JP2000248728A - 畳の床面固定構造 - Google Patents
畳の床面固定構造Info
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- JP2000248728A JP2000248728A JP11055527A JP5552799A JP2000248728A JP 2000248728 A JP2000248728 A JP 2000248728A JP 11055527 A JP11055527 A JP 11055527A JP 5552799 A JP5552799 A JP 5552799A JP 2000248728 A JP2000248728 A JP 2000248728A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 枠材をベルト状に形成して軽量化、薄型化を
図り、畳を強力に固定する枠を容易に組立て、撤去及び
収納できると共に、寸法の違う畳に対しても柔軟に対応
して畳間に隙間を生じさせず安全性を確保できる畳の床
面固定構造を提供する。 【解決手段】 可撓性のある帯状体である枠ベルト1及
び緊張ベルト2で枠を構成し、緊張ベルト2で緊張力を
与えながら枠ベルト1で畳最外周部分を取囲んで畳を一
体に固定できることにより、枠ベルト1と緊張ベルト2
の調整で寸法が微妙に異なる各種の畳10に対応させら
れ、確実に畳10を床面に固定できると共に、折畳み可
能な枠ベルト1及び緊張ベルト2は取扱い性に優れ、枠
配設作業の手間やコストを大幅に削減し、且つコンパク
トに収納できる。
図り、畳を強力に固定する枠を容易に組立て、撤去及び
収納できると共に、寸法の違う畳に対しても柔軟に対応
して畳間に隙間を生じさせず安全性を確保できる畳の床
面固定構造を提供する。 【解決手段】 可撓性のある帯状体である枠ベルト1及
び緊張ベルト2で枠を構成し、緊張ベルト2で緊張力を
与えながら枠ベルト1で畳最外周部分を取囲んで畳を一
体に固定できることにより、枠ベルト1と緊張ベルト2
の調整で寸法が微妙に異なる各種の畳10に対応させら
れ、確実に畳10を床面に固定できると共に、折畳み可
能な枠ベルト1及び緊張ベルト2は取扱い性に優れ、枠
配設作業の手間やコストを大幅に削減し、且つコンパク
トに収納できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、柔道用畳等の畳を
所定の枠材等を用いて床面に固定する畳の床面固定構造
に関する。
所定の枠材等を用いて床面に固定する畳の床面固定構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】体育館等の床面の所定範囲に柔道用畳を
敷詰めて柔道場を形成する場合など、常設されない畳を
床面に横ずれしないよう固定するために、従来から畳の
床面に対する特別の固定構造が提案されている。こうし
た畳の床面固定構造では、畳を固定するために、敷詰め
られた畳を取囲んで横ずれを防ぐ枠が多く用いられてき
た。このような従来の枠は、一般に木製の枠材で構成さ
れていた。このような従来の畳の床面固定構造の一例と
して、従来、実開平7−32080号公報に示されるも
のがあり、これを図9に示す。この図9は従来の畳の床
面固定構造における枠配設状態説明図である。
敷詰めて柔道場を形成する場合など、常設されない畳を
床面に横ずれしないよう固定するために、従来から畳の
床面に対する特別の固定構造が提案されている。こうし
た畳の床面固定構造では、畳を固定するために、敷詰め
られた畳を取囲んで横ずれを防ぐ枠が多く用いられてき
た。このような従来の枠は、一般に木製の枠材で構成さ
れていた。このような従来の畳の床面固定構造の一例と
して、従来、実開平7−32080号公報に示されるも
のがあり、これを図9に示す。この図9は従来の畳の床
面固定構造における枠配設状態説明図である。
【0003】前記図9において従来の畳の床面固定構造
は、複数の木製の枠材101を床面の所定位置に配設し
て組立て、さらに平行をなす枠材101同士を連結して
枠内側方向への緊張力を与える帯状の緊張材102を配
設し、前記枠材101を緊張材102で一体化して矩形
又は方形の枠を形成し、この枠の内側に畳10を敷詰め
て一体に固定する構成である。
は、複数の木製の枠材101を床面の所定位置に配設し
て組立て、さらに平行をなす枠材101同士を連結して
枠内側方向への緊張力を与える帯状の緊張材102を配
設し、前記枠材101を緊張材102で一体化して矩形
又は方形の枠を形成し、この枠の内側に畳10を敷詰め
て一体に固定する構成である。
【0004】前記緊張材102は、平行な枠材101に
それぞれ一端を固定される端部部材103と、この端部
部材103他端側と連結する複数の帯部材104と、こ
の帯部材104同士を連結する連結部材105と、前記
端部部材103と帯部材104、並びに帯部材104と
連結部材105をそれぞれ一体化する接続プレート(図
示を省略)とを備えてなる構成である。
それぞれ一端を固定される端部部材103と、この端部
部材103他端側と連結する複数の帯部材104と、こ
の帯部材104同士を連結する連結部材105と、前記
端部部材103と帯部材104、並びに帯部材104と
連結部材105をそれぞれ一体化する接続プレート(図
示を省略)とを備えてなる構成である。
【0005】上記した従来の畳の床面固定構造では、隙
間なく床面上に敷詰めた畳10の横ずれを枠材101及
び緊張材102からなる枠で確実に防ぎ、畳10を一体
的に床面に固定できる。
間なく床面上に敷詰めた畳10の横ずれを枠材101及
び緊張材102からなる枠で確実に防ぎ、畳10を一体
的に床面に固定できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の畳の床面固定構
造は以上のように構成されていたことから、木製である
枠材101の寸法調整が行えず、畳10の寸法があらか
じめ想定した寸法と少しでも異なる場合には、畳10同
士又は畳10と枠材101の間に隙間が生じたり、逆に
畳10の入る余裕がなくなって畳10が浮いたりして、
畳10の横ずれを防止できなくなり、畳上における活動
の際の安全性を確保できないという課題を有した。これ
を避けるためには枠材101の種類を増やして組合わせ
で寸法を変える他はないが、コストアップにつながるた
め対応が難しかった。
造は以上のように構成されていたことから、木製である
枠材101の寸法調整が行えず、畳10の寸法があらか
じめ想定した寸法と少しでも異なる場合には、畳10同
士又は畳10と枠材101の間に隙間が生じたり、逆に
畳10の入る余裕がなくなって畳10が浮いたりして、
畳10の横ずれを防止できなくなり、畳上における活動
の際の安全性を確保できないという課題を有した。これ
を避けるためには枠材101の種類を増やして組合わせ
で寸法を変える他はないが、コストアップにつながるた
め対応が難しかった。
【0007】また、枠材101は木製でコンパクトに折
畳んだりすることができない上、組立てに時間がかから
ないように適度な分割数として連結部位を少なくし、各
分割単位を一定限度以上の大きさとしていることから、
持運びや組立の際の取扱い性や収納性に問題があった。
畳んだりすることができない上、組立てに時間がかから
ないように適度な分割数として連結部位を少なくし、各
分割単位を一定限度以上の大きさとしていることから、
持運びや組立の際の取扱い性や収納性に問題があった。
【0008】本発明は前記課題を解消するためになされ
たもので、枠材をベルト状に形成して軽量化、薄型化を
図り、畳を強力に固定する枠を容易に組立て、撤去及び
収納できると共に、寸法の違う畳に対しても柔軟に対応
して畳間に隙間を生じさせず安全性を確保できる畳の床
面固定構造を提供することを目的とする。
たもので、枠材をベルト状に形成して軽量化、薄型化を
図り、畳を強力に固定する枠を容易に組立て、撤去及び
収納できると共に、寸法の違う畳に対しても柔軟に対応
して畳間に隙間を生じさせず安全性を確保できる畳の床
面固定構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る畳の床面固
定構造は、床面の所定範囲で矩形又は方形状に敷詰めた
複数の畳の最外周部分全周に沿って一又は複数の枠材を
配設すると共に、当該枠材の平行をなす部分に両端部を
それぞれ連結して枠材の平行部分同士に互いに近付く方
向の緊張力を与える緊張材を配設し、前記枠材で畳最外
周部分全周を取囲んで畳をずれないように固定する畳の
床面固定構造において、前記床面に敷詰められる複数の
畳のうち少なくとも最外周に位置する畳のそれぞれ最外
周辺となる側面の一又は複数の所定位置に一の面ファス
