JP2000254017A - 断熱容器及びその製造方法 - Google Patents
断熱容器及びその製造方法Info
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- JP2000254017A JP2000254017A JP11059485A JP5948599A JP2000254017A JP 2000254017 A JP2000254017 A JP 2000254017A JP 11059485 A JP11059485 A JP 11059485A JP 5948599 A JP5948599 A JP 5948599A JP 2000254017 A JP2000254017 A JP 2000254017A
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- double
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- heat insulating
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 内容器2と外容器3とからなる二重壁容器2
5を衝撃から守り、取付が簡単な肩部材を有する断熱容
器1及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 上部パーツ20aと下部パーツ20bと
からなり、それぞれがフランジ部8を上下から挟み込み
ながら、係合凹部32a,32bにおいて互いに係合し
た肩部材20を有する断熱容器1。
5を衝撃から守り、取付が簡単な肩部材を有する断熱容
器1及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 上部パーツ20aと下部パーツ20bと
からなり、それぞれがフランジ部8を上下から挟み込み
ながら、係合凹部32a,32bにおいて互いに係合し
た肩部材20を有する断熱容器1。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料等を収容する
断熱容器、及びその製造方法に関し、特に飲料等を温度
が変化しないように収容する断熱容器、及びその製造方
法に関する。
断熱容器、及びその製造方法に関し、特に飲料等を温度
が変化しないように収容する断熱容器、及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂やガラスを用いた断熱容器とし
ては、内容器を、内容器より大きい形状を有する外容器
の内部に配置し、内容器と外容器とをそれぞれの開口部
端で接着することにより一体化し、内容器の外面と外容
器の内面との間に空隙部を持った二重壁容器を形成させ
たものが知られている。しかしこのような断熱容器にあ
っては、内容器と外容器とを溶着等の方法により接合し
ているため、その接合部分においては機械的強度に劣っ
ているという問題があった。特に、容量が大きい断熱容
器においては接合部分の機械的強度を上げるために、接
合部分の溶着面積を増やす方法が望まれていた。
ては、内容器を、内容器より大きい形状を有する外容器
の内部に配置し、内容器と外容器とをそれぞれの開口部
端で接着することにより一体化し、内容器の外面と外容
器の内面との間に空隙部を持った二重壁容器を形成させ
たものが知られている。しかしこのような断熱容器にあ
っては、内容器と外容器とを溶着等の方法により接合し
ているため、その接合部分においては機械的強度に劣っ
ているという問題があった。特に、容量が大きい断熱容
器においては接合部分の機械的強度を上げるために、接
合部分の溶着面積を増やす方法が望まれていた。
【0003】ところで、断熱容器などの容器には取手や
注口などを具備した肩部材を取付ける場合がある。この
ような肩部材の取付方法としては、取付治具を容器本体
に溶着してこの取付治具に取手を取付ける方法や、取手
などを具備した肩部材と容器本体とを嵌合可能なねじ式
のものにして、互いに螺合せしめる方法が従来より知ら
れている。取付治具を溶着する場合には、取付けられる
容器によっては強度の点において問題が生じる場合があ
る。即ち、合成樹脂やガラス等であって、機械的強度に
劣る材料で容器本体が製造されている場合には、容器内
部に収容するものの重量によっては、取付治具部分に許
容値以上の負荷がかかることがあり、容器の機械的強度
が不十分となる。一方、容器本体と肩部材とをねじ式に
したものの場合には、取付治具使用時のような問題はな
いものの、容器本体にフランジ部が形成された構造を有
する容器においては取付が困難であるという問題があ
る。よって、従来からある部材取付方法に比較して、よ
り簡便に容器に取付けることが可能な構造を有する肩部
材の開発が望まれていた。
注口などを具備した肩部材を取付ける場合がある。この
ような肩部材の取付方法としては、取付治具を容器本体
に溶着してこの取付治具に取手を取付ける方法や、取手
などを具備した肩部材と容器本体とを嵌合可能なねじ式
のものにして、互いに螺合せしめる方法が従来より知ら
れている。取付治具を溶着する場合には、取付けられる
容器によっては強度の点において問題が生じる場合があ
る。即ち、合成樹脂やガラス等であって、機械的強度に
劣る材料で容器本体が製造されている場合には、容器内
部に収容するものの重量によっては、取付治具部分に許
容値以上の負荷がかかることがあり、容器の機械的強度
が不十分となる。一方、容器本体と肩部材とをねじ式に
したものの場合には、取付治具使用時のような問題はな
いものの、容器本体にフランジ部が形成された構造を有
する容器においては取付が困難であるという問題があ
る。よって、従来からある部材取付方法に比較して、よ
り簡便に容器に取付けることが可能な構造を有する肩部
