JP2000249392A - 二重管式断熱ダクト - Google Patents
二重管式断熱ダクトInfo
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Abstract
層を確保することができるを二重管式断熱ダクト提供す
ることにある。 【解決手段】 流路となる内管11と、この内管11を
覆う外管13とを備え、内管11と外管13は、内管1
1又は外管13から外管13又は内管11に向かって取
り付けられた複数の細径支持部材15によって、同心円
状に配設されている。
Description
移送させるための二重管式断熱ダクト、特に空気調和用
気体を移送させるための空気層断熱ダクトに関する。
ば薄板鋼板製のダクト本管の表面を厚さ20〜25mmの
断熱材(グラスウール、ロックウール等)で覆い、更
に、形状保持、破損防止のため、その断熱材の表面を保
護カバーで覆ったものが知られている。
場において、一般にダクト施設工事終了後に、施設した
ダクトの表面を断熱材で覆い、且つ、その表面を保護カ
バーで覆う断熱工事によって形成されているため、現場
での工事期間を長くとる必要があった。又、グラスウー
ル、ロックウール等の断熱材は、一般に吸水性があり、
一度吸水すると乾燥しずらいため、吸水し易い環境、例
えば屋外での工事や建築途中の工事については、特別な
水濡れ防止対策を講ずる必要があった。特に、グラスウ
ールやロックウールのような断熱材は、吸水して濡れる
と、断熱性能が低下するので、特別な配慮が必要であっ
た。
に、実開平7−43508号公報に記載の二重管式断熱
ダクトが提案されている。この二重管式断熱ダクト1
は、図9及び10に示されるように、流路となる内管3
とこの内管3を覆う外管5との間に、適宜間隔毎にスペ
ーサ7を介在させて厚さ10〜30mmの空気層9を形成
したものである。
したガラスウールやロックウールの成形物、炭酸カルシ
ウム発泡体或いはプラスチックやエラストマーの成形物
等を用いている。このような二重管式断熱ダクト1によ
れば、その空気層9によって適切な断熱効果を発揮させ
ることができて、上述のような不都合を改善することが
できる。
熱ダクト1は、内管3と外管5の他に、別部材のスペー
サ7を作製しなければならない。又、内管3の外周面各
所にスペーサ7を固定した後に、外管5を嵌合させるた
め、内管3へのスペーサ7の固定が容易でない。
なりの長さを有している上に、その外管5を各所に固定
されている多数のスペーサ7の外側に嵌合させるため、
嵌合が容易でない。而も、内管3の各所にスペーサ7を
固定した後、外管5を嵌合するため、内管3と外管5と
の間隔を一定寸法に維持することが困難であった。
として手作業に頼ることとなるため、組立てに多くの手
間と時間がかかる。又、部材の損傷が多く、歩留が悪
い。総じて、かなりのコスト高となるという問題があっ
た。本発明は斯かる従来の問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的は、内外管の位置決め、固定が容
易で所定の空気層を確保することができる二重管式断熱
ダクト提供することにある。
重管式断熱ダクトは、流路となる内管と、この内管を覆
う外管とを備え、内管と外管は、内管又は外管から外管
又は内管に向かって取り付けられた複数の細径支持部材
によって、同心円状に配設されていることを特徴とす
る。
は、請求項1記載の二重管式断熱ダクトにおいて、細径
支持部材は、先端に不良熱伝導体が被覆されていること
を特徴とする。請求項3の発明に係る二重管式断熱ダク
トは、請求項1記載の二重管式断熱ダクトにおいて、不
良熱伝導体は、合成樹脂又は塗料であることを特徴とす
る。
は、請求項1記載の二重管式断熱ダクトにおいて、細径
支持部材は、3〜5mm程度の外径のビス、ネジ、ブラ
インドリベットであることを特徴とする。請求項5の発
明に係る二重管式断熱ダクトは、請求項1記載の二重管
式断熱ダクトにおいて、細径支持部材は、同一断面域内
に3本以上取り付けられていることを特徴とする。
