローラーは、ガラス表面に傷
を付けないように、耐熱性と柔軟性を有するノンアスベ
ストやアスベスト等で形成されているが、これは粉体を
成形したものであるため、ガラスロッドとの接触面は、
ガラスロッドの高温とピンチ(挟持)力や摩擦力により
次第に変形する。このため、左右のローラーでガラスロ
ッドとの接触面積に差を生じ、周速が異なることとな
り、回転数が一定であっても、左右のローラーでガラス
ロッドの引き取り速度に差を生じ、ガラス母材の加熱軟
化部の位置が変動する結果、ガラスロッドに曲がりを生
じる。
【0005】曲がったガラスロッドを用いて線引きする
と、作業性が悪く、しかも安定した光ファイバ特性が得
られない。本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので
あり、ガラス母材を延伸して曲がりの少ないガラスロッ
ドとするガラス母材の延伸方法および延伸装置を提供す
ることを目的としている。
と、作業性が悪く、しかも安定した光ファイバ特性が得
られない。本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので
あり、ガラス母材を延伸して曲がりの少ないガラスロッ
ドとするガラス母材の延伸方法および延伸装置を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のガラス母材の延
伸方法は、延伸装置の上部にガラス母材を吊り下げて加
熱軟化し、延伸したガラス母材を、延伸装置の下方に設
置した少なくとも一対のローラーで挟持して引き取るに
際し、ガラス母材の加熱軟化部の中心位置と延伸装置の
延伸軸線との偏差量にもとづき、該ローラーの左右の回
転数を個別に制御することを特徴としている。前記一対
のローラーの回転数を制御するに際し、ガラス母材の加
熱軟化部で測定された外径値情報を外径制御演算回路に
導き、設定値と比較演算して左右いずれか一方のローラ
ーの回転数を制御し、他方のローラーの回転数は、測定
した加熱軟化部の中心位置情報を位置制御演算回路に導
き、装置の延伸軸線からの偏差量が一定になるような補
正値を求め、この補正値に前記外径制御演算回路からの
外径値制御情報を加えて制御される。
伸方法は、延伸装置の上部にガラス母材を吊り下げて加
熱軟化し、延伸したガラス母材を、延伸装置の下方に設
置した少なくとも一対のローラーで挟持して引き取るに
際し、ガラス母材の加熱軟化部の中心位置と延伸装置の
延伸軸線との偏差量にもとづき、該ローラーの左右の回
転数を個別に制御することを特徴としている。前記一対
のローラーの回転数を制御するに際し、ガラス母材の加
熱軟化部で測定された外径値情報を外径制御演算回路に
導き、設定値と比較演算して左右いずれか一方のローラ
ーの回転数を制御し、他方のローラーの回転数は、測定
した加熱軟化部の中心位置情報を位置制御演算回路に導
き、装置の延伸軸線からの偏差量が一定になるような補
正値を求め、この補正値に前記外径制御演算回路からの
外径値制御情報を加えて制御される。
【0007】さらに、本発明のガラス母材の延伸装置
は、上部にガラス母材を吊り下げ所定の速度で加熱炉へ
送るための供給機構と、加熱炉内にガラス母材を加熱軟
化させる加熱部と、下部に少なくとも一対のローラーで
挟持してこれを引き取る引き取り機構とを有する延伸装
置において、ガラス母材の加熱軟化部の中心位置を測定
する中心位置測定器と、測定された中心位置と延伸装置
の延伸軸線との偏差量にもとづき該ローラーの左右の回
転数を個別に制御する制御装置とを備えている。なお、
上記中心位置測定器とは、加熱軟化部の中心位置が測定
もしくは演算して得られる機器を意味し、例えば、測定
した外径値を演算処理して加熱軟化部の中心位置を求め
る演算処理機能を内蔵もしくは周辺に備えた外径測定器
が挙げられる。
は、上部にガラス母材を吊り下げ所定の速度で加熱炉へ
送るための供給機構と、加熱炉内にガラス母材を加熱軟
化させる加熱部と、下部に少なくとも一対のローラーで
挟持してこれを引き取る引き取り機構とを有する延伸装
置において、ガラス母材の加熱軟化部の中心位置を測定
する中心位置測定器と、測定された中心位置と延伸装置
の延伸軸線との偏差量にもとづき該ローラーの左右の回
転数を個別に制御する制御装置とを備えている。なお、
上記中心位置測定器とは、加熱軟化部の中心位置が測定
