JP2000247669A - 板状体の切断方法及びその装置 - Google Patents

板状体の切断方法及びその装置

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JP2000247669A
JP2000247669A JP11050361A JP5036199A JP2000247669A JP 2000247669 A JP2000247669 A JP 2000247669A JP 11050361 A JP11050361 A JP 11050361A JP 5036199 A JP5036199 A JP 5036199A JP 2000247669 A JP2000247669 A JP 2000247669A
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plate
cutting
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holding
cutting line
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JP11050361A
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Shigeyuki Kanamaru
茂幸 金丸
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Asahi Glass Co Ltd
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  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ガラス素板Gの切断装置10において、同一の
切断ヘッド12にカッター40とローラ44とを設け、
この切断ヘッド12でガラス素板Gを効率良く切断す
る。 【解決手段】本発明は、切断ヘッド12のカッター40
で、第1チャックテーブル16に保持されたガラス素板
Gに切断線を切り込むと同時に、切断ヘッド12のロー
ラ44で、第2チャックテーブル18に保持されたガラ
ス素板Gを折り割りする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は板状体の切断方法及
びその装置に係り、特にガラス板(板状体)に切断線を
切り込むカッターと、ガラス板を押圧し、切断線に沿っ
て折り割りする押圧部材とを備えた板状体の切断方法及
びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】切断加工前のガラス板は、まず、カッタ
ーによってその表面に切断線が切り込まれ、次に、ガラ
ス板の加工形状に応じたテンプレートがその裏面に当て
られ、次いで、複数のプッシャ(押圧部材に相当)によ
ってその表面が押圧されることにより、前記切断線に沿
って折り割りされる。これにより、所定の形状のガラス
製品に切断される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の折り割り設備においては、ガラス面のうち切断線を
入れた側の面と同一面に力を加えて折り割りを行ってい
るため、切断されたガラス板の端面がかけてしまう、い
わゆるガラスの「かけ」が生じる。この「かけ」は、切
断により得られるガラス板の切断形状が複雑になった
り、ガラス板の板厚が厚くなるに従って顕著に現れる。
【0004】また、従来の折り割り装置においては、必
要な加工形状に応じた折りテンプレートが必要となるこ
とから、得ようとするガラス板の形状毎にテンプレート
を用意する必要があり、異なる形状にガラス板を切断す
る場合には、その形状に応じたテンプレートに交換する
必要があった。更に、前記従来の折り割り装置は、カッ
ターを保持するカッターヘッドと、複数のプッシャを保
持するプッシャヘッドとが別々に設けられるとともに、
これらのヘッドを駆動する駆動機構もヘッド毎に設けら
れていたので、装置の構造が複雑になるとともに、複数
のプッシャを制御するための制御系も複雑になるという
欠点があった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、かけの発生を防止して良質の折り割り面を得