ナーを配設され、前記枠材として、可撓性素材からなる
帯状体で形成され、一方の面の複数所定箇所に前記畳側
面の面ファスナーと係合可能な他の面ファスナーを配設
される枠ベルトを備えると共に、前記緊張材として、可
撓性素材からなる帯状体で形成され、両端部に前記枠ベ
ルトとの連結部分を形成されてなる緊張ベルトを備えて
なり、前記枠ベルトが、面ファスナー同士を係合させな
がら前記畳最外周部分全周に配設されるものである。
定構造は、床面の所定範囲で矩形又は方形状に敷詰めた
複数の畳の最外周部分全周に沿って一又は複数の枠材を
配設すると共に、当該枠材の平行をなす部分に両端部を
それぞれ連結して枠材の平行部分同士に互いに近付く方
向の緊張力を与える緊張材を配設し、前記枠材で畳最外
周部分全周を取囲んで畳をずれないように固定する畳の
床面固定構造において、前記床面に敷詰められる複数の
畳のうち少なくとも最外周に位置する畳のそれぞれ最外
周辺となる側面の一又は複数の所定位置に一の面ファス
ナーを配設され、前記枠材として、可撓性素材からなる
帯状体で形成され、一方の面の複数所定箇所に前記畳側
面の面ファスナーと係合可能な他の面ファスナーを配設
される枠ベルトを備えると共に、前記緊張材として、可
撓性素材からなる帯状体で形成され、両端部に前記枠ベ
ルトとの連結部分を形成されてなる緊張ベルトを備えて
なり、前記枠ベルトが、面ファスナー同士を係合させな
がら前記畳最外周部分全周に配設されるものである。
【0010】このように本発明においては、枠材及び緊
張材を可撓性のある帯状の枠ベルト及び緊張ベルトと
し、さらに畳の側面所定位置に面ファスナーを配設する
と共に枠ベルトにも対応する面ファスナーを配設し、畳
を連続するよう敷詰めながら枠ベルトを畳最外周部分に
面ファスナー同士の係合で配設し、緊張ベルトで緊張力
を与えながら枠ベルトで畳最外周部分を取囲んで枠とし
て畳を一体に固定できることにより、どの位置でも屈曲
可能な枠ベルトの屈曲位置及び面ファスナー係合位置を
ずらして畳の最外周部分の寸法が予定寸法から変化して
いる場合でも対応できることとなり、畳の浮きや畳間の
隙間を生じさせずに確実に畳を周りから固定できると共
に、折畳んで小さくまとめられる枠ベルトは持運びも容
易であり、組立作業の手間やコストを大幅に削減できる
と共に、保管の際もコンパクトに収納できる。また、畳
及び枠ベルトの面ファスナー同士を係合させて枠を配設
することにより、敷詰めた畳と枠ベルトとをずらそうと
する力に対する耐性が高まり、枠ベルトを畳最外周部分
全周に配置する途中の段階でも畳を緊締してずれの発生
を抑えられる。
張材を可撓性のある帯状の枠ベルト及び緊張ベルトと
し、さらに畳の側面所定位置に面ファスナーを配設する
と共に枠ベルトにも対応する面ファスナーを配設し、畳
を連続するよう敷詰めながら枠ベルトを畳最外周部分に
面ファスナー同士の係合で配設し、緊張ベルトで緊張力
を与えながら枠ベルトで畳最外周部分を取囲んで枠とし
て畳を一体に固定できることにより、どの位置でも屈曲
可能な枠ベルトの屈曲位置及び面ファスナー係合位置を
ずらして畳の最外周部分の寸法が予定寸法から変化して
いる場合でも対応できることとなり、畳の浮きや畳間の
隙間を生じさせずに確実に畳を周りから固定できると共
に、折畳んで小さくまとめられる枠ベルトは持運びも容
易であり、組立作業の手間やコストを大幅に削減できる
と共に、保管の際もコンパクトに収納できる。また、畳
及び枠ベルトの面ファスナー同士を係合させて枠を配設
することにより、敷詰めた畳と枠ベルトとをずらそうと
する力に対する耐性が高まり、枠ベルトを畳最外周部分
全周に配置する途中の段階でも畳を緊締してずれの発生
を抑えられる。
【0011】また、本発明に係る畳の床面固定構造は必
要に応じて、前記緊張ベルトが、中間の一又は複数箇所
で分割され、当該分割端部分の所定長さ範囲に一の面フ
ァスナーを配設されてなり、少なくとも前記緊張ベルト
より幅広の矩形又は方形状の略シート状体で形成され、
前記緊張ベルトの面ファスナーに対応する他の面ファス
ナーが中間部分の所定幅領域に配設される継手シートを
備え、前記緊張ベルトの二つの分割端部分を前記継手シ
ートと面ファスナー同士の係合で一体化させ、緊張ベル
トを一体に連結するものである。このように本発明にお
いては、緊張ベルトを複数分割構造とすると共に、分割
部分に継手シートを配設し、面ファスナー同士の係合で
緊張ベルトが継手シートを介して連結されることによ
り、緊張ベルトの緊張具合を緊張ベルト分割部分と継手
シートとの面ファスナーによる係合位置を変えて調整で
きることとなり、畳の寸法が予定寸法から変化している
場合に緊張ベルトでも係合位置をずらして適切な緊張力
を枠ベルトに与えられると共に、継手シートは敷詰めた
畳から押圧されることで横ずれしにくく、緊張ベルトに
位置ずれが生じたりせず、緊張ベルトと枠ベルトとが枠
として一体化した状態を常に維持できる。
要に応じて、前記緊張ベルトが、中間の一又は複数箇所
で分割され、当該分割端部分の所定長さ範囲に一の面フ
ァスナーを配設されてなり、少なくとも前記緊張ベルト
より幅広の矩形又は方形状の略シート状体で形成され、
前記緊張ベルトの面ファスナーに対応する他の面ファス
ナーが中間部分の所定幅領域に配設される継手シートを
備え、前記緊張ベルトの二つの分割端部分を前記継手シ
ートと面ファスナー同士の係合で一体化させ、緊張ベル
トを一体に連結するものである。このように本発明にお
いては、緊張ベルトを複数分割構造とすると共に、分割
部分に継手シートを配設し、面ファスナー同士の係合で
緊張ベルトが継手シートを介して連結されることによ
り、緊張ベルトの緊張具合を緊張ベルト分割部分と継手
シートとの面ファスナーによる係合位置を変えて調整で
きることとなり、畳の寸法が予定寸法から変化している
場合に緊張ベルトでも係合位置をずらして適切な緊張力
を枠ベルトに与えられると共に、継手シートは敷詰めた
畳から押圧されることで横ずれしにくく、緊張ベルトに
位置ずれが生じたりせず、緊張ベルトと枠ベルトとが枠
として一体化した状態を常に維持できる。
【0012】また、本発明に係る畳の床面固定構造は必
要に応じて、前記継手シートが、前記他の面ファスナー
を中間部分の所定幅領域と当該領域と交差する所定幅の
領域とにまたがって略十字状に配設されてなり、互いの
分割位置で交差する二つの前記緊張ベルトの各分割端部
分を前記継手シートと面ファスナー同士の係合で一体化
させ、二つの緊張ベルトを交差状態で一体に連結するも
のである。このように本発明においては、継手シートに
面ファスナーを略十字状に配設し、分割位置で交差する
二つの緊張ベルトが面ファスナー同士の係合で一つの継
手シートを介して連結されることにより、畳から押圧さ
れる継手シートで二つの緊張ベルトそれぞれが位置ずれ
を生じずに強固に一体化され、緊張ベルト同士の連結で
枠としての強度が一層向上すると共に、二つの緊張ベル
トの分割部分に対し一つの継手シートで済むこととな
り、コストダウンが図れる。
要に応じて、前記継手シートが、前記他の面ファスナー
を中間部分の所定幅領域と当該領域と交差する所定幅の
領域とにまたがって略十字状に配設されてなり、互いの
分割位置で交差する二つの前記緊張ベルトの各分割端部
分を前記継手シートと面ファスナー同士の係合で一体化
させ、二つの緊張ベルトを交差状態で一体に連結するも
のである。このように本発明においては、継手シートに
面ファスナーを略十字状に配設し、分割位置で交差する
二つの緊張ベルトが面ファスナー同士の係合で一つの継
手シートを介して連結されることにより、畳から押圧さ
れる継手シートで二つの緊張ベルトそれぞれが位置ずれ
を生じずに強固に一体化され、緊張ベルト同士の連結で
枠としての強度が一層向上すると共に、二つの緊張ベル
トの分割部分に対し一つの継手シートで済むこととな
り、コストダウンが図れる。
【0013】また、本発明に係る畳の床面固定構造は必
要に応じて、前記緊張ベルトの前記枠ベルトと連結する
端部に、貫通方向が枠ベルトに並行する所定の大きさの
略管状部分を枠ベルト下縁から外側に突出させて形成す
ると共に、少なくとも略直角をなす二つの側面を有し且
つ当該略直角をなす二面のいずれか一方の面を底面とし
た場合の高さが畳厚さ以下となる所定の多角形横断面の
略角柱状体で形成され、床面及び前記枠ベルト外側面に
前記略直角をなす二面がそれぞれ面すると共に高さが畳
厚さ以下となる向きで前記略管状部分内部に通して配設
される止め具を備えるものである。このように本発明に
おいては、緊張ベルトの端部に略管状部分を形成すると
共に、この略管状部分の中に枠ベルト外側面及び床面に
それぞれ面する止め具を配設し、緊張ベルトからの緊張
力を受けて止め具の略直角をなす二面が略管状部分を介
