JP2000248208A - 可剥性塗料、塗膜整面剤および剥離剤 - Google Patents
可剥性塗料、塗膜整面剤および剥離剤Info
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- C09D133/04—Homopolymers or copolymers of esters
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- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 塗装外観,塗膜性能および耐久性に優れる一
方、必要に応じて特定成分の剥離剤によって容易に剥離
させることができる可剥性塗料を提供する。 【解決手段】 アクリル酸および/またはメタクリル酸
モノマーを鎖状結合中に導入して得られる酸価90以上
で、ガラス転移温度が25〜40℃のアクリル共重合樹
脂粒子を溶解力の弱い低芳香族炭化水素溶媒中に分散し
てなる非水系分散型樹脂溶液中に、造膜助剤としてのジ
エチレングリコールモノエーテル類を7〜13重量%
と、スリッピング剤としてのポリエーテル変性ポリシロ
キサン化合物を0.5〜2重量%添加する。
方、必要に応じて特定成分の剥離剤によって容易に剥離
させることができる可剥性塗料を提供する。 【解決手段】 アクリル酸および/またはメタクリル酸
モノマーを鎖状結合中に導入して得られる酸価90以上
で、ガラス転移温度が25〜40℃のアクリル共重合樹
脂粒子を溶解力の弱い低芳香族炭化水素溶媒中に分散し
てなる非水系分散型樹脂溶液中に、造膜助剤としてのジ
エチレングリコールモノエーテル類を7〜13重量%
と、スリッピング剤としてのポリエーテル変性ポリシロ
キサン化合物を0.5〜2重量%添加する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車など
の塗装面や各種物品の表面を一時的に保護して外観の劣
化を防止するための可剥性塗料とその塗装および剥離技
術に係わり、さらに詳しくは、塗装外観に優れ、かつ耐
久性に優れる一方、必要に応じて特定成分の剥離剤を適
用することによって容易に剥離することができる可剥性
塗料と、当該塗料による塗装面を平滑化して光沢を付与
することができる塗膜整面剤、さらには当該可剥性塗料
塗膜を水溶化して容易に剥離することができるようにす
る剥離剤に関するものである。
の塗装面や各種物品の表面を一時的に保護して外観の劣
化を防止するための可剥性塗料とその塗装および剥離技
術に係わり、さらに詳しくは、塗装外観に優れ、かつ耐
久性に優れる一方、必要に応じて特定成分の剥離剤を適
用することによって容易に剥離することができる可剥性
塗料と、当該塗料による塗装面を平滑化して光沢を付与
することができる塗膜整面剤、さらには当該可剥性塗料
塗膜を水溶化して容易に剥離することができるようにす
る剥離剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、塗装済みの自動車ボディが工程
間や工場間を移動する間、あるいは完成後の自動車がデ
ィーラーを経てユーザーに手渡されるまでの間に、その
車体の置かれる環境によっては、塗膜が損傷を受けてせ
っかくの塗装外観が劣化することがないとは言えない。
そこで、このような塗膜の損傷を未然に防止するため、
塗装後の車体に、さらに一時的な保護塗装を施すことが
ある。
間や工場間を移動する間、あるいは完成後の自動車がデ
ィーラーを経てユーザーに手渡されるまでの間に、その
車体の置かれる環境によっては、塗膜が損傷を受けてせ
っかくの塗装外観が劣化することがないとは言えない。
そこで、このような塗膜の損傷を未然に防止するため、
塗装後の車体に、さらに一時的な保護塗装を施すことが
ある。
【0003】このような保護塗装の手法としては、従
来、溶剤溶解型の樹脂や、ワックス型,パウダー型,水
系型、あるいは分散型の保護塗料を塗布する方法が取ら
れていた。
来、溶剤溶解型の樹脂や、ワックス型,パウダー型,水
系型、あるいは分散型の保護塗料を塗布する方法が取ら
れていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな保護塗料には、本来の塗装被膜に悪影響をおよぼす
ことなく、ある程度の塗装外観と、少なくとも雨や雪,
結露,さらには走行に耐える程度の耐久性が求められる
一方、最終的には本来の塗装面から容易に剥離しなけれ
ばならないという一見矛盾した性能が要求されるため、
これら性能を兼ね備えた保護塗料の開発は極めて困難で
あった。
うな保護塗料には、本来の塗装被膜に悪影響をおよぼす
ことなく、ある程度の塗装外観と、少なくとも雨や雪,
結露,さらには走行に耐える程度の耐久性が求められる
一方、最終的には本来の塗装面から容易に剥離しなけれ
ばならないという一見矛盾した性能が要求されるため、
これら性能を兼ね備えた保護塗料の開発は極めて困難で
あった。
【0005】例えば、剥離性に優れた保護塗料において
は静置した場合の耐久性には優れていても実際に走行し
た場合には剥がれてしまったり、耐久性に重点をおいた
ものでは剥離性、とくに長期間放置された後の剥離が極
めて困難になったりするという傾向が認められた。ま
た、アクリル系非水分散型樹脂を用いると共に、保護塗
膜が不要となった際に、アルカリ性水溶液の作用によっ
て強制剥離させるようにした一時的保護塗料も開発され
ているが、塗膜性能,塗装外観、さらには走行時を含め
た動的な耐久性に劣ると共に、剥離作業にアルカリ化合
物を使用する関係上、特別な排水処理設備が必要になる
という問題点があり、このような問題点を解消すること
が従来の可剥性保護塗料における課題となっていた。
は静置した場合の耐久性には優れていても実際に走行し
た場合には剥がれてしまったり、耐久性に重点をおいた
ものでは剥離性、とくに長期間放置された後の剥離が極
めて困難になったりするという傾向が認められた。ま
た、アクリル系非水分散型樹脂を用いると共に、保護塗
膜が不要となった際に、アルカリ性水溶液の作用によっ
て強制剥離させるようにした一時的保護塗料も開発され
ているが、塗膜性能,塗装外観、さらには走行時を含め
た動的な耐久性に劣ると共に、剥離作業にアルカリ化合
物を使用する関係上、特別な排水処理設備が必要になる
という問題点があり、このような問題点を解消すること
が従来の可剥性保護塗料における課題となっていた。
【0006】
【発明の目的】本発明は、従来の一時保護塗料における
上記課題に鑑みてなされたものであって、塗装外観,塗
膜性能および耐久性に優れると共に、必要に応じて剥離
剤によって容易に剥離させることができる可剥性塗料
と、当該可剥性塗料による塗装面に塗料ミストによる
「ぼけ(つやぼけ)」が生じた場合に、これを平滑化し
て光沢を付与することができる塗膜整面剤、および前記
可剥性塗料塗膜を特別な排水処理設備を必要とすること
なく水溶化して容易に剥離することができる剥離剤を提
供することを目的としている。
上記課題に鑑みてなされたものであって、塗装外観,塗
膜性能および耐久性に優れると共に、必要に応じて剥離
剤によって容易に剥離させることができる可剥性塗料
と、当該可剥性塗料による塗装面に塗料ミストによる
「ぼけ(つやぼけ)」が生じた場合に、これを平滑化し
て光沢を付与することができる塗膜整面剤、および前記
可剥性塗料塗膜を特別な排水処理設備を必要とすること
なく水溶化して容易に剥離することができる剥離剤を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
る可剥性塗料は、エチレン不飽和結合およびカルボキシ
ル基を有するアクリル酸モノマーおよび/またはメタク
リル酸モノマーを鎖状結合中に導入して得られる酸価9
0以上で、かつガラス転移温度が25〜40℃のアクリ
ル共重合樹脂粒子20〜30重量%を低芳香族炭化水素
溶媒中に分散してなる非水系分散型樹脂溶液中に、当該
樹脂溶液中に含まれる樹脂固形分に対して7〜13重量
%のジエチレングリコールモノエーテル類と、前記樹脂
