JP2000253625A - 車両用交流発電機 - Google Patents
車両用交流発電機Info
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Abstract
置の冷却性を向上させることができる車両用交流発電機
を提供すること。 【解決手段】 フレーム5のほぼ中央には、軸受け39
を収容する軸受け収容部43が設けられており、整流装
置6を取り付けるために用いられるスタッドボルト44
によってこの軸受け収容部43がフレーム5に取り付け
られている。整流装置6は、正極側放熱板63と端子台
61とがパイプリベット44によって一体に固定され、
このパイプリベットの中空部分にスタッドボルトを通す
ことによりフレーム5に固定される。また、負極側放熱
板62は、フレーム5の外周近傍においてフレーム5に
直接取り付けられている。
Description
等に搭載される車両用交流発電機に関する。
テリの補充電を行うとともに、エンジンの点火、照明、
その他の各種電装品の電力を賄うものであり、市場競争
力を維持、向上させるために、小型軽量化、高出力化、
コストダウンおよび耐久性の向上は重要な課題である。
図である。回転子100は、軸方向両側の隔たった位置
に設けられた2つの軸受け102、104を介してフレ
ーム110によって支持されている。また、リヤ側の軸
受け104は、リヤ側のフレーム110に設けられた軸
受け収容部112によって固定され、この軸受け収容部
112は、スタットボルト114によってフレーム11
0に取り付けられている。車両用交流発電機の組付けを
行う場合には、リヤフレーム110のスタッドボルト1
14を整流装置120に形成された取付孔に通した後
に、整流装置120やその他の部品を覆うようにリヤカ
バー130を取り付け、このリヤカバー130を押さえ
るようにスタッドボルト114にナット116を通して
締め付ける。
部分的な断面図である。図15に示すように、従来の整
流装置120は、負極側の放熱板122と正極側の放熱
板124とを所定間隔で重ねて配置し、これらを端子台
126とともに金属製のパイプリベット128を用いて
挟み込んだ構造を有している。このパイプリベット12
8によって形成される取付孔をスタッドボルト114に
通すことにより、フレーム110に対する整流装置12
0の取り付けが行われる。
来の車両用交流発電機においては、負極側の放熱板12
2をフレーム110に電気的に接続させる必要があるた
め、スタッドボルト114に負極側の放熱板122が直
接接触する構造になっており、スタッドボルト114お
よび軸受け収容部112を介して直接熱が伝わって、軸
受け104の温度が高くなるという問題点があった。一
般に、軸受け104は、部分的に樹脂材料やグリース等
の潤滑剤を含んで構成されており、整流装置120に比
べて耐熱温度が低いものが用いられるため、整流装置1
20から流れ込む熱によって温度が上昇することは好ま
しくない。
の放熱板122と正極側の放熱板124をパイプリベッ
ト128によって挟み込む構造を有するため、これら2
つの放熱板122、124がリヤカバー130を介して
吸い込まれる冷却風の流れに対してほとんど重なって配
置されることになり、整流装置120の冷却性が悪化す
るという問題があった。
たものであり、その目的は、軸受けの温度上昇を抑える
とともに、整流装置の冷却性を向上させることができる
車両用交流発電機を提供することにある。
ために、本発明の車両用交流発電機は、軸受け収容部を
固定する固定用ボルトをフレームの反回転子側に突出さ
せ、この固定用ボルトを用いて整流装置を固定する場合
に、整流装置の正極側放熱板をフレームと電気絶縁され
た状態でこの固定用ボルトによって固定するとともに、
この固定用ボルトとは異なる位置で負極側放熱板をフレ
ームに固定している。負極側放熱板の熱が固定用ボルト
を介して直接軸受け収容部に伝わることを防止すること
ができるため、この軸受け収容部によって収容された軸
受けの温度上昇を抑えることができる。負極側放熱板
は、接地用電極として機能するフレームに電気的に接触
させる必要があり、従来はともに金属材料で形成された