材の開発が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、二
重壁容器の接合部分を衝撃から守ることが可能で、且つ
取付が簡便である肩部材を有する断熱容器、及びその製
造方法を提供することを目的としている
重壁容器の接合部分を衝撃から守ることが可能で、且つ
取付が簡便である肩部材を有する断熱容器、及びその製
造方法を提供することを目的としている
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、本発
明の目的を達成するため本発明は以下のごとく構成され
ている。即ち本発明の断熱容器は、内容器が外容器内に
空隙部を隔てて収容され、これらが一体となって成形さ
れた二重壁容器と、該二重壁容器の開口部に取付られた
肩部材を備え、前記内容器の開口部に、内容器の外側面
から外方へと突出した端部が形成され、且つ前記外容器
の開口部に、外容器の外側面から外方へと突出した端部
が形成され、該端部同士は溶融接合されたフランジ部を
形成し、前記肩部材は上部パーツと下部パーツとからな
り、該上部パーツと該下部パーツとが前記フランジ部を
挟み込んで結合していることを特徴としている。また本
発明の断熱容器においては、前記上部パーツと前記下部
パーツとを無理嵌めにより結合させることを特徴として
いる。更に本発明の断熱容器においては、前記上部パー
ツ及び前記下部パーツに、該上部パーツ及び該下部パー
ツの嵌合時に互いに接する肩部材溶着部がそれぞれ形成
され、該肩部材溶着部同士が溶着されていることが望ま
しい。
明の目的を達成するため本発明は以下のごとく構成され
ている。即ち本発明の断熱容器は、内容器が外容器内に
空隙部を隔てて収容され、これらが一体となって成形さ
れた二重壁容器と、該二重壁容器の開口部に取付られた
肩部材を備え、前記内容器の開口部に、内容器の外側面
から外方へと突出した端部が形成され、且つ前記外容器
の開口部に、外容器の外側面から外方へと突出した端部
が形成され、該端部同士は溶融接合されたフランジ部を
形成し、前記肩部材は上部パーツと下部パーツとからな
り、該上部パーツと該下部パーツとが前記フランジ部を
挟み込んで結合していることを特徴としている。また本
発明の断熱容器においては、前記上部パーツと前記下部
パーツとを無理嵌めにより結合させることを特徴として
いる。更に本発明の断熱容器においては、前記上部パー
ツ及び前記下部パーツに、該上部パーツ及び該下部パー
ツの嵌合時に互いに接する肩部材溶着部がそれぞれ形成
され、該肩部材溶着部同士が溶着されていることが望ま
しい。
【0006】更に本発明の断熱容器の製造方法は、内容
器を外容器内に空隙部を隔てて収容し、これらを一体と
した二重壁容器を成形し、前記内容器の開口部に前記内
容器の外側面から外方へと突出した端部と、前記外容器
の開口部に前記外容器の外側面から外方へと突出した端
部とを溶融接合してフランジ部を形成し、肩部材を構成
する上部パーツと下部パーツを、前記フランジ部を挟み
込んだ状態で互いに結合させることを特徴としている。
器を外容器内に空隙部を隔てて収容し、これらを一体と
した二重壁容器を成形し、前記内容器の開口部に前記内
容器の外側面から外方へと突出した端部と、前記外容器
の開口部に前記外容器の外側面から外方へと突出した端
部とを溶融接合してフランジ部を形成し、肩部材を構成
する上部パーツと下部パーツを、前記フランジ部を挟み
込んだ状態で互いに結合させることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下においては、図1〜図6に示
される本発明の一実施例である断熱容器1を適宜参照し
ながら、本発明の断熱容器及び本発明の断熱容器の製造
方法について説明する。図1は断熱容器1の全体像の縦
断面図を示すものである。図2は、図1の断熱容器1の
主要部である二重壁容器25を示し、図3は図1及び図
2の二重壁容器25の底部を示す図である。そして図4
及び図5は肩部材20を示すものであり、図6は肩部材
20に取付けて二重壁容器25を閉止するための栓体1
5の縦断面図である。
される本発明の一実施例である断熱容器1を適宜参照し
ながら、本発明の断熱容器及び本発明の断熱容器の製造
方法について説明する。図1は断熱容器1の全体像の縦
断面図を示すものである。図2は、図1の断熱容器1の
主要部である二重壁容器25を示し、図3は図1及び図
2の二重壁容器25の底部を示す図である。そして図4
及び図5は肩部材20を示すものであり、図6は肩部材
20に取付けて二重壁容器25を閉止するための栓体1
5の縦断面図である。
【0008】図1に示されるように、断熱容器1は、内
容器2が外容器3内に空隙部4を隔てて収容され、これ
らが一体成形された二重壁容器25と、この二重壁容器
25の開口部40に取付けられた肩部材20と、二重壁
容器25を閉止する栓体15とから概略構成されてい
る。図2に示されるように、内容器2及び外容器3は共
に、一端に開口部40,41を有する有底円筒状に形成
され、開口部40,41には、内容器2及び外容器3の
それぞれの筒状の部分より容器外方へと突出した端部2
a,3aが形成されている。そしてこの端部2a,3a
同士が互いに溶着されてフランジ部8を形成し、二重壁
容器25が形成されている。一方、図1、図4、及び図
5に示される肩部材20は、互いに結合するように形成
された上部パーツ20a及び下部パーツ20bから構成
されている。
容器2が外容器3内に空隙部4を隔てて収容され、これ
らが一体成形された二重壁容器25と、この二重壁容器
25の開口部40に取付けられた肩部材20と、二重壁
容器25を閉止する栓体15とから概略構成されてい
る。図2に示されるように、内容器2及び外容器3は共
に、一端に開口部40,41を有する有底円筒状に形成
され、開口部40,41には、内容器2及び外容器3の
それぞれの筒状の部分より容器外方へと突出した端部2