もしくは演算して得られる機器を意味し、例えば、測定
した外径値を演算処理して加熱軟化部の中心位置を求め
る演算処理機能を内蔵もしくは周辺に備えた外径測定器
が挙げられる。
【0008】ガラス母材の延伸は、通常、縦型の延伸装
置を用いて行われているが、種々の要因によりガラスロ
ッドに曲がりを生じている。このような場合において
も、ガラス母材の加熱軟化部の中心位置と延伸装置の延
伸軸線との偏差量にもとづき、左右のローラー表面の周
速が等しくなるように左右のローラーの回転数を個別に
制御することで、ガラス母材の加熱軟化部の中心位置を
一定に保持した状態でガラス母材を延伸することができ
る。
置を用いて行われているが、種々の要因によりガラスロ
ッドに曲がりを生じている。このような場合において
も、ガラス母材の加熱軟化部の中心位置と延伸装置の延
伸軸線との偏差量にもとづき、左右のローラー表面の周
速が等しくなるように左右のローラーの回転数を個別に
制御することで、ガラス母材の加熱軟化部の中心位置を
一定に保持した状態でガラス母材を延伸することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】ガラス母材の延伸について鋭意調
査した結果、図2に示すように、ガラス母材の加熱軟化
部の中心位置に対する延伸軸線からの偏差量すなわち軸
ずれ量と、ガラスロッドの曲がりとの間には相関関係が
認められた。このとき、ローラー表面の耐熱部材は変形
し、形状は左右で微妙に異なっていた。このことはロー
ラー表面の周速が左右で異なることを示している。この
結果、ローラー表面の変形がガラスロッドの曲がりの一
因となっていることを見出し、ローラーの左右の回転数
を個別に制御することによりガラスロッドの曲がりを抑
制する方法を見出したものである。
査した結果、図2に示すように、ガラス母材の加熱軟化
部の中心位置に対する延伸軸線からの偏差量すなわち軸
ずれ量と、ガラスロッドの曲がりとの間には相関関係が
認められた。このとき、ローラー表面の耐熱部材は変形
し、形状は左右で微妙に異なっていた。このことはロー
ラー表面の周速が左右で異なることを示している。この
結果、ローラー表面の変形がガラスロッドの曲がりの一
因となっていることを見出し、ローラーの左右の回転数
を個別に制御することによりガラスロッドの曲がりを抑
制する方法を見出したものである。
【0010】ローラーの表面は、高温のガラスロッドを
引き取り易いように、耐熱性と柔軟性を有するノンアス
ベストやアスベスト等からなる耐熱部材で形成されてい
る。このため、ガラスロッドと接触するローラーの表面
は、ガラスロッドの高温とピンチ力や摩擦力により次第
に変形し、変形状態は左右のローラーで微妙に異なり、
ローラー表面の周速が左右で異なることとなる。図3は
ローラー表面の変形を示し、左ローラー(a)と右ロー
ラー(b)とではその外周形状が極めて相違している。
なお、図中のバッチ数はガラス母材の延伸回数である。
バッチ数が増すにつれて、変形と摩耗の進行が認められ
る。このため、ローラーの左右でガラスロッドの引き取
り量に差を生じ、ガラス母材の加熱軟化部の位置が変動
する結果、ガラスロッドに曲がりを生じる。
引き取り易いように、耐熱性と柔軟性を有するノンアス
ベストやアスベスト等からなる耐熱部材で形成されてい
る。このため、ガラスロッドと接触するローラーの表面
は、ガラスロッドの高温とピンチ力や摩擦力により次第
に変形し、変形状態は左右のローラーで微妙に異なり、
ローラー表面の周速が左右で異なることとなる。図3は
ローラー表面の変形を示し、左ローラー(a)と右ロー
ラー(b)とではその外周形状が極めて相違している。
なお、図中のバッチ数はガラス母材の延伸回数である。
バッチ数が増すにつれて、変形と摩耗の進行が認められ
る。このため、ローラーの左右でガラスロッドの引き取
り量に差を生じ、ガラス母材の加熱軟化部の位置が変動
する結果、ガラスロッドに曲がりを生じる。
【0011】この現象を明らかにするため、図3に示し
たバッチ数300のローラーを用いて金属パイプの引き
取りテストを行ったところ、図4に示す結果が得られ
た。ローラーの回転方向への偏差量の変動を示す曲線A
は、ローラーが1回転する間に大きく変動していること
を示している。これに対して、曲線Bは、ローラーの前
後方向(図面の奥行き方向)への変動は極めて小さいこ
