JP2000253631A - 巻線装置 - Google Patents

巻線装置

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JP2000253631A
JP2000253631A JP11050170A JP5017099A JP2000253631A JP 2000253631 A JP2000253631 A JP 2000253631A JP 11050170 A JP11050170 A JP 11050170A JP 5017099 A JP5017099 A JP 5017099A JP 2000253631 A JP2000253631 A JP 2000253631A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻線された線材をステータのスロットに装着
してコイルを製造する巻線装置において、ステータ内の
装着部位に対応したコイル巻径の調整や、ステータ形状
やコイル仕様の変更への容易に対応でき、特性の優れた
コイルを製造しうるものを低コストで提供する。 【解決手段】 フライヤ11の中心軸上に配置された軸
部材10の下端側にガイド軸12を備え、このガイド軸
12に沿って移動可能な移動板13A,13Bに固定さ
れた巻枠ピン14A、15A、14B、15Bにより巻
枠を構成し、移動板13A,13Bをモータ16A,1
6Bにより移動させることにより、巻枠径を連続的に変
更可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻線された線材を
ステータのスロットに装着してコイルを製造する巻線装
置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】モータ用のコイルとして、モータ固定子
側鉄心(ステータ)に巻線された線材を収容して形成さ
れるものがある。このようなコイルを製造する巻線装置
としては、巻枠の回りに巻回された線材(コイル)をブ
レードに巻き落とし、このブレードに巻き落とされた線
材をステータののスロットに挿入するものが、例えば、
特開昭62−77038号公報や、実開昭62−182
058号公報に提案がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の巻線機には、以下に述べるような問題点がある。
【0004】すなわち、特開昭62−770038号公
報の巻線機は、巻枠の回りに巻回されたコイルを移動手
段によりブレードに導き、このコイルを固定子鉄心の所
定の装着部位に順次装着していくものであるが、この巻
線機では巻枠の径は一定であるため、コイルの径が固定
子鉄心の装着部位のサイズに必ずしも適合しない。この
ため、固定子鉄心に装着されたコイルの占積率が低下す
るとともに、完成したコイルの形が乱れてしまい、コイ
ルの成型がしづらいという問題点があった。
【0005】一方、実開昭62−182058号公報の
巻線機は、この問題点を考慮し、階段状の形状を持つ巻
枠を備え、この各段に巻線をすることにより、段階的に
巻径を変えられるようにしたものである。しかしなが
ら、この巻線機では、巻枠の形状が複雑になってしまう
とともに、コイルの巻径も巻枠に段階的に備えられたも
のしか選択できず、例えばステータの形状が変更された
場合などには対応することができない。
【0006】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、巻線された線材をステータのスロットに
装着してコイルを製造する巻線装置において、ステータ
内の装着部位に対応したコイル巻径の調整や、ステータ
形状やコイル仕様の変更への対応が容易に行え、特性の
優れたコイルを製造しうるものを低コストで提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、軸回り
に回転可能なフライヤと、このフライヤの線材繰り出し
部に隣接して配置されて線材繰り出し部から繰り出され
た線材が巻回される巻枠と、この巻枠に巻回された線材
が巻き落とされるブレードと、このブレードに巻き落と
された線材をステータに装着させる装着手段とを備えた
巻線装置において、前記巻枠の径を連続的に変化させる
巻枠径変更手段を備えた。
【0008】第2の発明では、前記巻枠は複数の支持部
材に固定された複数の巻枠ピンから構成されるととも
に、前記巻枠径変更手段は前記複数の支持部材を相対的
に移動させる手段である。
【0009】第3の発明では、前記複数の支持部材は一
対の移動板であり、前記フライヤの略中心軸上に軸部材