ることができるとともに、テンプレートを不要とし、か
つ、装置及び制御系を簡素化することができる板状体の
切断方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、板状体に切断線を切り込むカッターが一
端に設けられるとともに、切断線が切り込まれた板状体
を押圧することにより該板状体を切断線に沿って折り割
りする押圧部材が他端に設けられた切断ヘッドと、該切
断ヘッドを所定の方向に移動させることができる駆動手
段とを備え、板状体を第1保持手段によって保持させる
とともに、該第1保持手段に対向設置された第2保持手
段によって、切断線切り込み済みの板状体を切断線切り
込み面を保持面として保持させる板状体保持工程と、第
1保持手段と第2保持手段との間の空間に前記切断ヘッ
ドを挿入し、該切断ヘッドを前記駆動手段で移動させる
ことにより、切断ヘッドの前記カッターで、第1保持手
段に保持された板状体に切断線を切り込むと同時に、切
断ヘッドの前記押圧手段で、第2保持手段に保持された
板状体を押圧することにより該板状体を切断線に沿って
折り割りする折り割り工程と、からなることを特徴とし
ている。
【0007】本発明は、前記目的を達成するために、板
状体に切断線を切り込むカッターが一端に設けられると
ともに、切断線が切り込まれた板状体を押圧することに
より該板状体を切断線に沿って折り割りする押圧部材が
他端に設けられた切断ヘッドと、前記切断ヘッドを所定
の方向に移動させることができる駆動手段と、板状体を
保持する第1保持手段と、第1保持手段に対向設置さ
れ、切断線切り込み済みの板状体を切断線切り込み面を
保持面として保持する第2保持手段とから構成され、第
1保持手段と第2保持手段との間の空間に前記切断ヘッ
ドを挿入し、該切断ヘッドを前記駆動手段で移動させる
ことにより、切断ヘッドの前記カッターで、第1保持手
段に保持された板状体に切断線を切り込むと同時に、切
断ヘッドの前記押圧手段で、第2保持手段に保持された
板状体を押圧することにより該板状体を切断線に沿って
折り割りすることを特徴としている。
【0008】請求項1、4記載の発明によれば、まず、
第1保持手段に板状体を保持させるとともに、第2保持
手段に、切断線切り込み済みの板状体を切断線切り込み
面を保持面として保持させる。次に、第1保持手段と第
2保持手段との間の空間に切断ヘッドを挿入する。次い
で、切断ヘッドを駆動手段で移動させることにより、切
断ヘッドのカッターで、第1保持手段に保持された板状
体に切断線を切り込むと同時に、切断ヘッドの押圧手段
で、第2保持手段に保持された板状体の切断線切り込み
面とは反対側の面を押圧することにより、その板状体を
切断線に沿って折り割りする。
【0009】したがって、本発明によれば、切断線を切
り込んだ面を第2保持手段で保持し、この面と反対側の
面に力を加えて切断線を切断するので、かけのない良質
の折り割り面を得ることができる。また、本発明によれ
ば、切断線が切り込まれた面と反対側の面を押圧部材で
押した時に、板状体に若干の弛みを生じさせるための薄
い軟質材、例えばゴム板等を板状体全面の範囲で設置し
ておくことで十分なので、板状体の加工形状に応じたテ
ンプレートが不要になる。
【0010】更に、本発明では、同一のヘッドの一端部
にカッターを設け、他端部に押圧部材を設け、同一のヘ
ッドで切断線の切り込みと折り割りとを同時に行うよう
にしたので、板状体を効率良く切断することができると
ともに、カッターと押圧部材の軌跡の制御が容易にな
る。請求項2、5記載の発明によれば、まず、折り割り
された板状体を搬出手段によって第2保持手段から取り
外して次工程に搬出し、第2保持手段を空にする。次
に、第1保持手段に保持されている板状体を移送手段に
よって第2保持手段に移送して保持させ、第1保持手段
を空にする。次いで、第1保持手段に次の板状体を保持
させる。この後、第1保持手段と第2保持手段との間の
空間に前記切断ヘッドを挿入し、切断ヘッドを駆動手段
で移動させて切断線の切り込みと折り割りとを同時に行
う。そして、板状体を連続切断する場合には、前述した
手順を繰り返して実施する。
【0011】請求項3、6記載の発明によれば、第2保
持手段を第1保持手段の下方に対向設置し、第1保持手
段と第2保持手段とを上下に対向設置したので、板状体
