JP2000249767A - ガンマ線用コリメータの製造方法、ガンマ線用コリメータ及び核医学診断装置 - Google Patents
ガンマ線用コリメータの製造方法、ガンマ線用コリメータ及び核医学診断装置Info
- Publication number
- JP2000249767A JP2000249767A JP34900299A JP34900299A JP2000249767A JP 2000249767 A JP2000249767 A JP 2000249767A JP 34900299 A JP34900299 A JP 34900299A JP 34900299 A JP34900299 A JP 34900299A JP 2000249767 A JP2000249767 A JP 2000249767A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gamma ray
- collimator
- manufacturing
- shielding
- gamma
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Measurement Of Radiation (AREA)
- Nuclear Medicine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】被検体からの放射線を所望の任意の位置に高精
度にフォーカスできる核医学診断装置用のコリメータの
製造方法を提供すること。 【解決手段】ガンマ線を遮蔽可能な遮蔽板13a〜13
cの所定位置に貫通孔14を設ける貫通孔形成工程と、
遮蔽板13a〜13cを所定間隔で積層し、配列される
貫通孔14に遮蔽板13a〜13c相互の貫通孔14の
相対位置を保持し少なくとも遮蔽板13a〜13cの積
層方向にガンマ線を透過する筒状体15a〜15cを配
置する保持体配置工程と、筒状体15a〜15cと遮蔽
板13a〜13cとを固定する固定工程とを具備するよ
うにした。
度にフォーカスできる核医学診断装置用のコリメータの
製造方法を提供すること。 【解決手段】ガンマ線を遮蔽可能な遮蔽板13a〜13
cの所定位置に貫通孔14を設ける貫通孔形成工程と、
遮蔽板13a〜13cを所定間隔で積層し、配列される
貫通孔14に遮蔽板13a〜13c相互の貫通孔14の
相対位置を保持し少なくとも遮蔽板13a〜13cの積
層方向にガンマ線を透過する筒状体15a〜15cを配
置する保持体配置工程と、筒状体15a〜15cと遮蔽
板13a〜13cとを固定する固定工程とを具備するよ
うにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は核医学診断装置で用
いられているコリメータ及びその製造方法に関し、特に
患者等の被検体から放射されるガンマ線の測定位置を、
任意の位置にフォーカスするに適したものに関する。ま
た、このようなコリメータを用いた核医学診断装置に関
する。
いられているコリメータ及びその製造方法に関し、特に
患者等の被検体から放射されるガンマ線の測定位置を、
任意の位置にフォーカスするに適したものに関する。ま
た、このようなコリメータを用いた核医学診断装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】患者等の被検体に放射性同位元素(ラジ
オアイソトープ;RI)を注入し、その体内から放出さ
れるガンマ線(γ線)等の放射線を1次元または2次元
検出器によって検出し、これによりRI分布を得て測定
することで、体内の病変部、血流量、脂肪酸代謝量等の
機能分布像を表示するシングルフォトンエミッションコ
ンピュータ断層法(SPECT;Single Pho
ton Emission Computed Tom
ography)を用いたSPECT装置が知られてい
る。また、複数の検出器を有し、ポジトロン(陽電子)
がエレクトロン(陰電子)と結合して消滅する際に18
0°方向に放出されるガンマ線を同時に検出することで
イメージングを行う同時検出型ボジトロンエミッション
コンピュータ断層法(PECT)を用いたPET装置が
知られている。
オアイソトープ;RI)を注入し、その体内から放出さ
れるガンマ線(γ線)等の放射線を1次元または2次元
検出器によって検出し、これによりRI分布を得て測定
することで、体内の病変部、血流量、脂肪酸代謝量等の
機能分布像を表示するシングルフォトンエミッションコ
ンピュータ断層法(SPECT;Single Pho
ton Emission Computed Tom
ography)を用いたSPECT装置が知られてい
る。また、複数の検出器を有し、ポジトロン(陽電子)
がエレクトロン(陰電子)と結合して消滅する際に18
0°方向に放出されるガンマ線を同時に検出することで
イメージングを行う同時検出型ボジトロンエミッション
コンピュータ断層法(PECT)を用いたPET装置が
知られている。
【0003】また、最近では、これらSPECTと同時
検出型PETを行うために複数の検出器を備えたSPE
CT装置が用いられるようになってきている。これらの
装置全般は通常、核医学診断装置と総称されている。
検出型PETを行うために複数の検出器を備えたSPE
CT装置が用いられるようになってきている。これらの
装置全般は通常、核医学診断装置と総称されている。
【0004】このような核医学診断装置においては、放
射線半導体検出器に入射するガンマ線の進行方向を較正
するためのコリメータが用いられている。
射線半導体検出器に入射するガンマ線の進行方向を較正
するためのコリメータが用いられている。
【0005】ガンマ線の進行方向を平行化させる貫通孔
が平行に形成されたパラレルホール型のコリメータを製
造する場合は、まず、図25に示すように、表面に凹凸
が設けられた2つのロール100,101の間に鉛板1
02を通して波板状の鉛板1103を複数作成し、この
波板状の鉛板103を図26に示すように重ねて接着す
ることによって行われている。
が平行に形成されたパラレルホール型のコリメータを製
造する場合は、まず、図25に示すように、表面に凹凸
が設けられた2つのロール100,101の間に鉛板1
02を通して波板状の鉛板1103を複数作成し、この
波板状の鉛板103を図26に示すように重ねて接着す
ることによって行われている。
【0006】また、特開平7−301695号公報に
は、筒状のハニカム素材を多数積層し一体に固着して、
側面から所定の傾斜角で斜めに全てのハニカム素材を同
一角度で切り出してコリメータを製造する技術が開示さ
れている。
は、筒状のハニカム素材を多数積層し一体に固着して、
側面から所定の傾斜角で斜めに全てのハニカム素材を同
一角度で切り出してコリメータを製造する技術が開示さ
れている。
【0007】また、特開平9−257996号公報に
は、光造形などの方法で樹脂型を作り、その樹脂形にコ
リメータ素材を充填し、コリメータ素材が固化した後に
樹脂型を除去して、コリメータを製造する技術が開示さ
れている。
は、光造形などの方法で樹脂型を作り、その樹脂形にコ
リメータ素材を充填し、コリメータ素材が固化した後に
樹脂型を除去して、コリメータを製造する技術が開示さ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のコリメ
ータ製造方法においては、個別に任意の角度のコリメー
タを製作するのは困難であるという問題があった。すな
わち、光造形などの方法で樹脂型を作りコリメータ素材
を充填した後、樹脂型を除去してコリメータを製造する
製造方法では、非常な手間と時間がかかり生産性が低
い。
ータ製造方法においては、個別に任意の角度のコリメー
タを製作するのは困難であるという問題があった。すな
わち、光造形などの方法で樹脂型を作りコリメータ素材
を充填した後、樹脂型を除去してコリメータを製造する
製造方法では、非常な手間と時間がかかり生産性が低
い。
【0009】したがって、これらの方法でコリメータを
製造するのはあまり実用的でなく、特に、所望の任意の
形状で任意の位置からの放射線を選択的に取り込むよう
なコリメータの製造方法には適していない。
製造するのはあまり実用的でなく、特に、所望の任意の
形状で任意の位置からの放射線を選択的に取り込むよう
なコリメータの製造方法には適していない。
【0010】そこで本発明は、被検体からの放射線を所
望の任意の形状で任意の位置からの放射線を選択的に取
り込むことのできる核医学診断装置用のコリメータを提
供可能な製造方法を提供することを目的としている。
望の任意の形状で任意の位置からの放射線を選択的に取
り込むことのできる核医学診断装置用のコリメータを提
供可能な製造方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明のガンマ線用コリメータの製造
方法、ガンマ線用コリメータ及び核医学診断装置は次の
ように構成されている。
達成するために、本発明のガンマ線用コリメータの製造
方法、ガンマ線用コリメータ及び核医学診断装置は次の
ように構成されている。
【0012】(1)ガンマ線を遮蔽可能な複数の遮蔽板
の所定位置に貫通孔を設ける貫通孔形成工程と、前記複
数の遮蔽板を所定間隔で積層し、配列される前記貫通孔
