JP2000252956A - スペクトラム拡散を使用した多重化通信装置 - Google Patents
スペクトラム拡散を使用した多重化通信装置Info
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- JP2000252956A JP2000252956A JP22196699A JP22196699A JP2000252956A JP 2000252956 A JP2000252956 A JP 2000252956A JP 22196699 A JP22196699 A JP 22196699A JP 22196699 A JP22196699 A JP 22196699A JP 2000252956 A JP2000252956 A JP 2000252956A
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- 238000001228 spectrum Methods 0.000 title claims abstract description 11
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 36
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スペクトラム拡散を使用した通信装置におい
ては、送信データを多重化し、更に高速なデータ転送が
考えられている。しかしながら送信データを多重化する
ために送信データの合成を単純に加算するだけでは、互
いのデータ間で干渉が発生する。このため、受信側では
相関出力が変動し、その変動が乗算器により更に増幅さ
れるためデータの0/1の判定が困難になるという問題
点があった。 【解決手段】 送信機に、送信データの組み合わせに対
して、受信側での相関出力が最も安定になるベースバン
ドデータをあらかじめ用意しておき、送信データの組み
合わせに応じて、このベースバンドデータを出力する手
段を設ける。これにより、受信機で安定した相関出力が
得られ、スペクトラム拡散を使用した多重化通信を行う
ことが可能となる。
ては、送信データを多重化し、更に高速なデータ転送が
考えられている。しかしながら送信データを多重化する
ために送信データの合成を単純に加算するだけでは、互
いのデータ間で干渉が発生する。このため、受信側では
相関出力が変動し、その変動が乗算器により更に増幅さ
れるためデータの0/1の判定が困難になるという問題
点があった。 【解決手段】 送信機に、送信データの組み合わせに対
して、受信側での相関出力が最も安定になるベースバン
ドデータをあらかじめ用意しておき、送信データの組み
合わせに応じて、このベースバンドデータを出力する手
段を設ける。これにより、受信機で安定した相関出力が
得られ、スペクトラム拡散を使用した多重化通信を行う
ことが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スペクトラム拡
散を使用した多重化通信装置に関するものであり、特
に、送信データの組み合わせに対して、受信側での相関
出力が最も安定になるベースバンドデータをあらかじめ
用意しておき、送信データの組み合わせに応じて、この
ベースバンドデータを出力する。
散を使用した多重化通信装置に関するものであり、特
に、送信データの組み合わせに対して、受信側での相関
出力が最も安定になるベースバンドデータをあらかじめ
用意しておき、送信データの組み合わせに応じて、この
ベースバンドデータを出力する。
【0002】
【従来の技術】スペクトラム拡散を使用した通信装置に
おいては、送信データを多重化し、更に高速なデータ転
送が考えられている。
おいては、送信データを多重化し、更に高速なデータ転
送が考えられている。
【0003】図7に、多重化通信装置の基本構成ブロッ
ク図を示す。図7(a)は送信機の構成であり、送信デ
ータを分割するI/Q分割器70と、グレイコード全加
算器71と、送信データに拡散符号を掛けるXOR(排
他論理和)72と、遅延回路73と、拡散データを多重
化するための加算器74と、直交変調器75とで構成さ
れている。
ク図を示す。図7(a)は送信機の構成であり、送信デ