を回転不能に配置し、前記一対の移動板をこの軸部材の
両側に配置するとともに、前記巻枠径変更手段は、前記
軸部材に直交するガイド軸と、各移動板に対応して設け
られた一対のモータとを備え、これらのモータのボール
ねじを構成する出力軸をそれぞれ対応する移動板に連結
することにより各移動板を前記ガイド軸に沿って移動可
能とした。
【0010】第4の発明では、前記軸部材は中空部を備
え、前記軸部材の外周に前記フライヤと同期的に回転す
るスリップリングを備え、前記モータは前記スリップリ
ングおよび前記軸部材の中空部に配設された配線を介し
て電源と接続されるとともに、前記線材は前記スリップ
リング上下にを貫通する貫通路を通って前記フライヤの
線材繰り出し部に供給される。
【0011】
【発明の作用および効果】第1の発明によれば、巻枠径
変更手段により巻枠の径を連続的に変更することができ
るので、巻径(コイル径)をステータの装着部位に対応
するサイズに調整しつつ巻線し、ブレードに巻き落とす
ことができる。したがって、装着された線材はステータ
のスロットに適切にぴったり収容されるので、コイルの
占積率が向上し、良質なコイルを製造できる。また、ス
テータの上下に余分な線材が突出することがないので、
コイルエンド部の成型が容易になるとともに、コイルに
無駄な部分がない分、コイルの特性が向上する。また、
線材をステータに装着するときにはスムーズに装着する
ことができる。また、巻枠径の連続的な変更により、ス
テータ形状やコイル仕様の任意の変更に対しても、容易
に対応することができる。
【0012】第2の発明によれば、巻枠は、複数の支持
部材のそれぞれに巻枠ピンを固定して構成されるので、
簡素な構成で軽量コンパクトに構成できる。また、巻枠
径変更手段は、複数の支持部材を相対的に移動させる手
段とすればよく、支持部材を移動させるモータ等で低コ
ストで容易に構成できるとともに、巻枠径の管理は支持
部材の移動量に基づいて行いうる。さらに、巻枠形状の
設定は、巻枠ピン相互の配置を変えることにより、容易
に自由な変更を行い得る。
【0013】第3の発明によれば、巻枠径変更手段はガ
イド軸と一対のモータとからなるので、巻枠径変更手段
は低コストで構成できるとともに、巻枠径の調整はモー
タ制御により高精度に行いうる。
【0014】第4の発明によれば、モータへの電力供給
はスリップリングおよび軸部材中空部に設けられた配線
を介してなされるので、巻線装置の構成を複雑にするこ
とがないとともに、線材はスリップリングを上下に貫通
する貫通路を介して供給されるので、フライヤが回転し
た場合でも線材はモータへの配線と干渉することはな
い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について説明する。
【0016】図1、図2には、本実施の形態の巻線装置
の全体構成を示す。
【0017】図示されるように、巻線装置の基台1上方
に延設された支持フレーム2には、先端側を下方に向け
た筒型のフライヤ3が、軸受を介して回転自在に支持さ
れる。このフライヤ3は、プーリ5およびベルト6を介
して、駆動モータ4と連結され、軸回りで回転駆動され
るようになっている。なお、本実施の形態では、フライ
ヤ3の回転軸は垂直方向を向いているが、フライヤ3の
回転軸の方向は任意であり、例えば水平方向を向けても
よい。
【0018】線材7は、図示されない線材供給源から同
じく図示されないテンション装置を経て供給される。そ
して線材7は、支持フレーム2に固定された案内プーリ
8(あるいはセラミックノズル)を経て、フライヤ3に
形成された線材案内通路3bを通って案内され、フライ
ヤ3の線材繰り出し部3aから繰り出される。ここで、
線材繰り出し部3aは、フライヤ3の下端側に延設され
た部分であり、フライヤ3の回転軸(中心軸)から所定
距離だけ離れた位置に配置されている。線材繰り出し部
3aから繰り出された線材7の端部は、フライヤ3の下
方に配置された線材把持機構9により把持される。
【0019】フライヤ3の略中心軸上には、軸方向に移
動可能な軸部材10が、回転不能に配設される。この軸
部材10の下端側には巻枠機構11が支持され、線材繰
り出し部3aの側方に配設される。
【0020】巻枠機構11は、線材繰り出し部3aから
繰り出された線材7が巻き付けられる巻枠を構成するも
のである。
【0021】詳しく説明すると、巻枠機構11は、軸部
材10下端のフランジ部10aの両側に、一対の移動板
13A,13Bを備える。これらの移動板13A、13
Bは、このフランジ部10aを貫通して水平に固定され
たガイド軸12に移動自在に支持されるとともに、それ
