JP2000252897A - 受信装置 - Google Patents

受信装置

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JP2000252897A
JP2000252897A JP11053775A JP5377599A JP2000252897A JP 2000252897 A JP2000252897 A JP 2000252897A JP 11053775 A JP11053775 A JP 11053775A JP 5377599 A JP5377599 A JP 5377599A JP 2000252897 A JP2000252897 A JP 2000252897A
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signal
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correction
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JP11053775A
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English (en)
Inventor
Hideki Yukitomo
英記 行友
Keiji Takakusaki
恵二 高草木
Minako Takeishi
美奈子 武石
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 A/D変換時の誤差によってヌル形成が
不十分になることを防止し、正確な指向性制御を行うこ
と。 【解決手段】 補正係数算出手段105が、A/D変換
器103及び104の出力である各受信レベルの平均値
を算出し、各受信レベルを平均値に揃えるための補正係
数を算出し、乗算器106及び107が、補正係数算出
手段105によって決定された補正係数をA/D変換後
の受信信号に乗じ、各アンテナの受信レベルを平均値に
揃える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信装置に関し、
特にディジタル無線通信に用いられる受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の受信装置は、複数アンテナからの
入力信号を重み付けしてから合成することによって、ア
ンテナの指向性を制御している。
【0003】すなわち、希望の到来方向から到来する電
波に対しては重く重み付けし、希望の到来方向以外の方
向から到来する不要な電波に対しては軽く重み付けする
ことによって、希望波を強く受信し、不要波を除去する
ようにしている。
【0004】このような指向性を有するデータ受信を行
う従来の受信装置について、以下、図6を用いて説明す
る。図6は、従来の受信装置の概略構成を示す要部ブロ
ック図である。
【0005】図6において、アンテナ601及び602
は、電波伝播された信号を受信し、A/D変換器603
及び604は、アンテナにおいて受信されたアナログ信
号をデジタル信号に変換する。
【0006】重み係数制御器605は、デジタル変換後
の受信信号を重み付けして加算するための重み係数を算
出し、乗算器606及び607は、重み係数制御器によ
って与えられる重み係数とA/D変換器603及び60
4からの入力信号を乗算する。
【0007】加算器608は、乗算器606及び607
の出力である重み付け処理後の受信信号を合成し、後述
する伝搬路歪み補償器609に出力する。伝播路歪み補
償器609は、電波伝播の途中経路で与えられた電波の
歪みを推定し、補償し、後述する検波器610へ出力す
る。
【0008】検波器610は、歪み補償後の受信信号に
対して検波処理を行い、受信データを得る。又、受信デ
ータは、後述する乗算器611に出力される。乗算器6
11は、伝播路歪み補償器609から入力された伝播路
の歪み情報と検波器610の出力である受信データを乗
算し、後述する減算器612に出力する。
【0009】減算器612は、乗算器611の出力と加
算器608の出力の差を計算して各アンテナの受信信号
を合成する際の重み係数更新用パラメータとして重み係
数制御器605に出力する。
【0010】このように、従来の受信装置は、複数アン
テナからの入力信号を重み付け処理後に合成することに
よって指向性を設定し、希望の到来方向から到来する電
波を強く受信し、希望の到来方向以外の方向から到来す
る不要な電波を除去するため、指向性を持ったデータ受
信が可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
受信装置においては、A/D変換時の誤差によって不要