固形分に対して0.5〜2重量%のポリエーテル変性ポ
リシロキサン化合物を含有している構成とし、本発明に
よる可剥性塗料の実施態様として請求項2に係わる可剥
性塗料においては、さらに2〜20重量%の顔料を含有
している構成とし、可剥性塗料におけるこのような構成
を前述した従来の課題を解決するための手段としたこと
を特徴としている。
る可剥性塗料は、エチレン不飽和結合およびカルボキシ
ル基を有するアクリル酸モノマーおよび/またはメタク
リル酸モノマーを鎖状結合中に導入して得られる酸価9
0以上で、かつガラス転移温度が25〜40℃のアクリ
ル共重合樹脂粒子20〜30重量%を低芳香族炭化水素
溶媒中に分散してなる非水系分散型樹脂溶液中に、当該
樹脂溶液中に含まれる樹脂固形分に対して7〜13重量
%のジエチレングリコールモノエーテル類と、前記樹脂
固形分に対して0.5〜2重量%のポリエーテル変性ポ
リシロキサン化合物を含有している構成とし、本発明に
よる可剥性塗料の実施態様として請求項2に係わる可剥
性塗料においては、さらに2〜20重量%の顔料を含有
している構成とし、可剥性塗料におけるこのような構成
を前述した従来の課題を解決するための手段としたこと
を特徴としている。
【0008】本発明の請求項3に係わる塗膜整面剤は、
上記可剥性塗料に適したものであって、有機溶媒中にジ
アセトンアルコールを90重量%以上含有している構成
としたことを特徴としており、本発明の請求項4に係わ
る剥離剤は、同様に上記した可剥性塗料に適したもので
あって、水中に、2〜5重量%のメタ珪酸ナトリウム
と、1〜3重量%のヒドロキシエチルセルローズを含有
している構成とし、本発明による剥離剤の実施態様とし
て請求項5に係わる剥離剤においては、さらに界面活性
剤および防腐剤を含有している構成としたことを特徴と
しており、塗膜整面剤および剥離剤における上記構成を
前述した従来の課題を解決するための手段としている。
上記可剥性塗料に適したものであって、有機溶媒中にジ
アセトンアルコールを90重量%以上含有している構成
としたことを特徴としており、本発明の請求項4に係わ
る剥離剤は、同様に上記した可剥性塗料に適したもので
あって、水中に、2〜5重量%のメタ珪酸ナトリウム
と、1〜3重量%のヒドロキシエチルセルローズを含有
している構成とし、本発明による剥離剤の実施態様とし
て請求項5に係わる剥離剤においては、さらに界面活性
剤および防腐剤を含有している構成としたことを特徴と
しており、塗膜整面剤および剥離剤における上記構成を
前述した従来の課題を解決するための手段としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、本発明に係わる可剥性塗料,塗膜整面剤および剥
離剤を構成する各成分の機能および数値限定理由などと
共について説明する。
いて、本発明に係わる可剥性塗料,塗膜整面剤および剥
離剤を構成する各成分の機能および数値限定理由などと
共について説明する。
【0010】本発明の請求項1に係わる可剥性塗料は、
アクリル酸またはメタクリル酸モノマー、あるいはこれ
らの両方を鎖状結合中に備えたアクリル共重合樹脂粒子
を低芳香族炭化水素溶媒中に分散してなる非水系分散型
樹脂溶液中に、造膜助剤としてのジエチレングリコール
モノエーテル類と、スリッピング剤としてのポリエーテ
ル変性ポリシロキサン化合物を含有させたものであっ
て、エチレン不飽和結合を有するアクリルモノマー類よ
りなるアクリル樹脂共重合物鎖状結合中にカルボキシル
基(−COOH)を持つアクリル酸および/またはメタ
クリル酸を結合した非水系分散型樹脂が塗膜を形成する
主剤となる。
アクリル酸またはメタクリル酸モノマー、あるいはこれ
らの両方を鎖状結合中に備えたアクリル共重合樹脂粒子
を低芳香族炭化水素溶媒中に分散してなる非水系分散型
樹脂溶液中に、造膜助剤としてのジエチレングリコール
モノエーテル類と、スリッピング剤としてのポリエーテ
ル変性ポリシロキサン化合物を含有させたものであっ
て、エチレン不飽和結合を有するアクリルモノマー類よ
りなるアクリル樹脂共重合物鎖状結合中にカルボキシル
基(−COOH)を持つアクリル酸および/またはメタ
クリル酸を結合した非水系分散型樹脂が塗膜を形成する
主剤となる。
【0011】このとき、アクリル共重合樹脂を形成する
モノマーとしてはメチルメタクリエート,エチルメタク
リエート,ブチルメタクリエート,エチルアクリレー
ト,ブチルアクリレート,スチレンなどを用いることが
でき、これらの配合比やアクリル酸およびメタクリル酸
モノマーの含有量を変えることによって酸価が90以上
に、ガラス転移温度が25〜40℃の範囲となるようそ
れぞれ調整する。共重合樹脂中におけるアクリル酸やメ
タクリル酸モノマーの含有量としては10〜25%の範
囲とすることが望ましい。なお、アクリル共重合樹脂の
酸価が90に満たないと、後述する剥離剤を適用したと
きに良好な剥離性が得られない。また、ガラス転移温度
が25℃未満の場合には、塗膜が柔らかくなって耐水性
が劣化し、逆に40℃を超えた場合には、塗膜が硬くな
りすぎて割れやすくなると共に、塗膜の光沢が失われる
ことになる。
モノマーとしてはメチルメタクリエート,エチルメタク
リエート,ブチルメタクリエート,エチルアクリレー
ト,ブチルアクリレート,スチレンなどを用いることが
でき、これらの配合比やアクリル酸およびメタクリル酸
モノマーの含有量を変えることによって酸価が90以上
に、ガラス転移温度が25〜40℃の範囲となるようそ
れぞれ調整する。共重合樹脂中におけるアクリル酸やメ
タクリル酸モノマーの含有量としては10〜25%の範
囲とすることが望ましい。なお、アクリル共重合樹脂の
酸価が90に満たないと、後述する剥離剤を適用したと
きに良好な剥離性が得られない。また、ガラス転移温度
が25℃未満の場合には、塗膜が柔らかくなって耐水性
が劣化し、逆に40℃を超えた場合には、塗膜が硬くな
りすぎて割れやすくなると共に、塗膜の光沢が失われる
ことになる。
【0012】アクリル共重合樹脂の分散媒としての溶剤
は、分散している樹脂粒子を溶解せず、しかも既に塗装
されている本来の塗膜を侵すことのない溶解性の低いも
のを使用することが必要となる。本発明においては、こ
のような意味から、鎖状構造を有する脂肪族炭化水素と
環状構造を有する芳香族炭化水素との混合物である石油
系溶剤のうち、比較的溶解力の弱い低芳香族炭化水素系
の溶媒を用いるようにしている。このような低芳香族炭
化水素系溶媒として、芳香族炭化水素含有量としては3
0〜45%、アニリン点としては35〜45℃の範囲の
ものを用いることが望ましい。
は、分散している樹脂粒子を溶解せず、しかも既に塗装
されている本来の塗膜を侵すことのない溶解性の低いも
のを使用することが必要となる。本発明においては、こ
のような意味から、鎖状構造を有する脂肪族炭化水素と
環状構造を有する芳香族炭化水素との混合物である石油
系溶剤のうち、比較的溶解力の弱い低芳香族炭化水素系
の溶媒を用いるようにしている。このような低芳香族炭
化水素系溶媒として、芳香族炭化水素含有量としては3
0〜45%、アニリン点としては35〜45℃の範囲の
ものを用いることが望ましい。
【0013】例えば、シェルジャパン(株)製LAWS
ミネラルスピリット(沸点:150〜205℃,芳香族
炭化水素含有量:約30%,アニリン点:40〜46
℃)と、同じくシェルジャパン(株)製のソルベッソ1
00(沸点:160〜180℃,芳香族炭化水素含有
量:約90%以上,アニリン点:13℃)とを芳香族炭
化水素含有量あるいはアニリン点が上記範囲となるよう
に混合して使用することができる。また、イソパラフィ
ン系脂肪族炭化水素にトルエンやキシレンを同様に混合
して使用することもできる。
ミネラルスピリット(沸点:150〜205℃,芳香族
炭化水素含有量:約30%,アニリン点:40〜46
℃)と、同じくシェルジャパン(株)製のソルベッソ1
00(沸点:160〜180℃,芳香族炭化水素含有
量:約90%以上,アニリン点:13℃)とを芳香族炭
化水素含有量あるいはアニリン点が上記範囲となるよう
