JP2000250294A - 現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置 - Google Patents

現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置

Info

Publication number
JP2000250294A
JP2000250294A JP11056857A JP5685799A JP2000250294A JP 2000250294 A JP2000250294 A JP 2000250294A JP 11056857 A JP11056857 A JP 11056857A JP 5685799 A JP5685799 A JP 5685799A JP 2000250294 A JP2000250294 A JP 2000250294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
developer
carrier
image
toner
developing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11056857A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazue Nishiyama
和重 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11056857A priority Critical patent/JP2000250294A/ja
Publication of JP2000250294A publication Critical patent/JP2000250294A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing For Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、現像剤担持体のキャリア付着や、
画像比率が高い画像を連続して現像処理した際に画像抜
けを生じることなく、耐久によってトナー粒径、トリボ
等が変化することに起因する現像剤供給手段から現像剤
担持体へ供給されるトナーの選択性を抑制し画質低下、
濃度低下を防ぐことのできる現像装置及びこの現像装置
を備える画像形成装置の提供を目的とする。 【解決手段】 ドナーロール21と磁気ブラシロール2
2との間に印加させるバイアス電圧の交流成分は、トナ
ー26及びキャリア25からなる現像剤がドナーロール
21から磁気ブラシロール22へ移動するよう印加され
る電圧の印加時間が、上記現像剤が磁気ブラシロール2
2からドナーロール21へ移動するよう印加される電圧
の印加時間より短く設定されていることにより達成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、潜像を担持する潜
像担持体体に現像剤を付与することにより、該潜像を現
像剤像として可視化する現像装置及びこの現像装置を備
える画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる画像形成装置にあっては、
潜像担持体上を一様に帯電させた後、アナログ露光又は
半導体レーザー或いはLEDにより画像露光を行い、該
潜像担持体上に静電潜像を形成した後、該静電潜像を現
像装置によって現像剤像として可視像化し、記録媒体た
る転写材に上記現像剤像を転写した後、該転写材を潜像
担持体から分離し定着装置によって定着処理を施すこと
によって、転写材上の現像剤像を定着された画像として
出力する画像形成装置が知られている。
【0003】かかる従来の画像形成装置の動作について
説明する。
【0004】かかる画像形成装置にあっては、例えば、
OPC、a−Si等の光導電層を備え所定方向に回転さ
れる潜像担持体たる感光ドラムを有している。
【0005】かかる画像形成装置にあっては、先ず、こ
の感光ドラムの表面が、一次帯電器によって、例えば−
700Vに一様帯電される。
【0006】次いで、画像信号情報に応じた画像露光に
より、感光ドラム上の露光部の表面電位を例えば−20
0Vに減衰させ、感光ドラム上に画像の画像信号に応じ
た潜像を形成する。尚、画像露光には、例えば半導体レ
ーザー或いはLEDアレーが用いられる。
【0007】次に、乾式一成分現像剤を用いた現像装置
たる現像器により上記潜像を現像してトナー像として可
視化する。
【0008】従来の現像装置にあっては、米国特許第
4,868,600号に開示されているように、現像剤
供給手段たる磁気ブラシロールが、トナーとキャリアと
を含有する二成分現像剤を現像剤担持体たるドナーロー
ルとの近接領域へ搬送し、該近接領域でトナーが磁気ブ
ラシロールからドナーロールへ供給されるようになって
いる現像装置が知られている。
【0009】かかる現像装置は、ドナーロールが潜像担
持体との対向領域へトナーを搬送するようになってい
る。又、一対の電極線がドナーロールと潜像担持体との
間の空間に配設され、電気的にバイアスがかけられトナ
ーをドナーロールから引き離しトナー雲を形成すること
によって、トナー雲から引き離れたトナーが潜像担持体
上の潜像を現像するようになっている。
【0010】又、従来の現像装置にあっては、米国特許
第4,984,019号に開示されているように、ドナ
ーロールと潜像担持体との対向領域である現像領域でド
ナーロールに隣接して配設された電極線を有する現像装
置が知られている。
【0011】かかる現像装置は、磁気ブラシロールが現
像剤をドナーロールへ搬送し、トナーが磁気ブラシロー
ルからドナーロールに供給されるようになっている。
【0012】更に、従来の現像装置にあっては、米国特
許第5,0101,367号に開示されているように、
ドナーロールと潜像担持体たる感光体ベルトとの間の隙
間で一対の電極線がドナーロールに近接して配設されて
いるスキャベンジレス現像システムを採用する現像装置
が知られている。
【0013】かかる現像装置は、ドナーロール上に印加
される交流電圧と、電極線及びドナーロールの間に印加
される交流電圧とを組み合わせることにより、ドナーロ
ールからトナーを有効に引き離し、感光体ベルト極めて
近接してトナー雲を形成するようになっている。
【0014】しかしながら、上述したような従来の現像
装置では、あるトナー材料の場合に、電気的にバイアス
されて張力のかかったワイヤー等の電極線が自己離間さ
れてドナーロールに接触する状態で振動する傾向がある
ため、不均一な現像をさせる虞がある。又、塵が瞬間的
にワイヤ等に付いてドナーロールに条痕を生じさせる虞
がある。
【0015】従って、電極ワイヤをドナーロールの外部
に配設するのではなく、ドナーロールと一体的な電極と
するのが効果的であり、U.S.P.5172170、
特開平6−3941に開示されているような電極埋め込
み型のドナーロールを備える現像装置が提案されてい
る。
【0016】このように、二成分現像剤中のトナーのみ
を磁気ブラシロールからドナーロールへ供給して、感光
体上の潜像を現像するシステムであるハイブリット現像
方式は、感光体へのキャリア付着を低減する技術であ
る。これは、近年の現像剤の小径化に伴い画質向上とは
相反してキャリア付着量が増えるため、感光体のキャリ
ア付着防止に非常に有効である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
現像装置にあっては、磁気ブラシロールからドナーロー
ルへトナーを供給する際にキャリアもドナーロールに若
干付着するため、耐久によってドナーロール上に蓄積
し、画像のキャリア付着が生じる虞がある。