電波除去性能が劣化するという問題がある。すなわち、
アンテナ毎に設けられているA/D変換器に誤差が生じ
ると、重み係数制御器に入力される信号レベルが実際の
アンテナ受信レベルと異なり、不要電波の除去性能が劣
化する。
【0012】図7は、受信指向性パタンを示す模式図で
ある。ここでは、希望の信号が到来角度0度から到来
し、不要な信号が60度から到来しているものとする。
図7のパタンAは、A/D変換器において誤差が全くな
い場合の指向性パタンを示している。この指向性パタン
は、図中2ヵ所の矢印で示す到来角度60度にヌルを形
成することによって、60度方向から到来する不要電波
を除去することができる。
【0013】一方、パタンBは、A/D変換器において
誤差が生じ、A/D変換器の出力が実際の値より1割程
度小さくなっている場合の指向性パタンを示している。
このような指向性パタンでは、ヌルの形成が不十分であ
り、不要電波の適切な除去を行うことができない。
【0014】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、A/D変換時の誤差によってヌル形成が不十分に
なることを防止し、正確な指向性制御を行う受信装置を
提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、各アン
テナで受信される信号がアンテナ配置に起因する位相差
のみであって受信レベルは同じであることに鑑み、受信
レベルの差はA/D変換時の誤差であると推定し、A/
D変換後の受信信号が重み付け処理及び合成処理によっ
て指向性が設定される前に受信信号の受信レベルを揃え
ることによって、A/D変換時の誤差によってヌル形成
が不十分になることを防止し、不要電波除去を的確に行
うことである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係る受信装
置は、複数のアンテナによって受信した各信号の受信レ
ベルを任意の値に揃える補正手段と、この補正後の各信
号に対して、所望到来方向からの電波は強く、前記所望
到来方向以外からの電波は弱く受信するように重み付け
合成処理を行う指向性設定手段と、を具備する構成を採
る。
【0017】この構成によれば、本来位相のみが異なり
受信レベルは同一であるはずの各アンテナの受信レベル
を受信信号が重み付け処理される前に揃え、A/D変換
時の誤差によって各受信レベルが不均一になるという影
響を除去してから重み付け処理及び合成処理によって指
向性を設定するため、ヌル形成による指向性制御を正確
に行い、不要信号除去能力の劣化を防止することができ
る。
【0018】本発明の第2の態様に係る受信装置は、第
1の態様において、前記補正手段は、前記各信号の受信
レベルを平均値に揃える構成を採る。
【0019】この構成によれば、本来位相のみが異なり
受信レベルは同一であるはずの各アンテナの受信レベル
を受信信号が重み付け処理される前に平均値に揃え、A
/D変換時の誤差によって各受信レベルが不均一になる
という影響を除去してから重み付け処理及び合成処理に
よって指向性を設定するため、ヌル形成による指向性制
御を正確に行い、不要信号除去能力の劣化を防止するこ
とができる。
【0020】本発明の第3の態様に係る受信装置は、第
2の態様において、前記補正手段は、前記各信号の受信
レベルを測定する測定部と、この測定された各信号の受
信レベルの平均値を算出する平均値算出部と、前記各信
号の受信レベルを前記平均値に揃えるための補正係数を
算出する補正係数算出部と、この算出された補正係数を
前記各信号に乗じる乗算部と、を有する構成を採る。
【0021】この構成によれば、各受信レベルに補正係
数を掛けて各受信レベルを平均値に揃えることができる
ため、A/D変換時の誤差によってヌル形成が不十分に
なることを防止し、不要電波除去を的確に行うことがで
きる。
【0022】本発明の第4の態様に係る受信装置は、第
3の態様において、前記補正係数算出部は、前記平均値
を前記各信号の受信レベル値で除する除算部、又は、前
記各信号の受信レベル値の逆数を算出し、この各逆数と
前記平均値とを乗ずる乗算部、のいずれかを有する構成
を採る。
【0023】この構成によれば、各受信レベルの平均値
に対する割合を算出することができるため、各受信レベ
ルを平均値に揃えるために乗ずべき補正係数を算出する
ことができる。
【0024】本発明の第5の態様に係る受信装置は、第
3の態様又は第4の態様において、前記補正手段は、前
記各信号の受信レベル値と前記平均値とを減算処理する
減算部と、この減算結果の絶対値を予め設けられたしき
い値でしきい値判定する判定部と、前記減算結果の絶対
値が前記しきい値を下回る信号の受信レベルのみが前記
平均値算出部に入力されるように制御する制御部と、を
有する構成を採る。