に前記遮蔽板相互の前記貫通孔の相対位置を保持し少な
くとも前記遮蔽板の積層方向に前記ガンマ線を透過する
保持体を配置する保持体配置工程と、前記保持体と前記
複数の遮蔽板とを固定する固定工程とを具備することを
特徴とする。
の所定位置に貫通孔を設ける貫通孔形成工程と、前記複
数の遮蔽板を所定間隔で積層し、配列される前記貫通孔
に前記遮蔽板相互の前記貫通孔の相対位置を保持し少な
くとも前記遮蔽板の積層方向に前記ガンマ線を透過する
保持体を配置する保持体配置工程と、前記保持体と前記
複数の遮蔽板とを固定する固定工程とを具備することを
特徴とする。
【0013】(2)上記(1)に記載されたガンマ線用
コリメータの製造方法であって、前記保持体は、前記ガ
ンマ線を遮蔽可能な材料から成る筒状体であることを特
徴とする。
コリメータの製造方法であって、前記保持体は、前記ガ
ンマ線を遮蔽可能な材料から成る筒状体であることを特
徴とする。
【0014】(3)上記(1)に記載されたガンマ線用
コリメータの製造方法であって、前記保持体は、前記ガ
ンマ線が通過可能な熱硬化性樹脂材料から成る柱状体で
あることを特徴とする。
コリメータの製造方法であって、前記保持体は、前記ガ
ンマ線が通過可能な熱硬化性樹脂材料から成る柱状体で
あることを特徴とする。
【0015】(4)上記(1)に記載されたガンマ線用
コリメータの製造方法であって、前記保持体は、前記ガ
ンマ線が通過可能な熱硬化性樹脂材料から成る柱状体で
あり、かつ、前記ガンマ線を遮蔽可能な材料によるめっ
きが形成されていることを特徴とする。
コリメータの製造方法であって、前記保持体は、前記ガ
ンマ線が通過可能な熱硬化性樹脂材料から成る柱状体で
あり、かつ、前記ガンマ線を遮蔽可能な材料によるめっ
きが形成されていることを特徴とする。
【0016】(5)上記(1)に記載されたガンマ線用
コリメータの製造方法であって、前記固定工程の前に、
前記遮蔽板を配置される位置に対応する曲率に曲げる湾
曲工程を具備することを特徴とする。
コリメータの製造方法であって、前記固定工程の前に、
前記遮蔽板を配置される位置に対応する曲率に曲げる湾
曲工程を具備することを特徴とする。
【0017】(6)ガンマ線を遮蔽可能な材料から成る
遮蔽板の所定位置に下孔を設ける下孔形成工程と、前記
下孔をシェイビング加工により所定形状に成形するシェ
イビング加工工程とを具備することを特微とする。
遮蔽板の所定位置に下孔を設ける下孔形成工程と、前記
下孔をシェイビング加工により所定形状に成形するシェ
イビング加工工程とを具備することを特微とする。
【0018】(7)上記(6)に記載されたガンマ線用
コリメータの製造方法であって、前記下孔形成工程の前
に、前記遮蔽板を所定の曲率に曲げる湾曲工程を具備す
ることを特微とする。
コリメータの製造方法であって、前記下孔形成工程の前
に、前記遮蔽板を所定の曲率に曲げる湾曲工程を具備す
ることを特微とする。
【0019】(8)上記(6)に記載されたガンマ線用
コリメータの製造方法であって、前記遮蔽板は複数の遮
蔽薄板を有し、前記下孔形成工程の後に、前記複数の遮
蔽薄板をそれぞれ配置される位置に対応する曲率に曲げ
る湾曲工程と、前記複数の遮蔽薄板を所定の相対位置に
固定する固定工程とを具備することを特微とする。
コリメータの製造方法であって、前記遮蔽板は複数の遮
蔽薄板を有し、前記下孔形成工程の後に、前記複数の遮
蔽薄板をそれぞれ配置される位置に対応する曲率に曲げ
る湾曲工程と、前記複数の遮蔽薄板を所定の相対位置に
固定する固定工程とを具備することを特微とする。
【0020】(9)所定のコリメート方向に進行するガ
ンマ線を取り出すガンマ線用コリメータの製造方法にお
いて、前記ガンマ線を遮蔽可能な材料から成り、ガンマ
線を遮蔽しない方向を有する複数の筒状体を前記ガンマ
線を遮蔽しない方向を前記コリメート方向に対応させて
配列する工程と、配列された前記複数の筒状体を固定す
る工程とを具備することを特微とする。
ンマ線を取り出すガンマ線用コリメータの製造方法にお
いて、前記ガンマ線を遮蔽可能な材料から成り、ガンマ
線を遮蔽しない方向を有する複数の筒状体を前記ガンマ
線を遮蔽しない方向を前記コリメート方向に対応させて
配列する工程と、配列された前記複数の筒状体を固定す
る工程とを具備することを特微とする。
【0021】(10)所定のコリメート方向に進行する
ガンマ線を取り出すガンマ線用コリメータの製造方法に
おいて、ガンマ線を遮蔽可能な材料から成り、ガンマ線
を遮蔽しない方向を有する筒状体の中空部にガンマ線を
遮蔽しない材料から成る中実体を配置して構成される棒
状体を、この棒状体の前記ガンマ線を遮蔽しない方向を
前記コリメート方向に対応させて配列する工程と、配列
された前記複数の筒状体を固定する固定工程とを具備す
ることを特徴とする。
ガンマ線を取り出すガンマ線用コリメータの製造方法に
おいて、ガンマ線を遮蔽可能な材料から成り、ガンマ線
を遮蔽しない方向を有する筒状体の中空部にガンマ線を
遮蔽しない材料から成る中実体を配置して構成される棒
状体を、この棒状体の前記ガンマ線を遮蔽しない方向を
前記コリメート方向に対応させて配列する工程と、配列
された前記複数の筒状体を固定する固定工程とを具備す
ることを特徴とする。
【0022】(11)上記(9)又は(10)に記載さ
れたガンマ線用コリメータの製造方法であって、前記固
定工程では、重金属が配合された接着剤が用いられるこ
とを特徴とする。
れたガンマ線用コリメータの製造方法であって、前記固
定工程では、重金属が配合された接着剤が用いられるこ
とを特徴とする。
【0023】(12)所定のコリメート方向に進行する
ガンマ線を取り出すガンマ線用コリメータの製造方法に
おいて、ガンマ線を遮蔽可能な材料から成る複数の遮蔽
板を前記コリメータの前記コリメート方向の断面形状と
同形状に成形する工程と、この遮蔽板の表面をプレス成
形により前記コリメート方向と交わる方向に凹凸に成形
する工程と、前記遮蔽板のそれぞれを前記遮蔽板の厚さ
方向の中心から見て外側の面を介して積層し固定する固
定工程とを具備することを特徴とする。
ガンマ線を取り出すガンマ線用コリメータの製造方法に
おいて、ガンマ線を遮蔽可能な材料から成る複数の遮蔽
板を前記コリメータの前記コリメート方向の断面形状と
同形状に成形する工程と、この遮蔽板の表面をプレス成
形により前記コリメート方向と交わる方向に凹凸に成形
する工程と、前記遮蔽板のそれぞれを前記遮蔽板の厚さ
方向の中心から見て外側の面を介して積層し固定する固
定工程とを具備することを特徴とする。
【0024】(13)上記(1)(6)(9)(10)
に記載されたガンマ線用コリメータの製造方法であっ
て、形成されたコリメータのコリメート方向と交わる面
を除去加工することにより、コリメータの外形を弧状に
成形することを特徴とする。
に記載されたガンマ線用コリメータの製造方法であっ
て、形成されたコリメータのコリメート方向と交わる面
を除去加工することにより、コリメータの外形を弧状に
成形することを特徴とする。
【0025】(14)上記(1)〜(13)に記載され
たガンマ線用コリメータの製造方法により製造されたこ
とを特徴とする。
たガンマ線用コリメータの製造方法により製造されたこ
とを特徴とする。
【0026】(15)ガンマ線を遮蔽可能であり、所定
のコリメート方向に進行するガンマ線を取り出すガンマ
線用コリメータであって、前記コリメート方向には前記
ガンマ線を遮蔽しない部材が設けられていることを特徴
とする。
のコリメート方向に進行するガンマ線を取り出すガンマ
線用コリメータであって、前記コリメート方向には前記
ガンマ線を遮蔽しない部材が設けられていることを特徴
とする。
【0027】(16)上記(14)または(15)に記
載されたコリメータがが着脱可能に設けられ、このコリ
メータによりコリメートされたガンマ線を受けてこのガ
ンマ線に対応した電気信号を発生するガンマ線検出器
と、このガンマ線検出器から生じる前記電気信号を処理
して前記ガンマ線に関わる情報を提示する表示装置とを
具備することを特徴とする。
載されたコリメータがが着脱可能に設けられ、このコリ
メータによりコリメートされたガンマ線を受けてこのガ
ンマ線に対応した電気信号を発生するガンマ線検出器
と、このガンマ線検出器から生じる前記電気信号を処理
して前記ガンマ線に関わる情報を提示する表示装置とを
具備することを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】図1は核医学診断装置の一例であ
る回転型検出器タイプ構成のSPECT装置1の概要を
示す図である。また、図2は後述するメイン検出器6,
7の検出面の法線上から見た図である。
る回転型検出器タイプ構成のSPECT装置1の概要を
示す図である。また、図2は後述するメイン検出器6,
7の検出面の法線上から見た図である。
【0029】SPECT装置1は架台2を有し、この架
台2に対して回動可能に設けられた回転板3には、アー
ム4,5を介して2つのメイン検出器6,7が、互いに
検出面が対向した状態で支持されており、この検出面に
挟まれた空間に被検体が配置可能に設けられている。回
転板3の回転によりメイン検出器6,7は被検体Pの周
囲を回転できるようになっている。2つのメイン検出器
6,7のガンマ線入射側には、ガンマ線入射方向を検出
面に略垂直な方向だけに制限するコリメータ8が設けら
