JP2000253731A - コンバイン等の刈取変速装置 - Google Patents

コンバイン等の刈取変速装置

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JP2000253731A
JP2000253731A JP11061830A JP6183099A JP2000253731A JP 2000253731 A JP2000253731 A JP 2000253731A JP 11061830 A JP11061830 A JP 11061830A JP 6183099 A JP6183099 A JP 6183099A JP 2000253731 A JP2000253731 A JP 2000253731A
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speed
mode
raising
vehicle speed
vehicle
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JP11061830A
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English (en)
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Kiyoshi Iiizumi
清 飯泉
Hiroshi Nishizaki
西崎  宏
Fumio Yoshimura
文夫 吉邨
Shingo Takagi
高木  真吾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンバインの刈取作業時に、引起し速度を標準
モードから倒伏モードへ切り替えると共に、車速を中速
から低速へ変速したときは、この変速に伴って引起し速
度が遅くなり引起し性能が低下する。 【解決手段】走行用変速装置1から刈取装置2の引起部
3へ動力を伝達する経路に車速の遅速に応じて引起し速
度を変速させる無段変速装置4と、未刈穀稈の立毛姿勢
に応じて標準モードS及び倒伏モードD等複数の引起し
速度を設定するモード切替手段5とを設けると共に、作
業時に中速M及び低速L等2段以上の車速の設定を行う
ものにおいて、該倒伏モードDへの切り替え時に車速に
対する引起し速度の比率が、該中速M時よりも低速L時
の方が大となるよう制御を行うことを特徴とするコンバ
イン等の刈取変速装置の構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンバイン等の
刈取変速装置に関し、未刈穀稈の条件に応じて複数の引
起し速度に変速を可能にすると共に、この引起し速度を
車速の検出値に対して変速させるもの等の分野に属す
る。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】コン
バイン等の刈取作業時に、車速に対し刈取装置の引起部
の速度を無段変速装置によりシンクロ変速させるものに
おいて、従来では、未刈穀稈の立毛姿勢に応じて標準モ
ード及び倒伏モード等を設定し、この倒伏モードにおけ
る引起し速度を車速に応じて各々標準モードより高速と
して、倒伏状態の穀稈に対する引起し性能を確保するよ
うにしていた。
【0003】しかし、この倒伏モードにより倒伏穀稈を
引起す際に、車速を中速から低速に変速したときは、引
起し速度もこれに伴って遅くなるため、倒伏穀稈を拾い
上げる引起し作用が的確に行えないという不具合があっ
た。そこでこの発明は、コンバインの刈取作業時に、引
起し速度を標準モードから倒伏モードへ切り替えたとき
は、車速に対する引起し速度の比率を、車速が中速のと
きより低速のときを大とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、走行用変速
装置1から刈取装置2の引起部3へ動力を伝達する経路
に車速の遅速に応じて引起し速度を変速させる無段変速
