JP2000253997A - 真空二重容器を持った電気貯湯容器 - Google Patents
真空二重容器を持った電気貯湯容器Info
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Abstract
ものにする。 【解決手段】 内筒1と外筒2によりなる真空二重容器
3内の内容液をヒータ4で加熱して貯湯し、内容液を吐
出路5を通じ吐出ポンプ14で吐出するようにし、真空
二重容器3の開口7を閉じる蓋の蒸気を外部に放出する
蒸気通路9を塞がない二重ないしは多重の断熱層21を
設けることにより、上記の目的を達成する。
Description
た電気貯湯容器に関するものであり、例えば家庭用の電
気ポットなどに適用される。
要求されてきている。四六時中使用し続けられることが
多い家庭用電気機器でも同様である。通電負荷の大きな
ヒータを用いている電気ポットなどでは急務になってき
ている。そこで、金属製の真空二重容器を利用した電気
ポットも実現している。これによって、ヒータで加熱し
貯湯している内容液の熱は外部に逃げにくくなり、省エ
ネルギーが図れる。
を採用しても、これの開口、および真空二重容器を収容
した外装ケースとが形成する器体の開口を、それらがな
す複雑な形状に対応しながら蒸気漏れなどなく閉じる必
要がある上、真空二重容器の内筒内で加熱され湯沸かし
や保温される内容液から発生する蒸気を外部に放出して
内圧が異常昇温するようなことを防止する必要がある。
これらを満足するのに上記の開口を閉じる蓋は、構造の
複雑なものにならざるを得ないので、合成樹脂や一部金
属よりなる二重ないしはそれを上回る多重構造の蓋を構
成されているが、真空二重容器で断熱性が向上するのに
対し、蓋部の断熱性は低く上方へ熱を逃がしやすい熱損
失部分であり大きな問題になりつつある。
エネ性により優れた真空二重容器を持った電気貯湯容器
を提供することにある。
めに、本発明の真空二重容器を持った電気貯湯容器は、
内筒と外筒により構成される真空二重容器と、内筒内の
内容液を加熱するヒータと、内容液を外部に案内する吐
出路と、この吐出路を通じて内容液を吐出させる吐出ポ
ンプと、真空二重容器の開口を閉じる蓋と、この蓋に設
けられ蒸気を外部に放出する蒸気通路とを備え、蓋内各
部の面または空間による二重ないしは多重の断熱層を前
記蒸気通路を塞がないように設けたことを主たる特徴と
している。
内の内容液をヒータで加熱して湯沸かしや保温をし貯湯
するのに、真空二重容器まわりではその内筒と外筒との
間の真空断熱空間によって熱が外部に逃げるのをよく防
止されるのに併せ、そのような断熱効果のない真空二重
容器の開口部では、この開口を閉じる2重ないしはそれ
を上回る多重の断熱層が蓋の蒸気通路を塞がないように
設けられていて、蒸気放出に支障なしに、内筒内の加熱
され貯湯される内容液の熱が真空二重容器の開口から上
部へ逃げようとするのを抑制するので、電気貯湯容器全
体の熱効率が向上し従来に増して省エネ化が図れる。し
かも、断熱層は外部から視認されないので蓋の通常形態
を損なうことはないし、断熱層が設けられることにより
その材質などの種々な面で衛生上の問題を生じることは
ない。
逃げによる熱の移動を抑制するので断熱性を発揮でき
る。
伝導性の低い材料により形成した真空二重空間である
と、特に高い断熱効果を発揮するので、大きなかさを取
らずに大きな断熱効果が得られる。
どの発泡材、その他の一般の断熱部材よりなるものでよ
く、特別な材料は不要である。
貯湯容器は、内筒と外筒により構成される真空二重容器
と、内筒内の内容液を加熱するヒータと、内容液を外部
に案内する吐出路と、この吐出路を通じて内容液を吐出
させる吐出ポンプと、真空二重容器の開口を閉じる二重
ないしはそれを上回る多重の蓋と、この蓋の二重ないし
は多重の内部を通じて内筒内で発生する蒸気を外部に放
出する蒸気通路とを備えたものにおいて、蓋の内部の蒸
気通路以外の部分の空間に断熱層を設けたことを別の特
徴としている。
上回る多重な蓋の蒸気通路が設けられる以外の部分を利
用して、従って、蒸気通路を通じた蒸気の放出の邪魔を
することなく断熱構造を付与することができ、真空二重
容器の開口から蓋を通じ外部に熱が逃げるのを最小限に
抑えて、省エネを図ることができる。
けられ、そのまわりに断熱層が環状に設けられている
と、蒸気通路は蓋の一部に集約配置することでそのスペ
ース占有率を小さくし、その分だけ断熱層が多く設けら
れるようにして、より省エネ効果の高いものとすること
ができる。
て、他の層に設けられた断熱層と少なくとも外部への蒸
気出口部で上下に重なって設けられていると、蒸気通路
の外部に直接通じる蒸気出口部に、真空二重容器の内筒
内の熱が直接熱伝導して到達するのを断熱層が邪魔をす
るので、蒸気通路で熱効率が低下するのを軽減し、省エ
ネ効果を向上することができる。
互いに上下に重なった部分を有して設けられていると、
蒸気通路など他の種々な必要構造を避けた配置で自由度
高く設けられながら、全体では真空二重容器内の熱が蓋
を通じて外部に逃げるのを防止しやすくすることがで
き、省エネ効果を高めることができる。
器は、内筒と外筒により構成される真空二重容器と、内
筒内の内容液を加熱するヒータと、内容液を外部に案内
する吐出路と、この吐出路を通じて内容液を吐出させる
吐出ポンプと、真空二重容器の開口を閉じる二重ないし
はそれを上回る多重の蓋と、この蓋の二重ないしは多重
の内部を通じて内筒内で発生する蒸気を外部に放出する
蒸気通路とを備えたものにおいて、蓋の内部の蒸気通路
以外の部分の空間の二重ないしは多重の層を利用して、
その一層以上の層に断熱層を設け、この断熱層は平面か
ら透視して見たときの真空二重容器の開口に対する覆い