を安定して保持することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る板状体の切断方法及びその装置の好ましい実施の形態
について詳説する。図1は、本発明の板状体の切断装置
が適用されたガラス板の切断装置10を示す正面図であ
る。同図に示す切断装置10は、主として切断ヘッド1
2、駆動機構(駆動手段に相当)14、第1チャックテ
ーブル(第1保持手段に相当)16、第2チャックテー
ブル(第2保持手段に相当)18、搬出装置(搬出手段
に相当)20、シリンダ装置(移送手段)22、及び供
給装置(供給手段に相当)24から構成されている。
【0013】このように構成された切断装置10は、ガ
ラス板Gの加工ラインに設置されており、この切断装置
10の前段には図示しないストッカー、採板装置、ビー
ズ落としステージがインラインで設置され、また、切断
装置10の後段には面取り機がインラインで設置されて
いる。前記加工ラインにおけるガラス板Gの流れについ
て説明すると、ガラス板Gは、まず、前記ストッカーか
ら1枚ずつ前記採板装置によって採板され、前記ビーズ
落としステージに搬送される。このステージでガラス板
Gは、その表面に付着されているビーズがブラシ等によ
って除去される。そして、ビーズが落とされたガラス板
Gは、供給装置24の吸着パッド26、26…に吸着保
持された後、切断装置本体11に搬送されて第1チャッ
クテーブル上に上面が保持されて、ここで切断ヘッド1
2のカッター40によって切断線が切り込まれる。切断
線が切り込まれたガラス板Gは第2チャックテーブルに
移送されて第2チャックテーブルに下面が保持されて、
切断ヘッドのローラ(押圧部材に相当)44によって折
り割りされ、所定形状に切断される。そして、所定形状
に切断されたガラス板Gは、搬出装置20の吸着パッド
28、28…に吸着保持された後、搬出装置20によっ
て面取り機に搬送され、ここでガラス板Gの周縁が面取
りされて所定形状のガラス製品に製品化される。以上が
前記加工ラインにおける1枚のガラス板Gの概略の流れ
である。
【0014】前記第1チャックテーブル16は、その下
面に吸着部材30が設けられ、この吸着部材30に、前
記供給装置24で搬送されてきたガラス板Gが吸着され
る。即ち、ガラス板Gは、前記供給装置24によって第
1チャックテーブル16の下方位置に搬送され、この
後、第1チャックテーブル16の下降移動、若しくは供
給装置24の上昇移動によって前記吸着部材30に押し
付けられることにより、吸着部材30に吸着保持され
る。
【0015】また、第1チャックテーブル16は、シリ
ンダ装置22のロッド32の下端部に固定されている。
したがって、シリンダ装置22が駆動されロッド32が
伸長されることにより、供給装置24で搬送されてきた
ガラス板Gに吸着部材30が押し付けられる。更に、ロ
ッド32が最長ストローク、又はそのストロークの近く
まで伸長されると、吸着部材30に吸着保持されている
ガラス板Gが、第1チャックテーブルの下方に対向設置
された第2チャックテーブル18の軟質シート34上に
載置され、ガラス板Gが第1チャックテーブル16から
第2チャックテーブル18に移送される。また、前記ロ
ッド32の伸縮量を調整することにより、第1チャック
テーブル16と第2チャックテーブル18との間の隙間
の高さが、切断ヘッド12が挿入できる高さTに調整さ
れる。前記シリンダ装置22は、切断装置本体11の基
台35に立設された支柱36に固定され、また、第2チ
ャックテーブル18は前記基台35上に設置されてい
る。なお、切断装置本体11には、折り割りされたガラ
ス板Gのガラス製品以外の周縁残余部分を、切断装置本
体11の系外へ排出する機構が設けられている。
【0016】前記吸着部材30は、ガラス板Gの吸着及
び吸着解除を外部コントロールできるものが好ましく、
例えば、真空ポンプを有する真空吸着機構が適用されて
いる。また、前記軟質シート34は、ガラス板Gをズレ
ることなく載置できる、所定の摩擦抵抗を有するシート
が適用されているが、前記吸着部材30と同様に真空吸
着機構を適用してもよい。更に、本実施の形態では、第
1チャックテーブル16と第2チャックテーブル18と
を上下方向に対向設置したが、左右方向に対向設置して
もよい。しかし、ガラス板Gを安定して保持できる点に
鑑みて、上下方向に対向設置するのが好ましい。