して枠ベルト外側面及び床面にそれぞれ密着し、緊張ベ
ルトからの緊張力で緊張ベルトと連結している枠ベルト
が畳の下側に引込まれるのを止め具が阻止することによ
り、枠ベルトを確実に畳最外周部分に位置させて畳を緊
締できることとなり、畳を常に安定して固定できる。
要に応じて、前記緊張ベルトの前記枠ベルトと連結する
端部に、貫通方向が枠ベルトに並行する所定の大きさの
略管状部分を枠ベルト下縁から外側に突出させて形成す
ると共に、少なくとも略直角をなす二つの側面を有し且
つ当該略直角をなす二面のいずれか一方の面を底面とし
た場合の高さが畳厚さ以下となる所定の多角形横断面の
略角柱状体で形成され、床面及び前記枠ベルト外側面に
前記略直角をなす二面がそれぞれ面すると共に高さが畳
厚さ以下となる向きで前記略管状部分内部に通して配設
される止め具を備えるものである。このように本発明に
おいては、緊張ベルトの端部に略管状部分を形成すると
共に、この略管状部分の中に枠ベルト外側面及び床面に
それぞれ面する止め具を配設し、緊張ベルトからの緊張
力を受けて止め具の略直角をなす二面が略管状部分を介
して枠ベルト外側面及び床面にそれぞれ密着し、緊張ベ
ルトからの緊張力で緊張ベルトと連結している枠ベルト
が畳の下側に引込まれるのを止め具が阻止することによ
り、枠ベルトを確実に畳最外周部分に位置させて畳を緊
締できることとなり、畳を常に安定して固定できる。
【0014】また、本発明に係る畳の床面固定構造は必
要に応じて、前記畳が、下面の一又は複数の外辺部分の
中間部所定幅領域、及び/又は、一又は複数のコーナ部
分所定幅領域に、一の面ファスナーを配設されてなり、
矩形又は方形状の略シート状体で形成され、いずれかの
面に前記畳下面の面ファスナーに対応する他の面ファス
ナーが所定幅で略T字状に配設される畳連結シートを備
え、敷詰められた状態で隣合って略T字状をなす三つの
畳の各面ファスナー配設部分を前記畳連結シートと面フ
ァスナー同士の係合で一体化させ、畳を一体に連結する
ものである。このように本発明においては、畳の下面所
定位置に面ファスナーが配設されると共に、三つの畳が
敷詰められてそれぞれ隣合う位置の下側に畳連結シート
を配設し、三つの畳が敷詰められてそれぞれ隣合った状
態で隣接する二つのコーナ部分と一つの外辺中間部分の
各面ファスナー配設部分を畳連結シートの面ファスナー
と係合させ、畳同士を畳連結シートを介し連結すること
により、畳間の結合がより強固となり、畳に外力が加わ
っても畳がずれたりせず、畳間における隙間の発生もな
く、安全性を確保できる。
要に応じて、前記畳が、下面の一又は複数の外辺部分の
中間部所定幅領域、及び/又は、一又は複数のコーナ部
分所定幅領域に、一の面ファスナーを配設されてなり、
矩形又は方形状の略シート状体で形成され、いずれかの
面に前記畳下面の面ファスナーに対応する他の面ファス
ナーが所定幅で略T字状に配設される畳連結シートを備
え、敷詰められた状態で隣合って略T字状をなす三つの
畳の各面ファスナー配設部分を前記畳連結シートと面フ
ァスナー同士の係合で一体化させ、畳を一体に連結する
ものである。このように本発明においては、畳の下面所
定位置に面ファスナーが配設されると共に、三つの畳が
敷詰められてそれぞれ隣合う位置の下側に畳連結シート
を配設し、三つの畳が敷詰められてそれぞれ隣合った状
態で隣接する二つのコーナ部分と一つの外辺中間部分の
各面ファスナー配設部分を畳連結シートの面ファスナー
と係合させ、畳同士を畳連結シートを介し連結すること
により、畳間の結合がより強固となり、畳に外力が加わ
っても畳がずれたりせず、畳間における隙間の発生もな
く、安全性を確保できる。
【0015】また、本発明に係る畳の床面固定構造は必
要に応じて、前記畳全部が、全ての側面の一又は複数の
所定位置に前記一の面ファスナーを配設されるものであ
る。このように本発明においては、敷詰められる全ての
畳の全側面に面ファスナーが配設され、いずれの畳も枠
ベルトの面ファスナーと係合可能になることにより、ど
の畳を最外周部分に用いてもよいこととなり、畳を敷詰
める際に畳の配置を考慮する必要がなく、敷詰め作業の
能率が大幅に向上する。
要に応じて、前記畳全部が、全ての側面の一又は複数の
所定位置に前記一の面ファスナーを配設されるものであ
る。このように本発明においては、敷詰められる全ての
畳の全側面に面ファスナーが配設され、いずれの畳も枠
ベルトの面ファスナーと係合可能になることにより、ど
の畳を最外周部分に用いてもよいこととなり、畳を敷詰
める際に畳の配置を考慮する必要がなく、敷詰め作業の
能率が大幅に向上する。
【0016】また、本発明に係る畳の床面固定構造は必
要に応じて、前記畳が、互いに直交する二側面の前記一
又は複数の所定位置以外の所定位置に一の面ファスナー
を配設されると共に、前記二側面と互いに平行をなす他
の二側面の前記一又は複数の所定位置以外の所定位置に
前記一の面ファスナーと係合可能な他の面ファスナーを
配設されるものである。このように本発明においては、
畳の平行をなす各側面に係合可能な一対の面ファスナー
のそれぞれを配設し、畳を敷詰める場合に側面の面ファ
スナーと隣合う他の畳側面の面ファスナーとを係合させ
て一体化できることにより、畳間の結合がより強固とな
り、畳に外力が加わっても畳がずれたりせず、畳間にお
ける隙間の発生もなく、安全性を確保できる。
要に応じて、前記畳が、互いに直交する二側面の前記一
又は複数の所定位置以外の所定位置に一の面ファスナー
を配設されると共に、前記二側面と互いに平行をなす他
の二側面の前記一又は複数の所定位置以外の所定位置に
前記一の面ファスナーと係合可能な他の面ファスナーを
配設されるものである。このように本発明においては、
畳の平行をなす各側面に係合可能な一対の面ファスナー
のそれぞれを配設し、畳を敷詰める場合に側面の面ファ
スナーと隣合う他の畳側面の面ファスナーとを係合させ
て一体化できることにより、畳間の結合がより強固とな
り、畳に外力が加わっても畳がずれたりせず、畳間にお
ける隙間の発生もなく、安全性を確保できる。
【0017】
【発明の実施の形態】(本発明の第1の実施形態)以
下、本発明の第1の実施形態に係る畳の床面固定構造を
図1〜図4に基づいて説明する。この図1は本実施の形
態に係る畳の床面固定構造における枠配設状態説明図、
図2(A)は本実施の形態に係る畳の床面固定構造にお
ける枠ベルトの概略構成図、図2(B)は本実施の形態
に係る畳の床面固定構造における緊張ベルトの端部構成
説明図、図3は本実施の形態に係る畳の床面固定構造に
おける緊張ベルトの要部構成説明図、図4は本実施の形
態に係る畳の床面固定構造における畳への枠ベルト配設
状態説明図である。
下、本発明の第1の実施形態に係る畳の床面固定構造を
図1〜図4に基づいて説明する。この図1は本実施の形
態に係る畳の床面固定構造における枠配設状態説明図、
図2(A)は本実施の形態に係る畳の床面固定構造にお
ける枠ベルトの概略構成図、図2(B)は本実施の形態
に係る畳の床面固定構造における緊張ベルトの端部構成
説明図、図3は本実施の形態に係る畳の床面固定構造に
おける緊張ベルトの要部構成説明図、図4は本実施の形
態に係る畳の床面固定構造における畳への枠ベルト配設
状態説明図である。
【0018】前記各図において、本実施の形態に係る畳
の床面固定構造は、床面の所定範囲で矩形状に敷詰める
複数の畳10の最外周部分全周に枠材として四つの枠ベ
ルト1を連結状態で配設すると共に、前記枠ベルト1の
平行をなす部分に両端部をそれぞれ連結させて枠ベルト
1の平行部分同士に互いに近付く方向の緊張力を与える
緊張材としての複数の緊張ベルト2を配設し、前記枠ベ
ルト1で畳10の最外周部分全周を取囲んで全ての畳1
0をずれないように固定するものである。前記床面に敷
詰められる全ての畳10は、公知の柔道用畳であり、そ
の全てに対し、面ファスナー3が全側面の長手方向中間
部分に所定範囲にわたって配設される構成である。
の床面固定構造は、床面の所定範囲で矩形状に敷詰める
複数の畳10の最外周部分全周に枠材として四つの枠ベ
ルト1を連結状態で配設すると共に、前記枠ベルト1の
平行をなす部分に両端部をそれぞれ連結させて枠ベルト
1の平行部分同士に互いに近付く方向の緊張力を与える
緊張材としての複数の緊張ベルト2を配設し、前記枠ベ
ルト1で畳10の最外周部分全周を取囲んで全ての畳1
0をずれないように固定するものである。前記床面に敷
詰められる全ての畳10は、公知の柔道用畳であり、そ
の全てに対し、面ファスナー3が全側面の長手方向中間
部分に所定範囲にわたって配設される構成である。
【0019】前記枠ベルト1は、前記畳10厚さとほぼ
一致する幅の可撓性素材からなる所定長さの帯状体で形
成され、一方の面の複数所定箇所に前記畳10側面の面