率が80%以上に及んで設けられたことを他の特徴とし
ている。
いしは多重の層を利用して、その一層以上の層に断熱層
を設けて、真空二重容器の開口に対する覆い率が80%
以上に及ぶことにより、蒸気の放出に支障なしに、真空
二重容器内の熱が蓋を通じて外部に逃げるのをほぼ全域
を断熱層で覆った場合にほぼ近い断熱効果が得られ、高
い省エネ効果を発揮することができる。
容器の開口内に入り込んで位置していると、真空二重容
器の真空空間での断熱領域と、蓋の断熱層による断熱領
域とが、真空二重容器の開口部に入り込み、互いの断熱
領域によって内筒内の貯湯域を切れ目なくほぼ包み込め
るので、全体の断熱効果が各段に向上する。
含むものでもよく、これによるとスペースを特に取らな
いので、2重ないしはそれを上回る多重の層を利用し
て、蓋内部のどの箇所にも設けられるし、上記各場合の
断熱構造と複合して用いることもできるので、必要な断
熱効果を得やすい利点がある。
着、溶射、メッキ、塗布、鏡面仕上げの少なくともいず
れか1つによって形成されればよい。
蒸気圧に負けない間蒸気通路を常閉する蒸気弁を設ける
と、蒸気通路を通じた外部への熱の逃げを蒸気弁が閉じ
ている間抑えることができ、断熱効果がさらに向上しよ
り省エネを図ることができる。
器はさらに、内筒と外筒により構成される真空二重容器
と、内筒内の内容液を加熱するヒータと、内容液を外部
に案内する吐出路と、この吐出路を通じて内容液を吐出
させる吐出ポンプと、真空二重容器の開口を閉じる蓋
と、この蓋に設けられ蒸気を外部に放出する蒸気通路と
を備え、金属製の真空断熱部材よりなる断熱層を前記蒸
気通路を塞がないように設け、この金属製の真空断熱部
材の一部は蓋の外面を形成していることをさらに別の特
徴としている。
が高く蓋の外面を形成して、金属外面を一部に持った特
異な外観の蓋構造が実現するし、断熱性が高くかつ蓋内
のデッドスペースを埋める広さに設けることで、これ一
重の断熱層でも蒸気の放出を邪魔することなく高い断熱
性を発揮でき、電気貯湯容器の保温性が向上する。
下の詳細な説明および図面によって明らかになる。本発
明の各特徴は可能な限りにおいて、それ単独で、あるい
は種々な組合せで複合して用いることができる。
態についてそれぞれの実施例とともに図1〜図23を参
照しながら説明し、本発明の理解に供する。
筒2により構成される真空二重容器3と、内筒1内の内
容液を加熱するヒータ4と、内容液を外部に案内する吐
出路5と、この吐出路5を通じて内容液を吐出させる吐
出ポンプ14と、真空二重容器3の開口7を閉じる二重
ないしはそれを上回る多重の蓋8と、この蓋8の二重な
いしは多重の内部を通じて内筒1内で発生する蒸気を外
部に放出する蒸気通路9とを備えた真空二重容器3を持
った電気貯湯容器であり、家庭用の電気ポットに適用し
た場合の一例である。
ことはなく、真空二重容器3の真空構造、真空二重容器
3の真空断熱空間11の形態とヒータ4による加熱との
関係構造、吐出構造、蓋構造など種々な具体的構造を採
用することができる。例えば、ヒータ4は真空二重容器
3内に挿入して内容液を加熱してもよいし、真空二重容
器3の底部などに形成した一重構造部、ないしは真空断
熱空間11を形成しない部分を介し外部から加熱しても
よいし、真空二重容器3の内筒1に繋いだ外部加熱部に
て内容液を加熱するようにもできる。外部加熱部は加熱
による自然対流、あるいは膨張や発生蒸気による昇圧、
逆止弁などを利用した内容液の押し出しとこれに伴う内
容液の吸込み、あるいは電動ポンプによる循環などに
て、内筒1内の内容液が外部加熱部を繰り返し通るよう
に循環されればよい。
器3の内筒1内の内容液をヒータ4で加熱して湯沸かし
や保温をし貯湯するのに、真空二重容器3まわりではそ
の内筒1と外筒2との間の真空断熱空間11によって熱
が外部に逃げるのを良く防止される。これに併せ、その
ような断熱効果のない真空二重容器3の開口7の部分で
は、この開口7を閉じる2重ないしはそれを上回る多重
の蓋8内各部の面または/および中空層の適所を利用し
て前記蒸気通路9を塞がない断熱層21を二重または多
重に設ける。これにより、内筒1内の加熱され貯湯され
る内容液の熱が真空二重容器3の開口7から上部へ逃げ
ようとするのを蒸気放出に支障なく蓋8の前記断熱層2
1が抑制する。従って、電気ポット器全体の熱効率が向
上し従来に増して省エネ化が図れる。しかも、断熱層2
1は蓋8内にあって外部から視認されないので蓋8の通
常形態を損なうことはないし、断熱層21が設けられる
ことによりその材質などの種々な面で衛生上の問題を生
じることはない。
流や逃げによる熱の移動を抑制するので断熱性を発揮で
きる。閉じ空間はステンレス鋼や合成樹脂など熱伝導性
の低い材料により形成した真空二重空間であると、特に
高い断熱効果を発揮するので、大きなかさを取らずに大
きな断熱効果が得られる。もっとも、断熱層21は発泡
樹脂、発泡ゴムなどの発泡材、その他の一般の断熱部材
よりなるものでよく、特別な材料は特に必要でない。し
かし、蓋8内に設けられて上記のような断熱効果を発揮
するものであれば、他の知られたもの、あるいはこれか
ら開発され提供されるもの全てを利用することができ
る。
8の内部の蒸気通路9以外の部分に設けるようにするこ
ともできる。このように、二重ないしはそれを上回る多
重な蓋8の蒸気通路9が設けられる以外の部分を利用し
て、従って、蒸気通路9を通じた蒸気の放出の邪魔をす
ることなく断熱構造を付与することができ、真空二重容
器3の開口7から蓋8を通じ外部に熱が逃げるのを最小
限に抑えて、省エネを図ることができる。蒸気通路9が
蓋8の一部のほぼ縦方向領域に設けられ、そのまわりに
断熱層21が環状に設けられれば、蒸気通路9は蓋8の
一部に集約配置することでそのスペース占有率を小さく