は、請求項1記載の二重管式断熱ダクトにおいて、内管
と外管とは、不燃材によって構成されていることを特徴
とする。
る二重管式断熱ダクトにおいては、内管に外管を嵌合し
た後、内管又は外管から外管又は内管に向かって複数の
細径支持部材を取り付けることによって、内管と外管と
を同心円状に固定することができる。
の長さが等しいので、内管と外管との間に形成される空
気層の間隔が一定となる。又、複数の細径支持部材は、
先端に不良熱伝導体が被覆されているので、内管から外
管に向かって伝達される熱を遮断することができる。更
に、内管と外管とは、不燃材、例えば、亜鉛引き鋼板、
ステンレス鋼板、塩化ビニール樹脂引き鋼板、着色亜鉛
鋼板、アルミニウム鋼板、ガルバリウム鋼板、チタン合
金等の帯板によって構成されているので、空調空気用搬
送ダクトは勿論のこと、石油化学工場における気体搬送
ダクト、薬品ガス搬送パイプ、煙道に適用することがで
きる。
基づいて説明する。図1及び図2は、請求項1、請求項
4乃至請求項7の発明に係る二重管式断熱ダクトの第一
実施形態を示す。本実施形態に係る二重管式断熱ダクト
10は、流体の通路を形成する直管形状の内管11と、
この内管11を覆う直管形状の外管13とが、外管13
の外側から内管11に向かってねじ込まれた3〜5mm
程度の外径のビス15によって、同心円状に固定するこ
とによって形成された直管である。
板厚0.5〜2.0mmの亜鉛引き鋼板、ステンレス鋼
板、塩化ビニール樹脂引き鋼板、着色亜鉛鋼板、アルミ
ニウム鋼板、ガルバリウム鋼板、チタン合金等の帯板
を、筒状に折り曲げた後、両端部を突き合わせ溶接によ
って接合して形成されている。内管11と外管13との
間には、5〜20mmの間隔(厚さ)を有する断熱層た
る空気層17が形成されている。
は、例えば、次のようにして形成される。予め内管11
と外管13を用意する。次に、内管11を外管13で覆
う。この状態で、外管13の外側から等間隔等ピッチで
ビス15を取り付ける。この際、内管11及び外管13
の径方向におけるビス15の取付本数、即ち、同一断面
域内のビス15の取付本数は、内管11の直径によって
異なるが、実験の結果、その適数は次の通り確認されて
いる。
3本 内管11の直径が200以上400φmm以下の時、4
本 内管11の直径が400以上600φmm以下の時、6
本 内管11の直径が600以上1000φmm以下の時、
8本 又、空気層17の厚さは、上述のように5〜20mm程度
とするが、これにより最良の断熱効果が得られる。つま
り、空気層17の厚さが5mm未満では、いわゆる輻射伝
熱的、ヒートブリッジ的現象が生じて、断熱効果が低下
し、20mmを超えると、空気層内で対流が発生し易くな
って、断熱効果が低下するからである。
層17が単層であっても、断熱材及び保護カバーを付し
た従来品に比べて遜色のない良好なデータを得ることが
できた。工事現場での施工試験では、その軽量化により
作業が容易となり、又、ダクト施設工事だけで足りて、
断熱材及び保護カバーを被覆する断熱工事や水濡れ防止
工事等が全て省略できることを確認した。
二重管式断熱ダクト10によれば、内管11と、この内
管11を覆う外管13とが、外管13の外側から内管1
1に向かって3〜5mm程度の外径のビス15がねじ込
まれると共に、内管11と外管13とを同心円状に固定
することによって形成されているので、製作がきわめて
容易である。
位置に被冠することができると共に、内管11と外管1
3との間隙がほほ同一となるように固定することができ
る。更に、内管11と外管13とを同心円状に固定する
ためのビス15は、内管11の壁面に点的に接している
だけであるから、ビス15を介して伝達される熱エネル
ギーをきわめて小さく抑えることが可能となる。
ト10では、ビス15の先端を直に内管11の壁面に当
接させる場合について説明したが、ビス15の先端に不
良熱伝導体を施しても良い(請求項2、請求項3に対応
する)。この場合には、ビス15を介して伝達される熱
エネルギーが、直接内管11に伝達することが少なくな
り、図1に示す二重管式断熱ダクト10より更にヒート