a,3aが形成されている。そしてこの端部2a,3a
同士が互いに溶着されてフランジ部8を形成し、二重壁
容器25が形成されている。一方、図1、図4、及び図
5に示される肩部材20は、互いに結合するように形成
された上部パーツ20a及び下部パーツ20bから構成
されている。
【0009】図4及び図5に示される上部パーツ20a
は、二重壁容器25のフランジ部8の外径より若干大き
い外径の環状構造を有する肩部本体60と取手部13か
ら構成されている。肩部本体60は、肩部本体60から
外方に突出した注口部11と、栓体取付部12とを有
し、取手部13は肩部本体60に一体となって付設され
ている。肩部本体60には、円筒状の形状を有し、その
外径が開口部40の内径とほぼ等しく、且つ開口部40
へと垂下する栓体取付部12が形成され、栓体取付部1
2の外周にはパッキング31が取付けられている。栓体
取付部12の最下端部の外径はその上部側の外径よりも
小さくなっていて、栓体取付部12の最下端部において
は段差部分が生じている。そしてこの段差部分には、肩
部本体60に対して下方向きに開口した溝が前記最下端
部の全周にわたって設けられている。この溝とパッキン
グ31の咬合部33と咬みあわせて両者を互いに固定す
ることにより、断熱容器1内の収容物が栓体取付部12
とパッキング31との間へ流入することなどを防いでい
る。またパッキング31が二重壁容器25の開口部40
における内径に密着することにより、断熱容器1の密閉
性を確保している。更に肩部本体60の外周には、溝状
の係合凹部32aが取手部13の近傍を除いて周方向に
わたって設けられている。係合凹部32aは、後述する
下部パーツ20bに設けられた係合凸部32bとの係合
に利用されるものである。
は、二重壁容器25のフランジ部8の外径より若干大き
い外径の環状構造を有する肩部本体60と取手部13か
ら構成されている。肩部本体60は、肩部本体60から
外方に突出した注口部11と、栓体取付部12とを有
し、取手部13は肩部本体60に一体となって付設され
ている。肩部本体60には、円筒状の形状を有し、その
外径が開口部40の内径とほぼ等しく、且つ開口部40
へと垂下する栓体取付部12が形成され、栓体取付部1
2の外周にはパッキング31が取付けられている。栓体
取付部12の最下端部の外径はその上部側の外径よりも
小さくなっていて、栓体取付部12の最下端部において
は段差部分が生じている。そしてこの段差部分には、肩
部本体60に対して下方向きに開口した溝が前記最下端
部の全周にわたって設けられている。この溝とパッキン
グ31の咬合部33と咬みあわせて両者を互いに固定す
ることにより、断熱容器1内の収容物が栓体取付部12
とパッキング31との間へ流入することなどを防いでい
る。またパッキング31が二重壁容器25の開口部40
における内径に密着することにより、断熱容器1の密閉
性を確保している。更に肩部本体60の外周には、溝状
の係合凹部32aが取手部13の近傍を除いて周方向に
わたって設けられている。係合凹部32aは、後述する
下部パーツ20bに設けられた係合凸部32bとの係合
に利用されるものである。
【0010】一方、図4及び図5に示される下部パーツ
20bは、外容器3のフランジ部8における外径より若
干大きい内径を有する環状に形成された部材である。下
部パーツ20bの下端の内径側には、フランジ部8と当
接する当接部14が下部パーツ20bの全周にわたって
設けられている。下部パーツ20bの上端の内径側に
は、上部パーツ20aとの結合時に取手部13の近傍に
位置する部分を除く全周にわたって、係合凸部32bが
設けられている。
20bは、外容器3のフランジ部8における外径より若
干大きい内径を有する環状に形成された部材である。下
部パーツ20bの下端の内径側には、フランジ部8と当
接する当接部14が下部パーツ20bの全周にわたって
設けられている。下部パーツ20bの上端の内径側に
は、上部パーツ20aとの結合時に取手部13の近傍に
位置する部分を除く全周にわたって、係合凸部32bが
設けられている。
【0011】上部パーツ20a及び下部パーツ20bは
互いに係合凹部32aと係合凸部32bとを介して結合
可能であり、図1に示されるようにして二重壁容器25
のフランジ部8を上下から挟み込んでいる。そしてフラ
ンジ部8を挟み込みながら、フランジ部8の上下から圧
力をかけた状態で、肩部材溶着部21a,21bにおい
て、上部パーツ20a及び下部パーツ20bは互いに溶
着されている。そして上部パーツ20aの栓体取付部1
2には、捻じ込み式の栓体15がはめ込まれている。上
部パーツ20a及び下部パーツ20bの材料としては、
耐熱性、成形性、耐衝撃性等を考慮して、ポリプロピレ
ン、ポリカーボネート、ポリアセタール、ABS、及び
それらの化合物等の合成樹脂から選択することが好まし
い。図6に示されるように、栓体15は栓体上部51及
び栓体下部52からなり、栓体下部52には螺合部54
が設けられていて、肩部材20の栓体取付部12に設け
られた栓体螺合部34と螺合する。螺合部54の下側に
はパッキング53が取付けられていて、栓体15を栓体
取付部12に取付けた際の、二重壁容器25の密閉性を
高めている。栓体15の材料は特に限定されるものでは
ないが、合成樹脂等を好適に用いることが可能である。
互いに係合凹部32aと係合凸部32bとを介して結合
可能であり、図1に示されるようにして二重壁容器25
のフランジ部8を上下から挟み込んでいる。そしてフラ
ンジ部8を挟み込みながら、フランジ部8の上下から圧
力をかけた状態で、肩部材溶着部21a,21bにおい
て、上部パーツ20a及び下部パーツ20bは互いに溶
着されている。そして上部パーツ20aの栓体取付部1
2には、捻じ込み式の栓体15がはめ込まれている。上
部パーツ20a及び下部パーツ20bの材料としては、
耐熱性、成形性、耐衝撃性等を考慮して、ポリプロピレ