ータを分割するI/Q分割器70と、グレイコード全加
算器71と、送信データに拡散符号を掛けるXOR(排
他論理和)72と、遅延回路73と、拡散データを多重
化するための加算器74と、直交変調器75とで構成さ
れている。
【0004】また、図7(b)は受信機の構成であり、
相関検出器77と、乗算器76と、ローパスフィルタ7
8と、判定器79とで構成されている。
相関検出器77と、乗算器76と、ローパスフィルタ7
8と、判定器79とで構成されている。
【0005】図7、図8を参照して、多重化通信装置の
送信機および受信機の動作を説明する。図8は、送信機
および受信機における各部の信号図である。この例で
は、1ビット当り11チップの拡散信号を使用してい
る。
送信機および受信機の動作を説明する。図8は、送信機
および受信機における各部の信号図である。この例で
は、1ビット当り11チップの拡散信号を使用してい
る。
【0006】送信データはI/Q分割器70を介して、
シリアル信号からパラレル信号に変換される。図8
(a)がI/Q分割器70の出力データである。
シリアル信号からパラレル信号に変換される。図8
(a)がI/Q分割器70の出力データである。
【0007】パラレル信号はグレイコード全加算器71
を介して、受信機で行われる遅延検波のための符号化さ
れた信号に変換される。また、符号化された信号はそれ
ぞれ拡散符号を排他的論理和(XOR)される。図8
(b)がグレイコード全加算器の出力に拡散符号を掛け
た出力信号である。この例では信号I0〜I2までが示
されている。なお、信号Q0〜Q2はI0〜I2と同じ
である。
を介して、受信機で行われる遅延検波のための符号化さ
れた信号に変換される。また、符号化された信号はそれ
ぞれ拡散符号を排他的論理和(XOR)される。図8
(b)がグレイコード全加算器の出力に拡散符号を掛け
た出力信号である。この例では信号I0〜I2までが示
されている。なお、信号Q0〜Q2はI0〜I2と同じ
である。
【0008】拡散符号が掛けられた信号の1つは直接、
加算器74に、また他の2つは遅延回路73を介するこ
とで数チップ分遅延されて加算器74に入力される。こ
れらの信号は加算器74で加算され、直交変調器75を
介して送信される。図8(c)が加算器の入力信号と出
力信号である。この例では、信号AI0〜AI2までが
示されている。なお、信号AI1は信号AI0より4チ
ップ、信号AI2は信号AI0より8チップ分遅延され
ている。また、信号BQ0〜BQ2は信号AI0〜AI
2と同じである。
加算器74に、また他の2つは遅延回路73を介するこ
とで数チップ分遅延されて加算器74に入力される。こ
れらの信号は加算器74で加算され、直交変調器75を
介して送信される。図8(c)が加算器の入力信号と出
力信号である。この例では、信号AI0〜AI2までが
示されている。なお、信号AI1は信号AI0より4チ
ップ、信号AI2は信号AI0より8チップ分遅延され
ている。また、信号BQ0〜BQ2は信号AI0〜AI
2と同じである。
【0009】送信機から送信された信号は、受信機で受
信信号として受け取られ、この受信信号は相関検出器7
7により送信機で使用された拡散符号で拡散された信号
のみを検出する。図8(d)が相関検出器の出力信号で
ある。
信信号として受け取られ、この受信信号は相関検出器7
7により送信機で使用された拡散符号で拡散された信号
のみを検出する。図8(d)が相関検出器の出力信号で
ある。
【0010】そして、相関検出器77の出力信号の1つ
は直接、乗算器76に、また他の1つは同じ相関検出器
77を経由して乗算器76に入力される。これらの信号
は乗算器76で乗算されることで、遅延検波が行われ
る。図8(e)が乗算器の出力信号である。
は直接、乗算器76に、また他の1つは同じ相関検出器
77を経由して乗算器76に入力される。これらの信号
は乗算器76で乗算されることで、遅延検波が行われ
る。図8(e)が乗算器の出力信号である。
【0011】そして、乗算器76の出力信号はローパス
フィルタ78で高周波成分が落とされ、判定器79で0
/1信号に変換されて、受信データとなる。図8(f)
が判定器の出力信号である。
フィルタ78で高周波成分が落とされ、判定器79で0
/1信号に変換されて、受信データとなる。図8(f)