れている。架台2は被検体の体軸に沿って設けられたレ
−ル2a,2b上を移動することにより、体軸に対して
平行に移動できる構造になっている。
台2に対して回動可能に設けられた回転板3には、アー
ム4,5を介して2つのメイン検出器6,7が、互いに
検出面が対向した状態で支持されており、この検出面に
挟まれた空間に被検体が配置可能に設けられている。回
転板3の回転によりメイン検出器6,7は被検体Pの周
囲を回転できるようになっている。2つのメイン検出器
6,7のガンマ線入射側には、ガンマ線入射方向を検出
面に略垂直な方向だけに制限するコリメータ8が設けら
れている。架台2は被検体の体軸に沿って設けられたレ
−ル2a,2b上を移動することにより、体軸に対して
平行に移動できる構造になっている。
【0030】このような核医学診断装置では、上述のよ
うに患者等の被検体に放射性同位元素(RI)を投与
し、これから放出されるガンマ線等の放射線を検出し被
験体内のRI分布を知ることが必要であり、そのため
に、光電子増倍管や半導体からなる放射線検出器を1次
元あるいは2次元に配置し、これによりRI分布を測定
している。
うに患者等の被検体に放射性同位元素(RI)を投与
し、これから放出されるガンマ線等の放射線を検出し被
験体内のRI分布を知ることが必要であり、そのため
に、光電子増倍管や半導体からなる放射線検出器を1次
元あるいは2次元に配置し、これによりRI分布を測定
している。
【0031】通常、このRI分布の測定は、被検体に投
与された放射性同位元素から放出されるガンマ線を選択
的に透過させて放射方向の揃ったガンマ線束にし、特定
の方向からのガンマ線のみを検出して検出の位置精度を
向上させている。そのため、検出器の直前にコリメータ
と呼ばれる部品を取り付けることが一般に行われてい
る。コリメータは、所定部位へ向かうガンマ線のうち、
所定方向(コリメート方向)から進行するガンマ線のみ
を通過させる機能を有している。このコリメータを透過
したガンマ線はシンチレータで光に変換され、さらに電
気信号に変換され、最終的に画像データに変換されてい
る。
与された放射性同位元素から放出されるガンマ線を選択
的に透過させて放射方向の揃ったガンマ線束にし、特定
の方向からのガンマ線のみを検出して検出の位置精度を
向上させている。そのため、検出器の直前にコリメータ
と呼ばれる部品を取り付けることが一般に行われてい
る。コリメータは、所定部位へ向かうガンマ線のうち、
所定方向(コリメート方向)から進行するガンマ線のみ
を通過させる機能を有している。このコリメータを透過
したガンマ線はシンチレータで光に変換され、さらに電
気信号に変換され、最終的に画像データに変換されてい
る。
【0032】図2の(a),(b)はコリメータ8の一
例を示す図である。すなわち、コリメータ8は、ガンマ
線を遮光する基板となる鉛板に、ガンマ線を透過する透
光部である多数の平行な貫通孔9a,9b,9c,…を
格子状に配列したものである。特に、この貫通孔9a,
9b,9c,…が図2の(b)の断面図に示すように全
て平行に配列されている。なお、貫通孔9a,9b,9
c,…は稠密に配置できる六角孔が採用されている場合
が多い。
例を示す図である。すなわち、コリメータ8は、ガンマ
線を遮光する基板となる鉛板に、ガンマ線を透過する透
光部である多数の平行な貫通孔9a,9b,9c,…を
格子状に配列したものである。特に、この貫通孔9a,
9b,9c,…が図2の(b)の断面図に示すように全
て平行に配列されている。なお、貫通孔9a,9b,9
c,…は稠密に配置できる六角孔が採用されている場合
が多い。
【0033】図3の(a),(b)は、核医学診断装置
に組み込まれた放射線半導体検出器10,50の構成と
被検体Pとの位置関係を示す説明図である。
に組み込まれた放射線半導体検出器10,50の構成と
被検体Pとの位置関係を示す説明図である。
【0034】図3の(a)に示すように放射線半導体検
出器10は、患者等の被検体Pから放出されたガンマ線
等の放射線を検出するための複数の半導体セルを有し、
被検体P側に対して凹状で曲面状の半導体検出器アレイ
11と、半導体検出器アレイ11の被検体P側に配置さ
れ、半導体検出器アレイ11の検出面に沿って設けられ
ているコリメータ12とによって構成されている。な
お、半導体検出器アレイ11とコリメータ12の入射側
は、いずれも被検体Pの所定個所に向かって配置されて
いる。また、コリメータ12は被検体Pの所定個所から
入射されるガンマ線を通過させて半導体検出器アレイ1
1に導くように形成されている。
出器10は、患者等の被検体Pから放出されたガンマ線
等の放射線を検出するための複数の半導体セルを有し、
被検体P側に対して凹状で曲面状の半導体検出器アレイ
11と、半導体検出器アレイ11の被検体P側に配置さ
れ、半導体検出器アレイ11の検出面に沿って設けられ
ているコリメータ12とによって構成されている。な
お、半導体検出器アレイ11とコリメータ12の入射側
は、いずれも被検体Pの所定個所に向かって配置されて
いる。また、コリメータ12は被検体Pの所定個所から
入射されるガンマ線を通過させて半導体検出器アレイ1
1に導くように形成されている。
【0035】半導体検出器アレイ11の各半導体セル
は、テルル化カドミウム(CdTe)系の半導体によっ
て構成されている。この半導体には高電圧電極と信号取
り出し電極が配列されている。高電圧供給電極は半導体
に高電圧を印加するために用いられ、信号取り出し電極
は半導体からの検出信号を取り出すために用いられる。
は、テルル化カドミウム(CdTe)系の半導体によっ
て構成されている。この半導体には高電圧電極と信号取
り出し電極が配列されている。高電圧供給電極は半導体
に高電圧を印加するために用いられ、信号取り出し電極
は半導体からの検出信号を取り出すために用いられる。
【0036】半導体検出器アレイ11では、その検出面
において半導体セル部分の厚さに比べて電極部分(高電
圧電極及び信号取り出し電極)の厚さを薄くした構造が
採用され、不感帯(ガンマ線の検出に寄与しない部分)
である電極部分が有感帯(ガンマ線の検出に寄与する)
である半導体セル部分の略1/10以下になるように形
成されている。
において半導体セル部分の厚さに比べて電極部分(高電
圧電極及び信号取り出し電極)の厚さを薄くした構造が
採用され、不感帯(ガンマ線の検出に寄与しない部分)
である電極部分が有感帯(ガンマ線の検出に寄与する)
である半導体セル部分の略1/10以下になるように形
成されている。
【0037】なお、放射線半導体検出器10の検出面を
どの位置においても被検体Pにできるだけ近接させるた
めには、被検体の形状にもよるが、放射線半導体検出器
10の観察視野の横幅を50cm程度とし、被検体に対
向する面の10cmから12cmP−Vの範囲内とする
ことが望ましい。これにより、放射線半導体検出器10
の周辺部においても被検体Pに近接するので、位置分解
能を大幅に改善させることが可能となる。このように構
成されたコリメータ12と半導体検出器アレイ11から
なる放射線半導体検出器10を核医学診断装置に用いれ
ば、コリメータが所定の湾曲に配置しているので、検出
器と被験体の距離を小さくすることができ、検出感度を
向上させることができる。
どの位置においても被検体Pにできるだけ近接させるた
めには、被検体の形状にもよるが、放射線半導体検出器
10の観察視野の横幅を50cm程度とし、被検体に対
向する面の10cmから12cmP−Vの範囲内とする
ことが望ましい。これにより、放射線半導体検出器10
の周辺部においても被検体Pに近接するので、位置分解
能を大幅に改善させることが可能となる。このように構
成されたコリメータ12と半導体検出器アレイ11から
なる放射線半導体検出器10を核医学診断装置に用いれ
ば、コリメータが所定の湾曲に配置しているので、検出
器と被験体の距離を小さくすることができ、検出感度を
向上させることができる。
【0038】一方、図3の(b)に示すように放射線半
導体検出器50では、半導体検出器アレイ51の各半導
体セルは、被検体Pの所定個所に向かって配置されてい
る。また、コリメータ52は被検体Pの所定個所から入
射されるガンマ線を通過させて半導体検出器アレイ51
に導くように形成されている。なお、半導体検出器アレ
イ51及びコリメータ52は、放射線半導体検出器50
における検出能を最適、すなわち中央部の検出器では患
部付近を精密に観察でき、両端部の検出器では被検体全
体の画像を取得できるように、中央部から両端部に近づ
くにつれて、僅かに外側に広がるように形成されてい
る。すなわち、コリメータ52の貫通孔の方向が、コリ
メータ52表面に垂直ではなく特定の方向を狙うように
配置されているので、広範囲の画像を得ることができる
とともに、特定部位の検出分解能を向上させることがで
きる。
導体検出器50では、半導体検出器アレイ51の各半導
体セルは、被検体Pの所定個所に向かって配置されてい
る。また、コリメータ52は被検体Pの所定個所から入
射されるガンマ線を通過させて半導体検出器アレイ51
に導くように形成されている。なお、半導体検出器アレ
イ51及びコリメータ52は、放射線半導体検出器50
における検出能を最適、すなわち中央部の検出器では患
部付近を精密に観察でき、両端部の検出器では被検体全