とを示している。
たバッチ数300のローラーを用いて金属パイプの引き
取りテストを行ったところ、図4に示す結果が得られ
た。ローラーの回転方向への偏差量の変動を示す曲線A
は、ローラーが1回転する間に大きく変動していること
を示している。これに対して、曲線Bは、ローラーの前
後方向(図面の奥行き方向)への変動は極めて小さいこ
とを示している。
【0012】
【実施例】(実施例1)本発明のガラス母材の延伸方法
を、図1の制御系原理図を用いて説明する。ガラス母材
1は、延伸装置の吊り下げ部2に吊り下げられ、供給機
構により所定の速度で加熱炉へ送られる。加熱炉(図示
を省略)で加熱・軟化されて延伸され、細径化されたガ
ラスロッド3は、少なくとも一対の左右のピンチローラ
ー4a、4bからなる引き取り機構により引き取られ
る。ガラス母材の加熱軟化部の中心位置は、外径測定器
5によりガラス母材の加熱軟化部の外径値を測定し、同
時にこの外径値を演算処理して求められ、さらに、装置
の延伸軸線6との偏差量(図の左右方向)が求められ
る。外径測定器5はレーザー光透過型が好ましく用いら
れる。レーザー光は、加熱炉のヒーター下部に設けた窓
から加熱軟化部に向けて照射される。
を、図1の制御系原理図を用いて説明する。ガラス母材
1は、延伸装置の吊り下げ部2に吊り下げられ、供給機
構により所定の速度で加熱炉へ送られる。加熱炉(図示
を省略)で加熱・軟化されて延伸され、細径化されたガ
ラスロッド3は、少なくとも一対の左右のピンチローラ
ー4a、4bからなる引き取り機構により引き取られ
る。ガラス母材の加熱軟化部の中心位置は、外径測定器
5によりガラス母材の加熱軟化部の外径値を測定し、同
時にこの外径値を演算処理して求められ、さらに、装置
の延伸軸線6との偏差量(図の左右方向)が求められ
る。外径測定器5はレーザー光透過型が好ましく用いら
れる。レーザー光は、加熱炉のヒーター下部に設けた窓
から加熱軟化部に向けて照射される。
【0013】測定された外径値情報は外径制御演算回路
に導かれ、設定値と比較演算されてピンチローラー4a
の回転数が制御される。他方、加熱軟化部の中心位置情
報は位置制御演算回路に導かれ、延伸軸線6からの偏差
量が一定になるような補正値を求め、この補正値に外径
制御演算回路からの外径値制御情報を加えてピンチロー
ラー4bの回転数が設定され制御される。本実施例にも
とづく加熱軟化部の中心位置制御の様子を図5に示す。
このように左右のローラーの回転数を個別に制御するこ
とにより、加熱軟化部の中心位置は一定に保持され、実
質的に曲がりのないガラスロッドが製造される。
に導かれ、設定値と比較演算されてピンチローラー4a
の回転数が制御される。他方、加熱軟化部の中心位置情
報は位置制御演算回路に導かれ、延伸軸線6からの偏差
量が一定になるような補正値を求め、この補正値に外径
制御演算回路からの外径値制御情報を加えてピンチロー
ラー4bの回転数が設定され制御される。本実施例にも
とづく加熱軟化部の中心位置制御の様子を図5に示す。
このように左右のローラーの回転数を個別に制御するこ
とにより、加熱軟化部の中心位置は一定に保持され、実
質的に曲がりのないガラスロッドが製造される。
【0014】(比較例1)実施例1と同様の外径測定器
を用いてガラス母材の加熱軟化部での外径値を測定し、
左右のローラーを同回転数で制御して、所定の径を有す
るガラスロッドを製造した。この比較例にもとづく加熱
軟化部の中心位置変動の様子を図6に示す。このように
左右のローラーの回転数を同一とする従来の方法による
引き取りでは、加熱軟化部の中心位置の変動が大きく、
延伸されたガラスロッドにも修正を必要とするほどの曲
がりを生じた。
を用いてガラス母材の加熱軟化部での外径値を測定し、
左右のローラーを同回転数で制御して、所定の径を有す
るガラスロッドを製造した。この比較例にもとづく加熱
軟化部の中心位置変動の様子を図6に示す。このように
左右のローラーの回転数を同一とする従来の方法による
引き取りでは、加熱軟化部の中心位置の変動が大きく、
延伸されたガラスロッドにも修正を必要とするほどの曲
がりを生じた。
【0015】
【発明の効果】本発明により、ピンチローラーの表面が
ピンチ力や熱の影響により変形しても、ガラス母材の加
熱軟化部の中心位置を常に一定にすることによりガラス
母材の変動が極めて少なくなり、結果としてガラスロッ