【0018】又、かかる現像装置にあっては(例えば、
U.S.P.5172170、特開平6−3941に開
示されているような電極埋め込み型ドナーロールを有す
る現像装置)、ワイヤー電極を用いる現像装置に生じる
ストロービングやワイヤー汚れ等がないものの、電極が
長手方向(ドナーロールの軸体方向)に平行にドナーロ
ールの周面に沿って所定間隔をもって配設されるため、
磁気ブラシロールからドナーロールへトナーを供給する
効率が悪く、画像比率が高い画像を連続して現像処理す
ると画像抜けを生じる虞があった。
【0019】更に、かかる現像装置にあっては、磁気ブ
ラシロールからドナーロールへトナーを供給する際に、
磁気ブラシロール及びドナーロールに印加する交番バイ
アスを従来の矩形波、サイン波の交流バイアスとする
と、磁気ブラシロールからドナーロールへ転移されるト
ナーの選択性(トナー粒径、トリボ等)が高いため、耐
久によって磁気ブラシロールからドナーロールへ供給さ
れるトナーのトナー粒径、トナー成分が変化し画質低
下、濃度低下を生じる虞がある。
【0020】そこで、本発明は、現像剤担持体のキャリ
ア付着や、画像比率が高い画像を連続して現像処理した
際に画像抜けを生じることなく、耐久によってトナー粒
径、トリボ等が変化することに起因する現像剤供給手段
から現像剤担持体へ供給されるトナーの選択性を抑制し
画質低下、濃度低下を防ぐことのできる現像装置及びこ
の現像装置を備える画像形成装置の提供を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、現像剤担持体に担持された現像剤を、潜像を担持
する潜像担持体に現像剤を付与することにより該潜像を
現像剤像として可視化する現像装置であって、現像剤を
担持する回転可能な現像剤担持体と、現像剤担持体と近
接して配設され現像剤担持体に現像剤を供給するための
回転可能な現像剤供給手段とを有し、現像剤担持体と現
像剤供給手段との間に、直流電圧に交流電圧を重畳した
バイアス電圧を印加して電界を発生させるようになって
いる現像装置において、現像剤担持体と現像剤供給手段
との間に印加させるバイアス電圧の交流成分は、現像剤
が現像剤担持体から現像剤供給手段へ移動するよう印加
される電圧の印加時間が、現像剤が現像剤供給手段から
現像剤担持体へ移動するよう印加される電圧の印加時間
より短く設定されているという第一の発明によっても達
成される。
【0022】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、現像剤担持体は、現像剤担持体の回転と
共に現像剤担持体の周面に沿って移動する電極部材を有
し、バイアス電圧が該電極部材に印加されるようになっ
ているという第二の発明によっても達成される。
【0023】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明又は第二の発明において、現像剤供給手段は、内
部に固定マグネットを有し、現像剤担持体へ現像剤を移
動するよう磁気ブラシを形成するようになっているとい
う第三の発明によっても達成される。
【0024】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、現像剤は、キ
ャリアとトナーとを含有する二成分現像剤であるという
第四の発明によっても達成される。
【0025】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第五の発明のいずれかにおいて、現像剤供給
手段から現像剤担持体へ印加される交流電圧は、潜像担
持体と現像剤担持体との間に印加される交流電圧を供給
するための電源から供給されるようになっているという
第五の発明によっても達成される。
【0026】又、本出願によれば、上記目的は、一連の
画像形成プロセスによって形成された画像を記録媒体に
記録する画像形成装置であって、第一の発明の現像装置
を備えるという第六の発明によっても達成される。
【0027】更に、本出願によれば、上記目的は、第六
の発明において、現像剤担持体は、現像剤担持体の回転
と共に現像剤担持体の周面に沿って移動する電極部材を
有し、バイアス電圧が該電極部材に印加されるようにな
っているという第七の発明によっても達成される。
【0028】又、本出願によれば、上記目的は、第六の
発明又は第七の発明において、現像剤供給手段は、内部
に固定マグネットを有し、現像剤担持体へ現像剤を移動
するよう磁気ブラシを形成するようになっているという
第八の発明によっても達成される。
【0029】更に、本出願によれば、上記目的は、第六
の発明乃至第八の発明のいずれかにおいて、現像剤は、
キャリアとトナーとを含有する二成分現像剤であるとい
う第九の発明によっても達成される。
【0030】又、本出願によれば、上記目的は、第六の
発明乃至第九の発明のいずれかにおいて、現像剤供給手
段から現像剤担持体へ印加される交流電圧は、潜像担持
体と現像剤担持体との間に印加される交流電圧を供給す
るための電源から供給されるようになっているという第
十の発明によっても達成される。
【0031】即ち、本出願にかかる第一の発明にあって
は、現像剤担持体と現像剤供給手段との間の現像剤に対
して、現像剤担持体から現像剤供給手段への方向の電界
より短時間長で大きい電界が、現像剤供給手段から現像
剤担持体への方向に発生する。
【0032】又、本出願にかかる第二の発明にあって
は、バイアスが電極部材に印加され、現像剤担持体と現
像剤供給手段との間の現像剤に対して、現像剤担持体か
ら現像剤供給手段への方向の電界より短時間で大きい電
界が、現像剤供給手段から現像剤担持体への方向に発生
する。
【0033】更に、本出願にかかる第三の発明にあって
は、現像剤担持体と現像剤供給手段との間の現像剤に対
して、現像剤担持体から現像剤供給手段への方向の電界
より短時間長で大きい電界が、現像剤供給手段から現像
剤担持体への方向に発生すると共に、固定マグネットが
現像剤供給手段上に現像剤担持体に向けて磁気ブラシを
形成させる。
【0034】又、本出願にかかる第四の発明にあって
は、現像剤担持体と現像剤供給手段との間の二成分現像
剤に対して、現像剤担持体から現像剤供給手段への方向
の電界より短時間長で大きい電界が、現像剤供給手段か
ら現像剤担持体への方向に発生する。
【0035】更に、本出願にかかる第五の発明にあって
は、潜像担持体と現像剤担持体との間に印加される交流
電圧を供給するための電源からバイアスの交流電圧が供
給され、現像剤担持体と現像剤供給手段との間の現像剤
に対して、現像剤担持体から現像剤供給手段への方向の
電界より短時間で大きい電界が、現像剤供給手段から現
像剤担持体への方向に発生する。
【0036】又、本出願にかかる第六の発明にあって
は、現像剤担持体と現像剤供給手段との間の現像剤に対
して、現像剤担持体から現像剤供給手段への方向の電界
より短時間長で大きい電界が、現像剤供給手段から現像
剤担持体への方向に発生する。
【0037】更に、本出願にかかる第七の発明にあって
は、バイアスが電極部材に印加され、現像剤担持体と現
像剤供給手段との間の現像剤に対して、現像剤担持体か
ら現像剤供給手段への方向の電界より短時間で大きい電
界が、現像剤供給手段から現像剤担持体への方向に発生
する。
【0038】又、本出願にかかる第八の発明にあって
は、現像剤担持体と現像剤供給手段との間の現像剤に対
して、現像剤担持体から現像剤供給手段への方向の電界
より短時間長で大きい電界が、現像剤供給手段から現像
剤担持体への方向に発生すると共に、固定マグネットが
現像剤供給手段上に現像剤担持体に向けて磁気ブラシを
形成させる。
【0039】更に、本出願にかかる第九の発明にあって
は、現像剤担持体と現像剤供給手段との間の二成分現像