に混合して使用することができる。また、イソパラフィ
ン系脂肪族炭化水素にトルエンやキシレンを同様に混合
して使用することもできる。
【0014】このような低芳香族炭化水素系溶媒中にア
クリル共重合樹脂粒子を分散させることによって得られ
る非水系分散型樹脂溶液中における共重合樹脂粒子の含
有量としては、塗装性の観点から重量比で20〜30%
の範囲とすることが必要となる。すなわち、アクリル共
重合樹脂粒子の含有量が20%に満たない場合には塗料
が垂れやすくなって所望の厚さの塗膜が得難くなり、3
0%を超えた場合には塗料の噴霧粒子が細かくならず、
平滑な塗膜面が得難くなることによる。
クリル共重合樹脂粒子を分散させることによって得られ
る非水系分散型樹脂溶液中における共重合樹脂粒子の含
有量としては、塗装性の観点から重量比で20〜30%
の範囲とすることが必要となる。すなわち、アクリル共
重合樹脂粒子の含有量が20%に満たない場合には塗料
が垂れやすくなって所望の厚さの塗膜が得難くなり、3
0%を超えた場合には塗料の噴霧粒子が細かくならず、
平滑な塗膜面が得難くなることによる。
【0015】本発明に係わる可剥性塗料は、上記のよう
に非水系分散型樹脂塗料であるが、水系分散型樹脂塗料
と同様に塗膜形成が行われる。すなわち、塗装後に溶剤
が大気中に蒸発するにつれて、溶剤中に分散している樹
脂粒子が互いに接近しついには融着することによって塗
膜が形成される。このとき、樹脂主鎖中に結合している
遊離カルボキシル基が高酸価の塗膜を与え、既存塗膜の
表面に存在する、例えば水酸基(−OH)と強力な水素
結合を形成し、良好な付着性がもたらされることにな
る。
に非水系分散型樹脂塗料であるが、水系分散型樹脂塗料
と同様に塗膜形成が行われる。すなわち、塗装後に溶剤
が大気中に蒸発するにつれて、溶剤中に分散している樹
脂粒子が互いに接近しついには融着することによって塗
膜が形成される。このとき、樹脂主鎖中に結合している
遊離カルボキシル基が高酸価の塗膜を与え、既存塗膜の
表面に存在する、例えば水酸基(−OH)と強力な水素
結合を形成し、良好な付着性がもたらされることにな
る。
【0016】しかし、樹脂粒子の融着が十分に行われな
い場合には、塗膜光沢の不良、塗膜の乾燥過程での割
れ、経時的な塗膜欠陥などの不具合が発生するので、本
発明に係わる可剥性塗料においては、造膜助剤として、
塗膜成分、すなわち樹脂固形分に対して7〜12重量%
のジエチレングリコールモノエーテル類を添加するよう
にしている。ジエチレングリコールモノエーテル類に
は、造膜助剤として塗膜の割れやひびを防止し、塗膜の
外観および耐久性を向上させる機能があり、具体的には
ジエチレングリコールモノブチルエーテル,ジエチレン
グリコールモノエチルエーテル,ジエチレングリコール
モノイソブチルエーテル,ジエチレングリコールモノイ
ソプロピルエーテルなどを単独、あるいは混合して使用
することができる。なお、これらジエチレングリコール
モノエーテル類の含有量を樹脂固形分に対して7〜13
重量%の範囲に限定したのは、ジエチレングリコールモ
ノエーテル類の含有量が7%に満たない場合には、造膜
助剤としての上記効果を得ることができず、逆に13重
量%を超えた場合には塗膜を形成するアクリル共重合樹
脂粒子が溶解してしまうことによる。
い場合には、塗膜光沢の不良、塗膜の乾燥過程での割
れ、経時的な塗膜欠陥などの不具合が発生するので、本
発明に係わる可剥性塗料においては、造膜助剤として、
塗膜成分、すなわち樹脂固形分に対して7〜12重量%
のジエチレングリコールモノエーテル類を添加するよう
にしている。ジエチレングリコールモノエーテル類に
は、造膜助剤として塗膜の割れやひびを防止し、塗膜の
外観および耐久性を向上させる機能があり、具体的には
ジエチレングリコールモノブチルエーテル,ジエチレン
グリコールモノエチルエーテル,ジエチレングリコール
モノイソブチルエーテル,ジエチレングリコールモノイ
ソプロピルエーテルなどを単独、あるいは混合して使用
することができる。なお、これらジエチレングリコール
モノエーテル類の含有量を樹脂固形分に対して7〜13
重量%の範囲に限定したのは、ジエチレングリコールモ
ノエーテル類の含有量が7%に満たない場合には、造膜
助剤としての上記効果を得ることができず、逆に13重
量%を超えた場合には塗膜を形成するアクリル共重合樹
脂粒子が溶解してしまうことによる。
【0017】ポリエーテル変性ポリシロキサン化合物
は、塗膜表面を滑り易くして、洗車時の傷を防止した
り、屋外放置による水滴跡を容易に除去できるようにし
たりするスリッピング剤としての機能を有しており、本
発明に係わる可剥性塗料においては、樹脂固形分に対し
て0.5〜2重量%の範囲内で添加することが必要であ
る。すなわち、ポリエーテル変性ポリシロキサン化合物
の含有量が樹脂固形分に対して0.5重量%に満たない
場合には、スリッピング剤としての上記機能を発揮する
ことができず、逆に2重量%を超えた場合には塗膜の耐
水性が劣化するようになる。
は、塗膜表面を滑り易くして、洗車時の傷を防止した
り、屋外放置による水滴跡を容易に除去できるようにし
たりするスリッピング剤としての機能を有しており、本
発明に係わる可剥性塗料においては、樹脂固形分に対し
て0.5〜2重量%の範囲内で添加することが必要であ
る。すなわち、ポリエーテル変性ポリシロキサン化合物
の含有量が樹脂固形分に対して0.5重量%に満たない
場合には、スリッピング剤としての上記機能を発揮する
ことができず、逆に2重量%を超えた場合には塗膜の耐
水性が劣化するようになる。
【0018】また、本発明に係わる可剥性塗料において
は、顔料を含まない透明のクリヤー塗料に加えて、請求
項2に記載しているように、2〜20重量%の顔料を添
加することにより可剥性を備えた種々の色調の着色塗料
とすることができ、一時的な模様替えにも対応すること
ができる。顔料の添加量を上記範囲に限定したのは、顔
料の添加量が2%未満の場合には、隠蔽性の高い黒色顔
料(カーボンブラック)の場合でも、下地を十分に隠蔽
することができず、逆に20%を超えた場合には塗膜の
光沢が失われると共に、塗装性が劣化する傾向があるこ
とによる。さらに、必要に応じてマイカ片やアルミ片粉
末を添加することによってパールカラーやメタリック仕
上げに対応することも可能である。
は、顔料を含まない透明のクリヤー塗料に加えて、請求
項2に記載しているように、2〜20重量%の顔料を添
加することにより可剥性を備えた種々の色調の着色塗料
とすることができ、一時的な模様替えにも対応すること
ができる。顔料の添加量を上記範囲に限定したのは、顔
料の添加量が2%未満の場合には、隠蔽性の高い黒色顔
料(カーボンブラック)の場合でも、下地を十分に隠蔽
することができず、逆に20%を超えた場合には塗膜の
光沢が失われると共に、塗装性が劣化する傾向があるこ
とによる。さらに、必要に応じてマイカ片やアルミ片粉
末を添加することによってパールカラーやメタリック仕
上げに対応することも可能である。
【0019】本発明に係わる可剥性塗料をスプレー塗装
するに際しては、スプレーガンとして、例えばガン口径
1.3〜1.5mm程度の低圧霧化スプレーガンを使用
して、1.5〜2.5kg/cm2 のエア圧力で
1〜2回塗りで仕上げることができる。また、ハンディ
なエアレススプレーを用いる場合には、例えば独ワグナ
ー社のハンディペインタなどを使用することにより同様
に1〜2回塗りで仕上げることができる。さらに、家庭
用など小規模な使用形態に対応するため、エアゾールタ
イプにすることも可能であり、これによって誰にでも容
易に塗装することができるようになる。
するに際しては、スプレーガンとして、例えばガン口径
1.3〜1.5mm程度の低圧霧化スプレーガンを使用
して、1.5〜2.5kg/cm2 のエア圧力で
1〜2回塗りで仕上げることができる。また、ハンディ
なエアレススプレーを用いる場合には、例えば独ワグナ
ー社のハンディペインタなどを使用することにより同様
に1〜2回塗りで仕上げることができる。さらに、家庭
用など小規模な使用形態に対応するため、エアゾールタ