し、その分だけ断熱層21を多く設けられるようにする
ことができ、より省エネ効果の高いものとすることがで
きる。
多重の層にて、他の層に設けられた断熱層21と少なく
とも外部への蒸気出口9a部で上下に重なって設けられ
るようにすることもできる。このようにすると、蒸気通
路9の外部に直接通じる蒸気出口9a部に、真空二重容
器3の内筒1内の熱が直接熱伝導して到達するのを断熱
層21が邪魔をするので、蒸気通路9で熱効率が低下す
るのを軽減し、省エネ効果を向上することができる。
層にて互いに上下に重なった部分を有して設けられてい
ると、蒸気通路9など他の種々な必要構造を避けた配置
で自由度高く設けられながら、全体では真空二重容器3
内の熱が蓋8を通じて外部に逃げるのを防止しやすくす
ることができ、省エネ効果を高めることができる。
分の空間の二重ないしは多重の層を利用して、その一層
以上の層に断熱層21を設け、この断熱層21が平面か
ら透視して見たときの真空二重容器3の開口に対する覆
い率が80%以上に及んで設けるようにもする。このよ
うに、蓋8の二重ないしは多重の層を利用して、その一
層以上の層に断熱層21を設けて、真空二重容器3の開
口7に対する覆い率が80%以上に及ぶことにより、真
空二重容器3内の熱が蓋8を通じて外部に逃げるのをほ
ぼ全域を断熱層21で覆った場合にほぼ近い断熱効果が
得られ、高い省エネ効果を発揮することができる。
二重容器3の開口7内に入り込んで位置していると、真
空二重容器3の真空断熱空間11での断熱領域と、蓋8
の断熱層21による断熱領域とが、真空二重容器3の開
口7部に入り込み、互いの断熱領域によって内筒1内の
貯湯域をほぼ切れ目なく包み込めるので、全体の断熱効
果が各段に向上する。
熱反射層を含むものでもよい。この断熱層21をなす熱
反射層は、シート材や板材のインサート成形、貼着、溶
射、メッキ、塗布、鏡面仕上げの少なくともいずれか1
つによって形成されればよく、熱反射面を構成する層な
いしは面があればよく、スペースを特に取らないので、
2重ないしはそれを上回る多重の層を利用して、蓋8内
部のどの箇所にも設けられるし、上記各場合の断熱構造
と複合して用いやすく、より高い断熱効果を得るのに好
適である。
ない間蒸気通路9を常閉する図19の実施例で示すよう
な蒸気弁68を設けると、蒸気通路9を通じた外部への
熱の逃げを蒸気弁68が閉じている間抑えることがで
き、断熱効果がさらに向上しより省エネを図ることがで
きる。
る。図1〜図4に示す第1、第2の実施例では、真空二
重容器3は図1に示す実施例のように合成樹脂製の外装
ケース12に収容されて電気貯湯容器の器体13を構成
している。しかし、真空二重容器3の胴部が外部に露出
して器体13を構成してもよい。いずれにしても、真空
二重容器3の内筒1内の内容液はヒータ4により外部か
ら加熱されて貯湯され、吐出ポンプ14により吐出路5
を通じ外部に吐出されて使用される。吐出路5の真空二
重容器3の胴部の外側を立ち上がる立上がり部に透明ま
たは半透明の材料で形成されたパイプよりなる液量表示
部5aを有し、これが器体13の透明板を嵌め合わせる
などした液量表示窓57を通じて外部から視認されるよ
うにしている。
の真空二重容器3を構成する内外筒1、2で外鍔3dを
形成し、この外鍔3dを器体13の肩部16の上向きの
段部17上に、この段部17に続く立上がり壁18に対
向して配置してある。外装ケース12は合成樹脂製で底
と胴とが一体に形成されている。しかし、金属製でもよ
く胴が金属製である場合は、構造や形状が複雑になりが
ちな底は合成樹脂製にするのが好適である。外装ケース
12が底、胴とも合成樹脂製であっても、成形や全体の
組み立てなどとの関係から必要に応じて分割されてもよ
い。真空二重容器3の内外筒1、2はともに熱伝導性の
低い金属であるステンレス鋼板製で、断熱性の確保に好
適であるが、特にこれに限られることはなく、場合によ
っては他の金属材料を用いることもできる。真空二重容
器3を構成している内外筒1、2は耐圧性の上で金属製
であるのが好適である。しかし、内部に支持スペーサを
設けるなどすれば合成樹脂など他の材料のものでも使用
することができる。これによると断熱性がさらに向上す
る。
が、外筒2は筒形状であって下端部が内側へ折り曲げて
内筒1の底に外側から当てがいろう接などして真空漏れ
がないように一体化している。これによってできる真空
二重容器3の一重の底部3cの外側にヒータ4を当てが
って内容液を効率よく加熱し、湯沸しや保温ができるよ
うにしている。真空二重容器3の外鍔3dは、内外筒
1、2の各外鍔を重ねた外周部どうしを溶接接合してい
る。これにより、内外筒1、2の前記溶接接合による一
体化を、内外筒1、2の外鍔どうしの合わせ目での外ま
わりからのTIG溶接などで容易に達成することができ
る。
状態での溶接接合を行うために、外筒2は外鍔の内周か
ら真っ直ぐ下に延びるストレートな胴部分を持ったもの
とし、内筒1は外筒2の開口部内周に密に嵌まり合う口
部3bを持つとともに、これに続く内側にやや絞って形
成した開口7を介して、外筒2の胴部に近い径まで拡張
した胴部を持ち、外筒2との間に真空断熱空間11をな
す閉空間を形成するようにしている。開口7が小さいほ
ど、真空二重容器3内から蓋8を通じて上方に向かう熱
の逃げを防止するのに真空断熱空間11の働きが増大す
る。
なことから合成樹脂製の独立した肩部材としてある。肩
部材16は外装ケース12の上端に上方から嵌め合わ
せ、肩部材6の内周を形成している立上がり壁の下部に
ある上向き段部17上に真空二重容器3の前記外鍔3d
を載置して支持し、真空二重容器3の底部と外装ケース
12の底との間を図示しない金具とねじとにより連結し