【0017】前記切断ヘッド12は図2に示すように、
筒状に形成されたヘッド本体38を備え、その上端部に
カッター40を有するカッター部42が設けられるとと
もに、その下端部にローラ44が回動自在に設けられて
いる。前記ヘッド本体38は図1に示すように、駆動機
構14のハンド部44に、その中央部が着脱自在に保持
されている。前記駆動機構14は、予め設定された切断
軌跡に沿って前記切断ヘッド12を水平移動させるよう
に制御されている。前記ハンド部44内には、カッター
部42に加工液を供給する給液管(不図示)、カッター
部42に供給した加工液をカッター部42から回収する
排液管等が配設されている。これらの給液管、排液管
は、ヘッド本体38の内部空間を介してカッター部42
に延設されている。
【0018】カッター部42は図3に示すように、カッ
ターホルダ46、加工液回収皿(以下、オイルパンと称
する)48、及び加工液吸い取り部材(以下、スポンジ
と称する)50A、50B等から構成されている。前記
カッターホルダ46には、カッター40が上端部を除い
て収納されるポケット52が形成され、このポケット5
2に配設された水平軸54にカッター40が回転自在に
支持されている。また、カッターホルダ46の下部には
軸56が形成され、この軸56が軸受58を介して回転
軸60に支持されている。この回転軸60は、ヘッド本
体38の上端部に回転自在に支持されている。ここで、
カッター40の回転軸心40Aは、カッターホルダ46
の回転軸心46Aと所定の間隔をおいて互いに垂直な関
係にあるとともに回転軸60の回転軸心60Aと直交す
る位置に設定されている。このように回転軸心40A、
46A、60Aの位置を設定すると、カッター40には
キャスタ効果が生じるので、カッター40の追従性が向
上されている。
【0019】前記カッターホルダ46には、カッター4
0を包囲するようにオイルパン46が設けられている。
オイルパン46の内側にはスポンジ50A、50Bが立
設され、図3上左側のスポンジ50A(カッター40の
進行方向に対してカッター40の後方側のスポンジ50
A)は、ガラス板Gに接触する高さに形成されている。
したがって、切断に供されてガラス板Gに付着された加
工液が、切断ヘッド12の進行によって前記スポンジ5
0Aに拭き取られる。これにより、ガラス板Gからの加
工液の落下が防止され、加工液落下による切断装置10
の汚染が防止されている。
【0020】前記加工液は、前述した給液管に連結され
た管62、カッターホルダ46に形成された流路64を
介して、カッターホルダ46のポケット52の底部に形
成された噴射口66からカッター40に向けて噴射され
る。これにより、カッター40に加工液が供給されるの
で、カッター40による切断が円滑に行われる。そし
て、ガラス板Gに付着した加工液は、スポンジ50Aで
拭き取られて吸収されるとともに、ポケット52から溢
れ出た加工液が、カッターホルダ46の外周テーパ面4
9に沿って流下してスポンジ50A、50Bに吸収され
る。
【0021】前記スポンジ50A、50Bで吸収された
加工液は、スポンジ50A、50Bから染み出た後、オ
イルパン48の底部開口部68、68に連結された管7
0、70から、前述した排液管を介して排水される。以
上が、前記カッター部42の構造である。なお、図2に
示したローラ44は、ローラホルダ72に回転自在に取
り付けられ、また、ローラホルダ72は、回転軸74に
回転自在に支持されている。このローラ44にも、カッ
ター40と同様にキャスタ効果が与えられている。
【0022】次に、前記の如く構成された切断装置10
の作用について説明する。まず、1枚目のガラス板Gを
供給装置24によって第1チャックテーブル16の下方
位置まで搬送し、第1チャックテーブル16の下降移動
によって、前記ガラス板Gを第1チャックテーブル16
の吸着面30で吸着保持させる。この時、切断ヘッド1
2は、供給装置24に邪魔にならないように、第1チャ
ックテーブル16の下方位置から退避させておく。
【0023】次に、第1チャックテーブル16の高さ位
置をシリンダ装置22で調整した後、前記切断ヘッド1
2を駆動機構14によって移動させて第1チャックテー
ブル16の下方の所定の位置に位置させる。次いで、切
断ヘッド12を駆動機構14によって所定の切断軌跡に
沿って移動させる。これによって、第1チャックテーブ