が判定器の出力信号である。
【0012】このように図7の構成において、送信デー
タを多重化し、通信することはできるが、送信データの
合成を単純に加算するだけでは、互いのデータ間で干渉
が発生し、受信機側の相関検出器の出力が大きく変動す
る場合がある。
タを多重化し、通信することはできるが、送信データの
合成を単純に加算するだけでは、互いのデータ間で干渉
が発生し、受信機側の相関検出器の出力が大きく変動す
る場合がある。
【0013】図9、図10を参照し、相関検出器の出力
が変動する例を説明する。図9は相関検出器の出力が変
動するデータ例(1)、図10は相関検出器の出力が変
動するデータ例(2)である。
が変動する例を説明する。図9は相関検出器の出力が変
動するデータ例(1)、図10は相関検出器の出力が変
動するデータ例(2)である。
【0014】送信データがI/Q分割器70で変換され
たデータを図9(a)とすると、このデータがグレイコ
ード全加算器71を経由し、特定の拡散符号を掛けられ
ると図9(b)のような信号となる。この例では拡散符
号を“1−1 1 1−1 1 1 1−1−1−1”
としている。
たデータを図9(a)とすると、このデータがグレイコ
ード全加算器71を経由し、特定の拡散符号を掛けられ
ると図9(b)のような信号となる。この例では拡散符
号を“1−1 1 1−1 1 1 1−1−1−1”
としている。
【0015】これらの信号が直接および遅延回路73を
経由して、加算器74に入力される。この状態を図9
(c)で示す。なお、この例では信号AI0〜AI2の
み示している。また、信号レベル0は−1に変換されて
加算されるので、例えば、矢印Lの1ビットのデータは
“−1−1 1 3−3 1 1 1−1 1 1”と
なる。この信号が多重化拡散信号Aとなり、直交変調器
75を介して送信機から出力される。また、信号Q0〜
Q2は信号I0〜I2と同じであり、多重化拡散信号B
も多重化拡散信号Aと同じとなる。
経由して、加算器74に入力される。この状態を図9
(c)で示す。なお、この例では信号AI0〜AI2の
み示している。また、信号レベル0は−1に変換されて
加算されるので、例えば、矢印Lの1ビットのデータは
“−1−1 1 3−3 1 1 1−1 1 1”と
なる。この信号が多重化拡散信号Aとなり、直交変調器
75を介して送信機から出力される。また、信号Q0〜
Q2は信号I0〜I2と同じであり、多重化拡散信号B
も多重化拡散信号Aと同じとなる。
【0016】送信機からの出力信号を受信機側で入力
し、相関検出器77により相関出力を得る。相関出力は
受信信号に拡散符号を掛け合わせ、合計することで算出
される。したがって、最初の1ビットの相関出力は、図
10(d)で示されるようになり、相関出力は“9”と
なる。
し、相関検出器77により相関出力を得る。相関出力は
受信信号に拡散符号を掛け合わせ、合計することで算出
される。したがって、最初の1ビットの相関出力は、図
10(d)で示されるようになり、相関出力は“9”と
なる。
【0017】以下、同様に1チップずつ計算していった
場合の相関検出器の出力データを図10(e)で示す。
なお、多重化拡散信号AとBは同じであるため、対応す
る相関検出器の出力データも同じになる。
場合の相関検出器の出力データを図10(e)で示す。
なお、多重化拡散信号AとBは同じであるため、対応す
る相関検出器の出力データも同じになる。
【0018】この出力データの1つは直接、乗算器76
に、また他の1つは同じ相関検出器77を経由して乗算
器76に入力される。乗算器76の出力は以下の式で求
められる。 乗算器出力=(A0×A1)+(A0×B1)−(B0
×A1)+(B0×B1) 例えば、図10(e)相関検出器の出力データAにおけ
る最初の1チップ、A0の乗算器の出力は(9×9)+
(9×9)−(9×9)+(9×9)=162となる。
に、また他の1つは同じ相関検出器77を経由して乗算
器76に入力される。乗算器76の出力は以下の式で求
められる。 乗算器出力=(A0×A1)+(A0×B1)−(B0
×A1)+(B0×B1) 例えば、図10(e)相関検出器の出力データAにおけ
る最初の1チップ、A0の乗算器の出力は(9×9)+
(9×9)−(9×9)+(9×9)=162となる。