イプにすることも可能であり、これによって誰にでも容
易に塗装することができるようになる。
【0020】このようなスプレー塗装に際して、スプレ
ーガンストロークの塗り重ねの部分やその近傍部におい
ては、塗料ミストが飛散して半乾燥状態で既塗装面に付
着すると、塗膜の光沢が失われて、いわゆる「つやぼ
け」が発生し、塗装外観が不均一な状態になることがあ
る。このような場合には、本発明の請求項3に記載して
いるような、ジアセトンアルコールを主成分とする有機
溶剤からなる塗膜整面剤をエアスプレーガン等によって
当該部分に吹き付けると、塗膜面が平滑化され、「つや
ぼけ」を解消することができる。このとき、塗膜整面剤
としては、整面作用が持続するように、ある程度の時間
揮発することなく塗膜表面上に残存することが望まれ
る。
ーガンストロークの塗り重ねの部分やその近傍部におい
ては、塗料ミストが飛散して半乾燥状態で既塗装面に付
着すると、塗膜の光沢が失われて、いわゆる「つやぼ
け」が発生し、塗装外観が不均一な状態になることがあ
る。このような場合には、本発明の請求項3に記載して
いるような、ジアセトンアルコールを主成分とする有機
溶剤からなる塗膜整面剤をエアスプレーガン等によって
当該部分に吹き付けると、塗膜面が平滑化され、「つや
ぼけ」を解消することができる。このとき、塗膜整面剤
としては、整面作用が持続するように、ある程度の時間
揮発することなく塗膜表面上に残存することが望まれ
る。
【0021】したがって、塗膜整面剤としては、蒸発し
にくい比較的高沸点の有機溶剤が選定されることにな
り、ジアセトンアルコールが90重量%以上含まれてお
りさえすれば、残りの有機溶剤成分としては特に限定さ
れず、アルコール類やセロソルブ類など種々の溶剤を用
いることができる。このとき、ジアセトンアルコールの
含有量が90重量%を割ると、塗膜整面剤としての十分
な整面作用を得ることができなくなる。
にくい比較的高沸点の有機溶剤が選定されることにな
り、ジアセトンアルコールが90重量%以上含まれてお
りさえすれば、残りの有機溶剤成分としては特に限定さ
れず、アルコール類やセロソルブ類など種々の溶剤を用
いることができる。このとき、ジアセトンアルコールの
含有量が90重量%を割ると、塗膜整面剤としての十分
な整面作用を得ることができなくなる。
【0022】このようにして塗布され、必要に応じて上
記塗膜整面剤を適用することによって形成された可剥性
塗料の塗膜は、一時的な保護塗料としての役目を終えた
とき、特定成分の剥離剤を塗膜表面に塗布することによ
って、塗膜中に含まれるカルボキシル基が剥離剤中のア
ルカリ化合物の作用により水溶性の高分子アルカリ石鹸
を形成することから、水洗によって容易に剥離し、除去
することができるようになる。
記塗膜整面剤を適用することによって形成された可剥性
塗料の塗膜は、一時的な保護塗料としての役目を終えた
とき、特定成分の剥離剤を塗膜表面に塗布することによ
って、塗膜中に含まれるカルボキシル基が剥離剤中のア
ルカリ化合物の作用により水溶性の高分子アルカリ石鹸
を形成することから、水洗によって容易に剥離し、除去
することができるようになる。
【0023】このような剥離剤としては、請求項4に記
載しているように、水中に2〜5重量%のメタ珪酸ナト
リウムと、1〜3重量%のヒドロキシエチルセルローズ
を含む水溶液を用いることができる。
載しているように、水中に2〜5重量%のメタ珪酸ナト
リウムと、1〜3重量%のヒドロキシエチルセルローズ
を含む水溶液を用いることができる。
【0024】メタ珪酸ナトリウムは、比較的弱いアルカ
リ性無機化合物であって、本来の塗装被膜に影響を与え
ることなく、前述のように当該可剥性塗料塗膜中のカル
ボキシル基と反応して水溶性の高分子アルカリ石鹸を形
成し、可剥性塗料塗膜の水洗による剥離および除去を容
易なものとする機能を有し、当該剥離剤中の含有量が2
重量%に満たない場合には良好な塗膜の剥離性を得るこ
とができず、5重量%を超えた場合には水洗液のpHが
高くなって、そのまま排水することが難しくなる。な
お、メタ珪酸ナトリウムとしては、9水塩のほかに種々
の割合の水和物が知られているが、水への溶解性および
入手の容易さなどから9水塩を使用することが望まし
い。
リ性無機化合物であって、本来の塗装被膜に影響を与え
ることなく、前述のように当該可剥性塗料塗膜中のカル
ボキシル基と反応して水溶性の高分子アルカリ石鹸を形
成し、可剥性塗料塗膜の水洗による剥離および除去を容
易なものとする機能を有し、当該剥離剤中の含有量が2
重量%に満たない場合には良好な塗膜の剥離性を得るこ
とができず、5重量%を超えた場合には水洗液のpHが
高くなって、そのまま排水することが難しくなる。な
お、メタ珪酸ナトリウムとしては、9水塩のほかに種々
の割合の水和物が知られているが、水への溶解性および
入手の容易さなどから9水塩を使用することが望まし
い。
【0025】ヒドロキシエチルセルローズは、増粘剤お
よび保水剤として機能する成分であって、当該剥離剤の
粘性を適度なものとして、剥離剤が飛散して作業者の目
や口などに入ったり、垂直面に塗布された剥離剤が容易
に流れ落ちたりする不具合を防止し、可剥性塗料塗膜が
水溶性化するまで十分な水分と膜厚を保持する。このよ
うな効果は、ヒドロキシエチルセルローズの含有量が1
重量%未満の場合には十分に得られず、逆に3重量%を
超えると剥離剤がゲル化してスプレーによる塗装性が劣
化する。
よび保水剤として機能する成分であって、当該剥離剤の
粘性を適度なものとして、剥離剤が飛散して作業者の目
や口などに入ったり、垂直面に塗布された剥離剤が容易
に流れ落ちたりする不具合を防止し、可剥性塗料塗膜が
水溶性化するまで十分な水分と膜厚を保持する。このよ
うな効果は、ヒドロキシエチルセルローズの含有量が1
重量%未満の場合には十分に得られず、逆に3重量%を
超えると剥離剤がゲル化してスプレーによる塗装性が劣
化する。
【0026】また、本発明に係わる剥離剤には、請求項
5に記載しているように、界面活性剤や防腐剤を添加す
ることも可能である。
5に記載しているように、界面活性剤や防腐剤を添加す
ることも可能である。
【0027】このような剥離剤は、例えば前述のハンデ
ィペインタなど高粘度塗料用のスプレーガンにより吹き
付け塗布することができる。剥離剤の塗布後、10分程
度経過したのち、圧水洗車機などの圧水によって、塗装
面から剥離した可剥性塗料塗膜を残存する剥離剤と共に
洗い流す。万一、剥離できなかった塗膜が部分的に残っ
ている場合には、当該部分に再度剥離剤を塗布して水洗
除去する。なお、剥離剤中に含まれるメタ珪酸ナトリウ
ムは、家庭用洗剤のビルダーとして広く使用されてお
り、水洗後の廃水を処理することなくそのまま排水して
も問題はない。
ィペインタなど高粘度塗料用のスプレーガンにより吹き
付け塗布することができる。剥離剤の塗布後、10分程
度経過したのち、圧水洗車機などの圧水によって、塗装
面から剥離した可剥性塗料塗膜を残存する剥離剤と共に
洗い流す。万一、剥離できなかった塗膜が部分的に残っ
ている場合には、当該部分に再度剥離剤を塗布して水洗
除去する。なお、剥離剤中に含まれるメタ珪酸ナトリウ
ムは、家庭用洗剤のビルダーとして広く使用されてお
り、水洗後の廃水を処理することなくそのまま排水して
も問題はない。
【0028】上記したように、本発明に係わる可剥性塗
料は、自動車や家庭電化製品、スポーツ用品などの塗装
面、樹脂面、金属部材のめっき面や化成処理面などを一
時的に保護し、剥離・除去を前提とした一時保護塗料と
しての用途を基本とするものであるが、当該可剥性塗料
は前述のように、通常塗料とほとんど遜色のない塗装外
観を備え、塗膜性能に優れると共に、優れた耐久性を有
し、剥離剤を適用しない限り容易に脱落するようなこと
がないので、例えば自動車の使用中における石はねなど
による塗装面損傷部の補修などにも利用することがで
き、美観向上を図ることができる。また、当該可剥性塗
料を新車に適用することによって積雪期における雪によ
る塗装面の損傷を防止することができるので、寒冷地に
おいては積雪期前の新車購入が敬遠され、新車の受注が