ファスナー3と係合可能な面ファスナー4が配設される
構成である。この枠ベルト1における各面ファスナー4
については、枠ベルト1略中央の基準位置に配設した面
ファスナー4に対し、両隣の面ファスナー4はその配設
ピッチを畳10の長辺寸法の4分の3に一致する距離と
なるよう配設し、この他は面ファスナー4配設ピッチが
畳10の長辺寸法と一致するよう配設している。畳10
に対しては、枠ベルト1の基準位置の面ファスナー4を
矩形領域のコーナ部分に配置された畳10の短辺側側面
の面ファスナー3に係合させるように配設する。枠ベル
ト1の両端部には、他の枠ベルトとの連結用に、一端部
には前記面ファスナー4と同じ側の面に面ファスナー4
が配設され、他端部には前記面ファスナー4と異なる側
の面に面ファスナー3が配設される。
一致する幅の可撓性素材からなる所定長さの帯状体で形
成され、一方の面の複数所定箇所に前記畳10側面の面
ファスナー3と係合可能な面ファスナー4が配設される
構成である。この枠ベルト1における各面ファスナー4
については、枠ベルト1略中央の基準位置に配設した面
ファスナー4に対し、両隣の面ファスナー4はその配設
ピッチを畳10の長辺寸法の4分の3に一致する距離と
なるよう配設し、この他は面ファスナー4配設ピッチが
畳10の長辺寸法と一致するよう配設している。畳10
に対しては、枠ベルト1の基準位置の面ファスナー4を
矩形領域のコーナ部分に配置された畳10の短辺側側面
の面ファスナー3に係合させるように配設する。枠ベル
ト1の両端部には、他の枠ベルトとの連結用に、一端部
には前記面ファスナー4と同じ側の面に面ファスナー4
が配設され、他端部には前記面ファスナー4と異なる側
の面に面ファスナー3が配設される。
【0020】前記緊張ベルト2は、可撓性素材からなる
帯状体で形成され、長手方向両端部に前記枠ベルト1と
の連結部分として枠ベルト1を貫通させる環状部2aが
形成されると共に、この環状部2aより小さい管状部2
bが形成されてなる構成である。この緊張ベルト2の両
端の管状部2bは、貫通方向を枠ベルト1に並行させ、
枠ベルト1下縁側から外側に突出させて形成されてな
る。この管状部2b内部には、直角をなす二つの側面を
有する三角柱状体の止め具2cが、前記直角をなす二面
が床面及び前記枠ベルト1外側面にそれぞれ面する向き
で挿入配設される。止め具2cのうち、前記枠ベルト1
外側面に面する面の幅は枠ベルト1幅及び畳厚さより小
さくなっており、止め具2cを配設された管状部2bが
枠ベルト1から高さ方向にはみ出さない仕組みである。
帯状体で形成され、長手方向両端部に前記枠ベルト1と
の連結部分として枠ベルト1を貫通させる環状部2aが
形成されると共に、この環状部2aより小さい管状部2
bが形成されてなる構成である。この緊張ベルト2の両
端の管状部2bは、貫通方向を枠ベルト1に並行させ、
枠ベルト1下縁側から外側に突出させて形成されてな
る。この管状部2b内部には、直角をなす二つの側面を
有する三角柱状体の止め具2cが、前記直角をなす二面
が床面及び前記枠ベルト1外側面にそれぞれ面する向き
で挿入配設される。止め具2cのうち、前記枠ベルト1
外側面に面する面の幅は枠ベルト1幅及び畳厚さより小
さくなっており、止め具2cを配設された管状部2bが
枠ベルト1から高さ方向にはみ出さない仕組みである。
【0021】また、この緊張ベルト2は、中央の一箇所
で二つに分割されており、この二つの分割端部分の所定
長さ範囲に面ファスナー3が配設される。この緊張ベル
ト2の分割部分には、畳幅とほぼ一致する矩形状のシー
ト状体で形成され、前記緊張ベルト2の面ファスナー3
と対をなす面ファスナー4を中央の所定幅の領域に取付
られてなる継手シート2dが配設されており、面ファス
ナー3を分割端部分の面ファスナー4と係合させて緊張
ベルト2として一体化させる仕組みである。継手シート
2dは、敷詰めた畳10から押圧されることで横ずれし
にくく、緊張ベルト2に位置ずれや緊張力の偏りを生じ
させない。
で二つに分割されており、この二つの分割端部分の所定
長さ範囲に面ファスナー3が配設される。この緊張ベル
ト2の分割部分には、畳幅とほぼ一致する矩形状のシー
ト状体で形成され、前記緊張ベルト2の面ファスナー3
と対をなす面ファスナー4を中央の所定幅の領域に取付
られてなる継手シート2dが配設されており、面ファス
ナー3を分割端部分の面ファスナー4と係合させて緊張
ベルト2として一体化させる仕組みである。継手シート
2dは、敷詰めた畳10から押圧されることで横ずれし
にくく、緊張ベルト2に位置ずれや緊張力の偏りを生じ
させない。
【0022】次に、前記構成に基づく本実施の形態の畳
の床面固定構造を用いる畳固定動作について説明する。
まず、床面上の畳10を配設する予定の矩形領域に合わ
せて、各枠ベルト1及び緊張ベルト2を大まかに配置す
る。この時、枠ベルト1を緊張ベルト2の環状部2aに
通して連結した状態としておく。
の床面固定構造を用いる畳固定動作について説明する。
まず、床面上の畳10を配設する予定の矩形領域に合わ
せて、各枠ベルト1及び緊張ベルト2を大まかに配置す
る。この時、枠ベルト1を緊張ベルト2の環状部2aに
通して連結した状態としておく。
【0023】この後、前記矩形領域のいずれかのコーナ
部分から、畳10を載置していく。この時、あらかじめ
配置した枠ベルト1を張った状態で畳10の側面に当て
がい、面ファスナー同士を係合して畳10と枠ベルト1
とを確実に一体化する。コーナ部分の畳10と枠ベルト
1の係合では、枠ベルト1の基準位置の面ファスナー4
を畳10の短辺側の面ファスナー3に合わせると、この
畳10に隣り合せる他の畳10と枠ベルト1とのそれぞ
れの面ファスナー位置が揃うこととなる。こうした枠ベ
ルト1の畳10側面への配設と共に、畳10の下側の緊
張ベルト2も畳10下側でたるまないように引張って緊
張状態としておく。緊張ベルト2端部の管状部2bは枠
ベルト1より外側に位置しており、緊張ベルト2に緊張
力が発生すると、止め具2cの直角をなす二面が床面と
畳10側面に管状部2b及び枠ベルト1を介してそれぞ
れ当接して力を各面方向に分散し、枠ベルト1及び緊張
ベルト2端部の畳10と床面の間への入り込みを抑える
ストッパとして働く。この止め具2cを配設した管状部
2bの高さは畳厚さ以下となっており、畳上での活動の
障害となることはない。
部分から、畳10を載置していく。この時、あらかじめ
配置した枠ベルト1を張った状態で畳10の側面に当て
がい、面ファスナー同士を係合して畳10と枠ベルト1
とを確実に一体化する。コーナ部分の畳10と枠ベルト
1の係合では、枠ベルト1の基準位置の面ファスナー4
を畳10の短辺側の面ファスナー3に合わせると、この
畳10に隣り合せる他の畳10と枠ベルト1とのそれぞ
れの面ファスナー位置が揃うこととなる。こうした枠ベ
ルト1の畳10側面への配設と共に、畳10の下側の緊
張ベルト2も畳10下側でたるまないように引張って緊
張状態としておく。緊張ベルト2端部の管状部2bは枠
ベルト1より外側に位置しており、緊張ベルト2に緊張
力が発生すると、止め具2cの直角をなす二面が床面と
畳10側面に管状部2b及び枠ベルト1を介してそれぞ
れ当接して力を各面方向に分散し、枠ベルト1及び緊張
ベルト2端部の畳10と床面の間への入り込みを抑える
ストッパとして働く。この止め具2cを配設した管状部
2bの高さは畳厚さ以下となっており、畳上での活動の
障害となることはない。
【0024】こうしてコーナ部分から畳10をあらかじ
め設定した所定の配置をなすよう各方向に敷詰めていく
のに合わせて、枠ベルト1と畳10との係合、及び、緊
張ベルト2の緊張といった動作をコーナ部分から各方向
に繰返していく。最初の枠ベルト1の端部まで畳10の
敷詰めが到達したら、枠ベルト1の張りを保ちつつ隣合
う別の枠ベルト1と端部同士を連結して一体化し、さら
に畳10の敷詰め及び枠ベルト1と畳10との係合、並
びに緊張ベルト2の緊張といった一連の動作を繰返して
いく。この畳10の敷詰め中に、必要に応じて緊張ベル
ト2の張り具合を継手シート2dと緊張ベルト分割端部
分との係合位置を変えて調整する。
め設定した所定の配置をなすよう各方向に敷詰めていく
のに合わせて、枠ベルト1と畳10との係合、及び、緊
張ベルト2の緊張といった動作をコーナ部分から各方向
に繰返していく。最初の枠ベルト1の端部まで畳10の
敷詰めが到達したら、枠ベルト1の張りを保ちつつ隣合
う別の枠ベルト1と端部同士を連結して一体化し、さら
に畳10の敷詰め及び枠ベルト1と畳10との係合、並
びに緊張ベルト2の緊張といった一連の動作を繰返して
いく。この畳10の敷詰め中に、必要に応じて緊張ベル
ト2の張り具合を継手シート2dと緊張ベルト分割端部
分との係合位置を変えて調整する。
【0025】前記動作を繰返して畳10を床面の矩形領