ブリッジ的現象を軽減させることが可能となる。
化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、エポキシ樹脂、アク
リル樹脂等の合成樹脂或いは耐熱塗料、防錆塗料等の塗
料がある。又、第一実施形態に係る二重管式断熱ダクト
10では、細径支持部材としてビス15を用いた場合に
ついて説明したが、これに限らず、ネジ、ブラインドリ
ベットであっても良い。
クト10では、ビス15を外管13から内管11に向か
ってねじ込んだ場合について説明したが、内管11から
外管13に向かってねじ込んでも良い。又は、外管13
から内管11に向かうビス15と内管11から外管13
に向かうビス15とを混在させても良い。図3及び図4
は、請求項1、請求項4乃至請求項7の発明に係る二重
管式断熱ダクトの第二実施形態を示す。
は、流体の通路を形成する分岐管27付きのT型形状の
内管21と、この内管21を覆う分岐管37付きのT型
形状の外管31とが、外管31の外側から内管21に向
かってねじ込まれた3〜5mm程度の外径のビス41に
よって、同心円状に固定することによって形成されたT
管である。
示す内管11と同様に形成した直管23と、この直管2
3の壁面に形成した開口部25に溶接により固着される
分岐管27とで構成されている。従って、分岐管27と
開口部25とはサドル型を為している。又、分岐管27
は、図1に示す内管11と同様に形成されている。又、
分岐管付きの外管31は、図1に示す外管13と同様に
形成した直管33と、この直管33の壁面に形成した開
口部35に溶接により固着される分岐管37とで構成さ
れている。従って、分岐管37と開口部35とはサドル
型を為している。又、分岐管37は、図1に示す外管1
3と同様に形成されている。
板厚0.5〜2.0mmの亜鉛引き鋼板、ステンレス鋼
板、塩化ビニール樹脂引き鋼板、着色亜鉛鋼板、アルミ
ニウム鋼板、ガルバリウム鋼板、チタン合金等の帯板
を、筒状に折り曲げた後、両端部を突き合わせ溶接によ
って接合して形成されている。内管21と外管31との
間には、5〜20mmの間隔(厚さ)を有する断熱層た
る空気層43が形成されている。
は、例えば、次のようにして形成される。先ず、開口部
25を有する直管23と、分岐管27とを用意する。次
に、分岐管27のサドル型を為す先端部29を直管23
の開口部25に当接し、その当接部を溶接し、T型形状
の内管21とする。
側に直管33を構成する帯板を配し、この帯板を筒状に
折り曲げる。突き当て部を溶接により固着する。次に、
分岐管27の外側に分岐管37を構成する帯板を配し、
この帯板を筒状に折り曲げる。突き当て部を溶接により
固着する。次に、分岐管37のサドル型を為す先端部3
9を直管33の開口部35に当接し、その当接部を溶接
し、T型形状の外管31とする。
間隔等ピッチでビス41を取り付ける。この際、ビス4
1の径方向の取付本数、即ち、同一断面域内のビス41
の取付本数は、第一実施形態と同じである。以上によ
り、本実施形態においても、直管形状の二重管式断熱ダ
クト10と同様に、内管21に外管31を規定寸法、規
定位置に被冠することができると共に、内管21と外管
31との間隙がほほ同一となるように固定することがで
きる。
定するためのビス41は、内管21の壁面に点的に接し
ているだけであるから、ビス41を介して伝達される熱
エネルギーをきわめて小さく抑えることが可能となる。
ト20では、ビス41の先端を直に内管21の壁面に当
接させる場合について説明したが、ビス41の先端に不
良熱伝導体を施しても良い(請求項2、請求項3に対応
する)。この場合には、ビス41を介して伝達される熱
エネルギーが、直接内管21に伝達することが少なくな
り、図3に示す二重管式断熱ダクト20より更にヒート
ブリッジ的現象を軽減させることが可能となる。
化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、エポキシ樹脂、アク
リル樹脂等の合成樹脂或いは耐熱塗料、防錆塗料等の塗