て、外装ケース12、肩部材16、および真空二重容器
3を一体に結合し器体13を構成している。
には前記の蓋8が設けられ、この開口118を真空二重
容器3の開口7とともに開閉するようにしてある。この
開閉のために蓋8は肩部材16の後部に設けられた軸受
部19に、ヒンジピン22によって着脱できるように枢
支されている。蓋8の着脱は、ヒンジピン22を中心に
した回動により開閉する動作において、蓋8が器体13
の開口7との嵌まり合い位置から外れた開き位置でヒン
ジピン22を、軸受部19に対し、その内向きのスリッ
トを通じて嵌め入れたり引き出したりして行える。
蒸気通路9は、蓋8の上面に前記蒸気出口9aが形成さ
れ、下面に内筒1から蓋8への蒸気入口9bが形成され
ている。蒸気通路9の途中には、器体13が横転して内
容液が進入してきた場合にそれを一時溜め込み、あるい
は迂回させて、蒸気出口9aに至るのを遅らせる安全経
路9cを設けてある。これにより、器体13が横転して
内容液が蒸気通路9を通じて外部に流出するまでに器体
13を起こすなどの処置ができるようになる。
に、蒸気通路9に進入しようとし、あるいは進入した内
容液が先に進むのを阻止するように自重などで働く転倒
時止水弁23が適所に設けられている。図示する実施例
では蒸気入口9bの直ぐ内側の一か所に設けてある。
係止部24に係合して蓋8を閉じ位置にロックするロッ
ク部材25が設けられ、蓋8が閉じられたときに係止部
24に自動的に係合するようにばね26の付勢によって
ロック位置に常時突出するようにしている。これに対応
して蓋8にはロック部材25を後退操作して前記ロック
を解除するロック解除部材27が設けられている。ロッ
ク解除部材27は図2に示すように軸29によって蓋8
に枢支されたレバータイプのものとされ、前端を親指な
どで押し下げて反時計回りに回動させることでロック部
材25をばね26に抗して後退させてロックを解除し、
続いてロック解除操作で起き上がったロック解除部材2
7の後端を他の指で持ち上げることによりロックを解除
された蓋8を持ち上げこれを開くことができる。
て真空二重容器3の直ぐ下の位置に設けられ、真空二重
容器3内から流れ込む内容液を吐出路5を通じて器体1
3外に臨む吐出口5dに向け送りだし、吐出口5dから
外部に吐出させ使用に供する。吐出ポンプ14は真空二
重容器3内に空気を送り込んで内容液を加圧し、吐出路
5を通じて押出吐出させるようにも設けられる。また、
いずれの吐出方式でも手動ポンプに置き換えることがで
きる。
部との間の空間には、前記吐出ポンプ14とともに、ヒ
ータ4や吐出ポンプ14を通電制御する制御基板29を
収容する回路ボックス32が設置されている。図示する
実施例では回路ボックス32は外装ケース12の底の開
口部に一体形成して設けてあるが、底と別体に形成して
ねじ止めなどして設けてもよい。また、回路ボックス3
2は下向きに開口しているがこれを閉じる蓋を設けるこ
ともできる。真空二重容器3の一重底部3cの中央には
温度センサ33が下方から当てがわれ、内容液のその時
々の温度を検出して、湯沸しや保温モードで内容液を加
熱制御する場合の温度情報を得る。
状突出部34の上面には操作パネル35が設けられ、モ
ード設定などの操作部や、操作に対応する表示、あるい
は動作状態を示す表示を行うようにしてある。操作パネ
ル35の下には前記操作および表示に対応する信号の授
受および動作を行う操作基板36が設けられている。
2の間を立上がって後、器体13の嘴状突出部34と外
装ケース12側のパイプカバー部37との間に入った部
分で逆U字状のユニット5cを構成し、このユニット5
cの吐出路5の立上がり部と繋がる部分に転倒時止水弁
38および傾き止水弁39、および前記吐出口5dを設
けている。吐出口5dはパイプカバー部37の底部開口
およびこの開口に下方から後付けした吐出口カバー41
を通じて外部に下向きに開口している。
ら蓋板42を当てがってねじ止めや部分的な係合により
取付け、蓋板42の外周部には回転座環43が回転でき
るように支持して設けられ、器体13がテーブル面など
に定置されたときに回転座環43の上で軽く回転して向
きを変えられるようにしてある。
1と下板52とで中空に形成した上蓋53と、この上蓋
53の下面に当てがいねじ54でねじ止めなどしたステ
ンレス鋼などの金属製の内蓋55とで基本構造が形成さ
れ、内蓋55の外周に嵌め着けて上蓋53との間に挟み
込まれたシールパッキング56のシールリップ56aが
真空二重容器3の開口7の口縁上面に圧接して開口7を
密に閉じるようにしてある。これによって、内筒1によ
る開口7と内蓋55との間を通じて、蒸気や熱が外部に
逃げるのを防止することができ、断熱効果を高める。
び下板52の凹部に下方から嵌め付け、および内蓋55
と下板52との間に挟み付けた2枚の補助板58、59
によって上下に多重な迷路に構成している。このため、
蒸気通路9の蒸気入口9bから蒸気出口9aまでの距離
はかなり長く、また、途中を大きな液溜まりにした安全
経路9cを形成することができていて、器体13が転倒
して内容液が蒸気通路9を通じて外部に流出しようとす
るときの、内容液が流出に至るまでの時間を十分に長く
とれるようになる。
的には5重構造をなし、上板51および下板52がなす
最上部の中空層内に断熱材61を内蔵することにより前
記断熱層21を形成している。この実施例では蓋8の上
記多重構造を利用して断熱層21が蒸気通路9の蒸気出
口9aの部分を除く他の部分と異なった層にて互いに上
下に重なって設けられたことにより、断熱材61は蒸気
通路9の蒸気出口9aの部分、ロック部材25およびロ
ック解除部材27の設置領域を避けさえすれば設けられ
る構造となり、断熱層21は真空二重容器3の開口7の
ほぼ90%の範囲を蓋8内で覆うことができる。しか