剤に対して、現像剤担持体から現像剤供給手段への方向
の電界より短時間長で大きい電界が、現像剤供給手段か
ら現像剤担持体への方向に発生する。
【0040】又、本出願にかかる第十の発明にあって
は、潜像担持体と現像剤担持体との間に印加される交流
電圧を供給するための電源からバイアスの交流電圧が供
給され、現像剤担持体と現像剤供給手段との間の現像剤
に対して、現像剤担持体から現像剤供給手段への方向の
電界より短時間で大きい電界が、現像剤供給手段から現
像剤担持体への方向に発生する。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て添付図面に基づき説明する。
【0042】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態にかかる画像形成装置ついて説明する。
【0043】図1に、本実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す。
【0044】本実施形態にかかる画像形成装置にあって
は、プロセススピードが500mm/secで毎分90
枚の白黒デジタル複写機であって、潜像担持体たる感光
体にφ108のa−Siドラム感光体を用いている。a
−Siドラム感光体は、有機感光体に比べ高耐久で寿命
が300万枚以上あり、高速機に向いているという特徴
がある。
【0045】かかる画像形成装置にあっては、図1に示
すように、潜像担持体たる感光体1が帯電器3により例
えば+500Vに一様帯電された後、600dpiで画
像露光12がなされる。画像露光12は半導体レーザー
を光源として第1の画像信号により変調された波長68
0nmの第1のレーザービームであり、第1のレーザー
ビームはモーターにより一定の回転数で回転する多面鏡
(図示せず)により偏光され、結像レンズ(図示せず)
を経て、折り返しミラー(図示せず)で反射された後、
感光体1上をラスタ走査されその露光部の表面電位を例
えば+100Vに減衰させて像状の潜像を形成する。
【0046】その後、現像装置たる現像器2によって上
記潜像をトナー像として現像し、ポスト帯電器10で感
光体1上のトナーをマイナスに帯電させると共に、感光
体1とトナ一との間の吸着力を弱め、転写、分離しやす
いようにする。尚、本実施形態では、トナーとして粒径
6.5μmのネガトナーを使用し、正規現像を行なうよ
うになっている。
【0047】ポスト帯電器10によって総電量−100
μA(AC+DC)を流され帯電したトナー像は、図1
に示す矢印方向に移動する転写材に転写帯電器4によっ
て転写された後、定着器7によって上記転写材上に定着
される。
【0048】次に、現像器2について図2に基づき説明
する。
【0049】現像器2は、ハイブリット型現像器であ
り、現像剤撹拌部材(図示せず)と、現像剤供給手段た
る磁気ブラシロール22と、現像剤撹拌部材及び磁気ブ
ラシロール22に対して所定間隔をもって配設された現
像剤担持体たるドナーロール21とを有している。
【0050】磁気ブラシロール22は、内部に、六つの
磁極をもつ固定マグネット23を有しており、固定マグ
ネット23の周りが非磁性で導電性の金属であるステン
レス24(SUS305)で覆われ、トナー26とキャ
リア25を含有する二成分現像剤が固定マグネット23
の磁力によりコーティングされるようになっている。
【0051】又、現像器2は、磁気ブラシロール22表
面に近接してブレード30が配設されており、磁気ブラ
シロール22上の現像剤の高さ及び量を所望レベルに規
制するようになっている。
【0052】磁気ブラシロール22は、その外周面が粗
面化されている(アランダム♯400)。
【0053】又、磁気ブラシロール22は、所定に帯電
された所定量のトナーをドナーロール21及び磁気ブラ
シロール22の間に印加された電気バイアスにより、ド
ナーロール21に搬送するようになっている。磁気ブラ
シロール22から搬送されたドナーロール21上の所定
の電荷を有する所定量のトナーは、ドナーロール21と
対向する感光体1上である現像領域に供給され、感光体
1上の静電潜像を現像するようになっている。尚、本実
施形態においては、磁気ブラシロール22とドナーロー
ル21との回転方向は、図2に示すようになっている
が、現像装置の構成に応じて回転方向を適正化すること
が好ましい。
【0054】本実施形態にかかる現像剤は、粒径35μ
mのフェライト系のキャリアと、カーボンをポリエステ
ル樹脂に分散したトナーとを含有している。又、現像剤
中のトナー及びキャリアの含有率(重量)は、キャリア
が約95%乃至約99%となっており、トナーが約5%
乃至約1%となっている。本実施形態では、設定値とし
て現像剤中のトナーの含有率(T/D比)を5%とし、
感光体1上に形成したパッチの濃度を光ATRによって
検知し、トナー送り速度を変えてトナー濃度制御を行な
うようになっている。尚、本実施形態で用いたトナーは
負に帯電されており、ドナーロール21上のトナーの平
均トリボQ/Mが、−25μC/gとなっている。
【0055】次に、ドナーロール21の構成について説
明する。
【0056】図3はドナーロール21の正面部分断面図
である。
【0057】ドナーロール21は、導電性のスリーブ4
1と、誘電体層42と、ドナーロール21の周方向に配
設された電極部材たる電極パターン43と、電極緩和許
容層44とを有している。
【0058】電極パターン43は、図3に示すように、
電極線がドナーロール21の周方向に互いに実質的に等
間隔に配列されており、誘電体層42によってスリーブ
41と絶縁されている。尚、本実施形態においては、ス
リーブ41はアルミニウム(A6063)からなってい
る。
【0059】電極パターン43は、現像ニップ(現像領
域)Aでブラシ27によって電源バイアスと導通をとる
ことにより、DCバイアス及びACバイアスが印加さ
れ、ドナーロール21上にトナークラウド(雲)を形成
させ、感光体1上の静電潜像をトナー像として可視化し
現像するようになっている。
【0060】本実施形態では、電極パターン43は、ド
ナーロール21の長手方向(ドナーロール21の軸体方
向)に平行しドナーロール21の全周面に亘り複数配設
された電極線で構成される。各電極線の長さは、好まし
くは画像域以上ドナーロール全長以下であり、本実施形
態では305mmとし、電極パターン43の電極線の幅
は約100μmとした。又、電極パターンの電極線あっ
ては、その有効な深さが好ましくは約3μm乃至約20
μmであり、本実施形態では10μmとし、各電極線の
間隔は150μmとした。尚、電極パターン43の抵抗
は、10-3Ωcm程度である。電極パターンの材質はA
g、Cu、Ni等が好ましく、本実施形態ではCuを用
いている。
【0061】誘電体層42は、スリーブ41の外周面に
塗布されている。誘電体層は、全体の厚さが約25μm
から約75μmの陽極酸化アルミニウム又はポリマーが
好ましく、本実施形態では50μmのポリアミドイミド
を70%重量部から100%重量部有するものを採用し
ている。尚、誘電体コーティングはさまざまな酸化物、
セラミクス等の無機物であってもよい。
【0062】電荷緩和許容層44は、ドナーロール21
の最外層に全周面に亘って被覆されており、電極パター
ン43と磁気ブラシロール22との間、及び、電極パタ
ーン43の各電極線間の電気短絡を防止すると共にドナ
ーロール21表面を保護するようになっている。電荷緩
和許容層44の厚さは約5μmとなっている。尚、電荷
緩和許容層の誘電率は数秒の時間で電荷の集積を消散さ
せるに足りるものでなければならず、しかもフリンジ電
荷が約数ミリ秒以下程度でコーティングを貫通できる必
要がある。本実施形態においては、電荷緩和許容層は液