ぞれボールねじを構成するモータ16A、16Bの出力
軸に連結されており、モータ16A、16Bの駆動によ
り移動して、互いの間隔を変更できるようになってい
る。
【0022】移動板13Aには巻枠ピン14A,15A
が、また移動板13Bには巻枠ピン14B、15Bが、
それぞれ並列に下方に垂下された状態で固定される。こ
れにより、巻枠ピン14A、15A、14B、15B
は、四角形の4つの頂点上に位置するように配置され
る。線材繰り出し部3aから繰り出された線材7は、こ
れら4本の巻枠ピン14A、15A、14B、15Bの
形作る四角形の巻枠外側に巻回される。
【0023】この場合、前述したように移動板13Aと
13Bの間隔を変更することができるので、巻枠ピン1
4A、15A、14B、15Bの形作る四角形の大き
さ、すなわち巻枠の径は連続的に変更することができ
る。そして、この巻枠径の調整は、移動板13Aと13
Bの移動量に基づいて、モータ16A、16Bの制御に
より行いうるので、容易に高精度なものとできる。
【0024】軸部材10の上端側は、軸受を介して昇降
板17に回転自在に支持される。この昇降板17は、駆
動モータ18の駆動により、支持フレーム2に鉛直方向
に延びて備えられたガイド軸19A、19Bに沿って昇
降可能となっている。これにより、軸部材7はフライヤ
3に対して上下に移動し、巻枠機構10の巻枠ピン14
A、15A、14B、15Bが線材繰り出し部3aに相
対する位置、すなわち巻枠ピン14A、15A、14
B、15Bに巻線がなされる位置を変更していくことが
できるようになっている。
【0025】基台1上には、フライヤ3の下方に位置す
るように、ブレード機構20が配置される。このブレー
ド機構20は、支持台21上に回転自在に支持された環
状の基部22と、この基部22に沿って立設されるブレ
ード23とを備える。ここで、ブレード23は、後述す
るステータ34の形状(磁極数、層数)に応じて決まる
本数の複数の針を所定間隔で並べて構成されたものであ
る。巻枠機構11に巻線された線材7は、順次、このブ
レード23の上に巻き落とされる。
【0026】このブレード機構20の基部22は、ベル
ト24およびプーリ25を介してモータ26と連結され
て回転駆動される。これにより、ブレード23の回転角
度を変更することができ、巻枠機構11から線材7が巻
き落とされる位置(巻き落とし位置)を、順次変更して
いくことができるようになっている。
【0027】ブレード機構20の支持台21は、レール
27に沿って移動可能となっており、ブレード23への
線材7の巻き落としがなされた後には、図示されない駆
動機構に駆動されて、コイル挿入子31の上方かつステ
ータ支持部32の下方に移動する。
【0028】コイル挿入子31は、ブレード23の針の
間に対応する位置で側方に延び出す複数の突起部31a
を備えるとともに、昇降アクチュエータ33の駆動によ
り昇降可能となっている。これにより、上方に配置され
た基部22の環状穴の間からせり上がると、ブレード2
3の針の間から覗く突起部31aが、ブレード23に巻
き落とされている線材7を押し上げ、ステータ支持部3
2に支持されたステータ34内部に押し込めることがで
きるようになっている。
【0029】また、ステータ34は、歯車状の内周面を
持つ環状の部材であり、各歯車の間に形成されたスロッ
ト35に、巻線された線材7(コイル)が装着されるよ
うになっている(図11参照)。
【0030】なお、本実施の形態には示さないが、ステ
ータ34にコイルを装着する際、線材7をスロット35
内に完全に押し込めるように、スロット35内に収容さ
れた線材7を押す押圧部材を備え、コイルの成型をする
ようにしてもよい。
【0031】また、上述のように本実施の形態では、コ
イルをステータ34に収容するのにコイル挿入子31に
より押し上げるようにしたが、本発明はこのような形態
に限られるものではなく、例えばフック部材を備えて、
このフック部材によりコイルを引き上げてステータ34
内に収容するようにしてもよい。
【0032】図3には、巻枠機構11のモータ16A、
16Bへの電気配線を詳細に示す。
【0033】図示されるように、昇降板17には、スリ
ップリング40が軸受を介して回転自在に取り付けら
れ、軸部材10の回りに配設される。
【0034】このスリップリング40は、図4に示すよ
うな環状の部材で、外周面に沿って配設された外周側導
通リング41と、内周面に沿って配設された内周側導通
リング42とを備えている。これら外周側導通リング4
1と内周側導通リング42は、接続導体43を介して電
気的に接続されている。また、外周側導通リング41
は、外周において外周側ブラシ44が摺動自在に接触