装置4と、未刈穀稈の立毛姿勢に応じて標準モードS及
び倒伏モードD等複数の引起し速度を設定するモード切
替手段5とを設けると共に、作業時に中速M及び低速L
等2段以上の車速の設定を行うものにおいて、該倒伏モ
ードDへの切り替え時に車速に対する引起し速度の比率
が、該中速M時よりも低速L時の方が大となるよう制御
を行うことを特徴とするコンバイン等の刈取変速装置の
構成とする。
【0005】
【作用】上記の構成により、コンバイン等の刈取作業時
に、引起部3の引起し速度を車速の検出値によって、例
えば、ベルト式の無段変速装置4によりシンクロ変速さ
せると共に、引起しモードを、未刈穀稈の立毛姿勢とし
て倒伏状態が小さいときは標準モードSとして普通の引
起し速度に、倒伏状態が大きいときは倒伏モードDとし
て標準モードSより速い引起し速度に設定しているが、
この倒伏モードDにおいて、車速を走行用変速装置1に
より中速Mから低速Lに変速したときは引起し速度も遅
くなって引起し性能が低下するため、中速M時よりも低
速L時における車速に対する引起し速度の比率を大きく
することにより、車速が低速Lとなっても引起し速度は
余り低下することがないから、引起し性能を良好に保持
させることができる。
【0006】なお、引起しモードとしては標準モードS
及び倒伏モードD以外にも設定可能であり、車速として
も中速M及び低速L以外にも設定可能である。
【0007】
【発明の効果】上記作用の如く、引起部3の引起し速度
を車速に対し無段変速装置4によりシンクロ変速させる
と共に、引起しモードを未刈穀稈の立毛姿勢により標準
モードSと倒伏モードDに設定するものにおいて、この
引起しモードを倒伏モードDに切り替えているときに車
速を低速Lに変速したときは、中速Mに変速したときよ
りも車速に対する引起し速度の比率を大きくすることに
より、車速が低速Lとなっても引起し速度が余り低下す
ることがないから、従来の如く、引起し速度が遅くなっ
て引起し性能が低下し、倒伏穀稈に対する引起し作用が
充分に行えないという不具合もなく、引起し性能を良好
に保持して引起し作用を的確に行わせることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施例を図面
に基づいて説明する。図16はコンバインの全体構成を
示すもので、車台6の下部側に土壌面を走行する左右一
対の走行クローラ7を有する走行装置8を配設すると共
に、車台6上にはフィードチェン9に挟持搬送して供給
される穀稈の脱穀を行い、この脱穀された穀粒を選別回
収して一時貯留するグレンタンク10と、この貯留した
穀粒を機外へ排出する排穀オーガ11とを備えた脱穀装
置12を載置構成している。
【0009】なお、該フィードチェン9の奥側に隣接し
て、供給穀稈が極短稈のときは供給入口部のみ挟持し、
以後は解放する脱穀短稈チェン9aを配置させる。該脱
穀装置12の前方に、前端側から未刈穀稈を分草する分
草体13と、分草された穀稈を引き起こす引起部3と、
引き起こされた穀稈を刈り取る刈刃部14と、この刈り
取られた穀稈を掻き込むと共に搬送途上において扱深さ
を調節する搬送調節部15と、この搬送調節部15から
穀稈を引き継いで該フィードチェン9又は脱穀短稈チェ
ン9aへ受け渡しする搬送供給部16とを有する刈取装
置2を、油圧駆動による刈取昇降シリンダ17により土
壌面に対して昇降自在に該車台6の前端部へ懸架構成し
ている。
【0010】該刈取装置2の一側にコンバインの操作制
御を行う操作装置18と、この操作のための操作席19
を設け、この操作席19の後方側に前記グレンタンク1
0を配置し、その下方側にエンジン20を搭載すると共
に、操作装置18と操作席19とを覆うキャビン21を
設けて構成させる。これら刈取装置2,走行装置8,脱
穀装置12,操作装置18,エンジン20,キャビン2
1等によってコンバインの車体22を構成している。
【0011】図7,図8,図9に示す如く、該刈取装置
2は、前記車台6の前端部に装架した刈取架台23のメ
タル部に、刈取入力ケース24を回動自在に支承して設