体の画像を取得できるように、中央部から両端部に近づ
くにつれて、僅かに外側に広がるように形成されてい
る。すなわち、コリメータ52の貫通孔の方向が、コリ
メータ52表面に垂直ではなく特定の方向を狙うように
配置されているので、広範囲の画像を得ることができる
とともに、特定部位の検出分解能を向上させることがで
きる。
【0039】次に、放射線半導体検出器10,50に組
み込まれたコリメータ12,52の製造方法について説
明する。
み込まれたコリメータ12,52の製造方法について説
明する。
【0040】図4は本発明の第1の実施の形態に係るコ
リメータの製造方法を示す工程図、図5の(a),
(b)は同製造方法を示す説明図である。
リメータの製造方法を示す工程図、図5の(a),
(b)は同製造方法を示す説明図である。
【0041】コリメータ12は、図5の(a)に示すよ
うにして製造される。すなわち、ガイド板として使用す
るステンレス材製の遮蔽板(保持体)13a〜13cの
それぞれに、六角孔14を所定のピッチ(不等ピッチ)
でNCターレットパンチプレス等を使用して形成する
(S1)。なお、各遮蔽板13a〜13cは後工程で所
定の形状に湾曲し、かつ、曲率が異なった状態で積層し
て組み立てられるため、六角孔14の向き・位置は組立
後の向き・位置を予め計算して設定される。
うにして製造される。すなわち、ガイド板として使用す
るステンレス材製の遮蔽板(保持体)13a〜13cの
それぞれに、六角孔14を所定のピッチ(不等ピッチ)
でNCターレットパンチプレス等を使用して形成する
(S1)。なお、各遮蔽板13a〜13cは後工程で所
定の形状に湾曲し、かつ、曲率が異なった状態で積層し
て組み立てられるため、六角孔14の向き・位置は組立
後の向き・位置を予め計算して設定される。
【0042】次に、それぞれ六角孔14が形成された遮
蔽板13a〜13cは、それぞれコリメータ12の形状
に合わせて所定の曲率に曲げる(S2)。湾曲後の遮蔽
板13a〜13cは所定間隔で所定の順序に揃えられ、
六角孔14に嵌合する筒状体15a,15b,15c,
…が挿入貫通される(S3)。なお、筒状体15a,1
5b,15c,…は押出し加工等で製造された鉛材製の
六角筒である。
蔽板13a〜13cは、それぞれコリメータ12の形状
に合わせて所定の曲率に曲げる(S2)。湾曲後の遮蔽
板13a〜13cは所定間隔で所定の順序に揃えられ、
六角孔14に嵌合する筒状体15a,15b,15c,
…が挿入貫通される(S3)。なお、筒状体15a,1
5b,15c,…は押出し加工等で製造された鉛材製の
六角筒である。
【0043】次に、筒状体15a,15b,15c,…
と各遮蔽板13a〜13cとを接着剤で接着固定する
(S4)。なお、この接着剤にはガンマ線の吸収が良好
となるようにタングステン等の重金属の粉末を混合させ
たものを用いることが好ましい。
と各遮蔽板13a〜13cとを接着剤で接着固定する
(S4)。なお、この接着剤にはガンマ線の吸収が良好
となるようにタングステン等の重金属の粉末を混合させ
たものを用いることが好ましい。
【0044】一方、コリメータ52は図5の(b)に示
すようにして製造される。すなわち、この場合も、最終
的なコリメータ52の形状に合わせて遮蔽板13a〜1
3cに六角孔14を形成した後、筒状体15a,15
b,15c,…を挿入し、接着固定する。
すようにして製造される。すなわち、この場合も、最終
的なコリメータ52の形状に合わせて遮蔽板13a〜1
3cに六角孔14を形成した後、筒状体15a,15
b,15c,…を挿入し、接着固定する。
【0045】上述したように、本第1の実施の形態に係
るコリメータの製造方法によれば、被検体Pからのガン
マ線を任意形状で任意の位置にフォーカスするコリメー
タを容易に、短時間で製造することができ、生産性を高
めることができる。これに伴い、組立精度を高くするこ
とができ、より正確な画像を得ることができる。すなわ
ち、所望の任意の形状で任意の位置からの放射線を選択
的に取り込むような、例えば中央部の検出器では患部付
近を精密に観察し、両端部の検出器では被検体全体の画
像を取得する場合のコリメータの製造方法に適してい
る。
るコリメータの製造方法によれば、被検体Pからのガン
マ線を任意形状で任意の位置にフォーカスするコリメー
タを容易に、短時間で製造することができ、生産性を高
めることができる。これに伴い、組立精度を高くするこ
とができ、より正確な画像を得ることができる。すなわ
ち、所望の任意の形状で任意の位置からの放射線を選択
的に取り込むような、例えば中央部の検出器では患部付
近を精密に観察し、両端部の検出器では被検体全体の画
像を取得する場合のコリメータの製造方法に適してい
る。
【0046】図6は本発明の第2の実施の形態に係るコ
リメータの製造方法を示す工程図、図7の(a),
(b)は同製造方法を示す説明図である。なお、図7に
おいて図5と同一機能部分には同一符号を付した。
リメータの製造方法を示す工程図、図7の(a),
(b)は同製造方法を示す説明図である。なお、図7に
おいて図5と同一機能部分には同一符号を付した。
【0047】コリメータ12は図7の(a)に示すよう
に製造される。すなわち、ガイド板として使用するステ
ンレスの遮蔽板13a〜13cのそれぞれに六角孔14
を所定のピッチ(不等ピッチ)でNCターレットパンチ
プレスなどを使用して形成する(S6)。なお、各遮蔽
板13a〜13cは後工程で所定の形状に湾曲し、か
つ、曲率が異なった状態で積層して組み立てられるた
め、六角孔14の向き・位置は組立後の向き・位置を予
め計算して設定される。
に製造される。すなわち、ガイド板として使用するステ
ンレスの遮蔽板13a〜13cのそれぞれに六角孔14
を所定のピッチ(不等ピッチ)でNCターレットパンチ
プレスなどを使用して形成する(S6)。なお、各遮蔽
板13a〜13cは後工程で所定の形状に湾曲し、か
つ、曲率が異なった状態で積層して組み立てられるた
め、六角孔14の向き・位置は組立後の向き・位置を予
め計算して設定される。
【0048】次に、それぞれ六角孔14が形成された遮
蔽板13a〜13cは、それぞれコリメータ12の形状
に合わせて所定の曲率に曲げられる(S7)。この湾曲
が形成された遮蔽板13a〜13cは所定間隔で所定の
順序に揃えられ、六角孔14に嵌合する角柱体16a,
16b,16c,…が挿入される(S8)。角柱体16
a,16b,16c,…は、熱硬化性樹脂からなる六角
柱である。
蔽板13a〜13cは、それぞれコリメータ12の形状
に合わせて所定の曲率に曲げられる(S7)。この湾曲
が形成された遮蔽板13a〜13cは所定間隔で所定の
順序に揃えられ、六角孔14に嵌合する角柱体16a,
16b,16c,…が挿入される(S8)。角柱体16
a,16b,16c,…は、熱硬化性樹脂からなる六角
柱である。
【0049】次いで、遮蔽板13a〜13cを角柱体1
6a,16b,16c,…が挿入された状態で鉛を鋳込
む(S9)。これにより、コリメータの形状をした鉛の
中に所定の方向に向けられた熱硬化性樹脂の角柱体16
a,16b,16c,…が鋳込まれた構造体が形成され
る。
6a,16b,16c,…が挿入された状態で鉛を鋳込
む(S9)。これにより、コリメータの形状をした鉛の
中に所定の方向に向けられた熱硬化性樹脂の角柱体16
a,16b,16c,…が鋳込まれた構造体が形成され
る。
【0050】この構造体から、角柱体16a,16b,
16c,…を除去すればコリメータ12が完成する。な
お、ガンマ線が角柱体16a,16b,16c,…の中
を透過でき、撮像に特に支障がなければ、角柱体16
a,16b,16c,…は除去せずに鋳込んだままの状
態で使用してもコリメータ12として機能を果たすこと
ができる。また、鉛にSn、Cdなどを混合すれば必要
に応じて融点を下げることができ、鋳造工程における熱
硬化性樹脂製の角柱体16a,16b,16c,…への
熱負荷を軽減し、ガンマ線通過領域の形状精度を向上さ
せる。
16c,…を除去すればコリメータ12が完成する。な
お、ガンマ線が角柱体16a,16b,16c,…の中
を透過でき、撮像に特に支障がなければ、角柱体16
a,16b,16c,…は除去せずに鋳込んだままの状
態で使用してもコリメータ12として機能を果たすこと
ができる。また、鉛にSn、Cdなどを混合すれば必要
に応じて融点を下げることができ、鋳造工程における熱
硬化性樹脂製の角柱体16a,16b,16c,…への
熱負荷を軽減し、ガンマ線通過領域の形状精度を向上さ
せる。
【0051】一方、コリメータ52は図7の(b)に示
すように製造される。すなわち、最終的なコリメータ5
2の形状に合わせて遮蔽板13a〜13cに六角孔14
を形成した後、角柱体16a,16b,16c,…を挿
入し、鉛により鋳込み、コリメータ52を製造する。
すように製造される。すなわち、最終的なコリメータ5
2の形状に合わせて遮蔽板13a〜13cに六角孔14
を形成した後、角柱体16a,16b,16c,…を挿
入し、鉛により鋳込み、コリメータ52を製造する。
【0052】本第2の実施の形態に係るコリメータの製
造方法においても、上述した第1の実施の形態に係るコ
リメータの製造方法と同様の効果が得られる。
造方法においても、上述した第1の実施の形態に係るコ
リメータの製造方法と同様の効果が得られる。