域全てに敷詰め、枠ベルト1で畳10を完全に取囲む
と、枠が完成し、畳10が確実に固定された状態とな
る。前記枠ベルト1においては、畳10の寸法が当初の
予定寸法と多少異なる場合であっても、面ファスナー4
の配設幅の範囲内で、面ファスナー係合位置及びコーナ
部における屈曲位置をずらすことで、畳寸法の違いによ
る全体寸法のずれに対応して畳10を確実に取囲める。
前記緊張ベルト2においても、継手シート2dと緊張ベ
ルト分割端部分との係合位置を変えて寸法及び緊張力を
調整でき、枠ベルト1と緊張ベルト2で構成された枠で
畳10を確実に一体に固定できる。
域全てに敷詰め、枠ベルト1で畳10を完全に取囲む
と、枠が完成し、畳10が確実に固定された状態とな
る。前記枠ベルト1においては、畳10の寸法が当初の
予定寸法と多少異なる場合であっても、面ファスナー4
の配設幅の範囲内で、面ファスナー係合位置及びコーナ
部における屈曲位置をずらすことで、畳寸法の違いによ
る全体寸法のずれに対応して畳10を確実に取囲める。
前記緊張ベルト2においても、継手シート2dと緊張ベ
ルト分割端部分との係合位置を変えて寸法及び緊張力を
調整でき、枠ベルト1と緊張ベルト2で構成された枠で
畳10を確実に一体に固定できる。
【0026】このように、本実施の形態に係る畳の床面
固定構造においては、可撓性のある帯状体である枠ベル
ト1及び緊張ベルト2で枠を構成したことから、枠ベル
ト1と緊張ベルト2の調整で寸法が微妙に異なる各種の
畳10に対応させられ、確実に畳10を床面に固定でき
ると共に、折畳み可能な枠ベルト1及び緊張ベルト2は
取扱い性に優れ、枠配設作業の手間やコストを大幅に削
減し、且つコンパクトに収納できる。また、枠ベルト1
は面ファスナー同士の係合で畳10側面に一体に配設さ
れることから、枠ベルト1を畳10最外周部分全周に配
置する途中の段階でも緊張力を発生させられ、畳10の
ずれを抑えられる。
固定構造においては、可撓性のある帯状体である枠ベル
ト1及び緊張ベルト2で枠を構成したことから、枠ベル
ト1と緊張ベルト2の調整で寸法が微妙に異なる各種の
畳10に対応させられ、確実に畳10を床面に固定でき
ると共に、折畳み可能な枠ベルト1及び緊張ベルト2は
取扱い性に優れ、枠配設作業の手間やコストを大幅に削
減し、且つコンパクトに収納できる。また、枠ベルト1
は面ファスナー同士の係合で畳10側面に一体に配設さ
れることから、枠ベルト1を畳10最外周部分全周に配
置する途中の段階でも緊張力を発生させられ、畳10の
ずれを抑えられる。
【0027】なお、前記実施の形態に係る畳の床面固定
構造においては、畳10を配設する床面矩形領域の各コ
ーナ部に対応する四つの枠ベルト1を連結して一体の枠
とする構成としているが、これに限らず、畳10を敷詰
める矩形又は方形領域が大きい場合には、面ファスナー
配設ピッチの短い部分を有するコーナ部分対応の枠ベル
トと、面ファスナー配設ピッチが畳長辺寸法と等しい直
線状の辺部分に対応する枠ベルトとを複数組合わせて一
体の枠を形成する構成とすることもできる。また、あら
かじめ敷詰める畳10の数及び配置に合わせて面ファス
ナー位置を適切に配置した一つの枠ベルトで畳全体を取
囲む構成とすることもできる。
構造においては、畳10を配設する床面矩形領域の各コ
ーナ部に対応する四つの枠ベルト1を連結して一体の枠
とする構成としているが、これに限らず、畳10を敷詰
める矩形又は方形領域が大きい場合には、面ファスナー
配設ピッチの短い部分を有するコーナ部分対応の枠ベル
トと、面ファスナー配設ピッチが畳長辺寸法と等しい直
線状の辺部分に対応する枠ベルトとを複数組合わせて一
体の枠を形成する構成とすることもできる。また、あら
かじめ敷詰める畳10の数及び配置に合わせて面ファス
ナー位置を適切に配置した一つの枠ベルトで畳全体を取
囲む構成とすることもできる。
【0028】また、前記実施の形態に係る畳の床面固定
構造においては、敷詰められる全ての畳10の全側面に
面ファスナー3が配設され、いずれの畳10も枠ベルト
1の面ファスナー4と係合できるようにする構成である
が、最外周部分に用いる畳10にのみ面ファスナー3を
配設する構成や、最外周部分に用いる畳10の枠ベルト
1と接する最外周の辺にあたる側面のみに面ファスナー
3を配設する構成とすることもでき、面ファスナーを減
らして畳10のコストダウンが図れる。
構造においては、敷詰められる全ての畳10の全側面に
面ファスナー3が配設され、いずれの畳10も枠ベルト
1の面ファスナー4と係合できるようにする構成である
が、最外周部分に用いる畳10にのみ面ファスナー3を
配設する構成や、最外周部分に用いる畳10の枠ベルト
1と接する最外周の辺にあたる側面のみに面ファスナー
3を配設する構成とすることもでき、面ファスナーを減
らして畳10のコストダウンが図れる。
【0029】(本発明の第2の実施形態)本発明の第2
の実施形態に係る畳の床面固定構造を図5及び図6に基
づいて説明する。この図5は本実施の形態に係る畳の床
面固定構造における畳への枠ベルト配設状態説明図、図
6(A)は本実施の形態に係る畳の床面固定構造におけ
る畳連結シートの平面図、図6(B)は本実施の形態に
係る畳の床面固定構造における畳の敷設状態底面図であ
る。
の実施形態に係る畳の床面固定構造を図5及び図6に基
づいて説明する。この図5は本実施の形態に係る畳の床
面固定構造における畳への枠ベルト配設状態説明図、図
6(A)は本実施の形態に係る畳の床面固定構造におけ
る畳連結シートの平面図、図6(B)は本実施の形態に
係る畳の床面固定構造における畳の敷設状態底面図であ
る。
【0030】前記各図において、本実施の形態に係る畳
の床面固定構造は、前記第1の実施形態同様に、床面の
所定範囲に敷詰める複数の畳10の最外周部分全周に枠
ベルト1を配設すると共に、前記枠ベルト1の平行部分
同士に互いに近付く方向の緊張力を与える緊張ベルト2
を配設する構成を備える一方、異なる構成として、畳1
0への面ファスナー3配設位置が側面の長手方向端部に
なると共に、畳下面所定位置にも面ファスナー3が配設
されてなり、畳10の隣合う部分下側に敷設される畳連
結シート5を備える構成を有するものである。
の床面固定構造は、前記第1の実施形態同様に、床面の
所定範囲に敷詰める複数の畳10の最外周部分全周に枠
ベルト1を配設すると共に、前記枠ベルト1の平行部分
同士に互いに近付く方向の緊張力を与える緊張ベルト2
を配設する構成を備える一方、異なる構成として、畳1
0への面ファスナー3配設位置が側面の長手方向端部に
なると共に、畳下面所定位置にも面ファスナー3が配設
されてなり、畳10の隣合う部分下側に敷設される畳連
結シート5を備える構成を有するものである。
【0031】前記畳10においては、最外周部分に配置
される畳10が最外周の辺にあたる側面の他の畳10と
隣合う端部に面ファスナー3を配設される構成である。
また、最外周部分に配置される各畳10の下面のうち、
他の最外周部分の畳10及びさらに内周側の畳10に共
に隣合うコーナ部分又は外辺中間部分の所定範囲に面フ
ァスナー3が配設される構成である。この最外周部分の
畳10の面ファスナー3配設位置に隣合う内周側の畳1
0の下面所定位置にも面ファスナー3が配設される。
される畳10が最外周の辺にあたる側面の他の畳10と
隣合う端部に面ファスナー3を配設される構成である。
また、最外周部分に配置される各畳10の下面のうち、
他の最外周部分の畳10及びさらに内周側の畳10に共
に隣合うコーナ部分又は外辺中間部分の所定範囲に面フ
ァスナー3が配設される構成である。この最外周部分の
畳10の面ファスナー3配設位置に隣合う内周側の畳1
0の下面所定位置にも面ファスナー3が配設される。
【0032】前記枠ベルト1は、可撓性素材からなる帯
状体で形成され、一方の面の複数所定箇所に前記畳10
最外周辺の各面ファスナー3と係合可能な配置で面ファ
スナー4が配設される構成である。この枠ベルト1は、
面ファスナー配設ピッチが畳10の長辺寸法の1.5倍
となっているコーナ対応部分と、面ファスナー配設ピッ
チが畳長辺寸法と等しい直線辺対応部分とを複数組合わ
せて畳全体を取囲む一体の枠ベルトとされてなる。ま
た、枠ベルト1各部分の両端には、他部分との連結用
に、コーナ対応部分には前記面ファスナー4と異なる側
の面に面ファスナー3が配設され、直線辺対応部分には
前記面ファスナー4と同じ側の面に面ファスナー4が配
設される。
状体で形成され、一方の面の複数所定箇所に前記畳10
最外周辺の各面ファスナー3と係合可能な配置で面ファ
スナー4が配設される構成である。この枠ベルト1は、
面ファスナー配設ピッチが畳10の長辺寸法の1.5倍
となっているコーナ対応部分と、面ファスナー配設ピッ