け、この入力ケース24に、刈取入力プ−リ25を一端
部に軸止した刈取入力軸26を内装軸支すると共に、刈
取入力ケース24から下方側に向けパイプ状の刈取主フ
レーム27を延長接合し、刈取入力軸26と、該主フレ
ーム27に内装した刈取主軸28とをべベルギヤを介し
て連動連結して構成させる。
【0012】該刈取主フレーム27と、刈取装置2の下
部にその全幅に亘って設けた下部横伝動ケ−ス29とを
接合し、該刈取主軸28と、下部横伝動ケ−ス29に内
装した下部横軸30とをべベルギヤを介して連動連結す
ると共に、下部横伝動ケ−ス29の左端部近傍から前方
斜上方へ向けて中間縦フレーム31を延設し、下部横軸
30と、中間縦フレーム31に内装した中間縦軸32と
をべベルギヤを介して連動連結して構成させる。
【0013】該中間縦フレーム31と、刈取装置2の上
部にその全幅に亘って設けた上部横伝動ケ−ス33とを
変速ケース34を介して接合し、この変速ケース34
に、引起し速度を標準モードSと倒伏モードDの2段に
切り替える変速ギヤを内装したモード切替装置35を形
成して構成させる。該モード切替装置35の前段に、引
起し速度を車速の検出値によってシンクロ変速させるベ
ルト式無段変速装置4を配置し、該中間縦軸32から各
々べベルギヤを介して上部横伝動ケ−ス33に内装した
上部横軸36の左端部に連動連結すると共に、引起し速
度を検出する引起し速センサ4aを配置して構成させ
る。
【0014】該上部横伝動ケ−ス33に接合した、中央
の1条と左右側の各2条による5条列の未刈穀稈を引き
起す前記引起部3に対応する5本の引起駆動ケ−ス37
を下方へ向け突設し、該上部横軸36と、引起駆動ケ−
ス37に内装した各引起駆動軸38とを各々べベルギヤ
を介して連動連結すると共に、各引起駆動軸38と、引
起ラグ39aを取り付けた引起チェン39bを駆動する
引起スプロケット39を軸止した引起軸40とをべベル
ギヤを介して各々連動連結して構成させる。
【0015】前記各分草体13の後方側に刈り取った穀
稈の株元側を掻き込む左一対・中・右一対の各掻込ラグ
ベルト41と、この各掻込ラグベルト41により掻き込
んだ穀稈を、更に掻き込む各掻込スターホイル42
(a,b,c)を配設し、この各掻込スターホイル42
から逆八字状に配設した左・中・右の各株元搬送チェン
43(a,b,c)を経て、その合流部から搬送穀稈の
扱深さを深・浅に調節する扱深さ調節チェン44に引き
継ぎ連動連結して構成させる。
【0016】該扱深さ調節チェン44を、その前端部を
支点として扱深さ調節モータ45の駆動により上下揺動
可能に配設すると共に、該各株元搬送チェン43(a,
b,c)及び扱深さ調節チェン44の上方側に、穀稈の
株元側に対応して各々その穂先側を搬送させる左・中・
右の各穂先搬送ラグ46(a,b,c)を配設して前記
搬送調節部15を構成させる。
【0017】該扱深さ調節チェン44から引き継いで前
記脱穀装置12へ供給する穀稈を、その稈長に応じ通常
では標準状態としてフィードチェン9側へ、また畦際刈
り等においては極短稈状態として脱穀短稈チェン9a側
へ、供給調節モータ47の駆動により各々供給位置を変
更する搬送供給チェン48を、前記刈取入力軸26にべ
ベルギヤを介して連動連結する供給駆動軸49を中心と
して、略三角形状に配設して前記搬送供給部16を構成
させる。
【0018】未刈穀稈を刈り取る刈刃部14を、前記各
掻込スターホイル42の下方側で各分草体13を支持す
る分草杆13aを固着した下部フレーム50に、刈取装
置2の全幅に亘り左右に分割して配設し、該下部フレー
ム50を前記下部横伝動ケース29に接合すると共に、
左右の刈刃部14を前記下部横軸30の両端部へ各々軸
止した左右のクランク機構により左右往復動可能に構成
させる。
【0019】図10に示す如く、前記右穂先搬送ラグ4
6cの後部側位置において、搬送穀稈の稈長による扱深
さ位置を穂先側検出杆51a及び株元側検出杆51bの
ON・OFFによって検出する扱深さ検出センサ51
と、前記扱深さ調節チェン44の扱深さ調節位置を扱深