し、80%の範囲を覆えれば100%覆った場合にぼほ
匹敵する断熱効果が得られる。
重なる層部分がないように配慮すると、蒸気出口9aと
重なる他の層に断熱材を設けることにより、蒸気出口9
aが位置する部分の縦方向の一部に断熱材が存在して熱
が上方へ断熱材なしに逃げるようなことを防止すること
ができる。もっとも、蓋8の合成樹脂による多重構造そ
のものも、途中の空気層を入れて一種の断熱構造ではあ
る。また、ロック部材25やロック解除部材27の設置
領域に重なって在る他の中空層を利用して断熱部材を設
ければ、この設置域でも断熱材なしに熱が上方へ逃げる
のを防止することができる。
重容器3の外鍔3dが、内筒1のストレートな胴の上端
に設けた鍔と外筒2のストレートな胴の上端に設けた鍔
とを上下に重ねて接続したものとしてあり、真空断熱空
間11が外鍔3dの部分にまで及んでいるので、真空二
重容器3の開口7まわりでの断熱効果が高まる。しか
も、蓋8の多重構造は第1の実施例の場合とほぼ同様で
あるが、第1の実施例と同様に配した断熱材61に加
え、下板52の直ぐ上の蒸気通路9を形成しているまわ
りの環状領域にも断熱材62を設けて、断熱層21を多
重に形成している。
熱の上方への逃げを2重に防止して第1の実施例の場合
よりも断熱効果を高めるし、断熱材61と重ならない領
域では第1の実施例の場合よりも断熱層21による熱の
上方への逃げを防止する領域を拡大する。従って、第1
の実施例の場合に比し断熱性が大きく向上する。しか
も、環状の断熱材62は、真空二重容器3の真空断熱空
間11を形成している領域にまで、内蓋55および下板
52とともに若干入り込むように設けられているので、
真空二重容器3の真空断熱空間11での断熱領域と、蓋
8の断熱層21による断熱領域とによって内筒1内の貯
湯域を切れ目なくほぼ包み込めるので、全体の断熱効果
が各段に向上する。また、これによって、内筒1はスト
レートな胴として開口7を第1の実施例のように小さく
絞る構成をとらなくても十分な断熱効果を発揮すること
ができ、開口7を大きくしてよい分だけ洗浄などの際の
作業や取り扱いが容易になる。
全蓋71が設けられている。安全蓋71は軸72で後端
部が回動できるように支持され、先端部がばね73の付
勢によってロック解除部材27の後端部に下方から当接
されている。安全蓋71は、ロック解除部材27が蓋8
のロックを解除する操作をされて後端部が上動するのに
追随し、安全蓋71を押し下げてしか、ロック解除部材
27の上動した後端部に指を掛けられないので、この後
端部を指で引き上げるのに安全蓋71を先ず押し下げる
と云う動作が必ず要るので、これが後端部が不用意に引
き上げられる誤操作、あるいはいたずら操作を防止し、
使用の安全を図ることができる。
の場合と特に変わるところはないので、同じ部材には同
じ符号を付して示し重複する図示および説明は省略す
る。
の環状の断熱材62を周方向に3等分した同一形状の分
割体62aとし、部品の小型化と共通化による生産性の
向上とコストの低減を図っている。分割体62aはロッ
ク部材25およびロック解除部材27などとの重なりの
ために厚みを薄くした薄肉部62a1を、層でない厚肉
部62a2の両端部に一体に形成されたものとしてい
る。しかし、形状は蓋8の構造による断熱材を設置でき
る空間の形状や大きさに合わせて種々に設定すればよ
い。
62を配置するのに、破線で示すようにそのままの形状
を断熱シート材62bから裁断して生地取りするので
は、2つしか取れない。それを実線で示すように4等分
した分割体62aとして生地取りすることによって、同
じ大きさの断熱シート材62bから3つ分の環状の断熱
材62を生地取りできるようにしている。この意味で
は、第3の実施例の分割体62aの場合もこれに近い利
点を発揮する。
は、ブロー成形した中空断熱材75を蓋8内に内蔵して
断熱層21を形成している。このような中空断熱材75
は空気を狭い空間に閉じ込めることにより、空気が自由
に移動することによる熱の移動を防止して真空二重容器
3内の熱が蓋8を通して上方に逃げるのを抑制し断熱を
図る。図に示す実施例のように中空断熱材75が形成す
る密閉空間75aが薄いと内部での空気の対流自体もよ
く防止されて断熱効果はさらに高くなる。中空断熱材7
5は極く薄いものでも柔軟な樹脂材料で成形して、破損
などしないで、しかも他への馴染み度を高めて取り扱え
るので、蓋8内の形状が複雑で狭い空間に収容するのに
好適であり、図9、図10の第5、第6の各実施例のよ
うにロック部材25とロック解除部材27との間の隙間
にも配置でき、蒸気通路9の流出口9aを除いた他の部
分全域を覆うことができ、高い断熱効果を発揮する。
断熱材75に分割して収容しているが、図10の第6の
実施例では前記柔軟性およびフィット性を活かして全体
を1つの中空断熱材75にして収容しており、成形およ
び組立の手間が簡略化するのでさらにコストの低減が図
れる。
気通路9を蓋8のほぼ中央に集中配置して、多重構造に
より必要長さの迂回経路にして器体転倒時の安全を図り
ながら、その回りの全域に環状の断熱材62を2段に配
して断熱するとともに、蓋8内の最上の部分に今1つの
断熱材61を収容して蒸気通路9の流出口9a部を除く
ほぼ全域の上部を覆って断熱するようにしてある。ま
た、2段の断熱材62はそれぞれ流出口9aと上下に重
なって断熱するし、平面より透視して示すと図12のよ
うに各断熱材61、62、62は真空二重容器3の開口
7および118の全域を越えて器体13の上端のほぼ全
域に至る範囲の全体を覆っているので、蒸気通路9やそ
の流出部9aを含むどの部分においても断熱材なしに真
空二重容器内の熱が蓋8の上方へ抜けるのを防止するこ
とができる。しかも、これら断熱材61、62、62