浸コーティングにより塗布した。
【0063】次に、電源バイアスについて説明する。
【0064】本実施形態にあっては、現像領域Aで、電
源たる電圧源31,32が、AC+DCバイアスを電極
パターン43に印加するようになっている。ドナーロー
ル21が図2の矢印方向に回転すると電極パターン43
が現像領域Aへ次々と進み、図2に示すように、ブラシ
27が現像領域Aにおいて電極パターン43に接触し、
電圧源31,32に接続するようになっている。これに
より、ドナーロール21に備えられた電極パターン43
と感光体1との間にAC+DC電界を発生させ、現像領
域Aにおいてドナーロール21上にトナー雲を形成する
ことにより、感光体1上の静電潜像を現像することとな
る。
【0065】又、トナー供給領域Bにおいても、ブラシ
28がドナーロール21に接触し、電圧源34,35に
接続するようになっている。これにより、磁気ブラシロ
ール22とドナーロール21との対向領域であるトナー
供給領域Bで、磁気ブラシロール22表面上の現像剤か
らトナー粒子をドナーロール21に引き付け供給するよ
うになっている。
【0066】尚、本実施形態における現像装置の各部材
の具体的仕様は、 ドナーロール21の外径32mm 磁気ブラシロール22の外径32mm ドナーロール21と磁気ブラシロール22との距離1.
0mm ドナーロール21と感光体1との距離0.3mm 磁気ブラシロール22の磁力600G となっている。
【0067】本実施形態の特徴は、磁気ブラシロールか
らドナーロールへトナーを供給する際に、DC電界に加
え、交番電界を印加するとともに、交番電界のAC成分
が現像剤を磁気ブラシロール22からドナーロール21
へ移動させる方向にかかる電圧の印加時間と、現像剤を
感光体1からドナーロール21へ引き戻す方向にかかる
電圧の印加時間との比率が異なるよう設定されているこ
とを特徴としている。
【0068】本実施形態で用いるハイブリット現像方式
の現像装置は、ドナーロールに電極パターンを埋め込ん
だタイプであり、ワイヤー電極法を採用する現像装置の
場合に生じるストロービングやワイヤー汚れ等がないと
いう利点がある。
【0069】しかし、従来、電極パターンの電極部はド
ナーロールの周方向に対して連続でないため、ドナーロ
ールから感光体へのトナー供給が画像比率の高い場合に
追いつかない虞があった。
【0070】又、ドナーロールの周方向における上記電
極部の間隔については、製造の面で高精細にすることは
困難で、あまり上記間隔を小さくすると電極同士が導通
してしまう困難さがあった。
【0071】更に、磁気ブラシロールからトナーを剥が
しやすくするためにAC成分(50%duty)を加え
るとトナーが移動しやすいメリットがあるものの、耐久
でのドナーロールへのキャリア付着が増大し、ハイブリ
ット現像の本来のメリットを失ってしまう虞があった。
【0072】又、50%dutyのAC成分をトナー供
給部に印加すると、磁気ブラシロールからドナーロール
へ供給されるトナーの粒子に選択性が生じ、耐久により
粒径の大きいトナーが磁気ブラシロールに蓄積され、耐
久でトナーの搬送性自体が低下する虞があった。
【0073】そこで、本実施形態では、上述した問題を
鑑みて、図4に示すように、バイアスの交流成分を、現
像剤を磁気ブラシロールからドナーロールへ移動させる
方向へかかる電圧Vfの印加時間を30%とし、現像剤
をドナーロールから磁気ブラシロールに引き戻す方向に
かける電圧Vbの印加時間を70%としている。つま
り、デューティ(duty)比30%であり、Vf×
0.30=Vb×0.70である。従って、AC成分の
電圧印加時間に関しては、T1:T2=3:7である。
又、交流成分の最大ピークVppは1.0〜2.0kV
で、周波数が0.5〜2.0kHzの交流電圧を印加す
ることが好ましく、本実施形態ではVppが1.4kV
で周波数が1.2kHzの交流電圧を印加するようにな
っている。DC成分は150Vとした。
【0074】ここで、各デューティ比のバイアスに対す
る評価について図4及び表1に基づき説明する。尚、比
較例として、上記の電圧及び周波数の範囲をいずれも振
った際のduty50%AC成分を有するバイアスの最
高特性と、電圧を0Vから1000Vまで振った際のD
Cのみのバイアスの最高特性とを示す。
【0075】
【表1】 表1は、各デューティ比のバイアスに対するキャリア付
着(初期、耐久100k枚)、ベタ黒追従(トナー移動
度)、(トナーに対する)選択搬送性についての評価結
果を示す表である。
【0076】表1に示すように、キャリア付着について
初期はいずれのバイアスでも問題はないものの、耐久1
00k枚では、DC成分のみのバイアスでトナー搬送性
を上げようとすると電圧を700Vとする必要があるた
め、その条件下では△であり、50%AC成分のバイア
スではベタ黒追従性を満たそうとするとVppを1.0
kV以上にしなければならないため、その条件下では×
である。
【0077】これに対して、本実施形態では、交番電界
成分を加えることによりトナーがキャリアから離れやす
くなるようにして磁気ブラシロールからドナーロールへ
の移動を容易にすると共に、トナーとキャリアとの慣性
が異なりキャリアはトナーより電界に対する応答性が悪
いため、磁気ブラシロールからドナーロールへの方向に
かける電界の時間を短くすることにより、ドナーロール
へのキャリア付着を防止することができる。
【0078】ベタ黒追従性(トナー移動度)について
は、DC成分のみのバイアスに対して、duty50%
のバイアス、duty30%のバイアス共かなり良い。
【0079】選択搬送性については、初期のトナー粒径
に対して耐久により磁気ブラシロール上のトナー粒径が
変化し、変化の大きいものは選択搬送性が大きく、好ま
しくない。これは、選択搬送性が悪いとトナー粒径の粗
大化でずっとドナーロールへ移動できないトナー群がで
きて、これは耐久によりトナーの移動度の低下、すなわ
ちベタ黒追従性が悪くなるためである。従って、選択搬
送性は小さいほど良いのである。
【0080】通常の50%に対して、本実施形態では選
択搬送性が小さく、100k枚の耐久においても初期の
トナー粒径とあまり変わらないため、トナー搬送が耐久
においてもよい。
【0081】ここで、本実施形態にかかる評価が通常の
50%の矩形波、サイン波における評価よりも良い理由
は、50%では通常DCバイアス分だけ磁気ブラシロー
ルからドナーロールへ移動する方向にかかる電界は戻さ
れる電界よりも強く、該方向への飛翔に好ましいトリボ
のトナーのみが移動するのみ対して、duty比をかえ
て互いに印加される時間を調整することで、この偏りを
補正することができるからである。
【0082】このように、本実施形態は選択的なトナー
搬送を防ぐことができる。尚、デューティ比はトナーの
帯電量等によって設定するのが好ましく、本実施形態で
はデューティ比を30%に設定した。
【0083】尚、表1における評価基準に関して、キャ
リア付着にあっては、A3画像でベタ画像を出力させた
際のキャリア付着量で評価し、評価基準を1mg以下で
○、1mg〜20mgで△、20mg以上で×とした。
【0084】ベタ黒追従性にあっては、ベタ黒画像(F
FH)をA4サイズで連続コピーした際に白抜けせず画
像形成できる枚数で評価し、評価基準を200枚以下で
×、200枚〜500枚で△、500枚以上で○とし
た。
【0085】選択搬送性にあっては、磁気ブラシロール
上のトナー粒径で評価し、トナー粒径が大きくなるとド
ナーロールへの移動が悪くなるため、評価基準を初期の
トナー粒径に対して粗粉化の程度が1.0μm以下で
○、1.0μm〜1.5μmで△、1.5μm以上で○
とした。
【0086】以上のように構成することで、本実施形態