さ調節モータ45に設けたポテンショメータ等の回動角
度により検出する扱深さ位置センサ52とを各々配置し
て構成させる。
【0020】該刈取装置2の昇降位置を、前記刈取架台
23のメタル部近傍位置においてポテンショメータ等の
回動角度により検出する刈高さセンサ53と、前記引起
部3の上部位置近傍において刈取り穀稈の稈長の長・短
をON・OFF検出する稈長センサ54とを各々配置し
て構成させる。前記搬送調節部15の左右の掻込ラグベ
ルト41の各前端位置近傍において搬送穀稈の有無をO
N・OFF検出する左右の穀稈センサ前55と、前記搬
送供給チェン48の前端部位置近傍において搬送穀稈の
有無をON・OFF検出する穀稈センサ後56とを各々
配置して構成させる。
【0021】該刈取装置2の引起部3の速度を、未刈穀
稈の立毛姿勢に応じてモード切替装置35により標準モ
ードS又は倒伏モードDに切り替えるモード切替手段と
してのモード切替スイッチ5と、該脱穀装置12へ供給
する搬送穀稈の扱深さ制御を入・切する扱深さ制御スイ
ッチ57と、畦際刈り時に極短稈を稈長センサ54によ
って検出したときは扱深さ調節チェン44を自動的に深
扱ぎ側へ調節すると共に、搬送供給チェン48を脱穀短
稈チェン9a側にスライド調節する畦際制御スイッチ5
8とを各々配置して構成させる。
【0022】図11に示す如く、CPUを主体的に配し
て自動回路の演算制御を行わせるコントローラ59を設
け、このコントローラ59の入力側へ、入力インタフェ
ース59aを介して前記引起し速センサ4a,扱深さ検
出センサ51,扱深さ位置センサ52,刈高さセンサ5
3,稈長センサ54,左右の穀稈センサ前55,穀稈セ
ンサ後56,モード切替スイッチ5,扱深さ制御スイッ
チ57,畦際制御スイッチ58等を各々接続して構成さ
せる。
【0023】該コントローラ59の出力側へ、出力イン
タフェース59bを介して前記扱深さ調節モータ45を
深扱ぎ側へ駆動させる深扱ぎ調節リレー60a及び浅扱
ぎ側へ駆動させる浅扱ぎ調節リレー60bと、前記供給
調節モータ47を脱穀短稈チェン9a側へ駆動させる供
給調節リレー61とを各々接続して構成させる。図12
に示す如く、走行用変速装置としての走行ミッションケ
ース1のギヤ伝動機構として、第1軸としての入力軸6
2に、車速を切り替える低速駆動ギヤ63と中速駆動ギ
ヤ64を各々軸回転させ、この両駆動ギヤ63,64と
各々常時噛合する低速ギヤ65と中速ギヤ66を、第2
軸としての変速軸67に各々軸遊転させると共に、その
中間位置に、該両ギヤ65,66を切り替え噛合接続さ
せる軸回転の爪クラッチ68を左右摺動可能に配置して
副変速を構成させる。
【0024】該変速軸67に軸回転する変速伝動ギヤ6
9と噛合連動する二連の変速中間ギヤ70を、第3軸と
しての変速中間軸71に軸回転し、変速中間ギヤ70と
噛合連動する二連の操向センタギヤ72を、第4A軸と
しての操向軸73に軸回転して構成させる。該操向軸7
3に軸回転する操向センタギヤ72の両側に左右の操向
ギヤ74を軸遊転し、この左右の操向ギヤ74の各外側
面に接して、バネと油圧等の加圧力により入り作用させ
る左右の操向クラッチ75と、この操向クラッチ75の
切りによって制動力を作用させる左右の走行ブレーキ7
6とを各々連接軸止し、これらの作用により左右側への
ブレーキ旋回を行わせる構成とする。
【0025】前記二連の変速中間ギヤ70の片方の小径
ギヤ70aと噛み合うマイルド旋回ギヤ77と、該二連
の操向センタギヤ72の片方の小径ギヤ72aと噛み合
うスピン旋回ギヤ78とを、第4B軸としての旋回切替
軸79の左右側に各々軸遊転させると共に、このマイル
ド旋回ギヤ77とスピン旋回ギヤ78との間に、この両
ギヤ77,78を切り替えて各々軸回転させる外周にギ
ヤを設けたクラッチとしての旋回切替ギヤ80を、左右
摺動により各々噛合接続可能に構成させる。
【0026】該旋回切替ギヤ80の外周ギヤと噛合連動
する旋回センタギヤ81を、第5軸としての旋回軸82
に軸回転させると共に、旋回センタギヤ81の左右側面