【0019】この乗算器の出力を全てのチップにおい
て、計算し、グラフ表示したものが図10(f)であ
る。この図のように乗算器の出力は変動があり、判定器
79でこの出力を0/1に判定するのは困難となる。
て、計算し、グラフ表示したものが図10(f)であ
る。この図のように乗算器の出力は変動があり、判定器
79でこの出力を0/1に判定するのは困難となる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】このように送信データ
を多重化するため、図7のような構成で送信データの合
成を単純に加算するだけでは、互いのデータ間で干渉が
発生する。このため、受信側では相関出力が変動し、そ
の変動が乗算器により更に増幅されるためデータの0/
1の判定が困難になるという問題点があった。
を多重化するため、図7のような構成で送信データの合
成を単純に加算するだけでは、互いのデータ間で干渉が
発生する。このため、受信側では相関出力が変動し、そ
の変動が乗算器により更に増幅されるためデータの0/
1の判定が困難になるという問題点があった。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明は上記のような
問題点を考慮してなされたもので、スペクトラム拡散を
使用した多重化通信装置において、送信機に、送信デー
タの組み合わせに対して、受信側での相関出力が最も安
定になるベースバンドデータをあらかじめ用意してお
き、送信データの組み合わせに応じて、このベースバン
ドデータを出力する手段を設ける。これにより、受信機
で安定した相関出力が得られ、スペクトラム拡散を使用
した多重化通信を行うことが可能となる。
問題点を考慮してなされたもので、スペクトラム拡散を
使用した多重化通信装置において、送信機に、送信デー
タの組み合わせに対して、受信側での相関出力が最も安
定になるベースバンドデータをあらかじめ用意してお
き、送信データの組み合わせに応じて、このベースバン
ドデータを出力する手段を設ける。これにより、受信機
で安定した相関出力が得られ、スペクトラム拡散を使用
した多重化通信を行うことが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】(1)スペクトラム拡散を使用し
た多重化通信装置において、送信機に、送信データの組
み合わせに対して、受信側での相関出力が最も安定にな
るベースバンドデータをあらかじめ用意しておき、送信
データの組み合わせに応じて、このベースバンドデータ
を出力する手段を設ける。これにより、受信機で安定し
た相関出力が得られ、スペクトラム拡散を使用した多重
化通信を行うことが可能となる。
た多重化通信装置において、送信機に、送信データの組
み合わせに対して、受信側での相関出力が最も安定にな
るベースバンドデータをあらかじめ用意しておき、送信
データの組み合わせに応じて、このベースバンドデータ
を出力する手段を設ける。これにより、受信機で安定し
た相関出力が得られ、スペクトラム拡散を使用した多重
化通信を行うことが可能となる。
【0023】(2)(1)記載の多重化通信装置におい
て、2多重の通信を行う場合、グレイコード化後のデー
タが特定パターンの連続になる送信データに対応したベ
ースバンドデータをノイズのない相関出力から逆算して
求めることにより、受信機でノイズのない相関出力を得
ることができ、誤りのない受信が可能となる。
て、2多重の通信を行う場合、グレイコード化後のデー
タが特定パターンの連続になる送信データに対応したベ
ースバンドデータをノイズのない相関出力から逆算して
求めることにより、受信機でノイズのない相関出力を得
ることができ、誤りのない受信が可能となる。
【0024】
【実施例】図1に、本発明の構成ブロック図を示す。図
1(a)は送信機の構成であり、送信データを分割する
3つのI/Q分割器1と、分割されたデータに対応する
データをD/Aコンバータ3に出力するメモリ2と、D
/Aコンバータ3と、直交変調器4とで構成されてい
る。
1(a)は送信機の構成であり、送信データを分割する
3つのI/Q分割器1と、分割されたデータに対応する
データをD/Aコンバータ3に出力するメモリ2と、D
/Aコンバータ3と、直交変調器4とで構成されてい
る。