【0053】図8は本発明の第3の実施の形態に係るコ
リメータの製造方法を示す工程図、図9は同製造方法を
示す説明図である。なお、図9において図5と同一機能
部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
リメータの製造方法を示す工程図、図9は同製造方法を
示す説明図である。なお、図9において図5と同一機能
部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0054】コリメータ12は、図9の(a)に示すよ
うにして製造される。すなわち、ガイド板として使用す
るステンレス材製の遮蔽板13a〜13cのそれぞれに
六角孔14を所定のピッチ(不等ピッチ)でNCターレ
ットパンチプレスなどを使用して形成する(S11)。
なお、各遮蔽板13a〜13cは後工程で所定の形状に
湾曲し、かつ、曲率が異なった状態で積層して組み立て
られるため、六角孔14の向き・位置は組立後の向き・
位置を予め計算して設定される。
うにして製造される。すなわち、ガイド板として使用す
るステンレス材製の遮蔽板13a〜13cのそれぞれに
六角孔14を所定のピッチ(不等ピッチ)でNCターレ
ットパンチプレスなどを使用して形成する(S11)。
なお、各遮蔽板13a〜13cは後工程で所定の形状に
湾曲し、かつ、曲率が異なった状態で積層して組み立て
られるため、六角孔14の向き・位置は組立後の向き・
位置を予め計算して設定される。
【0055】次に、それぞれ六角孔が形成された遮蔽板
13a〜13cは、それぞれコリメータ12の形状に合
わせて所定の曲率に曲げる(S12)。この湾曲が形成
された遮蔽板13a〜13cは所定間隔で所定の順序に
揃えられ、六角孔に嵌合する熱硬化性樹脂からなる六角
形の角柱体16a,16b,16c,…が挿入される
(S13)。角柱体16a,16b,16c,…は熱硬
化性樹脂からなる六角柱形である。
13a〜13cは、それぞれコリメータ12の形状に合
わせて所定の曲率に曲げる(S12)。この湾曲が形成
された遮蔽板13a〜13cは所定間隔で所定の順序に
揃えられ、六角孔に嵌合する熱硬化性樹脂からなる六角
形の角柱体16a,16b,16c,…が挿入される
(S13)。角柱体16a,16b,16c,…は熱硬
化性樹脂からなる六角柱形である。
【0056】次いで、この角柱体16a,16b,16
c,…の表面に、ガンマ線を遮蔽するに足る所定の厚さ
になるまで鉛のめっき処理を施す(S14)。なお、熱
硬化性樹脂の角柱体16a,16b,16c,…の表面
には予めめっき処理が実施しやすいように下地用の表面
処理を施しておくことが好ましい。さらに、めっき処理
後に、空いている空間にはガンマ線の吸収を良好にする
ためにタングステン等の重金属の粉末を混合した接着剤
や発泡剤を充填し固定することが好ましいものとなる
(S15)。鉛めっきだけで遮蔽が十分である場合は、
この充填工程は必要にならない場合があるが、機械的強
度を補強するために一般の接着剤や発泡剤を充填するこ
とがある。これによりコリメータ12が製造できる。
c,…の表面に、ガンマ線を遮蔽するに足る所定の厚さ
になるまで鉛のめっき処理を施す(S14)。なお、熱
硬化性樹脂の角柱体16a,16b,16c,…の表面
には予めめっき処理が実施しやすいように下地用の表面
処理を施しておくことが好ましい。さらに、めっき処理
後に、空いている空間にはガンマ線の吸収を良好にする
ためにタングステン等の重金属の粉末を混合した接着剤
や発泡剤を充填し固定することが好ましいものとなる
(S15)。鉛めっきだけで遮蔽が十分である場合は、
この充填工程は必要にならない場合があるが、機械的強
度を補強するために一般の接着剤や発泡剤を充填するこ
とがある。これによりコリメータ12が製造できる。
【0057】一方、コリメータ52は図9の(b)に示
すように製造される。すなわち、最終的なコリメータ5
2の形状に合わせて遮蔽板13a〜13cに六角孔14
を形成した後、角柱体16a,16b,16c,…を挿
入し、鉛のメッキ処理を施し、コリメータ52を製造す
る。
すように製造される。すなわち、最終的なコリメータ5
2の形状に合わせて遮蔽板13a〜13cに六角孔14
を形成した後、角柱体16a,16b,16c,…を挿
入し、鉛のメッキ処理を施し、コリメータ52を製造す
る。
【0058】本第3の実施の形態に係るコリメータの製
造方法においても、上述した第1の実施の形態に係るコ
リメータの製造方法と同様の効果が得られる。
造方法においても、上述した第1の実施の形態に係るコ
リメータの製造方法と同様の効果が得られる。
【0059】図10は本発明の第4の実施の形態に係る
コリメータの製造方法を示す工程図、図11は同製造方
法を示す説明図である。
コリメータの製造方法を示す工程図、図11は同製造方
法を示す説明図である。
【0060】鉛板20をコリメータ12,52の形状に
合わせた所定の形状に曲げる(S17)。次に、鉛板2
0の所定位置に所定方向での下孔(不図示)をそれぞれ
マシニングセンタのドリルによって形成する(S1
8)。続いて、この各下孔をシェービング加工により六
角孔21に成形する(S19)。なお、シェービング加
工を容易にするためは、下孔の径は六角形に内接する寸
法が好ましい。
合わせた所定の形状に曲げる(S17)。次に、鉛板2
0の所定位置に所定方向での下孔(不図示)をそれぞれ
マシニングセンタのドリルによって形成する(S1
8)。続いて、この各下孔をシェービング加工により六
角孔21に成形する(S19)。なお、シェービング加
工を容易にするためは、下孔の径は六角形に内接する寸
法が好ましい。
【0061】本第4の実施の形態に係るコリメータの製
造方法においても、上述した第1の実施の形態に係るコ
リメータの製造方法と同様の効果が得られる。
造方法においても、上述した第1の実施の形態に係るコ
リメータの製造方法と同様の効果が得られる。
【0062】図12は本発明の第5の実施の形態に係る
コリメータの製造方法を示す工程図、図13は同製造方
法を示す説明図である。
コリメータの製造方法を示す工程図、図13は同製造方
法を示す説明図である。
【0063】3枚の薄い鉛板22a〜22cをコリメー
タ12,52の形状に合わせた所定の形状に曲げる(S
21)。次に、これに所定の位置に所定の方向の下孔を
それぞれマシニングセンタのドリルによって形成する
(S22)。続いて、この各下孔をシェービング加工に
より六角孔23に成形する(S23)。なお、シェービ
ング加工を容易にするためは、下孔の径は六角形に内接
する寸法が好ましい。
タ12,52の形状に合わせた所定の形状に曲げる(S
21)。次に、これに所定の位置に所定の方向の下孔を
それぞれマシニングセンタのドリルによって形成する
(S22)。続いて、この各下孔をシェービング加工に
より六角孔23に成形する(S23)。なお、シェービ
ング加工を容易にするためは、下孔の径は六角形に内接
する寸法が好ましい。
【0064】この薄い鉛板22a〜22cを揃えて積層
状態で所定の間隔で固定する(S24)。これによりコ
リメータ12,52を製造する。
状態で所定の間隔で固定する(S24)。これによりコ
リメータ12,52を製造する。
【0065】本第5の実施の形態に係るコリメータの製
造方法によれば、上述した第1の実施の形態に係るコリ
メータの製造方法と同様の効果が得られるとともに、コ
リメータにおいて、ガンマ線を半導体検出器の検出面と
ほぼ平行な面において遮蔽することができるので、六角
孔23の壁によるガンマ線の散乱による外乱信号の発生
が少ない。
造方法によれば、上述した第1の実施の形態に係るコリ
メータの製造方法と同様の効果が得られるとともに、コ
リメータにおいて、ガンマ線を半導体検出器の検出面と
ほぼ平行な面において遮蔽することができるので、六角
孔23の壁によるガンマ線の散乱による外乱信号の発生
が少ない。
【0066】図14は本発明の第6の実施の形態に係る
コリメータ12,52の製造方法を示す工程図、図15
は同製造方法を示す説明図である。
コリメータ12,52の製造方法を示す工程図、図15
は同製造方法を示す説明図である。
【0067】鉛板24a,24bのそれぞれに、六角孔
25a,25bを所定のピッチでNCターレットパンチ
プレスなどを使用して形成する(S26)。なお、各鉛
板24a,24bは後工程で所定の形状に湾曲し、か
つ、曲率が異なった状態で積層して組み立てられるた
め、六角孔25a,25bの向き・位置は組立後の向き
・位置を予め計算して設定される。
25a,25bを所定のピッチでNCターレットパンチ
プレスなどを使用して形成する(S26)。なお、各鉛
板24a,24bは後工程で所定の形状に湾曲し、か
つ、曲率が異なった状態で積層して組み立てられるた
め、六角孔25a,25bの向き・位置は組立後の向き
・位置を予め計算して設定される。
【0068】次に、鉛板24a,24bを、それぞれコ
リメータ12の形状に合わせて所定の曲率に曲げる(S
27)。この湾曲が形成された鉛板24a,24bを所
定間隔で所定の順序に揃えられて積層し(S28)、さ
らに接着剤等で固定し(S29)ことによりコリメータ
12,52が製造される。
リメータ12の形状に合わせて所定の曲率に曲げる(S
27)。この湾曲が形成された鉛板24a,24bを所
定間隔で所定の順序に揃えられて積層し(S28)、さ