チが畳長辺寸法と等しい直線辺対応部分とを複数組合わ
せて畳全体を取囲む一体の枠ベルトとされてなる。ま
た、枠ベルト1各部分の両端には、他部分との連結用
に、コーナ対応部分には前記面ファスナー4と異なる側
の面に面ファスナー3が配設され、直線辺対応部分には
前記面ファスナー4と同じ側の面に面ファスナー4が配
設される。
【0033】前記畳連結シート5は、矩形状の略シート
状体で形成され、一方の面に前記畳10下面の面ファス
ナー3に対応する他の面ファスナー4が所定幅で略T字
状に配設される構成である。この畳連結シート5は面フ
ァスナー4配設側を上にして床面に配設される。
状体で形成され、一方の面に前記畳10下面の面ファス
ナー3に対応する他の面ファスナー4が所定幅で略T字
状に配設される構成である。この畳連結シート5は面フ
ァスナー4配設側を上にして床面に配設される。
【0034】前記構成に基づく床面固定構造を用いる畳
固定動作は、前記第1の実施形態同様、床面上の畳10
を配設する予定の矩形領域に合わせて、各枠ベルト1及
び緊張ベルト2を配置した後、いずれかのコーナ部分か
ら、畳10を載置していき、枠ベルト1を畳10の側面
に面ファスナー同士を係合しつつ取付け、畳10と枠ベ
ルト1とを確実に一体化していく。また、緊張ベルト2
も畳10下側でたるまないように引張って緊張状態とし
ておく。さらに、最外周部分とその内周側の畳10を敷
く際には、あらかじめ三つの畳10が隣合う部分に畳連
結シート5を敷き、敷詰められた状態で隣合って略T字
状をなす三つの畳10下面の各面ファスナー3を前記畳
連結シート5上面の面ファスナー4と係合させ、畳10
を一体に連結していく。
固定動作は、前記第1の実施形態同様、床面上の畳10
を配設する予定の矩形領域に合わせて、各枠ベルト1及
び緊張ベルト2を配置した後、いずれかのコーナ部分か
ら、畳10を載置していき、枠ベルト1を畳10の側面
に面ファスナー同士を係合しつつ取付け、畳10と枠ベ
ルト1とを確実に一体化していく。また、緊張ベルト2
も畳10下側でたるまないように引張って緊張状態とし
ておく。さらに、最外周部分とその内周側の畳10を敷
く際には、あらかじめ三つの畳10が隣合う部分に畳連
結シート5を敷き、敷詰められた状態で隣合って略T字
状をなす三つの畳10下面の各面ファスナー3を前記畳
連結シート5上面の面ファスナー4と係合させ、畳10
を一体に連結していく。
【0035】こうした動作を繰返して畳10を床面の矩
形領域全てに敷詰め、枠ベルト1で畳10を完全に取囲
むと、枠が完成し、畳10が確実に固定された状態とな
る。このように、本実施の形態に係る畳の床面固定構造
においては、枠ベルト1及び緊張ベルト2で枠を構成
し、畳10を取囲んで床面に固定する他、前記畳10の
下側にも面ファスナー3を配設すると共に、面ファスナ
ー4が略T字状に配設される畳連結シート5を床面に敷
設して、隣合った畳10を畳連結シート5との面ファス
ナー同士の係合で一体に連結させられることから、各畳
10間の結合がより強固となり、畳10に外力が加わっ
ても畳10のずれを確実に抑えられ、畳10間に隙間を
発生させず、安全性を確保できる。
形領域全てに敷詰め、枠ベルト1で畳10を完全に取囲
むと、枠が完成し、畳10が確実に固定された状態とな
る。このように、本実施の形態に係る畳の床面固定構造
においては、枠ベルト1及び緊張ベルト2で枠を構成
し、畳10を取囲んで床面に固定する他、前記畳10の
下側にも面ファスナー3を配設すると共に、面ファスナ
ー4が略T字状に配設される畳連結シート5を床面に敷
設して、隣合った畳10を畳連結シート5との面ファス
ナー同士の係合で一体に連結させられることから、各畳
10間の結合がより強固となり、畳10に外力が加わっ
ても畳10のずれを確実に抑えられ、畳10間に隙間を
発生させず、安全性を確保できる。
【0036】なお、前記実施の形態に係る畳の床面固定
構造において、畳10への面ファスナー3の取付けは、
矩形領域最外周部分に配置される畳10の側面で畳同士
隣合う端部にのみ面ファスナー3を配設する構成として
いるが、これに限らず、面ファスナー3が全ての畳10
の全側面長手方向両端部にそれぞれ配設される構成とす
ることもでき、どの畳を最外周部分に配置してもよくな
り、畳を敷詰める際に畳の配置を考慮する必要がなく、
敷詰め作業の能率が大幅に向上することとなる。
構造において、畳10への面ファスナー3の取付けは、
矩形領域最外周部分に配置される畳10の側面で畳同士
隣合う端部にのみ面ファスナー3を配設する構成として
いるが、これに限らず、面ファスナー3が全ての畳10
の全側面長手方向両端部にそれぞれ配設される構成とす
ることもでき、どの畳を最外周部分に配置してもよくな
り、畳を敷詰める際に畳の配置を考慮する必要がなく、
敷詰め作業の能率が大幅に向上することとなる。
【0037】(本発明の第3の実施形態)本発明の第3
の実施形態に係る畳の床面固定構造を図7及び図8に基
づいて説明する。この図7は本実施の形態に係る畳の床
面固定構造における枠配設状態説明図、図8は本実施の
形態に係る畳の床面固定構造における緊張ベルトの要部
構成説明図である。
の実施形態に係る畳の床面固定構造を図7及び図8に基
づいて説明する。この図7は本実施の形態に係る畳の床
面固定構造における枠配設状態説明図、図8は本実施の
形態に係る畳の床面固定構造における緊張ベルトの要部
構成説明図である。
【0038】前記各図において、本実施の形態に係る畳
の床面固定構造は、前記第1の実施形態同様に、床面の
所定範囲に敷詰める複数の畳10の最外周部分全周に枠
ベルト1を配設すると共に、前記枠ベルト1の平行部分
同士に互いに近付く方向の緊張力を与える緊張ベルト2
を配設する構成を備える一方、異なる構成として、緊張
ベルト2の継手シート2dが、面ファスナー4を中間部
分の所定幅領域とこの領域と交差する所定幅の領域とに
またがって略十字状に配設されてなると共に、枠ベルト
1の平行部分に連結する二つの緊張ベルト2が互いの分
割位置でちょうど直交し、二つの緊張ベルトの各分割端
部分を前記継手シートとの面ファスナー同士の係合で一
体に連結する構成を有するものである。
の床面固定構造は、前記第1の実施形態同様に、床面の
所定範囲に敷詰める複数の畳10の最外周部分全周に枠
ベルト1を配設すると共に、前記枠ベルト1の平行部分
同士に互いに近付く方向の緊張力を与える緊張ベルト2
を配設する構成を備える一方、異なる構成として、緊張
ベルト2の継手シート2dが、面ファスナー4を中間部
分の所定幅領域とこの領域と交差する所定幅の領域とに
またがって略十字状に配設されてなると共に、枠ベルト
1の平行部分に連結する二つの緊張ベルト2が互いの分
割位置でちょうど直交し、二つの緊張ベルトの各分割端
部分を前記継手シートとの面ファスナー同士の係合で一
体に連結する構成を有するものである。
【0039】前記構成に基づく床面固定構造において
は、分割位置で交差する二つの緊張ベルト2が面ファス
ナー同士の係合で一つの継手シート2dを介して連結さ
れることから、畳10から押圧される継手シート2dで
二つの緊張ベルト2それぞれが強固に一体化され、緊張
ベルト2同士の連結で枠としての強度も大きく向上し、
緊張ベルト2が二つでも位置ずれや緊張力の偏りを生じ
ずに枠ベルト1と共に確実に畳を固定できる。
は、分割位置で交差する二つの緊張ベルト2が面ファス
ナー同士の係合で一つの継手シート2dを介して連結さ
れることから、畳10から押圧される継手シート2dで
二つの緊張ベルト2それぞれが強固に一体化され、緊張
ベルト2同士の連結で枠としての強度も大きく向上し、
緊張ベルト2が二つでも位置ずれや緊張力の偏りを生じ
ずに枠ベルト1と共に確実に畳を固定できる。
【0040】なお、前記第1ないし第3の実施形態に係
る畳の床面固定構造において、畳10には枠ベルト1と
の係合用に面ファスナー3を配設する構成としている
が、この他、畳10の互いに直交する二側面の長手方向
中間部所定範囲以外の所定位置に面ファスナー3を配設
すると共に、前記二側面と互いに平行をなす他の二側面
の長手方向中間部所定範囲以外の所定位置に前記面ファ
スナー3と係合可能な面ファスナー4を配設する構成と
することもでき、畳を敷詰める場合に側面の面ファスナ
ー3と隣合う他の畳側面の面ファスナー4とを係合させ
て畳同士を一体化させられ、畳間の結合をより強固とし
て、畳の外力に対するずれ耐性を大幅に向上させられ
る。
る畳の床面固定構造において、畳10には枠ベルト1と
の係合用に面ファスナー3を配設する構成としている
が、この他、畳10の互いに直交する二側面の長手方向
中間部所定範囲以外の所定位置に面ファスナー3を配設
すると共に、前記二側面と互いに平行をなす他の二側面
の長手方向中間部所定範囲以外の所定位置に前記面ファ