では、電極埋め込み型のドナーロールを有するハイブリ
ット現像方式の現像装置において、耐久によっても磁気
ブラシロールからドナーロールへキャリアが移動せず、
画像キャリア付着のない高画質画像を出力することので
きる現像装置を提供できる。
【0087】又、本実施形態では、電極埋め込み型のド
ナーロールを有するハイブリット現像方式の現像装置に
おいて、電極がドナーロール上に間隔をもって配置され
ることに起因する磁気ブラシロールからドナーロールへ
のトナー移動効率低下や、高画像比率画像が続くことに
よる画像抜けを生じることのない現像装置を提供でき
る。
【0088】更に、磁気ブラシロールからドナーロール
へトナーを移動させる際、磁気ブラシロール及びドナー
ロールに印加する交番バイアスを従来の矩形波、サイン
波の交流バイアスとすることによってトナーの選択性
(トナー粒径、トリボ等)やトナー粒径、トナー成分が
変化することによる耐久による画質低下、濃度低下を生
じることなく、高速で高濃度且つ安定した現像装置を提
供できる。
【0089】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、同一符号を付しその説明を省略す
る。
【0090】本実施形態の特徴は、潜像担持体たる感光
体が一回転する間に、複数の潜像を感光体上に形成し、
該潜像をそれぞれ複数の現像装置たる現像器で現像して
可視画像とした後、該可視画像を転写材に一括転写する
2色画像形成装置に本発明を適用したことである。
【0091】このように、通常の多重転写を行う多色画
像形成装置が潜像担持体の電位を可視画像の転写毎に前
露光装置によってリセットするのに対して、本実施形態
にあっては、潜像担持体上に多重現像をした後、転写装
置により転写材に一括転写を行なうため、プロダクティ
ビティが高いというメリットがある。
【0092】複数の色を用いる現像方式は、白黒よりも
画像形成装置に求められる画像レベルが高い。本実施形
態はこれらのことを鑑みて、キャリアを用いた2成分現
像と一成分現像との長所を合わせもつハイブリッド現像
方式を用いている。
【0093】図5に本実施形態にかかる画像形成装置の
概略断面図を示す。
【0094】図5において、121は背面からの光を透
過可能で図中矢印A方向に移動する潜像担持体たるOP
Cベルト感光体(以下、感光体という)である。
【0095】感光体121は、第1の帯電器122によ
り表面を例えば−600V(暗部電位)に一様帯電され
た後、第1の画像露光123がなされる。
【0096】第1の画像露光123は、600dpiの
第1のLEDにより波長670nmで行なわれる。画像
露光123は結像レンズ(図示せず)を経た後、OPC
ベルト感光体121に照射され、その露光部の表面電位
を画像信号レベルに応じて減衰させて像状の第1の潜橡
を形成する。例えば最大濃度部で−100Vにする。
【0097】その第1の潜像は、例えば負に帯電した黒
の2成分トナー(トナー粒径6μm、キャリア粒系35
μm)からなる現像剤を用いた第1の現像装置124に
より現像される。例えば第1の現像装置124に備えら
れたφ32の第一ドナーロールに−500Vの直流バイ
アスが印加され、又、第1の現像装置124に備えられ
たφ32の第二ドナーロールの電極に2000Hz、1
500Vppの矩形波に−200Vの直流電圧を重畳し
たバイアス電圧がブラシにより印加され第1の潜像を反
転現像する。このときトナー像の電位はトナー電荷によ
り例えば最大濃度部で−50V程度電位が下がり−15
0V前後となる。第一のドナーロールのS−Dgapは
300μmとなっており、非接触現像を行なうようにな
っている。又、第二のドナーロールのS−Dgapは2
50μmとなっており、非接触現像を行なうようになっ
ている。第一のドナーロール上のトナーのコート量M/
Sは、1.0mg/cmとなっており、第二のドナーロ
ール上のトナーのコート量M/Sは0.6mg/cmと
なっている。好ましくは、ドナーロールは図6に示すよ
うに現像器内部でドナーロール上からトナーをスクレー
プ部材55を用いてかきとる方式にするほうが良い。
尚、磁気ブラシロールの径、及び磁気ブラシロールとド
ナーロールとの間隔は第一の実施形態と同様である。
【0098】第1の現像器124により第1の潜像を現
像した後、感光体121は背面によりE.L.或いはL
ED素子131等により全面露光が施され、最大濃度部
の第1のトナー像電位と第1の全面露光後の暗部電位と
を、電位差が小さくなるように、例えばそれぞれ−50
V、−200Vのようにする。
【0099】次いで、第2帯電器105によって再帯電
され例えば最大濃度部のトナー層電位は−670V、暗
部電位は−700Vとされる。つまり、暗部電位が最大
濃度部のトナー層電位より若干低くかつ最大濃度部のト
ナ一層電位が第2の潜像コントラストをとれる程度とさ
れる。
【0100】次いで、第1露光手段103と同様に第2
の画像信号により変調された第2のLEDによる露光を
行う。第一露光と同等に600dpiのLEDであり波
長は670nmである。第2のLED125は結像レン
ズを介して感光体121の背面より感光体121に照射
される。尚、露光装置には半導体レーザー素子等も使用
可能である。
【0101】このようにして形成された第2の潜像は赤
トナーとキャリアとを用いて第2の現像器127によっ
て例えば2000Hz、2500Vppの矩形波で、D
uty35%の交流に−570Vの直流を重畳したバイ
アスを印加することにより第1のトナー像部は現像せず
に上記潜像部のみが現像されることとなる。
【0102】次いで、感光体121上の2色画像はDC
電圧にAC電圧が重畳されて印加された帯電器(図示せ
ず)によりトナートリボを最適化され一般には転写材1
32に転写帯電器128により転写され、分離帯電器1
33及び感光体121の曲率により感光体121から剥
離され、定着手段29にて定着された後2色カラープリ
ントとして機外へと排出される。一方、感光体121は
クリーニング装置130によって残留トナーが除去され
た後、次の画像形成プロセスに供される。
【0103】本実施例における磁気ブラシロールからド
ナーロールヘのトナー搬送バイアスには両現像器とも図
8に示すように歪んだ三角波状のduty35%の交流
電圧を印加した。DC成分については各現像器で最適化
を行い、前述のコート量になるようにした。
【0104】本実施例を実施した際の結果を表2に示
す。
【0105】
【表2】 表2に示すように第一の実施形態と同様にキャリア付着
(初期、耐久100k枚)、べた黒追従(トナー移動
度)、選択搬送性について評価した。
【0106】これより、電極埋め込み型のドナーロール
を有するハイブリッド現像方式でおいて、耐久において
も、磁気ブラシロールからドナーロールヘキャリアが移
動せず、画像キャリア付着がなく、高画像比率画像が続
くことによって画像抜けのなくトナーの選択的な搬送性
がないことがわかる。
【0107】以上より本構成を多色画像形成装置におい
て実施することで、白黒のみでなくカラー化した画像形
成装置においてもキャリア付着がなく、べた黒追従性が
あり、選択搬送性が小さく、画像レベルも高い高寿命高
耐久な多色画像形成装置を実現することができる。
【0108】(第三の実施形態)次に、本発明の第三に
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態及び第
二の実施形態と同様の構成に関しては、同一符号を付し
その説明を省略する。
【0109】本実施形態では現像装置をフルカラーの2
4枚機に応用したものである。
【0110】本実施形態にかかる画像形成装置は、図7
に示すように、4つのφ60のドラムをタンデム型に配
列したものである。本実施例では潜像担持体たるOPC