【0025】また、I/Q分割器1の出力信号のタイミ
ングイメージを図1(b)に示す。送信データI0〜I
2、Q0〜Q2とすると前後の送信データI0”〜I
2”、Q0”〜Q2”とI0’〜I2’、Q0’〜Q
2’とをメモリのアドレス情報として参照できる構成で
ある。
ングイメージを図1(b)に示す。送信データI0〜I
2、Q0〜Q2とすると前後の送信データI0”〜I
2”、Q0”〜Q2”とI0’〜I2’、Q0’〜Q
2’とをメモリのアドレス情報として参照できる構成で
ある。
【0026】また、メモリ2には分割されたデータ、1
8ビットに対応し、かつ受信機側での相関検出器の出力
が変動しないような多重化拡散信号値が格納されてい
る。この多重化拡散信号値がD/Aコンバータ3および
直交変調器4を介して送信機から出力される。
8ビットに対応し、かつ受信機側での相関検出器の出力
が変動しないような多重化拡散信号値が格納されてい
る。この多重化拡散信号値がD/Aコンバータ3および
直交変調器4を介して送信機から出力される。
【0027】図2に、多重化拡散データの置き換えの一
実施例を示す。なお、受信機側の構成は図7と同じ構成
である。
実施例を示す。なお、受信機側の構成は図7と同じ構成
である。
【0028】図2(a)は図9における多重化拡散信号
の置き換えデータであり、図9(c)の多重化拡散信号
“−1−1 1 3−3 1 1 1−1 1 1”を
“−2−2 2 3−3 1 1 1−1 1 1”に
置き換えたものである。つまり図9(a)のような送信
データが入力された場合、グレーコード全加算器や拡散
符号および遅延回路と加算器などを介して生成される図
9(c)のような受信機での相関出力が変動してしまう
多重化拡散信号は予めわかるので、その送信データに対
し、受信機で相関出力が変動しない多重化拡散信号を予
めメモリに設定しておき、送信データに対する多重化拡
散信号を置き換えてしまうものである。
の置き換えデータであり、図9(c)の多重化拡散信号
“−1−1 1 3−3 1 1 1−1 1 1”を
“−2−2 2 3−3 1 1 1−1 1 1”に
置き換えたものである。つまり図9(a)のような送信
データが入力された場合、グレーコード全加算器や拡散
符号および遅延回路と加算器などを介して生成される図
9(c)のような受信機での相関出力が変動してしまう
多重化拡散信号は予めわかるので、その送信データに対
し、受信機で相関出力が変動しない多重化拡散信号を予
めメモリに設定しておき、送信データに対する多重化拡
散信号を置き換えてしまうものである。
【0029】この置き換えた多重化拡散信号の受信機側
における相関検出器の最初の1ビットの相関出力は、図
2(b)で示されるようになり、相関出力は“10”と
なる。
における相関検出器の最初の1ビットの相関出力は、図
2(b)で示されるようになり、相関出力は“10”と
なる。
【0030】以下、同様に1チップずつ計算していった
場合の相関検出器の出力データを図2(c)で示す。な
お、多重化拡散信号AとBは同じであるため、対応する
相関検出器の出力データも同じになる。
場合の相関検出器の出力データを図2(c)で示す。な
お、多重化拡散信号AとBは同じであるため、対応する
相関検出器の出力データも同じになる。
【0031】図2(c)相関検出器の出力データAにお
ける最初の1チップ、A0の乗算器の出力は(10×1
0)+(10×10)−(10×10)+(10×1
0)=200となる。
ける最初の1チップ、A0の乗算器の出力は(10×1
0)+(10×10)−(10×10)+(10×1
0)=200となる。
【0032】この乗算器の出力を全てのチップにおい
て、計算し、グラフ表示したものが図2(d)である。
この図のように乗算器の出力は変動がなく、判定器79
でこの出力を0/1に判定するのは容易となる。
て、計算し、グラフ表示したものが図2(d)である。
この図のように乗算器の出力は変動がなく、判定器79
でこの出力を0/1に判定するのは容易となる。
【0033】このように送信データに対し、受信機で相
関出力が変動しない多重化拡散信号を予めメモリに設定
しておき、送信データに対する多重化拡散信号を置き換
えることにより、受信機側で安定した相関出力を得るこ
とが可能となる。