料がある。又、第二実施形態に係る二重管式断熱ダクト
20では、細径支持部材としてビス41を用いた場合に
ついて説明したが、これに限らず、ネジ、ブラインドリ
ベットであっても良い。
クト20では、ビス41を外管31から内管21に向か
ってねじ込んだ場合について説明したが、内管21から
外管31に向かってねじ込んでも良い。又は、外管31
から内管21に向かうビス41と内管21から外管31
に向かうビス41とを混在させても良い。図5及び図6
は、請求項1、請求項4乃至請求項7の発明に係る二重
管式断熱ダクトの第三実施形態を示す。
は、流体の通路を形成するほぼ90゜で折り曲げられた
内管51と、この内管51を覆うほぼ90゜で折り曲げ
られた外管53とが、内管51と外管53の両端部に位
置すると共に内管51の位置側に嵌入するリング部59
を有するフランジ57により保持され、且つフランジ5
7のリング部59の内側から外管53に向かって取り付
けられた3〜5mm程度の外径のブラインドリベット5
5によって、同心円状に固定することによって形成され
た90゜エルボである。
板厚0.5〜2.0mmの亜鉛引き鋼板、ステンレス鋼
板、塩化ビニール樹脂引き鋼板、着色亜鉛鋼板、アルミ
ニウム鋼板、ガルバリウム鋼板、チタン合金等の帯板
を、ほぼ90゜で折り曲げると共に筒状に折り曲げた
後、両端部を突き合わせ溶接によって接合して形成され
ている。
mmの間隔(厚さ)を有する断熱層たる空気層61が形
成されている。本実施形態に係る二重管式断熱ダクト5
0は、例えば、次のようにして形成される。予め内管5
1と外管53を用意する。次に、内管51を外管53で
覆う。この状態で、内管51と外管53の両端部にフラ
ンジ57を配する。次に、フランジ57のリング部59
を内管51の内側に嵌入する。
59に予め穿設していた孔60及び内管51に予め穿設
していた孔52を介してブラインドリベット55のリベ
ット部63と軸部65を差し込む。次に、図6(2)に
示すように、締結工具67にて軸部65をくわえ込み、
締結工具67で外管53に向かって軸部65を押し込み
ながら、締結工具67で軸部65を引っ張り込む。
部63を軸部65の頭部69による押圧力で内管51と
外管53との間に襞状の折曲部を形成し、リベット部6
3の鍔部64をリング部59に圧接したところで、締結
工具67の操作を停止する。この時、軸部65はブライ
ンドリベット55の鍔部64の近傍から切断する。以上
によって、ブラインドリベット55が、フランジ57の
リング部59と内管51と外管53とを一体的に固定す
ることができる。
おけるブラインドリベット55の取付本数、即ち、同一
断面域内のブラインドリベット55の取付本数は、図1
に示すビス15と同様である。又、空気層61の厚さ
は、上述のように5〜20mm程度とするが、これにより
最良の断熱効果が得られる。つまり、空気層61の厚さ
が5mm未満では、いわゆる輻射伝熱的、ヒートブリッジ
的現象が生じて、断熱効果が低下し、20mmを超える
と、空気層内で対流が発生し易くなって、断熱効果が低
下するからである。
層61が単層であっても、断熱材及び保護カバーを付し
た従来品に比べて遜色のない良好なデータを得ることが
できた。工事現場での施工試験では、その軽量化により
作業が容易となり、又、ダクト施設工事だけで足りて、
断熱材及び保護カバーを被覆する断熱工事や水濡れ防止
工事等が全て省略できることを確認した。
二重管式断熱ダクト50によれば、図1に示す二重管式
断熱ダクト10と同様に、内管51と外管53とを同心
円状に固定することによって形成されているので、製作
がきわめて容易である。又、内管51に外管53を規定
寸法、規定位置に被冠することができると共に、内管5
1と外管53との間隙がほほ同一となるように固定する
ことができる。
固定するためのブラインドリベット55は、頭部69が
外管53の壁面に点的に接しているだけであるから、ブ
ラインドリベット55を介して伝達される熱エネルギー
をきわめて小さく抑えることが可能となる。尚、第三実
施形態に係る二重管式断熱ダクト50では、ブラインド