感光体を用いている。OPC感光体は、各ステーション
では1次帯電器により、−700Vに一様帯電を行った
後、半導体レーザーにより800dpiの画像情報をO
PCに書き込む。その後、各々各色で現像装置によりネ
ガ帯電のトナーで反転現像を行う。ネガトナーの粒径は
9μmであり、用いたキャリアは粒径が50μmのフェ
ライト粒子である。その後、転写、定着工程を行い、定
着画像として出力する。
【0111】本実施形態の特徴は、フルカラーであると
共に、現像部でブラシによりドナーロールの電極に印加
するバイアスの交流成分と磁気ブラシロールからドナー
ロールヘトナーを移動させる際に用いるバイアスの交流
成分とを同一電源を用いて、コストダウンを図ったもの
である。尚、本実施形態では、ACバイアスは図8に示
すようなバイアスを用いている。
【0112】交流バイアス電源は高価であり、本実施形
態のように4つの現像器を有する画像形成装置において
は合計8つの交流電源が必要となる。それに対して半分
にするために本実施形態では上記の構成にした。
【0113】又、ドナーロールの電極に印加するDCバ
イアス、磁気ブラシからドナーロールに印加するDCバ
イアス成分は各々で最適化されている。
【0114】以上のようにフルカラーの画像形成装置に
おいて、耐久においても、磁気ブラシロールからドナー
ロールヘキャリアが移動せず、画像キャリア付着がな
い、高画質画像を出力する現像装置を提供すること、
又、磁気ブラシロールからドナーロールヘのトナー移動
効率低下や、高画像比率画像が続くことによって画像抜
けのない高画質な現像装置を提供すること、更に、トナ
ーの選択搬送性や耐久による画質低下、濃度低下を生じ
なく、高速で高濃度でかつ安定した現像装置を提供する
ことを低コストで同時に実現することができる。
【0115】
【発明の効果】以上にて説明したように、本出願にかか
る第一の発明によれば、現像剤担持体と現像剤供給手段
との間の現像剤に対して、現像剤担持体から現像剤供給
手段への方向の電界より短時間長で大きい電界が、現像
剤供給手段から現像剤担持体への方向に発生するように
なっているので、現像剤担持体のキャリア付着や、画像
比率が高い画像を連続して現像処理した際に画像抜けを
生じることなく、耐久によってトナー粒径、トリボ等が
変化することに起因する現像剤供給手段から現像剤担持
体へ供給されるトナーの選択性を抑制し画質低下、濃度
低下を防ぐことができる。
【0116】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
バイアスが電極部材に印加され、現像剤担持体と現像剤
供給手段との間の現像剤に対して、現像剤担持体から現
像剤供給手段への方向の電界より短時間長で大きい電界
が、現像剤供給手段から現像剤担持体への方向に発生す
るようになっているので、現像剤担持体のキャリア付着
や、画像比率が高い画像を連続して現像処理した際に画
像抜けを生じることなく、耐久によってトナー粒径、ト
リボ等が変化することに起因する現像剤供給手段から現
像剤担持体へ供給されるトナーの選択性を抑制し画質低
下、濃度低下を防ぐことができる。
【0117】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、現像剤担持体と現像剤供給手段との間の現像剤に対
して、現像剤担持体から現像剤供給手段への方向の電界
より短時間長で大きい電界が、現像剤供給手段から現像
剤担持体への方向に発生すると共に、固定マグネットが
現像剤供給手段上に現像剤担持体に向けて磁気ブラシを
形成させるようになっているので、現像剤担持体のキャ
リア付着や、画像比率が高い画像を連続して現像処理し
た際に画像抜けを生じることなく、耐久によってトナー
粒径、トリボ等が変化することに起因する現像剤供給手
段から現像剤担持体へ供給されるトナーの選択性を抑制
し画質低下、濃度低下を防ぐことができる。
【0118】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
現像剤担持体と現像剤供給手段との間の二成分現像剤に
対して、現像剤担持体から現像剤供給手段への方向の電
界より短時間長で大きい電界が、現像剤供給手段から現
像剤担持体への方向に発生するようになっているので、
現像剤担持体のキャリア付着や、画像比率が高い画像を
連続して現像処理した際に画像抜けを生じることなく、
耐久によってトナー粒径、トリボ等が変化することに起
因する現像剤供給手段から現像剤担持体へ供給されるト
ナーの選択性を抑制し画質低下、濃度低下を防ぐことが
できる。
【0119】更に、本出願にかかる第五の発明によれ
ば、潜像担持体と現像剤担持体との間に印加される交流
電圧を供給するための電源からバイアスの交流電圧が供
給され、現像剤担持体と現像剤供給手段との間の現像剤
に対して、現像剤担持体から現像剤供給手段への方向の
電界より短時間長で大きい電界が、現像剤供給手段から
現像剤担持体への方向に発生するようになっているの
で、現像剤担持体のキャリア付着や、画像比率が高い画
像を連続して現像処理した際に画像抜けを生じることな
く、耐久によってトナー粒径、トリボ等が変化すること
に起因する現像剤供給手段から現像剤担持体へ供給され
るトナーの選択性を抑制し画質低下、濃度低下を防ぐこ
とができる。
【0120】又、本出願にかかる第六の発明によれば、
現像剤担持体と現像剤供給手段との間の現像剤に対し
て、現像剤担持体から現像剤供給手段への方向の電界よ
り短時間長で大きい電界が、現像剤供給手段から現像剤
担持体への方向に発生するようになっているので、現像
剤担持体のキャリア付着や、画像比率が高い画像を連続
して現像処理した際に画像抜けを生じることなく、耐久
によってトナー粒径、トリボ等が変化することに起因す
る現像剤供給手段から現像剤担持体へ供給されるトナー
の選択性を抑制し画質低下、濃度低下を防ぐことができ
る。
【0121】更に、本出願にかかる第七の発明によれ
ば、バイアスが電極部材に印加され、現像剤担持体と現
像剤供給手段との間の現像剤に対して、現像剤担持体か
ら現像剤供給手段への方向の電界より短時間長で大きい
電界が、現像剤供給手段から現像剤担持体への方向に発
生するようになっているので、現像剤担持体のキャリア
付着や、画像比率が高い画像を連続して現像処理した際
に画像抜けを生じることなく、耐久によってトナー粒
径、トリボ等が変化することに起因する現像剤供給手段
から現像剤担持体へ供給されるトナーの選択性を抑制し
画質低下、濃度低下を防ぐことができる。
【0122】又、本出願にかかる第八の発明によれば、
現像剤担持体と現像剤供給手段との間の現像剤に対し
て、現像剤担持体から現像剤供給手段への方向の電界よ
り短時間長で大きい電界が、現像剤供給手段から現像剤
担持体への方向に発生すると共に、固定マグネットが現
像剤供給手段上に現像剤担持体に向けて磁気ブラシを形
成させるようになっているので、現像剤担持体のキャリ
ア付着や、画像比率が高い画像を連続して現像処理した
際に画像抜けを生じることなく、耐久によってトナー粒
径、トリボ等が変化することに起因する現像剤供給手段
から現像剤担持体へ供給されるトナーの選択性を抑制し
画質低下、濃度低下を防ぐことができる。
【0123】更に、本出願にかかる第九の発明によれ
ば、現像剤担持体と現像剤供給手段との間の二成分現像
剤に対して、現像剤担持体から現像剤供給手段への方向
の電界より短時間長で大きい電界が、現像剤供給手段か
ら現像剤担持体への方向に発生するようになっているの
で、現像剤担持体のキャリア付着や、画像比率が高い画
像を連続して現像処理した際に画像抜けを生じることな
く、耐久によってトナー粒径、トリボ等が変化すること
に起因する現像剤供給手段から現像剤担持体へ供給され