し、この外周側ブラシ44から延び出す配線45を介し
て図示されない電源に接続される。一方、内周側導通リ
ング42は、内周面に接触する内周側ブラシ46を介し
て、配線47に接続される。この配線47は、軸部材1
0の中空部10bを通ってモータ16A、16Bに接続
される。このような構成により、巻線装置の構成を複雑
化することなく、電源からモータ16A、16Bに電力
が供給されるようになっている。
【0035】また、このスリップリング40は、回転軸
51に配設されたプーリ52、53とベルト54、55
を介してフライヤ3と連結され、フライヤ3と同期して
回転する。この場合、線材7はスリップリング40を上
下に貫通する貫通路48を通って導かれるので、スリッ
プリング40が回転した場合に、軸部材10の回りを公
転するので、線材7は配線47とは干渉することはな
い。
【0036】つぎに、図5〜図12にしたがって、本実
施の形態の巻線装置による巻線手順について説明する。
【0037】図5に示すように、フライヤ3の線材繰り
出し部3aから繰り出された線材7は、端部を線材把持
機構9により把持される。この状態で、巻枠機構11の
巻枠ピン14A、15A、14B、15Bにより形作ら
れる巻枠の径は、ステータ34の形状に応じて、所定の
径に設定し、フライヤ3を回転させることにより、巻枠
機構11の巻枠ピン14A、15A、14B、15Bの
回りに巻回する。この場合、昇降板17の昇降により、
線材繰り出し部3aに相対する巻枠ピン14A、15
A、14B、15Bの位置をずらしていくことにより、
巻枠ピン14A、15A、14B、15Bの所定位置
に、順次整列巻がなされていく。
【0038】このようにして所定の一束のコイル巻線
(所定巻数の巻線)が終了すると、図6に示すように、
モータ16A、16Bの駆動で移動板13A、13Bの
間隔を狭めることにより、巻枠ピン14A、15A、1
4B、15Bの回りから線材7を滑り落とし、ブレード
23の所定位置に線材7を巻き落とす。
【0039】続いて、移動板13A、13Bの移動によ
り巻枠機構11の巻枠径を、ステータ34の形状によっ
て決まる適切な大きさまで順次小さくしていきながら、
同様の手順で巻線を行い、巻枠機構11に巻線された線
材7を順次ブレード23に巻き落としていく。これによ
り、ブレード23には、上層に行くほど巻径が小さくな
るように、巻線された線材7が複数層(本実施の形態で
は3層)積層された状態となる。詳しくは、最下層のコ
イルはブレード23の5本の針に跨って掛け回される大
径のコイルとなり、中間層のコイルは3本の針に跨って
掛け回される中径のコイルとなり、最下層のコイルは1
本の針に掛け回される小径のコイルとなる。
【0040】なお、このように本実施の形態では巻枠径
の変更をコイル各層の巻線毎に行うようにしているが、
本発明はこのような形態に限られるものではなく、例え
ば、巻枠径の変更をコイル各層の巻線の途中で行い、コ
イル各層内でコイル径を細かく変えるような形態を採る
こともできる。
【0041】このようにしてブレード23の所定位置へ
巻き落とされるべき線材の巻線および巻き落としが終了
したら、図8に示すようにブレード機構20の基部22
を所定角度(例えば90度)回転させ、ブレード23の
新たな巻き落とし位置を巻枠機構11の下方に配置す
る。この状態で、上記と同様の手順で巻線、巻き落とし
および巻径の変更を順次行っていくことにより、ブレー
ド23の新たな巻き落とし位置に線材7を積層状態で巻
き落としていく。
【0042】このような手順の繰り返しにより、図9に
示すようにブレード23の全周に渡って線材7が巻き落
とされたら、ブレード機構20をコイル挿入子31の上
方かつステータ支持部32の下方に移動する。この状態
で、コイル挿入子31を基部22の環状穴の間からせり
上がらせる。
【0043】これにより、図10、図11に示すよう
に、ブレード23に巻き落とされていた線材7が、コイ
ル挿入子31によりブレード23から押し上げられ、ス
テータ支持部32に支持されたステータ34内部に押し
込められていく。
【0044】この場合、ブレード23に巻き落とされて
いる線材7の各層の径は、上述したように、ステータ3
4の装着部に正しく対応した大きさに調整されているの
で、ステータ34の各スロット35にスムーズにされて
行く。具体的に説明すると、例えば図12に示すよう
に、ステータ34に巻線された線材7(コイル)を装着
する場合、コイルの第1層(最上層)7aは隣り合うス
ロット35a、35bに挿入され、コイルの第2層(中
間層)7bはスロット35a、35bの両側のスロット