固定用ボルトと負極側放熱板とが直接接触していたた
め、固定用ボルトの温度が高くなっていたが、本発明に
おいては、固定用ボルトに負極側放熱板は直接接触して
おらず、しかも正極側放熱板も樹脂等の絶縁材料を介し
て配置されているため、発電時の固定用ボルトの温度上
昇が少なくなる。
も径方向外側においてフレームに固定することが望まし
い。一般に、フレームの径方向外側の方が径方向内側よ
りも温度が低いため、この負極側放熱板を接触させる位
置をより径方向外側とすることにより、整流装置の冷却
性を高めることができる。
転子の回転軸方向に沿って部分的に重ねて配置すること
が望ましい。これらの放熱板を重ねることにより、それ
ぞれの放熱板の面積を広く設定することができるため、
整流装置の冷却性をさらに高めることができる。
分的に重ねて配置する場合に、それぞれの放熱板の整流
素子取付面を対向させることが望ましい。負極側放熱板
と正極側放熱板との間に、それぞれに取り付けられた整
流素子が配置されることになるため、これらの放熱板で
端子台を挟み込むようして整流装置の組付けを行うこと
ができ、組み付け作業が容易になる。
いて、負極側放熱板の一部に形成された固定用孔にこの
突起部を挿入することにより、端子台に対する負極側放
熱板の固定を行うことが望ましい。整流装置をフレーム
に組み付けた後においては負極側放熱板がフレームに直
接固定されるが、整流装置をフレームに組み付けるまで
は、作業性の向上を図るためにも端子台と負極側放熱板
とを何らかの方法で仮止めしておく必要がある。この仮
止めを端子台の突起部を負極側放熱板の固定用孔に挿入
するだけで行うことができるため作業性がよく、組み付
け行程の簡略化が可能になる。特に、この突起部の端部
を加熱によって変形させることにより、あるいはこの突
起部の外径を負極側放熱板の固定用孔の内径よりも大き
くすることにより、確実に端子台に負極側放熱板を固定
することができる。
態でパイプリベットに通し、このパイプリベットの端部
をかしめることによってこれらの組付けを行うことが望
ましい。正極側放熱板と端子台の組付けが容易になると
ともに、パイプリベットの中空部分にフレームの固定用
ボルトを挿入して整流装置の組付けを行うことができる
ため、整流装置の位置決めが容易になる。また、パイプ
リベットの両端面において組み付け時の荷重を受けるこ
とができるため、端子台等の端面の変形を防止すること
ができる。特に、正極側放熱板は、フレームと電気絶縁
した状態で組み付けられるため、フレームやリヤカバー
等と正極側放熱板との間には、端子台あるいは別の絶縁
部材を介在させる必要があり、通常これらは金属材料に
比べると柔らかい樹脂材料で形成されているため、加圧
方向の長さの経年変化が生じるが、この加圧部分にパイ
プリベットを用いることにより、この部分の長さの経年
変化を防止することができる。
態の車両用交流発電機について、図面を参照しながら詳
細に説明する。
す図である。また、図2は図1に示した車両用交流発電
機をリヤ側から見た図であり、リヤカバーをはずした状
態が示されている。本実施形態の車両用交流発電機1
は、固定子2、回転子3、フレーム4、5、整流装置
6、ブラシ装置7、電圧調整器8、リヤカバー9等を含
んで構成されている。
定子巻線23と、固定子鉄心22と固定子巻線23との
間を電気絶縁するインシュレータ24とを備えている。
かつ同心状に巻き回した界磁巻線31を、それぞれが6
個の爪部を有するポールコア32によって、回転軸33
を通して両側から挟み込んだ構造を有している。また、
フロント側のポールコア32の端面には、フロント側か
ら吸い込んだ冷却風を軸方向および径方向に吐き出すた
めの冷却ファン35が溶接等によって取り付けられてい
る。同様に、リヤ側のポールコア32の端面には、リヤ
側から吸い込んだ冷却風を径方向に吐き出すための冷却
ファン36が溶接等によって取り付けられている。ま
た、回転軸33のリヤ側端部近傍には、界磁巻線31の
両端に電気的に接続された2つのスリップリング37、
38が形成されており、これらのスリップリング37、
38を介してブラシ装置7から界磁巻線31に対して給
電が行われる。
3を収容しており、回転子3が回転軸33を中心に回転