関出力が変動しない多重化拡散信号を予めメモリに設定
しておき、送信データに対する多重化拡散信号を置き換
えることにより、受信機側で安定した相関出力を得るこ
とが可能となる。
【0034】次に、図3、図4を参照して、2多重通信
の場合で、かつグレイコード化後のデータが特定パター
ンの連続になる送信データに対応した多重化拡散信号値
について説明する。図3は特定パターンが連続する場合
の多重化拡散信号値の説明図(1)、図4は特定パター
ンが連続する場合の多重化拡散信号値の説明図(2)で
ある。
の場合で、かつグレイコード化後のデータが特定パター
ンの連続になる送信データに対応した多重化拡散信号値
について説明する。図3は特定パターンが連続する場合
の多重化拡散信号値の説明図(1)、図4は特定パター
ンが連続する場合の多重化拡散信号値の説明図(2)で
ある。
【0035】例えば、グレイコード化後のデータが“1
111”の連続するパターンの相関出力を求めてみる。
なお、各信号の流れや処理をわかりやすくするため、図
7の従来技術の多重化通信装置で説明する。ただし、図
7の構成は3多重通信であるため、I/O分割器70の
出力信号I2、Q2と、グレイコード全加算器71の出
力でXOR72と遅延回路73を通る信号A12、BQ
2は使用されない。
111”の連続するパターンの相関出力を求めてみる。
なお、各信号の流れや処理をわかりやすくするため、図
7の従来技術の多重化通信装置で説明する。ただし、図
7の構成は3多重通信であるため、I/O分割器70の
出力信号I2、Q2と、グレイコード全加算器71の出
力でXOR72と遅延回路73を通る信号A12、BQ
2は使用されない。
【0036】送信データがI/Q分割器70で変換され
たデータを図3(a)とすると、このデータがグレイコ
ード全加算器71を経由し、特定の拡散符号を掛けられ
ると図3(b)のような信号となる。この例では拡散符
号を“1−1 1 1−1 1 1 1−1−1−1”
としている。
たデータを図3(a)とすると、このデータがグレイコ
ード全加算器71を経由し、特定の拡散符号を掛けられ
ると図3(b)のような信号となる。この例では拡散符
号を“1−1 1 1−1 1 1 1−1−1−1”
としている。
【0037】これらの信号が直接および遅延回路73を
経由して、加算器74に入力される。この状態を図3
(c)で示す。なお、この例では信号AI0、AI1の
み示している。また、信号レベル0は−1に変換されて
加算されるので、例えば、矢印Lの1ビットのデータは
“1−1 1 1−1 1 1 1−1−1−1”とな
る。この信号が多重化拡散信号Aとなり、直交変調器7
5を介して送信機から出力される。また、信号Q0〜Q
2は信号I0〜I2と同じであり、多重化拡散信号Bも
多重化拡散信号Aと同じとなる。
経由して、加算器74に入力される。この状態を図3
(c)で示す。なお、この例では信号AI0、AI1の
み示している。また、信号レベル0は−1に変換されて
加算されるので、例えば、矢印Lの1ビットのデータは
“1−1 1 1−1 1 1 1−1−1−1”とな
る。この信号が多重化拡散信号Aとなり、直交変調器7
5を介して送信機から出力される。また、信号Q0〜Q
2は信号I0〜I2と同じであり、多重化拡散信号Bも
多重化拡散信号Aと同じとなる。
【0038】送信機からの出力信号を受信機側で入力
し、相関検出器77により相関出力を得る。相関出力は
受信信号に拡散符号を掛け合わせ、合計することで算出
される。したがって、最初の1ビットの相関出力は、図
4(d)で示されるようになり、相関出力は“10”と
なる。
し、相関検出器77により相関出力を得る。相関出力は
受信信号に拡散符号を掛け合わせ、合計することで算出
される。したがって、最初の1ビットの相関出力は、図
4(d)で示されるようになり、相関出力は“10”と
なる。
【0039】以下、同様に1チップずつ計算していった
場合の相関検出器の出力データを図4(e)で示す。な
お、多重化拡散信号AとBは同じであるため、対応する
相関検出器の出力データも同じになる。
場合の相関検出器の出力データを図4(e)で示す。な
お、多重化拡散信号AとBは同じであるため、対応する
相関検出器の出力データも同じになる。
【0040】この出力データの1つは直接、乗算器76