【0025】この構成によれば、受信信号のうち著しく
他のアンテナと受信レベル値が異なるものの受信レベル
値を平均化処理に用いないようにすることによって平均
値算出精度を上げることができるため、不要電波の方向
を正確に推定し、除去することができる。
【0026】本発明の第6の態様に係る受信装置は、第
3の態様から第5の態様のいずれかにおいて、前記補正
手段は、前記平均値算出部の出力に対して時間平均処理
を行う時間平均化部を有する構成を採る。
【0027】この構成によれば、各受信レベルの平均値
に対して時間平均処理することによって平均値算出精度
を上げることができるため、不要電波の方向を正確に推
定し、除去することができる。
【0028】本発明の第7の態様に係る受信装置は、前
記補正手段は、前記各信号の受信レベルを各受信レベル
の分散が等しくなる受信レベルにそれぞれ補正する構成
を採る。
【0029】この構成によれば、各受信レベルに補正係
数を掛けて各受信レベルの分散を等しくすることができ
るため、A/D変換時の誤差によってヌル形成が不十分
になることを防止し、不要電波除去を的確に行うことが
できる。
【0030】本発明の第8の態様に係る通信端末装置
は、第1の態様から第7の態様のいずれかにおける受信
装置を具備する構成を採る。
【0031】この構成によれば、A/D変換時の誤差に
よる指向性制御性能劣化を防止することができる。
【0032】本発明の第9の態様に係る基地局装置は、
第8の態様における通信端末装置と無線通信を行う構成
を採る。
【0033】この構成によれば、A/D変換時の誤差に
よる指向性制御性能劣化を防止することができる。
【0034】本発明の第10の態様に係る基地局装置
は、第1の態様から第7の態様のいずれかにおける受信
装置を具備する構成を採る。
【0035】この構成によれば、A/D変換時の誤差に
よる指向性制御性能劣化を防止することができる。
【0036】本発明の第11の態様に係る通信端末装置
は、第10の態様における基地局装置と無線通信を行う
構成を採る。
【0037】この構成によれば、A/D変換時の誤差に
よる指向性制御性能劣化を防止することができる。
【0038】本発明の第12の態様に係る受信方法は、
複数のアンテナによって受信した各信号の受信レベルを
任意の値に揃える補正工程と、この補正後の各信号に対
して、所望到来方向からの電波は強く、前記所望到来方
向以外からの電波は弱く受信するように重み付け合成処
理を行う指向性設定工程と、を具備するようにした。
【0039】この方法によれば、本来位相のみが異なり
受信レベルは同一であるはずの各アンテナの受信レベル
を受信信号が重み付け処理される前に揃え、A/D変換
時の誤差によって各受信レベルが不均一になるという影
響を除去してから重み付け処理及び合成処理によって指
向性を設定するため、ヌル形成による指向性制御を正確
に行い、不要信号除去能力の劣化を防止することができ
る。
【0040】本発明の第13の態様に係る受信方法は、
第12の態様において、前記補正工程は、前記各信号の
受信レベルを平均値に揃えるようにした。
【0041】この方法によれば、本来位相のみが異なり
受信レベルは同一であるはずの各アンテナの受信レベル
を受信信号が重み付け処理される前に平均値に揃え、A
/D変換時の誤差によって各受信レベルが不均一になる
という影響を除去してから重み付け処理及び合成処理に
よって指向性を設定するため、ヌル形成による指向性制
御を正確に行い、不要信号除去能力の劣化を防止するこ
とができる。
【0042】本発明の第14の態様に係る受信方法は、
第13の態様において、前記補正工程は、前記各信号の
受信レベルを測定する測定工程と、この測定された各信
号の受信レベルの平均値を算出する平均値算出工程と、
前記各信号の受信レベルを前記平均値に揃えるための補
正係数を算出する補正係数算出工程と、この算出された
補正係数を前記各信号に乗じる乗算工程と、を有するよ
うにした。
【0043】この方法によれば、各受信レベルに補正係
数を掛けて各受信レベルを平均値に揃えることができる
ため、A/D変換時の誤差によってヌル形成が不十分に
なることを防止し、不要電波除去を的確に行うことがで
きる。
【0044】本発明の第15の態様に係る受信方法は、
第14の態様において、前記補正係数算出工程は、前記
平均値を前記各信号の受信レベル値で除する除算工程、
又は、前記各信号の受信レベル値の逆数を算出し、この
各逆数と前記平均値とを乗ずる乗算工程、のいずれかを
有するようにした。
【0045】この方法によれば、各受信レベルの平均値
に対する割合を算出することができるため、各受信レベ
ルを平均値に揃えるために乗ずべき補正係数を算出する
ことができる。
【0046】本発明の第16の態様に係る受信方法は、
第14の態様又は第15の態様において、前記補正工程