に接して、前記左右の操向ギヤ74と各々噛合連動する
左右の二連の操向従動ギヤ83を軸遊転し、この左右の
操向従動ギヤ83の各外側面に接して、該ギヤ83を油
圧等の作用により軸回転させる左右の旋回クラッチ84
を連接軸止し、これらの作用により左右側へのマイルド
旋回及びスピン旋回を行わせる構成とする。
【0027】該左右の二連の操向従動ギヤ83の片方の
各小径ギヤ83aと各々噛合連動する左右の減速ギヤ大
85を、左右両側に設ける第6軸としての左右の減速軸
86の一端部に各々軸止すると共に、その他端部に左右
の減速ギヤ小87を各々軸止して設け、この減速ギヤ小
87と各々噛合連動する左右の車軸ギヤ88を、第7軸
としての左右の車軸89の一端部に各々軸止すると共
に、その他端部に各々軸止した左右の駆動輪90により
走行クローラ7を駆動させる構成とする。
【0028】前記操作装置18の一側に、車体22の前
・後進の切り替えと車速の変速を行うと共に、把手部に
前記モード切替スイッチ5を設けた主変速レバー91
と、副変速の切り替えを行う副変速レバー92と、左右
の舵取り操向と旋回を制御するパワステレバー93とを
各々配置し、前記ミッションケース1の外壁に、変速軸
67の一端部と係合して車速を検出する車速センサ94
を装着すると共に、この車速センサ94を前記コントロ
ーラ59の入力側へ接続して構成させる。
【0029】分草体13を土壌面に近接させ、走行装置
8によって車体22を前進させ刈取装置2により未刈穀
稈の刈り取りを行うが、この刈り取り時に中央の1条と
左右側の各2条の穀稈5条列を左・中・右の各引起部3
により引き起し作用を行うと同時に、左・中・右の各掻
込ラグベルト41によって株元側を掻き込み、この掻き
込まれた株元側を各掻込スターホイル42によって挟持
すると同時に刈刃部14によって刈り取りを行う。
【0030】この刈り取られた穀稈の株元側を、左・中
・右の各株元集送部の株元搬送チェン43により集送合
流させ、この合流部から扱深さ調節チェン44を経て搬
送供給チェン48へ引き継いで、扱深さの調節を行いな
がら脱穀装置12へ搬送供給させると共に、穂先側を左
・中・右の各穂先集送部の穂先搬送ラグ46により集送
して右穂先搬送ラグ46cの中間位置に合流させ、この
合流部から更に右穂先搬送ラグ46cによって脱穀装置
12へ搬送供給させる。
【0031】この穀稈が脱穀装置12へ搬送供給される
とき、先ず搬送調節部15における扱深さ検出センサ5
1の検出値によって、穀稈の稈長に応じ扱深さ調節モー
タ45を駆動して扱深さ調節チェン44を適正扱深さに
調節を行わせるが、更に、稈長センサ54により極短稈
が検出されたときは、搬送供給部16において供給調節
モータ47を駆動して、搬送供給チェン48を脱穀短稈
チェン9a側へスライド調節させる。
【0032】このような刈取装置2における刈取作用時
に、車速センサ94により車速を検出して車速に対する
引起し速度を無段変速装置4によりシンクロ変速させる
と共に、モード切替スイッチ5により標準モードSから
倒伏モードDへの切り替えを行う。この倒伏モードDに
おいて、図1の線図に示す如く、車速が低速Lのときの
引起し速度/車速の比率を、中速Mのときの引起し速度
/車速の比率より大とすることにより、車速が中速Mか
ら低速Lとなっても引起し速度は余り低下しないから、
引起し性能を良好に保持して引起し作用を的確に行わせ
ることができる。
【0033】なお、引起しモードが標準モードS及び倒
伏モードDの何れのときも、車速が中速M及び低速Lに
おいて、引起し速度を高速側において一定の上限ライン
Zを設けて規制することにより、騒音や脱粒ロスを改善
することができる。また、前記の如く、車速を検出する
車速センサ94と引起し速度を検出する引起し速センサ
4aを有し、車速の検出値に応じて無段変速装置4によ
り無段変速する引起し速度を、標準モードS及び倒伏モ
ードDの2段に切り替え設定すると共に、車速の変速を
低速L,中速M,高速Hの複数段に設定するものにおい