可能な状態で支持されているとともに、回転子3のポー
ルコア32の外周側に所定の隙間を介して配置された固
定子2が固定されている。これらのフレーム4、5は、
固定子鉄心22の軸方向端面から突出した固定子巻線2
3に対向した部分に冷却風の吐出窓41、51を有し、
軸方向端面に吸入窓42、52を有している。
って発生する三相交流電圧を整流して直流電流を得るた
めのものである。また、リヤカバー9は、フレーム5の
外側に取り付けられた整流装置6、ブラシ装置7および
電圧調整器8を覆うように取り付けられ、これらを異物
から保護する。フレーム5および整流装置6の詳細構造
については後述する。
は、ベルト等を介してプーリ20にエンジン(図示せ
ず)からの回転力が伝えられると回転子3が所定方向に
回転する。この状態で回転子3の界磁巻線31に外部か
ら励磁電圧を印加することにより、ポールコア32のそ
れぞれの爪部が励磁され、固定子巻線23に三相交流電
圧を発生させることができ、整流回路6の出力端子から
は所定の直流電力が取り出される。
形状およびフレーム5に対する整流装置6の取り付け構
造について説明する。図3は、本実施形態の車両用交流
発電機の部分的な拡大断面図であり、フレーム5の一部
の断面構造と、整流装置6の断面構造が示されている。
5のほぼ中央には、回転子3のリヤ側に取り付けられた
軸受け39を収容するとともにこの軸受け39の外周部
分の周方向の移動を拘束する軸受け収容部43が設けら
れている。この軸受け収容部43は、3本の固定用ボル
トとしてのスタッドボルト44によってフレーム5の回
転軸方向の一方の端面に固定されている。また、これら
3本のスタッドボルト44は、フレーム5の回転軸方向
の他方の端面側に突出しており、この突出部分を利用し
て整流装置6の組み付けが行われる。
間隔を有する負極側放熱板62および正極側放熱板63
と、これらの間に配置された端子台61と、負極側放熱
板62に取り付けられた複数個(例えば4個)の負極側
整流素子65と、正極側放熱板63に取り付けられた複
数個(例えば4個)の正極側整流素子66とを含んで構
成されている。
にほぼ等しい外径寸法の円弧形状を有しており、所定の
間隔で円周方向に沿った4箇所に負極側整流素子65が
半田付けや溶着等による接合によって取り付けられてい
る。4つの負極側整流素子65の反接合面からは配線用
リード線68が延びており、この配線用リード線68が
端子台61から露出した配線用電極69に溶接等によっ
て接合されている。
外径よりも小さな外径寸法の円弧形状を有しており、所
定の間隔で円周方向に沿った4箇所に正極側整流素子6
6が半田付けや溶着等による接合によって取り付けられ
ている。4つの正極側整流素子66の反接合面からは配
線用リード線が延びており、この配線用リード線が端子
台61から露出した配線用電極69に溶接等によって接
合されている。また、正極側放熱板63の外径は、負極
側放熱板62の内径よりも大きく設定されており、正極
側放熱板63と負極側放熱板62が回転軸方向に沿って
部分的に重複して配置されている。
素子66は、互いに接近した位置に配置されたもの同士
を1組として全体で4組が設けられており、それぞれの
組に含まれる1つの負極側整流素子65と1つの正極側
整流素子66が端子台61の内外に設けられた共通の配
線用電極69に接合されている。また、この配線用電極
69は、固定子巻線23から引き出された引出線にネジ
止め等によって接続されており、固定子巻線23の4本
の引出線(三相巻線の各相の端部から引き出された3本
の引出線と三相巻線の各相を結線した中性点から引き出
した引出線)のそれぞれが、各組に対応した4つの配線
用電極69のそれぞれに1対1に対応して結線が行われ
る。
あり、端子台61単体をリヤ側からみた平面形状が示さ
れている。図4において、配線用電極69−1aおよび
配線用電極69−1bが反時計回り方向の端部に配置さ
れた1組の負極側整流素子65と正極側整流素子66に
対応しており、これらの近傍に設けられた配線用電極6
9−1cとともに端子台61の内部で共通に結線されて
いる。同様に、配線用電極69−2aおよび配線用電極