は、真空二重容器3の真空断熱空間11、および内筒1
の開口7を小さく絞って形成している内側への拡張真空
断熱空間11aを含めて、器体13の上端のほぼ全域に
至る範囲のほぼ全体を多重に覆っているのと、最下段の
断熱材62は樹脂製や金属製の内蓋55とともに、内筒
1の開口7内に深く入り込む構造としてあることによ
り、真空二重容器3の上端部での断熱効果が各段に高い
ものになっている。
気通路9の構造を1枚の補助板59だけを利用した簡単
なものにして、蓋8を第1、第2の実施例の5重構造よ
りも簡略化した4重構造に構成してある。これにより蓋
8を特に大きくすることなく蒸気通路9の上の流出口9
aまわりの内部空間が最上位置に大きく取れるようにな
り、ここに厚く広範囲に亘る断熱材61を1つ収容する
だけで、十分な断熱効果が得られるようにしてある。
例とほぼ同様な多重構造の蓋8において、蒸気通路9を
一か所に集中形成して多重構造で必要な長さの経路を確
保しておいて、蒸気通路9まわりの蓋8内の中空領域を
さらに拡大してより広範囲に断熱材61、62を収容で
きるようにして、断熱効果の向上を図っている。本実施
例では特に断熱材61は各部に分割してあり、蓋8の形
状やロック部材25の配置などに対応しやすくしてい
る。
蓋55と内筒1の開口7との間をシールするシールパッ
キング56に中空のシールリップ56bを設けることに
より、内蓋55および内筒1の開口7との間から外部へ
熱が逃げるのを防止しやすくし、その分断熱効果が向上
するようにしている。従って、他の実施例のものに複合
して用いて特に有効である。
板51の内側にステンレス鋼などの金属製で真空二重構
造にした真空断熱材66を嵌め付けて上蓋53を形成
し、真空断熱材66と金属製の内蓋55との間に樹脂製
の補助板58、59を配して蒸気通路9を形成してい
る。真空断熱材66は金属製で剛性が高いものであるこ
とにより、上板51や内蓋55などとの結合力が十分で
あるので、結合構造が単純化し、蓋8がかさ低くなる。
同時に真空断熱材66の蓋8でのスペース占有率を高め
高い断熱効果を発揮できる。
断熱材66の剛性が高いのを利用して蓋8の枠状に形成
した上板51に嵌め合わせて、それ自体の一部が蓋8の
外面、一例として上面の大半を形成する簡略構造として
ある。これによって外観も他の実施例に比し特異なもの
となる。しかし、金属製の真空断熱材66はどのような
範囲にどのようにもうけてもよく、各種断熱層と多重に
形成することもできる。
性が高く蓋8の外面を形成して、金属外面を一部に持っ
た特異な外観の蓋構造が実現するし、断熱性が高くかつ
蓋8内のデッドスペースを埋める広さにもうけること
で、これ一重の断熱層でも高い断熱性を発揮でき、電気
貯湯容器の保温性が向上する。
く実施例は、蒸気通路9に、所定の蒸気圧に負けない間
蒸気通路9を常閉する蒸気弁67、68を設けてある。
これにより蒸気通路9を通じた外部への熱の逃げを蒸気
弁67、68が閉じている間抑えることができ、断熱効
果がさらに向上しより省エネを図ることができる。
る例えばボール弁であるのに対し、第14の実施例の蒸
気弁68は軸74で回動できるように支持さればね69
により閉じ側に付勢されたバタフライ弁としてある。
蓋55の上面に断熱層175を積層して形成している。
断熱層175はAl2 O3 を溶射したものであるが、ス
テンレス鋼製の内蓋55の上面をブラスト処理して荒ら
した後に溶射を行い、さらに封孔処理している。これに
より好適な断熱効果が専用スペースがほとんど要らない
で得られる。従って、他の断熱構造を複合して用いやす
い。
板52の上面にAl層76を蒸着メッキし、上方へ逃げ
ようとする熱を金属製二重容器3の側に反射させて断熱
するようにしてある。これも、スペースを取らないので
他の断熱構造と複合して用いやすい。
の肩部材16を、真空二重容器3の外鍔3dを直接受け
る合成樹脂製の肩受け77と、これと器体13とを繋ぐ
外側部材78とに分割してねじ79などで連結し、真空
二重容器3を伝う熱が肩受け77を介することによって
外部に逃げにくくしてある。従って、肩受け77は熱伝
導性の低い材料を選択するのが好適である。
6の外周部を蓋8の上板51で覆うことによって、真空
二重容器3、肩部材16を通じて熱が外部へ逃げようと
するのを抑制し断熱効果が得られるようにしている。
容器の主たる特徴によれば、真空二重容器の内筒内の内
容液をヒータで加熱して湯沸かしや保温をし貯湯するの
に、真空二重容器まわりではその内筒と外筒との間の真
空断熱空間によって熱が外部に逃げるのをよく防止され
るのに併せ、そのような断熱効果のない真空二重容器の
開口部では、この開口を閉じる2重ないしはそれを上回
る多重の断熱層が蓋の蒸気通路を塞がないように設けら
れていて、蒸気放出に支障なしに、内筒内の加熱され貯
湯される内容液の熱が真空二重容器の開口から上部へ逃
げようとするのを抑制するので、電気貯湯容器全体の熱
効率が向上し従来に増して省エネ化が図れる。しかも、
断熱層は外部から視認されないので蓋の通常形態を損な
うことはないし、断熱層が設けられることによりその材
質などの種々な面で衛生上の問題を生じることはない。
逃げによる熱の移動を抑制するので断熱性を発揮でき
る。
伝導性の低い材料により形成した真空二重空間である
と、特に高い断熱効果を発揮するので、大きなかさを取
らずに大きな断熱効果が得られる。
どの発泡材、その他の一般の断熱部材よりなるものでよ
く、特別な材料は不要である。
貯湯容器の別の特徴によれば、二重ないしはそれを上回
る多重な蓋の蒸気通路が設けられる以外の部分を利用し
て、従って、蒸気通路を通じた蒸気の放出の邪魔をする
ことなく断熱構造を付与することができ、真空二重容器
の開口から蓋を通じ外部に熱が逃げるのを最小限に抑え