に、また他の1つは同じ相関検出器77を経由して乗算
器76に入力される。乗算器76の出力は以下の式で求
められる。 乗算器出力=(A0×A1)+(A0×B1)−(B0
×A1)+(B0×B1) 例えば、図4(e)相関検出器の出力データAにおける
最初の1チップ、A0の乗算器の出力は (10×10)+(10×10)−(10×10)+
(10×10)=200となる。
に、また他の1つは同じ相関検出器77を経由して乗算
器76に入力される。乗算器76の出力は以下の式で求
められる。 乗算器出力=(A0×A1)+(A0×B1)−(B0
×A1)+(B0×B1) 例えば、図4(e)相関検出器の出力データAにおける
最初の1チップ、A0の乗算器の出力は (10×10)+(10×10)−(10×10)+
(10×10)=200となる。
【0041】この乗算器の出力を全てのチップにおい
て、計算し、グラフ表示したものが図4(f)の太線S
の波形である。この波形はピーク値が少し小さく、ノイ
ズもあることがわかる。
て、計算し、グラフ表示したものが図4(f)の太線S
の波形である。この波形はピーク値が少し小さく、ノイ
ズもあることがわかる。
【0042】この乗算器の出力を細線Fで示した理想的
な波形、つまりはピーク値が大きく、ノイズをない波形
とすると、判定器79を通った受信データは誤りのない
データとなる。
な波形、つまりはピーク値が大きく、ノイズをない波形
とすると、判定器79を通った受信データは誤りのない
データとなる。
【0043】乗算器の出力が、このような理想的な波形
となる相関検出器の出力データは図4(g)となる。そ
して、この相関検出器の出力データから逆算して求めた
加算器の出力信号は図4(h)となる。
となる相関検出器の出力データは図4(g)となる。そ
して、この相関検出器の出力データから逆算して求めた
加算器の出力信号は図4(h)となる。
【0044】したがって、グレイコード化後のデータが
特定パターン“1111”の連続になる送信データの場
合は、直交変調器75に“4 2 2 2 0 4 2
4 2 0 2”の多重化拡散信号値を入力するよう
にすれば、乗算器76の出力はノイズのない波形とな
り、誤りのない受信データを得ることが可能となる。
特定パターン“1111”の連続になる送信データの場
合は、直交変調器75に“4 2 2 2 0 4 2
4 2 0 2”の多重化拡散信号値を入力するよう
にすれば、乗算器76の出力はノイズのない波形とな
り、誤りのない受信データを得ることが可能となる。
【0045】図5、図6を参照して、2多重通信装置に
ついて説明する。図5は2多重通信装置の構成ブロック
図、図6はグレイコード化後のデータと対応する多重化
拡散信号値図である。
ついて説明する。図5は2多重通信装置の構成ブロック
図、図6はグレイコード化後のデータと対応する多重化
拡散信号値図である。
【0046】図5の1〜4は、図1の1〜4と同じであ
る。また、I/Q分割器1の出力信号のタイミングイメ
ージを図5(b)に示す。送信データI0〜I1、Q0
〜Q1とすると前後の送信データI0”〜I1”、Q
0”〜Q1”とI0’〜I1’、Q0’〜Q1’とをメ
モリのアドレス情報として参照できる構成である。
る。また、I/Q分割器1の出力信号のタイミングイメ
ージを図5(b)に示す。送信データI0〜I1、Q0
〜Q1とすると前後の送信データI0”〜I1”、Q
0”〜Q1”とI0’〜I1’、Q0’〜Q1’とをメ
モリのアドレス情報として参照できる構成である。
【0047】また、メモリ2には分割されたデータ、1
2ビットに対応し、かつ受信機側での相関検出器の出力
が変動しないような多重化拡散信号値、または受信機側
での相関検出器の出力にノイズのない多重化拡散信号値
が格納されている。この多重化拡散信号値がD/Aコン
バータ3および直交変調器4を介して送信機から出力さ
れる。
2ビットに対応し、かつ受信機側での相関検出器の出力
が変動しないような多重化拡散信号値、または受信機側
での相関検出器の出力にノイズのない多重化拡散信号値
が格納されている。この多重化拡散信号値がD/Aコン
バータ3および直交変調器4を介して送信機から出力さ
れる。
【0048】図6(i)は、グレイコード化後に特定パ
ターンの連続になるデータと対応する多重化拡散信号値