69−2bが反時計回り方向の端部から2番目に配置さ
れた1組の負極側整流素子65と正極側整流素子66に
対応しており、これらの近傍に設けられた配線用電極6
9−2cとともに端子台61の内部で共通に結線されて
いる。配線用電極69−3aおよび配線用電極69−3
bが時計回り方向の端部から2番目に配置された1組の
負極側整流素子65と正極側整流素子66に対応してお
り、これらの近傍に設けられた配線用電極69−3cと
ともに端子台61の内部で共通に結線されている。配線
用電極69−4aおよび配線用電極69−4bが時計回
り方向の端部に配置された1組の負極側整流素子65と
正極側整流素子66に対応しており、これらの近傍に設
けられた配線用電極69−4cとともに端子台61の内
部で共通に結線されている。
ト44に対応して設けられた貫通孔に端子台61の円筒
部71を挿入するとともに、反挿入側から円筒形状のイ
ンシュレータ64を取り付けた後に、円筒部71の中空
部に金属製のパイプリベット67を通してこのパイプリ
ベット67の一方端をかしめることにより、端子台61
に対して固定される。したがって、正極側放熱板63と
パイプリベット67との間には端子台61あるいはイン
シュレータ64が介在するため、整流装置6をスタッド
ボルト44に通してリヤカバー9でその外側を覆った後
にナットでこれらを締め付けて組付けを行った場合であ
っても、正極側放熱板63とスタットボルト44、リヤ
カバー9およびフレーム5との間の良好な電気絶縁が保
たれる。また、組み付け時の締め付け力は、金属製のパ
イプリベット67の両端面に加わることになるため、こ
の締め付け力が長期間にわたって加わることによる端子
台61やインシュレータ64の加圧方向の寸法の経年変
化を防止することができる。
端面に形成された取付面53に直接接触させた状態で組
み付けられており、円弧形状の隔たった2箇所において
ネジ72によって締め付け固定されている。この取付面
53は、フレーム5のリヤ側端面から軸方向に突出する
突出部の先端に形成されている。取付面53は、スタッ
ドボルト44よりも、径方向の外側に位置している。フ
レーム5のリヤ側端面における取付面53の位置は、軸
受け収容部43よりも、フレーム5の円筒状の外周壁に
近い位置である。取付面53の位置は、フレーム5のリ
ヤ側端面と円筒状外周壁との角部に近接している。この
角部には、冷却風の窓51が開設されており、冷却風に
よって角部においては比較的高い放熱性が得られる。こ
の取付面53には、負極側放熱板62のみが熱伝達可能
に、直接接触して固定されている。取付面53からフレ
ームに伝達された熱は、この取付面53の近傍だけでほ
ぼ完全に放熱される。このフレーム5の取付面53は、
負極側放熱板63の表面と面接触可能な平坦面である。
負極側放熱板62の外周近傍、すなわち径方向外側に偏
奇して2箇所に取付孔76が設けられている。これら取
付孔76をフレーム5の取付面53のほぼ中央に形成さ
れたネジ孔54に合わせてネジ72によって締め付ける
ことにより、フレーム5に対する負極側放熱板62の固
定を行う。同時に、金属材料で形成されたフレーム5の
一部と負極側放熱板62の一部とを面接触させることに
より、負極側放熱板62の冷却と、これらの間の良好な
電気的導通が可能になる。
装置6の取付面の詳細形状が示されている。フレーム5
のリヤ側端面には、円筒状外周壁510につながる外側
リング部512と、軸受け収容部43が設けられるボス
部514と、それらの間をつないで放射状に伸びる4本
のリブ部516とが形成されている。これら4本のリブ
部516の間には、4つの吸入窓52が開設されてい
る。上述した3本のスタッドボルト44のそれぞれは、
リブ部516に配置されている。また、負極側放熱板6
2が接触する取付面53のそれぞれは、外側リング部5
12に配置されており、吸入窓52の径方向外側に位置
している。したがって、この取付面53は、いずれもリ
ブ部516の径方向外側への延長線上には位置していな
い。また、外側リング部512には、固定子2からの引
出線が貫通配置される小開口518(図5においては4
箇所)が開設されており、すべての取付面53のリブ部
516側にはいずれかの小開口518が位置している。