ン、ポリカーボネート、ポリアセタール、ABS、及び
それらの化合物等の合成樹脂から選択することが好まし
い。図6に示されるように、栓体15は栓体上部51及
び栓体下部52からなり、栓体下部52には螺合部54
が設けられていて、肩部材20の栓体取付部12に設け
られた栓体螺合部34と螺合する。螺合部54の下側に
はパッキング53が取付けられていて、栓体15を栓体
取付部12に取付けた際の、二重壁容器25の密閉性を
高めている。栓体15の材料は特に限定されるものでは
ないが、合成樹脂等を好適に用いることが可能である。
【0012】上記した二重壁容器25を構成する内容器
2及び外容器3の材料としては、合成樹脂を用いること
ができる。合成樹脂は、断熱容器に求められる性能、使
用条件によって、随時選択すればよい。例えば高温の液
体などを入れ、長時間保温する場合には、内容器2及び
外容器3に使用する合成樹脂にはガスバリア性を有し、
耐熱水性等に優れたポリケトン、芳香族ポリアミド、シ
クロオレフィン等の合成樹脂を選定して二重壁容器25
を製作する。
2及び外容器3の材料としては、合成樹脂を用いること
ができる。合成樹脂は、断熱容器に求められる性能、使
用条件によって、随時選択すればよい。例えば高温の液
体などを入れ、長時間保温する場合には、内容器2及び
外容器3に使用する合成樹脂にはガスバリア性を有し、
耐熱水性等に優れたポリケトン、芳香族ポリアミド、シ
クロオレフィン等の合成樹脂を選定して二重壁容器25
を製作する。
【0013】断熱媒体としては、空気の熱伝導率(κ=
2.41×10-2W・m-1・K-1;0℃)よりも小さい
熱伝導率を有するクリプトン(κ=0.87×10-2W
・m -1・K-1;0℃)、キセノン(κ=0.52×10
-2W・m-1・K-1;0℃)、及びアルゴン(κ=1.6
3×10-2W・m-1・K-1;0℃)等の中から少なくと
も1種類、若しくはその混合ガスを選択した低熱伝導率
ガスを用いて、これを空隙部4に常温でほぼ大気圧にて
充填する。更に内容器2の外側面2bに輻射熱防止膜5
として銅箔やアルミ箔等を配することにより、長時間保
温可能な断熱容器を製作することができる。
2.41×10-2W・m-1・K-1;0℃)よりも小さい
熱伝導率を有するクリプトン(κ=0.87×10-2W
・m -1・K-1;0℃)、キセノン(κ=0.52×10
-2W・m-1・K-1;0℃)、及びアルゴン(κ=1.6
3×10-2W・m-1・K-1;0℃)等の中から少なくと
も1種類、若しくはその混合ガスを選択した低熱伝導率
ガスを用いて、これを空隙部4に常温でほぼ大気圧にて
充填する。更に内容器2の外側面2bに輻射熱防止膜5
として銅箔やアルミ箔等を配することにより、長時間保
温可能な断熱容器を製作することができる。
【0014】また、上記の断熱容器に容器内の内容物や
その量を視認できるようにするためには、合成樹脂自体
が透明で、ガスバリア性を有し、耐熱水性を有したメタ
クリル酸メチル樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、
ポリアクリロニトリル樹脂を用いることができる。熱媒
体としては、上記した低熱伝導率ガスを空隙部4に充填
する。また、輻射熱防止膜5として、赤外線反射率が高
く、可視光が透過することができるフィルムを用いるこ
とにより内容物やその量を視認できる断熱容器を製作す
ることができる。このフィルムとしては、そのフィルム
上に金属を蒸着やスパッタリングを行ったものを好適に
用いることができる。
その量を視認できるようにするためには、合成樹脂自体
が透明で、ガスバリア性を有し、耐熱水性を有したメタ
クリル酸メチル樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂、
ポリアクリロニトリル樹脂を用いることができる。熱媒
体としては、上記した低熱伝導率ガスを空隙部4に充填
する。また、輻射熱防止膜5として、赤外線反射率が高
く、可視光が透過することができるフィルムを用いるこ
とにより内容物やその量を視認できる断熱容器を製作す
ることができる。このフィルムとしては、そのフィルム
上に金属を蒸着やスパッタリングを行ったものを好適に
用いることができる。
【0015】一方、例えば高温の液体などを入れ、短時
間しか保温しない場合には、空隙部4に高価な低熱伝導
率ガスの代りに空気をそのまま用いることにより、ガス
バリア性を有する合成樹脂を使用する必要もなく、耐熱
水性のみを有する合成樹脂を用いて、安価な断熱容器を
製作することができる。尚、低熱伝導率ガスを用いた場
合には、通気孔6を封止板7にて接着する必要がある
が、外容器3に使用した合成樹脂の材質に応じて適宜接
着剤を選択し、封止すればよい。
間しか保温しない場合には、空隙部4に高価な低熱伝導
率ガスの代りに空気をそのまま用いることにより、ガス
バリア性を有する合成樹脂を使用する必要もなく、耐熱
水性のみを有する合成樹脂を用いて、安価な断熱容器を
製作することができる。尚、低熱伝導率ガスを用いた場
合には、通気孔6を封止板7にて接着する必要がある
が、外容器3に使用した合成樹脂の材質に応じて適宜接
着剤を選択し、封止すればよい。
【0016】次に、上記のごとく構成される断熱容器1
の製造方法について説明する。まず、合成樹脂からな
る、内容器2及び外容器3を成形加工する。次いで内容
器2の外壁面2bに対して、輻射熱防止膜5を設ける。
輻射熱防止膜5の形成後、内容器2を外容器3内に収容
し、内容器2及び外容器3を端部2a,3aにおいて両
者を振動溶着機などにより溶着する。尚、溶着に先立っ
て、空隙部4となる部分に断熱材を予め設けておいても
よい。ガス断熱を行なうタイプの断熱容器の場合には次
に、通気孔6を通じて空隙部4内の空気を真空排気ポン
プ等の排気手段により真空排気し、空気より熱伝導率の
低いガスを空隙部4内へ充填する。空隙部4内へのガス