リベット55の先端を直に外管53の壁面に当接させる
場合について説明したが、ブラインドリベット55の先
端に不良熱伝導体を施しても良い(請求項2、請求項3
に対応する)。
介して伝達される熱エネルギーが、直接外管53に伝達
することが少なくなり、図5に示す二重管式断熱ダクト
50より更にヒートブリッジ的現象を軽減させることが
可能となる。ここで、不良熱伝導体としては、例えば塩
化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、エポキシ樹脂、アク
リル樹脂等の合成樹脂或いは耐熱塗料、防錆塗料等の塗
料がある。
ト50では、細径支持部材としてブラインドリベット5
5を用いた場合について説明したが、これに限らず、ビ
ス、ネジであっても良い。図7は、請求項1、請求項4
乃至請求項7の発明に係る二重管式断熱ダクトの第四実
施形態を示す。
は、流体の通路を形成する45゜に曲げられた内管71
と、この内管71を覆う45゜に曲げられた外管73と
が、内管71の内側から外管73に向かってねじ込まれ
た3〜5mm程度の外径のビス75によって、同心円状
に固定することによって形成された45゜エルボであ
る。
板厚0.5〜2.0mmの亜鉛引き鋼板、ステンレス鋼
板、塩化ビニール樹脂引き鋼板、着色亜鉛鋼板、アルミ
ニウム鋼板、ガルバリウム鋼板、チタン合金等の帯板
を、筒状に折り曲げた後、両端部を突き合わせ溶接によ
って接合して形成されている。内管71と外管73との
間には、5〜20mmの間隔(厚さ)を有する断熱層た
る空気層77が形成されている。
は、例えば、次のようにして形成される。予め内管71
と外管73を用意する。次に、内管71を外管73で覆
う。この状態で、内管71の内側から等間隔等ピッチで
ビス75を取り付ける。
おけるビス75の取付本数、即ち、同一断面域内のビス
75の取付本数は、内管11の直径によって異なるが、
図1に示すビス15と同様である。又、空気層77の厚
さは、上述のように5〜20mm程度とするが、これによ
り最良の断熱効果が得られる。つまり、空気層77の厚
さが5mm未満では、いわゆる輻射伝熱的、ヒートブリッ
ジ的現象が生じて、断熱効果が低下し、20mmを超える
と、空気層内で対流が発生し易くなって、断熱効果が低
下するからである。
層77が単層であっても、断熱材及び保護カバーを付し
た従来品に比べて遜色のない良好なデータを得ることが
できた。工事現場での施工試験では、その軽量化により
作業が容易となり、又、ダクト施設工事だけで足りて、
断熱材及び保護カバーを被覆する断熱工事や水濡れ防止
工事等が全て省略できることを確認した。
二重管式断熱ダクト70によれば、図1に示す二重管式
断熱ダクト10と同様に、内管71と外管73とを同心
円状に固定することによって形成されているので、製作
がきわめて容易である。又、内管71に外管73を規定
寸法、規定位置に被冠することができると共に、内管7
1と外管73との間隙がほほ同一となるように固定する
ことができる。
固定するためのビス75は、外管73の壁面に点的に接
しているだけであるから、ビス75を介して伝達される
熱エネルギーをきわめて小さく抑えることが可能とな
る。尚、第四実施形態に係る二重管式断熱ダクト70で
は、ビス75の先端を直に外管73の壁面に当接させる
場合について説明したが、ビス75の先端に不良熱伝導
体を施しても良い(請求項2、請求項3に対応する)。
る熱エネルギーが、直接外管73に伝達することが少な
くなり、図7に示す二重管式断熱ダクト70より更にヒ
ートブリッジ的現象を軽減させることが可能となる。こ
こで、不良熱伝導体としては、例えば塩化ビニル樹脂、
ポリエチレン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂等の合
成樹脂或いは耐熱塗料、防錆塗料等の塗料がある。
ト70では、細径支持部材としてビス75を用いた場合
について説明したが、これに限らず、ネジ、ブラインド
リベットであっても良い。更に、第四実施形態に係る二
重管式断熱ダクト70では、ビス75を内管71から外