め、整流装置6の負極側放熱板62から取付面53に伝
達された熱は、ほとんどフレーム5のリヤ側端面の外側
リング部512で放熱される。取付面53が、吸入窓5
2の径方向外側に位置することで、放熱性が高められ、
リブ部513への伝熱量が低減される。さらに、小開口
518が外側リング部512からリブ部516への伝熱
経路の断面積を絞るため、伝熱量が低減される。なお、
スタッドボルト44の位置を、さらに径方向内側へ、す
なわちボス部514寄りに変更してもよい。また、吸入
窓52の開設範囲のほぼ中央上に、取付面53を配置す
るようにしてもよい。
機は、整流装置6に含まれる負極側放熱板62をフレー
ム5の径方向外側の部位に直接接触させており、負極側
放熱板62からスタッドボルト44に直接熱が伝わらな
いため、スタッドボルト44を用いて取り付けられた軸
受け収容部43、さらにはこの軸受け収容部43に収容
される軸受け39の温度上昇を抑えることができる。
する正極側放熱板63を吸入空気の流れに対して上流側
に配置できるため、温度が上昇していない新鮮な吸入空
気によってこの正極側放熱板63を効率よく冷却するこ
とができる。また、フレーム5は、一般には径方向内側
よりも径方向外側の方が温度が低いため、この温度が低
い部分に負極側放熱板62を加圧接触させることによ
り、負極側放熱板62を効率よく冷却することができ
る。
ー9等の他の部品との接触状態を考慮することなく大き
く設定し、負極側放熱板62の面積を大きくすることが
できる。この場合には、負極側放熱板62とリヤカバー
9との間の隙間を通して冷却風が流れにくくなるため、
図6に示すように、リヤカバー9の側面の一部であっ
て、負極側放熱板62とフレーム5の間に対応する位置
に、矢印で示した冷却風の吸入窓91を形成することが
望ましい。
3とを回転軸方向に沿って部分的に重ねることにより、
それぞれの放熱板62、63の面積を大きくすることが
でき、整流装置6の冷却性をさらに高めることができ
る。しかも、2つの放熱板62、63のそれぞれの整流
素子取付面を互いに対向させることにより、図6に示す
ように、これらの間に配置された端子台61に各整流素
子64、65の配線用リード線を集めることができるた
め、組み付け性の向上が可能になる。
られる整流装置6の変形例を示す断面図であり、図3に
示した整流装置6に対応する断面構造が示されている。
また、図8は図7に示した整流装置6Aに含まれる端子
台61Aの形状を示す図である。これらの図に示すよう
に、端子台61Aの4つの腕部73のほぼ中央であって
負極側放熱板62Aに対応する面に合計4つの突起部7
4が形成されている。また、負極側放熱板62Aには、
これら4つの突起部74が形成された位置に対応して、
4つの固定用孔としての貫通孔75が形成されている。
突起部74の外径は、貫通孔75の内径よりも若干大き
く設定されており、突起部74を弾性変形の範囲内で貫
通孔74に加圧挿入することにより、あるいは弾性変形
の範囲を越えて塑性変形の範囲で加圧挿入することによ
り、端子台61Aに対する負極側放熱板62Aの取付固
定が行われる。
は、図2に示したように負極側放熱板62がネジ72に
よってフレーム5に固定されるが、組み付け前の状態に
おいては、負極側放熱板62を何らかの方法で端子台6
1等に固定することが望ましい。端子台61Aに設けら
れた突起部74を負極側放熱板62Aに設けられた貫通
孔75に加圧挿入することによって行うことにより、こ
の固定を容易に行うことができ、作業性の改善が可能に
なる。
の詳細形状を示す側面図である。また、図10は図9に
示した突起部をその先端方向から見た平面図である。こ
れらの図に示すように、端子台61Aに設けられた突起
部74は、その横断面形状が非円形に形成されている。
この突起部74を負極側放熱板62Aの貫通孔75に加
圧挿入する際に、突起部74の外周部分の一部のみが貫
通孔75の内周面に当接するため、塑性変形が生じやす
くなり、端子台61Aに対する負極側放熱板62Aの取
付固定を少ない加圧力で行うことができ、作業性をさら
に向上させることができる。なお、単純な円柱形状の突
起部74を用いるようにしてもよい。