の充填後、通気孔6を接着剤を用いて速やかに封止板7
で封止する。尚、空隙部4に空気を満たすには特に空気
の充填などを行なわずに、次の工程に進めばよい。
の製造方法について説明する。まず、合成樹脂からな
る、内容器2及び外容器3を成形加工する。次いで内容
器2の外壁面2bに対して、輻射熱防止膜5を設ける。
輻射熱防止膜5の形成後、内容器2を外容器3内に収容
し、内容器2及び外容器3を端部2a,3aにおいて両
者を振動溶着機などにより溶着する。尚、溶着に先立っ
て、空隙部4となる部分に断熱材を予め設けておいても
よい。ガス断熱を行なうタイプの断熱容器の場合には次
に、通気孔6を通じて空隙部4内の空気を真空排気ポン
プ等の排気手段により真空排気し、空気より熱伝導率の
低いガスを空隙部4内へ充填する。空隙部4内へのガス
の充填後、通気孔6を接着剤を用いて速やかに封止板7
で封止する。尚、空隙部4に空気を満たすには特に空気
の充填などを行なわずに、次の工程に進めばよい。
【0017】上記のようにして二重壁容器25が完成し
たら次に、二重壁容器25の開口部40に肩部材20を
取付ける。まず、肩部材20の下部パーツ20bを二重
壁容器25の底面側からはめて、二重壁容器25のフラ
ンジ部8と、下部パーツ20bの当接部14とを当接さ
せる。次に肩部材20の上部パーツ20aを二重壁容器
25の開口部40側からフランジ部8を挟み込むように
して下部パーツ20bと結合させる。上部20aと下部
20bとの結合は、係合凸部32bを係合凹部32a内
に無理嵌めすることにより行なう。次に、上部パーツ2
0a及び下部パーツ20bを結合することにより形成さ
れる肩部材溶着部21a,21bを熱溶着することによ
り、上部パーツ20a及び下部パーツ20bを一体化す
る。以上のようにして、断熱容器1が製造される。
たら次に、二重壁容器25の開口部40に肩部材20を
取付ける。まず、肩部材20の下部パーツ20bを二重
壁容器25の底面側からはめて、二重壁容器25のフラ
ンジ部8と、下部パーツ20bの当接部14とを当接さ
せる。次に肩部材20の上部パーツ20aを二重壁容器
25の開口部40側からフランジ部8を挟み込むように
して下部パーツ20bと結合させる。上部20aと下部
20bとの結合は、係合凸部32bを係合凹部32a内
に無理嵌めすることにより行なう。次に、上部パーツ2
0a及び下部パーツ20bを結合することにより形成さ
れる肩部材溶着部21a,21bを熱溶着することによ
り、上部パーツ20a及び下部パーツ20bを一体化す
る。以上のようにして、断熱容器1が製造される。
【0018】断熱容器1では、合成樹脂からなる肩部材
20が二重壁容器25のフランジ部8を上下から挟み込
み、且つフランジ部8を包囲して固定している。そのた
め、フランジ部8を外部の衝撃から保護することが可能
である。又、断熱容器1の製造方法においては、二重壁
容器25への肩部材20の固定は、上部パーツ20a及
び下部パーツ20bの無理嵌めにより係合凹部32a,
32bにおいて結合して行なっているため、二重壁容器
25への取付は非常に簡単なものとなっている。
20が二重壁容器25のフランジ部8を上下から挟み込
み、且つフランジ部8を包囲して固定している。そのた
め、フランジ部8を外部の衝撃から保護することが可能
である。又、断熱容器1の製造方法においては、二重壁
容器25への肩部材20の固定は、上部パーツ20a及
び下部パーツ20bの無理嵌めにより係合凹部32a,
32bにおいて結合して行なっているため、二重壁容器
25への取付は非常に簡単なものとなっている。
【0019】上記では、液体の飲料物や固体又は半固体
の食品等を収容するための断熱容器1を一例として挙げ
てその構成及び製造方法について詳細に説明したが、本
発明の断熱容器は、肩部材の形状を適宜変更して、その
他の用途に適合したものとすることももちろん可能であ
る。例えばクーラーボックス、アイスボックス、断熱コ
ップ、断熱食器、保温弁当箱のようなものが挙げられ
る。
の食品等を収容するための断熱容器1を一例として挙げ
てその構成及び製造方法について詳細に説明したが、本
発明の断熱容器は、肩部材の形状を適宜変更して、その
他の用途に適合したものとすることももちろん可能であ
る。例えばクーラーボックス、アイスボックス、断熱コ
ップ、断熱食器、保温弁当箱のようなものが挙げられ
る。
【0020】
【実施例】(実施例1)図1は本発明の断熱容器の一例
を示すものである。断熱容器1は、内容器2が外容器3
内に空隙部4を隔てて収容され、これらが一体成形さ
れ、更に空隙部4内に低熱伝導率ガスが封入された二重
壁容器25と、この二重壁容器25の開口部40に取付
けられた肩部材20と、二重壁容器25を閉止する栓体
15とから概略構成されている。例えば、二重壁容器2
5の大きさとしては、開口部の外径を約12cm、底面
の外径を約10cm、高さを約20cmとし、内容器2
の外底面2cと外容器3の内底面3dとの間の距離を、
約5mmとする。そして二重壁容器25を構成する内容
器2及び外容器3の材料としては、空隙部4内に低熱伝
導率ガスを封じ込めるため、ガスバリア性の優れた、即
ち低ガス透過性であり、可視光が透過できるポリエチレ
ンナフタレート樹脂を使用し、空隙部4には例えばクリ
プトンを封入する。
を示すものである。断熱容器1は、内容器2が外容器3
内に空隙部4を隔てて収容され、これらが一体成形さ
れ、更に空隙部4内に低熱伝導率ガスが封入された二重
壁容器25と、この二重壁容器25の開口部40に取付
けられた肩部材20と、二重壁容器25を閉止する栓体
15とから概略構成されている。例えば、二重壁容器2
5の大きさとしては、開口部の外径を約12cm、底面
の外径を約10cm、高さを約20cmとし、内容器2
の外底面2cと外容器3の内底面3dとの間の距離を、
約5mmとする。そして二重壁容器25を構成する内容
器2及び外容器3の材料としては、空隙部4内に低熱伝