ドの曲がりが抑制された。また、従来、ローラー表面の
変形が確認されると、ローラーを交換していたが、本発
明の延伸方法を採用することで表面の変形を理由とする
交換の必要がなくなり、設備稼働率が上昇し、生産性が
向上した。
ピンチ力や熱の影響により変形しても、ガラス母材の加
熱軟化部の中心位置を常に一定にすることによりガラス
母材の変動が極めて少なくなり、結果としてガラスロッ
ドの曲がりが抑制された。また、従来、ローラー表面の
変形が確認されると、ローラーを交換していたが、本発
明の延伸方法を採用することで表面の変形を理由とする
交換の必要がなくなり、設備稼働率が上昇し、生産性が
向上した。
【図1】 本発明のガラス母材の延伸方法を説明する制
御系原理図である。
御系原理図である。
【図2】 加熱軟化部の中心位置の偏心量とガラスロッ
ドの曲がりとの関係を示す図である。
ドの曲がりとの関係を示す図である。
【図3】 使用回数によるローラーの外周形状の変化を
示し、(a)は左ローラーを、(b)は右ローラーを示
す図である。
示し、(a)は左ローラーを、(b)は右ローラーを示
す図である。
【図4】 ローラーの回転方向に平行な方向と、これと
直角に交わる方向での加熱軟化部の中心位置の変化を示
す図である。
直角に交わる方向での加熱軟化部の中心位置の変化を示
す図である。
【図5】 本発明の加熱軟化部の中心位置の経時変化を
示す図である。
示す図である。
【図6】 従来例の加熱軟化部の中心位置の経時変化を
示す図である。
示す図である。
1・・・ガラス母材 2・・・吊り下げ部 3・・・ガラスロッド 4・・・ピンチローラー 4a・・左ローラー 4b・・右ローラー 5・・・外径測定器 6・・・延伸軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島田 忠克 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越化 学工業株式会社精密機能材料研究所内 (72)発明者 平沢 秀夫 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越化 学工業株式会社精密機能材料研究所内 Fターム(参考) 4G015 BA01 BB01 BB05 4G021 BA00
Claims (4)
- 【請求項1】 延伸装置の上部にガラス母材を吊り下げ
て加熱軟化し、延伸したガラス母材を、延伸装置の下方
に設置した少なくとも一対のローラーで挟持して引き取
るに際し、ガラス母材の加熱軟化部の中心位置と延伸装
置の延伸軸線との偏差量にもとづき、該ローラーの左右
の回転数を個別に制御することを特徴とするガラス母材
の延伸方法。 - 【請求項2】 前記一対のローラーの回転数を制御する
に際し、ガラス母材の加熱軟化部で測定された外径値情
報を外径制御演算回路に導き、設定値と比較演算して左
右いずれか一方のローラーの回転数を制御し、他方のロ
ーラーの回転数が、測定した加熱軟化部の中心位置情報
を位置制御演算回路に導き、装置の延伸軸線からの偏差
量が一定になるような補正値を求め、この補正値に前記
外径制御演算回路からの外径値制御情報を加えて制御さ
れる請求項1に記載のガラス母材の延伸方法。 - 【請求項3】 上部にガラス母材を吊り下げ所定の速度
で加熱炉へ送るための供給機構と、加熱炉内にガラス母
材を加熱軟化させる加熱部と、下部に少なくとも一対の
ローラーで挟持してこれを引き取る引き取り機構とを有
する延伸装置において、ガラス母材の加熱軟化部の中心
位置を測定する中心位置測定器と、測定された中心位置
と延伸装置の延伸軸線との偏差量にもとづき該ローラー
の左右の回転数を個別に制御する制御装置とを備えてい
ることを特徴とするガラス母材の延伸装置。 - 【請求項4】 前記中心位置測定器が、測定した外径値
を演算処理して加熱軟化部の中心位置を求める演算処理
機能を内蔵もしくは周辺に備えた外径測定器である請求
項3に記載のガラス母材の延伸装置。
Priority Applications (15)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11046141A JP3071420B1 (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | ガラス母材の延伸方法および延伸装置 |