て、省エネを図ることができる。
けられ、そのまわりに断熱層が環状に設けられている
と、蒸気通路は蓋の一部に集約配置することでそのスペ
ース占有率を小さくし、その分だけ断熱層が多く設けら
れるようにして、より省エネ効果の高いものとすること
ができる。
て、他の層に設けられた断熱層と少なくとも外部への蒸
気出口部で上下に重なって設けられていると、蒸気通路
の外部に直接通じる蒸気出口部に、真空二重容器の内筒
内の熱が直接熱伝導して到達するのを断熱層が邪魔をす
るので、蒸気通路で熱効率が低下するのを軽減し、省エ
ネ効果を向上することができる。
互いに上下に重なった部分を有して設けられていると、
蒸気通路など他の種々な必要構造を避けた配置で自由度
高く設けられながら、全体では真空二重容器内の熱が蓋
を通じて外部に逃げるのを防止しやすくすることがで
き、省エネ効果を高めることができる。
器の他の特徴によれば、断熱層を蓋の二重ないしは多重
の層を利用して、その一層以上の層に断熱層を設けて、
真空二重容器の開口に対する覆い率が80%以上に及ぶ
ことにより、蒸気の放出に支障なく真空二重容器内の熱
が蓋を通じて外部に逃げるのをほぼ全域を断熱層で覆っ
た場合にほぼ近い断熱効果が得られ、高い省エネ効果を
発揮することができる。
容器の開口内に入り込んで位置していると、真空二重容
器の真空空間での断熱領域と、蓋の断熱層による断熱領
域とが、真空二重容器の開口部に入り込み、互いの断熱
領域によって内筒内の貯湯域を切れ目なくほぼ包み込め
るので、全体の断熱効果が各段に向上する。
含むものでもよく、これによるとスペースを特に取らな
いので、2重ないしはそれを上回る多重の層を利用し
て、蓋内部のどの箇所にも設けられるし、上記各場合の
断熱構造と複合して用いることもできるので、必要な断
熱効果を得やすい利点がある。
着、溶射、メッキ、塗布、鏡面仕上げの少なくともいず
れか1つによって形成されればよい。
蒸気圧に負けない間蒸気通路を常閉する蒸気弁を設ける
と、蒸気通路を通じた外部への熱の逃げを蒸気弁が閉じ
ている間抑えることができ、断熱効果がさらに向上しよ
り省エネを図ることができる。
熱層を蓋の蒸気通路を塞がないように設け、この金属製
の真空断熱部材の一部は蓋の外面を形成していると、金
属製の真空断熱部材は剛性が高く蓋の外面を形成して、
金属外面を一部に持った特異な外観の蓋構造が実現する
し、断熱性が高くかつ蓋内のデッドスペースを埋める広
さにもうけることで、これ一重の断熱層でも高い断熱性
を発揮でき、電気貯湯容器の保温性が向上する。
の実施例を示す断面図である。
る。
面図である。
る。
ある。
である。
ある。
ある。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 内筒と外筒により構成される真空二重容
器と、内筒内の内容液を加熱するヒータと、内容液を外
部に案内する吐出路と、この吐出路を通じて内容液を吐
出させる吐出ポンプと、真空二重容器の開口を閉じる蓋
と、この蓋に設けられ蒸気を外部に放出する蒸気通路と
を備え、蓋内各部の面または空間による二重ないしは多
重の断熱層を前記蒸気通路を塞がないように設けたこと
を特徴とする真空二重容器を持った電気貯湯容器。 - 【請求項2】 断熱層は閉じ空間である請求項1に記載
の真空二重容器を持った電気貯湯容器。 - 【請求項3】 閉じ空間はステンレス鋼や合成樹脂など
熱伝導性の低い材料により形成した真空二重空間である
請求項2に記載の真空二重容器を持った電気貯湯容器。 - 【請求項4】 断熱層は断熱部材よりなる請求項1に記
載の真空二重容器を持った電気貯湯容器。 - 【請求項5】 内筒と外筒により構成される真空二重容
器と、内筒内の内容液を加熱するヒータと、内容液を外
部に案内する吐出路と、この吐出路を通じて内容液を吐
出させる吐出ポンプと、真空二重容器の開口を閉じる二
重ないしはそれを上回る多重の蓋と、この蓋の二重ない
しは多重の内部を通じて内筒内で発生する蒸気を外部に
放出する蒸気通路とを備えた真空二重容器を持った電気
貯湯容器において、 蓋の内部の蒸気通路以外の部分の空間に断熱層を設けた
ことを特徴とする真空二重容器を持った電気貯湯容器。 - 【請求項6】 蒸気通路は蓋の一部のほぼ縦方向領域に
設けられ、そのまわりに断熱層が環状に設けられている
請求項5に記載の真空二重容器を持った電気貯湯容器。 - 【請求項7】 蒸気通路は蓋内の二重ないしは多重の層
にて、他の層に設けられた断熱層と少なくとも外部への
蒸気出口部で上下に重なって設けられている請求項5に
記載の真空二重容器を持った電気貯湯容器。 - 【請求項8】 断熱層は蓋内の二重ないしは多重の層に
て互いに上下に重なった部分を有して設けられている請
求項5に記載の真空二重容器を持った電気貯湯容器。 - 【請求項9】 内筒と外筒により構成される真空二重容
器と、内筒内の内容液を加熱するヒータと、内容液を外
部に案内する吐出路と、この吐出路を通じて内容液を吐
出させる吐出ポンプと、真空二重容器の開口を閉じる二
重ないしはそれを上回る多重の蓋と、この蓋の二重ない
しは多重の内部を通じて内筒内で発生する蒸気を外部に
放出する蒸気通路とを備えた真空二重容器を持った電気
貯湯容器において、 蓋の内部の蒸気通路以外の部分の空間の二重ないしは多
重の層を利用して、その一層以上の層に断熱層を設け、
この断熱層は平面から透視して見たときの真空二重容器
の開口に対する覆い率が80%以上に及んで設けられた
ことを特徴とする真空二重容器を持った電気貯湯容器。 - 【請求項10】 断熱層は真空二重容器の開口内に入り
込んで位置している請求項1〜9のいずれか一項に記載
の真空二重容器を持った電気貯湯容器。 - 【請求項11】 断熱層は内側へ熱を反射させる熱反射