は、前記各信号の受信レベル値と前記平均値とを減算処
理する減算工程と、この減算結果の絶対値を予め設けら
れたしきい値でしきい値判定する判定工程と、前記減算
結果の絶対値が前記しきい値を下回る信号の受信レベル
のみが前記平均値算出工程に入力されるように制御する
制御工程と、を有するようにした。
【0047】この方法によれば、受信信号のうち著しく
他のアンテナと受信レベル値が異なるものの受信レベル
値を平均化処理に用いないようにすることによって平均
値算出精度を上げることができるため、不要電波の方向
を正確に推定し、除去することができる。
【0048】本発明の第17の態様に係る受信方法は、
第14の態様から第16の態様のいずれかにおいて、前
記補正工程は、前記平均値算出工程の出力に対して時間
平均処理を行う時間平均化部工程を有するようにした。
【0049】この方法によれば、各受信レベルの平均値
に対して時間平均処理することによって平均値算出精度
を上げることができるため、不要電波の方向を正確に推
定し、除去することができる。
【0050】本発明の第18の態様に係る受信方法は、
第12の態様において、前記補正工程は、前記各信号の
受信レベルを各受信レベルの分散が等しくなる受信レベ
ルにそれぞれ補正するようにした。
【0051】この方法によれば、各受信レベルに補正係
数を掛けて各受信レベルの分散を等しくすることができ
るため、A/D変換時の誤差によってヌル形成が不十分
になることを防止し、不要電波除去を的確に行うことが
できる。
【0052】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0053】(実施の形態1)本実施の形態に係る受信
装置は、A/D変換後の受信信号の受信レベルを揃える
際に、各受信レベルの平均値に揃えるものである。
【0054】以下、図1及び図2を用いて、本実施の形
態に係る受信装置について説明する。図1は、本発明の
実施の形態1に係る受信装置の概略構成を示す要部ブロ
ック図であり、図2は、本発明の実施の形態1に係る受
信装置の補正係数算出手段の概略構成を示す要部ブロッ
ク図である。
【0055】図1において、アンテナ101及び102
は、電波伝播された信号を受信し、A/D変換器103
及び104は、アンテナにおいて受信されたアナログ信
号をデジタル信号に変換する。
【0056】補正係数算出手段105は、A/D変換器
103及び104の出力の受信レベルの平均値を算出
し、各受信レベルを平均値に揃えるための補正係数を算
出する。乗算器106及び107は、補正係数算出手段
105によって決定された補正係数をA/D変換後の受
信信号に掛け合わせ、各アンテナの受信レベルを平均値
に揃える。
【0057】重み係数制御器108は、最大比合成によ
る重み付けにおける重み係数を決定し、乗算器109及
び110は、重み付け係数制御器108によって決めら
れた重み係数を補正処理後の各受信信号に掛け合わせ、
重み付けを行い、指向性を設定する。
【0058】加算器111は、重み付け後の受信信号を
合成し、伝搬路歪み補償器112は、電波伝播の途中経
路で与えられた電波の歪みを推定し、補償する。
【0059】検波器113は、歪み補償後の受信信号に
対して検波処理を行い、受信データを得る。乗算器11
4は、伝播路歪み補償器112の出力である伝播路の歪
み情報と、検波器113の出力である受信データとを乗
算する。
【0060】乗算器114は、歪み補償処理後の受信信
号と検波処理後の受信信号とを乗算処理する。
【0061】減算器115は、加算器111の出力と乗
算器114の出力とを減算処理し、減算結果を各受信信
号を最大比合成する際の重み係数を更新・決定するため
のパラメータとして重み係数制御器108に出力する。
【0062】次いで、上記構成を有する受信装置の動作
について説明する。
【0063】アンテナ101及び102によって受信さ
れた受信信号は、A/D変換器103及び104によっ
てアナログ信号からデジタル信号に変換され、乗算器1
06及び107によって、補正係数算出手段105が算
出する補正係数が乗ぜられ、各受信レベルが平均値に揃
えられる。
【0064】受信レベルが揃えられた受信信号は、乗算
器109及び110によって、重み係数制御器108が
算出する重み係数に基づいて重み付けされ、指向性が設
定され、加算器111で合成される。
【0065】合成された受信信号は、伝搬路歪み補償器
112によって、電波伝搬の途中経路で受信信号に与え
られた歪みが補償され、検波器113によって検波処理
され、受信データとなる。
【0066】伝搬路歪み補償器112の出力である歪み
情報は、乗算器114によって受信データに乗ぜられ、
この乗算結果は、減算器115によって、加算器111
の出力と減算処理される。この減算結果は、重み係数を
設定するためのパラメータとして重み係数制御器108