ル16に吸着保持された1枚目のガラス板Gに、カッタ
ー40によって切断線が切り込まれる。
【0024】切断線の切り込みが終了すると、切断ヘッ
ド12を第1チャックテーブル16の下方から退避させ
る。この後、シリンダ装置22のロッド32を伸長さ
せ、ガラス板Gを第2チャックテーブル18の軟質シー
ト34上に載置してガラス板Gの下面を保持する。一方
で、ロッド32を収縮させて第1チャックテーブル16
を元の位置に復帰させる。
【0025】そして、2枚目のガラス板Gを供給装置2
4によって搬送し、このガラス板Gの上面を第1チャッ
クテーブル16の吸着面30で吸着保持させる。これに
より、第1チャックテーブル16には、切断線が切り込
まれていない2枚目のガラス板Gが保持され、第2チャ
ックテーブル18には切断線切り込み済みの1枚目のガ
ラス板Gが載置される。
【0026】この後、切断ヘッド12を駆動機構14に
よって移動させて第1チャックテーブル16の下方の所
定の位置に位置させる。そして、切断ヘッド12を駆動
機構14によって所定の切断軌跡に沿って移動させる。
これによって、第1チャックテーブル16に吸着保持さ
れた2枚目のガラス板Gに、カッター40によって切断
線が切り込まれる。これと同時に、第2チャックテーブ
ル18に載置された1枚目のガラス板Gがローラ44で
押圧され、切断線に沿って折り割りされる。
【0027】この場合、ローラ44はガラス板Gの切断
線の切り込まれた面と反対の面を下方に向けて押圧す
る。そのため、切断線をガラス板Gの厚み方向(上方)
へ進行させる力を付与できるので、容易にガラス板Gの
切り折りができる。しかも、切断線の切り込まれた面に
おける切断線を間に挟んだ両側に同等の力を付与して切
断線を進行させることができ、また、ローラ44の軌跡
は切断線に正確に沿うので、「かけ」等のない良質な折
り割り面を得ることができる。
【0028】更に、本実施の形態の切断装置10によれ
ば、切断線が切り込まれた面と反対側の面をローラ44
で押した時に、ガラス板Gに若干の弛みを生じさせるた
めの薄い軟質材、例えばゴム板等をガラス板G全面の範
囲で設置しておくことで十分なので、ガラス板Gの加工
形状に応じたテンプレートが不要になる。これにより、
テンプレートの交換時間であるジョブチェンジ時間を実
質無くすことができる。
【0029】また、本実施の形態の切断装置10によれ
ば、同一の切断ヘッド12で切断線の切り込みと折り割
りとを同時に行うことができるので、ガラス板Gを効率
良く切断することができるとともに、カッター40とロ
ーラ44の軌跡の制御が容易になる。なお、所定の形状
に切断されたガラス板Gは、搬出装置20によって第2
チャックテーブル18から取り外されて、次工程の切り
折り機に搬送され、ここで例えば周縁が面取り加工され
る。
【0030】第1チャックテーブル16に保持されてい
る2枚目のガラス板Gを、シリンダ装置22によって第
2チャックテーブル18に移送して載置させる。そし
て、供給装置24で搬送されてきた3枚目のガラス板G
を第1チャックテーブル16で保持させる。この後、第
1チャックテーブル16と第2チャックテーブル18と
の間の空間に切断ヘッド12を挿入し、切断ヘッド12
を駆動機構14で移動させて切断線の切り込みと折り割
りとを同時に行う。この動作を繰り返すことによって、
複数のガラス板Gを連続切断することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る板状体
の切断方法及びその装置によれば、切断線を切り込んだ
面を第2保持手段で保持し、この面と反対側の面に力を
加えて切断線に沿って板状体を切断するので、かけのな
い良質の折り割り面を得ることができる。
【0032】また、本発明によれば、切断線が切り込ま
れた面と反対側の面を押圧部材で押した時に、板状体に
若干の弛みを生じさせるための薄い軟質材、例えばゴム
板等を板状体全面の範囲で設置しておくことで十分なの
で、板状体の加工形状に応じたテンプレートが不要にな
る。これにより、テンプレートの交換時間であるジョブ
チェンジ時間を実質無くすことができる。
【0033】更に、本発明によれば、同一の切断ヘッド
の一端部にカッターを設け、他端部に押圧部材を設け、
同一の切断ヘッドで切断線の切り込みと折り割りとを同
時に行うようにしたので、板状体を効率良く切断するこ