導率ガスを封じ込めるため、ガスバリア性の優れた、即
ち低ガス透過性であり、可視光が透過できるポリエチレ
ンナフタレート樹脂を使用し、空隙部4には例えばクリ
プトンを封入する。
【0021】図2に示されるように、内容器2及び外容
器3は共に、一端に開口部40,41を有する有底円筒
状に形成し、開口部40,41には、内容器2及び外容
器3のそれぞれの筒状の部分より容器外方へと突出した
端部2a,3aを形成している。そして二重壁容器25
は、この端部2a,3a同士を振動溶着等の方法により
接合されている。
器3は共に、一端に開口部40,41を有する有底円筒
状に形成し、開口部40,41には、内容器2及び外容
器3のそれぞれの筒状の部分より容器外方へと突出した
端部2a,3aを形成している。そして二重壁容器25
は、この端部2a,3a同士を振動溶着等の方法により
接合されている。
【0022】図3に示すように、外容器3の外底面3c
のほぼ中央には空隙部4に向って円形の凹部6aが形成
されている。そして外容器3の底部には凹部6aから外
容器3の内底面3dへと貫通して空隙部4へと通じる通
気孔6が形成されているが、凹部6a及び通気孔6の形
成は、外容器3の成形時に行なう。通気孔6は空隙部4
内の空気の排出、及び空隙部4内への低熱伝導率ガスの
充填を行なうために設けられたもので、上記した大きさ
の断熱容器1においては例えば直径を1.0mmに形成
する。
のほぼ中央には空隙部4に向って円形の凹部6aが形成
されている。そして外容器3の底部には凹部6aから外
容器3の内底面3dへと貫通して空隙部4へと通じる通
気孔6が形成されているが、凹部6a及び通気孔6の形
成は、外容器3の成形時に行なう。通気孔6は空隙部4
内の空気の排出、及び空隙部4内への低熱伝導率ガスの
充填を行なうために設けられたもので、上記した大きさ
の断熱容器1においては例えば直径を1.0mmに形成
する。
【0023】凹部6aには、凹部6aとほぼ同形状、且
つ凹部6aの深さと同程度の厚みを有する封止板7がは
め込まれており、封止板7は接着剤7aによって凹部6
aに接着固定されている。封止板7には、例えば直径が
10mm、厚みが1mmのものを使用する。凹部6aの
大きさと封止板7の大きさとを合わせることにより、封
止板7が凹部6aにはめ込まれたときに、封止板7と底
面3cとの間に段差が生じない。尚、封止板7の形状と
しては、円板状以外にも、三角形、四角形等の多角形状
とすることも可能である。
つ凹部6aの深さと同程度の厚みを有する封止板7がは
め込まれており、封止板7は接着剤7aによって凹部6
aに接着固定されている。封止板7には、例えば直径が
10mm、厚みが1mmのものを使用する。凹部6aの
大きさと封止板7の大きさとを合わせることにより、封
止板7が凹部6aにはめ込まれたときに、封止板7と底
面3cとの間に段差が生じない。尚、封止板7の形状と
しては、円板状以外にも、三角形、四角形等の多角形状
とすることも可能である。
【0024】封止板7の材料には、例えばポリカーボネ
ートが利用されている。ポリカーボネート以外にも、ポ
リアミド、ABS等の吸湿性の樹脂を使用してもよい。
これ等の樹脂には吸湿性があるので、封止板7の接着を
行なうには水分硬化型接着剤7aであるシアノアクリレ
ート系の接着剤を使用する。
ートが利用されている。ポリカーボネート以外にも、ポ
リアミド、ABS等の吸湿性の樹脂を使用してもよい。
これ等の樹脂には吸湿性があるので、封止板7の接着を
行なうには水分硬化型接着剤7aであるシアノアクリレ
ート系の接着剤を使用する。
【0025】内容器2の外側面2bには、例えば赤外線
を反射し可視光を透過する性質を有する輻射熱防止膜5
を貼着する。輻射熱防止膜5としては、三井化学株式会
社からヒートミラーフィルムの名称で販売されているフ
ィルム等を使用する。これは、ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂の上にITOやAgの層が形成されたフィルム
であり、可視光線の透過率が約45〜80%で、赤外線
の反射率が約75〜90%であるフィルムである。
を反射し可視光を透過する性質を有する輻射熱防止膜5
を貼着する。輻射熱防止膜5としては、三井化学株式会
社からヒートミラーフィルムの名称で販売されているフ
ィルム等を使用する。これは、ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂の上にITOやAgの層が形成されたフィルム
であり、可視光線の透過率が約45〜80%で、赤外線
の反射率が約75〜90%であるフィルムである。
【0026】図1に示されるように、断熱容器1には図
4及び図5に示される上部パーツ20a及び下部パーツ
20bからなる肩部材20が取付けられている。肩部材
20は、二重壁容器25のフランジ部8を上部パーツ2
0a及び下部パーツ20bで上下から挟み込み、無理嵌
めすることによって二重壁容器25に固定されている。
肩部材20は、肩部材溶着部21a,21bにおいて、
上部パーツ20a及び下部パーツ20bが互いに溶着さ
れている。そして上部パーツ20aの栓体取付部12に
は、捻じ込み式の栓体15がはめ込まれている。上部パ
ーツ20a及び下部パーツ20bの材料としては、耐熱
性、成形性、耐衝撃性等を考慮して、例えばポリプロピ
レン樹脂を使用する。
4及び図5に示される上部パーツ20a及び下部パーツ
20bからなる肩部材20が取付けられている。肩部材
20は、二重壁容器25のフランジ部8を上部パーツ2
0a及び下部パーツ20bで上下から挟み込み、無理嵌
めすることによって二重壁容器25に固定されている。
肩部材20は、肩部材溶着部21a,21bにおいて、
上部パーツ20a及び下部パーツ20bが互いに溶着さ
れている。そして上部パーツ20aの栓体取付部12に
は、捻じ込み式の栓体15がはめ込まれている。上部パ