に入力される。
【0067】次いで、図2を用いて、補正係数算出手段
105の構成及び動作について説明する。
【0068】図2において、レベル測定部201及び2
02は、A/D変換器103及び104の出力である各
アンテナの受信レベルを算出し、平均値算出部203
は、各受信レベルの平均値を算出し、逆数算出部204
及び205は、各受信レベルの逆数を算出し、乗算器2
06及び207は、平均値算出部203の出力である全
受信レベルの平均値と、逆数算出部204及び205の
出力である各受信レベルの逆数と、を乗算処理し、各受
信レベルを平均値に揃えるための補正係数を算出する。
【0069】このように、本実施の形態によれば、各受
信レベルの平均値を算出し、各受信レベルに補正係数を
掛けて、重み付け処理及び合成処理によって指向性が設
定される前の各受信レベルを平均値に揃え、A/D変換
時の誤差による影響を除去するため、ヌル形成による指
向性制御を正確に行い、不要信号除去能力の劣化を防止
することができる。
【0070】なお、本実施の形態に係る平均値算出部2
03は、特定のアンテナの受信レベルのみを用いるよう
にしてもよく、この場合、より簡素な回路構成とするこ
とができる。
【0071】(実施の形態2)本実施の形態に係る受信
装置は、実施の形態1と同様の構成を有し、但し平均値
から著しく異なる受信レベルは平均値算出処理に用いな
いようにするものである。
【0072】以下、図3を用いて、本実施の形態に係る
受信装置について説明する。図3は、本発明の実施の形
態2に係る受信装置の補正係数算出手段の概略構成を示
す要部ブロック図である。なお、実施の形態1と同様の
構成には同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
【0073】減算器301及び302は、レベル判定部
201及び202の出力と平均算出部203の出力とを
それぞれ減算処理し、しきい値判定部303及び304
は、減算結果をしきい値判定し、各受信レベルが平均値
から上下に一定の範囲内の収まる数値であるか否かを判
定する。
【0074】しきい値判定部303及び304における
判定結果は、それぞれスイッチ305から308の切替
を制御する。
【0075】すなわち、各受信レベルが平均値から上下
一定の範囲内に収まる値であれば、スイッチ305及び
306は、乗算器206及び207の出力を乗算器10
6及び107に出力し、スイッチ307及び308はレ
ベル測定部201及び202の出力を平均値算出部20
3に出力する。
【0076】一方、各受信レベルの中で平均値から上下
一定の範囲内に収まらない値を有するものがあれば、例
えばアンテナ101の受信レベルが平均値から上下一定
の範囲内に収まらない値であるとすると、スイッチ30
7はレベル測定部201の出力を平均値算出部203に
出力せず、スイッチ305は予め設けられた定数を出力
する。
【0077】受信レベルが平均値から上下一定の範囲内
に収まる値に戻れば、スイッチ307はレベル測定部2
01の出力を平均値算出部203に出力し、スイッチ3
05は乗算器206の出力を出力するようにする。
【0078】このように、本実施の形態によれば、受信
信号のうち著しく他のアンテナと受信レベル値が異なる
もの、例えば雑音の影響等で著しく受信レベルが落ち込
んでいる受信信号、の受信レベル値を平均化処理に用い
ないようにすることによって平均値算出精度を上げるこ
とができるため、不要電波の方向を正確に推定し、除去
することができる。
【0079】(実施の形態3)本実施の形態に係る受信
装置は、実施の形態1と同様の構成を有し、但し各受信
レベルの平均値に対して時間平均処理を行うものであ
る。
【0080】以下、図4を用いて、本実施の形態に係る
受信装置について説明する。図4は、本発明の実施の形
態3に係る受信装置の補正係数算出手段の概略構成を示
す要部ブロック図である。なお、実施の形態1と同様の
構成には同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
【0081】図4において、時間平均算出部401は、
平均値算出部203の出力である各受信レベルの平均値
に対して、例えば時定数重み付け平均等を行い、時間平
均を取る。
【0082】このように、本実施の形態によれば、各受
信レベルの平均値に対して時間平均処理することによっ
て平均値算出精度を上げることができるため、不要電波
の方向を正確に推定し、除去することができる。
【0083】(実施の形態4)本実施の形態に係る受信
装置は、A/D変換後の受信信号の受信レベルを揃える
際に、各受信レベルの分散を揃えるものである。
【0084】以下、図5を用いて、本実施の形態に係る
受信装置について説明する。図5は、本発明の実施の形