らに接着剤等で固定し(S29)ことによりコリメータ
12,52が製造される。
【0069】本第6の実施の形態に係るコリメータの製
造方法においても、上述した第1の実施の形態に係るコ
リメータの製造方法と同様の効果が得られる。
造方法においても、上述した第1の実施の形態に係るコ
リメータの製造方法と同様の効果が得られる。
【0070】図16は本発明の第7の実施の形態に係る
コリメータの製造方法を示す工程図、図17は同製造方
法を示す説明図である。
コリメータの製造方法を示す工程図、図17は同製造方
法を示す説明図である。
【0071】薄い鉛板26a〜26cに、六角孔27
a,27b,27cを所定のピッチでNCターレットパ
ンチプレスなどを使用して形成する(S31)。なお、
各鉛板26a〜26cは後工程で所定の形状に湾曲し、
かつ、曲率が異なった状態で積層して組み立てられるた
め、六角孔27a,27b,27cの向き・位置は組立
後の向き・位置を予め計算して設定される。
a,27b,27cを所定のピッチでNCターレットパ
ンチプレスなどを使用して形成する(S31)。なお、
各鉛板26a〜26cは後工程で所定の形状に湾曲し、
かつ、曲率が異なった状態で積層して組み立てられるた
め、六角孔27a,27b,27cの向き・位置は組立
後の向き・位置を予め計算して設定される。
【0072】次に、鉛板26a〜26cを、それぞれコ
リメータ12,52の形状に合わせて所定の曲率に曲げ
る(S32)。次に、鉛板26a〜26cは所定間隔で
所定の順序に揃えられ接着剤等で固定され製造される
(S33)。各鉛板26a〜26c間の間隙は接着層や
充填剤等で形成する。
リメータ12,52の形状に合わせて所定の曲率に曲げ
る(S32)。次に、鉛板26a〜26cは所定間隔で
所定の順序に揃えられ接着剤等で固定され製造される
(S33)。各鉛板26a〜26c間の間隙は接着層や
充填剤等で形成する。
【0073】本第7の実施の形態に係るコリメータの製
造方法においても、上述した第1の実施の形態に係るコ
リメータの製造方法と同様の効果が得られる。
造方法においても、上述した第1の実施の形態に係るコ
リメータの製造方法と同様の効果が得られる。
【0074】図18は本発明の第8の実施の形態に係る
コリメータの製造方法を示す工程図、図19及び図20
は同製造方法を示す説明図である。
コリメータの製造方法を示す工程図、図19及び図20
は同製造方法を示す説明図である。
【0075】コリメータ12は図19に示すようにして
製造される。すなわち、鉛材製の六角斜柱形の筒状体3
0a,30b,30c,…を後方押し出し等で製造す
る。これら筒状体30a,30b,30c,…の形状は
最終的なコリメータ12の形状及び筒状体30a,30
b,30c,…が配置される位置に合わせて形成され
る。
製造される。すなわち、鉛材製の六角斜柱形の筒状体3
0a,30b,30c,…を後方押し出し等で製造す
る。これら筒状体30a,30b,30c,…の形状は
最終的なコリメータ12の形状及び筒状体30a,30
b,30c,…が配置される位置に合わせて形成され
る。
【0076】次に、これらの筒状体30a,30b,3
0c,…を所定位置に配置し組合せて並べる(S3
5)。この組合せて並べた状態で筒状体同士を相互に接
着して固定する(S36)。固定された筒状体30a,
30b,30c,…の集合体をコリメータ12の形状に
切り出してコリメータ12を製造する(S37)。
0c,…を所定位置に配置し組合せて並べる(S3
5)。この組合せて並べた状態で筒状体同士を相互に接
着して固定する(S36)。固定された筒状体30a,
30b,30c,…の集合体をコリメータ12の形状に
切り出してコリメータ12を製造する(S37)。
【0077】なお、この場合、中空の筒状体を用いない
で、中実体である棒状体を用いても、ガンマ線を実質的
に遮蔽しない材料、例えば熱硬化性樹脂等を用いれば、
同様な効果が得られる。
で、中実体である棒状体を用いても、ガンマ線を実質的
に遮蔽しない材料、例えば熱硬化性樹脂等を用いれば、
同様な効果が得られる。
【0078】一方、コリメータ52は図20に示すよう
に製造される。すなわち、最終的なコリメータ52の形
状に合わせて筒状体30a,30b,30c,…を固定
した後、コリメータ52の形状に切り出してコリメータ
52を製造する。
に製造される。すなわち、最終的なコリメータ52の形
状に合わせて筒状体30a,30b,30c,…を固定
した後、コリメータ52の形状に切り出してコリメータ
52を製造する。
【0079】本第8の実施の形態に係るコリメータの製
造方法においても、上述した第1の実施の形態に係るコ
リメータの製造方法と同様の効果が得られる。
造方法においても、上述した第1の実施の形態に係るコ
リメータの製造方法と同様の効果が得られる。
【0080】図21は本発明の第9の実施の形態に係る
コリメータの製造方法を示す工程図、図22の(a),
(b)は同製造方法を示す説明図である。
コリメータの製造方法を示す工程図、図22の(a),
(b)は同製造方法を示す説明図である。
【0081】コリメータ12は図22の(a)に示すよ
うに製造される。すなわち、図22中40はコリメータ
組立用の治具を示している。治具40は、所定間隔離間
したステンレス板41a,41bを平行に組立てて構成
されており、各ステンレス板41a,41bのそれぞれ
の所定の位置に形成された六角孔(不図示)に、六角柱
形の鉛材製の筒状体42a,42b,42c,…をそれ
ぞれ挿入する(S41)。なお、治具40のステンレス
板41a,41bに形成された六角孔の位置は、図22
の(a)に示すようにコリメータ12の形状に合わせて
設定されている。
うに製造される。すなわち、図22中40はコリメータ
組立用の治具を示している。治具40は、所定間隔離間
したステンレス板41a,41bを平行に組立てて構成
されており、各ステンレス板41a,41bのそれぞれ
の所定の位置に形成された六角孔(不図示)に、六角柱
形の鉛材製の筒状体42a,42b,42c,…をそれ
ぞれ挿入する(S41)。なお、治具40のステンレス
板41a,41bに形成された六角孔の位置は、図22
の(a)に示すようにコリメータ12の形状に合わせて
設定されている。
【0082】次に、全体を接着剤あるいは発泡剤で固定
する(S42)。固定が完了した後に、所定の形状にな
るように切り出してコリメータ12を製造する(S4
3)。
する(S42)。固定が完了した後に、所定の形状にな
るように切り出してコリメータ12を製造する(S4
3)。
【0083】一方、コリメータ52は、図22の(b)
に示すようにして製造される。すなわち、治具40を用
いて筒状体42a,42b,42c,…を固定し、所定
の形状になるように切り出してコリメータ52を製造す
る。
に示すようにして製造される。すなわち、治具40を用
いて筒状体42a,42b,42c,…を固定し、所定
の形状になるように切り出してコリメータ52を製造す
る。
【0084】本第9の実施の形態に係るコリメータの製
造方法においても、上述した第1の実施の形態に係るコ
リメータの製造方法と同様の効果が得られる。
造方法においても、上述した第1の実施の形態に係るコ
リメータの製造方法と同様の効果が得られる。
【0085】図23は本発明の第10の実施の形態に係
るコリメータの製造方法を示す工程図、図24の
(a),(b)は同製造方法を示す説明図である。
るコリメータの製造方法を示す工程図、図24の
(a),(b)は同製造方法を示す説明図である。
【0086】遮蔽板(鉛板)45を最終的なコリメータ
12,52の形状に合わせて図24の(a)に示すよう
な中心部が切欠された扇形状に成形する(S45)。次
に、遮蔽板45を、六角柱形の半割り形状のプレス型で
所定の方向にプレス加工して六角形の半割り形状による
凹凸が形成された波形板46を製造する(S46)。さ
らに図24の(b)に示すように凹凸部が形成された波
型板46を複数枚積層し、凸部47と相手側の凹部48
が相互に接触するように位置合わせして六角孔群を形成
する(S47)。六角孔群が形成された積層個所を接着
して固定しコリメータを製造する(S48)。
12,52の形状に合わせて図24の(a)に示すよう
な中心部が切欠された扇形状に成形する(S45)。次
に、遮蔽板45を、六角柱形の半割り形状のプレス型で
所定の方向にプレス加工して六角形の半割り形状による
凹凸が形成された波形板46を製造する(S46)。さ
らに図24の(b)に示すように凹凸部が形成された波
型板46を複数枚積層し、凸部47と相手側の凹部48
が相互に接触するように位置合わせして六角孔群を形成
する(S47)。六角孔群が形成された積層個所を接着
して固定しコリメータを製造する(S48)。
【0087】本第10の実施の形態に係るコリメータの
製造方法においても、上述した第1の実施の形態に係る
コリメータの製造方法と同様の効果が得られる。
製造方法においても、上述した第1の実施の形態に係る
コリメータの製造方法と同様の効果が得られる。
【0088】以上、前記各実施形態のコリメータ製造方
法は、使用可能な生産設備や事業環境に合わせて適宜選
択可能である。
法は、使用可能な生産設備や事業環境に合わせて適宜選
択可能である。
【0089】なお、本発明は前記各実施の形態に限定さ