積雪期終了後の春季に集中するという現象を解消して年
間受注量の平均化を図ることも期待できる。
料は、自動車や家庭電化製品、スポーツ用品などの塗装
面、樹脂面、金属部材のめっき面や化成処理面などを一
時的に保護し、剥離・除去を前提とした一時保護塗料と
しての用途を基本とするものであるが、当該可剥性塗料
は前述のように、通常塗料とほとんど遜色のない塗装外
観を備え、塗膜性能に優れると共に、優れた耐久性を有
し、剥離剤を適用しない限り容易に脱落するようなこと
がないので、例えば自動車の使用中における石はねなど
による塗装面損傷部の補修などにも利用することがで
き、美観向上を図ることができる。また、当該可剥性塗
料を新車に適用することによって積雪期における雪によ
る塗装面の損傷を防止することができるので、寒冷地に
おいては積雪期前の新車購入が敬遠され、新車の受注が
積雪期終了後の春季に集中するという現象を解消して年
間受注量の平均化を図ることも期待できる。
【0029】
【発明の効果】本発明の請求項1に係わる可剥性塗料
は、上記構成、すなわちアクリル酸および/またはメタ
クリル酸モノマーを鎖状結合中に導入して得られる、特
定酸価およびガラス転移温度のアクリル共重合樹脂粒子
を溶解力の比較的弱い低芳香族炭化水素溶媒中に分散し
てなる非水系分散型樹脂溶液中に、造膜助剤としてのジ
エチレングリコールモノエーテル類と、スリッピング剤
としてのポリエーテル変性ポリシロキサン化合物をそれ
ぞれ所定量含有したものであるから、塗装外観、塗膜性
能および耐久性に優れる一方、特定成分の剥離剤によっ
て当該可剥性塗料塗膜を容易に剥離させることができ、
例えば自動車等の塗装面の一時保護塗料として適用する
ことができるという極めて優れた効果をもたらすもので
ある。また、本発明による可剥性塗料の実施態様として
請求項2に係わる可剥性塗料においては、2〜20重量
%の顔料を含有するものであるから、一時的な色替え
や、種々のマーキングなどに広く適用することができ、
しかもデザインを容易に変更することができる。
は、上記構成、すなわちアクリル酸および/またはメタ
クリル酸モノマーを鎖状結合中に導入して得られる、特
定酸価およびガラス転移温度のアクリル共重合樹脂粒子
を溶解力の比較的弱い低芳香族炭化水素溶媒中に分散し
てなる非水系分散型樹脂溶液中に、造膜助剤としてのジ
エチレングリコールモノエーテル類と、スリッピング剤
としてのポリエーテル変性ポリシロキサン化合物をそれ
ぞれ所定量含有したものであるから、塗装外観、塗膜性
能および耐久性に優れる一方、特定成分の剥離剤によっ
て当該可剥性塗料塗膜を容易に剥離させることができ、
例えば自動車等の塗装面の一時保護塗料として適用する
ことができるという極めて優れた効果をもたらすもので
ある。また、本発明による可剥性塗料の実施態様として
請求項2に係わる可剥性塗料においては、2〜20重量
%の顔料を含有するものであるから、一時的な色替え
や、種々のマーキングなどに広く適用することができ、
しかもデザインを容易に変更することができる。
【0030】本発明の請求項3に係わる塗膜整面剤は、
有機溶剤中にジアセトンアルコールを90重量%以上含
有したものであるから、本発明に係わる可剥性塗料によ
る塗膜面に適用することによって塗膜を平滑化すること
ができ、塗膜面に生じた「つやぼけ」を容易に解消する
ことができるという優れた効果がもたらされる。
有機溶剤中にジアセトンアルコールを90重量%以上含
有したものであるから、本発明に係わる可剥性塗料によ
る塗膜面に適用することによって塗膜を平滑化すること
ができ、塗膜面に生じた「つやぼけ」を容易に解消する
ことができるという優れた効果がもたらされる。
【0031】さらに、本発明の請求項4に係わる剥離剤
は、水中に2〜5重量%のメタ珪酸ナトリウムと、1〜
3重量%のヒドロキシエチルセルローズを含有するもの
であるから、本発明に係わる可剥性塗料塗膜に塗布する
ことによって当該塗膜を水溶化して剥離させ、特別な排
水処理設備を用いることなく、水洗による塗膜除去を可
能にし、本発明による塗膜整面剤の実施態様として請求
項5に係わる整面剤はは、さらに界面活性剤および防腐
剤を含むものであるから、長期間の保存が可能になると
共に、可剥性塗料塗膜の水溶化反応が速やかのものとな
るという効果がもたらされる。
は、水中に2〜5重量%のメタ珪酸ナトリウムと、1〜
3重量%のヒドロキシエチルセルローズを含有するもの
であるから、本発明に係わる可剥性塗料塗膜に塗布する
ことによって当該塗膜を水溶化して剥離させ、特別な排
水処理設備を用いることなく、水洗による塗膜除去を可
能にし、本発明による塗膜整面剤の実施態様として請求
項5に係わる整面剤はは、さらに界面活性剤および防腐
剤を含むものであるから、長期間の保存が可能になると
共に、可剥性塗料塗膜の水溶化反応が速やかのものとな
るという効果がもたらされる。
【0032】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいてさらに具体
的に説明する。
的に説明する。
【0033】実施例1 ソルベッソ100(シェルジャパン社製)およびLAW
Sミネラルスピリット(シェルジャパン社製)を混合し
てなる低芳香族炭化水素溶媒中に、エチルメタクリエー
ト,ブチルメタクリエート,エチルアクリレート,ブチ
ルアクリレートから選択される材料中に15%のメタク
リル酸モノマーあるいはアクリル酸モノマーを含むアク
リル共重合樹脂粒子を分散させた非水系分散型樹脂溶液
中に、ジエチレングリコールモノブチルエーテルやジエ
チレングリコールモノエチルエーテルなどの造膜助剤お
よびスリッピング剤をそれぞれ添加することによって、
表1,2に示す20種類の可剥性塗料を調整した。
Sミネラルスピリット(シェルジャパン社製)を混合し
てなる低芳香族炭化水素溶媒中に、エチルメタクリエー
ト,ブチルメタクリエート,エチルアクリレート,ブチ
ルアクリレートから選択される材料中に15%のメタク
リル酸モノマーあるいはアクリル酸モノマーを含むアク
リル共重合樹脂粒子を分散させた非水系分散型樹脂溶液
中に、ジエチレングリコールモノブチルエーテルやジエ
チレングリコールモノエチルエーテルなどの造膜助剤お
よびスリッピング剤をそれぞれ添加することによって、
表1,2に示す20種類の可剥性塗料を調整した。
【0034】なお、このときアクリル共重合樹脂粒子の
ガラス転移温度および酸価については、エチルメタクリ
エート,ブチルメタクリエート,エチルアクリレート,
ブチルアクリレートの配合比率を変えることによって調
整した。また、低芳香族炭化水素溶媒中のソルベッソ1
00とLAWSミネラルスピリットの混合比について
は、当該低芳香族炭化水素溶媒のアニリン点を40℃に
調整するために、14:86の比率とした。また、スリ
ッピング剤としてはポリエーテル変性ジメチルポリシロ
キサン重合物であるビックケミー社製のBYK−30
1、および純シリコーン系のポリシロキサンであるダウ
・コーニング社製のペインタッドQを使用した。
ガラス転移温度および酸価については、エチルメタクリ
エート,ブチルメタクリエート,エチルアクリレート,
ブチルアクリレートの配合比率を変えることによって調
整した。また、低芳香族炭化水素溶媒中のソルベッソ1
00とLAWSミネラルスピリットの混合比について
は、当該低芳香族炭化水素溶媒のアニリン点を40℃に
調整するために、14:86の比率とした。また、スリ
ッピング剤としてはポリエーテル変性ジメチルポリシロ
キサン重合物であるビックケミー社製のBYK−30
1、および純シリコーン系のポリシロキサンであるダウ
・コーニング社製のペインタッドQを使用した。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】このように調整した20種類の可剥性塗料
について、塗膜性能および塗膜のスリッピング性などを
比較調査した結果を表2に示す。
について、塗膜性能および塗膜のスリッピング性などを
比較調査した結果を表2に示す。
【0038】なお、塗膜の耐割れ性については、No.