ーツ20a及び下部パーツ20bの材料としては、耐熱
性、成形性、耐衝撃性等を考慮して、例えばポリプロピ
レン樹脂を使用する。
【0027】(実施例2)本実施例は、大きさ及び形状
については上記実施例1と同様のものであり、図1〜図
6に示されるものと同等のものであるので、符号は共用
する。以下においては、実施例1とは異なっている点に
ついて説明する。
については上記実施例1と同様のものであり、図1〜図
6に示されるものと同等のものであるので、符号は共用
する。以下においては、実施例1とは異なっている点に
ついて説明する。
【0028】本実施例の断熱容器1においては、外容器
3及び内容器2の材料に例えばポリカーボネートを使用
し、空気断熱容器とする。従って、外容器3には凹部6
aも通気孔6も形成させる必要はなく、封止板7による
封止も必要ない。輻射熱防止膜5としては、例えばアル
ミ箔が内容器2の外側面2b等に設けられている。フィ
ルム状のものももちろん使用することができる。本実施
例の断熱容器の製造は、実施例1の断熱容器の製法に準
じて行ない、二重壁容器25に肩部材20を取付けるこ
とができる。
3及び内容器2の材料に例えばポリカーボネートを使用
し、空気断熱容器とする。従って、外容器3には凹部6
aも通気孔6も形成させる必要はなく、封止板7による
封止も必要ない。輻射熱防止膜5としては、例えばアル
ミ箔が内容器2の外側面2b等に設けられている。フィ
ルム状のものももちろん使用することができる。本実施
例の断熱容器の製造は、実施例1の断熱容器の製法に準
じて行ない、二重壁容器25に肩部材20を取付けるこ
とができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の断熱容器に
おいては、内容器と外容器との溶着部分であるフランジ
部を上下から挟み込んでいるため、二重壁容器の溶着部
分の機械的強度を上げ、尚且つ二重壁容器を保護するこ
とが可能である。又、本発明の断熱容器においては、上
部パーツ及び下部パーツからなる肩部材を、それぞれの
係合部を利用して二重壁容器へ固定していて、二重壁容
器と肩部材との結合を、ねじ等を利用しないで行なうこ
とが可能であるため、断熱容器の組立てが簡単である。
尚、上部パーツ、及び下部パーツの使用樹脂及び色を変
更することにより、意匠性を高めることができることは
もとより、嵌合具合の確認をより確実に行なうこともで
きる。
おいては、内容器と外容器との溶着部分であるフランジ
部を上下から挟み込んでいるため、二重壁容器の溶着部
分の機械的強度を上げ、尚且つ二重壁容器を保護するこ
とが可能である。又、本発明の断熱容器においては、上
部パーツ及び下部パーツからなる肩部材を、それぞれの
係合部を利用して二重壁容器へ固定していて、二重壁容
器と肩部材との結合を、ねじ等を利用しないで行なうこ
とが可能であるため、断熱容器の組立てが簡単である。
尚、上部パーツ、及び下部パーツの使用樹脂及び色を変
更することにより、意匠性を高めることができることは
もとより、嵌合具合の確認をより確実に行なうこともで
きる。
【図1】 本発明の断熱容器の一例の断熱容器の縦断面
図である。
図である。
【図2】 二重壁容器を示す縦断面図である。
【図3】 外容器の底部における封止板及び通気孔を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図4】 肩部材を示す縦断面図である。
【図5】 肩部材を示す斜視図である。
【図6】 栓体を示す縦断面図である。
1・・・断熱容器、2・・・内容器、2a・・・内容器
の端部、3・・・外容器、3a・・・外容器の端部、4
・・・空隙部、8・・・フランジ部、20a・・・上部
パーツ、20b・・・下部パーツ、21a,21b・・
・肩部材溶着部、25・・・二重壁容器、40・・・内
容器及び二重壁容器の開口部、41・・・外容器の開口
部。
の端部、3・・・外容器、3a・・・外容器の端部、4
・・・空隙部、8・・・フランジ部、20a・・・上部
パーツ、20b・・・下部パーツ、21a,21b・・
・肩部材溶着部、25・・・二重壁容器、40・・・内
容器及び二重壁容器の開口部、41・・・外容器の開口
部。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月31日(2000.1.3
1)
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、本発
明の目的を達成するため本発明は以下のごとく構成され
ている。即ち本発明は、内容器が外容器内に空隙部を隔
てて収容され、これらが一体となって成形された二重壁
容器と、該二重壁容器の開口部に取り付けられた肩部材
を備え、 前記内容器の開口部に、内容器の外側面から
外方へと突出した端部が形成され、且つ前記外容器の開
口部に、外容器の外側面から外方へと突出した端部が形
成さ れ、該端部同士は溶融接合されたフランジ部を形
成し、前記肩部材は上部パーツと下部パーツとからな
り、上部パーツに係合凹部が形成され、下部パーツに、
前記係合凹部に嵌合する係合凸部が形成され、これら上
部および下部パーツは、フランジ部を上下から挟み込ん
だ状態で、係合凸部を係合凹部内に無理嵌めにより嵌合
させることにより互いに結合していることを特徴として
いる。更に本発明の断熱容器においては、前記上部パー
ツ及び前記下部パーツに、該上部パーツ及び該下部パー
ツの嵌合時に互いに接する肩部材溶着部がそれぞれ形成
され、該肩部材溶着部同士が溶着されていることが望ま
しい。
明の目的を達成するため本発明は以下のごとく構成され
ている。即ち本発明は、内容器が外容器内に空隙部を隔
てて収容され、これらが一体となって成形された二重壁
容器と、該二重壁容器の開口部に取り付けられた肩部材
を備え、 前記内容器の開口部に、内容器の外側面から
外方へと突出した端部が形成され、且つ前記外容器の開