層を含む請求項1〜10のいずれか一項に記載の真空二
重容器を持った電気貯湯容器。 - 【請求項12】 熱反射層はシート材のインサート成
形、貼着、溶射、メッキ、塗布、鏡面仕上げの少なくと
もいずれか1つによって形成されている請求項11に記
載の真空二重容器を持った電気貯湯容器。 - 【請求項13】 蒸気通路に、所定の蒸気圧に負けない
間蒸気通路を常閉する蒸気弁を設けたことを特徴とする
請求項1〜12のいずれか一項に記載の真空二重容器を
持った電気貯湯容器。 - 【請求項14】 内筒と外筒により構成される真空二重
容器と、内筒内の内容液を加熱するヒータと、内容液を
外部に案内する吐出路と、この吐出路を通じて内容液を
吐出させる吐出ポンプと、真空二重容器の開口を閉じる
蓋と、この蓋に設けられて蒸気を外部に放出する蒸気通
路とを備え、金属製の真空断熱部材よりなる断熱層を前
記蒸気通路を塞がないように設け、この金属製の真空断
熱部材の一部は蓋の外面を形成していることを特徴とす
る真空二重容器を持った電気貯湯容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05785299A JP3574586B2 (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 真空二重容器を持った電気貯湯容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05785299A JP3574586B2 (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 真空二重容器を持った電気貯湯容器 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002092213A Division JP2002330869A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 真空二重容器を持った電気貯湯容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP2000253997A true JP2000253997A (ja) | 2000-09-19 |
| JP3574586B2 JP3574586B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=13067532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05785299A Expired - Lifetime JP3574586B2 (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 真空二重容器を持った電気貯湯容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3574586B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004078014A1 (ja) * | 2003-03-06 | 2004-09-16 | Unicafe Incorporated | 液体容器 |
| CN102349792A (zh) * | 2011-09-23 | 2012-02-15 | 宁波圣莱达电器股份有限公司 | 电热水壶盖防侧翻密封装置 |
| JP2013236968A (ja) * | 2013-09-02 | 2013-11-28 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電気ケトル |
| CN104161450A (zh) * | 2014-08-18 | 2014-11-26 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 防溢水壶 |
-
1999
- 1999-03-05 JP JP05785299A patent/JP3574586B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004078014A1 (ja) * | 2003-03-06 | 2004-09-16 | Unicafe Incorporated | 液体容器 |
| CN102349792A (zh) * | 2011-09-23 | 2012-02-15 | 宁波圣莱达电器股份有限公司 | 电热水壶盖防侧翻密封装置 |
| CN102349792B (zh) * | 2011-09-23 | 2014-03-05 | 宁波圣莱达电器股份有限公司 | 电热水壶盖防侧翻密封装置 |
| JP2013236968A (ja) * | 2013-09-02 | 2013-11-28 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電気ケトル |
| CN104161450A (zh) * | 2014-08-18 | 2014-11-26 | 广东美的生活电器制造有限公司 | 防溢水壶 |
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| Publication number | Publication date |
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| JP3574586B2 (ja) | 2004-10-06 |
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