れるものではない。すなわち、上述した実施の形態にお
いて、鉛材等の重金属の板を積層してコリメータを製造
しているものについては、積層する枚数または板厚を変
更することにより、ガンマ線の透過エネルギを調整する
ようにしてもよい。
れるものではない。すなわち、上述した実施の形態にお
いて、鉛材等の重金属の板を積層してコリメータを製造
しているものについては、積層する枚数または板厚を変
更することにより、ガンマ線の透過エネルギを調整する
ようにしてもよい。
【0090】また、上述したシェービング加工に代え
て、六角のポンチを下孔に挿入し、塑性加工により六角
孔を形成してもよい。この場合には、加工済みの六角孔
が、未加工の孔を塑性加工する際に変形することを防止
するために六角柱形のスぺーサを挿入した状態で加工す
ることが好ましい。
て、六角のポンチを下孔に挿入し、塑性加工により六角
孔を形成してもよい。この場合には、加工済みの六角孔
が、未加工の孔を塑性加工する際に変形することを防止
するために六角柱形のスぺーサを挿入した状態で加工す
ることが好ましい。
【0091】また、シェービング加工や塑性加工では、
加工できる鉛板の厚さに限度があるので、厚いコリメー
タが必要な場合には、複数枚の鉛板をそれぞれ加工し、
所望の厚さとなるように積層するようにしてもよい。
加工できる鉛板の厚さに限度があるので、厚いコリメー
タが必要な場合には、複数枚の鉛板をそれぞれ加工し、
所望の厚さとなるように積層するようにしてもよい。
【0092】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々変形実施可能であるのは勿論である。
で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、被検体からの放射線を
任意形状で任意の位置にフォーカスするコリメータを容
易に、短時間で製造することができ、生産性を高めるこ
とができる。これに伴い、また、組立精度を高くするこ
とができ、より正確な画像を得ることができる。
任意形状で任意の位置にフォーカスするコリメータを容
易に、短時間で製造することができ、生産性を高めるこ
とができる。これに伴い、また、組立精度を高くするこ
とができ、より正確な画像を得ることができる。
【図1】回転型検出器タイプ構成のSPECT装置の概
要図。
要図。
【図2】(a)コリメータの平面図、(b)コリメータ
の側面図。
の側面図。
【図3】核医学診断装置に組み込まれた放射線半導体検
出器と被検体との位置関係を示す説明図。
出器と被検体との位置関係を示す説明図。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るコリメータの
製造方法を示す工程図。
製造方法を示す工程図。
【図5】同製造方法を示す説明図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るコリメータの
製造方法を示す工程図。
製造方法を示す工程図。
【図7】同製造方法を示す説明図。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係るコリメータの
製造方法を示す工程図。
製造方法を示す工程図。
【図9】同製造方法を示す説明図。
【図10】本発明の第4の実施の形態に係るコリメータ
の製造方法を示す工程図。
の製造方法を示す工程図。
【図11】同製造方法を示す説明図。
【図12】本発明の第5の実施の形態に係るコリメータ
の製造方法を示す工程図。
の製造方法を示す工程図。
【図13】同製造方法を示す説明図。
【図14】本発明の第6の実施の形態に係るコリメータ
の製造方法を示す工程図。
の製造方法を示す工程図。
【図15】同製造方法を示す説明図。
【図16】本発明の第7の実施の形態に係るコリメータ
の製造方法を示す工程図。
の製造方法を示す工程図。
【図17】同製造方法を示す説明図。
【図18】本発明の第8の実施の形態に係るコリメータ
の製造方法を示す工程図。
の製造方法を示す工程図。
【図19】同製造方法を示す説明図。
【図20】同製造方法を示す説明図。
【図21】本発明の第9の実施の形態に係るコリメータ
の製造方法を示す工程図。
の製造方法を示す工程図。
【図22】同製造方法を示す説明図。
【図23】本発明の第10の実施の形態に係るコリメー
タの製造方法を示す工程図。
タの製造方法を示す工程図。
【図24】同製造方法を示す説明図。
【図25】ロールによるコリメータ用波板の製造説明
図。
図。
【図26】波板を合わせて形成したコリメータの斜視
図。
図。
1…SPECT装置 10,50…放射線半導体検出器 11,51…半導体検出器アレイ 12,52…コリメータ 13a〜13c,45,46…遮蔽板 14,21,25a,25b,27a〜27c…六角孔 15a,15b,15c、30a〜30c,42a〜4
2c…筒状体 16a,16b,16c…角柱体 20,22a〜22c,24a,24b,26a〜26
c…鉛板 40…治具 41a,41b…ステンレス板
2c…筒状体 16a,16b,16c…角柱体 20,22a〜22c,24a,24b,26a〜26
c…鉛板 40…治具 41a,41b…ステンレス板
Claims (16)
- 【請求項1】ガンマ線を遮蔽可能な複数の遮蔽板の所定
位置に貫通孔を設ける貫通孔形成工程と、 前記複数の遮蔽板を所定間隔で積層し、配列される前記
貫通孔に前記遮蔽板相互の前記貫通孔の相対位置を保持
し少なくとも前記遮蔽板の積層方向に前記ガンマ線を透
過する保持体を配置する保持体配置工程と、 前記保持体と前記複数の遮蔽板とを固定する固定工程と
を具備することを特徴とするガンマ線用コリメータの製
造方法。 - 【請求項2】前記保持体は、前記ガンマ線を遮蔽可能な
材料から成る筒状体であることを特徴とする請求項1記
載のガンマ線用コリメータの製造方法。 - 【請求項3】前記保持体は、前記ガンマ線が通過可能な
熱硬化性樹脂材料から成る柱状体であることを特徴とす
る請求項1記載のガンマ線用コリメータの製造方法。 - 【請求項4】前記保持体は、前記ガンマ線が通過可能な
熱硬化性樹脂材料から成る柱状体であり、かつ、前記ガ
ンマ線を遮蔽可能な材料によるめっきが形成されている
ことを特徴とする請求項1記載のガンマ線用コリメータ
の製造方法。 - 【請求項5】前記固定工程の前に、前記遮蔽板を配置さ
れる位置に対応する曲率に曲げる湾曲工程を具備するこ
とを特徴とする請求項1記載のガンマ線用コリメータの
製造方法。 - 【請求項6】ガンマ線を遮蔽可能な材料から成る遮蔽板
の所定位置に下孔を設ける下孔形成工程と、 前記下孔をシェイビング加工により所定形状に成形する
シェイビング加工工程とを具備することを特微とするガ
ンマ線用コリメータの製造方法。 - 【請求項7】前記下孔形成工程の前に、前記遮蔽板を所
定の曲率に曲げる湾曲工程を具備することを特微とする
請求項6記載のガンマ線用コリメータの製造方法。 - 【請求項8】前記遮蔽板は複数の遮蔽薄板を有し、 前記下孔形成工程の後に、前記複数の遮蔽薄板をそれぞ
れ配置される位置に対応する曲率に曲げる湾曲工程と、 前記複数の遮蔽薄板を所定の相対位置に固定する固定工
程とを具備することを特微とする請求項6記載のガンマ
線用コリメータの製造方法。 - 【請求項9】所定のコリメート方向に進行するガンマ線
を取り出すガンマ線用コリメータの製造方法において、 前記ガンマ線を遮蔽可能な材料から成り、ガンマ線を遮
蔽しない方向を有する複数の筒状体を前記ガンマ線を遮
蔽しない方向を前記コリメート方向に対応させて配列す
る工程と、 配列された前記複数の筒状体を固定する工程とを具備す
ることを特微とするガンマ線用コリメータの製造方法。 - 【請求項10】所定のコリメート方向に進行するガンマ
線を取り出すガンマ線用コリメータの製造方法におい
て、 ガンマ線を遮蔽可能な材料から成り、ガンマ線を遮蔽し
ない方向を有する筒状体の中空部にガンマ線を遮蔽しな
い材料から成る中実体を配置して構成される棒状体を、
この棒状体の前記ガンマ線を遮蔽しない方向を前記コリ
メート方向に対応させて配列する工程と、 配列された前記複数の筒状体を固定する固定工程とを具
備することを特徴とするガンマ線用コリメータの製造方
法。 - 【請求項11】前記固定工程では、重金属が配合された
接着剤が用いられることを特徴とする請求頂9または1
0記載のガンマ線用コリメータの製造方法。 - 【請求項12】所定のコリメート方向に進行するガンマ
線を取り出すガンマ線用コリメータの製造方法におい
て、 ガンマ線を遮蔽可能な材料から成る複数の遮蔽板を前記
コリメータの前記コリメート方向の断面形状と同形状に
成形する工程と、 この遮蔽板の表面をプレス成形により前記コリメート方
向と交わる方向に凹凸に成形する工程と、 前記遮蔽板のそれぞれを前記遮蔽板の厚さ方向の中心か
ら見て外側の面を介して積層し固定する固定工程とを具
備することを特徴とするガンマ線用コリメータの製造方
法。 - 【請求項13】形成されたコリメータのコリメート方向
と交わる面を除去加工することにより、コリメータの外
形を弧状に成形することを特徴とする請求項1,6,
9,10いずれか記載のガンマ線用コリメータの製造方
法。 - 【請求項14】請求項1乃至請求項13のいずれかに記
載のガンマ線用コリメータの製造方法により製造された