| EP03090252A EP1364918B1 (en) | 1998-11-05 | 1999-11-03 | A method and apparatus for manufacturing a preform and optical fibre from the preform |
| EP03090253A EP1364919B1 (en) | 1998-11-05 | 1999-11-03 | Method for manufacturing a preform and optical fibre from the preform |
| EP99250390A EP0999189B1 (en) | 1998-11-05 | 1999-11-03 | Process and apparatus for drawing a preform and for drawing an optical fibre from the drawn preform |
| DE1999638158 DE69938158T8 (de) | 1998-11-05 | 1999-11-03 | Verfahren zum Herstellen einer Vorform und einer optischen Faser aus der Vorform |
| DE69931825T DE69931825T8 (de) | 1998-11-05 | 1999-11-03 | Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen einer Vorform und einer optischen Faser aus der Vorform |
| DE69924447T DE69924447T2 (de) | 1998-11-05 | 1999-11-03 | Verfahren und Vorrichtung zum Ziehen einer Vorform und zum Ziehen einer optischen Faser aus der gezogenen Vorform |
| US09/434,280 US6386001B1 (en) | 1998-11-05 | 1999-11-05 | Optical fiber manufacture method including elongating a preform in a vertical direction and a horizontal direction |
| KR1019990048941A KR100551100B1 (ko) | 1998-11-05 | 1999-11-05 | 광파이버 제조 방법, 프리폼 제조 방법 및 프리폼 제조 장치 |
| US10/158,801 US6848276B2 (en) | 1998-11-05 | 2002-06-03 | Optical fiber manufacture method, preform manufacture method, and preform manufacture apparatus |
| US10/158,804 US20020152772A1 (en) | 1998-11-05 | 2002-06-03 | Optical fiber manufacture method, preform manufacture method, and preform manufacture apparatus |
| US10/158,803 US20020144520A1 (en) | 1998-11-05 | 2002-06-03 | Optical fiber manufacture method, preform manufacture method, and preform manufacture apparatus |
| US10/158,843 US20020139149A1 (en) | 1998-11-05 | 2002-06-03 | Optical fiber manufacture method, preform manufacture method, and preform manufacture apparatus |
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