62Aの貫通孔75に突起部74あるいは単純な円柱形
状の突起部を挿入した後に、その先端部分を加熱によっ
て変形させることにより、端子台61Aに対する負極側
放熱板62Aの固定をより強固なものとすることができ
る。
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。上述した実施形態の整流装置6では、負
極側放熱板62と正極側放熱板63とを端子台61を挟
んで配置したが、図12、図13に示すように、負極側
および正極側の2種類の放熱板を端子台の一方の面に並
べて配置するようにしてもよい。図12に示す整流装置
は、端子台161の反フレーム側の面に負極側放熱板1
62と正極側放熱板163を並べて配置した場合であっ
て、フレーム5の径方向外側の部位において負極側放熱
板162がフレーム5に直接接触している。また、図1
3に示す整流装置は、端子台261の反フレーム側の面
に負極側放熱板262と正極側放熱板263を並べて配
置した場合であって、負極側放熱板262をフレーム5
の外周近傍に端子台261を介して取付固定している。
いずれの場合も、負極側放熱板162、262から軸受
け収容部を固定するために用いられるスタッドボルトに
熱が直接伝わることを防止することができるため、軸受
けの温度上昇を抑えることができる。
す図である。
た図である。
る。
る。
す図である。
を示す図である。
形状を示す側面図である。
細形状を示す平面図である。
示す図である。
スタッドボルト周辺の部分的な断面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 軸受け収容部を固定する固定用ボルトが
反回転子側に突出したフレームと、前記固定用ボルトを
用いて前記フレームに固定される整流装置とを有する車
両用交流発電機において、 前記整流装置は、前記フレームに電気絶縁された状態で
前記固定用ボルトによって固定される正極側放熱板と、
前記固定用ボルトと異なる位置で前記フレームに固定さ
れる負極側放熱板と、前記正極側放熱板と前記負極側放
熱板のそれぞれに取り付けられた整流素子と固定子との
間の配線用電極が含まれる端子台とを備えることを特徴
とする車両用交流発電機。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記負極側放熱板を前記固定用ボルトよりも径方向外側
において前記フレームに固定することを特徴とする車両
用交流発電機。 - 【請求項3】 請求項1または2において、 前記正極側放熱板と前記負極側放熱板とを回転子の回転
軸方向に沿って部分的に重ねて配置することを特徴とす
る車両用交流発電機。 - 【請求項4】 請求項3において、 前記正極側放熱板の整流素子取付面と前記負極側放熱板
の整流素子取付面とを対向させることを特徴とする車両
用交流発電機。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記端子台の前記負極側放熱板への対向面の一部に形成
された突起部を、前記負極側放熱板に形成された固定用
孔に挿入することにより、前記端子台に対して前記負極
側放熱板の固定を行うことを特徴とする車両用交流発電
機。 - 【請求項6】 請求項5において、 前記突起部の端部を加熱によって変形させることによ
り、前記端子台に対して前記負極側放熱板の固定を行う
ことを特徴とする車両用交流発電機。 - 【請求項7】 請求項5において、 前記突起部の外径が前記固定用孔の内径よりも大きく設
定されており、前記固定用孔に前記突起部を加圧挿入す
ることにより、前記端子台に対して前記負極側放熱板の
固定を行うことを特徴とする車両用交流発電機。 - 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかにおいて、 少なくとも前記正極側放熱板と前記端子台とをパイプリ
ベットを通して重ねた状態でこのパイプリベットの端部
をかしめることにより、前記正極側放熱板と前記端子台
との組付けを行うことを特徴とする車両用交流発電機。
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