ことを特徴とするガンマ線用コリメータ。 - 【請求項15】ガンマ線を遮蔽可能であり、所定のコリ
メート方向に進行するガンマ線を取り出すガンマ線用コ
リメータであって、 前記コリメート方向には前記ガンマ線を遮蔽しない部材
が設けられていることを特徴とするガンマ線用コリメー
タ。 - 【請求項16】請求項14または15に記載のコリメー
タが着脱可能に設けられ、 このコリメータによりコリメートされたガンマ線を受け
てこのガンマ線に対応した電気信号を発生するガンマ線
検出器と、 このガンマ線検出器から生じる前記電気信号を処理して
前記ガンマ線に関わる情報を提示する表示装置とを具備
することを特徴とする核医学診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34900299A JP2000249767A (ja) | 1998-12-28 | 1999-12-08 | ガンマ線用コリメータの製造方法、ガンマ線用コリメータ及び核医学診断装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10-372381 | 1998-12-28 | ||
| JP37238198 | 1998-12-28 | ||
| JP34900299A JP2000249767A (ja) | 1998-12-28 | 1999-12-08 | ガンマ線用コリメータの製造方法、ガンマ線用コリメータ及び核医学診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000249767A true JP2000249767A (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=26578861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34900299A Pending JP2000249767A (ja) | 1998-12-28 | 1999-12-08 | ガンマ線用コリメータの製造方法、ガンマ線用コリメータ及び核医学診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000249767A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004195235A (ja) * | 2002-12-19 | 2004-07-15 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | Ct検出器用の鋳造コリメータ及びその製作方法 |
| KR101298841B1 (ko) * | 2012-02-03 | 2013-08-23 | 고려대학교 산학협력단 | 적층 가능 컬리메이터 어셈블리 |
| JPWO2012036160A1 (ja) * | 2010-09-14 | 2014-02-03 | 株式会社東芝 | Moコリメータおよびそれを用いたX線検出器、X線検査装置並びにCT装置 |
| JP2016095321A (ja) * | 2009-12-14 | 2016-05-26 | バイエル メディカル ケア インコーポレーテッド | 放射性医薬物質の放射能を決定するための装置及び方法 |
| CN109190144A (zh) * | 2018-07-12 | 2019-01-11 | 哈尔滨工程大学 | 一种任意形状放射源辐射屏蔽计算仿真方法 |
| CN111803112A (zh) * | 2020-07-23 | 2020-10-23 | 佛山原子医疗设备有限公司 | 一种全环spect的多环准直器成像结构和成像装置 |
-
1999
- 1999-12-08 JP JP34900299A patent/JP2000249767A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004195235A (ja) * | 2002-12-19 | 2004-07-15 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | Ct検出器用の鋳造コリメータ及びその製作方法 |
| JP2016095321A (ja) * | 2009-12-14 | 2016-05-26 | バイエル メディカル ケア インコーポレーテッド | 放射性医薬物質の放射能を決定するための装置及び方法 |
| JPWO2012036160A1 (ja) * | 2010-09-14 | 2014-02-03 | 株式会社東芝 | Moコリメータおよびそれを用いたX線検出器、X線検査装置並びにCT装置 |
| JP2016026289A (ja) * | 2010-09-14 | 2016-02-12 | 株式会社東芝 | Moコリメータおよびそれを用いたX線検出器、X線検査装置並びにCT装置 |
| KR101298841B1 (ko) * | 2012-02-03 | 2013-08-23 | 고려대학교 산학협력단 | 적층 가능 컬리메이터 어셈블리 |
| CN109190144A (zh) * | 2018-07-12 | 2019-01-11 | 哈尔滨工程大学 | 一种任意形状放射源辐射屏蔽计算仿真方法 |
| CN109190144B (zh) * | 2018-07-12 | 2022-12-13 | 哈尔滨工程大学 | 一种任意形状放射源辐射屏蔽计算仿真方法 |
| CN111803112A (zh) * | 2020-07-23 | 2020-10-23 | 佛山原子医疗设备有限公司 | 一种全环spect的多环准直器成像结构和成像装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6407391B1 (en) | Device for non-invasive analysis by radio-imaging, in particular for the in vivo examination of small animals, and method of use | |
| US7521681B2 (en) | Non-rotating transaxial radionuclide imaging | |
| US20120039446A1 (en) | Interwoven multi-aperture collimator for 3-dimensional radiation imaging applications | |
| CN100374877C (zh) | 单光子发射体层成像系统 | |
| US7105825B2 (en) | Single photon emission computed tomography system | |
| US4095107A (en) | Transaxial radionuclide emission camera apparatus and method | |
| US6359279B1 (en) | Detector for nuclear imaging | |
| US7767972B2 (en) | Single photon emission computed tomography system | |
| US10145964B1 (en) | Systems and methods for improved collimation sensitivity | |
| JPH04297899A (ja) | コリメータ製造方法及び該製造方法で得るコリメータ | |
| US8384015B2 (en) | Calibration source and methods for calibrating a nuclear medicine imaging system | |
| JP2008275362A (ja) | コリメータ、放射線撮像装置および核医学診断装置 | |
| WO2006120605A1 (en) | Multi-cap detectors for nuclear medicine | |
| EP1802998B1 (en) | Detector for nuclear medicine | |
| JP4619985B2 (ja) | 放射線検出器および放射線検査装置 | |
| EP1288678B1 (en) | Pet system | |
| JP2012173237A (ja) | 陽電子放射断層撮像装置 | |
| CN100518635C (zh) | 单光子发射计算机断层摄影系统 | |
| WO2020195685A1 (ja) | 核医学撮像装置 | |
| US12629108B2 (en) | Self contained CT scintillators within a 3-D printed collimator field | |
| EP4517390A1 (en) | Self contained ct scintillators within a 3-d printed collimator | |
| CN115488350B (zh) | 一种Spect系统的准直器及其加工方法 | |
| JP2000249766A (ja) | 核医学診断装置 |