とができる。これにより、同一の軌跡で切断線の切り込
みと、折り割りとを行うので、軌跡の精度を簡単な制御
系でも向上させることができ、装置も簡素化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の板状体の切断装置が適用されたガラス
板の切断装置を示す正面図
【図2】図1の切断装置に適用された切断ヘッドの拡大
【図3】図2に示した切断ヘッドのカッター部の構造を
示す断面図
【符号の説明】
10…切断装置 12…切断ヘッド 14…駆動機構 16…第1チャックテーブル 18…第2チャックテーブル 20…搬出装置 22…シリンダ装置 24…供給装置 40…カッター 44…ローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状体に切断線を切り込むカッターが一
    端に設けられるとともに、切断線が切り込まれた板状体
    を押圧することにより該板状体を切断線に沿って折り割
    りする押圧部材が他端に設けられた切断ヘッドと、該切
    断ヘッドを所定の方向に移動させることができる駆動手
    段とを備え、 板状体を第1保持手段によって保持させるとともに、該
    第1保持手段に対向設置された第2保持手段によって、
    切断線切り込み済みの板状体を切断線切り込み面を保持
    面として保持させる板状体保持工程と、 第1保持手段と第2保持手段との間の空間に前記切断ヘ
    ッドを挿入し、該切断ヘッドを前記駆動手段で移動させ
    ることにより、切断ヘッドの前記カッターで、第1保持
    手段に保持された板状体に切断線を切り込むと同時に、
    切断ヘッドの前記押圧手段で、第2保持手段に保持され
    た板状体を押圧することにより該板状体を切断線に沿っ
    て折り割りする折り割り工程と、 からなることを特徴とする板状体の切断方法。
  2. 【請求項2】 前記折り割りされた板状体を第2保持手
    段から取り外し、第1保持手段に保持されている板状体
    を第2保持手段に移送して保持させるとともに、第1保
    持手段に次の板状体を保持させる板状体移載工程とを有
    し、 該板状体移載工程の終了後、前記折り割り工程を実施
    し、該折り割り工程の終了後、前記板状体移載工程と折
    り割り工程とを繰り返して実施することを特徴とする請
    求項1記載の板状体の切断方法。
  3. 【請求項3】 第2保持手段を第1保持手段の下方に対
    向設置し、第1保持手段で板状体の上面を保持させ、第
    2保持手段で板状体の下面を保持させることを特徴とす
    る請求項1、又は2記載の板状体の切断方法。
  4. 【請求項4】 板状体に切断線を切り込むカッターが一
    端に設けられるとともに、切断線が切り込まれた板状体
    を押圧することにより該板状体を切断線に沿って折り割
    りする押圧部材が他端に設けられた切断ヘッドと、 前記切断ヘッドを所定の方向に移動させることができる
    駆動手段と、 板状体を保持する第1保持手段と、 第1保持手段に対向設置され、切断線切り込み済みの板
    状体を切断線切り込み面を保持面として保持する第2保
    持手段とから構成され、 第1保持手段と第2保持手段との間の空間に前記切断ヘ
    ッドを挿入し、該切断ヘッドを前記駆動手段で移動させ
    ることにより、切断ヘッドの前記カッターで、第1保持
    手段に保持された板状体に切断線を切り込むと同時に、
    切断ヘッドの前記押圧手段で、第2保持手段に保持され
    た板状体を押圧することにより該板状体を切断線に沿っ
    て折り割りすることを特徴とする板状体の切断装置。
  5. 【請求項5】 前記板状体の切断装置に、 第2保持手段から板状体を搬出する搬出手段と、 第1保持手段から第2保持手段に板状体を移送する移送
    手段と、 第1保持手段に板状体を供給する供給手段とが設けられ
    ていることを特徴とする請求項4記載の板状体の切断装
    置。
  6. 【請求項6】 第2保持手段は、第1保持手段の下方に
    設置されていることを特徴とする請求項4、又は5記載
    の板状体の切断装置。
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