管73に向かってねじ込んだ場合について説明したが、
外管73から内管71に向かってねじ込んでも良い。又
は、外管73から内管71に向かうビス75と内管71
から外管73に向かうビス75とを混在させても良い。
の発明に係る二重管式断熱ダクトの第五実施形態を示
す。本実施形態に係る二重管式断熱ダクト80は、流体
の通路を形成する大径部、テーパ部及び小径部を有する
内管81と、この内管81を覆う大径部、テーパ部及び
小径部を有する外管83とが、内管81の内側から外管
83に向かってねじ込まれた3〜5mm程度の外径のビ
ス85及び外管83の外側から内管81に向かってねじ
込まれた3〜5mm程度の外径のビス85によって、同
心円状に固定することによって形成されたレジューサで
ある。
板厚0.5〜2.0mmの亜鉛引き鋼板、ステンレス鋼
板、塩化ビニール樹脂引き鋼板、着色亜鉛鋼板、アルミ
ニウム鋼板、ガルバリウム鋼板、チタン合金等の帯板
を、筒状に折り曲げた後、両端部を突き合わせ溶接によ
って接合して形成されている。
mmの間隔(厚さ)を有する断熱層たる空気層87が形
成されている。本実施形態に係る二重管式断熱ダクト8
0は、例えば、次のようにして形成される。予め内管8
1と外管83を用意する。次に、内管81を外管83で
覆う。この状態で、内管81の内側及び外管83の外側
からそれぞれ等間隔等ピッチでビス85を取り付ける。
おけるビス85の取付本数、即ち、同一断面域内のビス
85の取付本数は、内管81の直径によって異なるが、
図1に示すビス15と同様である。又、空気層87の厚
さは、上述のように5〜20mm程度とするが、これによ
り最良の断熱効果が得られる。つまり、空気層87の厚
さが5mm未満では、いわゆる輻射伝熱的、ヒートブリッ
ジ的現象が生じて、断熱効果が低下し、20mmを超える
と、空気層内で対流が発生し易くなって、断熱効果が低
下するからである。
層87が単層であっても、断熱材及び保護カバーを付し
た従来品に比べて遜色のない良好なデータを得ることが
できた。工事現場での施工試験では、その軽量化により
作業が容易となり、又、ダクト施設工事だけで足りて、
断熱材及び保護カバーを被覆する断熱工事や水濡れ防止
工事等が全て省略できることを確認した。
二重管式断熱ダクト80によれば、図1に示す二重管式
断熱ダクト10と同様に、内管81と外管83とを同心
円状に固定することによって形成されているので、製作
がきわめて容易である。又、内管81に外管83を規定
寸法、規定位置に被冠することができると共に、内管8
1と外管83との間隙がほほ同一となるように固定する
ことができる。
固定するためのビス85は、内管81の壁面又は外管8
3の壁面に点的に接しているだけであるから、ビス85
を介して伝達される熱エネルギーをきわめて小さく抑え
ることが可能となる。尚、第五実施形態に係る二重管式
断熱ダクト80では、ビス85の先端を直に外管73の
壁面に当接させる場合について説明したが、ビス85の
先端に不良熱伝導体を施しても良い(請求項2、請求項
3に対応する)。
る熱エネルギーが、直接外管83に伝達することが少な
くなり、図8に示す二重管式断熱ダクト80より更にヒ
ートブリッジ的現象を軽減させることが可能となる。こ
こで、不良熱伝導体としては、例えば塩化ビニル樹脂、
ポリエチレン樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂等の合
成樹脂或いは耐熱塗料、防錆塗料等の塗料がある。
ト80では、細径支持部材としてビス85を用いた場合
について説明したが、これに限らず、ネジ、ブラインド
リベットであっても良い。更に、第五実施形態に係る二
重管式断熱ダクト70では、内管81から外管83に向
かうビス85と外管83から内管81に向かうビス85
とを混在させた場合について説明したが、ビス85を内
管81から外管83に向かってねじ込んでも、或いは、
ビス85を外管83から内管81に向かってねじ込んで
も良い。
発明に係る二重管式断熱ダクトは、内管に外管を嵌合し
た後、内管又は外管から外管又は内管に向かって複数の