スナー3と係合可能な面ファスナー4を配設する構成と
することもでき、畳を敷詰める場合に側面の面ファスナ
ー3と隣合う他の畳側面の面ファスナー4とを係合させ
て畳同士を一体化させられ、畳間の結合をより強固とし
て、畳の外力に対するずれ耐性を大幅に向上させられ
る。
【0041】また、前記第1ないし第3の実施形態に係
る畳の床面固定構造においては、枠ベルト1と緊張ベル
ト2で畳10が床面に固定されるが、これに加えて、網
(メッシュ)状のゴム製シートを畳10の裏面に配設す
る構成とすることもでき、畳10を一層横ずれしにくく
することとなり、仮に埃が畳10と床面の間に侵入して
も、網状のゴム部分が床面から浮くことなく床面との接
触を保ち、畳10の横ずれを防止できる。
る畳の床面固定構造においては、枠ベルト1と緊張ベル
ト2で畳10が床面に固定されるが、これに加えて、網
(メッシュ)状のゴム製シートを畳10の裏面に配設す
る構成とすることもでき、畳10を一層横ずれしにくく
することとなり、仮に埃が畳10と床面の間に侵入して
も、網状のゴム部分が床面から浮くことなく床面との接
触を保ち、畳10の横ずれを防止できる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、枠材及び
緊張材を可撓性のある帯状の枠ベルト及び緊張ベルトと
し、さらに畳の側面所定位置に面ファスナーを配設する
と共に枠ベルトにも対応する面ファスナーを配設し、畳
を連続するよう敷詰めながら枠ベルトを畳最外周部分に
面ファスナー同士の係合で配設し、緊張ベルトで緊張力
を与えながら枠ベルトで畳最外周部分を取囲んで枠とし
て畳を一体に固定できることにより、どの位置でも屈曲
可能な枠ベルトの屈曲位置及び面ファスナー係合位置を
ずらして畳の最外周部分の寸法が予定寸法から変化して
いる場合でも対応できることとなり、畳の浮きや畳間の
隙間を生じさせずに確実に畳を周りから固定できると共
に、折畳んで小さくまとめられる枠ベルトは持運びも容
易であり、組立作業の手間やコストを大幅に削減できる
と共に、保管の際もコンパクトに収納できるという効果
を奏する。また、畳及び枠ベルトの面ファスナー同士を
係合させて枠を配設することにより、敷詰めた畳と枠ベ
ルトとをずらそうとする力に対する耐性が高まり、枠ベ
ルトを畳最外周部分全周に配置する途中の段階でも畳を
緊締してずれの発生を抑えられるという効果を有する。
緊張材を可撓性のある帯状の枠ベルト及び緊張ベルトと
し、さらに畳の側面所定位置に面ファスナーを配設する
と共に枠ベルトにも対応する面ファスナーを配設し、畳
を連続するよう敷詰めながら枠ベルトを畳最外周部分に
面ファスナー同士の係合で配設し、緊張ベルトで緊張力
を与えながら枠ベルトで畳最外周部分を取囲んで枠とし
て畳を一体に固定できることにより、どの位置でも屈曲
可能な枠ベルトの屈曲位置及び面ファスナー係合位置を
ずらして畳の最外周部分の寸法が予定寸法から変化して
いる場合でも対応できることとなり、畳の浮きや畳間の
隙間を生じさせずに確実に畳を周りから固定できると共
に、折畳んで小さくまとめられる枠ベルトは持運びも容
易であり、組立作業の手間やコストを大幅に削減できる
と共に、保管の際もコンパクトに収納できるという効果
を奏する。また、畳及び枠ベルトの面ファスナー同士を
係合させて枠を配設することにより、敷詰めた畳と枠ベ
ルトとをずらそうとする力に対する耐性が高まり、枠ベ
ルトを畳最外周部分全周に配置する途中の段階でも畳を
緊締してずれの発生を抑えられるという効果を有する。
【0043】また、本発明によれば、緊張ベルトを複数
分割構造とすると共に、分割部分に継手シートを配設
し、面ファスナー同士の係合で緊張ベルトが継手シート
を介して連結されることにより、緊張ベルトの緊張具合
を緊張ベルト分割部分と継手シートとの面ファスナーに
よる係合位置を変えて調整できることとなり、畳の寸法
が予定寸法から変化している場合に緊張ベルトでも係合
位置をずらして適切な緊張力を枠ベルトに与えられると
共に、継手シートは敷詰めた畳から押圧されることで横
ずれしにくく、緊張ベルトに位置ずれが生じたりせず、
緊張ベルトと枠ベルトとが枠として一体化した状態を常
に維持できるという効果を有する。
分割構造とすると共に、分割部分に継手シートを配設
し、面ファスナー同士の係合で緊張ベルトが継手シート
を介して連結されることにより、緊張ベルトの緊張具合
を緊張ベルト分割部分と継手シートとの面ファスナーに
よる係合位置を変えて調整できることとなり、畳の寸法
が予定寸法から変化している場合に緊張ベルトでも係合
位置をずらして適切な緊張力を枠ベルトに与えられると
共に、継手シートは敷詰めた畳から押圧されることで横
ずれしにくく、緊張ベルトに位置ずれが生じたりせず、
緊張ベルトと枠ベルトとが枠として一体化した状態を常
に維持できるという効果を有する。
【0044】また、本発明によれば、継手シートに面フ
ァスナーを略十字状に配設し、分割位置で交差する二つ
の緊張ベルトが面ファスナー同士の係合で一つの継手シ
ートを介して連結されることにより、畳から押圧される
継手シートで二つの緊張ベルトそれぞれが位置ずれを生
じずに強固に一体化され、緊張ベルト同士の連結で枠と
しての強度が一層向上すると共に、二つの緊張ベルトの
分割部分に対し一つの継手シートで済むこととなり、コ
ストダウンが図れる。
ァスナーを略十字状に配設し、分割位置で交差する二つ
の緊張ベルトが面ファスナー同士の係合で一つの継手シ
ートを介して連結されることにより、畳から押圧される
継手シートで二つの緊張ベルトそれぞれが位置ずれを生
じずに強固に一体化され、緊張ベルト同士の連結で枠と
しての強度が一層向上すると共に、二つの緊張ベルトの
分割部分に対し一つの継手シートで済むこととなり、コ
ストダウンが図れる。
【0045】また、本発明によれば、緊張ベルトの端部
に略管状部分を形成すると共に、この略管状部分の中に
枠ベルト外側面及び床面にそれぞれ面する止め具を配設
し、緊張ベルトからの緊張力を受けて止め具の略直角を
なす二面が略管状部分を介して枠ベルト外側面及び床面
にそれぞれ密着し、緊張ベルトからの緊張力で緊張ベル
トと連結している枠ベルトが畳の下側に引込まれるのを
止め具が阻止することにより、枠ベルトを確実に畳最外
周部分に位置させて畳を緊締できることとなり、畳を常
に安定して固定できるという効果を有する。
に略管状部分を形成すると共に、この略管状部分の中に
枠ベルト外側面及び床面にそれぞれ面する止め具を配設
し、緊張ベルトからの緊張力を受けて止め具の略直角を
なす二面が略管状部分を介して枠ベルト外側面及び床面
にそれぞれ密着し、緊張ベルトからの緊張力で緊張ベル
トと連結している枠ベルトが畳の下側に引込まれるのを
止め具が阻止することにより、枠ベルトを確実に畳最外
周部分に位置させて畳を緊締できることとなり、畳を常
に安定して固定できるという効果を有する。
【0046】また、本発明によれば、畳の下面所定位置
に面ファスナーが配設されると共に、三つの畳が敷詰め
られてそれぞれ隣合う位置の下側に畳連結シートを配設
し、三つの畳が敷詰められてそれぞれ隣合った状態で隣
接する二つのコーナ部分と一つの外辺中間部分の各面フ
ァスナー配設部分を畳連結シートの面ファスナーと係合
させ、畳同士を畳連結シートを介し連結することによ
り、畳間の結合がより強固となり、畳に外力が加わって
も畳がずれたりせず、畳間における隙間の発生もなく、
安全性を確保できる。
に面ファスナーが配設されると共に、三つの畳が敷詰め
られてそれぞれ隣合う位置の下側に畳連結シートを配設
し、三つの畳が敷詰められてそれぞれ隣合った状態で隣
接する二つのコーナ部分と一つの外辺中間部分の各面フ
ァスナー配設部分を畳連結シートの面ファスナーと係合
させ、畳同士を畳連結シートを介し連結することによ
り、畳間の結合がより強固となり、畳に外力が加わって
も畳がずれたりせず、畳間における隙間の発生もなく、
安全性を確保できる。
【0047】また、本発明によれば、敷詰められる全て
の畳の全側面に面ファスナーが配設され、いずれの畳も
枠ベルトの面ファスナーと係合可能になることにより、
どの畳を最外周部分に用いてもよいこととなり、畳を敷
詰める際に畳の配置を考慮する必要がなく、敷詰め作業
の能率が大幅に向上するという効果を有する。
の畳の全側面に面ファスナーが配設され、いずれの畳も
枠ベルトの面ファスナーと係合可能になることにより、
どの畳を最外周部分に用いてもよいこととなり、畳を敷
詰める際に畳の配置を考慮する必要がなく、敷詰め作業
の能率が大幅に向上するという効果を有する。
【0048】また、本発明によれば、畳の平行をなす各
側面に係合可能な一対の面ファスナーのそれぞれを配設
し、畳を敷詰める場合に側面の面ファスナーと隣合う他
の畳側面の面ファスナーとを係合させて一体化できるこ