て、図2の線図に示す如く、車速の段数に拘らず標準モ
ードSと倒伏モードDを各々2系統のプログラムとし、
無段変速装置4の機械的制限により各変速ラインを達成
させるよう制御を行わせる。
【0034】このように、標準モードSと倒伏モードD
の各プログラムが2系統の単純なものであるから、車速
の変速毎にプログラムを切り替える必要がなく不具合を
少なくすることができると共に、車速の変速を識別する
センサ等を用いずとも、対応する引起し速度を選択する
ことができるから、信頼性が向上する。また、前記の如
く、車速を検出する車速センサ94と引起し速度を検出
する引起し速センサ4aを有し、車速の検出値に応じて
無段変速装置4により無段変速する引起し速度を、複数
の引起しモードに設定すると共に、車速の変速を少なく
とも中速M,高速Hの複数段に設定するものにおいて、
図3の線図に示す如く、中速Mの設定上の上限速に対応
する引起し速度を、中速Mの上限速が所定量αを越えた
ラインまでは引起し速度をシンクロ増速させ、それ以上
の車速に対しては引起し速度を一定のレベルに保持させ
るよう制御を行わせる。
【0035】このように、車速の設定上限速プラスαを
考慮して引起し速度の制御ラインを決めることにより、
従来から、エンジンでは定格値より上方に余裕をもたせ
ているものが多く、この定格値(設定上限速)より上方
を考慮していないときに、例えば、中速Mの定格値を越
える車速において引起し速度が暴走するような現象を防
止できるから、安定した刈取作業が可能になると共に、
振動,騒音,耐久性の面から有利となる。(所定量α
は、例えば10パーセント程度とする) また、前記の如く、車速を検出する車速センサ94と引
起し速度を検出する引起し速センサ4aを有し、車速の
検出値に応じて無段変速装置4により無段変速する引起
し速度を、複数の引起しモードに設定すると共に、車速
を低速L,中速M等の複数段に設定し、図4に示す如
く、各変速段を検出する変速スイッチ95を有するもの
において、該図1の線図に示す如く、該引起しモードと
変速段の組合せに応じて、車速が低速Lのとき程引起し
速度/車速の比率を大とするプログラムラインに変更さ
せるよう制御を行わせる。
【0036】このように、車速の低速L,中速Mを的確
に検出し、この検出に応じた制御ラインを実行可能であ
るため、機械的に規制を行う方式に比べ、機械部が故障
しても暴走等が起こり難く、安定した引起し速度を得る
ことができる。また、刈取装置2において、前記搬送調
節部15における左右の掻込スターホイル42a,42
cから逆八字状に配設した左右の株元搬送チェン43
a,43cの合流下部に、扱深さ調節チェン44の始端
部を設けると共にその終端部を、前記搬送供給部16に
おける搬送供給チェン48の下部に配置しているが、こ
の扱深さ調節チェン44を、図5に示す如く、背面視に
おいて、該左右の株元搬送チェン43a,43cと搬送
供給チェン48とによって各々形成される角度θ1及び
θ2の位置に配置して構成させる。
【0037】このような構成により、刈取装置2を搬送
される穀稈を、該株元搬送チェン43から扱深さ調節チ
ェン44へ引き継ぐことによってやや傾斜させ、更に扱
深さ調節チェン44から搬送供給チェン48へ引き継ぐ
ことによって深く傾斜させる形態とすることにより、穀
稈の引き継ぎ変更を利用して徐々に姿勢を傾斜させて該
脱穀装置12のフィードチェン9への受け渡しが可能と
なるから、無理がなく乱れの少ない穀稈搬送を行うこと
ができる。
【0038】また、刈取装置2において、図6に示す如
く、前記刈取架台23の刈取入力ケース24に軸支した
刈取入力軸26に軸止する刈取入力プーリ25と、前記
走行ミッションケース1の入力軸62に軸止する刈取駆
動プーリ96との間に、刈取ベルト97をクラッチ用テ
ンションプーリ98により入・切自在に設け、刈取装置
2の昇降作用に応じて自動的に該プーリ98を切・入作
用可能とする。
【0039】該刈取駆動プーリ96の外周にベルトスト
ッパ99を設けると共に、該刈取架台23の側面部に、
該クラッチ用テンションプーリ98の切り時に刈取ベル