細径支持部材を取り付け、内管と外管とを同心円状に固
定することができるので、製作が用意である。
いので、内管と外管との間に形成される空気層の間隔が
一定となり、確実な位置決めが可能となる。又、各細径
支持部材は、最小限度の接点として内管と外管とを連結
するので、内外温度の熱授受を極端に低減し、ヒートロ
スを抑え断熱性を確保することができる。
比しきわめて少量で済むため、安価に製作することがで
きる。又、細径支持部材は、先端に不良熱伝導体が被覆
されているので、内管から外管に向かって伝達される熱
を遮断することができる。更に、内管と外管とは、不燃
材によって形成されているので、空調空気用搬送ダク
ト、石油化学工場における気体搬送ダクト、薬品ガス搬
送パイプ、煙道に適用することができる。又、チタン合
金を用いた場合には、沿岸地における各種気体搬送ダク
トとして利用できる。
二重管式断熱ダクトの第一実施形態を示す縦断面図であ
る。
二重管式断熱ダクトの第二実施形態を示す縦断面図であ
る。
二重管式断熱ダクトの第三実施形態を示す縦断面図であ
る。
明図である。
二重管式断熱ダクトの第4実施形態を示す縦断面図であ
る。
二重管式断熱ダクトの第五実施形態を示す縦断面図であ
る。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 流路となる内管と、 この内管を覆う外管とを備え、 内管と外管は、内管又は外管から外管又は内管に向かっ
て取り付けられた複数の細径支持部材によって、同心円
状に配設されていることを特徴とする二重管式断熱ダク
ト。 - 【請求項2】 請求項1記載の二重管式断熱ダクトにお
いて、 細径支持部材は、先端に不良熱伝導体が被覆されている
ことを特徴とする二重管式断熱ダクト。 - 【請求項3】 請求項1記載の二重管式断熱ダクトにお
いて、 不良熱伝導体は、合成樹脂又は塗料であることを特徴と
する二重管式断熱ダクト。 - 【請求項4】 請求項1記載の二重管式断熱ダクトにお
いて、 細径支持部材は、3〜5mm程度の外径のビス、ネジ、
ブラインドリベットであることを特徴とする二重管式断
熱ダクト。 - 【請求項5】 請求項1記載の二重管式断熱ダクトにお
いて、 細径支持部材は、同一断面域内に3本以上取り付けられ
ていることを特徴とする二重管式断熱ダクト。 - 【請求項6】 請求項1記載の二重管式断熱ダクトにお
いて、 内管と外管とは、不燃材によって構成されていることを
特徴とする二重管式断熱ダクト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11054031A JP2000249392A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | 二重管式断熱ダクト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11054031A JP2000249392A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | 二重管式断熱ダクト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000249392A true JP2000249392A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=12959228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11054031A Pending JP2000249392A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | 二重管式断熱ダクト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000249392A (ja) |
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