35c、35dに挿入され、コイルの第3層(最下層)
7cはスロット35c、35dの両側のスロット35
e、35fに挿入されるが、コイルの各層7a、7b、
7cは予めスロット35aと35b、35cと35d,
35eと35fの間隔に相当する径に巻線されており、
ステータ34への線材7の装着は極めてスムーズに行わ
れる。
【0045】また、装着されたコイルの各層7a、7
b、7cは重なり合うことがないので、完成したコイル
の占積率が向上する。また、コイルの各層7a、7b、
7cはステータ34のスロット35にぴったり装着さ
れ、余分な線材7がステータ34の上下に突出すること
がないので、コイルエンド部の成型が容易になるととも
に、コイルに無駄な部分がなくなり、コイル特性(完成
したコイルを用いたモータの特性)が向上する。
【0046】このようにしてステータ34への線材7の
装着が終了したら、コイル挿入子31を下降させて、巻
線作業が終了する。
【0047】以上のように、本発明の巻線装置によれ
ば、巻枠機構11の巻枠径を連続的に調整することがで
きるので、ステータ34の形状に合わせてコイルの巻径
を適切に変更していくことができるので、ブレード23
に巻き落とされたコイルはステータ34内に無駄なくス
ムーズに挿入され、占積率の大きな良質なコイルを製造
できる。
【0048】また、コイルの巻径は巻線機構11の巻枠
径の変更により連続的に自由に変更できるので、ステー
タ34の形状の変更やコイルの仕様変更に容易に対応す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す巻線装置の斜視図で
ある。
【図2】同じく断面図である。
【図3】同じく一部断面図である。
【図4】同じくスリップリングを示す斜視図である。
【図5】同じく巻線手順を示す説明図である。
【図6】同じく巻線手順を示す説明図である。
【図7】同じく巻線手順を示す説明図である。
【図8】同じく巻線手順を示す説明図である。
【図9】同じく巻線手順を示す説明図である。
【図10】同じく巻線手順を示す説明図である。
【図11】同じく巻線手順を示す説明図である。
【図12】同じく巻線手順を示す説明図である。
【符号の説明】
3 フライヤ 7 線材 10 軸部材 11 巻枠機構 12 案内軸 13A、13B 移動板 14A、14B 巻枠ピン 15A、15B 巻枠ピン 16A、16B モータ 20 ブレード機構 21 支持台 22 基部 23 ブレード 26 モータ 27 レール 31 コイル挿入子 34 ステータ 35 スロット 40 スリップリング 47 配線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸回りに回転可能なフライヤと、 このフライヤの線材繰り出し部に隣接して配置されて線
    材繰り出し部から繰り出された線材が巻回される巻枠
    と、 この巻枠に巻回された線材が巻き落とされるブレード
    と、 このブレードに巻き落とされた線材をステータに装着さ
    せる装着手段と、 を備えた巻線装置において、 前記巻枠の径を連続的に変化させる巻枠径変更手段を備
    えたことを特徴とする巻線装置。
  2. 【請求項2】前記巻枠は複数の支持部材に固定された複
    数の巻枠ピンから構成されるとともに、前記巻枠径変更
    手段は前記複数の支持部材を相対的に移動させる手段で
    あることを特徴とする請求項1に記載の巻線装置。
  3. 【請求項3】前記複数の支持部材は一対の移動板であ
    り、前記フライヤの略中心軸上に軸部材を回転不能に配
    置し、前記一対の移動板をこの軸部材の両側に配置する
    とともに、前記巻枠径変更手段は、前記軸部材に直交す
    るガイド軸と、各移動板に対応して設けられた一対のモ
    ータとを備え、これらのモータのボールねじを構成する
    出力軸をそれぞれ対応する移動板に連結することにより
    各移動板を前記ガイド軸に沿って移動可能としたことを
    特徴とする請求項2に記載の巻線装置。
  4. 【請求項4】前記軸部材は中空部を備え、前記軸部材の
    外周に前記フライヤと同期的に回転するスリップリング
    を備え、前記モータは前記スリップリングおよび前記軸
    部材の中空部に配設された配線を介して電源と接続され
    るとともに、前記線材は前記スリップリング上下にを貫
    通する貫通路を通って前記フライヤの線材繰り出し部に
    供給されることを特徴とする請求項3に記載の巻線装
    置。
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