ト97を保持するベルト保持部材100を配設する。こ
のように、該クラッチ用テンションプーリ98の切り時
に、刈取ベルト97を簡単なベルト保持部材100によ
って保持することにより、従来の如く、刈取入力プーリ
25側に刈取ベルト97を規制する部材がないための付
き回りを防止することができる。なお、別の手段とし
て、刈取入力プーリ25側にプーリ外周を囲むベルトス
トッパを設けてもよいが、この場合には形状が大きくな
り精度的にもコスト的にも不利となる。
【0040】また、前記走行装置8における車体水平制
御としてのピッチング及びローリング制御と、車体22
を上昇させる昇降制御の構成を左右対称につき片側につ
いてのみ説明する。図13に示す如く、前記車台6の前
側下面部に固定したローリングメタル101に前部ロー
リングアーム102aの中間部を軸支し、後側下面部に
固定したピッチングメタル103にピッチングアーム1
04の一端部を軸支すると共に、その中間部と、平面視
H字状の連結アーム105の一端部とをピン連結して構
成させる。
【0041】該連結アーム105の他端部に後部ローリ
ングアーム102bの中間部を軸支すると共に、前部及
び後部ローリングアーム102a,102bの下端部
を、前記走行クローラ7を支持するクローラフレーム1
06の前部及び後部側にピン連結し、該ピッチングアー
ム104の上端部を、該車台6の上面に設けた油圧駆動
による単一のピッチングシリンダ107のピストン先端
部にピン連結して構成させる。
【0042】該前部ローリングアーム102aの上端部
と後部ローリングアーム102bの中間部を連結杆10
8によって連結すると共に、後部ローリングアーム10
2bの上端部を、該車台6の下面近傍に設けた油圧駆動
によるローリングシリンダ109のピストン先端部にピ
ン連結する。該クローラフレーム106に設けた後部転
輪110,複数個の接地転輪111,前記走行ミッショ
ンケース1から延出した車軸89に軸止した駆動輪90
に走行クローラ7を張設して構成させる。
【0043】このような構成により、該ピッチングアー
ム104及び後部ローリングアーム102bとピッチン
グシリンダ107の作用によりピッチング制御を、該前
部及び後部ローリングアーム102a,102bとロー
リングシリンダ109の作用によりローリング制御を各
々行わせる。該前部及び後部ローリングアーム102
a,102bを、ローリングシリンダ109により同時
に下方回動させることにより、相対的に車体22を上昇
させこの車高位置を検出する手段としてローリングアー
ム102のストロークを検出するストロークセンサ11
2を設けて構成させる。
【0044】畦際等において高刈りを行う畦際刈り時
に、穀稈の極短稈を前記稈長センサ54により検出した
ときは、前記扱深さ調節チェン44を所定量深扱ぎ側へ
調節を行うと共に、図14に示す如く、刈高さを検出す
る前記刈高センサ53による高刈りの刈高さ基準値βの
位置を、車高位置が高位置のときは前記車台6に対して
低くし、車高位置が低位置のときは車台6に対して高く
する変更制御可能に構成させる。
【0045】このように、車高位置の高・低によって刈
高さ基準値βの位置を該車台6に対して変更することに
より、従来の如く、車高位置が、例えば低位置のときに
刈高さ基準値βを設定しているものでは、車高位置が高
位置のときはより高刈りとなり、該扱深さ調節チェン4
4の調節範囲を逸脱して浅扱ぎとなり扱残りが発生する
恐れがあったものを、車高位置の如何に拘らず刈高さ基
準値βの位置を均一に保持させることができるから、適
正な畦際刈り制御を行うことができる。
【0046】また、湿田状態における作業時に、湿田ス
イッチ113をONしたときに、前記主変速レバー91
の後進操作の検出により、該ピッチングシリンダ107
を作動させて車体22の前部を上昇させる後傾作用と、
刈取装置2の一定の上昇位置を該刈高センサ53により
検出したときに、刈取装置2と前記フィードチェン9の
作動を停止させるものにおいて、図15に示す如く、湿