口部に、外容器の外側面から外方へと突出した端部が形
成さ れ、該端部同士は溶融接合されたフランジ部を形
成し、前記肩部材は上部パーツと下部パーツとからな
り、上部パーツに係合凹部が形成され、下部パーツに、
前記係合凹部に嵌合する係合凸部が形成され、これら上
部および下部パーツは、フランジ部を上下から挟み込ん
だ状態で、係合凸部を係合凹部内に無理嵌めにより嵌合
させることにより互いに結合していることを特徴として
いる。更に本発明の断熱容器においては、前記上部パー
ツ及び前記下部パーツに、該上部パーツ及び該下部パー
ツの嵌合時に互いに接する肩部材溶着部がそれぞれ形成
され、該肩部材溶着部同士が溶着されていることが望ま
しい。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】更に断熱容器の製造方法は、内容器を外容
器内に空隙部を隔てて収容し、これらを一体とした二重
壁容器を成形し、前記内容器の開口部に前記外容器の外
側面から外方へと突出した端部と、前記外容器の開口部
に、外容器の外側面から外方へと突出した端部とを溶融
接合してフランジ部を形成し、肩部材を構成する上部パ
ーツと下部パーツを、前記フランジ部を上下から挟み込
んだ状態で互いに結合させることを特徴としている。
器内に空隙部を隔てて収容し、これらを一体とした二重
壁容器を成形し、前記内容器の開口部に前記外容器の外
側面から外方へと突出した端部と、前記外容器の開口部
に、外容器の外側面から外方へと突出した端部とを溶融
接合してフランジ部を形成し、肩部材を構成する上部パ
ーツと下部パーツを、前記フランジ部を上下から挟み込
んだ状態で互いに結合させることを特徴としている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 州央 東京都港区西新橋1丁目16番7号 日本酸 素株式会社内 Fターム(参考) 4B002 AA01 AA21 BA01 BA08 BA23 BA41 CA02 CA31 CA43
Claims (4)
- 【請求項1】 内容器が外容器内に空隙部を隔てて収容
され、これらが一体となって成形された二重壁容器と、
該二重壁容器の開口部に取付られた肩部材を備え、 前記内容器の開口部に、内容器の外側面から外方へと突
出した端部が形成され、且つ前記外容器の開口部に、外
容器の外側面から外方へと突出した端部が形成され、該
端部同士は溶融接合されたフランジ部を形成し、 前記肩部材は上部パーツと下部パーツとからなり、該上
部パーツと該下部パーツとが前記フランジ部を挟み込ん
で結合していることを特徴とする断熱容器。 - 【請求項2】 前記上部パーツと前記下部パーツとを無
理嵌めにより結合させることを特徴とする請求項1記載
の断熱容器。 - 【請求項3】 前記上部パーツ及び前記下部パーツに、
該上部パーツ及び該下部パーツの嵌合時に互いに接する
肩部材溶着部がそれぞれ形成され、該肩部材溶着部同士
が溶着されていることを特徴とする請求項1又は2記載
の断熱容器。 - 【請求項4】 内容器を外容器内に空隙部を隔てて収容
し、これらを一体とした二重壁容器を成形し、前記内容
器の開口部に前記内容器の外側面から外方へと突出した
端部と、前記外容器の開口部に前記外容器の外側面から
外方へと突出した端部とを溶融接合してフランジ部を形
成し、肩部材を構成する上部パーツと下部パーツを、前
記フランジ部を挟み込んだ状態で互いに結合させること
を特徴とする断熱容器の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11059485A JP2000254017A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 断熱容器及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11059485A JP2000254017A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 断熱容器及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000254017A true JP2000254017A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13114663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11059485A Pending JP2000254017A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 断熱容器及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000254017A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108294621A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-07-20 | 浙江绍兴苏泊尔生活电器有限公司 | 电水壶 |
-
1999
- 1999-03-05 JP JP11059485A patent/JP2000254017A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108294621A (zh) * | 2017-12-26 | 2018-07-20 | 浙江绍兴苏泊尔生活电器有限公司 | 电水壶 |
| CN108294621B (zh) * | 2017-12-26 | 2023-06-27 | 浙江绍兴苏泊尔生活电器有限公司 | 电水壶 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010911 |