とにより、畳間の結合がより強固となり、畳に外力が加
わっても畳がずれたりせず、畳間における隙間の発生も
なく、安全性を確保できるという効果を有する。
側面に係合可能な一対の面ファスナーのそれぞれを配設
し、畳を敷詰める場合に側面の面ファスナーと隣合う他
の畳側面の面ファスナーとを係合させて一体化できるこ
とにより、畳間の結合がより強固となり、畳に外力が加
わっても畳がずれたりせず、畳間における隙間の発生も
なく、安全性を確保できるという効果を有する。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る畳の床面固定
構造における枠配設状態説明図である。
構造における枠配設状態説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る畳の床面固定
構造における枠ベルトの概略構成図及び緊張ベルトの端
部構成説明図である。
構造における枠ベルトの概略構成図及び緊張ベルトの端
部構成説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る畳の床面固定
構造における緊張ベルトの要部構成説明図である。
構造における緊張ベルトの要部構成説明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る畳の床面固定
構造における畳への枠ベルト配設状態説明図である。
構造における畳への枠ベルト配設状態説明図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る畳の床面固定
構造における畳への枠ベルト配設状態説明図である。
構造における畳への枠ベルト配設状態説明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る畳の床面固定
構造における畳連結シートの平面図及び畳の敷設状態底
面図である。
構造における畳連結シートの平面図及び畳の敷設状態底
面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る畳の床面固定
構造における枠配設状態説明図である。
構造における枠配設状態説明図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る畳の床面固定
構造における緊張ベルトの要部構成説明図である。
構造における緊張ベルトの要部構成説明図である。
【図9】従来の畳の床面固定構造における枠配設状態説
明図である。
明図である。
1 枠ベルト 2 緊張ベルト 2a 環状部 2b 管状部 2c 止め具 2d 継手シート 3、4 面ファスナー 5 畳連結シート 10 畳 101 枠材 102 緊張材 103 端部部材 104 帯部材 105 連結部材
Claims (7)
- 【請求項1】 床面の所定範囲で矩形又は方形状に敷詰
めた複数の畳の最外周部分全周に沿って一又は複数の枠
材を配設すると共に、当該枠材の平行をなす部分に両端
部をそれぞれ連結して枠材の平行部分同士に互いに近付
く方向の緊張力を与える緊張材を配設し、前記枠材で畳
最外周部分全周を取囲んで畳をずれないように固定する
畳の床面固定構造において、 前記床面に敷詰められる複数の畳のうち少なくとも最外
周に位置する畳のそれぞれ最外周辺となる側面の一又は
複数の所定位置に一の面ファスナーを配設され、 前記枠材として、可撓性素材からなる帯状体で形成さ
れ、一方の面の複数所定箇所に前記畳側面の面ファスナ
ーと係合可能な他の面ファスナーを配設される枠ベルト
を備えると共に、 前記緊張材として、可撓性素材からなる帯状体で形成さ
れ、両端部に前記枠ベルトとの連結部分を形成されてな
る緊張ベルトを備えてなり、 前記枠ベルトが、面ファスナー同士を係合させながら前
記畳最外周部分全周に配設されることを特徴とする畳の
床面固定構造。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の畳の床面固定構造
において、 前記緊張ベルトが、中間の一又は複数箇所で分割され、
当該分割端部分の所定長さ範囲に一の面ファスナーを配
設されてなり、 少なくとも前記緊張ベルトより幅広の矩形又は方形状の
略シート状体で形成され、前記緊張ベルトの面ファスナ
ーに対応する他の面ファスナーが中間部分の所定幅領域
に配設される継手シートを備え、 前記緊張ベルトの二つの分割端部分を前記継手シートと
面ファスナー同士の係合で一体化させ、緊張ベルトを一
体に連結することを特徴とする畳の床面固定構造。 - 【請求項3】 前記請求項2に記載の畳の床面固定構造
において、 前記継手シートが、前記他の面ファスナーを中間部分の
所定幅領域と当該領域と交差する所定幅の領域とにまた
がって略十字状に配設されてなり、 互いの分割位置で交差する二つの前記緊張ベルトの各分
割端部分を前記継手シートと面ファスナー同士の係合で
一体化させ、二つの緊張ベルトを交差状態で一体に連結
することを特徴とする畳の床面固定構造。 - 【請求項4】 前記請求項1ないし3のいずれかに記載
の畳の床面固定構造において、 前記緊張ベルトの前記枠ベルトと連結する端部に、貫通
方向が枠ベルトに並行する所定の大きさの略管状部分を
枠ベルト下縁から外側に突出させて形成すると共に、 少なくとも略直角をなす二つの側面を有し且つ当該略直
角をなす二面のいずれか一方の面を底面とした場合の高
さが畳厚さ以下となる所定の多角形横断面の略角柱状体
で形成され、床面及び前記枠ベルト外側面に前記略直角
をなす二面がそれぞれ面すると共に高さが畳厚さ以下と
なる向きで前記略管状部分内部に通して配設される止め
具を備えることを特徴とする畳の床面固定構造。 - 【請求項5】 前記請求項1ないし4のいずれかに記載
の畳の床面固定構造において、 前記畳が、下面の一又は複数の外辺部分の中間部所定幅
領域、及び/又は、一又は複数のコーナ部分所定幅領域
に、一の面ファスナーを配設されてなり、 矩形又は方形状の略シート状体で形成され、いずれかの
面に前記畳下面の面ファスナーに対応する他の面ファス
ナーが所定幅で略T字状に配設される畳連結シートを備
え、 敷詰められた状態で隣合って略T字状をなす三つの畳の
各面ファスナー配設部分を前記畳連結シートと面ファス
ナー同士の係合で一体化させ、畳を一体に連結すること
を特徴とする畳の床面固定構造。 - 【請求項6】 前記請求項1ないし5のいずれかに記載
の畳の床面固定構造において、 前記畳全部が、全ての側面の一又は複数の所定位置に前
記一の面ファスナーを配設されることを特徴とする畳の
床面固定構造。 - 【請求項7】 前記請求項1ないし6のいずれかに記載
の畳の床面固定構造において、 前記畳が、互いに直交する二側面の前記一又は複数の所
定位置以外の所定位置に一の面ファスナーを配設される
と共に、前記二側面と互いに平行をなす他の二側面の前
記一又は複数の所定位置以外の所定位置に前記一の面フ
ァスナーと係合可能な他の面ファスナーを配設されるこ
とを特徴とする畳の床面固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11055527A JP2000248728A (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | 畳の床面固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11055527A JP2000248728A (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | 畳の床面固定構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000248728A true JP2000248728A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=13001209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11055527A Pending JP2000248728A (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | 畳の床面固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000248728A (ja) |
-
1999
- 1999-03-03 JP JP11055527A patent/JP2000248728A/ja active Pending
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