田スイッチ113のON時とOFF時によって、該刈高
センサ53の刈高さ基準値γを該車台6に対して変更制
御可能に構成させる。
【0047】このように、湿田において、湿田スイッチ
113のON,OFFにより変化する刈高さ位置に応じ
て、刈高さ基準値γを該車台6に対して変更できること
により、従来の如く、車体22が沈下し土壌面に対し刈
高さ位置が低いときでも同じ刈高さ基準値γによって刈
り取りが行われるときは、刈取作用が阻害される恐れが
あったものを、湿田スイッチ113のON操作により、
車体22の制御と同時に刈高さ基準値γを車台6に対し
て変更し、刈高さを均一に保持させることかできるか
ら、単一の操作により必要な機能を達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】刈取装置において車速の低速と中速に対する各
引起し速度の比率を示す線図。
【図2】車速の低・中・高速に対する各引起し速度の2
系統のプログラムを示す線図。
【図3】車速が中速上限速を越えると引起し速度を一定
域に保持する状態を示す線図。
【図4】車速の中速と低速の変速段を検出する変速スイ
ッチの配置状態を示す側面図。
【図5】刈取装置の搬送穀稈を挟持する各搬送チェンの
引継ぎ傾斜角度を示す背面図。
【図6】刈取ベルト弛緩時のベルト保持部材を刈取架台
へ配置した状態を示す側面図。
【図7】刈取装置の全体構成を示す側面図。
【図8】刈取装置の全体構成を示す平面図。
【図9】刈取装置の動力伝達経路を示すブロック図。
【図10】コンバインの各センサ・モータ・スイッチ類
の配置状態を示す概略側面図。
【図11】刈取装置における自動制御関係の電気回路を
示すブロック図。
【図12】走行ミッションケースのギヤ伝動機構を示す
展開正面図。
【図13】走行装置の車台に対する走行クローラの昇降
機構を示す側面図。
【図14】車高位置の高・低に拘らず刈高さ基準値を同
一高さとする状態を示す作用図。
【図15】湿田において車体の制御と同時に刈高さ基準
値を調整する状態を示す作用図。
【図16】コンバインの全体構成を示す側面図。
【符号の説明】
1. 走行用変速装置 2. 刈取装置 3. 引起部 4. 無段変速装置 5. モード切替手段 S. 標準モード D. 倒伏モード M. 中速 L. 低速
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 真吾 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 Fターム(参考) 2B076 AA03 BA04 BB06 BB07 CC02 CC12 CC13 DA07 EA01 EA05 EC09 EC19 ED07 2B081 AA01 BB05 CC11 DD58

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行用変速装置1から刈取装置2の引起
    部3へ動力を伝達する経路に車速の遅速に応じて引起し
    速度を変速させる無段変速装置4と、未刈穀稈の立毛姿
    勢に応じて標準モードS及び倒伏モードD等複数の引起
    し速度を設定するモード切替手段5とを設けると共に、
    作業時に中速M及び低速L等2段以上の車速の設定を行
    うものにおいて、該倒伏モードDへの切り替え時に車速
    に対する引起し速度の比率が、該中速M時よりも低速L
    時の方が大となるよう制御を行うことを特徴とするコン
    バイン等の刈取変速装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019140951A (ja) * 2018-02-19 2019-08-29 株式会社クボタ コンバイン
KR20240005623A (ko) * 2017-12-20 2024-01-12 가부시끼 가이샤 구보다 콤바인

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