であり、この多重化拡散信号値のデータがメモリ2に格
納される。
ターンの連続になるデータと対応する多重化拡散信号値
であり、この多重化拡散信号値のデータがメモリ2に格
納される。
【0049】
【発明の効果】この発明は、上記に説明したような形態
で実施され、以下の効果がある。
で実施され、以下の効果がある。
【0050】受信機で安定した相関出力が得られ、スペ
クトラム拡散を使用した多重化通信を行うことが可能と
なる。
クトラム拡散を使用した多重化通信を行うことが可能と
なる。
【0051】また、2多重の通信において、グレイコー
ド化後のデータが特定パターンの連続になる送信データ
は、受信機でノイズのない相関出力を得ることができ、
誤りのない受信が可能となる。
ド化後のデータが特定パターンの連続になる送信データ
は、受信機でノイズのない相関出力を得ることができ、
誤りのない受信が可能となる。
【図1】 本発明の構成ブロック図である。
【図2】 多重化拡散データの置き換えの一実施例であ
る。
る。
【図3】 特定パターンが連続する場合の多重化拡散信
号値の説明図(1)である。
号値の説明図(1)である。
【図4】 特定パターンが連続する場合の多重化拡散信
号値の説明図(2)である。
号値の説明図(2)である。
【図5】 2多重通信装置の構成ブロック図である。
【図6】 グレイコード化後のデータと対応する多重化
拡散信号値図である。
拡散信号値図である。
【図7】 多重化通信装置の基本構成ブロック図であ
る。
る。
【図8】 送信機および受信機における各部の信号図で
ある。
ある。
【図9】 相関検出器の出力が変動するデータ例(1)
である。
である。
【図10】 相関検出器の出力が変動するデータ例
(2)である。
(2)である。
1 I/Q分割器 2 メモリ 3 D/Aコンバータ 4 直交変調器
Claims (2)
- 【請求項1】 スペクトラム拡散を使用した多重化通信
装置において、 送信機に、送信データの組み合わせに対して、受信側で
の相関出力が最も安定になるベースバンドデータをあら
かじめ用意しておき、送信データの組み合わせに応じ
て、このベースバンドデータを出力する手段を備えるこ
とを特徴とする多重化通信装置。 - 【請求項2】 2多重の通信を行う場合、グレイコード
化後のデータが特定パターンの連続になる送信データに
対応したベースバンドデータをノイズのない相関出力か
ら逆算して求めることを特徴とする請求項1記載の多重
化通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22196699A JP2000252956A (ja) | 1998-12-28 | 1999-08-05 | スペクトラム拡散を使用した多重化通信装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP37225398 | 1998-12-28 | ||
| JP10-372253 | 1998-12-28 | ||
| JP22196699A JP2000252956A (ja) | 1998-12-28 | 1999-08-05 | スペクトラム拡散を使用した多重化通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000252956A true JP2000252956A (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=26524602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22196699A Pending JP2000252956A (ja) | 1998-12-28 | 1999-08-05 | スペクトラム拡散を使用した多重化通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000252956A (ja) |
-
1999
- 1999-08-05 JP JP22196699A patent/JP2000252956A/ja active Pending
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