態4に係る受信装置の補正係数算出手段の概略構成を示
す要部ブロック図である。なお、実施の形態1と同様の
構成には同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
【0085】分散算出部501及び502は、レベル測
定部201及び202の出力の分散をそれぞれ算出し、
適正値算出部503は、各受信レベルの分散が等しくな
るような受信レベル値を算出し、出力する。
【0086】このように、本実施の形態によれば、各受
信レベルの分散を算出し、各受信レベルに補正係数を掛
けて重み付け前の各受信レベルの分散を等しくするた
め、A/D変換時の誤差による影響を除去し、不要信号
除去能力の劣化を防止することができる。
【0087】なお、上記実施の形態1から4において
は、受信装置の有するアンテナ数が2である場合につい
て述べたが、アンテナ数は2以外の場合でも本発明は適
用することができる。
【0088】又、本発明の実施にあたっては、A/D変
換後の受信信号の受信レベルが揃うならば揃える値は任
意に定めることができ、揃える値は上記実施の形態で述
べた各受信レベルの平均値や分散が等しくなる値などに
限られない。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
A/D変換後の受信信号が重み付け処理によって指向性
が設定される前に受信信号の受信レベルを揃えることに
よって、A/D変換時の誤差によってヌル形成が不十分
になることを防止し、正確な指向性制御を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る受信装置の概略構
成を示す要部ブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る受信装置の補正係
数算出手段の概略構成を示す要部ブロック図
【図3】本発明の実施の形態2に係る受信装置の補正係
数算出手段の概略構成を示す要部ブロック図
【図4】本発明の実施の形態3に係る受信装置の補正係
数算出手段の概略構成を示す要部ブロック図
【図5】本発明の実施の形態4に係る受信装置の補正係
数算出手段の概略構成を示す要部ブロック図
【図6】従来の受信装置の概略構成を示す要部ブロック
【図7】受信指向性パタンを示す模式図
【符号の説明】
105 補正係数算出手段 108 重み係数制御器 203 平均値算出部 204、205 逆数算出部 303、304 しきい値判定部 401 時間平均算出部 501、502 分散算出部 503 適正値算出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 H04B 7/26 B (72)発明者 武石 美奈子 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5J021 AA02 AA03 AA04 AA05 AA06 CA06 EA04 FA14 FA16 FA20 FA25 FA26 FA29 FA32 GA01 GA06 HA05 HA10 5K052 AA01 BB02 CC06 DD04 EE13 EE17 FF29 5K059 CC03 CC04 DD31 DD37 5K062 AA01 AB06 AE03 AG01 BE06 5K067 AA03 BB02 CC24 DD51 EE02 EE10 KK02 KK03

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアンテナによって受信した各信号
    の受信レベルを任意の値に揃える補正手段と、この補正
    後の各信号に対して、所望到来方向からの電波は強く、
    前記所望到来方向以外からの電波は弱く受信するように
    重み付け合成処理を行う指向性設定手段と、を具備する
    ことを特徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 前記補正手段は、前記各信号の受信レベ
    ルを平均値に揃えることを特徴とする請求項1記載の受
    信装置。
  3. 【請求項3】 前記補正手段は、前記各信号の受信レベ
    ルを測定する測定部と、この測定された各信号の受信レ
    ベルの平均値を算出する平均値算出部と、前記各信号の
    受信レベルを前記平均値に揃えるための補正係数を算出
    する補正係数算出部と、この算出された補正係数を前記
    各信号に乗じる乗算部と、を有することを特徴とする請
    求項2記載の受信装置。
  4. 【請求項4】 前記補正係数算出部は、前記平均値を前
    記各信号の受信レベル値で除する除算部、又は、前記各
    信号の受信レベル値の逆数を算出し、この各逆数と前記
    平均値とを乗ずる乗算部、のいずれかを有することを特