400のサンドペーパーによる研磨後、溶剤によって脱
脂した0.3×50×70mmの錫めっき鋼板に15〜
20μmの塗膜厚さに塗装し、25℃の恒温室に放置し
たときに、塗膜の全面に割れが発生したものを×、塗膜
のエッジ部に割れが発生したものを△、全く割れの発生
しなかったものを○と評価した。
400のサンドペーパーによる研磨後、溶剤によって脱
脂した0.3×50×70mmの錫めっき鋼板に15〜
20μmの塗膜厚さに塗装し、25℃の恒温室に放置し
たときに、塗膜の全面に割れが発生したものを×、塗膜
のエッジ部に割れが発生したものを△、全く割れの発生
しなかったものを○と評価した。
【0039】塗膜の光沢については、黒色のアミノ−ア
クリル樹脂系塗料を25〜30μmの膜厚に塗装したの
ち、150℃で20分間焼付け乾燥した塗装板に、当該
可剥性塗料を15〜20μmの膜厚にさらに塗装し、2
5℃の恒温室に24時間放置した塗膜表面の光沢をJI
S K 5400によって60°GSの正反射光沢につ
いて測定し、光沢80以上のものを○、60〜70のも
のを△、60未満のものを×として表した。
クリル樹脂系塗料を25〜30μmの膜厚に塗装したの
ち、150℃で20分間焼付け乾燥した塗装板に、当該
可剥性塗料を15〜20μmの膜厚にさらに塗装し、2
5℃の恒温室に24時間放置した塗膜表面の光沢をJI
S K 5400によって60°GSの正反射光沢につ
いて測定し、光沢80以上のものを○、60〜70のも
のを△、60未満のものを×として表した。
【0040】また、耐水性については、上記黒色アミノ
−アクリル樹脂系塗料を25〜30μmの膜厚に塗装し
たのち150℃で20分間焼付け乾燥した塗装板に、当
該可剥性塗料を15〜20μmの膜厚に塗装し、25℃
の恒温室に72時間放置後、さらに常温の水中に24時
間浸漬し、引き上げた後の塗膜表面の変化を観察した。
そして、全く変化のないものを○、わずかに白色化した
ものを△、全面的に白色化したものを×として評価し
た。
−アクリル樹脂系塗料を25〜30μmの膜厚に塗装し
たのち150℃で20分間焼付け乾燥した塗装板に、当
該可剥性塗料を15〜20μmの膜厚に塗装し、25℃
の恒温室に72時間放置後、さらに常温の水中に24時
間浸漬し、引き上げた後の塗膜表面の変化を観察した。
そして、全く変化のないものを○、わずかに白色化した
ものを△、全面的に白色化したものを×として評価し
た。
【0041】さらに、耐ヒートサイクル性については、
−20℃×1時間〜+50℃×1時間を1サイクルとし
て10回繰り返したときに、塗膜表面に全く変化のない
ものを○、塗膜が剥離したり、変質したりしたものを×
と評価した。
−20℃×1時間〜+50℃×1時間を1サイクルとし
て10回繰り返したときに、塗膜表面に全く変化のない
ものを○、塗膜が剥離したり、変質したりしたものを×
と評価した。
【0042】水滴跡の除去性については、同様の黒色ア
ミノ−アクリル樹脂系塗料を25〜30μmの膜厚に塗
装したのち150℃で20分間焼付け乾燥した塗装板
に、当該可剥性塗料を15〜20μmの膜厚に塗装し、
25℃の恒温室に24時間放置した塗膜の表面に、水滴
を滴下して蒸発させ、塗膜表面に残った水滴跡をガーゼ
で拭ったときに、水滴跡が完全に除去されたものを○、
ごくわずかに残るものを△、ほとんど除去できないもの
を×として評価した。
ミノ−アクリル樹脂系塗料を25〜30μmの膜厚に塗
装したのち150℃で20分間焼付け乾燥した塗装板
に、当該可剥性塗料を15〜20μmの膜厚に塗装し、
25℃の恒温室に24時間放置した塗膜の表面に、水滴
を滴下して蒸発させ、塗膜表面に残った水滴跡をガーゼ
で拭ったときに、水滴跡が完全に除去されたものを○、
ごくわずかに残るものを△、ほとんど除去できないもの
を×として評価した。
【0043】
【表3】
【0044】表3に示した評価結果から明らかなよう
に、造膜助剤を含まない比較例塗料1ないし5、および
一般の水系分散型塗料において造膜助剤として使用され
ているブチルセロソルブ、ベンゼンアルコール、テキサ
ノールを用いた比較例塗料6ないし11においては、こ
れら造膜助剤を増量した比較例塗料7,9,11におい
て耐割れ性向上の効果が認められるものの、全般に塗膜
の耐割れ性や耐ヒートサイクル性に劣り、特に塗膜の光
沢を得ることができなかった。なお、ガラス転移温度が
20℃のアクリル共重合樹脂粒子を使用した比較例塗料
1においては、塗膜の耐水性が劣ることが確認された。
に、造膜助剤を含まない比較例塗料1ないし5、および
一般の水系分散型塗料において造膜助剤として使用され
ているブチルセロソルブ、ベンゼンアルコール、テキサ
ノールを用いた比較例塗料6ないし11においては、こ
れら造膜助剤を増量した比較例塗料7,9,11におい
て耐割れ性向上の効果が認められるものの、全般に塗膜
の耐割れ性や耐ヒートサイクル性に劣り、特に塗膜の光
沢を得ることができなかった。なお、ガラス転移温度が
20℃のアクリル共重合樹脂粒子を使用した比較例塗料
1においては、塗膜の耐水性が劣ることが確認された。
【0045】また、スリッピング剤が添加されていない
比較例塗料12ないし14、およびその添加量の少ない
比較例塗料15においては、水滴跡が除去できないか、
除去し難いことが判明した。
比較例塗料12ないし14、およびその添加量の少ない
比較例塗料15においては、水滴跡が除去できないか、
除去し難いことが判明した。
【0046】なお、スリッピング剤として、純シリコー
ン系のポリキシロサンであるペインタッドQ(ダウ・コ
ーニング社製)を使用した比較例塗料16の場合には、
比較的優れた水滴跡除去性を示したが、塗料ミストの付
着部分において塗料をはじく副作用が生じることが確認
され、本発明に係わる可剥性塗料への添加は好ましくな
いことが判明した。
ン系のポリキシロサンであるペインタッドQ(ダウ・コ
ーニング社製)を使用した比較例塗料16の場合には、
比較的優れた水滴跡除去性を示したが、塗料ミストの付
着部分において塗料をはじく副作用が生じることが確認
され、本発明に係わる可剥性塗料への添加は好ましくな
いことが判明した。
【0047】これに対し、ガラス転移温度が25℃およ
び30℃のアクリル共重合樹脂粒子を低芳香族炭化水素
溶媒中に分散させた非水系分散型樹脂溶液中に、ジエチ
レングリコールモノブチルエーテルあるいはジエチレン
グリコールモノエチルエーテルを造膜助剤として添加す
ると共に、ポリエーテル変性ジメチルポリシロキサン重
合物であるBYK−301(ビックケミー社性)をスリ
ッピング剤として添加した発明例塗料1ないし4が塗膜
の光沢性を含む塗膜性能およびスリッピング性、水滴跡
の除去性に優れていることが確認された。
び30℃のアクリル共重合樹脂粒子を低芳香族炭化水素
溶媒中に分散させた非水系分散型樹脂溶液中に、ジエチ
レングリコールモノブチルエーテルあるいはジエチレン
グリコールモノエチルエーテルを造膜助剤として添加す
ると共に、ポリエーテル変性ジメチルポリシロキサン重
合物であるBYK−301(ビックケミー社性)をスリ
ッピング剤として添加した発明例塗料1ないし4が塗膜
の光沢性を含む塗膜性能およびスリッピング性、水滴跡
の除去性に優れていることが確認された。
【0048】表4は、表1,表2に示した発明例塗料3
および4を用いて、塗装済みの自動車ボディの塗装面に
保護塗装を行った場合の塗膜としての耐久性能および保
護性能を調査した結果を示すものであって、通常の自動
車の塗装材料として要求される耐久性および保護能力を
ほぼ満足すると共に、経年後も所定の剥離剤によって容
易に剥離することが確認された。
および4を用いて、塗装済みの自動車ボディの塗装面に
保護塗装を行った場合の塗膜としての耐久性能および保
護性能を調査した結果を示すものであって、通常の自動
車の塗装材料として要求される耐久性および保護能力を
ほぼ満足すると共に、経年後も所定の剥離剤によって容
易に剥離することが確認された。
【0049】
【表4】
【0050】実施例2 表5は、顔料を追加することによって、着色を可能にし
た可剥性塗料の配合例を示すものであって、重量比で、
白色顔料としてのルチル型チタン白13.5%と、表1
に示した発明例塗料4と同じアクリル共重合樹脂粒子2
3.5%と、造膜助剤としてのジエチレングリコールモ
ノブチルエーテル3.0%(樹脂固形分に対して12.
8%)と、スリッピング剤としてのBYK−301(ポ
リエーテル変性ジメチルポリシロキサン重合物)0.2
%(樹脂固形分に対して0.9%)を含み、残部はソル
ベッソ100とLAWSミネラルスピリットとを混合し
て得られるアニリン点40℃の低芳香族炭化水素溶媒で
ある。
た可剥性塗料の配合例を示すものであって、重量比で、
白色顔料としてのルチル型チタン白13.5%と、表1
に示した発明例塗料4と同じアクリル共重合樹脂粒子2
3.5%と、造膜助剤としてのジエチレングリコールモ
ノブチルエーテル3.0%(樹脂固形分に対して12.