るトナーの選択性を抑制し画質低下、濃度低下を防ぐこ
とができる。
【0124】又、本出願にかかる第十の発明によれば、
潜像担持体と現像剤担持体との間に印加される交流電圧
を供給するための電源からバイアスの交流電圧が供給さ
れ、現像剤担持体と現像剤供給手段との間の現像剤に対
して、現像剤担持体から現像剤供給手段への方向の電界
より短時間長で大きい電界が、現像剤供給手段から現像
剤担持体への方向に発生するようになっているので、現
像剤担持体のキャリア付着や、画像比率が高い画像を連
続して現像処理した際に画像抜けを生じることなく、耐
久によってトナー粒径、トリボ等が変化することに起因
する現像剤供給手段から現像剤担持体へ供給されるトナ
ーの選択性を抑制し画質低下、濃度低下を防ぐことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1の画像形成装置に備えられた現像装置の概
略構成を示す模式的断面図である。
【図3】図2の現像装置に備えられたドナーロールの表
面を示す断面図である。
【図4】図2の現像装置におけるトナー搬送のためのバ
イアスのAC成分を説明するための図である。
【図5】本発明の第二の実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す模式的断面図である。
【図6】図5の画像形成装置に備えられた現像装置の概
略構成を示す模式的断面図である。
【図7】本発明の第三の実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す模式的断面図である。
【図8】本発明の第二の実施形態及び第三の実施形態に
かかる現像装置におけるトナーを搬送するためのバイア
スのAC成分を説明するための図である。
【符号の説明】
1 感光体(潜像担持体) 2 現像器(現像装置) 21 ドナーロール(現像剤担持体) 22 磁気ブラシロール(現像剤供給手段) 23 固定マグネット 25 キャリア 26 トナー 31,34 電源 43 電極パターン(電極部材) 59 電源 121 OPCベルト感光体(潜像担持体) 127 現像器(現像装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H031 AC03 AC07 AC30 AD03 AD09 BA05 BA09 CA01 CA15 DA01 FA01 2H073 AA05 BA04 BA13 BA41 BA45 CA03 CA22 2H077 AC04 AC12 AD02 AD06 AD13 AD36 DB08 EA01 GA13 GA17

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤担持体に担持された現像剤を、潜
    像を担持する潜像担持体に現像剤を付与することにより
    該潜像を現像剤像として可視化する現像装置であって、
    現像剤を担持する回転可能な現像剤担持体と、現像剤担
    持体と近接して配設され現像剤担持体に現像剤を供給す
    るための回転可能な現像剤供給手段とを有し、現像剤担
    持体と現像剤供給手段との間に、直流電圧に交流電圧を
    重畳したバイアス電圧を印加して電界を発生させるよう
    になっている現像装置において、現像剤担持体と現像剤
    供給手段との間に印加させるバイアス電圧の交流成分
    は、現像剤が現像剤担持体から現像剤供給手段へ移動す
    るよう印加される電圧の印加時間が、現像剤が現像剤供
    給手段から現像剤担持体へ移動するよう印加される電圧
    の印加時間より短く設定されていることを特徴とする現
    像装置。
  2. 【請求項2】 現像剤担持体は、現像剤担持体の回転と
    共に現像剤担持体の周面に沿って移動する電極部材を有
    し、バイアス電圧が該電極部材に印加されるようになっ
    ていることとする請求項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 現像剤供給手段は、内部に固定マグネッ
    トを有し、現像剤担持体へ現像剤を移動するよう磁気ブ
    ラシを形成するようになっていることとする請求項1又
    は請求項2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 現像剤は、キャリアとトナーとを含有す
    る二成分現像剤であることとする請求項1乃至請求項3
    のいずれか一項に記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 現像剤供給手段から現像剤担持体へ印加
    される交流電圧は、潜像担持体と現像剤担持体との間に
    印加される交流電圧を供給するための電源から供給され
    るようになっていることとする請求項1乃至請求項5の
    いずれか一項に記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 一連の画像形成プロセスによって形成さ
    れた画像を記録媒体に記録する画像形成装置であって、
    請求項1に記載の現像装置を備えることを特徴とする画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 現像剤担持体は、現像剤担持体の回転と
    共に現像剤担持体の周面に沿って移動する電極部材を有
    し、バイアス電圧が該電極部材に印加されるようになっ
    ていることとする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 現像剤供給手段は、内部に固定マグネッ
    トを有し、現像剤担持体へ現像剤を移動するよう磁気ブ
    ラシを形成するようになっていることとする請求項6又
    は請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 現像剤は、キャリアとトナーとを含有す
    る二成分現像剤であることとする請求項6乃至請求項8
    のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 現像剤供給手段から現像剤担持体へ印
    加される交流電圧は、潜像担持体と現像剤担持体との間
    に印加される交流電圧を供給するための電源から供給さ
    れるようになっていることとする請求項6乃至請求項9
    のいずれか一項に記載の画像形成装置。
JP11056857A 1999-03-04 1999-03-04 現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置 Withdrawn JP2000250294A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11056857A JP2000250294A (ja) 1999-03-04 1999-03-04 現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11056857A JP2000250294A (ja) 1999-03-04 1999-03-04 現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000250294A true JP2000250294A (ja) 2000-09-14

Family