    徴とする請求項3記載の受信装置。
  5. 【請求項5】 前記補正手段は、前記各信号の受信レベ
    ル値と前記平均値とを減算処理する減算部と、この減算
    結果の絶対値を予め設けられたしきい値でしきい値判定
    する判定部と、前記減算結果の絶対値が前記しきい値を
    下回る信号の受信レベルのみが前記平均値算出部に入力
    されるように制御する制御部と、を有することを特徴と
    する請求項3又は請求項4記載の受信装置。
  6. 【請求項6】 前記補正手段は、前記平均値算出部の出
    力に対して時間平均処理を行う時間平均化部を有するこ
    とを特徴とする請求項3から請求項5のいずれかに記載
    の受信装置。
  7. 【請求項7】 前記補正手段は、前記各信号の受信レベ
    ルを各受信レベルの分散が等しくなる受信レベルにそれ
    ぞれ補正することを特徴とする請求項1記載の受信装
    置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
    の受信装置を具備することを特徴とする通信端末装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の通信端末装置と無線通信
    を行うことを特徴とする基地局装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項7のいずれかに記
    載の受信装置を具備することを特徴とする基地局装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の基地局装置と無線通
    信を行うことを特徴とする通信端末装置。
  12. 【請求項12】 複数のアンテナによって受信した各信
    号の受信レベルを任意の値に揃える補正工程と、この補
    正後の各信号に対して、所望到来方向からの電波は強
    く、前記所望到来方向以外からの電波は弱く受信するよ
    うに重み付け合成処理を行う指向性設定工程と、を具備
    することを特徴とする受信方法。
  13. 【請求項13】 前記補正工程は、前記各信号の受信レ
    ベルを平均値に揃えることを特徴とする請求項12記載
    の受信方法。
  14. 【請求項14】 前記補正工程は、前記各信号の受信レ
    ベルを測定する測定工程と、この測定された各信号の受
    信レベルの平均値を算出する平均値算出工程と、前記各
    信号の受信レベルを前記平均値に揃えるための補正係数
    を算出する補正係数算出工程と、この算出された補正係
    数を前記各信号に乗じる乗算工程と、を有することを特
    徴とする請求項13記載の受信方法。
  15. 【請求項15】 前記補正係数算出工程は、前記平均値
    を前記各信号の受信レベル値で除する除算工程、又は、
    前記各信号の受信レベル値の逆数を算出し、この各逆数
    と前記平均値とを乗ずる乗算工程、のいずれかを有する
    ことを特徴とする請求項14記載の受信方法。
  16. 【請求項16】 前記補正工程は、前記各信号の受信レ
    ベル値と前記平均値とを減算処理する減算工程と、この
    減算結果の絶対値を予め設けられたしきい値でしきい値
    判定する判定工程と、前記減算結果の絶対値が前記しき
    い値を下回る信号の受信レベルのみが前記平均値算出工
    程に入力されるように制御する制御工程と、を有するこ
    とを特徴とする請求項14又は請求項15記載の受信方
    法。
  17. 【請求項17】 前記補正工程は、前記平均値算出工程
    の出力に対して時間平均処理を行う時間平均化部工程を
    有することを特徴とする請求項14から請求項16のい
    ずれかに記載の受信方法。
  18. 【請求項18】 前記補正工程は、前記各信号の受信レ
    ベルを各受信レベルの分散が等しくなる受信レベルにそ
    れぞれ補正することを特徴とする請求項12記載の受信
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011514085A (ja) * 2008-03-04 2011-04-28 テールズ 地上処理およびデジタル送信によるビーム生成システム
US8380150B2 (en) 2006-12-26 2013-02-19 Nec Corporation Received electric field intensity estimating device and received electric field intensity estimating program

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