8%)と、スリッピング剤としてのBYK−301(ポ
リエーテル変性ジメチルポリシロキサン重合物)0.2
%(樹脂固形分に対して0.9%)を含み、残部はソル
ベッソ100とLAWSミネラルスピリットとを混合し
て得られるアニリン点40℃の低芳香族炭化水素溶媒で
ある。
【0051】
【表5】
【0052】このような着色可剥性塗料の調整に際して
は、まず、顔料としてのルチル型チタン白と、アクリル
共重合樹脂粒子と、低芳香族炭化水素溶媒のうちの7.
6%のソルベッソ100と47.0%のLAWSミネラ
ルスピリットとを磁性ボールミルに仕込み、24時間か
けてアクリル共重合樹脂粒子と顔料粒子を分散する。分
散物を取出したのち、残りの低芳香族炭化水素溶媒を加
えて残留物を洗い出し、造膜助剤およびスリッピング剤
を加えることによって着色可剥性塗料が得られる。塗料
液は適度なチクソトロピー性(揺変性)を有し顔料の分
散を安定化する。なお、磁性ボールミルは、非水系分散
型樹脂溶液に大きな剪断力および熱が加わって安定性を
損なうことがないように選択される。
は、まず、顔料としてのルチル型チタン白と、アクリル
共重合樹脂粒子と、低芳香族炭化水素溶媒のうちの7.
6%のソルベッソ100と47.0%のLAWSミネラ
ルスピリットとを磁性ボールミルに仕込み、24時間か
けてアクリル共重合樹脂粒子と顔料粒子を分散する。分
散物を取出したのち、残りの低芳香族炭化水素溶媒を加
えて残留物を洗い出し、造膜助剤およびスリッピング剤
を加えることによって着色可剥性塗料が得られる。塗料
液は適度なチクソトロピー性(揺変性)を有し顔料の分
散を安定化する。なお、磁性ボールミルは、非水系分散
型樹脂溶液に大きな剪断力および熱が加わって安定性を
損なうことがないように選択される。
【0053】このようにして得られた可剥性塗料の光沢
を60°GSの角度で測定したところ、約50〜60程
度の範囲であって、実用的には可剥性クリヤー塗料の上
塗りを行うことが望ましいことが確認された。
を60°GSの角度で測定したところ、約50〜60程
度の範囲であって、実用的には可剥性クリヤー塗料の上
塗りを行うことが望ましいことが確認された。
【0054】なお、顔料としては白色のみならず、種々
の色の顔料を使用することができ、一時的な色替えや種
々のマーキングに適用することができる。このとき、ベ
ース樹脂が酸性であることから、塩基性顔料を避けて選
択する必要がある。
の色の顔料を使用することができ、一時的な色替えや種
々のマーキングに適用することができる。このとき、ベ
ース樹脂が酸性であることから、塩基性顔料を避けて選
択する必要がある。
【0055】実施例3 本発明に係わる可剥性塗料による塗膜の「つやぼけ」を
解消して光沢を復元させるための塗膜整面剤として、比
較的沸点が高く、蒸発の遅い有機溶媒の中からジアセト
ンアルコール,ブチルセロソルブ,ベンジンアルコール
およびテキサノールを選定し、これらを表6に示す各種
の割合に混合することによって、12種類の塗膜整面剤
を得た。そして、下記の塗布試験を行うことによって各
塗膜整面剤の性能について判定した。
解消して光沢を復元させるための塗膜整面剤として、比
較的沸点が高く、蒸発の遅い有機溶媒の中からジアセト
ンアルコール,ブチルセロソルブ,ベンジンアルコール
およびテキサノールを選定し、これらを表6に示す各種
の割合に混合することによって、12種類の塗膜整面剤
を得た。そして、下記の塗布試験を行うことによって各
塗膜整面剤の性能について判定した。
【0056】すなわち、まず、0.8×70×150m
mの鋼板上に、黒色のアミノ−アクリル系塗料を25〜
30μmの膜厚に塗装したのち、150℃で20分間の
焼付け乾燥を行うことにより塗装鋼板を作成した。そし
て、この塗装面上に、可剥性塗料として、表1に示した
発明例塗料4を10〜15μmの膜厚に塗装し、未乾燥
状態においてスプレーガンの塗料供給ノズルを絞り、塗
料ミストを吹き付けて半光沢状態のいわゆる「つやぼ
け」塗面を形成した。次いで、5分間室温に放置後、ス
プレーガンによって表5に示した12種類の塗膜整面剤
を1ストローク塗布し、室温で30分放置したのち、塗
膜の外観を目視によって評価した。
mの鋼板上に、黒色のアミノ−アクリル系塗料を25〜
30μmの膜厚に塗装したのち、150℃で20分間の
焼付け乾燥を行うことにより塗装鋼板を作成した。そし
て、この塗装面上に、可剥性塗料として、表1に示した
発明例塗料4を10〜15μmの膜厚に塗装し、未乾燥
状態においてスプレーガンの塗料供給ノズルを絞り、塗
料ミストを吹き付けて半光沢状態のいわゆる「つやぼ
け」塗面を形成した。次いで、5分間室温に放置後、ス
プレーガンによって表5に示した12種類の塗膜整面剤
を1ストローク塗布し、室温で30分放置したのち、塗
膜の外観を目視によって評価した。
【0057】この結果を表6に併せて示す。なお、表6
においては、「つやぼけ」が完全に消失し、良好な塗装
外観が得られたものを○、「つやぼけ」の一部が消失せ
ずに残ったものを△、全く消失しないものを×として表
した。
においては、「つやぼけ」が完全に消失し、良好な塗装
外観が得られたものを○、「つやぼけ」の一部が消失せ
ずに残ったものを△、全く消失しないものを×として表
した。
【0058】
【表6】
【0059】この結果、ジアセトンアルコール以外の高
沸点溶剤においては、いずれも単独ではほとんど整面作
用が認められず、ジアセトンアルコールの含有量が80
%以下の場合も塗膜の整面作用が劣化するのに対し、9
0%以上のジアセトンアルコールを含有する発明例整面
剤1ないし4における塗膜整面作用が優れていることが
確認された。
沸点溶剤においては、いずれも単独ではほとんど整面作
用が認められず、ジアセトンアルコールの含有量が80
%以下の場合も塗膜の整面作用が劣化するのに対し、9
0%以上のジアセトンアルコールを含有する発明例整面
剤1ないし4における塗膜整面作用が優れていることが
確認された。
【0060】実施例4 本発明に係わる可剥性塗料のための剥離剤として、比較
的作用の穏やかなアルカリ化合物の中から、メタ珪酸ナ
トリウム,ジエタノールアミンおよびトリエタノールア
ミンを選び、これらを増粘剤および保水剤としてのヒド
ロキシエチルセルローズと共に水に溶解することによっ
て表7に示すような14種類の剥離剤を調整し、下記の
試験を行うことによって各剥離剤の性能について判定し
た。
的作用の穏やかなアルカリ化合物の中から、メタ珪酸ナ
トリウム,ジエタノールアミンおよびトリエタノールア
ミンを選び、これらを増粘剤および保水剤としてのヒド
ロキシエチルセルローズと共に水に溶解することによっ
て表7に示すような14種類の剥離剤を調整し、下記の
試験を行うことによって各剥離剤の性能について判定し
た。
【0061】なお、メタ珪酸ナトリウムの配合には9水
塩を用いており、メタ珪酸ナトリウムとしての濃度は、
表中のかっこ内に示したとおりである。また、剥離剤の
塗膜とのなじみを良くし、反応を促進するために、界面
活性剤として、アセチレンジオール系混合物で、低気泡
性の界面活性剤であるサイフィノールPSA−204
(第1工業製薬(株)製)を0.2%添加すると共に、
腐敗を防止するために、ヘキサヒドロトリアジン系の防
腐剤であるプロクセルXL−2を0.1%添加した。
塩を用いており、メタ珪酸ナトリウムとしての濃度は、
表中のかっこ内に示したとおりである。また、剥離剤の
塗膜とのなじみを良くし、反応を促進するために、界面
活性剤として、アセチレンジオール系混合物で、低気泡
性の界面活性剤であるサイフィノールPSA−204
(第1工業製薬(株)製)を0.2%添加すると共に、
腐敗を防止するために、ヘキサヒドロトリアジン系の防
腐剤であるプロクセルXL−2を0.1%添加した。
【0062】剥離性の評価については、上記した塗膜整
面剤の性能評価と同様に、0.8×70×150mmの
鋼板上に、黒色のアミノ−アクリル系塗料を25〜30
μmの膜厚に塗装したのち、150℃で20分間の焼付
け乾燥を行うことにより塗装鋼板を作成した。さらに、
この塗装面上に、可剥性塗料として、表1に示した発明
例塗料4を10〜15μmの膜厚に塗装し、室温で1時
間乾燥したのち、さらに50℃×5時間の促進乾燥を行
うことによって、可剥性塗料の剥離性試験片とした。そ
して、垂直に保持したこれら試験片の塗膜表面に、表7
に示した14種類の剥離剤を流し塗りし、室温で10分
間放置した後、水洗して上記可剥性塗料塗膜の剥離状況
を目視で観察した。これらの結果を表7に併せて示す。
面剤の性能評価と同様に、0.8×70×150mmの
鋼板上に、黒色のアミノ−アクリル系塗料を25〜30
μmの膜厚に塗装したのち、150℃で20分間の焼付
け乾燥を行うことにより塗装鋼板を作成した。さらに、
この塗装面上に、可剥性塗料として、表1に示した発明
例塗料4を10〜15μmの膜厚に塗装し、室温で1時
間乾燥したのち、さらに50℃×5時間の促進乾燥を行
うことによって、可剥性塗料の剥離性試験片とした。そ
して、垂直に保持したこれら試験片の塗膜表面に、表7
に示した14種類の剥離剤を流し塗りし、室温で10分
間放置した後、水洗して上記可剥性塗料塗膜の剥離状況
を目視で観察した。これらの結果を表7に併せて示す。
【0063】なお、表中には、可剥性塗料塗膜が痕跡を
とどめることなく完全に除去されているものを◎、ごく
一部にのみ痕跡をとどめるものを○、かなりの痕跡をと
どめるものを△、全面に痕跡をとどめ、ほとんど剥離で
きないものを×として示した。
とどめることなく完全に除去されているものを◎、ごく
一部にのみ痕跡をとどめるものを○、かなりの痕跡をと
どめるものを△、全面に痕跡をとどめ、ほとんど剥離で
きないものを×として示した。
【0064】
【表7】
【0065】この結果、メタ珪酸ナトリウムの含有量の
低い比較例剥離剤1、およびジエタノールアミン,トリ
エタノールアミンなどのアルカノールアミンを含む比較
例剥離剤3ないし11においては、剥離作用が弱く、と