ID=13039096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11056857A Withdrawn JP2000250294A (ja) 1999-03-04 1999-03-04 現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000250294A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6829448B2 (en) 2002-03-26 2004-12-07 Kyocera Corporation Image forming apparatus and image forming method
US6868240B2 (en) 2002-03-15 2005-03-15 Kyocera Corporation Method for developing in hybrid developing apparatus
JP2006350028A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 Canon Inc 画像形成装置
JP2008225359A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像装置および画像形成装置
US7489893B2 (en) 2005-07-20 2009-02-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Hybrid type developing apparatus and developing method
JP2014063020A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Kyocera Document Solutions Inc 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置
US8849166B2 (en) 2012-03-16 2014-09-30 Kyocera Document Solutions Inc. Developing device and image forming apparatus

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6868240B2 (en) 2002-03-15 2005-03-15 Kyocera Corporation Method for developing in hybrid developing apparatus
US6829448B2 (en) 2002-03-26 2004-12-07 Kyocera Corporation Image forming apparatus and image forming method
JP2006350028A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 Canon Inc 画像形成装置
US7489893B2 (en) 2005-07-20 2009-02-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Hybrid type developing apparatus and developing method
JP2008225359A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像装置および画像形成装置
US8000639B2 (en) 2007-03-15 2011-08-16 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Developing device and image forming apparatus
US8849166B2 (en) 2012-03-16 2014-09-30 Kyocera Document Solutions Inc. Developing device and image forming apparatus
JP2014063020A (ja) * 2012-09-21 2014-04-10 Kyocera Document Solutions Inc 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0664397B2 (ja) 像形成装置及び像形成方法
JPH0926713A (ja) 静電画像形成装置
US5144371A (en) Dual AC/dual frequency scavengeless development
US5394225A (en) Optical switching scheme for SCD donor roll bias
JP3238531B2 (ja) 画像形成装置及び方法
US6134412A (en) Method for loading dry xerographic toner onto a traveling wave grid
JP2009244735A (ja) 現像装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2000250295A (ja) 現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置
JP3592488B2 (ja) 画像形成装置
JP2003287952A (ja) 画像形成装置
JP2000250294A (ja) 現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置
US5276488A (en) Donor belt and electrode structure supported behind the belt for developing electrostatic images with toner
US6070036A (en) Multizone method for xerographic powder development: voltage signal approach
JP2003295603A (ja) 直流電圧シフトによりワイヤヒストリを除去する画像転写装置及びその方法
US5504563A (en) Scavengeless donor roll development
US5473414A (en) Cleaning commutator brushes for an electroded donor roll
US5121172A (en) Method and apparatus for producing single pass highlight and custom color images
US5539505A (en) Commutating method for SCD donor roll bias
US6112044A (en) Integrated toner transport/toner charging device
JP4599236B2 (ja) 画像形成装置
US5729807A (en) Optically switched commutator scheme for hybrid scavengeless segmented electroded donor rolls
JP2001272833A (ja) 画像形成装置
JP3815066B2 (ja) 画像形成装置
JP2005257988A (ja) 画像形成装置
JP2016048356A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050218

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060509