りわけトリエタノールアミン含む比較例剥離剤8ないし
11においては、ほとんど剥離できない結果となった。
また、ヒドロキシエチルセルローズを含まない比較例剥
離剤2においては、粘性および保水性が不足し、試験片
の塗膜面から短時間で流れ落ちてしまうことから、メタ
珪酸ナトリウムを十分に含有するにも拘らず、十分な剥
離性を得ることができないことが判明した。
低い比較例剥離剤1、およびジエタノールアミン,トリ
エタノールアミンなどのアルカノールアミンを含む比較
例剥離剤3ないし11においては、剥離作用が弱く、と
りわけトリエタノールアミン含む比較例剥離剤8ないし
11においては、ほとんど剥離できない結果となった。
また、ヒドロキシエチルセルローズを含まない比較例剥
離剤2においては、粘性および保水性が不足し、試験片
の塗膜面から短時間で流れ落ちてしまうことから、メタ
珪酸ナトリウムを十分に含有するにも拘らず、十分な剥
離性を得ることができないことが判明した。
【0066】これに対し、ヒドロキシエチルセルローズ
と共に、適正量のメタ珪酸ナトリウムを含有する発明例
剥離剤1ないし3においては、良好な剥離性を示し、と
くに10%のメタ珪酸ナトリウム9水塩(メタ珪酸ナト
リウムとして約4%)を含む発明例剥離剤3の剥離性が
優れることが確認された。
と共に、適正量のメタ珪酸ナトリウムを含有する発明例
剥離剤1ないし3においては、良好な剥離性を示し、と
くに10%のメタ珪酸ナトリウム9水塩(メタ珪酸ナト
リウムとして約4%)を含む発明例剥離剤3の剥離性が
優れることが確認された。
【0067】なお、メタ珪酸ナトリウムは、前述のよう
に家庭用洗剤中に、ビルダーとして20〜25%程度含
有されており、排水の点においても実績を有している。
に家庭用洗剤中に、ビルダーとして20〜25%程度含
有されており、排水の点においても実績を有している。
【0068】例えば、本発明に係わる可剥性塗料塗膜上
に、表6に示した発明例剥離剤3を100g/m2
の厚さに塗布したのち水洗した場合の排水は、pH=
8〜7であると共に、BOD=83.7mg/L,CO
D=22.0mg/Lであって、一般規制値600mg
/Lに較べても大幅に低く、特別な排水処理装置を必要
としないことが確認されている。
に、表6に示した発明例剥離剤3を100g/m2
の厚さに塗布したのち水洗した場合の排水は、pH=
8〜7であると共に、BOD=83.7mg/L,CO
D=22.0mg/Lであって、一般規制値600mg
/Lに較べても大幅に低く、特別な排水処理装置を必要
としないことが確認されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 183/04 C09D 183/04 (72)発明者 木 下 啓 吾 東京都荒川区東尾久4丁目15番1号 長島 特殊塗料株式会社内 (72)発明者 沖 邦 夫 東京都練馬区関町北4−33−25−601 (72)発明者 片 野 明 秀 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 酒 城 鉄 志 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 4J038 BA092 CG131 CG141 DF022 DL032 GA03 GA06 HA456 JA26 JC32 KA06 KA08 KA09 MA02 MA07 MA10 MA13 PB07
Claims (5)
- 【請求項1】 エチレン不飽和結合およびカルボキシル
基を有するアクリル酸モノマーおよび/またはメタクリ
ル酸モノマーを鎖状結合中に導入して得られる酸価90
以上で、かつガラス転移温度が25〜40℃のアクリル
共重合樹脂粒子20〜30重量%を低芳香族炭化水素溶
媒中に分散してなる非水系分散型樹脂溶液中に、 当該樹脂溶液中に含まれる樹脂固形分に対して7〜13
重量%のジエチレングリコールモノエーテル類と、 前記樹脂固形分に対して0.5〜2重量%のポリエーテ
ル変性ポリシロキサン化合物を含有していることを特徴
とする可剥性塗料。 - 【請求項2】 さらに2〜20重量%の顔料を含有して
いることを特徴とする請求項1記載の可剥性塗料。 - 【請求項3】 有機溶媒中にジアセトンアルコールを9
0重量%以上含有していることを特徴とする請求項1ま
たは請求項2記載の可剥性塗料用塗膜整面剤。 - 【請求項4】 水中に、2〜5重量%のメタ珪酸ナトリ
ウムと、1〜3重量%のヒドロキシエチルセルローズを
含有していることを特徴とする請求項1または請求項2
記載の可剥性塗料用剥離剤。 - 【請求項5】 界面活性剤および防腐剤を含有している
ことを特徴とする請求項4記載の可剥性塗料用剥離剤。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05314699A JP3611085B2 (ja) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | 可剥性塗料、塗膜整面剤および剥離剤 |
| US09/515,857 US6284826B1 (en) | 1999-03-01 | 2000-02-29 | Strippable paint and surface regulating and release agents for same paint |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05314699A JP3611085B2 (ja) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | 可剥性塗料、塗膜整面剤および剥離剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000248208A true JP2000248208A (ja) | 2000-09-12 |
| JP3611085B2 JP3611085B2 (ja) | 2005-01-19 |
Family
ID=12934701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05314699A Expired - Fee Related JP3611085B2 (ja) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | 可剥性塗料、塗膜整面剤および剥離剤 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6284826B1 (ja) |
| JP (1) | JP3611085B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6534618B1 (en) | 2000-11-27 | 2003-03-18 | Corning Incorporated | Methods of drying optical fiber coatings |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2579808A1 (en) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Honeywell International Inc. | Methods for short term protection of automotive surfaces and compositions for use therein |
| US9150747B2 (en) * | 2006-10-25 | 2015-10-06 | My Design Limited | Self designed fashion wear and other articles |
| CN116848190A (zh) | 2021-02-04 | 2023-10-03 | 盛势达技研美国股份有限公司 | 可固化组合物 |
| CN119384473A (zh) * | 2022-05-24 | 2025-01-28 | Swimc有限公司 | 包含具有挥发性硅氧烷的nad聚合物的涂料 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5145518A (en) * | 1990-06-27 | 1992-09-08 | Xerox Corporation | Inks containing block copolymer micelles |
| US5242623A (en) * | 1991-08-13 | 1993-09-07 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Screen-printable thick film paste composition |
-
1999
- 1999-03-01 JP JP05314699A patent/JP3611085B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-02-29 US US09/515,857 patent/US6284826B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6534618B1 (en) | 2000-11-27 | 2003-03-18 | Corning Incorporated | Methods of drying optical fiber coatings |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6284826B1 (en) | 2001-09-04 |
| JP3611085B2 (ja) | 2005-01-19 |
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